足立康史議員が民進党の議事妨害と日程闘争を批判「謝らないと審議しないぞとかね」「困るのは国民の皆さんです」

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5月10日の衆議院外務委員会で、日本維新の会・足立康史議員が複数の民進党議員の名前を挙げて「議事妨害は止めた方がいい」と苦言を呈す場面がありました（画像は衆議院より）。

民進党・寺田議員は「そういうことを言う方ですから」

この日の外務委員会では日印原子力協定に関する質疑が行われていましたが、足立議員は元々4月26日の予定だった質疑が延びたため準備していた書類について「もう忘れました下の方」と語り、日程闘争に明け暮れる民進党の姿勢を批判すると共に、直近でも外務委員会の委員である民進党・寺田学議員が「審議しないぞ」とちらつかせていたと明かし「大変危惧しております」と指摘。

足立議員が触れていたのは民進党が5月9日に法務委員長の解任決議案を提出するとしていた際、前日の8日に自民党の長尾たかし衆議院議員がTwitterでこのように述べていたことを民進党の寺田学議員が問題視したというものでした。

長尾Twitter「明日、法務委員長解任決議案？民進党、ホント、好きだよね、こういうの。よって、明日の予定質疑は全部ぶっ飛び？本会議は1800から？それまで国会は空転？やることやらずに場外乱闘にお付き合いさせられて、困るのは国民の皆さんです。本当にお詫び申し上げます。」

寺田Twitter「確かに法務委員会は揉めております。しかし、それ以上の波及は避けるべく、長尾さんも理事を務めている我々外務委員会は、明日予定通り理事懇を設定し審議を前に進めようとしております。それをご存知の上でこのようなツイートをされるとは残念です。あす朝に御党の新藤筆頭理事と本件相談致します」

足立議員は寺田議員が5月9日、上記の長尾議員のツイートを外務委員会理事懇で「陳謝しなければ審議に応じない」と主張していたと5月9日の午後、Twitterで明かしていました。

足立Twitter「長尾代議士のこのツイートが、本日の外務委理事懇で問題に。これのどこが問題？法務委員長解任決議でケンカ仕掛けたのは民進党！寺田野党筆頭がツイート写しを配布し、陳謝しなければ審議に応じないと恫喝。まるで国会内同時多発テロ」

この経緯に関し5月10日の外務委員会で足立議員はこう発言、寺田議員に呆れたかのような表現を用いていました。

足立「だから、あのーちょっとそのー日程闘争もう止めませんかいい加減。ねぇ？寺田筆頭いないけど。だいたい寺田筆頭は何か理事会にねぇ、しょうもないあのー、Twitterの写しを何か、載せてね、謝らないと審議しないぞとかね、そういうことを言う方ですから。」

更に足立議員は憲法審査会の予定も流れると報道されている件を紹介すると共に、民進党の階猛議員の名前を出して「階さんもそうでしたけど議事妨害っちゅーのはもう止めたほうがいい」として、「日程闘争は百害あって一利なし」「特に野党筆頭の民進党に苦言を呈しておきたい」と語っていました。

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