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鞠莉が社長

915 :名無しで叶える物語:2018/07/05(木) 23:25:49.21 ID:SrB76GLW.net
鞠莉ちゃん、オークションの時の善子へのプロポーズを冗談で誤魔化してしまったことと学生時代からの善子への片想いを千歌へ愚痴る

916 :名無しで叶える物語:2018/07/05(木) 23:26:15.89 ID:hFSl0Kvs.net
決算ってなんだっけ?

917 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 00:06:17.23 ID:XSIUpxWx.net
正直ここで完結しても違和感ない

918 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 00:13:31.04 ID:FQYQIRmO.net
決算って最終回なのか
じゃあこれ無効安価かな

919 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 00:20:52.22 ID:k2NCsTkP.net
「うゆ・・・」
http://livedoor.4.blogimg.jp/kinisoku/imgs/2/3/2379a338.gif

920 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 01:26:38.21 ID:NgGjXCGi.net
というかこの後にそんなんやったら今までの話完全に茶番ですわ

921 :社長 :2018/07/06(金) 07:05:55.00 ID:kxIXs9J4.net
おはよう ごめん
次の話の安価、内容必要なかったわ
株式会社みかんの決算に絡めて最終話を書くつもり
しかしここで完結しても違和感ない、とは第十話が最終話だった、でいいってことかな?

922 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 08:27:33.94 ID:xrTXZqBX.net
終わらせなくてもええんやで

923 :社長 :2018/07/06(金) 18:39:13.17 ID:kxIXs9J4.net
設定だけばら撒いて回収してない部分が多いのは反省すべきだよな…
しかしとりあえずは一旦最終話を書く

株式会社みかんの営業成績 >>925
絶好調、好調、順調、不調、絶不調の中からいずれか

924 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 18:54:43.75 ID:B6hew+Gl.net
そうだよ

925 :名無しで叶える物語:2018/07/06(金) 18:57:26.25 ID:aX2LDd1E.net
順調

926 :社長 :2018/07/06(金) 19:02:49.39 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「ムム〜…」

ダイヤ「鞠莉さん…が…」バタン

鞠莉「ホワァッツ?!!」

927 :社長 :2018/07/06(金) 19:05:01.00 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「ダイヤ?! ダイヤ平気?! どうしたの?!」

ダイヤ「はっ。私としたことが…平気です」

ダイヤ「鞠莉さんが気難しい表情をし、ボールペンを手に会計帳簿などを眺めているものだから、あまりに驚きすぎて不覚にも倒れてしまったわ」

鞠莉「映像がないこと理解してよ…唐突に説明なくダイヤが気絶しただけだからね、今」

ダイヤ「反省するわ」

928 :社長 :2018/07/06(金) 19:08:37.17 ID:kxIXs9J4.net
ダイヤ「それで、いったい全体どうしたの? 預金残高がマイナスにでもなってましたか?」

鞠莉「通常に想定できる範囲内で可能性を検討してほしいわ。どれだけ shock だったのよ」

鞠莉「そろそろ上半期を締めるから、営業成績を振り返ってたんだけど」

ダイヤ「鞠莉さんが帳簿を?」

鞠莉「そうよ」

ダイヤ「鞠莉さん…が…」バタン

鞠莉「もういいから! 話が進まないでしょ! あと70しか残ってないのよ!」

ダイヤ「なんの数値ですか」

929 :社長 :2018/07/06(金) 19:12:43.56 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「なんというか、どうにも順調なのよね」

ダイヤ「営業成績が?」

鞠莉「営業成績が。」

ダイヤ「それは、いいことなのでは。なぜああも気難しい表情をしていたの?」

鞠莉「ンー…もちろん経営状態がよくて悪いことなんか一つもないんだけど、その……なんでかなって」

ダイヤ「なんでって…営業成績がいい理由なんか収益が費用を上回っているからに他ならないでしょう」

鞠莉「費用は掛かってるわよね」

ダイヤ「当然」

鞠莉「収益って発生してるの?」

ダイヤ「なにばかなことを。会社が事業を行なっているのだから発生しているに…………事業?」

930 :社長 :2018/07/06(金) 19:21:06.65 ID:kxIXs9J4.net
第一話! 鞠莉が(ポケットマネーで)企業を買収! 小原グループの傘下に!

第二話! お仕事発生! 果南が十千万に派遣されました!

第三話! 千歌とお茶をしました!

第四話! 函館からやってきた聖良さんを採用しました! 人件費増!

第五話! 善子と聖良が衝突! 回収未済の設定の一つですね!

第六話! 善子の家庭事情が明らかに! 全体的に見ると善子が主人公っぽい!

第七話! 梨子を採用しました! 採用したのか遊んだのか!

第八話! 果南がやらかしました! みんなでシーパラで働いたけど、収益が発生したとはとても…

第九話! 善子が冷たかった。

第十話! 花丸と鞠莉が善子を争って楽しくゲーム! 善子は策士!

