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あさきゆめみし 第百一帖

1 :愛蔵版名無しさん :2021/04/29(木) 13:47:27.30 ID:rEMwv+6+0.net
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。

語りませう。

この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ

あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/

まったり雅に平和に語り合いましょう

次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人

前スレ
あさきゆめみし 第百帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1610255668/
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691 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 07:37:47.47 ID:WsC8UUFsr.net
あ、そうか
葵の死、紫病気、柏木の死、女三宮出家は六条の仕業と源氏ははっきりわかったけど夕顔だけは
どこぞの女の霊の仕業で六条の仕業と気づいてないままってことなんだね、少なくとも原作源氏は全然気づいてないぽいな
自分を死に追いやった原因が究明されない状態の夕顔たん可哀想

692 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 07:47:03.70 ID:WsC8UUFsr.net
それによく考えたら読者視点では原作の夕顔を怪死させた女の霊の正体はおそらく六条ぽいと見当つけられる流れで
葵が死んだときに夕顔事件の霊も六条の仕業だったんだなとFA認定されてる感じだけど推理憶測にすぎず明確な証拠はないわけで
もしかしたらミスリードの可能性もなくはないね
まあ十中八九六条犯人だろうけど夕顔怪死の犯人は実は藤壺とか葵の可能性もなくはない

693 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 08:43:10.12 ID:W8hZZIPA0.net
六条ばかり取り上げられるけど明石もけっこうボロクソに言われているw
身分の割に貴婦人ぶってとか

694 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 09:17:39.64 ID:WsC8UUFsr.net
明石と六条はよく似ていると源氏は思ってるしね
ああいう美しく気高い女性だけど会ってみて窮屈を感じるタイプって
源氏の狩りの本能的に射止めたくて自分のモノにしたら満足だけど本来は苦手なタイプだったんだろうと思われる

695 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 09:49:16.65 ID:K3WtygIq0.net
若い頃の源氏ってRPGなみに狩りまくってるよね
本命の藤壺とは別に六条、夕顔、末摘花、空蝉、源典侍、朧月夜、ほか召人多数

なのに桐壺パパは六条の時だけ源氏を叱るという
葵と疎遠なこととか、朧月夜を寝とったことは叱らないんだねえ

696 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 09:51:40.81 ID:G1tLWQRor.net
>>694
同じ気高い系でも、明石は身分が低いから、源氏は扱いやすかったのかな、とも思う。
六条院は中流の女性ばかり、なんて言ってるけど、当の源氏自身が中流好みというか、身分高い女性とは上手くいかないじゃんね。

697 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 09:59:19.00 ID:G1tLWQRor.net
>>695
六条のことは、桐壺帝は気にかけてたんでしょ。お兄さんの未亡人だよね。

698 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:02:32.24 ID:G1tLWQRor.net
>>695
葵のことは、あさきでは描写ないけど時々くらいは尋ねたりはしてたんじゃないの?
朧月夜の頃は、桐壺帝、まだ生きてたっけ?

699 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:09:04.85 ID:G1tLWQRor.net
>>690
霊に「(秋好)中宮をお世話してくれたことはありがたく思ってる」て言わせる所が、霊って源氏の都合の良い妄想?て思ってしまう所以よねw

700 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:17:26.81 ID:WsC8UUFsr.net
>>697
前東宮は桐壺帝の弟だよ
この弟君の事は桐壺帝も一目置いていたらしくだから弟が大事にしてた六条を弄んでたから可愛い我が子といえども源氏を叱った
葵は母が自分の妹とはいえ父は貴族たちの中でも筆頭クラスの左大臣で自分の懐刀とはいえしょせん臣下だもんね
東宮だった弟の妃と臣下の娘では桐壺の中では序列がはっきり決まってるんだろ
朧月夜の場合は入内予定だったけどまだ正式に入内してない時に最初に関係持ったからな
玉鬘レイプ事件の時もそうだし玉鬘長女が入内前に夕霧息子が隙あらば夜這いしてでもと思い詰めてた事もあったし
入内前なら寝取ろうとOKな世界みたいだね
朧月夜が尚侍として宮中入りしてからも関係もった時はすでに桐壺帝は故人だったから咎める余地がない

701 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:35:09.99 ID:G1tLWQRor.net
>>700
前東宮って桐壺帝の弟なんだ。じゃあ、桐壺帝は弟が東宮だった、てこと?

