民進党・階猛の行為がネット番組で批判される　足立議員「暴力ですよ暴力」　和田議員「お咎めなしとわかってやっているからタチが悪い」

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国会議員が政治の裏事情を語ることから最近人気となっているネット番組「報道特注（右）」の続編が公開され、北朝鮮情勢などに触れる中、国会で自民党議員の肩に「手をかけた」民進党・階猛議員の行為が問題視される場面がありました（画像は番組より）。

番組は「北朝鮮危機オモテとウラ後半」と題され司会の生田よしかつ氏の他、日本維新の会から足立康史議員と丸山穂高議員、自民党の和田政宗議員、それにジャーナリストの山口敬之氏が各々の立場から知り得た朝鮮半島危機の裏事情を語るなど興味深い内容となっています。

そうした中、テロ等準備罪の必要性とその不備について論じる流れから野党に配慮せざるを得ない与党側の事情に触れると共にそれを逆手に取るかのように建設的な議論なくプラカードを掲げるといった野党の非生産的な姿勢への批判的な展開に。階猛議員の行為についてもその延長線上で語られていました。

階議員は4月21日の衆議院法務委員会で自民党の土屋正忠議員から「今のはテロ準備行為じゃないか？」とヤジを飛ばされると激昂、「今言ったの誰だ！！」「誰に対して言ったんだぁ！！」などと叫びながら土屋議員の肩を強く押していました（関連記事参照）。

翌週、4月28日の法務委員会で階議員はこの行為を「肩に手をかけた」と表現し「不快な思いをさせたのであればお詫びをします」などと語ってはいたものの、土屋議員の発言を名誉毀損、侮辱罪に該当すると非難し、謝罪と撤回を求めています（関連記事参照）。

番組では生田氏が「こないだアレやっちゃったよね。突き飛ばしたんでしょ」と話を振ると、足立議員が「暴力ですよ暴力」と階猛議員の行為に厳しい見方を示し、生田氏が問題の場面を「チンピラのケンカ」「あんなの魚河岸でもやんねえや」と手厳しく評すと足立議員が「今度ちょっと階さんの肩小突いてやろうかなぁ」と語ったため笑いに包まれていました。

一方、和田政宗議員からは法務委員会で犯罪にならないのかと取り上げたらどうかとの提案がなされ、足立議員はこれに対し「ねぇ」と答えるにとどめていましたが、階議員の行為についてはジャーナリストの山口氏からも「あれは完全な暴行ですから」と指摘されるなど改めて問題だとの認識で捉えている人が多いことが浮彫りになった形です。

階議員の行為について足立議員の元にはネットを通じ「おかしい」という声が寄せられているといいますが、国会議員同士・院内で起きている事案については院内で解決するという了解が存在しているため騒ぎになりづらい、という理由を説明。これについて和田議員は「お咎めなしとわかってやっているからタチが悪い」と民進党に対し苦言を呈していました。

「報道特注（右）」次回は足立康史議員について取り上げた4月19日朝日新聞の記事について取り上げると予告しています。「次回は…足立がやられた！『朝日新聞がねつ造！再び！！』」

民進党・階猛の行為がネット番組で批判される 足立議員「暴力ですよ暴力」 和田議員「お咎めなしとわかってやっているからタチが悪い」

民進党・階猛の行為がネット番組で批判される　足立議員「暴力ですよ暴力」　和田議員「お咎めなしとわかってやっているからタチが悪い」