931 :社長 :2018/07/06(金) 19:23:28.26 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「事業を…」

ダイヤ「収益が…」

ダイヤ「これは鞠莉さんが悩むのもわかるわ」

鞠莉「そうでしょ」

ダイヤ「でもわたくしと聖良さんで営業に出たりもしていたし、行間で色んな事業が運営されたのでしょう。きっと」

鞠莉「行間広すぎない?」

932 :社長 :2018/07/06(金) 19:26:01.51 ID:kxIXs9J4.net
??「ふふ…どうやらお悩みのようだね」

鞠莉「だ、誰?!」

ダイヤ「もしもし、株式会社みかんの黒澤と申します。ええ、敷地内への不法侵入が」

千歌「ちょっと鞠莉ちゃん今すぐその電話やめさせて」

933 :社長 :2018/07/06(金) 19:28:37.60 ID:kxIXs9J4.net
ダイヤ「またなにをしにきたのですか、あなたは」ハア…

千歌「嘘でしょ。ダイヤちゃんなんでチカにこんな冷たいの」

鞠莉「また仕事を放ったらかして遊びにきたからじゃないの?」

千歌「またって言わないで! 今日はちゃんと美渡姉にも外出許可証に決裁を貰った上でお仕事の用件で来たもん!」

ダイヤ「あら、そうなの。それは失礼したわね。お掛けなさい」

鞠莉「外出許可証」

934 :社長 :2018/07/06(金) 19:34:37.12 ID:kxIXs9J4.net
聖良「お茶です」コト

鞠莉「アリガト、せらりー♪」

千歌「やっほー聖良ちゃん!」

聖良「こんにちは、千歌さん」ペコ

千歌「う〜ん、なんだか堅いなー。他人行儀な感じがするね。もっと気軽に接してくれていいんだよ! 肩の力を抜いて!」バシバシ

聖良「ありがとうございます」

鞠莉「ちかっちー。年上よー」

935 :社長 :2018/07/06(金) 19:51:33.80 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「せっかくだからせらりーも座ったら?」

聖良「よいのですか?」

鞠莉「いいわよね、ちかっち」

千歌「うん。たくさんお話ししよう!」

ダイヤ「お仕事の用件が済んでからね」

聖良「それでは失礼します」スッ

ダイヤ「それで、今日はどんな用件で来たのかしら」

千歌「ふっふっふ…鞠莉ちゃん達が泣いて喜ぶ話をしにきたんだよ」

鞠莉「へえ。なにかしら」

千歌「ズバリ! お金の話だよ!」

ダイヤ「弊社は消費者金融ではありません」

千歌「泣いて悲しむ話をしにきたんじゃないよ!」

936 :社長 :2018/07/06(金) 23:35:15.13 ID:kxIXs9J4.net
千歌「なんと! うちからのお支払金額を引き上げることになりました〜っ!」

千歌「拍手!」パチパチパチ

聖良「は、拍手…っ」パチパチパチ

ダイヤ「……」

鞠莉「……」

千歌「あり? 鞠莉ちゃんもダイヤちゃんも、なんで無反応なの?」

ダイヤ「なんでと言われると、ねえ…」

鞠莉「ウン。そんなのこっちが聞きたいわ」

ダイまり「「なんで引上げになるの?」」

937 :社長 :2018/07/06(金) 23:41:10.12 ID:kxIXs9J4.net
千歌「うちからみかんに支払ってるお金なんか一種類しかないんだから、もちろんそれが理由でだよ」

ダイヤ「鞠莉さん…また私が知らない間になにか変な契約でも結んだのね?」

鞠莉「No, No! 誤解よ! マリーもほんとに心当たりないもの!」

ダイヤ「だったらどうして支払金額が変わる…よりにもよって引上げになどなるのですか!」

鞠莉「ちかっち! マリーが怒られるんだからあんまり意味のわからないことを持ち込まないでちょうだい!」

千歌「意味わかんないのはこっちだよ。御社から派遣していただいてる人材を評価したから引き上げるんだよ。どうしてこれを伝えるのにこんなに時間が掛かるの…」

ダイヤ「やっぱり千歌ちゃんは遊びにきたのね。冗談を思い付いたから来たのでしょう」

鞠莉「でもちょっと信憑性が低くて…面白くはあるけど冗談としては弱いわよね」

千歌「冗談じゃないっつってんだろ! なんで二人の中で果南ちゃんの評価最低方向に振り切ってんだよ! 信頼なさすぎだろ!」

938 :社長 :2018/07/06(金) 23:45:41.50 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「果南の評価が上がるほうが冗談じゃないわよ! あのノーキンちゃんが貴社に貢献してるとでも言うのかしら?!」

