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長靴半ズボンその3

1 :夢見る名無しさん:2016/09/24(土) 17:17:27.34 ID:QMv8V5+VY
長靴半ズボン 長靴半ズボンU に続く3スレ

2 :夢見る名無しさん:2016/10/01(土) 17:10:09.56 ID:U3rN7uOdP
1スレ   長靴半ズボン
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/cafe30/1191932266/

2スレ   長靴半ズボンU
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/yume/1377591784/

3 :夢見る名無しさん:2016/10/01(土) 17:48:00.25 ID:U3rN7uOdP
子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
長靴と半ズボンについて語りましょう。

4 :夢見る名無しさん:2016/11/03(木) 13:46:31.12 ID:DiEcDnB7k
僕の通っていた小学校では、男の子は1年中半ズボンだった。20世紀のことだから短い半ズボンだった。女の子は一年中スカートだった。長いスカートの女の子も短いスカートの女の子もいた。
雨の日や雪の日は男の子も女の子も長靴を履いた。
長靴は、男の子は黒の学童長靴、女の子はさまざまな色の長靴だった。
そんな光景は見られなくなって久しい。

5 :夢見る名無しさん:2016/11/12(土) 17:02:57.12 ID:Tju82wbNS
「長靴半ズボン」「長靴半ズボン少年」で検索するとヒットするスレはいっぱいあるけれど、「”長靴半ズボン少年”」で検索してヒットするスレは、「長靴半ズボン」「長靴半ズボンU」しかない。
長靴半ズボン少年にこだわったスレが3スレを迎えたことはめでたいことだ。

6 :夢見る名無しさん:2016/11/22(火) 20:23:16.75 ID:cPkvHY9fC
幼稚園のころは青の豆長靴だった。
小学生になってから黒の学童長靴を買ってもらった。黒の艶がたまらなかった。
小6になったら学童長靴が入らなくなった。大人用長靴を履くことになった。
大長靴ではないが普通の紳士用半長靴より長かった。学童長靴と形が微妙に違った。かっこいいと思った。

ずっと半ズボンだった。真冬も半ズボンだった。大人用長靴に半ズボンのときが一番かっこいいと思った。

7 :夢見る名無しさん:2016/12/03(土) 15:50:13.57 ID:WOqmdIuF/
小学校では一年中、半袖の体育服に、男の子も女の子も短い短パンだった。
雪の日は、半袖に長靴半ズボンで雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりした。

8 :夢見る名無しさん:2016/12/27(火) 21:29:41.41 ID:fo0ywIJRf
日本の復活は長靴半ズボン少年の復活に俟つ。

9 :夢見る名無しさん:2017/01/04(水) 19:51:56.33 ID:IJrps7O3e
我々は、長靴半ズボン少年の復活のために何をなせばよいのか?

10 :夢見る名無しさん:2017/01/24(火) 19:25:41.50 ID:OJnWNfW7Z
Let's talk about shorts and rubberboots.

11 :夢見る名無しさん:2017/01/27(金) 20:37:53.51 ID:21OgtYioK
長靴半ズボンは子供時代の思い出である。

12 :夢見る名無しさん:2017/01/30(月) 19:23:52.60 ID:AomqsfdCi
2スレがついにレス数1039でアウトになりました。
これからはこの3スレで盛り上がりましょう。

長靴半ズボンの復活を目指して!

13 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:14:40.43 ID:/bYcpTBDB
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
478などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

2スレではA樹君B斗君C子ちゃんの小学生時代のエピソードの時間が飛び飛びになり逆転やねじれが生じましたので、このように修正します。
@6年生冬の肉弾のエピソードから小学校卒業までを描き、
A小学校時代を時系列的に描き、
B中学校から社会人までを描き、
CK太君L気君らのエピソードを描き、
D社会人として彼らが合流し長靴半ズボンを復活させる場面を描きます。
その後、派生的なエピソードを追加するかもしれません。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

14 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:16:56.37 ID:/bYcpTBDB
小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート
タックルしてきた男の子2人を投げ飛ばす女の子
男の子は2人とも長い黒の大人用長靴 女の子は赤の長い長靴

その女の子は、身長こそクラスで3番目に低いが足も速く相撲も強かった。
小学生らしい脚線でムキムキな筋肉ではなかったけど、よく見ると筋肉は発達しており、バネが全然違った。
徒競走のときのストライドも片足ケンケンのときのストライドも他の子供たちを圧倒していた。

その女の子が敵陣に入ってきた。正面には男の子が2人いた。男の子は2人とも普通の体格で普通の運動能力だった。
男の子2人はスクラムを組んでその女の子にタックルし、押し出そうとした。
女の子はさらに低く当たって1対2のスクラムができた。一進一退の攻防で、少しずつ女の子が押されてきた。

そのとき、女の子はさらに深く沈みこみ、前に出た。すると、女の子の両肩を支点に左右の男の子の体が持ち上がり始めた。
男の子2人の運動場を踏ん張っていた足は浮き上がった。姿勢を戻そうと自転車をこぐように脚を動かすけれど、立ち上がった女の子に持ち上げられてしまった。
きゃーーーーーーー! 女の子のようなボーイソプラノ悲鳴を上げ、男の子は2人とも、風車のように回転して背中から落ちてしまった。

15 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:20:36.91 ID:/bYcpTBDB
悲鳴を上げたこと、地面に思い切り落ちたためであろうか、男の子は2人ともその場で失神してしまった。
大至急、保健室から担架が呼ばれた。担架は一つだったので、男の子2人は一つの担架に乗せられた。顔が真ん中で両腕と両脚が担架からはみ出てぶら下がった。
男の子2人は、担架の中で、唇と唇が重なり、キス状態になった。意識を取り戻しつつあった男の子たちはもがいたけど唇は外れなかった。

悲鳴を上げたのは確かに男の子2人だった。
悲鳴をきゃーーーーーーー!と書いたが、かなでもローマ字でもどんな文字でもうまく表現できない。
あーーー、あぁーーー、いーーー、いぇーーー、うあーーー、うぁーーー、うぃーーー、うぇーーー、ううぇーーー、うわーーー、
えーーー、おーーー、きゃーーー、こーーー、たーーー、とぁーーー、ひーーー、ひいぇーーー、ひえーーー、ひぇーーー、
やーーー、ゆあーーー、ゆぁーーー、ゆぉーーー、わーーー、わあーーー、わぁーーー、わわーーー、あわーーー、ひゃーー

この30種類、いやそれ以上混じっている。どちらの男の子がどの声か?それはわからない。響きあってそうなったのだ。
和音であるか不協和音であるかわからない。サイレンに近いのかもしれない。
どんな楽器やどんな音楽やどんなアナウンスや歌唱より美しかった。

16 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:22:20.31 ID:/bYcpTBDB
女の子も美しかった。
体育服とブルマと体育用スカートと長靴に包まれた体も美しかった。
女の子の運動神経と筋肉から生み出された動きも美しかった。

男の子も2人とも美しかった。
体育服と短パンと長靴に包まれた体も美しかった。
風車のように回転して投げ飛ばされる、脚線を含む体の回転も美しかった。

女の子の運動神経と筋力から生み出された動きの速さと強さと美しさ、
それはこの2人の男の子には自力では生み出せないレベルだった。
だから耐え切れずに、失神した。

肉弾で女の子に失神KO負けした。

17 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:24:11.07 ID:/bYcpTBDB
担架で運ばれた男の子二人と、歩いてついてきた女の子。
保健室の外からの入り口で担架が下ろされた。
ぶら下がっていた男の子の長靴を履いた脚が地面に着地しすると、ハイソックスの見える長さがやや短くなった。
いわゆるM字座りで上半身が倒れた姿勢だ。ブリチラになり、その白が黒の激短パンと肌に映えた。
唇はまだ外れず、キス状態のままだった。

先生1が男の子1を、先生2が男の子2を抱き起こした。
担架は先生1が保健室に入れた。
男の子は二人とも先生2に寄り添われて自分の足で保健室の靴脱ぎ場まで来た。

先生2が男の子二人と女の子に、長靴を脱ぐように言った。
女の子は立ったまま脱いだ。男の子は二人とも保健室の少し高くなった床に腰をおろして脱いだ。
そのときもまた男の子は二人ともブリチラになった。

白いハイソックスが完全に現れると…
先生1「君たち足が臭いねぇ」
先生2「ゴム長靴のゴムの臭いがする、ハイソックスで脚が長くセクシーなのにそのハイソックスからゴムの臭いがする」
先生1「先生顔負けの足の臭さだ、長靴の中にオドイーターを入れなさい」

男の子二人と女の子は恥ずかしながらハイソックス足をモジモジさせ顔を赤らめていた…

女の子「長靴を履いていたらこんなに蒸れて足が臭くなるんだ…」
男の子1「長靴履くときは何とも思わないけど脱いだら確かに臭いね」
男の子2「運動靴より臭いからね」

そんな会話が続いたあと、体調も良くなり再び長靴を履いて教室に向かった。

18 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:24:51.26 ID:/bYcpTBDB
子どもたちが教室に戻ってから…
先生1「二人とも怪我もなくてよかった。」
先生2「いったい体育で何があったのですか?」
先生1「肉弾をやっていたんだ。C子がA樹とB斗を投げ飛ばしたんだ。」
先生2「女の子が男の子を二人?」
先生1「A樹とB斗がC子を止めようとタックルを仕掛けたんだ。1対1じゃ絶対勝てないことをわかってたから、ツープラトンだ。」
先生2「でも、あの女の子、すごく小さかったよ。男の子は二人とも普通よりは大きかったし。」
先生1「C子の方がA樹やB斗より足も速いし、相撲だって強い。」
先生2「3人ともまだまだ子どもの体よ。」
先生1「C子は筋肉のしまり方が違うよ。バネがぜんぜん違う。」
先生2「男の子二人は大体同じ体つきだね。6年生としては普通だね。C子は少し違うけど3人ともいい脚してる。ハイソックスを履くとますます美しいね。」
先生1「やはり子どもは、男の子は半ズボンにハイソックス、女の子は短いスカートにハイソックスだ。」
先生2「長ズボン禁止は正解ね。欠席率は他地区より低いしね。」
先生1「子どもたちの足のことを、私たちのより臭い、と言ってしまったが、やはり私たちのほうが臭いよな。」
先生2「そりゃそうです。3人ともたくましく育ってほしいね。」

19 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:25:22.20 ID:/bYcpTBDB
下校の時間となった。
男の子1と男の子2は連れ立って帰ることにした。
体育はもう終わっていたので、私服になっていた。男の子は二人とも大体同じような服装だった。
黒のランドセル、スタジャン、縦2列穴の黒の太いベルト、紺のデニムの激短半ズボン、白のハイソックス。
靴箱で、黒の長い大人用長靴を履いた。
路肩に雪が残る道を歩いてしばらくすると、

男の子1   どうしてC子はあんなに強いんだろう?
男の子2   ツープラトンのタックルなら勝てると思ったけど…
男の子1   あのまま押し出せるか倒せるかと思ったけど…
男の子2   小学校卒業まであと2か月か3か月だね。それまでにC子に勝ちたいよ。
男の子1   ねえ、長靴を換えっこしよう。
男の子2   どうして?
男の子1   今日の悔しさを忘れないようにするためだよ。ぼくたちが両方ともC子に勝ったら元に戻すんだ。
男の子2   うん、いいよ。そういえばサイズもメーカーも銘柄も一緒だね。

男の子二人は肩を貸しあい、寄りかかり、支えあいながら、長靴を交換した。
ハイソックスが丸見えになった。長靴から上は泥がはねて汚れ、足の裏は黒く汚れ、大部分は白かった。

男の子1   お前の長靴くさいな。
男の子2   お前の長靴の方が臭いぞ。
男の子1   一緒に頑張ろうな。もっと強くなってC子に勝つぞ。
男の子2   約束だよ。君もぼくもC子に勝ってから小学校を卒業しよう。

男の子二人はしばらく肩を組みながら歩き、四つ角で別れた。

20 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:26:30.47 ID:/bYcpTBDB
一方、C子は肉弾で男子二人に勝った事を誇らしげに思い笑みを浮かべてた。
もともとスポーツ万能の少女だったC子、だがその一方で別の顔を持つ少女だった。
それは長靴フェチであったからだ。先程男の子二人に「長靴を履いたら足が臭くなる」と言ったのは彼女の頭の中に織り込み済みの発言だった。
C子は赤い長靴の外にピンク、イエロー、カーキ色の長い長靴を所持している。
長靴が大好きで晴れの日でも長靴を履きたい位の気持ちでハイソックスの色と合わす事もあるほどお洒落さんなのだ。

休日の日にも晴れてても長靴を履いて出掛ける事もある。
当然ハイソックスの足が臭くなる。塾などで靴を脱ぐと足が臭くなるので周りの生徒とか先生から足が臭いと良く言われる。
しかし一部の男子生徒の股間が大きくなっているのをC子が発見した。
ズバリその子を後で呼び出し「ねぇ、長靴で蒸れた足のニオイ好きなんでしょう?」と聞いた。
すると「ハイソックスに長靴の組み合わせが好きだから」との回答が帰ってきた。
C子は男の子ってそういうものなんだ、これは武器になる、そうかんじた。
それ以来学校に通う小雨の時も外の子は運動靴で通学するのに対しC子はハイソックスに長靴で通学した。

21 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:27:07.39 ID:/bYcpTBDB
実は、C子に肉弾で「失神KO負け」した二人の男の子、A樹とB斗も長靴フェチだった。
長靴半ズボンフェチ、長靴半ズボンハイソックスフェチであった。

C子たちの県は県名だけ聞くと温暖ということになるが、少し内陸に入ると、中途半端な雪国、積雪地帯だった。
教育委員会などは、本県は温暖である、児童を鍛える、との掛け声で、小学生は真冬でも半ズボンとしていた。
雨の日も比較的多く、田舎なので、長靴をはくことも多くなる。雨や雪がやんでも、長靴がふさわしいことも多い。
子供たちの間にも、長靴をはくことに対する抵抗感は他県ほどなかった。
よって、ハイソックスをはいた、長靴半ズボン少年、長靴スカート少女がたくさんいたのだ。

A樹やB斗は、長靴の履きすぎとは見られないぎりぎりの頻度で長靴をはいた。
A樹よB斗の体格は似ている。6年生になったとき、今までの学童長靴が入らなくなり、長い揃って大人用長靴にした。
サイズは同じになるにしても、メーカーと銘柄まで偶然にも同じになった。色はもちろん、黒の艶あり。
長い長靴にしたのは、山や野原や川で思い切り遊ぶためである、と二人とも言っていたが、本当の理由は、長い長靴が好きだからだ。

22 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:29:40.08 ID:/bYcpTBDB
6年生の冬、体育では肉弾をやった。子どもたちの希望である。
体育で肉弾をやるようになってから、体育の授業の次の時間には空席ができるようになった。C子に投げ飛ばされたりした男の子が保健室でダウンしていたからだ。
A樹とB斗は3回目で3人目と4人目だった。

23 :夢見る名無しさん:2017/02/02(木) 19:30:24.12 ID:/bYcpTBDB
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

2スレではA樹君B斗君C子ちゃんの小学生時代のエピソードの時間が飛び飛びになり逆転やねじれが生じましたので、このように修正します。
@6年生冬の肉弾のエピソードから小学校卒業までを描き、
A小学校時代を時系列的に描き、
B中学校から社会人までを描き、
CK太君L気君らのエピソードを描き、
D社会人として彼らが合流し長靴半ズボンを復活させる場面を描きます。
その後、派生的なエピソードを追加するかもしれません。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

24 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:01:16.04 ID:9JdvEKgET
翌日も雪が残っていたので、A樹もB斗も長靴をはいて登校した。
長靴が入れ替わっていたことについて、二人の母親たちはそれぞれ子どもに尋ねたが、A樹はB斗、B斗はA樹の長靴と交換したと言った。
どちらの母親も、A樹とB斗は親友だと知っていたので、何も言わなかった。
母親たちは電話で、長靴交換問題について、確認しあったが、A樹にはB斗の長靴、B斗にはA樹の長靴があるので、何も問題にならなかった。

その日は、長靴をはいた子は少なくなった。その日は、体育がなかった。
先生が言った。明日からの体育は持久走だ、お前たちの体力を鍛えてやる、場所は運動場ではない、Z川の河原だ、と。
そして、こうも付け加えた。あの河原だから、天気がどうであっても、長靴を持って来い、忘れるなよ、連絡帳に書いておけ、と。

子どもたちからは、えーーーーーーー!? いやだーーーーーーー! あああああああーーーーーーー! などの声が出た。
でも、少なくともA樹とB斗は内心大いに喜んだ。
その理由、一つは長靴をはいて体育ができる、もう一つはC子と直接対決できる、である。
持久走を同じ組で走れば、願ったりかなったりだ。そうでなくても、タイムが比較できる。

もちろん、A樹にもB斗にも、C子に勝つ自信は全くなかった。C子の運動能力は以前もべたとおりである。
でも、そんなC子に挑む自分たちを想像すると、ドキドキしてしまうのだ。
C子の持久走がどれくらい早いかはまだわからない。もしかしたら、スポーツ万能少女C子の弱点かもしれない。
そんな期待もうっすらとはあった。

25 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:02:17.59 ID:9JdvEKgET
翌日、体育のある日、A樹とB斗は登校時から長靴をはいて来た。
そして、体育の時間。河原に移動して準備体操。まずは列を組んで河原の往復。少し雪が残る濡れた砂地を往復で約400M。
いよいよ競走。A樹もB斗もC子と同じ組になった。もう一組がタイムをとる。
男子に二人、女子一人、C子より早い子がいた。でも、C子が早いことには変わりなかった。
A樹とB斗の人順位は真ん中くらいだった。C子には圧倒的に負けた。

整理体操ののち、次は3往復をやるぞ、と先生が言って、体育は終わった。

A樹とB斗はC子に勝つために、学校が終わったら別の川の河原で走り込みをすることを約束した。練習はその日から行った。
何回やっても、A樹もB斗もC子に負けた。でも、練習の成果か、A樹とB斗の順位は上がってきた。

持久走の最終日になった。スタートが切られた。A樹とB斗はC子のすぐ後ろにぴったりついていくことができた。今まででは考えられないことである。
C子との力の違いはすぐに見せつけられた。
河原にZ川に注ぐちょろちょろとした支流が流れていた。飛び越えると2〜3Mか。
C子は一発で飛び越えた。A樹もB斗もできなかった。支流に下りて、中州を伝って数歩かけて向こう岸に渡った。
ここを一発で越えられるのはC子はじめ数人しかいない。A樹とB斗以下の子供たちは下りて、長靴で水を蹴散らして行かなければならなかった。
川とびで大きく遅れた。A樹とB斗はまたもC子に負けた。ただ、タイムはC子の次の次だった。

先生は、A樹とB斗のタイムが伸びたことを大いに褒めてくれた。A樹とB斗は複雑な気持ちになった。

26 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:03:50.22 ID:9JdvEKgET
その次の体育は駅伝をやることになった。
コースは河原をいつもより長く使い、3周することになった。
もちろん、ブルマの上に履いた短い体育用スカートや激短パンに長靴だ。ハイソックスも。

A樹とB斗とC子は別のチームになった。合計5チームである。
走順は子どもたちで決めた。C子はもちろんアンカーになった。A樹とB斗はこの前の健闘が評価されてアンカーとなった。
二人ともC子がアンカーになることはわかりきっていたことなので、C子との直接対決にゾクゾクした。

長靴半ズボンの男の子や長靴スカートの女の子が走っていく。
生脚とハイソックスと長靴が軌跡を描いて進んでいく。
Aアンカーになったとき、樹のチームは2位、B斗のチームは3位、C子のチームは4位だった。

一人当たり800Mから1000Mである。半ば過ぎのことであった。
C子が追い上げ、まずB斗、次いでA樹を抜いた。
A樹もB斗もC子より身長も高いし、脚が長いけれど、ストライドも脚の上がり方もC子の方が遥かに勝っていた。

A樹もB斗も脚は上がらず、顎が上がっていた。C子は息は荒くなっていたけれど、余裕で走っていた。
C子のチームが2位、A樹のチームが3位、B斗のチームが4位だった。

27 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:09:32.48 ID:9JdvEKgET
6年生の冬の体育の授業だった。
持久走が終わった後、卒業まではサッカーになった。子供たちは大いに喜んだ。

体育の服装は、
男の子も女の子も、上は、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下は、
男の子は黒のジャージ生地の短い短パン、
女の子は黒のブルマの上に黒のひだつきの短い体育用スカート、ただし、種目によってはブルマののみ、
であった。

2月の終わりごろ、雪が降り積もっていた。そんな日の体育でのサッカーだった。
男の子も女の子もその日は長靴だった。
A樹、B斗は黒の長い大人用長靴、C子は赤の長い長靴だった。この3人だけでなく、多くの子供たちが白のハイソックスをちらりと出していた。
クラスは4チームに分かれ総当りをした。A樹もB斗もC子も別のチームになった。
スポーツ万能少女C子の活躍はゆるぎなかった。
一方、C子には運動能力でまったく及ばなかったA樹とB斗であるが、今まで以上の活躍を見せるようになった。
C子と競い合ううちに体力がついてきたようだ。

28 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:10:42.19 ID:9JdvEKgET
A樹のチームとC子のチームの対戦となった。
A樹のチームの誰かが人の開いている方向に大きくボールを蹴った。
A樹はボールを向かって懸命に走っていった。
A樹は後ろからの足音を聞いた。C子だ。
C子はA樹より背も低く体重も少し軽いが、筋肉のバネはC子が優っていた。
一歩の歩幅も脚の回転もC子の方が上だった。
C子はA樹に並び、A樹を追い抜かした。
A樹はC子の、スカートの舞い上がったブルマの黒と、長靴の赤と、ハイソックスの白に包まれた脚線の回転が遠ざかるのを追いかけるしかなかった。
それでもA樹はC子を全力で追いかけた。
C子はボールをキープして見方のところにパスをした。
C子はA樹チームにボールが移るのを阻止したのだった。

B斗のチームとC子のチームの対戦となった。
B斗がボールをキープしてドリブルをしていた。
相手チームのチェックを避けているうちに、サイドライン近くを前進することになった。
サイド際を向こうからC子が迫ってきた。内側にはC子のチームがいる。
C子はB斗より背も低く体重も少し軽いが、筋肉のバネはC子が優っていた。
一歩の歩幅も脚の回転もC子の方が上だった。
B斗は突破するしかないとドリブルで進んだ。
ボールをはさんでB斗とC子がボールを蹴った。
ボッ!
鈍くて激しい音がした。
一瞬のことだった。
B斗は一回転して背中から落ちてしまった。
ボールはC子のものとなり、C子はそのままドリブルで進んだ。
一方、B斗はすぐに起き上がり、C子を追いかけて行った。
C子は味方にパスをして、その味方からまたパスを受けた。
その時、B斗が追いついたが間に合わなかった。
C子はシュートしてゴールを決めた。

29 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:11:30.31 ID:9JdvEKgET
下校の時間となった。
A樹とB斗は連れ立って帰ることにした。
体育はもう終わっていたので、私服になっていた。A樹もB斗も大体同じような服装だった。
黒のランドセル、スタジャン、縦2列穴の黒の太いベルト、紺のデニムの激短半ズボン、白のハイソックス。
靴箱で、黒の長い大人用長靴を履いた。
路肩に雪が残る道を歩いてしばらくすると、

A樹「またC子に負けちゃった。」
B斗「肉弾で『失神KO負け』したときだったね。僕たちの長靴を換えっこしたのは。」
A樹「うん。あの時、誓ったよね。小学校を卒業するまでに僕たち二人とも、C子に勝つって。」
B斗「そうだよ。でも、その後、持久走でも駅伝でも今日のサッカーでも負けちゃった。」
A樹「僕、悔しいよ。このままC子に負けて卒業するなんて。」
B斗「僕だって悔しいさ。中学生になったら体育は男女別々なんだろ?」
A樹「そうさ。中学には部活もあるけど、部活だって別々だもの。」
B斗「もう、体育の時間も少ないけど、絶対C子に勝とうな。」
A樹「うん、C子に勝って長靴をまた元に戻そう。」
B斗「この長靴、今までA樹のにおいがしてたけど、今は自分のもののような気がする。」
A樹「僕も同じこと考えていた。」
B斗「でも、C子に勝って、長靴を元に戻したいよ。」
A樹「そりゃそうだよ。」
B斗「A樹、腿のあたり、筋肉ついてきたな。」
A樹「B斗もだぜ。長靴とハイソックスに隠れているけど、ふくらはぎにも。」
B斗「僕たち、C子より背は高いけど、筋肉やバネじゃあ、C子に負けていたからね。」
A樹「もっともっと鍛えてC子に勝とうよ。」
B斗「うん。」

A樹とB斗はお互いに肩を組み、腿もくっつけて歩いた。
A樹もB斗もお互いが今までよりも筋肉に身が入ってきたことに気づいた。
でも、いつになったらC子に追いつけるのかという思いもあった。

30 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:15:48.20 ID:9JdvEKgET
ついにA樹B斗C子の小学校の卒業式の日となった。
前日は激しい雨だったが、当日は雨脚も弱くなり、西の空には晴れ間も見えた。
天気予報では明け方には雨は上がるということだった。
A樹もB斗もC子もその予報を残念がった。長靴を履いていくことができなくなるかもしれないのだ。
3人ともB斗の姉K子の言った、「B斗、卒業式には長靴を履いていくのよ。」という言葉が頭に反響した。
ぜひとも守りたかった。卒業式は、長靴半ズボン、長靴スカートで行きたかった。
3人とも、結構よそ行きな服装にはした。もちろん、半ズボン、スカートだ。

このままでは長靴を履いてくる子はほとんどいない、と3人とも不安になった。
でも、たとえ自分たちだけでも長靴をはいていきたかった。
3人の母親は短靴を用意していた。でも、あえて長靴を履いた。

3人とも早く学校に着いたので、長靴を履いているところはほとんど見られなかった。
水溜りやガラスに映る自分たちの、長靴半ズボン、長靴スカートの姿を十分に堪能した。

実は、今年の3人が通う小学校の卒業式は、NHKか民放かどちらだったか、地方版のニュースで卒業式を映すことになっていた。
3人とも胸が高鳴った。少なくとも、体育館では半ズボン、スカートにハイソックスの自分たちの姿が映されるかもしれない。
卒業式が終わると、すべての荷物を持って、下足も履いて、下級生に見守られながら校門を退出する。
うまくいくと、そこで、半ズボンやスカートに長靴を履いてハイソックスをちらりとさせた自分たちの姿が移るかもしれない。

体育館では児童数も多く、3人のクラスは真ん中のほうなので、映る可能性はほとんどなかった。
すべての日程が終わり、教室を出て、校門から下級生に見送られて退出する瞬間が来た。
長靴を履いていたのは、クラスではA樹B斗C子の3人だけだった。ほかのクラスでは、男の子がもう2人、女の子がもう7人くらいだった。
下級生にもいることはいたが、きわめて少数だった。

A樹の姉M代、B斗に姉K子はカメラを持って来ていた。
X大学の入試が終わり、合格発表を待っている時期だった。

31 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:16:20.56 ID:9JdvEKgET
C子は充実した小学校時代を喜びとともにかみ締めていた。
勉強はそれほどではなく、真ん中くらいで平凡であったが、体育や体育的行事などでは本当に活躍した。体育は6年間、すべて5だった。

A樹とB斗も喜びを少しかみ締めていた。
勉強にはそれほどがんばった記憶はないし、その成績もあまり気にはならなかった。
ただ、5年間ずっと3だった体育の成績が4になっていたのだ。
常に圧倒的に強いC子と競い合っていたため、体力・運動能力の伸びが認められたのだ。
肉弾ではC子に投げ飛ばされて失神し、持久走ではC子に負け、駅伝ではC子に抜かされ、サッカーでは、走り負けたり、当たり負けたりした。
でも、持久走や駅伝のタイムは飛躍的に伸び、サッカーでも活躍が目立ってきたのだ。
評価されたのはうれしかった。でも、小学校を卒業するまでC子に勝てなかったのだ。

A樹とB斗が履いている長靴は少し前にお互いに換えっこした長靴だ。
換えっこするとき、小学校を卒業するまでにC子に勝とう、C子に勝ったら元に戻そう、と約束したものだ。
その約束は果たせなかった。

3人ともそんなことを考えているうちにすっかり校門を出てしまい、TV局のカメラにも姉のカメラにもほとんど気づかなかった。

夕方になった。A樹B斗C子それぞれの自宅ではニュースを見ることとなった。
ビデオを持っているB斗の家では録画することにした。それをA樹とC子にも渡すことにした。

体育館での式典では、3人ともまったく映っていなかった。
でも、校門からの退出のときは、3人ともほんの一瞬映っていた。
長靴半ズボンにハイソックスをちらりとさせたA樹とB斗、長靴スカートにハイソックスをちらりとさせたC子である。

ナレーションでは、子供たちが6年間、真冬でも半ズボンでがんばったことも語られていた。

32 :夢見る名無しさん:2017/02/06(月) 19:19:24.75 ID:9JdvEKgET
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

2スレではA樹君B斗君C子ちゃんの小学生時代のエピソードの時間が飛び飛びになり逆転やねじれが生じましたので、このように修正します。
@6年生冬の肉弾のエピソードから小学校卒業までを描き、
A小学校時代を時系列的に描き、
B中学校から社会人までを描き、
CK太君L気君らのエピソードを描き、
D社会人として彼らが合流し長靴半ズボンを復活させる場面を描きます。
その後、派生的なエピソードを追加するかもしれません。

23では、このように宣言しましたが、なかなかうまくいかないかもしれません。
実際には、原作どおりの、テーマ別に近くなってしまうかもしれません。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

33 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:06:25.41 ID:Q+J7Otjgk
体育の服装は、
男の子も女の子も、上は、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下は、
男の子は黒のジャージ生地の短い短パン、
女の子は黒のブルマの上に黒のひだつきの短い体育用スカート、ただし、種目によってはブルマののみ、
であった。

小学校1年生の冬だった。
体育の時間、初めて雪が積もったので雪合戦をやることになった。
子供たちは大喜びした。A樹もB斗もC子も大喜びした。
その日は子供たちは全員長靴を履いてきた。
女の子はさまざまな色の長靴、男の子は少数が青や黄色の豆長靴、ほとんどは黒の学童長靴だった。
A樹とB斗は黒の学童長靴から白のハイソックスがちらり、C子は赤の長靴から白のハイソックスがちらり。
ほとんどの子供たちが白のハイソックスを履いていた。

雪合戦が始まった。A樹もB斗もC子も濡れてしまった。でも、それ以上に熱くなっていた。
A樹がC子に雪球を投げた。C子はかわした。A樹もC子も雪球を握って作った。
A樹もC子も投げようとした。C子の方が早かった。
A樹が足を上げて投げようとしたとき、C子の投げた雪球はA樹の顔面に命中した。雪球は粉々に散っていった。

34 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:07:40.72 ID:Q+J7Otjgk
ウウェーン、ウウェーン、ウウェーン、ウウェーン、ウウェーン

A樹は雪球を落とし、その場で時計回りに1回転半して立ったまま、泣いてしまった。
「A樹君、大丈夫?」
C子をはじめ女の子たちがA樹に駆け寄った。
C子は後ろ向きになったA樹の正面に回りこんでA樹を慰めた。

B斗は他の子に雪球を当てられても、A樹とC子の一部始終を見ていた。
雪球を投げるコントロール、スピード、身のこなしのすばやさ、すべてC子が勝っていた。
C子の体や動きの強さと美しさに見とれていた。
A樹はC子に及ばないものの、顔面に雪球が命中してからの動きにはいいようもない美しさがあった。
半袖、半ズボン、ハイソックス、長靴が美しさを最高に引き立てていた、と思った。

A樹はしばらく先生の横で、先生に抱えられて見学していたが、終わり近くになってではあるが、雪合戦に復帰した。

先生はみんなの元気さと勇気を褒め称えてくれた。泣いてしまったA樹を気にかけてやさしさも褒めてくれた。
そして、泣いてしまったけど、もう一度雪合戦に復帰したA樹の強さと勇気も褒めてくれた。
A樹はうれしさと恥ずかしさが混じった気持ちで、半ズボンから出た、ハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。

35 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:09:15.23 ID:Q+J7Otjgk
小学校2年生の梅雨のころだった。

その日は朝から雨だったので、A樹もB斗もC子も長靴を履いてきた。
A樹は緑と白の縞の半袖、紺の半ズボン、白のハイソックス、黒の長めの学童長靴、
B斗は黒と白の縞の半袖、黒の半ズボン、白のハイソックス、黒の長めの学童長靴、
C子は黄色中心の半袖、赤のスカート、白のハイソックス、赤の長めの長靴だった。

帰りの時間は雨が上がって晴れていた。舗装部分はもう乾いていた。
A樹、B斗、C子は帰らずにしばらく遊んでいくことにした。
花壇で遊ぶことにした。
花は結構咲いていた。花を一通り見ると、レンガかコンクリートでできた花壇の縁から同じような隣の花壇の縁まで
飛び移る遊びをした。
狭いところは、A樹もB斗もC子も成功した。
だんだん広いところに挑戦した。A樹とB斗にはやっとのことのところでもC子にとっては余裕のようであった。
C子はA樹やB斗より身長が低い。しかも、A樹とB斗は半ズボンなのに、C子はスカートである。
C子のバネはぜんぜん違っていた。筋肉の表面的な太さではほとんど違いはないが、動いてみるとまったく違うことがわかる。

さらに広いところに来た。
C子が最初に跳んだ。C子は気合を入れて跳んだが、しっかりと着地した。
B斗が跳んだ。B斗は不安に駆られながらもC子に負けたくないと思い切り跳んだ。
B斗の片足が向こうの花壇の縁に付き、もう片足も付いて、両足で踏ん張るところまで来た。
でも、勢いが足りず、そのまま通路に尻餅をついてしまった。

A樹はC子のジャンプとB斗のジャンプの一部始終を見ていた。
C子の強さが光っていた。C子の動きは完璧だった。ジャンプ力を支える筋力も十分だった。
それに比べてB斗はジャンプ力を支える筋力がC子に劣っていた。
ただ、両足が付いてから何とか体の重心を前に持っていこうとするB斗の動きは美しかった。尻餅も美しかった。
尻餅をついた時、白いブリチラが見られた。
化学繊維の半ズボンの黒、綿のブリーフの白、B斗の大腿のきめ細かくよく焼けた肌、少し汚れたハイソックスの白、少し泥の付いた長靴のゴムが日の光を受けて黒く光る。
A樹はたまらなかった。

この遊びは危ないということで、そこでやめになった。

36 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:10:51.55 ID:Q+J7Otjgk
小2の春の遠足はY市何とかの丘だった。
Y市何とかの丘は、市民を自然に親しませるという名目で、土建ブームに乗っかって、山を切り開いて、少し前にできた、新しい施設だった。
小さな動物園や若干の遊具もあった。

前日は土砂降りだった。子供たちは照る照る坊主を作って晴れることを願った。
願いが通じたのか、当日は晴れた。でも、結構ぬかるんでいたし、水溜りも深かった。
そのため、長靴を履いて遠足に参加する子供たちも多かった。
長靴半ズボン少年、長靴スカート少女が半数近くになった。そのほとんどの子供たちの長靴からはハイソックスがちらりと見えた。
A樹もB斗もC子も長靴を履くのに何の迷いもなかった。うれしくてどうしようもなかった。
長靴半ズボン、長靴スカートにランドセル、魅力的である。
そして、長靴半ズボン、長靴スカートにリュックサック、これも魅力的である。
A樹もB斗もC子もたまらなかった。
自分の鏡や窓ガラスに映った姿も、お互いの姿も、他の子供たちの姿もたまらなかった。

37 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:15:34.47 ID:Q+J7Otjgk
弁当を食べた後の自由時間は、A樹もB斗もC子もできたての遊具で遊ぶことにした。
フィールドアスレチックに結構似ていた。
誰も競争はしなかったが、C子の身体能力はやはり光っていた。
C子はA樹やB斗よりも早く登ったり移動したりすることができた。
A樹とB斗はC子のスカートの中の白いパンツ、白のハイソックス、赤の長靴にはさまれた大腿の後部を見せ付けられながら鎖梯子のようなものを登り続けるしかなかった。
それもだんだんと遠ざかっていった。
雲梯を大規模にしたような遊具に来た。
C子はリズミカルにしかも力強くすばやく渡り切った。
渡り切ることのできる子はそんなに多くはなかった。
A樹もB斗も途中で力尽きてしまった。
B斗の方が少し前にいたが、A樹も同様で、もう体をゆすって推進力を出すことができなかった。
ただぶら下がっているだけだった。下までは結構な高さがある。A樹もB斗も飛び降りたくはなかった。
でも、腕の力がなくなっていた。覚悟を決めてというより、力尽きて手を離してしまった。
まずB斗、次にA樹が落ちた。B斗もA樹も芝生の斜面を転がり落ちていった。
転がりがとまったとき、A樹はB斗の長靴、B斗はA樹の長靴にキスをしてしまった。
A樹もB斗も起き上がろうとしたため、ますます深くキスをすることになった。
泥も少し口に入ったが、黒の長靴のゴムの味をしっかり味わったような気がした。
A樹もB斗も黒の長靴を買ってもらったとき、長靴に口をつけて母親にしかられたことがある。
自分以外の長靴に口をつけたのはこのときが初めてである。

A樹もB斗もすぐに遊具の遊びに復活した。雲梯はあきらめたが、次の遊具から復活した。
C子からは大きく離された。
C子は途中の遊具で、A樹とB斗を待っていた。
C子「大丈夫?」A樹&B斗「大丈夫、平気。」
その後の遊具は難易度が低く、A樹とB斗とC子はほとんど同時にゴールした。

遠足が終わり、校庭で解散した。
A樹とB斗はそれぞれ、帰り道、一人になり、誰も見ていないところで、泣いた。

38 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:19:27.93 ID:Q+J7Otjgk
学童長靴になってからのことであるが、ショッピングセンターの日の少し前、B斗は他の子どもたちと肉弾をした。
C子も敵チームとしていた。

B斗はそのベルトのないゴムのついた黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の学童長靴を履いていた。
C子は赤の短い襞付スカートにハイソックスに赤の長靴を履いていた。
どちらも長靴からハイソックスが10cmか15cmほど見えていた。

そのときもC子はB斗より身長が低かった。筋肉の差はまだ見えなかったが、動きのバネはC子が優れていた。
徒競走もC子の方が速かった。

B斗は両手でC子の両手を取って、C子を引っ張った。
C子は引っ張られたが、半周したところで踏みとどまり、逆にB斗を引っ張った。
B斗は半周くらい回され、もう半周は長靴の脚さら浮き上がり、空中で回された。

C子の手がB斗の手から滑った。B斗は遠心力で飛んでいった。
長靴の脚はすぐに着地して、B斗は走ることになったが、B斗の脚の回転はC子の出したスピードに着いていくことができなかった。

キャーーーー!
女の子のようなボーイソプラノの悲鳴が上がった。
B斗の悲鳴だ。

B斗はそのままひざをすりむいて、転んでしまった。
ううぇーーーーん、うぇーーーん、うぇーーーん、えーーーん
B斗は泣いてしまった。

「B斗君、大丈夫?」
C子たちによって、B斗は保健室に連れられていって、手当てを受けた。

だから、B斗の膝には絆創膏が貼ってある。
長靴に絆創膏にハイソックスに半ズボン、たくましい男の子、という感じもする。
でも、女の子に肉弾で泣かされたのだ。

39 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:23:37.69 ID:Q+J7Otjgk
C子がミニスカートと白いハイソックスと長靴が大好きなのには理由がある。
C子がまだ小学校の低学年の時に近くのショッピングセンターにやって来た女性アイドル歌手の影響だからだ。
その歌手はテレビでよく出演していたのだが、香港出身でまだたどたどしい日本語を喋るのが特徴で、
かつ所属事務所の方針でいつもミニスカートと白いハイソックスと踵の高い白い靴を履いていた。
そのアイドル歌手が近くのショッピングセンターにやって来るのでC子は雨の中両親とショッピングセンターの屋上に行った。
ステージと客席にはテントが張ってあったものの床の上は水びたしだ。
時間になりアイドル歌手が登場した。

40 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:25:51.60 ID:Q+J7Otjgk
C子はアイドル歌手の格好を見て驚いた。
勿論いつもテレビで見るミニスカートと白いハイソックスだけでなく、雨だったので白くてかわいい長めの長靴を履いて傘をさして登場したのだ。
司会者が「トレードマークのミニスカートと白いハイソックスに今日は長靴ですね、一段と可愛いですよ」と言った。
アイドル歌手は長靴からはみ出した白いハイソックスの足をくねくねさせながら「今日は雨だからハイソックスを濡らさないように長靴履いて来たの」とたどたどしい日本語で答えた。
そして彼女が雨の中、長靴姿で元気よく歌う姿を見てC子は感動した。
そして東京にいる人でも長靴を履くのだ、だから長靴を履く事は決して恥ずかしい事ではない。
帰りにアイドル歌手と握手した「可愛いね、今日は雨の中ありがとう」と言って握手してくれた。
その手の温もりと自前の長靴がアイドル歌手との想い出だ。

小学年の低学年だったB斗も両親とともにそのショッピングセンターに来ていた。そのアイドルの舞台も見ていた。
ベルトのないゴムのついた黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の学童長靴である。
青の豆長靴を卒業して、黒の学童長靴になったのだ。長さも長くなった。B斗は誇らしかった。
今までよりも、強く、かっこよくなった気がしたのだ。

41 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:29:42.72 ID:Q+J7Otjgk
ほんの少し前に肉弾でB斗をを投げ飛ばして泣かした女の子、C子がアイドルと握手している。
C子とB斗を見たら、誰でもB斗の方が強いと思うだろう。

「ボク、元気だね。」
「長靴半ズボンに絆創膏って男の子の勲章だね。」
両親の知り合いの大人たちはそう言ってくれる。

アイドルと一体化したC子を見て、B斗は複雑な気持ちになった。

アイドル歌手の名前はJという。
Jに握手を求めたのはC子だけではなく色々な人から求められたのだが、今日は特に小学生達が多かった。
それもC子を始めとするミニスカート、ハイソックス長靴姿の少女や半ズボン、白いハイソックス、長靴姿の少年達からだ。
B斗もその中の一人になった。
Jのマネージャーが呟いた「今日は小学生に人気があるな」
C子はJに「お姉ちゃん私と同じ格好してる、ミニスカートに白いハイソックスに長靴履いてるもん」
Jは「お姉ちゃん白いハイソックス大好きよだけど今日は雨だから大好きなハイソックスが濡れない様に長靴履いてるよ、ハイソックスが濡れたらかっこ悪いから」
たどたどしい日本語で答えた。
JはB斗の姿を見て、
「君かっこいいね、白いハイソックス大好きなの?お姉ちゃんも君の履いてるショートパンツ持ってるよ」
B斗はJに声掛けられて嬉しくなった。
Jはアイドル歌手だが他のアイドルが雲の上にいる存在に対し、人なつこくたとえ子供相手でも楽しく話すアイドルだった。

42 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:31:18.06 ID:Q+J7Otjgk
ショッピングセンターでのJのイベントは午前と午後の2回あった。B斗とC子は午前の部を見たが、午後の部はA樹も見に行った。
午後もJは長靴姿で歌った。
午後の握手会も長靴半ズボン、長靴スカートの少年少女達からJに握手を求めた。
Jのマネージャーはこれは次のシングルは長靴を衣装の一つとして採用した曲を出した方がいいかな?、ハイソックスだけでなくショートパンツもありだろう。
昔大物演歌歌手が長靴を履いて歌った歌がヒットしたこともあるし…
Jを将来「うたのおねえさん」として売り込もうかななどと模索していた。

そしてJのマネージャーはA樹、B斗、C子に声をかけ、「Jちゃんの次の歌は雨を題材にした曲と男勝りな長靴を履いた女の子の曲を作りたい、会社に掛け合う」と言い出した。
側で聞いたアイドルJは神妙な気持ちになった、次の曲の衣装は長靴を履くのかと…

43 :夢見る名無しさん:2017/02/10(金) 19:33:37.41 ID:Q+J7Otjgk
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

44 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 15:56:58.53 ID:LvwwEQvQ2
Jのマネージャーはその企画を事務所の幹部とJを交えて会議をした。
幹部1「先日の某ショッピングセンターのイベントは雨天の為、Jちゃんには自前の長靴を履いてもらったが地元の小学生に受けたとは、意外だったな」

マネージャー「テレビで見た事しかないJちゃんの衣装に変化があったからですよ、地元の子供たちはほとんど長靴を履いていました
Jちゃんに親近感が湧いたのでしょう」

J「だけど次の新曲の衣装にゴム長靴は…ハイソックスが一部分隠れるから抵抗はあるよ」

マネージャー「第一弾は雨の日の女の子の気持ちの歌、これがヒットしたら第二弾、長靴半ズボンを履いた男勝りな女の子の歌だ。
勿論従来通り白いハイソックス、それにゴム長靴だ
髪もロングヘアーからショートカットにしてもらいたい」

J「第一弾はいいけど第二弾はやだぁ」

幹部2「実はJちゃんにファンレターが来てるのだよC子ちゃんという女の子からだ」
J「えーっっ!?」

幹部2「Jお姉ちゃんの白い長靴姿に感動しました。
B斗くんも喜んでいましたぜひともまたお姉ちゃんの白いハイソックスと長靴姿をテレビで見たいです…だって、かわいいじゃないか」

幹部1「アイドルはみんなに夢を与えるものだよ、Jちゃんの場合は庶民派アイドルだから長靴に挑戦してみたら…」
幹部2「C子ちゃん、B斗くんに夢を与えてくれないか?…」

J「やってみます」
マネージャー「ありがとう、J」

45 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:00:38.32 ID:LvwwEQvQ2
Jの所属する芸能事務所の幹部はこの2曲の作詞を女性の作詞家にお願いした
作曲は第一弾はバラード的に第二弾はマーチ的に力強いイメージの曲にする方針となったが、
作詞特に第二弾の長靴半ズボンの女の子をイメージするのに作詞家は難航した。
思考を練るために、A樹B斗C子の住んでいる街を訪れる事になった。
そして彼らが肉弾をしている姿を見て構想を練った。
肉弾は危険な遊びと作詞家は思った。だけどJの元気さをアピールするにはどうしたらいいか相当悩んだ。時間はかかったものの歌は完成した。

第一弾は「雨と女の子」
衣装は縁の赤い透明のレインハットをかぶり赤いエナメルのレインコート。
ミニスカートは隠れたがトレードマークの白いハイソックスを10センチはみ出して赤い長靴を履く、
片思いの男の子から告白を待つ切ない女の子の気持ちをJが熱唱した。
テレビでその歌番組を見たC子はJとの約束を果たしてもらった気持ちで嬉しくなった。

46 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:01:16.89 ID:LvwwEQvQ2
第二弾は「男のコのように」
Jは自慢だったロングヘアをショートにカットしボブヘアになった。
白黒ボーダーラインのラガーシャツに青いデニムの激短半ズボン黒のベルト
白いハイソックスを10センチはみ出して黒い長い紳士長靴を履いた。
この曲はJがバトントワリングするのが特徴で詩の中にも「長靴だからへっちゃら〜」とか「女の子だけど強いもん」のフレーズが出てくる。
この曲は歌番組では余り取り上げる事なく、子供向けの番組で歌われる事が多かった。
そしてこの2曲を引っ提げてA樹B斗C子の住む街へ
あのショッピングセンターの屋上でリサイタルイベントをする事になった。
Jの新曲「雨と女の子」「男のコのように」を発表するにあたり、Jもかなり悩んだという。
事務所に長靴ではなくハイソックスを止めブーツではダメなのかとか、
あの場所では雨だったのでハイソックスの足を全部見せられなかったので本来の私の姿ではないと思っていた。
しかし事務所側からそんな事は無いかわいいと説得された
Jは昨今の女性アイドルのようにふっくらしていてバストも大きい、脚のふくらはぎも他の女性アイドルに比べ太めだ
「雨と女の子」に使う赤い長靴は簡単に見つかったアサヒのリペ01ワインになった。ちなみにJの足のサイズは24センチ
しかし「男のコのように」の長靴選びは苦労した。何足か用意したが振り付けが激しいので長靴が脱げてしまう。そこで一見紳士長靴に見えるレディースの筒が細い黒長靴を用意する事となった。
いずれもJのハイソックスのふくらはぎと長靴の筒の間に空間がなくパンパンな状態だ。激しい振り付けにも長靴が脱げる事もない。
Jも納得した。

47 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:01:59.31 ID:LvwwEQvQ2
イベントの時が来た。その日の天気は曇り時々雨だった。
アイドル歌手のJに再び会えるのでA樹B斗C子はわくわくして早めに会場に着き前列にすわった。

ステージに登場したJは「男のコのように」の衣装だったが長靴ではなく黒のバスケットシューズで登場した。
司会者「Jちゃん白いハイソックスが眩しいね、今日は新曲を披露してくれるんでしょ」
J「はい、今日は長靴を用意してきました」
前列にいた半ズボン、白いハイソックス、長靴姿のC子達を発見して笑顔で手を振った。C子達も手を振った。
そして舞台の袖にかくれて透明のレインハット、赤いレインコート、赤い長靴姿のJが登場して一曲目の「雨と女の子」を披露した。
歌い終わるとステージ上でレインハットとレインコートを脱ぎ、長靴も赤から黒にその場で履き替えて、バトンを持った。
マイクスタンドも用意され周りから「おーっ!」という歓声がわいた。
J「そこの長靴履いた男の子と女の子、ステージに上がってお姉ちゃんと歌おう」
A樹B斗C子は驚いて照れながらステージに上がってJと踊った。
Jは歌った「男の子なんだもーん、女の子なんだもーん、長靴履いて、ハイソックス履いて、お天気なんて関係無い、ぼくたちいっつも元気だよ」
ステージが終わった後握手会があった、C子に
J「C子ちゃんファンレターありがとう、お姉ちゃん頑張ったよ君たちから元気もらったよ」
C子はアイドル歌手Jと再会でき嬉しかった。
そしてこのお姉ちゃんのように晴れでも長靴とハイソックスを履きたい時は堂々と履きたいと思った。
C子の長靴好きになったきっかけである。

48 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:02:33.58 ID:LvwwEQvQ2
>J「そこの長靴履いた男の子と女の子、ステージに上がってお姉ちゃんと歌おう」
>A樹B斗C子は驚いて照れながらステージに上がってJと踊った。

Jに声をかけられたとき、A樹とB斗はためらった。C子は何の迷いもなく、立ち上がった。
A樹とB斗がステージに上がったのは、C子に強く誘われたからである。
また、マネージャーや幹部たちの視線や表情が、とても断れそうもない雰囲気だったからだ。
もちろん、威圧的ではない。にこやかだ。力ある大人、動かしがたい世間、社会の持つ迫力である。

でも、最も重要な理由は、Jが誘ってくれたのを断るわけにはいかない、という気持である。
A樹もB斗もJにはあこがれていた。そんなJに言われたのだから、うれしくないはずがない。

A樹とB斗がステージに上がった。A樹とB斗は生まれて初めて大観衆の視線にさらされた。
地方のショッピングセンターなのだから、それほどの大観衆とは言えないかもしれない。
でも、 A樹とB斗を緊張させるには充分であった。
学芸会でも同じような緊張を感じたが、今回はそれよりもっと大規模だ。

49 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:03:21.31 ID:LvwwEQvQ2
会場には、A樹やB斗やC子の友達や知り合いもいる。顔見知りの大人もいる。そしてみ次知らずの人々がいる。
C子は別としてA樹とB斗にはうまく踊れる自信は全くなかった。
Jにはもちろん、C子にも踊りで圧倒的に負けることが確実に予想された。

ミュージックがスタートした。「男のコのように」だ。マーチ風で力強く元気が出てくる曲で、リズムも取りやすい。
「男のコのように」の踊りはテレビでも見ていたし、バトンの所作がなければ、プロの振り付けとしては簡単なほうだ。
生まれて初めて聞く生演奏の迫力に励まされて、A樹もB斗もC子も踊りだした。

初めは、Jにはもちろん、C子にも負けていた。
でも、Jはプロである。A樹とB斗のリズムに配慮しつつ、正しいリズムに誘導した。
楽団もプロである。JやC子だけでなく、A樹やB斗にも配慮して、曲を崩すことなく、正しいリズムに導いた。

結果として、Jだけで歌い踊るのよりも、もっと親しみやすく楽しい曲となった。
観衆からは大きな拍手が沸き起こった。義理ではない。本当の拍手であることはだれが見ても聞いても変わりなかった。

50 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:04:49.14 ID:LvwwEQvQ2
>ステージが終わった後握手会があった、C子に
>J「C子ちゃんファンレターありがとう、お姉ちゃん頑張ったよ君たちから元気もらったよ」

続いてA樹がJと握手した。
J「今日は一緒に踊ってくれてありがとう。『男のコのように』って曲、好き?」
A樹「はい、大好きです。」
J「ありがとう。君たちが一生懸命、楽しく踊ってくれて、おねえさん、この曲、ますます好きになっちゃった。」
A樹「ぼくもこの曲、大好きだよ。おねえさんも大好きだよ。」
J「まあっ、この子ったら。」

B斗の番になった。
J「君も一緒に踊ってくれてありがとう。今日もその黒い半ズボンね。」
B斗「おねえさんも持っているって言ったから、大好きになったんだよ。」
J「今日は絆創膏はないね。怪我は治ったの?」
B斗「はい!」
J「よかったね。ステージに上がるときに絆創膏がなくて。
J「でも、絆創膏の時も素敵だったよ。半ズボンに長靴に絆創膏って、いかにも、男のコ!って感じじゃない?」
J「でも、気を付けてね。怪我しないようにね。」

Jは3人に対して全員に呼びかけるように尋ねた。
J「君たち、友達? 仲がいいの?」
C子が答えた。「はい。」
J「いいわね。いつまでも仲良くね。元気に遊んでね。」

次は、熱烈なファンのような青年の番になった。3人は名残惜しそうに列を離れた。

51 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:06:06.45 ID:LvwwEQvQ2
>白黒ボーダーラインのラガーシャツに青いデニムの激短半ズボン黒のベルト
>白いハイソックスを10センチはみ出して黒い長い紳士長靴を履いた。


>しかし「男のコのように」の長靴選びは苦労した。何足か用意したが振り付けが激しいので長靴が脱げてしまう。そこで一見紳士長靴に見えるレディースの筒が細い黒長靴を用意する事となった。
>いずれもJのハイソックスのふくらはぎと長靴の筒の間に空間がなくパンパンな状態だ。激しい振り付けにも長靴が脱げる事もない。

Jがショッピングセンターに来る前のことだったが、A樹はテレビでJが『男のコのように」を歌い踊るのを見た。
A樹は興奮した。

Jのその時の服装は、A樹がよくする服装と一緒なのだ。違いは長靴だった。
A樹も黒の学童長靴を履くようになってからしばらくたつ。幼児用の時より、強くてかっこよくなった気がしてうれしい気でいた。
でも、Jが履いている長靴はもっとかっこいい。Jがかわいくて美しいだけでなく、強くかっこよく見えた。

A樹はJのようになりたいと思った。Jのような長靴がほしくなった。でも、地方ではそんな長靴は売っていないだろう。
A樹は股間を強烈に意識した。
その夜、A樹はほとんど眠れなかった。

いずれにせよ、2回にわたるショッピングセンターでの経験で、
A樹もB斗もC子も、長い長靴+ハイソックス+短い半ズボン(短いスカート)が好きになった。
長靴を堂々と履ける日はそんなに多くはない。だから、長靴半ズボンの一瞬一瞬を大切にしようと思ったのだ。

52 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:06:43.87 ID:LvwwEQvQ2
それからというものC子、A樹B斗は暇さえあればJにファンレターを書いた。
Jは他のファンレターと比べこの3人のファンレターは特別視していた。
それは「男のコのように」のイメージのヒントを与えてくれた子供達だからだ。
それだけでなくいかにも小学生らしい、まるで妹や弟の存在みたいだからだ。
Jは三人姉妹の末っ子である。実はお姉さんという存在にすごくあこがれていた。
自分がこの子達のお姉さんだったらと思いながら返事を書いたりした。
質問の内容は
仕事以外でもミニスカートや半ズボン、ハイソックスを履くの?
はじめて会った時は白い長靴履いてたけど、長靴は大好きなの?
など、あとは好きな食べ物などよくある質問だった。

53 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:07:32.95 ID:LvwwEQvQ2
Jの返事は幼い頃からミニスカートやハイソックスを履いていた事、雨の日はよく赤い長靴を履いていた。
C子ちゃんに初めて会った時、まるで昔の自分を見ているようだったと答えた。
今でもプライベートはミニスカートや半ズボンによくハイソックスを合わせる。色は白が一番好き、
デビューした時は事務所の用意してくれた衣装を着ていたのだけど、事務所の新年会の時、ミニスカートに白いハイソックス姿で出席したら事務所の社長に
「それいいネ、衣装にしなさい」 と言われたので今のようになったと答えた。
もし、歌手にならなかったら保母さんか小学校の先生になっていたかな?
などJの回答ひとつひとつがA樹B斗C子の心に響いた。
また僕たちの前で歌ってくれますか?と質問すると、もちろんよ!と答えてくれた。

54 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:09:47.73 ID:LvwwEQvQ2
ショッピングセンターでのコンサートの時は、
A樹B斗C子に配慮したため、『男のコのように』はJが単独で歌い踊るよりも、ゆっくりで単調なものにはなった。
もちろん、音楽として失敗というほどではない。Jと楽団のプロとしての力量があってこそできた技だ。
だから、観客が楽しめないというものではなかった。Jの濃いファンにも、文句なく受け入れられた。

そのときのリズムは、唱歌や軍歌に親しんだ世代にとっては好もしいものだった。
ロックは言うに及ばず、昭和歌謡(当時は流行歌とか歌謡曲とか言ったが)に苦々しい思いを持っている向きにも受けた。
3人の子どもたちの真剣で元気いっぱいの踊りは好意的に受け入れられた。

Jは事務所でマネージャーや幹部たちの前で冗談めかして、A樹B斗C子と踊ったあのリズムがいい、と言った。
マネージャーも幹部たちも激怒した。
当然だ。当事者のJにとっては楽かもしれないが、それでは「歌謡曲」にならない。
もちろん、Jも冗談で言ったのだ。
「えへへへへ、ごめんなさい!」
Jは愛嬌を作って謝った。それ以来、そのことは後を引きずらなかった。

55 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:11:39.03 ID:LvwwEQvQ2
何回目かのB斗からのファンレターには、こんなことも書かれていた。

B斗たちの住むX県Y市やその周辺では、真冬でも半ズボンと決まっている。女の子は短いスカートだ。
男の子も女の子もハイソックスを履くことは認められている。
体育のときは、男の子も女の子も上半身は半袖の体育服、男の子は短パン、女の子はブルマの上に体育用スカートであある。
どんなに寒くても、僕たちはがんばっている、と。

そんな内容であった。

そして、
雪の日に、白黒ボーダーラインのラガーシャツに黒の激短半ズボン白のハイソックスに、
買ったばかりの黒の学童長靴、通常のよりの少し長いボーイロングを履いたB斗
の写真が添えられていた。

長靴は早速泥や雪がついていたが、新品らしく輝いていた。
B斗の髪の毛も、日焼けしたきめ細かい肌も、目も輝いていた。

56 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:12:21.65 ID:LvwwEQvQ2
JはそんなB斗の写真を見て、弟のようにかわいく思えた。
一方、Jは故国のことも思った。

Jは香港で生まれ、それほど豊かではないが、両親のおかげでまあまあの暮らしができた。
Jは雨の日は赤のゴム長靴を履くことができた。
母親は中国の内陸部の出身である。貧しい地区である。大陸の中では圧倒的に温暖なのだが、冬は一応寒い。
雨が降ってもゴム長靴で濡れるのを防ぐことができない。
B斗が絆創膏をしていたことも思い出した。母親の出身地では、怪我をしたら野草を刷り込むしかなかった。

香港でもその内陸部でも、冬はあまり寒くない。半ズボンで過ごせか、と言ったら可能だろう。
でも、そんなことはしない。香港でも冬は冬らしい服装だ。
母親の故郷の内陸部では、家屋の暖房も十分ではなく、栄養もそんなに十分ではない。体温の奪われるのは避けねばならない。

B斗たちの街の冬は、香港よりもはるかに寒いし、その内陸部よりも少し寒い。
日本には、真冬でも長靴半ズボンを支える条件があるのだ、とJは思った。

故国の子どもたちはどうしても厚着である。薄着が健康の増進にいいことは昔からわかっている。
でも、それを実現するためには条件が必要だ。
もちろん、華北なでは命にかかわるから無理だが。

JはB斗たちが健やかに育っていくことに喜びを感じた。
Jは日本に来てよかった、と心から思った。
慣れない日本語、文化の違い、事務所との軋轢、… つらいことは多かったが、
B斗のファンレターでJはまた元気を取り戻した。

57 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:12:51.02 ID:LvwwEQvQ2
Jは日本で芸能活動すると同時に東京にある大学の留学生だった。
日本の文化について勉強するために大学に通っているのだ。その為他の女性アイドルと比べ仕事は少ない。
C子はファンレターにこんな質問をした。「香港の学校でも雨の日は長靴を履いて通っていたのか?」と
Jは香港では女子高に通っていた。女子高の靴下が白いハイソックスだったという。
雨天時はハイソックスに長靴姿で通学していたと答えた。C子は「なんだ、私達と同じだネ」と答えた。

JはA樹B斗C子に「男のコみたいに」の衣装を通じてまたひとつ日本の文化を勉強させてもらった、
日本の子供は長靴を雨や雪が降った時の移動だけに使うものではなく、「遊び」でも使う事、そこで君たちは普段どういう遊びをしているのかお姉ちゃんに教えて欲しいと頼んだ。
A樹B斗C子は考えた、肉弾を教えた方がいいのか…それとも他の遊びを…
こんどオフの時君たちに逢いたい、君たちと同じような服装、
上はグレーかネイビーのパーカー、水色デニムの短い半ズボンに白いハイソックスを履いて、長靴は持参するよと手紙に書いた。
A樹B斗C子は仕事以外でもJに会えるかも知れない事についてものすごい感激を受けた。

58 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:13:27.51 ID:LvwwEQvQ2
Jのオフの日と、A樹B斗C子の休日が重なった日、
約束通りJはA樹B斗C子のいる街にやって来た。
髪はショートカットのボブスタイル
上はネイビーのパーカー、下は水色デニムの短い半ズボン、白いサポートリブハイソックス、ネイビーのバスケットシューズで現れた。
汚れてもいいように着替えも用意し、長靴は自前でアサヒのリペ01ネイビーを持参、A樹B斗C子も長靴姿だったのでJも長靴に履き替えた。
その時のJは化粧も薄めで周りの人から見ると派手さもなくかわいい男のコと見られても不思議ではなかった
その姿をみたA樹は体が震え興奮してしまい、股間が熱くなり鼻血が出そうになった。
J「あらあら、どうしたの?A樹くんお姉ちゃんに会えて相当嬉しかったのかな?」
A樹「たまらなく嬉しいです」
B斗「さて、どんな遊びがいいかな?メンコとかこままわし?長靴だから砂遊びもいいかな?」
C子「私おままごと!」
三人の仲の良い会話にJも有意義なオフが過ごせそうで顔がニッコリした。

59 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:14:48.59 ID:LvwwEQvQ2
A樹、B斗、C子、Jは握手会やファンレターでは話足りない事がたくさんあったので、公園の長いベンチで話す事になった。
4人ともゴム長靴から白いハイソックスを覗かせた脚を座っているベンチからピンと伸ばしたり曲げたりしながら…
A樹「こうしてみるとJお姉さんの脚と長靴が一番長いね」
J「大人なんだから当たり前よ」
B斗「お姉さんが『男のコのように』を歌うきっかけになったのは?」
J「君たち3人の影響だヨ(笑)、詞の中に半ズボンとか白いハイソックスとか長靴とか、でもお姉ちゃんも詞の内容読んだとき皆好きな事ばかりだからお姉ちゃんも子供だなと思ったよ、
でも事務所にはなぜこの歌を歌うのか質問したの」
A樹B斗C子「そしたら?」
J「Jちゃんは女の子っぽさと男の子っぽさが同居してる。この曲で男の子っぽさを表したかったからだって」
C子「お姉ちゃんいつも白いハイソックス履いてるもんね」
J「白いハイソックスは男の子にも女の子にも似合うからね、
事務所の人からも君はハイソックスをはきこなしているからこの歌を歌えるのは君しかいないといわれちゃった、でもなぜ長靴なんですか?って聞いたら
長靴なら悪路も気にせずに歩けるイメージがあるからだって、
私は流行りのミニスカートとロングブーツにしてとお願いしたら、詞の内容も変えなければならないし、男の子から離れるし、上品過ぎるからだめだって」
C子「でも本当は嬉しかったんでしょ?」
J「嬉しかったけど、テレビに出演する事考えたら複雑な気持ちだったよ」

60 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:15:27.02 ID:LvwwEQvQ2
B斗「歌手になったきっかけは?」
J「日本の大学に留学して間もない時だったわ、原宿歩いていたらスカウトされたの、私を日本人と思ってたのね、歌うことは好きかね?て聞かれたから好きですって答えたよ」
J「でも学校に通わなくてはならないし、芸能界なんて売れたら忙しいので友達も出来ないから断わろうとしてたの、
でも過去に香港や台湾出身の女性歌手が日本でデビューしてるからって説得されちゃった君たちは知らないかもだけどお姉ちゃんは知ってるよ、
その人もミニスカートと白いハイソックスを衣装にしていたから、お姉ちゃんが真似しているの(笑)」
A樹「子供は好きですか?」J「子供は好きよ、無邪気なところが好き、大人より君たちのような純真な気持ちがあるから」
C子「今日どうしてこの服装にしたの?」
J「いつもの白いハイソックスに、今日はネイビーの長靴だからかな、実は「男のコのように」をバトン無しで歌いたいんだ、だから君たちと遊ぶ事によってバトン振る変わりに何かを得たいと思っているよ。」

61 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:16:15.22 ID:LvwwEQvQ2
Jの事務所では議論が続いていた。
Jの髪型をボブカットにしてしまったことについてだ。
「これでは女の子らしい歌は歌えない。」
「この短さこそが少女らしさだ。Jの魅力のためにはぴったりだ。」
「『男のコのように』、あれはまずいな。」
「『雨と女の子』や今までの曲の方がはるかに売れている。『男のコのように』はおまけみたいなもんだ。」
「ちょっと思ったんだが、X県の、何市だったかな?の2回目のイベントの時、子どもに合わせて演奏を変えたんだが、あれ、Jもあれがいい、なんて言ってたけど、やっぱ、いいんじゃないかって。」
「はあああああああああ!?」
「いや、あれそのままやるんじゃないよ。我々の手がける曲って、どろどろした大人や背伸びする若者に擦り寄りすぎてるんじゃないかって、思うんだ。」
「当たり前だろ!そうじゃないやつの方がマイナーなんだ。お前、マーケティングわかってんのか?」
「ううん、Jもボブカットにして清純な少女らしくなったんだから、いわゆる清純派ではなくて、ホンマモンの清純派にしたらどうだ?」

62 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:16:46.39 ID:LvwwEQvQ2
「何だそれ?」
「男の女のドロドロじゃなくて、
可憐な少女が少し年上の青年か少年に恋するとか、
もっと幼い少女がほのかな恋心を抱くとか、
親やきょうだいへの愛を歌うとか…」
「そんな修身の教科書みたいな歌、売れるのかよ!」
「このままだと、子どもやお年寄りはうちから離れちゃう!」
「子どもはすぐ大人になるさ。それに子どもは大人に背伸びするもんだ。子ども扱いされるのはいやなんだ。年寄りは死ぬだけだ。」
「X県の確かY市かな? 2回目のイベントでは、あの演奏にしたら、子どもと中年過ぎの人たちの反応が違ってた。
屋上に人はいっぱいいたが、全員がJを見てたんじゃなかった。
屋台のたこ焼きや焼きそばやソフトクリームを食いに来ていて、暇つぶしにJを見てるって奴が結構いたんだが、
あの演奏になって、子どもたちが一生懸命踊ったら、みんな集中したんだ。
その間、屋台の食い物は何も売れていなかったし、ソフトは別として、食い物に手をつけるのもいいなかったんだ。」
「Jのボブカットはしばらく続けよう。女っぽさは亡くなるが、少女らしさは光に光ること間違いなしだ。少女らしい曲にも合ってるよ。」
社長の言葉で、議論は一応収束した。

63 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:20:17.85 ID:LvwwEQvQ2
JとA樹B斗C子の会話は続いた。
A樹「留学している大学で何を勉強してるのですか?」
J「東京のF大学っていうあまり有名じゃない大学の教育学部、幼児初等教育科で勉強してる」
A樹B斗C子「ヨウジショトウキョウイクカ?何ですか?」
J「早い話、将来幼稚園の先生とか君たちが通っている小学校の先生になるための勉強しているよ」
A樹B斗C子「エーッッ!!」
J「君たち悪い事したらお姉ちゃん怒るよォッ!(笑)」
A樹「じゃあ僕たちと遊んでくれるのもお姉さんの勉強のひとつって事?」
J「うん、半ズボンに長靴はいて遊んで君たちが何考えているのか、君たちと同じ目線で考えるのがお姉ちゃんの勉強の一つなの」
B斗「じゃあ『男のコのように』はお姉さんにとってまさにぴったりの曲だったって事だね」
J「今考えてみるとそういう事だよね、始め恥ずかしかったけど今ではこの曲だぁい好き!」
といいながらJはそばにある鉄棒でくるっと回った。

64 :夢見る名無しさん:2017/02/11(土) 16:21:11.55 ID:LvwwEQvQ2
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

65 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:18:40.80 ID:+KwxbtWWQ
Jの事務所ではこんな話も持ち上がっていた。
「どうも『男のコのように』を歌うようになってからJは変わった気がする。それまで曲は売れていたけど今思えばやらされ感があったと思う。
愛嬌はあったけどね、それに子供のファンがくると態度がより明るくなるんだよ」
「確か外国人留学生としてF大学で勉強しているから仕事との掛け持ちはセーブしたいって言ってたよな」
「専攻はなんだろう?」
「俺知ってるよ、F大学の教育学部幼児初等教育科って話だ」
「それって保母さんか小学校教員になるための学校じゃないか、だから子供相手だとガラッと態度が変わるんだ」
「社長も言ってたよ、Jのために『男のコのように』を作らせたって試しに他のアイドルに提供しようとしたらその娘嫌がっていたよ小学生じゃあるまいしって、
だからこれは思惑通りの企画だってJのマネージャーもそう言っていたよ」
「そっか彼女見た目子供っぽいけど結構頭良いんだな〜」

66 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:24:57.14 ID:+KwxbtWWQ
これからの話の展開を考えています。A樹くんB斗くんにはそれぞれ高校生のお姉さんがいます。名前はM代とK子、ペアでアイドル歌手になりたくてオーディション受けては落ちるの繰り返しで苦労しているのに対し、
スカウトされてたまたま芸能界入りしたJちゃんに弟たちがなついて行く姿を書こうと思います。
長靴半ズボンとは少し離れますが

A樹B斗C子、Jは公園で鬼ごっこしたり馬跳びをしたり相撲を取って遊んだ。
長靴を履いているので、公園近くの裏山でたけのこを掘った。Jにとって東京の生活と違いほんの一時ではあったがこの子達のお姉さんになった実感が強くなった。
遊んだ後、B斗の家に行こうということになった。
「男のコのように」を4人で歌いながら…
しばらくして、B斗がすすり泣きだした。
J「どうしたの?B斗くん」
B斗「今日お姉ちゃんと遊べて嬉しかったよ、実は僕には高校生のお姉ちゃんがいるけどこんなに遊んでくれた事無いんだ」
A樹「B斗、そんな事言うなよ僕のお姉ちゃんだってこんなに遊んでくれなかったぞ」
J「どういう事?お姉ちゃんに教えて」
C子「あたし知ってる、2人のお姉ちゃんいっつも2人で下手な歌ばっかり歌ってて一つも遊んでくれないんだってさ」
J「そうなんだ、ひょっとして芸能界に憧れているの?」
A樹B斗「多分…」
J「B斗くんの家に行こう話はそれから」

67 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:25:24.86 ID:+KwxbtWWQ
B斗の家に着いた。B斗の母が出迎えてくれた。
B斗「ただいま」
A樹C子「こんにちは」
母「あら、いらっしゃい」
J「はじめまして」
母「あらっあなたは…こないだショッピングセンターの屋上で長靴履いて歌っていた歌手の…」
J「Jです」
母「た、大変だ家に芸能人がやってきたK子、K子サイン色紙持ってきて」
K子とはB斗の姉である、K子がジャージ姿でやってきた。
J「こんにちは」
K子「Jさんだ!、こんな格好で恥ずかしい私、着替えて来る、あっA樹くんも一緒なのねM代お姉ちゃん呼んでくれる?」
M代とはA樹の姉である。A樹が自宅に電話をかけるA樹「もしもし姉ちゃん?今B斗の所にいるんだけどB斗のお姉ちゃんに変わるね」
K子「もしもしM代、驚かないでね、今うちに歌手のJが来てるの、すぐ家に来てくれる」
M代「(電話で)エーッ!本当にすぐ行く」
K子は電話の後すぐに着替えたJに対抗意識を持っている、
セミロングの髪に白いトレーナー赤いチェックのミニスカート、白いハイソックスに着替えた。
B斗「何だよお姉ちゃん、Jお姉さんに対抗して白いハイソックス履いて」
K子「いいじゃない、M代ももうじき来るわよ」
A樹「恥ずかしいなぁ…」
M代「こんにちは!」
M代はポニーテールの髪に白黒のボーダーTシャツに水色のGジャン、下は超ミニの水色デニムの半ズボン、黒のオーバーニーハイソックス、黒いロングブーツでやってきた。
M代「A樹、お姉ちゃんとJさんどっちが格好いい?お姉ちゃんの方がパンツも短いし靴下も長いよ」
A樹「Jお姉さんの前でやめろよ、恥ずかしい」
M代K子「この度はうちの弟がお世話になりました」
J「いえいえそんな、可愛い弟さんで幸せですね」
M代「この前「君もスターだ!」って番組で歌のゲストでしたよね、私達2人出ましたよ」
J「あっ、あの時の2人組さんでしたよね思いだした」
K子「私達アイドル歌手になりたいのです」

68 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:28:04.65 ID:+KwxbtWWQ
M代とK子はアイドル歌手になりたい想いをJに熱く語った。
J「お2人は単に芸能界に憧れているだけじゃないのですか?お2人が思われているほどこの世界は甘くありません。
私はとりあえず歌手やってますけど主に大学で日本の文化や小さい子供の教育について勉強しています
もし、芸能人として行き詰まったらその方面の仕事をしようと思っています。」

K子「でも立派に歌手やっているじゃないですか?」
J「いえいえ私は仕事は学業の為にセーブしているのです。給料も他のアイドル達と比べたら安いのです。
本来なら弟さんと遊ぶ暇なんてないのですが、学業の一環として弟さんと遊んだのです。」
J「お姉さん達は弟さんと遊んでますか?A樹くんもB斗くんも今日私と遊んだ事について凄く喜んでいました」
M代「そういえばA樹があそぼーってよく言ってくれたけど私はK子と次のオーディションに向けて練習するからダメと言ってたわ」
K子「遊んでくれないなら今度Jさんと遊ぶってB斗が言い出したからバカな冗談やめてお姉ちゃん忙しいんだからって突き放したわ
でもそれが現実的になるなんて…」

表情に余裕のないM代とK子、表情に余裕のあるJ。
2人の弟たちはすっかりJになついてしまった。
M代「Jさんは「男のコのように」で髪をボブカットにし、半ズボンにハイソックスに黒いゴム長靴で抵抗ありませんか?」
J「全然、仕事ですから。お姉さん達はもしアイドルだったらできますか?」
M代K子「私達はできません」
J「だから弟さんと同じ目線で話す事ができないのです。今日私はお姉さんのファッションを見て急に『弟を取られてたまるか』って感じがしました。
どうでしょう、みんなのアイドルになる事をあきらめ弟さんときちんと接すればお姉さんは弟さんのアイドルになれますよ」

69 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:29:02.38 ID:+KwxbtWWQ
J「私もアイドルには憧れを持っていました。しかし雲の上の存在です。
今の事務所にスカウトされた時、事務所の人に雲の上の存在にはなりたくないと主張し続けました。
だから今の私があると思っています。」
M代「アイドルは雲の上の存在…」
K子「考えてみればそうかもね、私達って元々そういうオーラ無いのよ」
J「弟さんとたくさん遊んであげて、弟さんにとって最も身近なアイドルになってあげてあなた達ならできるわ、M代さんかわいいしK子さんも美人だしもったいないわ」
M代「A樹、ごめんねお姉ちゃん気付かなかったよ」
K子「B斗、ごめんね、何でも相談して勉強も教えてあげるね。」
A樹B斗「お姉ちゃ〜ん」
C子「2人ともお姉ちゃんがいていいな」
JはC子を後ろから抱きしめ
「C子ちゃんにはお姉ちゃんがついてるよ」とC子の頬にキスした。

70 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:34:07.21 ID:+KwxbtWWQ
M代とK子はアイドルになるという夢をあきらめた。二度とオーディションを受けることはなかった。
M代もK子も本当はわかっていたのだ。自分たちにまったく素質がないことを。すべては勉強からの逃げだったのかもしれない。
M代もK子もY市の受験一流校に行けなかった。もちろん、県庁所在地のX市の受験一流校にはぜんぜん届かなかった。
結局、Y市の受験二流校に入った。中学生のときの努力を考えれば順当だった。

今からがんばっても旧帝大などには届かないことは明白だ。アイドル以外の将来の職業もあまり見えてこない。
でも、今までの自分は何かが間違っていたとは思った。Jに説教された形だが、説教されたという意識が起きなかった。
本当に自然に心にしみてきたのだ。それほどJは人の心にしみ入るのだった。

M代とK子はJと同じように、保母(当時)か幼稚園教諭か小学校教諭か中学校教諭などを目指そうかとも思った。
そのためには、地元の国立大X大学か、それに匹敵するような短大に行く必要があった。
二人の通っている高校では、旧帝大級への合格は皆無だ。でも、進学校だ。X大学を含むいわゆる駅弁大学へは上位が何人か行っている。
M代とK子は目覚めた。M代とK子の偏差値は上昇し始めた。

受験勉強に悪影響が出ないように、M代はA樹、K子はB斗と遊んでやるようになった。
二人で、あるいは一人でも、A樹B斗C子と遊んでやることもした。二人とも、子どもというものに生きた知識を持てるようになった。

C子にもM代、K子という姉ができたような気がしてきた。

A樹B斗C子も小学校中学年となっていった。
姉との遊びも次第に必要なくなっていった。同年代の子どもたちとの遊びの方が盛り上がるようになっていった。
M代とK子もそれを「成長」だと見なせる知見を身につけていた。

事務所では社長がマネージャーらに、「Jの『男のコのように』、バトンはやめにしたいな。もっと自然な感じがいい。」と呼びかけた。
「じゃあ、どうするんですか?」
「これから考えるんだよ。Jにも考えさせるが、みんなも考えてくれ。Jが帰ってきたら会議だ。」

71 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:35:03.59 ID:+KwxbtWWQ
JがC子にキスした所を見てしまったB斗とA樹
B斗「いいなぁC子、僕達にもキスしてよ」
J「K子さん、M代さん、弟さんにキスできますか?」
M代K子「いや、それは…」
J「キスしないの?私がキスしちゃうよ、弟さん奪っちゃうよ」
M代もK子も考えた、ここからが弟との再出発だって事を
K子「B斗、今までごめんね」とB斗の頬にキスした。
M代「A樹、こんなおてんばなお姉ちゃんでもA樹が一番好きだよだから…」A樹の頬にキスした。
A樹B斗「ありがとうお姉ちゃん」

M代「K子、次の休みにX市の大きな靴屋へ長靴買いに行こっか?」
K子「えっ、急に…」
M代「弟達の気持ちを理解するためにさ」

次の日曜日M代とK子はX市の大きな靴屋に行った。そこの靴屋はX県下で唯一長靴の種類が充実していた。
M代とK子は先日のJがしていたようなファッションM代が赤、K子がピンクのパーカー、青いデニムの半ズボン、白いハイソックス、黒いバスケットシューズといった出で立ちでベースボールキャップをかぶりでかけた。
靴屋に入り長靴を見つけた。デザイン的にJが「男のコのように」で履いている長靴にソックリだった。
何色かあったが主に白や黒のハイソックスと合わせる事を考えネイビーにした。横に細いベルトがついていてハイソックスが5センチ見える長い長靴だ。2人ともお揃いの長靴にした。

72 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:36:05.83 ID:+KwxbtWWQ
長靴を買って間も無く、朝から小雨が降り午後から大雨の天気になった日があった。
M代とK子は中間試験の為午前中で学校から帰った。K子の家で勉強していると雨がだんだん強くなってきた。
M代「ねえ、A樹とB斗くん小学校に迎えに行かない?」
K子「何で?」
M代「朝小雨だったから傘しか持ってってないよ、長靴履いてA樹やB斗くんの長靴持ってってやろうよ、
せっかく私達も長靴買ったんだしさ、A樹もB斗もハイソックス濡れちゃうよ」
K子「うん、そうしようか」
M代とK子は長靴を履き、傘をさし、M代の家へA樹の長靴を取りに行って、小学校にいった。
小学校の玄関に入ると教頭先生が迎えてくれた。
教頭「これはこれはA樹くんB斗くんのお姉さんですか?どうされましたか?」
K子「弟を迎えに来たのです、雨が強いので長靴持って」
教頭「お姉さんたちもテストで忙しいんでしょ?わざわざありがとうございます。もうじき終わりますからね、少々お待ちください」

A樹B斗は学校が終わり帰ろうとしたら担任の先生に呼び止められた。
先生「A樹くんB斗くんお姉さんが迎えに来たよ」
A樹B斗「えっ!?」
事務室に行くとM代K子が待っていた。
M代「大雨だから、せっかくのハイソックス濡れるでしょ、長靴持って来たよ」A樹「みんなの前で恥ずかしいよ、でもありがとう」K子「お姉ちゃんも長靴履いて来たんだよ、デニムのショートパンツと白いハイソックス履いて」
B斗「じゃあ4人ともお揃いだね、C子も呼んでくる」
ちなみにC子は長靴履いて学校に来ていた
M代「さあ長靴履いて帰ろうね」
5人で仲良く長靴履いて水溜まりも気にせず歩いた。
C子「M代お姉ちゃん、K子お姉ちゃんありがとう。まるで双子のJお姉ちゃんが迎えに来たみたいだね」
M代「そう?」
C子「お姉ちゃん達もアイドルだよ」
K子「君たちのアイドルだね」
M代「お母さん代わりにしてみたかったんだこんなこと」
B斗「長靴を持って来るとは…ありがとうお姉ちゃん」
K子「M代が言い出したんだからM代に感謝しな」
5人はこうして帰ったのであった。

73 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:38:56.62 ID:+KwxbtWWQ
JにC子からのファンレターが届いた。

私、長靴が大好きなんです。
長靴を履くのが大好きなんです。
短いスカートでハイソックスを履いて長靴を履くのが大好きなんです。
長靴は長くて太くなくてかっこいいのを履きたいです。
色は変な色でなければ何でもいいですが、赤、ピンク、白などが好きです。
『男のコのように』を見てからは、黒や紺や青もいいかなって思いました。

今私が履いている長靴は、一番長いのを買ってもらいましたが、もっと長くてかっこいいのがほしいんです。
Jお姉さんが履いている、あの長靴がほしいんです。
私の足に合うのは、Y市にもX市にもありません。
大人用の長靴を見ても、お姉さんの履いているようなかっこいい長靴がありません。

どうしたら手に入れることができるのでしょうか?
どこで買えばいいのでしょうか?
いくらなのですか?
教えてください。

こんな内容であった。

74 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:40:03.04 ID:+KwxbtWWQ
『男のコのように』の売れ行きはJの曲の中でそれほど上位ではない。
でも、売れていない、というほどではなかった。

A樹もB斗もC子もお小遣いですぐに、A面が『雨の中の女の子』B面が『男のコのように』のLPを買った。
自宅でよくかけている。

3人の子供部屋はそれぞれ、Jの写真やグッズでいっぱいになった。
子供向け雑誌や大人向け雑誌についているJの写真を切り取っては張っていた。
『男のコのように』を歌うときの長靴半ズボンのスタイルの写真は特に大切に扱った。僅少であったためでもある。

アルバムになると『男のコ』のようにが入っているアルバムは半数弱であった。
A樹もB斗もC子もお小遣いをためて『男のコのように』の入ったアルバムを買った。
結果として、3人が買ったアルバムは別種のものであった。

3人はそれぞれの家に遊びに行ったとき、自分の持っていない曲を聴くことができた。

75 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:40:48.87 ID:+KwxbtWWQ
M代とK子は弟たちがなぜここまでアイドル歌手Jに夢中になってしまったのか考えるようになった。
M代、K子はビデオに録画してあったJの『男のコのように』を見ながら、自分たちより若干年上の女の子が小学生の弟と同じ服装をして歌っている、
それも何の違和感を感じなく歌っている。
改めてJはM代とK子の持ち合わせていない部分を持っている、そう感じた。
M代は男勝りなおてんばな女の子、K子はおしとやかな日本的な女の子。
その中間的な性格がJである。Jは頭もルックスもいい、アイドルと言えど弟たちがJを動かしたのだ!おまけに私達が弟にキスを拒んだら代わりにキスするとまで言い出したのだ。

可能な限り弟と接してやろうとM代、K子は考えた。
それはJにはできない事をする事だった。
弟が両親に言いにくい事を聞いてあげ両親とのパイプ役になったり、困った事の相談に乗ってあげたり、
それと雨が降った時に傘と長靴を持って塾や友達の家に迎えに行くなど可能な限り試みた。
こうする事で姉と弟の絆が深まって行くのであった。また、M代とK子もJにファンレターを送るのであった。

76 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:43:07.51 ID:+KwxbtWWQ
低学年最後の冬になった。
雪がまだ少し残っている日、公園で肉弾をすることになった。
A樹とC子は敵チームになった。

A樹は白と黒の縞のラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長めの長靴に白のハイソックスがちらり。
C子は白を基調としたトレーナーに赤の短いスカートに赤の長めの長靴に白のハイソックスがちらり。

肉弾が始まった。
C子の片足ケンケンはA樹たちのより一歩のストライドがあり、スピードのあった。
C子はA樹のチームの男の子や女の子を突き飛ばしたり、引き倒したりしながら、A樹のチームの陣に入ってきた。
A樹は自分たちの陣に戻ってきて、守る態勢に入った。

C子は迫ってきた。
A樹と一緒に守っていた男の子は固まって震えだした。
長靴のゴムが半ズボンにハイソックスを履いた生脚にぶつかってパタパタと音がした。

A樹も怖かったが、目をつぶったまま、C子を押し倒そうとして、一歩前に出て、両腕を前に出した。
A樹はC子の気配が消えたのを感じた。
C子は一瞬沈み込み、A樹の腕出しをかわしたのだった。

A樹は鉄のような臭いを感じ、衝撃とともに後ろに飛ばされた。
後ろ向きに数歩走ることになったが、足の回転は間に合わず、尻餅をついて倒れてしまった。
鼻からはぬるりとして暖かいものが流れた。

C子はA樹の腕だしをかわして、A樹を突き飛ばそうとしたのだ。
それが外れてA樹の顔面に当たってしまったのだ。

「A樹君は鼻血を出した!」
周りの子供たちが騒いで肉弾は中止になった。

77 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:43:42.32 ID:+KwxbtWWQ
宗匠帽を被り十徳を着て足袋に雪駄を履いた老人がA樹に近づいてきた。
老人はしゃがんで、A樹を横抱きにして、公園の水道まで来た。
懐から懐紙を出し、水道の水でぬらして絞った。

老人はA樹の半ズボンの尻の部分を膝に乗せ、背中を支えながら、鼻血の処置をした。
A樹は粘液を刺激されて、半ズボンとハイソックスと長靴に包まれた生脚をばたばたさせた。
白いブリーフがちらりと見えた。

「じっとして。力を抜いて。」
老人にそういわれたことと、老人に十徳に染み込んだ香の香りで、A樹は力が抜けた。

A樹は両肘もすりむいていた。老人は両肘の傷口の汚れも拭いてくれた。
「よし、よくがんばった。君はいい子だ。強い子だ。」
肉弾で女の子に「KO負け」したのに「強い子だ」と言われたことにA樹は顔を赤くした。

78 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:44:09.98 ID:+KwxbtWWQ
「誰か、この子の家、わかるか?案内してくれ。」
「はい。」
C子がA樹の家を案内することになった。

老人はA樹を横抱き(お姫様抱っこ)して、C子の案内でA樹の家に向かった。
長靴スカート少女を伴った十徳姿の老人に横抱きされた長靴半ズボン少年をすれ違う人々はものめずらしそうに見た。
A樹は雲に浮かんでいるような気がした。

A樹が感じていたのは、肉弾で女の子に鼻血を出して「KO負け」した恥ずかしさだけではなかった。
隣で震えていた男の子と違って、強いC子に勇敢に立ち向かっていった勇気を表彰されているような気もした。
でも、恥ずかしさの方が強かった。

「もう大丈夫です。降ります。」
A樹は老人がおろしてくれるよりも早く降りた。

C子の張り手の衝撃や鼻血などのためか、しばらくだかれていたためか、
降りたところがぬかるんでいるためか、A樹は滑って、老人に倒れ掛かってしまった。

「君、大丈夫か。」
老人に支えられたため、A樹は転ばずに住んだ。
老人の足袋や十徳は少し泥がついてしまった。

「ごめんなさい。」「いいんだよ。気にしないで。」
A樹の足取りはしっかりしてきた。
「こっちです。」C子が案内した。A樹の家に着いた。

79 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:44:39.69 ID:+KwxbtWWQ
「君、名前は?」「○○A樹です。」
「お嬢ちゃん、名前は?」「○○C子です。」
「ごめんください。」呼び鈴を押して老人が声をかけると、A樹の母親が出てきた。
「私、○○町の**です。先ほど公園を通りかかりましたら、この子たちが肉弾をして遊んでおりました。
 A樹君が鼻血を出して、転んだときに肘もすりむきまして、応急にちょっとした手当てをして、お宅まで連れて参りました。
 おうちで手当てをしたほうがよろしいでしょうと。」
「これは本当にありがとうございます。A樹、この方にお礼をしなさい。」
「ありがとうございます。」
「いや、この女の子、C子ちゃんというんですね、本当に強いですね。
 C子ちゃんの手のひらがA樹君の顔面に当たりまして。」
C子がA樹の母親に一礼して、
「おばさん、ごめんなさい。A樹君に怪我させちゃって、私、つい、夢中になっちゃって……」
というと、A樹の母親は
「気にしないで、C子ちゃんは何も悪くないわ。A樹よりもC子ちゃんの方が強かっただけなのだから。」
とにこやかに言った。
C子は申し訳なさと誇らしさのため、顔を赤くし、スカートハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
A樹は恥ずかしさのため、顔を赤くしてうつむいた。
「A樹君も強いですね。鼻血を出しても、肘をすりむいても、私の下手な手当ての最中も、まったく泣きませんでしたし。
 A樹君は勇気のある子です。他の男の子が怖がっているときに一人で立ち向かっていったんですからね。
 真冬でも長靴に半ズボンに絆創膏ってのは男の子の勲章ですね。」
A樹は赤くなった顔を上げて、恥ずかしさと誇らしさのために、半ズボンハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
老人は応急手当のとき、A樹の肘に絆創膏を貼っていた。
A樹の母親は救急セットを出してきて、A樹の手当てをした。

80 :夢見る名無しさん:2017/03/06(月) 19:47:16.98 ID:+KwxbtWWQ
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

81 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:49:57.81 ID:nyyloMob4
しばらくしてからであった。A樹B斗C子がいる小学校に教育実習生の先生がやって来る事になった。
その先生は自らX県Y市の小学校を希望しやって来た。
その先生とは、A樹もB斗もC子も面識のある人物だった。
その朝、校長先生に紹介された実習生の先生、A樹達だけでない、他の児童、先生までもびっくりしたのだ…その人物とは?
乞うご期待!

