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あさきゆめみし 第百一帖

1 :愛蔵版名無しさん :2021/04/29(木) 13:47:27.30 ID:rEMwv+6+0.net
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。

語りませう。

この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ

あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/

まったり雅に平和に語り合いましょう

次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人

前スレ
あさきゆめみし 第百帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1610255668/
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109 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 07:56:53.82 ID:aqHyCpal0.net
またか。。。

110 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 16:16:42.10 ID:I3wfZ4Dh0.net
原典では雲居の雁は「よく肥えた乳」とまるでメタボっているような表現があるのに、
あさきで雲居の雁は、あれだけ子供を産んでるのに体重を維持できている。
あさき作者は雲居の雁がお気に入りなんだね、

111 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 16:51:46.76 ID:1DZlwh25r.net
でも他の女キャラに比べたらやっぱりちょっとふっくら系だと思う

112 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 17:23:08.72 ID:aqHyCpal0.net
いと良く肥えてつぶつぶとおかしげなる胸
だから紫式部も雲居の胸の美しさをほめているんじゃないかな
容姿も若々しくきれいなお顔といっているね
この時代はぽっちゃりは悪いことじゃないらしいし
しようがないなあでもかわいいって感じなのかな

113 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 17:33:49.77 ID:aqHyCpal0.net
夢中になりすぎてちょっと行儀悪くなりながらも赤ちゃんの世話にてきぱき動くのも
雲居雁らしくて良いなあと思う

114 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 18:55:04.56 ID:Vkb4Yxu/0.net
夕霧と雲居の夫婦喧嘩と別居騒動について、2人の思いが全然かみ合ってないよね
源氏は紫の絶望に気付いてない

源氏:
息子の嫁は夫婦喧嘩の挙句実家に帰ったらしい、正直みっともない。そういう時こそ貴婦人らしく振る舞って欲しいものだ、うちの紫の上のように。
それにしてもわたしが育てただけあって紫の上は素晴らしい

紫:
殿は夕霧さまの北の方をみっともないとおっしゃるけど、ご自分に正直なのだわ。頼りになる実家があるからそうできるのでしょう、正直言って羨ましい。女って何と自由がないのだろう

115 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 20:40:34.58 ID:bjoUX5PL0.net
夕霧離婚騒動編では源氏は雲居より落葉の事を叩いてた感じ
若い頃に読んだ時は一緒に琴を演奏するくらいいいじゃん、なんでそんなことが非難されるんだろう?て不思議に思ったけど
年取った今では当時はそういうのが高貴な姫君が軽々しくするもんじゃないて認識だったんだなと理解はできる
一緒に琴を演奏したことで夕霧としては落葉の事をこれは脈あると思い込んだんだろうし

116 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 22:41:47.04 ID:hub5Dj6l0.net
源氏物語では主人公を賛美しつつ我儘で自己中な本性も結構露骨に出てたよね
式部は藤原道長の専横を間近で見聞していたし当然なんだけどさ

117 :愛蔵版名無しさん :2021/05/06(木) 23:54:56.20 ID:0ThnE1Ajp.net
>>107
紫の上本人も言ってるけど、性格云々よりも、頼れる実家があるかないかの違いが大きいと思うな。

118 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 07:42:47.92 ID:DYmhip7Z0.net
>>116
道長初めとする藤原一族や皇室にありがちな事だったけどリアル藤原一族や皇族はとにかく兄弟間の熾烈な戦いが頻繁にあったけど
源氏物語には不思議なくらい兄弟の確執ないのよね、夕霧は実質男兄弟無しで成人したし、柏木と紅梅だって仲いいままの若い時に兄が死んじゃったしで
しいていえば朱雀と源氏の好意とコンプレックス混じった不思議な兄弟仲てのはあったし、立場上敵にされた冷泉と八の宮てのはあるけど

119 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 08:35:15.84 ID:McxWmVNja.net
逆に頼れる実家がなかったら雲居の雁はどうしたろう? 同じ振舞いが出来ただろうか
紫は雲居の雁も決して自由ではない、と言ってる

120 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 09:22:15.23 ID:duDEMMcu0.net
>>119
出来ると思う実家に戻ることは無理だけど文句は言う
何といっても将来の支えになる子供が沢山いるし相手は源氏じゃなく夕霧だもの
夕霧なら仮に離婚したとしても元妻と子供達を気に掛けて最大限のことしてくれると思う

121 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 09:41:48.79 ID:rTsv0OTc0.net
>>115
そっか、そうだね
私も琴の合奏の何がいかんのかピンとこなかったけど、恋人でも夫婦でもない2人が「2人で何かを一緒にする」ってのが当時の価値観では軽々しいのかもね

