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善子「曜さんが私の部屋のコタツの縁をつかんで腰を振っていた」

1 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:20:22.58 ID:baVB/olo.net
曜「善子! 中に出すぞ!」ヘコヘコ

――――

善子(お茶を淹れて戻ってきたら、扉の向こうでエロスの宴が繰り広げられていた)

善子(何なの……何なのこの状況は)

善子(てゆーか、これじゃ中に入れないじゃない! 何て声かけたらいいのよ!)

――――

曜「あああ、よーしこー!」ヘコ! ヘコ!

――――

善子(ヨハネよ!)

7 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:31:16.08 ID:baVB/olo.net
(10分ほど前、善子の部屋)


曜「おじゃましまーす!」

善子「ふふふ、ようこそ堕天使の世を忍ぶ仮の住まいへ」

曜「へー、善子ちゃんの部屋ってこんな感じなんだねー」キョロキョロ

善子「ちょっと、恥ずかしいからあんまり見ないでよ!」

曜「大人っぽい小物とか、おしゃれな家具とか…なんかこう、統一感があるね!」

善子「よくぞ気づいてくれました。なにをかくそう、闇の儀式のために…」

曜「あ、でも部屋の真ん中にコタツがある!」

善子「別にいいでしょ、配信…じゃなかった、闇の儀式の間は見えない場所にずらしとくから」

8 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:33:02.72 ID:baVB/olo.net
曜「うふふ、善子ちゃん、まだ秋なのにもうコタツ出してるんだー」

善子「別にいいでしょ! 私、寒いの苦手なの!」

曜「堕天使って、寒いのには強くないの?」

善子「えーと…うん。あったたかったの。天界は」

曜「へー、天国ってあったかいんだねー」

善子「極楽というくらいだから、そりゃもう、一年中ポカポカ陽気なのよ」

曜「やっぱりヨハネ様は何でも知ってるんだね!」

9 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:34:58.36 ID:baVB/olo.net
善子「やっとわかった? 何しろヨハネときたら…」

曜「ねえねえヨハネちゃん、じつは私も寒いのすっごく苦手なんだ! だからウチももうコタツ出してるの!」ピョンピョン

善子「人の話は最後まで聞きなさいよ!」

曜「ふふーん、おそろいだね?」

善子「ふふふ、大げさね。寒がりが被ったくらいで、はしゃぎすぎよ」

曜「うっれしっいなー、おそろいで」

10 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:36:47.27 ID:baVB/olo.net
善子「どうして嬉しいのよ、そんなことが」

曜「私、最初は心配だったんだ。善子ちゃんと初めて会ったとき」

善子「何で?」

曜「ちゃんと仲良くなれるかどうか不安だったの。だってほら、善子ちゃんと私って、一見すると正反対な感じがしない?」

善子「たしかに、インドア派とアウトドア派って感じがするわね」

曜「だからね、帰りのバスが一緒だって知ったときも、どんな話をすればいいのか、最初は分からなかったの」

善子「ぜんぜんそんな風には見えなかったけどなあ…」

曜「一応、先輩だからね。積極的に話しかけようって思ったの」

善子「今はどう?」

曜「今はすごく気楽だよ。だっておしゃべりしたら分かったの。善子ちゃんが、すっごく善い子だってこと」

11 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:38:24.19 ID:baVB/olo.net
善子「…そうかな?」

曜「そうだよ。私の悩みとかも色々聞いてもらえたし、善子ちゃんの好きなゲームとか漫画の話もしてもらえた」

善子「おかげで、こうしてお互いの家に遊びに行けるようにもなったし」

曜「そう! だから私、もっともっと善子ちゃんと仲良くなって、善子ちゃんと似てるとこを見つけたいの!」

善子「ふふふ、よくそういうことが素直に言えるわね」

曜「善子ちゃんは素直じゃないよねー、ここはあんまり似てないんだよなあ」

善子「そりゃそうでしょ。堕天使と名乗るくらいだから、相当ひねくれてんのよ」

曜「えー、たまにはヨハネ様の本音が聞きたいなー」

善子「…嬉しい」

曜「あ、ごめん、小さい声でよく聞こえなかった…」

善子「嬉しいわよ。仲良くなれて、ね」

12 :名無しで叶える物語:2018/02/19(月) 23:39:35.37 ID:baVB/olo.net
曜「えへへ」

善子「頬が緩みすぎよ」

曜「ねえねえ善子ちゃん、今日はいっぱい遊ぼうね!」

善子「せっかく私の家に来たんだから、目一杯ゲームに付き合ってもらうわよ」

曜「わーい、コタツに入って、いっぱいゲームしようね!」

善子「…と、その前に、お茶を淹れてくるけど。何がいい?」

曜「いえいえ、おかまいなく!」

善子「ふふふ、遠慮しないで。紅茶でいい?」

曜「うん、ありがとう!」

善子「じゃあ、キッチンで淹れてくるから。コタツに入ってくつろいでいて」

曜「ヨーソロー!」

善子「待ちくたびれてコタツで寝ないようにね。これからいっぱい遊ぶんだから」

曜「うん、いい子にして待ってるよ!」


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