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長靴半ズボンその3

1 :夢見る名無しさん:2016/09/24(土) 17:17:27.34 ID:QMv8V5+VY
長靴半ズボン 長靴半ズボンU に続く3スレ

561 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 18:47:54.33 ID:087fbrblx
B斗の家は小さな土建屋である。自宅の敷地は広く、事務所や資材置き場もある。
B斗の父親はほとんど、作業着に黒の大長靴である。母親は野良着に白は紺の長靴である。

幼稚園児か保育園児の時からB斗は一年中半ズボンだった。
自宅兼会社の敷地も自宅の回りもあまり舗装されていなくて、晴れの日でも長靴半ズボンのことが多かった。
園児の頃は黄色い長靴を履いていた。普通の豆長靴よりも長かった。家の周りは泥が多かったのだ。

B斗は長靴半ズボンで外でよく遊んだ。

562 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:02:22.78 ID:087fbrblx
資材置き場に砂利の山やさば土の山が築かれた。請け負った工事のためのものだ。
B斗は長靴半ズボンで家から外に飛び出し、山を登ったり、山から飛び降りたり、ダンボールを敷いてそり遊びをしていた。

少し離れた所にいた父親が血相を変えて飛んできた。
父親はB斗を摘み上げると、B斗にビンタをした。B斗は泣いてしまった。
「B斗、仕事場で遊ぶなと言っただろ!どんだけ危ないかわかっているのか!?」
母親も近づいてきた。
「お父さんはB斗のことを心配して言ってるのよ。危ないからもうおうちに入っていなさい。」

B斗の泣き声を聞いて姉の中学生のM代が出てきた。このころのM代はまだアイドルになろうとは考えていなかった。
M代は短いスカートに白の長い長靴を履いて出てきた。
M代はB斗を連れて資材置き場から離れた。

563 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:13:55.54 ID:087fbrblx
M代とB斗は玄関に長靴を履いたまま腰掛けた。
「B斗、痛かった?」「お父ちゃんなんかもう嫌いだ!」B斗は激しく泣き続けた。
M代はB斗を横から抱きしめ、やさしく頭や背中をなでた。

B斗は次第に落ち着いてきた。
「お父さんを許してあげてね。あの山は遊ぶところじゃないの。お父さんの大切なお仕事の場所なの。それに本当に危ないわ。B斗が怪我をしたら、お父さんもお母さんも私も悲しいわ。」

B斗の生脚には、M代の生脚とM代の長靴のゴムが触れていた。
泣いているときも泣き止んだときも、姉の生脚と長靴のゴムを自分の生脚に感じていた。
M代の胴体と手や腕の感触も全身で感じていた。
後者は暖かく柔らかいというものだったが、前者からはもう少し違うものも感じた。

B斗は長靴半ズボンがますます好きになった。

564 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:25:12.54 ID:087fbrblx
「B斗、お父さんに謝れる?」「うん!」

夕食時にB斗は父親に謝った。父親もビンタしたことをB斗に謝った。
B斗は二度と資材置き場で遊ばないことを誓った。

しばらくすると、家の脇で工事が始まった。父親は何の工事かしばらく言わなかった。
B斗もM代も仕事関連のものだと思っていた。

工事が完成した。
大きな砂場だった。半分は平面で半分は大きな山だった。
手間はかかるが山は移動変形させることもできるし、そのまま山登りやそりすべりもできる。
園児にとってはちょうどいい大きさだ。

565 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:32:00.33 ID:087fbrblx
「B斗、ちょっと外へ出てみろ。」父親がB斗を促した。
晴れの日が続いて地面がからからなのでB斗が短靴で出ようとしたら、「長靴を履いて!」と言われた。
B斗は喜んで長靴を履いた。堂々と長靴を履けることはうれしかった。
母親も姉のM代も長靴を履いて出てきた。

「B斗、誕生日おめでとう!誕生日のプレゼントだ。この中でなら好きに遊んでいいぞ。ただし、怪我をしないように気をつけてな。」
B斗は飛び上がって喜んだ。
今までこの工事は仕事関連で自分とは無関係だと思っていたからだ。
「お父ちゃん、ありがとう!」B斗は目を輝かせていった。これからの楽しい日々が輝いて見えた。
「B斗、よかったね。」M代も言った。

566 :夢見る名無しさん:2018/01/31(水) 19:42:49.69 ID:087fbrblx
家の砂場にB斗はA樹やC子も招いて一緒に遊んだ。
どんなに晴れた天気の日でも、A樹は長靴半ズボン、C子は長靴スカートだった。
ここなら長靴を履くのが当たり前といえるので、A樹もB斗もC子もうれしかった。
B斗は青の長靴、C子はピンクの長靴だった。長さは普通豆長靴より長かった。
この砂場では長い長靴である必要があった。
A樹の姉のK子もA樹と一緒に来ることもあった。短いスカートに赤の長い長靴である。
長靴半ズボンと長靴スカートの5人がそろうこともあった。

砂場での遊びは小2のころまで続いた。
小2になると砂場も手狭になるし、飽きてもきた。
そんな様子を見計らって、B斗の父親はA樹やC子にも声をかけて、砂場をつぶした。
事業に展開のため、新しい機器や資材をを入れる必要が生じたのだ。

567 :夢見る名無しさん:2018/02/10(土) 18:30:43.28 ID:79ybDt3aU
長靴半ズボン少年の復活を期する。

568 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:41:16.12 ID:qfSIrztSR
A樹の家は普通のサラリーマン家庭である。
A樹の父親の会社は現業にも関わっていたので、A樹の父親は大長靴を履くことも多かった。
玄関には父親の大長靴があることが多かった。A樹は父親の大長靴にあこがれていた。

幼稚園のころのA樹は、父親の黒の大長靴をまぶしく見ていた。
A樹自身は青の豆長靴を履いていた。
まだ脚の短いA樹には結構長かったが、相対的な比率でも父親の大長靴のほうがはるかに長かった。

A樹は晴れた日でも長靴半ズボンでよく遊んだ。

569 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:48:33.30 ID:qfSIrztSR
A樹はB斗やC子ともよく遊んだ。
晴れた日でも、B斗は長靴半ズボン、C子は長靴スカートであることが多かった。

そのころは、C子はA樹やB斗より特に背が低いというわけではなかった。
ただ、身体能力はそのころからC子が抜群だった。
B斗の家に作られた巨大砂場兼砂山での遊びでも明らかだった。

そのためか、C子はA樹やB斗の姉のような存在になった。

570 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 17:59:14.41 ID:qfSIrztSR
ある日、A樹はB斗の家に行った。B斗の一家は留守だった。C子の家にも行った。C子の一家も留守だった。
A樹はしょんぼりとして家に帰ろうとした。でも、どうしても遊びたかった。
A樹はそのとき長靴半ズボンであった。

帰りに用水の工事現場を見た。行きはまだ工事が始まっていなかったが、帰りには始まっていた。
作業員たちが行き来と働いているのを目撃した。全員、黒の大長靴を履いていた。父親の大長靴に似ていた。
A樹は工事を手伝いたい衝動に駆られた。声をかけたくなってしまった。
実際には声はかけられなかった。その迫力に圧倒されたからだ。

A樹は結構長い時間、工事を見ていた。
最後まで見ることとなってしまった。
工事が終わると作業員たちは手早く機材をトラックに載せ、自分たちもトラックに乗り込んで帰ってしまった。

571 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:10:14.37 ID:qfSIrztSR
A樹は退屈になった。
そこでA樹は冒険に出ることにした。

近くを流れるT川の土手を登り、河川敷に下りて、下流へ下流へと行こうとした。
下流へ行くと大河Z川と合流するのだが、そのときのA樹はまだそのことを知らない。
T川の風景がA樹にとって魅力的に見えたのだ。

A樹は河川敷を下流に向かって歩き出した。草が茂っているし、でこぼこも多くて非常に歩きにくかった。
でも、A樹は堤防の道ではなく、野生的な河川敷を歩きたかった。

しばらくすると県道がT川に架かる橋があった。A樹もそこまでは来たことがある。
県道は交通量が多く、大型車も猛スピードで飛ばしている。父親も母親も姉のM代も県道を横断しないように、向こうに行かないように、と行っていた。

572 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:20:15.37 ID:qfSIrztSR
A樹は橋の下をくぐろうとした。
コンクリートの斜面が川の水面まで延びている。

のっぺらぼうではなく、くぼみのあるブロックが規則正しく並んでいる上体であった。
A樹がくぼみのふちに沿って伝っていった。
でも、隣のくぼみに進むためにはA樹の脚はまだ短かった。
橋の向こうに出ることには成功したが、かなり時間がかかってしまった。

せっかく外に出たのに、日が傾き始めたので、温かみが感じられなかった。
A樹の半ズボンの脚にも冷たい風が吹き付けてきた。
ただ、長靴を履いていたので結構温かかった。
ぬかるんでいるところもあったが、長靴なので平気だった。

