イオンモール岡山 Part2

おかいものさん

岡山市議会の質問に答えて市長は「渋滞を客観的に再調査」「駅前商店街への導線確保」「市民にも計画に加わってもらう」などと答弁したが、すべてが路面電車ありき路面電車の市役所筋横断ありきで話にならない。

イオンモール開店にあわせて街路樹や中央分離帯を撤去してまで車線を増やしたくせに、駅前の大通りに路面電車を横切らせるとは本末転倒の御都合主義。
路面電車が出入りすればバスやタクシーの出入りは制限され売上にも影響が出るし、今より混雑することは間違いない。加えて今後の駅前開発は渋滞を理由に制限され、将来的なバスやタクシーの乗り入れ増も認められなくなる可能性が高い。
市長は両備岡電と表町の利益誘導者として市民の税金を私物化するつもりなのだろう。

駅前商店街への導線確保というなら円滑に平面移動できる現状の維持が前提になるべきだが、あくまで路面電車を市役所筋に横切らせるこてありきの岡山市。
そんな状態では駅前の渋滞が悪化するし、「渋滞緩和のためにデッキを作ります」などと税金を無駄にするようでは「なぜ最初からデッキ案にしなかったのか？平面案ゴリ押しのための作戦か？なぜ地下案にしない？」という矛盾が噴出。
そもそも目の前にある駅前商店街にデッキで登り降りしないと行けなくなるようでは、駅前商店街界隈は少なくとも現状より不便になり客足が減る。それでも表町のためなら市民の税金をじゃぶじゃぶ使って二重三重の無駄な投資をするというのだろうか？

非効率で災害時のリスクをも高める路面電車は縮小か廃止すべきでこそあれ、これから投資するのは間違っている。市民の安全という最も大切なものを軽視してまで路面電車に固執するのはあまりにも不自然かつ不合理だ。