千歌「言うよ! 凄いんだよ果南ちゃん! うちのマスコットを完全に飼い慣らしたんだから!」

ダイヤ「マスコットってしいたけさん? 有り得ないわよ、果南さんに飼い慣らせる生き物なんて海洋生物…中でもナマコかウニくらいのものです」

聖良「果南さんはうちの従業員なんですよね…?」

千歌「ちなみに果南ちゃん一緒に来てるからね今」

ダイまり「「え」」

果南「よ。ここで会うのは久し振りだね。たいそう評価されてるようで嬉しいよ」ノ

939 :社長 :2018/07/06(金) 23:50:10.07 ID:kxIXs9J4.net
鞠莉「ハァイ、果南! いつ以来かしら、水族館ぶりかしらね! んもう、いつ見たって very cool なんだからあ♡ お仕事で貢献してくれるのは嬉しいけど、これじゃ同じ会社にいる意味がないってものよね。マリー寂しい!」

聖良「光の速さで物凄い媚びの売り方をなさいましたよ?!」

ダイヤ「鞠莉さんはああいう方です」

千歌「そして」

果南「へー、そっか。それは嬉しい限りだよ。ところでね鞠莉、私初めて『辞表』とやらを書いてみたんだけど」ゴソゴソ

鞠莉「Nooooooooo!! 果南、Nooooooooo!! 悪かったわ! ごめんなさい! マリーが悪かった!!」

千歌「基本的には微塵も通じないんだよ」

聖良「なんだか憐れですね…」

940 :社長 :2018/07/06(金) 23:54:45.91 ID:kxIXs9J4.net
ダイヤ「さてと」ガタ

千歌「あれ? ダイヤちゃん、どこか行くの?」

ダイヤ「いいえ」

聖良「お茶なら私が」

ダイヤ「ありがとう、でも結構よ」

ダイヤ「私も媚びを売ってくるだけだから」

ダイヤ「んまーっ果南さん! 少し見ない間に随分と逞しくなって、いっそう頼りがいがあるようになりましたわね! 今や当社の顔と言っても過言ではないわ! いいえむしろ果南さんの顔こそが当社だとすら言えるくらいね!」

果南「あはは、面白いこと言うじゃん。でも残念だなー、私明日から十千万の契約社員になるんだよねー」アハハ

ダイヤ「んま―――――っ!!」

聖良「大丈夫なんですかこの人達」

千歌「いつも通りだよ」

941 :社長 :2018/07/07(土) 00:03:07.92 ID:tyLno/kt.net
ダイまり「「本人がいないと思って失礼なことを言って大変申し訳ありませんでした」」

果南「私がいないとこでなら言っていいなんて言ってないからね」

千歌「まあまあ、果南ちゃん。それくらいに」

果南「いやでもこんなこともあろうかと辞表とやらは本当に用意していて」スッ

ダイまり「「ひいいいいいっ」」ガタガタ

千歌「か、果南ちゃん…ほんとそれくらいにしてあげて…」

942 :社長 :2018/07/07(土) 00:06:11.32 ID:tyLno/kt.net
鞠莉「冗談よね? 冗談なのよね? 明日から十千万で契約社員になっちゃわないわよね?」

果南「ならないよ。私は株式会社みかんで鞠莉とダイヤと働くって決めたんだから」

鞠莉「かなぁん…♡」チョローン

千歌「鞠莉ちゃん誰にでもときめくな」

ダイヤ「しかし、果南さんを連れてきているということは、その…本当なのね…」

果南「あ。ダイヤまだそういうこと言うんだ」

ダイヤ「いえそういうつもりではなく!」

943 :社長 :2018/07/07(土) 00:12:51.51 ID:tyLno/kt.net
ダイヤ「なんというか、嬉しいものだなと思いまして。もちろん果南さん個人の頑張りが評価されてのことだとはわかっているけれど、自社から派遣した人材がこうしっかり評価されるというのは」

果南「まあね。少しは見直した?」

ダイヤ「ええ。とっても」

果南「いひひ…やったね」v

聖良「あ、その、遅ればせながら…」

果南「おっ、そうだね。挨拶がまだだったね。話はたびたび聞いてるよ」

聖良「経理職としてお世話になっています、鹿角聖良です」

果南「せらりー」

聖良「聖良です」

944 :社長 :2018/07/07(土) 00:27:26.13 ID:tyLno/kt.net
果南「私は松浦果南。よろしくね」

聖良「よろしくお願いします」ペコ

果南「いい子だなあ。なんでよりにもよってこんなとこに来たのさ」

鞠莉「こんなとこって」

果南「だって沼津だよ? 東京でも大阪でもよかったのに」

聖良「それは、私がみかんを」

鞠莉「うふふ…なにを隠そうせらりーは、みかんが大好きだから名前に惹かれてマリーの会社に来てくれたのよ」

果南「はあ? なに言ってんの、そんなんで就職先決める人なんかいるわけないでしょ」

聖良「………修学旅行でこの辺に来たことがあっていいところだなと思ってたんです」

果南「ほらー」

鞠莉「あれえ?! せらりー?!」ガーン

945 :社長 :2018/07/07(土) 00:30:55.30 ID:tyLno/kt.net
意外といつでも終わらせられる流れになった
なんか差し込んでほしいシーンとかあれば適当に書いてくれたら拾うかもしれない

