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にこ「燃えるようなアバンチュール」真姫「うすい胸を焦がす」

1 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 19:55:15.60 ID:jf+iEfEK.net
〜夏休みの部室〜


にこ「あっつ…」


真姫「言わないで、余計暑くなるわ…」 


にこ「なんで誰も来ないのよ…」


真姫「さっき自分で言ってたじゃないみんな急な用事が出来たって…」


にこ「プール楽しみにしてたのに…」


真姫「子供ね」


にこ「もう浮き輪を膨らませてる誰かさんには言われたくないわねぇ」


真姫「こ、これは和木さんが勝手にッ///」


真姫「そっちこそ制服の下にもう水着着てるくせに…」


にこ「きょ、今日はもう練習しないとおもったのよ;」

2 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 19:55:58.53 ID:jf+iEfEK.net
真姫「プールに着いてから着替えればいいじゃない」


にこ「暑いから1秒でも早くプールに飛び込みたかったのよ!///」


真姫「やっぱり子供ね」


にこ「暑いんだから仕方ないでしょー!暑いからみんなプールに行くのよぉ!」


真姫「だから暑い暑いって言わないでッ!」


にこ「あんたこそ暑い暑い言ってるじゃない!」 


真姫「…」アセダク


にこ「…」アセダク


真姫「やめましょ…不毛だわ…」アセダク


にこ「止める人居ないから終わんないわね…」アセダク



にこ真姫「はぁ…」アセダク

3 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 19:57:35.92 ID:jf+iEfEK.net
〜少し前〜

カチャ


真姫「おはよう、あら?まだにこちゃんだけ?」


にこ「そうよ、みんなゆっくりしてるわねぇ」


にこ携帯:ハーッブレイクッ!


にこ「あら絵里だわ?」


にこ「もしもーし」


絵里『にこっおはよう!』


にこ「はいはいおはよっ、なにどうかしたの?」


絵里『それなんだけどね…実はロシアのおばあ様が急に日本にいらして…』


にこ「えええっ?!おばあ様が?!」


絵里『そうなの、それで今日の朝練とプールは行けそうにないの…』


にこ「そ、それは滅多に会えないしちゃんとおばあちゃん孝行しときなさいよね」


絵里『ありがとうにこ、他のみんなにも伝えておいて。お願いね』


にこ「分かったわ、また今度話しきかせないさいよ」


pi


真姫「エリーは来られないの?」


にこ「ロシアから急におばあちゃんが遊びに来たんだって」


真姫「ホントに急ね…」


にこ「前に聞いたんだけど絵里のおばあちゃんって穂乃果に性格が似てるって言ってたからね〜、お茶目で驚かせようとしたんじゃないかしら」


真姫「穂乃果ならやりかねないわね」

4 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 19:58:51.62 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:しーんじてーこーころの純愛レーンズでー!


にこ「は?今度は希?、なにどーしたのよ」


希『あ、にこっち?…いきなりごめん今日の練習とプール行けなくなったんよ…』


にこ「はあっ!?あんたもなの?」


希『も?他にも行けない子がおるん?』


にこ「絵里のやつがね急にロシアのおばあちゃんが遊びに来たんですって」


希『へぇ!絵里ちのおばあちゃん会ってみたいなぁ、っと脱線してた実はウチも似たような理由なんよ……』


にこ「なによ?」


希『…お父さんとお母さんが朝急に押しかけて来てな…、旅行に行こうって言うんよ…』


にこ「え?、あんたのご両親ってめちゃくちゃ忙しいんじゃなかったの?」


希『…うん、せやから休みが取れるか分からないから連絡もなにもしなかったんだって…』


にこ「やったじゃない!あんた家族で旅行とか行ったこと無かったんでしょう?!」


希『…で、でも急過ぎるし先にみんなと約束してたし……』


にこ「プールくらいまた行けるでしょ!夏休みだって始まったばっかりなんだから、そっちは次はいつあるか分からないんだし行って来なさい!」


希『ありがとにこっち…、お土産期待しててな振り回された分ウンと高くて美味し物買って貰うのだ!』


にこ「期待してるわよ!、気を付けなさいねー」

pi


真姫「希もなの?」


にこ「そうよでも良かったわ、ご両親と仲が悪い訳じゃなかったのね」


真姫「希って落ち着いてるけどやっぱりパパやママに会いたいわよね…」


にこ「そりゃそうよ親が嫌いな子なんていないし子が嫌いな親なんていないのよ」

5 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:00:14.24 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:そーしてーわーたしーたーちはーめーぐり合うー♪


