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藤子・F・不二雄総合スレ143

585 :愛蔵版名無しさん :2022/07/28(木) 18:23:55.25 ID:mcL3OH/da.net
SF短編は長編にならない作り方をしてるんだという文脈での発言ですね

>僕にとってのSF短編は、どちらかというと、プロ作家の意識よりも趣味的に描いていた
>ジャンルです。そのためか、何か一つ「タネ」を思いついたら、そのタネをいかに効果的に
>見せるかという、そこいらあたりが、僕が短編まんがを描くときのポイントになるわけです。
>それは土壌の選択、タネをまく土を選ぶことです。
>(中略)
>そういった自然の展開を考えながら、この枝は本来の意図に沿っているかどうか、
>この葉は本来の意図に必要であるかどうかを見ていきます。最初のイメージを基準にして、
>SF短編としておさまりがいいように刈り取っていくわけです。言ってみれば「盆栽」を
>育てているようなものなのです。
>手塚治虫先生の『火の鳥』のような大長編を、一度でいいから描けたらと思わないわけでは
>ありません。しかしいまの段階では、それは一つの夢として、もっと将来のことにしまっておきたいと
>思っています。
>1989年 藤子不二雄ランド『少年SF短編』3巻

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