身分が高貴になればなるほど、顔も見せちゃいけないし声も聞かせない方がいいし立って歩くのもあまり良くないし…ほんと自由がないね

122 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 09:42:26.11 ID:dv8Af/OV0.net
源氏も相当まめに色んな女の面倒見たりはしてるけど、夕霧のまめさは相当なものだよね

父の養女である秋好中宮
実の妹である明石中宮と中宮腹の宮たち(東宮、二宮、三宮、五宮、女一宮)
東宮に嫁いだ一の君・二宮に嫁いだ二の君・匂宮に嫁いだ六の君・その他権門に嫁いだであろう娘たち全て
養母の花散里
父の残した女たち(女三宮、明石の御方、その他空蝉や末摘花が生きていれば)
「実弟」薫

これら全ての後見を無難にやってのけてるの
この時代の権門の当主であれば普通なのだろうけどね

123 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 10:31:24.19 ID:KrmtqEnqr.net
>>122
経済力あって自身も実の娘の中宮や孫宮の後見に忙しい明石だけは夕霧の後見必要としていない
薫も実質的に後見してたのは冷泉と秋好

124 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 11:39:27.03 ID:HtIYxOyz0.net
明石の立場で後見できるの?ちぃ姫も源氏亡き後はやっぱり夕霧がいてこそだと思ってたけど

125 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 11:40:25.63 ID:dv8Af/OV0.net
宇治の時代の冷泉って権力の中枢から遠ざかって久しいご隠居様扱いだよ、勿論上皇として尊重はされてるけどね
そして明石一族はお金があっても男が宮様しか居ないから夕霧とツーカーで支え合いしてる状態

126 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 11:54:09.72 ID:duDEMMcu0.net
>>124
123が言ってるのは明石中宮の後見のことじゃなくて明石自身のことでは
明石は夕霧に世話してもらわなくても自分の財産で自分の面倒みれるってことでは

127 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 12:15:59.16 ID:rTsv0OTc0.net
>>122
ほんとだね、こうして見たら夕霧さん扶養家族多いw 薫は元服後は自立していってるけどね

こういう時って、花散里の実家の屋敷を売ったりして財テクしたりもするんだろうか
子ども多いから改装して子どもたちの誰かが住んでたりするかもしれないね

128 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 12:49:55.57 ID:zlFAg5mF0.net
>>127
もし誰かが住むとしたら花散里が世話してた夕霧の子供だろうか

129 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 13:41:30.49 ID:dv8Af/OV0.net
花散里姉妹は一応自分の屋敷は持っているけど源氏の援助がなければ維持が厳しい…くらいの感じだったよね
おそらく二条東院に引き取られるときに売り払ったんだろうね

130 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 13:54:14.64 ID:KrmtqEnqr.net
>>124
明石は主に経済的な面とか使用人などの家内の面で後見してる
夕霧は政界での権力者だから後見て政治経済、あと身の回りの世話をしてくれる身内とかそれぞれ役割違うのよね
宇治の大君も自分は結婚せず中の君の世話役に徹しようと思ってたし

>>125
源氏が出家する前に幼い薫の後見を冷泉にお願いしてたんだよ
秋好も子供とか親族がいないため自分の老後の事も考えて薫を養子代わりにして面倒みてた

131 :愛蔵版名無しさん :2021/05/07(金) 14:09:28.45 ID:KrmtqEnqr.net
>>127
東の院や六条院に花散里の姉も一緒に引き取られた様子ないし姉君はお亡くなりになったか出家したてところかも?
どっちにしろ花散里は三女だし実家自体は姉の所有財産になってるんじゃないかなあ

132 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 00:05:25.29 ID:kXp+F2Qep.net
>>126
財力的には明石入道のおかげで安泰だろうけど、中宮として宮中でやっていくには夕霧の力が必要でしょ。
まあ、豊かな財力と権門揃ってる明石中宮は最強だよね。

133 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 06:51:25.67 ID:lxY01/DO0.net
たぶん匂宮の女遊びの後始末つけてるのは明石の上

134 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 08:43:33.55 ID:WMNqvPj30.net
おばあちゃん乙…

135 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 09:12:37.79 ID:8KT7dL/Fr.net
こまった宮様だことと思いながらもやっぱり可愛くて仕方ないて気持ちのような気がする
読者から見たらツッコミどころ多いけど、ああいうちょっとワガママだけど甘え上手なイケメンを
息子とか孫とか甥とか年の離れた弟を持つ女の肉親てああいうタイプに弱いもん

136 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 14:29:05.43 ID:Do0/S1UI0.net
明石中宮は浮舟のことを聞いたときは、薫に対して会わせる顔もないといった感じだったな