702 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:40:09.78 ID:G1tLWQRor.net
>>701
前東宮って、てっきり桐壺帝の前の帝の東宮なのかと思ってた。で、早死にしちゃったから、弟の桐壺帝になった、みたいに。
でも考えてみたら、前東宮は桐壺帝の弟で春宮、て考えるほうが真っ当だね。

703 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:42:07.04 ID:WsC8UUFsr.net
>>701
源氏が幼い頃はそうだよ、前東宮が早死にしちゃったから普通だったら次の東宮は右大臣家が母方の朱雀にすんなり決まってたんだろうけど
源氏があまりにも美しく優秀で桐壺帝が溺愛してたため、だから弘徽殿女御らは気が気じゃなかった
でも結局後ろ盾がない源氏を東宮にしたら政界が荒れるからやむを得ず源氏姓を与え臣下の身分にさせた

704 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:42:55.09 ID:acLAZjZV0.net
>>688
その頃六条への訪れが絶えてたわけではない(しょっちゅうではないけど通ってた)し、
「己がいとめでたしと見たてまつるをばたずね思ほさで」というところも、一応は
訪れが少ないのを恨むという表現ではないので、微妙なんだよね。

六条と解釈できないというわけではないけれど、絶対六条に違いないというほどでもない。
だから、断定的に「夕顔をとり殺したのは六条御息所だ」と言うことはできないけれど
解釈の一つとしてはありえると思うよ。

断定してたら「そこは断定できない」って否定しますけどね。

705 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:45:41.48 ID:G1tLWQRor.net
>>704
原作では、そこは読者の判断で、てかんじなわけね。
あさきでは、六条、て描かれてたっけ?

706 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:47:59.57 ID:WsC8UUFsr.net
>>702
源氏が生まれる前に桐壺更衣が寵愛を受けてたころはすでに桐壺帝は帝だったからね
前東宮の妃だった六条が源氏より約8才上、その娘の秋好が源氏より約10才下みたいなので
六条親子の年を考えたら桐壺帝の以前の東宮てのはありえない計算になる

707 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:52:37.71 ID:WsC8UUFsr.net
>>705
むしろあさき版こそ夕顔怪死事件の犯人は六条だという明確な描写だったでしょ
原典ほか他の作家の訳では六条犯人説は限りなく黒に近いグレーて感じで書かれている感じだよね

708 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 10:59:20.39 ID:acLAZjZV0.net
誰だったか有名な学者が「あれは六条だ!」って語ってたからその解釈が広まったけど、
物の怪の正体自体は六条じゃなくて古い院の地縛霊だけど、読者に六条を思い起こさせるような
ミスリードを作者がわざと仕掛けてるって解釈してる学者もいる(その方が、原文の解釈
からしたら自然かな)。

709 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 11:09:12.85 ID:acLAZjZV0.net
ただ、マンガ的な表現からしたら、六条かも…とほのめかすよりも、六条自身に
しちゃった方が早かったのかもね。

右大臣を桐壺帝がとり殺したというのも、解釈として成り立たなくはないだろうけど
はっきりしているのは、桐壺帝が朱雀帝を睨みつけたせいで、朱雀帝の目が
悪くなったという件のみ。

解釈語るのはいいんだけど、あまり解釈の範囲のことを断定的に語らないで欲しいな
それやるから話がそれたりしがちなわけで…

せめて、あさきに書いてある範囲のことだけで話すればいいのに、なぜ「原典でもこう!」
と言って、自己流解釈を断定的に語るのだろう。

710 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 11:24:39.49 ID:7+B0U30Xa.net
原典ではこうなのよ!原作ではこうなのよ!は正直いらない
自分の日記におさめとけ

711 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 11:31:06.40 ID:7+B0U30Xa.net
原作があるから派生で語ってもいいじゃん、て主張するけど、
自分、他の原作付漫画のスレを覗いてるけどこんなに原作を出してくるヤツかいるスレはないぞ
源氏物語あさきゆめみし比較考察スレたててやったら?