にこ「はいはい、今度は海未ね」


海未『もしもし、にこですか?』


にこ「みんなのアイドル♡にこにーだよ〜☆」


海未『おはようございます、突然で申し訳ないのですが…』


にこ「申し訳なく思うならスルーしないでちょうだい…」


海未『今日の練習とプールなのですが…』


にこ『はいはい、来れなくなったんでしょ?』


海未『はい…、実は母上の日舞の公演に弟子として着いて来いと言われまして…』


にこ「ってホントにこれないのね…、口ぶりからすると有無言わさずって感じ?」


海未『ええ…ちょうど母上のお付きのお弟子さんが体調を崩されてしまって、普段μ'sの活動を黙認してもらっていますし師匠の命には逆らえません…』


にこ「あんたも苦労してるわね、残念だけど今日はそっちのお勤めをきっちり果たしなさい」


海未『ありがとうごさいますにこ、この埋め合わせはまた‪後日‬』


にこ「はいはい気にしなくて良いっての仲間でしょ、じゃあがんばってね」


pi


真姫「今度は海未?」


にこ「弟子としてお母さんの公演に着いて行かなくちゃいけなくなったんですって」


真姫「家元の娘も大変ね、うちも病院関係で挨拶したりお付き合いがあるからなんとなく分かるわ…」


にこ「家業があるうちは大変ねぇ」

6 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:08:25.67 ID:A9StWWWA.net
続きはよ

7 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:15:49.19 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:やんやんっ!遅れそーおですー、たいへんっ駅までだっしゅ!


にこ「今度はことりぃ〜…?」


ことり『にこちゃ〜ん!』


にこ「はいはい、プリティにこちゃんですけどー」


ことり『うえ〜ん今日行けなくなっちゃったのっ…』


にこ「あんたはどうしたのよことり」


ことり『前に留学のお話でお世話になった方が日本に来てて偶然時間が取れたからご挨拶に行くことになったの…』


にこ「あちゃ〜あんたそれドタキャンしたヤツよね…」


ことり『そうなの、だからどうしても直接謝っておきたくて…』


にこ「偉いわね、ちゃんと謝って来なさい」


ことり『うん、だから今日はお休みしますごめんねっ』


にこ「わかったわ、こっちも欠席が多くなったから気にせず行って来なさい」


pi


真姫「今度はことりなのね」


にこ「まぁだいたい聞いてたと思うけど留学の件でちゃんと謝りに行くんですって」


真姫「そう、なんだか一人で行かせるのがしのびないわね…」


にこ「気持ちは分かるわ、だから次に会う時は笑顔で迎えてあげましょ♪」


真姫「そうね」

8 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:17:09.22 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:ファイトだよっ!デデデ-ン!



真姫「次は穂乃果ね」


にこ「アタリ。はい矢澤ですけど」


穂乃果『うひゃ?!。わ、わたし音ノ木坂二年の高坂と申しますがっ。にこさんはいらっしゃいますか?』


にこ「ブフッ!、携帯にかけたんだからにこに決まってんでしょ」ケラケラ


穂乃果『にこちゃんなの?!お母さんが出たのかと思っちゃったじゃん!』


にこ「はいはい、それでどうしたのよ?」


穂乃果『それが〜〜…、今日行けなくなってしまいまして…』


にこ「なんかあったの?」

穂乃果『聞いてよにこちゃん!もの凄い大口の注文が入っちゃって急遽労働に駆り出される事になったんだよっ!』プリプリ

にこ「まぁそれは仕方ないわね、人手は足りてるの?」


穂乃果『うん、いまのところ雪穂と二人で二日くらい缶詰めになれば何とかなりそう…』


にこ「にこで良ければヘルプに行くけど?」


穂乃果『ホント!?って、でもコレ結構細工が難しくて…』


にこ「そっか、またなんかあったら言いなさい」


穂乃果『ありがとうにこちゃん!それじゃあね!』

pi

にこ「家業がある子はいろいろ大変ねぇ」

真姫「老舗だし美味しいものね」

にこ「前に穂むらのバイトでやったんだけど和菓子作りって結構面白いからまた機会があればやりたいわね」

真姫「へぇ、今度は私もやってみようかしら」

にこ「真姫ちゃんに出来るのぉ〜?ってあんた手先は器用な方だったわね」

真姫「ピアノやってるのよ?、不器用じゃないのは確かね」

9 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:29:48.96 ID:Z+uU9c62.net
みてるぞ

10 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:33:48.50 ID:cAOVNWhG.net
それがにこのすべて〜

11 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:38:48.82 ID:TLuYus/2.net
スピッツのくそマイナーなタイトル持ってきたなぁ(大喜び

見てるぞ保守

12 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:38:57.24 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:とってもとってもMIRACLE!くるり!きっとねきっとねMIRACLE!


