【豊洲対策追加案】豊洲市場で追加策＝移転判断材料、ほぼ出そろう―都専門家会議

青いガチョウ ★＠＼(^o^)／

豊洲市場で追加策＝移転判断材料、ほぼ出そろう―都専門家会議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000045-jij-pol
6/11(日) 17:03配信

東京都の築地市場（中央区）からの移転が延期された豊洲市場（江東区）をめぐり、都の専門家会議（座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長）は11日、土壌汚染に関する追加の安全対策をまとめた。

　都の市場問題プロジェクトチーム（座長・小島敏郎元青山学院大教授）も5日、築地改修と豊洲移転の2案を併記した報告書をまとめており、小池百合子知事が移転の可否を判断する材料が、ほぼ出そろったことになる。

　移転問題が都議選（23日告示、7月2日投開票）の争点の一つになるとみられる中、小池氏は14日に庁内組織の「市場のあり方戦略本部」（本部長・中西充副知事）を開き、課題などを点検。その結果を踏まえ、判断を下す方針だ。

　小池氏は11日、都内で記者団に「（追加対策の）報告がしっかりできたのは良かった」と述べるにとどめた。会合を傍聴した築地市場協会の伊藤裕康会長は、記者団に「早期に判断していただきたい」と語った。

　専門家会議は豊洲市場の追加対策について、(1)主要建物下に設けられた地下空間で底面をコンクリートや特殊なシートで覆ったり、換気装置を新たに整備したりする(2)地下水管理システムの排水機能を強化する―ことを提言。工事費を35億～80億円と見積もった。

　併せて、地下水に含まれる有害物質の濃度を確認するため、敷地内の46カ所でモニタリング調査を継続するよう求めた。　