946 :社長 :2018/07/07(土) 00:36:17.08 ID:tyLno/kt.net
ダイヤ「そろそろ元の話に戻るけれど、つまり千歌ちゃんは派遣契約内容の更新に来たってことね?」

千歌「そういうことだね!」

鞠莉「更新契約書を交わすのね。書類どこだったかしら〜」ガサゴソ

聖良「私、場所わかりますよ。取ってきます」

鞠莉「アリガト、せらりー」

ダイヤ「そう急がずとも、あと半年で自然に契約見直しなのに」

千歌「そうなんだけどね。評価を正当に反映しないまま半年間使用するのはってことになってさ」

鞠莉「なんていい取引先なのかしら…」

947 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 00:36:38.92 ID:WoNibiQD.net
お休みの日が被った千歌ちゃんルビィちゃん

948 :社長 :2018/07/07(土) 00:39:41.60 ID:tyLno/kt.net
果南「ってか、私一年間の契約で派遣されてたの?」

鞠莉「送り出す前に伝えたじゃない」

果南「いやあ。この前チカに『十千万からの派遣依頼はクリア』って言われたから、てっきりここでお役御免なのかと思ってたよ」

千歌「まさか! 果南ちゃんなら人となりもわかってるし、戦力にもなるし、雇い上げしてもいいくらいだよ」

果南「あと二年半!」

ダイヤ「真剣に検討しないでください」

949 :社長 :2018/07/07(土) 00:43:49.55 ID:tyLno/kt.net
聖良「書類お持ちしました」

鞠莉「さすが、お仕事が早いわね♡ なんなら更新手続きもやってみましょうか」

聖良「いいんですか? 私なんかが」

鞠莉「いいのよ! 少しずつできること増やしていかないとね」

ダイヤ「半年も真面目に働いてくださってるんだもの。もう聖良ちゃんのことはすっかり信用しているのよ」

果南「果南ちゃんのことはさっぱり信用してないけどね」

ダイヤ「言われてますわよ鞠莉さん」

果南「あなたもだよ」

950 :社長 :2018/07/07(土) 00:48:02.16 ID:tyLno/kt.net
鞠莉「それじゃ更新内容の打合せを…」

千歌「はーい」

ダイヤ「果南さん。せっかくですから、少し散歩にでも行きますか?」

果南「お、いいね。行こっか」

ダイヤ「私達は少し出てくるわね。ついでにお昼も買ってくるから、決めたらメッセージを送っておいてちょうだい」

聖良「ごはんなら作りますよ」

ダイヤ「人数が多いから、今日は平気ですわ。ありがとう」

ダイヤ「それでは行きましょうか」

果南「うん♪」

951 :社長 :2018/07/07(土) 00:50:26.76 ID:tyLno/kt.net
〜散歩中〜

ダイヤ「千歌さんのところでのお仕事はいかがですか?」

果南「毎月報告書あげてるじゃん」

ダイヤ「なにが書いてあるかわからないもの。雑すぎて」

果南「お堅い文書なんか書けないからね」

ダイヤ「フォーマットを渡したでしょう」

果南「なくしちゃった」

ダイヤ「なくしちゃったのなら言いなさい」

952 :社長 :2018/07/07(土) 00:57:13.70 ID:tyLno/kt.net
果南「そっちこそどうなのさ。半年もあれば色んなことがあったでしょ」

ダイヤ「ええ、まあ」

ダイヤ「鞠莉さんは主に遊んでいたけれど」

果南「でも会社は調子いいんでしょ? 普段ふざけてるからわかりづらいけど、やっぱり腕はいいんだよ鞠莉は」

ダイヤ「私は鞠莉さんが私財を投じているのではないかとひやひやしているのよ…」

果南「あはは。いくら鞠莉でもさすがにそれは、……まあ、なくはないか…」

ダイヤ「ですよね…」

953 :社長 :2018/07/07(土) 01:01:39.42 ID:tyLno/kt.net
ダイヤ「鞠莉さんが始めようと言って、私がついてきて」

ダイヤ「すぐに果南さんが駆け付けてくださって、聖良ちゃんと、梨子さんも一員になって」

果南「チカとは取引先の関係になって、私からしたら上司になったり、曜と善子と一緒に水族館で働いたり」

ダイヤ「花丸さんともついこの間なにやら激しい遊び方をしたようよ」クスッ

果南「あれ、その話知ってたんだ。てっきり鞠莉が隠し通してるもんだと」

ダイヤ「こってり搾ったわよ」

果南「うへえ…」

954 :社長 :2018/07/07(土) 01:03:36.46 ID:tyLno/kt.net
果南「そういや、ルビィはどうしてるの? 私はこっちに戻ってきてから見かけてないんだけど」