82 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:51:13.33 ID:nyyloMob4
体育館のステージのそでから登場したのは紛れもなくアイドル歌手のJだった。
Jはリクルートスーツに身を包み、髪型も前髪を眉毛の上に揃えた肩まであるセミロングヘアだった。
壇上でJは「今日から数週間お世話になります実習生のJです。皆さんよろしくお願いします。」就任の挨拶だった。
周りがざわざわした。教頭が「皆さん、先生をご存知の人も多いですがあくまでも歌手ではなく先生の卵としてJ先生をお迎えしたのでその事をくれぐれも忘れないように、J先生は三年生を担当してもらいます」
そう聞いてA樹B斗C子は何だかうれしくなった。

83 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:52:08.31 ID:nyyloMob4
Jはステージに上がったまま、児童たちを見てうずうずしてきた。
男の子は半ズボンに白いハイソックス、女の子はミニスカートに白いハイソックスだったからだ、
Jは初日だったため、靴下はパンストだった。
しかし公私共にハイソックスをはきなれているJにとって太股が暑く感じ落ち着かない感じだった。

84 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:53:22.32 ID:nyyloMob4
実習2日目から膝下スカートに膝下丈の肌色ストッキング(ハイソックス)ですごした。
パッと見ハイソックスを履いているとわからないので職員室でも他の教員に指摘される事もなかった。
しかしJは服装について教務主任の女性教員に相談した。
その先生は職員のメンタルケアを保健教員と協力してやっているのであった。

J「就任早々からこんな事相談してもいいですか?」
女性教務主任A「J先生何でしょう?」
J「ここの子供達はみんな白いハイソックスはいてますよね、私ハイソックスフェチなんです。
それ見ると私もハイソックスを履いてないと落ち着かないのです」
A「今はパンスト履いているのですか?」
J「いえ、膝下丈のストッキングをはいてます、本当はハイソックスを履きたいのです」
A「うーん、困った人ですね、ここは教育現場ですよ
男性の先生もいる事ですしハイソックスの色にもよりますが…
色は白ですか?」
J「白いハイソックスがほとんどです。あと黒とか紺とかグレーがあります」
A「子供達と同じ格好がしたいのですか?」
J「お姉さんぽくしたいのです」
A「体育の授業もありますよね、その時は?」
J「短いトレパンに白いハイソックスが良いと思っています」
A「うーんそれでJ先生がやる気がでるのなら認めますが、ここは教育現場ですからね
ミニスカートは厳禁です
ハイソックスは紺色は認めましょう」
J「ありがとうございます、実習頑張ります。」
A「くれぐれもここでは教員ですから子供達に舐められないように注意してくださいね」
J「わかりました」
こうしてJはハイソックスの件は解決したのだった。

85 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:54:39.34 ID:nyyloMob4
3年生を受け持つ事になったJ、A樹B斗C子も一緒だ。
教室に戻って自己紹介をした。
J「皆さん初めまして教育実習生のJといいます。
皆さんとこれからできるだけ沢山の勉強がしたいのでよろしくお願いいたします。
皆さんは私の事、テレビで見た事あるかもしれませんが、私は皆さんと初めてなので
勉強と遊びを通じ皆さんの事を色々知りたい、気軽に何でも話しかけてね」
その後、香港から日本のF大学に留学した事、芸能界に入った事など淡々と話しだした。
担任のB先生、児童達は芸能界の事、なかなか聞けない貴重な話を聞いた事に感銘を受けた。
A樹B斗C子はまた違ったJを見てますますJの人柄が知りたくなった。

Jの服装は水色のブラウスに紺のネクタイ、グレーの膝丈のスカート、紺のハイソックスという出で立ち。
体育の時は白い体操服装、ピンクの膝丈のトレパン、白いハイソックス
こうする事で自分らしさをアピールできた。でも他の先生からは高校生みたいと言われた。

Jの授業は好評だった。子供達はテレビの中のJしか見た事がなかったので、
それこそ「アイドルは雲の上の存在」ではない一人の女性としてのJの魅力に釘付けになっていった。

86 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:55:45.96 ID:nyyloMob4
A樹B斗C子はJにファンレターを送ったりJがオフの時、一緒に遊んだ仲なので、
Jとの関係もより密接になっていった。
学校の中ではJ先生と呼んでいるが、学校を離れたらJお姉ちゃんでいいよと言ってくれた。
Jは再び弟や妹に接する気持ちでA樹たちと接した。
また実習先でY市の小学校を選んだのも再びA樹B斗C子と勉強できるからだ。
この自然豊かなY市で子供達と接するJは大きな喜びを感じた。

それは住んでいる東京と違って雨の日でも堂々と長靴が履ける事にある。
雨の日の通学は子供達は半ズボンやミニスカート、白いハイソックスに長靴だ。
Jも学校に行く時は紺のハイソックスに紺の長靴だ。
他の先生達からはJ先生は子供達と同じで長靴を履いていると言われたがそんなのは気にしない、
むしろそうする事により子供達からJがより身近に感じ、話しやすくなるからだ。

87 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:58:36.16 ID:nyyloMob4
Jは教務主任のA先生と会話する事になった。
J「私の服装はいかがですか?変ではありませんか?」
A「そんな事ないわ、その水色のブラウスお似合いだわ
グレーのスカートも紺のハイソックスも先生らしいわ」
J「良かった〜安心しました。今日は長靴を履いて来たんですよ」
A「J先生は下宿先から徒歩なので長靴でも変じゃありませんよ、
車で来られる先生が多いから長靴は珍しいですけどむしろ私は先生のその気遣いが素晴らしいと思います。
子供達でも高学年になると長靴は恥ずかしいと言って履きたがらない子が多いのですが、
先生は自ら長靴を履いて来られる立派だと思います。」
J「雨降りは長靴と決めています。ハイソックス濡らすの嫌なので」
A「それってお洒落の基本ですよ、晴れの日は晴れの格好、雨の日は雨の日の格好てあるのですよ」

88 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:59:24.07 ID:nyyloMob4
J「長靴と同じ色のレインコートも着て来たのですよ」
A「それも立派な事です。J先生は本当はお洒落さんなのですね」
J「A先生も長靴は好きですか?」
A「私もレインブーツ持ってますよ雨の日は最高ですよ、
J先生は今日紺の長靴から紺のハイソックスを覗かせていたけど、一見子供っぽいけど大人らしくも見えたわ」
J「安心しました。他の先生や一部の子供達にからかわれたので」
A「今日そんな事があったの?」
J「でも三年生のA樹君B斗君C子さんがかばってくれて、嬉しかった」

A「J先生の持ち歌に確か『男のコのように』ってありましたよね?私あの歌好きなんですよ」
J「ありがとうございます、本当は恥ずかしかったんだけど時間が経つにつれ好きになりました」
A「J先生が本校に来られる事を知った時とんでもない女の子が実習生で来るのかと思っていました(笑)
しかしJ先生は上品なお嬢さんで安心しました。
きっとご両親が立派な方だったのですね」
J「ありがとうございます、うちの両親は二人とも教員だったので結構厳しかったのです
教員になるために日本の大学に留学したつもりが芸能界にスカウトされて、
父は特に芸能界に反対していました、今もですが」
A「そうだったの」
J「だから一生懸命頑張って教員免許を取りたいのです」
A「よく話してくれたわ、ありがとう、これからも実習頑張ってね」
J「はい、頑張ります(涙)」

89 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 18:59:56.28 ID:nyyloMob4
「トントン」相談室のドアをノックする音がした。
A「どうぞ」
「失礼します」
入って来たのはA樹B斗C子だった
A「あら、あなたたちまだいたの?」
A樹「J先生がここにいると聞いたので」
A「家の方が心配してるわよ」
B斗「J先生と一緒に帰りたいのです」
J「(涙をふきながら)まあっこの子達ったら…でもいいわよ」
A「J先生、A樹君B斗君C子さんと仲がいいのですね」
J「はい、以前この街のイベントに来てくれたり、ファンレターくれたり、
オフの日に私がここまで来て遊んだ事もあります」
A「そうだったの、だから実習先も東京の小学校を選ばすここにしたのね」
J「東京の小学校はマスコミ取材もあるかも知れないので煩わしいのですよ
それならこの子達がいる小学校がいいかなって」
A「ねえ君たちにとってJ先生ってどういう存在?」
C子「何でも相談できるお姉さんだよ」
A樹「本当のお姉さんって感じ」
B斗「うちの姉ちゃんよりしっかりしてる、お姉さんだよ」
A「まあそこまでJ先生が好きなのね、J先生幸せものよ」
J「照れちゃうな…この子達とってもいい子ですよ、たくさん勇気もらっているんです」
A「さあ、お話はこれでおしまい4人で仲良く帰りなさい」
J、A樹B斗C子「はい、失礼します」

90 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:00:48.25 ID:nyyloMob4
A樹B斗C子は職員出入口でJを待つ事になった。
下駄箱の中には先生達の靴が入っているが、
Jの長靴は下駄箱の中に入らない為、下駄箱の上に置いてあったのでJの長靴だと分かった。
C子「Jお姉ちゃんの長靴かっこいいね」
B斗「うん、手に取ってみよう」
A樹「長靴の中の匂いを嗅いでみようよ」
B斗「ゴム臭いよ、これからこの長靴の中にJお姉ちゃんのハイソックスの足が入るんだ」
Jがやってきた
J「コラッ、お姉ちゃんの長靴に何してるの?(笑)」
A樹「どんな長靴履いているのかなぁって…」
J「長靴の匂い嗅いでいたでしょ、いけない子ね」
C子「いい香りだったよ」
J「そう、でも長靴脱いだあと足がゴム臭くなって人に見られると恥ずかしいんだ」
といいながらJは紺のハイソックスの足を長靴の中にいれた
J「いい、お姉ちゃんだから許すけど他の人の靴の匂いを嗅いじゃいけないよ、分かった?」
A樹B斗C子「はい」
J「分かったらいいよ、実はお姉ちゃんも長靴の中の匂い好きなんだけどね
自分の長靴の匂いを時々嗅ぐの」
A樹「お姉ちゃんも長靴フェチなんだ」
J「お姉ちゃんはハイソックスフェチ、長靴フェチなんだよ」
B斗「僕たちと同じだね、Jお姉ちゃんを初めて見たときそんな予感がしてた」
J「ミニスカートも半ズボンも大好きだよ」
A樹B斗C子「やっぱり〜」
J「そうだ、A樹君とB斗君のお姉さん元気かな?」
A樹「来年大学受験だから一生懸命勉強してる」
B斗「うちの姉ちゃんも先生になりたがっているよ」
J「会ってみたいな〜受験生も気分転換しないとね」
A樹B斗「じゃあお姉ちゃん呼んでみるよ」
JはM代とK子に再会する事になった。

91 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:01:43.63 ID:nyyloMob4
A樹とB斗がM代とK子に電話をしている頃、C子はJに以前送ったファンレターの長靴の事を質問した。
C子「あの長靴と同じのが欲しいの」
J「あれは事務所が用意してくれたものだからお姉ちゃんよく分からないの、
ゴメンね、ただ東京にはオーダーメイドで長靴を作ってくれる所があるらしいから
今度お母さんと東京に来てみて」
C子「いくらぐらいするの?」
J「オーダーメイドだからね、C子ちゃんの履いている長靴が10足以上買える位高いよ、いいの?」
C子「あの長靴かっこいいし、ハイソックスと合わせたいの」
J「C子ちゃんはまだ足が大きくなりそうだから大きくなったら作ろうね、
多分高校生位になっても遅くはないよ今度お母さんと東京においで、
あの二人には内緒だよ」
C子「うん」

92 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:02:14.64 ID:nyyloMob4
A樹B斗C子Jの4人はB斗の家に向かった。
Jは、水色のブラウスに紺のネクタイ、グレーの膝丈のスカート、紺のハイソックスに、紺の長くて下手なブーツよりもかっこいい長靴。
A樹は、白を基調として胸を中心に赤と青の入ったポロシャツ、紺ののデニムの半ズボン、白のハイソックス、黒の長めの長靴。
B斗は、白を基調として胸を中心に紺と水色の入ったポロシャツ、薄いブルーのデニムの半ズボン、白のハイソックス、黒の長めの長靴。
C子は、ピンクのブラウスにサスペンダーつきの紺で襞のある短いスカート、白のハイソックス、赤の長い長靴。

B斗の家には、B斗の母親、B斗の姉のK子、A樹の姉のM代がいた。
「いらっしゃい。」母親を中心に3人が出迎えた。
M代もK子も早く帰って来て勉強するようになった。
M代とK子は帰宅部だった。アイドルになると言って、オーディションの練習ばかりしていたが、今は違う。
Jに刺激されて、小学校教員を目指して猛勉強していた。

93 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:05:21.69 ID:nyyloMob4
A樹たちは玄関で長靴を脱ぐと驚いた。
A樹たちは、少なくとも長靴を脱ぐときは、きっちりとそろえて整頓する。
そんなA樹たちも驚くほど、三足の長靴が美しく整然と並んでいた。
一足はおばさん用のベージュの婦人用長靴だった。B斗の母親のものと思われた。
二足はそれよりもはるかに長く、Jのには及ばないものの美しいフォルムをしていた。M代とK子のものと思われた。一足は赤、一足は白である。
ベージュの婦人長靴も整然と置かれていたが、他の二足の方が遥かに整然としていた。長靴に対する愛情がにじみ出ていたことが、A樹たちにも明白に伝わった。

94 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:06:05.23 ID:nyyloMob4
一方、Jの教育実習はマスコミには秘密にされた。
事務所は周到に準備した。
教育実習先を東京都内ではなくX県Y市にしたのはJの発案だが、事務所もいろいろと考えた。
芸能活動の予定はまったく入れなかった。Jは学生でもあるので、日程が他のアイドルよりまばらになるのは、それほど疑われない。
もし、Jの不在が問題にされたら、体調不良のため、国内のさるリゾート地でで休養していると言い訳することにした。
F大学にも緘口令を協力してもらうことにした。
Jが講義に出ないのは、芸能活動と学業との両立による体調不良のためだと、マスコミに聞かれたら答えてもらうことにした。
その方針にF大学当局は大賛成だったのはいうまでもない。
Jが芸能活動のために講義を欠席することも(たまにはあるので)学生たちも怪しまなかった。
教育実習の学内説明会もJには別室で行っていた。

Y市教育委員会も学校も、マスコミにばれないように注意を払った。
私服になるとJは清楚な少女となる。アイドル的に目立つことはない。
校長も保護者に文書を出して、Jが教育実習を行うこと、Jはまじめな気持ちでやっていること、有名な歌手ではなく一実習生として迎えてほしいこと、Jを話題にしないこと、マスコミに情報を流さないこと、子供たちのためにそうしてほしいことを訴えた。

95 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:10:11.71 ID:nyyloMob4
M代もK子も膝上のスカート、白いハイソックスを履いていた。
M代「お姉ちゃんもハイソックスに長靴を履いて来たの」
K子「何だか小学生の頃を思い出したわ」
J「でしょ?2人とも今日は表情が明るいわ」
M代「Jさんに出会ったおかげよ、私達も小学校の先生目指して頑張っています」
J「この街に来て、弟さん達と出会い、お姉さんとも出会い、私は今幸せよ
歌手やってなかったらあなた達と出会ってなかった」
K子「それ考えたら運命の出会いだわ、弟と真剣に接する事ができた、Jさんのおかげよ」
J「これからも色々相談してね、M代さんK子さんも妹みたいなものだから」
B斗母「さあ、みんな食べて食べて」

玄関に置いてある長靴の数見たA樹はみんなにこう言った。
A樹「これだけ長靴が揃うと誰がどの長靴履いているとか性格が分かりそうだね」
M代「ひょっとしてお姉ちゃんの長靴の事を言っているの?」
A樹「あの赤くて長いゴム長靴お姉ちゃんのような活発な女の子でないと選ばないよ」
C子「私も活発ってこと」
B斗「そうだよ、そして隣の白い長い長靴が僕のお姉ちゃんの」
K子「バレたかっと言ってもこないだ見せたもんね」
B斗母「紺色のはJ先生のでしょ、水色のブラウスと紺のネクタイ、ハイソックスの色からして
合わしているって感じ、おしゃれだわ」
J「ありがとうございます。他にも何足か長靴持っているのですよ」

96 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:10:48.26 ID:nyyloMob4
B斗母「まあ何色ですの?」
J「赤と白を持っています。その日の服装とか気分で決めています」
A樹「僕もM代お姉ちゃんの長靴履いてみたい。ねぇいいでしょ?」
B斗「僕もK子お姉ちゃんの長靴が履きたい」
C子「じゃあ私もJお姉ちゃんの長靴が履きたい」
J、M代K子「仕方ないわねぇ、ちょっとだけよ」
A樹B斗はM代とK子の、C子はJの長靴を履いて外に出た。
またM代はA樹、K子はB斗、JはC子の長靴を履いて外に出た。
3人の姉に見守られながらA樹B斗C子はそれぞれの長靴を楽しんだ。
A樹「何か気持ちいいね」
B斗「そうだね」
M代「長靴の中が臭くなっちゃうからそろそろ戻してよ」
K子「ほらB斗も」
B斗の家の周りを一周した後3人は、3人の姉に長靴を返した。
M代「大事な長靴なんだから長靴の中を臭くしたら承知しないわよ」
K子「B斗もよく長靴履くんだからハイソックスが臭いから、
B斗の長靴でお姉ちゃんのハイソックスまで臭くなっちゃうかも知れないのに」
J「まあそう言わなくてもかわいい弟さんでしょ」
K子「この前の紺の長靴、B斗に履かれて中が臭くなってニオイを取るのが大変だったんだから」
M代「A樹も長靴が好きなんだから」
そんな会話をしながら家の中に入った。

97 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:11:49.95 ID:nyyloMob4
そのときのJはまだ、すべての日本人に知られているというほどではなかった。
M空Hり、W田A子、S田J子などはどんな日本人でも知っている。
Jは、信念としてテレビを見ない人、歌謡曲やその周辺の文化に背を向ける人、仕事の忙しい人、世間とのつながりを求めない老人などには知られていなかった。
そのような偏屈な大人たちとは対極にある子どもたちはよくテレビを見るので、よく知られていた。

Jが教育実習生としてきたときも、Jを知らない保護者も少数ながら存在した。
Jの教育実習がY市の世間で大騒ぎにならなかった一因かも知れない。
もちろん、これを機会にJを知り、Jのファンになった保護者もいる。

98 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:12:24.49 ID:nyyloMob4
玄関に入ってそれぞれ長靴をぬいで語った
M代「私の長靴そんなに臭ってなかった安心した〜
A樹の足の匂い嗅がせてよ」
A樹「お姉ちゃん、ハイ」
M代「クンクン、ゴムの匂いがする程度か、良かった」
K子「これ、B斗も」
K子は自分の長靴の匂いとB斗の足の匂いを嗅いだ
K子「くっさ〜長靴はまだ新しいからそのうちもとのゴムの匂いに戻ると思うけど…
B斗、足臭いよついでに私の足も…」
といいながらK子は右足を抱え、顔を下にむけスカートのなかを見られない様に足の匂いを嗅いだ
K子「さっきより汗臭くなってる、ゴムの匂いじゃない、B斗の長靴臭いからよ
もう〜このハイソックスどうしてくれるの?」
B斗「今度から足をよく洗ってお姉ちゃんの長靴履くよ」
K子「いくらお姉ちゃんの長靴が履きたいと言ったってもう〜いや」
J「私は何とも思わないわ、長靴の匂い好きだし、またゴムの匂いするから」
K子「C子ちゃんは女の子だから清潔だけどうちの弟はひどいわ、弟の足を嗅いでみて」
J「うわ〜臭い、私の足より臭い」
M代「こんなに足臭かったら女の子にもてないよ、長靴の中にオドイーターいれな」
B斗「はぁい」
長靴を脱いだあと、長靴のゴムの香りがするのは長靴フェチとして心地よいが
汗臭さはたまらないと皆思うのであった。

99 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:13:03.95 ID:nyyloMob4
A樹「ぼくもJお姉ちゃんのような長くてかっこいい長靴がほしいな。」
B斗「どうして、ぼくたちには短い長靴しかないのかな?」
A樹「一番いいのはJお姉ちゃんの長靴、次はお姉ちゃんやK子お姉ちゃんの長靴、C子の長靴もぼくらのより長くてかっこいい。」
C子「一番長くてかっこいいのを買ってもらったのよ♪」
B斗「でも、女用を履くわけにはいかないよな…」
A樹「ぼく、お百姓さんや工事の人が履くような長靴がいい!」
M代K子C子「えっ?」
B斗「子供用のはないよ。」
A樹「お百姓さんが田植えをするときのあの長靴、一度履いてみないんだよね。指が分かれていなくて普通のがいい。」
B斗「田植えでもするんか?」
A樹「してもいい。みんな農業をばかにするけど、あの長靴、長くてかっこいい!」
M代「みっともないからやめなさい。」
A樹「どうして?それなら、工事をしている人の膝のすぐ下まである長靴は?」
M代「やめてよ。」
A樹「ぼくも、もっと長くてかっこいい長靴が履きたい!」

100 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:13:57.23 ID:nyyloMob4
B斗母「そう言えば昔S城H樹とかGHみがロングブーツを履いて歌っていたわ
A樹君、それの長靴バージョンが履きたいわけね、何も田植え長靴に拘ることないわ
大長靴があるわよ、24センチだけどね」
M代「おばさん…」
A樹「えっ、ほんと」
B斗母「ほんとよ色は黒しか無いけどね」
A樹「やったー、大長靴か」B斗「僕も欲しい」
B斗母「今の長靴が履けなくなったらね」
K子「ママまで何言い出すの?」

M代「A樹の長靴も臭いのに丈の長い長靴になったら余計臭くなるわ、長靴の中に香水をふってあげる、
ハイソックスが香水臭くなるわ」
A樹「お姉ちゃん…」
J「大長靴を履きたいのでしょ、そうすればもっと勉強するよね?」
A樹B斗「もっと勉強する」
J「今度二人が大長靴を履いた姿を見てみたいわ」

101 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:14:34.90 ID:nyyloMob4
C子「やっぱり男の子にも長い長靴履いてほしい。」

102 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:15:19.27 ID:nyyloMob4
M代「お姉ちゃんね、男の子には余り長い長靴を履くより30センチ丈の長靴を履いて、
ハイソックスを5〜10センチ程度覗かせるのがお洒落だなって思うんだ、長靴よりも短いソックスを履いている子もいるのに、
いかにも脚が長くバランスよく見えると思うんだハイソックスに長靴格好いいと思うけどな」
K子「白いハイソックスの男の子ってお坊っちゃんて感じもするんだよね、ハイソックスに長靴だと長靴が上品にも見えるのよ」
A樹「ハイソックスがちら見せでもいい、大長靴が履きたい」
B斗母「普通の長靴と比べ値段も高いのよね。」

103 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:15:58.86 ID:nyyloMob4
Jが言った。

男の子も女の子も、半ズボンやスカートに、ハイソックスを履くと脚が長く見えてかっこいいわ。
長靴も不思議だよね。長靴を履くと脚の線がきれいに見えるのよ。短い長靴でもそうなんだけど、長い長靴だと本当に脚の線がかっこよく見えるのはなぜかしら。
短い半ズボンや短いスカートにハイソックス、そしてハイソックスが少し見える長い長靴を履いた男の子や女の子が元気に遊んでいるのを見ると、本当にうれしくなるの。

104 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:16:36.95 ID:nyyloMob4
C子が言った。

私は一番長くてかっこいい長靴を履いた女の子になりたいの。
男の子には私より長い長靴は履いてほしくないの。
でも、男の子にも長くてかっこいい長靴を履いてほしいの。
うちの学校、一年中長ズボン禁止でしょ。だからうれしいの。風邪引いたって言って長ズボンで来る子がいると、仕方ないとは思うけど、うれしくいないわ。
女の子は、短いスカート、ハイソックス、長靴!
男の子は、半ズボン、ハイソックス、長靴!

105 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:19:13.56 ID:nyyloMob4
B斗の母が言った。

X県は、特にY市は半ズボンでしょ。B斗が入学する時は、真冬でも半ズボンなんてと思ったけど、おかげでB斗もみんなも丈夫になったわ。
それに長靴ってのはいいわね。雨や雪の日は、B斗には長靴を履かせることにしているの。学校もB斗が寄ったところのお宅も汚さないで住むからね。
だから、長靴はもっと長いほうがいいよね。膝の下くらいまで。
その上で、思い切り元気に遊んでほしいわ。

M代もK子も言った。

さんせえええええええ!!

J「もう遅くなりましたから失礼します。A樹君、K子ちゃん、いいでしょ。」
K子「おばさん、本当に遅くまでありがとうございます。ご馳走様でした。じゃあ、A樹、帰るわよ。ちゃんとご挨拶なさい。」
A樹「はあい。」「本当にありがとうございました。失礼します。」

B斗の母が言った。

A樹君もB斗君ももう少し大きくなったら、大人用長靴が履けるね。楽しみだね。」

A樹B斗「早く大きくなりたいな。」
J「好き嫌いしちゃだめよ。外で元気に遊んでね。」
A樹B斗「はあい。ぼくたち、外で遊ぶの、大好きです。」

A樹、K子、C子、Jはそれぞれの長靴を履いて、B斗の母に一礼して岐路についた。
B斗とB斗の母は、4人の、それぞれ違いはあるが、、半ズボンやスカートとハイソックス・長靴に包まれた、美しい脚線を眺めていた。

106 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:20:11.61 ID:nyyloMob4
4人はB斗宅から帰る途中こんな会話があった。
M代「B斗くん、私たちが玄関で長靴履いているのを見ていたらアソコを膨らませてたよ」
J「本当?」
A樹「お姉ちゃん達が長い長靴を履いている処がセクシーに見えたんだよ
ハイソックスに染み付いた長靴の匂いも気にしているんだよ、きっと」
J「A樹君もそうなの?」
A樹「長靴フェチってそういうものなんだよ好奇心が強いのだよ」
J「お姉ちゃんも『男の子のように』の靴がゴム長靴だったから激しい振り付けで、長い間長靴履いていたから後長靴を脱ぐのが大変
で、脱いだらハイソックスが強烈にゴム臭かったから…」
M代「A樹の足もゴム臭いよ、でも女の子っていい匂いがするイメージがあるから足臭かったらギャップに興奮するんじゃない?
私も経験あるわ、ある長靴フェチの男子に長靴の匂いを嗅がれた事もあるわ」
A樹「セクシーなハイソックスがゴム臭いと興奮しちゃうよ」
M代「コラッまたそんな事言って、お姉ちゃん家帰ってから足の匂いを嗅がせてあげる、A樹のアソコも大きくしてやろうか?」
A樹「お姉ちゃんのは姉弟だから興奮しないよ、他人だから興奮するのだよ」
M代「A樹の長靴の中に香水を付けてあげるよ、長靴履いた事がバレるよ〜」
A樹「お姉ちゃん、それはやめて〜」
M代「A樹も時々足臭いから〜」

107 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:20:41.58 ID:nyyloMob4
C子「Jお姉ちゃん、何故長靴を履くと足が臭くなるの?」
J「長靴は雨水などから足を守る為、靴に隙間がなく空気が入りにくくなっているの
だから水溜まりの中に入っても足が濡れないの
しかしその代わり長い間長靴を履いていると足が汗をかいて蒸れてしまって水虫の原因になったり、ゴムの匂いが靴下に移るんだよ
長靴を脱いだ時足の匂いを嗅いでごらん、結構臭くなっている時があるから」
M代「その匂いで興奮する男の子もいるってことだよ」
C子「そうなんだ」
A樹「長靴からハイソックスがはみ出していると特に興奮するね」
M代「せっかくハイソックス履いてお洒落してキメているのに濡らしたら台無しよ、濡らさないのもお洒落の一つだよ」
J「M代ちゃんの言う通りだわ」

108 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:21:20.06 ID:nyyloMob4
A樹「Jお姉ちゃん、Jお姉ちゃんがテレビで『男のコのように』を歌っている姿を見て、
僕もJお姉ちゃんが履いている長い黒長靴を履きたくなったよ、何て格好いいんだって思ったよ」
J「A樹君、ありがとうそう言ってくれてお姉ちゃんうれしいよ、これには色々事務所内で意見が出てね
長靴履かせるからハイソックスはいらないとか、長靴をやめたらとかあったのね
一度テレビ番組でハイソックスを履かずに長靴だけ履いて出演したら、後日Jちゃんは白いハイソックスを履いてなかった、Jちゃんはハイソックスが似合うのにって言われちゃった
よく見ているんだね、みんな。でも安心しちゃった私のハイソックス姿、たとえ長靴を履いていてハイソックスは一部分しか見えなかったとしてもJちゃんはハイソックスを履いて欲しいって要望があるんだね。凄い興奮しちゃったよ」
C子「私もハイソックスと長靴だ〜い好き」
A樹「あの時のお姉ちゃん格好良かったよ」
J「ありがとう、何か自信わいて来ちゃったんだねあの時」

109 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:22:10.41 ID:nyyloMob4
A樹が言った。
ぼく、半ズボンに長靴って好きなんだ。ほんとは晴れでも履きたいんだ。だって、かっこいいもん。
半ズボンにハイソックスは履くと、脚が長く、かっこよく見えるでしょ。それに長靴を履くと、もっともっとかっこいいと思うんだ。
スーパーマンのようなヒーローになったような気がするんだ。強くて勇気があって正義の見方って感じなんだ。
ヒーローの長靴って、あっ、ブーツか。って、ぼくたちの長靴より、長いでしょ。そう、お姉ちゃんやお姉ちゃんの長靴のように。
ぼくたちは、一年中半ズボンでがんばっているでしょ。ハイソックスも履いているね。でも、長靴は毎日は履けないから残念なんだ。
特に半ズボンに長靴のとき、ぼくは、強くて勇気があって、何が正しいかをしっかりと考えて勇気を持って行動したいと思うんだ。バスに乗ったときも、老人に席を譲るんだ。
そりゃ、長靴を履かない時だって相するつもりだけど、長い長靴を履けば、もっともっといいと思うんだ。
Jお姉ちゃんが履いているような長靴を履きたいよ。それが無理なら、長い大人用長靴を早く履きたいよ。

110 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:22:51.70 ID:nyyloMob4
Jは言った
お姉ちゃんにとってハイソックスは脚を長く美しく見せるアイテムだと思っているの
そのハイソックス、特に白いハイソックスだと雨が降ると泥跳ねが目立って格好悪くなっちゃう。ハイソックスを泥跳ねから守る為に長めの長靴を履くんだ。
すると鏡に映った自分が格好よく見えたり、水溜まりの中を気にせず歩けるのよ
朝、家を出る前必ずテレビの天気予報を確認するの、ちょっとでも雨が降りそうだったら傘とレインコートと長靴を用意して、長靴を履いて出かける事にしているの
そのほうが安心ね。長靴が私の足を守ってくれる。
ハイソックスが蒸れて臭くなっても、お客さん家の玄関で靴を脱いだ時床を濡らすよりよっぽどいいよ。
足元が気持ち悪くなくて快適だし堂々と動く事ができる。お姉ちゃんも長靴大好きだよ。

111 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:24:16.34 ID:nyyloMob4
C子が言った。
「J先生、○○小学校の『生活のきまり』って知ってる?
特別な事情がない限りは一年中半ズボン!女子は短いスカートもいい!
雨の日や雪の日や地面がぬかるんでいるときは、長靴をはかなきゃいけないんだよ!」
Jが言った。
「うん、私も読んだわ。みんな真冬でも半ズボンや短いスカートでがんばっているわね。」
Cが言った。
「それなのに、雨の日にJ先生が長靴を履いてきたの見て、J先生をばかにした奴がいたでしょ!許せないわ!あいつら長靴も履いてないんだから!」
Jが言った。
「あの時はありがとうね。うれしかったわ。C子ちゃnもA樹君もB斗君もほんとうにありがとう。」
M代が言った。
「その『生活のきまり』、私が小学生のときから変わっていないね。担任のA先生、今は教務主任になっていらっしゃるね、おっしゃってたわ。
長靴を履かないで来ると、学校の廊下や教室の床を汚しちゃうでしょ。汚いし、掃除当番の人が困るでしょ。そしてその前に、誰かが滑って転んで御覧なさい。危ないでしょ。って。
私、感動したわ。
ここは田舎でしょ。雨が上がって晴れても、雪がやんで融けだしても、道路はぬかるむわ。だから、長靴を履くことはエチケットだと思うわ。」
Jが言った。
「私もそう思うわ。M代ちゃん、A先生に教えてもらったの?私、A先生、尊敬しているの。」
M代が言った。
「はい。A先生のおかげで学校が楽しくなって、勉強も好きになったの。でも、中学3年のころからいろんなことがつまらなくなって、田舎もいやになって、アイドルになろうなんて、K子と考えちゃったんだ。」
A樹が言った。
「そのころの姉ちゃん、ケバかったし、よく母ちゃんに怒られてたね。」
M代が言った。
「もおっ! でも、Jさんに会って目が覚めたんだ。私、A先生のような、Jさんのような教師を目指すっ!でも、この偏差値じゃ無理…… でも、がんばるっ!」
Jが言った。
「大丈夫よ。M代ちゃん、がんばり屋だから。そうそう、日本の学校で感心したことがあるの。」
M代が尋ねた。
「どんなことですか?」

112 :夢見る名無しさん:2017/03/07(火) 19:24:53.93 ID:nyyloMob4
Jが答えた。
「日本の学校では生徒が自分たちの学校の掃除をするでしょ。香港では専門の業者がするの。宗主国のイギリスでもそうなの。」
A樹が目を輝かせて言った。
「いいなあ。香港やイギリスでは掃除しなくていいのっ?」
Jがまじめな表情で言った。
「A樹君、自分たちが使って勉強したり遊んだりしたところを自分たちでしっかり掃除することで、自分たちの学校を大切にしなきゃ、という気持ちになるでしょ。
その気持ちが周りの人に伝わるのよ。香港では自分の金儲けのことしか考えない人が多いの。日本にはないいいところもあるけどね。それはまた違う日に。イギリスは景気悪くて活気ないし。
日本がこれほど平和で発展しているのはそういうところに原因があるのよ。」
M代「A樹、わかった。」
A樹「はい。だから、掃除当番の人が困らないように、外が汚れているときは長靴をはかなきゃいけないんだね。」
M代「よくわかっているじゃん。」

M代とA樹は自宅近くの交差点でJを別れ、帰宅した。
Jは、スカートにハイソックスに赤のロングな長靴を履いたM代と、半ズボンにハイソックスに黒の最も長い学童長靴を履いたA樹の後姿を見送った。

113 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:23:52.82 ID:/hC6dhXZB
A樹達がB斗、K子の家を去ったあとB斗とK子はこんな会話があった
K子「B斗、さっきJ先生とM代が玄関で長靴を履いているときアソコがだんだん大きくなったよね、お姉ちゃん分かってたよ」
B斗「(顔を赤くして恥ずかしながら)ばれたか、Jお姉ちゃんやM代お姉ちゃんのセクシーなハイソックスの足がゴム臭い長靴の中に入って行くのを見たらつい…」
K子「お姉ちゃん恥ずかしかったよ、明日M代に合ったら何て説明しようかしら」
B斗「お姉ちゃんもいけないんだよ僕がまだ幼い時に…」
K子「何したっけ?」
B斗「お姉ちゃんが小学生の時に自慢のピンクレディの黄色い長靴を履いて、
それも白いハイソックスの脚を長靴からはみ出して、
ハイソックスの脚が太く、長靴の筒との間に隙間がなくパツンパツンになっていたのを見た事があるの」
K子「(顔を赤くして)それで」
B斗「玄関で長靴脱いだ瞬間僕に長靴のゴム臭いハイソックスの足の匂いを嗅がせたんだよ、あれからアソコが反応しやすくなったんだよ」
K子「お姉ちゃん結構B斗にイタズラしてたもんね、可愛かったから」
B斗「それからだよ長靴を履いた女性に反応しだしたのは、お姉ちゃんがいけないんだよ」
K子「そのハイソックス履いた足で電気アンマもしてたよね」
B斗「お姉ちゃん、お母さんに叱られていたよ弟に何するんだって」
K子「そんな事もあったよねぇ、またしようか?」
B斗「やめてよ〜(笑)」
K子「でもB斗のハイソックスの足、結構臭かったわよ、長靴の中に香水を付けるよ〜」
B斗「恥ずかしいからやめて〜」
みんなの前ではおしとやかな一面を持つK子でも、B斗と二人きりの時はお茶目な姿を見せたのである。

114 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:25:09.14 ID:/hC6dhXZB
M代がA樹に言った
M代「さっきC子ちゃんの言ってた『生活のきまり』なんだけどさ、例えば卒業式とか入学式などの大事な式典があるよね、
その時雨天だったり積雪など道が悪い時は長靴を履いて登校する、靴はビニール袋などに入れて持参する事。知ってた?」
A樹「知ってたよ、徹底しているんだね」
M代「式典そのものは体育館で行うけど足元が汚れない配慮をするために長靴を履いて登校するんだよ」
A樹「そうなんだ、雨天時の卒業式や入学式は経験ないな」
M代「お姉ちゃんはあるよ、卒業生を見送る時在校生が校門まで列をなして見送るんだけどお姉ちゃん達は長靴ではなく持参した運動靴を履いたけど、
卒業生の大半が男子は制服半ズボン、女子は制服スカート、白いハイソックス、長靴だったわ、
中にはね、大人用の長靴を履いた卒業生もいたわ、だけど大事な式典で長靴を履いているって笑ったり非難される事もなかったわ、長靴を履くのは仕方ない事だから
だからA樹も小学校卒業するとき雨が降ったら長靴を履いて行くんだよ、分かった」
A樹「うん、お姉ちゃん」

115 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:25:48.01 ID:/hC6dhXZB
JはC子を家まで送り届けるために連れ立って歩いていた。
J「C子ちゃんもA樹君もB斗君も偉いわね。『生活の決まり』を守ってしっかりと長靴を履いているんだから。」
C子「ありがとうございます。長靴を馬鹿にする奴とか、長靴をはきたがらない奴とかいるけど、何考えているんだって言いたいよ。バカみたい!」
J「C子ちゃん、言葉が汚くなっているわよ。」
C子「ごめんなさい。でも、自分だけカッコつけて、長靴履かないで、学校をびしょびしょにするなんて、考えられません。滑って転んだ子もいたんですよ。」
J「だから、『生活の決まり』でも長靴を履くように書いてあるのね。」
C子「長靴が臭いって言う人もいるんだけど、足を泥やなんかでびしょびしょにする方がもっと臭いよ。」
J「そのとおりだわ。」
C子「私、長靴が好きなの。できれば毎日履いていたいの。運動靴と同じに運動できる長靴が欲しいな。J先生のその長靴でスポーツもできる?」
J「そこまではいかないわ。この長靴、前にも言ったように(>>594)特注で作ってもらったの。『男のコのように』を歌うとき、半ズボンに長靴ということになったの。
  リハーサルの時は、小学生の男の子のような学童長靴っていう長靴に一番似ている、黒の紳士用長靴だったの。でも、それだと激しい動きで踊るたびに脱げちゃうの。
  だから、特注で作ってもらったの。ブーツにしようかって話にもなったけど、子供らしさが欲しいってことでそうなったの。もちろん、せっかく作ってもらうんだから、長さと形にはこだわったわ。
  私の足のサイズよりほんの少し大きくしてもらったけど、それはオドイーターを入れるためよ。足や長靴が臭くなったらいけないじゃないの。
  というわけで足にぴったりだし、結構自由に走り回れるわ。ハイヒールなんかより何百倍も動きやすいわ。変な靴よりいいかもしれないわ。」

116 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:28:45.58 ID:/hC6dhXZB
B斗が興奮する姿を見たK子はそんなB斗をいとおしく思えた。
ならばもっとB斗が興奮するためにある事を考えた。
それはJが『男のコのように』を歌った時に近いファッションをして、B斗と接してみる事にした。
今まではミニスカートが多かったが、B斗の履いている激短半ズボンよりも短い半ズボンを履いてみる事にした。
K子はおしとやかで、お嬢様みたいな女子高生だ。そんな格好するわけない、M代はおてんばなのでイメージがぴったりくる。
でも弟をびっくりさせるため挑戦してみる事にした。
髪はセミロングだが、ミッキーマウスがプリントしてある白いTシャツ、水色デニムのB斗より短い半ズボン、白いハイソックスといういでたち。背はB斗よりも高いので白いハイソックスの脚が長々と見える。
可愛らしい男の子みたいなK子になった。
その姿でB斗の前に現れた「B斗、お姉ちゃん半ズボン履いてみたけど似合う?」
B斗はびっくりして
「お姉ちゃん…僕と似た服装している…どうしたの?」
K子「B斗をびっくりさせようと思って…次の休みに近所の河原でキャッチボールしようか?」
B斗「お姉ちゃん勉強いいの?」
K子「お姉ちゃんでなくお兄ちゃんになってあげる」
B斗「えっそんな、こんな可愛いお兄ちゃん興奮しちゃうよ」
といいながらB斗は股間に手を押さえた。
K子「アソコ大きくしたな、河原だからボールを川に落としたらいけないから長靴履いていこうね」
B斗「うん」
K子「お姉ちゃんも楽しみにしてる、もう遅いからお風呂入って寝るんだよ」

117 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:30:28.38 ID:/hC6dhXZB
翌日、M代とK子が学校で会話した。
M代「K子、昨日私達が帰る時にさ…B斗君が…」
K子「(あの事かな)何の事?」
M代「言いにくいけど、B斗君…アソコ大きくなってたよ」
K子「(バレてた〜)ごめん、姉として謝るよ」
M代「いいの、いいのうちのA樹もある事だから…
B斗君、欲求不満じゃない?一緒に遊んであげたら?」
K子「あれからね、休日にキャッチボールしようと約束したんだ、心配してくれてありがとう」
M代「J先生も心配してたわよ」
K子「うちのお父さんとB斗がよくキャッチボールしていたけど、最近お父さん仕事で忙しいのよ、だから私がキャッチボールしようと言ったのよ」
M代「勉強の方、大丈夫?」
K子「大丈夫よ、A樹君は?」
M代「今度の休日にショッピングに付き合う事になったよ。」
K子「それもいい事ね、弟のために頑張ろうね」
M代「うん」

118 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:33:26.65 ID:/hC6dhXZB
次の休日の前日は土砂降りの雨だった。A樹、B斗、C子、Jが長靴で登校したことは言うまでもない。ほとんどの子供たちが長靴だった。高学年も例外ではない。長靴半ズボン少年、長靴スカート少女で小学校付近は溢れた。
A樹、B斗、C子、Jはうれしくてしかたなかった。あまりかっこいい脚線でない少年も少女も、この日ばかりは脚線が美しく見えた。どうしようもなくかっこ悪い脚線の少年少女も、例外ではなかった。
下校時にも雨はやまなかった。日没近くになってやっとやんだ。休日の朝、アスファルト部分は何とか乾いたが、土の部分はぬかるんでいた。草もぬれていた。そして、強烈な太陽が昇ってきた。空は雨後天晴の青さ、美しさだった。

B斗とK子の喜びは言うまでもない。思い切り外で遊べるし、長靴を履く理由もある。
B斗とK子はほとんどお揃いといっていいほどの服装になった。上半身、半ズボン、ハイソックスまではほとんど同じだ。違いは長靴だけ。B斗は黒の一番長い学童長靴、K子は白の長い長靴。
B斗とK子はY市を流れる大河Z川の支流のT川の河原へ行った。そこは特に整備されてもいなくて、あまり人が来ないところでもあった。ぬかるみや濡れた草もあって、その日は長靴でなければ進めなかった。

B斗とK子はキャッチボールを始めた。
おしとやかなK子ではあったが、中学時代はソフトボール部にいた。ピッチャーではないが、ボールを投げたり取ったり打ったりすることには慣れていた。
ソフトボールなどの経験がないとキャッチボールすらままならないスポーツ少女もいる。でも、ソフトボールの経験があるので、K子の腕前はまったく確かだ。
まだ小学校3年生のB斗より遥かに玉も飛ぶし、コントロールも、身のこなしもいい。
姉弟でキャッチボールというのはあまりないのかもしれない。強引にやったとしたら、姉は弟にまったくついていけないことが多いかもしれない。弟が小学校中学年以下で何とか釣り合いが取れることもあるかもしれない。
でも、K子はぜんぜん違った。

119 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:34:37.43 ID:/hC6dhXZB
K子はB斗のために手加減をしなければいけないと思った。距離を遠くするとB斗の玉が届かないこともわかった。
B斗もA樹をはじめとする同学年の友達とキャッチボールをするけれど、姉のK子ほど強い玉を投げられる子はいなかった。
普段おしとやかに見える姉のK子の強さを知った気がした。
K子は高校3年生だ。体力は大人の女性と何も変わらない。いやそれ以上だろう。でも、その自分より大きい体格からくるものとは別の強さを知った気がした。

いつの間にか、K子によるB斗に対する指導という形になった。K子の口調も部活の調子になった。
B斗は素直に従った。B斗の動きがだんだんと合理的になってきた。

K子はうれしくなった。
始めたときは不恰好だったB斗の動きが美しいものになってきたからだ。
玉を受けるときの微妙な動作も美しく合理的なものになった。長靴ハイソックス半ズボンの脚線も美しくなっていくように思えた。

B斗もうれしかった。今日の姉は強くかっこいいだけでなく美しいのだ。
B斗はK子のことを美しい少女だと思っている。それはしとやかな美しさだった。その日は姉の意外な一面を見た気がした。

B斗の体力はK子についていけなかった。B斗はコントロールを失って暴投してしまい、玉は川べりの草むらに入った。
B斗は玉を取りにいこうとした。K子は「危ないからやめようね。玉は買ってあげるよ。」と言った。B斗は「いいよ。まだ玉はあるから。」と言った。

昼近くになったので、B斗とK子は家に帰った。
ワンバウンドのボールもあったし、キャッチボールに必要なフットワークもあったので、二人の服装は、長靴だけでなく、ハイソックス、半ズボン、シャツ、そして生脚、生腕、顔も泥まみれになった。
二人とも母親に怒られた。二人ともシャワーを浴びるように命ぜられた。
午後、K子は受験勉強に励んだ。B斗は疲れてしまってうとうととしてしまった。

120 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:35:30.51 ID:/hC6dhXZB
一方、A樹は姉のM代と一緒にY市最大の(唯一の)ショッピングセンターに行った。
A樹とM代はほとんどお揃いといっていいほどの服装になった。上半身、半ズボン、ハイソックスまではほとんど同じだ。違いは長靴だけ。A樹は黒の一番長い学童長靴、M代は赤の長い長靴。

ショッピングセンターは自転車で行く距離である。自転車で行くことにした。
途中、未舗装道路や未舗装のT川の土手を通るので、長靴を履くことにした。
距離的には舗装された県道を通るのが近いけれど、自動車が危ない、ということでその道にした。
母親からも県道を通らないようにと言っていた。A樹とM代の返事の声が明るかったのは言うまでもない。

土手では自転車の車輪が泥水を巻き上げていた。下手にスピードを出すと自分たちがびしょ濡れになってしまう。
A樹をM代は慎重に自転車を漕いだ。冒険みたいで楽しかった。
A樹は長靴の縁が太ももの裏に当たる官職がたまらなかった。M代もである。
自転車はA樹が先になったり、M代が先になったりした。より危なそうなところはM代、そうではないところはA樹が先に進んだ。

A樹は姉のM代の脚線の回転を見た。姉の力強さと美しさを改めて発見した。それを演出しているのは、スカート、ハイソックス、長靴だと改めて認識した。
M代も弟のA樹の脚線の回転を見た。愛らしい脚線である。でも、長く力強くそして美しくなっている。半ズボン、ハイソックス、長靴に支えられて、強く美しくなっていくのだと思った。

121 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:37:41.12 ID:/hC6dhXZB
ショッピングセンターに着いた。
長靴の大人、長靴半ズボン少年、長靴スカート少女は多いわけではなかったけど、結構いた。
A樹とM代が特に目立つというほどでもなかった。
A樹もM代も大人たちの視線を感じた。二人とも、A樹にもM代にも注がれていた、と感じた。
A樹の愛らしく美しい脚線、B代の長く美しい脚線、美しさに違いはあるけれど、若さに溢れている。
晩春初夏の太陽でこんがりと焼けた美しいきめの肌だ。卑猥な視線を投げかける大人も少しはいた。
これが冬なら半ズボンでがんばっていることを褒める大人もいる。

「ああーーっ、半ズボンに長靴履いてる女がいる!」
A樹より少し年長の小4か小5くらいに見える少年たちがM代を指差した。
少年たちは半ズボンではあるが、長靴は履いていない。ハイソックスを履いている者もいるし、履いていないものもいる。4,5人くらいだった。
「あいつ、長靴履いてるー!」

イントネーションから、県庁所在地X市の中心部の少年たちだとわかった。
X市とY市は隣接している。それはX市が近隣の町村を合併したからだ。
X市とY市の方言の違いは、X県と隣のQ県のX県に近い地域の人間にしかわからない。
A樹とM代にはすぐわかった。
X市の小学校も一年中半ズボンだが、荒天時の長靴着用はあまり言われていないようだ。
X市はY市よりも温暖なのに、高学年になるほど、理屈をつけて、冬ばかりでなく夏も長ズボンを履くのも出てきている。
X市はY市を田舎だと思って馬鹿にしているところがある。

「他人の服装にとやかく言わないでもらいたいわ。」
M代は少年たちをキリリとにらんだ。A樹もにらんだ。
少年たちは何も言えなかった。
A樹とM代は堂々とエスカレーターに乗って屋上に向かった。

122 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:40:21.52 ID:/hC6dhXZB
A樹とM代は昼食としてお好み焼きとフランクフルトを食べて、自転車に乗って帰った。
帰りの道も行きと同様、楽しかった。土手も乾きだしたので、行きよりもスピードを出せた。

M代は初めから、その日はショッピングセンターからは、昼食を食べたらすぐに帰るつもりだった。
自転車ではかなり時間がかかるし、午後は受験勉強をする予定だったからだ。

同時に、M代は自分の長靴半ズボンハイソックスの脚線を中心に卑猥な視線が向けられていることを察した。
卑猥な視線の主は、若い男も中年男も老人の男もいた。
中には、M代には興味を示さず、A樹にその視線を向ける男もいた。
M代は自分とA樹を守るためにもすぐ帰らねばと思った。

M代は怪しい視線やその主を巧みに交わし、駐輪場に来た。怪しい男はついてこなかった。
M代は、上半身の筋力を除けば、体力はタダのオヤジより勝っていた。上半身の筋力でも下手なオヤジには勝っているかもしれない。
M代もK子と同じく、中学からソフトボール部で鍛えに鍛えた。中学も高校もものすごく厳しい部活だった。
身のこなしとすばやさは並みのオヤジの及ぶところではない。

A樹も体力をつけてきた。M代にしっかりとついていくことができた。
A樹はB斗と同じで、よくC子と遊ぶ。C子は決して乱暴な少女ではないし、礼儀正しくやさしさもあるが、遊びのとき、スポーツのときは別人のように激しい。
C子はA樹やB斗より身長が低いし、低いほうから数えたほうが早い。でも、筋肉のバネが全然違う。
太ってはいないし、ムキムキの筋肉でもないし、性的に早熟というわけでもない。小3の女の子らしい体形だ。よく見ないと筋肉の発達がわからない。
そんなC子にA樹やB斗は全く勝てなかった。A樹やB斗は一人きりで、あるいは二人で、泣いたことが何度かある。
それでも、C子と遊ぶのは楽しかった。C子と遊ぶと、そのたびに自分が強くなるような気がした。というより、強くなった。でも、C子はそれ以上に強くなった。
C子は勝つたびに、負けたA樹やB斗の健闘をほめてくれたし、前より強くなったこともほめてくれた。

123 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:41:30.21 ID:/hC6dhXZB
「A樹、帰るよ。早く帰りたいからしっかりついてきてね。悪い人が私たちをつけている気がするわ。特にT川の土手は急いでね。助けてくれる人がいないから。」
「うん。」
そんな話になるとうきうきと猥談っぽぅ楽しむA樹だったが、このときは違った。A樹も姉に対する卑猥な視線に気づいたようだ。そして、自分に対する卑猥な視線も。

T川の土手は、朝よりも乾いていた。だから、朝よりスピードを出すことができた。
でも、未舗装道路である。でこぼこもあるし、まだ水溜りもある。M代もA樹も長靴を泥だらけにしながら、道を急いだ。半ズボンにもハイソックスにも上半身にも泥がかかった。

124 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:41:58.89 ID:/hC6dhXZB
後ろから、ショッピングセンターでM代に卑猥な視線を浴びせた男が自転車で追いかけてきた。いかにも、偶然通る道が同じようなふりをしていたが、下心が見え見えに感じられた。
その男はM代とA樹を発見したのが遅れたため、自転車置き場からの出発も遅れたようだ。
男はいかにも急ぐように自転車のスピードを上げた。
M代はさらにスピードを上げた。A樹がついてこられるか心配したが、心配無用だった。A樹はしっかりついてきた。
不摂生な生活をしていると見られるその男は、なかなか追いつけなかった。舗装道路なら、曲がりなりにも成人男子の体力で二人に追いつけるとは思うが、水溜りの散在するでこぼこ道にその男は対応できなかったようだ。
少しずつ追いついてはいくが、その男の満足できるものではなかった。
K橋が見えてきた。K橋を渡ると大字Kに入る。M代が生まれるころにY市と合併した。このあたりの中心集落である。
「K橋を渡るよ。A樹!」
A樹は息が苦しくなり始めて返事ができなかったが、K子と一緒に曲がった。
舗装道路になったので、スピードが楽に上がった。大字Kには地元の人が歩いている。
剣道との交差点に出た。信号がある。M代とA樹は歩行者用信号が点滅する前に渡りきった。
例の男も交差点に突っ込んできた。キイイイイイイー、青信号になった県道の車が急ブレーキをかけた。
「バカヤロー!!!」運転手は、キモ男を怒鳴った。車はそのまま進み、後続車も続々と続いた。
県道の信号は長い。キモ男は取り残され、地元の人の冷たい視線にさらされた。

125 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:42:52.08 ID:/hC6dhXZB
M代とA樹は家に着いた。キモ男を完全に巻くことができた。尾行のないことを確認して、M代とA樹は家に入った。
M代は受験勉強に取り掛かった。A樹は疲れて眠ってしまった。
M代は母親に頼んで、警察に届け出た。
しばらくしてであるが、そのキモ男は別件の痴漢事件で逮捕された。
M代は、危機管理のため、半ズボンに長靴というのは人前ではやめにした。

126 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:43:46.53 ID:/hC6dhXZB
休日が終わってM代は学校でK子にショッピングセンターでの出来事を話した。
K子「M代もA樹君も無事で良かったわね。世の中には訳の解らない変態がいるから、
でもそのキモ男長靴フェチだったりして・・・・」
その後K子はM代にこんな話を打ち明けた。

うちのB斗は長靴脱いだら足が臭いってこないだ言ったじゃない、
M代やJ先生が長靴を履く時アソコが大きくなったので注意したわ。すると
「お姉ちゃんがいけないんだ!」って言われて理由を聞いたら幼いころお姉ちゃんが長靴の臭いの染み込んだ
白いハイソックスの足を僕に嗅がせたからだって、
B斗を長靴フェチにしてしまった責任を感じているわ。

127 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:53:22.62 ID:/hC6dhXZB
実はB斗が生まれる前、私は両親の秘め事を見ちゃったの。
私が夜トイレへ行くときにパパとママが外へ出ようとしたのね、ママの姿見てびっくりしちゃった。
胸の強調したノースリーブのシャツにミニスカートに黒い少し透けたハイソックス、晴れているのに赤いゴム長靴を履いていたの。
パパが「これからママと散歩に行って来る」と言い残してから1時間以上経ってから戻って来たの。
パパがママの長靴を脱がせて
「Y美子、今日のお前の黒いハイソックスはより一段と長靴のゴムの臭いがするぞ、こんなセクシーな長い脚、素敵だ。俺はとても興奮してアソコから汁が出そうだ、もう我慢出来ない・・・」
と再びママに長靴を履かせておんぶして寝室に行ったわ。
その後ままの喘ぎ声が聞こえてきたわ。

今思えば夫婦の営みだと思うの。パパもママも長靴フェチかも知れないわ。
そんなパパとママの血が私とB斗に流れている。

128 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:53:52.16 ID:/hC6dhXZB
私も長靴のニオイ大好きだし興奮しちゃうの。自分でもよく足のニオイを嗅ぐしB斗にも嗅がせた事あるし、長靴臭いハイソックスの足をB斗のアソコめがけて電気アンマもしちゃった。B斗も結構そういう気があるみたい。
姉弟で時々長靴脱いだ後のハイソックスのニオイを嗅ぎあっている位だから
B斗にはお姉ちゃんの足や長靴で興奮してもいいけど他人の女性はだめよ、性犯罪に繋がるからって話しているよ

M代が言った
実はA樹がJ先生の長靴のニオイを二人で嗅いだ(>>593)と言っていたよ。
でもJ先生にとって可愛い弟のような存在だから許してもらえたけどね、
K子、B斗君の性癖を理解できるお姉さんになってあげてね。

K子
分かったわ、だけどA樹君も長靴大好きなんだね

M代
A樹も長靴が大好きなのよ、私達姉としてお互い似た悩みがあるんだね。
でも今は勉強、勉強

この話をしてからM代とK子の絆がより強くなったと互いに感じた。

129 :夢見る名無しさん:2017/03/11(土) 15:55:43.94 ID:/hC6dhXZB
引き続き、
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

130 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:53:59.34 ID:syAIJh9ET
Jの教育実習は順調に進んで言った。
音楽の授業では、Jはありきたりの授業ではなく、子供たちのためにも工夫した授業を行った。
教科書に載っている歌を歌うのだが、ただ歌うのではなく、踊りながら歌うことにした。音楽室の机といすを片付けるのに時間がかかったが、子供たちのノリは非常によかった。
振り付けは、踊りの苦手な子供でも簡単に踊れるように単純なものにした。
さすがJである。どうすれば最小限の動作で効果的になるかを職業柄知悉していた。
子供たちが習得するのに時間はかからなかった。単純で、曲のイメージに合っていたからだ。
室内であったので、長靴は履くことはなかった。
男の子は半ズボンにハイソックス、女の子は短いスカートにハイソックスだった。
そんな姿で歌い踊る子供たちの姿を見たかったのはJかもしれない。
Jは子供たちを美しくいとおしいものに感じざるを得なかった。

131 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:55:54.28 ID:syAIJh9ET
当時の小3の音楽の教科書にどんな曲が載っているか、ぜんぜん調べていないので、曲名は書きませんでした。調べるだけの勤勉さに欠けているのが私ですので。
ごめんなさい。

132 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:56:22.54 ID:syAIJh9ET
算数の授業で、プリントを使った復習をすることになった。プリントは教科書会社が用意したものだった。
雨が降り、アジサイが咲いている通学路と思しき道を、傘を差しランドセルを背負った小3くらいの子供たちが楽しげに歩いているイラストがあった。
計算問題には何の関係もない。この時期にふさわしいイラストとして載っているのだろう。
描かれている子供たちは、男の子は半ズボンに黒の長靴、女の子は短いスカートにいろいろな色の長靴、ほとんど全員がハイソックスちらりだった。

A樹B斗C子は内心大喜びした。小学生は、男の子は半ズボン、女の子は短いスカート、そして雨の日などは長靴を履くことが正しいのだと保証されたと思えたからだ。

A樹B斗C子は計算に身が入らなくなった。
描かれている女の子の中にC子に似ている女の子がいた。A樹に似てる男の子もいた。B斗に似ている男の子もいた。
ただ自分たちよりも賢そうな顔をしているのはちょっと気に入らなかった。でも、教科書などに出てくるとそうなるんだと納得もした。
それよりも、長靴ハイソックス半ズボン、長靴ハイソックススカートの正しさ、かっこよさが認められたといううれしさがたまらなかった。

133 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:57:04.96 ID:syAIJh9ET
長靴は実際のものよりも長く描かれていた。
絵のタッチは、いわさきちひろ風で、輪郭のない薄い色合いの水彩画だった。
等身のバランスは小3の子供たちとしてリアルだった。
絵のサイズは小さいし、少しのにじみもあるので、長靴の長さも不自然に感じられなかった。
学童長靴が持つ、紳士長靴と同じ筒の縁取りの描写はまったく無視されていた。

道徳の授業については、ネタが思いつけません。省略させていただきます。
ただ、順調に成功したということで。
トラブルなどが起きると、Jの教育実習が世間やマスコミにかぎつけられそうなので。
Jの道徳の授業でいい案がある方は、レスしていただければ幸いです。

134 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:57:59.75 ID:syAIJh9ET
道徳の授業は自由課題になった。そこでA樹がM代と先日ショッピングセンターに遊びに行った際の出来事について
@X市の小学生に姉の長靴半ズボン姿をバカにされたこと
AA樹の長靴姿もバカにされたこと
B色んな男の人からジロジロ見られた事
C自転車で追っかけられたこと
についてJを交えて語り合う事になった。
正しい雨の日の服装について語り合う事になった。
J「A樹君姉弟は何も悪い事はしていない、お姉さんの言う通り他人の服装にとやかく言われる必要はないよね」
B斗「こんな目で見られたら半ズボンや長靴がはけなくなる」
J「そうね、でもみんなの服装みて先生感心しているの、半ズボンやミニスカートにハイソックスで頑張っている。偉いなって思っているわ」
C子「先生もハイソックスだよね」
J「うん、普段わね。でもTPOに合わせてストッキングを履く事もあるわ」
生徒Z「TPOて何ですか?」
J「その場に応じた服装って事かな?特に大事な式典とかあるじゃない、相手に不快な印象を与えない服装って事よ」
生徒Y「今の僕たちはどうですか?」
J「先生は普通だと思っているわ」
生徒X「先生もハイソックスが好きですか?」
J「大好きよストッキングと比べ伝線しないし」
生徒W「雨の日の長靴は必要ですよね」
J「そうね、長靴の方が快適だからね、それを変な目で見る人がいるからやっかいなのよ、みんな、自信持って長靴はいてね」
C子「J先生も長靴履いてる。先生からお手本をみせているから偉いと思うわ」
J「ありがとう、先生雨が降っても必ず長靴を履くわだから皆も長靴はいてね」
全員「はい」
J「その事で変な人が近づいてきたら周りの大人に助けを求めるのよ」
全員「はい」

135 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:58:44.92 ID:syAIJh9ET
体育の授業では短距離のリレーをやることになった。
その日は雨が降ったので、長靴を履いてきた子が多かった。A規B斗C子はもちろんである。
午前中は雨が降っていた。雨がやまなければ保健になる予定だった。昼前から雨は上がり晴れわかった。子供たちは喜んだ。
男の子は半袖半ズボンの体育服、女の子は半袖体育服にブルマの上に体育用のスカート、半袖は白に首と袖口に黒の2本ずつのライン、半ズボン、ブルマ、スカートは黒。
子供たちは3分の2から4分の3くらいが長靴を履いていた。男の子は黒、女の子は赤が一番多く、ピンク、白、紺と続いた。

Jは、白の半袖ポロシャツ、紺のキュロット、そしてあの紺の長い長靴である。白のハイソックスがちらりとのぞいている。
キュロットは短く半ズボンのように見える。
指導教員は、白の半袖ポロシャツ、白の長ズボン、黒の紳士用長靴である。

クラスは49名、1名欠席で48名だった。
Jはあらかじめ計画したとおり、走力が均等になるように6名ずつの8チームにした。
当初の計画と少し違えたのは、長靴の子と短靴の子も均等になるようにした。
小学生のことでもあり、男女のことは何も考えなかったが、男女も大体均等になった。
チームの中での走る順番は機械的に名簿番号順とした。

4チームずつのレースとして、他の4チームは計測や着順判定や決勝テープ持ちなどをすることになった。
上位2チームずつ4チームでの上位決勝戦の決勝、下位2チームずつ4チームでの下位決定戦の決勝がある。
レースは4回、子供たちは2回走ることになる。

入念な準備体操、走りの練習、入念な整理体操、表彰を行うとちょうどよい時間になる。

136 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 18:59:32.04 ID:syAIJh9ET
A樹B斗C子はそれぞれ別チームとなった。
ただ、割り振りの結果、A樹もB斗もC子も同じ第3走になった。

予選ではA樹のチームとC子のチームが同じレースになった。B斗のチームは別のレースである。

A樹は2位でバトンを受け取った。C子は最下位の4位でバトンを受け取った。
A樹と1位の男の子との距離はそんなに変わらなかった。
C子の走りはすごかった。C子は身長は低いほうだが、筋肉のバネがぜんぜん違った。一歩の歩幅も脚の回転もぜんぜん違った。
C子は3位の女の子を抜かし、中継点の少し前でA樹を抜かした。
C子のチームは2位、A樹のチームは3位となった。

アンカーまでに多少の順位の入れ替わりはあったが、結果として、C子のチームは1位、A樹のチームは3位となった。
C子のチームは上位決定戦、A樹のチームは対決定戦に進出した。

C子は2位で中継したが、チームが1位になったのはC子の活躍に多くを負っていた。

B斗は1人を抜き、1人に抜かされ、2位で中継した。
B斗のチームは2位となり、上位決定戦に進出した。

137 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:00:20.79 ID:syAIJh9ET
B斗は、長靴半ズボンや長靴スカートで走る子供たちを見て、その躍動感に感激した。
思い切り走るときにできる長靴の皺にたまらない魅力を感じた。
筋肉の動きとも違う、ブーツでは絶対に出せないし、ハイソックスとも違う独特な動きだ。

A樹とC子との競走は特に注目した。
C子が勝つことはわかっていた。もちろんC子も応援したい。でも、自分と同じような体格で同じような運動能力の男の子であるA樹を応援することは、自分を応援することのように思えたからだ。

A樹の走り方はB斗の走り方でもあった。もっと脚を上げてもっと歩幅を大きくしなければいけないことはわかっている。でも、それだけの筋肉がA樹にもB斗にもないこともわかっている。
少し遅れてバトンを受け取ったC子はぜんぜん違っていた。A樹やB斗より身長は低いし、脚も短いが歩幅がぜんぜん違った。脚の回転の速さや力強さも違った。
A樹の長靴にも皺が入った。C子の長靴にも皺が入った。皺の入り方はよくわからないが何かが違っていた。
A樹は追いつかれ追い越された。
B斗はたまらなくなった。

138 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:01:41.36 ID:syAIJh9ET
下位決定戦でも上位決定戦でも、走順は2つ繰り上がる。第1走は第3走、アンカー第6走は第2走となる。
よって、A樹もB斗もC子も第5走となる。アンカーのひとつ前だ。

下位決定戦が始まった。
A樹は、2位でバトンを受け継ぎ、1人を抜かし1人に抜かされた、2位でアンカーにつないだ。アンカーは後続チームのアンカーに抜かされそうになったけれど、2位でゴールした。
A樹のチームは8チーム中6位となった。

B斗はA樹の走りを見ていた。予選と特に変わったことはなかった。A樹は決して手抜きをした消化試合をやっているわけではなかった。
一人でもいいから抜きたい、少しでもいいから自分のチームを勝たせたい、という真剣な気持ちは伝わってきた。
予選での疲れが出ているわけでもなかった。むしろ、体が温まって、予選よりいい走りができていると思った。計測したとしたら絶対タイムは上がっていると思った。

しかも、長靴半ズボンで全力疾走している。そんな機会はそんなにはない。本当にすばらしい光景だ。

でも、B斗は何か物足りなかった。それは一緒にC子が走っていなかったからだ。
一生懸命がんばっているA樹が一生懸命がんばっているC子に負けるという場面、これはたまらない。
ある意味、目を背けていたい、見たくない光景でもある。A樹はB斗なのである。
でも、見てみたいのだ。本当にぞくぞくする。股間を意識せざるを得ないのだ。

139 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:02:37.69 ID:syAIJh9ET
上位決定戦が始まった。
B斗は3位でバトンを受け継いだ。C子は最下位4位でバトンを受け継いだ。
3位と4位の差はあまりなく、半ばあたりでB斗はC子に追いつかれ、追い越された。その後も差はどんどん開いた。
C子はもう一人を追い抜き、2位でアンカーにバトンを渡した。B斗は最下位4位でバトンをアンカーに渡した。
アンカー同士の差はいろいろと変化したが、アンカーの順位は結果として変わらなかった。

8チーム中、C子のチームは2位、B斗のチームは4位、A樹のチームは6位となった。

A樹はB斗とC子との競走は特に注目した。
C子が勝つことはわかっていた。もちろんC子も応援したい。でも、自分と同じような体格で同じような運動能力の男の子であるB斗を応援することは、自分を応援することのように思えたからだ。

B斗の走り方はA樹の走り方でもあった。もっと脚を上げてもっと歩幅を大きくしなければいけないことはわかっている。でも、それだけの筋肉がA樹にもB斗にもないこともわかっている。
少し遅れてバトンを受け取ったC子はぜんぜん違っていた。A樹やB斗より身長は低いし、脚も短いが歩幅がぜんぜん違った。脚の回転の速さや力強さも違った。
B斗の長靴にも皺が入った。C子の長靴にも皺が入った。皺の入り方はよくわからないが何かが違っていた。
B斗は追いつかれ追い越された。
A樹はたまらなくなった。股間を意識せざるを得ないのだ。

140 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:03:11.73 ID:syAIJh9ET
子供たちからJも一緒に走ろうという声が上がった。指導教員は、子供たちのリクエストに答えるように、Jに目で促した。
子供たちの中から、このクラスで足が速い順に6人でチームを作り、そのチーム対J一人で競走するという要望が上がった。
Jは思ったより快く承知した。
子供たちの歓心を買おうという打算的な様子ではなかった。どうでもいいという投げやりな様子でもなかった。
要するに、自信があるという様子だった。

選ばれた6人は男の子4人、女の子2人だった。A樹とB斗は入っていなかったが、C子は入っていた。

レースが始まった。指導教員がスタートを切った。
Jは外のコースを走った。
結果はJの圧勝だった。600Mなので完全な全力疾走ではなかったが、短距離の走り方だった。
半ズボンのような短い紺のキュロットに紺の長い長靴、Jのスタイルの良さ、そしてJのフォームの美しさに子供たちは息を飲んだ。
Jが完全な全力疾走でないことも、Jのフォームの美しさを際立たせた。
Jが走るたび、長靴に皺がなんともいえない様子で出来たり消えたりした。

A樹もB斗もC子もたまらなかった。

141 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:03:52.44 ID:syAIJh9ET
入念な整理体操が終わった。
表彰も終わった。

Jの講評になった。

今日のみんなはすばらしかったわ。
みんな最後まで全力でがんばっていたわね。先生、うれしいわ。
優勝したチームの人、準優勝のチームの人、3位のチームの人、おめでとう。本当によくがんばったわね。
表彰されなかった人、残念だったわね。でも、みんながすばらしいと先生、思っているの。
途中で順位がぐるぐると変わるの、見ていて面白かったわ。
追い抜かした人、がんばったわね。チームの順位をあげてくれたよね。
追い抜かれた人もものすごくがんばったと思うわ。追い抜かれても、少しでも差を縮めて追い抜こうとがんばったでしょ。
だから、次の人がまた順位を上げるのを助けたことになるでしょ。そこであきらめたら、何もかも終わりだよね。
あきらめた人は一人もいなかったわ。
今日学んだことは、一生の宝物よ。

日本の子供は恵まれているよ。私の故郷、香港は土地が狭くて、学校に広い運動場がなかなか用意できないの。
体育よかスポーツとかは、専門とする人だけがやるという感じなの。
みんなが思い切り体を動かしてスポーツするの見ると、うれしくなっちゃうわ。
この環境を生かして、心も体も健康な人になってください。

Jの言葉は子供たちに滲みた。指導教員も大きくうなづいていた。

142 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:04:33.08 ID:syAIJh9ET
体育は6時間目だった。
着替えをして掃除、帰りの会と続いた。
A樹とB斗は、下校時間まで校庭で遊ぶ気に慣れなかった。A樹とB斗はそれぞれ別々に一人で帰った。

A樹は白地に黒と赤の横じまのポロシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴に黒のランドセル、
B斗は水色で襟が白のラガーシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴に黒のランドセル、
A樹は神社の裏、B斗は廃材置き場の裏に向かった。
C子に負けた悔しさのためだ。A樹もB斗も泣くのを我慢していた。
C子という女の子にリレーで負けて泣いているところを他の子供たちに見られたくない。通行人にも見られたくない。
C子には絶対見られたくない。Jにも見られたくない。
A樹とB斗二人で泣こうかとも思ったけど、どう声をかけていいかわからなかった。だから、一人出来た。

A樹は立ったままで、神社の裏の太い杉の幹にもたれて泣いた。
B斗はしゃがんで泣いた。

泣きながら、C子に負けていく場面、C子が走っている場面、Jのねぎらいの言葉が浮かんできた。
Jの言うことは正論である。A樹やB斗の心にもすんなり滲みこんできたし、うれしかった。
でも、だからといって悔しさがなくなるわけではないのだ。

A樹もB斗も、C子の肉体、脚線、ハイソックス、長靴を想像した。たまらなかった。
Jの肉体、脚線、ハイソックス、長靴も想像した。たまらなかった。
A樹はB斗の姉K子、B斗はA樹の姉M夜の肉体、脚線、ハイソックス、長靴を想像した。たまらなかった。
そして、A樹はB斗と自分自身、B斗はA樹と自分自身の肉体、脚線、ハイソックス、長靴を想像した。
そして、C子、J、A樹はK子、B斗はM代と自分、A樹はB斗、B斗はA樹を重ね合わせて想像した。
たまらなかった。

心行くまで泣き終わると、一番近い公園を見つけ、顔を洗って家に帰った。
体育で泥のついた長靴を脱いだ。この長靴でC子に負けたのだ。たまらなくなった。

143 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:05:14.81 ID:syAIJh9ET
A機とB斗が股間を意識する時。

半ズボンに長靴を履く時。特にハイソックスを履いている時。
生脚でもハイソックスの上からでも、長靴のふちが当たる時。
長靴のゴムの質感を長靴の中の足や下腿が感じる時。
長靴を履いているときずっとではないが、長靴を履いたり脱いだりする時と、自分は今長靴を履いているなと意識する時。
C子がスカートに長靴を履いている時。特にハイソックスもはいている時。
スポーツや肉体を使った遊びでC子に負けた時。

よって、長靴半ズボンで、長靴スカートのC子に負けた時は本当にたまらない。

また、A樹はB斗、B斗はA樹が長靴半ズボンで長靴スカートのC子に負けるのを見た時も股間を意識した。

A樹もB斗も泣きながら股間を意識したのは言うまでもなかった。

144 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:06:39.14 ID:syAIJh9ET
「おはよう。」「おはよう。」「おはよう。」
翌日、何事もなかったかのようにA樹もB斗もC子も登校して明るく挨拶した。
この日はすっかり晴れていたので、残念ながら誰も長靴を履いて来なかった。
C子が言った。
「A樹、B斗、どうして昨日帰ったの?帰りの会の後、みんなでJ先生と外で遊んだんだよ。」
A樹が答えた。
「おなかいたくなっちゃったんだ。前の日、ジュース飲みすぎたみたい。」
C子「急に暑くなったもんね。気をつけてね。」A樹「うん。」
B斗が言った。
「ぼく、宿題ができてなかったんだ。あの数学の問題、あじさいの絵のついていたプリント、J先生から早く出せって言われてるんだ。」
C子「まだやってなかったの?J先生、困っちゃうじゃない?」B斗「お姉ちゃんに教えてもらってやっとできたんだ。」
C子「K子お姉ちゃんも困っちゃうんじゃない?自分でやりなさいよ。」B斗「はい、はい。」
A樹が言った。
「何して遊んだの?」
C子「鬼ごっこよ。J先生、本当に足速いんだから。一歩で進む距離がすごいの。一歩で仲良し花壇の灰から端まで飛んじゃうんだよ。」
A樹B斗「すげええ!」
A樹が言った。
「あんなにジュース飲まなきゃよかった。」
B斗が言った。
「宿題ができないで遊べないなんてつまんないな。宿題がなくならないかなあ?」

そんな会話をしているうちにチャイムが鳴って、朝の会のために、指導教員とJがやって来た。

A樹の腹痛の話はウソである。ジュースは結構飲んだが腹が痛くなるほどではなかった。
B斗の宿題はウソではない。確かに帰ってきてから姉のK子に手伝ってもらってやった。でも、遊ばずに帰った理由は違う。
A樹もB斗もC子も帰りの会が終わってから下校時刻までよく運動場で遊ぶのだ。

低学年までは、C子に負けたとき、悔しさ、場合によっては痛さで泣いたこともあるA樹とB斗だったが、
3年生になってからはC子の前では泣いたことがない。

145 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:07:45.76 ID:syAIJh9ET
B斗が数学の宿題がなかなかできなかったのは、
>算数の授業で、プリントを使った復習をすることになった。プリントは教科書会社が用意したものだった。
>雨が降り、アジサイが咲いている通学路と思しき道を、傘を差しランドセルを背負った小3くらいの子供たちが楽しげに歩いているイラストがあった。
>計算問題には何の関係もない。この時期にふさわしいイラストとして載っているのだろう。
>描かれている子供たちは、男の子は半ズボンに黒の長靴、女の子は短いスカートにいろいろな色の長靴、ほとんど全員がハイソックスちらりだった。

>A樹B斗C子は内心大喜びした。小学生は、男の子は半ズボン、女の子は短いスカート、そして雨の日などは長靴を履くことが正しいのだと保証されたと思えたからだ。

>A樹B斗C子は計算に身が入らなくなった。
>描かれている女の子の中にC子に似ている女の子がいた。A樹に似てる男の子もいた。B斗に似ている男の子もいた。
>ただ自分たちよりも賢そうな顔をしているのはちょっと気に入らなかった。でも、教科書などに出てくるとそうなるんだと納得もした。
>それよりも、長靴ハイソックス半ズボン、長靴ハイソックススカートの正しさ、かっこよさが認められたといううれしさがたまらなかった。
のためだった。

C子に似た長靴スカート少女、B斗自身やA樹に似た長靴半ズボン少年がたまらなかったからだ。
B斗は計算問題より股間を意識せざるを得なかったのだ。

146 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:12:07.30 ID:syAIJh9ET
一方、C子は、
朝雨が降ったやんで6時間目に体育があり帰りの会の後Jを遊んだ日、
(A樹とB斗は帰って泣いていた日)、
家に帰ってから、Jの走る姿を思い浮かべていた。
自分はJに似ているところがあるかもしれない、と思った。
Jは身長が低いほうだ。非常に細いというわけでもない。顔の作りも似ている。目の辺りも似ているといえる。
自分はいつになったらJのようになれるのか?
リレーでは負けた。まったく歯が立たなかった。
それはJが若い大人であり、足の長さも体力もぜんぜん違うから理の当然であった。
自分はいつJに追いつけるか。C子自身足は速い。スポーツ万能だ。このまま成長すればJと同じくらい足が速くなれるとは思えた。
知力は?当然のことながら現時点ではまったく問題にならない。
C子も成長すれば今より知識も豊富になり、知力の発達するだろう。でも、Jに追いつけるのか?
Jは香港から出てきて、短期間のうちに日本語を身につけた。異郷に地で活躍している。地味でアマチュアに近い形だけど歌手でも活躍している。
Jは歌手は引退して小学校教師として日本で身を立てたいと言っていた。
Jの授業はベテランの教師とそん色ないほどうまい。歌手としてのちゃらちゃらしたところはなく、心から尊敬できる。
そんなJにいつになったら追いつけるのか?本当に追いつくことができるのか?
能力の分野だけではない。女としての魅力、果たして自分が性的に成熟しても、追いつくことができるのか?
単に性的な魅力ではない、人格としての魅力、そこまで考えると、C子は実が震えるような厳粛さを感じた。

とりあえずはJのあの走り、もっと力強く高く遠くに足が出て、美しい回転になるあの走りをマスターしたいと思った。

147 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:12:51.74 ID:syAIJh9ET
翌日、C子はクラスメイトが誰もいないのを見計らって、Jに相談した。上級生や下級生や先生たちは少しいたが気にならなかった。

J先生、私、足が速くなりたいんです。J先生のように走りたいんです。昨日見てわかったんです。J先生が早いのはフォームがいいからだって。だから、教えてください。

どうしたの?C子ちゃん、足速いじゃない?スポーツ万能だし。

今のままでは満足できないんです。J先生のようにかっこよく走りたいんです。昨日真似したけど、ぜんぜんうまくいかなくて。

じゃあ、いいわ。私もうまく教えられないかもしれないけど。帰りの会の後、運動場で。

はい。J先生、ありがとうございます。

C子はJから走り方を教わった。
Jの指導によってC子のフォームはどんどんよくなっていった。でも、一定以上は進まなかった。

C子ちゃん、もうやめましょう。この練習はもっと大きくなって体ができてからじゃないと、体を壊してしまうわ。
少なくとも高学年になってから少しずつはじめるのがいいわ。
今は、思い切り遊べばいいのよ。早寝早起き、好き嫌いせずよく食べて、外で元気に遊ぶのが一番よ。
ただ、今先生が教えた走り方のコツは覚えておいてね。これで速かったC子ちゃんの足がもっと速くなったよ。

わかりました。J先生、本当にありがとうございます。

このときはJもC子も長靴は履いていなかった。運動靴にハイソックスだった。

148 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:13:32.07 ID:syAIJh9ET
Jが指導教員の指導を受けるため校舎に入ってしばらくして、A樹とB斗、そしてほかの子供たちも出てきた。晴れていたため誰も長靴は履いていない。半ズボンやスカートにハイソックスだった。
その日は、A樹やB斗がC子に負かされるという場面はなかった。下校時間になって、子供たちは帰宅した。

A樹は昨日の長靴を洗うことになった。
B斗も昨日の長靴を洗うことになった。
C子も昨日の長靴を洗うことになった。

A樹もB斗もC子も洗う前に長靴を履いてみた。そして、外に出て走り回った。洗い終わってからも長靴を履いた。
A樹もB斗も股間を意識した。
C子も股間を意識した。

149 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:14:20.44 ID:syAIJh9ET
その翌日のことだった。
A樹とB斗もJに走り方を教えてもらおうかと考えていた。
ただ、そのことを言うと、C子に負けてことを気にしているとJに思われる恐れがあった。
A樹もB斗もC子と走って、後ろから追い抜かされて負けたのだ。Jもそれを見ているはずだ。

A樹もB斗もC子がJに走り方を教えてもらったのをちらりと見ている。自分たちが同じことをしてもらっても何もおかしくはない。
A樹はB斗に相談した。C子に負けたことは何も言わずに、Jの走りがかっこよかったことから話を起こした。
B斗は乗ってきた。話はまとまり、Jに相談に行った。
Jは快く引き受けてくれた。

Jの指導によってA樹もB斗も格段にフォームがよくなった。でも、筋肉の発達がC子に及ばないため、C子ほどいいフォームにはなれなかった。

A樹君、B斗君、もうやめましょう。この練習はもっと大きくなって体ができてからじゃないと、体を壊してしまうわ。
少なくとも高学年になってから少しずつはじめるのがいいわ。
今は、思い切り遊べばいいのよ。早寝早起き、好き嫌いせずよく食べて、外で元気に遊ぶのが一番よ。
ただ、今先生が教えた走り方のコツは覚えておいてね。A樹君もB斗君も足が速くなったよ。

J先生、ありがとうございます。来年の運動会が楽しみです。

このとき、JもA樹もB斗も長靴は履いていなかった。運動靴にハイソックスだった。

150 :夢見る名無しさん:2017/03/16(木) 19:14:55.59 ID:syAIJh9ET
JもA樹B斗C子と同じ日に長靴を洗った。前日は忙しくて帰りが遅かったからだ。
JもA樹もB斗もC子も長靴を洗った翌日に長靴をしまった。それまで長靴をじっくり眺めることができた。

151 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:29:06.24 ID:It+EgdOwS
図工の授業になった。
Jは「今から大好きな人と遊んでいる絵を描いて下さい、今度日曜参観日に掲示するのでそれまでに完成させて下さい」と言った。
A樹はM代とショッピングセンターへ遊びに行った時の絵を描いた。
A樹とM代が同じ服装をして、手を繋いでいる。M代のデニムの半ズボン、白いハイソックス、赤い長めの長靴が印象的だ。
またA樹の半ズボン、白いハイソックス、黒い長めの学童長靴も印象的だ。


B斗も姉のK子と遊んでいる絵を描いた。
K子が小学6年位で、B斗が今の姿、まるでK子が6年後の未来へタイムスリップした絵だ。
二人で砂場で遊んでいる。K子は黄色いTシャツにサスペンダーのついた襞のある赤いミニスカート
白いハイソックス、ピンクレディーのシール付きの黄色い長靴だった。
B斗は偶然にもA樹とほぼ同じ服装で白黒のラガーシャツ、青いデニムの半ズボン、白いハイソックス、黒い長めの学童長靴だった。
B斗はよほど姉のK子の黄色い長靴に欲情していると思われる。

152 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:33:08.26 ID:It+EgdOwS
C子も絵を描いた。水色のワンピースに白いハイソックス、赤い長めの長靴。
そして隣に手を繋いだ背の高い女性がいる。服装はC子と同じだ。
Jである。まるでJとC子が姉妹にみえる絵をC子が描いたのだ。

他の児童達は両親とか友達とかはたまた飼っているペットの絵を描いていたが、
A樹B斗C子の絵はハイソックスと長靴、姉という共通点がある。
しかしC子の場合Jを描いたのだ。

153 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:33:39.36 ID:It+EgdOwS
絵を見ればその子供の心理状態が分かるとJは大学教授やこの小学校の教務主任から教わった。
JはA樹B斗C子の絵をよく観察した。
A樹の絵は道徳の授業でA樹がM代とショッピングセンターへ遊びに行った事を取り上げたので、
A樹と一緒にいる女の子はM代だと分かった。
小学3年生の描く絵はJには理解が難しかったので、B斗とC子の絵は本人に聞いてみる事にした。

J「B斗君と一緒に遊んでいる女の子は誰?」
B斗「うちのお姉ちゃんだよ」
J「お姉ちゃんこんなに幼かったっけ?」
B斗「小学生の頃のお姉ちゃんだよ、ピンクレディーの黄色い長靴が可愛くて描いてみたんだよ、
あの頃はよく遊んでくれたよ」
J「黄色い長靴が印象に残っているのかな?」
B斗「お姉ちゃんのハイソックスの脚が太くて長靴履いたらパツンパツンになって長靴脱いだ後のハイソックス履いた足の臭い匂いをいたずらで嗅がされたんだよ」
J「まあ、そうだったのいけないお姉ちゃんだね」
B斗「でもそれからハイソックスや長靴の魅力に取り付かれたんだよ」
J「それで以前、先生の長靴の匂いも嗅いでいたんだね」
C子「先生、私の絵もみてくれる?」
J「可愛い絵だね、C子ちゃんの隣にいる女の子はひょっとして…」
C子「J先生だよ」
J「ありがとう、先生描いてくれたんだ、とても嬉しいわ」

154 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:34:18.87 ID:It+EgdOwS
JはC子の絵を見て、C子は私のそばにずっといたいのだなと思った。
やはりお姉さんのいるA樹やB斗がうらやましいと思ったのだろう。

生徒達の絵は後ろにある掲示板に飾ることになった。そしてJはこう言った。
「次の日曜参観日にお父さん、お母さんに来てもらいたい、またお兄さんやお姉さんのいる子も出来たら参観日に来てもらいたいです」
JはM代とK子にも弟の描いた絵を見てもらいたい、そう思った。

155 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:38:22.59 ID:It+EgdOwS
A樹とB斗は放課後それぞれの家に戻り、「日曜参観日のお知らせ」を家族に見せた。

A樹の家ではこんな会話があった。
A樹「日曜日に授業参観日に来てもらいたいと先生から連絡があったよ。J先生からお姉ちゃんにも来てもらいたいって」
M代「受験勉強あるけど、J先生がそういうなら参加してみようかな?K子も参加するのかな?」
A樹「B斗が今頃K子お姉ちゃんに話していると思うよ」
M代「授業の内容は?」
A樹「まだ分からないけど、教室には図工の時間に描いた絵を飾っているよ」
A樹母「M代も将来教員目指すなら授業参観に行く事は勉強になるわよ」
M代「そうだね、A樹はどんな絵を描いたの?」
A樹「お姉ちゃんと長靴履いてショッピングセンターに遊びに行った時の絵をかいたよ」
M代「やだ、何か恥ずかしいわ、でも他の子の絵も見て見たいわ」
A樹「じゃあ、参加してくれるんだね」
M代「かわいい弟の為だから参加するわ」
A樹「やったーありがとう」

156 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:38:53.61 ID:It+EgdOwS
B斗の家でもこんな会話があった。
K子「授業参観に兄姉が参加するって珍しいわね。」
B斗「日曜日って事もあるけどJ先生の希望みたいだよ」
K子「どんな授業するの?」
B斗「それはまだ分からないけど、こないだの図工の授業の時絵を描いたんだ、それを見て欲しいって」
K子「M代も行くのかしら?」
B斗「A樹が説得してると思うよ」
B斗母「K子、折角だから参加しなさい、将来先生になるんでしょ?J先生の授業も見て勉強したら」
K子「はぁい」

157 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:41:15.74 ID:It+EgdOwS
日曜日に設定された授業参観に、A樹の姉M代、A樹の母親、B斗の姉K子、B斗の母親、C子の妹M子と連れたC子の母親も参加した。
別の土曜日が代休となるため、その日は4時間授業で、4時間目がJの授業だった。算数だった。
非常にわかりやすく、子供たちをひきつけていて、教員志望のM代、K子にとって、心打たれる授業であった。

帰りの会が終わった後、保護者と担任やJとの懇談が始まった。
懇談会という形式ではなく、教室での立ち話的なものであった。

A樹、M代、B斗、K子、C子がJを囲んで、教室に張ってある、図工の時間に描いた絵の前で話をしていた。
話題は、A樹、B斗、C子の描いた絵に移った。

158 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:42:30.86 ID:It+EgdOwS
A樹は>M代とショッピングセンターへ遊びに行った時の絵を描いた。
A樹とM代が同じ服装をして、手を繋いでいる。M代のデニムの半ズボン、白いハイソックス、赤い長めの長靴が印象的だ。
またA樹の半ズボン、白いハイソックス、黒い長めの学童長靴も印象的だ。


B斗も姉のK子と遊んでいる絵を描いた。
K子が小学6年位で、B斗が今の姿、まるでK子が6年後の未来へタイムスリップした絵だ。
二人で砂場で遊んでいる。K子は黄色いTシャツにサスペンダーのついた襞のある赤いミニスカート
白いハイソックス、ピンクレディーのシール付きの黄色い長靴だった。
B斗は偶然にもA樹とほぼ同じ服装で白黒のラガーシャツ、青いデニムの半ズボン、白いハイソックス、黒い長めの学童長靴だった。
B斗はよほど姉のK子の黄色い長靴に欲情していると思われる。

C子も絵を描いた。水色のワンピースに白いハイソックス、赤い長めの長靴。
そして隣に手を繋いだ背の高い女性がいる。服装はC子と同じだ。
Jである。まるでJとC子が姉妹にみえる絵をC子が描いたのだ。

他の児童達は両親とか友達とかはたまた飼っているペットの絵を描いていたが、
A樹B斗C子の絵はハイソックスと長靴、姉という共通点がある。
しかしC子の場合Jを描いたのだ。

159 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:43:51.68 ID:It+EgdOwS
絵を見ればその子供の心理状態が分かるとJは大学教授やこの小学校の教務主任から教わった。
JはA樹B斗C子の絵をよく観察した。
A樹の絵は道徳の授業でA樹がM代とショッピングセンターへ遊びに行った事を取り上げたので、
A樹と一緒にいる女の子はM代だと分かった。
小学3年生の描く絵はJには理解が難しかったので、B斗とC子の絵は本人に聞いてみる事にした。

J「B斗君と一緒に遊んでいる女の子は誰?」
B斗「うちのお姉ちゃんだよ」
J「お姉ちゃんこんなに幼かったっけ?」
B斗「小学生の頃のお姉ちゃんだよ、ピンクレディーの黄色い長靴が可愛くて描いてみたんだよ、
あの頃はよく遊んでくれたよ」
J「黄色い長靴が印象に残っているのかな?」
B斗「お姉ちゃんのハイソックスの脚が太くて長靴履いたらパツンパツンになって長靴脱いだ後のハイソックス履いた足の臭い匂いをいたずらで嗅がされたんだよ」
J「まあ、そうだったのいけないお姉ちゃんだね」
B斗「でもそれからハイソックスや長靴の魅力に取り付かれたんだよ」
J「それで以前、先生の長靴の匂いも嗅いでいたんだね」
C子「先生、私の絵もみてくれる?」
J「可愛い絵だね、C子ちゃんの隣にいる女の子はひょっとして…」
C子「J先生だよ」
J「ありがとう、先生描いてくれたんだ、とても嬉しいわ」

JはC子の絵を見て、C子は私のそばにずっといたいのだなと思った。
やはりお姉さんのいるA樹やB斗がうらやましいと思ったのだろう。

160 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:44:34.27 ID:It+EgdOwS
Jは図工の授業でA樹、B斗、C子から聞いたことをまとめながら、M代、K子とも話をすることにした。
あの日に考えたこと以外にあれから考えたこともあったからだ。

161 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:45:02.60 ID:It+EgdOwS
J「A樹君はお姉さんとショッピングセンターに自転車で行った日のことがいい思い出なのですね。A樹君はお姉さんを慕っているし、お姉さんもA樹君を本当によくかわいがっていますね。絵によく表れています。」
M代「恥ずかしいわ。こんなにはっきり描かれちゃって。」
J「小3のA樹君がここまで描けるのは、お姉さんをよく観察しているからです。ショッピングセンターやその他の風景はいい加減でしょ。」
A樹「そんなあ。」
J「でも、一番描きたかったのはお姉さんでしょ?」
A樹「うん。」
J「それでいいのよ。お姉さん以外ももう少し丁寧に描くとよかったけど、この次の宿題ね。でも、一番描きたいものに真剣になることはいいことよ。この辺のいい加減な所も補って逆転勝ちね。」
A樹はうれしそうに半ズボンハイソックスの脚を絡ませ、うれしそうに体をねじった。
J「後ろの暗い闇みたいなのは?」
M代「そこ、一番汚いわね。」
J「これって、変な人がA樹君とお姉さんを追いかけてきたときの気持ち?」
A樹「よくわからないっ。」
J「この闇をはるか後ろに遠ざけて、A樹君とお姉さんの表情、とてもいいわよ。」
M代「あッ、あの時の…」
A樹「あいつ今度あったら殺してやる!」
J「危ないわよ。その人も、もしかしたら、いい人になってるかもしれないじゃないの?」
M代「A樹、馬鹿なことは考えないでね。」
A樹「うん。」
J「お姉さんは立派にA樹君を守ったわ。それから、A樹君も立派にA樹君を守ったわ。」
A樹は、半ズボンハイソックスの足を絡ませたまま、ますます体をねじらせゆすって喜びを表現した。
J「A樹君も、お姉さんも危ないことは絶対にやめてね。それが本当の勇気だよ。」
A樹とM代「はい。ありがとうございます。」

162 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:45:37.31 ID:It+EgdOwS
J「B斗君の絵も楽しそうだね。B斗君は色の使い方がうまいね。絵の具の混ぜ方や水の使い方もうまいわ。」
B斗は思わずニコッとした。目も輝いた。
J「B斗君、お姉さん、好き?」
B斗「うん、大好き!」
J「お姉さん、よく遊んでくれるの?」
B斗「うん、ぼくの小さいころはよく遊んでくれたよ。お姉ちゃんの長靴にあこがれたよ。かっこいいもん!」
J「うん。」
B斗「でも、しばらくは遊んでくれなくなったんだ。アイドルになる、とか言って、へたくそな歌、歌ってたんだ。いつもM代姉ちゃんと!」
K子「へた、へたって、言わないで。」
B斗「だって、へたじゃん! J先生とか、テレビで歌ってる歌手とか、レコードとぜんぜん違うじゃん。ぼくよりへたじゃん!」
K子「ちょおっとお!」
M代「K子、B斗君の言うとおりだわ。オーディションではっきりわかったでしょ。私たち、下手なほうから数えたほうが早かったし、」
K子「そうだね。事務所の人からも、才能がない!って、はっきり言われたし、最初は食って掛かったけど、今ではよくわかるわ。」
B斗「でも、J先生が教育実習に来る前にぼくたちの町に来てから、お姉ちゃん、変わったよ。また、あのお姉ちゃんが帰ってきたって!」
J「よかったわね。でも、お姉ちゃん、今年、大学受験なの。将来は先生になりたいんだって。そのためには難しい大学に入らなくちゃいけないのよ。そのためには一生懸命勉強しなくちゃいけないの。だから、お姉ちゃんが勉強する時間を守ってやってね。」
B斗「はあい。お姉ちゃんともっと遊びたいけど…、まっ、仕方ないか? お姉ちゃん、合格してね。」
K子「B斗、ありがとう。私、がんばるわよ。」

163 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:46:14.54 ID:It+EgdOwS
J「C子ちゃんは私の書いてくれたのね。」
C子「はい。J先生、優しいし、かっこいいもん!」
J「ありがとう。服もハイソックスも長靴もお揃いね。」
C子「はい。こんな格好してみたかったんです。」
J「C子ちゃん、おしゃれね。何かセンスいいわよ。」
C子「ありがとう!」
C子は片足を少し折り曲げ、やや内股になって、体をねじらせて喜んだ。

そうしているうちに、A樹、B斗、C子が担任教師に呼ばれた。

164 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:46:47.36 ID:It+EgdOwS
C子だけが帰ってきた。A樹とB斗はまだ呼ばれているらしい。
J「C子ちゃん、妹さんがいるの?」
C子「は、はい。」
J「今まで知らなくてごめんね。妹さん、おいくつになったの?」
C子「3歳です。」
J「かわいいわね。お名前は何て言うの?」
C子「M子。」
J「M子ちゃんが生まれてから、お母さんはC子ちゃんのこと、かわいがってくれる?」
C子「……」
Jは深入りしすぎたと心配になってきた。
C子「さびしいです。でも、私、お姉さんだから…。」
J「A樹君のM代姉さん、B斗君のK子姉さんのような素敵なお姉さんになるといいわね。」
C子「がんばります。」
J「C子ちゃん、無理しちゃいけないわよ。私にはお姉さんがいるけど、私のお姉さん、私が生まれてから、お母さんが私ばかりかわいがるといって傷ついていたわ。私、赤ちゃんだったから仕方ないけど、お姉さんはそんな気持ちぜんぜん私に見せなかったの。」
C子「すごいです。」
J「でも、私のお姉さん、ちょっと前にふさぎ込んじゃったの。私が慰めようとしたら、お姉さん、私への恨みをぶちまけたの。私、何していいかわからなかったわ。」
C子「怖い…」
J「でも、お姉さん、それですっきりしたみたい。私、お姉さんに謝られて、私のほうが謝りたくなったの。」
C子「J先生のお姉さんはどうなったの?」
J「今では元気にやってるわ。大学出て弁護士になって、今ではカナダに言って国際弁護士にもなったわ。」
C子「ベンゴシって、お金儲かるんでしょ?」
J「でも、大変な仕事よ。ストレスもたまっているみたい。カナダから苦労をこぼす手紙をよく送ってくるわ。」
C子「私、… どうすればいいんでしょう。」
J「お姉さんだからって無理しちゃいけないわ。自分の気持ちにうそはつかないで。苦しくなったら、お母さんに言って甘えなさい。私も、ちょっと、お母さんに言ってあげる。」
C子「ありがとう。」

165 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:47:21.15 ID:It+EgdOwS
J「あの人、C子ちゃんのお母さん?」
C子「はい。」
J「C子ちゃん、お母さんとお話しするから、5分か10分くらい、違うところで遊んでてね。」
C子「はい。」

C子の妹M子を連れたC子の母親が入ってきた。
母親「J先生ですか。いつもC子がお世話になっております。」
J「いえいえ、いつもC子ちゃんの元気に助けられております。」
母親「これがC子の絵ですか?」
J「はい。」
母親「じゃあ、この子がC子で隣の女性がJ先生ですか?
J「はい。C子ちゃんのそう言っていましたよ。」
M代とK子もC子の母親に挨拶した。

166 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:49:04.76 ID:It+EgdOwS
J「差し出がましいお話で申し訳ありません。もしかして、C子ちゃん、さびしいのではないのでしょうか?」
母親「やはり… M子が生まれてからM子にばかり手がかかって…」
J「私の姉も、私が生まれてからさびしい思いをした、といっておりました。お母さんを攻めているわけではありません。子育ては大変ですから。」
母親「どうしてお分かりになったのですか?」
J「C子ちゃんは私に母親のようなものを感じていると思いました。私にはC子ちゃんの母親の代わりをする能力はありません。M子ちゃんのお世話で大変なことは重々承知しておりますが、C子ちゃんも甘えさせてください。」
母親「どうすればいいのでしょうか?」
J「C子ちゃんを赤ちゃんのように扱うことはありません。M子ちゃんとC子ちゃんは発達段階が違います。」
母親「はい。」
J「C子ちゃんの話し相手になってください。C子ちゃんから話しかけてきた時には、忙しくても無視しないでください。」
J「C子ちゃんもM子ちゃんのお姉さんとして活躍したいと思っているはずです。C子ちゃんが家事を手伝ってくれたり、M子ちゃんにかかわることをしてくれたら、大いにほめてあげてください。そんなところでしょうか。」
母親「ありがとうございます。」
J「見当違い名ことを申し上げたかもしれないと、申し訳なくおもっいぇ降ります。」

167 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:49:37.00 ID:It+EgdOwS
C子が戻ってきた。
母親「C子、帰りますよ。J先生、いろいろとありがとうございました。お先に失礼します。M代さん、K子さん、お先に。」
C子とC子の母親とC子の妹のM子が帰っていった。

J「B斗君の絵で気になったことは、お姉さんのK子さんがB斗君と同い年くらいに描かれていることなの。」
K子「B斗に何か心理的な問題でも?」
J「いいえ。B斗君ではなく、むしろK子さん、あなたの問題です。」
K子「わ、わ、私………」
J「どんな問題だと思います?」
K子「…… もしかして、B斗が幼い時に私の長靴の臭いを嗅がせたこと?」
J「そうではありません。それはきょうだい間や子供同士でよくあることだし、もうすんだことで仕方ありません。」
K子「では?」
J「あなたは今、何をがんばらなければいけないですか?」
K子「じゅ、受験勉強です。」
J「そうですね。今、がんばっていると思います。だから、B斗君もこういう絵を描くのは最後になると思います。」
K子「そうですか。」
J「B斗君はK子さんを、無意識のうち、あくまでも無意識のうちですが、K子さんを、幼い、と感じているのでしょう。もっとしっかりしてほしい、という無意識からの警告かもしれません。」
K子「アイドルになるって妄想を捨てたのはついこの間だし、勉強への取り組みもまだまだ甘いわ。偏差値も上がったけど、E判定やD判定ばっかりだし。」
J「でも、B斗君からの警告もこれきりになると思います。B斗君ももうそろそろすると、お姉さんから離れていくと思います。成長の証です。さびしがらないでください。B斗君も新しい世界に飛び込んでいくでしょう。」
K子「ありがとうございます。私、J先生のような先生になれるようにがんばります。」

168 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:50:49.17 ID:It+EgdOwS
M代「A樹の絵に私が出てきたことはうれしかったけど、私もまだ幼いA樹と同じレベルってことなのかな?」
J「A樹君もM代さんも日々成長しています。A樹君B斗君C子ちゃん、そしてクラスのみんなの絵は、成長の一里塚であり、記念碑です。今ある成長の危機みたいなものを、勝手に言ってしまいました。ごめんなさい。」
M代「J先生、すごい。変な占いなんかより深くて、ゾクゾク感動したわ。」
K子「私も。どうしたらそんなことがわかるのですか?」
J「F大学にP先生という方がいらっしゃるの。心理学がご専門で、教育心理学の講義でお世話になって、研究会にも入れてもらったの。」
K子「すごい……」
J「ごめんなさい。まだまだ未熟なのに。間違っていたらごめんなさい。でも、M代さんもK子さんも、私も含めて他人の言葉や本からの知識や理論よりも、自分の心で本当に感じることを大切にしてね。」
M代・K子「ありがとうございました。」

A樹とB斗が戻ってきた。
M代「A樹、B斗君、どうしたの?」
A樹「宿題まだ出してないって、怒られてた。。」
M代「何やってんの!?」
K子「C子ちゃんは? 早く戻ってきて、もうお母さんたちと帰っていったけど…」
B斗「C子は出していたよ。先生のミスだった。」
K子「家に帰ったら、すぐに宿題やりなさいよ。
A樹・B斗「はあい。」

A樹、M代、B斗、K子はJに挨拶して帰って行った。Jは手を振り続けた。

169 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:51:47.51 ID:It+EgdOwS
翌日月曜日、M代とK子は授業参観でのJの数学の授業、そして、絵の心理分析について話し合った。
二人は、特に絵の心理分析に関することでJに聞いてみたいことがあったので、Jの下宿に行くことにした。
二人はJの下宿先を知らない。そこで、A樹やB斗に聞いてみることにした。

M代、K子は家に帰ると、A樹、B斗にJの下宿先を聞いた。A樹もB斗もよく知っていた。
M代、K子はA樹、B斗に、授業参観のことでJに教えてもらいたいことがあるから、いつだったら都合がよいかJに聞くように頼んだ。
A樹もB斗も喜んで承知してくれた。
A樹もB斗も揃ってJに姉からの伝言を伝えた。Jは次の日曜日の午後2時を提案してくれた。
A樹とB斗はM代とK子に伝えた。M代とK子は日曜日にJの下宿先に参上する旨を、A樹B斗を通してJに伝えた。

日曜日は雨だった。
M代とK子は、地味な私服のスカートに、それぞれ赤、白の長い長靴を履いて、傘を差してJの下宿に向かった。
Jの下宿は古い農家だった。事務所のスタッフの一人の実家である。

話は、Jが目撃した日本の農家の暮らしや仕事ぶりについての感想からだった。
Jは、日本の田植え用長靴の性能について特に興味関心を持ったようだった。Jは農協で田植え用長靴を自分用に一足購入した。
そんな話もしてくれた。

170 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:52:39.57 ID:It+EgdOwS
話は本題に入った。

M代「私も心理学について少し勉強してみました。色って無意識を表しているんですね。」
K子「B斗の絵に描かれた私は、赤のサスペンダーつきのスカートの他は、黄色のTシャツと黄色の長靴、黄色は退行色、子供帰りしたい気持ちの現れ。」
M代「スカートも子供っぽいわ。赤は情熱、幼稚な性欲ね。」
K子「それに対して、B斗は白と黒の縞のラガーシャツ、黒の長靴、力強く生きて生きたいとの無意識かしら?」
M代「半ズボンの青も白や黒と共通点もあるわ。冷徹に物事を判断して自立した言ってことかしら?」
J「よく勉強しているわね。私もそう思ったわ。P先生の理論に近いものがあるわ。」
K子「Jさんはもっともっといろいろなことを知っているのですね。」
J「絵の分析は、占いでもないし、決め付けでもないの。色や形からいろいろなことが読み取れるけど、答えはひとつではないの?」
M代「どういうことですか?」
J「理論は理論として、心で感じるの。魂で感じるの。ブルース・リーに習っていえば、考えるな、感じろだわ。」
K子「何か、オカルトみたい。」
J「何色は何、何々は何、と決め付けて自分で考えないほうが、オカルトだし、疑似科学だわ。」
M代「感じるって、どうするんですか?」
J「学問としての知識は置いておいて、もちろん必要だよ、でも、まず、心を空にして魂で感じたことを大切にするの。そして、絵を書いた人のことがわかっていたら結び付けるの。その結び付け方は結構難しいわ。」
K子「よくわかりません。」
J「お友達や先生とお話しするとき、マニュアルや理論に従って計算しながらお話しする?」
M代「そんなの無理!」
J「それが基本なのよ。臨床心理では、そんな日常生活よりもっと深く感じる必要があるの。先入観を持たないで、その人を深く理解するの?」
K子「どうすればいいのですか?」
J「感じたこと、その人についてわかっていること、心理学を含めた知識や知恵を総合するのよ。」
M代「じゃあ、心理学の勉強だ明けではなくて、人間性も磨かなければならないのですね。」
J「そのとおりです。心理学だけでなく、すべてのことを広く深く勉強してね。」

171 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:53:14.37 ID:It+EgdOwS
K子「なんとなくわかってきました。」
J「K子ちゃんの分析、なかなか鋭かったよ。」
K子「ありがとうございます。」
J「高校の勉強、面白い?」
K子「ぜんぜん面白くありません。」
J「させられる勉強ではなくて、自分で深く調べて考えて御覧なさい。私も高校時代、授業はつまらないと思ったこともあるわ。でも、気づかないだけですばらしいものが絶対にあるのよ。それに気づかない人は、人の心にも気づくことができないわ。」
K子「ありがとうございます。私、今、X大学教育学部のどの学科もD判定やE判定ばっかなのです。でも、がんばろうと思います。」
J「大丈夫よ。K子ちゃんなら大丈夫!」

172 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:54:42.82 ID:It+EgdOwS
M代「A樹のこと心配してくださり、ありがとうございます。」
J「えっ? 何のこと?」
M代「あの絵、私とA樹が自転車でショッピングセンターに行った日のことですね。あの日、帰りに変な男に後をつけられました。A樹はそのことを直接絵に描かなかったけど、背後のへたくそで陰気な背景をあの時のショックだとJさんは見破ってくれました。」
J「ごめんなさい。あれは自信なかったの。間違いかもしれないわ。気にしないで。」
M代「A樹は、『あいつ、今度会ったら殺してやる』ってかなり興奮して言ってたわ。Jさんがたしなめてくれて本当に助かったわ。」
J「私も夢中で… でも、激越な感情が出てきたときには何とかしてとめなければ。」
M代「私、あれからA樹にしっかり話をしたわ。A樹も危ないことはしないって、しっかりわかってくれたわ。」
J「A樹君は頭いいからすぐわかってくれるよ。」
M代「でも、心配なことがあるの。」

173 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:55:43.18 ID:It+EgdOwS
J「心配なことって?」

M代「Jさんはあの男がいい人になるかもしれないって言ってたけど、私には信じられないの?あの男の目や表情や動きを見ていたら、あの男、人間じゃない、怪物だ、少なくともまともな人間じゃないって…」
K子「M代、落ち着いて!」
M代「あの男の股間、たぶん、90%以上の確信を持って言えるけど、膨らんでいたわ。」
K子「ええっ!」
M代「あの男がいい人になるなんて信じられません。こんなこと、言っていいのかもしれないけど…」

J「私が言ういい人というのは、その人の性欲が普通になることではないの。これも心理学などの知識で、例外はあるかもしれないけど、その人の性欲が普通になることは99%以上ないと思うわ。」
K子「怖い!」
J「どんな人でも自分の性欲と折り合いをつけて社会で生活しているんじゃないの?」
M代「どういうことですか?」
J「私は個人的にはどんな性欲でも持つことは個人の自由だと思っているわ。」
K子「どんな性欲でも…」
J「男性の普通の性欲は、成人した女性の裸や普通の姿に反応することでしょ。でも、反応するままに女性を強姦することって許されることなの?」
M代「絶対に許せないわ!」
K子「絶対に許せないわ!」
J「そうでしょ。正常と言われる性欲の人も、そうやって守るべきことを守っているのよ。」
K子「奏してもらわなきゃ困るわ。」
J「その人が自分の性欲と折り合いをつければそれでいいとしなければ。もちろん、その人はそうする義務があるわ。」

話が終わったのは夕方になってからだった。
M代とK子は、玄関でいハイソックスにそれぞれ赤と白の長い長靴を履いた。
質素な柄の木綿のスカートがよく似合っていた。
二人はJと下宿の農家の人に挨拶をして家路についた。

174 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:56:38.78 ID:It+EgdOwS
M代「もう一つ心配なことがあるの。」
J「なあに?」
M代「……」
J「どうしたの?」
M代「やっぱ、いいです。」
J「言いたいことを言わないでいると心が参っちゃうわ。日本の古典でいい話があるじゃない?兼好法師の『徒然草』!}
K子「もの言はぬははらふくるるわざなり!」
J「勉強してるね。」
K子「えへっ」

175 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:57:29.09 ID:It+EgdOwS
M代「あの男、狙っていたのは私じゃなくて……、A樹かもしれないって。」
K子「えええええええっっっ?」
M代「あの男、確かに私の脚、見てたけど、私のよりA樹の脚を見てた気がするの。」
K子「どうしてえ?」
M代「あの日、雨上がりだったから、長靴半ズボンの男の子の姿も結構あったわ。あの男、長靴半ズボンの男の子とすれ違うたびに振り向いていた。」
K子「偶然じゃないの?」
M代「その目、いやらしかったの!」
J「安心してください。A樹君はたくましく育っているわ。A樹君が描いた絵のA樹君、黒の長い長靴がヒーローみたいだわ。A樹君、強くなろうとしているわ。そして強くなっているわ。何よりも、M代ちゃんがいるじゃない?」
M代「私?」
J「A樹君にとってあなたはアイドルだしヒーローだわ。ヒロインかしら? でも、あえてヒーローと表現したいわ。あの日の危機を一緒に乗り越えたじゃない!」
K子「そうよ、M代、かっこいいよお!」

