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蛍火きんちく
- 1 :きんちく :2020/05/26(火) 12:57:07.85 .net
- なんとなく
- 952 :名無し草:2020/11/19(木) 11:08:04.40 .net
- いきる意志をもつことが難しい。
少しでも嫌なことを思い出したり考えれば、
起死念慮が顔を覗かすからだ。
- 953 :名無し草:2020/11/19(木) 11:16:22.00 .net
- このごろ読書が本当に進まないな。
ひとり物思いに耽る時間のほうが多い。
時間の浪費癖が抜けきれない。
- 954 :名無し草:2020/11/19(木) 11:19:53.14 .net
- 他のことをやるのが億劫だ。
料理も覚えなきゃならないのにな。
ましてや家事もできないと何かあったときには大変だ。
- 955 :名無し草:2020/11/19(木) 11:20:48.76 .net
- とりあえず昼飯を買いに頼まれているのでそろそろ調達せねば。
- 956 :名無し草:2020/11/19(木) 11:23:30.63 .net
- 甘いのだ。でも他人の意見に流されてはダメだ。
実際の行動に自信をもって。
- 957 :名無し草:2020/11/19(木) 11:27:36.67 .net
- 親ができないことは自分がやる。
それがいまの姿勢だ。
ついでに精米も頼まれた。
- 958 :名無し草:2020/11/19(木) 15:20:59.71 .net
- カタルシスというのは、何かを身体から洗い流して浄化するということだ。
物質的なものを排出する場合も、感情的なものを排出する場合もある。
どちらも医学的な治療効果を目指したものである。
- 959 :名無し草:2020/11/19(木) 15:23:59.07 .net
- 日本の禊(みそぎ)にもカタルシスという要素は含まれる。
宗教的に聖なる空間に入るときには、この種の清めの行為が必要とされることが多い。
- 960 :名無し草:2020/11/19(木) 15:26:27.47 .net
- 自分では気づかずに抑圧していた無意識や罪の意識などは、
人間の精神の健康にとって妨げとなるものらしい。
告白という営みや精神分析のカウンセリングには、
こうした悩める魂にカタルシスを与える効果があるのだ。
- 961 :名無し草:2020/11/19(木) 21:05:16.81 .net
- いまも人生を歩んでいるのだろうか。ほんとうにそれは意味があるのだろうか。
- 962 :名無し草:2020/11/19(木) 21:05:34.19 .net
- おれにはよくわからない。
- 963 :名無し草:2020/11/19(木) 21:06:47.41 .net
- この世界を感じる意味とは。
- 964 :名無し草:2020/11/19(木) 21:07:54.77 .net
- 気持ちを少しうつろにすることで、この気持ちは、安心というものなのか。
- 965 :名無し草:2020/11/19(木) 21:08:21.41 .net
- おれには、よくわからない。
- 966 :名無し草:2020/11/19(木) 21:09:28.84 .net
- 人間の文化的な活動が、いきる意味を教えてくれると、おれは、信じたい。
- 967 :名無し草:2020/11/19(木) 21:11:22.71 .net
- もうどうしようもない崖っぷちにいるのかもしれないのに。
- 968 :名無し草:2020/11/19(木) 21:12:35.51 .net
- おれは、なにも、のこせないのか。それほど、この世界に、執着は、ないが。
- 969 :名無し草:2020/11/19(木) 21:15:22.93 .net
- ずっと気持ちがうつろなのだろう。いきいきといきるなんてことは、もう来ないのだろう。
- 970 :名無し草:2020/11/19(木) 21:16:52.48 .net
- 澄んだ空は、もちろんなにも答えてくれない。
- 971 :名無し草:2020/11/19(木) 21:17:10.14 .net
- ただ、見ているだけだ。
- 972 :名無し草:2020/11/19(木) 21:20:37.76 .net
- どの本からの引用でもない。今日はうつろだから口がまわるだけだ。
- 973 :名無し草:2020/11/19(木) 21:29:25.29 .net
- 虚ろな口だから、嘘。
- 974 :名無し草:2020/11/19(木) 21:30:31.83 .net
- やかましいな。おれはいったい、なにを求めているのか。
- 975 :名無し草:2020/11/19(木) 21:32:03.14 .net
- ウソをつかないと意味を見いだせないのか。
- 976 :名無し草:2020/11/19(木) 22:20:26.50 .net
- 空は冴え、遥かなる星白く映えて
- 977 :名無し草:2020/11/20(金) 13:40:26.31 .net
- 近代哲学の登場とともに、カテゴリーの性質が変わってくる。
存在のありかたを分類する枠組みとしても使われるが、
