【五輪】小池知事に不満の声相次ぐ、五輪費用負担めぐり「もう待てない」

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　首都圏の９つの東京オリンピック・パラリンピックの費用負担の問題について、小池都知事が今月中に結論を出す考えを示したのに対し、
安倍総理は丸川担当大臣に対し、調整を急ぐよう指示しました。

　「一つ一つの会場の負担がどれくらいで、割合をどうするかは、まさしく幹事会で話し合っている。より実務的に進むような（費用負担の）答えが今月中に出せると思う」（東京都小池百合子知事）

　９日、首都圏の９つの自治体のトップが集まって開かれた会議で、小池知事は費用負担の問題について今月中に結論を出す考えを明らかにしました。
去年の段階では、今年３月までに結論を出す方針を示していたこともあり、開催自治体の知事からは不満の声が相次ぎました。

（Ｑ．５月までは待つ姿勢？）

　「いや、もう待てないです」（神奈川県黒岩祐治知事）

　「もっと早くやってもいいんじゃないか。一言言えば済むこと。『ルールにのっとってやります』で終わりですから」（埼玉県上田清司知事）

　会議後、神奈川、千葉、埼玉の３県の知事は、総理官邸で安倍総理と面会し、早期に結論が出るよう協力を求めました。安倍総理は同席した丸川担当大臣に対し、
調整を急ぐよう指示しました。

　「首相から『都の案を待つことなく調整を都知事と組織委に行ってください』と指示を頂きましたので、ご相談をこれから申し上げようと思う」（丸川珠代五輪相）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3049453.html