176 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 13:58:06.05 ID:It+EgdOwS
J「今、私達が履いているハイソックスの白は清潔、誠実、真面目、正義などの意味があるの」
M代、K子「そうですか!」
J「だからこの色は清潔なイメージが大切だから汚さないように今日のように雨降りだと長靴を履いて清潔感を守っているのよ」
K子「なるほど確かに白いハイソックスに泥はねが付くと何か嫌だね」
J「私も衣装で白いハイソックスばかり履いていたからとにかく足下は気を使っていたわ、白いハイソックス大好きだから汚してはいけない、雨降りの移動は必ず長靴をはいてハイソックスの白を守って、屋内のステージの時は短靴に履き替えていた位だったわ。
私はプロの歌手として汚れた衣装をお客さんに見せたくなかった、こういう時長靴って便利よね。」
M代「そうですね。」
J「ある都市のコンサートに行った時、天気が雨でね、コンサートが終わって長靴を履いて外に出た時そばにいた男の子に『芸能人でも長靴を履いているんですね』って言われちゃった
私は堂々と『そうよ、トレードマークの白いハイソックスを雨水で濡らしたくないから、それが人前に出る事のエチケットなの』と答えたわ
だから、今日のあなた達もえらいと思っているわ」
M代「長靴で足が少しゴム臭くなるけど汚すよりはましよね」
J「私は長靴の中にオドイーター入れているよ、快適よ」
K子「雨降りは長靴に限るね」

177 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 14:00:52.65 ID:It+EgdOwS
ついに教育実習の最終日がやってきた。
その日は土曜日で、弁当持参で、午後からお別れ会になっていた。
クラスではお別れ会のイベントを子供たちで考えていた。
記念撮影は、写真館を経営する保護者が本格的なカメラ一式をもって駆けつけてくれた。

その日はあいにくの土砂降りだった。まるでJとの別れを悲しむ子供たちの気持ちを代弁しているかのようだった。
全員が長靴で登校した。この地区の小学校は一年中半ズボンか短いスカートなので、長靴半ズボン、長靴スカートである。

昼過ぎから雨が上がってきた。
Jも交えて弁当を食べた後、しばらく室内でのイベントを行った。
そして、運動場でのイベント。雨も上がり、ぬかるみも少なくなっていた。
Jとすごせるのは4時までだった。その後は先生との会議などがあるからだ。

ついに時間となった。
Jを中心にクラスで記念撮影となった。
室内のイベントや挨拶ではJは明るく振舞い、Jも子供たちも誰も泣かなかった。
でも、最後の記念撮影のため、整列をしだすと、子供たちの目から涙が出てきた。
一人が声を出して泣いてしまった。するとクラスの子供たちは全員、いっせいに泣き出してしまった。
A樹もB斗もC子も泣いてしまった。
3人は「J先生を悲しませないために、絶対になかない」とJに約束していた。
A樹B斗C子がなんといってもJとの絆は強いものがあったからでもある。
Jも泣いてしまった。

Jが1分くらい泣いた後、Jは涙をぬぐって言った。
「みんな、ありがとう。だからもう泣かないで。笑って写真を撮りましょう。お願い。そうでないと私、悲しいの。」
Jに促され、子供たちは整列した。
担任の目からも涙が出た。

写真を撮った。
Jは会議のため職員室に戻っていった。子供たちは下校時刻となり帰ることになった。
Jも子供たちも手を振り続けた。

178 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 14:01:54.32 ID:It+EgdOwS
次の週になって写真が出来上がってきた。子供たち一人ひとりに配られた。費用は写真館を経営する保護者が負担してくれた。

前列中央にJ、木綿の生成りのワンピースに白のハイソックスに赤の長い長靴だった。
Jの向かって右にはA樹、その隣にB斗、Jの向かって左にはC子が陣取って座った。
3人は何が何でもJの近くに行きたかった。並ぶ競争でも心構えが違った。

A樹は白と黒の横縞の半袖ポロシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴、
B斗は赤と白の横縞の半袖ポロシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴、
C子は白の半袖ブラウスに紺のひだつきスカートに白のハイソックスにピンクの長靴だった。

写真の解像度はさすがにプロで、Jの顔にも、担任の顔にも、どの子供たちの顔にも、涙の跡が写った。
ぬかるみの残った運動場で遊んだため、どの長靴にも泥のはねた跡が写った。
西日がJや子供たちの美しい肌と、長靴のゴム質と、しゃがんだためにできた長靴のしわと、長靴にはねた泥を美しく写した。

179 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 14:06:15.35 ID:It+EgdOwS
>Jの下宿は古い農家だった。事務所のスタッフの一人の実家である。

【Jの下宿は古い農家だった。Jの通う大学F大学の教授の実家である。】

に訂正させてください。
Jは芸能界を引退して教師になる方向に進んでいます。芸能界とは縁を切って行く方がリアリティもありそうです。

C子ちゃん(小3)の妹(3歳)ですが、M子ちゃんとしましたが、N子ちゃんに訂正させてください。
A樹君(小3)の姉M代ちゃん(高3)のMと重なってしい、紛らわしくなるので。

180 :夢見る名無しさん:2017/03/18(土) 14:18:31.40 ID:It+EgdOwS
引き続き、
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

181 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:04:17.65 ID:A7JZv6fqI
Jが教育実習から東京に戻って来てからのある休日の事である。

その日は朝から雨が降っていた。
Jは贔屓にしている靴屋がある。そこは都内で一番長靴の数が充実しているであろう靴屋である。
今日はそこに行くことにした。
服装は赤白のラガーシャツ、淡いブルーのデニム地の半ズボン、白いハイソックス、頭には赤いベレー帽、
少し寒かったのでベージュのレインコートを来て赤いロングの長靴を履いて出掛けた。

182 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:04:52.96 ID:A7JZv6fqI
Jが店に到着した。
今日は雨なので店の前には長靴が並んでいた。
店のおばさんA子さんがJを出迎えてくれた。
A子「いらっしゃい」
J「新作のレインブーツありますか?」
A子「Jちゃん何色がいい?」
J「黒がいいかな、実は今度母校の大学の付属小学校の教員になるんです。だから地味な長靴がいいかなって、ストッキングやタイツに合わせられそうだし」
A子「Jちゃん芸能人辞めちゃうんだ。残念だけど…でも浮き沈み激しい世界より先生の方がJちゃんには向いているとおばさんは思うよ 、
この『ゴム長』なんてどう?最近入荷したんだけどね」
A子は長靴の事をゴム長という、またその言葉の響きがJには心地いいのだ。

183 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:05:29.59 ID:A7JZv6fqI
Jはベージュのレインコートを脱いで、赤の長靴も脱いで店のサンダルに履き替えた。A子はJのその姿を見てこう言った。
A子「まあJちゃん、今日は『男の子』みたいだね、」
J『今日は気分転換して半ズボン履いてみたんです。いつもの白いハイソックスも履いて』
Jのそばには5センチ程のスリットの入ったレースアップの付いた長いレインブーツだった。
早速履いて鏡に映してみた。
A子「Jちゃんよく似合うわ。内張りも非常に柔らかい素材が使ってあるからストッキングのような生地の薄い靴下も破れにくいしね」
J「この長靴履き心地いいですね、これ下さい」
A子「ありがとう、あっそうそう今日はボーイッシュなJちゃんにこのゴム長履いて欲しいの」
と言ってA子はサイズの小さい黒い紳士用大長靴を出して来た。
A子「Jちゃん、このゴム長履いてみて」
Jは履いてみた、その姿を鏡に映してみた。
その瞬間少し涙ぐんだ。A樹、B斗の事を思い出したからだ。
A子「Jちゃんどうしたの?」
Jは大長靴を履いたままA子に教育実習の思い出を淡々と語りだした。
A子「そうだったの…みんな素直で良い子達だったのね、このゴム長も気に入った?」
J「はい」
A子「じゃあおばさんこのゴム長Jちゃんの就職祝いにプレゼントしてあげる」
J「いいんですか?」
A子「いつもうちから靴を購入してくれるんだものこれ位安いもんよ。またあの子達に逢えるといいね」
J「はい」
こうしてJは赤い長靴に履き替え、レインコートを着て両手にレインブーツと大長靴を持って靴屋から帰るのであった。

184 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:07:04.39 ID:A7JZv6fqI
自宅アパートに帰ったJは即座に部屋の鏡にラガーシャツと半ズボン、白いハイソックス姿の自分を映し、A子から貰った黒い大長靴を履いてみた。
大長靴から3〜5センチ程度はみ出した白いハイソックス。
鏡に映ったJは色んなポーズをとってみた、
改めてA樹、B斗の長靴姿を思い出してみた。
そして何足もある長靴を購入してしまった自分は長靴に対し拘りを持ってしまったのだろうと感じてしまった。
しかしお洒落に拘る以上これだけ長靴を持っててもよしとしようと受け入れるのであった。
今度この姿を写真に撮ってA樹君、B斗君に送ってみよう、そう思うJであった。

185 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:09:42.60 ID:A7JZv6fqI
ラガーシャツと半ズボン、白いハイソックスに、A子さんからもらった黒の大長靴を履いた自分の写真を、JはA樹とB斗とC子に送ることにした。
そんな自分の写真を撮るために、三脚も買った。Jの持っていたカメラには自動撮影の機能は付いていた。
A子さんからもらった大長靴、『男のコのように』を歌ったときの特製の黒の長靴を履いた姿を何枚か撮り、そのうち一番気に入った1枚ずつをA樹、B斗、C子に送ることにした。

A樹君、お元気ですか。
教育実習のときは本当にありがとう。A樹君たちのおかげで、先生になる決心がなおいっそう強くなりました。
前にも聞いたけど、A樹君たちは真冬でも半ズボンなのですってね。雪が降ったら長靴を履いて元気に外で遊ぶとか。
いいことですね。よく学びよく遊べ、と昔から言います。
教育実習は梅雨のころでしたね。長靴に半ズボンで元気に遊んでいたA樹君たちの姿を見て、冬の雪の日も元気に強く賢く優しくなっていくA樹君たちを思い浮かべます。
A樹君たちに始めて会ったのは、教育実習の少し前に、ショッピングセンターにキャンペーンに来たときだったね。
私はもう歌手は引退してしまったけど、あの時みんなで歌った『男のコのように』って歌、覚えている?
あの歌は長靴半ズボンで歌ったよね。長靴半ズボンで歌いたいと私のほうから事務所の人に頼んだの。
あの時、女の人のブーツでない長い長靴で、激しく踊っても脱げない長靴を探していたの。
どうしてもなくて、特別に作ってもらったの。ものすごく気に入ったわ。
教育実習が終わってからなのだけれど、行きつけの靴屋さんで買い物をしたとき、黒の長い長靴をいただきました。
紳士用大長靴っていうそうです。私の足に合うサイズがありました。
『男のコのように』はこの長靴でやりたかったって今思えてきました。でも、これだと脱げてしまうの。
これから寒くなってきます。
初めてみんなで歌って踊った『男のコのように』を思い出して、今年の冬も半ズボンで、雪が降っても長靴に半ズボンで元気にがんばってください。

B斗にもC子にも似たような文面の手紙を添えた。
C子には、Jの一番のお気に入りのピンクの長い長靴を履いた姿の写真も添えた。

186 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:10:52.13 ID:A7JZv6fqI
A樹からJへの手紙

J先生。手紙と写真、ありがとうございます。
ぼくもJ先生の教育実習、楽しくてしようがありませんでした。
J先生とはじめて会ったのは、教育実習の少し前、あのショッピングセンターでしたね。
そのときは歌手としてでした。ぼくはその前からJ先生のファンでした。
ショッピングセンターに来たのは2回、その後、ぼくやB斗やC子のためにわざわざ来てくれました。
うれしかったです。そんなJ先生がぼくたちの小学校に教育実習に来てくれたときはほんとうにうれしかったです。
J先生はやさしくておもしろくてかっこよかったです。
J先生の歌でぼくは『男のコのように』がいちばんすきです。
ぼくたちと同じ半ズボンに長ぐつでハイソックスというのがよかったです。
ぼくもJ先生のように頭がよくて運動しんけいがよくてやさしくてかっこよくなりたいです。
ぼくたちは真冬でも半ズボンでがんばっています。雨や雪には長ぐつをはきます。
J先生のおっしゃったように、早ね早おきをしてすききらいをせず何でも食べて、
真冬でも半ズボンで、外がぬれていたら長ぐつをはいて元気に外で遊びます。
べんきょうもいっしょうけんめいします。そして、J先生のように、やさしくかしこく強くてかっこいい人になります。
J先生も、大学でのべんきょう、新しい学校での仕事、がんばってください。


B斗からJへの手紙

J先生、こんにちわ。J先生がいなくなってさびしいです。
J先生が教育実習をしてくれたときの思い出が今もわすれられません。
J先生の歌では『男のコのように』がいちばんすきです。
ぼくたちの小学校では真冬でも半ズボンでがんばっています。ぼくもです。
雨や雪になると長靴をはきます。長靴をかっこ悪いという人もいますが、ぼくはそうは思いません。
J先生が歌を歌うとき、教育実習で雨の日に、半ズボンのような服に長靴をはいていたとき、J先生を本当かっこいいと思いました。
J先生のじゅぎょうはわかりやすくて面白かったで。
ぼくもJ先生を見習って、すばらしい人になりたいです。
そのためにも、どんなにさむくても半ズボンでがんばります。長ぐつをはいて思い切り遊び、家や学校をよごしません。

187 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:11:18.92 ID:A7JZv6fqI
C子からJへの手紙

J先生、お手紙とすてきな写真、ありがとうございます。
J先生とはじめて会ったのはあのショッピングセンターでしたね。
ショッピングセンターでは2回、その後、私やA樹やB斗に会いにわざわざ来てくれました。
それだけでうれしかったのに、教育実習にJ先生が来たときはうれしくて飛び上がりそうでした。
J先生の歌でいちばんすきなのは『男のコのように』です。
わたしの小学校では真冬でも男の子は半ズボン、女の子は短いスカートと決まっています。
雨や雪のときは長ぐつをはきます。中には長ぐつはかっこ悪いといってはきたがらない人がいます。
前にJ先生に言ったように、長ぐつをはかないと学校をびしょびしょによごしてしまいます。
そのとき私、きたない言葉を使ってJ先生に注意されました。ごめんなさい。
J先生のハイソックスは清けつ感があってほんとうにすてきです。
J先生はハイソックスをよごさないために長ぐつをはくとおっしゃっていました。
私はJ先生のすばらしさに感動してしまいました。
私も、いっしょうけんめいべんきょうして、J先生のような人になりたいです。
さむくなっても、長ズボンははきません。タイツもはきません。早ね早おきをしてすききらいせずに何でも食べて、元気に外で遊びます。
ハイソックスをみだしなみにして、雨や雪の日は長ぐつをはいて思い切り外で遊び、ハイソックスもうちも学校もよごしません。
J先生、新しい学校でがんばってください。

188 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:11:55.05 ID:A7JZv6fqI
JからA樹への手紙

A樹君、心のこもったお手紙ありがとう。
A樹君、B斗君、C子ちゃんが半ズボンやスカートに長靴をはいている写真、よく撮れてるわね。ありがとう。
A樹君のやさしさにはいつもなぐめられていました。いつも教卓をぞうきんでふいてくれてたわね。
それにA樹君は勇気のある子ですね。
ショッピングセンターで変な男の人に追いかけられたとき、お姉さんを守ろうとしていたこと、よく覚えています。
でも、危ないことをしてはいけませんよ。あの時は逃げたのが正解です。A樹君もちゃんと対応したね。
私は、A樹君がやさしくて勇気があってかしこくふるまうことができる子になってほしいと思っています。
本当のやさしさは知恵と勇気に支えられています。
本当の知恵は勇気とやさしさに支えられています。
本当の勇気はやさしさと勇気に支えられています。
真冬でも半ズボンで雪の日は長靴を履いて元気にかけまわるA樹君を思い浮かべると、今もそうだけど、もっともっと知恵と勇気とやさしさにあふれたA樹君になっていることでしょう。
私が来年度から先生になるF大学付属小学校には制服があります。
制服は、真冬でも、男の子は半ズボン、女の子は短いスカート、男の子も女の子も白のハイソックスです。
雨の日にその子たちを見ましたが、しっかりと長靴を履いてハイソックスを汚さないようにしていました。
A樹君も私の学校の子たちに負けないようにがんばってください。

189 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:12:23.62 ID:A7JZv6fqI
JからB斗への手紙

B斗君、心のこもった手紙、ありがとう。
一生けんめい書いたことが伝わってきます。
教育実習のときはB斗君の勇気には本当に助けられたわね。
雨の日に私が長靴で学校に来たとき、私をからかった子たちがいましたね。
そのとき、B斗君が私をかばってくれましたね。うれしかったよ。ありがとう。
長靴に半ズボンをはいたB斗君の写真、素敵です。
そういえば、教育実習の前、ショッピングセンターで出会ったとき、B斗君が私にファンレターをくれましたね。
そのときもB斗君が長靴に半ズボンをはいている写真を送ってくれましたね。
あれから半年くらいしかたってないけど、B斗君、背が伸びたのですね。
脚も長くなって全体的にかっこよくなっています。A樹君もC子ちゃんもです。
長靴をはくとみんな脚が長く、かっこよくなります。ハイソックスもかっこいいです。
前の写真ではハイソックスが左右で長さに差があって乱れていましたが、今回はきっちりした身だしなみですね。
B斗君の成長が見られてうれしかったです。
私が来年度から先生になるF大学付属小学校には制服があります。
制服は、真冬でも、男の子は半ズボン、女の子は短いスカート、男の子も女の子も白のハイソックスです。
雨の日にその子たちを見ましたが、しっかりと長靴を履いてハイソックスを汚さないようにしていました。
B斗君も私の学校の子たちに負けないようにがんばってください。

190 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:13:54.79 ID:A7JZv6fqI
JからC子への手紙

C子ちゃん、心のこもった手紙ありがとう。
C子ちゃんが短いスカートにハイソックスに長靴をはいた写真、素敵だったわよ。
A樹君、B斗君が私にとって弟なら、C子ちゃんは私にとって妹のような気がしました。
前にC子ちゃんに言ったこと、覚えているかしら?
私は女ばかりのきょうだいの一番下で妹がいなかったの。だからC子ちゃんが妹のように思えたのかもしれません。
C子ちゃんを見ていると、小さいころの私を思い出すの。
体つきや顔立ちが似ているせいだけではなくて、ハイソックスを大切にしているところなどです。
ハイソックスを汚さないため、自分のハイソックスだけではなくて、おうちや学校も汚さないために長靴を履くという心配りがいいですね。
私の故郷、香港では、お金持ちも多いけど、貧しい人も多いの。
私の父は貧しかったけど苦労して平均より上の暮らしができるように商売をがんばったの。
私、小さいころからハイソックスや長靴が好きでした。父が私に長靴を買ってくれたとき、うれしかった。
長靴が履けない子が回りにいっぱいいたけど、私は冬の冷たい雨にぬれなくてすんだの。
でも、こんな世の中じゃいけないと思ったわ。どうしたらみんなが豊かに仲良く楽しく暮らせるかを勉強したくて、大学に行くことにしたの。
香港にも大学はあったけど、香港以外からいろいろなことを見つめて考えてみたいと思ったのです。
香港には日本のことを悪く言う人もいるけど、日本について調べてみるうちに日本に興味を持ったの。
今では日本に来て本当によかったと思っているわ。
ありがとう。
私が来年度から先生になるF大学付属小学校には制服があります。
制服は、真冬でも、男の子は半ズボン、女の子は短いスカート、男の子も女の子も白のハイソックスです。
雨の日にその子たちを見ましたが、しっかりと長靴を履いてハイソックスを汚さないようにしていました。
B斗君も私の学校の子たちに負けないようにがんばってください。

191 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:14:42.04 ID:A7JZv6fqI
187 C子からJへの手紙 追加(どこかに入れておいてください)

写真にあるように、A樹もB斗も私の長ぐつをはきました。
A樹もB斗ももっと長い長ぐつをはきたい、長い長ぐつのほうがかっこいい、J先生が写真ではいている長い黒の長ぐつがいいといったからです。
A樹の長ぐつもB斗の長ぐつも長いほうだと思うのですが、私のより短いです。だから私の長靴をはきたいというのです。
だからはかせてやりました。
教育自習よりも前に、J先生がY市に来たとき、A樹がM代姉ちゃんの赤の長い長靴、B斗がK子姉ちゃんの白の長い長靴、私がJ先生の長くてかっこいい長ぐつをはかせてもらったことがありましたね。
A樹もB斗もJ先生にあこがれているんだと思います。
私の長い長靴の色はA樹やB斗ににあいませんが、長さは長くてよかったと思いました。A樹にもB斗にも長い長ぐつをはいてほしいと思いました。
私は黒の長ぐつを持っていません。黒の長ぐつもはいてみたいと思いました。
だから、A樹やB斗の黒の長ぐつをはきました。
私はいつも自分の長靴がもっと長いほうがいいと思っているので、短いのが気に入りませんでしたが、黒というのはよかったです。
私も黒の長い長ぐつをはきたいです。

192 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:18:21.43 ID:A7JZv6fqI
C子ちゃん(小3)の妹(3歳)ですが、M子ちゃんとしましたが、N子ちゃんに訂正させてください。
A樹君(小3)の姉M代ちゃん(高3)のMと重なってしい、紛らわしくなるので。
行く度々かないところが多く、申し訳ありません。

C子「今度の日曜日、妹のN子と4人で遊ばない?」
A樹「何して遊ぶの?」
C子「砂場よ。」
B斗「どこの?」
C子「S児童遊園よ。N子ねえ、大きな山や川や海のある景色を作りたいの。」
A樹「それで僕たちは?」
C子「N子、まだ小さくてうまく作れないの。川や海には水も入れて本物みたいにしたいけど、N子と私だけじゃ無理だわ。」
B斗「砂場なんて久しぶりだ。」
C子「雨なら中止で、私んちでN子と何かやって遊ぼっ。雨じゃなかったら砂場ね。」
A樹「うん、じゃあ、本格的な工事だから、長靴を履いてがんばるよ。」
B斗「僕も! バケツやスコップもみんなでたくさん用意しようよ。」
C子「N子も長靴大好きなの。私も長靴でがんばるわ。」

193 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:18:52.60 ID:A7JZv6fqI
A樹は青と白との縞の半袖Tシャツ、黒の半ズボン、白のハイソックス、黒の長靴、
B斗は白地に赤やオレンジや黄色などの柄の入った半袖Tシャツ、黒の半ズボン、白のハイソックス、黒の長靴、
C子はピンクの半袖Tシャツ、紺のひだつきスカート、白のハイソックス、赤の長靴、
N子はピンクの半袖Tシャツ、赤のひだなしサスペンダーつきスカート、白のハイソックス、黄色の長靴、
だった。
A樹もB斗もC子もスコップやバケツを十分に用意した。S児童遊園には水道もある。

C子「何作る?」
A樹「そうだ、X県の地形を作ろう。」
B斗「ぼく、よくわからないよ。A樹、わかるのか?」
A樹「何となく…」
B斗「じゃあ、どうするんだ?」
C子「いいじゃない。適当でも。A樹に考えてもらいましょ。」
B斗「A樹、頼むぞ!」
A樹「う、うん…」
B斗「僕たちのY市はどこにする?」
C子「ここがいいわ。」
A樹「じゃあ、ここに海!、ここら辺が県庁のあるX市、ここら辺が潮干狩りや海水浴で有名なZ町!」
B斗「じゃあ、この辺をZ川、T川はここかな? Z川の水源のW山はここ、砂場の縁っこ!」
C子「さあ、はじめましょ!」

A樹、B斗、C子、N子はしゃがんで山や川や海などを作った。
A樹の案は必ずしも正確ではなかった。B斗やC子のダメだしはあったけど、誰が正しいか微妙だった。誰も正確でなかったのかもしれない。
多少の不正確さにはもちろん目をつぶった。何よりも砂場での遊びが楽しかった。

晴れなのに長靴を履いていること、小3なのに砂場で遊んでいること、それらについても、C子とN子が一緒であることによって、笑われる筋合いのないことである自信は十分にあった。
からかってくる子供たちがいたら、C子の小さい妹N子と遊んでやっていることを堂々と主張してとっちめてやる覚悟は十分だった。
幸い、小3くらいの子供たちは児童遊園に近づいてこなかった。

194 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:19:21.46 ID:A7JZv6fqI
A樹にとってもB斗にとってもC子にとっても、そしてN子にとっても、しゃがんだ時、長靴のゴムが大腿部の裏に触るのがたまらない感覚だった。
立ったりしゃがんだりしていると、長靴に砂がつく。長靴のゴムと砂が同時に大腿部の裏に触るのは、ちょっと痛いけど、たまらなかった。

その日、よく晴れていて、結構長く晴れが続いたので、砂が乾いてぱさぱさだった。
如雨露も用意してきたので、まず如雨露の水で砂を湿らせて山が崩れないようにした。
海や川に見立てたところには水を入れるので、水がすぐにはしみこまないように湿らせた上、固く固めた。
だから、結構時間がかかった。

しゃがむと長靴にしわができる。誰にとってもそうだったが、自分の長靴のしわも他の3人のしわもたまらなかった。
少し動くたびでしわに太陽光が反射して、きらきら光った。
時間がたつにつれて誰の長靴にも泥がついてきたが、長靴は最後までどこかが光った。

A樹はなぜC子が自分やB斗より遥かに強いか不思議だった。
A樹とB斗はほとんど同じ体格である。小3としては普通である。
C子は遥かに身長が低い。体重もC子の方がやや軽いだろう。
腕の太さ、足の太さは確かにC子の方が太い。C子は決して肥満ではない。
とはいってもムキムキの筋肉でもない。小3として十分普通に見える筋肉だ。
でも、何かの動きがあると、C子の筋肉はただ者ではないと思える。
立ったりしゃがんだり、少し動いたりするたびに感じる。
もちろん、C子と競技したりするときには感じることだが。
B斗も同じことを考えていた。

195 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:19:45.29 ID:A7JZv6fqI
N子「あっ!A樹おにいちゃん、パンツ見えてる! B斗おにいちゃんも!」
C子「やめなさい。N子もパンツ丸見えじゃないの?」

C子はスカートの下に黒のブルマを履いて見せパン状態でしかもブルマが見えないように気を使っていたが、N子は白のパンツで男の子のようにしゃがんでいた。
C子「A樹、B斗、ごめんね。」
B斗「いいよ、いいよ。」
A樹「こんな時はパンツ見えても仕方ないよ。」
A樹もB斗も何も気にしていなかった。X県の風景作りにも夢中だった。

N子「A樹おにいちゃんもB斗おにいちゃんも脚長い。お父ちゃんより短いけど、お父ちゃんよりきれい!」
C子「何言ってんの?」
N子「おねえちゃんより長い!」
C子「人の体、あまりじろじろ眺めちゃダメよ! 人の体についてあれこれ言ったらダメ!」
N子「でも、きれい。A樹おにいちゃんの脚もB斗お兄ちゃん脚もきれい。」
C子「じゃあ、私の脚は?」
N子「きれい。お姉ちゃんのほうが強いんだよね?」

A樹とB斗はギクッとした。N子の眼はこんなに本質を見抜くのかと。

C子「A樹、B斗、ごめんね。」
A樹「いいよ。いいよ。N子ちゃん、お姉ちゃんは強いよ。」
B斗「N子ちゃんも強そうだね。」
N子「うん!」
A樹「でも、女の子はパンツ見せちゃいけないよ。」
B斗「C子姉ちゃんはパンツ見せてないだろ?」
N子「わたし、パンツ好きだもん!」
C子「もおっ、勝手にしなさい!」

196 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:20:20.30 ID:A7JZv6fqI
そんな会話が続いているうちに、ついにX県の地形が完成した。
A樹、B斗、C子はバケツを持って水道に行き、水を汲んできた。
恐る恐る水を流した。
大成功だ。水はZ川やT川などを流れ海に注いだ。
海にも水を入れた。水はどんどんたまった。

C子「よかったね、N子。N子が何度やっても、私が一緒になってもダメだったのに、A樹おにいちゃんとB斗おにいちゃんが手伝ってくれたらうまく言ったわ!」
N子「A樹おにいちゃん、B斗おにいちゃん、ありがとう!」
C子「N子、偉いわ。自分からお礼言えたわね。」
A樹「N子ちゃん、偉いね。ぼく、N子ちゃんのころ、こんな風にお礼言えたかな?」
B斗「ぼくもだよ。N子ちゃん、偉い!」
A樹「N子ちゃん、よく見ておいて。ぼくたちで一生懸命作ったけど、砂場なんだから、水がどんどんなくなっていくよ。」
B斗「あと何分持つかな?」
N子「ああっ、水があ!」
C子「もう5分くらい持ったわ。砂場でこんなに長く持つなんてめったにないことよ。」
N子「うん、N子、うれしい!」

ついに水は砂に吸い込まれてなくなってしまった。

C子「砂場、びしょびしょになってしまったね。」
B斗「ずっと晴れだったし、砂もからからだからすぐに元に戻るよ。」
A樹「元に戻しておかないとね。」
C子「N子、みんなで怪獣になって壊しちゃおっか?」
N子「わあい!」
B斗「怪獣ごっこか?」
A樹「いいね。」

197 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:20:48.36 ID:A7JZv6fqI
A樹、B斗、C子、N子は早速砂場で作ったものを壊しにかかった。
一番熱心なのはN子だった。
A樹もB斗もC子もN子が暴れるのを見守るというのに近かった。

N子の大暴れが一段落すると、A樹とB斗とC子がスコップを使って砂場を平らにした。
まだまだ湿っていたけど、どんどん乾いていくことが実感できた。

砂場の外ではN子が相撲の四股を踏み出した。
C子「N子ねえ、相撲がすきなの。テレビで相撲があると、お父さんより熱心に見ているの。」
N子の四股は3歳にしては様になっていた。もちろん、四股を踏むたびにパンツ丸見えだった。
C子「N子、やめなさい!」
N子は素直にやめた。

198 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:21:15.43 ID:A7JZv6fqI
N子「A樹おにいちゃん、B斗おにいちゃん、、お姉ちゃん、やって!」
C子「何を。」
N子「今、N子がやったこと。」
A樹「四股ね。」
B斗「N子ちゃん、相撲好きなんだ。N子ちゃんもそういってるんだから四個踏もうよ。」

A樹とB斗は揃って四股を踏んだ。
N子「わあ、脚長い!」
A樹とB斗は少し得意になった。
N子「お姉ちゃんもやってよ。」
C子「スカートでやるものじゃないよ。ちょっとだけだよ。」
C子は左右一回ずつ四股を踏んだ。
N子「お姉ちゃん、かっこいい!」
C子「もういいでしょ。スカートを履いたときはパンツ見せないようにいつも気をつけなくちゃいけないのよ。」
N子「はあい。」

A樹「C子、立派にお姉ちゃんだね。」
B斗「ぼくのお姉ちゃんよりしっかりしてるかも!」
C子「M代さんやK子さんは私の憧れだわ。」

すると、N子が言った。

199 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:21:44.32 ID:A7JZv6fqI
N子「3人で相撲とって。」
C子「えっ?」
N子「A樹おにいちゃんとB斗おにいちゃん、A樹おにいちゃんとお姉ちゃん、B斗おにいちゃんとおねえちゃん。」
C子「A樹、B斗、どう?」
A樹「いいよ。」
B斗「それぞれ2回ずつ。」

A樹もB斗も気が進まなかった。C子の妹の前でC子に負けるのだから。
それでもこの取り組みを引き受けたのは、自分たちが長靴半ズボンで、C子が長靴スカートだからだ。
A樹もB斗も長靴半ズボンでC子に勝つのが夢だ。
負けたとしても、長靴半ズボンで負けたときはたまらない感じがするのだ。

行事はN子が勤めた。N子は相撲好きというだけあって、見事なものだった。

A樹対B斗の取り組みは、1回目が寄りきりでB斗の勝ち、2回目が吊りだしでA樹の勝ちだった。
A樹対C子は1回目が寄りきりでC子の勝ち、2回目が上手投げでC子の勝ちだった。
A樹はうつ伏せに倒れてしまった。C子が起こしてくれた。特に怪我はなかった。
B斗対C子は1回戦が寄りきりでC子の勝ち、2回目が下手投げでC子の勝ちだった。
B斗は背中から落ちてしまった。C子が起こしてくれた。特に怪我はなかった。

200 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:22:20.44 ID:A7JZv6fqI
N子「お姉ちゃん、強い! A樹おにいちゃんもB斗おにいちゃんもかっこいい!」
C子「A樹おにいちゃんもB斗おにいちゃんも正々堂々といい勝負をしたわ。」
N子「せいせいどうどうって?」
C子「ごまかしをしないで一生懸命やることよ。」
N子「N子、A樹おにいちゃんもB斗おにいちゃんも大好き!」
A樹「N子ちゃん、ありがとう。」
N子「怪我しなかった?」
B斗「心配してくれてありがとう。ぼくたち、大丈夫だよ。なあ、A樹?」
A樹「大丈夫、大丈夫。」
B斗「N子ちゃん、優しいね。」
N子「おにいちゃんたちの脚、長くてきれい、かっこいい。」
C子「A樹、B斗、今日はありがとう。N子、おにいちゃんたちにさよならの挨拶して。」
N子「A樹おにいちゃん、B斗おにいちゃん、ありがとう、さよなら。」
A樹・B斗「N子ちゃん、さよなら。」

A樹とB斗はC子とN子を見送った。
スカートとハイソックスと長靴に包まれたC子の脚はたまらない。
小3の女の子としては普通の脚ではあるけれど、筋肉の何かが違うことが見れば見るほど感じられる。
妹のN子もC子と同じタイプになると直感した。

少し下を見て、A樹は自分の脚を見た。半ズボンとハイソックスと長靴に包まれた脚、
N子はほめてくれたけど、C子より長いけど、C子より貧弱だ。
でも、がりがりで醜いということはない。N子の感想も当たっているかもしれない。
C子に負けることは当たり前のことではない。C子に勝つプレッシャーを与えられて当然の位置に入る。
そして、負けている。
A樹は、半ズボン、ハイソックス、長靴に包まれた脚をもじもじとさせた。

B斗も同じことを考え、半ズボン、ハイソックス、長靴に包まれた脚をもじもじとさせた。

A樹とB斗は、長靴を履いていたことを生かして、T川に遊びに行ってから帰った。

201 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:23:05.08 ID:A7JZv6fqI
3歳のN子も長靴が好きだ。生脚に長靴を履くのが好きだ。
物心がつき、外遊びをするようになると、長靴も買い与えられた。黄色い長靴である。
まだ足の短いN子が履くと結構長く見える。
N子はハイソックスも好きだ。黄色い長靴から白いハイソックスをのぞかせている。
N子は晴れでもよく長靴を履く。長靴を履いても何も不思議ではない。

姉のC子はN子ほど長靴を履くわけにもいかない。
でも、C子は長靴が好きなので、他の子供たちよりも頻繁に長靴を履く。
N子にとって、短いスカートから出した生脚にハイソックスを履き、長い長靴を履いたC子は憧れの的だった。
C子やN子の母親もスカート、ハイソックスに長い長靴を履く。
母親の長靴姿ももちろん憧れである。大人だから出せる風格もある。
母親は大人である。自分とは異質とも言える。それに対してC子は少女なのだ。自分に近い存在と言える。
N子自身長靴が好きだったが、C子の影響も大きい。

N子は、姉のC子に加えてA樹とB斗を加えた砂場遊びで、長靴がますます好きになった。
小学生の男の子とこれほど間近に接したことは初めてだった。
しかも、長靴半ズボンの小学生の男の子2人である。

C子やN子の父親も長靴を履く。長い長靴を履いて洗車したり、家の周囲の仕事もする。長靴長ズボンであるが…
A樹やB斗の長靴も学童長靴としては長い方だし、艶のある黒も共通である。
A樹もB斗も父親と同じ性別である。
男というのは大人と子供でこんなに違うのかとN子は思った。
女でも大人と子供は違うが、男の場合は桁が違うというどころか異質だとN子は思った。

A樹とB斗の脚は、脚だけでなく、体幹や腕や顔もそうだが、
自分や姉のC子と同じようにすべすべとして美しいとともに、自分たちにはない伸びやかさも感じた。
A樹やB斗がC子より身長も高く脚も長いということもそうだが、そうでなくても感じられる何かである。

202 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:23:40.27 ID:A7JZv6fqI
N子はしゃがんでいるA樹やB斗の長靴のしわを、いいと思った。
大腿の裏、尻のすぐ下の柔らかくきめ細かな、一年中半ズボンのため日に焼けた肌を包む、
黒の半ズボン、白のブリーフ、白のハイソックス、黒の長靴…
長靴のゴム質が柔らかい肌を刺激している…
N子はA樹とB斗に自分やC子とは違った美しさを感じた。

A樹対B斗、B斗対C子、C子対A樹の相撲の取り組み…
たまらなくよかった。
構えるときの蟹股のような格好、立ち上がったときのすらりとした脚線、
寄り切り、寄り切られるときの内股に近い脚線、投げを打つときの姿勢、投げられるときの姿勢、
それらが、スカート、半ズボン、パンティ、ブリーフ、ハイソックス、長靴、生脚によって演じられる。

N子はその日、一日中興奮していた。

N子はますます相撲のファンになった。父親とTVで相撲を見ることが多くなった。

203 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:24:21.39 ID:A7JZv6fqI
次の土曜日も晴れだった。
昼過ぎ、M代とK子が高校から帰ってきた。制服に赤と白のそれぞれ長い長靴である。
その日は大掃除があった。M代とK子たちは敷地外周の溝のどぶさらいなどである。
長靴着用については学校からは何の指示もなかったが、M代もK子も自主的に長靴を持参した。帰りは短靴をしまって長靴で下校した。
長靴を持参した生徒は他にいなかった。教員の一部や用務員だけが長靴だった。
短靴の生徒は泥で汚れることを恐れて能率が上がらなかったが、M代とK子はどんどん作業の効率を上げていった。

M代とK子は誇りを持って長靴を履いて下校した。
制服は紺のブレザー、スカート、赤のネクタイだった。
M代とK子は長い長靴が意外に似合うことを発見した。
欲を言えば、スカートが短かったなら、と思った。そう、小学生のころのように。

(この時代は、ズベ公スカートの時代で、短いスカートを女子高生が履く、という発想がなかった時代ということでお願いします。)
(男の子は激短半ズボンの時代です。)
(念のため。)

自動遊園に近づくと、3歳くらいの女の子を連れているC子に出会った。
C子は、ピンクのワンピース、白のハイソックス、黄色の長靴、連れていた女の子もまったく同じ服装だった。

204 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:25:28.70 ID:A7JZv6fqI
M代「C子ちゃんじゃない?」
C子「M代さん、K子さん、こんにちわ。」
K子「その子は?」
C子「妹のN子です。N子、ご挨拶。」
N子「こんにちわ。」
M代「まあ、立派ね。ちゃんと挨拶できるのね。」
K子「C子お姉ちゃんがしっかりしてるのね。」
C子「今から、N子と砂場で遊ぶのよ。」

C子は、先週の日曜日にこの児童遊園の砂場で、A樹B斗とともにX県の風景を水まで入れて本格的に作ったことを話した。

M代「だからA樹はあんなに泥だらけだったんだね。」
K子「B斗も!」
C子「あの日が本当に楽しかったってN子が言うもんだから、今日も連れてきちゃった。N子がA樹やB斗も一緒がいいって言うんだけど…」
M代「A樹は宿題ができてないから家でカンズメなの。そういえばA樹、用があるってママに言ってたけど… そういうことだったんだね。」
K子「B斗も同じだわ。そうそう、C子ちゃん、J先生が参観日にC子ちゃんの絵を見ながら行ってたことだけど…」
C子「なあに?」
M代「お姉ちゃんとしてがんばってるのは立派だけど、無理しないでね。C子ちゃんもお母さんに甘えてね。」
C子「ありがとう。J先生がママに言ってくれたおかげで、ママも私をかわいがってくれるわ。N子もかわいいし、楽しくなったの。」
K子「何かあったら私たちに相談してもいいのよ。話が長くなっちゃったわ。N子ちゃん、退屈してる。」

M代とK子は児童遊園を後にした。

M代「私がアイドルになるなんて言い出したのは、A樹が生まれて、A樹ばかりがかわいがられることへの寂しさがあったからかもしれない、と思いの。」
K子「私も。M代とA樹君、私とB斗は九つも年が離れてるから、そんなことはないと思ってたけど。」
M代「J先生がC子ちゃんの絵を見て感じ取ったことを話してくれたときに、ドキッとしたわ。」
K子「でも、あれですっきりしたわ。」
M代「小学校の教員を目指してX大学教育学部、勝ち取りましょう!」
K子「がんばりましょ! こうしてはいられないわ。勉強、勉強!」

M代とK子は急ぎ帰宅し、長靴をきれいに洗ってから、猛勉強した。

205 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:30:39.83 ID:A7JZv6fqI
小3の冬になった。
雪がまだ少し残っている日、公園で肉弾をすることになった。
A樹とC子は敵チームになった。

A樹は白と黒の縞のラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長めの長靴に白のハイソックスがちらり。
C子は白を基調としたトレーナーに赤の短いスカートに赤の長めの長靴に白のハイソックスがちらり。

肉弾が始まった。
C子の片足ケンケンはA樹たちのより一歩のストライドがあり、スピードのあった。
C子はA樹のチームの男の子や女の子を突き飛ばしたり、引き倒したりしながら、A樹のチームの陣に入ってきた。
A樹は自分たちの陣に戻ってきて、守る態勢に入った。

C子は迫ってきた。
A樹と一緒に守っていた男の子は固まって震えだした。
長靴のゴムが半ズボンにハイソックスを履いた生脚にぶつかってパタパタと音がした。

A樹も怖かったが、目をつぶったまま、C子を押し倒そうとして、一歩前に出て、両腕を前に出した。
A樹はC子の気配が消えたのを感じた。
C子は一瞬沈み込み、A樹の腕出しをかわしたのだった。

A樹は鉄のような臭いを感じ、衝撃とともに後ろに飛ばされた。
後ろ向きに数歩走ることになったが、足の回転は間に合わず、尻餅をついて倒れてしまった。
鼻からはぬるりとして暖かいものが流れた。

C子はA樹の腕だしをかわして、A樹を突き飛ばそうとしたのだ。
それが外れてA樹の顔面に当たってしまったのだ。

「A樹君は鼻血を出した!」
周りの子供たちが騒いで肉弾は中止になった。

206 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:31:08.83 ID:A7JZv6fqI
宗匠帽を被り十徳を着て足袋に雪駄を履いた老人がA樹に近づいてきた。
老人はしゃがんで、A樹を横抱きにして、公園の水道まで来た。
懐から懐紙を出し、水道の水でぬらして絞った。

老人はA樹の半ズボンの尻の部分を膝に乗せ、背中を支えながら、鼻血の処置をした。
A樹は粘液を刺激されて、半ズボンとハイソックスと長靴に包まれた生脚をばたばたさせた。
白いブリーフがちらりと見えた。

「じっとして。力を抜いて。」
老人にそういわれたことと、老人に十徳に染み込んだ香の香りで、A樹は力が抜けた。

A樹は両肘もすりむいていた。老人は両肘の傷口の汚れも拭いてくれた。
「よし、よくがんばった。君はいい子だ。強い子だ。」
肉弾で女の子に「KO負け」したのに「強い子だ」と言われたことにA樹は顔を赤くした。

207 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:31:38.56 ID:A7JZv6fqI
「誰か、この子の家、わかるか?案内してくれ。」
「はい。」
C子がA樹の家を案内することになった。

老人はA樹を横抱き(お姫様抱っこ)して、C子の案内でA樹の家に向かった。
長靴スカート少女を伴った十徳姿の老人に横抱きされた長靴半ズボン少年をすれ違う人々はものめずらしそうに見た。
A樹は雲に浮かんでいるような気がした。

A樹が感じていたのは、肉弾で女の子に鼻血を出して「KO負け」した恥ずかしさだけではなかった。
隣で震えていた男の子と違って、強いC子に勇敢に立ち向かっていった勇気を表彰されているような気もした。
でも、恥ずかしさの方が強かった。

「もう大丈夫です。降ります。」
A樹は老人がおろしてくれるよりも早く降りた。

C子の張り手の衝撃や鼻血などのためか、しばらくだかれていたためか、
降りたところがぬかるんでいるためか、A樹は滑って、老人に倒れ掛かってしまった。

「君、大丈夫か。」
老人に支えられたため、A樹は転ばずに住んだ。
老人の足袋や十徳は少し泥がついてしまった。

「ごめんなさい。」「いいんだよ。気にしないで。」
A樹の足取りはしっかりしてきた。
「こっちです。」C子が案内した。A樹の家に着いた。

208 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:32:06.73 ID:A7JZv6fqI
「君、名前は?」「○○A樹です。」
「お嬢ちゃん、名前は?」「○○C子です。」
「ごめんください。」呼び鈴を押して老人が声をかけると、A樹の母親が出てきた。
「私、○○町の**です。先ほど公園を通りかかりましたら、この子たちが肉弾をして遊んでおりました。
 A樹君が鼻血を出して、転んだときに肘もすりむきまして、応急にちょっとした手当てをして、お宅まで連れて参りました。
 おうちで手当てをしたほうがよろしいでしょうと。」
「これは本当にありがとうございます。A樹、この方にお礼をしなさい。」
「ありがとうございます。」
「いや、この女の子、C子ちゃんというんですね、本当に強いですね。
 C子ちゃんの手のひらがA樹君の顔面に当たりまして。」
C子がA樹の母親に一礼して、
「おばさん、ごめんなさい。A樹君に怪我させちゃって、私、つい、夢中になっちゃって……」
というと、A樹の母親は
「気にしないで、C子ちゃんは何も悪くないわ。A樹よりもC子ちゃんの方が強かっただけなのだから。」
とにこやかに言った。
C子は申し訳なさと誇らしさのため、顔を赤くし、スカートハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
A樹は恥ずかしさのため、顔を赤くしてうつむいた。
「A樹君も強いですね。鼻血を出しても、肘をすりむいても、私の下手な手当ての最中も、まったく泣きませんでしたし。
 A樹君は勇気のある子です。他の男の子が怖がっているときに一人で立ち向かっていったんですからね。
 真冬でも長靴に半ズボンに絆創膏ってのは男の子の勲章ですね。」
A樹は赤くなった顔を上げて、恥ずかしさと誇らしさのために、半ズボンハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
老人は応急手当のとき、A樹の肘に絆創膏を貼っていた。
A樹の母親は救急セットを出してきて、A樹の手当てをした。

209 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:36:43.27 ID:A7JZv6fqI
205から208までのエピソード、76から79と同じです。
76から79では小2の冬としましたが、やはり小3の冬にさせてください。

210 :夢見る名無しさん:2017/03/22(水) 18:39:36.17 ID:A7JZv6fqI
引き続き、
2スレの小説『長靴半ズボン』をココに移していきたいと思います。
473などわたくしのレスは編集したり誤字脱字を訂正したり少し改変したりするかもしれません。
わたくし以外の方のレスはいじることなくそのままの形で移します。

その間、スレ番3のように、
>子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
>長靴と半ズボンについて語りましょう。
のように、小説と関係ないことをレスしていただいてもかまいません。

211 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:12:40.52 ID:yWKsKR4oX
4年生の晩秋の体育の授業だった。
秋の雨が上がったばかりで運動場は濡れていた。

体育の服装は、
男の子も女の子も、上は、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下は、
男の子は黒のジャージ生地の短い短パン、
女の子は黒のブルマの上に黒のひだつきの短い体育用スカート
であった。

A樹もB斗もC子も長靴を履いていた。A樹とB斗は黒、C子は赤だった。

やることは、サッカーの練習だった。
10m四方のコートを作り、対面にハードルのゴールを置き、1対1でゴールを狙うというものである。
先行後攻と交代で一方がボールを取り、ゴールを目指す。もう一方はボールを奪い、ゴールを目指す。3回の表裏まで行い、勝負を決める。
ボールがコートの外に出たら攻守交替だった。
運動場いっぱい6面を使い、1面に約4グループが交代で使った。

B斗はC子と対戦することになった。
いつもいつもC子に負けているB斗だったが、C子は女の子でサッカーに慣れていないけど自分はサッカーに慣れている、C子に勝てるかもしれないと期待もした。
もちろん不安もあった。

212 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:13:42.27 ID:yWKsKR4oX
結果はC子の全勝だった。
C子が先攻のときはB斗はまったくボールにも触れず、B斗が先攻のときはC子にボールを取られ、取り返すことはできず、C子にゴールを決められてしまった。

対戦の一部始終をA樹は見ていた。
B斗もC子も真剣だった。激しい動きのたびに長靴にしわが入った。しわに沿って長靴が太陽光を受けて光った。
B斗の短パンからはブリちらが白く見えた。C子のスカートが翻るたびにブルマが見えた。
C子の方が反応も早く足も速いのは明らかだった。B斗の方が脚が長かったが、C子のバネのような筋肉がすべてを逆転させた。
B斗とC子の長靴からのぞく白のハイソックスも鮮やかだった。

最後、後攻のB斗がボールを持ったが、B斗はグロッキーになっていた。
ドリブルを始めてからあっという間にボールを取られ、そのときに倒れてしまった。
C子は楽々とゴールを決めた。

B斗の長靴もC子の長靴も泥で汚れた。でも、ハイソックスは、B斗のは汚れたが、C子のは汚れなかった。
A樹はたまらなかった。

その日の帰り、スタジャンに黒の私服半ズボンに少し汚れた白のハイソックスに黒の長靴を履いてランドセルを背負って帰るB斗は家についた後、
すぐにランドセルを置いて、そのまま河原に出かけ、サッカーの脚裁きの練習をした。
どうすればC子に勝てるのかと。
B斗は疲れて四つんばいになり、泣いてしまった。

213 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:16:47.33 ID:yWKsKR4oX
C子たちが4年生のときC子の妹N子は1年生だった。
その日、4年生に続いて1年生の体育の授業があった。

N子は黄色の長靴に白のハイソックス、幼稚園年長のとき相撲でN子に投げ飛ばされたN也(>>844 >>855)は黒の長靴に白のハイソックス。

やることはサッカーの練習だった。
4年生が使ったコートで、1対1でボールを奪い合うというものだった。
先行後攻と交代でボールを取り、3分の間、ボールを取られなければ先行の勝ち、取られたら後攻の勝ち、3回の表裏まで行い、勝負を決める。
ボールがコートの出たらやり直しだ。

N子とN也が対戦することになった。結果はN子の全勝だった。
N子の方が背が低いが、筋肉のバネが圧倒的にあった。
N子が先攻のときはN也はまったくボールにも触れず、N也が先攻のときはN子にボールを取られ、取り返すことはできなかった。
最後、後攻のN子がボールを持ってドリブルを始めたが、N也はグロッキーになっていた。
疲れと苦しさと悔しさのため、その場で泣いてしまった。

N也の長靴もN子の長靴も泥で汚れた。でも、ハイソックスは、N也のは汚れたが、N子のは汚れなかった。

C子が長靴スカートハイソックスにランドセルを背負って帰ってくると、先に帰っていたN子は長靴スカートハイソックスでC子に向かって駆け出した。
N子はサッカーでN也という男の子に勝ったことを誇らしく話した。
C子もサッカーでB斗に勝ったことを話した。
B斗はA樹とともに3年生のとき、C子と相撲を取って負けている。
だからN子はB斗のことはよく知っていた。

N子に負けたN也がないたことをN子が言ったとき、「そのとき、N也君に何て言ったの?」とC子はN子に聞いた。
「何も。」とN子が言うと、「N也君、大丈夫」って声をかけなきゃだめよ。」とC子が言った。
「うん、これからはそうする。」とN子が答えると、C子は「N子ちゃんはいい子だね。」と言って、N子と手をつないで家に向かった。

214 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:21:44.66 ID:yWKsKR4oX
>C子が4年生のときC子の妹N子は1年生だった。
と書きましたが、以前のカキコを読んでみると、N子ちゃんが小学校に入学したのはC子ちゃんが中学1年生のときになります。
矛盾を調整するために、、上記のレスを次のように訂正させてください。

>>213 について >>211 >>212 に続けて
女の子の長靴スカートハイソックス、男の子の長靴半ズボンハイソックスは同じで。
「勝った女の子は妹のN子に似ている、負けた男の子はN子に相撲で投げ飛ばされたN也君に似ている」
とC子は見ていた。
もしあの女の子がN子ならどんな風に声をかけてやろうかなと思ってもいた。
その言葉は>>213のとおりだった。
外ばかり見ているので、C子は先生に注意されてしまった。

215 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:23:32.57 ID:yWKsKR4oX
4年生の体育が終わり、運動場では1年生の体育になった。
4年生のB斗は教室からその情景を見ていた。
同じくサッカーの練習で、自分に似た長靴半ズボンの男の子がC子に似た長靴スカートの女の子に負けている。
男の子はグロッキーになって泣いてしまった。
B斗はたまらなかった。

そういえば、あの女の子はC子の妹のN子ちゃんに似ている。男の子はN子に相撲で投げ飛ばされたN也君に似ている。
でも、N子ちゃんもN也君も幼稚園の年中組である。何も関係ないはずである。
ただ、B斗にとっては前の体育の時間の悔しさをもう一度繰り返し見せ付けられているようなものである。
目を背けたかった。でも、背けたくなかった。見ていたかった。
「悔しさ」とともに「たまらなさ」も捨てがたかった。

そんなことをしているうちに、B斗も先生に注意されてしまった。

>その日の帰り、スタジャンに黒の私服半ズボンに少し汚れた白のハイソックスに黒の長靴を履いてランドセルを背負って帰るB斗は家についた後、
>すぐにランドセルを置いて、そのまま河原に出かけ、サッカーの脚裁きの練習をした。
>どうすればC子に勝てるのかと。
>B斗は疲れて四つんばいになり、泣いてしまった。

216 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:24:36.42 ID:yWKsKR4oX
4年生の梅雨晴れの日の体育の授業だった。

その日は雨が降ったので、長靴を履いてきた子が多かった。A規B斗C子はもちろんである。
午前中は雨が降っていた。雨がやまなければ保健になる予定だった。昼前から雨は上がり晴れわかった。子供たちは喜んだ。
男の子は半袖半ズボンの体育服、女の子は半袖体育服にブルマの上に体育用のスカート、半袖は白に首と袖口に黒の2本ずつのライン、半ズボン、ブルマ、スカートは黒。
子供たちは3分の2から4分の3くらいが長靴を履いていた。男の子は黒、女の子は赤が一番多く、ピンク、白、紺と続いた。

A樹B斗C子はもちろん長靴だった。
種目はドッジボールだった。
4チームに分かれ、A樹もB斗もC子も別のチームになった。

A樹のチームとC子のチームの対戦となった。
子供たちが激しく動くたびに、長靴がパタパタと鳴った。A樹もC子も胸が弾んだ。
C子の動きは長靴にまったく左右されず、弾むようだった。

C子の強烈な球が飛んできた。低く、A樹の長靴をめがけて飛んできた。
A樹はジャンプしてよけようとした。しかし、A樹の反射神経やジャンプ力より、C子の球のスピードの方が上だった。
ボン! C子の球はA樹の長靴に当たり、ゴムの鈍い音がした。
A樹は走りながら外野に出た。涙が頬を伝うのを感じた。

A樹は急いで半袖の袖で顔をぬぐって、何事もなかったように外野についた。
A樹は涙腺だけでなく、股間も気になっていた。

217 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:26:08.48 ID:yWKsKR4oX
4年生の運動会、長靴リレーの時間になった。

A樹とB斗は白組、C子は赤組になった。白組3人赤組3人の6人で同時に走る。
A樹はドッジボールをドリブルする区間になった。B斗とC子はただ走る区間になった。

A樹はドリブルで赤組の肥満児の男子を抜いてB斗につないだ。A樹が脱いだ長靴をB斗が履いた。
長靴が好きでよく長靴を履くA樹とB斗は手際(脚際?)がよかった。
A斗に抜かされた肥満児はC子につないだ。肥満児は手際が悪かったが、長靴が好きなC子は手際がよかった。

B斗は最高の走りができていると思った。
長靴は自分の足のサイズよりはるかに大きかったので走りにくい。でも、走るコツはしっかりつかめている。
でも、後ろから足音が迫っている。長靴の低い足音だが、安定していて早い足音である。
C子だ。
C子の足のサイズはA樹やB斗よりも小さい。長靴とのサイズのギャップはB斗より大きい。
でも、C子はそれを乗り越えてしまった。
C子はB斗に並んだ。そして抜き去った。
B斗はもっと早く走ろうとしたが、まったく追いつけなかった。
C子の揺れる髪、黒のブルマと黒の大長靴に包まれたC子の脚線がどんどん遠ざかった。

218 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:26:32.70 ID:yWKsKR4oX
走り終えたA樹は一部始終を見ていた。
足のサイズと長靴のサイズとのギャップならB斗が有利でC子が不利だ。C子の強さには文句のつけようがない。
一歩のストライド、脚の回転のピッチともにC子が勝っていた。

A樹はC子の強さと美しさに圧倒された。
でも、B斗もそんなに遅くはない。B斗もがんばっている。フォームも美しい。
C子の大長靴もB斗の大長靴も何とも言えない皺を見せた。いつもの長靴では出せない、大長靴の皺だ。

C子は大長靴を手早く脱いで次の子に渡した。
B斗は息が切れて大長靴を脱ぐのに手間取り、バランスを崩して転んでしまった。次の子が脱がすのを手伝って脱ぐことができた。
A樹には、B斗の大長靴を脱ぎ損なって転ぶ、体全体と脚線の動きもたまらなかった。
その時、A樹からはB斗の顔の表情は見えなかった。でも、A樹にはB斗がどんな表情をしているかがわかる樹がした。

運動会が終わり、B斗は私服半ズボンのデニ半に着替えて下校した。
人通りの少ない裏通りの電柱に頭をつけ泣いているB斗の後姿をA樹は見た。
A樹は何もいわずにその場を立ち去った。
A樹はB斗がかわいそうだった。運動会で女の子に負けたのだから。
でも、A樹はB斗がうらやましかった。C子と堂々と競い合えたのだから。

219 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:27:31.20 ID:yWKsKR4oX
4年生の秋の雨上がりの日の体育の授業だった。

その日は雨が降ったので、長靴を履いてきた子が多かった。A規B斗C子はもちろんである。
午前中は雨が降っていた。雨がやまなければ保健になる予定だった。昼前から雨は上がり晴れわかった。子供たちは喜んだ。
男の子は半袖半ズボンの体育服、女の子は半袖体育服にブルマの上に体育用のスカート、半袖は白に首と袖口に黒の2本ずつのライン、半ズボン、ブルマ、スカートは黒。
子供たちは3分の2から4分の3くらいが長靴を履いていた。男の子は黒、女の子は赤が一番多く、ピンク、白、紺と続いた。

A樹B斗C子はもちろん長靴だった。
種目はドッジボールだった。
4チームに分かれ、A樹もB斗もC子も別のチームになった。

B斗のチームとC子のチームの対戦となった。
子供たちが激しく動くたびに、長靴がパタパタと鳴った。B斗もC子も胸が弾んだ。
C子の筋肉は長靴のゴムよりも強い弾力の感じられる弾むような動きだった。

B斗は相手チームのパスをカットしようと結構危険な動きをしていたため、狙われる隙ができた。
そんなB斗めがけて、C子の強烈な球が飛んできた。それほど低くはなかった。
B斗は体を「く」の字にしてよけようとした。でも、C子の球の方が速かった。
パイーーーーン! 球はB斗の太ももに当たった。B斗の太ももが赤くなった。

B斗は少し足を引きずりながら外野に出た。
泣きたいほどの痛さではなかった。でも、涙が頬を伝うのを感じた。
B斗は半袖の袖で顔をぬぐって、何事もなかったかのように外野についた。
B斗は太ももと涙腺だけでなく、股間も気になった。

220 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:28:49.53 ID:yWKsKR4oX
4年生のN祭だった。
A樹B斗C子も参加した。男の子が多数だったが、女の子も結構参加していた。

長靴半ズボン少年、長靴スカート少女が続々と集まってきた。
男の子は社務所の入り口あたり、女の子は奥のほうの部屋で着替えた。
ふんどしは、男の子にはおじさんたち、女の子にはおばさんたちが手伝ってくれた。
A樹もB斗もC子も土間にずらりと並んだ長靴にたまらなくなった。
男の子たちは一度ふフリチンになるのだけれど、ハイソックスだけは残ることになった。

着替えが済むと子どもたちは学年別に並んだ。
ストーブが焚いてある部屋から出ると寒かったが、巨大なたき火があったのですぐ暑くなった。
神主の祝詞は小4のA樹たちにも意味がよくわかった。
ところどころ子どもには難しい言葉が使われてはいたが、子どもたちのたくましい成長を通した世界の発展、子どもたちの安全と祈っているのだと分かった。
大人たちが自分たちの安全に気を使っていることはよく伝わった。
だからこそ緊張した。しっかりとがんばらないと怪我をすると。

それほど大きくない神輿がいくつか示された。低学年、中学年、高学年と別れて担ぐのだ。
A樹B斗C子は同じ神輿を担いだ。
階段を下るときは緊張した。大人たちも注意深く見守った。

げ〜ん〜き〜を〜だ〜し〜て〜 わっしょい!

全国どこにでもある平凡な掛け声で元気よく駆け回った。
商店や民家でで木遣り歌はこの地方独特のものだった。
A樹たちにとって、鉢巻と法被とふんどしと長靴に覆われた子どもたちの体を見る大人たちの視線は心地よかった。

非常に楽しく、寒さも忘れ、体もほてり、元気が出てきた。

階段を上り、本殿に戻り、もらったものや神輿を決められた場所に納めた。
そして、階段を上る競走だ。
まずは子どもたちは全員下に降りる。そして学年別に競走するのだ。

221 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:29:17.09 ID:yWKsKR4oX
4年生の番になった。
子どもたちの間に緊張が走った。太鼓の音が鋭く響いた。スタートだ。
太鼓の音が、ドンドンドンドンと早いリズムで鳴らされた。

早くもC子がA樹やB斗の前を行った。C子は2,3人の男の子とトップを争っていた。
A樹もB斗も全然ついていけなくなった。半分くらいでA樹とB斗のペースが落ちてきて、C子に話されていった。
鉢巻に止められて少しずつ揺れるC子の髪、C子の法被の後ろ姿、ブルマを履いたC子のお尻、
長靴から少し見えるハイソックス、その上の短いけれどもよく伸びたバネのように駆けていくC子の脚線、
息が苦しくなったA樹とB斗の視界のなかでどんどん小さくなっていった。

C子は3位だったようだ。少し滑ったらしい。
A樹もB斗も階段のはるか下に取り残されたので、ゴール地点は死角になっていて見えなかったのだ。

222 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:29:43.01 ID:yWKsKR4oX
そして相撲が始まった。
鉢巻は取り、法被は脱いで、ふんどしに長靴の裸で行う。
学年別の勝ち抜き戦である。

A樹とB斗は1回戦にやっとのことで勝った。C子は圧勝した。
2回戦、B斗はそこで負けた。
A樹はC子と対戦することになった。

はっけよい、のこった!

A樹は今度こそC子に負けたくなかった。
A樹は自分より背の低いC子よりも低い姿勢で相四つになれた。
C子を寄せて吊り出そうと作戦を立てた。

C子に動きがあった。A樹はチャンスだと思った。でも、パワーもスピードもC子が上だった。
A樹は振り回されるような下手投げで土俵に這わされた。
A樹はひざをすりむいた。それでも、痛さをこらえて一礼して足を引きずりながら土俵を下りた。
C子が勝ち名乗りを受けていた。

223 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:30:18.69 ID:yWKsKR4oX
係員がA樹を社務所内の救護コーナーに連れて行ってくれた。

傷口を水で洗い、絆創膏をしてくれた。
B斗がA樹の着替えを持ってきてくれた。
A樹はふんどしを外されて一瞬、ハイソックスに長靴だけのフリチンになり、長靴を脱いで土間から板の間に上がり、
白のブリーフに白の下シャツを着て、白と黒の横縞のラガーシャツに黒の半ズボンを履き、もう一度長靴を履いて土間に降りた。

「真冬でも半ズボンで感心だねえ。寒くないかい?」
「寒いけど、遊んでいるうちに暑くなってしまいます。」
「元気だねえ。半ズボンに長靴を履くと強そうに見えるよ。」
「長靴に半ズボンに絆創膏って、男の子の勲章だね。」
「女の子に負けて悔しくないかい?」
「く、悔しいです。」
「そうか。長靴半ズボンで雪の中でも元気に遊んでいれば強くなれるぞ。」
「あの女の子にも勝てるぞ。」
「はい。」
「ボク、泣くなよ。」
「絶対に泣きません。」

そうこうしているうちにすべての子ども相撲が終わった。
最後のお祓いを受けて子どもたちが続々と着替えに来た。

224 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:30:47.45 ID:yWKsKR4oX
大人たちが主役の祭りは続くが、A樹はもう帰りたくなった。
C子に投げられて擦りむいた膝は歩くとやはり痛い。

A樹は終わってから気づいたのだが、4年生の部の子ども相撲はC子が優勝した。
A樹がとぼとぼと神社を後にしようとすると、長靴で走る足音が聞こえてきた。
音でわかる。C子だ。
いつもならすぐ振り返るのだが、その日はそんな気になれなかった。
A樹はC子に肩をたたかれた。

「A樹、怪我は大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。それより優勝おめでとう。」
「ありがとう。ごめんね。」
「いいよ。気にしなくて。僕よりもC子のほうが強かっただけなんだから。」
「A樹も強かったよ。あのまま負けちゃうんじゃないかと焦って、かっとなっちゃったんだ。」
「やっぱ、C子は強いよ。僕もC子のように強くなりたいよ。」
「A樹、来年も出る?」
「もちろん! 来年は負けないよ。」
「私だって負けないわ。お互いに頑張りましょう。」
「うん。」
「それじゃあね。」
「じゃあね。」

A樹とC子はそれぞれ別れた。

角を二つくらい曲がり、C子に見られない確信を持つと、A樹は急に立ち止まった。
電柱があった。電柱にはN祭の子ども相撲の募集のことが書いてあるポスターが貼ってあった。

A樹は電柱に向かって仕切りをした。長靴の縁が裏腿に当たった。
しばらく電柱をにらんでから、A樹は電柱に突進し、電柱に張り手のような鉄砲を打った。
鉄砲と打っているうちに涙で目が曇ってきた。
そして電柱と相撲を取るように電柱を抱きしめて力を入れた。
力尽きるとA樹は電柱に寄りかかって泣き出してしまった。

225 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:34:00.28 ID:yWKsKR4oX
小3の最後と小4の春の遠足のエピソードが抜けてしまったので、ここで入れていきます。

226 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:34:52.03 ID:yWKsKR4oX
M代とK子はX大学教育学部小学校教員養成課程に合格した。
X大学はいわゆる駅弁大学(地方国立大学の蔑称)である。
二人の通うY東高校からは上位しかいけない。M代もK子も模試の判定はDかEだけだったので奇跡とも言えた。
少しでもJに近づきたかった、その思いだけであった。

227 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:35:13.96 ID:yWKsKR4oX
Jは芸能界を引退した。
引退する前に一回テレビに出た。A樹、B斗、M代、K子が見逃さなかったのは言うまでもない。
彼らを特に意識したのか、「男のコのように」も歌った。紺のデニ半にあの紺の長靴、そして白のハイソックスである。

Jは母校F大学の付属小学校の教諭として採用された。国籍は英領香港のままであった。
F大学は東京にある中堅大学だが、付属幼稚園、小学校、中学校、高等学校は名門校で、お受験も難関である。
高等学校からは灯台(東大)、鏡台(京大)などにも大勢合格する。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校には制服がある。小学校は冬服も、男の子は短い半ズボン、女の子は短いスカートだ。白のハイソックスも着用する。
幼稚園も小学校も中学校も高等学校も、英語や外国語、国際理解に力を入れている。外国人や混血の児童・生徒も多めである。
いわゆる受験教育が売り物ではない。管理教育や受験刑務所とは無縁である。
部活動も結構強いが、部の数は少なく、外部のスポーツ団体に所属して活躍する児童・生徒も多い。

Jは小学校低学年全体の副担任としてスタートすることになった。教科担当は音楽だった。
多学年や中学校、そして(これが主だが)幼稚園でも音楽と語学とダンスをミックスした活動を担当した。

Jの赴任に反発する保護者はいなかった。Jの国籍も問題にならなかった。
Jはさまざまな歌やダンスを、日本語、英語、広東語で伝えていった。
中学校や高校からも依頼が来た。Jの指導によって、英語の偏差値も上がっていった。

228 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:35:39.47 ID:yWKsKR4oX
Jが大学4年、M代とK子が高校3年、A樹、B斗、C子が小学校3年の終わりごろ、JがF大学付属小学校の先生になることがマスコミに載った。
マスコミといっても、芸能雑誌2誌と若干の週刊誌である。
芸能雑誌1誌には、X県Y市の小学校での教育実習の写真>>772

>前列中央にJ、木綿の生成りのワンピースに白のハイソックスに赤の長い長靴だった。
>Jの向かって右にはA樹、その隣にB斗、Jの向かって左にはC子が陣取って座った。
>3人は何が何でもJの近くに行きたかった。並ぶ競争でも心構えが違った。

>A樹は白と黒の横縞の半袖ポロシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴、
>B斗は赤と白の横縞の半袖ポロシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴、
>C子は白の半袖ブラウスに紺のひだつきスカートに白のハイソックスにピンクの長靴だった。

>写真の解像度はさすがにプロで、Jの顔にも、担任の顔にも、どの子供たちの顔にも、涙の跡が写った。
>ぬかるみの残った運動場で遊んだため、どの長靴にも泥のはねた跡が写った。
>西日がJや子供たちの美しい肌と、長靴のゴム質と、しゃがんだためにできた長靴のしわと、長靴にはねた泥を美しく写した。

が載った。(当時は個人情報という概念が希薄な時代だった。)
A樹もB斗もC子もM代もK子もその雑誌は大切に保管した。

229 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:37:18.56 ID:yWKsKR4oX
4年生の春の遠足はほぼ毎年潮干狩りだ。海辺の生物の観察とセットになっている。

A樹たちの学年では、服装として、男子も女子も半ズボン(女子はブルマも可)、全員長靴を履いてくるようにと決まった。X県の小学校は前にも書いたとおり、一年中半ズボン(女子は短いスカート)だ。
長靴半ズボンのことは、児童だけに連絡したのではなく、保護者宛の文書にもなった。
理由としては、前年度、貝殻かガラスか金属片で足を怪我した子が板からというのだ。
実は、学年主任も、長靴フェチだったのかもしれない。長靴半ズボンフェチだったのかもしれない。

行き先は、同じX県のZ町、県庁所在地X市の隣、A樹たちの住むY市を流れるZ川の河口にある町だ。
バスの中で歌う歌集、遠足の半月ほど前からクラスで作り出した。A樹とC子は編集委員だった。
もちろん、教育実習にもきたJの歌はしっかり入っていた。歌集の曲数がオーバーするということで何曲か落とすことになった。
『男のコのように』がそのリストに入りかけた。でも、B斗が強硬に主張したこともあって、残った。

230 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:37:41.58 ID:yWKsKR4oX
行きのバスの中では、C子のリクエストもあって、『男のコのように』もみんなで歌った。
バスの中の子どもたちは、歌っている歌詞のように、全員が長靴半ズボンだった。

Jが教育実習の間、Jも音楽の授業を担当したが、そのときは教科書の歌を歌うだけでmJの歌を歌うことはなかった。校長からは強く禁止されていた。
クラス全員で歌謡曲を歌うのは久しぶりだった。
A樹もB斗もC子も大きな声で元気よく歌った。

海に着いた。
長靴半ズボンの子どもたちが続々と降りてきた。ほとんどの子どもたちはハイソックスがちらりと見えた。女の子も半ズボンを履いてきた。
C子は、ピンクのTシャツ、ライトブルーのデニムの半ズボン、白のハイソックス、赤の長めの長靴だった。C子の長靴が一番長かった。
A樹、B斗の長靴も長いほうだった。
長靴の色は、男の子は黒、女の子は赤、ピンク、白、黄、ライトブルーの順に多かった。

231 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:38:13.00 ID:yWKsKR4oX
バスから降りると、長靴を忘れた子や、ビーチサンダルを履いてきた子に、学年主任は強制的に長靴を履かせた。
長靴は、トイレ掃除用の長靴をトイレから持ってきたのだ。すべて紳士用の黒の長靴である。
その長靴を履かされた子は、足よりも長靴のほうが大きく、長靴が非常に長く見えた。

自然観察兼潮干狩りの遠足に、長靴半ズボンで行くことが決まったとき、少なくとも、A樹、B斗、C子は内心大喜びした。
だから、バス内で『男のコのように』を歌うときは本当に生き生きと歌った。

午前中は、4年生になってから理科で習ったことを実地に確かめるという自然観察だった。
子どもたちは、持ってきた網なども使って、魚や蟹やヒトデなどを捕まえては図鑑で調べたりした。

午後はいよいよ潮干狩り、A樹もB斗もC子もたくさんのアサリを取った。ハマグリも時々混じった。
しゃがむと、生脚の太ももの裏が長靴のゴム質に当たる。
A樹もB斗もC子もその感覚が大好きだった。

帰りのバスでも、歌集の歌を歌うことになっていたが、子どもたちはみんな疲れて爆睡してしまった。
A樹とB斗とC子は眠りにつくのが遅いほうだった。だから、他の子どもたちの寝顔を見ることができた。
長靴半ズボンでの子どもたちの寝顔、なかなか見る機会はない。
長靴半ズボンでの子どもたちの寝顔、いいものだ、と思った。

A樹、B斗、C子にとって、4年生の春の遠足が一番楽しい遠足だった。

232 :夢見る名無しさん:2017/03/27(月) 17:43:28.31 ID:yWKsKR4oX
小4のエピソード、時系列順に整理しようと思いましたが、少し前後してしまいました。
申し訳ありません。
次は小5のエピソードを2スレからコピーします。

233 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:02:55.32 ID:yn04rYY5v
JがF大学付属小学校の先生になって2年目のことだった。
音楽とダンスと場合によっては英語などの外国語を交えた指導は、
小学校低学年だけでなく、幼稚園、小学校各学年、中学生、そして高校生にも及んだ。

F大学付属高校のカリスマ的英語教師Eは、いち早くJに目をつけ、JにJ独自の指導を依頼した。
英語なら英語に習熟するためには英語の歌を歌いきることが英語上達の鉄則、というのがEの信念だった。
一部教師や一部生徒はその指導法の見た目の幼稚さに反発したが、Eの信念は揺るがなかった。
実際、Jの指導を受けた生徒の偏差値はみるみるうちに上がって行った。
英語が身が手の生徒もめっきり少なくなっていった。付属中学校でも同様である。
もちろん、英語と関係なくても、付属幼稚園、付属小学校の子供たちはJの指導を楽しみにしていた。欠席率も減ってきた。
F大学付属幼稚園、付属小学校では、さまざまな外国語の初歩的な指導を取り入れてきた。国際性こそF大学の理念だ。
それがJの登場によってますます効果を挙げていった。
保護者からの評価も高かった。

Jの音感、リズム感は天才的だった。それだけでなく、音感やリズム感の指導力も天才的だった。
いい忘れていたが、語学力も天才的だった。
来日間もないころから初めてX県Y市のショッピングセンターでショーを行ったとき、まだたどたどしかった日本語が、
教育実習の時には完璧になっていた。
ショッピングセンターのショーで発揮されたJの才能は、どんな相手のリズムにも合わせることができ、その上で正しいリズムに導くことができることだった。

F大学付属小学校でも、その能力は遺憾なく発揮された。
正しい音感やリズム感の子もいれば、そうでない子もいる。そうでない子についても、ずれ方はばらばらである。
ちょうどX県Y市でA樹やB斗やC子と一緒に歌い踊り、合わせた上で正しい音とリズムに導いた時のように。

Jの噂は、社会の上流・中枢を形成する保護者や、Jがかつて所属した事務所を通して、NHKにも届いた。

そしてJは、NHK教育TV(Eテレの前進)の小学生向き音楽教材番組に、歌のおねえさんとして出演することになった。

234 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:07:20.41 ID:yn04rYY5v
5年生の春の体育の授業だった。
春の雨が上がったばかりで運動場は濡れていた。

体育の服装は、
男の子も女の子も、上は、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下は、
男の子は黒のジャージ生地の短い短パン、
女の子は黒のブルマの上に黒のひだつきの短い体育用スカート
であった。

A樹もB斗もC子も長靴を履いていた。A樹とB斗は黒、C子は赤だった。

やることはサッカーの練習だった。
15m四方のコートを作り、1対1でボールを奪い合うというものだった。
先行後攻と交代でボールを取り、3分の間、ボールを取られなければ先行の勝ち、取られたら後攻の勝ち、3回の表裏まで行い、勝負を決める。
ボールがコートの出たらやり直しだ。
運動場いっぱい6面を使い、1面に約4グループが交代で使った。

A樹はB斗と対戦することになった。
昨年、自分を同じくらいの体力のB斗がC子に負けたことはよく覚えている。
でも、A樹はC子よりたくさんサッカーをやっていた。
だからC子に勝てるかもしれないと期待もした。もちろん不安もあった。

235 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:07:57.61 ID:yn04rYY5v
結果はC子の全勝だった。
C子が先攻のときはA樹はまったくボールにも触れず、A樹が先攻のときはC子にボールを取られ、取り返すことはできなかった。

対戦の一部始終をB斗は見ていた。
A樹もC子も真剣だった。激しい動きのたびに長靴にしわが入った。しわに沿って長靴が太陽光を受けて光った。
A樹の短パンからはブリちらが白く見えた。C子のスカートが翻るたびにブルマが見えた。
C子の方が反応も早く足も速いのは明らかだった。A樹の方が脚が長かったが、C子のバネのような筋肉がすべてを逆転させた。
A樹とC子の長靴からのぞく白のハイソックスも鮮やかだった。

最後、後攻のC子がボールを持ってドリブルを始めたが、A樹はグロッキーになっていた。
A樹は休憩時間が過ぎてもしゃがんだままで立ち上がることがしばらくできなかった。
1分位してからやっと立ち上がり、C子に挑戦したが、最後の1分くらいはほとんど動けなかった。

しゃがんだA樹の生脚にしわが入って泥に汚れつつもしわに沿って太陽光を反射する黒の長靴、
泥に汚れた白のハイソックス、黒の短パンからのぞく白のブリーフ、ブリーフにも泥が少しついていた。

A樹の長靴もC子の長靴も泥で汚れた。でも、ハイソックスは、B斗のは汚れたが、C子のは汚れなかった。
A樹はたまらなかった。

その日の帰り、スタジャンに紺のデニ半に少し汚れた白のハイソックスに黒の長靴を履いてランドセルを背負って帰るA樹は家についた後、
すぐにランドセルを置いて、そのまま河原に出かけ、思い切りダッシュを何本もした。
どうしてもC子に勝ちたいと考えながら。
A樹は疲れて四つんばいになり、泣いてしまった。

236 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:09:40.15 ID:yn04rYY5v
C子が5年生、N子が2年生のときだった。
その日、5年生に続いて2年生の体育の授業があった。

やることはサッカーの練習だった。
5年生が使っていたコートで、対面にハードルのゴールを置き、1対1でゴールを狙うというものである。
先行後攻と交代で一方がボールを取り、ゴールを目指す。もう一方はボールを奪い、ゴールを目指す。3回の表裏まで行い、勝負を決める。
ボールがコートの外に出たら攻守交替だった。
運動場いっぱい6面を使い、1面に約4グループが交代で使った。

N子とN也が対戦することになった。結果はN子の全勝だった。
N子の方が背が低いが、筋肉のバネが圧倒的にあった。
N子が先攻のときはN也はまったくボールにも触れず、N也が先攻のときはN子にボールを取られ、取り返すことはできなかった。
最後、後攻のN子がボールを持ってドリブルを始めたが、N也はグロッキーになっていた。

N也は、今回は泣かなかった。N子もN也も礼をした。でも、N也の目には光るものがあった。

237 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:10:23.18 ID:yn04rYY5v
その日の帰り、N也は白と黒の縞のラガーシャツに黒の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴にランドセルを背負って下校した。
帰り道、誰もいなくなったのを見計らって、壁に向かって泣いてしまった。
それをN子が見ていた。N子は何も言わずにそのまま立ち去った。

C子が長靴スカートハイソックスにランドセルを背負って帰ってくると、先に帰っていたN子は長靴スカートハイソックスでC子に向かって駆け出した。
N子はサッカーでN也という男の子に勝ったことを誇らしく話した。
C子もサッカーでA樹に勝ったことを話した。
A樹はB斗とともに3年生のとき、C子と相撲を取って負けている。
だからN子はA樹のこともよく知っていた。

N子は負けたN也が帰り道で泣いていたことを誇らしく話した。
「そのときN也君に何か言ったの?」とC子が聞くと「何にも。何も言わないで何もしないで帰ってきたわ。」とN子が答えた。
「そうよ。そんなときはそっとしてあげなさい。」C子が言った。「はい。おねえちゃん。」とN子が答えた。
「それから、人が泣いていることをうれしそうに言ってはだめよ。」とC子は付け加えた。「はい。」N子は明るく答えた。

238 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:12:41.15 ID:yn04rYY5v
N子はC子よりも乱暴なところがある。
C子もA樹やB斗と遊びやスポーツで対戦するときは思い切り全力で当たるが、負けたA樹やB斗に対する思いやりを忘れることはまったくない。
それはC子がN子と同じ年のころからそうであった。
C子はN子についてやや心配なところがあった。

でも、それよりも、自分も妹のN子も男の子に勝ち続けていることがうれしく誇らしかった。
長靴スカートハイソックスの自分やN子が、長靴半ズボンハイソックスの男の子に体力で勝つというのがたまらなくうれしかった。
C子もN子も長靴スカートハイソックスでスキップしながら微笑んでいた。

C子がJの歌『男のコように』を歌いだした。
N子は知らない歌だった。N子が聞くと、Jのことを詳しく教えた。
N子はJへの憧れを強くした。

「私、もっと強くなりたいわ。お姉ちゃんのように。学校で一番強くなりたいわ。」N子が言った。
「いいわね。私もそう思うよ。でも、喧嘩やいじめは絶対だめ! ルールを守って正々堂々と勝負して、やさしさと思いやりを忘れないように!」C子が言った。
「うん。」

239 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:14:51.35 ID:yn04rYY5v
5年生の体育が終わり、運動場では2年生の体育になった。
5年生のA樹は教室からその情景を見ていた。
同じくサッカーの練習で、自分に似た長靴半ズボンの男の子がC子に似た長靴スカートの女の子に負けている。
男の子は泣かなかった。目に光るものがあったが、A樹たちからは見えなかった。でも、男の子の気持ちは体全体の雰囲気から伝わってきた。
A樹はたまらなかった。

そういえば、あの女の子はC子の妹のN子ちゃんに似ている。男の子はN子に相撲で投げ飛ばされたN也君に似ている。
でも、N子ちゃんもN也君も幼稚園の年中組である。何も関係ないはずである。
ただ、A樹にとっては前の体育の時間の悔しさをもう一度繰り返し見せ付けられているようなものである。
目を背けたかった。でも、背けたくなかった。見ていたかった。
「悔しさ」とともに「たまらなさ」も捨てがたかった。

そんなことをしているうちに、A樹も先生に注意されてしまった。

その日、A樹はスタジャンに紺のデニ半に少し汚れた白のハイソックスに黒の長靴を履いてランドセルを背負って帰った。
途中、あの女の子に負けた男の子が公園のトイレの陰でないているのを見た。
紺と水色と白の縞のラガーシャツに紺の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴を履いてランドセルを背負っていた。
A樹はその男の子と面識は何もないし、何と声をかけていいかぜんぜんわからなかったので、そっとその場を立ち去った。
その日、A樹は泣くつもりはなかった。泣かないつもりでいた。でも、
>A樹は家についた後、
>すぐにランドセルを置いて、そのまま河原に出かけ、思い切りダッシュを何本もした。
>どうしてもC子に勝ちたいと考えながら。
>A樹は疲れて四つんばいになり、泣いてしまった。

240 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:15:20.04 ID:yn04rYY5v
C子ちゃんたちの3つ下の学年の体育でのサッカーの練習で、勝った女の子と負けた男の子の様子を、
6つ下の、C子ちゃんの妹N子ちゃんや相撲で投げ飛ばされたN也君に見立てての、
A樹君、B斗君、C子ちゃんの空想ということでつじつまを合わせました。

241 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:16:52.10 ID:yn04rYY5v
5年生の梅雨晴れの日の体育の授業だった。

その日は雨が降ったので、長靴を履いてきた子が多かった。A規B斗C子はもちろんである。
午前中は雨が降っていた。雨がやまなければ保健になる予定だった。昼前から雨は上がり晴れわかった。子供たちは喜んだ。
男の子は半袖半ズボンの体育服、女の子は半袖体育服にブルマの上に体育用のスカート、半袖は白に首と袖口に黒の2本ずつのライン、半ズボン、ブルマ、スカートは黒。
子供たちは3分の2から4分の3くらいが長靴を履いていた。男の子は黒、女の子は赤が一番多く、ピンク、白、紺と続いた。

A樹B斗C子はもちろん長靴だった。
種目はドッジボールだった。
4チームに分かれ、A樹もB斗もC子も別のチームになった。

A樹のチームとC子のチームの対戦となった。
A樹のチームにはなぜか身長の低い子たちで揃った。その中でA樹が一番身長が高いので、A樹がジャンパーになった。
C子のチームではC子はやはり身長が低いが、そのジャンプ力を買われてジャンパーとなった。

ジャンプ対決。C子は身長の差をゴムのような筋肉で補ってA樹に圧勝した。

A樹もC子は相手チームのパスをカットしようとして結構危険な動きをしていたため、狙われる隙ができた。
C子のパスをA樹はカットした。A樹は助走して勢いをつけてセンターラインまで出て、C子を狙った。かなり低い位置ではあった。
C子は姿勢を低くして、A樹の球を受けた。C子は助走して勢いをつけてセンターラインまで出て、A樹を狙った。
強烈な球だった。A樹は腹部で受けたが、そのまま「く」の字となり、跪き、正座の用ようになり、尻が地面についた。
しばらくボールを抱えていたが、ボールはポロリと落ちた。

A樹は苦しがっていた。
A樹はC子と先生に抱えられ、保健室に行った。

242 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:18:01.54 ID:yn04rYY5v
A樹は長靴を脱がされ保健室に入れられた。
C子も長靴を脱いで保健室に入った。
「すみません。5年○組の○○A樹です。体育でドッジボールをやっていたら、この女の子の球がお腹に当たって苦しがっているんです。」体育教師が言った。
「先生は授業に戻ってください。」養護教諭が言った。
「では、よろしくお願いします。C子、養護の先生がいいとおっしゃるまでA樹についていなさい。」
「はい。」
養護教諭はA樹をベンチベッドに座らせた。
「A樹君、痛い?」養護教諭の問いかけにA樹は息を荒げるしかなかった。
養護教諭は毛布を持ち出してきてA樹に着せ、体を温めてさすった。
A樹の緊張がほぐれてきたようだ。「だ、大丈夫です。」A樹はか細い声で答えた。
か細い声だったので、女の子であるC子が答えたのかと迷ったくらいだった
A樹、大丈夫?」C子がそのときのA樹よりは力強い声で問いかけた。優しい声だった。
「うん、僕は大丈夫だよ。心配しないで。先生、体育の授業に戻ってもいいですか?」A樹は元気を取り戻した。
「そうね。あと5分したらいいわよ。」「ありがとうございます。」
「C子、僕は大丈夫だよ。またドッジやろうよ。」「よかったわ。」

243 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:18:57.77 ID:yn04rYY5v
「C子ちゃん、A樹君が元気になってよかったわね。」「はい。」
「それにしてもC子ちゃん、女の子だし、体も小さいのに強いわね。そんなに強い球が投げられるなんて。」
C子は目が輝き、無意識に胸を張った。一方、A樹は目を伏せ、下を向いた。
「それにしても二人とも、脚が臭いわね。長靴のゴムの匂いも混じっている。」
A樹もC子も目を伏せた。
「でも、いいわ。長靴を履いていたおかげで、ハイソックスの白が汚れていないわよ。」
「地面が濡れているときは長靴を履くのがエチケットね。」
「二人ともきれいな脚だね。長さはA樹君の方が長いかな。A樹君、C子ちゃんのこと、怒ってる?」
養護教諭の質問にA樹は、
「いいえ、C子の法が僕より強かったというだけです。今度は負けないようにがんばります。」
「A樹君、立派だわ。子供のころは、女の子の方が発育が早いことがあるけど、よくあることだわ。」
「A樹君も早寝早起きして好き嫌いせずしっかり食べて、外で思い切り遊んでね。そうすればもっと強くなれるよ。脚を見てわかったの。」
「それじゃあ、二人とも授業に戻りなさい。」
「はあい。」
A樹とC子はそれぞれ長靴を履いて運動場に走っていった。

244 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:19:30.69 ID:yn04rYY5v
A樹を馬鹿にする子どもはいなかった。
C子の強さは誰もが知っていることだ。
ある意味、A樹の勇敢さをうらやむとともに、C子にやられるのが自分でなくてよかったという安堵感を皆が持っていた。

ドッジボールはすぐに終わった。授業の終わりも近づいたため、整理体操に入った。
整理体操が終わると挨拶をして、教室に戻った。

A樹のお腹はしばらくは少し痛んだが、帰りのころには完全に治っていた。
下校時間までは、体育の続きのようにドッジボールをした。
A樹は長靴半ズボン、C子は長靴スカートだった。

A樹とC子は同じチームになったことも敵のチームになったこともあった。
敵のチームになったとき、A樹はC子の球に当たらなかった。あまり冒険せず、確実に生き残ることを選んだ。
C子の球に当たらなかったことはA樹にとって少し誇らしかった。
でも、満足ではなかった。これではまだC子に負けたままだ。C子に球を当てることはできなかったのだ。

下校時刻になって下校した。
A樹は股間を意識した。悔しさがこみ上げてきた。A樹は誰も見ていないところに行き、かなり長い時間、泣いた。

245 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:21:12.28 ID:yn04rYY5v
5年生の運動会、長靴リレーの時間になった。

A樹とB斗は白組、C子は赤組になった。白組3人赤組3人の6人で同時に走る。
B斗はドッジボールをドリブルする区間、A樹とC子は平均台とハードルの区間になった。

B斗は順位を変えずにA樹につないだ。B斗が脱いだ長靴をA樹が履いた。
長靴が好きでよく長靴を履くB斗とA樹は手際(脚際?)がよかった。

A樹は平均台で少しぽっちゃりとした女の子を抜いた。
ハードルの区間に入った。ハードルは低いが大長靴で跳ぶのだ。この高さならA樹には跳び続けるじしんがあった。
長靴は自分の足のサイズよりはるかに大きかったので走りにくい。でも、走ることはつかんでいる。去年もそうだったし、今年はもっと自信がある。
でも、後ろから足音が迫っている。長靴の低い足音だが、安定していて早い足音である。
C子だ。
C子の足のサイズはA樹やB斗よりも小さい。長靴とのサイズのギャップはA樹より大きい。
でも、C子はそれを乗り越えてしまった。
何台目かのハードルでC子はA樹に並んだ。そして抜き去った。
A樹はもっと早く走ろうとしたが、まったく追いつけなかった。
C子の揺れる髪、黒のブルマと黒の大長靴に包まれたC子の脚線がどんどん遠ざかった。

246 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:21:57.46 ID:yn04rYY5v
走り終えたB斗は一部始終を見ていた。
足のサイズと長靴のサイズとのギャップならA樹が有利でC子が不利だ。C子の強さには文句のつけようがない。
一歩のストライド、脚の回転のピッチともにC子が勝っていた。

ハードルとハードルの間の歩数も、C子の方がA樹よりも少なかった。A樹の方がC子より脚が長いにもかかわらずである。
ハードルを飛び越す高さも、A樹は山なりに高くなり不合理になったが、C子は低く合理的に跳んでいった。

最後のハードルだった。
A樹は抜き足の大長靴がハードルに引っかかり、うつぶせに転んでしまった。
B斗からは、A斗の、
刈り上げた髪からのぞく耳、半袖から出た腕、黒の短パンに包まれた尻の形、ちらりと見える白のブリーフ、
大長靴からちらりと見える白のハイソックス、短パンの黒、ハイソックスの白、大長靴の黒に包まれた、大腿部の肌、
がよく見えた。
A樹の顔の表情は見えなかったが、B斗にはよくわかる気がした。

A樹はしばらく起き上がれなかった。
先生が駆け寄ってきたとき、A樹は立ち上がれた。
A樹はそのまま中継点まで走りぬいた。

C子は大長靴を手早く脱いで次の子に渡した。
A樹は息が切れて大長靴を脱ぐのに手間取り、バランスを崩して転んでしまった。次の子が脱がすのを手伝って脱ぐことができた。
B斗は、A樹の、ハードルで転ぶ様子も大長靴を脱ぎ損なって転ぶ、体全体と脚線の動きもたまらなかった。
幸い、A樹には大きな怪我はなかった。ちょっとひざと肘を擦りむいたくらいだった。
普段からC子と競い合っている成果か。

運動会が終わり、A樹は私服半ズボンのデニ半に着替えて下校した。
人通りの少ない裏通りの電柱に頭をつけ泣いているA樹の後姿をB斗は見た。
B斗は何もいわずにその場を立ち去った。
B斗はA樹がかわいそうだった。運動会で女の子に負けたのだから。
でも、B斗はA樹がうらやましかった。C子と堂々と競い合えたのだから。

247 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:22:54.65 ID:yn04rYY5v
5年生の秋の雨上がりの日の体育の授業だった。

その日は雨が降ったので、長靴を履いてきた子が多かった。A規B斗C子はもちろんである。
午前中は雨が降っていた。雨がやまなければ保健になる予定だった。昼前から雨は上がり晴れわかった。子供たちは喜んだ。
男の子は半袖半ズボンの体育服、女の子は半袖体育服にブルマの上に体育用のスカート、半袖は白に首と袖口に黒の2本ずつのライン、半ズボン、ブルマ、スカートは黒。
子供たちは3分の2から4分の3くらいが長靴を履いていた。男の子は黒、女の子は赤が一番多く、ピンク、白、紺と続いた。

A樹B斗C子はもちろん長靴だった。
種目はドッジボールだった。
4チームに分かれ、A樹もB斗もC子も別のチームになった。

B斗のチームとC子のチームの対戦となった。
B斗のチームにはなぜか体育が苦手な子が多かった。その中でB斗が一番運動能力があるので、A樹がジャンパーになった。
C子のチームではC子はやはり身長が低いが、そのジャンプ力を買われてジャンパーとなった。

ジャンプ対決。C子は身長の差をゴムのような筋肉で補ってB斗に圧勝した。

B斗もC子は相手チームのパスをカットしようとして結構危険な動きをしていたため、狙われる隙ができた。
C子のチームの外野からのパスを、B斗はジャンプしてカットしようとした。C子はジャンプして受けようとした。センターライン上の攻防である。
B斗の身長よりC子のジャンプ力が勝った。球はC子がキャッチした。

B斗は大至急後ずさりでセンターラインから離れようとした。
C子の強烈な球がB斗の顔面にヒットした。
パーーーーン! ボールはB斗の顔面に当たって空高く舞い上がり、落ちてバウンドした。
B斗は尻餅をついて倒れた。B斗は鼻血を出した。

B斗はC子と先生に抱えられ、保健室に行った。

248 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:23:38.78 ID:yn04rYY5v
B斗は体育教師の持っていたハンカチで鼻血と押さえてもらい、体育教師とC子に抱えられるようにして保健室に向かった。
B斗の長靴にも鼻血が落ちた。

A樹もB斗の介抱に加わったため、A樹の長靴にもB斗の鼻血が落ちた。
A樹は敢えてB斗の鼻血を落とさなかった。
一昨年の冬には、肉弾でC子の突きを顔面に決められ、A樹が鼻血を出したのだ。
その時、A樹の長靴に鼻血が付いたかどうかはA樹も覚えていない。そのときの長靴はもう小さくなって、今はもっと大きい長靴を履いている。

A樹にとってB斗はA樹なのである。
顔立ちは少し違っているが、身長も体重も体型も身体能力もほとんど同じなのである。
C子より身長も高いし、体重も上回るとは思うが、筋肉の発達はC子が上だ。
C子の筋肉はムキムキではなく、ぱっと目にはC子がA樹やB斗より強そうには見えない。
でも、少し動き出してみると、筋肉のバネがぜんぜん違うことがわかる。
A樹もB斗も貧弱に見えてしまう。
もちろん、5年生の男の子としてA樹もB斗も貧弱には見えない。比較の問題だ。

249 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:24:47.94 ID:yn04rYY5v
A樹はC子と遊ぶのが好きだ。
何をやっても勝てないことはよくわかっている。
それでもC子に挑戦していく自分というのはゾクゾクとするほどうれしかった。
特に、A樹が長靴半ズボン、C子が長靴スカートの時が一番うれしかった。

A樹はB斗と遊ぶのが好きだった。B斗とC子と遊ぶのはもっと好きだった。
A樹はB斗が自分と同じようにC子に挑戦して負ける、そんな姿も好きだった。
B斗がC子に負ける姿は、A樹がC子に「負ける姿でもあったからだ。
B斗が自分より勇敢にC子に挑戦するのはうれしかったし、ねたましくもあった。
そんな時は、B斗よりも勇敢にC子に挑戦することを誓い、後日実行した。

B斗も同じである。B斗にとってA樹はB斗なのである。

A樹は子どもたちと校庭に残り、体育教師の指示通りドッジボールを続けた。
A樹はいつもより活躍できた。でも、さびしかった。B斗とC子にこそ見ていてほしかった。

250 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:25:36.35 ID:yn04rYY5v
B斗は長靴を脱がされ保健室に入れられた。
C子も長靴を脱いで保健室に入った。
「すみません。5年○組の○○B斗です。体育でドッジボールをやっていたら、この女の子の球が顔に当たって鼻血が出たんです。」体育教師が言った。
「先生は授業に戻ってください。」養護教諭が言った。
「では、よろしくお願いします。C子、養護の先生がいいとおっしゃるまでB斗についていなさい。」
「はい。」

養護教諭はB斗を洗面で顔面を洗わせ、ベンチベッドに座らせた。
タオルでB斗の顔を拭くと、手早く鼻血の処置をし、B斗に鼻を押さえてしばらく静かに座っているように指示した。

「C子ちゃんだっけ? 1学期も来たわね。また、ドッジボールで男の子に球を当てたの?」
「はい。」C子は顔を赤くしてうつむいた。
「この前は違う男の子だったね。C子ちゃんの球がみぞおちに当たってくる苦しがっていたね。C子ちゃんの球ってそんなに強いの?」
「はい、C子の球はものすごく強いです。」B斗が答えた。
「僕もいつかはC子の球を取れるようになりたいです。」Bとが続けた。
「そうね、そうやって正々堂々とルールを守って思い切りぶつかり合って、二人とも強くなってね。」
「はい。」B斗とC子が答えた。

251 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:27:45.45 ID:yn04rYY5v
「それにしても、二人とも足が臭いわね。長靴のゴムの臭いと汗をかいた足の臭いが交じり合ってるわ。」
「だから長靴は嫌だという人もいます。でも…」C子がいうや否や、
「でも、長靴を履いているから二人ともハイソックスが汚れなかったわ。上が少し汚れているけど、履いてなかったら全部が汚れちゃうわ。雨が降っていなくてもこんな日は履かなくちゃね。」
「『生活の決まり』にも書いてあるよ。雨や雪の日や道路が濡れている時は長靴を履くようにと。」鼻血が止まりだしたB斗が言った。
「そのとおりだわ。二人ともきれいな足をしているわね。C子ちゃんの脚、いい筋肉だわ。スポーツ万能でしょ。」
C子は誇らしさで顔を赤くして目を輝かせた。B斗は恥ずかしさで顔を赤くして目を伏せた。すべてはC子に該当して自分には該当しないことだ。
「B斗君、B斗君もいい脚をしているわ。C子ちゃんより長いね。」
B斗は引き続き顔を赤くして目を伏せていた。確かにC子より脚は長い、身長は高い、でも、C子に負け続けている、C子に対してそのことで勝っていることは、自分の弱さをますます言い訳できなくさせるだけだ。
「小学生のときは女の子の方が男の子より発達が早いこともあるの。今日、C子ちゃんに当てられた事だってなんでもないことなのよ。」
「先生、どうすればC子のように強くなれますか?」B斗が聞いた。

252 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:30:10.08 ID:yn04rYY5v
「早寝早起きして、好き嫌いせず食べて、外で思い切り遊ぶことね。」
「それだけでいいのですか?」B斗がまた聞いた。
「それだけよ。B斗君、少し筋肉が出てきているわ。6年生になると、もっと脚も長くなって、筋肉の発達して、かっこよくなるよ。」
「はい。」B斗の目が初めて輝いた。

「どうやら鼻血も止まったみたいだね。二人とももう運動場に戻ってもいいよ。」
「はい。」と二人が返事するよりも前にチャイムが鳴った。チャイムが鳴り終わるころに、体育教師が保健室にやってきた。」
「先生、手当ては終わりました。この子ももう教室に帰してもいいですよ。」
「本当にありがとうございます。B斗、大丈夫か?」
「はい。」Bとは明るく答えた。
「よかった。先生、本当にありがとうございました。先生のおかげで助かりました。」

「先生、体育で子どもたちが怪我をしないようにもっと気をつけてください。C子ちゃんはずば抜けているわけだし、ハンディなどでもつけて…」
養護教諭の言葉に、体育教師以上にC子はばつが悪そうに下を向いた。
「ハンディはいりません。」B斗が言った。
「僕たちは強いC子と思い切り勝負することが好きなんです。強いC子に勝てるように強くなりたいんです。」B斗はそう言うと顔を赤くしてまた目を伏せた。

253 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:30:48.46 ID:yn04rYY5v
「ごめんなさい。勝手なこと言って。でも、今回のことは、C子の方が僕よりも強かったということだけですから。」
B斗はますます顔を赤くさせて、ハイソックスの脚もじもじとさせた。C子も顔を赤くして、ハイソックスの脚をもじもじとさせた。

「安全のことは私にお任せください。安全な環境の中で子どもたちが思い切り運動して、どの子にも強くたくましく育ってほしいと思っています。」
「わかりました。どうかよろしくお願いします。」
体育教師と養護教諭の会話が終わった。

「よし、B斗、C子、いったん長靴を履いて外に出て、上履きに履き替えて、着替えをして次の授業に出なさい。」
「はい。」体育教師の指示に従い、B斗とC子は長靴を履いて校舎に向かった。

「本当にありがとうございました。」
「いえいえ。本当にいい子達ですね。」
「はい。子どもはたくましいですね。」
「二人とも、いい脚をしてますね。半ズボン、短いスカート、ハイソックス、長靴を履くと、感動するくらい美しいですね。」
「私もそう思います。」
「1学期にC子ちゃんの球をお腹に当てられた子、何て名前でしかか?」
「○○A樹です。」
「A樹君もB斗君も中学生になればC子ちゃんより強くなっちゃいますね。」
「いやあ、微妙だと思います。C子がまったく運動せず、A樹やB斗が鍛えればもしかしたら、ですかね。」
「A樹君、B斗君、かわいそうですね。」
「いえいえ、強くなろうとしてお互いにがんばることに意義があるんですよ。」
「そうですね。」

「B斗、大丈夫? ごめんね。」
「大丈夫。気にしないで。正々堂々のスポーツなんだから。C子の方が僕より強かった、それだけだよ。気にしないで。」

校舎の入り口までは短い距離だったが、B斗もC子も長靴をしっかり履いた。
靴箱でまた長靴を脱ぐことと鳴った。
長靴のゴムの臭い、泥の臭い、砂の臭い、男の子の臭い、女の子の臭い、B斗もC子もたまらなくなった。

254 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:31:42.79 ID:yn04rYY5v
下校時間まで、B斗もC子もA樹も校庭で遊んだ。
長靴半ズボン、長靴スカートで遊べる日はそんなに多くはない。

下校時間になった。B斗は長靴半ズボンにランドセルを背負って帰り道を急いだ。
一日のことを思い出すと、悔しさのため涙がこみ上げてきた。と同時に股間も意識した。
B斗は誰にも見られない場所を探した。
やっと見つけて泣き出した。

長靴半ズボンで長靴スカートのC子にドッジボールで顔面に当てられて鼻血を出した。
そのことについて、養護教諭からいろいろとコメントをもらった。
そして長靴半ズボンで、悔しさのため泣いている。

うれしい、という気持ちとはちょっと違った、でも、かけがえのない時間だと思った。

やがて泣いても涙が出て来なくなった。誰にも見つからないように公園に行って水道で顔を洗った。

帰り道、B斗は股間をますます意識した。

255 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:37:35.37 ID:yn04rYY5v
5年生のN祭だった。
A樹B斗C子も参加した。男の子が多数だったが、女の子も結構参加していた。

長靴半ズボン少年、長靴スカート少女が続々と集まってきた。
男の子は社務所の入り口あたり、女の子は奥のほうの部屋で着替えた。
ふんどしは、男の子にはおじさんたち、女の子にはおばさんたちが手伝ってくれた。
A樹もB斗もC子も土間にずらりと並んだ長靴にたまらなくなった。
男の子たちは一度ふフリチンになるのだけれど、ハイソックスだけは残ることになった。

着替えが済むと子どもたちは学年別に並んだ。昨年は4年の列だったが、今年は5年の列だ。
ストーブが焚いてある部屋から出ると寒かったが、巨大なたき火があったのですぐ暑くなった。
祝詞は昨年とほとんど同じだった。小5でもまだよくわからなかった。
でも、子どもたちのたくましい成長を通した世界の発展、子どもたちの安全と祈っているのだということは分かった。
だからこそ緊張した。しっかりとがんばらないと怪我をすると。

それほど大きくない神輿がいくつか示された。低学年、中学年、高学年と別れて担ぐのだ。
A樹B斗C子は同じ神輿を担いだ。
階段を下るときは緊張した。大人たちも注意深く見守った。

げ〜ん〜き〜を〜だ〜し〜て〜 わっしょい!

