法科大学院期限切れ

氏名黙秘

いや、私が言いたいのはそういうことじゃない。実際、ロー卒の弁護士が最高裁判例を勝ち取ってることをみると、それなりの意義はある。だこら、ローを私は肯定的に考えてる。
確かに、初期の頃は、少子化で大学の経営を危惧し、大学院大学構想からの起爆剤として専門職大学院ことにローを神輿にして、大学に予算を注ぎ込んだ文科省に乗せられた風潮があった。だこら、司法試験に実績のない大学が勘違いして法曹養成を俺たちならできるとしたところはあった。それに乗せられてこの世界に入った学生もいた。彼らは、snsやオフ会をやったり、社会への発信もしたりしていた。
けど、実績のある大学は、良き法曹になるための教育と、学生は粛々と司法試験対策を旧試に苦杯を舐めたが故にしていた。
それが同じ先生が教壇に立ちながら、君たちはこのくらいの資料を読み込んでほしい、こういう問題意識を持って実務に出てほしいという教えが消えてしまっている。受かってほしいという熱意が消え、法科大学院の序列が決定した段階で、そこそこの教育でそれなりの、という雰囲気を感じる。それが残念。