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真姫「凛って足の形良いわよね」凛「?」花陽「...」ピクッ
- 1 : :2018/11/06(火) 20:50:17.26 ID:of22+wX2.net
- 二人一組でストレッチ中
凛「そう?考えたこともなかったにゃ〜」
真姫「ええ、人の爪先の形には五つの分類があるのよ。それで言うと云々かんぬん」
花陽(凛ちゃんの足の形…?そういえばどんなだったかな?)
絵里「花陽?どうしたの、もっとちゃんと押してくれないと」
花陽「あぁ!ご、ごめんなさい…!」
絵里「ふふ、もう晩御飯のことで頭がいっぱいなのかしら?」
花陽(何だか気になってきちゃったなぁ)
- 2 : :2018/11/06(火) 20:55:22.09 ID:of22+wX2.net
- 部活後
凛「はあああ〜、今日も頑張ったにゃ〜!」
花陽「あはは。凛ちゃんは今日もすっごく動いてたもんね」
凛「かよちんもどんどん動き良くなってたにゃ!」
花陽「そうかな?そしたら今日もたくさんお米食べなくちゃ!」
凛「凛もお腹空いてきたにゃ〜」
花陽(そういえば…)チラッ
花陽(まあ当然、靴の上から足の形なんて分からないよね)
凛「あぁあ、久しぶりにかよちんのご飯がたべたくなっちゃった」
花陽「……」
花陽「じゃあ、いまから花陽の家、来る?」
- 3 : :2018/11/06(火) 20:59:48.00 ID:of22+wX2.net
- 凛「おっじゃましまぁ〜す!」
花陽「ふふ。じゃあ花陽、準備してるから凛ちゃんは部屋に上がってて?」
凛「えー! 凛も手伝うにゃ〜!」
花陽「う〜ん、凛ちゃんはお客さんだし……」
凛「凛はかよちんと一緒にお料理がしたいな。…ダメかにゃ?」
花陽「……じゃあ、お願い!」
凛「よしきたにゃ!」
- 4 : :2018/11/06(火) 21:04:53.68 ID:of22+wX2.net
- 凛「はぁ〜、さすがかよちんの料理、美味しくてすごい量だったにゃ〜」ゴロン
花陽「おそまつさまでした」
花陽(凛ちゃん、食べてねっころがって、幸せそう)
チラッ
花陽(足は……靴下のせいで見えない、よね)
凛「かよちん?どこ見てるにゃ?」
花陽「!!」
花陽「な、何がかな!?」
凛「? なんでも…」再びゴロン
花陽(な、何を焦ってるんだろう!?別に隠すことでもないのに)
花陽「あ、そーだ」
凛「?」
花陽「凛ちゃん、お風呂どーぞ」
- 5 : :2018/11/06(火) 21:10:08.78 ID:of22+wX2.net
- 凛「ん〜、でもそろそろ帰らないといけないにゃ〜」
花陽(あ、そうか!今日はお泊まりの予定ってわけじゃないんだよね)
花陽「で、でも、入ってきたら?」
凛「ん〜?かよちんは何でそこまで……はっ!もしかして凛、臭い?」クンクン‼
花陽「ええ!?そんなことないよ!全然汗臭くなんてないし…!」
凛 ジワァ
凛「凛、やっぱり汗臭いんだにゃあああああ!」ドタドタドタ
花陽「あ、凛ちゃん!待って!凛ちゃああああん!!」
- 6 : :2018/11/06(火) 21:13:45.69 ID:of22+wX2.net
- 凛 トボトボ
凛「はぁあ」
凛「凛、かよちんに臭いって思われちゃった…」
凛「はぁ〜〜」ガクッ
凛「女の子っぽいのが似合わないからって、それはダメだよね…」
凛(でも、だからって凛が急に香水とか使っても、変だよね…)
凛「……」
凛「そもそも、女の子ってどんな匂いがするんだっけ…?」
- 7 : :2018/11/06(火) 21:17:12.02 ID:of22+wX2.net
- 花陽(うぅ、ごめんね凛ちゃん)
花陽(花陽が変なこと言うから、変な誤解させちゃって)
花陽(傷つけて)
花陽「ごめんね…」
花陽(でも、凛ちゃんが逃げちゃって、結局足の形分からなかったな…)
花陽(って、そんなこと今はどうだっていいんだ! 今は凛ちゃんに謝って、誤解を解かないと)
花陽「あぁ、でも」
花陽(どうしても気になっちゃうなぁ)
- 8 : :2018/11/06(火) 21:33:45.80 ID:of22+wX2.net
- 真姫「凛、おはよう」
凛「おはようにゃ」
真姫「? 何だか元気ないわね」
凛「!そ、そんなことないにゃ!おっはようにゃー!」ガバッ
真姫「そう?ならいいんだけど」
真姫「変なの」ボソッ
凛(!)