573 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:25:50.36 ID:qfSIrztSR
A樹は不安になってきた。
登りやすいところを見つけて堤防に登った。そして家に帰ろうとした。
県道はまだ見えた。県道までは歩いていけた。
県道は車が轟音を立てて左右両方向から猛スピードで走っていた。
右が収まったかと思うと左、左が収まったかと思うと右から猛スピードの車が何台も来た。

A樹が渡ろうとすると、猛烈なクラクションが鳴った。
A樹は疲れと恐怖と不安のために涙ぐんでしまった。

574 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:33:50.69 ID:qfSIrztSR
一方、A樹の家ではA樹が帰らないので心配になった。
母親が家に残り、父親と中学生の姉のM代が探しに行くことにした。
M代はスカートにハイソックスだったが、赤の長い長靴を履いていくことにした。
A樹が長靴半ズボンで出かけたことを知っていたのだ。長靴にふさわしい場所にいるかもしれないと思ったのだ。

父親とM代はまずB斗宅、次にC子宅を訪れた。両方とも一家そろって留守だった。
父親とM代は手分けして探すことにした。

父親はT川の上流方面、M代は下流方面を探すことにした。
A樹が川に興味を持っていることに着目したのだ。

575 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:42:51.63 ID:qfSIrztSR
M代は堤防沿いに下流へと向かい、河川敷や水面を見た。

県道が見えてきた。A樹の姿はまだ見えない。
県道には車が猛スピードで走行し、向こう側があまり見えない。
M代は視線を河川敷に落とした。

半ズボンに青い長靴で蟹のようにブロックを伝っている男の子がいるではないか。
一番最初に目に飛び込んだのは、少し汚れているけれど鮮やかな青の長靴だった。
次に目に飛び込んだのは汚れていたけれどすべすべした生脚だった。
同時に飛び込んだのは、半ズボンと生脚に間からちらりと見えた白いブリーフだった。

576 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 18:54:51.78 ID:qfSIrztSR
M代はすぐに堤防から河川敷に下りた。
堤防から声を掛けるとA樹がびっくりして川に落ちてしまうのではないかを心配したからだ。

A樹は最後のブロックに差し掛かった。
「A樹。」
M代は声を掛けた。車の轟音でA樹には聞こえなかった。
M代はA樹に慎重に近づいた。A樹は気配で気づいた。振り返ると姉のM代がいた。

A樹は涙目だった。
「A樹、今、助けてあげるわ。お姉ちゃんの手を握って。」
A樹は足元に気をつけながら姉の手を握った。
M代は河川敷の安定した足元で踏ん張りながらA樹を引き寄せた。

577 :夢見る名無しさん:2018/02/23(金) 19:02:26.27 ID:qfSIrztSR
A樹はM代に引き寄せられ、ブロックから脱出した。
M代は少しバランスを崩し、A樹とともに河川敷の草原に倒れてしまった。

A樹はM代に抱きついて泣き出してしまった。

A樹が泣き終ると、M代はA樹を連れて家に帰った。
A樹は母親からしっかりと絞られた。
「A樹、お母さんがどれだけ心配してしてたかわかる?もう、勝手に遠くに行っちゃ行けないよ。」
M代もA樹を再び抱きしめた。

翌日、M代はA樹から冒険の話を聞いた。
県道の橋の下を一人でくぐったことも聞いた。
M代はこっそりとA樹の勇気をたたえた。

578 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 13:42:33.67 ID:lg4vgyQFG
>>511に関連して

T中君の父親は先端技術に詳しかった。
ほとんどの人がまだ年賀状に自分で撮った写真を印刷しない時分から、自分で撮った写真を年賀状などに印刷していた。

T中君が小6の12月のある日、雪がまだ少し残っていたので<T中君は長靴を履いて登校することにした。
履くまでもないともいえたが、長靴半ズボンが好きなT中君は迷わずに長靴を履いた。
T中君の小学校では一年中、男の子は生脚に半ズボン、女の子は生脚に短いスカートと決まっていた。
T中君は黒の長い大人用大長靴から白いハイソックスをちらりとのぞかせた。

その日、T中君が登校するとき、父親が年賀状用の写真を撮影することになっていた。
母親もきょうだいも父親自身の写真ももう撮ってある。あとはT中君の写真だけになっていた。
父親としては、T中君がランドセルを背負って登校するところが希望だった。

撮影のその日まで雪が残っていることをT中君は祈った。
祈りは通じて、長靴半ズボンにランドセルで写真に写ることができた。

579 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 13:59:44.53 ID:lg4vgyQFG
T中君は家の前の道で自然に立っている状態で写った。
父親はその写真を他の家族の写真とともに年賀状に使った。
写真の下には「○○も小学校最後の冬、今年の春には中学生」と印字した。

T中氏は年賀状を出したのにT中氏に出さなかった人から返信の年賀状が来た。
「雪も残った真冬なのに半ズボンでえらいですね。」
「たくましい息子さんでうらやましいです。。
「脚が長くてかっこいいですね。」
など、真冬でも半ズボンのT中君に対する賛辞が付け加えられていることが多かった。

T中君自身が知るのは正月がかなりすぎてからであった。

580 :夢見る名無しさん:2018/03/03(土) 14:15:37.01 ID:lg4vgyQFG
実は、その写真を撮った日に、体育の時間で肉弾があったのだ。

その時、S木君とともに、N子にヘッドロックされて頚動脈を圧迫され、落ちてしまった。
S木君はN子の両腕と脇に、T中君はN子の両太腿と両膝に挟まれて。
男の子二人が女の子一人に失神KO負けしたのだ。

S木君とT中君は平均より高い身長で小6としては普通の体格、N子は低い身長で太くは見えないが発達した筋肉を持っていた。

あの写真を撮った数時間後に、友達のS木君と二人で、一人の女の子に失神KO負けしたのだ。

父親が年賀状に使った写真を、T中君は父親からもらっている。
T中君は機会あるたびに自分の写真を見てK間を意識した。

581 :近藤:2018/03/13(火) 07:54:00.37 ID:XXynu+hu5
倉治郵便局長さんも、半ズボンを、はかせよう。
女性です。

582 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 17:59:39.70 ID:LJwzRSNH0
倉治郵便局は大阪府交野市の倉治郵便局のことでしょうか?
TVなどのメディアで話題になっているのでしょうか?
TVはあまり見ないので、TVには詳しくありません。

検索してみたら、2ちゃんねるで話題になっているようです。
もし、大阪府交野市の倉治郵便局の局長が女性だとすると、その2ちゃんねるはその方にハラスメント的な言い方をしているので、
スルーさせていただきます。

ただ、かつての少年のように、短い半ズボンにハンターなどの長靴をはいた女性というのは魅力的だと思います。

583 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 18:20:44.13 ID:LJwzRSNH0
言い方がきつすぎたとしたらごめんなさい。
例の2ちゃんねるのノリにはスルーしたいですが、長靴半ズボンの魅力に関することなら、どしどしとレスを下さい。

584 :夢見る名無しさん:2018/03/14(水) 18:25:59.80 ID:LJwzRSNH0
長靴半ズボンの復活を強く求める!

585 :近藤:2018/03/16(金) 07:33:43.89 ID:i7XbJwkJv
西尾くにこさんも、ショウトパンツです。
倉治郵便局の、局長は、優しいです。
中村さんです。郵便局長。
長靴を、履かせよう。
倉治郵便局に、行こう。

586 :近藤:2018/03/17(土) 08:11:31.24 ID:7TuEvMZgN
テレビには、出てないです。
女性職員が、います。

587 :近藤:2018/03/17(土) 08:51:30.81 ID:so/8CCOuo
大阪府の、交野市に、ある、倉治郵便局です。
3代目の、局長です。
女性です。中村さん。

588 :近藤:2018/03/17(土) 11:03:41.20 ID:so/8CCOuo
西尾くにこさんに、長靴は、どうでしょうね?
色気が、あるよ。

589 :夢見る名無しさん:2018/03/17(土) 14:03:21.12 ID:HCNMWLoQV
関係する2ちゃんねるのスレを拝見しましたが、申し訳ありませんが、これでは当スレの方針と調和いたしません。

倉治郵便局は実在の郵便局で、中村さん、西尾くにこさんも実在の方でしょうか。
芸能人や政治家でなく一般人で実在の方をココに出すのは憚られます。

girl in rubberboots のような世界観、長靴と半ズボンの取り合わせの妙を追求する世界観で、特定の個人にはかかわらないような形でのレスならば歓迎いたしたいと思います。
そうでなければ、申し訳ありませんが、ご期待に添えませんので、当スレから退出していただきたいと思います。

せっかくおいでになったところ、申し訳ありません。
当スレをお見つけいただき、お越しになったことには、心から感謝いたします。

できれば、当方の要望を聞き届けられた上で当スレを盛り上げていただければ幸いです。
当スレの世界観とどうしても合わないということでしたならば致し方ありません。
強制する筋合いではないと思います。

