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マクロン次期仏大統領、政治スタイルは小池流劇場型 既存政党への不満集め、のし上がる

1 :カレー丼 ★@\(^o^)/:2017/05/10(水) 22:30:53.02 ID:CAP_USER9.net
フランス大統領選について、通産官僚時代に、フランス国立行政学院(ENA)に留学した経験がある評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。

注目の大統領選は、世論調査通り、昨年までオランド大統領の下で経済相を務め、
「左右の対立の克服」を訴えて社会党を飛び出したエマニュエル・マクロン前経済相のダブルスコアに近い圧勝に終わった。

英米のマスコミや、それをうのみにした日本の一部マスコミでは「接戦」という予想もあったが、フランスでは事前の世論調査が外れることはなく、お粗末だった。
不安をあおって為替などでひと儲けをたくらむ人たちの影響もあったのではないかとすら思う。
決選投票前のテレビ討論で、対立候補である極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補を完全に沈没させたことで息の根を止めた。

マクロン氏を「新自由主義者」という人もいるが、単純ではない。彼の政策は「社会的な公正を目指すが、市場論理は最大限に活用する」というものだ。
個人のニーズを重視し、選択の自由など、きめ細かい制度設計を主張している。年金受給年齢の選択による引き上げや、休日手当を割り増しての商店の日曜営業など典型といえる。

北仏出身で技術者の息子。哲学者のサルトルの母校であるパリの名門高校から高等師範を志したが失敗した。
少し年長になってからENAに入り、ここで頭角を現して、ジスカールデスタン元大統領と同じ財政監察院
(=シラク元大統領やオランド氏がいた会計検査院と混同されるが別の機関)に採用された。
そこで官界・財界の大物に引き立てられ、ロスチャイルド銀行に出向して成功した。
左翼的すぎる経済政策で失敗したオランド氏の経済顧問や経済相に抜擢され、改革を進めたが、社会党左派に抵抗されて飛び出した。

大統領選では、小池百合子都知事のような劇場型で、既存政党への不満を集める選挙運動を展開した。
共和・社会二大政党の候補をなぎ倒し、ルペン氏に遅れる「第4の候補」から一気に本命にのし上がった。 
支持者には、社会党右派や中道派はもちろん、シラク体制下のドビルパン元首相、1968年にパリで起きた五月革命の英雄、コンベンディット氏、共産党元書記長など幅広い。
現状に閉塞(へいそく)感を感じるインテリを多く集め、オバマ前米大統領的なリベラルなイメージで若年層からも一定の支持を得た。
経済界の信頼も厚く、外交は親米、親EU、親イスラエルとされる。

マクロン氏には今後、首相指名(=ラガルドIMF事務局長も有力候補)や、6月の総選挙が待ち受ける。
議会にほとんど基盤がないだけに、どう切り抜けるか注目される。小池氏や民進党にも、参考にしてほしいところが多い。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170509/frn1705091700004-n2.htm
zakzak by 夕刊フジ

2 :あなたの1票は無駄になりました@\(^o^)/:2017/05/10(水) 22:47:38.75 ID:+hkUNAEk0.net
大統領選では、小池百合子都知事のような劇場型で、既存政党への不満を集める選挙運動を展開した。>
東京都の場合 チン太郎とかマスゾエとか、既存政党への不満というのではなく、呆れてモノも言えんわ。

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