凛(い、いま……)
凛(いま、真姫ちゃんに……)
凛(変な臭い、って言われたにゃああああ!)
凛「うわああああああん!」ドタドタドタ
真姫「ヴェエ⁉」
真姫「イミワカンナイ…」
- 9 :名無しで叶える物語:2018/11/06(火) 21:35:16.28 ID:zzEsQVgy.net
- いいぞ
- 10 :名無しで叶える物語:2018/11/06(火) 21:42:57.69 ID:j4sIGF2P.net
- ねこち可愛そう…
- 11 : :2018/11/06(火) 21:49:14.89 ID:of22+wX2.net
- 凛「うあああああん!」ドタドタドタ
にこ「凛? どうしたのよ」
凛「はっ!にこちゃん!にごぢゃん!!」
にこ「なんなのよ、エースが腕取れたときのルフィみたいな声出して」
凛「にごぢゃん!にごぢゃん!」
凛(い、言えない!)
凛(「凛、臭い?」なんて、聞けない!)
にこ「ちょっと!抱きつかないでくれる!?いくらにこがスーパーアイドル級の可愛さだからって……」
凛「ううん!そんなんじゃないの!」
にこ「は、はっきり言ってくれるじゃない」ピクピク
凛「……グスッ」
にこ「……はーっ。まあいいわ。何があったか知らないけど、落ち着くまでそうしてれば?」背中ポンポン
にこ「ほ、本音言えば暑苦しいし早くして欲しいんだけど?///」
凛「にこちゃん……」パァ
凛「!!??」
- 12 : :2018/11/06(火) 21:49:58.57 ID:of22+wX2.net
- 凛「あ……。あ……」
にこ「でも、ホント今日は暑いわね」パタパタパタ
凛(にこちゃん、自分の顔を扇いで……)
凛(……ごめんね、にこちゃん。臭うのに無理させちゃって)スクッ
にこ「凛? 何よ急に静かになって……」
凛「……」ヨロヨロ
にこ「? もう大丈夫なの?」
凛「……うん。ありがとにゃー」
にこ(まったく。全然大丈夫にーー)
バタバタバタ!
にこ「!?」
花陽「に、にこちゃん!」ゼーゼー
にこ「今度は花陽?どうしたのよあんたまで」
花陽「……あんたまで?」
にこ「ええ、凛といい花陽といい、一体何が……」
花陽「リンチャン来タノォ!?」ガシッ!
にこ「うわぁ何よ急に…。凛ならあっちに行ったわよ?」
花陽「ありがとうにこちゃん!」バタバタバタ
にこ「一体何があったって言うのよ……」
- 13 : :2018/11/06(火) 21:58:36.72 ID:of22+wX2.net
- 花陽(凛ちゃん!どこ!?)バタバタバタ
花陽(ごめんね凛ちゃん!花陽があんな話したから!)バタバタバタ
花陽(部室にもいなかった。生徒会室にも、屋上にも。体育館にも保健室にも職員室にも!)
花陽「ハァ……ハァ……。凛ちゃん。どこぉ!?」
凛「かよちん……」
花陽(!!!)
花陽「りんちゃーー」
花陽「りん、ちゃん?」
花陽(凛ちゃん。なんでトイレから出てきた凛ちゃんは、水浸しになってるの?)
