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【潤滑】ケミカル総合 61本目【洗浄】

684 :ツール・ド・名無しさん:2018/12/01(土) 09:28:45.78 ID:0e1OJZL/.net
ガソリンでチェンを洗滌すると、なぜかチェンがシャリシャリとした踏み心地になり、たとえ完全に乾かして、注油しても、元の感じにならないのです。
ですので、私はガソリンでチェンは洗いません。
では灯油はどうか?と言いますと、私の日本での自転車の先生二人、及び英国での私の師は3人とも灯油を使いませんでした。なぜか?

それは、「灯油には潤滑機能がまったくない」ということと、「灯油は蒸発温度が高く乾かない」という2点が問題を起こすと教えられたからでした。
つまり、チェンのローラー、ならびにピボットの中に入った灯油は滅多なことでは蒸発せず、チェンの寿命を縮める

と私は教えられました。日本の二人の師匠、そのうちの一人は競輪選手でしたが、もうひとりの英国の師匠もまったく同じことを言ったのは、なかなか興味深い。
しかも、この3人は、きわめて贅沢なことをやっておりました。しかも地球の裏と表でまったく同じことをやっていたのです。

どういうやりかたか、と言いますと、油のもれない大きめの容器に一缶数百円の安物の「水油」と言われるシャブシャブのチェンオイルをなみなみと入れ、
それで、ブタの毛のブラシのでチェンを洗っていました。使ったあと数日経つと、汚れは下にたまって油は澄んできます、
そうしたら、上の部分を再び取って、沈殿物(スラッジ)は捨てます。

灯油やガソリンの臭いが気になる人とか、また煙草を吸うような店主の自転車店は、1988年ぐらいまでは、こうしたチェン洗滌法をやっているところが
けっこう残っていました。英国では日本の天麩羅を揚げたあとに載せておく金網付きのプレートのようなものが付いたものを使っている人も見たことがあります。

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