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【新田たつお】 静かなるドン act.6

955 :愛蔵版名無しさん:2021/05/30(日) 10:44:33.35 ID:???.net
>>951
首筋を撫ぜた静也の指が、秋野の鎖骨を通る
その後を追うようにゆっくりと舌を這わせる彼の背中を、彼女の細い腕がとらえた

静也は思い出していた
秋野がデザイン部のブレインとしてプリティに来ていた時のことを
会議の場で、彼女は自ら試着したブラを彼に持たせた
それはつい先程まで身に着けていた物なのだろう
ほのかな温もりが彼の手に伝わってくる
思わずピラミッドに顔をうずめる静也
そして深く息を吸い込む…

あの時の感触、そして匂い
それを彼は今でも忘れてはいない
いや、忘れられるはずがないのだ
求めてはいけないと我が身を律し性的衝動から目を背けていた自分に訪れた、ほんの一瞬の歓びだったのだから

だが今はどうだろう
秋野は全てを静也の前にさらしている
もう自分を抑える必要などない

あ…

秋野のか細い声が、静寂の中に響いた

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