にこ「あら、凛が先だったわね」

真姫「もう電話がかかって来るのが前提ね…」

にこ「もしもし?凛?なんかあったの?」

凛『……』

にこ「もしもーし?なに黙ってるのよ?」

凛『ふぁ………にゃっくしょい!!!』

にこ「どぅわあ?!!くしゃみするなら離してしなさいよっ!!」

凛『ごめんにゃー……っくしょい!!』

にこ「ひっ!?、…まったく風邪でもひいたの?」

凛『ううん、アレルギーなんだ…』グスグス

にこ「アレルギー?」

凛『うん、猫アレルギー』

にこ「猫でも触ったの?」

凛『そうだよっ!朝うちを出たらすっごく可愛い猫さんがいて!しかもメチャクチャ人懐っこいんだよ!』

にこ「で、あんたアレルギー持ちのクセに散々触りまくったんでしょうね…」

凛『にゃっくしょい!!!』

にこ「うわぁ!?、返事をくしゃみで返すんじゃないわよっ!」

凛『そんなこと言ったって〜、ふ、ふぁ…』

にこ「そ、そんなんじゃ今日の練習は無理なんでしょちゃんと病院に行って休んでなさいっ!」

凛『わかったにゃ〜…にゃっぷしょい!!!』』

pi!

真姫「大丈夫…じゃ無いみたいね」ヤレヤレ

にこ「…まぁ無類の猫好きなのに猫アレルギーって酷な話よね」

真姫「私か花陽が居れば止めるんだけど…、猫と見ると目の色変わるからあの子…」

にこ「花陽といい凛といいあんたといい一年生は変わってるわねぇ」

真姫「失礼ね、私はそんな事ないわよッ」

にこ「真姫ちゃんもトマト一食抜いただけで手が震えたりするんじゃないの〜??」


真姫「そんなわけないでしょ…毎日食べてるけどトマトにそんな依存性は無いわ」

13 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:45:31.31 ID:jf+iEfEK.net
にこ携帯:あなたへのHeartBeat!熱ーくー熱ーくー!

にこ「花陽はどうしたのかしらね〜」

真姫「朝ご飯食べ過ぎて動けなくなったんじゃない?」

にこ「いくら花陽でもそれはないでしょ…もしもし、花陽?」

真姫「…にこちゃんはあの子のうちの朝食見た事ないからそう言えるのよ…」

花陽『に"、にこちゃん?お、おはようございましゅ……』

にこ「……なんか苦しそうね、どうしたの体調でも悪いの?」

花陽『そ、それが実は……』

にこ「実は?」

花陽『今日の朝ご飯がとっても美味しくて…』

にこ「まさか…」

花陽『練習もあるしプールだからいっぱい食べなきゃって思ったらお箸が止まらなくなって…』

にこ「ち、ちなみに何合たべたのよ…?」

花陽『ぴゃ?!///い、言わなきゃダメでしゅか…?///』


にこ「いやっ、いいっ、言わなくていいわ;。無神経なこと聞いてごめんね…」


花陽『その気の使われ方も微妙ですぅ…;///』


にこ「とにかく、わざわざ連絡してくるってことは食べ過ぎて動けないんでしょ…?」

花陽『は、はいぃ…;///』


にこ「タイミングが良いのか悪いのか…、他のみんなも急用が出来て今日はもう無理みたいだから気にしなくていいわよ」

花陽『本当ですか?、じゃあ凛ちゃんも?』


にこ「凛から連絡きてない?あの子ネコ触りまくってアレルギー出たらしいわよ」


花陽『ええぇ?!あ、ちょうどいまメッセージ来てました!』


花陽『花陽も病院で胃薬貰おうと思ってたんです、ついでに凛ちゃんもお母さんに車で乗せて行って貰いますっ!』


にこ「ちょうど良かったわ、凛をよろしくね。でもわざわざ病院で胃薬もらうの?」


花陽『はい!前にも食べ過ぎた事があって処方箋を頂いたんですけど凄く良く効くんですっ!さすが西木野総合病院です!』

にこ「ああ、やっぱそこよね。へぇーめんどくさくてあんまり受診しないけどさすが病院ね」

14 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:46:40.66 ID:jf+iEfEK.net
花陽『お陰様で夕飯もちゃんと食べられますっ!』