137 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 15:07:52.02 ID:OAxuGYDAp.net
>>133
一族挙げて後始末してあげてるんじゃないの?姉の女一の宮は匂宮の飽きた女を女房にしてやってるし。

138 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 15:12:51.59 ID:lxY01/DO0.net
女房の采配とか裏方部分は明石の仕事だと思うんだよね
とりあえず女一宮の女房につけてやってという段取りは明石がやってると思う
でも女一宮と匂宮は仲いいから弟がまたしでかしたからと率先して引き取ってるかもしれないね

139 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 15:21:18.17 ID:pqRpaxHv0.net
本人に説教する役は明石中宮だよね
しばらく夜出歩くな、二条院にも戻らず御所で過ごせって言いつけて監視役つけてたし

浮舟の一件は、子どもも生まれて少しは落ち着いただろうと母親も油断した頃に発生したんだろうね

140 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 15:33:21.03 ID:OAxuGYDAp.net
>>138
少し後の上西門院と後白河院を彷彿とさせる姉弟だよね。

141 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 19:49:32.74 ID:WMNqvPj30.net
明石は孫たちに囲まれて幸せな老後を過ごしただろうけど
夕霧じゃないけど紫が生きていたら…と思わずにいられない
もし源氏に先立たれていたら元気に出家して中宮たちとも仲良く過ごしていたかもしれない

142 :愛蔵版名無しさん :2021/05/08(土) 20:17:01.82 ID:KtIEOJmcd.net
夕霧や中宮に大事にされて孫たちに囲まれて何も心配することなく老後を過ごしたろうね
明石や花散里とも交流して
源氏が死んだら幸せに穏やかに過ごせそうな紫ってなんだかなとは思うけど

143 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 12:30:53.49 ID:ynQZCo3KM.net
宇治十帖について、読書メーターの感想欄で「港区育ちの御曹司2人が、八王子にひっそり住む美人姉妹に思いを寄せて云々」って例えてた人がいたよ

当時の京と宇治は、港区と八王子よりずっと時間かかりそうだけどね

144 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 13:04:01.41 ID:Tt4g58f90.net
空蝉のところみたいに賊に押し入られる可能性は充分にあったんでしょ>宇治

145 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 13:12:38.95 ID:vFYJTAzJ0.net
慶応ボーイが群馬に出かけてそこで出会った女性と付き合うようなもんだと思った
桙熾oMを大君に重ねてたせいもあったとはいえいつまでも宇治に匿ってたのがいけないよ
さっさと自分とこに引き取っちゃえばよかったのに

146 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 13:16:28.25 ID:WWZ7GMmo0.net
>>144
空蝉って当時どこに住んでたんだっけ?
殴り合う貴族たち、みたいな平安時代のバイオレンスな部分書いた本みると
京でもやばそうだね

147 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 15:33:03.76 ID:0zARB5cJ0.net
>>144
薫の庇護が無かったら若い娘二人の邸宅なんて忍び込むの簡単だもんね
誘拐されて売られてた可能性すらある

148 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 16:53:42.89 ID:tdDJ/rTI0.net
匂宮って明石を祖母と認識してるんだろうか?
あさき読む限りだと紫のことを祖母と慕って
紫の残した花をおばあさまとの約束だからとその花の咲く季節には毎年必ず愛でてる一方で
明石のことは何も言ってないのよね
仮に実の祖母が明石と知っていてもそれはそれ、これはこれで紫のことを勝手に理想化して
俺の紫の上を見つけるんだ!とやってそう

149 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 20:02:12.01 ID:vFYJTAzJ0.net
>>147
八の宮が亡くなる前に冷泉が引き取るとかの話もあった
桙ニ出会ってなかったら姉妹ともども冷泉に引き取られて、かといって養女代わりに親身に面倒みるてわけでもなく
たぶん冷泉の女一宮か冷泉院の女房として暮らしていって姉妹のどっちかは冷泉のお手がついて愛人あつかいになったかもね

150 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 22:38:40.69 ID:qzsvePqFp.net
>>149 冷泉の女一宮か冷泉院の女房として暮らしていって姉妹のどっちかは冷泉のお手がついて愛人あつかいになったかもね

話が鋭すぎてワロタわwww

151 :愛蔵版名無しさん :2021/05/09(日) 22:50:48.17 ID:qzsvePqFp.net
>>148
親王は有力なおばあさまはいくらでも欲しいでしょ。親王内親王は、その血筋を有難がって貢いでくれる親族がいないと、じゃん。