花陽(手に持っているのは何? その、変なーー)
凛「かよちん。凛もこれでいい匂いになれるかな?」
花陽「それ、もしかして……」
凛「? ただの芳香剤だにゃ。トイレがあんなにいい匂いになるんだから、凛だってなれるよね?」バチャバチャ
- 14 : :2018/11/06(火) 22:05:19.36 ID:of22+wX2.net
- 花陽「そ、そんなのダメだよ!いい匂いだけど、体にかけていいものじゃないよ!」
凛「でも凛が臭いから……!」
花陽「」ダッ
凛「!?」
花陽「……」ギュウ‼
花陽「ごめん、ごめんね、凛ちゃん……!」
凛「かよちん、凛は臭いからーー」
花陽「違うよ!凛ちゃんは臭くなんかない!凛ちゃんはとってもいい匂いがするもん!」
凛「嘘だよ」
花陽「嘘なんかじゃないよ!本当にーー」
凛「じゃあ、嗅いで?」
花陽「え?」
凛「嗅いでよ。凛の体。臭くないなら嗅げるよね?」
花陽「/// そ、それは…!」
凛「嗅げないの?やっぱり凛はーー」
花陽「そうじゃなくてっ!」
花陽「……そうじゃなくて……。ここでは、ね?」
- 15 : :2018/11/06(火) 22:11:18.51 ID:of22+wX2.net
- 部室
凛「ここなら人目がないでしょ?」
花陽「う、うん」
凛「じゃあ、嗅いで?」
花陽「でも、嗅ぐっていったいどこをどうやって?」
凛「うーん…」
凛「いざとなると恥ずかしいにゃ///」
凛「でも、決めたっ」ズイッ
花陽「え、えぇ!?」
花陽「わ、腋ぃ!?」
凛「あ、あんまり意識しないでほしいにゃ……」
花陽(はわわっ!腕をあげた凛ちゃん。シャツの袖から、腋が見えてるよ……!)
凛ちゃん「す、少しでも表情変えたら、臭かったってことにゃ!凛はかよちんの嘘なら何だってお見通しにゃ!だから、これで凛がくさいかどうかはっきりするにゃ!」
花陽「ゴクッ」
- 16 : :2018/11/06(火) 22:16:13.10 ID:of22+wX2.net
- 花陽「じゃ、じゃあ、嗅ぐよ?凛ちゃん」
凛「///」
花陽(うわぁ、凛ちゃんの体、震えてる。ううん、それは花陽の方かも。
暗い部室の、締め切ったカーテンから差す明かりが凛ちゃんを後ろから照らして。なんだかすごくいけないことしてるみたい。)
花陽「行くよっ」
花陽(あ、冷や汗が凛ちゃんの腋を流れた。)
花陽「スゥゥーー」
凛「」
花陽「」
花陽(凛ちゃん……。花陽の表情を見るんじゃなかったの?
目、瞑っちゃってるよっ)
花陽(……かわいいなぁ)
- 17 :名無しで叶える物語:2018/11/06(火) 22:21:07.12 ID:oH9ROUwt.net
- ノo^リ
- 18 : :2018/11/06(火) 22:27:25.16 ID:of22+wX2.net
- 凛「ど、どうかにゃ……?」
花陽「…」
凛「かよちん……?」
花陽「……分かんなかった」
凛「へっ?」
花陽「分かんなかったよ…」ニィ
凛「わ、分かんなかった?」
凛「ど、どういうことにゃ」
花陽「だからね、凛ちゃん」
花陽「もっと色んな所で、確認しないといけないんじゃないかな?」グイッ
凛「か、かよちん?なんで凛を押さえるの…?」
花陽「ん?だって凛ちゃん、腕を下げようとしちゃうでしょ?」
花陽「腕はあげてなきゃ。いい?もう一度腋の臭い、確認するね?」
凛「も、もう腋はいいにゃーー。ひゃっ!かよちん、腋に鼻あたってーー」
花陽「スゥゥーー!!」
凛「いやっ!くすぐったいにゃ!」
花陽「フスッ!スンッ‼スゥゥハァ……フシューーン‼」
花陽(あああぁぁぁああ!これが凛ちゃんの腋の臭い!ああ!良いですとても!女の子の肌の匂いに、ツンとくる汗の臭い!凛ちゃんだぁ!凛ちゃんの臭いだあ!)