にこ「まだ食べるの?!」


花陽『はっ!そ、そんなにガッツリは食べませんっ///』


にこ「でも食べるのね……ほとほどにしときなさいよ〜…」


花陽『わ、わかりましたっ///』

pi

真姫「…」ハァ…


にこ「勝手に諦めの境地に行ってるんじゃないわよっ。あんたの友達でしょ、しっかりしなさいっ」


真姫「あの天然娘二人を私一人でなんとか出来ると思う?」


にこ「まぁ無理よね。てかあんたも手がかかるし、あーあにこ忙しくなっちゃうなぁ」


真姫「にこちゃんに言われたくないわよッ!」

15 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:47:58.25 ID:jf+iEfEK.net
〜戻って2人だけの部室〜



真姫「ふーん…」


にこ「あっつ〜…あんたコレからどうすんの?。このままここでサウナしてても仕方ないでしょ」


真姫「…」


にこ「どうせならサウナより岩盤浴が、ってちょっと〜にこが話し掛けてるのに無視してスマホいじってんじゃないわよ〜」


にこ携帯:未来を打ち壊す、おそれないわ嘆かない、ああ...優しい希望などいらない♪


にこ「んん??なんで目の前にいるのに電話してんのよ」


真姫「私はどの曲が着信音なのか気になっただけよ。これμ'sでゲームのアフレコをやる事になった時に一緒に作った曲よね」


にこ「べ、別にいいでしょ。こっちの曲の方がなんとなく好きなだけよ;」

16 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:48:51.95 ID:jf+iEfEK.net
真姫「その曲のどんなところが良かったの?参考に教えて?」


にこ「そ、そんなのなんとなくよなんとなくっ」


真姫「そのなんとなく良かった所が知りたいのよッ」


にこ「やけに食いつくわね;」


真姫「だってにこちゃんってしっとりした曲より明るい曲が好きでしょ?それなのにそっちの曲だから気になるのよ」


にこ「にこだってバラードとかしっとりした曲も聴くわよ。自分達で歌ったりするんだし;」


真姫「じゃあなにかその曲に思う所があったのね?」


にこ「そ、そうよっ、別にいいでしょ///」


真姫「ね?、どこがにこちゃんの琴線に触れたの?もっと詳しく聴きたいわッ」グイグイ


にこ「ちょ、近いわよっ!暑いってば///」

17 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:50:48.03 ID:jf+iEfEK.net
真姫「はい、離れたわよ。で?どこが気になったの?」


にこ(これは適当に誤魔化してもやり過ごせなさそうね…)


にこ「〜歌よ」ボソッ


真姫「歌?」


にこ「…そうよっにこは歌に自信が無いから歌の上手いあんたのこの曲が気に入ってたのよっ!なに?わるい?!///」


真姫「ゔぇええ?!に、にこちゃんの歌だって可愛いわよッ///」


にこ「はいはいありがと、にこはどうせキャッチー担当だからかっこいいのは求められてませんよー」


真姫「私、にこちゃんの歌好きよ」


にこ「へんな気を使わなくていいわよっ、別に今のポジションに不満があるわけじゃないし」

18 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:51:59.84 ID:jf+iEfEK.net
真姫「ホントよ…、なら試しに私のスマホにコールしてみて」


にこ「んー?、ほらかけたわよ」


まき携帯:夢の雫が羽を濡らすの、ただこの時を抱きしめて、この光は消さないでと、翼広げて、今宵を守りましょう♪


にこ「っ///」


真姫「好きなの、この曲。いつもの元気なにこちゃんも好きだけど、優しいお姉さんみたいなにこちゃんも素敵だわ」


にこ「あ〜〜え〜〜アレよ!、にこはお姉ちゃんなんだからこんなの当たり前で余裕よっ!///」


真姫「そうだったわね、またユニットでこんな曲作ろうかしら。今度は一緒に歌いたいわね」


にこ「そ、そうね。絵里のやつしっとりしたの得意だしいんじゃない?」

19 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:53:36.69 ID:jf+iEfEK.net
真姫「にこちゃんがいいなら問題ないわね、前は良く曲の方向性でケンカしてたし」


