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喪女がオカルトを語るスレ Part.2
- 279 :彼氏いない歴774年:2018/02/01(木) 04:02:42.40 ID:R4KgFB8J.net
- 父の実家がある山奥の村は、親戚同士が墓石を盗み合ってたそう。
標的にされたのは見るからに古めかしそうな型崩れた墓石。それを敷地に置くことで、自分達がこの村の元祖であることの証明にしたかったらしい。
もうひとつ。
おじいちゃんの家の軒下には、土で薄汚れたお茶碗や湯呑みが何故かたくさんあった。
幼い頃の私はよくそれらでおままごとをして遊んでた。
大人になってから何気ない母との会話で知ったことだけど、
それは稲作のお手伝いに来てた人達の、それもある層にだけ用意された特別な食器だったそう。
仕事がひと段落し、「さあここいらで少し休憩しよう」となると、
雇った側がお茶を注いだ急須と湯呑みを家から持ってきて皆に振る舞った。
だけどある一部の層達の分の湯呑みは敢えて持ってこない。
彼らは言われずともその家の軒下から埃と土まみれの湯呑みを探しだし、
川の水を使って指で綺麗に洗ってからお茶を貰いに行ってたそう。
昔の人って残酷だよね。
良心とかなかったんだろうか。胸を痛めてたと思いたい。
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