ありがとうございました。

590 :夢見る名無しさん:2018/03/17(土) 14:07:27.13 ID:HCNMWLoQV
girn in rubberboots のアドレスです。
http://girb.net/index.html

591 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:00:20.44 ID:gmZXdJdcJ
再び >>511 に関連して >>578 とも関連。

S木君は、小6の冬の体育の肉弾の時の前に、小5の秋の体育のドッジボールのときにも、N子に「失神KO負け」していた。

小5の秋、S木君は黒の長い大人用長靴を買ってもらった。
サイズは大人用としては小さいほうだったが、ぜひとも長い大人用長靴を履きたかった。
今までの学童長靴も艶ありであったが、もう古くなっていた。新品の大人用長靴の艶は、学童長靴が新品のときよりも、強く明るく輝いていた。

体育のあるその日、雨が降っていた。雨は午前でやむという予報だったので、長靴をはかない子も結構いたが、S木君は迷わずに喜んで履いた。
その日、S木君は長靴半ズボンで登校した。白のハイソックスがちらりであった。

登校中、下級生の視線がまぶしかった。

592 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:18:35.12 ID:gmZXdJdcJ
雨は1時間目が終わらないうちにやんでしまった。
体育は午後だったので、外で行うことができた。ドッジボールだ。

子供たちは白の半袖体育服に、男の子は黒の短いジャージの短パン、女の子は黒のジャージのブルマだった。
背の高くなった男の子が少し、大人用長靴を履いていた。
その中ではS木君は一番背が低いけれども、大人用長靴を履いたひとりになれて誇らしかった。
ピンクの長い長靴から白のハイソックスをちらりとさせたN子とは敵チームになった。

N子の球がS木君の隣にいた女の子に当たった。
S木君はその球を拾うとすぐに、N子に当てようと投げた。
N子は投げたばかりで、まだ後方に十分に下がれていなかった。
S木君はN子の脚を狙ったが、高くなってしまい、腹部あたりでN子に取られてしまった。

S木君は大急ぎで下がろうとしたが、N子の動きはS木君よりすばやかった。
S木君が下がろうとしたときには、N子は球をもう投げていた。
N子はS木君の太ももを狙おうとしたが、高くなってS木君の胸に当たった。

593 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:34:45.85 ID:gmZXdJdcJ
ボムッ
思ったよりも大きい音がして、球はN子のチームの内野に戻った。
S木君は、N子の球を避けることも受けることもできなかった。
S木君は1歩か2歩脚が後ろに回っただけで、仰向けに倒れてしまった。

N子はこぼれた球を持って更に投げようとした。
S木君のチームの子は、S木君が当てられたときに皆下がり隙がなかったので、N子は外野に球を回した。

S木君が起きてこないし、動かないので、先生がホイッスルを鳴らしてドッジボールをやめさせた。

先生はS木君に近寄ってひざまずいた。「S木君!S木君!」
反応がなかった。
S木君は呼吸をしていない。
先生は心臓マッサージをした。マウスツーマウスの人工呼吸もした。
呼吸が回復しないので更に心臓マッサージをした。
2回目のマウスツーマウスの人工呼吸で、S木君の腕が動いた。大長靴の脚も動いた。

594 :夢見る名無しさん:2018/03/20(火) 19:46:02.76 ID:gmZXdJdcJ
S木君は目を覚まし、呼吸を再会した。青くなった顔色に赤みが差してきた。
先生はN子を通して保健室に担架を要請した。
先生はS木君を担架に乗せ、養護の先生と保健室に運んだ。

S木君は保健室で元気を取り戻した。先生は帰りに、S木君を校医の医院に連れて行った。検査の結果、異常なしだった。
S木君の母親、N子の母親も駆けつけた。N子の母親はS木君の母親に謝った。
数日後と数週間後の検査でも異常なしだった。

S木君はN子に勝つことを目標にした。
S木君とT中君と同じく平均より高い身長で小6としては普通の体格、N子は低い身長で太くは見えないが発達した筋肉を持っていた。

S木君は新しい大長靴でN子に負けたことが悔しかった。
できればこの長靴半ズボンでN子に勝ちたかった。

そのチャンスは小6の冬の体育の肉弾でめぐってきたが、そこでもS木君はN子に「失神KO負け」してしまったのだ。

595 :近藤:2018/03/24(土) 09:13:38.53 ID:jeoFPrGAy
半ズボンで、ハウスゆうに、来てください。
手芸品を、買いましょう。072−848−7640が、
電話番号です。
大阪府枚方市中宮山戸町7−23.
ハウスゆう。
近藤和。

596 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:07:08.62 ID:eSKRSwPTo
K太とL気は、喘息とアレルギーの治療のために、キックボクシングのジムに通っている。
小学生のころは、真冬でも半袖半ズボンで過ごした。中学生になっても私服では、半袖半ズボンであった。
治療のためである。

中学2年の6月、L気の家では、土曜日に、K太を招き一泊させ、日曜日に、L気の父親・母親・L気・K太で鮎釣りバーベキューに行く計画を立てた。
そのエピソードを少し書き直したいと思います。

495〜498に相当します。
その前には、ジムでの練習、L気宅でのお泊りのエピソードがありますが、鮎釣りバーベキューだけに絞ります。

K太にもL気にも鮎に対するアレルギーはなかった。野菜にはほとんどなく、K太またはL気どちらかが該当するものが避けられた。
肉ではK太にもL気にもアレルギーが該当しないのは牛肉だったので、肉は牛肉だけにした。牛肉を入れるケースには保冷財をたくさん入れた。

その日は晴れていた。車はK太の家に近くも通った。そしてどんどんと山奥に向かった。
駐車場のような所にきた。山の中は朝近くまで雨が降っていたようで、車の外はぬかるんでいた。アスファルトはない。
短靴できた家族やグループはひいひい言いながら駐車場をよろめいていたが、K太、L気、L気の父親、母親はまったく平気だった。
K太とL気の服装をもう一度紹介すると、

K太は白地で無地の半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、紺に黄色のV字ラインが入ったマリンブーツ、
L気は白地に少し模様のついた半袖のTシャツ、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトにに、ライトブルーのデニムの半ズボン、スポーツハイソックス、黄色に紺のV字ラインが入ったマリンブーツ

だった。(詳細は482)

597 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:11:55.69 ID:eSKRSwPTo
L気の母親も長靴を履いていた。ベージュの長い長靴である。

長靴で来た人は少なかった。大人ではL気の父親と母親とあと1人、幼児が数人であった。
川原まで下りてていく道はどろどろだった。滑って転ぶ人もいた。K太やL気たちは軽い足取りでよたよたしているグループを抜かしていった。

長靴(マリンブーツ)を履いているK太とL気はL気の父親の鮎釣りを積極的に手伝うことができた。
雨上がりということもあって釣果はいまひとつだったが、バーベキューには十分であった。
K太とL気はバーベキューセットの用意をした。燃料は持参してきた炭を使った。鮎は塩を振って直火で焼き、牛肉と野菜を鉄板で焼いた。
鮎は少なかったが、たくさん用意した牛肉で満腹になってしまった。

K太とL気はバーベキューセットを挟んでポーズをとってL気の母親に写真を撮ってもらうことになった。少しずつポーズを変えて何枚か撮ってもらった。

午後は、K太の家とL気の家それぞれへのお土産のための鮎を釣ることに専念した。あまり取れなかったが、それぞれ数匹は取れた。

598 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:16:58.49 ID:eSKRSwPTo
K太とL気のマリンブーツに、
あるいは、小学生よりは一回り大きく脚も長いのに、縦2列のアルミで補強された穴の太いベルトに、デニムの短い半ズボン、スポーツハイソックスをちらりとさせて、長いマリンブーツを履いた、K太とL気に、
じろじろとした視線を向ける者たちもいた。
小学校中学年くらいの、バミューダパンツにサンダルの少年が、「あいつ、長靴履いてるううう!」と小学校高学年くらいの、長ズボンにサンダルの、兄らしき少年に言って、二人で「やあい、長靴っ!」と野次を飛ばしたが、
K太もL気もまったく反応しなかった。

599 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:18:52.16 ID:eSKRSwPTo
それは午前のことで、午後には、K太の長靴に似た色の長靴を履いた幼い男の子と、L気の長靴に似た色の長靴を履いた幼い女の子が、「この長靴、かっこいい。」と言って指差した。
男の子はK太の長靴を触りだしたので、男の子の母親が「やめない。」と言った。
「いいですよ。」K太は易しく言った。「ありがとうございます。ごめんなさい。」母親が言うや否や、女の子が「遊んで!」と言った。
「まあ!」母親が言ったが、「いいですよ。」とK太、「じゃあ、遊ぼうか?」とL気が言った。
「何して遊ぶ?」K太が言うと「○○ごっこ!」と当時上映されていた戦隊ものを挙げた。
戦隊ものは5人である。5人目にL気の父親が入ってくれた。幼い男の子は長靴半ズボン、幼い女の子は長靴スカート、K太とL気はマリンブーツに半ズボン、L気の父親は長靴長ズボンだった。
安全のため、場所は少し上がった広場で行った。幼い男の子と女の子は退屈していたため、戦隊ごっこを大いに楽しんだ。

