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【生誕100周年】水木しげる その35【後半戦】
- 21 :愛蔵版名無しさん:2022/08/07(日) 17:59:33.66 ID:???.net
- 2022/08/07【三山春秋】〈八月や六日九日十五日〉という有名な俳句が...
▼〈八月や六日九日十五日〉という有名な俳句がある。広島と長崎への原爆投下、終戦の三つの日付を挙げながら、不戦の誓いを詠んだものだ。
類似句が多数あって「詠み人知らず」とされるが、死者を悼む特別な月である
▼『ゲゲゲの鬼太郎』の作者として知られる水木しげるさんは1943年に徴兵され、過酷な戦争を生き抜いた。
自らが体験した軍隊の不条理、戦場の姿を『総員玉砕せよ!』に描いている
▼鳥取連隊で初年兵教育を受けてラッパ卒に。だがいくら訓練しても情けない音しか出ない。
配置転換を申し出ると「南がいいか北がいいか」と聞かれた。「南です」と答えると、激戦地ニューブリテン島のラバウルへ送られた
▼のんびりした性格で、およそ軍隊には向かなかった。失敗しては殴られ、付いたあだ名は「ビンタの王様」。
漫画では平手打ちの場面が「ビビビビン」という効果音で描かれる
▼折り紙付きの劣等兵は危険な方、危険な方へと送られた。ついに敵襲を受け、10人の分隊は水木さんを残して全滅。
海を泳ぎ、密林を抜けて命からがら戻ったが、上官の第一声は「なぜ死なずに逃げたのか」。脳天を殴られたような衝撃だった
▼左腕を失ったが命をとりとめ、終戦を迎えた。高崎歩兵十五連隊を描いた「ダンピール海峡」という作品もある。
ことしは生誕100年。妖怪漫画家としての功績にあらためて光が当たっている。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/156933
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