ダイヤ「あの子は…ふふ、まあ。いずれ会うと思いますわよ」

果南「ふうん? なら楽しみにしとこっと」

サク… サク… サク…

ザァァ… ザァァ… ザァァ…

955 :社長 :2018/07/07(土) 01:08:39.52 ID:tyLno/kt.net
果南「…劇的なことはなにもないんだ」

ダイヤ「劇的なことって、例えば?」

果南「会社が絶不調で倒産するとか」

ダイヤ「縁起でもないことを言わないでください」

果南「全員集合してまたなにか凄いことをやってのけちゃうとか」

ダイヤ「…」

ダイヤ「そうね。そういうのはないわね」

果南「ないんだ」

956 :社長 :2018/07/07(土) 01:11:52.41 ID:tyLno/kt.net
ダイヤ「私達の日常が続いていくだけ。それがきっと、みんながなにより望んでいることですもの」

果南「そっか。そうかも」

ダイヤ「だから、終わりはこれでいいのよ。なにもなくていい。日常でいい」



ダイヤ「聖良ちゃんから。お昼ごはんのリクエストが決まったようですわ」

果南「んじゃ、コンビニ寄って帰ろっか」

ダイヤ「ええ。帰って、続けましょう」


ダイヤ「私達の日常を」


最終話
私達の日常


957 :社長 :2018/07/07(土) 01:12:36.87 ID:tyLno/kt.net
おまけでルビィと千歌を書こう
ルビィ出してあげられてなかったからな、ちょうどよかった

ルビィのお仕事 >>959

958 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 01:49:45.93 ID:WoNibiQD.net
した

959 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 01:56:12.94 ID:2/e6bHg3.net
スーパーのバイト

960 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 01:56:44.84 ID:qDmj6jmx.net
十千万で一時働いているけどデザイナー志望でそちらのお勉強もしてる

961 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 02:45:36.51 ID:XgpscB37.net
バイト生活?まさか

962 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 02:54:59.96 ID:SVxM7KR/.net
名家のお嬢様がフリーター生活…

963 :名無しで叶える物語:2018/07/07(土) 22:50:35.99 ID:Pl4s5ngd.net


964 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 06:54:12.70 ID:sj3bqF0n.net


965 :社長 :2018/07/08(日) 16:38:13.89 ID:mIg/sOty.net
ピンポーン

タタタ… ガチャ

曜「ちかちゃん! いらっしゃい」

千歌「やっほー、よーちゃん。おはよう!」

曜「うん。ほんとに早いね。始バスで来たでしょ、これ」

千歌「うん!」

曜「いいんだけどさ。私起きたばっかりでこんなだよ」ダラー

千歌「あはは、いいよそんなの。今さらオフのよーちゃんなんか気にならないよ」

曜「ま、それもそっか。入って入って」

千歌「おじゃましまーす」

966 :社長 :2018/07/08(日) 16:45:24.11 ID:mIg/sOty.net
千歌「久し振りによーちゃんの部屋来た〜」

曜「いつぶりだっけね。一昨年の年越しに泊まりにきて以来だっけ」

千歌「そんなに経つんだね。社会人になっちゃうと、近くにいてもなかなか会わなくなっちゃって寂しいね」

曜「私もちかちゃんもカレンダー勤務じゃないもんね。でも最近は鞠莉ちゃんのとこでよく遊んでるんでしょ?」

千歌「遊んでないから! 鞠莉ちゃん達の言うことを真に受けないで!」

曜「いいじゃん。私も顔出したいとは思ってるんだけど、なかなかね〜……ありゃ」

千歌「どーしたの?」

曜「飲み物とかなにもなかったなーって」

千歌「買いにいく?」

曜「そうだね。早いうちに行っちゃおっか。あーでもこの時間だとあそこ開いてないしなー……あ、そうだ」

曜「ちょっと歩くけど、いい?」ニシシ

967 :社長 :2018/07/08(日) 16:49:08.95 ID:mIg/sOty.net
〜某スーパー〜

千歌「おー、こんなところあったんだ!」

曜「こっち側ってあんまり来ないから知らなかったでしょ。ここ卸もやってるらしくてさ、早くから開いてるんだよね」

千歌「さすが、沼津駅周りはよーちゃんのほうが断然詳しいよね。でも飲み物買うだけなら、別にセブンでもよかったのに」

曜「にしし…買い物だけならね」

千歌「他になにかあるの?」

曜「今日はいるかなーっと…」キョロキョロ

曜「………お、いた!」

千歌「店員さん?」

曜「行こ、ちかちゃん」グイ

千歌「え? え?! なんで?! 誰?!」アワワ

968 :社長 :2018/07/08(日) 16:53:02.51 ID:mIg/sOty.net
曜「お〜い!」タタタ

??「ん…あ、曜ちゃん。おはよう」

曜「おはよ! それと、ほら!」グイ

千歌「わわっと…えええ、なになに??」

??「あ…」

千歌「え、その、あの、おはようございます…」

??「…おはようございます」ニコッ

千歌(よーちゃん?! なんなの?!) ヒソ

曜「そんな緊張しなくていいじゃん。相変わらず可愛いでしょ。スーパーにこんな可愛い人がいたら目立つよね〜」

千歌(か、わいいけど…だからなに?!) ヒソ

千歌(…相変わらず?)

