花丸「善子ちゃん大好き」

1 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:41:52.80 ID:vHeOuiAI.net

花丸「善子ちゃん、私ね、善子ちゃんの事が好きなの」

善子「だからヨハネ！って…え？」

とある日の放課後。私は花丸に告白された。

部活前の2人きりの部室。他のみんなは掃除当番やら何やらでまだ来ていない。

2 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:43:38.76 ID:vHeOuiAI.net

善子「ずら丸、今何て言ったのよ？」

嘘。ただ突然言われたのが、あまりにもあり得ない言葉だったから。

だから、きっと聞き間違いだろうと思った。そう思いたかった。

花丸「善子ちゃん、私ね、善子ちゃんの事が好きなの」

善子「…」

どうやら聞き間違いではなかったようだ。一字一句同じだ。

3 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:44:53.73 ID:vHeOuiAI.net

私は固まってしまった。花丸が私の事を好き？それは…どういう意味で？

普通に考えればもちろん友達同士の意味だろう。

Aqoursでも曜さんやマリー等は普段から恥ずかしげもなく口にする言葉だ。

花丸がすごいまじめな顔をしているような気がするがきっと気のせいだろう。

善子「ふ、ふふ。ようやく貴方もリトルデーモンとしての自我が芽生えたようね。このヨハネと上級契約を結ぶ覚悟が出来たのね
」

4 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:45:54.12 ID:vHeOuiAI.net

だから私もいつも通りのノリでかえした。

きっと花丸の事だから「あ、それは間に合ってるずら」とかいつものようにつっこむはずだ。

花丸「うん、なりたいずら。善子ちゃんのリトルデーモンに…そしたらマルの想いちゃんと受け止めてくれる？」

花丸「マルの好きはね、善子ちゃんをを愛しているってことなの。」

私の予想とは違う花丸の答え。相変わらずの真剣な雰囲気。

5 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:47:05.01 ID:vHeOuiAI.net

さすがの私も、花丸が何を言おうとしているのかがわかった。

善子「ど、どういう意味よ？ずら丸」

それでも私は気が付いていないふりをする。

信じたくなかったから。花丸が引き返してくれることを祈ったから。

花丸「善子ちゃんと一緒にいるとね、とっても楽しいずら。２人で子供みたいにふざけあったりして。

善子ちゃんと一緒にいるときは、すごく心が安らぐずら」

6 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:48:12.99 ID:vHeOuiAI.net

やめて・・・花丸

花丸「それでね、いつからか、気がついたらいつも善子ちゃんの事考えるようになってた。

善子ちゃんに会うと、いつも胸がどきどきしてた」

それ以上は言わないで・・・

善子「善子ちゃんはすごくかっこよくて。でもそれ以上に女の子らしくて。かわいくて」

花丸「善子ちゃん。マルの好きはね、そういう好きなんだよ」

7 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:49:37.25 ID:vHeOuiAI.net

花丸・・・

花丸「好きです、善子ちゃん。私と付き合ってください」

時が止まる。

ついさっきまでルビィが意外と大人な下着を履いていた、なんて話をしていたとはとても信じられないような空気が流れている。

善子「・・・冗談よね？」

ようやく口をでた言葉。

冗談ではないことなど分かっていたどこう言わずにはいられなかった。

花丸「ううん、冗談じゃないよ」

善子「いや、けどおかしいじゃない・・・私たち女同士だし」

花丸「恋愛に性別は関係ないよ」

8 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:51:20.10 ID:vHeOuiAI.net

恋愛に性別なんて関係ない・・・。漫画や小説などでよく聞くフレーズだ。

私も今の今までそう思っていた。

恋愛は自由。同性を好きになることがあっても仕方ないんじゃないかって。

でも、それはフィクションのお話の中の事で。

自分には関係のない世界のことだったから。

花丸「本気なの。本気で善子ちゃんの事が好きなの」

花丸「こんなこと言ったら善子ちゃんに嫌われるかもしれないと思った・・・でもどうしても我慢できなくなって」

どんどん小さくなっていく花丸の声。

心なしか涙声になっている気がする。

花丸「返事を・・・聞かせてほしいずら。駄目なら全然そう言ってくれていいから。

そしたら善子ちゃんの事、ちゃんと諦めるから・・・」

善子「いや・・・あの・・・その・・・」

私はさっき花丸になんて答えたんだっけ・・・？

もう、思い出せなくなってしまった。

9 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:53:10.66 ID:vHeOuiAI.net

千歌「こんちかー！」

私が返事をする前に、千歌が部室に入ってきた。すごいタイミングで入ってくる人だ。

千歌「って、あれ？どうかしたの？」

この場の空気を感じたのか、千歌が聞いてきた。

善子「！なんでもない！なんでもないわよ」

千歌「んーそう？。ってどうしたの花丸ちゃん！ なんで泣いてるの！？」

そう言って花丸に走り寄る千歌。心配そうな表情をしている。

千歌「善子ちゃんに何かされたの！？」

ひどい先輩である。

10 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:54:03.81 ID:vHeOuiAI.net

花丸「ううん。違うよ千歌ちゃん。ちょっと目にゴミが入っちゃったずら。心配させてごめんね」

涙目で笑いかける花丸。

今度は千歌は私のほうを見て言った。

千歌「善子ちゃん。本当？」

それは私を非難したり疑っている感じではなく、 純粋に花丸を心配しているようだった。

善子「・・・ホントよホント。いくらなんでも泣くことはないじゃない。ずら丸も」

最低だ。私って。

11 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 02:56:17.31 ID:vHeOuiAI.net

花丸「あはは…。ごめんね千歌ちゃん」

千歌「もう花丸ちゃんはー。はい、ハンカチ…ってあれ？ハンカチ忘れちゃった！」

花丸「千歌ちゃん、それならマルのハンカチを貸して上げるからそれをマルにちょうだいずら」

千歌「かしこーい！はい花丸ちゃん。」

花丸「ありがとう千歌ちゃん。」

千歌「あとこれはハンカチ貸してくれたお礼のハグゥ！」

花丸「それは恥ずかしいずらー！」

目の前で繰り広げられるいつもの光景。

でも、それを見ている私の心の中は、いつもと違っていた。

私は、親友のことを、「気持ち悪い」と思ってしまっていた。

12 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 03:14:30.87 ID:74Gm796r.net

ノンケ善子

13 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 03:43:51.12 ID:rvjspVaK.net

にゃんこ

14 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 04:12:43.66 ID:WhTNNxl+.net

だよね

15 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 04:41:31.55 ID:WhTNNxl+.net

ぬげ

16 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 05:10:31.73 ID:rvjspVaK.net

死ねよ

17 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 05:39:30.78 ID:rvjspVaK.net

何これ

18 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 06:07:56.93 ID:WhTNNxl+.net

すごいな

19 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 06:35:57.28 ID:WhTNNxl+.net

そうでもないよ

20 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 07:04:16.86 ID:rvjspVaK.net

あ？

21 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 07:33:05.87 ID:rvjspVaK.net

はい次

22 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 08:02:05.03 ID:11JZCiXd.net

またか？

23 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 08:31:05.41 ID:11JZCiXd.net

ワラタ

24 ：名無しで叶える物語：2018/04/13(金) 09:00:07.79 ID:11JZCiXd.net

わからん