152 :愛蔵版名無しさん :2021/05/10(月) 00:35:18.01 ID:fQpRM20e0.net
宇治の姉妹が冷泉に引き取られてたら
大君、自分は病弱で短い人生だろうからせめて妹だけは幸せな女の人生送ってほしいと身体をはって守る
冷泉院の御所に出入りしている桙ロックオン、なんとか中の君と結婚させようとお膳立てする
栫A中の君を気に入り夫人に迎え入れる、正妻ではなくても大切に扱ったため大君安心してあの世へ旅立つ
浮舟が母の家で縁談に失敗したため中の君を頼って桙フ家にくる
桙ヘ真面目な男なため、妻の縁者が居候しててもちょっかい出さないため浮舟も穏やかな生活をおくれることができる
こっちのほうがちょっとだけハッピーエンドになるね、それでも匂宮の事だから桙フ妻になった女性が気になって夜這いしてくるかもだけど

153 :愛蔵版名無しさん :2021/05/10(月) 10:13:33.34 ID:kqK8+h26d.net
>>152
そしたら中の君のかわりに浮舟をくれてやって二人で肉欲に溺れてハッピーエンド

154 :愛蔵版名無しさん :2021/05/10(月) 10:22:06.13 ID:qb7lwSsN0.net
>>152
つまり大君が冷泉院の愛人になって中の君の婿を探すってこと?

155 :愛蔵版名無しさん :2021/05/10(月) 11:27:40.63 ID:Tljg3hDhr.net
大君が冷泉の愛人になったらどっちにしろ心労が重なって早死にしそう
薫が夜這いしてきた時は薫だったら中の君を誠実に守ってくれる夫になるだろうからと心を鬼にして中の君を身代わりにしたけど
冷泉が迫ってきたら中の君に生涯不遇な愛人扱いをさせたくないから辛くても自分が犠牲になる道選ぶと思う
有力な後見人である父を亡くしたとはいえ、それでも権門の娘として正式に冷泉の妃として入内した玉鬘長女でも大変辛い思いをしたのに
いくら冷泉が可愛がってくれたとしても後見も財力も無い零落した宮家の姫なんて悲惨だもん

156 :愛蔵版名無しさん :2021/05/10(月) 22:02:33.70 ID:oqJMZmmF0.net
秋好中宮と秦こきでんの中年妃コンビの嫉妬にも苦しみそう

157 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 00:08:15.39 ID:fw1jxgMa0.net
>>156
宇治編より前は、中宮位は秋好が、女一宮の母君として新こきでんで
後宮のバランスが取れて良かったのよね

158 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 01:56:23.11 ID:R+NT/hNi0.net
冷泉にとって年上の秋好は落ち着いて安心できるし同世代の新こきでんは仲良く遊ぶ相手で、あさきではそれぞれ大事な妃だと言ってたね
後から入ってきた若い女に夢中になったらバランス崩れるよね
大君が玉鬘大君ほど寵愛されるかは不明だけど、本編と違い秋好らの性格が変わったようなのでかなりいじめられるだろうね

159 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 06:59:23.19 ID:eL2NkCV70.net
でも帝って妃たちの実家勢力に配慮して寵を与えなきゃいけないから大変だよね
秋好も新弘徽殿も立派で美しい女人でそれぞれ愛してたけど冷泉にしてみたら普段から気を使ってる受け身の愛だったわけで帝としては大変立派な行為なんだろうけど
個人的に帝だって人間だから長い人生生きてれば自分の本能のままに愛に溺れるて瞬間あってもいいと思うんだ
それに玉鬘大君は昔本気で惹かれた女性の娘で、それだけでも冷泉が愛するのは理にかなってたのに今まで子供は女一宮だけだったのに二人も産んでくれたでしょう?
本当は子供ほしかったのに恵まれなく諦めていたところに自分の子供を産んでくれたって心底嬉しかったと思う、だからますます寵愛した
秀吉だって正妻の他に愛人いっぱいいて、その中でもっとも寵愛した淀君はかつて憧れたお市の方の娘でしかも男児を産んでくれた(子種的には妖しいけど)
だから淀君が他の愛人けちらして正妻にもくってかかるくらい権力エスカレートしていったのを止めることができなかった
玄宗皇帝と楊貴妃の例もあるし老年の恋って周りに配慮できなくなるくらい狂うことあるのよね

160 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 07:21:45.99 ID:kaMDwJCW0.net
冷泉帝にとっての桐壺の更衣みたいなものだったのかな

161 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 10:10:14.51 ID:qIV+l5Nt0.net
>>158
冷泉の後宮は長年秋好と新弘徽殿の2トップ状態だったのかな、王女御や名前しか出てこない他の妃たち涙目。。

帝も女御たちやその実家に気を遣うし、女御たちもお互い思うところがあるだろうし、入内するって寿命が縮みそう。

162 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 10:53:13.66 ID:Y+abD60Wr.net
基本的に秋好>>新弘徽殿>>>>>>>その他状態だった
秋好は前東宮の子という血統で源氏が後ろ盾、新弘徽殿は頭中将の正妻の子で
それぞれ政界の二大巨頭がバックだったから長年この座は揺るがなかっただけに
まさかの玉鬘長女がダークホースになった

