2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【2018年大河ドラマ】 西郷どん part114

558 :日曜8時の名無しさん:2019/02/01(金) 04:24:19.65 ID:mLfZCz6q.net
>>553
西郷の朝鮮使節派遣論は、征韓を強く唱えていた土佐派(板垣退助等)をとりこむ意図があった。
西郷と薩摩勢にとっては、朝鮮より中国のほうが(琉球統治とのからみで)よほど重要だったろう。
(実際問題、のちの台湾出兵では、西郷とともに下野した桐野利秋が台湾へ参戦している)

でも使節を送ると最終的に決めたのは西郷。下野したあと、なんども政権復帰にさそわれたのに、
それを断わったのも西郷。そして西郷は自滅し、大久保も失い、薩摩派は勢力をすり減らした。

1910年に日韓併合が起きた原因は、当時、日本政治史上空前絶後の状態が発生していたからだ。
明治政府の実力ナンバーワンからナンバー4まで、北西の一辺境である長州勢が独占していた。
朝鮮への強い関心は長州勢の一般的特徴で、もし西郷・大久保が維新政府の主柱でありつづけても、
慶喜ひきいる一会桑政権が明治の世で新政府をつくっても、あんなことにはならなかったろう。

西郷隆盛=征韓論、という説は、当時の明治政府が併合反対派を黙らせるために「西郷さんだって
征韓に賛成していた」という言い訳またはこじつけとして利用されたように感じます。

総レス数 1018
261 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★