にこ「あんたがアイドルっぽくない曲ばっか作ってくるからよっ」


真姫「にこちゃんはコテコテのアイドルソングじゃないとダメって言うし、エリーもなかなか大変だったでしょうね」フフッ


にこ「ふんっ、真姫ちゃんだって全然引かなくて散々困らせてたでしょ」クスクスッ


真姫「そうね、お詫びに今度はエリーがセンターの曲を作ろうと思うんだけど」


にこ「いいんじゃない、あいつすぐ遠慮するし。たまにはユニットリーダーらしくセンター張ってもらわないとね♪」


真姫「決まりね♪」

20 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 20:54:12.41 ID:jf+iEfEK.net
にこ「ねぇそろそろ涼しい所にいかない?いい加減熱中症になりそうだわ…」


真姫「休みの学校でなにやってるのかしらね私達…」


にこ「ってあんた浮き輪持ってくつもり?」


真姫「あ、そうね。でもにこちゃんだって水着着たままでしょ」


にこ「そう言えば。ちょっと着替えるから待ってて」


真姫「早くしてね」


にこ「ニコッ」ピタッ



真姫「どうしたの着替えないの?」


にこ「…ねぇ、今からプールにいかない?」

21 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:04:32.95 ID:jf+iEfEK.net
真姫「ゔぇえ?2人で行くの??」


にこ「涼しくなるし、水着も浮き輪無駄にならないでしょ?」


真姫「そ、それはそうだけど…」


にこ「あ、真姫ちゃんもしかして泳げないの〜?それで浮き輪持ってくのね〜」ププッ


真姫「この私が泳げないわけないでしょ!浮き輪で浮かんで揺られるのが好きなだけよッ」


にこ「あーアレは気持ちいいわよね。浮き輪まで膨らませて楽しみにしてたのね〜、ならなおのこと行きましょ♪」


真姫「違うからッ///これは和木さんが勝手に膨らませてたのッ///」


にこ「それじゃあプールへ出発にこー☆」


真姫「人の話聞きなさいよッ!///」

22 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:05:45.90 ID:jf+iEfEK.net
〜プール〜


にこ「へぇ〜!近くにこんなプールがあったのね!」


真姫「ホテルに併設されてるプールだからみんなと行く予定だったところよりは小さいけどね」


にこ「なかなかいいじゃな〜い♪なんだかオシャレで豪華だしにこにピッタリねっ♡」


真姫(てっりきスライダーとか流れるプールが無くて怒るかと思ってたけど意外と喜んでるわね…)


にこ「ほら突っ立ってないで泳ぎましょ♪暑くてたまんないわ〜!」


真姫「ふふっ、待ってにこちゃん。日焼け止め塗っておかないと後で大変よ?」


にこ「あ!そうよそれよ!スクールアイドルが小学生みたいに日焼けしてちゃ笑い者よっ」


真姫(2人で来たのにテンション高いわね、子供みたい)フフッ

23 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:07:31.96 ID:jf+iEfEK.net
にこ「じゃあ真姫ちゃん塗ってちょうだいっ♪」


真姫「えっ?」


にこ「にこも塗ってあげるからっ、人に塗って貰った方が早いしムラもないでしょ?」


真姫「ゔぇえええ?!!」


にこ「早く塗ってよ〜、にこ早く泳ぎたいの〜」


真姫(もうビーチチェアに寝そべってるし…)


真姫「ゔぇえ、で、でも…ほ、ホントにいいのね?」


にこ「いいにこいいにこ♪、早く早く〜♪」


真姫(雪みたい白い肌うさぎみたい、背も私より低いし胸だって小さいのに…)

24 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:08:00.52 ID:jf+iEfEK.net
にこ「ふんふふーん♪」


真姫(でもちゃんと女の子の身体…、当たり前だけど普段意識してないぶん余計に…///)ドキドキ


にこ「うひゃ!?、真姫ちゃん冷たーいっ☆」


真姫「ゔぇ!?が、我慢しなさいよこのオイルそういうヤツなの…///」


真姫(にこちゃんの身体…凄く柔らかい///)モンモン


にこ「ぷっ、ふふっ。あははっ!ま、まきちゃ、く、くすぐったいっ!」ケラケラ


にこ「ってえ、ちょっとぉ!真面目に塗んなさいよっ!」クルッ


真姫「//////」ポタポタッ


にこ「ひいっ?!なんで鼻血だしてんのよぉ?!!」

25 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:18:08.81 ID:X16VNp1C.net
すげぇ目が滑る

26 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:37:19.10 ID:jf+iEfEK.net
にこ「まったくにこの身体に誘惑されたからって鼻血出すなんて…」ピシャ!


