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冨樫義博の幽遊白書 霊丸117発目

102 :愛蔵版名無しさん:2014/11/05(水) 14:46:51.81 ID:fC0J92Qf.net
気づいてる奴は少ないかもしれないが、この作品は少年漫画にしては暗喩的要素が強いよな
特に第二部からはそれが顕著に表れてる気がする
大まかに見ると人間である幽助の妖怪化の過程と見ることができる
「欲求不満だったろう」のシーンは人間から妖怪になるための大きなポイント
冨樫はこの描写に妖怪との交配すなわちセックスを象徴していると読み取れる
すなわち飛影との交わりによって妖怪への昇華に拍車がかかったと
極め付けは純粋な人間である仙水によって殺されるというところ ここの敵が妖怪でないのが最も確信的
強大で純粋な人間からの迫害によって妖怪に転生するというニュアンスだろう
まだまだ考察出来た所はたくさんあったけど最後には一つに纏まったと
少年漫画でありながらここまで性や死生観、人間の本質を暗喩的に描けるのはまるで芸術的だと思った
みるに冨樫は幽遊白書という漫画を初めから 表は少年向け、裏は人間の業 という風にアプローチして書いていたのだろう
霊気≒妖気と読めるし、人間≒妖怪と読める そう考えるとトグロと幽助には通ずるものもある
そして当時の冨樫が如何にして人間社会に思い耽っていたかも分かる

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