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【2024年大河ドラマ】光る君へ Part10
- 97 :日曜8時の名無しさん:2024/01/15(月) 16:11:20.41 ID:FhyiCNpW.net
- 前回話題になった「穢れ」の話ですが、史実という面から考えれば、今回で伏線回収!は出来てないです。
別に史実どおりでなくて良い、これはそういうドラマなんだ、と捉えればすむことですが
念のため解説しておくと、「高貴な人間が自身で殺人をした」ことが問題ではないんです平安的には
道兼クンが刀をぶっ刺した瞬間、わ〜ッと「穢れ」が湧いて、彼に付着してそこからムンムン飛散してるんですね。
それを除くには、「時間が経って薄まる+水による清め」が必要なんですが、それをせず自邸に帰ってきてしまった。
そこから数十日間、彼といっしょに着座した人間は【感染】します。
なので穢れるのは「家の名」ではない、まったく別モノです。道兼クン自身の身体が穢れてるんです
陽成天皇への世間の反応とか考えても、忌まわし過ぎて排除されちゃいますねこんな人は
なお兼家パパは、道兼クンの従者を近寄らせず(共に着座せず)、連れ出させて他人に殺させたのなら、穢れません。
平安人が言う「穢れ」って、現代人が考える「殺人への道義的罪」とは異なりまして(一部重なる所もあるので誤解しそうになりますが)、
どっちかっていうと「病原体がどう伝染するか」的な発想なので、ある意味ドライです。
「道兼クンは穢れのタブーを気にしないキャラなんだね」という見解も 見かけましたが、だとしたら危う過ぎて、なおのこと社会に置いとけないです。自主的にスーパースプレッダーになる人、かつウィルス産んじゃう人ですから
従って、大石静さんは基本的な勘違いをされたまま創作をされていること、また時代考証の方が責任感をもって仕事をされているのかについて、大いに疑義を感じざるを得ないという所です。
これが平安史家のほとんどが抱く今大河への違和感です。とても残念ですね…
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