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なぜ篤姫は大成功したのか? Part2

177 :日曜8時の名無しさん:2009/12/03(木) 16:42:28 ID:hmYOguLy.net
俺は「篤姫」総合的に観たらそんなに嫌悪感はないんだが、
序盤ではなんじゃこりゃwって思ってたクチ。
宮崎の演技も、一年間通してみたら同世代の女優の中ではかなり頑張ってたと思うし。
ただ、「もう少しこうしてたら良かったのに」があまりにも多くて、手放しで絶賛はできない。
過去に傑作と呼べる作品はかなりあるからね。

俺が何より惜しいなあと思うのは(もちろん身分の格差を端的に解り易くする為とはいえ)
薩摩なまりの扱い。於一が薩摩なまりで苦労するところが全くもって中途半端というか、
序盤の少女時代に薩摩なまりを効果的に使っていたら、本家に上がるシーンも、
終盤で家族と対面するシーンももっと厚みが出てたと思う。
せっかく沢村一樹や榎木孝明、山口裕一郎などネイティブ鹿児島人を起用していたのに、
一切ネイティブ薩摩なまりを封印させていたのももったいない。特に久光。
普段は標準語の武士言葉なのに、感情が激した時に一気に薩摩弁でまくしたてていたら・・・
と思うと、かなり残念。結果的に久光の役は消化不良のままだったし。

そして家定の演技。序盤から「本当は頭いいのにバカの振りをしてる」ってのが分り過ぎて、
浅く感じてしまうんだな。
あれはギリギリのところまでバカを通して、斉彬や篤姫から視聴者までだましきっていたら、
神演技だったと思う。夫婦のやりとりが良かっただけにこれも残念でならないんだな。

まあ総体的にみれば新世紀に入ってからの大河の中では佳作の部類かなあって思うくらいにはなったが。
今年のような反吐が出るような嫌悪感は感じなかった。「惜しい!」に尽きる。



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