163 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 14:34:02.47 ID:umO7u0r/r.net
>>162
まあでも玉鬘長女は冷泉の退位後だったからまだ良いというか。女性たちの気持ち的にはアレだろうけど、今上には明石中宮腹の皇子が何人もいるし政治的にはあんまり関係ないだろうからね。

164 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 14:43:16.06 ID:umO7u0r/r.net
>>161
秋好と新弘徽殿のバックが、源氏、頭の中将とあまりに強いから、どうしても他の皇妃たちは霞むよね。
冷泉は、>>159さんの言う通り、いかに優れた女性だったとしても秋好と新弘徽殿の後見に気を使って、てところはあっただろうからね。
帝の位を退位した後は、一人の男としての幸せを求めても仕方ないかもね。

165 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 15:26:32.98 ID:hdq9eJy70.net
でもそのお陰で大事な玉鬘の大君が余計に苦しんでいるんだよな
新弘微殿や秋好とも愛し合っていただろうし内親王もずいぶんかわいがっていたのに急に極端に走られたら二人だって辛いだろうしな

166 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 15:38:52.64 ID:Y+abD60Wr.net
いくら冷泉がご執心でも髭黒が生きてたら今上に入内させると決めてたから冷泉もラッキーマンではあった
髭黒が突然死する前は実は玉鬘大君は適齢期とっくに迎えてて本当は元気な時にさっさと入内させればよかったのに
たぶん真木柱と生き別れしたトラウマのせいでもうちょっと手元に置きたい心理があったんだろね
だからタイミング逃して冷泉に幸運がまわってきてその代わり冷泉の后たちに不運がまわってきた
特に王女御て紫の妹で藤壺の姪なのに特に美しくはなかったんだろうね
美しかったらたとえ後見が弱くても冷泉からもっと愛されたと思う

167 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 15:56:32.21 ID:m13q7Q+R0.net
何であさきじゃなくて源氏物語の話してるの?何回目?

168 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 16:21:20.21 ID:r4wrlJ6n0.net
>>167
言っても無駄だよ…

169 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 17:22:46.77 ID:umO7u0r/r.net
>>166
髭黒は、玉鬘大君を今上に入内させる気だったんだ。入内してたら、今上とは従兄弟で、明石中宮の強力な対抗馬になってたはずだよね。

170 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 17:32:06.72 ID:Y+abD60Wr.net
まあ明石中宮も今上とはイトコなんだけどねw

171 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 18:04:48.07 ID:umO7u0r/r.net
>>170
確かにwww

172 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 18:48:15.98 ID:svUAFwsb0.net
玉鬘大君は明石姫よりだいぶ年下で(夕霧三男と同年代)入内可能な年齢になる頃には
すでに明石姫は今上との間に四男一女を産んで息子は東宮、中宮として不動の地位にいた
明石姫の対抗馬にするなら真木柱だったのよ
明石姫より年上で今上が元服したときに真っ先に入内することも可能だったからね
髭黒が玉鬘にスケベ心を起こして真木柱は離婚した母親についていったので回り回って髭黒一家は没落

173 :愛蔵版名無しさん :2021/05/11(火) 19:05:24.91 ID:Y+abD60Wr.net
実際玉鬘は子宝に恵まれたけど最初の10年くらいは男児しか生まれなくて、だから余計に髭黒は真木柱の親権に未練があったんだよ
本当は娘を引き取って入内させたかったけど式部卿宮が頑として親権を手放さず最初は柏木に婿になってもらいたかったけど柏木がその気にならず蛍宮を婿にしたけど
蛍宮はあまりにも年が離れた真木柱としっくり行かず足が遠のいたため、髭黒がそれみたことかと式部卿宮の事を怒ってた
結局待望の女児が生まれても成長する頃には明石の中宮国母としての布石は絶対的なものになっていて
それでもウチの美しい姫なら今上の寵愛を奪えることが出来ると自信あったようだけど結局入内前に死んでしまった
髭黒の運が悪いというより明石の運が強すぎ

174 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 00:06:33.92 ID:uW/gqz5QM.net
真木柱だけでなく、雲居雁も入内してたら多産を武器に強力なライバルになってただろうしね
さすが住吉の香美の御加護w

175 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 00:17:37.70 ID:NoPATm0wr.net
>>173
なるほどね、わかりやすいです、ありがとう!
なんか兵部卿の宮って全て要領悪いよね。

176 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 00:20:20.56 ID:NoPATm0wr.net
>>175
あ、その頃は式部卿の宮なんだっけ。藤壺兄、紫の上父ね。
唯一成功だったのは藤壺の入内くらいじゃない?

