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アルカサル−王城−9城目

470 :愛蔵版名無しさん:2010/12/27(月) 16:33:21 ID:???.net
王が愛妾を持ったり庶子を作ったりするのは当然で、
マリアの賢明さがそれを前提にドンさんと宮廷の女性たちの情事を
上手くコントロールするところに発揮されている
(でもドンさんが女で国家を揺るがすヘマをやった時は、キレてつい本音を出す)
のが、その時代の文化を上手く描けているんだろうなと思うんだけれど、
わりと強烈だったのは、王妃の性愛がタブーにされていたこと。
中世の恋愛は騎士と貴人の既婚女性のものだったというし、
(ドンさんも宮廷人の妻を食い荒らしていたし、)
愛人のいた王妃や女性貴族も少なくなかったような気がするので、
ブランジュ姫のスカーフ事件や、マリア母太后と従騎士の情事があんなに問題化するのが、
少し意外だった。
そういうことは、暗黙の了解で、なあなあで見逃されないのかなあと。
ブランジュ姫は幽閉の立場である上、王妃の誇りが強すぎて自分で恋愛を禁じていたのかもしれないし、
マリア母太后は、妊娠してしまったのが問題だったんだろうか。
それ以前の積年の憎しみがあるにしても、愛人の子を身ごもった母親へのドンさんの蔑み方はダブスタやなあと。
「性悪」テリェスみたいな女性の活躍も、もっと見てみたかった。

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