K太もL気もキックボクシングを何年もやってきているので、安全に対する配慮は同い年の少年に比べてはるかに的を射た対応ができる。L気の父親も入っていたので、遊びは無事に終わった。
危ないことが起こりそうになるたびに三人のうちの誰かがうまく遊びを止めて安全を図った。

600 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:21:27.11 ID:eSKRSwPTo
K太もL気もキックなどを披露した。男の子も女の子も「かっこいい!」と言ってくれた。
L気の母親と男の子、女の子の父親、母親の三人が遊びを見守っていた。

「本当にありがとうございます。」幼い子たちの父親が言った。
「お兄ちゃんの妹もまだ早かったのですね。主人が鮎釣りが趣味なものですから……」幼い子たちの母親が言った。
「うちの子も実はまだ戦隊もの見てますによ。」L気の母親が言った。
「立派なお子さんたちですね。お二人はご兄弟ですか?」
「いいえ、黄色い長靴の子が私の子で、青?紺の長靴の子が同い年のいとこです。」
「大きいですね。何年生ですか?」
「中学2年生になります。二人とも喘息とアレルギーがありまして、お医者さんから中学生までは1年中半ズボンでなければいけない、といわれていますの。私の家系の体質かしら?」

601 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:37:17.20 ID:eSKRSwPTo
「そんなふうには見えませんわ。お二人ともたくましくかっこいいですわ。何かスポーツをなさっているのですか?」
「部活で少しばかり……」
「半ズボンに長靴が本当によく似合っていますわ。脚が長くてかっこいいです。中学2年生くらいが一番似合うかもしれませんわ。本当に何とか戦隊みたい!」

K太がキックボクシングをやっていることを隠していることをL気はL気の家族に伝えてあった。

K太とL気は喘息とアレルギーの治療のために小3からキックボクシングのジムに通っているが、ぜんぜん強くならなかった。
キックもパンチも何とかなったのは小6からである。

小学校6年生最後の試合、K太もL気も女の子と対戦して、二人ともKO負けをしている。
386〜388 392〜393参照。
K太は中2になってからの試合で、女の子にハイキックを決められ、失神失禁脱糞KO負けをしている。
キックボクシングをしている、ということを知られるのは恥ずかしかった。

602 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:46:44.14 ID:eSKRSwPTo
でも、幼い男の子と女の子、その父親と母親、そして、K太やL気たちを見ていた人々の反応は違った。

子供や若者が格闘技などのまねをしてキックをするのとはまったく違った美しさがあったのだ。
K太とL気はずっと練習に耐えてきたのだ。

K太もL気も、見ている人たちに笑われ、軽蔑される覚悟はしていた。
それでも、やめなかった。
小さな子供たち二人を最後まで楽しませてあげたかったからである。
また、自分たちのキックのフォームにも自信がついてきたからでもある。理にかなった動きであったので、動いていて総会でもあったからである。

603 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 16:54:39.15 ID:eSKRSwPTo
戦いごっこが終わると、見ていた人々から拍手が起こった。
K太とL気は思わず顔を赤らめた。

遊びを終えると片づけをして車に乗り込んだ。幼い子たちは手を振ってくれた。幼い子たちの父親と母親は何度も礼を言ってくれた。

帰りの車中では疲れと満腹感のため、K太もL気も眠ってしまった。
行きははしゃいでいたK太とL気だが、帰りは疲れて後部座席で眠ってしまった。車のゆれに伴い、またキス状態になっていた。KKNも半ズボンの中でBKKしていた。

K太の家に到着した。K太はL気とともにL気の父親に起こされ、車を降りた。
L気の父親と母親がK太の父親と母親に挨拶した。お土産として採った鮎を渡した。
K太の母親は家に上がるように言ったが、L気の父親は遠慮して帰った。

次の練習日、L気はその日の写真をK太に手渡した。

K太もL気も、小6の潮干狩りの写真と中2の鮎釣りバーベキューの写真を大切に保存してある。

604 :夢見る名無しさん:2018/03/24(土) 17:07:26.54 ID:eSKRSwPTo
K太とL気の長靴半ズボンを笑った兄弟は、半ズボンも長靴もかっこ悪い、と思っていた。
だが、鮎釣りバーベキューから帰ると、兄も弟も短い半ズボンを履くようになった。
母親がなぜ急に半ズボンを履くようになったかと尋ねると、暑いからだと答えた。
そればかりか、雨が降ると長靴を履くようになった。雨でなくても長靴を履く必然性が少しでもあるときには、長靴を履くようになった。
夏場であったので、長靴半ズボンになることが多くなった。
母親がなぜ急に長靴をはくようになったかと尋ねると、足が濡れるのは気持ち悪いからだと答えた。

実は、この兄弟は、K太とL気をかっこいい、と思ったのだ。
兄は中学生になってからも長靴を履くつもりで、K太やL気のようなマリンブーツも買ってもらったほどだ。

この兄弟は、中学生になってからも、マリンブーツや大人用長靴などで、こっそりと長靴半ズボンを楽しんだという。

誤字脱字が多くなって申し訳ありません。
まあ、なんとか「忖度」(モリカケ問題じゃないけど)してください。

605 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 17:35:29.02 ID:g7WqV/uYz
>>595
レス遅れて申し訳ありません。
当方、大阪府からは結構離れた場所に住んでいますので、そちらに今すぐうかがうことはできません。
機会がありましたらお邪魔させていただこうかと存じます。

当スレには、長靴と半ズボンの取り合わせに関するネタを提供していただき、盛り上げて下されればと存じます。

606 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 17:37:14.49 ID:g7WqV/uYz
長靴半ズボン少年の復活を切に求める!

607 :夢見る名無しさん:2018/03/26(月) 20:56:00.83 ID:+7TKKihmh
猛禽類っぽい雌の生殖器に自分の性器突っ込んで腰を振ってる夢、めっちゃエロかった


起きて正気に戻った

608 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:42:19.10 ID:4myRM6U4a
K太君、L気君の小6から中2までのキックボクシングのエピソードについて、追加変更させていただきたいと思います。
>>384 から >>412 び相当します。小6から中2につきましては、>>399 から >>412 に相当します。

k太君、L気君の紹介として、>>384>>389 を貼ります。

609 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:43:20.96 ID:4myRM6U4a
384より
小学校時代、真冬でも半袖半ズボンで通した少年がいた。雨の日や雪の日は長靴を履いた。
でも、あまり強くなかった。徒競走や相撲で女の子に負けるところをよく見た。
雪合戦ではそいつの生脚にめがけて雪球を投げた。どんなに当たっても泣き言を言わなかった。
教室に戻ると真っ赤にした手をこすりながら泣きそうになっていた。でも、半袖半ズボンをやめなかった。
あまり強くないから強くなるためにそうしていたのかもしれない。

K太の小学校での同窓生であるある人物は、ある雑誌でK太のことをそんなふうに書いていた。

K太は東京近郊の東京より内陸性の気候でやや積雪もある地域に住んでいる。
身長は平均よりやや高く、やややせていて、平均的な体重だった。
K太は生まれつき喘息や複数のアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。

K太は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

610 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 17:44:42.64 ID:4myRM6U4a
389より
L気は都内に住んでいる。お受験をして(させられて)F大学付属小学校に入学した。
L気も生まれつき喘息やアレルギーを持っていた。
医師はその改善のためには、真冬でも半袖(できればノースリーブ)半ズボンを通すこと、体を酷使する格闘技などをやり続けることを指示した。
F大学付属小学校を選んだのは、将来の進学のことだけでなく、きめ細かい配慮を期待してのことでもあった。
幸いなことに制服は一年中半ズボンだった。L気の両親は事情を説明して、上も1年中夏服の半袖の着用を願い出て了承された。

L気は小3から東京にあるキックボクシングジムSジムに通った。表向きは病院に行くことになっていた。日曜日には試合が入ることがあった。
Sジムに通うときも1年中半袖半ズボンである。
Sジムでは更衣の順番の約束があった。
全裸になり、キックブーツを着け、サポーターを着け、金的を着け、競泳用パンツを着け、バンテージを着け、グローブを着ける。女の子は競泳用パンツの変わりに競泳用水着である。
練習のときは、競泳用パンツの変わりに半袖のTシャツにランパンのような半ズボンである。

L気に少し遅れてK太が入門してきた。
L気とK太は事情が似ているし、実力も似ているので仲良しになっていった。
L気の実力や戦績はK太と大体同じであった。身長も体重も体型もほとんど同じであった。

