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【2021年大河ドラマ】青天を衝け PART12

43 :日曜8時の名無しさん:2021/02/28(日) 09:58:37.58 ID:3CbJ4v1H.net
(つづき 1)
11 平岡は前任地で信濃川通船を開通させた手腕を買われ、奥会津地方の南山御蔵入領を復興させるため、幕府が送り込んだ代官だった。
12 平岡は南山御蔵入領の全村を回り民情調査を行い、飢餓の被害の改善には八十里越の開鑿が最良策であると確信した。
13 平岡は兼務していた水原代官所管内の福島潟開拓を請負った市島徳次郎・佐藤伊左衛門ほか水原十三人衆と呼ばれた大地主や豪商たち に八十里越開鑿の重要性を説き、献金を要請した。
14 実現が難しいと思える工事計画に一人も応じる者はいなかった。
15 しかし平岡の窮民を救いたいという切なる願いに、豪商の佐藤伊左衛門の分家の佐藤友右衛門が千両、市島次郎吉が二百両を献金することを申し出た。
16 資金の見通しがつき、平岡は天保13(1842)年3月に工事目論見書を作成し、伺書とともに幕府勘定方に提出した。
17 老中水野越前守から「御下知書」が下り、八十里越の天保の大改修が始められることになった。  
18 天保13年7月、平岡は武蔵・下総の代官として転出したが、「八十里越切り開き御用掛り」に任ぜられ、引き続き八十里越の改修を担った。
19 普請は天保14年8月に開始した。
20 工事区間は、村松藩領(吉ヶ平村)、幕領会津藩預所(南魚沼市)、幕領田島代官所(福島県只見町)の3区間に分かれ同時に行われた。
21 幕領は地元で工事費を負担できないので佐藤友右衛門、市島次郎吉の献金千二百両で賄われた。村松藩領は手伝い普請という形で、森町組・長沢組・鹿峠組の三ヶ組が費用のほとんどを拠出した。
(つづく)

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