真姫「ひゃああ?!つ、冷たいわよッ!///」


にこ「少しは頭も冷やしなさいっ、真姫ちゃんのスケベっ…」


真姫「違うわよ!勘違いちないでッ。暑くてちょっとのぼせただけよ!///」


にこ「ふーんだ」ヌリヌリ


にこ(ま、にこの身体で鼻血出すなんてありえないわよねぇ〜)


にこ(だいたいこの子のがスタイルいいし…。くっ、数ヶ月前まで中学生だったとは思えない身体ね…)


にこ(おっきいお尻、ウェストが細いから余計に際立つわね…。なんか気にしてるみたいだけどグラマラスでいいわね〜)


真姫「…にこちゃん?終わったの?」


にこ「!?、お、終わったわよっ///」


にこ(なにおっさんみたいな事考えてんのよ私っ///)

27 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:38:58.68 ID:jf+iEfEK.net
真姫「じゃあ泳ぎましょ暑くてのぼせちゃうわ」


にこ「真姫ちゃんは浮き輪で浮かんでるの間違いでしょ〜、ホントは泳げなかったりして」ニヤニヤ


真姫「だから泳げるってばッ!、そこまで言うなら泳ぎで勝負よ!私が負けたら好きな物おごってあげるッ」


にこ「えぇ〜〜いいのぉー??じゃああの色々盛り過ぎなかき氷にしよっかなぁ?」


真姫「くっもう勝った気でいるの?、減らず口も今のうちよ私が勝ったら……」


にこ「勝ったら?」


真姫「……えーっと…」


にこ「なんにもないんかいっ!」


真姫「い、いま考えてるから;」


にこ「考えないと出てこないの!?もっとにこに色々求めなさいよっ?!」

28 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:41:06.24 ID:jf+iEfEK.net
真姫「そ、そうよお弁当よ!。お弁当を作って来てもらうわ!」


にこ「え?そんなんでいいの?」


真姫「え?じゃ、じゃあトマトが食べたい」


にこ「真姫ちゃんって実は食いしん坊キャラだっけ?」


真姫「違うわよッ!穂乃果と花陽でしょそれ!。にこちゃん料理得意だからお弁当食べてみたくなっただけよ!」


にこ「ふーん。ま、別にそんなのでいいなら良いけどね〜♪」


真姫「なによッ?」


にこ「せっかくのチャンスなのに、にこに恥ずかしい事とか何でも言う事きかせられたのになぁ〜♪」


真姫「あ」


にこ「ブーーッ、もう締め切ったから変更は出来ませーん」


真姫「もう!お弁当でいいわよ、その代わりプチトマト入れただけとがじゃ許さないんだからッ」


にこ「チッ、先手を打たれたにこ」


真姫「にーこーちゃーんッ」


にこ「冗談よ冗談♪天性のエンターテナーである私が期待に応えないわけないでしょ☆」


真姫「もう、とりあえず泳ぎましょ少し涼んでから勝負よ」


にこ「さんせーい!いっくわよー!」

29 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:42:56.02 ID:jf+iEfEK.net
〜数日後の練習日〜



希「ぶっ、くくっ///」プルプル


絵里「の、希、笑っちゃダメよ…ふふっ///」フルフル


穂乃果「前にテレビで見た事ある!」


海未「2人とももしやいかがわしい遊びなどしていたのではないでしょうね?」ジト-


ことり「ふわ〜2人ともお揃いだね♪」


凛「おっはよー!って誰にゃ!?見学者かなにゃ?!」


花陽「おはようございますぅ、あれ?真姫ちゃんとにこちゃんはお休みかな?」

30 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:43:36.32 ID:jf+iEfEK.net
真姫(小麦色)「いるわよ!///」


にこ(小麦色)「そこののぞえり!、隠れて笑ってんじゃないわよっ!///」


希「も、もう限界や…あはははははっ!」バンバン!