?? ニコニコ

曜「にししっ」ニコニコ

969 :社長 :2018/07/08(日) 16:54:21.17 ID:mIg/sOty.net
千歌 ジーッ

?? ニコニコ

千歌 ジーッ

?? ニコニコ

千歌 ジーッ

?? ニコニコ

千歌 ジーッ

?? ニコニコ

千歌 ジーッ

曜「いや、もういいでしょ。二人とも根気強いな」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)


970 :社長 :2018/07/08(日) 16:59:04.84 ID:mIg/sOty.net
千歌「だめだ、わかんない。チカの知ってる人? 浦女のコ?」

曜「だってさ。ちかちゃんは薄情だね」

??「ふふ。そんなこと言って、曜ちゃんだって最初は全然わかってくれなかったくせに」

曜「だって変わりすぎだもん! 髪が真っ黒な時点でまさかだし、髪型だってストレートになってるし!」

千歌「髪ィ…? え、そんな特徴的な髪だったコなの?」

曜「あれやったげてよ」

??「うん」スイッ ←ツインテ

千歌「え…」キョトン

千歌「え?! え…………え?!」

曜「言語能力どこに置いてきたの」

千歌「ルビィちゃん……なの?」ポカン…

ルビィ「久し振りだね、千歌ちゃん♪」

千歌「ええええええ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

971 :社長 :2018/07/08(日) 17:05:32.77 ID:mIg/sOty.net
千歌「驚いたー!!」

千歌「髪染めたんだ! 伸ばしたんだ! ストレートにしたんだ!」

ルビィ「曜ちゃんと全く同じ反応じゃん。みんなわたしのこと髪で認識してたの?」

曜「そういうわけじゃないけどさー。やっぱあの真っ赤の髪って目立ってたよ」

ルビィ「あと染めたっていうか、こっちが地毛だよ」

千歌「そうだったの?!」

ルビィ「あんな髪色の人、産まれないからね」

千歌「おとなしいカオして結構攻めてたんだね」

ルビィ「お姉ちゃんとの差別化をね」

曜「キャラで十二分にできてたと思うけど」

972 :社長 :2018/07/08(日) 17:08:28.75 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「千歌ちゃんはご実家で今は女将さんなんだよね。で、よく鞠莉ちゃんのとこで遊んでるとか」

千歌「だから遊んでないよ! それ情報源どこなの?! よーちゃん?!」

曜「たぶん花丸ちゃんと善子ちゃんじゃない?」

ルビィ「正解」

千歌「ちくしょーっ!!」

973 :社長 :2018/07/08(日) 17:12:07.70 ID:mIg/sOty.net
千歌「ルビィちゃんもこの辺に住んでるの? 一人暮らし?」

ルビィ「ううん。実家にいるよ」

千歌「へ? 実家って黒澤邸のこと?」

ルビィ「その呼び方は知らないけど、案内所のとこの。高校の頃のままだよ」

千歌「そうなの?! だって最近全然見かけなかったし、てっきり家出たんだと思ってた!」

ルビィ「それは、まあ…」

曜「この髪だから、ねえ」

千歌「…チカが気付いてなかっただけ?!」

ルビィ「わたしはたまに見かけてたし」

千歌「声かけてよ!」

974 :社長 :2018/07/08(日) 17:16:45.22 ID:mIg/sOty.net
店員「黒澤さーん。鮮魚のほう見にいってくれるー?」

ルビィ「あ、はーい。じゃあ曜ちゃん、千歌ちゃん。またね」タタタ…

曜「ばいばーい、お仕事頑張ってね〜」ノシ

千歌「…こくざわさんって誰?」

曜「身元がバレると面倒くさいから偽名で勤めてるんだって」

千歌「やっぱり攻め方すごいな」

千歌「…ね、よーちゃん」

曜「ん?」

千歌「よーちゃん家って、三人くらい寝れるよね」

曜「布団一つしかないけど、別に広さでいえば寝れると思うよ。………え、まさか」

千歌「とーぜんっ!」

975 :社長 :2018/07/08(日) 17:20:50.77 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「おじゃましまーす」

千歌「ようこそ! 入って入って!」

曜「ちかちゃん、ここウチね。定番だけど」

ルビィ「曜ちゃん一人暮らしなんだね。ご実家引っ越したの?」

曜「ううん、変わらず狩野川のとこだよ。ただね、専門に通うときに一人暮らし始めてからさ、なんかまた実家に戻るって気持ちでもなくなってね」

千歌「もったいない…家賃とか高いでしょ…」

曜「その分、自由だからさ。釣り合いは取れてるよ」

千歌「そんなもんかなあ」

976 :社長 :2018/07/08(日) 17:24:50.76 ID:mIg/sOty.net
曜「今日の今日で泊まりなんて大丈夫だった?」

ルビィ「うん。やることに穴さえあけなければ、そこら辺はなにも言われないんだよ」

ルビィ「ね。寝っ転がっていー?」

曜「へ? いいけど」

ルビィ「うあ〜っ」ゴロン

千歌「だいぶ疲れてるの?」

ルビィ「結構ねー…ウチだとお母さんの目が厳しくてなかなか気ィ抜けないから」グテー

曜「やっぱり大変? あ、ビールでいいよね」

ルビィ「ビールだいすき。大変だよー…もー…」

千歌「ルビィちゃんがお酒を呑むのか…」

ルビィ「大人ですから」トプトプ

977 :社長 :2018/07/08(日) 17:27:54.59 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「みんなついだ?!」

