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肴27691
- 1 :名無し草 :2019/10/22(火) 22:36:32.91 ID:EZu8xkmc0.net
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- 2 :名無し草 :2019/10/22(火) 22:37:14.13 ID:EZu8xkmc0.net
- 悩みと不安。自分でいいのだろうかと言う戸惑い。
感情に押さえ付けられていた言葉は紡ぎ出してみると瓶の中の炭酸のように溢れだして止まらない。
「痛くても……乱暴でも、梅原ならいい……だから……」
ずっと思っていた。
自分の心に、体に梅原を刻みつけたい。
「順一さん…」
触れる肌の感触。
声、熱……
何をしても、何を考えていても頭の中を占めるのは梅原だけになってしまっていた、もうずっと前から。
心と時間、どちらも梅原のものにとっくになっていたんだと思う。
好きだとか愛してるだとか、傍にいたいだとかそんなことを確かめるためでなく、本能のままに、心の奥底から求めたい。
息を紡ぐだけで肌がざわめく。
諏訪部は言わずにいようと思っていたことを言葉にし、後悔でなく切なさがこみあげる。
胸を締め付ける悲しさとは違うこの感情はなんだろう。
「……ッ、あ……」
そんな考えを止めたのは首筋に感じるチリッとした痛み。
「順一さん、可愛い」
「ん、っ……あぁ……っ」
強く吸われたかと思うと啄むように食まれ、ザラリとした舌が疼く場所を繰り返しなぞる。
痛みの後に優しくされるとそれだけでおかしくなってしまいそうで、だけど身じろぎさえ出来ない体は与えられる快感にただ飲み込まれていく。
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