177 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 08:12:01.51 ID:Vd5swxrV0.net
そろそろあさきの話がしたいかな

178 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 08:51:58.91 ID:NoPATm0wr.net
>>177
あさきって源氏物語だよね。

179 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 10:00:44.44 ID:9/TCiVsjd.net
>>178
あさきで描かれてない原典の話延々とされても

180 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 10:58:01.92 ID:cKBBU+Ta0.net
>>179
これ
でも何度言われようと全く無視だから今回も無視されて終わりだと思う

181 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 12:10:58.61 ID:/kH+nuV40.net
あさきの話ってことで思い出したよ

玉鬘に尚侍として出仕の話が来た時、玉鬘本人は「どうしよう尚侍って…わたくしに務まるのかしら、もしご寵愛を賜ったりしたら秋好中宮さまにも弘徽殿女御さまにも申し訳ないし」って迷ってたのに、お祭りの行列で冷泉帝がイケメンなのを見てめっちゃテンション上がってたからウケた

そしてそのあと髭黒を見てテンション下がってたのに、まさかの結末になったから運命って皮肉だね

182 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 12:45:42.63 ID:O4DblDYU0.net
髭黒の奥さんは時代が違っていたら座敷牢送り。

183 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 13:06:42.83 ID:3PU8BYh00.net
玉鬘を大和先生は好きだったようだけど自分はどっちかっていうと苦手
玉鬘編は本編から抜いても成り立つ話の中弛み感にダレて早く終わって欲しかったし
あと玉鬘は困ったことがあっても大して悩まず前向き過ぎるとこが共感しづらい人物だった

184 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 13:38:43.63 ID:1zzBDDWDr.net
ていうかいくら地頭がよくてもそもそも田舎育ちの女性が尚侍なんて勤まるんだろうか?
現代でたとえると容姿端麗で名家出身はもちろんのこと旧帝大卒クラスの頭脳がなかったら無理じゃね?レベルじゃない

185 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 13:41:16.90 ID:3PU8BYh00.net
>>184
実際の仕事は典侍がするから問題無し

186 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 14:00:35.11 ID:1zzBDDWDr.net
>>185
でもさ、いくら尚侍が実際は大貴族出身のお飾りとはしてもそれでも宮中に上がっても品格たもてるくらいの令嬢でないと無理じゃない?
あまり出来がよくなかったら宮中に出した実家の両親が恥じかくわけだし
同じ田舎育ちでも明石は父親が都から質のよい女房衆を集めとにかく教育に金を惜しまず娘を最高級の令嬢に育てあげた
だから明石の女御の入内時に女房として宮廷に上がった時も明石の采配が見事で淑景舎は素晴らしいと評判だったくらいだし源氏も紫もこの方なら宮廷にあがっても安心できると信頼が抜群だった
玉鬘は使用人から大切に扱われたとはいえ家来達が最高の教育してあげたってわけではないみたいだしそれなのに紫に次ぐ佳人扱いされてるキャラてのが不思議だ

187 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 14:28:11.93 ID:1zzBDDWDr.net
>>183
玉鬘自体は結構好きなキャラなんだけど出自や育ち考えたら蛍宮から求婚されたら普通だったら私には過ぎた相手だわて思うもんじゃないかと思った
夕霧に迫られた時も迷惑そうだったしじゃあ誰が相手だったら問題ないんだよ!て思ってたらさすがに冷泉相手には違った
都に上がった時に最初に対面したのが源氏という最高級の殿方だったせいか他の高貴な貴族たちに言い寄られても相手にしてないあたり紫式部はかぐや姫モデルにして書いたのかなと思った
あとちなみに玉鬘ヒロイン編は紫を夕霧が垣間見て女神的存在になったとか、髭黒のせいで紫と実家の関係が本格的に壊れていったとか
のちの紫悲劇のヒロイン編への伏線は多少入ってるよね

188 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 15:18:07.20 ID:Q7eOOl3G0.net
>>186 >>187
玉鬘は源氏が手元に置いておきたいがための名目上の尚侍就任だから
宮中に住んで出世争いするような立場ではないでしょ
冷泉帝は執心したけど帝といえども宮中にとどめておくことはできず
結局、夫の髭黒に連れ去られて帝に会えなくなってるし

玉鬘は乳母が大願かけて田舎者の妻にしてなるものかと都へ出てきて
報われなかった夕顔の分まで娘は報われてほしいという読者の希望もあり
紫式部も長々と夫選びを引っ張って書いたといわれてるよね
かぐや姫は誰のものにもならず月へ帰ったけど玉鬘は醜男の妻になって正反対だし
そう考えると原作の中年になっても冷泉院を忘れかねる玉鬘は人間ぽいのかもね