千歌「手酌」

ルビィ「お酌し合うのとかは寄り合いだけでお腹いっぱいだから。全員手酌で」

曜「遠慮し合う仲じゃないしね。りょーかい」トプトプ

千歌「しばらく見ない間にややスレたね」

ルビィ「喉が潤ったら話すから」

千歌「はい」トプトプ

曜「じゃ、う〜ん…CYaRon!同窓会ってことで」

ようちかルビ「「「かんぱ〜〜〜い!!」」」チーン

978 :社長 :2018/07/08(日) 17:31:12.92 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「んぐっ…ん…ん……っ」ゴッキュゴッキュ

ルビィ「くあーっ! ビールぅ!」プハーッ

曜「ぷへあ〜〜〜っ!」

千歌「ぷはー」

ルビィ「この瓶貰っちゃっていい?」トプトプ…

曜「速い」

千歌「これは後で買い出しが必要になる予感」

979 :社長 :2018/07/08(日) 17:35:30.83 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「曜ちゃん達、何杯目からお酒?」チラッ

『梅乃宿』ドン

曜「いつでもいいよ」ゴクゴク

千歌「少しなんか食べてからにしない?」

曜「おっ、待ってました!」パチパチ

ルビィ「いよっ!」パチパチ

千歌「はあ?! なにその流れ?!」

曜「言い出した責任だよね」

ルビィ「キッチン自由に使っていいから」

曜「その許可は私が出すやつね。もちろんいいけど」

千歌「ちぇー、もーっ! 簡単なやつしか作らないからね!」スタスタ

曜「行動が早くなったねえ」

ルビィ「女将さんだもんねえ」

980 :社長 :2018/07/08(日) 17:41:48.97 ID:mIg/sOty.net
トントントン カッカッカッカッ ジュージュー チャッチャカ

千歌「はいできたよ…ってちょっと! なんでもうお酒あけてるの?!」

ルビィ「だって曜ちゃんがいつでもいいって言ったから」キュ

曜「押し負けました」キュ

千歌「それならチカはなんか食べてからって言ったじゃん! そんなことするならこれみんなチカ一人で食べちゃうからね?!」

ルビィ「だめ〜! ね、千歌ちゃん。お酌するから。座って座って」

千歌「手酌でって言ってなかった?!」

千歌「…もう、まったくー」

ルビィ「えへへ。ゆるして?」

千歌「はいはい」

981 :社長 :2018/07/08(日) 17:44:31.19 ID:mIg/sOty.net
曜「なに作ってくれたの?」

千歌「こんな感じ」コト

 生ハムユッケ

 アボカドとツナのディップとフランスパン

 味付けもやし

ルビィ「わあ…♡」

曜「今の短時間でこれだけ。かなりの手際だね」

千歌「お客さんによく付き合ってって言われるからね。まさか美渡姉達に作ってなんて言えないし」

ルビィ「千歌ちゃんも苦労してるんだねえ」モグモグ…

千歌「あのルビィちゃんチカのお酌は」

982 :社長 :2018/07/08(日) 17:49:32.81 ID:mIg/sOty.net
千歌「くう〜っ」←曜についでもらった

曜「お、いい呑みっぷり」

千歌「友達と呑むお酒は美味しいよねえ」

ようルビ「「それは間違いない」」

千歌「それにしても、曜ちゃんはまだしもルビィちゃんとお酒を呑む日が来るなんてね。あの頃は考えもしなかったねー」キュ

曜「私はともかくなの?」

千歌「曜ちゃんはパカパカ呑みそうなイメージあったから」

曜「子どもの頃から?」

千歌「子どもの頃から」

ルビィ「わたしは付き合いが多いから…っていうので、お母さん達に慣れさせられたんだあ」

983 :社長 :2018/07/08(日) 17:54:15.18 ID:mIg/sOty.net
曜「…ルビィちゃん、黒澤家を継いだんだっけ」

千歌「えっ」

ルビィ「決まったってだけだよ。まだお母さんが当主だから」

千歌「ダイヤちゃんじゃなくて?!」

ルビィ「うん。だって、お姉ちゃん鞠莉ちゃんと会社始めたし」

千歌「あ、確かに…」

曜「だいぶ揉めたんだよね」

千歌「姉妹喧嘩?」

ルビィ「ううん。お姉ちゃんとお母さんが。跡取りの自覚を持ちなさいって怒られて、自分の人生を歩ませてって反論して…って感じ」

曜「結局ルビィちゃんがその席に座るからってことで話がまとまったんだってさ」

千歌「ええー…そんなことになってたんだ…全然知らなかった…」

984 :社長 :2018/07/08(日) 17:58:58.63 ID:mIg/sOty.net
千歌「こんなこと聞くのもだけど、その…ルビィちゃんはそれでよかったの?」

