【池沼w】日野自動車古河工場【期間工】 Part.3

FROM名無しさan

もう2年も経つから時効かな。
俺の工程、30センチくらいの部品にエアーのジョイントを締付ける作業があったんだけど、規定トルクまで締め込んだ後に、ジョイントが決まった向きになるように締め増さないといけなかった。
規定トルクは確か30Nmで、トルクレンチは20センチの短いやつ。
ワークは縦向きに治具にはめて、レンチを動かす向きは水平方向ね。
つまり、体重をかけて締められない。それどころか、ワークは治具に置いてあるだけで固定はされてないから片腕で押さえていないとガタついて傷がついてしまう。
ざっと計算するともう片腕でレンチを引く力は15キロちょっとだから普通の男なら無理ではない。
だがジョイントと部品のネジの誤差によって、規定トルクでどんぴしゃの向きになることもあれば、まるまる一回転締め増す場合もあった。
そのときの必要な引く力は20キロは軽く超えていたと思う。
この作業は多いときで一日に20個ぐらいあったが、連続で来たり一日の終わり頃になると、そんな力出ないのよ。
ましてやタクトはどんどん早くなるし他の作業もいっぱいあるし。

で結果、俺は手首の靭帯を損傷したよ。

社員には何度も改良してくれと頼んだ。そもそも日野工場のときは治具が横向きだったから体重をかければ簡単に締められたというのは標準作業手順書を見ればすぐにわかった。
この工程を古河に持ってきた時にロクに考えないででっち上げの治具でやろうとしたからこうなったわけ。
そして、単純にもっと長いトルクレンチを使えば引く力は軽く済むのに、いくら言っても替えてくれなかった。
俺は自前で４0センチのロングハンドルバーを買ってきてそれで締め付けた。
だって規定トルクに達したあとで位置を調整するだけなんだからトルクレンチである必然性はない。
見つかって怒られてからはこっそり隠れて使用した。
そうでなければ痛んだ手首でこの作業は不可能だった。