人間が世界と世界のうちの出来事を認識する枠組みが重要視されてくることになる。
ギリシア哲学ではあるものが「実体」かどうか、
その実体がどのような性質をもつかを分類の枠組みとしていたが、
近代ではそもそも人間が存在者を認識する際にどのような思考形式を使うかが注目されたのだ。
- 978 :名無し草:2020/11/20(金) 13:45:12.20 .net
- たとえばカントには、アリストテレスのカテゴリーには統一的な原理が欠けているように見えた。
そこで人間のさまざまな判断のありかたを示した判断表からカテゴリーを導きだした。
とくに新しいのは、カントのカテゴリーでは事物のありかただけではなく、
人間の認識の仕方が、関係と様相(ようそう)というカテゴリーとして利用されたことだ。
関係のカテゴリーでは、あるものが主語と述語の関係におかれているのか、
原因と結果の関係にあるのか、相互的な関係にあるのかで分類される。
様相のカテゴリーでは、あるものが存在するのは必然なのか、
現実に存在するのか、まだ潜在的に存在するにすぎないのかという視点から分類される。
- 979 :名無し草:2020/11/20(金) 13:48:04.07 .net
- 人間は、自分たちが作った機械や道具なら、
それがどんなものかをすぐに認識することができる。
しかし自然の事物をぼくたちが認識することができ、
それを客観的に他者に伝えることができるのは、
考えてみれば不思議なことなのだ。
その認識と伝達が可能であるためには、
事物が客観的に共通した特徴で分類できる概念をそなえていると同時に、
ぼくたちの認識能力にも共通したところがなければならないはうだ。
カントのカテゴリーはこの人間の認識能力の共通した形式に注目したものだ。
- 980 :名無し草:2020/11/20(金) 13:50:41.91 .net
- やがて現代の哲学になると、認識能力の形式よりも、
言語に注目が集まることになる。
あるものを分類するということは、
まずそれをたとえばリンゴならリンゴとして区別する言語が必要だ。
認識すべきものを名指すことができなければカテゴリーで分類することはできないし、
社会や文化ごとに言語が異なると、分類する枠組みも変わってくる。
カテゴリーの手段として使っている言語そのものが、
ぼくたちのカテゴリーの作り方にも影響してくるのだ。
- 981 :名無し草:2020/11/20(金) 15:57:08.42 .net
- 人生は悟りと救いを求める巡礼の旅。
- 982 :名無し草:2020/11/21(土) 09:11:30.11 .net
- 貨幣の歴史は人間の歴史と同じように古いものだ。
異なる共同体が成立して、あるものを交換しようとするとき、
そこに貨幣が発生する。
- 983 :名無し草:2020/11/21(土) 09:15:51.59 .net
- 貨幣にはどんなものを用いることもできる。
ぼくが一個のリンゴをもっていて、隣の村の人のもっているきれいな貝を交換したとする。
そしてその貝と引き換えに、魚を一匹もらったとする。
そのとき貝は貨幣という機能を果たしている。
この交換の媒体になるものは、どんなものでもいいわけだ。
リンゴだって、腐らないうちは魚だって貨幣として使える。
でもやがてはすり減らない金属が貨幣として好まれるようになったわけだ。
- 984 :名無し草:2020/11/21(土) 09:17:10.04 .net
- 貨幣は交換の手段として使われるもの。
- 985 :名無し草:2020/11/21(土) 09:22:12.69 .net
- 交換の手段にすぎない貨幣にこのような価値があると思い込むことをマルクスは
物神化(フェティシズム)と呼んだ。
人間の歴史は、物神化された貨幣にまつわる悲喜劇で綾取られているのだ。
金貨三十枚でイエスを売ったユダの物語からシェイクスピアのベニスの商人にいたるまで、
文学の歴史は貨幣との因縁の歴史でもある。
- 986 :名無し草:2020/11/21(土) 09:26:13.60 .net
- 貨幣には否定的な力だけではなく、人々を結びつける力もあることを忘れないようにしよう。
ぼくがリンゴを隣村の人の魚と交換したいとき、ぼくはリンゴ一個で魚一匹と交換したいのに、
相手はリンゴ十個を要求したらどうなるだろう。
ぼくたちは交換することができずに引き返すか、暴力を使って相手の持ち物を奪うしかないだろう。
そうなるとぼくたちは自分の所有物を守るために相手と戦う決意が必要になる。
万人が万人にとっての狼という状態が生まれる。
- 987 :名無し草:2020/11/21(土) 09:34:43.60 .net
- しかし交換価値の尺度として認められている貨幣があれば、
魚とリンゴの交換価値はだれもが常識として知っていることになるだろう。
貨幣は人々の直接の交渉を省くのであり、
だれもが貨幣を介してしか人々と交渉しなくなる。
貨幣は人間の間に距離を作るのだ。
しかしこの距離のおかげで、
ぼくたちは他者と安全な関係を作りだすことができる。
貨幣は引き離すと同時に、人々を結びつけるのだ。
- 988 :名無し草:2020/11/21(土) 09:39:39.71 .net
- 現代の情報社会においては貨幣は金属でも紙幣でもなく、