611 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 18:01:39.47 ID:4myRM6U4a
あらまし
小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
小6.3月 小学生最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血

612 :夢見る名無しさん:2018/03/27(火) 18:12:59.51 ID:4myRM6U4a
611にわざわざカキコしたのは、私のメモのためです。
この頃、悪い頭がますます悪くなって、記憶が続くかどうか自身がありませんので。

新しくU子ちゃんという女の子を登場させます。
K太君もL気君も等しく1回失神KO負けさせるためです。

なお、医学的妥当性は考えておりません。
もう昭和、遅くて平成1桁の頃ですが、喘息の治療のために薄着や過酷なスポーツをさせる、という話を医学雑誌で読んだことがありました。
その医師のもとではないとは思いますが、その方式で不登校になったという話も、臨床心理学の雑誌で読んだことがありました。
そんなところから出た妄想です。

今日は時間がありませんので、続きはまたゆっくりと行っていきたいと思います。
数回以上かかるかもしれません。

613 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:16:13.27 ID:QndB2zUrJ
小学校6年生9月の試合だった。
その日、両親は都合が悪く、途中の駅まで送ってくれただけで、会場まではL気一人で行った。
その日、後に温帯低気圧に変わる小型で弱い台風のため、雨が結構強く降っていた。
L気は赤と白と青の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

614 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:31:04.62 ID:QndB2zUrJ
L気は同い年で同じ体重の女の子と対戦することになった。
身長はL気より低いが筋肉は女の子のほうが発達していた。

会場の体育館に着くとすぐに入ったトイレから出たL気は、隣の女子トイレから出てきた女の子を鉢合わせた。
女の子は鋭い視線でL気を見た。
女の子は白の半袖ブラウスに青のタータンチェックのスカートに白の長い長靴を履いて、L気と同じようなスポーツバッグを持っていた。

L気は、その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
コーチから伝え聞いていた身長・体重と一致する気がした。
もしかして対戦相手の○○W子かもしれないと思った。
受付でその女の子の直後に並んだため、本当にそのとおりだと確認できた。

615 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:39:21.59 ID:QndB2zUrJ
コーチはU子が強いことを知っていた。L気にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

ゴングが鳴った。
筋肉の差が体力の差だった。L気は、パワー・スピード・スタミナともにU子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。
1ラウンドからU子が大幅にリードした。
2ラウンド、L気は息が上がっていたが、U子は平然としていた。

コーチがL気に積極的に攻撃していくように指示した。
L気は、スタミナが切れていたが、このままでは判定で負けである、と思って積極的にキックやパンチを出した。
U子もL気に対応して激しくキックやパンチを出した。
U子がやはり優勢である。

616 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:49:06.71 ID:QndB2zUrJ
U子のキックがL気の胸に決まった。
L気は崩れるように仰向けにダウンした。

ワン、ツー、
レフェリーがカウントを数えだしたが、L気の様子を見てすぐにゴングを要請した。

レフェリーはU子の腕を高々と掲げると、L気の脇でひざまずいた。
L気は失神していた。そればかりか呼吸がない。
レフェリーはすぐに心臓マッサージとマウスツーマウスの人工呼吸を施した。

腕と脚が動いて、L気は意識と呼吸を回復した。
担架が要請され、L気は医務室に運ばれた。

617 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 14:59:52.40 ID:QndB2zUrJ
要請していた救急車が到着した。L気は救急車のストレッチャーに乗せられて病院に運ばれた。L気の着替えや荷物も一緒に運ばれた。
病院に到着するとコーチはL気の家に電話した。L気の母親が病院に駆けつけた。
L気の母親もK太のKO負けには慣れているけれど、失神KO負けは初めてなので顔色が少し青くなっていた。

L気は点滴を受け、さまざまな検査を受けた。結果は異常なしだった。入院は2泊3日、火曜日の午後には退院でき、水曜日からは登校できる、との診断だった。
L気の母親は安心した。学校の欠席理由は説明に手間取るので、アレルギーの再発とした。

618 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:09:10.05 ID:QndB2zUrJ
L気は外科の病棟に入院した。交通事故のおっさんたちと相部屋だった。

月曜日の夕方、U子が母親とともに見舞いに来た。
「○○L気君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○U子と母でございます。このたびはL気君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。」
「L気君はいらっしゃいますか?」「今、疲れが出て眠っています。起こしましょうか?」
「いえいえ、起こしていただかなくて結構ですわ。花束だけお受け取りください。」
U子は花束を持ってきた。「○○K太君、早くよくなってください。すばらしい試合をありがとう。」というカードも入っていた。
そのとき、L気は眠っていた。U子は花束をK太の母親に渡すとL気の寝顔に礼をしてU子の母親とともに帰った。

619 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:13:09.23 ID:QndB2zUrJ
L気が退院することになった。
L気は、白地に赤と青の半袖ポロシャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、用具を入れたスポーツバッグを持って母親と並んで、同室の患者(交通事故のおっさん)に挨拶した。

「短い間でしたけどL気がお世話になりました。このたびおかげさまで退院することになりました。皆様方のいち早いご回復をお祈りいたしております。L気、皆様にご挨拶を。」
「短い間でしたけどお世話になりました。僕退院することができました。皆様のご回復をお祈りしております。早くよくなってください。」
「しっかりした挨拶ができたじゃないか。何年生だ?」
「6年生です。」
「脚が長くてかっこいいね。君くらいの子が半ズボンだとますますかっこいいね。長靴も長くてかっこいいね。」
「L気は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」

「えらいね。昨日花束を持ってきた女の子は君のガールフレンドなのかい?」
「………」
「もてるね。こんなきれいな脚の男の子がボーイフレンドなんて、あの女の子もやるじゃないか?あの女の子も健康的でかわいかったぞ。やるなあ、君。」
「いいえ、日曜日の試合の対戦相手です。」
「あの女の子が君を失神KOしたのか?」
「は、はい。」
「背は君のほうが高いが、あの女の子のほうが筋肉があったかもな。もっと筋肉をつけろ。」
「次は女の子に負けるなよ。」
「はい。」
「では、皆様、失礼します。さ、K太。」

K太と母親は病室を退出した。

620 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:28:20.20 ID:QndB2zUrJ
L気とL気の母親が病室を出てエレベーターの前に来ると、エレベーターからは、U子とU子の母親が出てきた。
その日は晴れていたが、L気は入院のときと同じ、黒の長い大人用大長靴だった。
U子は試合の日と同じ服装だったが、長靴の変わりに、白の編み上げのおしゃれなブーツを履いていた。

「○○L気君とお母様でしょうか?」「はい。」
「○○U子と母でございます。このたびはL気君が入院ということになりまして、本当に心配いたしました。」
「ご心配ありがとうございます。もうご心配なく。お医者様からもまったく大丈夫だとお墨付きもいただきました。花束までいただきましてありがとうございます。」
「○○君、大丈夫?」「○○さん、ありがとう。もう大丈夫だよ。花束ありがとう。」「ごめんね。」
「そんな、いいよ。○○さんのほうが僕より強かったのだから仕方ないよ。」
「L気もU子ちゃんのように強くなってほしいんですけど。」
「いいえ。○○君も強いですよ。○○君が強いからつい本気になってしまったと、うちのU子も言ってました。。これはほんの心ばかりの粗品ですが、L気君と召し上がってください。」
「いいえ、とんでもない。」「いいえ、どうぞ、どうぞ。」「いいえ、」「どうぞ、」「では、お言葉に甘えて。」
L気の母親が言葉を続けた。
「L気は喘息とアレルギーがあって、1年中半袖半ズボンで、キックボクシングのような激しい運動をしなければ治らないと、お医者様から言われてますの。」

「えらいですね。試合の日は雨だったから長靴なのですね。長い長靴に半ズボンで脚が長くかっこいいわ。脚に筋肉が付き始めてるわ。L気君、絶対強くなりますよ。」
「ありがとうございます。少しでもU子ちゃんに近づけるようにがんばらせますわ。」
「L気君のようなすばらしいお子様と対戦させていただいてU子も幸せです。」
「退院の手続きもありますので、今日はこれにて。」「失礼しました。お大事に。」

L気と母親は車で帰ったので、長靴半ズボンで歩いたのは駐車場までだった。

621 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:47:38.98 ID:QndB2zUrJ
小学校の高学年からK太のキックボクシングの実力は飛躍的に向上したけれど、平均以下であった。
中学生になっても平均との差はあまり縮まなかった。
女の子との対戦はなくなっていった。男の子との対戦でも負けのほうが多かった。新人に対して勝つというくらいだった。
もう女の子と対戦することはない、もう女の子に勝つ機会はないと思っていたとき、チャンスがめぐってきた。