あさきは不倫や浮気は女の心を蝕む一番の悪とというかなり現代的な漫画だから
醜男だけど前妻ときっぱり離婚し玉鬘との一夫一妻の道を選んだ髭黒は最高の男
イケメンや金持ちと結婚しても帝の妃も六条院の女たちも全然幸せじゃないのよ
たとえ醜男でも妻は一人だけという男と結婚するのが最高の人生
玉鬘は女が望むべき理想の結婚をしたというところでしょうね

189 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 16:31:30.71 ID:7xEJjWf50.net
玉鬘は原作からして描写が贔屓目な部分はあると思う
それとは別に、婚姻前の玉鬘を蛍兵部卿宮に覗き見させるとか扱いが軽くて酷いし
最初に求婚してきたのが大夫監、娶ったのが髭黒で
玉鬘の美貌とは不釣り合いの男達という残酷さも充てがわれている

あさきでは蛍が放つ光と玉鬘の美しさを重ねた綺麗かつ幻想的なエピになったし
188さんが仰る通り、髭黒は女性関係が綺麗だから苦労しなくてよかったと思う

190 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:00:58.72 ID:tWWFcVHK0.net
>>183
玉鬘編は今時の人気マンガによく見られる引き伸ばしだよね
玉鬘関連の巻をすっ飛ばして藤裏葉若菜へ行ってもさして違和感ない
玉鬘のキャラは好きでも嫌いでもないがストーリー的には中弛みしているね
若い娘に鼻の下を伸ばす中年権力者を描きたかったのかな

191 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:29:56.67 ID:1zzBDDWDr.net
確かに原作でも蛍の光で玉鬘の姿をうっすら見せるところは名場面として海外でも人気が高い
今のマンガ事情だったら最初の方で行方不明になった夕顔の娘はどうなったの?て読者からの意見が多くて
ちょうど六条院という四季の町を作って各町に美しい女主人あてがうエピソード書きたいけど
でも夏の町の女主人は性格はいいけど他の町の女主人より容姿が劣って年もくってるから夏の町にふさわしいヒロイン出したいからあの時の娘を出そうてところじゃないかな

192 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:34:15.76 ID:NoPATm0wr.net
>>183
自分は玉鬘は立場のせいか悩みが多いイメージだけどな。独身時代は自分の身の処し方、結婚してからは娘の身の処し方で。

193 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:37:14.79 ID:O4DblDYU0.net
でも髭黒と玉鬘の結婚によって、兵部卿宮と源氏の関係は更に悪化したし、
紫上も父親とは更に遠い関係になった。頼れる親族もいなくなった。

だから、玉鬘の話は若菜の伏線の一つだと思う。

194 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:37:23.43 ID:NoPATm0wr.net
>>189 蛍兵部卿宮に覗き見させる

源氏も実の娘だったら絶対そんなことしないだろうけどね。

195 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:50:14.65 ID:TlXJKVds0.net
あさきをリアルタイムで読んでた時、
あーあのエピソードはしょったのか…とかもっと掘り下げてほしかったな…って思った記憶
でも後半は1年に1〜2回しか雑誌掲載されてなかったから、描くのにすごく労力かかってたんだろうな

196 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 17:58:16.71 ID:NoPATm0wr.net
>>195
あさきはどうしても恋愛重視だよね。実際の源氏物語って、けっこう政治権力争いも多いよね。

197 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 18:00:57.39 ID:1zzBDDWDr.net
あと政治的な面で読んだら源氏と髭黒は仲はたいしてよくないけど、二人の一族が玉鬘を妻にさせることによって政治的に強い結びつきができた
東宮側の一族の男に源氏の養女嫁がせて当時の読者側にも将来の明石立后が更に強まったということで必要なエピソードかも

198 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 21:08:36.20 ID:VoT1JlcO0.net
あさきでは政治抗争の描写は抑えめだよね、源氏が明石から戻った後は独り勝ち状態だし

原作は一条帝時代の藤原氏のドロドロ抗争を知ってる人が描いてるから違うのかな、後宮での帝の寵愛は単なる色恋じゃないものね

199 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 21:35:33.77 ID:NoPATm0wr.net
>>198 後宮での帝の寵愛は単なる色恋じゃないものね

ほんこれだよね。帝は妃たちの実家に気を使わないといけないよね。

200 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 21:58:42.60 ID:Pg/AdmaK0.net
秋好とか子供いないのに中宮になったけど
政治的な色々もあったのね

201 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 22:28:04.27 ID:NoPATm0wr.net
>>200
秋好は、冷泉が実父の源氏に気を使って、じゃない?あさきでは母后の藤壺は冷泉に、源氏にしろ、てかなり露骨に言ってたよね。原作ではどうなんだろ?

