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映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 12
- 51 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/03/17(土) 19:02:59.49 ID:yaz7AncQ.net
- これは、心が繋がったピッポが体験した、のび太達との交流も当然大きく働いており
それに影響された面もある。でないとあの流れでリルルがそこまで肩入れするのはおかしい
その行動に対しての、のび太の行動もまた、旧作より過激な
敵基地への直接攻撃、無理矢理かっさらう直情的行動となっている
旧作では最後の最後まで顔見せはしなかった両者が、火花散る顔合わせをするシーンが、しっかりスローで描かれている
登場人物の想いの交錯、行動の衝突という活劇映画の醍醐味が、ここで集束している
ピッポというキャラクターが、頭脳を改造するのは可哀相だというところから端を発しているのは事実だろうが
このキャラクターのおかげでリルルの原動力、最後のザンダクロスの活躍、ラストのクロスカットの
『時間も空間も違うがそれぞれが同じ戦いをしている』という燃える状況設定や
リルルの消滅をしっかり察知するのび太達というところまでカバーしてあるのは
これはもう見事としか言い様がない。単なるマスコットキャラを越えた巧妙な構成こそが
なによりこのキャラクターを、旧作ファンにも納得させた要因だろう
ラストのリルルの自己犠牲の一極集中だった旧鉄人とは違う
錯綜するキャラクター達のドラマという、新鉄人独自の感動を提示している
特にラストの消滅までの過程は、燃える方向に軌道修正が入っており
初見では旧作とのあまりのトーンの違いに戸惑うが、ちゃんと作品を咀嚼すれば
これはこれでよく考え抜かれた作品だということがわかる
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