中1の9月、同い年の女の子との対戦が舞い込んできた。
相手は、ちょうど1年前、L気が失神KO負けした、U子である。
K太は少し怖くも感じたが、それよりもL気の仇を取りたい気持ちのほうが強かった。
K太とL気の身長と体重は今までずっとほとんど差がない。同じように成長してきた。
中1の9月では、K太は身長でも体重でもU子を大きく上回っていた。
K太のジムでもU子のジムでも両者の実力は釣り合う、と見たのだろう。

622 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 15:56:10.13 ID:QndB2zUrJ
その日、両親に試合を見られたくなかったK太は、一人で試合会場に行った。
停滞前線の長雨が続いていた。
L気は赤と白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場に向かった。

会場の体育館に着くとすぐに入ったトイレから出たL気は、隣の女子トイレから出てきた女の子を鉢合わせた。
女の子は鋭い視線でL気を見た。
女の子は白の半袖ブラウスに青のタータンチェックのスカートに白の長い長靴を履いて、K太と同じようなスポーツバッグを持っていた。

K太は、その女の子のスカートと長靴にはさまれた筋肉に強い印象を持った。
コーチから伝え聞いていた身長・体重と一致する気がした。
もしかして対戦相手の○○U子かもしれないと思った。
受付でその女の子の直後に並んだため、本当にそのとおりだと確認できた。

623 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:05:42.85 ID:QndB2zUrJ
コーチはU子が強いことを知っていた。L気にはリーチを生かして積極的に攻撃するようにアドバイスした。

ゴングが鳴った。
1Rの判定はまったくのイーブンであった。
贔屓目に見れば、K太が優勢と言えなくもなかった。

2R以降、判定でU子に差をつけられた。
筋肉の差が体力の差だった。L気は、パワー・スピード・スタミナともにU子についていくことができず、W子のキックやパンチは強烈に決まり、L気のはかわされたりブロックされたりした。

5Rとなった。
U子はまだまだ元気に動けたが、K太は棒立ち状態だった。
しばらくすると、K太は本当にコーナー近くで棒立ちになった。

K太は顔面をガードする以外、何もできなかった。
U子のキックやパンチが次々に決まる。
K太は内股のままの正座でダウンしてしまった。
顔面をガードしていた腕がだらりと下がってしまい、顔はうつむいてしまった。

624 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:12:40.60 ID:QndB2zUrJ
ワン、ツー、
レフェリーはカウントを数えだしたが、すぐにゴングを要請した。

U子はレフェリーに腕を挙げてもらうと、主審や四方の席に向かって、左右のグローブを胸の辺りで合わせて、礼をした。
それがすむと、K太の前に来て、同じように礼をした。
K太にはそれがわかったけれど。グロッキーになっていてまったく反応できなかった。

K太はコーチに抱き起こされ、リングの外からは、コーチに横抱きされて控え室に退場した。

625 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:42:17.36 ID:QndB2zUrJ
K太は赤と白と黒の縞の半袖シャツに縦穴2列の黒の太いベルトに紺のデニムの半ズボンに黒の長い大人用長靴を履き、スポーツバッグに用具を入れて会場の体育館を出た。
外はまだ雨が降っていた。
K太は帰るふりをして、体育館の裏手に回った。
K太はしゃがみこんで泣き出した。

ぬれた長靴のゴムが生脚の太腿の裏に当たった。
その感覚が中学校になってからの女の子との試合でKO負けしたことと相乗して、K太はたまらなくなった。

K太が泣き終わると、雨が上がり、晴れ間が出てきた。
帰り道、生きと同じように、大人たちの視線が心地よかった。

626 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 16:52:59.39 ID:QndB2zUrJ
611

あらまし
小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
小6.3月 小学生最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血

の内、

小6.9月 L気:U子に失神KO負け、人工呼吸
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー

について、カキコしました。

627 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:05:28.17 ID:QndB2zUrJ
K太君、L気君ともに、U子ちゃん、V子ちゃん、W子ちゃんと対戦しました。
もちろんすべてK太君、L気君のKO負けですけど(笑)

K太君は小6で1回、中1で1回、中2で1回、
L気君は小6で2回、中2で1回、
失神失禁脱糞KO負けは、K太君1回、L気君0回、
マウスツーマウスの人口呼吸は、K太君0回、L気君1回、
失神失禁脱糞KO負け防止の浣腸は、K太君0回、L気君1回、

とアンバランスですが、体験の過激さという点では二人ともバランスが取れているような気がします。
もちろん、こんな体験が現実にあったら安全という面から大問題ですが、あくまでも心象風景(妄想といわれれば反論の余地なしですが……)ということで。

628 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:24:44.61 ID:QndB2zUrJ
もう一度整理

小5.5月 K太・L気:K太の家にお泊り、翌日、潮干狩り
小6.9月 L気:U子に失神KO負け、レフェリーからマウスツーマウスの人工呼吸、入院、U子らがお見舞い
小6.3月 小学校最後の試合
      K太:V子にKO負け、鼻血
      L気:W子にKO負け、嘔吐
中1.9月 K太:U子にKO負け、グロッキー
中2.5月 K太:W子に失神失禁脱糞KO負け、入院、W子らがお見舞い
中2.6月 K太・L気:L気の家にお泊り、翌日、鮎釣りバーベキュー
中2.11月 L気:V子にKO負け、鼻血、V子の祖父、試合前、L気と会話、試合後、L気に手紙

男の子は小中ともにすべて長靴半ズボン、女の子は長靴スカート(一部ブーツ)
男の子が中学でも半ズボンである理由は本文で説明済み。

コピペも使ったため、修正がうまくいかなかった箇所、その他の誤字脱字もあります。
適宜、忖度(モリカケではない)してください。

いつか、もっとわかりやすくアップするかもしれません。
根性がなくてできないかもしれません。

629 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:28:44.33 ID:QndB2zUrJ
>>590
girn in rubberboots のアドレスです。
http://girb.net/index.html

とありますが、
girl in rubberboots ですね?

630 :夢見る名無しさん:2018/03/31(土) 17:32:24.35 ID:QndB2zUrJ
もう、私自身が疲れてきました。
時々刻々、知力も体力も劣化している私です。(もともと劣化していた水準からですが……)

これから仕事でこき使われるので、しばらくレスできなくなるかもしれません。

631 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:35:19.26 ID:PHyuzMcku
>>331
A樹君B斗君C子ちゃんの中学校入学のあたりを少し修正します。
A樹君たちが中学生でも半ズボン、長靴半ズボンでいられるような状況設定についてです。
旧バージョンでは、すべての男子生徒に中2の秋の衣替えまで校則で強制とのことでしたが、もう少しリアリティのありそうなものにします。

632 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:36:41.58 ID:PHyuzMcku
A樹B斗C子は揃って同じ中学校に入学した。
3人は小学校では奇跡的に同じクラスだったが、中学校では3人ともばらばらのクラスになり、3年間ずっとそうだった。

中学校の制服は、男子は普通の黒の詰襟、もちろん長ズボンであり、女子は普通の黒のセーラー服で、スカートはひざより長い。

では、半ズボンとは無縁となるか?いやそうではなかった。

X県Y市の中学校では、体育服は白の半袖に、男子は短い黒の短パン、女子は黒のブルマで、長ズボンのようなものはなかった。
真冬でも半袖、短パン、ブルマである。

633 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:47:23.12 ID:PHyuzMcku
入学式、始業式が終わると、部活動の登録が始まる。
A樹たちの中学校にはレスリング部がある。

レスリング部は練習が厳しいので有名だ。
そればかりではない。
レスリング部に入ると、中2の秋の衣替えまで、男子は、私服では真冬でも半ズボンで過ごさなければならない。もちろん生脚である。
女子も生脚のスカートで過ごさなければならない。

上級生も見張っているし、顧問のZZはすぐ隣の学区に住んでおる。

634 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:48:38.50 ID:PHyuzMcku
A樹もB斗もC子も運動をしたくて仕方がなかった。文化部や帰宅部という選択はなかった。
あの日、河原での合同トレーニングに参加していた部活に入りたかった。

A樹はサッカー部、B斗はテニス部を考えていた。でも、レスリング部に入ることにした。
なぜなら、C子がレスリング部に入るからだ。

635 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:50:09.96 ID:PHyuzMcku
レスリング部は中学校では珍しい。
顧問のZZは体育の教員で生徒指導主任だ。授業でも生徒指導で部活でも厳しいことが知られている。
地元国立大のX大学教育学部のころからレスリングで鳴らした。教員になってからであるが、国体で優勝し、X県のメダルの数をかろうじて全国1位にするのに貢献した。
体協関係でも実力者で、管理職になるのは時間の問題だといわれている。
レスリング部を作りたいとZZが言ったとき、管理職も教委も反対できなかった。
結構予算をかけて設備を整えた。

珍しい部活である。それも部員が多くなった一因である。
A樹もB斗もC子も珍しいことをやりたかった。(理由甲)

