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乗ってると恥ずかしいメーカー20社目

377 :ツール・ド・名無しさん:2017/08/16(水) 14:27:51.58 ID:9p2dSywR.net
>>374
522 ツール・ド・名無しさん 2017/08/16(水) 13:05:27.29 ID:5LdpTMNg
くわしく解説しよう。

ビアンキはミラノの自転車競技場の近くにあった、かつて存在していた自転車メーカーである。
1950年代、稀代のチャンピオン、ファウスト・コッピが使ったことで有名になったが
ビアンキはロードやピストなど競技車
専門ではなく一般市民の足の実用車まで手がけていた
総合大手メーカーだった。
その後新興のチネリがビアンキの職人を大量に引き抜いたり、フランスメーカーや
日本メーカーなどとの競争に負けて倒
産したのが1970年代半ばのこと。

その際、北米の現地法人が商標を北欧の再久留ヨーロッパという自転車とは関係ない
怪しげな企業に売り飛ばしてアジアで生産を始めたのが今のビアンキ。
もはやコッピが駆ったレーサーの工房でも何でもないのに、やれイタリアの伝統あるメーカーだの
王女の瞳の色のチェレステだのと、言葉巧みに宣伝して自転車知らん素人のおっさんや女子供に
人気を博した。
ちなみに今のほぼ緑色のチェレステは嘘チェレステであり、本物は水色に近い。

日本では差異苦瑠ヨーロッパジャパンというブローカーが本家にみかじめ料を支払い
ビアンキの商標を使うことを許され、台湾製の安クロスバイクにビアンキのシールを貼った
ものなどが人気で、それに乗った
自転車整備もしない素人のおっさんの自業自得で転倒
して首の骨を折って逆恨み裁判を起こしたことで一般メディアにもその名が度々登場した。

このようなインチキ老舗メーカー擁立は輪界ではよくあることで他にもラレー、フジ、MASIなどなど
かつてはプジョーがその代表格だった。
現在のキャノンデール、GT、シュウィン、マングースなども同じである。

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