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頭いいやつ頼む

66 :( ・∀・)つ〃∩ヘェーヘェーヘェー:2008/06/07(土) 00:23:35 .net
太郎は今、誰もいない部屋の中央で椅子に縛り付けられており、身動き出来ない状態です。
その部屋には大型コンピューターが1台あります。
そのコンピューターは、太郎とほぼ同一のパーソナリティを宿しているAIであり、
太郎と同一の記憶を持ち、他人の問い掛けに対して、太郎そのものの受け答えをします。
太郎の正面の壁はマジックミラーになっており、向こうの部屋が見えます。
そして向こうの部屋では、恋人の花子が太郎と同じ様に椅子に縛られています。
花子からは太郎の部屋は見えません。
花子の正面には2つのスピーカーが置いてあり、一方からは太郎の声、もう一方からはAIの声
が出てきます。もちろんどちらも同じ声・話し方なので、花子にも区別はつきません。
二人に向かって男の声が流れてきました。

「さあ、ゲームを始めよう。実に簡単なゲームだ。
 花子が太郎とAIに向かって質問をする。両者がその質問に答える。
 そして花子にはどちらが太郎なのかを当ててもらう。それだけだ。
 制限時間は1時間。質問は何度しても構わない。
 ただし・・・・当てられなかった場合、花子はつらい思いをすることになる。」

AIはわざと言い間違いをしたり、台詞をかんだり、計算間違いをしたりなど、
人間らしく振舞います。また花子を助ける為に正体を明かす事もしません。
太郎とAIは、花子の質問に対して交互に答えます。
(ある質問に太郎が先に答えたら、次の質問にはAIが先 という風に)
そして花子は、制限時間が来るまでは質問し続けます。

早速、花子が幾つか質問をしました。家族の事、子供の頃の事、二人しか知らない事・・・など。
しかし全く区別がつきません。太郎は困り果てています。
今、ある回線を通じてあなたから太郎に助言を送ることが出来るようです。
太郎に良いアドバイスをしてあげて下さい。

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