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歴代FE主人公が兄弟だったら 65章

314 :助けて!名無しさん!:2017/10/15(日) 17:54:56.10 ID:GbGXOuib.net
歯車に 雷落ちて モーターに

モーターにはコイルとか磁石とかが必要? 細かいことは気にしない!
高速回転で押し進める! 自重は無い!


ティルテュ「フィーンーッ!!」
フィン「ティルテュ!?」
ティルテュ「フィンー! フィンフィンフィンフィーンーッッ!!!」
フィン「えーっと、ティルテュ、状況の説明……は、無理そうだから、申し訳ないが、頼めるかな、アーサー、ティニー」
アーサー「……そうですね」
ティニー「はい、お話させていただきますね……父様」
フィン「っ!? ……いや、そうか……。知ったんだね」
ティルテュ「ふぃん〜」
フィン「うん、ティルテュ、抱きついたままで良いから、少し静かにしていてくれるかい?」
ティルテュ「フィンフィン?」
フィン「ああ、離れろなんて言わないから」
ティルテュ「フィン!」
アーサー「すげぇ、会話が成立してる」
ティニー「やっぱり、父様が私たちの父様なんですね」
フィン「そこで判断されてもね……。一先ず、このままだと、喫茶店で話を、という訳にもいかないだろう。私の家に来てもらえるかい?」
アーサー「まあ……そういうことなら……」

  一行、レンスターへ

ティルテュ「フィンの家だー! 久しぶりー!」
フィン「狭いところですまないな」
ティニー「あ、いえ、お気になさらず」
アーサー「母さん……即行で寝室に行っちまったぞ……」
フィン「ティルテュはしばらく寝ていると思うから、こっちはこっちで話をしようか……と言っても、何から話すかな……」
ティニー「では……ヒルダおば様からの伝言を……」
フィン「…………頼む」
ティニー「ティルテュ母様については、父様に任せる、と」
アーサー「俺とティニーは、フリージに残るように言われた」
フィン「そうか……分かった。ティルテュのことは、私が責任を持つ」
ティニー「……父様は、母様を愛しておられるのですね……」
フィン「そうだね。君たちからすれば、捨てたくせに何を、と思うだろうが、私は今も昔も、彼女と君たちを愛している」
アーサー「……っ、だったら! どうして……!」
ティニー「父様にとって、それほどまでにフリージは受け入れ難かったのですか?」
フィン「……私がそういう対象に描かれるだけであれば、目を瞑ることはできた。
    トラバントだろうとロプトマージだろうと、好きに描いて構わない」
ティニー「トラバント×フィン……鬼畜調教すれ違い純愛……湧きました」
アーサー「今ちょっと自重しようか?」
フィン「しかし、私が語った主君との思い出を、そういったモノとして描かれることだけは……絶対に認められなかった」
アーサー「……その結果、俺たちを捨てることになっても、か」
フィン「そうだ。だから、アーサーが私を父親と認めないなら、それはアーサーの自由だ」
ティニー「兄様……? そうなんですか?」
アーサー「…………俺は、父親が誰なのか、知っていた」
ティニー「え!?」
フィン「やはりか……占い屋かい?」
アーサー「ああ。だけど、あんたが名乗り出ないなら、母さんとティニーがあんたに会いに行くなんて言わなきゃ、来るつもりはなかったよ」
ティニー「兄様……」
フィン「……私に育てられた覚えはない、と思うだろうが、母と妹を大切にする男になってくれて、嬉しく思うよ」
アーサー「…………ふん……」
ティニー「……父様……私、父様のお話が聞きたいです。母様と出会った時のことや、今日までのことを……」
フィン「……ああ。私も、君たち……いや、お前たちがこれまでどう過ごしてきたのか、聞きたい」
アーサー「…………そのくらいなら、な」
ティニー「はい……! たくさん、お話しましょう……!」

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