銀行の口座の数字となり、クレジットカードや電子マネーのデータとなった。
円やドルなどの為替で投機することもできる。
国際的な貨幣の投機が一国の経済を揺るがすこともあることを考えると、
グローバルになったこの世界において、
貨幣はまったく新しい意味をもつようになったことも忘れないでおこう。
- 989 :名無し草:2020/11/22(日) 05:07:12.92 .net
- カルチュラル・スタディーズとは文化研究ということだ。
イギリスの新左翼の間から生まれてきたこの流派は、
マルクス主義と深い関係をもっているが、
文化についての視点がマルクス主義とは異なっている。
- 990 :名無し草:2020/11/22(日) 05:11:17.82 .net
- カルチュラル・スタディーズはサブカルチャーやポップ・カルチャーなどが、
既存の文化的な権威に挑戦するところに注目するのだ。
- 991 :名無し草:2020/11/22(日) 05:15:42.08 .net
- 学問の世界は学会を中心としたアカデミズムによって支配されることが多い。
何を研究するかというテーマまで、教官に決定されることが多いというのが、
伝統的な視点だった。
教育とは、権威をもった専門家が、知識をもたない学生に教える営みであり、
学生はありがたくこの知識を修得して、卒業することを目的とするかのようである。
- 992 :名無し草:2020/11/22(日) 05:19:43.99 .net
- カルチュラル・スタディーズは既存のアカデミズムのこうした権威主義に挑戦する。
権威主義的な制度のもとでは知識が再生産されるだけで、
新しいものが生まれるきっかけがないからだ。
そして既存の権力関係のもとで、アニメのようなサブカルチャーを切り捨てることを批判する。
アニメのような大衆文化については学生のほうが詳しいかもしれないのだ。
サブカルチャーの分野では、教師と学生の地位はまったく逆転してしまう。
- 993 :名無し草:2020/11/22(日) 05:23:35.28 .net
- そもそもサブカルチャーとは、既存の文化的な権威に対抗するために若者や民衆の間で生まれた文化のことだ。
ロックやポップスなどの音楽はクラシック音楽に対抗するために生まれたし、
アニメや漫画は高級な映画や書物と競争する。
コンピュータ・ゲームはコンピュータというマシンの正しい使い方に抵抗する。
- 994 :名無し草:2020/11/22(日) 05:26:48.70 .net
- カルチュラル・スタディーズはこうした既存の文化に対抗するサブカルチャーに注目する。
そしてこうした文化がどのようなメカニズムで生まれ、権威に対抗し、
そして新しい権威となっていくかを研究しようとするのである。
- 995 :名無し草:2020/11/22(日) 05:30:15.55 .net
- カルチュラル・スタディーズでは少数派の文化を含めて、
文化を複合的なものとして考察しようとする。
日本は単一の民族だと思い込まれがちだが、
日本の文化にも、アイヌや沖縄諸島に固有の文化的な伝統があることを忘れてはならないだろう。
- 996 :名無し草:2020/11/23(月) 06:44:03.76 .net
- 何がぼくたちにとって疑えないものだろうか。
いま目の前にあるこの机だろうか。
でも目に見えるもの、耳に聞こえるものはぼくたちをだますことがある。
たとえば四角い塔を遠くから見て丸い塔だと思ったり、
空耳で聞いていないものを聞いたように思ったりすることがある。
だから知覚によって認識したものというものは絶対に確実なものではない。
- 997 :名無し草:2020/11/23(月) 06:46:45.50 .net
- 次にデカルトは人間が身体をもつことは確実ではないかと考える。
ぼくたちが手でものを書き、足で歩くことは確実なことではないか。
しかしデカルトは夢のことを考える。
夢の中でもぼくたちは手で書き、足で歩くからだ。
だとすると身体をもっていることも確実ではないことになる。
- 998 :名無し草:2020/11/23(月) 06:49:19.37 .net
- それからデカルトはぼくたちが学んだ学問というこのは確実ではないかと考える。
数学の定理や幾何学などは確実な学問だと思われるからだ。
しかしデカルトはもしも意地の悪い悪霊のようなものがいて、
ぼくたちが二と三を加算するごとに間違うようにさせていることだってあるかもしれないと想定する。
こうして学問も確実なものではなくなる。
- 999 :名無し草:2020/11/23(月) 06:51:43.60 .net
- そして後に残ったものはぼくたちがこうして考えているという事実だと思いつく。
たとえ夢を見ていても、悪霊がいたずらをしているとしても、
ぼくたちが思考していることだけは確実なのだ。
- 1000 :名無し草:2020/11/23(月) 06:54:27.35 .net
- 社会とは何か、法とは何か、家族とは何か、ふと疑問に思ったならば、
もっとも単純で本質的なものがあらわになるまで、考えてみたらどうだろう。
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