全国どこにでもある平凡な掛け声で元気よく駆け回った。
商店や民家でで木遣り歌はこの地方独特のものだった。
A樹たちにとって、鉢巻と法被とふんどしと長靴に覆われた子どもたちの体を見る大人たちの視線は心地よかった。

非常に楽しく、寒さも忘れ、体もほてり、元気が出てきた。

階段を上り、本殿に戻り、もらったものや神輿を決められた場所に納めた。
そして、階段を上る競走だ。
まずは子どもたちは全員下に降りる。そして学年別に競走するのだ。

256 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:38:04.92 ID:yn04rYY5v
5年生の番になった。
A樹もB斗も今年こそはC子に勝ちたかった。
もちろん、勝てる見込みはなかった。でも、負ければ悔しいことはわかっている。
そんな緊張感とふんどしに長靴の子どもたちを見て、心臓だけでなく、股間も意識してしまった。
子どもたちの間に緊張が走った。太鼓の音が鋭く響いた。スタートだ。
太鼓の音が、ドンドンドンドンと早いリズムで鳴らされた。

早くもC子がA樹やB斗の前を行った。C子は2,3人の男の子とトップを争っていた。
A樹もB斗も全然ついていけなくなった。半分くらいでA樹とB斗のペースが落ちてきて、C子に話されていった。
鉢巻に止められて少しずつ揺れるC子の髪、C子の法被の後ろ姿、ブルマを履いたC子のお尻、
長靴から少し見えるハイソックス、その上の短いけれどもよく伸びたバネのように駆けていくC子の脚線、
息が苦しくなったA樹とB斗の視界のなかでどんどん小さくなっていった。
そのペースは昨年よりは速いような気がする。
A樹もB斗もC子が自分たちから遠いところに言ってしまうような気がしてきた。
そして、永久に追いつけないような気もしてきた。

C子は2位だったようだ。昨年も優勝した男の子がまた優勝した。
A樹もB斗も階段のはるか下に取り残されたので、ゴール地点は死角になっていて見えなかったのだ。

257 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:38:39.44 ID:yn04rYY5v
そして相撲が始まった。
鉢巻は取り、法被は脱いで、ふんどしに長靴の裸で行う。
学年別の勝ち抜き戦である。

A樹とB斗は1回戦にやっとのことで勝った。C子は圧勝した。
2回戦、A樹はそこで負けた。
B斗はC子と対戦することになった。

はっけよい、のこった!

B斗は今度こそC子に負けたくなかった。
立ち合い、スピードもC子が上だった。C子のほうが低く当たれた。B斗は早くも不利になった。
それでもB斗はがんばった。投げと打ち合うようにB斗とC子は土俵際までもつれ込んだ。

土俵際、C子のほうが投げを打てる形になっていた。
B斗はこらえた。

の〜こった!の〜こった!

パワーもC子が上だった。B斗は力尽きて投げ飛ばされて、土俵下に転落してしまった。
A樹は尻と太腿の裏をすりむいた。それでも、痛さをこらえて一礼して足を引きずりながら土俵を下りた。
C子が勝ち名乗りを受けていた。

258 :夢見る名無しさん:2017/03/29(水) 18:39:32.27 ID:yn04rYY5v
係員がB斗を社務所内の救護コーナーに連れて行ってくれた。

「この男の子、子供相撲で投げ飛ばされて怪我したんだ。すぐに手当てしてやってくれ。」
「こりゃ、激しいね。誰に投げ飛ばされたんだ?」
「○○さんちのC子ちゃんだ。」
「女の子か?」
「女の子が男の子を投げ飛ばしたんか?」
「○○さんちのC子ちゃんって、去年優勝した、ちっちゃいけど強い女の子だね。」
「そうそう!」

尻もすりむいているので、まずはふんどしを外され、ハイソックスに長靴だけのフリチンになった。
そして、長靴とハイソックスを脱がされ、尻から太腿の裏にかけて傷口を水で洗い、ガーゼを当て、絆創膏で止められた。
A樹がB斗の着替えを持ってきてくれた。
B斗は丸っきりのフリチンのまま、土間から板の間に上がり、
白のブリーフに白の下シャツを着て、白と黒の横縞のラガーシャツに黒の半ズボンを履き、もう一度長靴を履いて土間に降りた。

「真冬でも半ズボンで感心だねえ。寒くないかい?」
「寒いけど、遊んでいるうちに暑くなってしまいます。」
「元気だねえ。半ズボンに長靴を履くと強そうに見えるよ。」
「長靴に半ズボンに絆創膏って、男の子の勲章だね。」
「女の子に負けて悔しくないかい?」
「く、悔しいです。」
「そうか。長靴半ズボンで雪の中でも元気に遊んでいれば強くなれるぞ。」
「あの女の子にも勝てるぞ。」
「はい。」
「ボク、泣くなよ。」
「絶対に泣きません。」

そうこうしているうちにすべての子ども相撲が終わった。
最後のお祓いを受けて子どもたちが続々と着替えに来た。

259 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:45:47.53 ID:UCmBaCUjL
子どもたちが入ってくるまで少し時間があった。
A樹はB斗が心配で早めに入ってきていた。係員たちはB斗とA樹に話しかけた。

「そういえば、去年もC子ちゃんが男の子を投げ飛ばして怪我をさせたんだけど、君はその時の子か?」
「いいえ。それは僕です。」A樹が答えた。
「君たち、よく似てるね。顔は違うけど、体だけ見れば、背の高さも体型も区別つかないよ。」
「それに、服が一緒じゃないか?」

A樹はまだ着替えていなくて、ふんどしに長靴だった。ハイソックスがちらりだった。
その時のA樹の服装は、その時のB斗、つまり今のA樹の服装とは少し違う。
白地に赤と黒の太い横縞がそれぞれ1本のラガーシャツに濃紺の半ズボンに白のハイソックスに黒の長靴だった。

「君たち、あの女の子より身長があるじゃないか?」
「体重もあるんじゃないか?」
「それでも貧弱に見えるぞ。」
「C子ちゃんって、そんな筋肉隆隆だったか?」
「子供っぽさではこいつらと何も変わらないぞ。」
「でも、筋肉のバネがぜんぜん違う。」
「君たちも、もっと鍛えて筋肉をつけて強くなってくれよ。」
「はい。「はい。」B斗とA樹は素直に答えた。いたたまれなくなって早く解放されたかったのだ。

260 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:46:30.24 ID:UCmBaCUjL
大人たちが主役の祭りは続くが、B斗はもう帰りたくなった。
A樹と連れ立って帰る気もしなかった。平気な顔ですごせるとは思えなかったからだ。
C子に投げられて擦りむいた尻と太腿の裏は歩くとやはり痛い。

B斗は終わってから気づいたのだが、5年生の部の子ども相撲は昨年同様、C子が優勝した。
B斗がとぼとぼと神社を後にしようとすると、長靴で走る足音が聞こえてきた。
音でわかる。C子だ。
いつもならすぐ振り返るのだが、その日はそんな気になれなかった。
B斗はC子に肩をたたかれた。

「B斗、怪我は大丈夫?」「うん、大丈夫だよ。それより今年も優勝おめでとう。」
「ありがとう。ごめんね。」「いいよ。気にしなくて。僕よりもC子のほうが強かっただけなんだから。」
「B斗も強かったよ。あのまま負けちゃうんじゃないかと焦って、かっとなっちゃったんだ。」「やっぱ、C子は強いよ。僕もC子のように強くなりたいよ。」
「B斗、来年も出る?」「もちろん! 来年は負けないよ。」
「私だって負けないわ。お互いに頑張りましょう。」「うん。」
「それじゃあね。」「じゃあね。」

B斗とC子はそれぞれ別れた。

角を二つくらい曲がり、C子に見られない確信を持つと、B斗は急に立ち止まった。
N祭を行った神社より小さな神社があった。人通りがないため、参道には雪が積もっていた。
B斗はその神社の参道を奥へ奥へと進み、手水舎の屋根の下に来た。そこだけは雪が積もってなかった。

B斗はしゃがみこんでしまった。長靴のゴムが太腿の裏に当たった。
怪我をしたほうの脚は痛かった。反対の脚は気持ちよかった。B斗は股間を意識した。
頬を目からでた暖かい液体が伝った。涙は長靴に当たった。
B斗は両膝を地面についた。体が前にに伸びた。両手を地面について四つんばいとなった。
目から涙が地面に落ちていく。B斗は手で目を押さえざるを得なくなった。
B斗は両方の前腕を地面につけて顔を抑えた。半ズボンの尻が高く上がった。
B斗は泣き出してしまった。

261 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:49:35.86 ID:UCmBaCUjL
A樹たちが5年生の冬のことだった。

X県Y市は温暖なイメージがあるが、冬は寒く、積雪もある。雨の日も少なくない。
小学生が1年中半ズボンであるのは、その温暖なイメージのためでもある。よって、長靴半ズボンとなる機会も増えてはくる。
でも、積雪地帯ではない。
Y市を流れるZ川の上流にはZ川町、上Z川町、その上流には水源である奥Z川村がある。
上Z川町や奥Z川村は結構豪雪地帯である。スキー場も少しある。

その年は記録的な豪雪だった。
上Z川町や奥Z川村の雪を、Z川上流に捨てるだけでは間に合わなくなった。
そこで、Y市のZ川の比較的広い河原に捨てることとなった。
Y市としては他町村のために自分の市の土地を貸すことは歓迎すべからざることだったが、
Z川は一級河川で建設省(当時)の管轄でもあったので、国や県の単位で決まったようだ。
Y市はあくまで異常気象による一時的なこととと念押しはした。

いずれにせよ、A樹たちが遊びにも使う河原に大量の雪がダンプで運び込まれた。
見る見るうちに巨大な雪の山ができた。
一応立ち入り禁止の表示が出たが、子供たちはその魅力に抗し難かった。

262 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:50:02.71 ID:UCmBaCUjL
長靴半ズボン、長靴スカートの子供たちが集まってきた。
長靴半ズボンのA樹、B斗、長靴スカートのC子の姿もあった。

立ち入り禁止の表示はあったが、作業員の見張りはなかった。
ダンプカーが上流に去っていくと、子供たちは隠れていた土手から飛び出して、雪の山を上りだした。

最初は長靴がめり込んで動きにくかったが、だんだんと硬くなってきた。
A樹、B斗、C子はそりの代わりになる、捨てられたプラスチックの大きな板を見つけてきた。
そりすべりを楽しむことになった。

C子はスカートだからパンツはよく見えた。でも、C子は見せパンをしてのブルマであった。
A樹やB斗の半ズボンからはしろのブリーフがブリチラとなった。
一人ずつ練習として滑っているときは、お互いの滑っている姿をよく見ることができた。

A樹は黒の半ズボン、白のブリーフ、白のハイソックス、黒の長靴、
B斗は紺のデニ半、白のブリーフ、白のハイソックス、黒の長靴、
C子は赤のスカート、黒のブルマ、白のハイソックス、赤の長靴、
だった。
それらによく焼けた生脚の肌が踊った。
A樹もB斗もC子もたまらなかった。

一人ずつ滑っていて競争でなかったが、C子が一番うまかった。

いよいよ3人で競争することになった。
ほかの子供たちもそり遊びをしていたので、どの斜面も条件的には同じとみなせた。
それでも、じゃんけんで場所を決めた。C子のが一番不利だった。

263 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:50:37.19 ID:UCmBaCUjL
出発の合図はB斗がすることとなった。
よーい、どん!

A樹もB斗もC子も練習のときの倍近い勢いで滑らせた。
出発からC子がリードした。途中のでこぼこもC子は安定してこなした。
A樹はでこぼこで舞い上がり、バランスを崩してそりから投げ出され、足で斜面に着地したが、そのまま転がり落ちてしまった。
B斗はでこぼこで舞い上がり、そりからは投げ出されなかったが、バランスを崩して、ぐるぐると回りながら滑っていき、遠心力などでそりから投げ出され、斜面を転がり落ちた。
C子は、A樹とB斗が落ちてくるよりも早く、無事にゴールした。

C子のブルマもぬれてしまったが、A樹やB斗は半ズボンやブリーフだけでなく、全身がぬれてしまった。
ぬれた刺激もたまらなかった。

こらー!!!

作業員が怒鳴った。
子供たちは雲の子を散らすように逃げていった。
A樹、B斗、C子は同じ方向に逃げていった。
走るのもC子が速かった。A樹、B斗との差はどんどん広がっていった。
土手を越えるときも、C子は斜面をそのまま登っていったが、A樹とB斗は少し遠回りして階段を使うしかなかった。

ともかくも土手を越えて、町の中に逃げることができた。
逃げおおせた3人は微笑み合った。

翌日、学校では、Z川に積み上げられた雪山の説明があり、危ないから近寄らないように、という話が合った。
帰りに寄ってみると、柵が設けられていて、作業員が厳しい顔で立っていた。

Z川に雪山ができたのはその年だけだった。
A樹、B斗、C子にとっては最高に楽しい思い出となった。
A樹、B斗にとってはまたC子に負けた思い出でもあった。長靴半ズボンで長靴スカートのC子に負けた思い出でもあった。
C子にとってはA樹にもB斗にも勝った思い出でもあった。長靴スカートで長靴半ズボンのA樹とB斗に勝った思い出でもあった。
A樹にとっても、B斗にとっても、C子にとっても、たまらない思い出であった。

264 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:54:23.65 ID:UCmBaCUjL
JがF大学付属小学校の教員になって3年目の4月から、JはNHK教育TVの小学生向き音楽教材番組に歌のお姉さんとして出演することになった。
JはA樹たちにそのことを手紙で知らせた。
A樹もB斗もC子も小学6年生になっていた。A樹の姉M代とK子はX大学教育学部の3年生になっていた。C子の妹のN子は幼稚園の年長組になっていた。
その番組は低学年向きでもあり、A樹たちは授業で見ることはなかった。N子は幼稚園なので見ることはなかった。
そもそもA樹たちの小学校ではその手の教材は使わない方針だった。教員の人事異動も多くあり、Jの記憶も薄れつつあった。

A樹たちは見ることができないことが不満でしようがなかった。
でも、解決策があった。
当時としては珍しく、B斗の家にはビデオがあった。
B斗はタイマーを使って、Jの出演する番組をすべて録画した。

K子はもちろんのこと、A樹、M代、C子、時々はN子も、B斗宅でその番組をしっかりと見た。
ビデオの便利なことは、テレビと違って何度でも見られることだ。A樹たちは何度も見ることが多かった。

265 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:55:00.68 ID:UCmBaCUjL
その番組に出演しているのは、
歌の先生(おじさん)、歌のおねえさん(Jその人)、歌のお友達であった。
時々ゲストとして音楽家が出演することもあった。
歌のお友達というのは、東京の児童合唱団(少年少女合唱団)であった。

歌う歌は、小学校の音楽の教科書に載っている歌が中心だった。
歌のおじさんや歌のおねえさんであるJと少年少女合唱団の子供たちが歌い、踊るという内容だった。
番組の長さは30分に満たなかった。

歌のおじさんはカジュアルなセンスのよいいつも変わらない紳士服、Jはファッションが変わることもあった。
Jはスーツ(スカート)、ワンピース、スカート、キュロット、半ズボンと変わることが多かった。
ただ共通しているのは、清楚で明るく愛らしいということ、そして、毎回変わらず、白の清潔なハイソックスを履いていることであった。

少年少女合唱団の子供たちは普段学校に来て行くような私服であった。もちろんTV出演のため、新調したかしっかり洗濯したものだった。
男の子は全員半ズボンだった。女の子はほとんどが短いスカート、一部がやや長いひざに届くくらいのスカートだった。女の子の中には半ズボンの子もいた。
そして、男の子も女の子もほとんどハイソックスを履いていた。Jと同じ白のハイソックスが多かった。

子供たちは歌もダンスもうまかった。A樹たちは自分たちならそこまではできない、と認めざるを得なかった。
でも、ビッグマンモスに比べると見劣りがした。
でも、子供たちが着ている服装が自分たちとほとんど同じであること、演出が商業的というより教育的ということ、その中で子供たちが一生懸命にがんばっていることに、
A樹たちは共感した。

出演している子供たちであるが、実は回数を重ねるたびに、歌もダンスも飛躍的にうまくなっていくのだ。
少年少女合唱団の指導者の力量とJの力量が掛け合わさってのこととも言えた。

266 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 13:56:42.11 ID:UCmBaCUjL
少年少女合唱団の子供たちは一年中半ズボンだった。
演出でそうしているのではない、本当に真冬でも半ズボンだということは子供たちの肌を見てわかった。
真冬でも半ズボンであるA樹たちにはわかるのだ。だからこそA樹たちはその番組が好きになった。
歌われている歌はA樹たちには幼稚ということになるが、そんなことはどうでもよかった。

その番組は季節に応じて季節に関係する歌を取り上げていた。
梅雨時には雨に関係する歌、冬には雪に関係する歌が必ず取り上げられた。
その時、少年少女合唱団の子供たちは必ず長靴を履いて登場した。
長靴半ズボン少年、長靴スカート少女、長靴半ズボン少女として登場した。
Jも短いスカートか半ズボンに長靴で登場した。
Jの長靴は、歌手だったとき特製で作った長靴と、A子さんの店で買った長靴、合計5足を歌のテーマに応じて履き分けた。
元気のいい男の子や女の子のイメージのときは黒、紺、赤、繊細な女の子のイメージのときはピンク、白、というようにである。
Jと少年少女合唱団の子供たちの多くは、長靴からハイソックスをちらりというスタイルになった。

A樹もB斗もC子もM代もK子もN子も長靴が登場するビデオを本当に何回も繰り返し見た。
Jと競演している少年少女合唱団の子供たちをうらやましいと思った。

267 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:05:14.23 ID:UCmBaCUjL
6年生の体育の授業だった。
梅雨晴れで運動場は濡れていた。

体育の服装は、
男の子も女の子も、上は、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下は、
男の子は黒のジャージ生地の短い短パン、
女の子は黒のブルマの上に黒のひだつきの短い体育用スカート
であった。

A樹もB斗もC子も長靴を履いていた。A樹とB斗は黒、C子は白だった。

やることは、男子は野球、女子はソフトボールだった。
男子も女子もそれぞれ2チームに分かれる。時間の関係上、4回の表裏までで、ピッチャーとキャッチャーは二人で交代して行う。

欠席や見学の子がいたので、女子のうち一人が男子のチームに入ることになった。
多くの女子は「ええーーー!」と言って嫌がった。C子を含めて3人の運動能力のある女子が候補として先生から打診された。
3人はためらいあっていたが、C子は「私、行きます。」と快く承知した。

C子は、親の方針もあり、規範意識は厳しく守るポリシーがあった。C子自身のポリシーでもあった。

268 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:05:45.42 ID:UCmBaCUjL
C子はA樹やB斗とは敵チームとなった。
C子はチームの男子からピッチャーの一人になるように要請された。C子のソフトボール投げのすごさは知られていたからだ。C子は了承した。
C子は男の子を次々に三振や凡打に打ち取って行った。出塁できた男の子は少なかった。

A樹の打順になった。B斗は、ピッチャーマウンドで構えるC子とバッターボックスで構えるA樹を見た。
A樹もC子も真剣な表情だったが、A樹は不安げであり、C子は自信に満ちていたように見えた。
身長はA樹が高かったが、筋肉が発達しているのはC子であることは、ピッチャーマウンドとバッターボックスと離れていてもよくわかった。

ストラーイク! C子の剛速球にA樹は反応できなかった。
ボーール! A樹もボールだとはわかった。でも、もしストライクコースでも反応できなかっただろう。
ストライクツー! ほとんど真芯に当たったと思ったが、C子の球威に押されて押し戻され、ファースト側にファールになってしまった。
ボール! 今度は明らかなボールだった。

ストラーーーイク!バッターアウト!
ストライクコースだった。A樹は振った。でも、A樹は振るスピードはC子の球の速さに及ばなかった。

A樹はベンチに戻った。ベンチといっても埋め込まれた古タイヤである。長靴と同じゴムであるが、ペンキが塗られている。生脚には長靴のゴムとタイヤのゴムを感じた。
A樹は涙をこらえた。皆の目もあり、何とかこらえることができた。

269 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:06:13.99 ID:UCmBaCUjL
C子のチームの攻撃となった。C子はピッチャーであるため、打順は後ろのほうだ。
A樹はある男の子の打球をキャッチしてアウトにしてチェンジさせた。
A樹は少しだけ悔しさが和らいだ。

A樹のチームの攻撃となった。ピッチャーは男の子に代わった。B斗は何とか一塁に出塁した。
他の男の子がヒットを打って、B斗は何とかホームに生還した。
その後、スリーアウトになり、チェンジ、C子のチームの攻撃となった。

C子は二塁打を打った。安定していて力強くスピードあるスイングだった。
A樹のスイングよりC子のスイングの方がすごいとB斗は思ったし、B斗のスイングよりC子のスイングの方がすごいとA樹も思った。
太ももをたくさん出し、長い長靴を履いてハイソックスをちらりとさせた服装で、そんな対比をすると、妙に何かを意識する気分になった。

A樹のチームの攻撃となった。ピッチャーは再びC子。B斗の打順が回ってきた。B斗は送りバントをすることになった。
B斗はかなり早い段階からバントの体制に入った。C子にも気づかれてはいた。早い段階からバント体制に入ったことで、ボールを当てることができた。
A樹は全力で走った。球は三塁側に転がった。C子も大急ぎで球を取りに行った。

B斗はC子からどんどん遠ざかった。球を拾ったC子はB斗を追いかけた。
身長はB斗が高かったが、筋肉が発達しているのはC子であることは、見ているA樹の眼にはっきりとわかった。A樹の体型はB斗とほとんど同じなのだ。
C子に追いつき、タッチアウトにした。脚の長さはB斗の方が長いが、脚の回転の速さも一歩の歩幅もC子の方が上だった。

B斗はベンチに戻った。ベンチといっても埋め込まれた古タイヤである。長靴と同じゴムであるが、ペンキが塗られている。生脚には長靴のゴムとタイヤのゴムを感じた。
B斗は涙をこらえた。皆の目もあり、何とかこらえることができた。

270 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:06:43.00 ID:UCmBaCUjL
チャイムが鳴る直前に試合が終わった。
A樹とB斗のチームのピッチャーの男の子2人がうまかったこともあって、A樹とB斗のチームの勝ちだった。
A樹もB斗も1回はヒットを打てたし、守備ではアウトにすることもできた。

勝ったチームの男の子たちはC子に三振したりアウトにされた子も含めて喜んでいたが、A樹とB斗はそんな気になれなかった。
それでも一緒に喜ぶ不利をした。飛び上がって喜んで、長靴が脚に触れる感触を味わった。

A樹は、白地に赤と青のポロシャツ、ライトブルーのデニ半、白のハイソックス、黒の大人用大長靴でランドセルを背負って下校した。
B斗は、白地に紺とライトブルーのポロシャツ、ベージュのデニ半、白のハイソックス、黒の大人用大長靴でランドセルを背負って下校した。

A樹もB斗もそれぞれ別々に下校し、誰も見ていないところで、泣き崩れた。
C子に負けた悔しさとゴムの感触でなんともいえない気持ちになった。

271 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:07:17.40 ID:UCmBaCUjL
泣き終わったB斗は、A樹がC子に三振するところを思い出していた。

C子は、
上半身、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下半身、黒のブルマ、ピンクの長い長靴、白のハイソックスがちらり、
A樹は、
上半身、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下半身、黒のジャージ生地の短い短パン、黒の大人用大長靴、白のハイソックスがちらり、

身長はA樹の方が高いが、筋肉はC子の方が発達していた。

A樹は真剣で緊張した表情で打席に立った。A樹は打席、C子はピッチャーマウンドと離れていたが、C子の方が腕が太いことがよくわかった。
A樹は長い脚を内股にするように緊張して構えた。
1球目の見逃し、2球目のボール、3球目の球威に押し戻されるようなファール、4球目のボール、5球目の空振り三振、
どれも、C子の筋肉がA樹を圧倒していた。

C子はそのたびごとに脚を高く上げて、大きく振りかぶって投げた。
足を上げる前、グローブを構えてまっすぐ立っているときも、脚が長く見えた。ブルマでV字のため、長く見えた。
身長の低いC子であるが、なぜかピッチャーマウンドでの存在感が大きかった。

B斗はたまらなかった。

272 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:07:50.45 ID:UCmBaCUjL
泣き終わったA樹も、B斗がC子にタッチアウトされるところを思い出していた。

C子は、
上半身、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下半身、黒のブルマ、ピンクの長い長靴、白のハイソックスがちらり、
B斗は、
上半身、首と袖に黒の2本のラインが入った白の半そでの体育服、
下半身、黒のジャージ生地の短い短パン、黒の大人用大長靴、白のハイソックスがちらり、

身長はB斗の方が高いが、筋肉はC子の方が発達していた。

B斗はC子が上げた脚を下ろしにきたあたりからバントの体勢に入った。
C子としてはB斗のバントは予測していなかったことで、C子は反応を変えることはできなかった。
C子は思い切りがいいところがある。迷うことなくB斗を打ち取るつもりに変わりはなかった。
強い球ならB斗が合わせられないかもしれないし、合わせたとしても弾かれてピッチャーに少しでも近いところまで飛んでくるかも知れないからだ。
それほど野球に詳しくないC子だが、瞬間に判断した。

B斗のクッションがすばらしかったというよりは、C子の球威が強くてB斗の腕の力では押されてしまったというような感じで、球は思ったより撥ね返らなかった。
C子のチームにとっては不利で、B斗のチームにとっては有利だ。
球圧で少し押し戻されたようなB斗だが、すぐに走り出した。
B斗とすれ違うようにC子が球を拾った。B斗は一塁に向かって走る。C子が追いかける。
ファーストの男の子はC子に球を送るように言ったが、C子はB斗を追いかけた。

B斗の方が脚も長いが、一歩の歩幅と脚の回転はC子が上だった。
B斗は見る見るC子に追いつかれた。
そしてタッチアウト。

A樹はたまらなかった。

273 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:08:35.03 ID:UCmBaCUjL
家に帰ったA樹は長靴を洗って玄関に丁寧にそろえ、部屋に向かった。
姿見の鏡にはA樹の全身が映った。長靴からちらりと見えたハイソックスの最上部に泥が跳ねている。太ももにも少し泥が跳ねている。

自分は身長も体重もC子に勝っている。体型も均整が取れていて、半ズボンが似合っている。筋肉も少しずつ充実してきて美しい脚線だと思う。
C子の筋肉は決してムキムキではない。特に固くもない。柔軟である。非常に太いというわけでもない。小学生の体型である。
でも、A樹はわかる、C子とはずっと競い合ってきたからだ。C子の筋肉はバネが違う。よく見るとやはりわかる。
自分の筋肉はC子に近づいているのか? むしろC子にますます置いていかれるような気もする。

A樹はたまらなくなった。
その日、A樹は勉強にぜんぜん手がつかなかったし、あまり眠れなかった。


家に帰ったB斗は長靴を洗って玄関に丁寧にそろえ、部屋に向かった。
姿見の鏡にはB斗の全身が映った。長靴からちらりと見えたハイソックスの最上部に泥が跳ねている。太ももにも少し泥が跳ねている。

自分は身長も体重もC子に勝っている。体型も均整が取れていて、半ズボンが似合っている。筋肉も少しずつ充実してきて美しい脚線だと思う。
C子の筋肉は決してムキムキではない。特に固くもない。柔軟である。非常に太いというわけでもない。小学生の体型である。
でも、B斗はわかる、C子とはずっと競い合ってきたからだ。C子の筋肉はバネが違う。よく見るとやはりわかる。
自分の筋肉はC子に近づいているのか? むしろC子にますます置いていかれるような気もする。

B斗はたまらなくなった。
その日、B斗は勉強にぜんぜん手がつかなかったし、あまり眠れなかった。

274 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:09:41.60 ID:UCmBaCUjL
267〜270とC子ちゃんの服装の設定を少し変えさせていただきました。
野球にスカートというのは………と思いましたし、C子ちゃんの脚線をもっと長く見せたかったですし。
ハイソックスの描写も入れさせていただきました。

275 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:16:59.72 ID:UCmBaCUjL
N也の小3の日記
N也の小学校では、一年中、男の子は生脚に半ズボン、女の子は生脚にスカートと決まっている。ハイソックスを履いている。

5月5日 雨のち晴れ
朝は雨だったけど昼からはよく晴れたので、ぼくは空き地に遊びに行きました。
K児君、L摩君、M男君、N子さんがいました。K児君、L摩君、M男君は半ズボンに黒の長靴、N子さんはスカートにピンクの長靴でした。
どの子もみんな元気で強そうに見えました。わくわくするような楽しい遊びができると思いました。
いろいろな遊びをしました。K児君とL摩君がおもちゃのプラスチックの刀を持ってきたので、ちゃんばらもしました。
ほんとうに思い切り遊びました。水たまりには青い空と白い雲がうつり、みんなの長靴も光りました。
遊びが終わって家に帰ろうとすると、こいのぼりが元気よく泳いでいました。
雨がやまなかったら外で遊べないと思っていましたが、晴れてみんなと外で遊べてよかったです。

この日記をN也は翌日、担任に提出した。
担任からのコメント

晴れて外で遊べてよかったですね。
みんなは真冬でも半ズボンでがんばってますね。みんなの足のはだを見るといい色をしています。
半ズボンに長靴をはいて元気に遊んでいるN也君たちを思いうかべると、うれしくなります。これからも外でうんと元気に遊んで強くなってください。
「遊びが終わって家に帰ろうとすると、こいのぼりが元気よく泳いでいました。」
という文、いいですね。一見、みんなの遊びに関係ないような風景かも知れません。でも、N也君たちの元気なようすとこいのぼりのようすがひびきあっています。
こいのぼりはN也君たちの元気なようすのたとえでもあり、こいのぼりがN也君たちが強くやさしく育っていくことを見守っているような気がします。
でも、ちゃんばらは危ないから気をつけなさい。

担任はN也の日記を先に読んだ。これだけでは何も問題はなかった。その後、N子の日記を読んだ。問題が起こった。

276 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:17:40.04 ID:UCmBaCUjL
N子の小3の日記
N也の小学校では、一年中、男の子は生脚に半ズボン、女の子は生脚にスカートと決まっている。ハイソックスを履いている。

5月5日 雨のち晴れ
朝は雨だったけど昼からはよく晴れたので、わたしは空き地に遊びに行きました。
K児君、L摩君、M男君、N也君がいっしょでした。
K児君とL摩君がおもちゃのプラスチックの刀を1本ずつ持ってきたので、ちゃんばらをすることにしました。
まず、じゃんけんをして順番を決めます。順番の早い子から順に1対1で勝ちぬきで勝負するのです。
わたしはスカートにピンクの長靴、男の子はみんな半ズボンに黒の長靴でした。半ズボンに黒の長靴を履くと強そうに見えます。レベルが高い勝負ができるかなとわたしは楽しみでした。

K児君対わたし、
K児君の小手と腕に強れつに決めました。K君は刀を落として、痛そうな顔をしました。
L摩君対わたし、
L摩君ははげしく切りかかってきました。わたしはもっとはげしく早く切りかかりました。
L摩君は背中を見せて逃げようとしました。わたしはL摩君の背中に切りかかりました。パーーーン、大きな音がして、L摩君はしゃがみこんでしまいました。
M男君対わたし、
M男君は怖くてふるえているようでした。長靴がぱたぱたと音を立てています。わたしがかまえるとM男君は目をつぶって刀をふり上げて向かってきました。
パーーン、わたしはM男君の頭に打ちこみました。ウウェーーーン、M男君は泣いてしまいました。
すると、K児君はひざをついてしゃがんで手をおさえてないています。
L摩君は土かんによりかかって泣いています。
M男君は歩き回って泣いています。

277 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:18:14.53 ID:UCmBaCUjL
N也君の姿がありません。
L摩君が泣いている土かんとはべつの土かんのかげに行ってみました。
N也君がしゃがんでかくれているではありませんか。わたしはおこれてきました。
「こんな所にかくれていたの!?せいせいどうどうと勝負しなさいよ!」とわたしが言うと、
「ぼ、ぼく〜、おなか痛んだよう…」と言ってN也君は泣いてしまいました。
N也君もみんなも冬でも半ズボンでがんばってきたのです。わたしも短いスカートでがんばってきたのです。
男の子が半ズボンで黒い長靴をはくと強そうに見えます。そんなN也君がかくれて泣いているのです。しゃがんでいるN也君の半ズボンから白いパンツが見えました。
わたしはN也君の頭かパンツを思い切りたたいてやりたくなりました。
K児君、L摩君、M男君もまだ泣いています。わたしはちゃんばらをやりたくなくなってしまいました。
だから、ちゃんばらはやめることにしました。


みんなもっと強くてもっとおもしろくあそべるとおもったのに、みんな弱いのでがっかりでした。
みんなにはもっと強くなってほしいと思いました。

278 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:18:51.87 ID:UCmBaCUjL
日記の提出は5月6日、N子は担任に呼び出された。N子は担任にこっぴどく絞られた。

この日、K児は半袖の細い腕に絆創膏、M男はおでこに絆創膏を張っていた。L摩もシャツで見えないが、背中に絆創膏を張っていた。
M男の母親から学校に抗議の電話もあった。
K児とL摩はおもちゃの刀を持ち込んだけれども、N也とM男はそうではなく、N也はそういう事情で怪我をしていないが、M男は怪我をしたからなのだろう。

K児、L摩、M男、N也も担任に呼ばれた。
ちゃんばらのいきさつを説明するように求められた。K児から順にありのままに話した。
K児もL摩もM男も恥ずかしさで顔が真っ赤になり、半ズボンにハイソックスを履いた脚をもじもじとさせた。
N也が最後に話した。N也は土管の陰に隠れた理由として、腹痛のためであることを通した。事実、本当に腹が痛くなったのだ。

K児、L摩、M男に対して担任は怪我について尋ねてねぎらった。
N也は事情が事情だから怪我はしていない。だから、一番恥ずかしかった。

その日、N子の母親が学校に呼ばれた。N子の母親はひたすら恐縮した。
N子は母親に連れられて、K児、L摩、M男の家に謝罪に行った。
家に帰るとN子は母親からしっかりと絞られた。
姉のC子は中3でレスリング部だった。レスリングの名門私立高校の推薦入試を目指してがんばっている。
C子はレスリングの経験から、いかに安全に対する配慮が大切かをしっかりと諭した。

C子はN子に対して一言付け加えた。
N子ちゃん、N子ちゃんが偉かったことがひとつあるわよ。
N子ちゃんはN也君をぶたなかったわね。N也君はもうちゃんばらをやる気をなくしているよね。そんな時にちゃんばらをやり続けたら絶対にだめだよ。
よくやめたわね。偉いわ。

N子にとって姉のC子はこのときはまだ輝ける存在だった。

279 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:19:29.82 ID:UCmBaCUjL
5月5日、ちゃんばらを終えて帰ったN也はN子の様子をを思い出して、たまらない気持ちになった。
K児やL摩がC子にやられていくのを見ていたM男とN也は震えだして、長靴がパタパタと音を立てていた。
M男とC子の対戦が始まったらすぐにN也は、L摩が向かった土管とは別の土管の陰に隠れた。
M男がC子に面を強烈に決められて、ウェーーーーンと泣き出すと、痛さを我慢していたK児とL摩も、ウェーーーーンと泣き出してしまった。
N也はしゃがみながら震えていた。
そこにC子が来たのだ。
C子は「こんな所に隠れていたの!?正々堂々と勝負しなさいよ!」とN也を責めた。
N也は「ぼ、ぼく〜、おなか痛いんだよう…」と言い訳した。
C子はおもちゃの刀を持っていつでもN也をぶてる位置にいる。
N子はN也たちより身長は低いがN也はしゃがんでいてC子は立っているため、N也はC子を見上げることとなる。
爽やかだけど強烈な薫風が吹いた。N子の短いスカートを薫風が持ち上げた。N子はちゃんばらの勝負に夢中でスカートのことを気に留めなかった。
N也は一瞬、N子の白いパンツを見た。
スカートの赤、洗濯のいたてではない。着なれて柔らかくなっているが、パンツよりは硬く厚い生地で、泥も少し跳ね返っている。
パンツの白、真っ白で柔らかい生地、ほんの少し泥が跳ね返っている。
太腿の肌色、よく日に焼けていて決めも細かい。泥が跳ねている。
ハイソックスの白、スカートよりは柔らかく、パンツよりは硬い生地、少し泥が跳ね返っている。長いピンクの長靴からちらり。
長靴のピンク、艶もまだ残っているがよく履いていることがわかり、今回のちゃんばらもあり、泥がしっかりと跳ねている。
N子のパンツと太腿の肌とハイソックスは柔らかい、こんな柔らかい所から、こんな強さが生まれるのか、とN也はたまらなく思った。

泣き終わってからN也は目の前の水溜りを見た。
N也自身もブリチラだった。
半ズボンの黒、パンツの白、太腿のよく焼けて決めの細かい肌の色、長くて黒い長靴からちらりのハイソックスの白、長靴の黒、
泥はN子と同じように跳ね返っている。
N子は何が違ってこんなに強いのか。

N也はN子のパンチラは幼稚園のころから何回も見ている。N子も気にしていない。小3になったら少しは気にするようになったので、見たのは久しぶりだった。

280 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:21:37.03 ID:UCmBaCUjL
Jが歌のお姉さんとしての1年目の年、つまりC子たちが小6の年、C子の妹のN子が幼稚園の年長の年の夏場のことだった。

日曜日、N子は姉のC子とともにB斗宅を訪れ、A樹たちとJのビデオを見ていた。
N子もJのファンになってしまった。
土曜日に雨が激しく降ったため、道がぬかるんでいた。だから、C子もN子もA樹も迷わずに長靴を履いてB斗宅に向かった。
B斗の家の玄関には、B斗とA樹の黒の大人用の長い長靴、C子の赤の長い長靴、N子の黄色い長靴が並んだ。

Jと少年少女合唱団の子供たちは、長靴に半ズボンやスカートで歌い踊っていた。
男の子の長靴は黒、女の子の長靴は赤、ピンク、白だった。
N子は立ち上がり、その場で踊り出した。番組では大きく移動しているが、ここはB斗の家の居間なので、その場からは動かずにリズムを取っていた。

帰り道、ピンクのワンピースに黄色の長靴を履いたN子がビデオのように踊りだした。
歌はN子も知っている歌なので、歌も同時に歌った。C子も一緒に歌った。
C子とN子は弾むような足取りで家に帰った。

冬場のことだった。
日曜日、N子は姉のC子とともにB斗宅を訪れ、A樹たちとJのビデオを見ていた。
N子もJのファンになってしまった。
雪が積もっていたので、C子もN子もA樹も迷わずに長靴を履いてB斗宅に向かった。
B斗の家の玄関には、B斗とA樹の黒の大人用の長い長靴、C子の赤の長い長靴、N子の黄色い長靴が並んだ。

Jと少年少女合唱団の子供たちは、長靴に半ズボンやスカートで歌い踊っていた。
男の子の長靴は黒、女の子の長靴は赤、ピンク、白だった。
N子は立ち上がり、その場で踊り出した。番組では大きく移動しているが、ここはB斗の家の居間なので、その場からは動かずにリズムを取っていた。

帰り道、赤のスカートに黄色の長靴を履いたN子がビデオのように踊りだした。
歌はN子も知っている歌なので、歌も同時に歌った。C子も一緒に歌った。
C子とN子は弾むような足取りで家に帰った。

281 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:22:25.62 ID:UCmBaCUjL
夏場にJのビデオを見た日の少し前、
N子の幼稚園では相撲大会があった。
男の子は全身裸にまわし、女の子は上半身裸にブルマにまわしというスタイルだ。
男の子と女の子の取り組みもある。
N子はなんと、並み居る男の子や女の子を負かして、優勝してしまった。
N子はC子と同じように身長は低いほうである。特に太っているわけでもない。よく見ると筋肉が発達している。
すべてがC子に似ている。

冬場にJのビデオを見た日の少し前も幼稚園で相撲大会があった。
夏の相撲大会で裸になってから、秋、冬と裸に慣れさせていくのだ。
男の子と女の子の取り組みもある。
男の子は全身は裸にまわし、女の子は上半身裸にブルマにまわしというスタイルだ。
夏と違うのは、雪が積もっているので、男の子も女の子も長靴を履くということだ。
男の子は黒の学童長靴や青や黄色の長靴、女の子は赤、ピンク、白、黄色などの長靴だった。
N子はまた、優勝してしまった。

N子が幼稚園の相撲大会で夏も冬も優勝したことは、A樹もB斗もC子から聞いていた。

282 :夢見る名無しさん:2017/04/01(土) 14:37:33.86 ID:UCmBaCUjL
時系列順にすると言ったのに、結構時間の前後があって申し訳ありません。
2スレに比べれば時系列ははるかに守られているということでご容赦を。

学年が切り替わるところ、少なくともエピソードが一段楽するところまでは一気にコピーしようとは思いましたが、「エラー あなたは投稿のしすぎです」に引っかかってしまいまして申し訳ありません。

今回も6年生の途中になってしまいました。
次回は、塾でのエピソードから始めたいと思います。

わざわざこんなことを書くのは、私自身のメモのためです。
すんまへん。(ペコッ)

283 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:41:10.91 ID:Wmn/l++k2
実は、A樹もB斗もC子の通っている塾に、C子よりは遅れてではあるが、夏休み明けから通っていた。
A樹もB斗も親に言われてではあったが、A樹はB斗も行くから、B斗はA樹も行くからという理由で、喜んでいくことになった。
喜んでいくもう一つの理由は、C子が行っているから、短いスカートの生足にハイソックスと長靴をはいたC子を学校以外で見られるからであった。

9月は台風で、秋は秋雨で、A樹もB斗もC子も塾に長靴で行くことが結構多かった。
塾に行くには未舗装の道を通らなければならなかった。もちろん、少し回り道すれば舗装道路だけでも行けるが、A樹もB斗もC子もわざと未舗装道路を選んだ。
A樹とB斗は塾の玄関で、自分たちの長靴をC子の長靴と並べて置いた。

A樹、B斗、C子の三人の長靴は脱いだばかりなので長靴の中のニオイはしなかったが、三人が長靴を脱いで、白いハイソックスが現れた瞬間、ハイソックスから長靴のゴムの香りがした。
特にC子は強烈なゴム臭さでA樹とB斗はC子のハイソックス姿の美しさとの大きなギャップに興奮して股間が膨れ上がった。
「C子、足がゴム臭いよ…」
しかしそのゴム臭さが長靴を履いて来た証拠でもあり誰からも「足がハイソックスの上の部分しか汚れてないし、ハイソックスの足がゴム臭い、きっと長靴を履いてきたな」と言われた。
三人はその一言で長靴を履いて来た事に何とも言えない優越感を感じた。

284 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:41:56.00 ID:Wmn/l++k2
塾の先生が言った。
「A樹君、B斗君、C子さんは長靴をはいてきましたね。いいことです。皆さんもこんな雨に日は長靴を履いてきてください。」
3人に長靴を履いてきたな、と言った男の子が、「なぜですか?」と質問した。
先生は言った。
「長靴を履いてこなかった人の脚は泥で汚れていますね。ハイソックスをはいていても、せっかくのハイソックスが泥だらけです。この教室の床も汚れますよ。」
質問した男の子は、「はい、わかりました。」と納得した。
先生は続けた。
「雨が降っていなくても、雨上がりで道がぬかるんでいる日とか、雪が降っている日とか、雪が残っている日も、長靴を履いてきてください。」

こうして、この塾では、長靴を履くことが「公認」「奨励」されることとなった。
A樹、B斗、C子の表情に喜びと誇りが表れた。
顔の表情だけではない。半ズボンやスカートとハイソックスに包まれた生脚にも…

285 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:42:51.91 ID:Wmn/l++k2
C子たちの塾は、基本的に自習方式だ。学年もばらばらだ。
子どもたちは、学校の宿題をやったり、それがないときは、塾の先生から出されたプリントをやった。わからなくなると、先生に質問する。

A樹は理科の宿題をやっていた。わからなくなって、先生に質問した。
先生は、A樹に、外に出て木の葉や草の葉をいくつか採ってくるように指示した。

A樹は、塾の玄関で長靴を履いて、外に出た。木の葉や草の葉を適当にたくさん採って戻った。

286 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:43:21.62 ID:Wmn/l++k2
B斗の黒の長靴とC子の赤の長靴が並んでいた。
誰が見ても、黒の長靴の持ち主の方が赤の長靴の持ち主より、大きくて強いと思うだろう。
靴のサイズは、B斗の方がC子より大きい。長さは、C子の方がサイズの割には長いが、結果としてはB斗の方が長い。

でも、C子の方が強いのだ。
身長はB斗の方が高い。体重もB斗の方が重いだろう。でも、筋肉の発達は遥かにC子だ。

B斗は、小学6年生として並みの体格だ。やせすぎでも太りすぎでもない。
小学6年生か中学1年生に見える。子どもらしさを残しつつ、長い脚である。
C子は身長も低いし、脚線も基本的に子どもらしい。

287 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:44:02.27 ID:Wmn/l++k2
一見すると、B斗の方がC子より強い、と見えるだろう。
でも、近くにいて、一緒に遊んだり、スポーツをしたりすると、
C子の強さは、その筋肉、ムキムキではないが、バネのある筋肉にあることがわかる。

A樹は、B斗が徒競走や相撲やその他のスポーツの場面でC子に負け続ける姿を思い出した。
A樹の長靴は、B斗のとサイズもメーカーも銘柄も同じなのだ。
A樹の体格や体力や運動能力は、B斗とほとんど同じなのだ。

A樹もB斗と同じようにC子に負けている。
そんなことを考えると、A樹の股間を意識せざるを得なかった。
A樹は、自分の長靴を脱ぎ、元あった場所、B斗の長靴とC子の長靴との間に元あったように、ぴったりとくっつけて置いた。

288 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:44:34.80 ID:Wmn/l++k2
A樹は木の葉や草の葉とたくさん持って教室に戻ってきたが、上の空だった。
A樹の長靴の臭い、B斗の長靴の臭い、C子の長靴の臭いがまだ鼻から抜けていく気がしない。
理科の宿題が終わったら、もう何も勉強をする気がなくなってしまった。

ぽかんとしていたら、先生からプリントが渡された。
いつもならもっと早くできるレベルだったが、そのときはやたら時間がかかった。
B斗とC子も時間がかかって、3人が一番遅くなってしまった。

A樹とB斗とC子は立ち上がって、「ありがとうございました。失礼します。」と言って、会釈した。

289 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:45:18.03 ID:Wmn/l++k2
先生が言った。
「君たちは礼儀正しいね。挨拶もちゃんとできるし、マナーもいい。」
「ちゃんと長靴を履いてきて、脚や教室を汚すこともしなかったし。」
「ハイソックスの上だけが汚れているのは仕方ないね。」
「ハイソックスがきれいだと、君たちの美しい足がますます美しく見える。」

「君たち、外で遊んでいるか?」
A樹もB斗もC子も、「はい。」と答えた。
「いいね。家の中ばかりで遊んでいるんじゃないよ。君たちの脚はよく運動している脚だ。」
「だから美しい脚になるんだ。」

「よく遊び、よく学べ、って言葉知ってるかい?」
「はい!」A樹もB斗もC子も元気に答えた。
「健全なる肉体に健全なる精神が宿る、って言葉は知ってるかい?」
「………」子どもたちは3人ともうつむいた。
「勉強も大切だが、体も丈夫にしないと。体が丈夫にならないと、勉強もできないよ。美しい心も巣立たないよ。」
「さあ、気をつけてお帰り。」

A樹とB斗とC子は、玄関で長靴を履いて、先生に「さようなら。」と言って、塾を出た。

290 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:47:52.04 ID:Wmn/l++k2
6年生の運動会、6年生になったA樹、B斗、C子には長靴リレーへの出場はない。
その代わり、長靴リレーの準備という仕事があった。
A樹たちには楽しみであった。
ドッジボール、平均台、ハードル、跳び箱、クス球のような球、パンくい競争の装置などの準備もあったが、バトンの代わりになる長靴の準備もあった。
A樹たちは長靴を準備する係りになった。というより、その係りに志願した。

長靴は、5年生、6年生の担当する便所から大長靴を用意する。4年生は5年生の、5年生は6年生の大長靴を履く。
6コースなのでそれぞれ6足ずつ、12足を用意する。
A樹たちは前日、掃除が終わると、先生の指示で、便所から大長靴を集めて、きれいに洗った。
臭くて嫌がる子も多かった。A樹たちも臭いと思ったが、大長靴に間近で接することができるのはこの上ない喜びだった。

運動会当日、A樹たちは、
4年生の長靴リレーの時間になると、4年生用の大長靴をスタート地点に用意した。
4年生のレースが終わると4年生用の大長靴を所定の位置に回収して、
5年生の長靴リレーの時間になると、5年生用の大長靴をスタート地点に用意した。

A樹もB斗もC子も4年生の長靴リレーを見守った。そして、こう思った。
4年生は普段は学童長靴を履いている。低学年のころは足が短いために長靴が長く見えたが、4年生になると足が長くなって長靴が短く見える。
でも、大長靴を履くと、ハイソックスも隠れるくらい長く見える。
4年生もこれくらいの長い長靴を履くべきだと思った。どの子の脚線も美しく見えた。脚も却って長く見えた。かっこよかった。

291 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:48:24.31 ID:Wmn/l++k2
5年生の長靴リレーも見守った。
足が大きく、脚が長くなった分、大長靴も4年生よりフィットしてきた。動きも滑らかに敏捷になった。
平均台とハードルの区間になった。昨年、A樹がC子に抜かされて、ハードルに引っかかって転倒した区間だ。
1位から3位まで男の子だった。4位が女の子だった。男の子も女の子も似たような体格をしていた。
でも、女の子のバネは断然優れていた。ハードルのない箇所でのストライドも優れていた。ハードルの間の歩数も優れていた。ハードルの飛び越し方のフォームや低さも優れていた。
何台目かのハードルの少し前で、2位と3位の男の子を相次いで追い抜かした。
女の子が見事にハードルを飛び越えたのに続いて、男の子は二人とも焦ったためとスタミナが切れたために、相次いでハードルに引っかかり、転倒してしまった。
C子は女の子に去年の自分を見た。
A樹も二人の男の子に去年の自分を見た。
B斗は二人の男の子に去年のA樹を見た。

男の子たちはしばらく立ち上がれなかった。先生が駆けつけ、抱き起こした。
「大丈夫か?」「大丈夫です。」男の子は二人ともレースを続けた。
最後のハードルをやっとのことで越えて、5位と6位でつないだ。
男の子たちは軽いかすり傷だった。長靴を脱いでから保健室で手当てをしてもらった。
A樹たちはたまらなかった。

運動会が終わった。後片付けになった。
A樹たちは長靴を洗うことになった。特に靴底にたまった砂はきれいにしなければならなかった。
文句を言いながら作業をする子もいる中で、A樹たちはうれしさを押し殺しながら作業を続けた。

A樹たちは、勝った女の子、負けた二人の男の子が履いた大長靴がどれであるかを見失わなかった。
大長靴の裏には便所の番号と長靴の番号がマジックで書いてある。
その大長靴が自分たちの当番の便所のものであることを祈った。
でも、残念ながら違った。でも、どの便所の大長靴かは把握した。
A樹もB斗もC子もその後、理由をつけてはその便所に行くことを楽しみにした。
女の子の履いた大長靴と3位で抜かされた男の子が履いた大長靴は男子便所、2位で抜かされた男の子の大長靴は女子便所だった。
A樹もB斗もC子も股間を意識した。

292 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:50:13.70 ID:Wmn/l++k2
小6の秋の遠足は、Z川の上流の奥Z川村にある、Z川渓谷だった。紅葉の名所でもある。
湿地帯のような場所も歩くので、全員長靴着用の指示が出た。
全員が長靴半ズボン少年、長靴スカート少女となった。長靴半ズボン少女もいた。
C子はなぜか短いスカートだった。

遠足予定日に雨が降り、予備日の1週間後も雨が降り、2週間遅れた。
紅葉は真っ盛りより少し枯れかけてはきたが、予定通りの日よりもむしろ美しかった。
11月になってしまった。山の奥ということもあり、雪も早い。少し雪が積もっていた。

午後の自由時間、先生たちはゆっくり紅葉を味わっていたが、子供たちは紅葉にはほとんど目もくれず、いろいろな遊びに興じた。
いくつかのグループに分かれた。
A樹とB斗とC子は泥巡(警泥)のグループだった。
A樹とB斗は同じチーム、C子は相手チームとなった。

C子のチームが泥棒の番だった。
B斗が岩に隠れていたC子を見つけた。
C子が逃げた。B斗が追いかけた。C子の方が速かった。B斗は追いつけず、ばててしまった。
途中でA樹が逃げるC子と追うB斗を見つけた。A樹もC子を追いかけた。
B斗がばててからも追いかけた。川の狭くなった所があった。C子は飛び越えて逃げていった。
A樹は飛び越えることができなかった。もっと息が上がっていなかったら飛び越えることができたとは思う。でも、ばててしまった。

293 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:50:43.02 ID:Wmn/l++k2
A樹とB斗では、短距離ならB斗、長距離ならA樹の方が少し速い。
C子は、短距離でB斗、長距離でA樹に圧勝してしまったのだ。

A樹はB斗とC子が走る姿、B斗はA樹とC子の走る姿を思い浮かべた。
C子の方が背も低く、脚も短い。でも、一歩の幅、脚の回転、どれもC子が勝っている。
C子は短いスカートだった。スカートもほとんど乱れずに走っている。
もちろん、A樹とB斗はC子のスカートの中の白いパンツ、白のハイソックス、赤の長靴にはさまれた大腿の後部を見せ付けられながら、C子を追いかけることにはなった。
でも、ほんの少ししか見ることができなかった。
C子は長い赤の長靴、A樹とB斗は黒の長い大人用長靴を履いていた。そこから白のハイソックスがちらりである。
長い長靴は、脚の回転を強調していた。A樹とB斗がC子に運動能力が負けていることを強調していた。
A樹とB斗は息が収まってからたまらなくなった。

遠足が終わり、校庭で解散した。
A樹とB斗はそれぞれ、帰り道、一人になり、誰も見ていないところで、泣いた。

294 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:52:36.44 ID:Wmn/l++k2
X県Y市のA樹たちの住む地区の神社では正月2日に古くから続く伝統的な祭りがある。
かつては旧暦だったけれど、今では新暦でやっている。N祭という。

子どもたちが裸に白のふんどしを締め、小若の薄青の法被を羽織り、白の鉢巻をして、長靴を履いて神社本殿に整列する。
着替えは神社の社務所だ。かつては長い藁沓だったが、いつの間にかゴム長靴になった。
X県は県庁所在地のX市は温暖ということになっているが、内陸に入ったY市は夏暑く冬寒い、ちょっとした積雪地帯だ。
大人も子どもも長い長靴を履いている。

まずは神社本殿前でお浄め、次に神輿を担いで階段を下り、街中を練り歩き、商店や民家の前で木遣りのような歌を歌い、みかんやお菓子のようなものをもらう。
本殿に戻ると、もらったものや神輿を決められた場所に戻し、もう一度階段を下りる。そして、学年別に階段を上る競走をする。
競走が終わると、学年別に相撲を取る。

その前後、大人たちの行うさまざまな神事があるが、子どもたちが主役の神事だ。

昔は男の子だけが参加することを許されていたが、女の子も参加できる。
女の子は、ブルマに半袖の体育服の上にふんどし、法被、鉢巻、長靴だ。

295 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:52:58.34 ID:Wmn/l++k2
6年生のN祭だった。
A樹にとってもB斗にとってもC子にとっても、子どもの部での最後の出場となる。
4年生のN祭、5年生のN祭ともに、階段駆け上げでも相撲でもC子に負けたA樹とB斗にとっては、何が何でも勝ちたかった。

A樹B斗C子も参加した。男の子が多数だったが、女の子も結構参加していた。

長靴半ズボン少年、長靴スカート少女が続々と集まってきた。
男の子は社務所の入り口あたり、女の子は奥のほうの部屋で着替えた。
ふんどしは、男の子にはおじさんたち、女の子にはおばさんたちが手伝ってくれた。
A樹もB斗もC子も土間にずらりと並んだ長靴にたまらなくなった。
男の子たちは一度ふフリチンになるのだけれど、ハイソックスだけは残ることになった。

着替えが済むと子どもたちは学年別に並んだ。
ストーブが焚いてある部屋から出ると寒かったが、巨大なたき火があったのですぐ暑くなった。
A樹もB斗もC子も小4と小5の時にはよくわからなかった神主の祝詞が小6のA樹たちには何か少しわかるような樹がしてきた。
ところどころ子どもには難しい言葉が使われてはいたが、子どもたちのたくましい成長を通した世界の発展、子どもたちの安全と祈っているのだと分かった。
大人たちが自分たちの安全に気を使っていることはよく伝わった。
だからこそ、今年も緊張した。しっかりとがんばらないと怪我をすると。

296 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:53:26.03 ID:Wmn/l++k2
それほど大きくない神輿がいくつか示された。低学年、中学年、高学年と別れて担ぐのだ。
A樹B斗C子は同じ神輿を担いだ。
階段を下るときは緊張した。大人たちも注意深く見守った。

げ〜ん〜き〜を〜だ〜し〜て〜 わっしょい!

全国どこにでもある平凡な掛け声で元気よく駆け回った。
A樹とB斗は神輿を去年より軽いと感じた。神輿は去年と何も変わっていないのに。
A樹とB斗は自分たちが小5の時より強くなっていることを確信した。C子に負けないかもしれないとの期待も高まった。
では、C子はどうなのだろう。去年のC子に勝てても意味はない。追いつき始めていても追い越せねば意味はない。
あるいは、C子との差は去年より開いているかもしれない。

商店や民家でで木遣り歌はこの地方独特のものだった。
A樹たちにとって、鉢巻と法被とふんどしと長靴に覆われた子どもたちの体を見る大人たちの視線は心地よかった。
A樹もB斗も結構長い大人長靴を履いていた。長い大人長靴を履いた生脚の少年を見る大人たちの視線も気持ちよく、誇らしかった。

非常に楽しく、寒さも忘れ、体もほてり、元気が出てきたのは例年と同じだった。

階段を上り、本殿に戻り、もらったものや神輿を決められた場所に納めた。
A樹もB斗もC子も、去年より疲れは少なく、早く走れる気分だった。
そして、階段を上る競走だ。
まずは子どもたちは全員下に降りる。そして学年別に競走するのだ。

297 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:55:03.12 ID:Wmn/l++k2
6年生の番になった。
A樹もB斗も今年こそはC子に勝ちたかった。
神輿を担いだときから去年よりは自信がついてきたがけど、もちろん勝てる見込みは薄かった。でも、負ければ悔しいことはわかっている。
そんな緊張感とふんどしに長靴の子どもたちを見て、心臓だけでなく、股間も意識してしまった。
6年生では長い大人長靴を履いている男の子たちが多かった。そのことも股間をますます意識させた。

子どもたちの間に緊張が走った。太鼓の音が鋭く響いた。スタートだ。
太鼓の音が、ドンドンドンドンと早いリズムで鳴らされた。

早くもC子がA樹やB斗の前を行った。C子は2,3人の男の子とトップを争っていた。
A樹もB斗も全然ついていけなくなった。半分くらいでA樹とB斗のペースが落ちてきて、C子に離されていった。
鉢巻に止められて少しずつ揺れるC子の髪、C子の法被の後ろ姿、ブルマを履いたC子のお尻、
長靴から少し見えるハイソックス、その上の短いけれどもよく伸びたバネのように駆けていくC子の脚線、
まだ女性としての性徴はあまり感じられず、いかにも小学生らしいけれど、去年より脚は長くなり、美しくなっている。
息が苦しくなったA樹とB斗の視界のなかでどんどん小さくなっていった。
そのペースは一昨年よりも昨年よりも速いような気がする。
A樹もB斗もC子が自分たちから遠いところに言ってしまうような気がしてきた。
そして、永久に追いつけないような気もしてきた。

去年優勝した男の子が滑ったため、今年はC子が優勝した。
A樹もB斗も階段のはるか下に取り残されたので、ゴール地点は死角になっていて見えなかった。

298 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:55:34.30 ID:Wmn/l++k2
そして相撲が始まった。
鉢巻は取り、法被は脱いで、ふんどしに長靴の裸で行う。
学年別の勝ち抜き戦である。

C子や去年上位に入賞した子はシードされた。
組み合わせの都合上、そうでない子もシードされた。A樹とB斗もシードされた。毎年参加していて、少し勝ち抜いていた実績も考慮されたのかもしれない。

C子にとっての1回戦、C子は少し大きな女の子に圧勝した。
A樹にとっての1回戦もB斗にとっての1回戦も、相手に恵まれて順調に勝った。

299 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:56:00.09 ID:Wmn/l++k2
A樹とC子の取り組みになった。

はっけよーい、のこった!

A樹は何が何でも負けたくなかった。これで負けると、女の子に負けたまま子ども相撲を終えることになる。

A樹のあたりは鋭く、A樹に有利な体制になった。
でも、筋力はC子が上だった。A樹もC子も体が密着し立ち上がってきた。
そして、C子が脚を内股に掛け、自分より身長はあるが筋肉が貧弱なA樹の体を持ち上げ始めた。
A樹はC子に担ぎ上げられ、屈辱のやぐら投げで場外に投げられた。
A樹は失神してしまった。

担架が要請され、ふんどしに大人長靴のA樹が社務所内の救護所に運ばれた。
ふんどしは緩んでいて、担架を運ぶ2人の係員を付き添いの係員には、まだ無網の股間がちらちら見えた。

救護所でA樹はすでに緩んでいたふんどしを外され、長靴とハイソックスがちらりだけのフリチンで、長椅子に寝かされた。

300 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:56:24.37 ID:Wmn/l++k2
しばらくして、B斗とC子の取り組みとなった。

はっけよーい、のこった!

B斗も何が何でも負けたくなかった。これで負けると、女の子に負けたまま子ども相撲を終えることになる。

A樹が担架で運ばれる時、いや、C子に投げ飛ばされた時、いや、C子に担ぎ上げられた時にも、B斗はA樹の無毛の股間が見えた。
ふんどしに大人長靴というスタイルでC子と取り組み、投げ飛ばされるA樹の姿に、B斗は股間を意識していた。
でも、取り組みが始まる少し前には、緊張感だけとなり、もはや股間は意識できなかった。

B斗の当たりは鋭く、C子を土俵際まで追い詰めた。B斗はC子を押し出そうと渾身の力を振り絞った。
でも、筋力はC子が上だった。B斗もC子も体が密着して立ち上がってきた。
そして、身長が低いことを生かしてCが、自分よりも慎重はあるが筋肉の貧弱なB斗の体を持ち上げ始めた。
B斗は逆さまに持ち上げられ、場外に投げられた。
B斗も失神してしまった。

担架が要請され、ふんどしに大人長靴のA樹が社務所内の救護所に運ばれた。
ふんどしは緩んでいて、担架を運ぶ2人の係員を付き添いの係員には、まだ無毛の股間がちらちら見えた。
C子はA樹に続いてB斗のも少し見た。

301 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:56:52.57 ID:Wmn/l++k2
救護所でB斗もすでに緩んでいたふんどしを外され、長靴とハイソックスがちらりだけのフリチンで、長椅子に寝かされようとした。

長椅子にはすでにA樹が寝かされていた。A樹は意識は回復しつつあったが、まだ起き上がれなかった。

係員はA樹の体を下げて、尻を長椅子の縁にして、長椅子を半分空けて、B斗のためのスペースとした。

A樹とB斗のために、折り曲げた座布団を共有の枕として用意された。

A樹とB斗は長椅子中央の枕を共有して、反対向きに寝かされた。A樹もB斗も脚は膝から曲がり、長靴は床に着くことになった。

302 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:57:16.93 ID:Wmn/l++k2
座布団の枕にA樹とB斗の頭はお互いに内側に沈み込んだ。
そのため、A樹とB斗の唇が触れ合うことになった。初めは触れ合っていたが、どんどん内側に沈み込み、キス状態になった。
意識を回復していたA樹は唇を外そうとした。でも、投げられた時のショックと疲れのため、動くことができなかった。
B斗も意識を回復してきたが、同様であった。

自然と唇が動くことになった。お互いの息がかかる。A樹の唾液もB斗の唾液も次々に出てくる。
唇を刺激されて、A樹もB斗も自分が勃起していくことはわかった。

「男の子だねえ。元気に勃ってるねえ。」

係員の声を聞いて、A樹とB斗は急いでお互いから離れようとした。
そして、A樹もB斗も長椅子から落ちて、うつ伏せに近い横向きになって床に倒れてしまった。
係員に助けられて起き上がるとき、A樹もB斗も肛門が丸見えになってしまったが、ぜんぜん気がつかなかった。

303 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:57:40.95 ID:Wmn/l++k2
A樹とB斗は係員に体を拭いてもらったり、擦り傷の手当てをしてもらったりした。

「さあ、着替えをして。」
係員が指差す机を見ると、折りたたまれた2本のふんどしと、見覚えのある脱衣かごがあった。

一方はA樹、もう一方はB斗のだ。
A樹とB斗が失神している間に係員が持ってきてくれた。

A樹のかごには、白のブリーフ、白地に赤と青の太い線と黒の細い線が1本のラガーシャツ、縦2つのリベットで補強された穴のある太くて黒いベルトを通した紺のデニ半がきっちりと折りたたまれて、
B斗のかごには、白のブリーフ、水色で襟が白のラガーシャツ、縦2つのリベットで補強された穴のある太くて黒いベルトを通した紺のデニ半がやや無造作に入っていた。

A樹とB斗は長靴を脱いで、ブリーフ、ラガーシャツ、半ズボンの順に着衣して、また長靴を履いた。

304 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:58:18.37 ID:Wmn/l++k2
「腕をこう動かしてごらん。」「手をこう動かしてごらん。」「脚をこう動かしてごらん。」「腰をこう動かしてごらん。」「体全体をこう動かしてごらん。
「痛いところはないかい?」
「大丈夫です。「僕も大丈夫です。」
「骨折はしていないみたいだ。」「どっか痛いところや気持ち悪いことはないかい?」
「ありません。」「僕もありません。」
「よかった。今日か明日、その後でも、痛いところがあったり、気持ち悪いところがあったら、必ずお医者に行くんだよ。」
「はい。」「はい。」

ブルマに半袖の体育服にふんどしをしたC子が入ってきた。優勝の商品を持っている。
「大丈夫?」C子がA樹とB斗に声を掛けた。
「どうやら大丈夫なようだ。お嬢ちゃん、安心おし。」
「うん、僕たち、大丈夫だよ。それより、優勝おめでとう。」「優勝おめでとう。」
「ありがとう。」

「お嬢ちゃん、名前は?」「○○C子です。」
「C子ちゃん、小さいけど強いね。」

「君たち、この女の子より身長があるじゃないか?」「体重もあるんじゃないか?」「それでも貧弱に見えるぞ。」
「C子ちゃんもそんなに太くないぞ。」「子供っぽさではこいつらと何も変わらないぞ。」
「でも、筋肉のバネがぜんぜん違う。」
「君たちも、もっと鍛えて筋肉をつけて強くなってくれよ。」
「はい。「はい。」B斗とA樹は素直に答えた。いたたまれなくなって早く解放されたかったのだ。

A樹B斗C子は「ありがとうございました。」と言って、社務所を後にした。

305 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:59:12.16 ID:Wmn/l++k2
C子には優勝者としての儀式が残っていた。
A樹とB斗はこれ以上残っている気がしなかった。階段をくだり、鳥居を出て、帰ることにした。
A樹とB斗にとって、かなりの道のりが同じであった。
A樹もB斗も何もしゃべらなかった。

途中、壁にN祭の子ども相撲の募集ポスターがあった。
A樹が立ち止まった。B斗も立ち止まった。
人が来た。ほろ酔い加減のおじさんたちだった。
「半ズボンで寒くないかい?」「いいえ、平気です。」「かえって暑くなってしまいます。」
「元気だねえ。」「君たち、何年生だ?」「6年生です。」
「大きいね。」「このごろの子は俺たちの時よりも大きいねえ。」
「長靴かっこいいねえ。」「あっ、俺と同じ長靴だ。」
「脚長いね。」「ラガーシャツか?」「たくましいねえ。」「長靴に半ズボンに絆創膏って男の子らしくていいぞ。」
おっさんたちは行ってしまった。

306 :夢見る名無しさん:2017/04/03(月) 17:59:35.99 ID:Wmn/l++k2
しばらく進むと、人の気配はまったく感じられなくなった。この辺りは人通りが少ない。
B斗が急に立ち止まった。A樹もつられて立ち止まった。

B斗はA樹から背を向けていた。B斗が膝をついた。
ウウェーーーン、B斗はデニ半の尻を上げ、地面に突っ伏して泣いてしまった。
A樹もB斗から背を向けた。A樹も膝をついた。
ウウェーーーン、A樹もデニ半のしりを上げ、地面に突っ伏して泣いてしまった。

ウウェーーーン、ウウェーーーン、ウエーーーン、ウエーーーン、ウェーーーン、ウェーーーン、エーーン、エーーン、
ウウェーーーン、ウウェーーーン、ウエーーーン、ウエーーーン、ウェーーーン、ウェーーーン、エーーン、エーーン、

A樹もB斗もびっくりするほど長く泣き続けた。泣きながら股間も意識していた。
どちらが先ともなく立ち上がると、A樹もB斗も歩き出した。
分かれ道で、「それじゃあね。」と言っただけで、それぞれの家に急いだ。

307 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:55:50.07 ID:NgPP04X8e
冬休みも残り少なくなった。
A樹はB斗を凧揚げに誘おうと、凧を持ってB斗の家に向かった。
まだ雪は残っていたから、長靴で出かけることには何の不思議もなかった。
長靴半ズボンで出かけられるのでうれしかった。

A樹は3年間のN祭を振り返っていた。
4年生、5年生、6年生ともに、
B斗と一緒に、鉢巻、小若の法被、ふんどし、長靴(6年生では大人用長靴)で出場し、
鉢巻、小若の法被、体育服、ブルマ、ふんどし、長靴のC子に、
階段駆け上げでも、子供相撲でも、負けた。

A樹は特に、階段駆け上げのことを思い出しながら歩いた。
A樹はB斗には3回とも少しだけ勝った。
スタートから中盤まではB斗が勝っていたが、中盤からばて始めたB斗を抜いてA樹が勝った。
B斗との勝敗はほとんど気にならなかった。

308 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:56:19.88 ID:NgPP04X8e
A樹はB斗より持久力において少し勝っていたが、C子にはぜんぜん及ばなかった。もちろん、スピードもである。

4年生の時、B斗はもちろんのこと、A樹も4分の3くらいのところで、足が上がらなくなり、息も切れて、走れなくなり、歩いてしまった。
本殿や土俵のある平坦部では、少し走れたけど、ほとんど足が上がらなかった。
ハアハアと息をしていると、すでにゴールしたC子は平気な顔でほかの女の子としゃべっていた。

5年生の時、B斗はもちろんのこと、A樹も4分の3くらいのところで、足が上がらなくなり、息も切れて、スピードが落ちた。
本殿や土俵のある平坦部では、少しスピードが上がっただけだった。
ハアハアと息をしていると、すでにゴールしたC子は平気な顔でほかの女の子としゃべっていた。

309 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:56:46.04 ID:NgPP04X8e
今年、6年生の時、A樹もB斗も、
最後までスピードを落とさずに走れた。
実際にはスピードは落ちていたとは思うが、手ごたえはぜんぜん違っていた。
本殿や土俵のある平坦部に入ったとき、C子の姿をはっきりと見ることができた。

つまり、A樹もB斗も着実に強くなっている。
でも、C子はそれ以上に強くなっているのだ。

子供相撲においても同じであった。

いったい、いつになったらC子に勝つことができるのだろう。
大人になったらあるいは勝つかもしれない。でも、それでは遅いのだ。
中学校に入ったら、体育は男女別になると聞いている。
小学校卒業まであと何ヶ月もない。

それまでにC子に勝つ、A樹は長靴と半ズボンに賭けて誓った。

310 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:57:09.75 ID:NgPP04X8e
B斗もA樹を凧揚げに誘おうと、凧を持ってA樹の家に向かった。
まだ雪は残っていたから、長靴で出かけることには何の不思議もなかった。
長靴半ズボンで出かけられるのでうれしかった。

B斗も3年間のN祭を振り返っていた。
B斗もA樹と同じようなことを考えていた。(詳細は>>737->>739
小学校卒業までにC子に勝つ、B斗も長靴と半ズボンに賭けて誓った。

向こうから、スタジャンにデニ半に大人用長靴を履き、ハイソックスをちらりと出した、自分に似た少年が凧を持って歩いてくるのを発見した。
A樹だ!

A樹もB斗にすぐに気づいたようだ。
B斗とA樹は長靴半ズボンで雪を蹴散らしながら近づいてきた。
去年と同じくらいの雪道なのに、走るスピードがぜんぜん違う。
自分たちは強くなっているのだ。でも、……。

311 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:57:46.28 ID:NgPP04X8e
A樹もB斗もN祭のことには触れなかった。

Y市は盆地に近い地形になっており、沿岸部の県庁所在地X市やZ町に比べて、雨や雪は多めだが、強い風はあまり吹かない。
今日は珍しく強めの風が吹いている。だから、A樹もB斗も凧揚げを考えたのだ。

A樹とB斗はZ川の河原に向かった。広くて風もある。
河原に着くともうそこにはたくさんの子供たちが凧揚げをしていた。
ほぼ全員がスタジャンやジャンパーに半ズボン、ハイソックス、長靴である。

Y市には珍しいくらい風が強く、不規則であった。
小さな子供たちは凧を操ることが難しかった。
A樹とB斗にとってはむしろ面白かった。去年までは絶対にこの風に対応できなかっただろう。でも、今年は対応できた。

長靴半ズボン少年たちが強い風に対応するために、体全体で躍動する姿がよかった。
長めの長靴にしわが入り、日の光が不規則に反射するのもよかった。

312 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 18:58:28.24 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗が休憩をしていると、おっさんがやってきた。
「雪の中、半ズボンで元気だね。何年生だ?」
「6年生です。」
「大きいね。そういえば、その長靴、わしのと同じだな。それ、いいだろ?わし、この長靴が好きなんだ。履き心地いいし、かっこいいしな。」
A樹は自分の長靴をほめられてうれしかった。
「君の長靴もいいぞ。その長靴も好きなんだ。本当に動きやすいんだ。その長靴も、わし持ってるぞ。」
B斗も自分の長靴をほめられてうれしかった。

「雪の中、半ズボンで寒くないかい?」
「ちょっと寒いけど、遊んでいると暑くなって来るから平気です。」
「元気だねえ。長靴に半ズボンって、強そうでかっこよくていいじゃないか。子供は風の子って言うし。元気に遊んで、もっともっと強くなれよ!」
おっさんはA樹とB斗の太ももをたたいて帰っていった。

313 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:01:16.50 ID:NgPP04X8e
1年中半ズボンのY市の男の子にとって、半ズボンをネタにした、大人たちとのそのようなやり取りは、平凡な年中行事になっている感があった。
ただ、長靴半ズボンの時の大人たちの反応はいつでも興味深深だった。

「……」元気に遊んで、もっともっと強くなれよ!」
その日のおっさんの言葉はA樹にもB斗にも、なぜか気になった。
自分たちがあまり強くないことを、おっさんは見破ったのではないか?

そういえば、あのおっさん、N祭で階段賭け上げと子供相撲の係員だったのではないか?
自分たちが、階段賭け上げでも子供相撲でも、C子に見事に負けた、ということをはっきりと見ていたのではないか?
子供相撲ではC子に投げ飛ばされて失神して社務所に担架で運ばれたということをはっきり見たのではないか?

そのことをおっさんが一言も言わなかったのにはほっとした。
それでも、悔しさは湧き出てきた。
確かにC子はスポーツ万能少女だが、A樹もB斗も病虚弱的でもなければ、ゆるキャラ的に運動神経がないわけでもない。
C子に勝つことが期待されて当然なのだ。
おっさんの言うとおりだ。

A樹もB斗も、小学校卒業までにC子に勝つことを、長靴と半ズボンに賭けて誓った。

314 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:05:42.31 ID:NgPP04X8e
C子の妹N子の幼稚園では、夏だけでなく冬にも相撲大会がある。
冬の相撲大会は夏の相撲大会よりも子供たちの体も大きくなり力もついてくる。
そのため、大きな技も決まってダイナミックになっていく。怪我も多くなっていく。

夏の大会でも冬の大会でも、投げられた痛さや負けた悔しさで泣いてしまう子は、男の子からも女の子からも続出した。

冬にB斗の家でビデオを見てC子とN子が自分の家に帰ったとき、「事件」は起こった。
冬の相撲大会でN子に投げ飛ばされた男の子の母親がN子の家に怒鳴り込みに来たのだ。
男の子の母親は男の子を連れていた。
男の子は青と黄色の横縞の半袖Tシャツに黒のゴム入りの半ズボンに白のハイソックスに黒の学童長靴を履いていた。
男の子の目から頬にかけては涙の跡、ひじとひざには片方ずつ絆創膏が貼ってあった。
対応したのはN子の母親だった。
男の子の母親はN子やN子の母親を激しく攻め立てた。
C子とN子は部屋の奥で隠れて聞いていた。C子もN子も心臓がどきどきした。
N子の母親は、男の子の母親と男の子にしっかりと謝り、男の子を労わった。
それでも、男の子の母親は収まらなかった。

その時、男の子は、
「N子ちゃんは悪くないよ。ぼくよりもN子ちゃんの方が強かったのだから仕方ないよ。ぼくたちは堂々と勝負したんだよ。N子ちゃんは汚いことは何もしなかったよ。」
と母親の袖を引っ張った。
男の子の母親は、今までの非礼を丁寧にわびた。

その時、N子が飛び出てきた。「N也君、ごめんね。」
男の子は、「N子ちゃん、これからも仲良く遊ぼうね。勝負のときはまた堂々となろうね。」

C子はN子も男の子もこの上なく美しく感じた。

315 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:21:13.74 ID:NgPP04X8e
6年生の1月以降の体育では、肉弾、持久走、駅伝、サッカーと続いた。
長靴半ズボンのA樹もB斗もそのたびごとに長靴スカートのC子に負けた。
肉弾では「失神KO負け」だった。

A樹とB斗は長靴を替えっこして、小学校卒業までにC子に勝つことを誓い合った。C子に勝ったら長靴を元に戻そうと。
でも、最後までC子に勝てないまま、小学校の卒業式を迎えた。

雨が降ったら長靴を履いて、長靴半ズボンで卒業式に臨むようにA樹は姉のM代から、B斗も姉のK子から言われていた。
卒業式当日、雨が降ったので、A樹もB斗もC子も長靴を履いて卒業式に臨んだ。

詳細は冒頭のとおりである。

316 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:27:53.55 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗は小学校の6年間を振り返った。

学芸会も長靴半ズボンとともに印象に残っていた。
小学校6年間の学芸会の6回のうち3回、
A樹とB斗は長靴半ズボン、C子は長靴スカートで登場した。

1年生では「四季の歌」というテーマで歌ったり踊ったりした。全員で合唱したり、数人ずつのグループに分かれて歌ったりした。
数人ずつのグループに分かれるので、一人当たり覚える歌は少なくなり、暮らすとしてはたくさんの歌を歌えた。
梅雨や雨をテーマにしたところでは、男の子は半袖半ズボン、女の子は半袖スカートで登場した。
冬や雪をテーマにしたところでは、男の子はセーターに半ズボン、女の子はセーターにスカートで登場した。
服や半ズボンやスカートは個人個人で用意した。男の子の長靴は黒であったが、女の子の長靴はいろいろな色になった。
男の子の半ズボンの色は限られたものだったが、女の子のスカート、男の子も女の子も上半身の服は色とりどりだった。
A樹もB斗もC子も長靴を履いて歌う歌に志願して歌った。3人ともうれしくて仕方がなかった。

3年生では学校生活をテーマにした劇だった。
A樹とB斗はハイソックス長靴半ズボンにランドセル、C子はハイソックス長靴スカートにランドセルで傘を差して登校するシーンを演じた。
下校するシーンでは雨がやんでいる設定になっていた。A樹、B斗、C子はスキップして帰るところを演じた。
その役は本当に脇役だったが、A樹もB斗もC子も進んで志願した。
男の子がもう一人、女の子がもう一人その役立ったが、気が進まないようだった。
でも、A樹たちのやる気あふれる練習や本番の演技に誘われて、熱心に取り組むようになった。
その二人は、雨や雪の日に長靴を履いてくることが多くなった。

317 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:28:16.00 ID:NgPP04X8e
6年生では、捕鯨をテーマにした演劇だった。
当時はまだ反捕鯨の動きはほとんどなく、捕鯨は日本の発展を象徴する物語だった。
A樹とB斗は捕鯨船乗組員の役だった。上半身裸で体育用の黒の半ズボンを履き、黒の大長靴を履いた。
黒の大長靴は、学校の便所掃除用に買ったもので、破損したものの代わりに購入したものだった。便所掃除に使用する前に学芸会で使うことになった。
C子は、船長の父親を見送る女の子の役だった。スカートにハイソックスに長靴だった。
どの役も脇役だったが、3人とも進んで立候補した。

A樹にとってもB斗にとってもC子にとっても、その3回の学芸会が一番楽しかった。

318 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:29:05.72 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗の趣味は釣りだった。というより、釣りを趣味とした。
どんな天気でも堂々と長靴が履けるからだ。
A期やB斗の小学校も含めて近隣の小学校では、一年中半ズボンと決まっている。
釣りなら堂々と長靴半ズボンになれるのだ。

3年生までは近くのT川やその支流や近くの沼やため池などで蛙やザリガニなどを取っていた。
トノサマガエルは結構色々な色合いの個体がいる。緑系のもの、茶系のもの、薄茶系のもの、灰色系のもの、銀色系のもの…
金色系のものも見つけようと思ったが、そこまでは無理だった。
ヒキガエルやウシガエル、ツチガエル、その他の蛙も捕まえた。
A樹やB斗はそのたびに廃品などをケースにして蛙を飼った。餌が大変なのですぐに逃がしたけれど。
結構臭うので、A樹は姉のM代、B斗も姉のK子から文句を言われた。
A樹もB斗も図鑑を買って、蛙などの生物にどんどん詳しくなっていった。

4年生になったとき、A樹もB斗も釣りをやりたくなった。二人で相談して、釣り道具を買ってもらうことにした。
A樹の親もB斗の親も快く飼ってくれた。
A樹もB斗も釣りの本を買い込んでしっかり勉強した。

319 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:29:31.89 ID:NgPP04X8e
A樹もB斗も長靴半ズボンが好きだったのだ。そのための釣りとも言えた。
A樹とB斗二人で釣りに行くことが多かったが、他の子たちと行く時も長靴半ズボンだった。
A樹とB斗は他の子たちにも長靴半ズボンを勧めたかった。
A樹とB斗が長靴についてからかわれたことは結果としてなかった。
A樹とB斗は率先して足場の悪いところに入り込み、釣果を上げようとする姿勢を見せ続けた。

A樹の家でもB斗の家でも釣果はまったく期待していなかった。
A樹もB斗も釣果にはそれほど関心はなかった。キャッチアンドリリースがほとんどだった。

4年生になると、T川の本流であるZ川にも出かけていった。
5年生になると、Z川のかなり上流やかなり下流にまでも足を伸ばすようになっていった。
低学年の頃も行っていたような近場なら徒歩ではあるが、ほとんどは自転車に乗っていった。

自転車をこぐたびに長靴のふちが大腿の裏に当たる。その感覚はたまらなかった。
自転車はA樹が前になったりB斗が前になったりした。
後ろになるたびに、A樹はB斗の、B斗はA樹の、長靴半ズボンの脚が回転するのを見ることになった。
そのたびにハイソックスがちらりと見えた。

320 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:29:58.55 ID:NgPP04X8e
4年生か5年生のとき、A樹とB斗はC子も釣りに誘おうとした。
C子の長靴スカートの姿を間近で見られるからだ。
Z川の土手では上流方向に一ヶ所、下流方向に一ヶ所、車がほとんど来ない区間が数百メートルずつある。
そこでC子と自転車の競争をしてみたかった。
自転車ならもしかして勝てるかもしれない。いや、絶対負けるだろう。
長靴ハイソックス半ズボンの自分たちが、スカートを翻したハイソックス長靴のC子の自転車を追い続け、負けていく…
ゾクゾクするアイデアだった。

C子は断った。C子は釣りにはまったく興味がなかったのだ。
それでも、A樹はB斗の、B斗はA樹の長靴ハイソックス半ズボンを見ることができるので、それで満足した。
A樹とB斗は途中で自転車競走することが何回かあった。
そのたびごとに、C子だったらどれくらい前にいるかを考えて、たまらない気持ちになった。

A斗もB斗も学童長靴では一番長い長靴を履いていた。
6年生になったらすぐに、A樹とB斗は大人用長靴で長い長靴に替えた。
6年生になったら釣りに行くのがますます好きになった。

321 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:32:27.02 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗にとってC子とは何だったのだろうか?
近所に住む幼馴染で、偶然にも6年間同じクラスだった。
C子はライバルであった。もちろん、まったく歯が立たなかった。
身長はA樹B斗の方が高いままで、高学年になっても逆転はまったくなかった。でも、筋肉のバネはC子が圧倒的だった。
A樹もB斗も肥満でもやせすぎでもない普通の体格、C子もそうで、筋肉が目立つわけではないが、よく見ると筋肉が違っていた。
A樹もB斗もC子に「異性」を特に感じたことはない。C子の肉感、長靴スカートハイソックスの姿、C子に負けたときの感じ、
それらが一体となって股間を意識したことは何度でもある。

似たような感じを、長靴半ズボンハイソックスでC子に負け続けているA樹にB斗は感じたこともある。
同じく、B斗がA樹に感じたこともある。A樹にとってB斗はA樹、B斗にとってA樹はB斗だった。

C子にとってA樹とB斗は何だったのだろうか?
C子にとってA樹とB斗はライバルだった。というより練習台だった。
C子はA樹とB斗に必ず勝った。ただし、そんなに楽勝ではない。手加減の余地はなかった。真剣に臨まなければ負けることはわかっていた。
だから、自分がより強くなるためにはちょうどいいやや軽めの練習台だった。
C子はやさしく思いやりを持つようにしつけられていた。一方、思い切りぶつかり合うようにもしつけられていた。
C子はA樹やB斗に怪我をさせたり、失神させたりもした。でも、謝ったり、思いやりを示したりした。

A樹もB斗も特に顔がいいわけでもかっこいいわけでもない。でも、顔が悪いわけでもかっこ悪いわけでもない。まあきれいな男の子、決して見苦しくない男の子である。
どんなに自分に負けても決してあきらめずに思い切り挑戦してくる、自分を恨んだりねたんだりすることもない、
教育実習生だったJ先生を3人で慕っていたし、6年生の最後まで一緒に遊ぶことが多かった。
お互いの家によく遊びに行った。

でも、C子はA樹とB斗に「異性」を感じることはなかった。
長靴半ズボンハイソックスで自分に負けているA樹やB斗の姿や表情に股間を意識することはあった。

322 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:33:07.13 ID:NgPP04X8e
春休みには、A樹もB斗もC子も思い切り外で遊んだ。できる限り川原などで遊んだ。
少しでもぬかるみがありそうな日は長靴を履いた。

323 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:34:51.89 ID:NgPP04X8e
JがNHK教育TVの小学生向き音楽教材番組に歌のおねえさんとして出演してから2年目のことである。
JはF大学付属小学校の教員になって4年目だった。
A樹とB斗とC子は中学校に入学した。M代とK子はX大学教育学部の4年生になった。N子は小学校に入学した。
B斗は引き続き録画し続け、皆で見ていた。
夏ごろに事件が起きた。

ある政治家がNHKに噛み付いたのだ。
Jは日本人ではない、英領香港国籍のままである、一時はアイドル歌手だった、
そのような女をNHKの教育番組に出すのは、偏向教育だ!
と。

一部マスコミはその政治家を愛国者と持ち上げ、JやNHKを偏向だ、アカだと騒ぎ立てた。
NHK会長はびびった。というよりびびった振りをした。
裏ではにんまりした。これで自分の意向に沿わない一部職員を粛清できると。

年度途中でJを降板させることはNHKにとっては失態である。子供たちが受けるショックもある。
なんとか年度途中降板は避けることができた。
でも、NHKとしては来年度はJを降板させることにした。後任の歌のおねえさんも確保してしまった。
新年度からの交代なので説明は何とでもつく。

後任の歌のおねえさんになった年の国会で、野党の議員がその政治家や文部大臣や郵政大臣などに噛み付いた。(役職は当時のままです。)
政府答弁は形式的なもので、議論も深まらなかったし、広がらなかった。

324 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:35:24.21 ID:NgPP04X8e
小学校低学年のN子は大人たちのそんな論争をまったく覚えていないし、理解できなかった。
A樹、B斗、C子はその政治家が許せなかった。
資本主義も社会主義もよくわからなかったが、Jをそんなふうに追い詰める行為は絶対に許せなかった。
もう、Jのビデオを録画することができない…、政治によって喪失感を味わわされた。
ただ、中学校の生活は忙しく、その喪失感はまぎれていったので、それほどの苦痛は与えなかったが、ふとした弾みに胸が痛くなることがあった。

A樹もB斗もC子もJに慰めと励ましの手紙を書いた。
3人ともその政治家に対する怒りもかなり激しく書いた。
Jから返事が来た。

自分は番組で本当に楽しかった。多くの子供たちが喜んでくれた。嫌いだった音楽が好きになったという手紙ももらった。
その政治家のことも特には恨んでいない。
人を憎むことは何も生まない、寂しいことなのだ、どうかそんな気持ちを持たないでほしい。
自分が番組で訴えたことを汲み取ってほしい。

そんな内容だった。
A樹もB斗もC子も何かが吹っ切れたような気がした。

もうJはTVに出ない、でも録画したビデオがたくさんある。

325 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:36:02.39 ID:NgPP04X8e
Jを歌のおねえさんとしてNHKにプロデュースした、Jがかつて所属していた事務所では社員たちが震え上がっていた。

JM党を敵に回してしまった、NHKとの仕事ができなくなる、民放との仕事にも圧力がかかる、Jとかかわらなければよかった、

などという声が社内に響いた。
でも、社長は泰然としていた。

あんなチンピラ、何ほどのものだ。奴に同調しなければならない議員はほとんどいない。奴のスタンドプレイだ、
本当に人々が望むものをプロデュースすれば、チンピラの圧力など何ほどのこともない。

社長は社員に言い聞かせた。
そればかりか、Jが出演した2年分の番組の、できれば全部、あるいは一部をビデオとして売り出したい、
版権の問題をNHKと交渉するように、という指示まで出した。

版権の壁は厚かった。事務所は引っ込まざるを得なかったが、社長は夢をあきらめたわけではなかった。
特に、少年少女合唱団やJが長靴で出演している箇所はどうしても捨てがたかった。

326 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:40:23.04 ID:NgPP04X8e
A樹B斗C子は中学1年生になった。
中学校の制服は、男子は普通の黒の詰襟、もちろん長ズボンであり、女子は普通の黒のセーラー服で、スカートはひざより長い。

では、半ズボンとは無縁となるか?いやそうではなかった。

X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

Y市の中学校にはすごい校則がある。
私服では、中学2年の秋の衣替えまで、半ズボンでなくてはならないのである。
制服で外出できるのは、学校行事、慶弔だけである。
そのことは生徒指導部も厳しく指導していたし、2年生、3年生、場合によっては高校生も目を光らせていた。
中には隠れて長ズボンになる生徒もいたが、隠れるしかなかった。
それに、県庁所在地のX市でも、中学生の低学年は半ズボンという風潮も合った。Y市はもっとその傾向が強かった。

ただ、中学生が小学生と違って認められるのは、縦2列のアルミで補強した穴のある黒の太いベルトが認められていることだった。

学童長靴に半ズボン、大人用長靴に半ズボンの中学1年生が結構見られた。
A樹とB斗はうれしくて仕方がなかった。C子のうれしくて仕方がなかった。

327 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:41:38.17 ID:NgPP04X8e
春休みで中学校の入学式の少し前、A樹とB斗はZ川の河原に遊びに行った。
デニ半、ハイソックス、長い大人用長靴である。
小学6年生で、A樹とB斗は二人ともC子に投げ飛ばされて失神したことが2回あった。

1回目は1月はじめのN祭りにおける子供相撲
2回目は1月終わりの体育での肉弾である。

C子に肉弾で失神KO負けした後、A樹とB斗はお互いに長靴を交換した。C子に勝つまでという約束で。
2月以降体育では、持久走、駅伝リレー、サッカーがあったが、どれでもC子に負け続けた。 >>499 >>500 >>501 >>502 >>828 >>829 >>830

A樹「僕らの長靴、結局元に戻すことができなかったね。」
B斗「最後までC子に勝てなかった。」
A樹「中学生になったら体育も部活も男女別々だろ?」
B斗「うん。小学校を卒業するまでに勝ちたかったな。」

そんな話をしていると、白のスカートに白のハイソックスに長い緑の長靴C子が土手を歩いているのが見えた。
C子は河原に下りようとしているらしい。A樹とB斗はC子を呼んだ。C子は下りてA樹やB斗に近づいてきた。

328 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:42:39.50 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗とC子は小学校時代の思い出話をした。
話は、A樹もB斗もC子に勝てなかったことにも及んだ。A樹とB斗はC子の強さを讃え、C子はA樹とB斗が強くなっていることを讃えた。
C子「肉弾の時はびっくりしたわ。相撲の時はそうでなかったのに、どうして肉弾の時はあんな悲鳴を上げたの?鼓膜にも響いたし、体中にも響いて震えちゃったわ。」
B斗「ごめん、ごめん。僕も自分ではわからないで先生から聞いてわかったんだ。声を出したのはわかったけど悲鳴だとは…」
A樹「僕もだよ。相撲のときは、もう絶対投げられることがわかったから覚悟ができて痛んだと思う。でも、肉弾の時は…」
B斗「僕たちツープラトンで当たったし、絶対勝てると思ったんだ。」
A樹「ちょっと押されたこともあったけど、少ししたら僕たちが一歩的に押していると思うたんだ。」
B斗「でも、C子が低くなって僕たちが浮き上がりそうになったんだ。」
A樹「でも、そのまま下に押しつぶせると思ったんだ。」
B斗「でも、踏ん張れなくなって…」
A樹「スピードも速いし、どんな風に投げられていくのかもぜんぜんわからなくて、怖くなってしまったんだよ。」
B斗「しばらく真っ暗だったな。担架に載せられるあたりからみんなの声が聞こえたんだ。」
「僕もだよ。保健室に向かっているのだけはなんとなくわかったけど…」

C子「ごめんね。」
B斗「いいんだよ。僕たちよりC子の方が強かったんだから仕方ないよ。」
C子「A樹もB斗もどんどん強くなっているから、私も真剣になっちゃうんだわ。」
A樹「僕たち、C子のおかげで強くなれたかもしれない。C子には勝てなかったけど。僕たち、体育がずっと3だったけど、卒業式では4になっていたんだ。」

329 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:43:31.90 ID:NgPP04X8e
A樹とB斗とC子は河原を下流に移動していった。
一部を除いて晴天でも長靴でないと通れない区間が多い。河原に来るときには晴天でも堂々と長靴が履ける。
上流に移動すると、小学校の体育でよく使っていた河原である。つい2ヶ月ほど前、A樹とB斗が持久走や駅伝リレーでC子に負けた場所である。
下流に移動すると、いったん土手に上がり県道を横切ってまた河原に下りるのだが、そこは中学校が体育や部活でよく使っている場所であった。

その河原をA樹たちが行くはずの中学校が使っていることは、A樹たちは知っていた。
A樹たちが小学校を下校してからいろいろなところに遊びに行くとき、この河原で中学生が部活で走っているのも見ていた。
男子も女子も一年中、白の半袖、白のハイソックス、男子は黒のナイロンの激短パン、女子は黒のブルマだった。どの部活でもそのようだった。
ただこの2,3年、必ず長い長靴を履くようになってきている。男子は黒の大長靴、女子はさまざまな色だが淡色の長い長靴である。
河原でのトレーニングのときに義務付けられているらしい。

A樹たちがその河原に到着したとき、中学生たちが顧問の号令を受けながら走り込みをしていた。
男女ともいる。新2年生も新3年生もいる。単独の部活だけではなく複数の部活が合同で練習しているらしい。
短い距離をダッシュしたり、長い距離を走ったりすることもある。
顧問は非常に厳しかった。これが中学なのか、と思った。

男女が一緒に走ることもあった。女子に負ける男子も少しいた。
もしかしたら、C子とこんな形で対戦する機会があるのかな? とA樹とB斗は期待と不安を抱いた。
C子にまた負けることはあっても、勝つチャンスもあると。たとえ、2年生になってでも3年生になってでもC子に勝ちたかった。
C子も、中学生になってもA樹やB斗たちと競い合うチャンスがあると思うと期待に胸が膨らんだ。
A樹やB斗が2年生になっても3年生になっても、A樹やB斗に勝ち続ける自分を想像した。

顧問の厳しそうな様子や中学生の真剣な雰囲気に圧倒され、3人はもう一度上流に戻ることにした。

330 :夢見る名無しさん:2017/04/24(月) 19:49:51.54 ID:NgPP04X8e
これにて小学校編が終わります。
2スレでは小学校編は時系列の前後が激しかったので、それを時系列順にしようとも思っても順番に狂いが出てしまいました。
コピーしながら誤字脱字や矛盾があれば修正したり、思いついたことを付け加えたりしましたが、見逃してしまったことも結構ありました。
2スレでのレス引用番号は消していきましたが消し忘れも出てしまいました。
読み苦しくなって申し訳ありません。

いよいよ中学校編です。

331 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:02:51.29 ID:hS2l5LkTH
A樹B斗C子は揃って同じ中学校に入学した。
3人は小学校では奇跡的に同じクラスだったが、中学校では3人ともばらばらのクラスになり、3年間ずっとそうだった。

>中学校の制服は、男子は普通の黒の詰襟、もちろん長ズボンであり、女子は普通の黒のセーラー服で、スカートはひざより長い。

>では、半ズボンとは無縁となるか?いやそうではなかった。

>X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
>真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

>Y市の中学校にはすごい校則がある。
>私服では、中学2年の秋の衣替えまで、半ズボンでなくてはならないのである。
>制服で外出できるのは、学校行事、慶弔だけである。
>そのことは生徒指導部も厳しく指導していたし、2年生、3年生、場合によっては高校生も目を光らせていた。
>中には隠れて長ズボンになる生徒もいたが、隠れるしかなかった。
>それに、県庁所在地のX市でも、中学生の低学年は半ズボンという風潮も合った。Y市はもっとその傾向が強かった。