絵里「ぷ、フフフッ!」クスクス


凛「ええええ?!真姫ちゃんとにこちゃんなのぉ??!」


花陽「こ、コギャルになっちゃったノォ??!」


穂乃果「それだ!」


ことり「あ、お母さんの昔の写真で見た事あるかも♪」


海未「やはりよからぬ遊びを…」ジロリ

31 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:44:39.39 ID:jf+iEfEK.net
真姫(小麦色)「違うわよッ!みんなが来れなかったから二人でプールに行ったら日焼けしちゃったのよ!」


にこ(小麦色)「そうよ!真姫ちゃんが日焼け止めオイルと日焼けオイルを間違えて塗っちゃてこの通りこんがりよ!!」


希「上手に焼けましたぁー!」


絵里「ブフーーッ!///」


凛「希ちゃんと絵里ちゃんめっちゃ楽そうにゃ」


にこ(小麦色)「キツネとタヌキめ…後で覚えてなさいよ…」


真姫(小麦色)「オイルはママに貰ったのよ…、プールに行くって言ったら嬉しそうに持って来るから油断したわ…」

32 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:46:05.13 ID:jf+iEfEK.net
凛「もし皆んなでプールに行ってたら今ごろメンバー全員こんがりだね!」


花陽「こ、こんがりはちょっと…;。あ、でもこんがりってちょっと美味しそうです」


海未「いっそ全員日焼けしていればむしろグループとしてはおかしくなかったのでしょうけど2人だけ日焼けしていては少し不自然ですね」


絵里「そうねぇ、衣装とかも3人づつ変えたりするしせめてあと1人いれば違和感もなくなるかしら」


希「!」(絵里ち?!)


にこ(小麦色)「!、そうよねぇ〜じゃあちょうどBiBiって事で絵里あんたも焼きなさい!」


絵里「?!、ちょっと待ってにこどうしてそうなるのよ!」


真姫(小麦色)「エリー、私達チームよね?」ニッコリ


絵里「ま、真姫落ち着きましょう。まだそうと決まったわけじゃないし他に良いアイデアが浮かぶかもしれないし;」

33 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 21:48:08.32 ID:jf+iEfEK.net
絵里(の、希助けて!)チラッ


希(絵里ち、あれは悪手なんよ…南無)ナムナム


絵里(のぞみいぃぃ;;)チカァ


穂乃果「わたし別に日焼けしてもいいけど?」


海未「しっ!ユニットでちょうど良いですしここは絵里に一肌脱いでもらいましょう」


ことり「ンミチャン…;」

34 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:13:51.04 ID:jf+iEfEK.net
〜1ヶ月後休日の部室〜



にこ「んーん〜…うん?む〜?」


真姫「ハァ…鏡くらい静かに見れないの?」


にこ「うん!完璧!ついにパーフェクトにこにー復活よ!」


真姫「そんなにキツく焼いたわけじゃないからすぐに戻るって言ったでしょ」


にこ「はあ?あんただって毎日鏡気にして見てたでしょー!」


真姫「ハア?見てない。何か証拠でもあるの?」


にこ「あーー、そんなこと言って良いのかな〜希の奴がこっそり動画撮ってたんだけどなぁー?」


真姫「ゔぇえ?!そ、そんなの私聞いてないわよ!」

35 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:15:02.29 ID:jf+iEfEK.net
にこ「だからこっそりって言ってんでしょ、あいつ面白がって日焼けしてる間ずっと撮ってたわよ…ムカつくけど何かに使えるかと思って黙っといたのよ」


真姫「なんに使うのよ…止めなさいよッ」


にこ「で、ネタは上がってんだから今日くらい素直に『負け』を認めたらぁ?」


真姫「……見てないッ」


にこ「見てたっ」


真姫「見てないッ!」


にこ「見てたぁ!」

36 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:16:19.77 ID:jf+iEfEK.net
穂乃果「いや〜暑いのに元気がいいねぇお二人さん!」


にこ「見てたんならさっさと止めなさいよっ!」


真姫「暑いでしょ早く止めなさいよッ!」


ことり「二人ともじゃれてるのかと思ってぇ」


海未「終わりましたか?仲が良いのは結構ですがこれから練習がありますからほどほどに」


にこ「あんたらねぇ…」アセダク


真姫「ハァ…不毛だわ…」アセダク


絵里「みんな、おはよう」


希「おはよーさん。おや?、にこっちと真姫ちゃんもう汗だくやね」


にこ「暑いんだから仕方ないでしょ…」


真姫「…別に」

37 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:18:29.42 ID:jf+iEfEK.net
希「…」ジ-ッ