凛「ひゃぁああ、かよちんやめるにゃあああ」ジタバタ
- 19 : :2018/11/06(火) 22:31:59.08 ID:of22+wX2.net
- 花陽「凛ちゃん!」
凛「っ!」ビクッ
花陽「花陽は、凛ちゃんを傷つけちゃったんじゃないかって心配で!夜も眠れなくて!だから……だから一生懸命凛ちゃんが臭くないって確かめたいのに…!」ウルウル
凛「か、かよちん…」
凛「ごめんねかよちん。そこまで真剣に凛のこと……」
花陽「……ううん。分かってくれれば、それでいいんだ」
凛「かよちん…!」パァ
花陽「だからね、凛ちゃん」ウルウル
花陽「上履きと靴下、脱いで?」
- 20 : :2018/11/06(火) 22:40:55.19 ID:of22+wX2.net
- 凛「え、なんで…」
花陽「ん、じゃあ凛ちゃんは足が臭いかどうか、分からないままで良いの?」
凛「それは……」
花陽「それとも、花陽の他にこんなこと相談できる相手がいるのかな?」
凛「ええと…」
花陽「凛ちゃん」ギュウ
凛「/// かよちん?!」
花陽「花陽はね? たとえ凛ちゃんの足が臭くたって、全部受け止めてあげるよ?……凛ちゃんのこと、大好きだから///」
凛「かよちん……。凛も、凛も大好きにゃ!」
花陽「ありがと。」ギュゥゥ
凛「あ、あのね。それでね……」
花陽「?」
凛「えっとね……。実は、凛もかよちんの匂い、嗅いでみたいの……」
花陽「どうしてかな?」
凛「その……。女の子らしい子って、どんな匂いがするのかなって……」
花陽(凛ちゃんもすごく女の子らしくてかわいいのに。そんなところが一層かわいい♥)
花陽「じゃあ、嗅ぎあいだね///」スルスルスル
凛「あ……」
花陽「ほら、凛ちゃんも靴下脱いで?」
- 21 : :2018/11/06(火) 22:49:19.88 ID:of22+wX2.net
- 凛「こ、これってまるで……」
花陽(? 凛ちゃん、何を言おうとしたのかな? ……あ、もしかして花陽たちの姿勢が96に似てるって言いたかったのかな。凛ちゃんのエッチ//// ん、69だったっけ?)
花陽(そんなことよりも……)
花陽(ついに見れました。凛ちゃんの足。人差し指が親指よりも少しだけ長くて……。あとは綺麗に小指にかけて短い。富士山みたいで芸術的ですっ。
そっか、こういう形だったんだね。いままで忘れちゃっててごめんね凛ちゃん。
少し日焼けした凛ちゃんの顔や腕と違う……。足の肌は純白のお餅みたい。
恥ずかしいのかな?親指と人差し指を交互に上下に入れ替えてる。かわいいなぁ凛ちゃんの足。
でも、これじゃあじっくり見えないよ)
花陽「」ガシッ
凛「ひゃ、かよちんなんで足掴むの!?」
花陽「…」
- 22 : :2018/11/06(火) 22:55:42.81 ID:of22+wX2.net
- 花陽(ああ、普段男の子っぽく振る舞ってるくせに…。爪の形は全部丸っこくて、つやつやしてて、まるっきり女の子なんだね。
あ、でも…)
花陽「ふふ、凛ちゃん。爪の間に靴下の繊維が挟まってるよ?」
凛「ええぇぇえ! な、ちょ、かよちーー。あああ、ほじくっちゃダメにゃあああ!!汚いにゃあああ」
花陽「凛ちゃんに汚いところなんてないんだよ? それじゃあーー」
凛「そ、そうにゃ!お互い匂いを嗅いで、それでおしまいにゃーー」
花陽「ジュルジュ、スウゥハアァ、ンデロベチュパンルリュ」
凛「な、なんで舐めるのぉ!?」
- 23 :名無しで叶える物語:2018/11/06(火) 23:13:52.43 ID:97f5YzxA.net
- 擬音で草もっとやれ
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