>ただ、中学生が小学生と違って認められるのは、縦2列のアルミで補強した穴のある黒の太いベルトが認められていることだった。

>学童長靴に半ズボン、大人用長靴に半ズボンの中学1年生が結構見られた。
>A樹とB斗はうれしくて仕方がなかった。C子のうれしくて仕方がなかった。

入学式、始業式が終わると、部活動の登録が始まる。
帰宅部になって遊ぼうとすると、半ズボンでなくてはならない。上級生がしっかり取り締まっている。
そこでハードな運動部に入る生徒が多くなる。

A樹もB斗もC子も運動をしたくて仕方がなかった。文化部や帰宅部という選択はなかった。
あの日、河原での合同トレーニングに参加していた部活に入りたかった。

A樹はサッカー部、B斗はテニス部を考えていた。でも、レスリング部に入ることにした。
なぜなら、C子がレスリング部に入るからだ。

332 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:03:22.62 ID:hS2l5LkTH
レスリング部は中学校では珍しい。
顧問のZZは体育の教員で生徒指導主任だ。授業でも生徒指導で部活でも厳しいことが知られている。
地元国立大のX大学教育学部のころからレスリングで鳴らした。教員になってからであるが、国体で優勝し、X県のメダルの数をかろうじて全国1位にするのに貢献した。
体協関係でも実力者で、管理職になるのは時間の問題だといわれている。
レスリング部を作りたいとZZが言ったとき、管理職も教委も反対できなかった。
結構予算をかけて設備を整えた。

珍しい部活である。それも部員が多くなった一因である。
A樹もB斗もC子も珍しいことをやりたかった。(理由甲)

レスリング部に入ると非常に厳しい生活が待っている。
だが、レスリング部員であるということは、ZZの完全な庇護下にあるということだ。
レスリング部員である限り、いかなる不良も近寄ってこない。ただ、レスリング部員でなくなると、たちまち不良から目をつけられる。(理由乙)
レスリング部のそのような側面は、A樹B斗C子にとってまったく未知のことだった。

レスリング部では、男子はすその短い半ズボンのようなシングレット(吊りパンツ)、女子は競泳用水着のようなシングレット、男女ともハイソックスに編み上げブーツ、編み上げにはテープをする。
A樹やB斗は長靴半ズボンのようなスタイルになる。C子は競泳用水着に長靴のようなスタイルになる。
A樹B斗C子を惹きつけてやまなかった。(理由丙)

A樹B斗C子がレスリング部に入部した理由は、第1に丙、第2に甲であって、乙のことは何も考えていなかった。
A樹とB斗にとっては、C子が入部するということも重要だった。

333 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:03:54.06 ID:hS2l5LkTH
5月にはいると体力テストがあった。
学年ごとに、丸一日が身体測定と体力テストになっていた。さまざまなクラスと同時進行になった。

50M走。4レーンで男子2名女子2名で走る。
ほとんどの場合、男子2名が女子2名に結構な差をつけて勝っている。
A樹の番がやってきた。違うクラスになったC子も走る。A樹はどきどきしてきた。
スタート。A樹と一緒に走った男子は別の小学校出身の陸上部で圧倒的に早い。C子と一緒に走った女子は女の子走りで圧倒的に最下位だった。
C子は陸上部の男子の少し後ろについていった。A樹はもう一人の女の子には圧倒的な差をつけたが、C子には負けた。
男子が女子に負けるのはA樹が見た限りでは2例だった。一人は肥満児、もう一人は非常に背が低く線の細い男子だった。
計測は機械的にどんどん進むので、誰も結果に感想を漏らす者はいなかった。

握力。握力計がいくつか並び、半分が男子、半分が女子だった。
B斗の番になった。皆より悪くない数値が出て喜んでいたら、C子の番になった。C子はB斗を上回った。
ZZが仕切っているので誰もぐずぐずしていられない。機械的に進んでいった。

A樹もB斗も悔しくて仕方がなかった。
その日は1学期の中間考査の前の考査週間だったので部活はなかった。

A樹は長靴半ズボンでZ川の河原(小学校や中学校が使わない河原でよく遊んでいた河原)に行って、思い切り走った。
A樹もB斗も越えられなくてC子だけが越えることのできた支流の河口を跳び越すことができた。
でも、涙が出てきて仕方がなかった。人目がないことを確認すると、A樹は泣いてしまった。

B斗は長靴半ズボンでZ川の支流T川の河原に行った。姉のK子とキャッチボールをしたところである。
A樹とB斗は上れなかったがC子は上れた大木についに登ることができた。
でも、涙が出てきて仕方がなかった。人目がないことを確認すると、B斗は泣いてしまった。

334 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:04:29.85 ID:hS2l5LkTH
A樹とB斗がそれぞれ家に帰ってくると、A樹の母や姉のM代、B斗の母や姉のK子は、テスト週間なのに遊んでいて勉強していないことを責めた。
A樹もB斗も、もし、体力テストでC子に負けることがなければ、まっすぐ帰って勉強していたはずだ。
レスリング部は練習がきつく、日曜日もよくつぶれる。
本当は疲れてはいたのだが、どうしても悔しさを抑えることができなかったのだ。
A樹もB斗も本当の理由を言う気にはなれなかった。
レスリング部で試合に出場できるようにトレーニングをしていたと言った。
もちろん、それはうそではないが…

A樹もB斗も股間を意識してまったく勉強が手につかなかった。

335 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:04:59.07 ID:hS2l5LkTH
M代とK子はA樹とB斗が勉強しなかったことを母親と一緒に責めたが、長靴半ズボンでトレーニングをした、ということはうれしかった。
校則では私服では半ズボンとなっていることは知っている。その校則を恥ずかしがらずにしっかり守ったことはいいことだと思う。

M代とK子は家の周りで掃除をしていたときにA樹とB斗を見たのだ。
大学4年で卒論や教員採用試験で忙しいM代とK子がA樹とB斗の長靴半ズボンの姿を見るのは久しぶりだ。
A樹もB斗も脚が長くなってきた。小学生のころよりも短い半ズボン、ハイソックス、大人用の長い長靴が似合っていると思った。
M代はA樹を、K子はB斗を抱きしめたかった。

また、A樹やB斗にいつまで長靴半ズボンが似合うのか、似合わなくなる前に、来年くらいには最高に似合うようになっているのかと考えると、たまらなかった。

336 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:13:44.35 ID:hS2l5LkTH
レスリングのコスチュームの設定はめちゃめちゃにしました。
あしからず

A樹、B斗、C子の中学校のレスリング部のコスチュームについて少し追加。

男子は、一般のレスリング用吊りパンより体へのフィット感があり、股下も短く、下半身部は黒、上半身部は赤のタイプと青のタイプ、
女子は、競泳水着に近い形の赤のタイプと青のタイプ、
男子も女子もシューズではなく、述べたとおりのブーツ、
長靴半ズボン感、長靴ブルマ感が感じられる。

ということで。

337 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:14:11.68 ID:hS2l5LkTH
レスリング部の練習は厳しかった。朝連はほぼ毎日あったし、日曜日もほとんどつぶれた。
1年でも2年でも3年でも脱落者はいる。脱落者は不良グループに目をつけられることが多かった。
顧問のZZは生徒指導主任の体育教師でA樹たちの中学校の治安を守っている。
A樹たちも運動部に入るのは当たり前だと思っていたし、いくら練習がつらくてもレスリング部をやめるなんてことは考えられなかった。
体育館の一角にマットを敷いて練習をする。ただ、いくらZZの威光が強くても他の部活のために場所を確保しなくてはならない。
だから、週の何回かは河原での走り込みなどのトレーニングとなった。雨天なら校舎内での階段昇降や基礎トレである。
河原でのトレーニングでは体育館や運動場の割り当てからはみ出た部活との合同トレーニングも多かった。

>X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
>真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

ZZは河原でのトレーニングの時には、男女ともに長靴の着用を義務付けた。しかも、短いのはだめで大長靴級の長い長靴である。
理由としては、ぬかるみがあること、砂地があること、負荷がかかってトレーニングになることを挙げていた。
ZZも長ズボンのトレパンにではあるが、黒の大長靴を着用してきた。
ZZは特に言わなかったが、他の部活もZZの威光に従って、大長靴着用となった。
実は、ZZも長靴フェチであったのかもしれない。

河原での練習では、半袖に、長靴短パン少年や長靴ブルマ少女が競い合った。
A樹もB斗もC子もうれしくてしょうがなかった。
マットの使えるレスリングの種目練習だけでなく、河原での練習も楽しみだった。

338 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:14:43.32 ID:hS2l5LkTH
A樹とB斗は1年生の中でやや弱いほうだった。もちろん先輩にはぜんぜん歯が立たなかった。
C子は1年生の中では1、2を争うほど強かった。それでも先輩にはぜんぜん歯が立たなかった。
C子が2年生のE子先輩と試合をした。E子先輩は背の低いC子よりも背が低く、C子よりも線が細かった。
それでもC子はE子先輩にあっという間にフォールされてしまった。
フォールされるまでの時間はだんだんと延びてきたが、それでもE子先輩になかなか勝てなかった。
C子がE子先輩にはじめて勝ったのは、C子が2年生になった春である。
それほどZZの指導する技術は本格的で揺るがしがたいものだった。
ZZの体力もほとんど衰えていなかった。どんな強い男子とやってもあっという間にフォールした。
A樹もB斗もC子も何も気づかないうちにフォールされた。ZZにフォールされても何の痛みも感じなかった。それほどの実力である。

試合は、市内大会も県大会もない。いきなり、数県にまたがる地区での地区大会である。その上は全国大会である。

河原での練習ではさまざまな距離の走りこみが多かった。A樹やB斗はC子と競走する機会があまりなかった。
たまにあるときにはわくわくどきどきした。そしていつも負けた。
短い距離ではB斗がA樹に、長い距離ではA樹がB斗に勝つことがほとんどだったが、C子はどんな距離でもA樹やB斗に完勝した。

1年生の1学期のうちに、A樹とB斗が履いていた長靴が河原のトレーニングによって、壊れてしまった。
A樹とB斗は新しい黒の大長靴を買った。

1年生の2学期に河原でのトレーニングがあった。A樹とB斗はC子に負けた。
A樹とB斗は、小学校6年生の時、肉弾で失神KO負けした後、C子に勝つまでお互いの長靴を換えっこしたことを思い出した。
A樹とB斗はまた、C子に勝つまでは長靴を交換することにした。A樹とB斗の大長靴のサイズもメーカーもまったく同じだった。

結局C子に勝てないままA樹とB斗の大長靴はトレーニングによって2年生の1学期に壊れた。
2年生の2学期河原のトレーニングでにC子にまた負けた時に、また交換をした。
今度こそC子に勝って長靴を元に戻そうと。

339 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:15:46.09 ID:hS2l5LkTH
9月には部活のない日曜日が必ずある。ZZがレスリング関係の集会に参加するためである。

1年生の9月の日曜日、A樹とB斗は、2年生のS山先輩とT川先輩とU田先輩から釣りに誘われた。
3人の先輩は中堅どころの強さであり、A樹もB斗も親しみを抱いていた。
3人の先輩は2人に、絶対に長靴を履いてくるように言った。
Z川の上流に行くのだが、足場の悪いところだから、という理由である。
A樹とB斗はうれしくてたまらなかった。
実は、S山先輩もT川先輩もU田先輩も長靴フェチだった。

A樹とB斗は自転車に乗って集合場所に現れた。
S山先輩もT川先輩がすでに自転車にまたがって待っていた。U田先輩が少し遅れて自転車に乗ってやってきた。
S山先輩は背が高く脚が長く、小学生にはまったく見えなかった。それでも、長靴、ハイソックス、半ズボンがS山先輩に似合っていた。
T川先輩はA樹やB斗よりも背は低かったが、小学生には見えない。S山先輩同様、筋肉も小学生らしくはない。それでも、長靴、ハイソックス、半ズボンがT川先輩に似合っていた。
U田先輩は少し毛深い。大腿にも少し目立つ。脛は更に毛深いがハイソックスと長靴が隠してくれた。それでも、長靴、ハイソックス、半ズボンがU田先輩に似合っていた。
先輩たちが先頭になって自転車をこいでいく。先輩たちの脚の回転も美しかった。

S山先輩は釣りに詳しく、釣果は上場だった。キャッチアンドリリースをして身軽になって帰った。

340 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:18:46.32 ID:hS2l5LkTH
2年生の9月の日曜日、A樹とB斗は1年生のS児とT太とU雄を釣りに誘った。
3人ともレスリング部ではA樹とB斗と同じ立ち位置である。
A樹とB斗は長靴を履いてくるように言った。理由は去年とまったく同じである。

当日、S児だけが長靴を履いてこなかった。A樹とB斗は厳しい口調で長靴を履いてくるように言った。
先輩風を吹かして威張ることのないA樹とB斗だったが、このときは非常に厳しかった。S児も素直に即座に反応した。
S児の家は集合場所から近かったこともあって、S児は長靴を履いて戻ってきた。
3人とも河原のトレーニングにあわせて大長靴である。
S児はA樹やB斗よりも少し背が高い。でも、筋骨の発達はT太とU雄と同じで、A樹やB斗の方ががっしりしてはいる。
3人とも小学生にはあまり見えない。結構大き目の小学6年生に見えなくもないが中学生らしい。
脚線も長くなっており、筋肉もつき始めており、長靴、ハイソックス、半ズボンを履くことによって、今が一番美しく見える。
A樹とB斗は自分たちが1年生の3人にどう見えているのか気になった。自分たちが1年生の時3人の先輩を見たのと同じような気持ちなのかと。

5人はA樹とB斗を先頭に自転車でZ川の上流の去年と同じ場所に向かった。
すれ違う大人たちの視線が心地よかった。

釣果はS山先輩がいた去年ほどではないが、S山先輩のコツをつかんでまあまあだった。A樹もB斗も一応、釣りが趣味だったし。
その年もキャッチアンドリリースをして、身軽になって帰った。

3年生になったA樹とB斗に、2年生のS児たちは1年生を誘って9月の日曜日に釣りをやったと話してくれた。
あのポイントはものすごく釣れる、でも、あそこには長靴が絶対必要だ、と言っていた。

341 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:21:06.74 ID:hS2l5LkTH
C子はライバルのS子とともに1年生の最後の試合に出場することになった。
A樹とB斗はまったくそんなレベルに達していなかった。
S子はA樹、B斗、C子とは別の小学校の出身である。

数県にまたがる地方大会であった。C子もS子も1回戦で敗退した。2年生ではC子とS子は試合出場の常連であった。2年生の秋、C子とS子は全国大会に出場を果たした。

3年生の夏の試合、A樹とB斗も地方大会への出場を果たした。これはZZの情けではない。3年生でも実力がないとみなされたら試合への出場はない、それがZZの方針だ。
A樹は1回戦フォール勝ち、2回戦判定負け、B斗は1回戦判定勝ち、2回戦フォール負けだった。

C子は地方大会を優勝、S子は3位で通過し、全国大会に出場した。

東京でも全国大会、C子は思わぬ形でJに再会した。
Jは勤務先のF大学付属中学校のレスリング部の引率者として来ていたのだ。顧問は大会の役員となっており、引率者が必要だったのだ。Jにはレスリングはわからない。

JはF大付中レスリング部のW子と親しく話をしていた。C子はもうJに近づけないような気がした。
C子はどんどん勝ち抜いていったので、同じく勝ち抜いてきたW子と対戦することになる。C子はW子に勝ってJを自分に振り向かせたかった。

C子がW子と当たったのは3位決定戦だった。
C子とW子の実力は伯仲していてなかなか勝負がつかなかった。W子の実力が紙一重で勝っていた。
C子は判定負けで4位となった。C子はその試合内容を評価されて賞をもらうことになった。
S子は上の階級で同じく3位となった。ZZの指導の下では中くらいの結果だった。C子もS子も中学校で表彰された。

C子はW子に負けた悔しさのため、体育館の廊下で人目構わずに泣いていた。
そんな時、JがC子を見つけ、声をかけた。C子はJの胸に抱かれて思い切り泣いた。

C子はレスリング部のこといろいろとと話した。結構長い時間になった。JはA樹とB斗のことをC子に聞いた。
C子はそのときになってやっと、A樹もB斗もレスリング部に入っていること、3年の最後の地方大会に出場を果たし、2回戦で敗退したことを告げた。

342 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:21:32.02 ID:hS2l5LkTH
レスリング部の練習は基本的に男女別だった。ただ、場所のこともあり、河原のトレーニングだけでなくマットの練習でも、ほとんど隣接して行った。
A樹とB斗がC子と組み合うことも、全くないわけではなかった。A樹もB斗もそのたびにC子に負けていた。
ただ、本格的な試合はなかった。部分的な技のスパーリング形式が多かった。

1年生で初めてやったのは、ブリッジ崩し。ブリッジをしてお互いに腕か脚を取って崩し合うのだ。
これは、小学校の体育でもやった。小学校でも、A樹やB斗はC子に負けた。そして、中1のレスリング部でも負けた。

A樹対C子。お互いに後ろ向きになりブリッジを作り、お互いの腕を崩すのだ。
B斗が見ていた。ブリッジもC子の方が見事だった。お互いに近づいていく動きもC子の方が見事だった。身長も体重もA樹の方があったが、筋肉の発達はC子だった。
A樹はC子に崩されてしまった。
B斗はまだこのとき、自分の番が回ってくる緊張のために股間を意識する暇がなかった。

B斗対C子。お互いに前向きになりブリッジを作り、お互いの脚から崩すのだ。
A樹が見ていた。ブリッジもC子の方が見事だった。お互いに近づいていく動きもC子の方が見事だった。身長も体重もB斗の方があったが、筋肉の発達はC子だった。
B斗のレスリングブーツの脚とC子のレスリングブーツの脚が絡み合う。姿勢の確かさと力強さ、動きの速さと力強さはC子が圧倒した。
B斗はC子に崩されてしまった。
A樹は股間を意識した。

343 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:22:12.57 ID:hS2l5LkTH
練習が終わり家に帰ると結構暗くなっていた。
A樹もB斗も帰りは制服ではなく体育の半袖シャツと激短パンを履いて下校した。白のハイソックスが長かった。
中学校では授業以外は体育服が結構認められていた。体育服は、上は半袖、下は短パン、ブルマで、長袖も長ズボンもなかった。

A樹とB斗は走り込みに行ってくると言って、半袖、短パン、ハイソックスに大長靴を履いて、河原に向かった。
本来なら疲れで何もやりたくないが、この日は悔しさでいっぱいだった。
A樹とB斗は落ち合い、C子に勝つことを思い描いて、河原で何本かダッシュをし、股間を意識してしばらく泣き崩れてしまった。

その後、C子との部分的な技のスパーリングは何回かあったが、何度やっても結果は同じだった。
A樹とB斗の身長と体重はC子の身長と体重よりどんどん大きな数値となった。A樹もB斗も、成長と自分自身の努力とZZによる指導によってどんどん強くなった。
でも、C子はそれよりもはやい速度で強くなっていった。C子との強さの差は開くばかりであった。

344 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:23:17.58 ID:hS2l5LkTH
中2の1月か2月くらいからレスリング部では「選考会」がある。次年度の試合の選手を決めるための重要な校内試合だ。
エース級の部員が何人か選ばれる。それに準じる部員がその3倍選ばれる。エース級1名が3人抜きの試合をするのだ。
必ずしも3連勝しなくてもよい。ただし2敗以上すると選考から脱落する。試合内容が悪くても脱落する。
一方、挑戦する3名は内容が良ければ選手に選ばれることもある。

C子は1年生の時から挑戦者に入っていた。2年生になったらエース級になった。
A樹とB斗は1年生の時は全く選ばれなかった。2年生になったら挑戦者に入った。
A樹とB斗は2年生の女子D子とともにC子と対戦することをZZから告げられた。

345 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:23:52.40 ID:hS2l5LkTH
中2の初詣で。
A樹もB斗もC子もそれぞれの家族とともにH神社に初詣でに行った。
H神社は地元の神社でN祭りが行われる神社である。小4から小6までA樹もB斗もC子もN祭りに参加した。
男の子は裸にふんどしと長靴、女の子は体育服の半袖とブルマでふんどしと長靴、積雪の正月2日だった。
A樹とB斗は、階段駆け上げでも子供相撲でもC子に負けた。小6の時は子供相撲で投げ飛ばされ「失神KO負け」した。

C子は両親と妹のN子とともに初詣に来た。N子は小2になっていた。
C子は、白に茶色やグレーのまだらが混じった、化繊だけれども毛足の長い短めのコート、グレーの短いスカート、白のハイソックスに赤の長い長靴、
N子は、ピンクの短いコート、赤を基調としたタータンチェックの短いスカート、白のハイソックスにピンクの長靴。

C子はおととしまでのN祭りでの栄光を振り返り、笑みを浮かべた。

N子は「運動会の徒競走で1番になりますように」と祈り、絵馬にもそのように書いて奉納した。

中2になると高校受験のことを祈ることが多くなる。でもC子の関心はレスリングにしかなかった。
C子は「地方大会、全国大会で優勝しますように」と祈り、絵馬にもそのように書いて奉納した。

346 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:24:20.60 ID:hS2l5LkTH
A樹は両親と姉のM代とともに初詣に来た。M代は大学2年生になっていた。
M代は、グレーのオーバー、赤を基調としたタータンチェックのスカート、白のハイソックスに赤の長い長靴、
A樹は、グレーのジャンパー、黒のフォーマルの半ズボン白のハイソックスに黒の大長靴。

階段をのぼりながらA樹は、この階段でC子に負けたのか、C子の遠ざかりゆく後姿、髪の毛、背中、ブルマ、ハイソックス、長靴を思い浮かべた。
悔しさと股間を意識した。黒のフォーマルの半ズボンはもう小さくなっていてほとんどハミケツである。時々ハミケツに樹に積もった雪の露が落ちてくる。

階段をのぼりきると土俵が見えてきた。あの土俵でC子に負けたのか、改めて悔しさと股間を意識した。

中2になると高校受験のことを祈ることが多くなる。でもA樹の関心はレスリングにしかなかった。
A樹は「○○中学校レスリング部選考会で○○C子さんに勝てますように」と祈り、絵馬にもそのように書いて奉納した。
A樹は絵馬を表にはかけず、先にかけてある絵馬の間に入れて目立たないようにした。
学校やレスリング部の誰かに見られたらどうしよう、という不安もあった。
でも、C子に勝ちたいという気持ちの方が強かった。見られることは覚悟した。

347 :夢見る名無しさん:2017/04/28(金) 19:24:55.55 ID:hS2l5LkTH
B斗は両親と姉のK子とともに初詣に来た。K子は大学2年生になっていた。
K子は、白のオーバー、白と黒の細かいチェックのスカート、白のハイソックスに白の長い長靴、
B斗は、青のジャンパー、黒のフォーマルの半ズボン白のハイソックスに黒の大長靴。

階段をのぼりながらB斗は、この階段でC子に負けたのか、C子の遠ざかりゆく後姿、髪の毛、背中、ブルマ、ハイソックス、長靴を思い浮かべた。
悔しさと股間を意識した。黒のフォーマルの半ズボンはもう小さくなっていてほとんどハミケツである。時々ハミケツに樹に積もった雪の露が落ちてくる。

階段をのぼりきると土俵が見えてきた。あの土俵でC子に負けたのか、改めて悔しさと股間を意識した。

中2になると高校受験のことを祈ることが多くなる。でもB斗の関心はレスリングにしかなかった。
B斗は「○○中学校レスリング部選考会で○○C子さんに勝てますように」と祈り、絵馬にもそのように書いて奉納した。
B斗は絵馬を表にはかけず、先にかけてある絵馬の間に入れて目立たないようにした。
学校やレスリング部の誰かに見られたらどうしよう、という不安もあった。
でも、C子に勝ちたいという気持ちの方が強かった。見られることは覚悟した。

かけられている絵馬を何枚かめくると、
「○○中学校レスリング部選考会で○○C子さんに勝てますように ○○中学校2年○○A樹」
という絵馬を見つけた。
B斗は熱いものを感じた。

348 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:16:09.29 ID:7YwXNPTn9
選考会が始まった。
C子は、D子、B斗、A樹の順に対戦していく。
C子対D子。C子はD子を秒殺とまではいかないけれど、圧倒的な実力の差でフォールした。

C子対B斗。
B斗は組み合ってからしばらくするとC子に投げられた。
攻められに攻められ、ブリッジで耐えに耐えたが力尽き、痙攣してフォールされ、失神したとき失禁してしまった。
B斗は担架に乗せられ、保健室に運ばれた。担架を持ったのは選考会を終えた部員とZZである。
失禁した付近には下に布を敷き、上にも布を敷いた。
部外の生徒にも見られることになるが、レスリング部で失神や失禁をすることはむしろ勲章に近いことになっていた。
C子も失神失禁したこともある。レスリング部はそれくらいハードだという認識はあったので、それほど恥ずかしいことではなかった。

A樹には股間を意識する余裕はなかった。C子や他の部員とともにB斗の汚物を雑巾がけで処理した。

ZZはB斗の処置を女性の養護教諭Y枝に任せると、C子対A樹の試合に戻った。Y枝は失神失禁したレスリング部員の処置に慣れている。

保健室でのB斗。
Y枝は、タオルを敷いた処置用ベンチにあおむけに寝かされたB斗のシングレットを脱がし、湯で絞ったタオルで汚物を拭き取った。
レスリングブーツとハイソックスはそのままにした。フリチンに長靴を履いているようにも見える。
B斗は意識を回復しつつあった。でも、動けなかった。
C子に投げつけられたり、絞められたりした打撃、ずっと続いてきた練習による疲労、次から次へと出てくる宿題をこなす勉強の疲れによって、眠り始めた。
B斗は目を閉じ、口を少し開け、荒い呼吸のため、胸や腹が上下している。寝息も聞こえる。

349 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:16:48.54 ID:7YwXNPTn9
Y枝はたまらなかった。
B斗は、緊張が解けたのと汚物の処置による刺激のため、○起している。ツル脇でチン毛がちらほらである。髭はない。
子供にしては、身長が高いし、筋肉も少しあり、チン毛もちらほらで、○ん○も大きい。
大人にしては、
女にしては、身長はいいとしても、胸や尻に脂肪がないし、いまひとつ貧弱、
男としては、身長がやや足りなく、顔が幼く、骨格も筋肉も貧弱で、○ん○も小さい。
髪の毛も肌もつややかで午後の光が反射し、肌の肌色、ハイソックスの白、髪の毛とレスリングブーツの黒が輝いている。

このB斗という男の子を失神失禁させてフォールさせたのはC子という女の子だとZZは言っていた。
昨年は、2年生の女の子にフォール負けして失神失禁したC子の処置をしたことがある。
そのときのC子は今のB斗より身長も体重も少なかったが、筋肉の発達はC子だと思った。
今のB斗があの時のC子と対戦しても、もしかしてC子が勝つのではないかとも思えてきた。

このB斗という男の子も結構鍛えてあると思える。つらい練習を2年近く頑張ったのだろう。でも、C子という女の子に及ばなかった。
Y枝はB斗の額の汗をやさしく拭いた。

350 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:21:03.60 ID:7YwXNPTn9
同時進行で、C子対A樹。
展開はB斗の時とほとんどというより全く同じだった。

A樹は組み合ってからしばらくするとC子に投げられた。
攻められに攻められ、ブリッジで耐えに耐えたが力尽き、痙攣してフォールされ、失神したとき失禁してしまった。
A樹は担架に乗せられ、保健室に運ばれた。担架を持ったのは選考会を終えた部員とZZである。
失禁した付近には下に布を敷き、上にも布を敷いた。
部外の生徒にも見られることになるが、レスリング部で失神や失禁をすることはむしろ勲章に近いことになっていた。
C子も失神失禁したこともある。レスリング部はそれくらいハードだという認識はあったので、それほど恥ずかしいことではなかった。

保健室の処置用ベンチではB斗が半失神していた。C子にフォール負けして失神失禁したA樹のために処置用ベンチを空けなければならなかった。
ZZはB斗を横抱きにしてベッドに向かった。Y枝はベッドのカーテンを明け、掛け布団を調整した。
ZZはレスリング選手としてはきわめて軽量なほうである。身長は低い。B斗と身長は変わらない。ZZがB斗を横抱きにすると、ZZは自分より大きい体を抱いているようにも見える。
でも、骨格や筋肉の発達はもちろんZZが圧倒していた。ZZはB斗を本当に軽々と横炊きしていた。
B斗はレスリングブーツだけのフリ○ンだった。ZZより幼い顔立ちで、首も体幹も脚も腕も細くて貧弱だった。
Y枝はたまらなかった。
B斗は何か大きな力で包まれたような感じがした。
レスリングの技の指導ではZZに簡単に押さえ込まれていた。練習としてZZに技をかけてZZが投げられたり押さえ込まれたこともあったが、すべて練習の一環としてのことであることはB斗にもわかっていた。
ZZから体罰を受けたこともある。練習で気が抜けているときや提出物を忘れたときなどである。
それらすべてを含めてZZの大きな力に包まれて眠りたくなった。完全にグロッキーだったのでそうせざるを得なかったいうこともある。
ZZはA樹の処置をY枝に任せるとマットに戻り、C子や他の部員がA樹の汚物を処理した。

351 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:21:25.16 ID:7YwXNPTn9
保健室でのA樹。
Y枝は、タオルを敷いた処置用ベンチにあおむけに寝かされたA樹のシングレットを脱がし、湯で絞ったタオルで汚物を拭き取った。
レスリングブーツとハイソックスはそのままにした。フリチンに長靴を履いているようにも見える。
A樹は意識を回復しつつあった。でも、動けなかった。
C子に投げつけられたり、絞められたりした打撃、ずっと続いてきた練習による疲労、次から次へと出てくる宿題をこなす勉強の疲れによって、眠り始めた。
A樹は目を閉じ、口を少し開け、荒い呼吸のため、胸や腹が上下している。寝息も聞こえる。

352 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:22:06.60 ID:7YwXNPTn9
Y枝はたまらなかった。
A樹は、緊張が解けたのと汚物の処置による刺激のため、○起している。ツル脇でチン毛がちらほらである。髭はない。
子供にしては、身長が高いし、筋肉も少しあり、チン毛もちらほらで、○ん○も大きい。
大人にしては、
女にしては、身長はいいとしても、胸や尻に脂肪がないし、いまひとつ貧弱、
男としては、身長がやや足りなく、顔が幼く、骨格も筋肉も貧弱で、○ん○も小さい。
髪の毛も肌もつややかで午後の光が反射し、肌の肌色、ハイソックスの白、髪の毛とレスリングブーツの黒が輝いている。

このA樹という男の子を失神失禁させてフォールさせたのもC子という女の子だとZZは言っていた。
昨年は、2年生の女の子にフォール負けして失神失禁したC子の処置をしたことがある。
そのときのC子は今のA樹より身長も体重も少なかったが、筋肉の発達はC子だと思った。
今のA樹があの時のC子と対戦しても、もしかしてC子が勝つのではないかとも思えてきた。

そういえば、このA樹という男の子、先ほどC子にフォール負けし、失神失禁したB斗に似ている。
顔は違うけれども、体はほとんど同じである。
四肢もすらりと伸びており、健康的で、肥満でもないし細すぎもしないし、この程度の体格ではC子に勝てないのかな、
とY枝は思った。
このB斗という男の子も結構鍛えてあると思える。つらい練習を2年近く頑張ったのだろう。でも、C子という女の子に及ばなかった。
Y枝はB斗の額の汗をやさしく拭いた。

このA樹という男の子も結構鍛えてあると思える。つらい練習を2年近く頑張ったのだろう。でも、C子という女の子に及ばなかった。
Y枝はA樹の額の汗をやさしく拭いた。

353 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:28:11.95 ID:7YwXNPTn9
ZZが保健室にやってきた。
ZZとY枝はA樹をベッドに移すことにした。暖房はしているとはいえ、真冬である。

この数日間、ほとんどのベッドは修理に出していた。老朽化していたのだ。
ベッドは3台しかなかった。そのうち2台には、持病で倒れた女の子が2人寝かされていた。保護者の迎えが来るまで時間がかかっているのだ。

だから、A樹はB斗が寝ているベッドに二人で寝かすことにした。
ZZとY枝は、B斗をあらかじめ隅の方に寄せて寝かせていた。A樹に限らず失神失禁があるのがここのレスリング部だ。

ZZはA樹を横抱きにしてベッドに向かった。Y枝はベッドのカーテンを明け、掛け布団を調整した。
ZZはレスリング選手としてはきわめて軽量なほうである。身長は低い。B斗やA樹と身長は変わらない。ZZがA樹を横抱きにすると、ZZは自分より大きい体を抱いているようにも見える。
でも、骨格や筋肉の発達はもちろんZZが圧倒していた。ZZはA樹を本当に軽々と横炊きしていた。
A樹はレスリングブーツだけのフリ○ンだった。ZZより幼い顔立ちで、首も体幹も脚も腕も細くて貧弱だった。
Y枝はたまらなかった。

A樹は何か大きな力で包まれたような感じがした。
A樹は小学校3年生の冬のことを思い出した。
雪の残る公園で、長靴に半ズボンを履いて肉弾をした時、長靴にスカートを履いたC子に張り手を決められ、失神はしなかったけれど鼻血を出してダウンした。
その時、通りがかった、宗匠帽子を被り十徳を着た老人に横抱きにされ、家に運ばれたことがあった。
老人にとって小3のA樹でも重かったらしく、雲の上に乗せられているような快感はあったが、安定感はZZによる横抱きが圧倒的だった。

レスリングの技の指導ではZZに簡単に押さえ込まれていた。練習としてZZに技をかけてZZが投げられたり押さえ込まれたこともあったが、すべて練習の一環としてのことであることはA樹にもわかっていた。
ZZから体罰を受けたこともある。練習で気が抜けているときや提出物を忘れたときなどである。
それらすべてを含めてZZの大きな力に包まれて眠りたくなった。
ベッドに寝かされるとき、ベッドには誰かがいると感じた。成り行きからB斗であることはわかった。
それでも眠りたくなった。そうせざるを得なかったほどグロッキーだったということもある。

354 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:30:18.91 ID:7YwXNPTn9
そしてY枝は、フリチンにハイソックスにレスリングブーツのA樹をB斗の隣に寝かせて、掛布団をかけた。

B斗は目を覚ましつつあったあった。A樹も自分がB斗の隣に運ばれていることには自覚があった。
ベッドのスプリングはゆるゆるだったので、A樹もB斗も真ん中に沈み込んできた。

C子が保健室に来た。
「先生、A樹とB斗は大丈夫?」「ああ、大丈夫だ。よくあることだ、心配ないぞ。」
「A樹とB斗はどこ?」「ここだ。」ZZはベッドのカーテンを開けてA樹とB斗を見せた。
掛布団があるので、A樹とB斗の顔しか見えない。A樹もB斗も寝息を立てている。
「顔色もよさそうだろう、心配するな。もう下校しろ。」「はい。」

A樹とB斗は目を閉じていたのでC子を見ていない。でも、カーテンが開いてC子が見ていたことは分かった。

355 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:32:35.29 ID:7YwXNPTn9
隣で寝かされたいた女の子の保護者が迎えに来た。そのとき、A樹もB斗も意識はあるものの起きられなかった。
ベッドはどんどん中央に沈み、A樹の唇とB斗の唇が触れ合った。
唇を動かしてはずそうとするとますます深くキス状態となった。おさまっていた○ん○がまた○起した。
腕や脚が触れ合うことも刺激となった。

A樹とB斗が失神してキス状態になったことは2回ある。
1回目は、小6の時のN祭りの子供相撲で、C子に投げ飛ばされて失神した時である。雪が積もった正月である。
A樹とB斗は裸に白のふんどしを締め、黒の大長靴を履き、白のハイソックスがちらりだった。
C子は白の半袖の体育服、黒のブルマに白のふんどしを締め、赤の長い長靴を履き、白のハイソックスがちらりだった。
担架で社務所の長いすに相次いで運ばれ、相次いでふんどしをはずされ、長靴にフリ○で、反対向きに寝かされ、唇と唇が触れ合い、○起した。

2回目は、小6の時の体育で肉弾をやったときである。2月の雪の残った運動場であった。
A樹とB斗は白の半袖の体育服、黒のジャージ地の短パンに黒の大長靴を履き、白のハイソックスがちらり立った。
C子は白の半袖の体育服、黒のブルマに赤の長い長靴を履き、白のハイソックスがちらりだった。
失神して1台の担架に反対向きに乗せられ、ながぐつにハイソックスを履いた脚をぶらぶらとさせながら、唇と唇が触れ合ったままで保健室に運ばれた。
黒のジャージの短パンの中で○起していた。C子も見ていた。C子はその時もその後も、何も言わなかった。
担架が保健室に到着した時、A樹もB斗も意識を回復した。
保健室に入るときは長靴を脱がねばならなかった。C子はもちろん自力で不脱いだが、A樹とB斗はできなかった。
保健室の入り口の床に腰を下ろしたままグロッキーだったので、先生に脱がしてもらった。
C子が脱ぐときも、A樹やB斗が脱がせてもらうときも、シューーーーッ、ポッ、という心地よい音がした。

356 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:33:08.52 ID:7YwXNPTn9
もう一人の女の子の保護者も迎えに来た。
その時、A樹もB斗もすっかり目を覚ましたが、見られないように隠れていた。
「まだ一人、ベッドに生徒さんがお見えになるんですか?」「はい、レスリング部の子です。」
レスリング部のハードさはほとんどの保護者に知られていた。
「男の子ですか?女の子ですか?」「男の子です。」
「同じ保健室に行くにしても、体が強くなって、この子のようにハードなレスリングができるくらいにうちの娘もなってほしいですわ。」

A樹もB斗も顔が赤くなった。
確かに自分たちはレスリング部でやっている。でも、C子という女の子よりはるかに弱い。
この保護者は多分、このベッドの中にいるのはある男の子にフォール負けして失神した一人の男の子だと思っている。
でも、中にいるのは、一人の女の子にフォール負けして失神失禁した二人の男の子なのだ。

保護者と女の子が帰っていくと、A樹とB斗は起き上がり、ベッドから出た。フリチンでハイソックスにレスリングブーツだった。
ZZの手配で更衣室から自分たちの荷物が届いていた。A樹とB斗は急いで着替えた。そのとき、制服ではなく、体育服の半袖と短パンにした。

A樹とB斗はY枝にお礼を言って下校することにした。
「次は女の子に負けちゃいけないよ。」「はい。」A樹とB斗の顔は真っ赤になって股間を意識した。
その日、雪が積もっていたので、長靴で投稿する生徒も何人かいた。A樹B斗C子ももちろんそうだった。
A樹とB斗は短パンに大長靴を履いて下校することにした。

357 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:34:32.26 ID:7YwXNPTn9
体育服の半袖、短パン、ハイソックス、大長靴で残雪を蹴飛ばしながら下校しようとするA樹とB斗の耳に、C子の怒鳴り声が飛び込んできた。
体育教官室の前で、C子がZZに大声で怒りをぶちまけている。
「どうしてS子にはY男とF子なのに、私にはA樹とB斗なの?」
「B斗の筋力とリズム感、A樹の持久力とスピード、これに勝ってほしかったんだ。C子、お前は持久力がまだまだだ。リズム感ももう少しほしい。」
「私がA樹やB斗に負けているとでも言うの?私がS子より下だとでも言うの?」
すかさずZZの平手打ちがC子の頬に入った。C子は泣きながら走り去って行った。

A樹とB斗は隠れていたし、C子は反対方向に行ったので、C子には見られていないはずだと思った。

A樹とB斗は悲しかった。いつもは悔しさだけだったが、こんなにC子の心が自分たちから離れていたことを思い知らされたのはつらかった。
中学校に入学してから3人は一回も同じクラスにならなかった。それも心が離れる原因の一つかとも思った。
そういえば、C子の態度はどんどん冷淡なものになっていく。雑談もあまりしなくなった。挨拶もそっけなくなってきた。お互いの家にも行かなくなって久しい。

C子はS子にライバル心を抱いている。S子は3人とは別の小学校の出身だ。S子はC子と同じくらい強い。A樹もB斗もS子には、試合でも様々な練習でも負けていて勝ったことがない。
C子にとってはZZがS子に関心を払うことが許せなかったのだ。
C子もあまりはっきりとは気づいていないが、実はC子はZZに恋をしていたのだ。
ZZは中年で妻子もある。C子にも常識はある。
C子はレスリング一筋だった。恋にも遊びにもほとんど関心がなかった。唯一のおしゃれは長靴そのものと、長靴と服装とのコーディネイトだった。同い年の女の子よりそちらの方面に疎かったのかもしれない。

翌日、C子はZZに謝罪し、その件については丸くおさまった。
レスリング部の日常は続いた。

358 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:35:19.80 ID:7YwXNPTn9
>すかさずZZの平手打ちがC子の頬に入った。C子は泣きながら走り去って行った。
追加
A樹とB斗は制服のセーラー服に赤の長い長靴を履き、白のハイソックスをちらりとさせたC子の後姿を見送った。
艶やかな髪の毛が揺れ、長靴ハイソックススカートの間の脚の肌も艶やかだった。
C子は身長は低いままであったが、以前もその傾向はあったが、肩幅は広くなり、脚の筋肉も以前よりたくましいものになっていた。

359 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:36:54.21 ID:7YwXNPTn9
>中学校の制服は、男子は普通の黒の詰襟、もちろん長ズボンであり、女子は普通の黒のセーラー服で、スカートはひざより長い。

>では、半ズボンとは無縁となるか?いやそうではなかった。

>X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
>真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

>Y市の中学校にはすごい校則がある。
>私服では、中学2年の秋の衣替えまで、半ズボンでなくてはならないのである。
>制服で外出できるのは、学校行事、慶弔だけである。
>そのことは生徒指導部も厳しく指導していたし、2年生、3年生、場合によっては高校生も目を光らせていた。
>中には隠れて長ズボンになる生徒もいたが、隠れるしかなかった。
>それに、県庁所在地のX市でも、中学生の低学年は半ズボンという風潮も合った。Y市はもっとその傾向が強かった。

360 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:37:19.37 ID:7YwXNPTn9
半ズボンというのは信用があった。

B斗たちの中学校では2年生の夏休みに共同研究があった。数人の班のメンバーは、事前に希望したテーマを参考に、学校によって決められる。
B斗は音楽の歴史についてのグループとなった。
夏休みのある日、F美という女の子の家に集まってポスターを作ることになった。F美の家が広いからだ。
その日、台風が来た。暴風警報が隣県には出たが、X県はやや強い風と雨だけだった。

B斗は、白地で胸の辺りに赤と青の太い縞のある結構高級なポロシャツに、縦2列の穴をアルミで補強した黒の太いベルト、ライトブルーのデニムの半ズボン、白のハイソックスに黒の大長靴で出かけた。
もう一人の男の子も同じような格好であった。2人の女の子は、半袖のブラウスに、スカートに、白のハイソックス、一人は赤の長い長靴、もう一人は白の長い長靴だった。
F美の家にはF美も含めて5人が集まった。
女の子が2人もいることが好印象をも持ったのか、F美の母親はB斗ももう一人の男の子もすんなりと入れてくれた。
玄関には、B斗の黒の大長靴と、もう一人の男の子の黒の大人用長靴、女の子の赤の長い長靴、もう一人の女の子の白の長い長靴が並んだ。
激しい雨に洗われて、どの長靴も美しく光っていた。
男の子2人の長靴の足のサイズは女の子のより大きいことは見ればすぐにわかった。
でも、女の子の長靴は長かった。もう一人の男の子の長靴は一番短かった。そんな中で、B斗の大長靴は女の子の長靴より少しだけ長かった。
B斗はうれしかった。

361 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:37:47.84 ID:7YwXNPTn9
ポスター作りは順調に進んだ。F美たち女の子が手際よく進めてくれて、清書の段階になっていた。
カラフルでおしゃれなポスターが完成した。ポスターが完成すると、F美の母親がお菓子とジュースを持ってきてくれた。
お菓子とジュースが終わると、F美の提案でリズム遊びをすることとなった。
5人で輪になって、歌に合わせて、手拍子をしたり、ひざうちをしたり、隣の子の手を打ったり、隣の子のひざを打ったりするのだ。失敗した子が脱落する。最後まで残った子が優勝である。
歌は親しみやすいものだったが、リズムは結構複雑だった。Jの歌はなかったが、Jの「歌に似ていたのでB斗にとってはうれしかった。
この遊びは女の子が圧倒的に強い。もう一人の男の子はほとんど一番早く脱落した。
B斗は意外に健闘した。優勝するのはほとんどF美かB斗だった。

B斗はF美を含めて3人の女の子と手を合わせたり、ひざを打ち合ったりして気づいた。
C子はやはり特別に強いのだと。自分もA樹も普通の女の子より強い筋肉を持ってしまっている。成長のためもあるし、レスリング部での猛練習のためもある。でも、C子にはまったく勝てない。
C子の身長はB斗やA樹はもちろん、F美たち3人よりも低い。制服を着ているとC子も普通の女の子に見える。よく見るとバのような筋肉だが。C子の筋肉は特別なのかも知れない。

C子がこのゲームに入ったらどうだろう。
小2か小3のとき、ショッピングセンターに着たJに合わせて、A樹B斗C子は長靴半ズボン、長靴スカートで踊った。そのときはC子が圧倒的にうまかった。
では、今ならどうだろうか。

B斗たちはそれぞれ長靴を履いて帰った。

362 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:38:29.25 ID:7YwXNPTn9
半ズボンというのは信用があった。
B斗の場合は女の子が混じっていたから安心感があったということもできるが、A樹の場合は格別であった。

B斗やA樹の中学校では2年生の夏休みだけでなく、冬休みにも共同研究があった。
百人一首を学校によって割り振られた数人のグループで何首か分担して、解説書などを読んで、絵にして表現するという課題である。

A樹のグループは男子2人女子2人だった。もう一人の男子はぐれかけていてまったくやる気がなく、もう一人の女子は入院してしまった。
A樹はF香という女の子と進めることとなった。
百人一首の解釈はF香、ポスターはA樹という分担になりつつあった。だが、F香は解釈に行き詰ってしまった。絵の原案も含め、二人で詰めることとなり、A樹はF香の家に行くこととなった。

A樹は、白のジャンパーに、縦2列の穴をアルミで補強した黒の太いベルト、紺のデニムの半ズボン、白のハイソックスに黒の大長靴で出かけた。
その日は雪が降り積もっていた。

中2の10月1日からは半ズボンを履かなくてよくなる。ほとんどの男子生徒はそうするが、1割くらいは半ズボンでがんばる。A樹やB斗も半ズボンで通した。

「いらっしゃい、A樹君。半ズボンで寒くない?」
「小学校からずっと半ズボンだから平気です。」
「元気だね。長靴も長くてかっこいいね。A樹君、脚が長くてかっこいいね。」
「今日は雪が降って積もっているし、家を汚してはいけないと思って長靴を履いてきました。」
「気が利くわね。おあがりなさい。」
「失礼します。」

363 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:39:06.49 ID:7YwXNPTn9
A樹は姉のK代から古典の参考書を借りてきた。それが大きな突破口となった。理解できなかったことがはっきりと理解できるようになった。
「A樹君、頭いいね。ありがとう。助かったわ。」
F香はA樹に素直な感謝を表情を向けた。

F香の家はセントラルヒーティングで非常に暖かかった。F香は夏とはいかないまでも春か秋かのような服装だった。
F香の筋肉の様子もよく見ることができた。そして気づいた。
C子はやはり特別に強いのだと。自分もA樹も普通の女の子より強い筋肉を持ってしまっている。成長のためもあるし、レスリング部での猛練習のためもある。でも、C子にはまったく勝てない。
C子の身長はB斗やA樹はもちろん、F美たち3人よりも低い。制服を着ているとC子も普通の女の子に見える。よく見るとバのような筋肉だが。C子の筋肉は特別なのかも知れない。

A樹はケーキとホットコーヒーをご馳走になって、長靴を履いて帰った。

A樹は少し前、グループのもう一人の男子、DQがある女の子の家の玄関先で、母親に入れてもらえず、追い返されたのを見たことがある。
A樹は声変わりしているかどうか微妙な少年らしいハスキーボイスだ。DQはA樹より身長が低くまだ黄色い声だ。
DQは中2の10月1日以前から半ズボを履かず長ズボンをこっそり履いていた。

364 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:39:55.23 ID:7YwXNPTn9
A樹もB斗もDQが嫌いだった。
DQはA樹B斗C子とは別の小学校出身だった。
DQはレスリング部ではなく、バスケ部かテニス部だった。ZZのレスリング部以外はどこもよりゆるいということになる。DQはまあまあ活躍し、ゆるさも満喫していた。

生意気な態度もそうだが、A樹たちを一番怒らせたのは、Jの悪口を言うことだった。
歌手としての歌についても、A樹たちの小学校で教育実習をやったことについても、教育番組に出演したことについても、徹底的に悪口を言った。
Jの教育実習については、その年度の3月にはマスコミを通して世間にばれていた。

A樹は長距離以外、DQに負けていた。B斗は短距離以外、DQに負けていた。

中2の冬、持久走大会で、B斗はDQに勝った。
中3の春、体力テストでA樹はDQと50Mを走ることになり、A樹が勝った。

どちらにおいても、A樹とB斗は喜び合った。特に、A樹もB斗もDQに勝ったという実績を持った中3の春の喜びは大きかった。
ただ、C子に勝てないままでいることは、悔しいままだった。

>3年生の夏の試合、A樹とB斗も地方大会への出場を果たした。これはZZの情けではない。3年生でも実力がないとみなされたら試合への出場はない、それがZZの方針だ。
>A樹は1回戦フォール勝ち、2回戦判定負け、B斗は1回戦判定勝ち、2回戦フォール負けだった。

ZZにとってA樹とB斗の結果は予想を上回るものであった。ZZはA樹とB斗を異例なほどほめてくれた。

校則では中2の10月1日まで半ズボンだったが、A樹とB斗は中3の10月1日まで半ズボンで通した。
9月終わりの日曜日、A樹とB斗は長靴半ズボンで河原に来た。
レスリング部での厳しい練習や、最後の試合で出られ、2回戦まで進出したこと、部活ではないがDQに勝ったことなどを語り合った。
そして、C子に最後まで負け続けたことも語った。

半ズボンのままC子に勝ちたかった、C子に勝つために交換したお互いの長靴をC子に勝って元に戻したかったことも語った。
股間を意識した。

365 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:40:34.35 ID:7YwXNPTn9
通知表、体育、
C子は小学校以来、5以外とったことはないが、A樹とB斗は3だった。小6の最後に4になった。
中学校でもずっと3だったが、中3の1学期に二人とも4となった。
A樹もB斗も喜んだが、C子に勝てないでいることの方が悔しかった。でも、C子に追いついていけるかもしれないとの希望も持った。
中3の2学期も引き続き4だった。
すでにレスリング部は引退していてC子と競い合う機会もなかった。A樹もB斗も半分うれしく半分悔しかった。

A樹とB斗は中学校でのスポーツを振り返った。
体育では中2までの3を4にすることができた。憎らしく思っていたDQにすべての分野で駆ることができた。中3の水泳大会でもである。
でも、C子はずっと5である。
レスリング部では、最後の試合に出してもらえることができた。
中1の時に釣りに誘ってくれた1年先輩のうち、S山先輩は最後の試合に出場できたけど、T川先輩とU田先輩はだめだった。
ZZはこっそりとA樹とB斗を呼び出して、予想以上の成長をほめてくれた。
でも、C子には基礎トレでも試合形式でも負けた。何回やっても負けた。

C子には、小学校以来、A樹もB斗も3回、「失神KO負け」をした。
一回目は、小6の正月の子供相撲。A樹とB斗は裸にふんどしに長靴、C子は半袖体育服ブルマにふんどしに長靴。
二回目は、小6の冬の体育での肉弾。A樹とB斗は半袖体育服短パンに長靴、C子は半袖体育服ブルマに長靴。
三回目は、中2のレスリング部での選考会。A樹とB斗は吊りパンにレスリングブーツ、C子は女子用シングレットにレスリングブーツ。

校則では中2の10月1日から私服が半ズボンでなくなるが、A樹もB斗も中3の10月1日に半ズボンを卒業した。
半ズボンを履いているうちにC子に勝ちたかった。長靴半ズボンで長靴スカートのC子に勝ちたかった。
悔しかった。一方、長靴半ズボンの自分が(自分たちが)長靴スカートのC子に負けることは、妙に股間を意識させた。

中3卒業式、通知表を見た。A樹とB斗の体育は4だった。
C子と同じレスリング部に入ったが、C子の心は遠く離れてしまった。
A樹もB斗もC子もずっとクラスが別々だった。そして、進む高校もばらばらになった。

366 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:41:31.91 ID:7YwXNPTn9
中2の初詣。
雪が積もり降っていて、A樹もB斗も長靴半ズボンで初詣に行った。
中2の初詣では、高校入試の合格を祈る中2もいるが、A樹とB斗はまったく祈らなかった。
レスリング部の選考会でC子に勝つことだけを祈り、絵馬にも書いた。

中3ではA樹もB斗も高校入試の合格を祈った。レスリング部はもう引退していたから。

A樹はY高校を志望した。
Y高校は旧制中学と旧制女学校が戦後合併した受験一流校である。Y高校か、隣の県庁所在地のX高校かX北高校に行かなければ東大は無理だ。
X高校とX北高校はY高校より優秀だが、通学時間がかかるので、一流大学を目指す者はY高校を目指す。
A樹はY高校を志望したが、、面接で無理だといわれた。評定が1足りないからだ。
もし、○○が4だったら、もし○○が5だったら… というより、もし体育が5だったらと考え、悔しくなった。
A樹は必死に勉強したが、評定合計は2学期になっても1学期と同じだった。
A樹はY東高校を受験するように言われた。
Y東高校はY市で2番目の進学校である。東大はゼロだが、京大には隔年くらいで一人、旧帝大には十数人行ける。地元の駅弁大学X大学には上位にいれば行ける。
姉のK代もY東高校からX大学にいった。

B斗はY東高校を志望したが、面接で無理だといわれた。評定が1足りなかったからだ。
もし、○○が4だったら、もし○○が5だったら… というより、もし体育が5だったらと考え、悔しくなった。
B斗は必死に勉強したが、評定合計は2学期になっても1学期と同じだった。
B斗はY西高校を受験するように言われた。
Y西高校はY市で3番目あるいは最低の進学校である。旧帝大はゼロ、地元駅弁のX大学に上位が数名である。

367 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:42:16.04 ID:7YwXNPTn9
C子は中2の初詣で、レスリングの全国大会での優勝を祈って、絵馬にも書いた。
C子には、隣県の私学のレスリング一流校への推薦入学の話があった。
その年度の被推薦者は、C子とC子のライバルのS子ともう一人の男子の3人になった。

中3の初詣、すでに長靴半ズボンではなく、長ズボンに短靴(その年は暖冬で雪がほとんど降らなかった)で初詣をした。C子もストッキングを履いていた。
A樹はY東高校、B斗はY西高校、C子はQ学園高校の合格を祈って、絵馬にも書いた。

受験が近づくにつれ、今まで勉強にぜんぜん関心がなかったような者たちまで真剣に勉強するようになった。
A樹もB斗もC子もレスリングを通して勝負の厳しさを知っている。
本当に真剣に勉強した。C子の場合はZZの指導の下レスリングなどの実技に取り組んだ。

結果、A樹はY東高校、B斗はY西高校、C子はQ学園高校に見事に合格した。

A樹とB斗は評定があとひとつでもうひとつ上の高校に行けたかもしれない。
悔しい気持ちもあった。だから、大学入試では絶対に負けない、という決意を新たにした。
C子は全国大会優勝を今度こそと決意を新たにした。

368 :夢見る名無しさん:2017/04/29(土) 15:51:14.68 ID:7YwXNPTn9
これにて、中学編を終わります。

高校編、大学編はあっさり行きます。
また、J先生とのからみで東京でも別の少年少女を登場させます。M代さん、K子さんの活躍も考えています。
そして、社会人編も考えています。
高校、大学、社会人では長靴半ズボンとの接点が不自然になりますので。

社会人編では、彼らの活躍によって、なんと、21世紀に、長靴半ズボンが復活する物語にします。秘策を練っております。
A樹君B斗君とC子ちゃんの間に亀裂を作ってしまいましたが、3人が和解し、協力して長靴半ズボン復活に取り組む様子も考えています。

以上は2スレで書いたことを文脈に合わせて少し修正したものです。

時系列順になるように修正を入れました。そのため、かえって来るってしまったことがあるかもしれませんが、まったりと見てください。
ごめんなさい。(ペコ)

369 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:13:32.33 ID:uRUVGiCIJ
C子が中3の時、妹のN子は小3だった。
N子とN也が小3の3月、N也は某県に引越しすることになった。
N也の父親は大手メーカーの技術者だった。その県の工場に赴任することになったのだ。
3学期の終業式の日には、N也のためにお別れ会が開かれた。

お別れ会が終わり、下校することになった。N也はN子の家の付近まで先回りをした。
その日は午前中は雨が降っていて、午後になって晴れた。N也もN子も長靴を履いていた。
N也は、白と黒の縞のラガーシャツに黒のランドセルに白のハイソックスに黒の長靴、N子はピンクのカーディガンに赤のランドセルに白のハイソックスに赤の長靴だった。
N也もN子もベルトをしていた。

N也がN子を呼び止めた。「○○さん、今からぼくと○○児童公園相撲を取ってくれない?」
N子が答えた。「○○君、いいわよ。」N也も答えた。「○○さん、ありがとう。」
N也とN子は、○○児童公園に向かった。公園ではまだ湿っている土に、N也が長靴で土俵を描いた。
N也とN子はランドセルを下ろした。

370 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:13:57.23 ID:uRUVGiCIJ
N也とN子は四股を踏んで、構えた。
はっけよーい、残った!
N也とN子は同時に言ってぶつかり合った。

あいよつとなった。N也の気迫が勝り、N也有利に展開した。
身長はN也が高く、筋肉はN子が発達している。N也はそれでもN子より低くあたることができた。
N也がN子を土俵際に追い詰めていったが、N子の筋力が物を言った。N也は土俵際で逆転され、N子に寄り倒された。

N也は膝から大腿を擦り剥いてしまった。
「N也君、大丈夫?」N子はN也の腕を取って抱き起こした。N子はN也をN子の家に連れてきた。
N子は母親に言って、N也の手当てをしてもらった。N也は怪我をしたほうの足から長靴を脱ぎ、ハイソックスも脱ぐこととなった。
まず、庭の水道で汚れを落とし、縁側で傷の手当を受け、ばんそうこうを張ってもらった。

N也はN子とその母親に伴われ、N也の家に向かった。N子の母親はN也の母親に丁寧に謝った。N子も謝った。
N也の母親は、N也の手当てをさせてしまったことのお詫びとお礼を言った。
N子やN子の母親が帰ると、N也は引越しの荷造りをしなかったことをN也の母親から怒られた。

371 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:16:03.73 ID:uRUVGiCIJ
数日して、N也の家の引越しの日になった。
N也は住んでいた社宅やその周辺の風景を眺めていた。
その日もN也は、終業式とまったく同じ服装をして、長靴半ズボンだった。
確かに地面はぬれていたが、空は真っ青に晴れていた。父親も母親もなぜ長靴をはくのかといぶかったが、N也は長靴を履いた。

そこへ、N子が走ってきた。N子も終業式、つまり最後にN也と相撲を取った日と同じ服装だった。長靴スカートだった。
「○○くーーん!」N子は遠くから声をかけてきた。
「○○さん、どうしたの?」「○○君、これ上げる。」
N子が持ってきたのは、正月に行われたN祭りでの子供相撲での優勝の金メダルだった。
N祭りでは、小4から小6には子供神輿と石段駆け上げと子供相撲があるが、小3には子供相撲しかない。

子供相撲では、男の子は裸にまわしに長靴、女の子は半袖体育服にブルマにまわしに長靴である。
正月には雪がよく積もるので、本来は藁沓であったが、いつの間にか長靴になってしまった。
N也はN子につり出されて負けている。

「それは、○○さんが優勝してもらったものじゃない? ○○さんの物だよ。」
「ううん! どうしても○○君に上げたいの! ○○君ががんばっている姿に感動したの。これは○○君にこそふさわしいと思うの。受け取って!」
「N也ああああ! 何してるううううう!」N也の父親が呼んでいる。
「ありがとう。じゃあ、もらうね。○○さんのこと、いつまでも忘れないよ! ぼくも○○さんのように強くなるよ!」
N也は金メダルを持って、トラックの方へ走っていった。
「○○さあん、さようならあ!」

N子は長靴スカートにハイソックスをちらつかせながら走っていった。走るたびにハイソックスの白の見える大きさが変わった。
N子はいつまでもN也を、N也はいつまでもN子を見ていた。

372 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:17:08.61 ID:uRUVGiCIJ
A樹はY東高校で、オリエンテーリング部に入った。中学では珍しいレスリング部だったので、メジャースポーツをする気になれなかった。
A樹は地図を読むことに長けていたし、持久力も鍛えていたので、オリエンテーリングではまあまあの活躍ができた。でも全国のレベルは高かった。
Y東高校は、伝統校Y高校に追いつくことに情熱を持ち、A県などの管理教育を志向していた。
A樹はまじめに勉強した。学校の要求することにはしっかりこたえ、不足することは自分の頭で情報を収集したり考えたりした。
学校の要求していることは必要条件だと認識した。そしてそれだけでは大学らしい大学にいけないことも認識していた。
A樹は成績や偏差値でも頭角を現し、旧帝大に届くレベルに達した。中学校ではレスリング部で鍛えられていたことも役に立った。

A樹は最寄の地底(地方帝国大学)にCやBを出し続けた。地元駅弁のX大学にはAを出し続けた。
A樹は結局X大学を受験することにした。高校教員なら最寄の地底が有利だが、小学校教員ではX大学が有利だからだ。早慶は落ちたが、MARCH、関関同立には合格した。
A樹は迷わず、X大学に進学した。A樹の姉M代、B斗の姉K子の後輩ということになった。

X大学ではどの運動部にも入らなかった。小学校教員になったときに、ありとあらゆるスポーツに通じたかったのだ。そこで、スポーツ同好会を有志とともに立ち上げた。
大学の敷地は体育会が独占していた。A樹たちは、大学の敷地やその他の空間を確保するために、さまざまな機関と交渉した。交渉力が磨かれた。

X大学の教員には失望した。自己満足的なオタッキーな研究の話しかできない者、学生運動や左翼への恨みだけで生きている者、教育はブルジョワによる暴力装置としての搾取だなどといってる者、教科書を読むだけの者など!

A樹はX県の小学校教員採用試験を目指したが、もれ伝わってくる教育界の現状に失望するようにもなってきた。
X県の地理や産業などを研究しているうちに、ジリ貧となっているX県を何とかしようという気になり、X県職員を目指した。
最初はY市職員を目指したが、コネがものを言うことがわかり、コネへの依存率の低いX県職員を目指した。

念願叶い、A樹はX県職員に採用された。

373 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:17:34.20 ID:uRUVGiCIJ
B斗はY西高校では帰宅部となった。B斗は自分のリズム感覚に目覚めていた。音楽が自分を呼んでいると思った。ロックに目覚めたのだ。
B斗は数人の仲間とバンドを結成した。

B斗の両親や姉のK子は反対したが、B斗の意志は固かった。両親も結局認めることとなった。
Y西高校はそれほどの進学校でもないが一応進学校なので、風当たりは強かった。でも、押し切った。

B斗もB斗としては最大限の勉強をしたということにはなるだろう。
B斗は、地元駅弁のX大学、MARCH関関同立クラスは全滅し、関西の中堅どころ(二流か三流)の大学に合格した。

大学ではB斗はバンド漬けだった。自分の大学と近隣の大学から仲間を集め、新たなバンドを組んだ。
女子ヴォーカルがミニスカートにブーツというのに刺激され、B斗は長靴半ズボンでステージに立った。
賞には至らず、肯定的な評価もなかったが、別のバンドから高く評価され、そのバンドと懇意になった。
彼らはB斗たちに、自分たちも長靴半ズボンでやらせてくれないかと頼んできた。
B斗たちにしても、長靴半ズボンという思いつきに特許的なこだわりを持っていなかったし、長靴半ズボンを肯定的に見てくれる彼らに好意を抱き、快く承知した。

就職の季節となった。B斗もバンドを一時停止し、就職活動(当時はまだ就活という言葉はなかった)に励んだ。
大学の偏差値も低く、成績も芳しくなく、コネもないので結構苦労したが、製靴会社から内定をもらった。
B斗はその製靴会社に就職した。

374 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:18:09.34 ID:uRUVGiCIJ
C子は、S子とともに、Q学園高校では、推薦条件のとおり、レスリング部に入部した。
Q学園高校は隣県のため、C子は寮に下宿することになった。
Q学園高校はレスリングも名門であり、非常にレベルが高く、C子もS子も1年生では公式戦にはまったく出してもらえなかった。
C子は軽量でS子は重量のため、練習以外では競い合う接点があまりなかった。C子もS子へのライバル心より、早く試合に出ることのほうに関心が移った。
C子は私物として、私服とともに赤の長靴を持ってきた。
雨の日や雪の日には寮から学校への道を、制服スカートに長靴を履いて登校した。男子の視線や股間を確認することが楽しかった。

C子が1年生の秋、事件が起こった。中学時代のレスリング部顧問のZZが逮捕されたのだ。
ZZは国体でX県のレスリング代表として、最終日近くに優勝し、X県をぎりぎりで1位にした功労者だ。
そのため、中学にレスリング部を作ることを認められ、体協などでも力を振るった。
生徒指導でも頭角を現し、生徒指導主任ではあるが、次は教委の重鎮、次は教頭を飛び越えて校長、そして、どこかの教育長などになると目されていた。
一方、敵も多かった。ZZは世間知らずでもあった。ZZのやったことは、罪に問われても仕方ないことであった。同じようなことをしてもばれないことができる者もいる。でも、ZZは違った。
横領に問われた。今までの体罰も取りざたされた。ZZは懲戒免職となった。

新聞とTVで知ったC子は、寮を無断で抜け出してZZの自宅に向かった。
C子はZZ宅のチャイムを押した。中からはマスコミにおびえたZZの妻が出てきた。ZZの妻はC子に帰るように言った。
C子はY警察署に行った。ZZとの面会を申し出た。断られた。取調室からはZZを罵倒する刑事の声や机をたたく音がした。
C子は泣きながら警察署を後にして、寮に帰った。C子はZZに恋をしていたのかもしれないと自覚した。

375 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:18:37.48 ID:uRUVGiCIJ
C子は無断外出の件で停学となった。恩師を慕うという面に着目して同情してくれる大人はいなかった。C子の母親も来たが、ZZとは二度とかかわらぬように行った。

ZZの家庭は逮捕前から崩壊していた。原因は部活だ。ZZの家は銀行に差し押さえられ、ZZの妻子はY市の隣のZ川町の実家に身を寄せた。

S子はC子のZZへの傾倒ぶりに身を引くようになった。C子はレスリングだけに集中した。

ZZは懲役数年の実刑判決を受けた。控訴したが棄却され、刑が執行された。

2年生になるとC子は地区大会に出場し、入賞するようになった。
3年生では全国大会で入賞した。C子は某体育系大学に推薦で合格した。
S子もC子と同じような戦績で、C子とは別の体育系大学に推薦で合格した。
C子はZZに喜んでほしいと思ったが、伝えるすべはなかった。

376 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:19:03.00 ID:uRUVGiCIJ
C子は某体育系大学に進学した。レスリング部に入部した。
C子はY東高校かY西高校に合格できる成績があったが、もう脳が筋肉に近いものになっていた。

大学のレスリング部はやはりレベルが高い。でも、C子は努力して上位のほうにつけていた。

大学から寮に帰るとき、午前中雨が降っていたので、C子は白地に花柄のワンピースにお気に入りのオレンジの長靴を履いていた。
変質者が物陰から襲ってきた。傘ははじかれた。変質者はC子を押し倒そうとした。変質者は、格闘の末ではなく、秒殺でC子に取り押さえられた。

レスリング部のコーチWSは若くイケメンであった。まだ選手として活躍できるが、早々と引退して、助教授のポストまでゲットした。野心家でもあった。
C子はインカレでも優秀な成績であった。C子はレスリングを続けるために大学院にそのまま進学した。

大会の選考があった。ライバルのT沙とのポスト争いとなった。
C子はWSに恋をしていた。WSとも親しかった。C子はWSとの関係を利用することにした。

C子とWSはラブホに行くことになった。どちらが先に言い出したか、C子も覚えていないほど微妙だった。
C子は変質者を取り押さえたときと同じ服装だった。オレンジの長靴も履いていた。雨の日だった。
言い争いのうちに、格闘となった。C子はWSに犯された。

C子はレスリング部で男子と練習することも多かった。ほとんどの男子に楽勝で勝てた。
WSにも勝ったことがある。でも、WSは手加減をしていたのだ。手加減していることがわからないようにするほどWSは巧みだった。

うわさは広まり、C子は大学院にいられなくなった。場所がラブホということで、訴える先が見つからなかった。
C子は自主退学することにした。WSにだまされ犠牲にされたのだ。C子は3日間泣き続けた。

C子は仕事を転々としながら、ついに格闘Mの風俗に勤めることになった。
毎日M男をレスリングの技で押さえつけ、抜いてやるのだ。

377 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:19:50.22 ID:uRUVGiCIJ
A樹は研修期間が終わると、X県の産業課に配属された。
X県はジリ貧の状態にあった。X市の臨海工業地帯や内陸に新しい産業を誘致することが求められた。
A樹はX県の計画を引提げて東京の企業の本社をを回ることになった。

B斗は研修期間が終わると、長靴部門に配属された。
長靴部門はジリ貧で不採算であった。会社としては長靴部門からの撤退を検討していた。
B斗は部内の同志たちと頭をこすり付けるようにして、長靴部門の継続を願い出た。起死回生の妙案を提案することも約束した。

A樹は出張するとき、先輩から東京の風俗店を紹介されていた。
営業が終わって、先輩から紹介された風俗街に繰り出した。新幹線のビールとともに出張の楽しみだ。(まだそんな時代だった。)
A樹は先輩の勧める風俗店の近くにある、別の風俗店に興味を持った。格闘Mクラブだ。

案内には何人かの風俗嬢の写真があった。A樹はそのうちの一人に目を向けた。競泳水着に編み上げのレスリングブーツ、白のハイソックスがちらりである。クイーンと言った。
C子に似ているなと思った。C子とは小学校時代、体育やさまざまな遊びで競い合い、負け続けて、一回も勝てなかった。中学校時代、レスリング部での練習でも、負け続けて、一回も勝てなかった。
A樹もC子も半ズボンや半ズボンのように大腿が露出する下半身にハイソックスと長靴を履いていることが多かった。そのたびに股間を意識することが多かった。

A樹は店に入り、クイーンを指名した。クイーンはレスリングで攻めてくれるのである。A樹はパンツだけの裸でハイソックスだけはそのままにした。長靴半ズボン少年のようにも見える。
クイーンは最初は手加減をして、A樹の実力を探った。A樹が本気を少し出すと、クイーンも本気を出した。次第にガチの勝負になった。
A樹もレスリング部員だった。クイーンはA樹よりもレスリングに通じているようだった。一進一退の展開で、上になったり下になったり、バックを取ったり取られたりした。

もう少しがんばれそうだ、がんばれば勝つことができるかも、と思えたが、Mがテーマとも思い、フォールされた。
そこから、サービスの本番が始まるのだ。

378 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:20:25.87 ID:uRUVGiCIJ
「男のくせに女に負けて悔しくないの?」「悔しいです。」「それにしても弱いわね。」「…」
「なんか言いなさいよ!」「あなたは強いです。」「あんたが弱いのよ!」「そうですね。」
そんな問答とともにしごかれてヌかれてしまった。

「あんた、中途半端に強いね。若いやつでももっとすぐにへばっちゃうんだから。それにしても、どうしてここの来たの?」
「僕は小学生心からある女の子に、徒競走でも相撲でもスポーツのようなものでは何でも負けていたんです。あなたがその女の子に似ているからです。」
「女の子に負けていたの?ださあい!あんた、レスリングやってたの?」「はい、中学の時、レスリング部でした。」
「そこでも女の子に負けていたの?」「はい、その女の子がレスリング部に入ったから僕も。」
「あんた、何県?」「X県だよ。」「もしかしてY市?」「うん。」
「あんた、A樹!?」「じゃあ、君はC子!?」

「C子、どうしてこんなところにいるんだ?」「あなたには関係ないわ。」「どうしたんだよ?」「もう時間だわ。帰って!」

黒服がやってきて、「お客さん、お帰りください。うちのものに個人的に接触しないでください。」
と言って、精算をさせるとA樹を外に出した。

379 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:20:58.54 ID:uRUVGiCIJ
A樹は悲しかった。
何がC子を奏させたのだろう。小学校時代の、あの輝いていたC子に何があったのだろう。
中学校時代、C子の心はA樹やB斗から離れたようだが、長靴スカートで躍動するC子の姿は忘れたことはなかった。

地元で中学校の同窓会があった。A樹はB斗を誘った。B斗は東京と大阪を往復するように仕事をしていた。
同窓会が終わると、A樹はB斗にC子のことを話した。B斗は驚いた。
A樹はB斗に、C子の店に客を装って行って、C子の連絡先を聞き出すこと、できれば、○月○日○時○分(代案の日時もいくつか提示)の何とかという喫茶店に来てくれるようにすること、を頼んだ。
B斗は喜んで承知した。
「A樹、C子はどれくらい強かった?」
「大学でもレスリングをやっていたし、並の男じゃ絶対勝てないな。ただ、君の僕もレスリングの業は知っているし、やれば勝てるかもしれない。でも、勝っちゃったら、しらけちゃう。」
「そうだな。でも、C子との対戦も楽しみだな。」

B斗は仕事のついでにC子の店に行った。C子はクイーンと名乗っていることも頭に入れた。クイーンの写真もあった。ほかの誰よりもC子だ。

380 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:23:35.17 ID:uRUVGiCIJ
B斗は店に入り、クイーンを指名した。クイーンはレスリングで攻めてくれるのである。B斗はパンツだけの裸でハイソックスだけはそのままにした。長靴半ズボン少年のようにも見える。
クイーンは最初は手加減をして、B斗の実力を探った。Bとが本気を少し出すと、クイーンも本気を出した。次第にガチの勝負になった。
B斗もレスリング部員だった。クイーンはB斗よりもレスリングに通じているようだった。一進一退の展開で、上になったり下になったり、バックを取ったり取られたりした。

もう少しがんばれそうだ、がんばれば勝つことができるかも、と思えたが、Mがテーマとも思い、フォールされた。もうひとつ事情もあった。早く終えて、C子から聞きだすことがあったのだ。

サービスの本番が始まった。
「男のくせに女に負けて悔しくないの?」「悔しいです。」「それにしても弱いわね。」「…」
「なんか言いなさいよ!」「あなたは強いです。」「あんたが弱いのよ!」「そうですね。」
そんな問答とともにしごかれてヌかれてしまった。

「あんた、中途半端に強いね。若いやつでももっとすぐにへばっちゃうんだから。それにしても、どうしてここの来たの?」
「僕は小学生心からある女の子に、徒競走でも相撲でもスポーツのようなものでは何でも負けていたんです。あなたがその女の子に似ているからです。」
「女の子に負けていたの?ださあい!あんた、レスリングやってたの?」「はい、中学の時、レスリング部でした。」
「そこでも女の子に負けていたの?」「はい、その女の子がレスリング部に入ったから僕も。」
「あんた、何県?」「X県だよ。」「もしかしてY市?」「うん。」
「あんた、B斗!?」「じゃあ、君はC子!?」

「C子、どうしてこんなところにいるんだ?」「あなたには関係ないわ。」「どうしたんだよ?」「もう時間だわ。帰って!」
「A樹から聞いたぞ。」「関係ないわ。」「携帯でいい。番号を教えてくれ。」「もう時間よ。」
「これ、僕の携帯だ。留守電でもいい。いつでも連絡くれ。話したい。」
「お客さん、時間ですよ。」「わ、わかりました。じゃあな、C子。少しでも早く連絡くれ。」

381 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:24:22.29 ID:uRUVGiCIJ
B斗は帰らざるを得なかった。
B斗はA樹に知らせた。「すまなかった。聞き出せなかった。C子もかたくなだし、黒服も来やがった。」「いいよ。君の携帯の番号だけでも知らせたのは大収穫だ。今は待つしかないな。」「うん。」

C子は目覚めた。格闘Mクラブをやめることにした。
でも、やくざが許さなかった。逃げようとするC子をやくざが取り囲み、暴行を始めた。1対1ならこんなやつら、何てことないのに、人数が違う。C子は取り押さえられ、殴る蹴るの暴行を受けた。

そこへ一人の労務者風の中年男が現れた。「暴力をやめろ!」
やくざは「なんだあ、てめえは?」とすごんだ。中年男はC子を抱えて立ち去ろうとした。
やくざは中年男に殴りかかってきた。中年男は強かった。ほとんど一方的にやくざを打ちのめした。やくざは逃げて行った。

「C子、大丈夫か?」「あなたは…ZZ先生?」「そうだ。まず事務所に行こう。」
事務所という言葉を聞いてC子は少し不安になった。ZZもやくざになったのかと。

ZZは刑期が終了してからは東京に出て労務者となっていた。
労務者を搾取するやくざに対する怒りで、やくざを相手にけんかをすることもあった。そんな中で、ホームレスを支援するNGOを主催する弁護士と懇意になったのだ。今ではそのNGOの職員となっている。
ZZはC子を弁護士のところに連れて行き、事情を説明させた。ZZもC子を少し前から見ていたのだ。
弁護士やNGOはC子の店に出向き、法的な処置をしてC子を解放させた。やくざはぐうの音も出なかった。

C子はZZのアパートに行き、今までのいきさつを話し、泣き崩れた。
ZZも今までのいきさつを話し、自分の甘さゆえ、刑事事件に問われたこと、ホームレス支援で社会と人間の本質に目覚めたことを語った。

382 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:24:52.27 ID:uRUVGiCIJ
C子からB斗に連絡があった。B斗が指定した日時と場所で会うことにした。A樹も一緒でいいかとの申し出も快諾された。

A樹とB斗は東京でC子と会った。C子は今までのいきさつを洗いざらい話した。
A樹とB斗の目に涙が浮かんだ。

C子は昼間の仕事のパートで働いていた。
A樹はC子のこんごについて、Jに相談することをC子に提案した。C子は気が進まなかった。Jにこんな自分を知られるのはいやだった。でも、当てもなかったし、Jに会いたいとも思えた。

A樹はJに手紙を書いた。C子のいきさつを知る限り詳しく書いた。C子に会ってやってほしいと頼んだ。
Jから返事が来た。Jは快く引き受けてくれた。C子はJのマンションに行った。
C子は洗いざらいはなした。そしてJの胸で泣き続けた。JはやさしくC子を抱いた。

JはC子に、A子さんの店で働くことを提案した。
A子さんは、Jが教育実習を終えたとき、長靴を買いに行った靴店である。A子さんは長く働いてくれる働き手を捜していた。
A子さんの店は長靴が充実している。C子はA子さんの店で働くことになった。

383 :夢見る名無しさん:2017/05/02(火) 19:30:45.51 ID:uRUVGiCIJ
いよいよ、K太君、L気君、V子ちゃん、W子ちゃんたちのエピソードに入ります。
もしかしたら、少し話を変えるかもしれません。あるいは、めんどくさいか発想がわかなかったら変えないかもしれません。

384 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:31:42.70 ID:/6OxMSFEe
小学校時代、真冬でも半袖半ズボンで通した少年がいた。雨の日や雪の日は長靴を履いた。
でも、あまり強くなかった。徒競走や相撲で女の子に負けるところをよく見た。
雪合戦ではそいつの生脚にめがけて雪球を投げた。どんなに当たっても泣き言を言わなかった。
教室に戻ると真っ赤にした手をこすりながら泣きそうになっていた。でも、半袖半ズボンをやめなかった。
あまり強くないから強くなるためにそうしていたのかもしれない。

K太の小学校での同窓生であるある人物は、ある雑誌でK太のことをそんなふうに書いていた。

K太は東京近郊の東京より内陸性の気候でやや積雪もある地域に住んでいる。
身長は平均よりやや高く、やややせていて、平均的な体重だった。
K太は生まれつき喘息や複数のアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。

K太は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

385 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:32:40.79 ID:/6OxMSFEe
小3初の試合、同い年の女の子と対戦して、キックとパンチの連打に泣いてしまった。
K太の実力はあまり伸びず、後から入った同い年の子に抜かれていった。
K太も全敗という訳でもなかった。入門したてのころの子とマッチングされて、半分くらい判定勝ちで勝てた。

試合で青短タンを作ったときは、アレルギーがでたと言って、眼帯をしたり、包帯を巻いたり、休んだりした。
アレルギーの関係もあり、給食は食べず、毎日家から弁当を持参した。
キックボクシングのジムに通っていることは秘密にされた。担任と学校にだけは知らせたが、秘密にするように保護者が頼んでいた。

K太もキックボクシングのことは学校では何も話さず、技も見せなかった。キックボクシングをやっていても、相撲などの格闘などで強くならなかった。
K太は病気だということで、雪合戦を除いては、特にいじめにはつながらなかった。

キックボクシングをやる女の子は強い。そうでない女の子はやめてしまう。やめないでやっている女の子は強い。
K太は小4でも小5でも小6でも女の子に負けた。KO負けもあった。KO負けのほうが多かった。

練習は電車を乗り継いで来る事が多かったが、試合では父親か母親が運転する車で来た。
雨の日や雪の日はどちらであっても長靴を履いた。半袖長靴半ズボンである。
練習でも試合でも、女の子に圧倒されたときには股間を意識した。練習でも試合でも長靴半ズボンに近い姿だった。

386 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:33:54.77 ID:/6OxMSFEe
練習や試合の前、全裸からキックブーツ履くとき、股間を意識するが、緊張のほうがまさっていた。
練習や試合の後、キックブーツだけのフリチンになったとき、最も股間を意識した。金的で抑えられていた反動もあって、大きくなることもあった。

小学校6年生最後の試合だった。
その日、両親は都合が悪く、途中の駅まで送ってくれただけで、会場まではK太一人で行った。
その日、雪が積もっていて、K太は白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに黒の半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

K太は同い年で同じ体重の女の子と対戦することになった。身長はK太より低いが筋肉は女の子のほうが発達していた。
受付でK太の前にいた女の子だ。短い黒のスカートに赤の長い長靴を履いていた。
階段を上るとき、時間が迫っていたのでK太は走って上ったが、その女の子に抜かされてしまった。その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
身長が低いから5年生かとも思った。筋肉の発達から6年生かとも思った。6年生としたら、もしかして対戦相手の○○V子かもしれないと思った。
受付で本当にそのとおりだと確認できた。

コーチはV子が強いことを知っていた。K太にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

387 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:34:34.48 ID:/6OxMSFEe
ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。K太は、パワー・スピード・スタミナともにV子についていくことができず、V子のキックやパンチは強烈に決まり、K太のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからV子が大幅にリードした。
2ラウンド、K太は息が上がっていたが、V子は平然としていた。
棒立ちになったK太にV子のマシンガンのようなローキックが入り続けた。K太はダウンしてしまった。
ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、… K太はカウントナインでファイティングポーズをとった。
脚が動かなくなったK太は起死回生でV子にストレートを放った。
V子の気配が消えた。V子は沈み込み、K太の顔面にストレートを決めた。
K太は鉄の匂いを感じながらダウンした。
カーン、カン、カン、カン、カン、ゴングが鳴った。K太は鼻血を出してKO負けした。
K太はコーチに抱きかかえられて医務室に運ばれた。

医務室で鼻血の処置をされ、コミッションドクターに簡単な検査を受け、無事が確認された。もし、異状があれば、かかりつけの医師にいくことになっている。

K太は着替えた。
K太は白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに黒の半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場を後にしようとした。
コーチと別れると、こっそり体育館に戻り、体育館の陰で、泣き崩れた。
小学校6年生最後の試合で女の子に負けた。女の子との試合にすべて負けた。今回の試合は絶対に負けたくなかった。
K太は1時間ほど泣き続けた。泣き終わるとなぜか股間を意識した。

帰り道、ガラスに映る自分の姿を見た。鼻血の処置の跡、青タンの処置の跡が白く見える。顔だけでなく、腕と脚にもある。

「雪の中、半袖半ズボンで寒くないかい?」「いいえ、平気です。」「元気だね。長靴も長くてかっこいいね。脚長いね。強そうだね。」
体育館に向かう途中で、そんな言葉をかけてくれた大人もいた。

388 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:35:10.38 ID:/6OxMSFEe
小学校6年生最後の朝礼でK太が表彰されることになった。
K太はスポーツで表彰されたことは何もなかった。
喘息とアレルギーを克服するため、6年間真冬でも半袖半ズボンでがんばったことで表彰されるのだ。

その日、前日の雨でぬれていた。K太は、最後に試合と同じ服装で、大人用長靴を履いて登校した。
顔には眼帯、腕と脚には包帯である。アレルギーということにしてある。校長も、それらをアレルギーと結びつけて説明した。

K太は朝礼台に乗せられ、校長に抱き寄せられて拍手を受けた。記録係の先生がパチパチと写真を撮った。

389 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:35:55.90 ID:/6OxMSFEe
L気は都内に住んでいる。お受験をして(させられて)F大学付属小学校に入学した。
L気も生まれつき喘息やアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。
F大学付属小学校を選んだのは、将来の進学のことだけでなく、きめ細かい配慮を期待してのことでもあった。
幸いなことに制服は一年中半ズボンだった。L気の両親は事情を説明して、上も1年中夏服の半袖の着用を願い出て了承された。

L気は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

L気に少し遅れてK太が入門してきた。
L気とK太は事情が似ているし、実力も似ているので仲良しになっていった。
L気の実力や戦績はK太と大体同じであった。身長も体重も体型もほとんど同じであった。

390 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:36:31.04 ID:/6OxMSFEe
小3初の試合、同い年の女の子と対戦して、キックとパンチの連打に泣いてしまった。
L気の実力はあまり伸びず、後から入った同い年の子に抜かれていった。
L気も全敗という訳でもなかった。入門したてのころの子とマッチングされて、半分くらい判定勝ちで勝てた。

試合で青短タンを作ったときは、アレルギーがでたと言って、眼帯をしたり、包帯を巻いたり、休んだりした。
アレルギーの関係もあり、給食は食べず、毎日家から弁当を持参した。
キックボクシングのジムに通っていることは秘密にされた。担任と学校にだけは知らせたが、秘密にするように保護者が頼んでいた。

L気もキックボクシングのことは学校では何も話さず、技も見せなかった。キックボクシングをやっていても、相撲などの格闘などで強くならなかった。
L気は病気だということで、雪合戦を除いては、特にいじめにはつながらなかった。

キックボクシングをやる女の子は強い。そうでない女の子はやめてしまう。やめないでやっている女の子は強い。
L気は小4でも小5でも小6でも女の子に負けた。KO負けもあった。KO負けのほうが多かった。

練習は電車を乗り継いで来る事が多かったが、試合では父親か母親が運転する車で来た。
雨の日や雪の日はどちらであっても長靴を履いた。半袖長靴半ズボンである。
練習でも試合でも、女の子に圧倒されたときには股間を意識した。練習でも試合でも長靴半ズボンに近い姿だった。

練習や試合の前、全裸からキックブーツ履くとき、股間を意識するが、緊張のほうがまさっていた。
練習や試合の後、キックブーツだけのフリチンになったとき、最も股間を意識した。金的で抑えられていた反動もあって、大きくなることもあった。

同じジムでもあるため、L気とK太の試合はなかったが、練習ではよく対戦した。
L気が勝ったり、K太が勝ったりの繰り返しだった。お互いをKOするほどの実力の差はなかった。

391 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:37:09.68 ID:/6OxMSFEe
小5のとき、L気がキックボクシングのSジムに通っていることがクラスメイトの一部にばれた。
いじめが始まった。
いじめっ子はキックボクシングをやろうと言って、L気にキックやパンチを仕掛けた。
L気は抵抗できなかった。ジムから技を外で使うなと言われていたこともそうだが、L気の実力ではいじめっ子に勝てる自身もなかった。
ただ、キックやパンチを浴びることに慣れているし、筋肉の鍛錬もやっているから絶えることはできた。
いじめが1ヶ月くらい続いたとき、Jが介入した。
Jはその年から担任を持っていた。L気のクラスの担任である。

「やめなさい!」
Jの一括でいじめっ子の攻撃はとまった。即座に学級会が開かれ、Jは毅然としていじめっ子の非をとがめた。その日の授業は行われなかった。
いじめっ子の親、L気の親も呼ばれ、事実の説明が行われた。首謀者の親はごねたが、Jの理非曲直を明らかにした説明の前に納得した。

Jはクラス全員に言った。
L気君は喘息とアレルギーに苦しんでいたの。それを治すには、一年中半袖半ズボンで過ごし、キックボクシングのような体を痛めつけるくらいの激しい運動をしなければいけないと、お医者さんに言われたの。
L気君が眼帯や包帯をしていたのはアレルギーのせいじゃないこともあったわ。キックボクシングでの怪我のためのこともあったわ。
それを言わなかったのは、みんなを心配させないためよ。
L気君は喘息とアレルギーに負けないでがんばっているいい子だわ。強い子だわ。立派な子だわ。
L気君に限らず人をいじめることは、先生、絶対許しませんよ。
みんな弱いところを抱えて一生懸命生きているの。どの人にも意地悪なことをしてはいけないわ。親切にしなさい。

Jの迫力でいじめは収まった。いじめっ子たちもL気に謝罪した。
Jもただ優しい先生という一線を越え、圧倒的な信頼を得るようになった。

392 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:37:40.92 ID:/6OxMSFEe
小学校6年生最後の試合だった。
その日、両親は都合が悪く、途中の駅まで送ってくれただけで、会場まではL気一人で行った。
その日、雪が積もっていて、L気は赤と白と青の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

L気は同い年で同じ体重の女の子と対戦することになった。身長はL気より低いが筋肉は女の子のほうが発達していた。
駅でL気の前にいた女の子だ。短いグレーのスカートにピンクの長い長靴を履いていた。
階段を上るとき、電車の時間が迫っていたのでL気は走って上ったが、その女の子に抜かされてしまった。
その女の子は電車に間に合ったが、L気は間に合わなかった。その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
身長が低いから5年生かとも思った。筋肉の発達から6年生かとも思った。6年生としたら、もしかして対戦相手の○○W子かもしれないと思った。
受付でその女の子の直後に並んだため、本当にそのとおりだと確認できた。

コーチはW子が強いことを知っていた。L気にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。
K太はすでにV子という女の子に顔面ストレートを決められ、鼻血を出してKO負けして医務室に運ばれていた。コーチに抱きかかえられているK太を見ていた。
不安・恐怖・緊張はあったが、K太の敵を取りたいという気持ちで燃えてもいた。

393 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:38:12.09 ID:/6OxMSFEe
ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。K太は、パワー・スピード・スタミナともにW子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからW子が大幅にリードした。
2ラウンド、W個は息が上がっていたが、V子は平然としていた。
棒立ちになったK太にV子のマシンガンのようなローキックが入り続けた。L気はダウンしてしまった。
ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、… K太はカウントナインでファイティングポーズをとった。
脚が動かなくなったK太は起死回生でW子にストレートを放った。
W子の気配が消えた。V子は沈み込み、K太のみぞおちにストレートを決めた。
K太は胃の中の内容物を嘔吐しながらダウンした。
カーン、カン、カン、カン、カン、ゴングが鳴った。L気はKO負けした。
K太はコーチに抱きかかえられて医務室に運ばれた。

医務室で嘔吐の処置をされ、コミッションドクターに簡単な検査を受け、無事が確認された。もし、異状があれば、かかりつけの医師にいくことになっている。

L気は着替えた。
L気は赤と白と青の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場を後にしようとした。
コーチやK太と別れると、こっそり公園のトイレに戻り、トイレの陰で、泣き崩れた。
小学校6年生最後の試合で女の子に負けた。女の子との試合にすべて負けた。今回の試合は絶対に負けたくなかった。
L気は1時間ほど泣き続けた。泣き終わるとなぜか股間を意識した。

帰り道、ガラスに映る自分の姿を見た。鼻血の処置の跡、青タンの処置の跡が白く見える。顔だけでなく、腕と脚にもある。

「雪の中、半袖半ズボンで寒くないかい?」「いいえ、平気です。」「元気だね。長靴も長くてかっこいいね。脚長いね。強そうだね。」
体育館に向かう途中で、そんな言葉をかけてくれた大人もいた。

394 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:45:33.81 ID:/6OxMSFEe
K太とL気の通っているキックボクシングジムには、K太とL気と同い年のの女の子SM子がいる。
K太やL気より身長は低いが筋肉が発達していて、体重は同じくらいである。
3年生で入門した時から実力差が大きく、K太やL気では対等の練習相手にならなかった。
K太やL気は喘息やアレルギーの治療が目的で医師や保護者から「医学的」な理由から強制されての入門である。
SM子も軽度ではあるがその傾向はあったが、圧倒的に強く、キックボクシングを楽しんでいた。

K太やL気は当初、いやでいやでしようがなかった。痛いし、いつも負けるからだ。
それでも続いたのは、医師や保護者が言うように、喘息やアレルギーの発作の苦しさを逃れるにはこれしかないと思ったからでもある。
というより、サポーター、金的、競泳用パンツ、バンテージ、グローブ、ブーツを付けて競技するから、というのが一番の理由だった。
練習で、上半身にTシャツ、下半身に短パンの時も、長靴半ズボンに近い姿だったからだ。
防具をつけることもあったが、それでも長靴半ズボンに近い姿である。

K太やL気やVS子の通うSジムでは、着替えのとき、全身裸になって、まずブーツを付け、それからサポーター、金的、パンツという順番で着替えることが決まっていた。
終わった時も、ブーツを一番最後に脱ぐことが決まっていた。
これはオーナーが現役時代からこだわっていたゲン担ぎだった。
練習の前にも練習の後にも、フリ○ンにブーツという姿になれたのである。

K太やL気より前に入門した男の子や女の子、後に入門した男の子や女の子は結構辞めていった。
VS子にやられたからという理由ではあまりない。SM子は別格で、別メニューの練習が多かったし、対等の練習は組まれないし、別のジムに出稽古に行くことも多かった。
やはり、練習もつらいし、痛いということで脱落する子も多かった。5年生や6年生になると中学入試を理由にやめる子もいた。結構強い子でも中学入試でキックボクシングと縁を切ってしまうケースが多かった。
SM子は早くもプロ志向が強かったのでやめるなど考えられないことだった。
K太とL気がやめない理由は先に述べたとおりである。K太もL気も練習を通して少しずつ強くなってきた。試合で勝ちたいという欲も出てきた。

395 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:46:06.45 ID:/6OxMSFEe
K太、L気、VS子が4年生の9月の日曜日だった。
4年生でVS子と対等の練習ができる子はどのジムにもいなかった。
Sジムでも出稽古での他のジムでも年長の女子と練習することが多かった。でも、シニアが相手だとVSでもかなわない。
Kジムから5年生の男の子2人と6年生の男の子2人がVS子との試合形式練習に来ることになった。
このことは、ある格闘技雑誌が取材することになっていた。

K太とL気は軽く練習して、半袖のTシャツやポロシャツ、布のベルト、デニムや化繊のの半ズボン、白のハイソックス、黒の長靴に着替えた。
Kジムのコーチ2人と男の子4人はワゴン車で来る。
Sジムには駐車場はない。オーナーが経営する会社の駐車場の停めてもらうことになっている。
K太とL気はワゴン車の特徴やナンバーを教えてもらった。K太とL気がKジム一行を向かえ、L気がSジムまで案内し、K太が走って到着を知らせるのだ。
K太とL気は長靴半ズボンで駐車場に向かった。その日は朝まで台風が残り、昼前に美しく晴れ上がったのだ。水溜りが満々と水をたたえ、長靴であることに違和感はなかったのはうれしかった。

ワゴン車がやってきた。教えてもらった特徴とナンバーだ。助手席のコーチが降りてきた。
「こんにちわ。Sジムの○○K太です。」「○○L気です。お迎えに参りました。車はこちらに停めておいてください。」K太とL気は決められたとおりの挨拶をした。
「やあ、ありがとう。Kジムの者です。」そう言うとドアを開け、「みんな降りろ。」とワゴン車の中に声をかけた。
男の子が4人降りてきた。運転手のコーチは駐車場のスペースに苦労しながらワゴン車を入れた。
男の子は全員、ポロシャツ、縦2列でアルミで補強された穴の黒の太いベルト、青のデニムの半ズボン、黒の長い大人用長靴を履いて、ハイソックスがちらりだった。

396 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:48:49.14 ID:/6OxMSFEe
自己紹介と挨拶があった。5年生はA藤君とB木君、6年生はC中君とD田君だった。A藤君とB木君はK太やL気より大きかった。C中君とD田君はA藤君やB木君より大きかった。
大きかっただけではない。筋肉も発達していて、脚や腕や体の線も力強く美しかった。みんな、長靴半ズボンが似合っていた。
D田君の声が少しハスキーだったが、4人ともボーイソプラノだった。K太やL気とは話をせず、4人だけで話をしながら歩き出した。
K太はKジム一行の到着を知らせるためにSジムに走った。4人の視線は感じなかったが、コーチ二人の視線は太ももに感じた。通行人の視線も感じた。
4人はとりとめもない雑談をし続けた。それでも、L気は4人が非常に緊張していることを感じた。

Sジムの前ではオーナーと雑誌記者が待っていた。雑誌記者はカメラを持っていた。
オーナーは雑誌記者とL気とKジム一行をSジム内に招き入れた。お互いの挨拶と自己紹介が始まった。
SM子はピンクのブラウス、赤の短いスカート、白の長い長靴を履いて白のハイソックスがちらりだった。
SM子と4人の男の子で記念撮影をすることになった。VS子が中心に、両隣が5年生、外側に6年生が密着したV字隊形で写真を撮った。
4人の男の子はSM子より遥かに身長は高かったが、骨格、体幹、腕、脚の筋肉を見ると貧弱に見えてしまった。

防具は付けず10Rである。5年生のA藤君は1・5R、B木君は2・6R、6年生のC中君は3・7・9R、D田君は4・8・10R、SM子は10Rフルである。
4人の男の子にとっての1R目はSM子と判定でもイーブンであった。でも、パワー・スピード・スタミナともにVS子の方があることは明らかだった。コーチだけでなく、K太やL気にもわかった。
A藤君は5R、B木君は6RにKO負けした。キックとパンチを一方的に決められ、ロープやコーナーに追い詰められてダウンした。
C中君は7R、D田君は8Rを何とか耐えた。判定ではVS子が大幅にリードした。C中君は9R、D田君は10RにKO負けした。A藤君やB木君と同じように、キックとパンチを一方的に決められ、ロープやコーナーに追い詰められてダウンしたのだ。
4人の男の子はしばらくの間、医務室でグロッキーになっていた。

397 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:52:19.27 ID:/6OxMSFEe
雑誌記者は4人の男の子とVS子との対戦をいっぱい写真に収めていた。K太やL気をまったく相手にしなかった。
L気はキックボクシングをやっていることが学校にばれているが、K太はまだ隠している。K太とL気を取材しないようにSジムのオーナーからも頼んである。
でも、そんな取り決めも無用なほど、雑誌記者はSM子の強さに惹かれ続けた。考えて見れば当たり前の事でもある。
でも、K太やL気はさびしかった。もちろん、同い年のSM子の練習相手にもならない自分たちが取材されるのは本当にいやなことだ。
やはり強くならなくてはならないと改めて思った。

4人の男の子がグロッキーになっている間に、雑誌記者はKジムのコーチにインタビューをしていた。
回復した4人の男の子は来たときと同じ服に着替え長靴も履いて整列した。SM子はすでに来たときと同じ服に着替え長靴も履いている。
Sジムに到着したときと同じ隊形で記念撮影をした。SM子の顔や腕や太ももにはほとんど傷がなかったが、4人の男の子の顔や腕や太ももには青タンや絆創膏が目立った。
4人の男の子はにこやかにSM子やSジムのオーナーやコーチと握手をした。挨拶をしてからKジム一行は駐車場に向かって帰っていった。

Sジムでは少しミーティングをしてから解散となった。SM子は例の駐車場とは逆の方向の駅から帰る。K太とL気は例の駐車場を通って行く駅から帰る。
K太とL気は例の駐車場に近づいていた。太陽は強く照りつけ、K太とL気の長靴を輝かせた。
ウウェーーーーーン
駐車場から男の子が泣くのが聞こえた。
K太とL気の長靴が止まった。でも、ここを通らなければ帰れない。K太とL気は下を向きながら通り過ぎることにした。

K太とL気が駐車場に差し掛かったときには2人か3人以上の男の子の泣き声が飛び込んできた。
A藤君は6時の方向を向いてしゃがんで泣いていた。白いハイソックスとともに白いブリーフがちらり立った。
B木君は10時半の方向を向いて四つんばいでひじと顔をアスファルトに付けて泣いていた。ハミケツだった。
C中君は1時の方向を向いてしゃがんで泣いていた。長靴とハイソックスはちらりと見えた。
D田君は4時の方向を向いて四つんばいでひじと顔をアスファルトの付けて泣いていた。長靴とハイソックスがちらりと見えた。

398 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:53:46.32 ID:/6OxMSFEe
K太やL気が歩くたびに、4人の男の子の長靴のしわや髪の毛の黒の光、ブリーフやハイソックスの白の光が、9月のまだ明るく強い光に反射して見えた。
コーチらは4人の男の子が泣きたいだけ泣き続けるのを気長に待っていた。

しばらくして、ある格闘技雑誌の片隅にVS子の記事が載った。
Sジムに到着してからの集合写真と、A藤君がやられている写真と、C中君がやられている写真の3枚が載っていた。
白黒の小さい写真だったので、終わってからの集合写真では4人の青タンや絆創膏は目立たなかったであろう。
有名な格闘家の記事が大部分を占めていたので、VS子の記事は目立たなかったとは思う。
K太とL気は自分たちが直接は取り上げられなかったにほっとした。

でも、
「同じジムの中にも他のジムにもVS子さんの練習相手を務めるだけの同学年の子は男の子にも女の子にもいないので…」
という文言にはやはり傷ついた。

長靴スカートの女の子を中心に長靴半ズボンの男の子4人がV字隊形で並んでいる写真の載っている雑誌、K太もL気も捨てずにとっていた。

K太とL気は股間を意識しながら駅に急いだ。

399 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 13:54:48.78 ID:/6OxMSFEe
K太は地元の中学校に進学した。
中学校の制服は男子は普通の学生服、女子は普通のセーラー服だった。K太は私服では半袖半ズボンを通した。
K太は帰宅部にした。喘息とアレルギーの治療のため、医療機関での生活訓練があるという理由でである。
実際にはキックボクシングのSジムに通い続けた。医師からもまだ半袖半ズボンとキックボクシングを続けねばならないと言われていた。
キックボクシングのジムに通っていることは、小学校同様、秘密にするよう、学校にも手配した。