ルビィ「んー…」

ルビィ キュ

ルビィ「まあ、別によかったよ」

985 :社長 :2018/07/08(日) 18:06:37.01 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「わたしもやりたいことはあったけど、それを仕事にしたいとまでは思ってなかったし…あ、デザイン系のことね」

ルビィ「たまに昔を思い出してデザインしてみたり服作りしてみたりするだけで満足だし、それに…」

ルビィ「お姉ちゃんが、自分の気持ちを言ったから」

千歌「自分の気持ちを?」

ルビィ「うん。物心がついたときからうちの次代はお姉ちゃんに決まってて、お母さん達の期待に応えるためにお姉ちゃんは習い事とか寄り合いとかに時間を割いて、大切な十代の青春をほとんど自分のためには使えなかった」

ルビィ「そんなお姉ちゃんが、これだけは絶対に譲りたくないんだって…泣いたの」

ルビィ「そしたらね、わたし自分でもびっくりするくらいあっさり、『あ、じゃあわたしが継ごう』って思ったんだ」

986 :社長 :2018/07/08(日) 18:11:13.21 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「もういい年齢でさ、今から跡継ぎの交代なんて誰も考えてなかったから…すごく揉めたんだけどね」

ルビィ「わたしが追い出したんだ。お姉ちゃんを、実家から」

曜「追い出した…」

ルビィ「じゃないと、きっとお姉ちゃんもお母さんも、苦しかったと思うから」

ルビィ「お姉ちゃんが出ていったことで、お母さんも吹っ切れたみたいで。今ではわたしがゴキゴキしごかれてるよ」

ルビィ「あ〜〜〜、こんなことなら昔から稽古みんなお姉ちゃんに押し付けないで少しくらいやっとくんだったな〜〜〜」キュッ

千歌「押し付けてたの」

987 :社長 :2018/07/08(日) 18:16:18.63 ID:mIg/sOty.net
曜「みんな、それぞれ苦労してるってことだよ」キュ

ルビィ「そういうことだね」

千歌「あれ? じゃあルビィちゃん、なんでスーパーで働いてるの?」

ルビィ「ずっと家にいるの息苦しいんだもん」

千歌「それだけ?!」

ルビィ「あと自由なお小遣いほとんどくれないから」

千歌「それは重要だね」キリッ

988 :社長 :2018/07/08(日) 18:29:45.30 ID:mIg/sOty.net
ルビィ「でも日中は稽古が多いからさ、朝イチとか深夜しか入れなくって…バスもないから自転車だし、結構大変なんだよ」

千歌「わざわざこの辺まで来てるのは?」

ルビィ「内浦だと一発で気付かれるからね。この辺なら、まだなんとかごまかせるし」

千歌「ほえ〜…それじゃ、次の日が早かったり帰りが遅かったりする日はここに泊まりなよ」

曜「そうだね。女性一人で暗い道を行くのは危ないし…って、え?」

ルビィ「えっ、いいの?! わあ、助かるびぃ!」

千歌「いいってことよ! CYaRon!の仲間なんだからね!」

曜「ちょ、待っ…ここってここのことだよね?! ウチのことだよね?!」

ルビィ「うわあ、持つべきものは友達だねえ」

千歌「困ったときはお互い様だねー!」

曜「いや! ねえ! 一方的に私が提供してませんか?!」

989 :社長 :2018/07/08(日) 18:36:27.74 ID:mIg/sOty.net
千歌「よーちゃん」

曜「え、なに…」

千歌「知らない相手じゃないんだよ。ルビィちゃんなんだよ」

曜「や、うん…」

千歌「よーちゃんの懐の広さ、チカ達が誰よりも知ってるから」ポン

曜「いいよ?! いいんだけどね?! ちかちゃんが許可したことが唯一釈然としてないだけでね?!」

千歌「よーし! 今日は呑むぞーっ!」

ルビィ「おーっ!」

曜「うおおおおおおっ、もおおおおおおっ!!」

曜「今夜は寝かさないからね――――――っ!!」


おまけ
esculent YOU


990 :社長 :2018/07/08(日) 18:37:20.53 ID:mIg/sOty.net
終わった〜
人のスレを乗っ取って最後まで走ってしまった

991 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:37:50.03 ID:ytoODf6o.net


992 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:37:57.11 ID:QcxBlaa1.net


993 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:04.02 ID:2vnLiz4B.net


994 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:11.69 ID:qr+fR7rB.net


995 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:18.84 ID:ywGQr/un.net


996 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:25.80 ID:zN1ZYkTK.net


997 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:33.43 ID:GtgA9psg.net


998 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:40.41 ID:BfbVdLmW.net


999 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:47.75 ID:m42WSlsw.net


1000 :名無しで叶える物語:2018/07/08(日) 18:38:54.66 ID:NLjRR9TX.net


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