636 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:50:58.36 ID:PHyuzMcku
レスリング部に入ると非常に厳しい生活が待っている。
だが、レスリング部員であるということは、ZZの完全な庇護下にあるということだ。
レスリング部員である限り、いかなる不良も近寄ってこない。ただ、レスリング部員でなくなると、たちまち不良から目をつけられる。(理由乙)
レスリング部のそのような側面は、A樹B斗C子にとってまったく未知のことだった。

637 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 14:59:19.18 ID:PHyuzMcku
レスリング部では、男子はすその短い半ズボンのようなシングレット(吊りパンツ)、女子は競泳用水着のようなシングレット、男女ともハイソックスに編み上げブーツ、編み上げにはテープをする。
A樹やB斗は長靴半ズボンのようなスタイルになる。C子は競泳用水着に長靴のようなスタイルになる。

女子のシングレットは、赤の単色に白いラインが少し、青の単色に白いラインが少しの競泳水着タイプだった。

男子のシングレットは、女子に比べて胸や背中が広く開いていて、下半身は激短半ズボンの長さだった。
赤も青も下半身は半ズボンの形に黒で、上半身が赤のと青のがあった。上半身には白いラインが少しあった。
長靴半ズボンそのものだった。

A樹B斗C子を惹きつけてやまなかった。(理由丙)

638 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:00:38.74 ID:PHyuzMcku
A樹B斗C子がレスリング部に入部した理由は、第1に丙、第2に甲であって、乙のことは何も考えていなかった。
A樹とB斗にとっては、C子が入部するということも重要だった。

639 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:17:02.51 ID:PHyuzMcku
中学生は半ズボンで過ごすべきだというのが、顧問のZZの信念だった。
少なくとも中学校時代の半分は半ズボンであるべきだと考えていた。

県庁所在地のX市では、中1の秋まで半ズボンで過ごす少年は多かった。Y市でも珍しくなかった。
半ズボン強制を嫌がる少年たちもいたが、そうでない少年たちも結構いた。

A樹とB斗にとっては嫌がるどころではなかった。
堂々と半ズボン、場合によっては長靴半ズボンで過ごすことができるのだった。

640 :夢見る名無しさん:2018/05/26(土) 15:23:52.28 ID:PHyuzMcku
レスリング部員は、私服になったとき、誇らかに半ズボンで歩いていた。
中には、中2の冬になっても、中3になっても半ズボンで押し通す少年もいた。
A樹たちの中学校ででは、半ズボンはむしろ、ステータスシンボル、といってもよかった。

C子たち女子も男子とつりあうように、生脚に短いスカートですごくこととなった。
C子も短いスカートを履くこと、短いスカートに長靴を履くことは好きだったので、何の苦にもならなかったどころか、うれしかった。

641 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:07:59.99 ID:ZWiY3yfsF
小学校6年生 体育の授業 肉弾
服装:上半身;白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン) 下半身;男子 黒の短パン 女子 黒のブルマの上に襞の多い黒の短い体育用スカート

C子の妹N子はC子より6才年下である。
C子が小6になったときも、体育の服に変更はなかった。ただ、女の子の体育用スカートはなくなって、ブルマだけになった。

冬で雪が少し残っていた。C子が2人の男の子、A樹とB斗を”失神KO”したときと同じ日だった。
C子は小柄だったが、N子の身長は平均的だった。
見るからに太く筋肉もムキムキというわけではないけれど、よく見ると筋肉が発達していてバネが他の男の子や女の子とぜんぜん違っていた。
体育はずっと5以外とったことがなかった。
その日は、ピンクの長い長靴を履いていた。

男の子の間では、高学年になると競って大人用の長い大長靴を履く傾向があった。
C子のころもそうだったが、A樹とB斗もそうだったが、その傾向はますます強くなった。Y市特有の現象でもあった。

642 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:21:42.55 ID:ZWiY3yfsF
S木君とT中君がN子に「失神KO負け」する前にも、失神こそしなかったが「KO負けした」男の子はいた。

K川君はクラスでも大きいほうだった。身長も高いし、ひょろひょろでもなかった。
大人用長靴を履くとたくましく見えた。

K川君とN子との対決となった。
相四つとなり、相撲のようになった。
K川君の方が大きい。K川君が体重と力でN子を圧倒するようにも見えた。

643 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:32:28.01 ID:ZWiY3yfsF
黒の激短パンのK川君の生脚の筋肉と黒の大長靴、黒のブルマのN子の生脚とピンクの長い長靴が波打った。
N子の筋肉はK川君に圧倒されてはいなかった。むしろN子がK川君を圧倒していた。

K川君はN子にさば折をかけようとした。
その動きに応じてN子もK川君にさば折をかけた。

K川君の体はたちまち折れ曲がり、K川君の顔はN子の顔に引き寄せられ、K川君の唇はN子の頬に当たり、キス状態になった。
N子はまったく動じなかった。さらに厳しくさば折をかけた。

K川君の膝が地面につき、K川君はうつぶせに倒れてしまった。

644 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 18:49:33.23 ID:ZWiY3yfsF
さば折に伴う動きに従って、N子の長靴もそうだが、K川君の長靴は皺が入って太陽の光が反射した。

K川君は独力で起き上がれたし、ひざをすりむいた以外、特に怪我はなかった。
長靴には泥が不規則について、歩くたびに皺とあいまって、太陽光が複雑に反射した。
K川君は保健室ですりむいたひざにの手当てをして、絆創膏を張ってもらった。

黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。
「どうしたの?怪我?」近所の人が絆創膏を見ていった。
「体育で。」K川君は答えた。
「長靴半ズボンに絆創膏は男の子の勲章だね。」近所の人はそのまま通り過ぎた。

肉弾での相撲で女の子にさば折で負けたということを、その人は想像もしていないだろう。でも、K川君自身は自分のことだった。
K川君はK間を意識した。

645 :夢見る名無しさん:2018/06/29(金) 19:13:03.01 ID:ZWiY3yfsF
K川君の家は共働きで、家に帰ると誰もいなかった。
K川君はランドセルだけ下ろし、長靴を履いたまま、長靴半ズボンで、玄関にしゃがみこんだまま、泣き出してしまった。

少し前、冬休みのN祭りで、K川君はN子に負けていたのだ。
階段の駆け上げでも負けたし、相撲でも負けた。
相撲での負け方が実は、この日の肉弾での相撲対決での負け方と同じだったのだ。
N祭りでの絆創膏はすでに外れたが、今日は反対の膝に絆創膏が貼られたのだ。

N祭りについては、N子ちゃんの姉のC子ちゃんのエピソードの中にあります。
結構スレ番を遡らなくてはいけないし、小4、小5、小6と分散しています。
番号をお示しするのが面倒になってしまったので、ごめんなさい。
どの学年でも、子供たちの服装(裸に近いけど)と祭りの中身が同じように詳しく書いてあります。

646 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:00:29.81 ID:Le4o7zAgk
体育の肉弾で、K川君がN子にさば折で負けた時、K川君のチームの男の子が2人、恐怖のあまりガタガタと震えていた。
H田君とH本君だ。

N子は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のブルマ、ピンクの長い長靴、白のハイソックスがちらり、
H田君とH本君は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のジャージ地の激短パン、黒の大人用大長靴、白のハイソックスがちらり、
だった。

H田君とH本君は、自分より体格もよく体力もあるK川君に、N子の阻止を任せる形になった。
H田君とH本君は、平均的な身長で、平均よりややほっそりとしていた。
N子よりは身長はあった。
K川君とN子ならK川君の方が強そうに見えたが、H田君とH本君とならN子の方が強そうにも見えた。

647 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:12:18.26 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君はそれほど親しいわけでもなかった。
それでもH田君とH本君は恐怖のあまり寄り添って、半袖の腕と腕、激短パンの生脚と生脚、長靴と長靴が触れ合って、ガタガタと震えだした。

差し込んだ日の光が、
坊ちゃん狩りのつややかな髪、恐怖で大きく見開いた眼、恐怖で少し開いた口から覗く白い歯、生脚の大腿、長靴のゴムに、
反射した。
震えに応じて反射も震えた。
特に長靴のしわに当たった光は最も激しく震えた。
長靴には泥も撥ねて付着していたので、反射の震えは不規則になった。

648 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:20:52.40 ID:Le4o7zAgk
K川君がN子のさば折りで膝をつき、うつぶせに倒れると、N子はH田君とH本君の目の前を走って通り抜け、目的地に向かった。
その間、H田君とH本君は、ガタガタと震えていた。

N子の活躍でN子のチームが勝った。

肉弾が終わると、H田君もH本君もほっとして震えも止まった。
それとともに、二人とも悔しさがこみあげてきた。
同時にKKNも意識した。

H田君もH本君も、
黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。

649 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:32:13.11 ID:Le4o7zAgk
帰り道、H田君は、十数メーター先にN子の後ろ姿、その数メーター後ろにH本君の後ろ姿を見た。