中学生になってもK太のキックボクシングの実力は向上していかなかった。
女の子との対戦はなくなっていった。男の子との対戦でも負けのほうが多かった。新人に対して勝つというくらいだった。
もう女の子と対戦することはない、もう女の子に勝つ機会はないと思っていたとき、チャンスがめぐってきた。
中2の春、同い年の女の子との対戦が組まれた。試合は梅雨時である。
女の子はW子、小6のときL気をKOした女の子である。身長も体重もK太のほうがあるが、筋肉の発達はW子のほうがまさっていた。
パワー・スピード・スタミナともにW子のほうがあるので、リーチを生かしたスピード感のある短期決戦をコーチは勧めた。
W子に対抗する体力づくりとともに、そのような作戦での練習が繰り返された。

試合の日は雨だった。
K太は白地に赤と青の半袖ポロシャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。
両親には試合に来ないように頼んだ。女の子に負ける姿を親に見られるのもいやであった。

ゴングが鳴った。
ゴングがなる前からW子は軽くジャンプを繰り返していた。何気ない軽いジャンプだが、K太は自分よりバネが強いことを悟った。
筋肉の差が体力の差だった。K太は、パワー・スピード・スタミナともにW子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、K太のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからW子が大幅にリードした。
2ラウンド、K太は息が上がっていたが、W子は平然としていた。
棒立ちになったK太にV子のマシンガンのようなローキックが入り続けた。K太は、W子のパンチを避けるためと痛さをこらえるために、グローブで顔面をブロックした。

400 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:07:43.49 ID:/6OxMSFEe
W子のハイキックがK太の頭部にヒットした。
K太は崩れ落ちるようにダウンしてしまった。K太の口からは涎が出、パンツの隙間から透明なものや茶色いものが出てきた。異臭がした。
K太はW子に失神失禁脱糞KO負けしたのだ。

ゴングが乱打され、W子の太い腕が高々と上げられ、担架が運ばれてきた。K太は担架に乗せられて医務室に向かった。同時に救急車を呼んだ。
医務室に向かう前にトイレに向かった。
トイレでは、K太は尻を担架の縁まで下げられ、足を折り曲げられたまま上げられ、競泳用パンツを脱がされ、金的を外され、サポーターを脱がされた。
キックブーツはそのままだったので、キックブーツには少し汚物が付着した。
コーチらは湯を沸かし水で薄め、汚物が付着したキックブーツやK太の大腿や肛門付近を拭いて、汚物の処理をした。

そうこうしているうちに救急車が到着した。K太はトイレから救急車のストレッチャーに乗せられて病院に運ばれた。K太の着替えや荷物も一緒に運ばれた。
病院に到着するとコーチはK太の家に電話した。K太の母親が病院に駆けつけた。
K太の母親もK太のKO負けには慣れているけれど、失神失禁脱糞KO負けは初めてなので顔色が少し青くなっていた。

K太は点滴を受け、さまざまな検査を受けた。結果は異常なしだった。入院は2泊3日、火曜日の午後には退院でき、水曜日からは登校できる、との診断だった。
K太の母親は安心した。学校の欠席理由はアレルギーの再発とした。

401 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:08:12.41 ID:/6OxMSFEe
K太は外科の病棟に入院した。交通事故のおっさんたちと相部屋だった。

月曜日の夕方、W子が母親とともに見舞いに来た。
「○○K太君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○W子と母でございます。このたびはK太君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。」
「K太君はいらっしゃいますか?」「今、疲れが出て眠っています。起こしましょうか?」
「いえいえ、起こしていただかなくて結構ですわ。花束だけお受け取りください。」
W子は花束を持ってきた。「○○K太君、早くよくなってください。すばらしい試合をありがとう。」というカードも入っていた。
そのとき、K太は眠っていた。W子は花束をK太の母親に渡すとK太の寝顔に礼をしてW子の母親とともに帰った。

402 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:09:14.88 ID:/6OxMSFEe
K太が退院することになった。
K太は、白地に赤と青の半袖ポロシャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、用具を入れたスポーツバッグを持って母親と並んで、同室の患者(交通事故のおっさん)に挨拶した。

「短い間でしたけどK太がお世話になりました。このたびおかげさまで退院することになりました。皆様方のいち早いご回復をお祈りいたしております。K太、皆様にご挨拶を。」
「短い間でしたけどお世話になりました。僕退院することができました。皆様のご回復をお祈りしております。早くよくなってください。」
「しっかりした挨拶ができたじゃないか。何年生だ?」
「中学2年生です。」
「脚が長くてかっこいいね。君くらいの子が半ズボンだとますますかっこいいね。長靴も長くてかっこいいね。よく日に焼けているね。」
「K太は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」
「冬に半ズボンで寒くないかい?」
「小学校のときからすっとこうだから平気です。」
「えらいね。昨日花束を持ってきた女の子は君のガールフレンドなのかい?」
「………」
「もてるね。こんなきれいな脚の男の子がボーイフレンドなんて、あの女の子もやるじゃないか?あの女の子も健康的でかわいかったぞ。やるなあ、君。」
「いいえ、日曜日の試合の対戦相手です。」
「あの女の子が君を失神KOしたのか?」
「は、はい。」
「背は君のほうが高いが、あの女の子のほうが筋肉があったかもな。もっと筋肉をつけろ。」
「次は女の子に負けるなよ。」
「はい。」
「では、皆様、失礼します。さ、K太。」

K太と母親は病室を退出した。

403 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:12:10.28 ID:/6OxMSFEe
K太とK太の母親が病室を出てエレベーターの前に来ると、エレベーターからは、W子とW子の母親が出てきた。

「○○K太君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○W子と母でございます。このたびはK太君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。花束までいただきましてありがとうございます。」
「○○君、大丈夫?」「○○さん、ありがとう。もう大丈夫だよ。花束ありがとう。」「ごめんね。」
「そんな、いいよ。○○さんのほうが僕より強かったのだから仕方ないよ。」
「K太もW子ちゃんのように強くなってほしいんですけど。」
「いいえ。○○君も強いですよ。○○君が強いからつい本気になってしまったと、うちのW子も言ってました。。これはほんの心ばかりの粗品ですが、K太君と召し上がってください。」
「いいえ、とんでもない。」「いいえ、どうぞ、どうぞ。」「いいえ、」「どうぞ、」「では、お言葉に甘えて。」
「それにしても半ズボンが似合ってますね。小学生より身長も高くなって脚も長くなって筋肉もついてきて、もしかしたら半ズボンが一番似合うのはこの年頃のお子さんかも知れないと思いましたわ。」
「K太は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」
「真冬も?寒くない?」「小学校のときからすっとこうだから平気です。」
「えらいわね。試合の日は雨だったから長靴なのね。長い長靴に半ズボンで脚が長くかっこいいわ。脚に筋肉が付き始めてるわ。K太君、絶対強くなりますよ。」
「ありがとうございます。少しでもW子ちゃんに近づけるようにがんばらせますわ。」
「K太君のようなすばらしいお子様と対戦させていただいてW子も幸せです。」
「退院の手続きもありますので、今日はこれにて。」「失礼しました。お大事に。」

K太と母親は車で帰ったので、長靴半ズボンで歩いたのは駐車場までだった。

404 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:13:14.60 ID:/6OxMSFEe
中2になったとき、K太だけでなくL気にも、同い年の女の子との対戦のチャンスが回ってきた。
同じAジムのK太がTジムのW子に失神失禁脱糞KO負けしたのをL気は見ていた。L気はK太のためにも自分のためにも、女の子と対戦して勝ちたかった。
L気の対戦相手はUジムのV子であった。小6のとき、K太はV子に、L気はW子にKO負けしている。V子とは間接的に因縁があると思えた。

V子はL気より身長も体重も下回るが、筋肉の発達はL気を上回る。V子はキックボクシングでかなり頭角を現していた。
V子の対戦相手としてL気がすんなりと決まったわけではない。L気は力不足とみなされていたし、実際にそうだった。
最初はSジムのオーナーもL気の応募を断った。もっと実力のある男子でなくては安全上の問題もある、との理由である。

でも、L気は強く希望した。保護者の意向も確かめられた。
V子との対戦の話が出たのは、K太が梅雨時に、V子に失神失禁脱糞KO負けしてしばらくしてから、夏休み直前だった。試合は11月末であった。
V子との対戦の条件としては、試合までに鍛え上げること、不十分なら不許可であること、試合の直前に、失神失禁脱糞KO負けを防止するために、浣腸を受けることであった。

L気は夏休みも懸命に練習して、少しずつ筋肉がついてきた。V子はもっと速いペースで筋肉が発達してはいる。
11月になると、コーチからもV子との試合の許可を得ることができた。

11月末、試合当日、季節はずれの雪が降って積もりそうにもなった。
L気は、白地に紺の半袖ポロシャツに、縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、電車とバスを乗り継いで会場の体育館に向かった。
女の子に負ける姿を親に見られるかもしれないことは恥ずかしかった。
季節はずれの雪ではあったが、それほど降り積もりそうでもなかった。でも、L気は長靴を履いた。長靴半ズボンでK太は女の子に負けた。L気は長靴半ズボンで女の子に勝ちたかった。

405 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:13:53.33 ID:/6OxMSFEe
電車を降りて、L気は会場の体育館に向かうバスに乗った。すれ違うたびに、半ズボンと長靴にはさまれた太腿に刺さる、大人たちの視線が快かった。
途中のバス停で老人が乗ってきた。L気はその老人に席を譲った。周りの乗客の、L気の顔や、半ズボンと長靴に挟まれた太腿に刺さる、大人たちの視線が快かった。
老人は、L気の持っていたキックボクシングのグローブやブーツなどが入ったバッグを膝の上に盛ってくれた。

L気も老人も体育館前のバス停で降りた。
「席を譲ってくれてありがとう。君は何年生かね。」「中学2年生です。」「道理で大きいと思った。大きいほうか?」「クラスで平均より少し高いほうです。」
「雪が降るのに半袖半ズボンで寒くないかい?」「小学校からずっとこうですから平気です。」「元気だねえ。君もキックボクシングに出るのかい?」「はい。」
「その長靴、長くてかっこいいね。キックボクシングのキックブーツみたいだ。私も長靴を履いてくるんだったな。雪が積もるかもしれない。用意いいねえ。」「試合が終わったとき、雪が積もっても走り込みができるようにするためです。」
「熱心だねえ。半ズボンと長靴の取り合わせ、かっこいいよ。脚が長くてかっこよく見える。」「どうして僕がキックボクシングに出るとわかったのですか?」
「荷物でわかったよ。実は、私の孫も君と同じ中学2年生で、キックボクシングに出るんだ。女の子なんだけど、男の子とたいせんすることになったんだ。」「僕も女の子と対戦することになっています。」
「君より背は低いけど、結構強くて、この前の試合で君に似た体格の男の子をKOしてしまった。君の名前は何て言うんだい?」「Sジムの○○L気です。」
「うちの孫はUジムの○○V子と言うんだ。」「すみません。ジムの集合時間になりますので、お先に失礼します。」

L気が老人に言った事は半分は本当であった。少しは余裕はあったが、確かにSジムの集合時間は迫っていた。半分は嘘だった。いたたまれなかったのだ。
L気はバッグを肩に掛けたまま走っていった。半ズボンと長靴にはさまれた太腿の裏に老人の視線が突き刺さるのが心地よかった。

406 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:14:50.86 ID:/6OxMSFEe
ジムのミーティングが始まるには少し時間があった。ガラスに自分の姿を映した。以前より筋肉がついている。長靴半ズボンのままでV子に勝ちたかった。
ミーティングが終わり、アップやストレッチが終わると、L気はコーチに連れられてバッグを持ったまま廊下を進んだ。
廊下を曲がると、「この先 男子選手浣腸室 関係者以外 立ち入りをご遠慮ください 主催者」という掲示板があった。
しばらく進むと、男子トイレと女子トイレがあった。男子トイレの戸にだけ、「男子選手浣腸室 関係者以外立入禁止」と張り紙があった。

コーチとL気はトイレに入った。コーチは床にシートを敷いた。L気はまず裸になった。そしてSジムの約束に従い、キックブーツを着けた。
L気はコーチに指示され、フリ○ンのままシートの上で四つん這いになった。肛門が開いて冷気を感じた。
コーチは浣腸を挿入した。熱い棒が入れられたような気がした。「もっと力を抜け。」「はい。」コーチに言われ、我慢して力を抜いた。生まれて初めて浣腸を施される。L気は股間を意識し、少し○起した。
L気は大便器室に入り、排便をした。和式で、扉は下3分の1くらいがないものだった。大便器室に人が入っているかどうかわかりやすくするためであろう。
L気はしゃがんだときの太腿の裏とキックブーツが触れ合う感触もたまらないと感じた。長靴半ズボンで、和式トイレで排便するときの感触だった。

ジャジャジャジャジャー、水を流してL気が出てきた。顔は紅潮し、○起はやや収まり、チ○○は水平になっていた。
初めての浣腸でL気は勢いよく出すぎたようだ。大便器の周りを汚してしまったため、コーチに言われ、清掃道具を使って、キックブーツにフリ○のまま掃除をした。

掃除が終わると、サポーターを履き、コーチに金的を着けてもらい、パンツを履き、コーチにバンデージとグローブを着けてもらった。
その順番のはずだが、掃除が挟まったため、順番を間違え、サポーターと金的とパンツが後回しになった。あわや、グローブとブーツだけのフリ○ンでリングに向かいそうになった。
そこで、サポーター、金的、パンツはコーチに履かせてもらうことになった。なかなかうまい位置にいかないため、少し時間がかかった。
時間を気にする主催者側が呼びに着たので、コーチは遅れをわびて、L気はコーチとともにリングに向かった。

407 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:15:19.14 ID:/6OxMSFEe
ジムのミーティングが始まるには少し時間があった。ガラスに自分の姿を映した。以前より筋肉がついている。長靴半ズボンのままでV子に勝ちたかった。
ミーティングが終わり、アップやストレッチが終わると、L気はコーチに連れられてバッグを持ったまま廊下を進んだ。
廊下を曲がると、「この先 男子選手浣腸室 関係者以外 立ち入りをご遠慮ください 主催者」という掲示板があった。
しばらく進むと、男子トイレと女子トイレがあった。男子トイレの戸にだけ、「男子選手浣腸室 関係者以外立入禁止」と張り紙があった。

コーチとL気はトイレに入った。コーチは床にシートを敷いた。L気はまず裸になった。そしてSジムの約束に従い、キックブーツを着けた。
L気はコーチに指示され、フリ○ンのままシートの上で四つん這いになった。肛門が開いて冷気を感じた。
コーチは浣腸を挿入した。熱い棒が入れられたような気がした。「もっと力を抜け。」「はい。」コーチに言われ、我慢して力を抜いた。生まれて初めて浣腸を施される。L気は股間を意識し、少し○起した。
L気は大便器室に入り、排便をした。和式で、扉は下3分の1くらいがないものだった。大便器室に人が入っているかどうかわかりやすくするためであろう。
L気はしゃがんだときの太腿の裏とキックブーツが触れ合う感触もたまらないと感じた。長靴半ズボンで、和式トイレで排便するときの感触だった。

ジャジャジャジャジャー、水を流してL気が出てきた。顔は紅潮し、○起はやや収まり、チ○○は水平になっていた。
初めての浣腸でL気は勢いよく出すぎたようだ。大便器の周りを汚してしまったため、コーチに言われ、清掃道具を使って、キックブーツにフリ○のまま掃除をした。

掃除が終わると、サポーターを履き、コーチに金的を着けてもらい、パンツを履き、コーチにバンデージとグローブを着けてもらった。
その順番のはずだが、掃除が挟まったため、順番を間違え、サポーターと金的とパンツが後回しになった。あわや、グローブとブーツだけのフリ○ンでリングに向かいそうになった。
そこで、サポーター、金的、パンツはコーチに履かせてもらうことになった。なかなかうまい位置にいかないため、少し時間がかかった。
時間を気にする主催者側が呼びに着たので、コーチは遅れをわびて、L気はコーチとともにリングに向かった。

408 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:17:12.17 ID:/6OxMSFEe
ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。L気は、パワー・スピード・スタミナともにV子についていくことができず、V子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからV子が大幅にリードした。
2ラウンド、L気は息が上がっていたが、V子は平然としていた。
V子の強烈なミドルキックがL気の太腿に決まり、L気はねじれるようによろめき、顔面のガードががら空きになった。
V子のストレートがL気の顔面に決まった。L気は鉄の匂いを感じ、崩れるようにダウンした。鼻血が大量に出た。ゴングが乱打され、L気のKO負けが決まった。

L気は意識は何とかあったが、半失神状態でグロッキーだった。担架で医務室に運ばれた。
医務室で鼻血の処置をされ、コミッションドクターに簡単な検査を受け、無事が確認された。もし、異状があれば、かかりつけの医師にいくことになっている。

409 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:17:47.92 ID:/6OxMSFEe
L気は医務室で着替えて、白地に紺の半袖ポロシャツに、縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履いた。
医務室に、V子とV子の祖父である老人が見舞いに来た。老人は、行きのバスでL気が席を譲った老人である。
老人はL気のコーチに尋ねた。「L気君、大丈夫ですか?」「大丈夫です。ご心配なく。ドクターも太鼓判を押してました。」
「○○君、大丈夫? ごめんね。」「いいんだよ。○○さんの方が僕よりも強かっただけなのだから、仕方ないよ。僕もV子さんのように強くなりないんだ。」
「○○君も強かったよ。だから私、つい夢中になっちゃって。」
「さあ、L気君、V子、写真を撮ろう。握手して。こっち向いて。」
老人は写真を撮った。老人はL気とV子の試合も写真に撮っていた。老人はL気だけの写真も撮った。

L気はV子やV子の祖父と別れ、Sジムのミーティングに向かった。コーチはL気の健闘をほめてくれた。キックやパンチに力強さとスピードが出てきたことを指摘してくれた。
L気はコーチと別れ、帰路に着いた。コーチらの姿が見えなくなるのを確認すると、L気は体育館に戻り、体育館の陰で泣き崩れた。
なき終わった後、老人に公言したとおり、バスの区間を走りこんだ。雪はちらついていたが積もってはいなかったので、長靴の効果はなかったが、L気にとっては、長靴半ズボンで走ることができたのがせめてもの慰めであった。
すれ違うたびに、半ズボンと長靴にはさまれた太腿に刺さる、大人たちの視線が快かった。

L気とV子の試合が終わってしばらくしてから、Sジムに手紙が届いた。

410 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:18:38.39 ID:/6OxMSFEe
突然お便り申し上げる無礼をお許しください。
小生は、先月のキックボクシングの試合で、お宅のジムの○○L気君と対戦した○○V子の祖父で○○○○と申します。
L気君のことでご報告とお礼をいたしたくお頼り申し上げます。
行きのバスで、短い半ズボンに膝までの長い長靴を履いた男の子が小生に席を譲ってくれました。
この子がL気君でした。
L気君もV子と同じくキックボクシングの用具を持っていたので、体育館のバス停で降りて改めてお礼を述べたついでに話しかけてみました。
V子は背が低いほうですが、V子より背が高いので、学年を聞いてみたところ、V子と同じ中学2年生だとわかりました。
クラスで真ん中より高いとのことでした。
L気君のような脚の長い子が短い半ズボンに膝までの長靴を履くと本当によく似合います。
雪が降るのに半ズボンで寒くないかと聞くと、小学校からずっとこうだから平気との答えでした。
雪がそれほど積もっていないのにどうして長靴を履いているのかと聞くと、試合の帰りに雪が積もっても走り込みができるからとの答えでした。
小生の孫のV子も中学2年生であり、女の子なのに男の子と対戦することになっていると言うと、L気君も女の子と対戦することになっていると言いました。
小生に会釈して、半ズボンに長靴を履いた脚で体育館に向かって走っていくL気君を見て、L気君がV子の対戦相手であってほしいと願いました。
L気君のような、礼儀正しくひたむきな子と、礼に始まり礼に終わる中で思い切りぶつかり合うことによって、L気君もV子も心身ともにたくましく育ってほしいと思いました。

411 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:19:52.70 ID:/6OxMSFEe
小生の期待通り、L気君が」V子の対戦相手でした。結果は、L気に残念ながら、V子のKO勝ちでした。
L気君の方が身長もかなり高く体重も少しありましたが、V子のバネが上回ったようです。
L気君もがんばりました。
V子のミドルキックでダウンしたとき、本当によくカウント9でファイティングポーズを取りました。
L気君ががんばったのでつい夢中になってしまったとV子も言っておりました。
V子のストレートでL気君は鼻血を出してKO負けとなりました。
小生とV子が医務室を見舞ったとき、L気君とV子はお互いの健闘を讃え合いました。

実は小生、試合の直前にL気君の姿を拝見してしまいました。
小生がトイレに行こうとすると、「この先 男子選手浣腸室 関係者以外 立ち入りをご遠慮ください 主催者」という看板がありました。
その先をL気君とお宅のジムのコーチの方が歩いているのを見かけました。
小生は急いで引き返したので、コーチの方もL気君も小生に見られたことは気づいていないはずです。
なお、V子は浣腸をいたしておりません。
L気君は失神失禁脱糞KO負けを覚悟してまでV子に挑戦していたのかと思うと、L気君、コーチの方、ジムの方に対し、感無量となります。
L気君がご無事であったとお聞きし、本当に安心いたしました。

帰り道、体育館の陰でL気君が泣き崩れているのを拝見しました。
半ズボンに長靴を履いた長い脚の後姿しか見ておりません。
小生はあえてL気君に声を掛けませんでした。
L気君も小生に見られたことを気づいていないはずです。

小生はV子にキックボクシングをやらせて本当によかったと思いました。
L気君のような、礼儀正しくひたむきな子と、礼に始まり礼に終わる中で思い切りぶつかり合うことによって、L気君もV子も心身ともにたくましく育ってくれたと確信しました。

L気君のような礼儀正しくひたむきな子を育てているお宅のジムにお礼を申し上げるとともに、L気君の成長とお宅のジムの更なる発展を祈ってやみません。

追伸
L気君とV子の試合と試合終了後の記念撮影の写真を2部ずつお送りします。
1部はお宅のジム、もう一部はよろしかったらL気君へお渡しください。
この書面はジムの指導者の方々へのものです。
L気君にはもうひとつの封筒にあります、L気君充てのものがあります。

412 :夢見る名無しさん:2017/05/03(水) 14:23:36.76 ID:/6OxMSFEe
コーチはL気には、L気宛の手紙と写真だけを渡した。
V子の祖父である老人のL気宛の手紙は、ジム宛の手紙から、浣腸の件と泣き崩れている件を除外して、
礼儀正しさ、半袖半ズボンでがんばっていること、長靴半ズボンがよく似合い、筋肉が順調に発達していること、試合でのいい点、改善すべき点
などが書いてあり、L気を大いにほめていた。
コーチもL気をほめてくれた。

413 :夢見る名無しさん:2017/05/04(木) 13:43:44.06 ID:L2wKfeH7d
B斗は製靴会社で長靴部門の担当だった。
一度は廃止することが決まりかかったが、B斗らの必死に懇願で存続が決まった。よって、何が何でも成果を出さねばならなかった。
長靴の売れ行きは低下し続けた。長靴を魅力あるものにしなければならない、B斗たちの至上命題だった。

B斗は趣味でロックを続けていた。ストレス解消にもなる。大学時代親しかった別のバンドは活躍していた。彼らは就職せず、プロを目指している。
バンド名をXYZといった。B斗はXYZのメンバーと良く飲んだ。XYZは、長靴半ズボン、長靴スカートを本格的にメインコンセプトにしたいと考えていた。
ブーツではだめだ、長靴だ。でも、どの長靴でも激しい動きで脱げてしまうし、動きが制約される。長く、細めで、かっこよく、動きが制限されず、激しい動きでも脱げない長靴が欲しいとのことであった。

B斗は、研究開発部門のL気に相談した。B斗とL気はそれまであまり親しくなかったが、何回か話し合いをしているうちに、無二の戦友とも言える間柄になった。
長靴の現代におけるマイナスのイメージのこと、自分たちの子供時代も基本的に同じだったこと、それでも、長靴半ズボンに誇りを持っていたこと、長靴半ズボンで長靴スカートの強い女の子に挑戦し続けたことなどを話した。
そして、長靴半ズボンを復活させることを誓い合ったのだ。

長靴は、@長いこと、A形がいいこと、B短靴とまったく同じできればそれ以上の運動機能があること、C軽いこと、D疲れないこと、F着脱が容易なこと、Dそのうえで運動によって脱げないこと、
G脱ごうと思ったら簡単に脱げること、H内部が衛生的で手入れが簡単なこと、I外からは水を通さず中で蒸れないこと。という条件を満たしたかった。
きわめて難題である。でも、実現させよう。XYZのためにはとりあえず@ADが満たされればいい。でも、長靴半ズボン復活のためにはそれだけでは不十分だ。

414 :夢見る名無しさん:2017/05/04(木) 13:44:41.85 ID:L2wKfeH7d
L気は長靴の形態の工夫に心血を注いだ。そのためには材料が問題だ。L気はK太に相談することにした。K太はL気の求める長靴に必要な材料を開発することにした。
ついに@ADの条件を備えた長靴が完成した。まだ採算ラインに乗らない。コストダウンにも励んだ。一方、XYZにはその長靴を提供を申し出た。XYZの若干の注文に答えて修正して提供した。
XYZは、長靴半ズボンスカート半ズボンのコンセプトでメジャーデビューを果たした。

C子はA子さんの店を手伝って、店の売り上げを伸ばすことに成功した。売り上げが落ちていた長靴についても、仕入れる商品や展示方法、宣伝方法を工夫することで売り上げを倍増以上にした。
C子はA子さんから信用され、娘のような存在になった。A子さんは高齢となり、店を引退することになった。店はC子に貸して賃料で老後を過ごすことにした。
C子は更に店を大きくしていった。会社も起こし、自社物件も手に入れた。世界各地から良質な長靴を取り寄せるようになり、代理店契約にも成功した。

A樹はX県の職員として産業課に配属される前に、土木課に配属され、Z川上流の山林管理に携わった。誰も見ていないときには長靴半ズボンでパトロールすることもあった。
B斗やC子と競い合った日のことを思い出した。
県庁の産業課に戻ると、企業誘致が課題となった。

K太がついに@〜Iの条件を満たす長靴の素材を開発した。B斗とL気の製菓会社が契約した。L気のチームが@〜Iの条件を満たす長靴の開発に成功した。採算ラインにも乗った。
長靴半ズボン、長靴スカートのイメージは、XYZやV子やW子によってかっこいいものになってきている。
着脱や運動機能の実証実験を行うことにした。

協力したのは、X県で小学校教員をしていたA樹の姉M代、東京都で小学校の教員をしていたB斗の姉K子、そして、F大学付属小学校で教員をしていたJである。
50m走、反復横とび、持久走、さまざまな球技、どんな運動においても、短靴に劣ることはまったくなかった。かえって短靴よりいい結果が出たくらいだった。
その長靴を欲しい、履きたいという子供が続出した。

415 :夢見る名無しさん:2017/05/04(木) 13:45:33.26 ID:L2wKfeH7d
A樹B斗C子K太L気らが復活させた長靴は、
>@長いこと、
>A形がいいこと
>B短靴とまったく同じできればそれ以上の運動機能があること
>C軽いこと
>D疲れないこと
>E着脱が容易なこと
>Fそのうえで運動によって脱げないこと
>G脱ごうと思ったら簡単に脱げること
>H内部が衛生的で手入れが簡単なこと
>I外からは水を通さず中で蒸れないこと
という条件を満たした。
そればかりか、材料や形態や工程の開発に伴い、
J幾重にも折れ曲がるので通常の靴箱に入り、靴箱から出すとすぐに元の形に戻り、折れ曲がったことによる品質の劣化もない、折り曲げないときより寿命も少し短くなるだけである
K履くことによって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができる
という二つの特徴も加わり、長靴半ズボンはますます盛んになった。

416 :夢見る名無しさん:2017/05/04(木) 13:46:26.69 ID:L2wKfeH7d
K太の化学会社Y社の材料で作る、B斗、L気の製菓会社N社の長靴は高く評価された。大人も子供も男性も女性も支持した。
XYZなどの影響もあって、激短半ズボンかミニスカートが似合うというムードが定着した。
ハイソックスがちらりというのも支持された。ハイソックス派の方がやや多数派だった。

C子の会社では、ハーフパンツに変わって、激短半ズボンやミニスカートも生産するようになった。
N社の長靴生産ラインでは対応できなくなった。量もそうだが、最新設備を何とかしなければならない。
新しい工場が必要だった。

X県の工業地帯はジリ貧だった。工場は次々と中国や東南アジアに脱出していく。A樹は新規に進出する企業を見つけることができずにいた。
A樹はひらめいた。N社を誘致しようと。N社にはB斗がいる。B斗は営業系だ。
N社の工場はX県に決まった。それに伴い、N社の関連工場として何社かが進出してきた。

ついに、子供たちの間に、長靴半ズボンが復活した。
雨の日や雪の日はほぼ100%長靴である。JKの短いスカートが廃れる一方で、男の子の短い半ズボン、女の子の短いスカートが復活した。
晴れの日も長靴半ズボン、長靴スカートも一般的になった。J大学付属小学校などでは制服が、長靴半ズボン、長靴スカートになった。

N社の長靴は日本のY社とN社の技術でなければ作れない。長靴の輸出は増えた、世界でも支持された。

かくして、長靴半ズボンは、復活したのであった。

終わり。

417 :夢見る名無しさん:2017/05/04(木) 14:03:18.45 ID:L2wKfeH7d
これにて、小説『長靴半ズボン』の2スレからのサルベージが完了しました。
2スレでは時系列が激しく前後しましたので、できるだけ時系列順にしました。誤字脱字は見つけ次第修正し、矛盾点は直し、こうしたほうがよかったと思った点は加除変更しました。
それでも見落としたところは結構ありました。申し訳ありません。

2スレでは500レスを超える分量でしたが、3スレでは約400スレに圧縮することができました。
レス番500のはるか手前で完了したことに少し驚いています。
3スレもまだまだ楽しめる余地がありますね。

今後、小説『長靴半ズボン』にエピソードを付け加えていただいても結構です。
歓迎いたします。
時系列や人物などオリジナルと矛盾することが出てもかまいません。
伊勢物語のように数珠球をつないだような構成でよろしいと思います。
時系列の逆転も結構です。
新しいエピソードにつながるエピソードでも結構ですし、こだわらないエピソードでも結構です。
お待ちいたしております。

なお、このスレの冒頭では、

1 :夢見る名無しさん:2016/09/24(土) 17:17:27.34 ID:QMv8V5+VY長靴半ズボン 長靴半ズボンU に続く3スレ2 :夢見る名無しさん:2016/10/01(土) 17:10:09.56 ID:U3rN7uOdP[1/2]1スレ   長靴半ズボン
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/cafe30/1191932266/

2スレ   長靴半ズボンU
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/yume/1377591784/3 :夢見る名無しさん:2016/10/01(土) 17:48:00.25 ID:U3rN7uOdP[2/2]子供のころ、1年中半ズボンで過ごしました。雨や雪の日は長靴を履きました。
長靴と半ズボンについて語りましょう。

とあります。
小説『長靴半ズボン』と関係ないことでも、長靴+半ズボン、長靴×半ズボン、の内容なら、大いに歓迎いたします。

サルベージの間、お待たせいたしました。

418 :夢見る名無しさん:2017/05/12(金) 19:22:00.77 ID:x9BvyH3XJ
長靴半ズボン少年の復活を期する!

419 :夢見る名無しさん:2017/05/16(火) 17:35:24.88 ID:+quMEUCqi
日本の復活は長靴半ズボン少年の復活に俟つ!

420 :夢見る名無しさん:2017/05/18(木) 19:13:50.47 ID:zt5+aBI5a
半ズボンは男の子の脚線をこの上なく美しく見せる。
ただ、半ズボンの似合う子と似合わない子がいる。
でも、半ズボンに長靴を履くと、どの子も脚線が美しく見える。これには例外はない。

421 :夢見る名無しさん:2017/05/18(木) 19:38:12.40 ID:zt5+aBI5a
半ズボンはもちろん、あの激短半ズボンのことだ。
さて、長靴だが、長いほうが脚線が美しく見える。でも、長い長靴は子供向けには、まったくといっていいほどなかった。
結果として、学童長靴のような短い長靴ということになるが、それでも、半ズボンに長靴を履くと、どの子も脚線が美しくなった。

短い半ズボンに長い長靴からハイソックスがちらり、なんてのが最高だが、お目にはかかれなかった。
でも、長靴半ズボン少年の脚線は最高に美しかった。かっこよかった。

422 :夢見る名無しさん:2017/05/20(土) 19:49:14.04 ID:NDjt5i0hU
B斗君とК子お姉ちゃんがキャッチボールしている場面がいいですね。
私にもそんなお姉ちゃんがいたらいいなと思いました。

423 :夢見る名無しさん:2017/05/24(水) 19:19:50.04 ID:EG03s/h6f
子どもは同年齢の子どもたちとの競い合いの中で強くなっていくが、そればかりではない。
事情をよくわきまえ、安全のための手加減を自由自在にできる、自分より圧倒的に強い相手との取り組みの中で、飛躍的に強くなる。
異次元の力に神経と筋肉を刺激されるからだ。

子どもが大人と歩いているのをみると、大人の1歩に対して2歩くらいの歩数を必要とする。
そんな経験が刺激になるのではないかと思う。

高3のK子おねえちゃんと小3のB斗君では、大人と子どもの体格差ですね。

B斗君は最後まで同い年のC子ちゃんに勝てなかったのですけれども、他のエピソードから、着実に成長していることが読み取れます。
ぼんやり過ごしているよりもっと勢いよく成長していることも読み取れます。
それでも、B斗君はC子ちゃんに勝てなかった。たまりませんね。

長靴半ズボンはけなげなアイテムです。

424 :夢見る名無しさん:2017/05/26(金) 19:50:53.74 ID:cNzBA/RVt
ほんの少しの時間であるが、ネットから長靴半ズボン少年が登場する動画をアップしようと思ったが、なくなっていた。
数ヶ月前までは確実にあったのに。行動は早くすべきだ。

半ズボン少年たちが河原で遊んでいる画像だ。最後のほうで、1人か2人の長靴半ズボン少年が出てくる。
遠くのほうで出てくるので不鮮明であるが……

半ズボンの色はたぶん青系、長靴は黒。

425 :夢見る名無しさん:2017/05/27(土) 17:50:06.13 ID:yB6f7Rk24
平野部にある結構大きな川で、堤防や川原で、小学校高学年くらいの少年たちが大勢遊んでいる動画だね。
ほとんどが半ズボン少年だった。もちろん激短! だから20世紀の映像ということになるね。
中には川の中に入って何かを採っている少年たちもいた。長靴ではなく裸足だった。
少年たちの元気な黄色い声も音声に入っていた。音声はあまり鮮明ではなかったようだ。

長靴半ズボン少年が登場するのは、動画の最後のほうだ。
最後のほうで、確か、達磨さんが転んだ、をやることになった。全員、小学校高学年くらいの少年である。
ほとんど全員が半ズボンだった。ハイソックスを履いていた少年も多かったような気がする。ほとんどが短靴だった。
長靴半ズボン少年は1名か、2名だったような気がする。
遠くのほうにいたので、ぼんやりとしか映らなかった。

という動画のことですな。

426 :夢見る名無しさん:2017/06/16(金) 19:32:32.98 ID:q4XmgmRKc
>>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19
6年生の冬、体育では肉弾をやることになった。子どもたちの希望である。
体育で肉弾をやるようになってから、体育の授業の次の時間には空席ができるようになった。C子に投げ飛ばされたりした男の子が保健室でダウンしていたからだ。
A樹とB斗は2回目で2人目と3人目だった。

427 :夢見る名無しさん:2017/06/16(金) 20:10:23.02 ID:q4XmgmRKc
小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート

1回目、1人目の男の子はD雅だった。D雅は、身長も高く、結構がっちりしていて、体育はいつも5だった。

C子は、身長こそクラスで3番目に低いが足も速く相撲も強かった。
小学生らしい脚線でムキムキな筋肉ではなかったけど、よく見ると筋肉は発達しており、バネが全然違った。
徒競走のときのストライドも片足ケンケンのときのストライドも他の子供たちを圧倒していた。

雪が少し残っていた。C子は赤の長い長靴、D雅は黒の長い大人用長靴を履いていた。C子もD雅も白のハイソックスを履いていて、長靴から短くちらりと見えた。

D雅がC子たちの陣に入ってきたので、C子はいったん入ったD雅たちの陣から大急ぎで自分たちの陣に引き返した。
C子とD雅の一騎打ちとなった。C子とD雅は相撲の相四つとなって、それぞれに投げを打とうとして、一進一退の攻防となった。
なかなか勝負がつかなかったが、ついにC子がD雅を投げ飛ばした。D雅は背中から落ちた。
C子は敵陣に急ごうとしたが、試合終了の笛が鳴った。D雅が喘息の発作を起こしたからだ。勝負はC子のチームの勝ちということになった。

先生は子どもたちに保健室から担架を呼ぶように指示した。D雅は担架で保健室に運ばれた。

D雅の服は教室から保健室に体育委員の男の子によって運ばれた。
次の次の授業の初めごろ、D雅は発作がおさまり回復した。
D雅は体育服から着替えた。赤と黒と白の横縞のラガーシャツ、黒の太いベルト、紺のデニムの半ズボンだ。

D雅は養護教諭に「ありがとうございました」とボーイソプラノの声で礼を言い、白のハイソックスに長い黒の大人用長靴を履いて保健室の外に出て、下足箱に向かった。
D雅が歩くたび、泥がついているけれど艶のある黒の長い大人用長靴にしわがより、太陽の光を反射して光った。

D雅は長靴を脱ぎ、上履きに履き替え、教室に向かった。D雅は教室の扉を開けた。
「D雅、大丈夫か?」先生の声に「大丈夫です。」とボーイソプラノの声で答えた。
D雅は顔を赤らめ、半ズボンにハイソックスの脚をもじもじとさせながら席に向かった。ハイソックスと半ズボンを履いた脚も赤らんでいた。

428 :夢見る名無しさん:2017/06/16(金) 20:16:38.53 ID:q4XmgmRKc
2回目、2人目、3人目の男の子は、A樹とB斗だった。

詳細は、>>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19 で。

429 :夢見る名無しさん:2017/06/16(金) 20:53:05.38 ID:q4XmgmRKc
3回目、4人目はE彦だった。E彦は平均より少し小柄でほっそりとしていた。体育は2か3だった。

C子は、身長こそクラスで3番目に低いが足も速く相撲も強かった。
小学生らしい脚線でムキムキな筋肉ではなかったけど、よく見ると筋肉は発達しており、バネが全然違った。
徒競走のときのストライドも片足ケンケンのときのストライドも他の子供たちを圧倒していた。

雪が少し残っていた。C子は赤の長い長靴、E彦は黒の長い大人用長靴を履いていた。C子もE彦も白のハイソックスを履いていて、長靴から短くちらりと見えた。

C子がE彦たちの陣に入ってきた。E彦の味方の子どもたちは、男の子も女の子も次々に投げ飛ばされたり突き飛ばされたりしてアウトになった。
そんなC子にE彦が立ち向かった。身長はE彦の方が少し高かった。体重はC子の方が少しあった。筋肉はC子が圧倒していた。
E彦はC子に振り回されながらもしがみついた。C子はE彦の股に腕を通してE彦を持ち上げた。ついに、E彦の胸と下腹部を支点に高く持ち上げた。
きゃあああああ、女の子のような悲鳴がした。でも、E彦の悲鳴だった。E彦はさらに高く突き上げられ、宙を舞った。頭が下になり、一回転をした。

「あぶない!」先生はとっさに落ちていくE彦び追いつき、E彦が地面にたたきつけられる寸前で抱き取った。
でも、短パンの尻の部分と体育服の上の一部は泥に濡れてしまった。


先生はE彦を抱き起こして立たせた。「E彦、大丈夫か?」先生が聞いてもE彦は何も答えなかった。目は大きく開き、口も少し開いている。
先生はE彦を横抱き(お姫様抱っこ)して保健室に連れて行った。

先生はE彦を下ろし、外からの保健室の入り口の少し高くなった床に座らせた。黒の短パンと生脚の間からは白のブリチラが見えた。
長靴もハイソックスも短パンも生脚もブリーフも泥で汚れていた。
E彦はまだ目を大きく見開き、口も少しあけている。養護教諭がしゃがみ、E彦の背中をさすり、「E彦君、大丈夫?」と言った。
E彦の頬の緊張が緩み、青ざめていた顔色に赤みが差し、少し微笑んで目を閉じた。目からは涙が出て頬を伝った。E彦はそのまま、すやすやと眠ってしまった。
「ショック症状ですね。しばらく寝ていれば大丈夫ですよ。」E彦はベッドに運ばれた。

430 :夢見る名無しさん:2017/06/16(金) 21:13:44.58 ID:q4XmgmRKc
E彦の半ズボンと上着を保健室に届けたのはA樹だった。というのは、A樹とB斗がC子に投げ飛ばされて失神して保健室に担架で運ばれたとき、A樹とB斗の半ズボンと上着を届けてくれたのは、保健委員ではなくA樹だったからだ。

A樹はベッドで寝ているE彦の寝顔を見た。首より下は布団のため見えない。E彦は皆より幼くかわいらしい顔をしているが、寝顔はもっとかわいかった。いつもよりいい血色で気持ちよさそうに寝息を立てて眠っていた。
ストーブの上にはロープが張ってあり、E彦の体育服と短パンとブリーフを吊るして乾かしていた。ということは、今、E彦はハイソックスだけの○リ○ンで寝ていることになる。A樹はたまらなかった。

E彦は体育の次の時間の半ばごろに意識を回復した。E彦はやはり白のハイソックスだけの○リ○ンだった。E彦は紺の半ズボンに水色を基調とするシャツにグレーを基調とするのセーターを着た。

E彦は養護教諭に「ありがとうございました」とボーイソプラノの声で礼を言い、白のハイソックスに長い黒の大人用長靴を履いて保健室の外に出て、下足箱に向かった。
E彦が歩くたび、泥がついているけれど艶のある黒の長い大人用長靴にしわがより、太陽の光を反射して光った。

E彦は長靴を脱ぎ、上履きに履き替え、教室に向かった。E彦は教室の扉を開けた。
「E彦、大丈夫か?」先生の声に「大丈夫です。」とボーイソプラノの声で答えた。
「E彦君、よくがんばったね。」C子はじめ女の子やD雅はじめ男の子からもE彦を讃える声が上がった。いつものおとなしいE彦の勇気を誰もが認めたのだ。
E彦は顔を赤らめ、半ズボンにハイソックスの脚をもじもじとさせながら席に向かった。ハイソックスと半ズボンを履いた脚も赤らんでいた。

431 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 18:09:21.02 ID:eLA6/aNbd
「A樹君。」その日の帰り道、E彦はA樹に声をかけた。
E彦は水色を基調とするシャツにグレーを基調とするのセーターに紺の半ズボンに白のハイソックスに黒の大人用長靴ランドセル、A樹はグレーを基調とするスタジャンに紺のデニ半に白のハイソックスに黒の大人用長靴にランドセルだった。

「A樹君、体育の時間、ぼくの服を保健室に運んでくれてありがとう。」「ぼくとB斗が保健室に運ばれたときはE彦君がぼくたちの服を運んでくれたから。」
A樹とE彦は小2のとき同じクラスだっただけでそれほど親しくないので、お互いに「君」付けになった、

「E彦君、今日の肉弾ではすごかったね。C子を相手によくがんばったね。みんなE彦君の勇気に感動してたよ。ねえ、もう大丈夫なの?」
「うん、もう平気さ。今日ぼくががんばったのはA樹君を見習いたかったからだよ。」「えっ?」
「3年生の冬、H公園でやった肉弾、覚えてる?みんな○○さん(C子のこと)から逃げようとしていたのにA樹君がC子に立ち向かっていったんだ。そうしたら、○○さんの張り手でA樹君が鼻血を出してしまったんだ。」
「ああ、あのときのことだね。やっぱりよく覚えているよ。」
「そのとき、ぼくは怖くて何もできずに震えてA樹君の傍に立っていただけなんだ。」

432 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 18:26:35.07 ID:eLA6/aNbd
A樹には自分の傍で自分と同じようにC子の突進を怖がって震えていた男の子がいたことは覚えていた。でも、それがE彦であることはうっすらとしか覚えていなかったが、E彦の話によって記憶が鮮明によみがえった。

「A樹君は通りがかった3丁目のおじいさんに鼻血の手当てをしてもらって、君の家まで抱かれて連れてもらったね。」「うん。」
「本当はA樹君より○○さんの近くにいたぼくが立ち向かわなきゃいけなかったのに、悪いことしたと思っているよ。」「いいよ、ぼくはどうしてもC子に勝ちたかったからやっただけなんだ。」
「勇気を持ってがんばったA樹君がうらやましかった、だからぼくもA樹君を見習って今日はがんばったつもりなんだ。」
「E彦君、ぼく、そんなすごくないよ。少し前にはB斗とツープラトンでタックルしても逆に投げ飛ばされて失神しちゃったし。」
「だからA樹君たちの仇を取れればと思ったんだけど、ぼくじゃ、やっぱり無理だったね。」
「ぼくの班もE彦君の班も、もうC子の班とあたることはないね。」「そう?」
「肉弾が終わったら体育は何をやるのかな?」「こんどこそ○○さんに負けないようにがんばるぞ。」「うん、ぼくも次はC子に勝つぞ。」「うん。」

A樹の家とE彦の家は結構離れている。A樹とE彦は別れて家路に向かった。

433 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 18:47:47.80 ID:eLA6/aNbd
>>431 >>432>>205 >>206 >>207 >>208 に対応しております。

小3でのA樹君とE彦君の日記を紹介します。

434 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:02:53.26 ID:eLA6/aNbd
○○A樹
今日は雪がまだ少し残っていました。公園に行くとみんながいました。肉だんをすることにしました。
ぼくとC子さんはてきチームになりました。

ぼくは白と黒のしまのラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長めの長ぐつに白のハイソックス、
C子さんは白を中心としたトレーナーに赤の短いスカートに赤の長めの長ぐつに白のハイソックスをはいていました。

肉だんが始まりました。
C子さんの片足ケンケンはぼくたちのより一歩のはばがあり、スピードのありました。
C子さんはぼくのチームの男の子や女の子をつき飛ばしたり、引きたおしたりしながら、ぼくのチームの陣に入ってきた。
ぼくは味方の陣に戻ってきて、守ることにしました。

C子さnはせまってきました。
ぼくと一緒に守っていた男の子は固まってふるえだした。
ぼくもその子も、長ぐつのゴムが半ズボンにハイソックスをはいた足にぶつかってパタパタと音がしました。

ぼくもこわかったのですが、目をつぶったまま、C子さんをおしたおそうとして、一歩前に出て、両うでを前に出しました。
ぼくはC子さんが消えたように感じました。
C子さんは一しゅんしずこ込み、ぼくのこうげきをかわしたのでした。

ぼくは鉄のようなにおいを感じ、ものすごいいきおいで後ろに飛ばされました。
後ろ向きに数歩走りましたが、足の回転が間に合わず、しりもちをついてしまいました。
鼻からはぬるりとしてあたたかいものが流れました。

C子さんはぼくのこうげきをかわして、ぼくをつき飛ばそうとしたのでしだ。
それが外れてぼくの顔面に当たってしまったのでしだ。

「A樹君は鼻血を出した!」
まわりの子たちがさわいで肉だんはやめになりました。

435 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:12:27.64 ID:eLA6/aNbd
茶色っぽい着物を着たおじいさんがぼくに近づいてきました。
おじいさんはしゃがんで、ぼくをだいて、公園の水道まで運んでくれました。
紙を出して、水道の水でぬらしてしぼりました。

おじいさんはぼくの半ズボンのおしりの部分をひざに乗せ、背中を支えながら、鼻血をひいてくれました。
ぼくはくすぐったくて、足をばたばたさせました。長ぐつのゴムの音が聞こえました。

「じっとして。力を抜いて。」
おじいさんにそういわれたことと、おじいさんの着物のかおりで、ぼくは力がぬけてしまいました。

ぼくは両ひじもすりむいてしまいました。おじいさんは両ひじのきず口のよごれもふいてくれました。
「よし、よくがんばった。君はいい子だ。強い子だ。」
肉だんで女の子に「KO負け」したのに「強い子だ」と言われたのではずかしかったです。

436 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:30:29.48 ID:eLA6/aNbd
「誰か、この子の家、わかるか?案内してくれ。」
「はい。」
C子さんがぼくの家をよくしっているので、ぼくの家をあんないすることになりました。

おじいさんはぼくをだいて、C子さんのあんないでぼくの家にむかいました。ぼくの横でふるえていた子もいっしょです。
長ぐつスカートはいたC子さんと長ぐつに半ズボンをはいた男の子といっしょの着物を着たおじいさんにだかれた長ぐつに半ズボンをはいたぼくを、すれちがう人たちはじりじろ見ました。
ぼくは雲に浮うんでいるような気がしました。

ぼくは、肉だんで女の子に鼻血を出して「KO負け」したはずかしいだけではありませんでした。
ぼくの横でふるえていた男の子とちがって、強いC子に勇かんに立ちむかっていった勇気をひょうしょうされているような気がしました。
でも、はずかしい気持ちの方が強かったです。

もし、その子のように何もしないで、その子がぼくのようにC子さんに立ちむかっていったらということも考えました。
そうしたらぼくはこんなにいたくてはずかしい気持ちにならなかったとはおもいます。その点ではその男の子がうらやましいと思いました。
でも、ぼくは勇気をおじいさんにほめられたし、ぼくもほこらしい気持ちになっています。その点ではその子に悪いなあとも思いました。

「もう大丈夫です。降ります。」
ぼくはおじいさんがおろしてくれるよりも早くおりました。

C子さんのはり手のショックや鼻血などのためか、しばらくだかれていたためか、
おりたところがぬかるんでいるためか、ぼくはすべって、おじいさんにたおれかかってしまった。

「君、だいじょうぶか。」
おじいさんにささえられたため、ぼくは転ばずにすみました。
おじいさんのたびや着物は少しどろでよごれてしまいました。

「ごめんなさい。」「いいんだよ。気にしないで。」
「こっちです。」C子が案内した。A樹の家に着いた。

437 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:42:02.57 ID:eLA6/aNbd
「君、名前は?」「○○A樹です。」
「お嬢ちゃん、名前は?」「○○C子です。」
「ごめんください。」呼び鈴を押しておじいさんが声をかけると、お母さんが出てきた。
「私、○○町の**です。先ほど公園を通りかかりましたら、この子たちが肉だんをして遊んでおりました。
 A樹君が鼻血を出して、転んだときにひじもすりむきまして、おうきゅうにちょっとした手当てをして、おたくまでつれてまいりました。
 おうちで手当てをしたほうがよろしいでしょうと。」
「これは本当にありがとうございます。A樹、この方にお礼をしなさい。」
「ありがとうございます。」
「いや、この女の子、C子ちゃんというんですね、本当に強いですね。
 C子ちゃんの手のひらがA樹君の顔面に当たりまして。」
C子さんがぼくのおかあさんに礼をして、
「おばさん、ごめんなさい。A樹君にけがさせちゃって、私、つい、むちゅうになっちゃって……」
というと、お母さんは
「気にしないで、C子ちゃんは何も悪くないわ。A樹よりもC子ちゃんの方が強かっただけなのだから。」
とにこやかに言った。
C子は申し訳なさと誇らしさのため、顔を赤くし、スカートハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
A樹は恥ずかしさのため、顔を赤くしてうつむいた。
「A樹君も強いですね。鼻血を出しても、ひじをすりむいても、私のへたな手当てのさいちゅうも、まったく泣きませんでしたし。
 A樹君は勇気のある子です。他の男の子がこわがっているときに一人で立ちむかっていったんですからね。」
そのときその男の子は顔を真っ赤にして下をむいて、半ズボンハイソックス長ぐつの足をもじもじとさせました。なんだかかわいそうでした。
「真冬でも長ぐつに半ズボンにばんそうこうってのは男の子のくんしょうですね。」
ぼくも赤くなった顔を上げて、恥ずかしのとうれしさのために、半ズボンハイソックス長ぐつの足をもじもじとさせました。
おじいさんは手当のとき、ぼくのひじにばんそうこうをはっていました。
おかあさんはきゅうきゅうセットを出してきて、ぼくの手当てをしました。

438 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:49:23.43 ID:eLA6/aNbd
○○E彦
今日は雪がまだ少し残っていました。公園に行くとみんながいました。肉だんをすることにしました。
ぼくとC子さんはてきチームになりました。

ぼくは白と緑のしまのラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長めの長ぐつに白のハイソックス、
C子さんは白を中心としたトレーナーに赤の短いスカートに赤の長めの長ぐつに白のハイソックスをはいていました。

肉だんが始まりました。
C子さんの片足ケンケンはぼくたちのより一歩のはばがあり、スピードのありました。
C子さんはぼくのチームの男の子や女の子をつき飛ばしたり、引きたおしたりしながら、ぼくのチームの陣に入ってきた。
ぼくはずっと味方の陣で守っていました。

C子さんはせまってきました。
ぼくと一緒に守っていた男の子は固まってふるえだした。
ぼくもその子も、長ぐつのゴムが半ズボンにハイソックスをはいた足にぶつかってパタパタと音がしました。

ぼくはこわくて何もできませんでしたが、その男の子は、C子さんをおしたおそうとして、一歩前に出て、両うでを前に出しました。
ぼくはC子さんが消えたように感じました。
C子さんは一しゅんしずこ込み、その男の子のこうげきをかわしたのでした。

その子は、ものすごいいきおいで後ろに飛ばされました。
後ろ向きに数歩走りましたが、足の回転が間に合わず、しりもちをついてしまいました。
鼻からはぬるりとして赤いものが流れました。

C子さんはその男の子のこうげきをかわしてつき飛ばそうとしたのでしだ。
それが外れてその男の子の顔面に当たってしまったのでしだ。

「A樹君は鼻血を出した!」
まわりの子たちがさわいで肉だんはやめになりました。

439 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 19:53:39.29 ID:eLA6/aNbd
その男の子はA樹君という名前でした。
茶色っぽい着物を着たおじいさんがA樹君に近づいてきました。
おじいさんはしゃがんで、A樹君をだいて、公園の水道まで運びました。
紙を出して、水道の水でぬらしてしぼりました。

おじいさんA樹君の半ズボンのおしりの部分をひざに乗せ、背中を支えながら、鼻血をひいてくれました。
A樹は足をばたばたさせました。長ぐつのゴムの音が聞こえました。白いブリーフがちらりと見えました。

「じっとして。力を抜いて。」
おじいさんにそういわれたことと、おじいさんの着物のかおりで、A樹君は力がぬけてしまいました。

A樹君は両ひじもすりむいてしまいました。おじいさんは両ひじのきず口のよごれもふいてくれました。
「よし、よくがんばった。君はいい子だ。強い子だ。」

440 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 20:02:49.88 ID:eLA6/aNbd
「誰か、この子の家、わかるか?案内してくれ。」
「はい。」
C子さんがA樹君の家をよくしっているので、A樹君の家をあんないすることになりました。

おじいさんはA樹君をだいて、C子さんのあんないでA樹君の家にむかいました。ぼくもいっしょです。
長ぐつスカートはいたC子さんと長ぐつに半ズボンをはいたぼくといっしょの、着物を着たおじいさんにだかれた長ぐつに半ズボンをはいたA樹君を、すれちがう人たちはじりじろ見ました。

ぼくはC子さんに立ちむかって鼻血を出しておじいさんにだかれているのがぼくではなくてよかったと思いました。
ぼくは、けがもしないし、いたくもないし、女の子に負けてはずかしい思いもしなくてよかったからです。だから、A樹君がかわいそうになりました。
でも、A樹君がうらやましくもなりました。
A樹君はおじいさんにだかれて気持ちよさそうです。おじいさんから勇気をほめてもらいました。僕にはなかった勇気です。


「もう大丈夫です。降ります。」
A樹君はおじいさんがおろしてくれるよりも早くおりました。

C子さんのはり手のショックや鼻血などのためか、しばらくだかれていたためか、
おりたところがぬかるんでいるためか、A樹君はすべって、おじいさんにたおれかかってしまった。

「君、だいじょうぶか。」
おじいさんにささえられたため、A樹君は転ばずにすみました。
おじいさんのたびや着物は少しどろでよごれてしまいました。

「ごめんなさい。」「いいんだよ。気にしないで。」
「こっちです。」C子が案内した。A樹君の家に着きました。

441 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 20:07:21.97 ID:eLA6/aNbd
「君、名前は?」「○○A樹です。」
「お嬢ちゃん、名前は?」「○○C子です。」
「ごめんください。」呼び鈴を押しておじいさんが声をかけると、A樹君のお母さんが出てきた。
「私、○○町の**です。先ほど公園を通りかかりましたら、この子たちが肉だんをして遊んでおりました。
 A樹君が鼻血を出して、転んだときにひじもすりむきまして、おうきゅうにちょっとした手当てをして、おたくまでつれてまいりました。
 おうちで手当てをしたほうがよろしいでしょうと。」
「これは本当にありがとうございます。A樹、この方にお礼をしなさい。」
「ありがとうございます。」
「いや、この女の子、C子ちゃんというんですね、本当に強いですね。
 C子ちゃんの手のひらがA樹君の顔面に当たりまして。」
C子さんがぼくのおかあさんに礼をして、
「おばさん、ごめんなさい。A樹君にけがさせちゃって、私、つい、むちゅうになっちゃって……」
というと、お母さんは
「気にしないで、C子ちゃんは何も悪くないわ。A樹よりもC子ちゃんの方が強かっただけなのだから。」
とにこやかに言った。
C子は申し訳なさと誇らしさのため、顔を赤くし、スカートハイソックス長靴の生脚をもじもじとさせた。
A樹君は恥ずかしさのため、顔を赤くしてうつむいた。
「A樹君も強いですね。鼻血を出しても、ひじをすりむいても、私のへたな手当てのさいちゅうも、まったく泣きませんでしたし。
 A樹君は勇気のある子です。他の男の子がこわがっているときに一人で立ちむかっていったんですからね。」
ぼくは顔を真っ赤にして下をむいて、半ズボンハイソックス長ぐつの足をもじもじとさせました。はずかしかったです。次に肉だんをやるときには勇気を出してC子さんにむかっていきます。
「真冬でも長ぐつに半ズボンにばんそうこうってのは男の子のくんしょうですね。」
ぼくも赤くなった顔を上げて、恥ずかしのとうれしさのために、半ズボンハイソックス長ぐつの足をもじもじとさせました。
おじいさんは手当のとき、A樹君のひじにばんそうこうをはっていました。
A樹君のおかあさんはきゅうきゅうセットを出してきて、A樹君の手当てをしました。

442 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 20:21:17.27 ID:eLA6/aNbd
小学3年生の日記としては長くなってしまいました。
原文を小学生らしい表現や表記に改めただけですので。
内容は割愛したくありませんでした。

日記はここで終了しますが、この続きのエピソードをカキコ(古っ!)します。

443 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 21:16:00.12 ID:eLA6/aNbd
その日に着ていた服は泥で汚れてしまったので、翌日は違う服をA樹は着ることになった。
しばらくの間、雪は残っていたし、地面はぬれていた。
まだ長靴を履く必然性がぎりぎりに残っていた日、A樹はあの日と同じ、白と黒の島のラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長めの長靴に白のハイソックスを履いた。
学校から帰るとランドセルを置いて3丁目に向かった。
肉弾でC子にKO負けして鼻血を出したA樹を開放してくれた老人の家に向かった。
A樹はA樹なりに老人の動静を調べていた。今日は会えるのではないかと見当をつけたのだ。
だから、あの日と同じ服装をしたのだ。
地面は乾きだし、残雪は道の脇に少ししかない。長靴を履いている大人にも子どもにもすれ違わなかった。履いているとしたら工事関係者などしかいなかった。
大人からも子どもからもA樹は長靴半ズボンに挟まれた生脚をガン見されたような気がした。
それでも長靴半ズボンにこだわったのは、長靴半ズボンで老人に会いたかったからだ。

444 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 21:18:23.56 ID:eLA6/aNbd
老人の家の傍に来た。A樹は何気なくふらふらと遊んでいるふりをして老人が帰宅するのをを待った。
老人が帰ってきた。

「おじいさん、この前はありがとうございます。○○A樹です。ぼくがH公園で肉弾をして鼻血を出したとき手当てをしてくださって本当にありがとうございます。」
「おや、A樹君だね。真冬でも半ズボンで寒くないかい?」「ただ立っているだけだと寒いけど、遊んでいると厚くなってくるから平気です。」
「元気だねえ。長靴半ズボンに絆創膏ってのは男の子の勲章だね。」
このような会話は大人との間でよくしており、A樹にとってもマンネリではあったが、うれしかった。肘にも絆創膏は残っていたし、あの日からしばらくしてサッカーで膝もすりむいたのだ。

「さあ、お上がり。」老人はA樹を自宅に招きいれた。「いいんですか?」「さあ、遠慮なく。」
もう少し遠慮すべきだということはA樹にもわかっていたが、A樹としてはぜひとももっともっと老人に声をかけてもらいたかったので、喜んで招きに応じた。

老人は茶道でもてなしてくれた。和菓子も出た。A樹は茶道の心得はまったくなかった。でも、A樹は精一杯礼にかなうように振舞った。
老人はA樹の礼儀正しさをほめてくれた。A樹の気遣いを読み取ったのだろう。細かい作法は問題にしなかった。

老人はA樹の礼儀正しさ、勇気をほめてくれた、A樹はそれを求めてここに来たのだ。

445 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 21:19:12.58 ID:eLA6/aNbd
老人はA樹に長靴を履いて庭に出るように言った。A樹は長靴を履いて庭に出た。老人は縁側に出た。
老人は離れの軒にジャンプするように言った。A樹はジャンプしたが届かなかった。
「ふた月くらい前かな?C子ちゃんが来たとき、C子ちゃんも長靴を履いていたが、届いたよ。」
「えっ?C子がどうしてここに来たのですか?」
C子ちゃんがH公園の花壇の縁から縁へ飛んでいたら転んで怪我をしてしまったんだ。だから手当てをしてやったんだ。そうしたら、しばらくしてお母さんと一緒にお礼に来てくれたんだ。」
A樹があっけにとられていると、
「C子ちゃんはスポーツが得意でいろいろ話をしてくれたよ。ジャンプ力にお話になったとき、あの軒に届くかということになってやったんだ。」
A樹は「もう一度やらせてください。」といって、もう一度挑戦した。でもあと少しで届かなかった。何度やってもだめだった。A樹は疲れてしまった。
C子はA樹より身長が低い。A樹はジャンプ力でC子に負けている。

「どうすればもっと強くなれるのですか?C子に勝てるようになるのですか?」
老人はA樹を縁側に座らせた。お尻だけでバランスを取るように、その上で腹筋をやるように言った。
C子はすぐに何度でもできたと言った。A樹は何度も練習してバランスが取れるようになり、腹筋はほとんどできなかった。
老人がこの運動を勧めてくれた。

A樹はお礼を言って老人宅を後にした。

446 :夢見る名無しさん:2017/06/23(金) 21:21:18.08 ID:eLA6/aNbd
疲れてしまい、読みにくい文章になって申し訳ありませんでした。

447 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 16:00:56.39 ID:l1rsVN4PP
>>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19
小6の雪が残った冬の肉弾でA樹とB斗がC子に同時に投げ飛ばされて「失神KO負け」したとき、A樹もB斗も悲鳴を上げた。
でも、悲鳴を上げたのはA樹とB斗だけではなかった。
先生も子どもたちも悲鳴を上げたのは数人だと思っていた。その風人の中にA樹やB斗は入っていないと、ほとんどの子どもたちは思っていた。
後で思い出してみればボーイソプラノの男の子の悲鳴だとわかるが、女の子の悲鳴にも聞こえたのだ。女の子の方が悲鳴を上げることが多いのも誤解を誘ったといえる。
だから、A樹もB斗も悲鳴のことを言われずにすんだのだ。
多分D雅だけは悲鳴を正確に聞き分けた。
悲鳴を上げたのは、A樹とB斗とE彦と女の子4人だった。
A樹とB斗は恐怖のため、いつもよりも高い声になった。E彦は声が高く女の子のような声だ。
E彦も女の子4人もC子の投げとA樹B斗の投げられっぷりにダイナミックさに恐怖だけでなく美しさと感動も感じたのだ。

D雅はA樹とB斗とE彦が悲鳴を上げたことについて誰にも何も言わなかった。
D雅は体育はいつも5で活発な性格でまじめではないけれど、意地が悪いわけではなかった。
もし、A樹やB斗を笑いものにした場合、困ることもある。それは、D雅がC子と1対1の格闘になった場合、絶対にC子に勝つ自信はなかったからだ。
実際、D雅は少し前、C子に投げ飛ばされて喘息の発作を起こしている。

D雅は7人が奇しくも作り上げた悲鳴のハーモニーに感動した。その響きは生涯脳裏を離れることはなかった。

448 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 16:24:07.65 ID:l1rsVN4PP
中学生になってD雅は、A樹B斗C子たちの入ったレスリング部には入らなかった。管理が嫌いなD雅はZZの指導についていく自信がなかったのだ。
D雅はバスケットボール部に入った。そこはZZほどではないが熱心な顧問もいてハードな毎日だった。
中1では喘息の発作があったが、それ以降発作はなくなり、完治したつもりになった。実際、生涯発作を起こさなくなった。
小学校高学年のころにはほとんど治っていた。肉弾でC子に投げ飛ばされたのは、それほどの物理的ショックでも合ったのだ。
主治医は、小学校の決まりもあり、小学校の間ずっと半ズボンで過ごしたのがよかったのではないか、と言っていた。

中学校の校則では中2の秋まで私服では半ズボンで過ごさねばならなかった。多くの男の子たちは嫌がったが、ZZの超人的な指導力で98%以上達成された。
D雅も周囲に合わせ半ズボンに反発するふりをしたが、実はD雅も長靴半ズボンが好きになっていたのだ。
私服では半ズボンを喜んで履いた。表向きは喜んでいないふりをしたが。
雨や雪が関係すると長い大人用長靴を履いた。中2のとき、足のサイズが大きくなって買い換えた。
D彦は大きいほうであり、結構早くオッサンっぽくなっていった。
中2の秋、いよいよ半ズボンと卒業できる。多くの男の子たちはこの日を待っていた。
D雅としてはもっともっと半ズボンを履いていたかった。でも、周囲に合わせて半ズボン卒業を喜んで見せた。オッサンっぽくなっていたD雅としてもここが潮時だと思ったのだ。

でも、D雅は中3や高校生になっても、長ズボンの下に密かに半ズボンを履き、長靴を隠し持って、誰もいないところで、長靴半ズボンになることもあった。

449 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 17:01:35.19 ID:l1rsVN4PP
D雅はB斗と同じY市で3番手の進学校に進学した。
B斗は2番手にぎりぎりは入れずそこになった。D雅は何とかそにに入った。
D雅は引き続きバスケットボール部に所属した。とにかく大学という名のつくところに入りたいため、勉強も真剣にやった。
だから、B斗の入った大学の近くにある、結構偏差値の低い大学にやっと入ることができた。

高校時代、バンドをやっているB斗と親しくなった。D雅も音楽の才能はあった。ロックや楽器について詳しくなっていった。
その一方で、小6の冬の肉弾でB斗たちが出した悲鳴の再現に挑戦していった。D雅が持っている楽器では無理かもしれない。Bの楽器を何度も触らせてもらった。
D雅は和音にも興味を持っていた。あの悲鳴の再現のためだ。
B斗は音楽らしい音楽を奏でないで、和音のようで和音でもない音を必死に追求しているD雅を不審に思った。

450 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 17:03:52.81 ID:l1rsVN4PP
D雅は正直に告白した。

小6の冬の体育の肉弾でのこと、覚えているか?
あのころ、一年中半ズボンだったな。体育の服は一年中半袖半ズボンだしね。
あの日、雪が残っていてほとんど長靴半ズボンだった。オレもオマエも。
長靴半ズボンのオマエとA樹がツープラトンでタックルしたが、逆にC子に投げ飛ばされて失神しちゃっただろ?
そのとき、オマエとA樹が悲鳴を上げたんだよ。

おいおい!

いやあ、オマエたちに悪いことはわかっている。
あれは本当はオマエたち二人だけではなく、E彦と名前は忘れてしまったが女子4人はもりだったんだ。
○○先生はわからないがほとんどのやつは、悲鳴を上げたのは女子4人だと思っているようだ。

それがその音か?

ごめん。これはオマエを馬鹿にするためにやっているんじゃない。オレはこんな美しい音は聞いたことがないんだ。あれから頭から離れなくなっているんだ。これを再現できなければ一生公開するような気がするんだ。
C子に負けたことは恥ずかしくないと思う。C子は天才だし。今、C子は何とか学園でエリートコースだろ?

うん。新聞にも載っていた。

オマエには本当に済まないとは思っているんだ。でも、とめられないんだ。わかってくれ。許してくれ。もちろん、こんな話は誰にもしない。

ううん、いいよ。よくわかった。じゃあ、二人で追求しよう。

451 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 17:21:31.15 ID:l1rsVN4PP
その後、B斗とE彦はあの日の悲鳴の再現を追及したが高校を卒業するまでまったく果たせなかった。

大学に入ってから、B斗とD雅は大学は違うが近場だったので、同じバンドで活動した。
活動の合間には、あの日の悲鳴を追及した。
大3になってすぐのころ、ついにあの日の悲鳴を再現することに成功した。実はまだまだだったが、やっと納得はできるくらいにはなったのだ。

B斗とD雅は仲間に次のライブのコンセプトを提案した。
強い女の子に男の子や女の子が挑んでいく。強い女の子は圧倒的に強くほかの子はまったく勝てないけど、強い女の子も他の男の子や女の子も強くなっていく。
男の子たちは長靴半ズボン、女の子たちは長靴スカート、というコンセプトだ。
未熟な自分たちだけど、切磋琢磨をいとわずに向上し続けるというテーマだ。
強い女の子に他の男の子や女の子が投げ飛ばされるときに、あの日の悲鳴を効果音として使うつもりだった。

B斗とD雅の小学校の思い出である、C子との肉弾のエピソードも話した。
パフォーマンスとしては抽象的なものにした。個人的な体験には縛られない表現にはしたかった。

新しいコンセプトに行き詰っていた仲間たちは賛成してくれた。B斗とD雅の自分を率直に出した提案が心を打ったということもできる。

452 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 17:51:46.24 ID:l1rsVN4PP
ライブのために長靴、スカート、半ズボンを用意した。
半ズボンは長ズボンを切って作ればよかった。スカートもミニスカ系で何とかなる。
上着は難しかった。小学生らしいシャツでは満足ができなかった。小学生をコスプレしたのでは伝わえたいものが伝わらない。あまりにも抽象的なコスチュームでも同様だ。上着は激論の末、落ち着くべきところに落ち着いた。

問題は長靴だ。

短い半長靴ではなく、長い大長靴であることに異論はなかった。
ただ、アクションをすると、半長靴は当然のことながら、大長靴でもすっぽ抜けてしまうのだ。というわけで、一番長くてすっぽ抜けにくい大長靴で、アクションを精選して対応することになった。

ハイソックスをちらりということも忘れなかった。メンバーの一人がハイソックス嫌いだったので、その1名だけは履かなかった。

B斗とD雅のバンドは好評を博し、トーナメントも勝ち進んでいった。そして、ライバルのバンド、XYZとぶつかった。
結果は惨敗だった。メンバーの誰もが力の差を認めた。メンバーは全員プロ志向をきっぱりとあきらめた。それぞれが就職に邁進することになった。

メンバーたち、特にB斗とD雅はXYZのメンバーと親しくなった。よく飲むことになった。B斗は製靴会社、D雅は音楽配信会社に就職が決まった。

B斗は長靴部門に配属になった。
赤字の続いた長靴部門を廃止することが決まりつつあった矢先、大雪があり、急に長靴の需要が逼迫した。B斗は精力的に営業し、長靴部門の社会的意義も認識され、存続が決まった。

D雅の会社は小さかった。D雅の会社が抱えているアーチストはマイナーな存在だった。会社の躍進のためヒットが求められていた。
D雅はかつてのライバルXYZに目をつけた。D雅を通じてXYZはメジャーデヴューを果たした。

XYZはB斗やD雅とよく飲んだ。
その席でXYZのリーダーが、B斗やD雅のバンドがやった長靴半ズボンのコンセプトを譲ってくれないかと話を持ちかけてきた。
もちろんそっくりではなく、XYZ自身のコンセプトも入れて行うというものである。
B斗もD雅もバンドからは完全に引退していたので、快く承諾した。

XYZの新曲は大ブレークした。

453 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 18:05:07.92 ID:l1rsVN4PP
あの日の悲鳴は >>15 にありますが、心行くまで表記しますと、

あーーー ああーーー あぁーーー
いーーー いあーーー いぁーーー いいーーー いいぇーーー いぃーーー いえーーー いえーーー
うあーーー うぁーーー ういーーー うぃーーー ううぃーーー ううぇーーー うえーーー うわーーー うゎーーー
えーーー
おあーーー おわーーー
きゃーーー
こーーー
たーーー
とーーー
とあーーー とぁーーー
ひーーー ひあーーー ひぁーーー ひいーーー ひぃーーー ひえーーー ひぇーーー ひやーーー ひゃーーー
やーーー やあーーー やぁーーー ゆあーーー ゆぁーーー ゆおーーー ゆぉーーー
わーーー わあーーー わぁーーー

です。

454 :夢見る名無しさん:2017/07/08(土) 18:20:26.30 ID:l1rsVN4PP
なんか、音声分析器のようになってしまいました(笑)。

医学的妥当性、各種スポーツにおけるリアル、各種業界のリアルについては無視してしまいました。
それらについての正確な知識のありませんし、それよりも、自分的に話を面白くしたいですので。

小説『長靴半ズボン』について、話が思いついた方は遠慮なくご参加ください。

>>1>>12 にありますように、小説と関係ないことでも、長靴半ズボンに関することなら遠慮なくカキコください。

私としても、小説『長靴半ズボン』にエピソードを付け加えてまいります。
小説に関係ないことでもカキコしていきたいと思います。

455 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 18:48:57.33 ID:2ibQL3UHq
E彦も長靴半ズボンが好きだった。
一年中半ズボンであることは小学校のきまりで決まっていたので問題はなかった。
雨や雪に少しでも関係する日は積極的に長靴を履いた。晴れの日でも、川原などで遊ぶことがはっきりしている日は長靴を履いた。

E彦は小3の冬の途中まで黄色の長靴を履いていた。幼児から低学年向けの長靴ではあったが、その中ではきわめて長いものであった。
小3の冬の途中、E彦は黒の学童長靴に変えた。A樹やB斗が履いている長いタイプの長靴だった。
E彦の体は小さいほうであるがきわめて小さいというほどでもない。E彦より体の小さい男の子が次々と黒の学童長靴に履き替えている中では一番遅かった。

E彦は小2と小6でC子と同じクラスになった。
小2の時、E彦は自分よりもっと背の低いC子に体育などでひとつも勝てなかった。

小3の冬、学童長靴を履くと、何か自分が強くなったように感じた。実際、E彦の筋力も成長していたのだ。
小3の冬の雪の残る日の肉弾では、いつもとは違った活躍がしたかった。
でも、敵陣を攻めるグループに入る勇気はなかった。A樹たちとともに自陣を守るグループに入った。
敵チームのC子がやってきた。男の子や女の子を次々と投げ飛ばしたり突き飛ばしたりして迫ってくるC子に固まってしまった。
A樹もE彦と同じように長靴をパタパタと震わせて震えていることがわかった。
A樹は勇気を持ってC子に向かっていった。
結果は張り手を決められ鼻血を出してダウンだったが、手当をしてくれた通りがかりの老人にその勇気をほめられた。
老人に介抱されて老人に抱きかかえられたA樹と、A樹に勝ったC子とともにA樹の家に向かう途中、E彦は災難に遭わなかった幸運を喜ぶ気持ちよりも、A樹をうらやむ気持ちのほうが強かった。

黒の学童長靴を履くことによって強くなることを望んだE彦であったが、大きな挫折感を感じた。

456 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 19:11:42.37 ID:2ibQL3UHq
小6の初詣からE彦は大人用長靴を履いた。
まだ学童長靴でもサイズはあったが、A樹やB斗たちに倣って黒の長い大人用長靴にしたのだ。
E彦は自分の筋力が強くなっていることを感じていた。

小6の冬の雪の残る日の体育で肉弾。
A樹とB斗がC子にツープラトンのタックルで挑み、一進一退の攻防の末、逆に投げ飛ばされ、失神してしまった場面を、E彦はしっかり見ていた。
そのときE彦も悲鳴を上げたため、A樹とB斗が悲鳴を上げたことには気がつかなかった。何人かの女の子が悲鳴を上げたことはうっすらと気づいた。

E彦はまたもA樹がうらやましくなった。その日一日中E彦は授業が耳に入らなかった。
ランドセルを背負った、長靴半ズボンのA樹とB斗が連れ立って帰る後姿を見た。
自分よりは一回り大きな体、自分より少し発達した筋肉の脚線、でも、自分より一回り小さい体のC子より貧弱な筋肉……
E彦はたまらなかった。

E彦のチームとC子のチームの対戦になったとき、E彦は決意した。絶対にC子と勝負すると。

E彦とC子が相撲状態になったとき、誰もがC子の圧勝を信じた。それなのにE彦が善戦したので皆が注目した。
結局E彦はC子にリフトされて投げ飛ばされ、先生によって間一髪、運動場にたたきつけられることは免れたが、そこでは失神しなかったが、目を開けたままのショック状態になってしまった。
先生に抱きかかえられて保健室に到着し、保健室の土間にM字座りして養護の先生に介抱されたとき、緊張が緩んで、涙が出て眠ってしまったのだ。

457 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 19:25:16.46 ID:2ibQL3UHq
A樹とB斗がC子に投げ飛ばされたときは、A樹とB斗の半ズボンなどはE彦が保健室に届けた。
A樹とB斗、特にA樹の勇気に追いつきたかったのだ。
E彦がC子に投げ飛ばされたときは、A樹がE彦の半ズボンなどを保健室に届けた。
E彦はA樹が届けてくれたことがうれしかった。

意識を取り戻して、半ズボンにハイソックスを履いて教室に戻ったとき、C子やみんなから勇気をたたえられたこともうれしかった。顔だけでなく、太ももも赤くなったのを感じた。
帰り道、長靴半ズボンのA樹と長靴半ズボンで親しく話をし、A樹から勇気をたたえられたこともうれしかった。

黄色い長靴から黒の学童長靴に履き替えたとき、黒の学童長靴から黒の大人用長靴に履き替えたとき、両方ともE彦は挫折を味わった。
でも、大人用長靴にしたときは、確かにC子に負けたけれど、学童長靴にしたときとは違って、勇気を持ってC子にぶつかっていったのだ。

458 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 19:40:29.16 ID:2ibQL3UHq
中学生になると部活動が始まる。
A樹、B斗、C子がレスリング部に入ったので、E彦も入ろうかともか思った。
でも、顧問のZZの指導についていく自信はなかった。そこで3番目か4番目に厳しいテニス部に入った。
テニス部では中3になって並みの成績になった

中学校の校則では中2の秋まで私服では半ズボンで過ごさねばならなかった。多くの男の子たちは嫌がったが、ZZの超人的な指導力で98%以上達成された。

E彦は半ズボンが好きだったし、体も小さいほうだったから何の違和感もなく半ズボンで過ごした。
雨や雪に関係する日は積極的に長靴を履いた。
A樹とB斗はレスリング部で休日がよくつぶれるので、中学生になってからは、小学校以来の趣味である釣りに合計4回しか行っていない。
中1のうち一回はレスリング部の先輩たちと、中2のうちの一回はレスリング部の後輩たちとである。

中1のもう一回と中2のもう一回はE彦も混じっていた。
E彦も釣りが好きだった。なぜなら晴れの日でも長靴が履け、長靴半ズボンで過ごせるからだ。

A樹もB斗もE彦も脚が長くなっていた。中2のときにはE彦も含めて小学生にはまったく見えない。
自転車をこいでいると、大人たちの視線が突き刺さった。車の運転手の視線も感じた。
卑猥な視線も感じたが、ほとんどの視線は美しいものを見る視線だった。A樹もB斗もE彦も誇らしかった。

459 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 20:02:11.52 ID:2ibQL3UHq
A樹は内申が1つ足りないため、Y市第一の進学校、灯台にも毎年合格者を出すY高校に行けず、第二の進学校Y東高校に行った。
B斗は内申が1つ足りないため、Y東高校に行けず、進学校としては最低のY西高校に行った。
E彦は内申がA樹より2つ多くあったため、ぎりぎりでY高校に進学した。

E彦は引き続きテニス部に入った。成績は平凡に終わった。その他の分野で何も実績を残せなくても、テニスのうまいただの人という称号は手に入った。

E彦は地底とMARCH級に合格し、地底に行った。文系である。
E彦は東京で就職した。よくわからない企業である。

実はE彦は小学生のころから漫画を書くのが好きだった。
長靴半ズボン少年の漫画が多かった。長靴半ズボンに近いSF少年ヒーロー物もよく書いた。
大学生になったら、さまざまテーマに挑戦した。社会人になったらさらにテーマが広がった。でも、一番すきなのは長靴半ズボンだった。

数年してE彦は受賞して漫画家としてデビューした。父母や親戚は反対したが、E彦は決断した。長靴半ズボンでC子に挑戦した日を思い出しながら。

B斗たちの製靴会社が、長くてかっこよく履きやすく脱げにくく脱ぎやすく短靴よりも運動ができるなどあらゆる条件をクリアした長靴を開発したころ、
E彦は『長靴半ズボン』という漫画をリリースした。
E彦自身の子供時代がモデルとなっていることは言うまでもない。

長靴半ズボンはかっこいい、半ズボンは短くなければならない、という風潮はゆるぎないものになった。
また、B斗たちが開発した長靴はを履くと、夏涼しく、冬暖かい、という効果もあった。

そして、長靴半ズボンは復活したのであった。

460 :夢見る名無しさん:2017/07/14(金) 20:06:05.78 ID:2ibQL3UHq
>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12
のように、この小説に関係ないことでも、長靴半ズボンを履いた思い出に関するものなら、どんどんカキコしてください。
この小説に関係することでも結構です。

461 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 17:57:37.53 ID:L05buLgSv
445から459までのE彦君のエピソードや経歴について少し変えたいと思います。

462 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:04:47.11 ID:L05buLgSv
彦も長靴半ズボンが好きだった。
一年中半ズボンであることは小学校のきまりで決まっていたので問題はなかった。
雨や雪に少しでも関係する日は積極的に長靴を履いた。晴れの日でも、川原などで遊ぶことがはっきりしている日は長靴を履いた。

E彦は小3の冬の途中まで黄色の長靴を履いていた。幼児から低学年向けの長靴ではあったが、その中ではきわめて長いものであった。
小3の冬の途中、E彦は黒の学童長靴に変えた。A樹やB斗が履いている長いタイプの長靴だった。
E彦の体は小さいほうであるがきわめて小さいというほどでもない。E彦より体の小さい男の子が次々と黒の学童長靴に履き替えている中では一番遅かった。

E彦は小2と小6でC子と同じクラスになった。
小2の時、E彦は自分よりもっと背の低いC子に体育などでひとつも勝てなかった。

463 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:22:41.73 ID:L05buLgSv
小3の冬、学童長靴を履くと、何か自分が強くなったように感じた。実際、E彦の筋力も成長していたのだ。
小3の冬の雪の残る日の肉弾では、いつもとは違った活躍がしたかった。
でも、敵陣を攻めるグループに入る勇気はなかった。A樹たちとともに自陣を守るグループに入った。
敵チームのC子がやってきた。男の子や女の子を次々と投げ飛ばしたり突き飛ばしたりして迫ってくるC子に固まってしまった。
A樹もE彦と同じように長靴をパタパタと震わせて震えていることがわかった。
A樹は勇気を持ってC子に向かっていった。
結果は張り手を決められ鼻血を出してダウンだったが、手当をしてくれた通りがかりの老人にその勇気をほめられた。
老人に介抱されて老人に抱きかかえられたA樹と、A樹に勝ったC子とともにA樹の家に向かう途中、E彦は災難に遭わなかった幸運を喜ぶ気持ちよりも、A樹をうらやむ気持ちのほうが強かった。

464 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:23:13.67 ID:L05buLgSv
E彦は老人の家の近くに住んでおり、老人の家を知っていた。
肉弾の日、A樹と違ってC子に立ち向かえず震えて固まっていた恥ずかしさのため、E彦は老人に姿を見られるのがいやだった。
その一方で、A樹のように老人に声をかけてもらいたい気持ちもあった。
E彦は肉弾の日、C子と違い強さを見せたわけでも、A樹のように勇気を見せたわけでもなく、A樹の家では名指しこそされなかったが、怖がって震えていた子と表現されていた。
だから、声をかけてもらえるとしたら、勇気のなさを何らかの形で指摘され、もっと強くて勇気のある子になるようにといわれるような気がした。
そして、もっと勇気を持って強い子になることを誓いたかったのだ。
そのためにもっともふさわしい服装は、あの日と同じく、長靴半ズボンだ。

E彦は長靴が少しでもふさわしそうな日には長靴半ズボンで老人の家の周りをうろうろした。
ある日、老人の姿を見た。でも、その日は声をかける勇気が出なかった。

しばらくすると、長靴半ズボンのA樹が老人の家の近くを歩いているのに気づいた。E彦は見つからないように隠れた。
A樹は老人に挨拶し、老人はA樹を家の中に招きいれた。

A樹の脚線が美しく見えた。長靴ハイソックス半ズボンがA樹の脚線を限りなく美しく見せた。

E彦は引き返した。A樹がうらやましかったが仕方がなかった。
老人に声をかけられるのはあきらめた。どんな風に老人と話をしたらよいか思いつかなかった。
少しでもA樹に追いつけるように誓うだけだった。

黒の学童長靴を履くことによって強くなることを望んだE彦であったが、大きな挫折感を感じたのであった。

465 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:24:27.41 ID:L05buLgSv
小6の初詣からE彦は大人用長靴を履いた。
まだ学童長靴でもサイズはあったが、A樹やB斗たちに倣って黒の長い大人用長靴にしたのだ。
E彦は自分の筋力が強くなっていることを感じていた。

小6の冬の雪の残る日の体育で肉弾。
A樹とB斗がC子にツープラトンのタックルで挑み、一進一退の攻防の末、逆に投げ飛ばされ、失神してしまった場面を、E彦はしっかり見ていた。
そのときE彦も悲鳴を上げたため、A樹とB斗が悲鳴を上げたことには気がつかなかった。何人かの女の子が悲鳴を上げたことはうっすらと気づいた。

E彦はまたもA樹がうらやましくなった。その日一日中E彦は授業が耳に入らなかった。
ランドセルを背負った、長靴半ズボンのA樹とB斗が連れ立って帰る後姿を見た。
自分よりは一回り大きな体、自分より少し発達した筋肉の脚線、でも、自分より一回り小さい体のC子より貧弱な筋肉……
E彦はたまらなかった。

E彦のチームとC子のチームの対戦になったとき、E彦は決意した。絶対にC子と勝負すると。

E彦とC子が相撲状態になったとき、誰もがC子の圧勝を信じた。それなのにE彦が善戦したので皆が注目した。
結局E彦はC子にリフトされて投げ飛ばされ、先生によって間一髪、運動場にたたきつけられることは免れたが、そこでは失神しなかったが、目を開けたままのショック状態になってしまった。
先生に抱きかかえられて保健室に到着し、保健室の土間にM字座りして養護の先生に介抱されたとき、緊張が緩んで、涙が出て眠ってしまったのだ。

466 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:26:20.28 ID:L05buLgSv
A樹とB斗がC子に投げ飛ばされたときは、A樹とB斗の半ズボンなどはE彦が保健室に届けた。
A樹とB斗、特にA樹の勇気に追いつきたかったのだ。
E彦がC子に投げ飛ばされたときは、A樹がE彦の半ズボンなどを保健室に届けた。
E彦はA樹が届けてくれたことがうれしかった。

意識を取り戻して、半ズボンにハイソックスを履いて教室に戻ったとき、C子やみんなから勇気をたたえられたこともうれしかった。顔だけでなく、太ももも赤くなったのを感じた。
帰り道、長靴半ズボンのA樹と長靴半ズボンで親しく話をし、A樹から勇気をたたえられたこともうれしかった。

黄色い長靴から黒の学童長靴に履き替えたとき、黒の学童長靴から黒の大人用長靴に履き替えたとき、両方ともE彦は挫折を味わった。
でも、大人用長靴にしたときは、確かにC子に負けたけれど、学童長靴にしたときとは違って、勇気を持ってC子にぶつかっていったのだ。

467 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 18:37:50.49 ID:L05buLgSv
中学生になると部活動が始まる。
A樹、B斗、C子がレスリング部に入ったので、E彦も入ろうかともか思った。
でも、顧問のZZの指導についていく自信はなかった。仮入部の時は、厳しさでは平均的であったテニス部に入ろうかとも思った。
しかし、それでも、今度こそは強くなりたいと思い、本入部では、A樹B斗C子のいるレスリング部に入った。

中学校の校則では中2の秋まで私服では半ズボンで過ごさねばならなかった。多くの男の子たちは嫌がったが、ZZの超人的な指導力で98%以上達成された。

E彦は半ズボンが好きだったし、体も小さいほうだったから何の違和感もなく半ズボンで過ごした。
雨や雪に関係する日は積極的に長靴を履いた。
A樹とB斗はレスリング部で休日がよくつぶれるので、中学生になってからは、小学校以来の趣味である釣りに合計4回しか行っていない。
中1のうち一回はレスリング部の先輩たちと、中2のうちの一回はレスリング部の後輩たちとである。

中1のもう一回と中2のもう一回はE彦と別の部の男の子一人も混じっていた。
E彦も釣りが好きだった。なぜなら晴れの日でも長靴が履け、長靴半ズボンで過ごせるからだ。
もう一人の男の子も、釣りに来るからには長靴半ズボンで来るとA樹B斗E彦に思われていた男の子だ。
念のため、足場が悪いところにいくから長靴で来るようには言っておいた。案の定、4人とも長靴半ズボンだった。

A樹もB斗もE彦ももう一人の男の子も脚が長くなっていた。中2のときにはE彦も含めて小学生にはまったく見えない。
自転車をこいでいると、大人たちの視線が突き刺さった。車の運転手の視線も感じた。
卑猥な視線も感じたが、ほとんどの視線は美しいものを見る視線だった。A樹もB斗もE彦も誇らしかった。

468 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 19:03:08.15 ID:L05buLgSv
レスリング部でのE彦の実績は振るわなかった。
体力に自身のある男の子や女の子が主流である。C子は1年生からエース級と目されたが、A樹とB斗はよく言っても凡庸であった。さらに貧弱な体格のE彦は最下位層に属した。
E彦にとってレスリング部の活動は心身ともに負担だった。1年生の秋にはやめようかとまで思った。
2年生になってからは後輩の1年生に早くも追い越された。2年生の夏にはまたやめようかとも思った。

でも、顧問のZZに退部を申し出る勇気はなかった。
勇気のなさをごまかすためでもあるが、ずっと思っていた、もっと強くなりたい、という夢を実現させるため、と自分に言い聞かせて耐えた。

A樹とB斗はC子とのスパーを何回か行った。中2では選考会で相次いで対戦し、相次いでフォールされ、失神して失禁してしまった。
E彦はC子との本格的なスパーがなかった。力量が伴わないとZZからみなされていたからだ。その選考会にE彦は無縁だった。

C子は2年生から選手として地区大会に出場している。数県が集まって行う地区大会の次が全国大会だ。C子は3年生で全国大会に入賞した。
A樹とB斗は3年生で地区大会に出してもらえ、2回戦まで進出した。

ZZは最後の試合でも情けをかけなかった。中3の最後の試合でも順位が下位なら地区大会に出してもらえなかった。
E彦も出してもらえなかった。
でも、ZZは結構情けもあった。
ZZは近県のレスリング部に呼びかけて、最後まで試合に出場できなかった3年生のために、特別な試合を企画していた。
それは隣県の私立中高を会場にしていた。ZZの先輩が顧問をしている。設備も整っていて広さもあった。
ルールは男女混合体重無差別! 出場者が多ければ、40kgから50kgあたりを境に軽量級と重量級の2階級、男女混合である。
E彦はその特別試合に出場した。その年は男女混合体重無差別だった。

469 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 19:23:50.21 ID:L05buLgSv
第1回戦、E彦は自分より身長も体重も小さい女の子と対戦した。身長はC子と同じであったが体重は少なく筋肉も少なかった。
E彦はパワー、スピード、テクニックともに優勢に試合を進め、ニアフォール状態で圧倒的な判定勝ちをした。

第2回戦、E彦は身長も遥かに高い肥満児の男の子と対戦した。
体重の圧力に苦労したが、スピード、テクニック、スタミナで圧倒し、圧倒的な判定勝ちをした。

第3回戦、C子と対戦することになった。
C子はエースであり、地区大会にも出場するが、トーナメントの人数あわせと、C子自身の調整のため、出場することになっていた。他の中学から地区大会に出場するエースの男の子や女の子も少し出場していた。

E彦は今度こそC子に勝ちたかった。
小3の公園での肉弾では震えているだけでC子に立ち向かえなかった。
小6の体育の肉弾では高々とリフトされて投げ飛ばされ、事実上の失神KO負けとなった。
E彦とC子との力の差は、小3の時よりも小6の時、小6の時よりも中3の今の方が大きくなっている。
E彦は積極的にC子を攻めた。
でも、E彦はC子に投げられてブリッジで耐えに耐えたが、力尽きて痙攣し、ブリッジを崩されてフォールされ、失神して失禁してしまった。

E彦は担架でその学校の保健室に運ばれて介抱された。
意識を取り戻したE彦に対して、ZZは健闘を大いにほめてくれた。

着替えをしたE彦は物陰を見つけ、長い間泣き崩れていた。
ZZにほめられたうれしさも少しはあったが、E彦の心のほとんどを占めたのはもちろん、悔しさであった。

470 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 19:29:47.02 ID:L05buLgSv
A樹は内申が1つ足りないため、Y市第一の進学校、灯台にも毎年合格者を出すY高校に行けず、第二の進学校Y東高校に行った。
A樹はずっと3であった体育を4にしていた。それでも1足りなかった。

B斗は内申が1つ足りないため、Y東高校に行けず、進学校としては最低のY西高校に行った。
B斗もずっと3であった体育を4にしていた。それでも1足りなかった。

E彦は内申がA樹より2つ多くあったため、ぎりぎりでY高校に進学した。
E彦はずっと2や3であった体育を4にしていた。だからぎりぎりでY高校に届いたとも言える。

471 :夢見る名無しさん:2017/07/21(金) 19:33:31.32 ID:L05buLgSv
レスリング部はなかったので、E彦はテニス部に入った。成績は平凡に終わった。その他の分野で何も実績を残せなくても、テニスのうまいただの人という称号は手に入った。

E彦は地底とMARCH級に合格し、地底に行った。文学部である。
E彦は東京で就職した。文学部ということもあり、よくわからない企業にやっと就職できた。

実はE彦は小学生のころから漫画を書くのが好きだった。
長靴半ズボン少年の漫画が多かった。長靴半ズボンに近いSF少年ヒーロー物もよく書いた。
大学生になったら、さまざまテーマに挑戦した。スポーツものではレスリングを描いた。社会人になったらさらにテーマが広がった。でも、一番すきなのは長靴半ズボンだった。

数年してE彦は受賞して漫画家としてデビューした。父母や親戚は反対したが、E彦は決断した。長靴半ズボンでC子に挑戦した日を思い出しながら。

B斗たちの製靴会社が、長くてかっこよく履きやすく脱げにくく脱ぎやすく短靴よりも運動ができるなどあらゆる条件をクリアした長靴を開発したころ、
E彦は『長靴半ズボン』という漫画をリリースした。
E彦自身の子供時代がモデルとなっていることは言うまでもない。

長靴半ズボンはかっこいい、半ズボンは短くなければならない、という風潮はゆるぎないものになった。
また、B斗たちが開発した長靴はを履くと、夏涼しく、冬暖かい、という効果もあった。

そして、長靴半ズボンは復活したのであった。

472 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 18:23:30.67 ID:QC96WD/MR
A樹君B斗君C子ちゃんとともに長靴半ズボン復活に貢献したK太君L気君のエピソードを追加します。
ずっと前のレスに書いてあったK太君とL気君のプロフィールを次のレスにもう一度張っておきます。

473 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 18:24:13.53 ID:QC96WD/MR
K太は東京近郊の東京より内陸性の気候でやや積雪もある地域に住んでいる。
身長は平均よりやや高く、やややせていて、平均的な体重だった。
K太は生まれつき喘息や複数のアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。

K太は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

L気は都内に住んでいる。お受験をして(させられて)F大学付属小学校に入学した。
L気も生まれつき喘息やアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。
F大学付属小学校を選んだのは、将来の進学のことだけでなく、きめ細かい配慮を期待してのことでもあった。
幸いなことに制服は一年中半ズボンだった。L気の両親は事情を説明して、上も1年中夏服の半袖の着用を願い出て了承された。

L気は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

L気に少し遅れてK太が入門してきた。
L気とK太は事情が似ているし、実力も似ているので仲良しになっていった。
L気の実力や戦績はK太と大体同じであった。身長も体重も体型もほとんど同じであった。

474 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 18:41:05.51 ID:QC96WD/MR
K太の主治医K氏とL気の主治医L氏は大学の指導教官が同じだった。
指導教官M氏は喘息とアレルギーについて独特の見解を持っていた。薄着と鍛錬が治療に必要だと考えていた。
K氏L氏もその信奉者だった。

だから、K太もL気も一年中半袖半ズボンだった。
K太とL気にキックボクシングのジムを紹介したのも、K氏とL氏だった。
そのジムは都内外れの電気工事会社の社長がオーナーだった。社長自身もかつては結構なキックボクサーだった。
ジムのドクターのN氏は社長の知り合いであり、K氏やL氏と同門のM氏の弟子だった。
そんなつながりである。

475 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 19:06:25.41 ID:QC96WD/MR
L気に少し遅れて同い年のSM子が入門してきた。
SM子もK太やL気と同じ喘息とアレルギーを抱えていた。主治医はM氏であった。

SM子はK太やL気より身長はかなり低いけれど、骨格もたくましく筋肉も発達していた。喘息やアレルギーもK太やL気よりも軽症だった。
SM子は体育も5で強かったが、キックボクシングも好きだし、もっと強くなりたいので入門したのである。

K太やL気は気が進まないまま入門した。というより親に入門させられた。
SM子や他の男の子や女の子よりも弱かったので練習は苦痛ではあったが、喘息やアレルギーの発作の苦しさから逃れるためにはこれしかないと主治医からも強く言われていたのが耐えるための唯一の支えだった。
主治医は、少なくとも中学校を卒業するまでは食事制限をはじめこの生活をしなければならない、と言っていた。M氏の学派の学説である。

K太とL気は入門当初、SM子とスパーらしき練習もやっていたが、小4ではもう実力差が開きすぎてスパー的な練習は無理になった。
SM子は本格的な試合にどんどん出場していったが、K太とL気は1Rだけの初心者対象の試合にしか出場できなかった。

1週間での練習日は少ないが、自宅では様々な筋トレなどが課せられる。そうしなければ試合に耐えられる体にならないのだ。
K太もL気も近所のランニングにも励んだ。路面が濡れているときには、長靴半ズボンで走った。

K太とL気が本格的な試合に出場したのは小5になってからである。

K太とL気はSM子とほとんど口を利いたことがなかった。SM子もK太やL気を無視した。
小5になると中学受験でジムをやめる子が出始める。小6では同い年の子が、K太L気SM子の3人になってしまった。
それでもSM子はK太とL気を相手にしなかった。

476 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 19:38:06.42 ID:QC96WD/MR
小6の5月、K太とK太の両親はK太の親友のL気のために計画を立てた。
(当時は週休二日制ではなかった。)
土曜日の午後、ジムの練習が終わってから、K太がL気をK太の家に連れてきてお泊りをする。日曜日に車で潮干狩りに行く。L気を自宅まで送り、帰ってくる。というものである。
K太はL気に話し、L気はL気の母親に話した。K太の母親もL気の母親に電話した。L気もL気の両親も喜んでくれた。
K太の母親はL気のアレルギーについてL気の母親から慎重に聞きだした。

K太は白地に紺の太い縞が1本入った半袖のポロシャツに黒の半ズボン、白のハイソックス、黒の長い大人用長靴、
L気は白地に赤と青の太い縞が1本ずつ入った半袖のポロシャツに、白のハイソックス、黒の長い大人用長靴を履いて、ジムに行った。
その日は晴れていて、電車の中や道ではじろじろ見られたが気にならなかった。
ジムに着いてから年下の子たちから「長靴履いてる!」と言われたが、「今日K太のうちに泊まって明日釣りにに行くんだ。」とL気が言い返した。
潮干狩りに長靴というとからかわれるかと思ったので釣りということにした。
年下の子達は「いいなあ」とうらやましがった。K太とL気は馬鹿にされずにすんだ。

その日の練習は防具をつけた。グローブ、キックブーツ以外にヘッドギヤ、胴を着けた。
上腕部と大腿部は見えるので、半袖半ズボンに長靴という姿にも見える。

赤コーナーと青コーナーから出て行って、パンチだけで相手を追い詰める、線より外の出たり、倒れたり、コーナーに追い詰められたら負け、というルールだ。
K太とL気は小4の子に対しては全勝した。小5の子にはエース級には負けたが普通の子には勝った。中1、中2に対しては負けた。
SM子にも負けた。
K太対L気は1勝1敗だった。

477 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 19:57:36.80 ID:QC96WD/MR
防具をつけていたし、筋肉もついてきたので、ダメージはあまりなかった。
K太はL気をK太の家に連れてきた。

L気は礼儀正しく挨拶してK太の家に上がった。黒の長い大人用長靴長靴を脱ぐと、ちらりと見えていた白のハイソックスが出てきた。K太の母親はL気の脚の長さを褒め称えた。

すでに遅かったので、風呂に入ることになった。時間節約のため、K太とL気が同時に入ることになった。
ジムでの着替えでK太とL気はお互いの裸を見ている。シャワールームにも同時に入ることはよくある。でも、風呂は初めてだ。
お互いの体を荒いあった後、小6のK太とL気は同じ浴槽に何とか同時に入れた。このとき、K太とL気はぎりぎりツル○ンだった。