真姫「なに?」


希「んー、もうすっかり元どおりやねぇ。可愛かったのになぁ」


真姫「冗談言わないで、じゃあ今度は希が日焼けすればいいわ」


希「うちが日焼けしても可愛くないからなぁ」


にこ「そんなことないわよーいっぺん焼いてみるにこー」ゴゴゴゴ…


希「にこっち目が笑ってないんよ…」


にこ「ったくどっかの誰かさんは裏切るし三年は絆が薄いわねーーっ」


絵里「にこそれは誤解よ、私はμ'sの為なら進んで何事もこなすつもりよ」


真姫「…」ジト-
 

絵里「ただ今回の件はイレギュラーだったでしょ?、曲や振付けも幸い未定だったしそんな状況で日焼けして維持するのはあまり現実的ではないわよね」


にこ「いま幸いって言ったにこ…」


真姫「言ったわね…」

38 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:20:59.09 ID:jf+iEfEK.net
絵里「…そ、それに二人ともすぐに治りそうな日焼けだったし次の曲までにはこうして戻ったことだし…」


海未「二人ともその辺でいいでしょう、結果的に絵里の判断は正しかったんですから」


真姫「冗談よ、元はと言えば私のミスだし」


にこ「はいはいプールに浮かれて気付きませんでしたよー」


凛「おはよ〜凛もプールで泳ぎたいにゃー…」


花陽「おはよう、今日も暑いね…;」


穂乃果「こんな日は1日中プールで遊びたいねぇ…」


海未「ダメです、と言いたい所ですが朝の時点でこれだけ気温が高いとなると午後のはさらに暑くなりそうですね…」


ことり「そうだねぇ、風も雲もないから;。天気が良すぎても屋上が使えなくなるってあるんだね…」


絵里「午後からは更衣室の方で練習しましょうか」


希「いやいや絵里ちこの流れはプールやで」

39 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:21:47.51 ID:jf+iEfEK.net
穂乃果「プール♪プ〜ル♪プ〜〜ル♪」


凛「プールにゃー!」


にこ「プールにこー!」


絵里「もうしょうがないわねぇ、午前中はちゃんと練習するのよ?」


海未「その通りです、まだ気温も上がりきってませんので」


ことり「ちょうど良かったぁ♪、衣装っぽい水着作ってみたから着て欲しいなぁ」


花陽「水着作っちゃったのォ?!と言うか水着って作れるのォ!?」


ことり「生地さえあれば簡単だよ♪」


真姫「簡単じゃないわよ、さすがことりね」


にこ「やけに細かくサイズ測ってたのはコレだったのね」

40 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:22:58.68 ID:jf+iEfEK.net
穂乃果「凄いよことりちゃん!早く着たいなー♪」


海未「ことり、上下がセパレートしたり上がさらに二つにセパレートしているものは着ませんよ?」


ことり「だ、大丈夫だよ?(; °8°)」


希「ビキニじゃなかったらあーんなとこやこーんなとこが見えてても大丈夫やなんて海未ちゃんはエッチやなぁ」ニヒヒ


海未「何ですかその形容し難いものは!破廉恥です!///」


穂乃果「どんな形だろ???」


海未「深く考えなくていいです!///」


絵里「ほらほら、そろそろ練習始めるわよー」


8人「「はーい」」

41 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:24:10.43 ID:jf+iEfEK.net
にこ「ところで真姫ちゃん?」


真姫「何よ、にこちゃん?」


にこ「この間の決着がまだついてないわよね〜」


真姫「ふーん、私は別にこのままでも良かったんだけど。にこちゃんがどうしても私にお弁当を作って来たいって言うならそれでもいいけど?。」


にこ「言うじゃない、あんたこそ今月のお小遣い全部持って来といた方がいいわよ?」


にこ真姫「「ふふふっ」」ゴゴゴ…



花陽「な、なんだか凄く気合いが入ってるねにこちゃんと真姫ちゃん;」


凛「いつもあんな感じじゃないかにゃ?」

42 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:26:07.84 ID:jf+iEfEK.net
おしまい

にこちゃん誕生日おめでとう!🎉
プール行きてぇ…

43 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 22:26:58.26 ID:8k7+7UYP.net
良かった
尊い

44 :名無しで叶える物語:2018/07/22(日) 23:39:20.01 ID:3Qcn0ZTV.net
俺のすべていいよな

45 :名無しで叶える物語:2018/07/23(月) 00:06:07.23 ID:4Sw+WNLo.net
面白かった
でも凛ちゃんは犬派だったはず

46 :名無しで叶える物語:2018/07/23(月) 12:29:18.26 ID:TZ+6tGtb.net
ええやん

47 :名無しで叶える物語:2018/07/23(月) 12:55:35.38 ID:mEUlh/rf.net
良き

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