確かにN子の方が身長は低い。でも、体重はほとんどH本君とほとんど変わらないかもしれない。
それほどN子の筋肉は充実しているように見えた。
やはりN子の方が強いことは当然のように思えた。
H本君と同じような体格の自分よりN子の方が強いのも当然だとH田君は思い知らされた。
悔しさと何かわからない感情でKKNを意識した。

N子は曲がり、H本君は直進した。
H田君はN子と逆の方向に曲がるはずなのだが、あえて直進して、H本君を追った。

650 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:43:53.75 ID:Le4o7zAgk
「H本君!」
H本君が振り返った。H田君はH本君と並んで歩いた。
「H本君、今日の肉弾はごめんね。」
「えっ?」
「あの時、N子に向かっていけなくて。僕の方がN子の近くにいたのだもの。」
「ううん。そんなことないよ。僕だって怖くて震えていたもの。それにあのゾーンは僕の担当だったし。」
「僕、本当に怖かったんだよ。ごめん。でも、……」
「気にしなくていいよ。僕の方が誤らなきゃいけないし。でも、悔しいよ。N子の強さはわかっているのに。」
「僕も悔しいさ。N子に勝ちたいよ。」
「次の体育ではN子に絶対勝とう。」

651 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 15:52:47.80 ID:Le4o7zAgk
「〇小の肉弾は1対1でなくてもいいんだ。」
「そうだね。でも、女相手にってことでだれもN子にはやってこなかったね。」
「2対1で負けたんじゃみじめだよ。」
「でも、勝つにはそれしか、」
「そうだ、張り手で行こう。僕も君もN子に張り手を同時に浴びせていこう。」
「N子を倒せなくても押し出せるよ。」
「うん。そうしよう。約束だよ。」
「うん。君と二人ならN子も怖くないよ。」

H田君とH本君は手を振って別れた。

652 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:04:30.76 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君が張り手にこだわったのは、N祭りでの子供相撲が原因である。
H田君は小5、H本君は小6の時のN祭りの子供相撲で、二人とも、張り手でN子に負けている。
二人とも土俵下に転落している。
小6では、第1回戦でN子がH本君を張り手、第2回戦でK川君をさば折りで負かしている。

K川君はN祭りと同じさば折りでN子に負けた。
だからこそ、自分たちは張り手でN子に勝ちたかったのだ。

体育の日、残った雪にさらに新しい雪も積もったので、二人とも長靴を履いて登校した。長靴半ズボンだ。
N子も長靴スカートだ。

653 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:17:02.88 ID:Le4o7zAgk
体育の時間、肉弾が始まった。
K川君より、H田君とH本君が積極的だった。

まず、H本君がN子に張り手を浴びせていった。
H本君に続いてH田君もN子に張り手を浴びせていった。
張り手合戦は2対1で対等といえるようになった。女の子一人より男の子二人の方が少しだけ優勢ではあった・

N子はできるだけ1対1になるように、フットワークも使って工夫した。
張り手合戦は、2対1ではなく、1.2対1と「といえるような形勢となった。

そうなるとN子が優勢になった。
まずH田君はぶっとんで尻餅をついた。鼻血もぶっとんだ」。
N子とH本君の1対1となった。
張り手合戦数発でH本君がぶっとんで尻餅をついた。口の中を切った。
雪に二人の男の子の血が散った。
N子が咲かせた花のようだった。

654 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:26:19.36 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君は先生に連れられて保健室に行った。
保健室で鼻血の手当てをしてもらった。
鼻血の手当ては保健室の土間と床の境目の床に腰かけて、長靴を履いたまま行った。
H田君とH本君の生腕と生脚と長靴は触れ合った。

K川君がH田君とH本君の着替えを保健室に運んでくれた。
鼻血が止まるまで時間がかかった。
二人の男の子はお互いの肌と長靴の体温を感じながら、長靴半ズボンで腰を下ろしていた。
黒の激短パンとよく日に焼けた大腿の裏の肌の間から白くブリチラした。

655 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:34:42.05 ID:Le4o7zAgk
着替えをするために、長靴を脱いで、保健室に上がることになった。
鼻血を心配して、用語の先生が、二人の男の子の長靴を脱がすことにした。

しゅーーーーーっ、しゅぽっ。しゅーーーーーっ、しゅぽっ。
しゅーーーーーっ、しゅぽっ。しゅーーーーーっ、しゅぽっ。

そのたびにいい音がして、ゴムのにおいと男の子のにおいが混じって保健室入り口あたりに立ち込めた。
用語の先生は長靴をきちんと立てた。
二足の黒のつやのある大人用大長靴が少し泥がついた状態で立っていた。

これを履いていたのはたくましい大人か、小学生でもよほどたくましい小学生だと見える。
でも、これを履いていた男の子2人は、女の子との2対1の張り手合戦に負けて鼻血を出したりしたのだ。

656 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 16:43:23.94 ID:Le4o7zAgk
用語の先生は9年前を思い出した。
C子という小さいけれど強い女の子が男の子を肉弾などで「KO」していたことを。
C子に「KO」された男の子の手当てをしたことを。

そのC子の妹がN子である。

鼻血が治まって着替えたH田君とH本君は授業を受けるために教室に向かった。
二人の男の子は、教室の戸を開けると、半ズボンにハイソックスの脚をもじもじとさせながら席に向かった。
ハイソックスの上の縁だけに泥が跳ねていた。

657 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:01:38.41 ID:Le4o7zAgk
H田君とH本君はその日から非常に親しくなり、親友といえるようになった。
H田君とH本君はそれまで一人で帰っていたけれど、それからは二人で帰ることが多くなった。

その日は授業中、二人とも鼻の穴に紙縒りを入れていた。帰るときには保健室で紙縒りを変えてもらった。

H田君は右の鼻の孔に紙縒りを入れて右側、H本君は左の鼻の孔に紙縒りを入れH田君もH本君も、あの日と同じく、
黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。て左側に並んで肩を組んで下校した。

途中、近所の人から、「おやおや、けんかしたのかい?でも、すぐ仲直りしたんだね。」と声をかけられた。
「いいえ、体育で。」
「体育は何をなったんだ?」
「肉弾です。」
「おお、子供のころよくなったな。君たちは勇気あるね。でも、気を付けるんだよ。」
「はい。」
「長靴に半ズボン、よく似合っているよ。男の子って感じでたくましくていいね。」

658 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:10:00.64 ID:Le4o7zAgk
N子という女の子に2対1の張り手合戦をして、次々に張り手を決められて鼻血を出した、
ということは言う気になれなかった。
その人がそこまで詳しく聞いてくれないのでほっとした。

そ人とはきっと、
「僕と、僕が肩を組んでいる男の子が、体育の肉弾で張り手などの対決をして、どちらが勝ったかはわからないが二人とも鼻血を出した。」
と思っているのだ、
とH田君もH本君も思った。

それからH田君もH本君も体育では極めて熱心に取り組むようになった。
肉弾は終わって、持久走、駅伝、サッカーと続いた。
二人の男の子は頑張ったけれど、どれでもN子に勝てなくて、小学校を卒業した。

659 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:18:19.02 ID:Le4o7zAgk
N子たちがの学校の卒業式も、C子の時と同じく、水たまりが残っていた。
長靴を履いてくる子は少なかったが、少なくとも
N子は長靴スカート、
T中君、S木君、K川君、H田君、H本君は長靴半ズボンだった。

660 :夢見る名無しさん:2018/07/21(土) 17:23:02.87 ID:Le4o7zAgk
最初の設定では、H本君はN子ちゃんの張り手で「口の中を切った。」としましたが、
「紙縒り」をH田君とそろって使わせるために、「鼻血を出した。」に変更しました。

当スレが「長靴 半ズボン」でヒットしなくなって久しくなりました。
ヒットするように、「長靴 半ズボン」をたくさん売っておきます。

長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン 長靴 半ズボン
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661 :夢見る名無しさん:2018/08/18(土) 15:26:25.91 ID:aOSWYiTXP
631から640までの続きです。

その中学校のレスリング部は毎日マットで練習できるわけではなかった。
レスリング部は実力者である顧問のZZの強い意向でできたものだが、他の部活を犠牲にするわけにはいかなかった。
マットが利用できない日は、Z川の河原などで基礎体力のトレーニングをした。
ZZも専門的技術よりも基礎体力や精神力に重きを置く指導をした。
雨天好転の日は場所が校舎内に代わった。

基礎トレーニングの日は、体育と全く同じ服装だった。
上半身は半袖の白のシャツ、下半身は、男の子は黒のナイロンの激短パン、女の子は黒のブルマーだった。
その中学校には体育服には、長袖や長ズボンの長さのものはなかった。

Z川の河原で行うときはほとんど長靴着用が義務付けられた。
しかも、半長靴の長さでなく、大長靴の長さが義務付けられた。

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