K太もL気も、風呂を出てからまた昼間の半袖を着て半ズボンとハイソックスを履いた。
風呂を出たら、夕食ができていた。K太の母親はK太とL気二人のアレルギーを調べ上げ、安全な食材だけで料理を作った。
K太の両親とL気は大いに話で盛り上がった。
半袖半ズボンでがんばっていることについて、K太の両親はL気を大いに褒め称えた。
長靴に半ズボンを履いたL気について、脚が長くてかっこいいこと、たくましく見えることも褒め称えた。

L気はK太と同じ布団で寝ることになった。畳の上に布団である。
寝るときはK太もL気もフリ○ンである。これは、喘息とアレルギーの治療のためにそれぞれの主治医のK氏やM氏の指示である。

478 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 20:18:26.94 ID:QC96WD/MR
ジムでの練習での疲労と夕食による満腹感のため、K太もL気もすぐに寝付いてしまった。

L気は夢を見た。

ジムのリング、
青コーナーにはK太とL気、K太もL気もグローブとキックブーツは着けているが、まったくのフリ○ン、
赤コーナーにはSM子、グローブとキックブーツにいつもと同じ競泳用水着、
K太&L気対SM子の2対1マッチだった。
パワー・スピード・スタミナともにSM子に圧倒された。K太とL気は相次いでBS子に顔面ストレートを決められ、KO負けした。

K太とL気は処置用ベンチに仰向けに寝かされた。1台しかなかったので。半分ずつになった。中央で、K太の顔とL気の顔が並ぶことになった。
K太の唇とL気の唇は触れ合うことになりキス状態になった。K太もL気も意識はあるようだったが、体が動かず、唇をはずすことはできなかった。
CNPがBKKしてくるのがわかった。
ジムの子供たちが男の子も女の子も、K太とL気の体にマジックで落書きを始めた。CNPやKNTMやその付近にもHWIな落書きをした。
L気は力を振り絞って起き上がり、落書きをしていた子供たちにパンチを繰り出そうとした。
すると、SM子が出てきてL気のみぞおちにフックを決めた。
L気は崩れ落ちて失神してしまった。

夢の中では失神であったが、現実の世界では目覚めであった。

どうやらK太とは本当に帰し状態になっていたようだ。SM子のフックはK太の手がL気のみぞおちに当たったことだったようだ。

L気は自分のCNPが腹部にぴったりとつくほどBKKしていたことに気づいた。K太はまだ眠っていたが、CNPは腹部につくほどBKKしていたのは自分と同じであった。

すぐにK太も目覚めたが、夢のことは何も言わないでおいた。
ただお互いのBKKをからかいあった。

479 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 20:38:04.77 ID:QC96WD/MR
K太とL気は、まずハイソックスを履き、ブリーフ、半袖、半ズボンの順に着たり履いたりした。
朝食ができていた。L気は礼儀正しく挨拶した。
朝食が済むと、潮干狩りの用具を車に積み込んだ。K太とL気は黒の長い大人用長靴を履いて車に乗り込んだ。

海岸に着いた。
いよいよ潮干狩りだ。

「あいつ、長靴履いいてやがる!」という子供もいたが、K太もL気もまったく相手にしなかった。
午後になってからではあるが、ビーチサンダルだったその子供は貝殻かごみで足を切って怪我をして大騒ぎしていた。

K太とL気がしゃがんでアサリを採っているところを、K太の父親は写真に撮った。後で見ると、K太もL気も黒い半ズボンから白いブリーフがブリチラだった。
立ってアサリをたくさん入れた網を持っている写真も撮った。どの写真もいい笑顔だった。
アサリはK太にとってもL気にとってもアレルゲンではなかった。

昼食はK太の母親が弁当を作って用意した。K太とL気のどちらにとってもアレルゲンでない食材を選び抜いたものだ。

昼食後、車に乗ってL気をL気宅に送ることにした。
行きははしゃいでいたK太とL気だが、帰りは疲れて後部座席で眠ってしまった。車のゆれに伴い、またキス状態になっていた。KKNも半ズボンの中でBKKしていた。

都心のL気の家に到着した。L気の両親が出てきた。お礼を言って家に寄るように言ってくれた。時間のこともあるので、丁重にお断りした。
L気の両親は、今度はK太君を招きたい旨を伝えた。

K太と母親を乗せた父親が運転する車はK太の家に向かった。
渋滞をするかなりの距離の道のりのため、午後にすぐ出発したのは正解であった。

写真はK太を通してL気に渡した。

480 :夢見る名無しさん:2017/08/03(木) 20:44:12.39 ID:QC96WD/MR
475で落としたエピソードをここで。

K太とL気は雨の日や雪の日は長靴を履いてジムに行った。
長靴を履いてジムに来る子は多くはなかったが、いるにはいた。だから、K太とL気は雨や雪の日が楽しみだった。

SM子も薄着だった。一年中半袖で短いスカートだった。雨や雪の日はよく長靴を履いた。
長靴を履くとSM子の脚の筋肉がさらにたくましく見えた。


今度は、L気君たちががK太君をおもてなしするエピソードをカキコします。

481 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 19:42:15.12 ID:tlrUyqkI4
小6の5月、L気はK太の家に招かれ、潮干狩りに連れて行ってもらった。
L気の両親はお礼にK太を家に招き、どこかに連れて行ってやることを計画した。
中1の6月に計画が立てられたが、K太がアレルギー発作を起こして流れた。9月にもあったが、L気のアレルギー発作で流れた。ほかにも計画はあったが、L気の父親の仕事の都合で流れた。

中2の6月、ついに計画は実行された。梅雨時ではあるが、晴れを期待して決行した。雨天案はあるテーマパークにしておいた。

482 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 19:43:06.91 ID:tlrUyqkI4
土曜日の午後、ジムの練習が終わってから、L気がK太をL気の家に連れてきてお泊りをする。日曜日に車で山の奥に鮎釣りバーベキューに行く。K太を自宅まで送り、帰ってくる。というものである。
L気はK太に話し、K太はK太の母親に話した。L気の母親もK太の母親に電話した。K太もK太の両親も喜んでくれた。
L気の母親はK太のアレルギーについてK太の母親から慎重に聞きだした。

K太は白地で無地の半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、紺に黄色のV字ラインが入ったマリンブーツ、
L気は白地に少し模様のついた半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトにに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、黄色に紺のV字ラインが入ったマリンブーツを履いて、ジムに行った。
その日は曇っているだけで雨は降っていなくて、電車の中や道ではじろじろ見られたが気にならなかった。

当時のマリンブーツはゴムが結構薄くて、普通の長靴と同じような厚さだった。長さは大長靴に等しく、細身でかっこよかった。
マリンブーツを先に買ったのはL気だった。ジムに履いてきたのを見てK太は大いに気に入って、売っている店を教えてもらった。
次の練習日、K太は母親からためておいた小遣いを持って、L気と一緒に買いにいった。L気とは生地とV字ラインの色を逆にした。
K太がそのマリンブーツを買ったのは、親友のL気が持っていたからだけではない。K太自身、体中に電気が流れるように、その美しさに衝撃を受けたからだ。

ジムに着いてから、小6の時と違って、コーチも年上の人も年下の子も、かっこいいと言ってくれた。
しばらくすると、小6の子が似たようなマリンブーツを履いてくるようになった。
そのときのマリンブーツは、L気が製靴会社でB斗と長靴を開発するときのヒントのひとつとなった。
お泊りと鮎つりバーベキューの話をすると、うらやましがった。

483 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 19:54:48.47 ID:tlrUyqkI4
SM子はK太とL気とまったく口を利かなかった。

その日の練習はミット打ちだった。
服装はTシャツに半ズボンのような短パン、キックブーツにグローブを着け、防具やヘッドギアは着けなかった。
ミットの受け手とグローブの打ち手が交代しながら行うものだ。
上腕部と大腿部は見えるので、半袖半ズボンに長靴という姿にも見える。

K太もL気もSM子との対戦があった。
K太もL気も攻撃のときはSM子のミットに押し込まれるように倒され、防御のときはSM子の連続パンチで押し倒された。
キックはなく、パンチもミットにだけ当たるので、ダメージはほとんどなかった。

484 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 20:25:46.94 ID:tlrUyqkI4
練習が終わって、L気はK太を家に連れてきた。
L気の両親はL気とK太をすぐに近くのスーパー銭湯に連れて行った。
L気もK太も小6のころより大きくなっているので、ひとつの湯船には入れないと考えたからだ。時間も遅くなっているので全員でいっせいに入浴したかった。
スーパー銭湯の靴箱は小さいので長い長靴は入らない。仕方なく、K太とL気はサンダルのようなものを履いて出かけた。
スーパー銭湯には二人だけで行った。内風呂には父親が入った。母親はL気とK太が帰ってくる前に入っていた。

当時はCNPを隠す人は少なかった。大人も子供もCNPやKNTMを堂々と見せていた。K太とL気も堂々と見せた。
当時は戦前の生まれの人がまだ中年であった。大人の中にはK太やL気より慎重の低い人が結構いた。成長期の栄養状態がそうさせたのだろう。
でも、K太やL気はその中年たちの体格を見て、骨格と筋肉の発達はまだこの人たちにかなわないなあと思った。
いつになったら追いつけるだろうかと不安にもなった。
K太もL気もCNPはまだまだだった。小6のころより太く長くなったが、まだHKである。○○毛はちらほらと生えたばかりだ。
自分たちはキックボクシングをやっている。でも、あまり強くなっていない。喘息をアレルギーの治療のためではあるが、もっと強くなりたいと思うようになった。
本格的な試合に出れるようになった小5小6のころからやっと欲が出てきた。

約束どおり早めに上がって、L気の家に帰った。
K太は礼儀正しく挨拶してK太の家に上がった。マリンブーツを脱ぐと、ちらりと見えていたスポーツハイソックスが出てきた。L気の母親はL気の脚の長さを褒め称えた。

K太もL気も、風呂を出てからまた昼間の半袖を着て半ズボンとスポーツソックスを履いていた。
スーパー銭湯から帰ってきたら、夕食ができていた。L気の母親はK気とK太二人のアレルギーを調べ上げ、安全な食材だけで料理を作った。
L気の両親とK太は大いに話で盛り上がった。
半袖半ズボンでがんばっていることについて、L気の両親はK太を大いに褒め称えた。
長靴に半ズボンを履いたL気について、脚が長くてかっこいいこと、たくましく見えることも褒め称えた。

485 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 20:29:11.69 ID:tlrUyqkI4
K太はL気の部屋で、L気のベッドでK太と二人で寝ることになった。
寝るときはK太もL気もフリ○ンである。これは、喘息とアレルギーの治療のためにそれぞれの主治医のK氏やM氏の指示である。

L気は学校の友達にキックボクシングをしていることを隠していない。L気の部屋には、グローブ、キックブーツ、金的をつるすフックがあった。
その夜、K太も自分のグローブ、キックブーツ、金的をバッグから出して、L気と同じところにつるした。
K太とL気はしばらくベッドに腰掛けて話をしていたが、練習での疲れと夕食の満腹感のため、急に眠くなってしまった。
ジム仕込のいつもの習慣で、スポーツハイソックスを脱ぐのが最後になってしまった。
K太もL気もスポーツハイソックスだけのフリ○ンのまま寝てしまった。

486 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 20:59:17.77 ID:tlrUyqkI4
K太は夢を見た。

ジムは狭く、更衣室はなく、ロッカーに隠された更衣コーナーがあるだけだ。男子のと女子のは反対側にある。
医務室もなく、救急コーナーがあるだけだ。救急コーナーは女子更衣コーナーに隣接してある。
トイレはひとつしかなく、男女大小共用だ。
ジムの造りは実際と同じだった。

K太とL気はキックブーツだけのフリ○ンで四つんばいになってコーチから浣腸を施されていた。
SM子との変則2対1マッチに備えて、失神失禁脱糞KO負けを防ぐためだ。
最初に奇数RのL気が浣腸を施された。「もっと力を抜け!」コーチが言った。L気の姿を見てなぜかKKNを意識した。L気がトイレに入った。L気はKMNを刺激されてBKKしていた。
次に偶数RのK太が浣腸を施された。「もっと力を抜け!」L気と同じことを言われた。BKKする感じがした。L気がトイレから出てきた。BKKはやや収まり水平になっていた。
K太もトイレに行った。その間、SM子は、K太もL気も無視して、サンドバッグを叩いたり、蹴ったりしていた。

ジムのリング。
赤コーナーにSM子。いつものようにグローブ、キックブーツ、競泳用水着、
青コーナーにK太とL気、二人ともいつものように、グローブ、キックブーツ、競泳用パンツ、
10Rのスパー、L気が奇数R、K太が偶数R、SM子は10Rフルで戦う。

赤コーナー、○○ポンド○○SM子おおおー、青コーナー、○○ポンド、○○L気いいいー、○○ポンド○○K太あああー、

2Rまではイーブンの判定だった。それでも、SM子の強さはひしひしと伝わってきた。3Rと4RはSM子のパワー、スピード、スタミナについていけず、SM子が大幅にリードした。

5R、SM子と比べるとただでさえ遅く弱弱しいL気のキックやパンチがさらに遅く弱弱しくなった。
L気は棒立ちになり、顔面をグローブでガードした。SM子はK太にミドルキックを次々に決める。L気のガードが甘くなったところ、SM子のハイキックがL気の側頭部にヒットした。
L気は崩れるようにダウンした。失神KO負けだ。

487 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 21:36:27.56 ID:tlrUyqkI4
L気は失神したが、失禁と脱糞はなかった。コーチたちは、浣腸をしておいてよかった、と言っていた。

6R、K太はL気の敵をとりたくなった。
K太は積極的に攻めた。回し蹴りを連発した。SM子も回し蹴りで応じた。K太はジャンプも加え、ローリングソバットを仕掛けた。SM子もローリングソバットを仕掛けてきた。
ジャンプ力もSM子が上だった。K太は高さで負け、SM子にローリングソバットを顔面に決められ、失神KO負けした。

失神していたはずなのに、コーチたちの話し声は聞こえていた。
K太とL気は処置用ベンチに仰向けに寝かされた。1台しかなかったので。半分ずつになった。中央で、K太の顔とL気の顔が並ぶことになった。
K太の唇とL気の唇は触れ合うことになりキス状態になった。K太もL気も意識はあるようだったが、体が動かず、唇をはずすことはできなかった。
CNPがBKKしてくるのがわかった。

L気とK太は前後して意識を回復した。L気もK太も失禁と脱糞を疑われて、フリ○ンになっていた。グローブははずされて、キックブーツだけのフリ○ンである。
コーチはK太とL気にシャワールームに行くように言った。K太とL気は立ち上がってシャワールームに向かった。その前に、更衣コーナーに行き、タオルを取りに行くことにした。
更衣コーナーでK太は急激な頭痛に襲われた。しゃがみこんでリング側のロッカーと壁側のロッカーの間に仰向けにダウンしてしまった。
L気も同じであったようだ。ロッカーに寄り添うようにしながら仰向けにダウンしてしまった。
K太とL気は足の向きを反対にして、顔と顔が合わさるようにダウンした。ロッカーとロッカーの間が狭いのでお互いに内向きになり、唇と唇が触れてキス状態になった。
頭痛と疲れのために唇をはずすことができなかった。K太もL気も腕や足をばたばたさせたため、ロッカーが叩かれる音がした。
コーチらが駆けつけ、K太とL気を横抱きにして、救急コーナーのソファに座らせた。ソファは大振りなため、まだ貧弱なK太とL気の体はすっぽりと入った。

488 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 21:38:56.06 ID:tlrUyqkI4
L気は失神したが、失禁と脱糞はなかった。コーチたちは、浣腸をしておいてよかった、と言っていた。

6R、K太はL気の敵をとりたくなった。
K太は積極的に攻めた。回し蹴りを連発した。SM子も回し蹴りで応じた。K太はジャンプも加え、ローリングソバットを仕掛けた。SM子もローリングソバットを仕掛けてきた。
ジャンプ力もSM子が上だった。K太は高さで負け、SM子にローリングソバットを顔面に決められ、失神KO負けした。

失神していたはずなのに、コーチたちの話し声は聞こえていた。
K太とL気は処置用ベンチに仰向けに寝かされた。1台しかなかったので。半分ずつになった。中央で、K太の顔とL気の顔が並ぶことになった。
K太の唇とL気の唇は触れ合うことになりキス状態になった。K太もL気も意識はあるようだったが、体が動かず、唇をはずすことはできなかった。
CNPがBKKしてくるのがわかった。

L気とK太は前後して意識を回復した。L気もK太も失禁と脱糞を疑われて、フリ○ンになっていた。グローブははずされて、キックブーツだけのフリ○ンである。
コーチはK太とL気にシャワールームに行くように言った。K太とL気は立ち上がってシャワールームに向かった。その前に、更衣コーナーに行き、タオルを取りに行くことにした。
更衣コーナーでK太は急激な頭痛に襲われた。しゃがみこんでリング側のロッカーと壁側のロッカーの間に仰向けにダウンしてしまった。
L気も同じであったようだ。ロッカーに寄り添うようにしながら仰向けにダウンしてしまった。
K太とL気は足の向きを反対にして、顔と顔が合わさるようにダウンした。ロッカーとロッカーの間が狭いのでお互いに内向きになり、唇と唇が触れてキス状態になった。
頭痛と疲れのために唇をはずすことができなかった。K太もL気も腕や足をばたばたさせたため、ロッカーが叩かれる音がした。
コーチらが駆けつけ、K太とL気を横抱きにして、救急コーナーのソファに座らせた。ソファは大振りなため、まだ貧弱なK太とL気の体はすっぽりと入った。

489 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 21:40:00.85 ID:tlrUyqkI4
シャワーを終えたSM子が救急コーナー近くの女子更衣コーナーにやってきた。
SM子は全裸である。SM子はK太とL気という同い年の男の子を前にして何も恥らうことなく着替えを始めた。何も隠そうとはしなかった。

K太とL気には意識はあった。力を抜くとソファの中でお互いに内向きになり、またキス状態になる。だから気を張り詰めてはいた。SM子の様子はうっすらと見えた。でも、BBKはしなかった。

「何でそんなに弱いの?もっと強くなってよ!これじゃあ、ぜんぜん練習にならないわ!」
SM子は冷たく言い放った。K太とL気をまったく男としては見ていないことがK太とL気にはわかった。
パンティをはく前にSM子は、K太とL気の目の前で屁をこいた。夢の中だったが臭かった。力尽きて内向きになり、キス状態になりそうだったが、懸命にこらえた。

着替えを済ませたSM子、短いスカートに長い長靴を履いて更衣コーナーを出た。コーチらに挨拶してSM子は帰った。
K太とL気は力尽き、キス状態になった。夢の中でも、BBKした。

K太が先に目覚めた。
K太は下半身がベッドから落ち、床に跪き、上半身がうつ伏せにベッドに横たわっていた。目の前にはL気のCNPがあった。
L気も目覚めた。K太もL気もBKKしてCNPが腹部にくっついていた。
K太は夢のことを言わなかった。お互いにBKKをからかいあった。

490 :夢見る名無しさん:2017/08/04(金) 21:49:04.03 ID:tlrUyqkI4
K太とL気は、まず乱れたスポーツソックスを直し、ブリーフ、半袖、半ズボンの順に着たり履いたりした。
朝食ができていた。K太は礼儀正しく挨拶した。
朝食が済むと、鮎釣りとバーベキュー用具を積み込んだ車に、K太とL気は黒の長い大人用長靴を履いて車に乗り込んだ。


疲れてしまいました。
鮎つりとバーベキューのエピソードは後日にさせてください。

疲れたため、読みにくい文章になって申し訳ありません。
K太君やL気君、それぞれの両親との会話をもっと充実させたかったのですが、筆力もなく、疲れしまいましたので、通り一遍になってしまいました。
2時間以上カキコしてますので。もっと短くすべきですね。
ただ、カキコできる時間は限られてますので。
しばらくお待ちください。

491 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:06:50.94 ID:68GamzVZT
484を少し変更します。

492 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:08:22.32 ID:68GamzVZT
484を少し変更します。

493 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:10:32.42 ID:68GamzVZT
練習が終わって、L気はK太を家に連れてきた。
L気の両親はL気とK太をすぐに近くのスーパー銭湯に連れていった。
L気もK太も小6のころより大きくなっているので、ひとつの湯船には入れないと考えたからだ。時間も遅くなっているので全員でいっせいに入浴したかった。
ちょうど雨が降ってきたので長靴(マリンブーツ)を履いていくにはちょうどよかった。
「二人とも明日に備えて長靴だな。わしも明日履いていく長靴を履いていこう。」L気の父親も黒の大長靴を履いていった。K太もL気もうれしかった。
途中じろじろと見る人の目はあったが、気にならなかった。スーパー銭湯の靴箱にはK太もL気もL気の父親も、長靴を三つ折にして入れた。
スーパー銭湯には三人だけで行った。内風呂には父親が入った。母親はL気とK太が帰ってくる前に入っていた。

練習が終わって、L気はK太を家に連れてきた。
L気の両親はL気とK太をすぐに近くのスーパー銭湯に連れていった。
L気もK太も小6のころより大きくなっているので、ひとつの湯船には入れないと考えたからだ。時間も遅くなっているので全員でいっせいに入浴したかった。
ちょうど雨が降ってきたので長靴(マリンブーツ)を履いていくにはちょうどよかった。
「二人とも明日に備えて長靴だな。わしも明日履いていく長靴を履いていこう。」L気の父親も黒の大長靴を履いていった。K太もL気もうれしかった。
途中じろじろと見る人の目はあったが、気にならなかった。スーパー銭湯の靴箱にはK太もL気もL気の父親も、長靴を三つ折にして入れた。
スーパー銭湯には三人だけで行った。内風呂には父親が入った。母親はL気とK太が帰ってくる前に入っていた。

494 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:12:47.49 ID:68GamzVZT
当時はCNPを隠す人は少なかった。大人も子供もCNPやKNTMを堂々と見せていた。K太とL気も堂々と見せた。
当時は戦前の生まれの人がまだ中年であった。大人の中にはK太やL気より慎重の低い人が結構いた。成長期の栄養状態がそうさせたのだろう。
でも、K太やL気はその中年たちの体格を見て、骨格と筋肉の発達はまだこの人たちにかなわないなあと思った。
いつになったら追いつけるだろうかと不安にもなった。
K太もL気もCNPはまだまだだった。小6のころより太く長くなったが、まだHKである。○○毛はちらほらと生えたばかりだ。
自分たちはキックボクシングをやっている。でも、あまり強くなっていない。喘息をアレルギーの治療のためではあるが、もっと強くなりたいと思うようになった。
本格的な試合に出れるようになった小5小6のころからやっと欲が出てきた。

約束どおり早めに上がって、L気の家に帰った。
K太は礼儀正しく挨拶してK太の家に上がった。マリンブーツを脱ぐと、ちらりと見えていたスポーツハイソックスが出てきた。L気の母親はL気の脚の長さを褒め称えた。

K太もL気も、風呂を出てからまた昼間の半袖を着て半ズボンとスポーツソックスを履いていた。
スーパー銭湯から帰ってきたら、夕食ができていた。L気の母親はK気とK太二人のアレルギーを調べ上げ、安全な食材だけで料理を作った。
L気の両親とK太は大いに話で盛り上がった。
半袖半ズボンでがんばっていることについて、L気の両親はK太を大いに褒め称えた。
長靴に半ズボンを履いたL気について、脚が長くてかっこいいこと、たくましく見えることも褒め称えた。

495 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:28:16.51 ID:68GamzVZT
491、492と重複して申し訳ありません。
ERROR長すぎます、に引っかかってしまって、493と494に分割しようとした際に作業のミスが重なりました。

それでは、490に話をつなげます。鮎釣りとバーベキューのエピソードです。

K太にもL気にも鮎に対するアレルギーはなかった。野菜にはほとんどなく、K太またはL気どちらかが該当するものが避けられた。
肉ではK太にもL気にもアレルギーが該当しないのは牛肉だったので、肉は牛肉だけにした。牛肉を入れるケースには保冷財をたくさん入れた。

その日は晴れていた。車はK太の家に近くも通った。そしてどんどんと山奥に向かった。
駐車場のような所にきた。山の中は朝近くまで雨が降っていたようで、車の外はぬかるんでいた。アスファルトはない。
短靴できた家族やグループはひいひい言いながら駐車場をよろめいていたが、K太、L気、L気の父親、母親はまったく平気だった。
K太とL気の服装をもう一度紹介すると、

K太は白地で無地の半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、紺に黄色のV字ラインが入ったマリンブーツ、
L気は白地に少し模様のついた半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトにに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、黄色に紺のV字ラインが入ったマリンブーツ

だった。(詳細は482)

496 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 13:49:19.67 ID:68GamzVZT
L気の母親も長靴を履いていた。ベージュの長い長靴である。

長靴で来た人は少なかった。大人ではL気の父親と母親とあと1人、幼児が数人であった。
川原まで下りてていく道はどろどろだった。滑って転ぶ人もいた。K太やL気たちは軽い足取りでよたよたしているグループを抜かしていった。

長靴(マリンブーツ)を履いているK太とL気はL気の父親の鮎釣りを積極的に手伝うことができた。
雨上がりということもあって釣果はいまひとつだったが、バーベキューには十分であった。
K太とL気はバーベキューセットの用意をした。燃料は持参してきた炭を使った。鮎は塩を振って直火で焼き、牛肉と野菜を鉄板で焼いた。
鮎は少なかったが、たくさん用意した牛肉で満腹になってしまった。

K太とL気はバーベキューセットを挟んでポーズをとってL気の母親に写真を撮ってもらうことになった。少しずつポーズを変えて何枚か撮ってもらった。

午後は、K太の家とL気の家それぞれへのお土産のための鮎を釣ることに専念した。あまり取れなかったが、それぞれ数匹は取れた。

497 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 14:18:12.56 ID:68GamzVZT
K太とL気のマリンブーツに、
あるいは、小学生よりは一回り大きく脚も長いのに、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、デニムの短い半ズボン、スポーツハイソックスをちらりとさせて、長いマリンブーツを履いた、K太とL気に、
じろじろとした視線を向ける者たちもいた。
小学校中学年くらいの、バミューダパンツにサンダルの少年が、「あいつ、長靴履いてるううう!」と小学校高学年くらいの兄らしき少年に言って、二人で「やあい、長靴っ!」と野次を飛ばしたが、
K太もL気もまったく反応しなかった。

それは午前のことで、午後には、K太の長靴に似た色の長靴を履いた幼い男の子と、L気の長靴に似た色の長靴を履いた幼い女の子が、「この長靴、かっこいい。」と言って指差した。
男の子はK太の長靴を触りだしたので、男の子の母親が「やめない。」と言った。
「いいですよ。」K太は易しく言った。「ありがとうございます。ごめんなさい。」母親が言うや否や、女の子が「遊んで!」と言った。
「まあ!」母親が言ったが、「いいですよ。」とK太、「じゃあ、遊ぼうか?」とL気が言った。
「何して遊ぶ?」K太が言うと「○○ごっこ!」と当時上映されていた戦隊ものを挙げた。
戦隊ものは5人である。5人目にL気の父親が入ってくれた。幼い男の子は長靴半ズボン、幼い女の子は長靴スカート、K太とL気はマリンブーツに半ズボン、L気の父親は長靴長ズボンだった。
安全のため、場所は少し上がった広場で行った。幼い男の子と女の子は退屈していたため、戦隊ごっこを大いに楽しんだ。

K太もL気もキックボクシングを何年もやってきているので、安全に対する配慮は同い年の少年に比べてはるかに的を射た対応ができる。L気の父親も入っていたので、遊びは無事に終わった。
危ないことが起こりそうになるたびに三人のうちの誰かがうまく遊びを止めて安全を図った。

498 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 14:44:43.04 ID:68GamzVZT
K太もL気もキックなどを披露した。男の子も女の子も「かっこいい!」と言ってくれた。
L気の母親と男の子、女の子の父親、母親の三人が遊びを見守っていた。

「本当にありがとうございます。」幼い子たちの父親が言った。
「お兄ちゃんの妹もまだ早かったのですね。主人が鮎釣りが趣味なものですから……」幼い子たちの母親が言った。
「うちの子も実はまだ戦隊もの見てますによ。」L気の母親が言った。
「立派なお子さんたちですね。お二人はご兄弟ですか?」
「いいえ、黄色い長靴の子が私の子で、青?紺の長靴の子が同い年のいとこです。」
「大きいですね。何年生ですか?」
「中学2年生になります。二人とも喘息とアレルギーがありまして、お医者さんから中学生までは1年中半ズボンでなければいけない、といわれていますの。私の家系の体質かしら?」
「そんなふうには見えませんわ。お二人ともたくましくかっこいいですわ。半ズボンに長靴が本当によく似合っていますわ。脚が長くてかっこいいです。中学2年生くらいが一番似合うかもしれませんわ。本当に何とか戦隊みたい!」

K太がキックボクシングをやっていることを隠していることをL気はL気の家族に伝えてあった。

遊びを終えると片づけをして車に乗り込んだ。幼い子たちは手を振ってくれた。
帰りの車中では疲れと満腹感のため、K太もL気も眠ってしまった。

K太の家に到着した。K太はL気とともにL気の父親に起こされ、車を降りた。
L気の父親と母親がK太の父親と母親に挨拶した。お土産として採った鮎を渡した。
K太の母親は家に上がるように言ったが、L気の父親は遠慮して帰った。

次の練習日、L気はその日の写真をK太に手渡した。

K太もL気も、小6の潮干狩りの写真と中2の鮎釣りバーベキューの写真を大切に保存してある。

499 :夢見る名無しさん:2017/08/14(月) 14:52:49.13 ID:68GamzVZT
鮎釣りバーベキューのエピソードは完了しました。
読みにくい表現でごめんなさい。このところ、疲れていますので。

もう少し、考えているエピソードがあります。

>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12
のように、この小説に関係ないことでも、長靴半ズボンを履いた思い出に関するものなら、どんどんカキコしてください。
この小説に関係することでも結構です。

500 :夢見る名無しさん:2017/08/21(月) 18:13:00.05 ID:QWKppkIxu
「長靴半ズボンその3」レス数500回を迎えることができました。

1スレ「長靴半ズボン」は2007年10月9日(火)に30代生活板で立ち上がりました。
さまざまな誹謗中傷もありましたが、多くの方のレスをいただき、レス数を重ねていきました。
当時はネットの技術上の環境も悪く、さまざまな困難がありました。
1.1週間以上レスがないと、落ちてしまったり、人大杉に入れられてしまう。
2.そうでなくても落ちたり、人大杉に入れられてしまったり、その他のエラーに引っかかってしまったりする。
当時は、「荒らし」というDQNがのさばっていてよく荒らされたりする板が多かったので、ひろゆきさんはじめ管理人の方々が「忍法帳」を作ってくださいました。
作ってくださった方には失礼な言い方になって申し訳ありませんが、複数のレスに及ぶ場合はもちろん、1回のレスでさえ、なかなかアップロードさせることができずに、話が進まないこともありました。
2013年8月9日(金)レス番795で、ついに落ちてしまいました。
管理人、ボランティアの皆様のお助けもいただきましたが、専門の方でも修復できないとのお知らせをいただきました。

そこで、2スレ「長靴半ズボンU」を立ち上げることを決意いたしました。
30代生活板では立ち上がることができず、「夢馴れ合い」板で立ち上げることにしました。
「夢馴れ合い」なら30代生活板のように板違いを大義名分とする誹謗中傷も無効になるので、誹謗中傷も少ないだろうとも期待しました。
2013年8月23日(火)、ついに立ち上げに成功しました。
2スレ「長靴半ズボンU」では「忍法帳」の影響はなく、誹謗中傷もなく、その他技術上の問題もなく、快適な環境で進めることができました。
1スレのうち誹謗中傷、荒らしを除外したレスの復元をしたり、小説『長靴半ズボン』が立ち上がったりと充実した日々が続きました。

そんな時、許しがたい事件が起こりました。

501 :夢見る名無しさん:2017/08/21(月) 18:32:43.23 ID:QWKppkIxu
レスを打っても打っても「転載は禁止です」という言葉とともに血のバケツのイラストが出ました。
最初は技術的なトラブルかと思いました。
ネットで調べてみると、ひろゆきさんとジム・アトキンスという奴が権利を争っている余波とのことでした。
アトキンスという奴は、ひろゆきさんから権限を奪うため、われわれネットユーザーの権利を暴力的に奪ったのです。
ITの法的な側面は知りません。もしかしたらアトキンスの方が法的に正しいのかもしれません。しかし、罪のない人々を犠牲にするやり方は絶対に許せません。
ジム・アトキンスに謝罪のメールを英文で送ればよいということを教示してくれる方もいらっしゃいました。
私も本気でそうしようかと考えました。そのための英文も考え始めました。
でも、そんな謝罪文を送らなくて本当によかったです。
ひろゆきさんはじめスタッフの方々が2ちゃんねるscとして再建してくれたのです。
本当にありがとうございました。

しばらくはジム・アトキンスの2ちゃんねるnetに打ったのがこちらに染み出してくるということもありました。そのうち、そのようなこともなくなりました。その後、向こうの板は見ていません。

2017年1月30日(月)、レス番1039、過去ログ格納通告はレス番1040、ついに2スレ「長靴半ズボンU」は無事に終了しました。

2016年9月24日(土)、3スレ「長靴半ズボンその3」を同じ「夢馴れ合い」で立ち上げました。
小説『長靴半ズボン』の復元・修正が大部分を占めてしまいましたが、1スレや2スレのほとんどを占めている、小説とは無関係のレスもあります。

今後ともよろしくお願いします。

最後になりましたが、1スレ、2スレで落ちたりトラブルに巻き込まれたときに、ボランティアの方々に救い出していただき、本当にありがとうございました。
1スレ、2スレはアドレスが頻繁に変わりました。ボランティアの方々がお守りくださった跡であります。
3スレではほとんどトラブルがありませんが、それも皆様の尽力の賜物だと重々承知いたしております。

本当にありがとうございます。

502 :夢見る名無しさん:2017/08/21(月) 18:38:06.39 ID:QWKppkIxu
500に追加
ジム・アトキンスによる、許しがたい事件が起きたのは、2015年の春でした。

503 :夢見る名無しさん:2017/08/21(月) 18:39:51.34 ID:QWKppkIxu
小説『長靴半ズボン』に関することでも、
>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12
のように、小説『長靴半ズボン』に関係ないことでも、長靴半ズボンを履いた思い出に関するものなら、どんどんカキコしてください。

504 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 19:35:14.18 ID:JMHrRh+ib
小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート

C子の妹N子はC子より6才年下である。
C子が小6になったときも、体育の服に変更はなかった。ただ、女の子の体育用スカートはなくなって、ブルマだけになった。

冬で雪が少し残っていた。C子が2人の男の子、A樹とB斗を”失神KO”したときと同じ日だった。
C子は小柄だったが、N子の身長は平均的だった。
見るからに太く筋肉もムキムキというわけではないけれど、よく見ると筋肉が発達していてバネが他の男の子や女の子とぜんぜん違っていた。
体育はずっと5以外とったことがなかった。
その日は、ピンクの長い長靴を履いていた。

男の子の間では、高学年になると競って大人用の長い大長靴を履く傾向があった。
C子のころもそうだったが、A樹とB斗もそうだったが、その傾向はますます強くなった。Y市特有の現象でもあった。

N子は強く、相手チームの男の子も女の子も、次々に突き飛ばしたり投げ飛ばしたりしてアウトにした。
相手チームの内野に残っているのは、S木君とT中君という男の子2人だけになった。

男の子は2人とも同じような体格をしていた。
N子より身長は高く、肥満でもやせすぎでもなく均整の取れた体格である。脚の太さはN子と同じくらい、腕の太さはN子より細い。
骨格や筋肉の発達もよく見ると、N子より貧弱には見える。
S木君もT中君も体育は3か4だった。

505 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 20:01:09.83 ID:JMHrRh+ib
男の子2人は陣を守ろうとN子を捕まえて、倒すか押し出そうとした。
N子と男の子2人は張り手合戦になった。
N子は、後ろ向きになったS木君を捕まえて、ヘッドロックをした。
T中君は、N子にヘッドロックをかけて、S木君を助けようとした。
N子は、S木君をヘッドロックしたままT中君をいなして、T中君はバランスを崩して沈み込んでしまった。
T中君は、下からしがみついてN子を倒そうとしたけれど、N子の太腿に頭を挟まれてしまった。
T中君は、N子を投げ飛ばそうとした。でも、T中君の力では、N子はまったく動かなかった。

N子は腕に、坊ちゃん狩りのS木君の刈り上げたばかりの短い髪をチクチクと感じた。
S木君の顔の大部分はN子の腕の中に隠れているけど、真っ赤になっていることはわかる。
N子はS木君の涎も感じた。

N子の膝の内側は、T中君の頚動脈に決まっていた。
太腿の内側には、坊ちゃん狩りのT中君の刈り上げたばかりの短い髪をチクチクと感じた。

それでもN子は緩めることはしなかった。N子は勝負になるととことんやる。その点は姉のC子に似ていた。いや、C子より過激だった。
先生も止めなかった。勝負は徹底的にやらせるのが方針だった。

子供たちは、それぞれ、N子やS木君&T中君を応援した。
N子の長靴も男の子2人の長靴も、動きのあるたびに波打った。
N子の筋肉がバネのように波打った。男の子の筋肉も少し盛り上がったが、N子に比べると貧弱だった。

先生がN子を止めたのは、S木君が動かなくなって、T中君の膝が地面についたときだった。

506 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 20:14:58.08 ID:JMHrRh+ib
N子がS木君とT中君を放したとき、2人とも「く」の字になってダウンしてしまった。
先生は、S木君を座らせて活法を行った。S木君は意識を回復した。
そして、T中君を座らせて活法を行った。T中君も意識を回復した。

先生はX大学の柔道部の出身で、活法には自信があった。
あるいは、長靴半ズボン少年が「落ちる」のが好きだったのかもしれない。
2人の長靴半ズボン少年が1人の長靴ブルマ少女に絞められて「落ちる」なんてめったに見られない光景だ。

先生は2人の男の子を抱き起こして、保健室に連れて行った。
S木君もT中君も、先生に抱きかかえられながらも自分の足で歩けた。
授業も終わりに近かったので、先生は子どもたちに整理体操を指示して、教室に戻って次の授業の準備をするように言った。
N子は、先生とS木君とT中君についていった。

507 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 20:41:38.85 ID:JMHrRh+ib
保健室に到着して、先生はS木君とT中君に長靴を脱いで保健室に入るように言った。
S木君もT中君も、保健室の玄関で後ろ向きになり、保健室の床に腰を下ろしてしまった。
尻は保健室の床にあり、足は保健室の玄関にある。
2人の男の子は、立ったまま長靴を脱げなかったのだ。

2人の男の子の頭はどんどん下がり、長靴を脱ぐ動きも起こらなかった。
後ろから養護の先生が2人の男の子を抱えるようにして「だいじょうぶ?」と声をかけた。
2人の男の子の坊ちゃん狩りの髪は、光を反射して光った。刈り上げたばかりの耳の付近は肌も見えた。
ヘッドロックされて出て来た涎も光った。
黒の半ズボンからちらりと見える白のブリーフと、黒の大長靴からちらりと見える白のハイソックスに囲まれた、長い脚の太腿の裏のきめ細かい肌も、光を浴びて光った。
長靴は泥にぬれていたが、ぬれていないところは光を反射して光った。
先生が2人の男の子の長靴を脱がせた。シュポーッ、という音がそのたびにした。
白のハイソックスは上の縁に泥がついていたが、真っ白であった。というより、泥との対比で真っ白に見えた。ただ、足の裏は汚れてはいた。

N子も、立ったまま長靴を脱いで、保健室に入った。
N子も白のハイソックスを履いていた。上の縁に泥がついていたが、真っ白であった。泥との対比で真っ白に見えたとも言える。足の裏も2人の男の子ほどではないが、汚れていた。

S木君とT中君が長靴を脱いだときには、大長靴のゴムのにおいとともに、男の子のにおいがした。
N子が長靴を脱いだときには、女の子の長靴のゴムのにおいとともに、女の子のにおいがした。
保健室には、それぞれのゴムのにおいと、男の子と女の子のにおいが立ち込めた。保健室のストーブがいっそうにおいを引き立てた。

508 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 21:01:41.75 ID:JMHrRh+ib
S木君を養護の先生が、T中君を先生が抱え上げて、保健室のベンチにつれてきた。
N子は自分の長靴だけでなく、2人の男の子の長靴と先生の長靴をきっちりと立てて整理して置いた。
乱暴なところがあったN子だが、姉のC子の影響を受けてきている。

養護の先生は、S木君とT中君に深呼吸をさせた。2人の男の子に異状はない、と太鼓判を押した。先生の活法の見事さに感謝した。
男の子は2人とも元気を取り戻した。顔色もよくなったし、目も生き生きとしてきた。
養護の先生は、2人の男の子に、涎で汚れた顔を洗うように言った。2人の男の子は、しっかりとした足取りで立ち上がり、顔を洗った。

509 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 21:07:09.82 ID:JMHrRh+ib
「S木君、T中君、大丈夫?」N子が口を開いた。
「うん、もう平気だよ。」S木君が落ち着いた表情で答えた。
「2人ともごめんね。つい、夢中になっちゃった。」N子が続けた。
「いいよ。ぼくたちより○○さんの方が強かったのだから仕方がないよ。ぼくも○○さんのように強くなれるようにがんばるよ。」T中君が言った。
「ぼくもだよ。」S木君が続けた。
「今度の肉弾では負けないよ。」T中君が真剣な顔で言った。
「私だって負けないわよ。」N子が目を輝かせて言った。
「3人とも、ナイスファイトだった。次はS木とT中を応援するぞ。N子に買って見せろ。女の子に負けて悔しくないか?」先生が言うと、
2人の男の子は顔を赤くしてうつむいてしまった。でもすぐに、
「悔しいです。」S木君が顔を赤くしてうつむいたまま言った。
「ぼくも悔しいです。だから、がんばって○○さんより強くなりたいです。」T中君が顔は赤くしたままだが少し顔を上げて言った。
「そうだ、それがスポーツマンシップだ。2人ともがんばれ。応援しているぞ。N子も負けるなよ。」
「はい!」女の子1人と男の子2人の声が明るく響いた。
S木君もT中君もまだボーイソプラノだったが、男の子の声だった。

510 :夢見る名無しさん:2017/10/12(木) 21:44:57.38 ID:JMHrRh+ib
男の子2人と女の子1人は、保健室の玄関でまた長靴を履いて、明るい声で「ありがとうございました。」といってから、下足箱のほうに向かって歩いていった。

S木君とT中君がどのように成長していくのか、想像をするより他はなかった。

S木君とT中君は、ランドセルを背負い、スタジャンに、黒の太い縦2列の穴のベルト、紺のデニ半(もちろn激短!)に白のハイソックス、黒の大長靴で下校した。
N子は、ランドセルを背負い、赤のスタジャンに、赤系のタータンチェックの短いスカートに白のハイソックス、ピンクの長い長靴で下校した。

N子はS木君とT中君に「さようなら」と言って別れた。
先生の前では言うべきことがすらすらと見つかったが、3人になると見つからなかった。
姉のC子ならこんなときでも気の利いたことをいえるだろうなあ、と思った。

でも、男の子2人に肉弾で勝ったこと、”失神KO勝ち”したことは初めてだった。この上なくうれしかった。
S木君とT中君の視線がなくなると、N子はルンルンのスキップをしながら帰った。筆箱の中の筆記用具が傷んでしまったが、それほど気にならなかった。

一方、N子に”失神KO負け”をした2人の男の子はしょんぼりと帰った。
A樹とB斗は長靴を交換して勝利を誓ったが、この2人はそれはしなかった。
でも、次の肉弾にはN子に勝つことを誓った。
タックルをツープラトンでN子に掛けることも考えた。
2人の男の子は四つ角で別れると、お互いの気配がなくなったことを確認して、全速力で駆け出した。
ランドセルの中の筆箱の中の筆記用具が傷んでしまったが、気にも留めなかった。
S木君は神社、T中君は寺の奥に入り、人気がないことを確認すると、ひざまずき、顔を両腕につけ、両腕で地面に伏して、尻を上げたまま、泣いてしまった。
ランドセルからは中身が飛び出してしまった。10分以上は泣いていた。

S木君とT中君が肉弾でN子と対戦する機会は、もうめぐってこなかった。
S木君とT中君が失神してしまったため、先生は肉弾を中止してしまったのだ。

511 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 18:33:25.27 ID:FCrwbd8Op
504〜510について、少し書き直しをします。

小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート

C子の妹N子はC子より6才年下である。
C子が小6になったときも、体育の服に変更はなかった。ただ、女の子の体育用スカートはなくなって、ブルマだけになった。

冬で雪が少し残っていた。C子が2人の男の子、A樹とB斗を”失神KO”したときと同じ日だった。
C子は小柄だったが、N子の身長は平均的だった。
見るからに太く筋肉もムキムキというわけではないけれど、よく見ると筋肉が発達していてバネが他の男の子や女の子とぜんぜん違っていた。
体育はずっと5以外とったことがなかった。
その日は、ピンクの長い長靴を履いていた。

男の子の間では、高学年になると競って大人用の長い大長靴を履く傾向があった。
C子のころもそうだったが、A樹とB斗もそうだったが、その傾向はますます強くなった。Y市特有の現象でもあった。

N子は強く、相手チームの男の子も女の子も、次々に突き飛ばしたり投げ飛ばしたりしてアウトにした。
相手チームの内野に残っているのは、S木君とT中君という男の子2人だけになった。

男の子は2人とも同じような体格をしていた。
N子より身長は高く、肥満でもやせすぎでもなく均整の取れた体格である。脚の太さはN子と同じくらい、腕の太さはN子より細い。
骨格や筋肉の発達もよく見ると、N子より貧弱には見える。
S木君もT中君も体育は3か4だった。

512 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 18:50:36.16 ID:FCrwbd8Op
男の子2人は陣を守ろうとN子を捕まえて、倒すか押し出そうとした。
N子と男の子2人は張り手合戦になった。

張り手の速さも力強さも、足場履きも、N子の方が速く、力強く、的確であった。
N子の長靴も、男の子2人の長靴も動きのたびにしわが寄って、光を反射して光った。

N子は、後ろ向きになったS木君を捕まえて、ヘッドロックをした。
T中君は、N子にヘッドロックをかけて、S木君を助けようとした。
N子は、S木君をヘッドロックしたままT中君をいなして、T中君はバランスを崩して沈み込んでしまった。
T中君は、下からしがみついてN子を倒そうとしたけれど、N子の太腿に頭を挟まれてしまった。
T中君は、N子を投げ飛ばそうとした。でも、T中君の力では、N子はまったく動かなかった。

513 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 18:52:39.05 ID:FCrwbd8Op
N子は腕に、坊ちゃん狩りのS木君の刈り上げたばかりの短い髪をチクチクと感じた。
S木君の顔の大部分はN子の腕の中に隠れているけど、真っ赤になっていることはわかる。
N子はS木君の涎も感じた。

N子の膝の内側は、T中君の頚動脈に決まっていた。
太腿の内側には、坊ちゃん狩りのT中君の刈り上げたばかりの短い髪をチクチクと感じた。

それでもN子は緩めることはしなかった。N子は勝負になるととことんやる。その点は姉のC子に似ていた。いや、C子より過激だった。
先生も止めなかった。勝負は徹底的にやらせるのが方針だった。

子供たちは、それぞれ、N子やS木君&T中君を応援した。
N子の長靴も男の子2人の長靴も、動きのあるたびに波打った。
N子の筋肉がバネのように波打った。男の子の筋肉も少し盛り上がったが、N子に比べると貧弱だった。

先生がN子を止めたのは、S木君が動かなくなって、T中君の膝が地面についたときだった。

514 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 18:53:30.07 ID:FCrwbd8Op
N子がS木君とT中君を放したとき、2人とも「く」の字になってダウンしてしまった。
先生は、S木君を座らせて活法を行った。S木君は意識を回復した。
そして、T中君を座らせて活法を行った。T中君も意識を回復した。

先生はX大学の柔道部の出身で、活法には自信があった。
あるいは、長靴半ズボン少年が「落ちる」のが好きだったのかもしれない。
2人の長靴半ズボン少年が1人の長靴ブルマ少女に絞められて「落ちる」なんてめったに見られない光景だ。

先生は2人の男の子を抱き起こして、保健室に連れて行った。
S木君もT中君も、先生に抱きかかえられながらも自分の足で歩けた。
授業も終わりに近かったので、先生は子どもたちに整理体操を指示して、教室に戻って次の授業の準備をするように言った。
N子は、先生とS木君とT中君についていった。

515 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 18:56:24.33 ID:FCrwbd8Op
保健室に到着して、先生はS木君とT中君に長靴を脱いで保健室に入るように言った。
S木君もT中君も、保健室の玄関で後ろ向きになり、保健室の床に腰を下ろしてしまった。
尻は保健室の床にあり、足は保健室の玄関にある。
2人の男の子は、立ったまま長靴を脱げなかったのだ。

2人の男の子の頭はどんどん下がり、長靴を脱ぐ動きも起こらなかった。
後ろから養護の先生が2人の男の子を抱えるようにして「だいじょうぶ?」と声をかけた。
2人の男の子の坊ちゃん狩りの髪は、光を反射して光った。刈り上げたばかりの耳の付近は肌も見えた。
ヘッドロックされて出て来た涎も光った。
黒の半ズボンからちらりと見える白のブリーフと、黒の大長靴からちらりと見える白のハイソックスに囲まれた、長い脚の太腿の裏のきめ細かい肌も、光を浴びて光った。
長靴は泥にぬれていたが、ぬれていないところは光を反射して光った。
先生が2人の男の子の長靴を脱がせた。シュポーッ、という音がそのたびにした。
白のハイソックスは上の縁に泥がついていたが、真っ白であった。というより、泥との対比で真っ白に見えた。ただ、足の裏は汚れてはいた。

N子も、立ったまま長靴を脱いで、保健室に入った。
N子も白のハイソックスを履いていた。上の縁に泥がついていたが、真っ白であった。泥との対比で真っ白に見えたとも言える。足の裏も2人の男の子ほどではないが、汚れていた。

516 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:05:06.95 ID:FCrwbd8Op
S木君とT中君が長靴を脱いだときには、大長靴のゴムのにおいとともに、男の子のにおいがした。
N子が長靴を脱いだときには、女の子の長靴のゴムのにおいとともに、女の子のにおいがした。
保健室には、それぞれのゴムのにおいと、男の子と女の子のにおいが立ち込めた。保健室のストーブがいっそうにおいを引き立てた。

S木君を養護の先生が、T中君を先生が抱え上げて、保健室のベンチにつれてきた。
N子は自分の長靴だけでなく、2人の男の子の長靴と先生の長靴をきっちりと立てて整理して置いた。
乱暴なところがあったN子だが、姉のC子の影響を受けてきている。

517 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:14:59.79 ID:FCrwbd8Op
先生はS木君とT中君の長靴を脱がせたとき、長靴を整理することなく、乱雑に倒して重なったままにしておいた。
グロッキーになった2人の男の子を保健室に入れることに精一杯であったからである。
先生の長靴も乱雑に倒れて重なり合った。
N子だけは自分の長靴を丁寧に揃えることができた。

先生、S木君、T中君の長靴を整理するとき、先生の長靴はN子にもすぐわかった。
少しサイズが大きいし、一番古いし、メーカーも違っていたからだ。
でも、S木君の長靴とT中君の長靴は区別できなかった。メーカーもサイズも同じで、両方とも新しく、いい艶をしていたからだ。
S木君もT中君も、長靴に名前を書くのを忘れていた。
左右の取り合わせだけは間違えなかった。泥のはね方によって区別できた。

N子は結果として、S木君が座った位置にT中君の長靴、T中君が座った位置にS木君の長靴を置いてしまった。

518 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:15:39.45 ID:FCrwbd8Op
養護の先生は、S木君とT中君に深呼吸をさせた。2人の男の子に異状はない、と太鼓判を押した。先生の活法の見事さに感謝した。
男の子は2人とも元気を取り戻した。顔色もよくなったし、目も生き生きとしてきた。
養護の先生は、2人の男の子に、涎で汚れた顔を洗うように言った。2人の男の子は、しっかりとした足取りで立ち上がり、顔を洗った。

519 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:16:18.91 ID:FCrwbd8Op
「S木君、T中君、大丈夫?」N子が口を開いた。
「うん、もう平気だよ。」S木君が落ち着いた表情で答えた。
「2人ともごめんね。つい、夢中になっちゃった。」N子が続けた。
「いいよ。ぼくたちより○○さんの方が強かったのだから仕方がないよ。ぼくも○○さんのように強くなれるようにがんばるよ。」T中君が言った。
「ぼくもだよ。」S木君が続けた。
「今度の肉弾では負けないよ。」T中君が真剣な顔で言った。
「私だって負けないわよ。」N子が目を輝かせて言った。
「3人とも、ナイスファイトだった。次はS木とT中を応援するぞ。N子に買って見せろ。女の子に負けて悔しくないか?」先生が言うと、
2人の男の子は顔を赤くしてうつむいてしまった。でもすぐに、
「悔しいです。」S木君が顔を赤くしてうつむいたまま言った。
「ぼくも悔しいです。だから、がんばって○○さんより強くなりたいです。」T中君が顔は赤くしたままだが少し顔を上げて言った。
「そうだ、それがスポーツマンシップだ。2人ともがんばれ。応援しているぞ。N子も負けるなよ。」
「はい!」女の子1人と男の子2人の声が明るく響いた。
S木君もT中君もまだボーイソプラノだったが、男の子の声だった。

520 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:22:43.39 ID:FCrwbd8Op
手当の終わったS木君とT中君、付き添ってきたN子、そして先生はそれぞれ長靴を履いて保健室の外に出た。

二人の男の子は自分のではない靴を履いていることに気づかなかった。
回復はしてきたが失神してしまったショックのためもあり、まだ長靴が新しく履きなれていないからでもあっt。

男の子2人と女の子1人は、保健室の玄関でまた長靴を履いて、明るい声で「ありがとうございました。」といってから、下足箱のほうに向かって歩いていった。

S木君とT中君がどのように成長していくのか、想像をするより他はなかった。

S木君とT中君は、ランドセルを背負い、スタジャンに、黒の太い縦2列の穴のベルト、紺のデニ半(もちろn激短!)に白のハイソックス、黒の大長靴で下校した。
N子は、ランドセルを背負い、赤のスタジャンに、赤系のタータンチェックの短いスカートに白のハイソックス、ピンクの長い長靴で下校した。

N子はS木君とT中君に「さようなら」と言って別れた。
先生の前では言うべきことがすらすらと見つかったが、3人になると見つからなかった。
姉のC子ならこんなときでも気の利いたことをいえるだろうなあ、と思った。

でも、男の子2人に肉弾で勝ったこと、”失神KO勝ち”したことは初めてだった。この上なくうれしかった。
S木君とT中君の視線がなくなると、N子はルンルンのスキップをしながら帰った。筆箱の中の筆記用具が傷んでしまったが、それほど気にならなかった。

521 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:24:19.99 ID:FCrwbd8Op
一方、N子に”失神KO負け”をした2人の男の子はしょんぼりと帰った。
A樹とB斗は長靴を交換して勝利を誓ったが、この2人はそれはしなかった。
でも、次の肉弾にはN子に勝つことを誓った。
タックルをツープラトンでN子に掛けることも考えた。
2人の男の子は四つ角で別れると、お互いの気配がなくなったことを確認して、全速力で駆け出した。
ランドセルの中の筆箱の中の筆記用具が傷んでしまったが、気にも留めなかった。
S木君は神社、T中君は寺の奥に入り、人気がないことを確認すると、ひざまずき、顔を両腕につけ、両腕で地面に伏して、尻を上げたまま、泣いてしまった。
ランドセルからは中身が飛び出してしまった。10分以上は泣いていた。

S木君とT中君が肉弾でN子と対戦する機会は、もうめぐってこなかった。
S木君とT中君が失神してしまったため、先生は肉弾を中止してしまったのだ。

522 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:35:27.99 ID:FCrwbd8Op
神社や寺で泣いているとき、S木君もT中君も、履いている長靴が自分のではないことに、履き心地で気づき出した。
家に帰ってから長靴をよく見ると、自分の長靴ではないことがわかった。

翌日は長靴を履いていくのが不自然な地面と空だった。二人とも長靴は履かないで登校した。
S中君がT木君に恐る恐る聞いた。
「昨日、保健室で長靴を履き間違えちゃったよね。ぼくが君の長靴を履いて、君がぼくの長靴を履いて帰っちゃった。」
T中君が言った。
「そう?ぼく、わかららなかったよ。」
S木君が、「長靴、いつ取り替えようか?」と言うと、
T中君は、「このままでいいじゃない?面倒くさいもん。」
と言って、そのまま、S木君の長靴はT中君が、T中君の長靴はS木君が履き続けることになった。

523 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:46:40.83 ID:FCrwbd8Op
S木君は履き間違えたことを正直に言わねばならないと思って言ったのだが、本当はT中君の長靴を履き続けたかったのだ。
N子の太腿の股に挟まれて頸動脈を決められ「落ち」てしまったT中君の気持ちを味わいたかった。
この長靴を履いてT中君は「落ち」てしまったのだ。

T中君もそのままS木君の長靴を履き続けたかった。
N子のたくましい腕でヘッドロックされ「落ち」てしまったS木君の気持ちを味わいたかった。
この長靴を履いてS木君は「落ち」てしまったのだ。

S木君はT中君の長靴を履いてN子に勝ちたかった。
T中君はS木君の長靴を履いてN子に勝ちたかった。
もちろん、体育服の半ズボンか私服の半ズボン、そこからハイソックスがちらりである。

長靴は取り替えない、という結論になることを二人とも強く祈った。
直感的に、お互いが同じようなことを考えていることがわかったような気がした。
だから、二人の男の子は本当に嬉しかった。

524 :夢見る名無しさん:2017/11/21(火) 19:54:32.15 ID:FCrwbd8Op
S木君とT中君が肉弾でN子と対戦する機会は、もうめぐってこなかった。
S木君とT中君が失神してしまったため、先生は肉弾を中止してしまったのだ。
小3の頃までは、休み時間や下校後や休日に、男の子や女の子で肉弾をすることもあったが、高学年ではなくなっていた。
体育の授業でやらなくなったら、もうやる機会はない。

しばらくすると体育では持久走をすることになった。
持久走をするのは運動場ではなく、Z川の河原だった。先生は、子どもたちに長靴を履いて競技するように言った。
嫌がる声も聞こえたが、S木君とT中君にとっては嬉しいことだった。N子にとっても嬉しいことだった。
ただ、嬉しさは表面に出すことはしにくかった。

525 :夢見る名無しさん:2017/11/27(月) 18:33:04.29 ID:iWoOHYnOU
S木君とT中君は、下校してから河原で走りこみをした。半袖半ズボンの体育服で大長靴を履いた。
走り込みをする男の子や女の子も増えてきた。砂が入り込むことや、体育では長靴を履くことから、長靴を履いて走り込みをする子が多かった。

最も熱心に走り込みをしたのは、S木君とT中君である。
もし、長靴半ズボンでなければ、この二人の男の子はこんなに熱心に走りこみはしなかったであろう。

N子も熱心なほうだった。
N子は姉のC子と同様、持久力は他の身体能力に比べて落ちるほうだった。
持久走は嫌いだったが、長靴ブルマでできるのは大いに魅力であった。

526 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 17:40:58.46 ID:KPqDO5YLP
持久走で、N子は1位から3位であった。
姉のC子と同様スポーツ万能ではあるが、持久力にやや難があった。
レスリングで大学生になってからも結構なところまで活躍したC子も持久力を克服するのに最も苦労した。
N子が1位になることは結構少なかった。でも、もちろん、S木君やT中君はN子にまったく及ばなかった。

半袖半ズボンの体育服の男の子や半袖ブルマの女の子が長靴を履きハイソックスをちらりとさせながら川原を走っていく。
先生は満足そうに見つめていた。
女の子の長靴は結構長く、男の子の長靴は大長靴が増えてきた。

527 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 17:51:49.63 ID:KPqDO5YLP
S木君とT中君は授業のたびに順位を上げてきた。
川原での自主的な走りこみにもっとも熱心に取り組んでいたからだ。
最初は真ん中よりも下であったが、どんどん上位に食い込んできた。

短距離ではT中君の方が少し早かったが、持久走ではS木君の方が少し早かった。
ついに、N子3位、S木君4位、T中君5位という結果も出た。

駅伝リレーをやることになった。
5チームつくり、N子、S木君、T中君は別チームになった。
N子はチームで一番早かったのでアンカーになった。
S木君もT中君も伸びてきた順位を評価されてアンカーとなった。

528 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 18:09:59.57 ID:KPqDO5YLP
N子のチームで一人休んだため、N子は長めに走ることになった。N子やN子のチームには不利である。
S木君やT中君のチームにはそんなことはなかった。

駅伝リレーが始まった。
順位の入れ替わりが若干あって、アンカーになると、S木君が1位、T中君が2位、N子が3位であった。

S木君が走るたび、T中君が走るたび、長靴にしわが寄り、日光を反射する。S木君もT中君も結構快調に走っていた。
二人の男の子よりももっと後ろのスタートラインでN子がバトンを受け取った。N子が走り出した。
二人の男の子との差はかなりついている。

529 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 18:15:42.47 ID:KPqDO5YLP
それでも、差は少しずつ狭まりだした。
S子の長靴にもしわが寄り、日光を反射した。

S子の走りはぜんぜん違った。
二人の男の子より身長が低く脚も短いけれど、脚の伸びがはるかに長く、回転もはるかに速かった。
二人の男の子は息が苦しくなってきており、あごが上に上がりだしたり傾きだしたりしていた。
N子が二人の男の子に追いついてくるとフォームの差は歴然だった。

530 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 18:24:44.13 ID:KPqDO5YLP
あと3分の1くらいの距離でゴールになるころ、N子はT中君を抜いた。
T中君も抜かれまいとスピードを上げたが、まったく食い下がれなかった。
T中君は、肉弾でN子の太ももに挟まれてヘッドロックされたときのことを思い出した。
あの時は失神してしまった。あの時と同じ苦しさだ。今にも失神してしまいそうな気持ちだった。

あと4分の1くらいの距離でゴールになるころ、N子はS木君を抜いた。
S木君も抜かれまいとスピードを上げたが、まったく食い下がれなかった。
S木君も、肉弾でN子の腕でヘッドロックされたときのことを思い出した。
あの時は失神してしまった。あの時と同じ苦しさだ。今にも失神してしまいそうな気持ちだ。

531 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 18:42:38.23 ID:KPqDO5YLP
ゴールまで二人の男の子とN子との差は広がるばかりであった。

N子は1位でゴールした。N子のチームの優勝である。3位でバトンを受け継いで、二人の男の子に走り勝って優勝した。

S木君は2位でゴールした。
すでに友達と談笑しているN子と違ってふらふらであった。
でも何とか立って入られたが、川原で足場も悪いこともあり、本当にふらふらだった。

T中君は3位でゴールした。
T中君はS木君と同じかもっとふらふらであり、川原で足場が悪いこともあり、まっすぐ立って歩くこともできなかった。
T中君には周りが見えなかった。
T中君は、同じく周りがあまり見えていないS木君にぶつかり、二人とももつれるように倒れてしまった。

532 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 18:54:17.91 ID:KPqDO5YLP
二人の男の子はうつぶせに折り重なるように倒れてしまった。

先生は大急ぎで二人の男の子を起こし上げて、しばらくジョギングするように指示した。
抱き起こすときに体育服の半ズボンを強く持ったので、二人の男の子の半ズボンから白のブリーフが見えた。

二人の男の子は何とか自力でジョギングして息を整えることができた。
先生はN子、S木君、T中君のファイトをほめてくれた。

533 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 19:02:54.63 ID:KPqDO5YLP
S木君とT中君は私服半ズボンに大長靴を履きランドセルを背負って二人で下校した。

「ぼくたち、N子に勝てるかなあ?」「あんなにがんばったし、強くなってきたのに……」
「中学になったら体育は男女別だろ?」「うん、部活だって別だよ。」
「小学校を卒業するまでに絶対に勝とうよ。」「うん!」

534 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 19:09:01.69 ID:KPqDO5YLP
S木君は誰もいない所を見つけて行った。
今回は泣くつもりはなかった。
長靴半ズボンの脚を見つめた。

肉弾でN子に「失神KO負け」して保健室に連れて行かれたとき、長靴を脱いだが、再び履くときT中君の長靴を間違えて履いてしまった。
その日の帰りに気がついたが、お互いにそのままにしておくことにした。

T中君の長靴を履いてT中君とともにN子に勝ちたかった。それなのに負けてしまった。
S木君はKKNを意識した。CNPが硬くなってくるのを感じた。
泣くつもりはないけれど、泣いてしまった。

535 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 19:10:11.82 ID:KPqDO5YLP
T中君は誰もいない所を見つけて行った。
今回は泣くつもりはなかった。
長靴半ズボンの脚を見つめた。

肉弾でN子に「失神KO負け」して保健室に連れて行かれたとき、長靴を脱いだが、再び履くときS木君の長靴を間違えて履いてしまった。
その日の帰りに気がついたが、お互いにそのままにしておくことにした。

S木君の長靴を履いてS木君とともにN子に勝ちたかった。それなのに負けてしまった。
T中君はKKNを意識した。CNPが硬くなってくるのを感じた。
泣くつもりはないけれど、泣いてしまった。

536 :夢見る名無しさん:2017/11/28(火) 22:31:54.37 ID:R7HWLbM1d
なんでかな


ことばづかいそふとにしてみたら?


すとーかーってこわいよ ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

しつこい かずもおおいよ

なみかぜたてずにおんびんがいいよね

537 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 18:35:52.12 ID:sFJp1DBYF
>>515 >>516 >>517 について、少し追加をして書き直しをします。
肉弾で、S木君とT中君がN子ちゃんに「失神KO負け」して、保健室に連れられて来た場面です。

保健室に到着して、先生はS木君とT中君に長靴を脱いで保健室に入るように言った。
S木君もT中君も、保健室の玄関で後ろ向きになり、保健室の床に腰を下ろしてしまった。
尻は保健室の床にあり、足は保健室の玄関にある。
2人の男の子は、立ったまま長靴を脱げなかったのだ。

2人の男の子の頭はどんどん下がり、長靴を脱ぐ動きも起こらなかった。
後ろから養護の先生が2人の男の子を抱えるようにして「だいじょうぶ?」と声をかけた。

538 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 18:44:48.94 ID:sFJp1DBYF
2人の男の子の坊ちゃん狩りの髪は、光を反射して光った。刈り上げたばかりの耳の付近は肌も見えた。
ヘッドロックされて出て来た涎も光った。
黒の半ズボンからちらりと見える白のブリーフと、黒の大長靴からちらりと見える白のハイソックスに囲まれた、長い脚の太腿の裏のきめ細かい肌も、光を浴びて光った。
長靴は泥にぬれていたが、ぬれていないところは光を反射して光った。
先生が2人の男の子の長靴を脱がせた。シュポーッ、という音がそのたびにした。
白のハイソックスは上の縁に泥がついていたが、真っ白であった。というより、泥との対比で真っ白に見えた。ただ、足の裏は汚れてはいた。

先生は二人の男の子の長靴を脱がすたびに、長靴を倒したまま、次々と長靴を重ねた。
というより、次々と投げて重ねた、と言ってもよいくらいだった。先生としても余裕がなかったのだ。

539 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 19:05:10.09 ID:sFJp1DBYF
一番目は、S木君の左足の長靴だった。
たたきのコンクリートに跳ね返って、バン、という低い音を立てた。付着していた泥が乾いて剥げ落ちた。

2番目は、S木君の右足の長靴だった。
左足の長靴の上に乗っかり、ボン、という低い音を立てた。
ついで、底の縁がコンクリートに落ち、少し滑ってコンクリートと長靴のゴム底との間に、ゴソッ、という低い摩擦音を立てた。

3番目は、T中君の左足の長靴だった。
S木君の右足の長靴の上に乗っかり、ボン、と低い音を立て、S木君の重なった長靴の反発力に跳ね返されて立ち上がるようになったが、またS木君の長靴の上に落ちてしまった。
バン、という少しだけ高い音がした。
3つの長靴の筒はしばらく揺れていたが、しばらくすると、一番下にあったS木君の左足の長靴がつぶれてしまった。
下から2番目のS木君の右足の長靴もすこしつぶれた。

4番目は、T中君の右足の長靴だった。
折り重なった長靴の山にもたれかかるように斜めに立った。
パン、というもう少し高い音がしたと思ったら、コンクリートと長靴のゴム底が擦れ合う、ゴッ、と言う音もした。

540 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 19:14:13.93 ID:sFJp1DBYF
長靴が折り重なるたびに、泥も落ちた。
長靴が揺れるたびに、外の日光や保健室の蛍光灯が、泥のついていない部分の黒のエナメル質に反射して、光を乱射した。

二人の男の子の4本の足から長靴を脱がすたびに出る、シュポーッ、という音と、長靴がコンクリートや長靴に当たるたびに立つ音が繰り返された。

二人の男の子の長靴を脱がすと、先生が立ったまま長靴を抜いた。
先生も無造作に脱いで、二人の男の子の長靴の山に覆いかぶさるように脱ぎ捨てた。
脱ぐときには、シュポーッ、という音はしなかったが、長靴の山に重なるときには、バン、バン、と低い音がした。
先生の長靴は古く、艶はなかった。

541 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 19:23:52.87 ID:sFJp1DBYF
先生は、グロッキーになった二人の男の子から長靴を脱がせることに精一杯で、長靴を整理することができなかった。
先生の長靴が重なったとき、長靴の山は崩れて、6つの長靴の筒はばらばらになってしまった。

N子は脱ぎ捨てられた長靴を整理して、きちんと立てて並べようとした。
姉のC子なら必ずそうするはずだと思ったからだ。

先生、S木君、T中君の長靴を整理するとき、先生の長靴はN子にもすぐわかった。
少しサイズが大きいし、一番古いし、メーカーも違っていたからだ。
でも、S木君の長靴とT中君の長靴は区別できなかった。メーカーもサイズも同じで、両方とも新しく、いい艶をしていたからだ。
S木君もT中君も、長靴に名前を書くのを忘れていた。
左右の取り合わせだけは間違えなかった。泥のはね方によって区別できた。

N子は結果として、S木君が座った位置にT中君の長靴、T中君が座った位置にS木君の長靴を置いてしまった。

542 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 19:38:17.47 ID:sFJp1DBYF
N子も立ったまま長靴を脱いで保健室に上がった。
脱ぐときには、二人の男の子のときと同じように、シュポーッ、という音がした。
N子は自分の長靴もきちんと整理して並べておいた。

S木君とT中君が長靴を脱いだときには、大長靴のゴムのにおいとともに、男の子のにおいがした。
N子が長靴を脱いだときには、女の子の長靴のゴムのにおいとともに、女の子のにおいがした。
保健室には、それぞれのゴムのにおいと、男の子と女の子のにおいが立ち込めた。保健室のストーブがいっそうにおいを引き立てた。

S木君を養護の先生が、T中君を先生が抱え上げて、保健室のベンチにつれてきた。

N子は6年前、N子年長組、姉のC子がN子と同じ小6のときに聞いた、C子の話を思い出した。
家でC子がうれしそうにしているのでN子がその理由を尋ねた。
C子は体育の肉弾で、男の子二人、A樹とB斗を同時に投げ飛ばして「失神KO勝ち」したことを語った。
二人の男の子とのツープラトンのタックルに一進一退の攻防に勝ち、同時に投げ飛ばしたこと、意識を回復した男の子に具合を尋ね、謝ったこと、男の子たちの健闘をたたえたことも語った。

N子は大好きな姉のN子に近づけるチャンスをものにすることができたと、うれしくなった。

以後、>>518 に続きます。

543 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 21:45:45.09 ID:bSNE2xZxL
すごいれんぞく7じかんくらいおきてる

544 :夢見る名無しさん:2017/11/29(水) 21:48:03.10 ID:bSNE2xZxL
ちょうにあってるね

545 :夢見る名無しさん:2017/11/30(木) 18:40:55.69 ID:3/bmevpNv
>>539>>540 の間に追加したいことがあります。

男の子たちの長靴が投げ捨てられ、そのたびに音を立てたり、泥が落ちたり、ゴムのエナメル部分に光が反射したり、ゴムのにおいや男の子のにおいがするたびに、
N子は、自分にヘッドロックされて、失神した、S木君とT中君の崩れ落ち方を連想した。

まず、脚でヘッドロックされたT中君、次に、腕でヘッドロックされたS木君が地面に崩れ落ちた。
二人ともうつ伏せにダウンして、反動で横向きにダウンした。

ダウンするときに、二人の男の子の長靴にはしわが寄り、しわの位置や形も変化して、泥にもゴムにも光が反射しながらきらきらとした。
髪の毛にも光が反射してきらきらとした。
ダウンした後は、1年中半ズボンでよく日に焼けた肌や、ヘッドロックされたときの涎もきらきらとした。

目の前で、投げられ、倒れたり、重なったり、跳ね返ったりする、自分に「失神KO負け」した男の子たちの長靴は、
その再現のような気がした。

N子自身の勝利の証でもあり、負けた男の子たちが見せた美しさでもあった。
その美しさは男の子たち自身では作り出せないものであり、自分の強さがあってこそ作り出せたものであった、と思った。

546 :夢見る名無しさん:2017/11/30(木) 18:50:35.01 ID:3/bmevpNv
長靴半ズボンの魅力は視覚だけに訴えるものではない。
聴覚、嗅覚、そして触覚にも訴えるものだ。

味覚については記述できることは思いつかないが、何らかの拍子に唇に触れることがあれば、
(もちろん触覚に分類すべきだが)、味覚にこじつけられるのかもしれない。

長靴半ズボンの魅力はは、まさに五感に訴えるものだ。

547 :夢見る名無しさん:2017/11/30(木) 18:54:09.26 ID:3/bmevpNv
1レスにつき、約10行を心がけました。
以前と違い、忍法帖が発動されることはなくなりましたので、結構好きなだけレス数を使うこともできます。

10行の倍近くになってしまうものもありましたが、私の表現力の不足のいたすところです。

もちろん、10行にこだわらず、最も読みやすいスタイルを研究していく所存です。

548 :夢見る名無しさん:2017/12/09(土) 17:57:02.64 ID:1E2MLyVHy
長靴半ズボン少年の復活を望む!

549 :夢見る名無しさん:2017/12/27(水) 18:31:15.00 ID:1osoEEcU6
>>220 >>221 >>222 >>223 >>224
A樹4年生のN祭りの少し前

N祭りでは子ども相撲がある。C子も出場する。C子に負けたくなかった。
A樹は、大学1年生になっていた姉のM代に、相撲を教えてもらうことにした。
C子のことは何も言わないでおいた。

約束の日は雨上がりで地面が濡れていた。人に見られないように、Z川の支流の川の川原で行うことにした。
A樹は真冬でも半ズボンである。その日、A樹は長靴を履いた。ハイソックスがちらりと見えた。
M代は、敢えて昨年A樹とショッピングセンターに自転車で行ったときと同じ半ズボンを生脚で履き、長靴も履いた。ハイソックスがちらりと見えた。
A樹は驚いた。そして「ありがとうお姉ちゃん。」と言ってしまった。

相撲の勝負は何回やってもM代の圧勝だった。
いつの間にか、M代がA樹に稽古をつける、指導する、という展開になった。
M代がA樹に押されていくといった稽古も行った。
A樹がM代に倒されることもあり、A樹の服や半ズボンは泥で汚れてしまった。
長靴やハイソックスの縁が汚れたのはいうまでもない。

「A樹、もっと低く構えて!」「A樹、もっと強く当たって!」「A樹、引かないで押して!」「A樹、ひじを閉めて!」

まぐれではあったが、A樹がM代に勝ったことが1回あった。M代の指導が実ったからといえる。
でも、その後はスタミナが切れてまったく勝てなくなった。
M代がA樹をつり出したとき、A樹がぐったりとしているのに気づいて、M代は相撲の稽古をやめることにした。

「お姉ちゃん、ありがとう。」「A樹、すごくがんばったじゃない、これなら優勝も夢じゃないよ。」

M代もA樹ほどではないが泥まみれになったため、姉弟は母親に怒られた。

M代の指導もあってA樹はC子には負けたけれど、緒戦では勝ち進むことができた。

550 :夢見る名無しさん:2017/12/27(水) 18:40:46.09 ID:1osoEEcU6
B斗4年生のN祭りの少し前

N祭りでは子ども相撲がある。C子も出場する。C子に負けたくなかった。
B斗は、大学1年生になっていた姉のK子に、相撲を教えてもらうことにした。
C子のことは何も言わないでおいた。

約束の日は雨上がりで地面が濡れていた。人に見られないように、自宅の庭で行うことにした。B斗の家は小さな土建屋である程度の敷地がある。
B斗は真冬でも半ズボンである。その日、B斗は長靴を履いた。ハイソックスがちらりと見えた。
K子は、敢えて昨年B斗とキャッチボールをしたときと同じ半ズボンを生脚で履き、長靴も履いた。ハイソックスがちらりと見えた。
B斗は驚いた。そして「ありがとうお姉ちゃん。」と言ってしまった。

相撲の勝負は何回やってもK子の圧勝だった。
いつの間にか、K子がB斗に稽古をつける、指導する、という展開になった。
K子がB斗に押されていくといった稽古も行った。
B斗がK子に倒されることもあり、B斗の服や半ズボンは泥で汚れてしまった。
長靴やハイソックスの縁が汚れたのはいうまでもない。

「B斗、もっと低く構えて!」「B斗、もっと強く当たって!」「B斗、引かないで押して!」「B斗、ひじを閉めて!」

まぐれではあったが、B斗がK子に勝ったことが1回あった。K子の指導が実ったからといえる。
でも、その後はスタミナが切れてまったく勝てなくなった。
K子がB斗にさば折を決めたとき、B斗がぐったりとしたので、K子は相撲の稽古をやめることにした。

「お姉ちゃん、ありがとう。」「B斗、すごくがんばったじゃない、これなら優勝も夢じゃないよ。」

K子もB斗ほどではないが泥まみれになったため、姉弟は母親に怒られた。

K子の指導もあってB斗はC子には負けたけれど、緒戦では勝ち進むことができた。

551 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 16:03:41.64 ID:GzNGXs5rd
>>275 >>276 >>277 >>278 >>279
N子ちゃん小3でのちゃんばらのエピソードに対して、小2でのエピソードを書きます。

N子小2の5月5日子どもの日、N子は姉の中2のC子とともに父親と母親に連れられて、県庁所在地のX市に遊びに来た。
朝まで雨が降っていたので、N子はC子とおそろいで、赤のスカートにピンクの長靴を履いて出かけた。
長靴をはいている人は多くはなかったが、長靴が好きなN子とC子にとっては長靴を堂々と履けるうれしい日であった。

N子一家はX市のデパートを巡った。デパートの食堂で食事を済ませると、商店街に出かけた。
商店街の近くの公園ではイベントをやっていた。

552 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 16:12:51.21 ID:GzNGXs5rd
公園では地元青年会議所が子どもボクシング大会の参加者を募集していた。
小1から小6までの学年別の対戦で、勝ち抜き三人抜きをしたら商品がもらえる、というのである。
N子は出たいと父母に頼んだ。
父親も母親もN子が元気をもてあましていることは知っているので、承知することにした。
ここでもっと圧倒的にやられれば、もう少しはおとなしくなるかもしれないとも思った。
父親は主催者に、女の子でもいいのかと聞いた。主催者は、かまいませんと即答した。
手続きはちょっとした保険に入るだけでよかった。

553 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 16:22:36.31 ID:GzNGXs5rd
小3の部は男の子3人と女の子はN子1人、計4人の子どもたちがそろった。
N子はピンクのトレーナーに赤のスカートにピンクの長靴、
男の子は、1人目が黒と白の横縞のラガーシャツ、2人目が青と水色と白の横縞のラガーシャツ、3人目が黒と赤と白の横縞のラガーシャツ、
男の子は3人とも、黒の半ズボンに黒の長靴を履いていた。

N子は身長が低いほうでもあり、どの男の子よりも身長が低かった。
C子が見たところ、それでも筋肉の発達はN子が圧倒的であり、N子の圧勝を疑わなかった。
N子は太っているわけでもなく、ムキムキの筋肉でもない。体重は男の子たちよりも軽いくらいだ。でも、C子が見ればバネの差がわかる。
N子は自分と同じ筋肉を持っているとC子は確信していた。

554 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 16:33:45.78 ID:GzNGXs5rd
ルールは1分1Rで、ダウンしたり血が出たり泣いたりしたらKO負け、判定はどれだけ有効だが出たかの差で決めるというるーるである。

N子はわくわくした。
住んでいるY市の近所では、どの男の子に対しても無敵である。手ごたえがあまり感じられない。
今、目の前にいる男の子たちには期待できそうだ。みんなラガーシャツに黒の半ズボンに黒の長靴だ。何か強そうに見える。
面白い試合ができそうだ。

くじ引きで、N子は1番目で、黒と白のラガーシャツに黒の半ズボンと黒の長靴を履いている男の子と対戦した。

555 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 16:50:53.36 ID:GzNGXs5rd
フットワークもパンチのスピードもN子の方が上だった。
男の子のパンチはかわされるかブロックされた。
N子のパンチは男の子の腕やボディに入っていった。男の子のガードは下がっていった。
N子のパンチが男の子の顔面に決まった。

ううぇーーーーん、ううぇーーーん、ううぇーーーん、ううぇーーーん

男の子は泣いてしまった。
レフェリーはそれでも攻撃しようとするN子を止めた。レフェリーはN子の腕を高々と上げた。
係員は泣いている男の子からグローブを脱がせて、テントの中の椅子に座らせた。
N子のパンチが決まったのは顔面でも正面ではなくほっぺただったので、鼻血は出ていないようだった。
父親が男の子の肩をたたき、母親が男の子の涙を拭いてやっていた。

556 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 17:06:26.63 ID:GzNGXs5rd
グローブは、青と水色と白のラガーシャツに黒の半ズボンと黒の長靴を履いた男の子の両手にはめられた。
N子が2番目に対戦する男の子である。

女の子であるN子が勝ったとき、会場からは大きなどよめきとともに、盛大な拍手が起こっていた。
男の子はこの上なく緊張した。
男の子のセコンド係の係員が「ボク、女の子に負けるな!思い切って行け!」と告げると、男の子にもスイッチが入ったようだった。
N子としばらくは対等の打ち合いができた。
でも、フットワークもパンチのスピードもN子の方が上だった。

男の子の手数はどんどん少なくなり、足の動きも止まった。
N子にパンチを浴びせられた男の子はN子に背を向けてうずくまってしまった。
しくしくと泣いている。
レフェリーはN子を止めようとした。N子はそれでも止まろうとしなかった。
「N子、やめなさい!」C子の声にN子はやめた。
レフェリーはN子の腕を高々と上げた。

係員はうずくまっている男の子を抱き起こしてからグローブを外し、次の男の子の両手にはめた。
男の子の母親が男の子に近寄り、抱きかかえるように観客席に戻った。
男の子は母親に抱かれてしくしくと泣き続けた。

557 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 17:22:06.33 ID:GzNGXs5rd
会場からはどよめきと盛んな拍手が続いた。

黒と白と赤の島のラガーシャツに黒の半ズボンと黒の長靴を履いた男の子がN子の最後の対戦相手だ。

男の子はなかなか仕切り線まで進もうとしなかった。係員に促され、背中を押されて仕切り線に近づいた。
男の子の顔はおびえている。目は大きく見開き、口は半開きになっている。
男の子は父親と母親の方を振り向いた。父親も母親も厳しい目で男の子を見るだけで何も言わなかった。
男の子は仕方なくN子の方を見た。

N子は今にも飛び掛りそうだった。レフェリーが制止しているのでそれ以上進めなかった。
男の子の目から涙が出始めた。男の子の脚が内股になった。長靴の角度が変わったため、光がきらきら反射した。涙の反射が見える観客席もあった。男の子の坊ちゃん狩りの髪の反射が見える観客席もあった。
男の子の半ズボンから脚を伝って液体が流れ出した。
男の子は崩れ落ち、内股の正座になり、泣き出してしまった。

レフェリーはN子の腕を高々と上げた。
係員は男の子をとりあえずテントに連れて行った。

558 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 17:29:08.02 ID:GzNGXs5rd
男の子は恐怖のため、失禁して泣いてしまったのである。
係員は男の子をその父親と母親とともに商店街の服飾店に連れて行き、その家のトイレで半ズボンとブリーフを脱がし、塗れた股間や脚を拭き、新しいブリーフと同じような黒の半ズボンを無料で履かせた。

N子は表彰を受けた。
観客はN子の強さを褒め称えた。
商品としてお菓子をもらった。

559 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 17:40:37.56 ID:GzNGXs5rd
この企画は青年会議所の軽いノリで行われたものである。
ひょんなことから子供用のボクシンググローブが手に入ったことと、保険代理店の若旦那が青年会議所にはいったことで成り立った。

書くのが遅れたが、ボクシングのリングはまったく用意していない。
公園の芝生に石灰で線を引いただけだ。

とにかくその年の青年会議所は軽いノリの連中に仕切られていた。
保険代理店もいい加減なことを企画書に書いていた。

子どもボクシングは新聞のX市版にだけ載った。だからN子たちY市の人々は読んでいないいない。N子もN子に負けた男の子も名前は出ていない。

子どもの日、子どもたちのすこやかな成長を願って、X市銀座公園で、X市青年会議所主催、子どもボクシング大会が催された。
中には3人の男の子を次々に泣かせて会場を沸かせた強い女の子もいた。

という記事を保険会社が目に付け、その若旦那はこっぴどく油を絞られた。

560 :夢見る名無しさん:2018/01/21(日) 17:43:45.60 ID:GzNGXs5rd
1レスあたりの行数は12行に抑えると読みやすいようですね。

561 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 18:47:54.33 ID:087fbrblx
B斗の家は小さな土建屋である。自宅の敷地は広く、事務所や資材置き場もある。
B斗の父親はほとんど、作業着に黒の大長靴である。母親は野良着に白は紺の長靴である。

幼稚園児か保育園児の時からB斗は一年中半ズボンだった。
自宅兼会社の敷地も自宅の回りもあまり舗装されていなくて、晴れの日でも長靴半ズボンのことが多かった。
園児の頃は黄色い長靴を履いていた。普通の豆長靴よりも長かった。家の周りは泥が多かったのだ。

B斗は長靴半ズボンで外でよく遊んだ。

562 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:02:22.78 ID:087fbrblx
資材置き場に砂利の山やさば土の山が築かれた。請け負った工事のためのものだ。
B斗は長靴半ズボンで家から外に飛び出し、山を登ったり、山から飛び降りたり、ダンボールを敷いてそり遊びをしていた。

少し離れた所にいた父親が血相を変えて飛んできた。
父親はB斗を摘み上げると、B斗にビンタをした。B斗は泣いてしまった。
「B斗、仕事場で遊ぶなと言っただろ!どんだけ危ないかわかっているのか!?」
母親も近づいてきた。
「お父さんはB斗のことを心配して言ってるのよ。危ないからもうおうちに入っていなさい。」

B斗の泣き声を聞いて姉の中学生のM代が出てきた。このころのM代はまだアイドルになろうとは考えていなかった。
M代は短いスカートに白の長い長靴を履いて出てきた。
M代はB斗を連れて資材置き場から離れた。

563 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:13:55.54 ID:087fbrblx
M代とB斗は玄関に長靴を履いたまま腰掛けた。
「B斗、痛かった?」「お父ちゃんなんかもう嫌いだ!」B斗は激しく泣き続けた。
M代はB斗を横から抱きしめ、やさしく頭や背中をなでた。

B斗は次第に落ち着いてきた。
「お父さんを許してあげてね。あの山は遊ぶところじゃないの。お父さんの大切なお仕事の場所なの。それに本当に危ないわ。B斗が怪我をしたら、お父さんもお母さんも私も悲しいわ。」

B斗の生脚には、M代の生脚とM代の長靴のゴムが触れていた。
泣いているときも泣き止んだときも、姉の生脚と長靴のゴムを自分の生脚に感じていた。
M代の胴体と手や腕の感触も全身で感じていた。
後者は暖かく柔らかいというものだったが、前者からはもう少し違うものも感じた。

B斗は長靴半ズボンがますます好きになった。

564 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:25:12.54 ID:087fbrblx
「B斗、お父さんに謝れる?」「うん!」

夕食時にB斗は父親に謝った。父親もビンタしたことをB斗に謝った。
B斗は二度と資材置き場で遊ばないことを誓った。

しばらくすると、家の脇で工事が始まった。父親は何の工事かしばらく言わなかった。
B斗もM代も仕事関連のものだと思っていた。

工事が完成した。
大きな砂場だった。半分は平面で半分は大きな山だった。
手間はかかるが山は移動変形させることもできるし、そのまま山登りやそりすべりもできる。
園児にとってはちょうどいい大きさだ。

565 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:32:00.33 ID:087fbrblx
「B斗、ちょっと外へ出てみろ。」父親がB斗を促した。
晴れの日が続いて地面がからからなのでB斗が短靴で出ようとしたら、「長靴を履いて!」と言われた。
B斗は喜んで長靴を履いた。堂々と長靴を履けることはうれしかった。
母親も姉のM代も長靴を履いて出てきた。

「B斗、誕生日おめでとう!誕生日のプレゼントだ。この中でなら好きに遊んでいいぞ。ただし、怪我をしないように気をつけてな。」
B斗は飛び上がって喜んだ。
今までこの工事は仕事関連で自分とは無関係だと思っていたからだ。
「お父ちゃん、ありがとう!」B斗は目を輝かせていった。これからの楽しい日々が輝いて見えた。
「B斗、よかったね。」M代も言った。

566 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:42:49.69 ID:087fbrblx
家の砂場にB斗はA樹やC子も招いて一緒に遊んだ。
どんなに晴れた天気の日でも、A樹は長靴半ズボン、C子は長靴スカートだった。
ここなら長靴を履くのが当たり前といえるので、A樹もB斗もC子もうれしかった。
B斗は青の長靴、C子はピンクの長靴だった。長さは普通豆長靴より長かった。
この砂場では長い長靴である必要があった。
A樹の姉のK子もA樹と一緒に来ることもあった。短いスカートに赤の長い長靴である。
長靴半ズボンと長靴スカートの5人がそろうこともあった。

砂場での遊びは小2のころまで続いた。
小2になると砂場も手狭になるし、飽きてもきた。
そんな様子を見計らって、B斗の父親はA樹やC子にも声をかけて、砂場をつぶした。
事業に展開のため、新しい機器や資材をを入れる必要が生じたのだ。

567 :夢見る名無しさん:2018/02/10(土) 18:30:43.28 ID:79ybDt3aU
長靴半ズボン少年の復活を期する。

568 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:41:16.12 ID:qfSIrztSR
A樹の家は普通のサラリーマン家庭である。
A樹の父親の会社は現業にも関わっていたので、A樹の父親は大長靴を履くことも多かった。
玄関には父親の大長靴があることが多かった。A樹は父親の大長靴にあこがれていた。

幼稚園のころのA樹は、父親の黒の大長靴をまぶしく見ていた。
A樹自身は青の豆長靴を履いていた。
まだ脚の短いA樹には結構長かったが、相対的な比率でも父親の大長靴のほうがはるかに長かった。

A樹は晴れた日でも長靴半ズボンでよく遊んだ。

569 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:48:33.30 ID:qfSIrztSR
A樹はB斗やC子ともよく遊んだ。
晴れた日でも、B斗は長靴半ズボン、C子は長靴スカートであることが多かった。

そのころは、C子はA樹やB斗より特に背が低いというわけではなかった。
ただ、身体能力はそのころからC子が抜群だった。
B斗の家に作られた巨大砂場兼砂山での遊びでも明らかだった。

そのためか、C子はA樹やB斗の姉のような存在になった。

570 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:59:14.41 ID:qfSIrztSR
ある日、A樹はB斗の家に行った。B斗の一家は留守だった。C子の家にも行った。C子の一家も留守だった。
A樹はしょんぼりとして家に帰ろうとした。でも、どうしても遊びたかった。
A樹はそのとき長靴半ズボンであった。

帰りに用水の工事現場を見た。行きはまだ工事が始まっていなかったが、帰りには始まっていた。
作業員たちが行き来と働いているのを目撃した。全員、黒の大長靴を履いていた。父親の大長靴に似ていた。
A樹は工事を手伝いたい衝動に駆られた。声をかけたくなってしまった。
実際には声はかけられなかった。その迫力に圧倒されたからだ。

A樹は結構長い時間、工事を見ていた。
最後まで見ることとなってしまった。
工事が終わると作業員たちは手早く機材をトラックに載せ、自分たちもトラックに乗り込んで帰ってしまった。

571 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:10:14.37 ID:qfSIrztSR
A樹は退屈になった。
そこでA樹は冒険に出ることにした。

近くを流れるT川の土手を登り、河川敷に下りて、下流へ下流へと行こうとした。
下流へ行くと大河Z川と合流するのだが、そのときのA樹はまだそのことを知らない。
T川の風景がA樹にとって魅力的に見えたのだ。

A樹は河川敷を下流に向かって歩き出した。草が茂っているし、でこぼこも多くて非常に歩きにくかった。
でも、A樹は堤防の道ではなく、野生的な河川敷を歩きたかった。

しばらくすると県道がT川に架かる橋があった。A樹もそこまでは来たことがある。
県道は交通量が多く、大型車も猛スピードで飛ばしている。父親も母親も姉のM代も県道を横断しないように、向こうに行かないように、と行っていた。

572 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:20:15.37 ID:qfSIrztSR
A樹は橋の下をくぐろうとした。
コンクリートの斜面が川の水面まで延びている。

のっぺらぼうではなく、くぼみのあるブロックが規則正しく並んでいる上体であった。
A樹がくぼみのふちに沿って伝っていった。
でも、隣のくぼみに進むためにはA樹の脚はまだ短かった。
橋の向こうに出ることには成功したが、かなり時間がかかってしまった。

せっかく外に出たのに、日が傾き始めたので、温かみが感じられなかった。
A樹の半ズボンの脚にも冷たい風が吹き付けてきた。
ただ、長靴を履いていたので結構温かかった。
ぬかるんでいるところもあったが、長靴なので平気だった。

573 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:25:50.36 ID:qfSIrztSR
A樹は不安になってきた。
登りやすいところを見つけて堤防に登った。そして家に帰ろうとした。
県道はまだ見えた。県道までは歩いていけた。
県道は車が轟音を立てて左右両方向から猛スピードで走っていた。
右が収まったかと思うと左、左が収まったかと思うと右から猛スピードの車が何台も来た。

A樹が渡ろうとすると、猛烈なクラクションが鳴った。
A樹は疲れと恐怖と不安のために涙ぐんでしまった。

574 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:33:50.69 ID:qfSIrztSR
一方、A樹の家ではA樹が帰らないので心配になった。
母親が家に残り、父親と中学生の姉のM代が探しに行くことにした。
M代はスカートにハイソックスだったが、赤の長い長靴を履いていくことにした。
A樹が長靴半ズボンで出かけたことを知っていたのだ。長靴にふさわしい場所にいるかもしれないと思ったのだ。

父親とM代はまずB斗宅、次にC子宅を訪れた。両方とも一家そろって留守だった。
父親とM代は手分けして探すことにした。

父親はT川の上流方面、M代は下流方面を探すことにした。
A樹が川に興味を持っていることに着目したのだ。

575 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:42:51.63 ID:qfSIrztSR
M代は堤防沿いに下流へと向かい、河川敷や水面を見た。

県道が見えてきた。A樹の姿はまだ見えない。
県道には車が猛スピードで走行し、向こう側があまり見えない。
M代は視線を河川敷に落とした。

半ズボンに青い長靴で蟹のようにブロックを伝っている男の子がいるではないか。
一番最初に目に飛び込んだのは、少し汚れているけれど鮮やかな青の長靴だった。
次に目に飛び込んだのは汚れていたけれどすべすべした生脚だった。
同時に飛び込んだのは、半ズボンと生脚に間からちらりと見えた白いブリーフだった。

576 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:54:51.78 ID:qfSIrztSR
M代はすぐに堤防から河川敷に下りた。
堤防から声を掛けるとA樹がびっくりして川に落ちてしまうのではないかを心配したからだ。

A樹は最後のブロックに差し掛かった。
「A樹。」
M代は声を掛けた。車の轟音でA樹には聞こえなかった。
M代はA樹に慎重に近づいた。A樹は気配で気づいた。振り返ると姉のM代がいた。

A樹は涙目だった。
「A樹、今、助けてあげるわ。お姉ちゃんの手を握って。」
A樹は足元に気をつけながら姉の手を握った。
M代は河川敷の安定した足元で踏ん張りながらA樹を引き寄せた。

577 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 19:02:26.27 ID:qfSIrztSR
A樹はM代に引き寄せられ、ブロックから脱出した。
M代は少しバランスを崩し、A樹とともに河川敷の草原に倒れてしまった。

A樹はM代に抱きついて泣き出してしまった。

A樹が泣き終ると、M代はA樹を連れて家に帰った。
A樹は母親からしっかりと絞られた。
「A樹、お母さんがどれだけ心配してしてたかわかる?もう、勝手に遠くに行っちゃ行けないよ。」
M代もA樹を再び抱きしめた。

翌日、M代はA樹から冒険の話を聞いた。
県道の橋の下を一人でくぐったことも聞いた。
M代はこっそりとA樹の勇気をたたえた。

578 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 13:42:33.67 ID:lg4vgyQFG
>>511に関連して

T中君の父親は先端技術に詳しかった。
ほとんどの人がまだ年賀状に自分で撮った写真を印刷しない時分から、自分で撮った写真を年賀状などに印刷していた。

T中君が小6の12月のある日、雪がまだ少し残っていたので<T中君は長靴を履いて登校することにした。
履くまでもないともいえたが、長靴半ズボンが好きなT中君は迷わずに長靴を履いた。
T中君の小学校では一年中、男の子は生脚に半ズボン、女の子は生脚に短いスカートと決まっていた。
T中君は黒の長い大人用大長靴から白いハイソックスをちらりとのぞかせた。

その日、T中君が登校するとき、父親が年賀状用の写真を撮影することになっていた。
母親もきょうだいも父親自身の写真ももう撮ってある。あとはT中君の写真だけになっていた。
父親としては、T中君がランドセルを背負って登校するところが希望だった。

撮影のその日まで雪が残っていることをT中君は祈った。
祈りは通じて、長靴半ズボンにランドセルで写真に写ることができた。

579 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 13:59:44.53 ID:lg4vgyQFG
T中君は家の前の道で自然に立っている状態で写った。
父親はその写真を他の家族の写真とともに年賀状に使った。
写真の下には「○○も小学校最後の冬、今年の春には中学生」と印字した。

T中氏は年賀状を出したのにT中氏に出さなかった人から返信の年賀状が来た。
「雪も残った真冬なのに半ズボンでえらいですね。」
「たくましい息子さんでうらやましいです。。
「脚が長くてかっこいいですね。」
など、真冬でも半ズボンのT中君に対する賛辞が付け加えられていることが多かった。

T中君自身が知るのは正月がかなりすぎてからであった。

580 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 14:15:37.01 ID:lg4vgyQFG
実は、その写真を撮った日に、体育の時間で肉弾があったのだ。

その時、S木君とともに、N子にヘッドロックされて頚動脈を圧迫され、落ちてしまった。
S木君はN子の両腕と脇に、T中君はN子の両太腿と両膝に挟まれて。
男の子二人が女の子一人に失神KO負けしたのだ。

S木君とT中君は平均より高い身長で小6としては普通の体格、N子は低い身長で太くは見えないが発達した筋肉を持っていた。

あの写真を撮った数時間後に、友達のS木君と二人で、一人の女の子に失神KO負けしたのだ。

父親が年賀状に使った写真を、T中君は父親からもらっている。
T中君は機会あるたびに自分の写真を見てK間を意識した。

581 :近藤:2018/03/13(火) 07:54:00.37 ID:XXynu+hu5
倉治郵便局長さんも、半ズボンを、はかせよう。
女性です。

582 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 17:59:39.70 ID:LJwzRSNH0
倉治郵便局は大阪府交野市の倉治郵便局のことでしょうか?
TVなどのメディアで話題になっているのでしょうか?
TVはあまり見ないので、TVには詳しくありません。

検索してみたら、2ちゃんねるで話題になっているようです。
もし、大阪府交野市の倉治郵便局の局長が女性だとすると、その2ちゃんねるはその方にハラスメント的な言い方をしているので、
スルーさせていただきます。

ただ、かつての少年のように、短い半ズボンにハンターなどの長靴をはいた女性というのは魅力的だと思います。

583 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 18:20:44.13 ID:LJwzRSNH0
言い方がきつすぎたとしたらごめんなさい。
例の2ちゃんねるのノリにはスルーしたいですが、長靴半ズボンの魅力に関することなら、どしどしとレスを下さい。

584 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 18:25:59.80 ID:LJwzRSNH0
長靴半ズボンの復活を強く求める!

