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【トラック競技】ピスト乗れぃ!モガキ16本目

274 :ツール・ド・名無しさん:2016/02/22(月) 21:47:18.57 ID:7b1dKZd/.net
>>273
うんだからね、それはスプりントから100マイルトレイル走まで(短距離から超長距離)の
各エネルギー産生過程の進行度合い・各産生量の比率・総量の変化の 『全て』の要素を
数値的にも具象的にも、『検証』 して 『実証』 して 『理論化』 して 『承認』 を集めて 『一般化』 している訳ではないよね。

研究論文って言うのは、ある一部分の局面を切り取って、『特定の方法』の中だけで立証し、理論的解釈を加えたもので
研究上未解決の多数の問題の解消も、例外の検証も、他の局面との整合性の確認も、行われたものではないんだよ。

だからこそ研究者は、個々に定期的に、自分の研究内容と共に、さまざまな研究成果を紹介する文献を世に出して
他の研究者と刺激しあいながら、精査と解明を進めていくツールとしている。
君が上げた市村出版もそのパートナー、今は文系だけになってしまったが昔の白帝社とかもそうだよね。
(谷田氏が積極的に他の研究者の研究内容の紹介を行うのは、日本のリーダーの1人としての自覚と矜恃があるからだろうね)

俺もその手の話は好きだから、専門誌も読んでるし、母校のラボで独自に翻訳された研究論文も読んでいる。
君の推薦している本も有名なものである事も知ってる。(谷田氏のものも読んでるけど、その本は読んでないなぁ、不勉強な事に(笑)、今度読んでみるよ)
だから、個々の研究分野がどの程度進捗しているかも、ある程度は把握しているつもりだ。
それを踏まえて、私見を述べれば、エネルギー産生の理論は、体系化までは、まだ随分時間が要する様に思う。

期分け理論って知ってるよね。
ロシアのマトヴェーエフが、当時のソ連の国力を背景に、7年間のデータ収集と3年半の検証によって、統計学的な力技で編み出した、
『ピリオダイゼーションモデル』の雛形が発表されたのは1958年の事。
精査と検証でもまれて体系化され、一般化されたと確実にいえるのは、2004年のアテネ、2008年の北京くらいじゃないのかな、私見だけど。
例として上げたけど、それぐらい時間がかかるものなんだよ、一般理論化は。

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