202 :愛蔵版名無しさん :2021/05/12(水) 22:50:28.48 ID:k4HfstoI0.net
>>200
それを言ったら他の妃たちだって子供いないわけで、新弘徽殿だけは姫宮を生んだけど男児を産まないことには話にならない
あと秋好の場合は前東宮の子で伊勢の斎宮になった身分だから貴族女性の序列的にも新弘徽殿より格上なのよね
それに10才年上だからいまいち違和感あるかもだけど冷泉的には老年新しい妃を迎えるまでは秋好を一番大事にしていて
新弘徽殿の事も愛してたけど実は秋好に軍配があがる

203 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 04:26:39.18 ID:0537r4PF0.net
身分や地位は秋好が上で第一に尊重されているけど政治的な要素を排除したら軍配が上がるとも言い切れない
とくにあさきでは

204 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 06:43:31.55 ID:wmQLxjbs0.net
それがそうでもないんだよね
原典では若い頃は秋好に好意をもっていて絵の趣味も合ったということでしょっちゅう梅壺に通ってた
年を重ねていって退位してからも仲睦まじい夫婦とすごしていたと書かれてて新弘徽殿のほうはこの方の事も間に姫を儲けたこともあって大事にしていたと書かれてて
あくまで中宮と比べても遜色ないくらいの寵愛と何度か書かれてたけど中宮よりじゃなくて中宮にほぼ匹敵すると書かれてるあたりやはり二番手なんだなて感じ
源氏関係でいったら明石の事もすごく愛してるけどまず紫という最愛の妻があっての前提で明石はその次くらいて感じと同じだと思う
あさきの明石は逆に原典よりそのあたりすごく優遇されてる感じだよね、源氏はこの方のことも素晴らしい女人で紫いなかったら誰よりも愛してたと言い切ってたくらいだし
最後の場面も明石で締めてたから

205 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 09:51:45.84 ID:6SMfLn8j0.net
桐壺更衣も、あさきでは「権勢欲のない可憐な少女、愛に生きる」って感じで弘徽殿との違いが強調されてたよね

でも原典では帝との最後の対面の時に何かを言いたそうにしていたとあって、それを瀬戸内寂聴さんだったかな、が「桐壺更衣は『息子を東宮にして下さい』と言いたかったのでは」って推察してた

206 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 12:34:55.85 ID:E1FleDmA0.net
まあ、あさきの桐壺更衣のキャラ設定は、いくらなんでも無理があるからねぇ…

あの路線のまま、とりかへばや物語をベースにした「とりかえ・ばや」ぐらい、
全部を少女漫画風にアレンジしたあさきも読んでみたかった

207 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 13:57:24.74 ID:fN+YM4Mt0.net
>>204
むしろ原典のほうが明石の立場に立った記述は多いけどな
あさきの明石は紫のイエスマンで没個性になってる
花散里もあさきでは紫にすべての負けを認めて服従する従順な妻でほとんど出番もないけど
原典だと結構紫と張り合ってるよね
嫡男夕霧の養母で立場の重さは紫に匹敵するし
源氏も六条院へ引っ越すときには紫と花散里が絶対に顔を合わせないように細心の注意を払っている

208 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 14:08:58.58 ID:EARanOq0r.net
ていうか夕霧と紫が絶対に顔を合わせないようにしたのでは
六条院に花散里が行った時に夕霧付き添ってたし
それにあの時代ではこの日はこの方角行っちゃダメとかの陰陽が日常的だったし
単に春の町と夏の町の場所の違いのために行く時刻が決められてるもんだと思ってた
明石の姫も妊娠してる時に冬の町の場所に移したほうがいいと陰陽師が言ったため
それで明石の祖母がまた同じ屋根の元で暮らせると大歓喜してた

209 :愛蔵版名無しさん :2021/05/13(木) 14:15:21.22 ID:EARanOq0r.net
あと花散里に夕霧の養母という立場を与え重んじたのはようするに夕霧には母がいないから
源氏の手元に引き取ったからには誰か養母的存在が必要
かといって紫を養母にしたら過去の自分と同じ過ちを絶対に犯すような気がする
明石は身分が低いし身分が高かったとしても明石も美女だから夕霧とデキたら困る
花散里だったら容姿はそれほどじゃないから間違いを犯さないだろうし身分高いから養母にちょうどいいて理由だと思う
言っちゃあなんだけど花散里を紫同様大事にしたいからという理由じゃなく偶然夕霧の養母にふさわしい女人が自分の妻の中にいたからという理由だし
たまたま夕霧の養母役という幸運がふってわいたために花散里の将来の安泰が約束されたって感じだと思うわ

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