585 :近藤:2018/03/16(金) 07:33:43.89 ID:i7XbJwkJv
西尾くにこさんも、ショウトパンツです。
倉治郵便局の、局長は、優しいです。
中村さんです。郵便局長。
長靴を、履かせよう。
倉治郵便局に、行こう。

586 :近藤:2018/03/17(土) 08:11:31.24 ID:7TuEvMZgN
テレビには、出てないです。
女性職員が、います。

587 :近藤:2018/03/17(土) 08:51:30.81 ID:so/8CCOuo
大阪府の、交野市に、ある、倉治郵便局です。
3代目の、局長です。
女性です。中村さん。

588 :近藤:2018/03/17(土) 11:03:41.20 ID:so/8CCOuo
西尾くにこさんに、長靴は、どうでしょうね?
色気が、あるよ。

589 :夢見る名無しさん:2018/03/17(土) 14:03:21.12 ID:HCNMWLoQV
関係する2ちゃんねるのスレを拝見しましたが、申し訳ありませんが、これでは当スレの方針と調和いたしません。

倉治郵便局は実在の郵便局で、中村さん、西尾くにこさんも実在の方でしょうか。
芸能人や政治家でなく一般人で実在の方をココに出すのは憚られます。

girl in rubberboots のような世界観、長靴と半ズボンの取り合わせの妙を追求する世界観で、特定の個人にはかかわらないような形でのレスならば歓迎いたしたいと思います。
そうでなければ、申し訳ありませんが、ご期待に添えませんので、当スレから退出していただきたいと思います。

せっかくおいでになったところ、申し訳ありません。
当スレをお見つけいただき、お越しになったことには、心から感謝いたします。

できれば、当方の要望を聞き届けられた上で当スレを盛り上げていただければ幸いです。
当スレの世界観とどうしても合わないということでしたならば致し方ありません。
強制する筋合いではないと思います。

ありがとうございました。

590 :夢見る名無しさん:2018/03/17(土) 14:07:27.13 ID:HCNMWLoQV
girn in rubberboots のアドレスです。
http://girb.net/index.html

591 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:00:20.44 ID:gmZXdJdcJ
再び >>511 に関連して >>578 とも関連。

S木君は、小6の冬の体育の肉弾の時の前に、小5の秋の体育のドッジボールのときにも、N子に「失神KO負け」していた。

小5の秋、S木君は黒の長い大人用長靴を買ってもらった。
サイズは大人用としては小さいほうだったが、ぜひとも長い大人用長靴を履きたかった。
今までの学童長靴も艶ありであったが、もう古くなっていた。新品の大人用長靴の艶は、学童長靴が新品のときよりも、強く明るく輝いていた。

体育のあるその日、雨が降っていた。雨は午前でやむという予報だったので、長靴をはかない子も結構いたが、S木君は迷わずに喜んで履いた。
その日、S木君は長靴半ズボンで登校した。白のハイソックスがちらりであった。

登校中、下級生の視線がまぶしかった。

592 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:18:35.12 ID:gmZXdJdcJ
雨は1時間目が終わらないうちにやんでしまった。
体育は午後だったので、外で行うことができた。ドッジボールだ。

子供たちは白の半袖体育服に、男の子は黒の短いジャージの短パン、女の子は黒のジャージのブルマだった。
背の高くなった男の子が少し、大人用長靴を履いていた。
その中ではS木君は一番背が低いけれども、大人用長靴を履いたひとりになれて誇らしかった。
ピンクの長い長靴から白のハイソックスをちらりとさせたN子とは敵チームになった。

N子の球がS木君の隣にいた女の子に当たった。
S木君はその球を拾うとすぐに、N子に当てようと投げた。
N子は投げたばかりで、まだ後方に十分に下がれていなかった。
S木君はN子の脚を狙ったが、高くなってしまい、腹部あたりでN子に取られてしまった。

S木君は大急ぎで下がろうとしたが、N子の動きはS木君よりすばやかった。
S木君が下がろうとしたときには、N子は球をもう投げていた。
N子はS木君の太ももを狙おうとしたが、高くなってS木君の胸に当たった。

593 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:34:45.85 ID:gmZXdJdcJ
ボムッ
思ったよりも大きい音がして、球はN子のチームの内野に戻った。
S木君は、N子の球を避けることも受けることもできなかった。
S木君は1歩か2歩脚が後ろに回っただけで、仰向けに倒れてしまった。

N子はこぼれた球を持って更に投げようとした。
S木君のチームの子は、S木君が当てられたときに皆下がり隙がなかったので、N子は外野に球を回した。

S木君が起きてこないし、動かないので、先生がホイッスルを鳴らしてドッジボールをやめさせた。

先生はS木君に近寄ってひざまずいた。「S木君!S木君!」
反応がなかった。
S木君は呼吸をしていない。
先生は心臓マッサージをした。マウスツーマウスの人工呼吸もした。
呼吸が回復しないので更に心臓マッサージをした。
2回目のマウスツーマウスの人工呼吸で、S木君の腕が動いた。大長靴の脚も動いた。

594 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:46:02.76 ID:gmZXdJdcJ
S木君は目を覚まし、呼吸を再会した。青くなった顔色に赤みが差してきた。
先生はN子を通して保健室に担架を要請した。
先生はS木君を担架に乗せ、養護の先生と保健室に運んだ。

S木君は保健室で元気を取り戻した。先生は帰りに、S木君を校医の医院に連れて行った。検査の結果、異常なしだった。
S木君の母親、N子の母親も駆けつけた。N子の母親はS木君の母親に謝った。
数日後と数週間後の検査でも異常なしだった。

S木君はN子に勝つことを目標にした。
S木君とT中君と同じく平均より高い身長で小6としては普通の体格、N子は低い身長で太くは見えないが発達した筋肉を持っていた。

S木君は新しい大長靴でN子に負けたことが悔しかった。
できればこの長靴半ズボンでN子に勝ちたかった。

そのチャンスは小6の冬の体育の肉弾でめぐってきたが、そこでもS木君はN子に「失神KO負け」してしまったのだ。

595 :近藤:2018/03/24(土) 09:13:38.53 ID:jeoFPrGAy
半ズボンで、ハウスゆうに、来てください。
手芸品を、買いましょう。072−848−7640が、
電話番号です。
大阪府枚方市中宮山戸町7−23.
ハウスゆう。
近藤和。

596 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:07:08.62 ID:eSKRSwPTo
K太とL気は、喘息とアレルギーの治療のために、キックボクシングのジムに通っている。
小学生のころは、真冬でも半袖半ズボンで過ごした。中学生になっても私服では、半袖半ズボンであった。
治療のためである。

中学2年の6月、L気の家では、土曜日に、K太を招き一泊させ、日曜日に、L気の父親・母親・L気・K太で鮎釣りバーベキューに行く計画を立てた。
そのエピソードを少し書き直したいと思います。

495〜498に相当します。
その前には、ジムでの練習、L気宅でのお泊りのエピソードがありますが、鮎釣りバーベキューだけに絞ります。

K太にもL気にも鮎に対するアレルギーはなかった。野菜にはほとんどなく、K太またはL気どちらかが該当するものが避けられた。
肉ではK太にもL気にもアレルギーが該当しないのは牛肉だったので、肉は牛肉だけにした。牛肉を入れるケースには保冷財をたくさん入れた。

その日は晴れていた。車はK太の家に近くも通った。そしてどんどんと山奥に向かった。
駐車場のような所にきた。山の中は朝近くまで雨が降っていたようで、車の外はぬかるんでいた。アスファルトはない。
短靴できた家族やグループはひいひい言いながら駐車場をよろめいていたが、K太、L気、L気の父親、母親はまったく平気だった。
K太とL気の服装をもう一度紹介すると、

K太は白地で無地の半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、紺に黄色のV字ラインが入ったマリンブーツ、
L気は白地に少し模様のついた半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトにに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、黄色に紺のV字ラインが入ったマリンブーツ

だった。(詳細は482)

597 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:11:55.69 ID:eSKRSwPTo
L気の母親も長靴を履いていた。ベージュの長い長靴である。

長靴で来た人は少なかった。大人ではL気の父親と母親とあと1人、幼児が数人であった。
川原まで下りてていく道はどろどろだった。滑って転ぶ人もいた。K太やL気たちは軽い足取りでよたよたしているグループを抜かしていった。

長靴(マリンブーツ)を履いているK太とL気はL気の父親の鮎釣りを積極的に手伝うことができた。
雨上がりということもあって釣果はいまひとつだったが、バーベキューには十分であった。
K太とL気はバーベキューセットの用意をした。燃料は持参してきた炭を使った。鮎は塩を振って直火で焼き、牛肉と野菜を鉄板で焼いた。
鮎は少なかったが、たくさん用意した牛肉で満腹になってしまった。

K太とL気はバーベキューセットを挟んでポーズをとってL気の母親に写真を撮ってもらうことになった。少しずつポーズを変えて何枚か撮ってもらった。

午後は、K太の家とL気の家それぞれへのお土産のための鮎を釣ることに専念した。あまり取れなかったが、それぞれ数匹は取れた。

598 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:16:58.49 ID:eSKRSwPTo
K太とL気のマリンブーツに、
あるいは、小学生よりは一回り大きく脚も長いのに、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、デニムの短い半ズボン、スポーツハイソックスをちらりとさせて、長いマリンブーツを履いた、K太とL気に、
じろじろとした視線を向ける者たちもいた。
小学校中学年くらいの、バミューダパンツにサンダルの少年が、「あいつ、長靴履いてるううう!」と小学校高学年くらいの、長ズボンにサンダルの、兄らしき少年に言って、二人で「やあい、長靴っ!」と野次を飛ばしたが、
K太もL気もまったく反応しなかった。

599 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:18:52.16 ID:eSKRSwPTo
それは午前のことで、午後には、K太の長靴に似た色の長靴を履いた幼い男の子と、L気の長靴に似た色の長靴を履いた幼い女の子が、「この長靴、かっこいい。」と言って指差した。
男の子はK太の長靴を触りだしたので、男の子の母親が「やめない。」と言った。
「いいですよ。」K太は易しく言った。「ありがとうございます。ごめんなさい。」母親が言うや否や、女の子が「遊んで!」と言った。
「まあ!」母親が言ったが、「いいですよ。」とK太、「じゃあ、遊ぼうか?」とL気が言った。
「何して遊ぶ?」K太が言うと「○○ごっこ!」と当時上映されていた戦隊ものを挙げた。
戦隊ものは5人である。5人目にL気の父親が入ってくれた。幼い男の子は長靴半ズボン、幼い女の子は長靴スカート、K太とL気はマリンブーツに半ズボン、L気の父親は長靴長ズボンだった。
安全のため、場所は少し上がった広場で行った。幼い男の子と女の子は退屈していたため、戦隊ごっこを大いに楽しんだ。

K太もL気もキックボクシングを何年もやってきているので、安全に対する配慮は同い年の少年に比べてはるかに的を射た対応ができる。L気の父親も入っていたので、遊びは無事に終わった。
危ないことが起こりそうになるたびに三人のうちの誰かがうまく遊びを止めて安全を図った。

600 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:21:27.11 ID:eSKRSwPTo
K太もL気もキックなどを披露した。男の子も女の子も「かっこいい!」と言ってくれた。
L気の母親と男の子、女の子の父親、母親の三人が遊びを見守っていた。

「本当にありがとうございます。」幼い子たちの父親が言った。
「お兄ちゃんの妹もまだ早かったのですね。主人が鮎釣りが趣味なものですから……」幼い子たちの母親が言った。
「うちの子も実はまだ戦隊もの見てますによ。」L気の母親が言った。
「立派なお子さんたちですね。お二人はご兄弟ですか?」
「いいえ、黄色い長靴の子が私の子で、青?紺の長靴の子が同い年のいとこです。」
「大きいですね。何年生ですか?」
「中学2年生になります。二人とも喘息とアレルギーがありまして、お医者さんから中学生までは1年中半ズボンでなければいけない、といわれていますの。私の家系の体質かしら?」

601 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:37:17.20 ID:eSKRSwPTo
「そんなふうには見えませんわ。お二人ともたくましくかっこいいですわ。何かスポーツをなさっているのですか?」
「部活で少しばかり……」
「半ズボンに長靴が本当によく似合っていますわ。脚が長くてかっこいいです。中学2年生くらいが一番似合うかもしれませんわ。本当に何とか戦隊みたい!」

K太がキックボクシングをやっていることを隠していることをL気はL気の家族に伝えてあった。

K太とL気は喘息とアレルギーの治療のために小3からキックボクシングのジムに通っているが、ぜんぜん強くならなかった。
キックもパンチも何とかなったのは小6からである。

小学校6年生最後の試合、K太もL気も女の子と対戦して、二人ともKO負けをしている。
386〜388 392〜393参照。
K太は中2になってからの試合で、女の子にハイキックを決められ、失神失禁脱糞KO負けをしている。
キックボクシングをしている、ということを知られるのは恥ずかしかった。

602 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:46:44.14 ID:eSKRSwPTo
でも、幼い男の子と女の子、その父親と母親、そして、K太やL気たちを見ていた人々の反応は違った。

子供や若者が格闘技などのまねをしてキックをするのとはまったく違った美しさがあったのだ。
K太とL気はずっと練習に耐えてきたのだ。

K太もL気も、見ている人たちに笑われ、軽蔑される覚悟はしていた。
それでも、やめなかった。
小さな子供たち二人を最後まで楽しませてあげたかったからである。
また、自分たちのキックのフォームにも自信がついてきたからでもある。理にかなった動きであったので、動いていて総会でもあったからである。

603 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:54:39.15 ID:eSKRSwPTo
戦いごっこが終わると、見ていた人々から拍手が起こった。
K太とL気は思わず顔を赤らめた。

遊びを終えると片づけをして車に乗り込んだ。幼い子たちは手を振ってくれた。幼い子たちの父親と母親は何度も礼を言ってくれた。

帰りの車中では疲れと満腹感のため、K太もL気も眠ってしまった。
行きははしゃいでいたK太とL気だが、帰りは疲れて後部座席で眠ってしまった。車のゆれに伴い、またキス状態になっていた。KKNも半ズボンの中でBKKしていた。

K太の家に到着した。K太はL気とともにL気の父親に起こされ、車を降りた。
L気の父親と母親がK太の父親と母親に挨拶した。お土産として採った鮎を渡した。
K太の母親は家に上がるように言ったが、L気の父親は遠慮して帰った。

次の練習日、L気はその日の写真をK太に手渡した。

K太もL気も、小6の潮干狩りの写真と中2の鮎釣りバーベキューの写真を大切に保存してある。

604 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 17:07:26.54 ID:eSKRSwPTo
K太とL気の長靴半ズボンを笑った兄弟は、半ズボンも長靴もかっこ悪い、と思っていた。
だが、鮎釣りバーベキューから帰ると、兄も弟も短い半ズボンを履くようになった。
母親がなぜ急に半ズボンを履くようになったかと尋ねると、暑いからだと答えた。
そればかりか、雨が降ると長靴を履くようになった。雨でなくても長靴を履く必然性が少しでもあるときには、長靴を履くようになった。
夏場であったので、長靴半ズボンになることが多くなった。
母親がなぜ急に長靴をはくようになったかと尋ねると、足が濡れるのは気持ち悪いからだと答えた。

実は、この兄弟は、K太とL気をかっこいい、と思ったのだ。
兄は中学生になってからも長靴を履くつもりで、K太やL気のようなマリンブーツも買ってもらったほどだ。

この兄弟は、中学生になってからも、マリンブーツや大人用長靴などで、こっそりと長靴半ズボンを楽しんだという。

誤字脱字が多くなって申し訳ありません。
まあ、なんとか「忖度」(モリカケ問題じゃないけど)してください。

605 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 17:35:29.02 ID:g7WqV/uYz
>>595
レス遅れて申し訳ありません。
当方、大阪府からは結構離れた場所に住んでいますので、そちらに今すぐうかがうことはできません。
機会がありましたらお邪魔させていただこうかと存じます。

当スレには、長靴と半ズボンの取り合わせに関するネタを提供していただき、盛り上げて下されればと存じます。

606 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 17:37:14.49 ID:g7WqV/uYz
長靴半ズボン少年の復活を切に求める!

607 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 20:56:00.83 ID:+7TKKihmh
猛禽類っぽい雌の生殖器に自分の性器突っ込んで腰を振ってる夢、めっちゃエロかった


起きて正気に戻った

608 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:42:19.10 ID:4myRM6U4a
K太君、L気君の小6から中2までのキックボクシングのエピソードについて、追加変更させていただきたいと思います。
>>384 から >>412 び相当します。小6から中2につきましては、>>399 から >>412 に相当します。

k太君、L気君の紹介として、>>384>>389 を貼ります。

609 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:43:20.96 ID:4myRM6U4a
384より
小学校時代、真冬でも半袖半ズボンで通した少年がいた。雨の日や雪の日は長靴を履いた。
でも、あまり強くなかった。徒競走や相撲で女の子に負けるところをよく見た。
雪合戦ではそいつの生脚にめがけて雪球を投げた。どんなに当たっても泣き言を言わなかった。
教室に戻ると真っ赤にした手をこすりながら泣きそうになっていた。でも、半袖半ズボンをやめなかった。
あまり強くないから強くなるためにそうしていたのかもしれない。

K太の小学校での同窓生であるある人物は、ある雑誌でK太のことをそんなふうに書いていた。

K太は東京近郊の東京より内陸性の気候でやや積雪もある地域に住んでいる。
身長は平均よりやや高く、やややせていて、平均的な体重だった。
K太は生まれつき喘息や複数のアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。

K太は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

610 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:44:42.64 ID:4myRM6U4a
389より
L気は都内に住んでいる。お受験をして(させられて)F大学付属小学校に入学した。
L気も生まれつき喘息やアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。
F大学付属小学校を選んだのは、将来の進学のことだけでなく、きめ細かい配慮を期待してのことでもあった。
幸いなことに制服は一年中半ズボンだった。L気の両親は事情を説明して、上も1年中夏服の半袖の着用を願い出て了承された。

L気は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

L気に少し遅れてK太が入門してきた。
L気とK太は事情が似ているし、実力も似ているので仲良しになっていった。
L気の実力や戦績はK太と大体同じであった。身長も体重も体型もほとんど同じであった。

611 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 18:01:39.47 ID:4myRM6U4a
あらまし
小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
小6.3月 小学生最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血

612 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 18:12:59.51 ID:4myRM6U4a
611にわざわざカキコしたのは、私のメモのためです。
この頃、悪い頭がますます悪くなって、記憶が続くかどうか自身がありませんので。

新しくU子ちゃんという女の子を登場させます。
K太君もL気君も等しく1回失神KO負けさせるためです。

なお、医学的妥当性は考えておりません。
もう昭和、遅くて平成1桁の頃ですが、喘息の治療のために薄着や過酷なスポーツをさせる、という話を医学雑誌で読んだことがありました。
その医師のもとではないとは思いますが、その方式で不登校になったという話も、臨床心理学の雑誌で読んだことがありました。
そんなところから出た妄想です。

今日は時間がありませんので、続きはまたゆっくりと行っていきたいと思います。
数回以上かかるかもしれません。

613 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:16:13.27 ID:QndB2zUrJ
小学校6年生9月の試合だった。
その日、両親は都合が悪く、途中の駅まで送ってくれただけで、会場まではL気一人で行った。
その日、後に温帯低気圧に変わる小型で弱い台風のため、雨が結構強く降っていた。
L気は赤と白と青の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

614 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:31:04.62 ID:QndB2zUrJ
L気は同い年で同じ体重の女の子と対戦することになった。
身長はL気より低いが筋肉は女の子のほうが発達していた。

会場の体育館に着くとすぐに入ったトイレから出たL気は、隣の女子トイレから出てきた女の子を鉢合わせた。
女の子は鋭い視線でL気を見た。
女の子は白の半袖ブラウスに青のタータンチェックのスカートに白の長い長靴を履いて、L気と同じようなスポーツバッグを持っていた。

L気は、その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
コーチから伝え聞いていた身長・体重と一致する気がした。
もしかして対戦相手の○○W子かもしれないと思った。
受付でその女の子の直後に並んだため、本当にそのとおりだと確認できた。

615 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:39:21.59 ID:QndB2zUrJ
コーチはU子が強いことを知っていた。L気にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。L気は、パワー・スピード・スタミナともにU子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからU子が大幅にリードした。
2ラウンド、L気は息が上がっていたが、U子は平然としていた。

コーチがL気に積極的に攻撃していくように指示した。
L気は、スタミナが切れていたが、このままでは判定で負けである、と思って積極的にキックやパンチを出した。
U子もL気に対応して激しくキックやパンチを出した。
U子がやはり優勢である。

616 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:49:06.71 ID:QndB2zUrJ
U子のキックがL気の胸に決まった。
L気は崩れるように仰向けにダウンした。

ワン、ツー、
レフェリーがカウントを数えだしたが、L気の様子を見てすぐにゴングを要請した。

レフェリーはU子の腕を高々と掲げると、L気の脇でひざまずいた。
L気は失神していた。そればかりか呼吸がない。
レフェリーはすぐに心臓マッサージとマウスツーマウスの人工呼吸を施した。

腕と脚が動いて、L気は意識と呼吸を回復した。
担架が要請され、L気は医務室に運ばれた。

617 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:59:52.40 ID:QndB2zUrJ
要請していた救急車が到着した。L気は救急車のストレッチャーに乗せられて病院に運ばれた。L気の着替えや荷物も一緒に運ばれた。
病院に到着するとコーチはL気の家に電話した。L気の母親が病院に駆けつけた。
L気の母親もK太のKO負けには慣れているけれど、失神KO負けは初めてなので顔色が少し青くなっていた。

L気は点滴を受け、さまざまな検査を受けた。結果は異常なしだった。入院は2泊3日、火曜日の午後には退院でき、水曜日からは登校できる、との診断だった。
L気の母親は安心した。学校の欠席理由は説明に手間取るので、アレルギーの再発とした。

618 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:09:10.05 ID:QndB2zUrJ
L気は外科の病棟に入院した。交通事故のおっさんたちと相部屋だった。

月曜日の夕方、U子が母親とともに見舞いに来た。
「○○L気君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○U子と母でございます。このたびはL気君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。」
「L気君はいらっしゃいますか?」「今、疲れが出て眠っています。起こしましょうか?」
「いえいえ、起こしていただかなくて結構ですわ。花束だけお受け取りください。」
U子は花束を持ってきた。「○○K太君、早くよくなってください。すばらしい試合をありがとう。」というカードも入っていた。
そのとき、L気は眠っていた。U子は花束をK太の母親に渡すとL気の寝顔に礼をしてU子の母親とともに帰った。

619 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:13:09.23 ID:QndB2zUrJ
L気が退院することになった。
L気は、白地に赤と青の半袖ポロシャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、用具を入れたスポーツバッグを持って母親と並んで、同室の患者(交通事故のおっさん)に挨拶した。

「短い間でしたけどL気がお世話になりました。このたびおかげさまで退院することになりました。皆様方のいち早いご回復をお祈りいたしております。L気、皆様にご挨拶を。」
「短い間でしたけどお世話になりました。僕退院することができました。皆様のご回復をお祈りしております。早くよくなってください。」
「しっかりした挨拶ができたじゃないか。何年生だ?」
「6年生です。」
「脚が長くてかっこいいね。君くらいの子が半ズボンだとますますかっこいいね。長靴も長くてかっこいいね。」
「L気は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」

「えらいね。昨日花束を持ってきた女の子は君のガールフレンドなのかい?」
「………」
「もてるね。こんなきれいな脚の男の子がボーイフレンドなんて、あの女の子もやるじゃないか?あの女の子も健康的でかわいかったぞ。やるなあ、君。」
「いいえ、日曜日の試合の対戦相手です。」
「あの女の子が君を失神KOしたのか?」
「は、はい。」
「背は君のほうが高いが、あの女の子のほうが筋肉があったかもな。もっと筋肉をつけろ。」
「次は女の子に負けるなよ。」
「はい。」
「では、皆様、失礼します。さ、K太。」

K太と母親は病室を退出した。

620 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:28:20.20 ID:QndB2zUrJ
L気とL気の母親が病室を出てエレベーターの前に来ると、エレベーターからは、U子とU子の母親が出てきた。
その日は晴れていたが、L気は入院のときと同じ、黒の長い大人用大長靴だった。
U子は試合の日と同じ服装だったが、長靴の変わりに、白の編み上げのおしゃれなブーツを履いていた。

「○○L気君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○U子と母でございます。このたびはL気君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。花束までいただきましてありがとうございます。」
「○○君、大丈夫?」「○○さん、ありがとう。もう大丈夫だよ。花束ありがとう。」「ごめんね。」
「そんな、いいよ。○○さんのほうが僕より強かったのだから仕方ないよ。」
「L気もU子ちゃんのように強くなってほしいんですけど。」
「いいえ。○○君も強いですよ。○○君が強いからつい本気になってしまったと、うちのU子も言ってました。。これはほんの心ばかりの粗品ですが、L気君と召し上がってください。」
「いいえ、とんでもない。」「いいえ、どうぞ、どうぞ。」「いいえ、」「どうぞ、」「では、お言葉に甘えて。」
L気の母親が言葉を続けた。
「L気は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」

「えらいですね。試合の日は雨だったから長靴なのですね。長い長靴に半ズボンで脚が長くかっこいいわ。脚に筋肉が付き始めてるわ。L気君、絶対強くなりますよ。」
「ありがとうございます。少しでもU子ちゃんに近づけるようにがんばらせますわ。」
「L気君のようなすばらしいお子様と対戦させていただいてU子も幸せです。」
「退院の手続きもありますので、今日はこれにて。」「失礼しました。お大事に。」

L気と母親は車で帰ったので、長靴半ズボンで歩いたのは駐車場までだった。

621 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:47:38.98 ID:QndB2zUrJ
小学校の高学年からK太のキックボクシングの実力は飛躍的に向上したけれど、平均以下であった。
中学生になっても平均との差はあまり縮まなかった。
女の子との対戦はなくなっていった。男の子との対戦でも負けのほうが多かった。新人に対して勝つというくらいだった。
もう女の子と対戦することはない、もう女の子に勝つ機会はないと思っていたとき、チャンスがめぐってきた。

中1の9月、同い年の女の子との対戦が舞い込んできた。
相手は、ちょうど1年前、L気が失神KO負けした、U子である。
K太は少し怖くも感じたが、それよりもL気の仇を取りたい気持ちのほうが強かった。
K太とL気の身長と体重は今までずっとほとんど差がない。同じように成長してきた。
中1の9月では、K太は身長でも体重でもU子を大きく上回っていた。
K太のジムでもU子のジムでも両者の実力は釣り合う、と見たのだろう。

622 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:56:10.13 ID:QndB2zUrJ
その日、両親に試合を見られたくなかったK太は、一人で試合会場に行った。
停滞前線の長雨が続いていた。
L気は赤と白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

会場の体育館に着くとすぐに入ったトイレから出たL気は、隣の女子トイレから出てきた女の子を鉢合わせた。
女の子は鋭い視線でL気を見た。
女の子は白の半袖ブラウスに青のタータンチェックのスカートに白の長い長靴を履いて、K太と同じようなスポーツバッグを持っていた。

K太は、その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
コーチから伝え聞いていた身長・体重と一致する気がした。
もしかして対戦相手の○○U子かもしれないと思った。
受付でその女の子の直後に並んだため、本当にそのとおりだと確認できた。

623 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:05:42.85 ID:QndB2zUrJ
コーチはU子が強いことを知っていた。L気にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

ゴングが鳴った。
1Rの判定はまったくのイーブンであった。
贔屓目に見れば、K太が優勢と言えなくもなかった。

2R以降、判定でU子に差をつけられた。
筋肉の差が体力の差だった。L気は、パワー・スピード・スタミナともにU子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。

5Rとなった。
U子はまだまだ元気に動けたが、K太は棒立ち状態だった。
しばらくすると、K太は本当にコーナー近くで棒立ちになった。

K太は顔面をガードする以外、何もできなかった。
U子のキックやパンチが次々に決まる。
K太は内股のままの正座でダウンしてしまった。
顔面をガードしていた腕がだらりと下がってしまい、顔はうつむいてしまった。

624 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:12:40.60 ID:QndB2zUrJ
ワン、ツー、
レフェリーはカウントを数えだしたが、すぐにゴングを要請した。

U子はレフェリーに腕を挙げてもらうと、主審や四方の席に向かって、左右のグローブを胸の辺りで合わせて、礼をした。
それがすむと、K太の前に来て、同じように礼をした。
K太にはそれがわかったけれど。グロッキーになっていてまったく反応できなかった。

K太はコーチに抱き起こされ、リングの外からは、コーチに横抱きされて控え室に退場した。

625 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:42:17.36 ID:QndB2zUrJ
K太は赤と白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場の体育館を出た。
外はまだ雨が降っていた。
K太は帰るふりをして、体育館の裏手に回った。
K太はしゃがみこんで泣き出した。

ぬれた長靴のゴムが生脚の太腿の裏に当たった。
その感覚が中学校になってからの女の子との試合でKO負けしたことと相乗して、K太はたまらなくなった。

K太が泣き終わると、雨が上がり、晴れ間が出てきた。
帰り道、生きと同じように、大人たちの視線が心地よかった。

626 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:52:59.39 ID:QndB2zUrJ
611

あらまし
小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
小6.3月 小学生最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血

の内、

小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー

について、カキコしました。

627 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:05:28.17 ID:QndB2zUrJ
K太君、L気君ともに、U子ちゃん、V子ちゃん、W子ちゃんと対戦しました。
もちろんすべてK太君、L気君のKO負けですけど(笑)

K太君は小6で1回、中1で1回、中2で1回、
L気君は小6で2回、中2で1回、
失神失禁脱糞KO負けは、K太君1回、L気君0回、
マウスツーマウスの人口呼吸は、K太君0回、L気君1回、
失神失禁脱糞KO負け防止の浣腸は、K太君0回、L気君1回、

とアンバランスですが、体験の過激さという点では二人ともバランスが取れているような気がします。
もちろん、こんな体験が現実にあったら安全という面から大問題ですが、あくまでも心象風景(妄想といわれれば反論の余地なしですが……)ということで。

628 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:24:44.61 ID:QndB2zUrJ
もう一度整理

小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、翌日、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、レフェリーからマウスツーマウスの人工呼吸、入院、U子らがお見舞い
小6.3月 小学校最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け、入院、W子らがお見舞い
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、翌日、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血、V子の祖父、試合前、L気と会話、試合後、L気に手紙

男の子は小中ともにすべて長靴半ズボン、女の子は長靴スカート(一部ブーツ)
男の子が中学でも半ズボンである理由は本文で説明済み。

コピペも使ったため、修正がうまくいかなかった箇所、その他の誤字脱字もあります。
適宜、忖度(モリカケではない)してください。

いつか、もっとわかりやすくアップするかもしれません。
根性がなくてできないかもしれません。

629 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:28:44.33 ID:QndB2zUrJ
>>590
girn in rubberboots のアドレスです。
http://girb.net/index.html

とありますが、
girl in rubberboots ですね?

630 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:32:24.35 ID:QndB2zUrJ
もう、私自身が疲れてきました。
時々刻々、知力も体力も劣化している私です。(もともと劣化していた水準からですが……)

これから仕事でこき使われるので、しばらくレスできなくなるかもしれません。

631 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:35:19.26 ID:PHyuzMcku
>>331
A樹君B斗君C子ちゃんの中学校入学のあたりを少し修正します。
A樹君たちが中学生でも半ズボン、長靴半ズボンでいられるような状況設定についてです。
旧バージョンでは、すべての男子生徒に中2の秋の衣替えまで校則で強制とのことでしたが、もう少しリアリティのありそうなものにします。

632 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:36:41.58 ID:PHyuzMcku
A樹B斗C子は揃って同じ中学校に入学した。
3人は小学校では奇跡的に同じクラスだったが、中学校では3人ともばらばらのクラスになり、3年間ずっとそうだった。

中学校の制服は、男子は普通の黒の詰襟、もちろん長ズボンであり、女子は普通の黒のセーラー服で、スカートはひざより長い。

では、半ズボンとは無縁となるか?いやそうではなかった。

X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

633 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:47:23.12 ID:PHyuzMcku
入学式、始業式が終わると、部活動の登録が始まる。
A樹たちの中学校にはレスリング部がある。

レスリング部は練習が厳しいので有名だ。
そればかりではない。
レスリング部に入ると、中2の秋の衣替えまで、男子は、私服では真冬でも半ズボンで過ごさなければならない。もちろん生脚である。
女子も生脚のスカートで過ごさなければならない。

上級生も見張っているし、顧問のZZはすぐ隣の学区に住んでおる。

634 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:48:38.50 ID:PHyuzMcku
A樹もB斗もC子も運動をしたくて仕方がなかった。文化部や帰宅部という選択はなかった。
あの日、河原での合同トレーニングに参加していた部活に入りたかった。

A樹はサッカー部、B斗はテニス部を考えていた。でも、レスリング部に入ることにした。
なぜなら、C子がレスリング部に入るからだ。

635 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:50:09.96 ID:PHyuzMcku
レスリング部は中学校では珍しい。
顧問のZZは体育の教員で生徒指導主任だ。授業でも生徒指導で部活でも厳しいことが知られている。
地元国立大のX大学教育学部のころからレスリングで鳴らした。教員になってからであるが、国体で優勝し、X県のメダルの数をかろうじて全国1位にするのに貢献した。
体協関係でも実力者で、管理職になるのは時間の問題だといわれている。
レスリング部を作りたいとZZが言ったとき、管理職も教委も反対できなかった。
結構予算をかけて設備を整えた。

珍しい部活である。それも部員が多くなった一因である。
A樹もB斗もC子も珍しいことをやりたかった。(理由甲)

636 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:50:58.36 ID:PHyuzMcku
レスリング部に入ると非常に厳しい生活が待っている。
だが、レスリング部員であるということは、ZZの完全な庇護下にあるということだ。
レスリング部員である限り、いかなる不良も近寄ってこない。ただ、レスリング部員でなくなると、たちまち不良から目をつけられる。(理由乙)
レスリング部のそのような側面は、A樹B斗C子にとってまったく未知のことだった。

637 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:59:19.18 ID:PHyuzMcku
レスリング部では、男子はすその短い半ズボンのようなシングレット(吊りパンツ)、女子は競泳用水着のようなシングレット、男女ともハイソックスに編み上げブーツ、編み上げにはテープをする。
A樹やB斗は長靴半ズボンのようなスタイルになる。C子は競泳用水着に長靴のようなスタイルになる。

女子のシングレットは、赤の単色に白いラインが少し、青の単色に白いラインが少しの競泳水着タイプだった。

男子のシングレットは、女子に比べて胸や背中が広く開いていて、下半身は激短半ズボンの長さだった。
赤も青も下半身は半ズボンの形に黒で、上半身が赤のと青のがあった。上半身には白いラインが少しあった。
長靴半ズボンそのものだった。

A樹B斗C子を惹きつけてやまなかった。(理由丙)

638 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:00:38.74 ID:PHyuzMcku
A樹B斗C子がレスリング部に入部した理由は、第1に丙、第2に甲であって、乙のことは何も考えていなかった。
A樹とB斗にとっては、C子が入部するということも重要だった。

639 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:17:02.51 ID:PHyuzMcku
中学生は半ズボンで過ごすべきだというのが、顧問のZZの信念だった。
少なくとも中学校時代の半分は半ズボンであるべきだと考えていた。

県庁所在地のX市では、中1の秋まで半ズボンで過ごす少年は多かった。Y市でも珍しくなかった。
半ズボン強制を嫌がる少年たちもいたが、そうでない少年たちも結構いた。

A樹とB斗にとっては嫌がるどころではなかった。
堂々と半ズボン、場合によっては長靴半ズボンで過ごすことができるのだった。

640 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:23:52.28 ID:PHyuzMcku
レスリング部員は、私服になったとき、誇らかに半ズボンで歩いていた。
中には、中2の冬になっても、中3になっても半ズボンで押し通す少年もいた。
A樹たちの中学校ででは、半ズボンはむしろ、ステータスシンボル、といってもよかった。

C子たち女子も男子とつりあうように、生脚に短いスカートですごくこととなった。
C子も短いスカートを履くこと、短いスカートに長靴を履くことは好きだったので、何の苦にもならなかったどころか、うれしかった。

641 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:07:59.99 ID:ZWiY3yfsF
小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート

C子の妹N子はC子より6才年下である。
C子が小6になったときも、体育の服に変更はなかった。ただ、女の子の体育用スカートはなくなって、ブルマだけになった。

冬で雪が少し残っていた。C子が2人の男の子、A樹とB斗を”失神KO”したときと同じ日だった。
C子は小柄だったが、N子の身長は平均的だった。
見るからに太く筋肉もムキムキというわけではないけれど、よく見ると筋肉が発達していてバネが他の男の子や女の子とぜんぜん違っていた。
体育はずっと5以外とったことがなかった。
その日は、ピンクの長い長靴を履いていた。

男の子の間では、高学年になると競って大人用の長い大長靴を履く傾向があった。
C子のころもそうだったが、A樹とB斗もそうだったが、その傾向はますます強くなった。Y市特有の現象でもあった。

642 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:21:42.55 ID:ZWiY3yfsF
S木君とT中君がN子に「失神KO負け」する前にも、失神こそしなかったが「KO負けした」男の子はいた。

K川君はクラスでも大きいほうだった。身長も高いし、ひょろひょろでもなかった。
大人用長靴を履くとたくましく見えた。

K川君とN子との対決となった。
相四つとなり、相撲のようになった。
K川君の方が大きい。K川君が体重と力でN子を圧倒するようにも見えた。

643 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:32:28.01 ID:ZWiY3yfsF
黒の激短パンのK川君の生脚の筋肉と黒の大長靴、黒のブルマのN子の生脚とピンクの長い長靴が波打った。
N子の筋肉はK川君に圧倒されてはいなかった。むしろN子がK川君を圧倒していた。

K川君はN子にさば折をかけようとした。
その動きに応じてN子もK川君にさば折をかけた。

K川君の体はたちまち折れ曲がり、K川君の顔はN子の顔に引き寄せられ、K川君の唇はN子の頬に当たり、キス状態になった。
N子はまったく動じなかった。さらに厳しくさば折をかけた。

K川君の膝が地面につき、K川君はうつぶせに倒れてしまった。

644 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:49:33.23 ID:ZWiY3yfsF
さば折に伴う動きに従って、N子の長靴もそうだが、K川君の長靴は皺が入って太陽の光が反射した。

K川君は独力で起き上がれたし、ひざをすりむいた以外、特に怪我はなかった。
長靴には泥が不規則について、歩くたびに皺とあいまって、太陽光が複雑に反射した。
K川君は保健室ですりむいたひざにの手当てをして、絆創膏を張ってもらった。

黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。
「どうしたの?怪我?」近所の人が絆創膏を見ていった。
「体育で。」K川君は答えた。
「長靴半ズボンに絆創膏は男の子の勲章だね。」近所の人はそのまま通り過ぎた。

肉弾での相撲で女の子にさば折で負けたということを、その人は想像もしていないだろう。でも、K川君自身は自分のことだった。
K川君はK間を意識した。

645 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 19:13:03.01 ID:ZWiY3yfsF
K川君の家は共働きで、家に帰ると誰もいなかった。
K川君はランドセルだけ下ろし、長靴を履いたまま、長靴半ズボンで、玄関にしゃがみこんだまま、泣き出してしまった。

少し前、冬休みのN祭りで、K川君はN子に負けていたのだ。
階段の駆け上げでも負けたし、相撲でも負けた。
相撲での負け方が実は、この日の肉弾での相撲対決での負け方と同じだったのだ。
N祭りでの絆創膏はすでに外れたが、今日は反対の膝に絆創膏が貼られたのだ。

N祭りについては、N子ちゃんの姉のC子ちゃんのエピソードの中にあります。
結構スレ番を遡らなくてはいけないし、小4、小5、小6と分散しています。
番号をお示しするのが面倒になってしまったので、ごめんなさい。
どの学年でも、子供たちの服装(裸に近いけど)と祭りの中身が同じように詳しく書いてあります。

646 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:00:29.81 ID:Le4o7zAgk
体育の肉弾で、K川君がN子にさば折で負けた時、K川君のチームの男の子が2人、恐怖のあまりガタガタと震えていた。
H田君とH本君だ。

N子は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のブルマ、ピンクの長い長靴、白のハイソックスがちらり、
H田君とH本君は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のジャージ地の激短パン、黒の大人用大長靴、白のハイソックスがちらり、
だった。

H田君とH本君は、自分より体格もよく体力もあるK川君に、N子の阻止を任せる形になった。
H田君とH本君は、平均的な身長で、平均よりややほっそりとしていた。
N子よりは身長はあった。
K川君とN子ならK川君の方が強そうに見えたが、H田君とH本君とならN子の方が強そうにも見えた。

647 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:12:18.26 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君はそれほど親しいわけでもなかった。
それでもH田君とH本君は恐怖のあまり寄り添って、半袖の腕と腕、激短パンの生脚と生脚、長靴と長靴が触れ合って、ガタガタと震えだした。

差し込んだ日の光が、
坊ちゃん狩りのつややかな髪、恐怖で大きく見開いた眼、恐怖で少し開いた口から覗く白い歯、生脚の大腿、長靴のゴムに、
反射した。
震えに応じて反射も震えた。
特に長靴のしわに当たった光は最も激しく震えた。
長靴には泥も撥ねて付着していたので、反射の震えは不規則になった。

648 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:20:52.40 ID:Le4o7zAgk
K川君がN子のさば折りで膝をつき、うつぶせに倒れると、N子はH田君とH本君の目の前を走って通り抜け、目的地に向かった。
その間、H田君とH本君は、ガタガタと震えていた。

N子の活躍でN子のチームが勝った。

肉弾が終わると、H田君もH本君もほっとして震えも止まった。
それとともに、二人とも悔しさがこみあげてきた。
同時にKKNも意識した。

H田君もH本君も、
黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。

649 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:32:13.11 ID:Le4o7zAgk
帰り道、H田君は、十数メーター先にN子の後ろ姿、その数メーター後ろにH本君の後ろ姿を見た。

確かにN子の方が身長は低い。でも、体重はほとんどH本君とほとんど変わらないかもしれない。
それほどN子の筋肉は充実しているように見えた。
やはりN子の方が強いことは当然のように思えた。
H本君と同じような体格の自分よりN子の方が強いのも当然だとH田君は思い知らされた。
悔しさと何かわからない感情でKKNを意識した。

N子は曲がり、H本君は直進した。
H田君はN子と逆の方向に曲がるはずなのだが、あえて直進して、H本君を追った。

650 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:43:53.75 ID:Le4o7zAgk
「H本君!」
H本君が振り返った。H田君はH本君と並んで歩いた。
「H本君、今日の肉弾はごめんね。」
「えっ?」
「あの時、N子に向かっていけなくて。僕の方がN子の近くにいたのだもの。」
「ううん。そんなことないよ。僕だって怖くて震えていたもの。それにあのゾーンは僕の担当だったし。」
「僕、本当に怖かったんだよ。ごめん。でも、……」
「気にしなくていいよ。僕の方が誤らなきゃいけないし。でも、悔しいよ。N子の強さはわかっているのに。」
「僕も悔しいさ。N子に勝ちたいよ。」
「次の体育ではN子に絶対勝とう。」

651 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:52:47.80 ID:Le4o7zAgk
「〇小の肉弾は1対1でなくてもいいんだ。」
「そうだね。でも、女相手にってことでだれもN子にはやってこなかったね。」
「2対1で負けたんじゃみじめだよ。」
「でも、勝つにはそれしか、」
「そうだ、張り手で行こう。僕も君もN子に張り手を同時に浴びせていこう。」
「N子を倒せなくても押し出せるよ。」
「うん。そうしよう。約束だよ。」
「うん。君と二人ならN子も怖くないよ。」

H田君とH本君は手を振って別れた。

652 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:04:30.76 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君が張り手にこだわったのは、N祭りでの子供相撲が原因である。
H田君は小5、H本君は小6の時のN祭りの子供相撲で、二人とも、張り手でN子に負けている。
二人とも土俵下に転落している。
小6では、第1回戦でN子がH本君を張り手、第2回戦でK川君をさば折りで負かしている。

K川君はN祭りと同じさば折りでN子に負けた。
だからこそ、自分たちは張り手でN子に勝ちたかったのだ。

体育の日、残った雪にさらに新しい雪も積もったので、二人とも長靴を履いて登校した。長靴半ズボンだ。
N子も長靴スカートだ。

653 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:17:02.88 ID:Le4o7zAgk
体育の時間、肉弾が始まった。
K川君より、H田君とH本君が積極的だった。

まず、H本君がN子に張り手を浴びせていった。
H本君に続いてH田君もN子に張り手を浴びせていった。
張り手合戦は2対1で対等といえるようになった。女の子一人より男の子二人の方が少しだけ優勢ではあった・

N子はできるだけ1対1になるように、フットワークも使って工夫した。
張り手合戦は、2対1ではなく、1.2対1と「といえるような形勢となった。

そうなるとN子が優勢になった。
まずH田君はぶっとんで尻餅をついた。鼻血もぶっとんだ」。
N子とH本君の1対1となった。
張り手合戦数発でH本君がぶっとんで尻餅をついた。口の中を切った。
雪に二人の男の子の血が散った。
N子が咲かせた花のようだった。

654 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:26:19.36 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君は先生に連れられて保健室に行った。
保健室で鼻血の手当てをしてもらった。
鼻血の手当ては保健室の土間と床の境目の床に腰かけて、長靴を履いたまま行った。
H田君とH本君の生腕と生脚と長靴は触れ合った。

K川君がH田君とH本君の着替えを保健室に運んでくれた。
鼻血が止まるまで時間がかかった。
二人の男の子はお互いの肌と長靴の体温を感じながら、長靴半ズボンで腰を下ろしていた。
黒の激短パンとよく日に焼けた大腿の裏の肌の間から白くブリチラした。

655 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:34:42.05 ID:Le4o7zAgk
着替えをするために、長靴を脱いで、保健室に上がることになった。
鼻血を心配して、用語の先生が、二人の男の子の長靴を脱がすことにした。

しゅーーーーーっ、しゅぽっ。しゅーーーーーっ、しゅぽっ。
しゅーーーーーっ、しゅぽっ。しゅーーーーーっ、しゅぽっ。

そのたびにいい音がして、ゴムのにおいと男の子のにおいが混じって保健室入り口あたりに立ち込めた。
用語の先生は長靴をきちんと立てた。
二足の黒のつやのある大人用大長靴が少し泥がついた状態で立っていた。

これを履いていたのはたくましい大人か、小学生でもよほどたくましい小学生だと見える。
でも、これを履いていた男の子2人は、女の子との2対1の張り手合戦に負けて鼻血を出したりしたのだ。

656 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:43:23.94 ID:Le4o7zAgk
用語の先生は9年前を思い出した。
C子という小さいけれど強い女の子が男の子を肉弾などで「KO」していたことを。
C子に「KO」された男の子の手当てをしたことを。

そのC子の妹がN子である。

鼻血が治まって着替えたH田君とH本君は授業を受けるために教室に向かった。
二人の男の子は、教室の戸を開けると、半ズボンにハイソックスの脚をもじもじとさせながら席に向かった。
ハイソックスの上の縁だけに泥が跳ねていた。

657 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:01:38.41 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君はその日から非常に親しくなり、親友といえるようになった。
H田君とH本君はそれまで一人で帰っていたけれど、それからは二人で帰ることが多くなった。

その日は授業中、二人とも鼻の穴に紙縒りを入れていた。帰るときには保健室で紙縒りを変えてもらった。

H田君は右の鼻の孔に紙縒りを入れて右側、H本君は左の鼻の孔に紙縒りを入れH田君もH本君も、あの日と同じく、
黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。て左側に並んで肩を組んで下校した。

途中、近所の人から、「おやおや、けんかしたのかい?でも、すぐ仲直りしたんだね。」と声をかけられた。
「いいえ、体育で。」
「体育は何をなったんだ?」
「肉弾です。」
「おお、子供のころよくなったな。君たちは勇気あるね。でも、気を付けるんだよ。」
「はい。」
「長靴に半ズボン、よく似合っているよ。男の子って感じでたくましくていいね。」

658 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:10:00.64 ID:Le4o7zAgk
N子という女の子に2対1の張り手合戦をして、次々に張り手を決められて鼻血を出した、
ということは言う気になれなかった。
その人がそこまで詳しく聞いてくれないのでほっとした。

そ人とはきっと、
「僕と、僕が肩を組んでいる男の子が、体育の肉弾で張り手などの対決をして、どちらが勝ったかはわからないが二人とも鼻血を出した。」
と思っているのだ、
とH田君もH本君も思った。

それからH田君もH本君も体育では極めて熱心に取り組むようになった。
肉弾は終わって、持久走、駅伝、サッカーと続いた。
二人の男の子は頑張ったけれど、どれでもN子に勝てなくて、小学校を卒業した。

659 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:18:19.02 ID:Le4o7zAgk
N子たちがの学校の卒業式も、C子の時と同じく、水たまりが残っていた。
長靴を履いてくる子は少なかったが、少なくとも
N子は長靴スカート、
T中君、S木君、K川君、H田君、H本君は長靴半ズボンだった。

660 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:23:02.87 ID:Le4o7zAgk
最初の設定では、H本君はN子ちゃんの張り手で「口の中を切った。」としましたが、
「紙縒り」をH田君とそろって使わせるために、「鼻血を出した。」に変更しました。

当スレが「長靴 半ズボン」でヒットしなくなって久しくなりました。
ヒットするように、「長靴 半ズボン」をたくさん売っておきます。

長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン

長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
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661 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 15:26:25.91 ID:aOSWYiTXP
631から640までの続きです。

その中学校のレスリング部は毎日マットで練習できるわけではなかった。
レスリング部は実力者である顧問のZZの強い意向でできたものだが、他の部活を犠牲にするわけにはいかなかった。
マットが利用できない日は、Z川の河原などで基礎体力のトレーニングをした。
ZZも専門的技術よりも基礎体力や精神力に重きを置く指導をした。
雨天好転の日は場所が校舎内に代わった。

基礎トレーニングの日は、体育と全く同じ服装だった。
上半身は半袖の白のシャツ、下半身は、男の子は黒のナイロンの激短パン、女の子は黒のブルマーだった。
その中学校には体育服には、長袖や長ズボンの長さのものはなかった。

Z川の河原で行うときはほとんど長靴着用が義務付けられた。
しかも、半長靴の長さでなく、大長靴の長さが義務付けられた。

662 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 15:35:02.98 ID:aOSWYiTXP
河原での練習のときには、長靴半ズボン少年、長靴ブルマー少女が勢ぞろいした。

だからA樹B斗C子の3人はレスリング部に入ったともいえる。

レスリング部の練習はきつい。ZZの指導もさらにきつい。
入部当初はKKNを意識していたA樹、B斗、C子だったが、次第に意識できなくはなった。
というより、当初はKKNの意識が心臓を高鳴らせたが、次第にそういうことはなくなり、そうでない服装のときよりもなぜか元気が湧いてくるようになった。

(レスリングでのコスチュームも一般と少し違っていますが、詳細は、631から640までかその他関連レス番をご覧ください。)
(長靴半ズボンの風情が楽しめます。)
(リアルはちょっと、というか、結構無視してはいますけれど。)

663 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 15:48:13.34 ID:aOSWYiTXP
中2の春だった。
110Mハードルをやることになった。
陸上部との兼ね合いもあり、20台しか借りられなかった。
よって、10台ずつ2レーンである。つまり、1対1の対決ということになる。

B斗とC子が一緒に走ることになった。

1年生までは男女ともに同じ低めの高さだが、2年生からは、女子が少し高くなり、男子が非常に高くなる。
A樹もB斗もC子も1年のころは楽々通過していたが、未知の高さになってからは不安が募った。
C子であるが、C子はその強さから、ZZに男子と同じ高さで行うことを命ぜられていた。

664 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 15:56:18.62 ID:aOSWYiTXP
スタートラインに、激短パンに長い長靴のB斗とブルマーに長い長靴のC子が並んだ。
小学校のころからC子の身長はB斗やA樹よりも低かったが、今はその差がもっと開いている。
でも、筋肉の発達はよく見ればC子の方が発達している。

ZZがホイッスルを吹いた。
タイムははからない。あくまでもレスリングのための柔軟性や瞬発力や持久力などの養成が目的なのだ。

スタートからC子がリードした。
ハードリングもC子のは完ぺきだった。最小限の高さで美しく飛んだ。
B斗はC子よりジャンプ力がないにも関わらず高く飛び上がらなければならなかった。
ハードル間の歩数もC子の方が少なかった。

665 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 16:08:59.03 ID:aOSWYiTXP
A樹はC子のフォームと長靴ブルマー姿を無条件で美しいと思った。KKNも意識した。
一方、不格好ともいえるB斗の長靴半ズボン姿も美しいと思った。KKNも意識した。

C子がゴールした。
B斗は2ハードルほど遅れた。
最後のハードルでB斗は飛び上がれずに突っ込んでしまった。
ハードルは倒れて、倒れたハードルのバーにB斗の長靴が躓いて、B斗はうつぶせに倒れてしまった。

手抜きをしていると容赦なく怒鳴るZZだったが、B斗を怒鳴ることなく、B斗に近づき、B斗を抱きかかえてコースの外に座らせ、「ナイスファイト」のような温かい言葉をかけた。

B斗にはけがはなかった。
転倒する前に体力を消耗していたためと転倒した衝撃でB斗はしばらく休養していた。
数分の急速でB斗は回復して元の練習に戻った。

ZZはB斗が真剣であったと評価したのだった。
A樹はB斗がうらやましくなった。と同時にB斗に代わってC子に勝ちたいという気持ちも湧き上がってきた。KKNも意識した。

666 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 16:23:11.32 ID:aOSWYiTXP
B斗は1回転倒したけれど、A樹もB斗も男子用の高さで完走することが毎回できるようになった。
一緒に走るのは男の子であることが多く、勝ったり負けたりしたが、完走できないことはなかった。
特に強い上級生が男子用の高さでA樹やB斗と走ることもあって、その時はいつも負けたが、完走できないことはなかった。

E彦は完走できなかった。
E彦はC子より少し身長が高かったが、C子と走ると、歩幅もハードリングもC子に全く及ばなかった。

E彦は当初第2か第3ハードルまでしか飛べなかったが、それでも少しずつ伸ばしていった。
中2と中3の間の春休みの3月、E彦はついに完走を果たした。
A樹もB斗もE彦の長靴半ズボンの肢体の動きを美しいと思った。KKNも意識した。

E彦君については、連番429〜442参照。

667 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 16:28:14.86 ID:aOSWYiTXP
中2の秋だった。
A樹がC子と一緒に走ることになった。

スタートラインんにA樹とC子が並んだ。
A樹はB斗と同じような体格をしていた。

小学校のころからC子の身長はB斗やA樹よりも低かったが、今はその差がもっと開いている。
でも、筋肉の発達はよく見ればC子の方が発達している。

ZZがホイッスルを吹いた。

スタートからC子がリードした。
ハードリングもC子のは完ぺきだった。最小限の高さで美しく飛んだ。
A樹はC子よりジャンプ力がないにも関わらず高く飛び上がらなければならなかった。
ハードル間の歩数もC子の方が少なかった。

668 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 16:33:57.31 ID:aOSWYiTXP
A樹はC子に追いつきたかった。半年前、C子に負けたけど検討したB斗に追いつきたかった。
強く美しくなりたかった。

B斗は、A樹にはC子に勝ってほしかった。
一方、A樹が自分を追い越すのも不安だった。

B斗はC子のフォームと長靴ブルマー姿を無条件で美しいと思った。KKNも意識した。
一方、不格好ともいえるA樹の長靴半ズボン姿も美しいと思った。KKNも意識した。

669 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 16:44:43.50 ID:aOSWYiTXP
C子がゴールした。
A樹は2ハードルほど遅れた。
最終ハードルを飛び越そうとするとき、A樹の長靴がハードルのバーに当たり、A樹は転倒してしまった。
A樹は「く」の字になってダウンした。

しばらく立ち上がれなかったので、ZZが駆け寄り、A樹を抱き起してコースの外に座らせた。
ZZは、B斗のときと同じような声をA樹にかけた。

またC子に負けた、とA樹は思った。
ではB斗には勝てたのか、A樹は考えてみた。

B斗のときよりC子からはなされていなかった。
B斗は2つ前のハードルが飛び越せずに突っ込んだ。自分は最終ハードルを飛んだ。
でも、B斗に勝ったとまではい言えそうもなかった。

B斗も同じようなことを考えていた。
それでも、KKNを意識したことは、A樹もB斗もC子もE彦も同じだった。

670 :夢見る名無しさん:2018/08/24(金) 18:52:55.06 ID:vEW5Y8jCs
K太君とL気君は同い年で、喘息とアレルギーの治療のために、一年中半袖半ズボンで過ごし、キックボクシングのジムに通っています。

K太君とL気君のキックボクシング歴について、修正してみます。

       K太                      L気
小2・4月  キックボクシングジム入門
小2・5月                          キックボクシングジム入門
小5・5月            K太とL気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6・3月  V子に失神KO負け、ストレート、鼻血
小6・3月                          U子に失神KO負け、人工呼吸
中1・4月  初勝利(対男子)
中1・6月  T子にKO負け、回し蹴り、ロープダウン
中1・7月                          初勝利(対男子)
中1・9月                          W子にKO負け、フック、嘔吐
中2・5月                          T子にKO負け、マシンガンキック
中2・5月  W子に失神失禁脱糞KO負け
中2・6月          K太とL気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2・12月                         V子にKO負け、失神失禁脱糞KO負けに備え館長
中2・12月 U子にKO負け、パンチラッシュ、グロッキー

671 :夢見る名無しさん:2018/08/24(金) 19:08:05.28 ID:vEW5Y8jCs
K太君もL気君も小学生では、男子に対しても女子に対しても1勝もありません。
小学生では、失神KO負け以外は省略しました。

中学生では、女の子との対戦は、K太君もL気君も4回とします。
すべてKO負けです。うち、2回は失神KO負けです。
K太君は、vsV子(失神KO負け)、vsT子(KO負け)、vsW子(失神失禁脱糞KO負け)、vsU子(KO負け)、
L気君は、vsU子(失神KO負け人工呼吸)、vsW子(KO負け)、vsT子(失神KO負け)、vsV子(KO負け)
です。

K太君もL気君も、小学校で1回、中学校で1回、女の子に失神KO負けをしています。
K太君は中2、L気君は小6でより壮絶な失神KO負けを喫しています。
中学生での、初勝利以外の対男子の試合は省略しれあります。

672 :夢見る名無しさん:2018/08/24(金) 19:21:54.09 ID:vEW5Y8jCs
レス番670について間違いに気づきました。
訂正させてくについてださい。

L気君の中25月、T子にKO負け、マシンガンキック、とありますが、
T子に失神KO負け、ストレート
とします・

L気君の中2・12月、館長は浣腸です。

もちろん、試合に出かけるまで、試合が終わってからも、長靴半ズボンです。
長靴を履く必然性は、雨や雪と絡めます。
長靴をよく履く理由としては、半袖半ズボンは必要だが、末端は冷やさないようにという、医師の指示があるからです。

医学的妥当性にはほとんど完治していませんので、悪しからず。

670は頭の悪くなった(もともと悪いがw)私のメモも兼ねております。
詳細は変更するかもしれません。

673 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 15:33:10.44 ID:Rygo6uIMZ
670を修正します。

K太君とL気君は同い年で、喘息とアレルギーの治療のために、一年中半袖半ズボンで過ごし、キックボクシングのジムに通っています。

       K太                      L気
小2・4月  キックボクシングジム入門
小2・5月                          キックボクシングジム入門
小5・5月            K太とL気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6・3月  V子に失神KO負け、ストレート、鼻血
小6・3月                          U子に失神KO負け、裏蹴り、人工呼吸
中1・4月  初勝利(対男子)
中1・6月  T子にKO負け、回し蹴り、ロープダウン
中1・7月                          初勝利(対男子)
中1・9月                          W子にKO負け、フック、嘔吐
中2・5月                          T子に失神KO負け、ハイキック
中2・5月  W子に失神失禁脱糞KO負け、ハイキック
中2・6月          K太とL気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2・12月                         V子にKO負け、失神失禁脱糞KO負けに備え浣腸、ストレート、鼻血
中2・12月 U子にKO負け、パンチラッシュ、グロッキー

674 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 15:41:27.32 ID:Rygo6uIMZ
672での予告よりも少し変えさせていただきました。

K太君もL気君も、小学生では、男子に対しても女子に対しても1勝もありません。
小学生では、失神KO負け以外は省略しました。

K太君もL気君も、小学校最後の試合で、女の子に初の失神KO負けをしました。

K太君もL気君も、中学生では、女の子と3回対戦しました。
うち、2回はKO負け、1回は失神KO負けです。
男子との対戦は、初勝利以外省略しました。

675 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 15:49:33.62 ID:Rygo6uIMZ
小6 K太vsV子 パンチ、失神
小6 L気vsU子 キック 失神 人工呼吸
中1 K太vsT子 キック KO
中1 L気vsW子 パンチ KO
中2 L気vsT子 キック KO
中2 K太vsW子 キック 失神 失禁脱糞
中2 L気vsV子 パンチ KO 浣腸
中2 K太vsU子 パンチ KO 浣腸

676 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 16:26:12.51 ID:Rygo6uIMZ
K太
小6 V子 パンチ 失神KO
中1 T子 キック KO
中2 W子 キック 失神KO
中2 U子 パンチ KO
L気
小6 U子 キック 失神KO
中1 W子 パンチ KO
中2 T子 キック 失神KO
中2 V子 パンチ KO

T子  中1 K太 キック KO    中2 L気 キック 失神KO
U子  小6 L気 キック 失神KO  中2 K太 パンチ KO
V子  小6 K太 パンチ 失神KO  中2 L気 パンチ KO
W子  中1 L気 パンチ KO    中2 K太 キック 失神KO

677 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 16:39:12.97 ID:Rygo6uIMZ
K太君が小6でV子ちゃんに失神KO負けしたときと、L気君が中2でT子ちゃんに失神KO負けしたときは、リング上で意識を回復しました。(軽い)

L気君が小6でU子ちゃんに失神KO負けしたときは、心停止し、人工呼吸で意識を回復しました。(重い)
K太君が中2でW子ちゃんに失神KO負けしたときは、失禁と脱糞を伴い、リング上で意識が回復せず、救急車が要請されました。(重い)

どのケースでも、後遺症などは全くありませんでした。
(医学亭妥当性は考えていません。)

K太君もL気君も、軽めの失神KO負けが2回、重めの失神KO負けが2回、
決め技がキックかパンチか、失神を伴うか伴わないか、その他のバランスも工夫してみました。
完璧に幾何学的にはしませんでした。あまりにも幾何学的だとリアリティがなくなりそうです。
でも、バランスはある程度以上取りました。K太君とL気君だいたい同じような経験をさせたかったからです。

678 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 16:50:03.75 ID:Rygo6uIMZ
K太君とL気君は同じような体格とします。
小6では、
K太君とL気君は、
キックボクシングをやっていない一般の小学生より、身長は平均より高く、筋肉は平均よりほんの少し貧弱、
女の子たちは、二人より身長は少し低く、体重は同じくらいで、筋肉はより発達している、
中1、中2では、
K太君とL気君は、
キックボクシングをやっていない一般の中学生より、身長は平均より高く、筋肉の発達は平均並み、
女の子たちは、身長も体重も二人を下回るが、筋肉は発達している、
ということにします。

K太君もL気君も小学校低学年からキックボクシングをやっていますが、
喘息やアレルギーの発作で休むことも多く、入門したての頃は痛さでやる気を失っていたので、なかなか強くならなかったのですが、高学年の頃からやる気も出てきて、少しずつ強くなってきたという設定です。

679 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 16:56:35.86 ID:Rygo6uIMZ
K太君の4回、L気君の4回の試合、すべて長靴半ズボンに絡めます。
対戦する女の子たちも長靴スカートに絡めます。
雨や雪を活用します。

キックボクシングの試合のコスチュームも長靴半ズボンに見えるようにします。
K太君やL気君が医者から激しい運動を進められるときに、近くの空手道場とやや遠くのキックボクシング事務を紹介されたけれど、K太君もL気君もキックボクシングジムを選びました。
コスチュームが長靴半ズボンに似ているからです。

医学的妥当性には目をつぶってください。

680 :夢見る名無しさん:2018/08/27(月) 17:13:31.82 ID:Rygo6uIMZ
670のメモ、我ながら美しい表となったとうれしかったのですが、画面がどんな変化をするかわからないので、ベタ打ち版も作っておきます。やや詳しくします。

小2・4月  K太 キックボクシングジム入門
小2・5月  L気 キックボクシングジム入門
小5・5月  K太とL気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6・3月  K太 V子に失神KO負け、ストレート、鼻血、顔は写らないが担架に乗せられる写真が専門雑誌に掲載
小6・3月  L気 U子に失神KO負け、裏蹴り、マウスツーマウスの人工呼吸、U子母娘L気宅に見舞い
中1・4月  K太 初勝利(対男子)
中1・6月  T子にKO負け、回し蹴り、ロープダウン
中1・7月  L気 初勝利(対男子)
中1・9月  L気 W子にKO負け、フック、嘔吐
中2・5月  L気 T子に失神KO負け、ハイキック
中2・5月  K太 W子に失神失禁脱糞KO負け、ハイキック、救急車搬送、入院、W子母娘見舞い
中2・6月  K太とL気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2・12月 L気 V子にKO負け、失神失禁脱糞KO負けに備え浣腸、ストレート、鼻血、V子の祖父と試合前に会話、試合後にV子の祖父から手紙
中2・12月 K太 U子にKO負け、パンチラッシュ、グロッキー

ぼちぼち作っていきます。
しばらくむっちゃんこ忙しくなるので、しばらくお待ちください。

長靴半ズボンでヒットしやすくするために、長靴半ズボンと打っておきます。

長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン
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681 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 17:46:26.93 ID:cyeKSSqQH
まだ変更するかもしれませんが、K太君・L気君のエピソードのプロットの最終版

K太君の主治医はB医師、L気君の主治医はC医師、SM子の主治医はD医師、
B医師、C医師、D医師はA医師の療法の信奉者。
この病気を治すには、薬物療法や脱感作療法だけでなく、徹底的な薄着と体を酷使する運動が必要というものだ。

一年中半袖半ズボン(短いスカート)、寝るときは裸、ただし末端は冷やさない、夏でも水泳など以外は靴下(ハイソックスも可)着用、雨や雪なら長靴着用、冬の手袋は可、
などというものだった。

今までのエピソードで出てきた、同い年の女の子だが、BS子、VS子などとも書いたが、SM子に統一します。
SM子も同じ症状のため、同じキックボクシングジムに入門してきた。

医学的妥当性には目をつぶってください。

682 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 18:41:48.61 ID:cyeKSSqQH
小2・4月  K太  キックボクシングジム入門
小2・5月  L気  キックボクシングジム入門
小2・12月 治療合宿
小2     K太とL気 痛さと発作のため欠席多し 体ができず試合なし
小3・4月  SM子 キックボクシングジム入門
小3・5月  L気  小学校でキックボクシングジムに通っていることがばれいじめ 担任のJが毅然として助ける
小3     SM子 入門時からK太とL気より強い
小3     SM子 K太とL気より早く体ができ、試合に出場 男の子にも女の子にも連戦連勝 男の子にも女の子にもKO勝ち多数
小3     K太  初試合 男の子にKO負け(キックを決められ痛さのためリング上で泣き出す)
小3     L気  初試合 男の子にKO負け(パンチを決められ痛さのためリング上で泣き出す)
小3     L気  女の子にKO負け(キックを決められ痛さのためリング上で泣き出す)
小3     K太  女の子にKO負け(パンチを決められ痛さのためリング上で泣き出す)
小3・12月 治療合宿

683 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 18:42:52.57 ID:cyeKSSqQH
小4     K太  男の子にKO負け(パンチを決められ痛さのためリング上では我慢できたが控室で泣き出す)
小4     L気  男の子にKO負け(キックを決められ痛さのためリング上では我慢できたが控室で泣き出す)
小4     L気  女の子にKO負け(パンチをきまられ痛さのためリング上では我慢できたが控室で泣き出す)
小4     SM子 同じ学年に対抗できる選手が他のジムにもいなくなる
小4・9月  SM子 他のジムの小5の男の子2人+小6の男の子2人とスパーリング 4人の男の子をKO K太とL気は案内役
小4     L気  男の子にKO負けするが泣かず
小4     K太  男の子にKO負けするが泣かず
小4・12月 治療合宿
小4・2月  K太 小学校で雪合戦を利用したいじめにあう 担任による毅然とした指導でいじめが解消
小5・5月  K太とL気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小5     K太  女の子にKO負けするが泣かず
小5     L気  女の子にKO負けするが泣かず
小5     K太とL気に対するジムの下級生によるSM子をバックとしたいじめが発生
小5・12月 治療合宿
小5・3月  SM子 格上のジムに移籍 SM子のお別れ会 K太とL気は無視される

684 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 18:43:29.24 ID:cyeKSSqQH
小6     K太・L気 スパーリングで自分をいじめた下級生をKO いじめ解消
小6     K太・L気へのいじめを行った下級生、中学受験を口実にジムをやめる
小6     L気  男の子に初の非KO負け(判定負け)
小6     K太  男の子に初の非KO負け(判定負け)
小6     K太  女の子に初の非KO負け(判定負け)
小6     L気  女の子に初の非KO負け(判定負け)
小6・12月 治療合宿
小6・3月  K太  V子に失神KO負け、ストレート、鼻血、顔は写らないが担架に乗せられる写真が専門雑誌に掲載
小6・3月  L気  U子に失神KO負け、裏蹴り、マウスツーマウスの人工呼吸、U子母娘L気宅に見舞い
小6・3月  K太  治療のため6年間一年中半袖半ズボンで頑張ったことを校長から朝礼で表彰 長靴半ズボンで表彰を受ける姿がPTA新聞に掲載
小6・3月  L気  治療のためキックボクシングで頑張ったことを校長から表彰 かつての担任Jからの推薦 長靴半ズボンで表彰を受ける姿がPTA新聞に掲載

685 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 18:51:47.45 ID:cyeKSSqQH
中1・4月  K太  初勝利(対男子)
中1・6月  T子にKO負け、回し蹴り、ロープダウン
中1・7月  L気  初勝利(対男子)
中1・9月  L気  W子にKO負け、フック、嘔吐
中2・5月  L気  T子に失神KO負け、ハイキック
中2・5月  K太  W子に失神失禁脱糞KO負け、ハイキック、救急車搬送、入院、W子母娘見舞い
中2・6月  K太とL気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2・12月 L気  V子にKO負け、失神失禁脱糞KO負けに備え浣腸、ストレート、鼻血、V子の祖父と試合前に会話、試合後にV子の祖父から手紙
中2・12月 K太  U子にKO負け、パンチラッシュ、グロッキー
中3・10月 K太・L気 半袖半ズボン、裸で寝ること、必要なしと診断
高1     L気  初KO勝ち(対男子)
高1     K太  初KO勝ち(対男子)
高2     K太  初勝利(対成人男子)
高2     L気  初勝利(対成人男子)
高2・3月  K太・L気 喘息・アレルギーほぼ完治
高3・6月  K太・L気 大学受験のためキックボクシングを引退

686 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 19:02:53.98 ID:cyeKSSqQH
治療合宿というのは、A医師の一派が行うすごい合宿である。

冬休み、A医師の経営する病院に、長靴半袖半ズボン少年、長靴半袖スカート少女が集まる。
バスに乗って、積雪地帯にある温泉に向かう。
2泊3日。

男の子も女の子も裸になり、競泳パンツ、少し長めのゴムの手袋、長い田植え用長靴を履く。
末端は冷やさないというのがA医師の鉄則だ。
手袋や長靴からは雪が入らないようになっている。

雪原に出て、走り込みや雪合戦を行う。

夜は裸で寝る。希望者は靴下を履くことは許可、ハイソックスも許可。

積雪地帯といってもそれほど低温ではない地区、よってかなりの湿った雪。

風呂は温泉。喘息やアレルギーに効果があるという。

687 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 19:04:08.88 ID:cyeKSSqQH
治療合宿は、和歌山県私立太陽保育園をモデルとしました。

688 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 19:08:56.47 ID:cyeKSSqQH
K太君、L気君がだんだんと成長していくストーリーにもなっています。

SM子は非常に強く、U子・T子・V子・W子とそれぞれ複数回対戦しましが、すべて、判定勝ち、KO勝ち、湿疹KO勝ちをしています。

K太君、L気君はSM子との対戦は危険と判断され、本格的な試合はありませんでした。
4人の女の子との対戦は危険ではないと判断されて実現されました。

689 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 19:15:53.22 ID:cyeKSSqQH
今のところ、プロットの最終案として有効なのは、
>>673 >>675 >>676 >>680 >>682 >>683 >>684 >>685
です。

解説として最終案を反映しているのは、
>>674 >>677 >>678 >>679 >>681 >>686 >>687 >>688
です。
688、「湿疹KO勝ち」ではなく「失神KO勝ち」です。

最も詳細なのは、>>682 >>683 >>684 >>685 です。

690 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 19:20:28.96 ID:cyeKSSqQH
結構力を入れて長くなって、かえって見にくくなってしまいました。
ごめんなさい。
>>673 >>680 が一番見やすいと思います。

もうしばらくしたら、本格的にストーリーを完成させますので、しばらくお待ちください。
ぼちぼち作っていきます。
しばらくむっちゃんこ忙しくなるので、しばらくお待ちください。

長靴半ズボンでヒットしやすくするために、長靴半ズボンと打っておきます。

長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン
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691 :夢見る名無しさん:2018/10/26(金) 19:24:12.04 ID:PcYrlMMXA
http://bbs7-imgs.fc2.com//bbs/img/_843800/843731/full/843731_1531023612.jpg

692 :夢見る名無しさん:2018/10/26(金) 19:32:22.19 ID:PcYrlMMXA
>>691
雪の中、黒の学童通学服(黒の半ズボン)、白のハイソックス、黒の学童長靴。
ぐずぐずしていると落ちてしまうので、貼っておきました。

半ズボンがまあ短いので昭和か?20世紀か?
デニ半ほど短くはないが、制服半ズボンならこれくらいか。
長靴はもっと長く逢ってほしかったが、そういう長靴はあまり実在しないのでしかたない。
結果として、ハイソックスが長々と見える。
でも、長靴のゴムが雪に濡れて光っている。これはいい。
これほどの画像はめったにないので貴重!

693 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:17:38.76 ID:518TZpf+f
中学校のレスリング部でのA樹君B斗君C子ちゃんのトレーニングの様子、少し変えてみます。
中1でのエピソードが少ないので、中2の春のを中1の秋に変えます。

694 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:20:19.49 ID:518TZpf+f
その中学校のレスリング部は毎日マットで練習できるわけではなかった。
レスリング部は実力者である顧問のZZの強い意向でできたものだが、他の部活を犠牲にするわけにはいかなかった。
マットが利用できない日は、Z川の河原などで基礎体力のトレーニングをした。
ZZも専門的技術よりも基礎体力や精神力に重きを置く指導をした。
雨天好転の日は場所が校舎内に代わった。

基礎トレーニングの日は、体育と全く同じ服装だった。
上半身は半袖の白のシャツ、下半身は、男の子は黒のナイロンの激短パン、女の子は黒のブルマーだった。
その中学校には体育服には、長袖や長ズボンの長さのものはなかった。

Z川の河原で行うときはほとんど長靴着用が義務付けられた。
しかも、半長靴の長さでなく、大長靴の長さが義務付けられた。

695 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:21:11.29 ID:518TZpf+f
河原での練習のときには、長靴半ズボン少年、長靴ブルマー少女が勢ぞろいした。

だからA樹B斗C子の3人はレスリング部に入ったともいえる。

レスリング部の練習はきつい。ZZの指導もさらにきつい。
入部当初はKKNを意識していたA樹、B斗、C子だったが、次第に意識できなくはなった。
というより、当初はKKNの意識が心臓を高鳴らせたが、次第にそういうことはなくなり、そうでない服装のときよりもなぜか元気が湧いてくるようになった。

(レスリングでのコスチュームも一般と少し違っていますが、詳細は、631から640までかその他関連レス番をご覧ください。)
(長靴半ズボンの風情が楽しめます。)
(リアルはちょっと、というか、結構無視してはいますけれど。)

696 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:22:11.29 ID:518TZpf+f
中1の秋だった。
110Mハードルをやることになった。
陸上部との兼ね合いもあり、20台しか借りられなかった。
よって、10台ずつ2レーンである。つまり、1対1の対決ということになる。

B斗とC子が一緒に走ることになった。

1年生までは男女ともに同じ低めの高さだが、2年生からは、女子が少し高くなり、男子が非常に高くなる。
A樹もB斗もC子も1年のころは楽々通過していたが、未知の高さになってからは不安が募った。
C子であるが、C子はその強さから、ZZに男子と同じ高さで行うことを命ぜられていた。

697 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:23:15.85 ID:518TZpf+f
スタートラインに、激短パンに長い長靴のB斗とブルマーに長い長靴のC子が並んだ。
小学校のころからC子の身長はB斗やA樹よりも低かったが、今はその差がもっと開いている。
でも、筋肉の発達はよく見ればC子の方が発達している。

ZZがホイッスルを吹いた。
タイムははからない。あくまでもレスリングのための柔軟性や瞬発力や持久力などの養成が目的なのだ。

スタートからC子がリードした。
ハードリングもC子のは完ぺきだった。最小限の高さで美しく飛んだ。
B斗はC子よりジャンプ力がないにも関わらず高く飛び上がらなければならなかった。
ハードル間の歩数もC子の方が少なかった。

698 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:29:35.68 ID:518TZpf+f
A樹はC子のフォームと長靴ブルマー姿を無条件で美しいと思った。KKNも意識した。
一方、不格好ともいえるB斗の長靴半ズボン姿も美しいと思った。KKNも意識した。
B斗の長靴もC子の長靴もそのたびにしわうち、夕日に照らされて、ちらりちらり光った。

C子がゴールした。
B斗は2ハードルほど遅れた。
最後のハードルでB斗は飛び上がれずに突っ込んでしまった。
ハードルは倒れて、倒れたハードルのバーにB斗の長靴が躓いて、B斗はうつぶせに倒れてしまった。

夕日に照らされてB斗の長靴に一筋の光が輝いた。短パンからは白のブリーフがちらりと見えた。

699 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:37:26.18 ID:518TZpf+f
手抜きをしていると容赦なく怒鳴るZZだったが、B斗を怒鳴ることなく、B斗に近づき、B斗を抱きかかえてコースの外に座らせ、「ナイスファイト」のような温かい言葉をかけた。

ZZは現役の時は軽量級で身長も低い。B斗と身長がそれほど変わりない。でも、B斗の方がはるかに線が細く貧弱である。
コースの外に出るために歩くたびに、B斗とZZの大長靴が光った。
ZZの大長靴とB斗の大長靴は同じサイズで同じメーカーだった。A樹には、B斗の貧弱さが印象に残った。
それはもちろん、A樹自身にも言えることだった。A樹はB斗、ZZ、C子を見て、KKNを意識した。

700 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:39:32.26 ID:518TZpf+f
B斗にはけがはなかった。
転倒する前に体力を消耗していたためと転倒した衝撃でB斗はしばらく休養していた。
数分の急速でB斗は回復して元の練習に戻った。

ZZはB斗が真剣であったと評価したのだった。
A樹はB斗がうらやましくなった。と同時にB斗に代わってC子に勝ちたいという気持ちも湧き上がってきた。KKNも意識した。

701 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:42:57.92 ID:518TZpf+f
B斗は1回転倒したけれど、A樹もB斗も男子用の高さで完走することが毎回できるようになった。
一緒に走るのは男の子であることが多く、勝ったり負けたりしたが、完走できないことはなかった。
特に強い上級生が男子用の高さでA樹やB斗と走ることもあって、その時はいつも負けたが、完走できないことはなかった。

E彦は完走できなかった。
E彦はC子より少し身長が高かったが、C子と走ると、歩幅もハードリングもC子に全く及ばなかった。

E彦は当初第2か第3ハードルまでしか飛べなかったが、それでも少しずつ伸ばしていった。
中2と中3の間の春休みの3月、E彦はついに完走を果たした。
A樹もB斗もE彦の長靴半ズボンの肢体の動きを美しいと思った。KKNも意識した。

E彦君については、連番429〜442参照。

702 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:45:00.58 ID:518TZpf+f
中2の秋だった。
A樹がC子と一緒に走ることになった。

スタートラインんにA樹とC子が並んだ。
A樹はB斗と同じような体格をしていた。

小学校のころからC子の身長はB斗やA樹よりも低かったが、今はその差がもっと開いている。
でも、筋肉の発達はよく見ればC子の方が発達している。

ZZがホイッスルを吹いた。

スタートからC子がリードした。
ハードリングもC子のは完ぺきだった。最小限の高さで美しく飛んだ。
A樹はC子よりジャンプ力がないにも関わらず高く飛び上がらなければならなかった。
ハードル間の歩数もC子の方が少なかった。

703 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:48:10.89 ID:518TZpf+f
A樹はC子に追いつきたかった。半年前、C子に負けたけど検討したB斗に追いつきたかった。
強く美しくなりたかった。

B斗は、A樹にはC子に勝ってほしかった。
一方、A樹が自分を追い越すのも不安だった。

B斗はC子のフォームと長靴ブルマー姿を無条件で美しいと思った。夕日を浴びて長靴のしわが輝いた。KKNも意識した。
一方、不格好ともいえるA樹の長靴半ズボン姿も美しいと思った。夕日を浴びて長靴のしわが輝いた。KKNも意識した。

704 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 14:58:57.38 ID:518TZpf+f
C子がゴールした。
A樹は2ハードルほど遅れた。
最終ハードルを飛び越そうとするとき、A樹の長靴がハードルのバーに当たり、A樹は転倒してしまった。
A樹は「く」の字になってダウンした。

705 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:04:15.83 ID:518TZpf+f
しばらく立ち上がれなかったので、ZZが駆け寄り、A樹を抱き起してコースの外に座らせた。
夕日に照らされてA樹の長靴に一筋の光が輝いた。短パンからは白のブリーフがちらりと見えた。

手抜きをしていると容赦なく怒鳴るZZだったが、A樹を怒鳴ることなく、A樹に近づき、A樹を抱きかかえてコースの外に座らせ、「ナイスファイト」のような温かい言葉をかけた。

ZZは現役の時は軽量級で身長も低い。A斗の方が身長が少し高い。でも、A樹の方がはるかに線が細く貧弱である。
コースの外に出るために歩くたびに、A樹とZZの大長靴が光った。
ZZの大長靴とA樹の大長靴は同じサイズで同じメーカーだった。B斗には、A樹の貧弱さが印象に残った。
それはもちろん、B斗自身にも言えることだった。B斗はA樹、ZZ、C子を見て、KKNを意識した。

706 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:06:14.93 ID:518TZpf+f
またC子に負けた、とA樹は思った。
ではB斗には勝てたのか、A樹は考えてみた。

B斗のときよりC子からはなされていなかった。
B斗は2つ前のハードルが飛び越せずに突っ込んだ。自分は最終ハードルを飛んだ。
でも、B斗に勝ったとまではい言えそうもなかった。

B斗も同じようなことを考えていた。
それでも、KKNを意識したことは、A樹もB斗もC子もE彦も同じだった。

707 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:15:10.40 ID:518TZpf+f
A樹とB斗は小学校6年生の冬、雪が残る中での肉弾で、C子にツープラトンのタックルで挑んだが、逆に同時に投げ飛ばされて失神した。
その時、体育用短パンに大長靴だった。下校時には大長靴半ズボンだった。

その日、A樹とB斗はお互いの長靴を交換して、C子に勝ったら元に戻そうと誓い合った。
A樹の大長靴が壊れるとB斗も、B斗の大長靴が壊れるとA樹が大長靴を新調した。
でも、大長靴を交換するできることはないまま終わってしまった。
A樹もB斗も試合でも試合形式の練習でも基礎トレーニングでもC子に勝つことはできなかった。

708 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:21:21.75 ID:518TZpf+f
レスリング部では私服では半ズボンと決められていた。
ZZは絶対である。
私服での半ズボンはすべての部員にとって誇りであった。
A樹やB斗にとっては誇りであるとともに喜びでもあった。
雨や雪の日は大長靴を履いた。

A樹やB斗が長靴半ズボンで歩いていると、大人たちは、真冬に半ズボンをはいていること、脚が長いこと、かっこいいこと、たくましく見えることをほめてくれた。
確かに小学生の時よりは脚の筋肉はたくましくなっている。でも、ZZはともかくC子に比べると、思うと、KKNを意識せざるを得なかった。

709 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:24:33.58 ID:518TZpf+f
河原でのハードルトレーニングのエピソードはこれで完成としておきたいと思います。
何か細かい個所については変更するかもしれません。

「長靴半ズボン」でヒットするように「長靴半ズボン」を打っておきます。

長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン
長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン 長靴半ズボン
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710 :夢見る名無しさん:2018/10/28(日) 15:32:25.90 ID:518TZpf+f
長靴半ズボン少年の復活を俟つ!

711 :夢見る名無しさん:2018/11/08(木) 16:57:03.39 ID:ZNr8kJbve
>>691,692
これですよ!
半ズボンに白いハイソックス、黒いゴム長靴。
僕の少年時代はこんな格好が大好きでした。
長靴からはみ出して見える白いハイソックス、この姿今では中々お見かけしませんが、僕は雨が降るとこの格好をよくしていました。
どうもありがとう

712 :夢見る名無しさん:2018/11/22(木) 19:45:38.52 ID:ZUDI+7i+d
>>711
長い間返信せずに申し訳ありませんでした。体が全く空きませんでした。
温かいお言葉をいただき、感謝しております。

長靴半ズボン少年の画像、今後もアップいたしたいと思います。
今日も何かアップいたしたいのですが、そういう画像はほとんどありません。
今後ともサーチしていきます。

こんな風景が見られる時代がまた来ることを期待しています。
短い半ズボンの時代が約35年続きました。ハーパンになってから約20年、あと15年待てばまた来るのでしょうか。

長靴半ズボン少年の復活を期する!

713 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 18:27:05.39 ID:R8p+7HiBp
小学校6年生の3学期、雪が残っていた日の体育の授業での肉弾で、
A樹とB斗がC子にツープラトンのタックルで挑んだけれど、逆に同時に投げ飛ばされて失神してしまった日。

体育の授業で、
上はA樹もB斗もC子も白の半袖シャツ(袖口に2本の黒のライン)、
下はA樹とB斗は黒のジャージの激単パン、C子は黒のブルマー、
白のハイソックスはA樹もB斗もC子も、
A樹とB斗は黒の大人用大長靴、C子はピンクの長い長靴だった。

帰り、A樹とB斗は、
黒のランドセル、スタジャン、縦2列のアルミ補強の穴の黒の太いベルト、紺の激短デニ半、白のハイソックス、黒の大人用大長靴だった。
A樹の長靴とB斗の長靴は、メーカーもサイズも全く同じだった。

A樹とB斗はお互いに長靴を交換した。C子に勝ったらまた長靴を元に戻すという条件で。

714 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 18:36:06.88 ID:R8p+7HiBp
卒業式が近づいた日曜日、雨が降っていた。
堂々と長靴が履ける。
A樹の小学校では一年中半ズボンと決まっていた。
堂々と長靴半ズボンで外出できる。
A樹はうれしかった。

A樹は傘をさして、Y市のはずれにあるX市に近いショッピングセンターに行った。
漫画雑誌を買うためである。でも、それは口実でもある。

そのショッピングセンターにはいろいろな思い出がある。
小学校2年生の時には、歌手活動をしていたJと出会った場所である。小学校3年生の時に、JはA樹たちの小学校に教育実習生として来た。
小学校3年生、Jの教育実習期間中に、姉のM代と自転車でこの「ショッピングセンターにきていろいろとあった。

715 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 18:42:55.44 ID:R8p+7HiBp
M代もA樹と同じように長靴半ズボンで自転車を漕いできた。
姉のM代の脚の強さと美しさに感動した。

X市の小学生に長靴を履いていることをからかわれた。
M代は毅然として一喝した。

帰りは自転車に乗った変質者に追いかけられた。
M代とA樹は力の限り逃げた。キモ男は信号に引っかかった。

ショッピングセンターまでは遠いけれど、今なら徒歩で行く体力がある。
A樹はしょっぴんぎセンターでの思い出をかみしめたかったのだ。

716 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 18:55:34.86 ID:R8p+7HiBp
A樹は少し遠回りだが、川の土手を通る道を選んだ。
車がいないことは安全という長所があるが、長靴であることを楽しみたかった。
雨のため時間はかかったが、思ったほど疲れなかった。

ショッピングセンターの駐車場に着いた。
舗装がされていて、土手道よりはるかに歩きやすかった。長靴に羽が生えたようだった。
ショッピングセンターのガラスにA樹の姿が映った。
脚線が長く強く美しくなっていると感じた。
大人たちの視線も気持ちよかった。

A樹はJが歌い踊っていたステージのあった屋上に向かった。
ステージはすでになく、雨のためほとんどの設備が隠されていた。
誰もいなかったので、A樹はJと一緒に踊った踊りを始めた。
今ならあの時のC子より上手かもしれない。でも、今のC子の方が自分より上手だろう。

717 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 19:08:11.72 ID:R8p+7HiBp
A樹は漫画雑誌を買うため屋上から2Fの本屋に行った。
その漫画雑誌を買うためならわざわざここまで来る必要は全くない。少しマイナーな本を買うつもりもあった。
B斗の家で見た釣りの本である。長靴半ズボン少年の写真が充実していた。
A樹は漫画雑誌だけでなく釣りの本も買うことができた。A樹はうれしかった。

A樹は1Fに下りて帰ることにした。
1Fの広場でA樹はC子一家にあった。C子一家は車で来ていた。
C子は赤のタータンチェックのスカートに白のハイソックスに赤の長い長靴だった。
C子やC子一家とは通り一遍の会話をした。漫画雑誌と釣りの本を買いに来たことを話した。

A樹は自分の脚線を強く美しいと感じていた。
でも、C子の脚線と比べるとC子の方が強く美しいと言わざるえなかった。
A樹はKKNを意識した。

帰りは雨がやんでいた。

718 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 19:15:43.63 ID:R8p+7HiBp
A樹は走って帰ることにした。
A樹はC子より強くなりたかった。
今一回走ったところでC子より強くなれるとは思ってはいなかった。
それでも何かしなければいられなかった。

買った本はナップサックに入れて傘だけ手にもって走った。
土手の道を行くので泥がはねた。
もし、C子と一緒に走ったらどれくらい話されているだろうか、絶対追いつき追い越したい、そんな気持ちで走った。
A樹は家まで完走できた。自分でも意外だった。

長靴は泥だらけになった。デニ半にも泥がはねた。
ハイソックスの長靴からちらりと見える部分は泥だらけになった。長靴に隠れている部分にも泥が少し染みたり跳んだりしていた。

719 :夢見る名無しさん:2018/11/29(木) 19:28:08.29 ID:R8p+7HiBp
レス版713〜718は、
レス版39〜63、120〜125
に対応しております。

「長靴半ズボン」でヒットするように「長靴半ズボン」を打っておきます。

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720 :夢見る名無しさん:2018/12/22(土) 14:49:21.97 ID:q8ECC5YPx
長靴 サッカー 田んぼ A区 キーワード
A区は東京23区の一つで、奥の細道の出発点
A区の区民の田んぼでの活動のブログです。B月C日の記事です。
B、B大陸 C、4の2乗

1枚目
キャップをかぶり、白の上着を着て、紺の水泳パンツ(多分)に長靴を履いた、小学校中学年くらいの男の子が大きく映っています。
あぜ道にほかの子供たちと横一列に並んでいます。
長靴はマリンブーツか雪対応かです。大長靴ほど長くはありませんが、短くもありません。泥で詳しいことがわからないくらいです。
ほかの子供たちは全身が泥で汚れていますが、その男の子は長靴だけが汚れています。
ほかに長靴を履いている子は少ないです。
田んぼの中のサッカーボールを取り合う競技の始まりです。
2枚目
出発直後です。この男の子は出遅れたようです。
この男の子は参加者の中で一番背が高いと思われます。
顔だちもかわいらしく、体型も脚線も美しいです。
3枚目、4枚目
この男の子は写っていません。
5枚目
ボールからかなり離れたところに写っています。
ボールの争奪戦に絡めなかったようです。
長靴はすでに脱げてしまったようです。

アドレスは書きませんでした。キーワードで検索を。
WEBでも画像でも出てくると思います。

721 :夢見る名無しさん:2018/12/22(土) 15:25:03.68 ID:q8ECC5YPx
長靴 ラグビー A県 がキーワード
A、江頭2時50分(えがちゃん)の出身県
A県にBを供給する大企業の関係するラグビーチームのページ
C月D日(E)
C、3の2乗 D、15の2倍 E、土曜日の前

選手が小学生に指導している。
体育福の氏名は画像処理で消していある。小学校F年生であるようだ。
F、17マイナス12
何枚目かの写真に長靴半ズボン少年延べ3人、実人数2人が写っている。

短パンは、昭和のようには短くはないが、今時に比べると非常に短い。色は青が基調。
2人は青の学童用長靴か。
1人は黒の大人用長靴。
GHラグビーではあるが、子供たちが長靴半ズボンでラグビーをするのは素晴らしい。
G、Gぬきうどんときつねうどん H、Hリコ(製菓メーカー)

アドレスは書きません。キーワードで検索を。
WEBでも画像でも出てくると思います。

722 :夢見る名無しさん:2018/12/22(土) 15:48:17.39 ID:q8ECC5YPx
長靴 サッカー 子供たち エネルギー A県 がキーワード
A県、瀬戸内海に面して桃太郎で有名
A県B市立C小学校のページ
B、内陸にありA県の西部 C、(省略させていただきます)

男の子は白の体育服に黒の体育用半ズボンに黒の長靴、女の子は黒のスカートにピンクの長靴、黒の長靴の女の子も。
運動場を元気に駆け回っている。
男の子の半ズボンは短く、長靴は結構長いほうだ。

アドレスは書きません。キーワードで検索を。
WEBでも画像でも出てくると思います。

学校や様々な団体のHPやブログです。
ココに貼り付けられるのは問題になります。
不自由ですが静かに鑑賞したいと思います。

723 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 18:36:40.23 ID:E6HL3ddCt
>684 :夢見る名無しさん:2018/08/30(木) 18:43:29.24 ID:cyeKSSqQH小6     K太・L気 スパーリングで自分をいじめた下級生をKO いじめ解消
 (略)
>小6・3月  K太  V子に失神KO負け、ストレート、鼻血、顔は写らないが担架に乗せられる写真が専門雑誌に掲載
 (略)
の修正

724 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 18:42:41.84 ID:E6HL3ddCt
小学校6年生最後の試合だった。
その日、両親は都合が悪く、途中の駅まで送ってくれただけで、会場まではK太一人で行った。
その日、雪が積もっていて、K太は白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに黒の半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

K太は同い年で同じ体重の女の子と対戦することになった。身長はK太より低いが筋肉は女の子のほうが発達していた。
受付でK太の前にいた女の子だ。短い黒のスカートに赤の長い長靴を履いていた。
階段を上るとき、時間が迫っていたのでK太は走って上ったが、その女の子に抜かされてしまった。その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
身長が低いから5年生かとも思った。筋肉の発達から6年生かとも思った。6年生としたら、もしかして対戦相手の○○V子かもしれないと思った。
受付で本当にそのとおりだと確認できた。

725 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 19:02:29.14 ID:E6HL3ddCt
会場には、「卒業おめでとう」「第○会小学校卒業記念キックボクシング大会」という看板がかかっていた。
七五三のような振袖を着た、小学校低学年の女の子が出場選手に花束を渡し、ラウンドガールを務めた。
特別な試合だという雰囲気がした。

試合の時のスタイルは、
キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。
女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。

K太もV子も振り袖姿の小さな女の子から花束を受け取った。
小さな女の子たちは、
K太には「お兄さん、頑張ってください。応援しています。」
V子には「お姉さん、頑張ってください。応援しています。」
と言った。

V子の方の女の子の詳しい様子はK太にはよくわからなかったが、K太の方の女の子は教えられたとおりに無表情に言った。
最後に笑顔を見せたが、教えられたとおりのようだった。
立ち居振る舞いも教えられたとおりに正確なようだった。
それでも、K太はうれしかった。

726 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 19:05:08.51 ID:E6HL3ddCt
コーチはV子が強いことを知っていた。K太にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。K太は、パワー・スピード・スタミナともにV子についていくことができず、V子のキックやパンチは強烈に決まり、K太のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからV子が大幅にリードした。
2ラウンド、K太は息が上がっていたが、V子は平然としていた。
棒立ちになったK太にV子のマシンガンのようなローキックが入り続けた。K太はダウンしてしまった。
ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、… K太はカウントナインでファイティングポーズをとった。
脚が動かなくなったK太は起死回生でV子にストレートを放った。
V子の気配が消えた。V子は沈み込み、K太の顔面にストレートを決めた。
K太は鉄の匂いを感じながら、意識を失いながらダウンした。
カーン、カン、カン、カン、カン、ゴングが鳴った。K太は鼻血を出して失神KO負けした。

727 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 19:10:55.87 ID:E6HL3ddCt
K太が意識を回復したのは医務室のベンチであった。
コミッションドクターが機材や薬品を用意して参画していたので、救急車の要請はなかった。

医務室で鼻血の処置をされ、コミッションドクターに簡単な検査を受け、無事が確認された。もし、異状があれば、かかりつけの医師にいくことになっている。

K太は着替えた。
K太は白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに黒の半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場を後にしようとした。
コーチと別れると、こっそり体育館に戻り、体育館の陰で、泣き崩れた。
小学校6年生最後の試合で女の子に負けた。女の子との試合にすべて負けた。今回の試合は絶対に負けたくなかった。
K太は1時間ほど泣き続けた。泣き終わるとなぜか股間を意識した。

帰り道、ガラスに映る自分の姿を見た。鼻血の処置の跡、青タンの処置の跡が白く見える。顔だけでなく、腕と脚にもある。

「雪の中、半袖半ズボンで寒くないかい?」「いいえ、平気です。」「元気だね。長靴も長くてかっこいいね。脚長いね。強そうだね。」
体育館に向かう途中で、そんな言葉をかけてくれた大人もいた。

728 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 19:16:23.25 ID:E6HL3ddCt
小学校6年生最後の朝礼でK太が表彰されることになった。
K太はスポーツで表彰されたことは何もなかった。
喘息とアレルギーを克服するため、6年間真冬でも半袖半ズボンでがんばったことで表彰されるのだ。

その日、前日の雨でぬれていた。K太は、最後に試合と同じ服装で、大人用長靴を履いて登校した。
顔には眼帯、腕と脚には包帯である。アレルギーということにしてある。校長も、それらをアレルギーと結びつけて説明した。

K太は朝礼台に乗せられ、校長に抱き寄せられて拍手を受けた。記録係の先生がパチパチと写真を撮った。

729 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 19:38:44.63 ID:E6HL3ddCt
K太は気づかなかったが、第○会小学校卒業キックボクシング大会には、ある格闘技専門誌が取材に来ていた。
中学校1年生の4月にK太が本屋に行ってその雑誌を見ると、第○会小学校卒業記念キックボクシング大会」の記事が載っていた。

○○年3月○○日、○○会館にて、
礼に始まり礼に終わる中で、思い切りぶつかり合うことで、礼儀正しく思いやりがあり、心身ともにたくましい子どもを育てることを目的に、
第○会小学校卒業記念キックボクシング大会が開催された。
試合の時のスタイルは、
キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。
女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
3分3R。実力に応じて組み合わせられた相手との1試合のみ。
振袖を着た、かわいらしい小学校低学年の女の子が出場選手に花束を渡し、ラウンドガールを務めた。
小学生最後の試合とあって、どの子も思い切って積極的に試合に臨んだ。
中には男の子にKO勝ちをする強い女の子もいた。
○○V子さん(○○ジム)、○○U子さんにKOされた男の子たちは失神してしまった。

写真のキャプション
強烈なストレートを決めKO勝ちした○○V子さん。負けた男の子は失神してしまった。

730 :夢見る名無しさん:2018/12/27(木) 20:00:03.90 ID:E6HL3ddCt
写真に写っていたのは、
レフェリーに高々と腕を上げてもらってうれしそうなV子と、
係員2人に両腕と両足を抱えられて担架に載せられている男の子だった。
身長は男の子の方が高いけれど、V子の方が筋肉が発達していた。
男の子の顔は係員の陰になって全く見えなかった。
男の子の名前は全く出ていなかった。

もちろん、K太にはその男の子がV子に失神負けしたK太自身であることはわかった。
K太はキックボクシングをやっていることを隠している。
写真は白黒で小さく、記事としても半ページにもならず、これだけ顔が隠れていれば、その男の子がK太であることがばれることはないと思い、安心した。

記事には、
勝った女の子も負けた男の子もたくましく育ってほしい。
という一文で終わっていた。

K太はその雑誌を買った。
その雑誌は長くとっておいて、時々見た。
そのたびにKKNを意識した。

731 :夢見る名無しさん:2019/01/12(土) 18:26:46.57 ID:n9gmObA1X
720
1枚目
手前から3番目の男の子ですね。
緑と白のキャップ、グレイと紫のシャツ、紺の水泳パンツ、泥のついたたぶんスノトレ。
参加者の中では年長で大きいほうです。
後ろ向きで顔が見えませんが、かわいらしい顔立ちであることは疑いなさそうです。
体の線も脚線も抜群の美しさとかわいらしさです。
ただ、立っている姿勢から、腹筋や体幹の弱さがうかがわれそうです。
2枚目
ほかの子供たちに比べて泥に汚れておりません。
消極的なのでしょうか、上品なのでしょうか、都会的に洗練されたいる子です。
ほかの子よりもスタートが遅れています。
顔立ちがはっきりと見えました。かわいらしい顔立ちです。
3枚目
さっきの男の子は遅れていることがわかります。
早く出た女の子たち、オレンジのシャツ2人やピンクのシャツの1人の姿がありません。
転んで脱落したのでしょうか。あるいは何回戦かある別の回なのでしょうか。
どうやらスタートは両岸から出ているようです。
4枚目
近くで一緒にスタートした子たちがボールの近くに迫っていますが、この男の子はボールに絡むことができなかったようです。
長靴はすでに脱げています。
初めから履かなかったほうが良かったのかもしれません。

中学年というよりは低学年でしょうか。
マリンブーツが長めということもありますが、相対的に長靴が長く見えています。
いまどき、短い半ズボンはありません。水泳パンツによってかつての長靴半ズボン少年が復活したようです。

732 :夢見る名無しさん:2019/01/12(土) 18:35:35.92 ID:n9gmObA1X
721
久しぶりに躍動する長靴半ズボン少年を拝見しました。
フルコンタクトのラグビーでないので、子どもたちはにこやかにやっています。
安全を考えれば当然のことと思います。

ここからは妄想。
半ズボンは激短、長靴はもう少し長く、
フルコンタクトのラグビー、男の子も女の子も混合、
長靴半ズボンの男の子が長靴ブルマーの女の子に当たり負け、失神。

733 :夢見る名無しさん:2019/01/12(土) 18:52:26.63 ID:n9gmObA1X
722
長靴半ズボン少年は3枚目に1人、ほとんどが長靴スカート少女。
女の子のスカートはピンクが多い。男の子の長靴は黒。かつての学堂長靴に似ているが、学童長靴ではない。
低学年と考えられる。脚が短い分、相対的に長靴が長く見える。
高学年でもこの比率なら、いい。
半ズボンもスカートも、いまどきとは思えないほど短いのはいい。

元気に走っているのは女の子ばかり。
男の子はカメラ目線でこちらを見て立っている。

また妄想。
長靴半ズボン少年が長靴スカート少女に走り負ける写真があるともっといい。
まず、長靴半ズボン少年が前、長靴スカート少女が後ろを走っている写真、
次に、長靴スカート少女が長靴半ズボン少年と競り合う写真、
そして、長靴半ズボン少年が長靴スカート少女に走り負けた写真、

そこまで都合のいい写真はありませんね。

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