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<梶原一騎> 45発目

181 :愛蔵版名無しさん:2021/05/01(土) 19:25:39.92 ID:???.net
話は戻るが、中村忠こそが現在の極真空手の体系を築いた功労者である。極真スタイルと呼ばれる独特の道着、黒帯に段級を示す金線の刺繍、道着の胸に刺繍した〈極真会〉のロゴ、基本稽古と移動稽古など、みな中村の考案だ。そんな空手に武道としての魂を吹き込んだのが黒崎健時である。
大山倍達は彼らに任せて海外に飛んだ。

自らが作り上げた極真空手だからこそ、柔道の変貌を他山の石とし、極真空手のスポーツ化、GAME化を危惧し、「武道空手」「実戦空手」としての極真空手を守ろうと中村は努めた。しかし第1回世界選手権の後、大山倍達の反感を買い極真を追われた。
一方、極真空手のGAME化、スポーツ化さらには見世物化(エンターテイメント)に変えたのが、空手着を纏い武道を装いながらキックボクシング興行にいそしむ添野義二であり、何よりも選手に影響を与えた〈判定で試合に勝つ〉三瓶啓二、さらにK-1、総合格闘家、プロレスとの交流を勧める文章圭である。

現在、中村忠の志を継承するのは盧山初雄、新極真会代表ながら全日本フルコンタクト空手連盟を牽引する緑健児、そして関西極真として全国進出を視野に入れる中村誠---彼らこそが武道としての極真空手崩壊の壁となる防人なのである。

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