712 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 12:21:13.43 ID:WsC8UUFsr.net
>>708
よく考えたら夕顔怪死の犯人が六条だったら動機が変だよね
源氏はモテまくって正妻の他に恋人とかいっぱいいたし藤壺という思い人もいたけど、なんで会った事もない夕顔ターゲット?て感じになる
葵の時は車争いで大衆の前で生き恥晒された屈辱があったし紫たちの時は源氏が自分の悪口言ったからという理由で
六条の場合誇り高い人だからプライド傷つけられたら悪霊化するって感じで単に恋愛感情だけの問題だけだったら霊になって恨みはらすとかしないように思える

713 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 14:20:00.43 ID:0Wpp+e0bM.net
>>712
そこらへんはあさきで細かに六条の心情が描写されてたじゃん
「町の小路の女だという…身分も素性も卑しい女…」
「別れなければ…そうしなければ…とるに足りぬ卑しい女にこの私の自尊心が根こそぎ傷つけられてしまう前に…!」て考えてたり
狂気の表情で花食べはじめたり
その頃の源氏は葵と六条くらいしか目立つ女君がいなかった
藤壺への想いは秘密だし空蝉も関係したのは一夜だけ、若紫ともまだ出会ってない
葵とだって夫婦仲はよくなかったしそれは六条も源氏から聞かされてた
原典は知らんがあさきの六条は愛ゆえに心に魔を宿してしまった女として描かれているよ

714 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 15:48:38.67 ID:K3WtygIq0.net
当時の貴婦人としては当然なんだけど、外に自由に出られないまま色んな情報が入ってきちゃうよね
女房ネットワークですぐに噂が広まるし
断片的に知ってもやもやしても、気晴らしに出かけることもできないし(たまにお祭りに出かけてみたら大変なことになっちゃったし)

雲居みたいに「旦那ムカつく!実家に帰らせていただきますッ!!」って家出して姉上相手におしゃべりできる性格と境遇だったら少しは気が晴れたのかな

715 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 17:17:05.29 ID:mhfCw6W60.net
六条御息所は生霊飛ばしちゃうくらい源氏のことを愛し過ぎてたヤンデレ
あさきで桐壺帝が源氏に「先の東宮が大切に思ってた人を軽々しく扱うな」みたいな忠告する場面あったよね
でも妻にするには六条は身分も気持ちも重い…→可愛らしく癒し系の夕顔に惹かれる、って感じだったのかな
源氏と付き合ってた頃の六条は、絵柄的にもなんとなく30代半ばくらいのイメージだった
でも実際は20代半ばくらいだもんね

716 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 17:32:33.94 ID:E1DL36Fl0.net
源氏は後ろ楯のある女君を避けてるから六条御息所の父大臣が健在だったらどうなってたかな
そういえば夕霧も未亡人に手出してたね
源氏-六条はバッドエンドで夕霧-落葉はハッピーエンドで結果が真逆になってるのが面白い

717 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 17:59:01.19 ID:WsC8UUFsr.net
>>716
源氏は六条の事を気高く美しく誇れる恋人だけど一緒にいると窮屈で精神的に疲れる時があると内心認めてたからね
夕霧は庶民的な我が家に比べたら落葉親子の家は華麗ではないけれど上品で知的な雰囲気でいると居心地いいみたいに思ってたからその違いだろね

718 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 18:39:10.97 ID:OxnUMIGI0.net
>>715
2人が付き合い始めた時、17歳と24歳らしいよね
現代の感覚だと24歳で年齢コンプなのはピンと来ないけど、田辺聖子さんだったか瀬戸内寂聴さんが「現代に置き換えるなら10歳プラスくらいにするとしっくりくるかも」って書いてたよ

34歳の女性が、7歳下の彼氏ができたもののあれこれ悩んじゃう、って感じかね

719 :愛蔵版名無しさん :2021/06/04(金) 22:02:38.39 ID:fcZYA7Yz0.net
宇治の大君が薫の求愛を退けたのも
後見や経済力の問題も理由だったけど
そのとき大君はもう26歳で(薫は年下で当時24歳)この先衰えていく一方の我が身を悲観したというのも理由の一つではあったみたいだからね
現代に置き換えるなら36歳か
自信が持てなくて愛に臆病になるのもわかる気がする

720 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 00:17:04.47 ID:GrwCp7tt0.net
>>713
そういえば頭中将を夕顔の家の近くで見かけたことあったけど
あまり身分高くない人が住んでる町の小路で何やってたんだろう?
頭中将もそういう女の所に通ってたのかな

721 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 00:19:19.86 ID:GrwCp7tt0.net
>>716
藤壺といい空蝉といい源氏は人妻にも手出すよねw
空蝉は六条院に身を寄せた後は源氏とのそういう関係はなかったのかな

722 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 00:32:44.27 ID:YojugULpd.net
>>721
空蝉は出家してたしあるわけないと思う

723 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 02:39:45.68 ID:2kUuu9Gap.net
>>721
出家をなんだと思ってんだ

724 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 03:23:33.80 ID:16k0NZwY0.net
源氏は頭中将の正妻にも全く興味がない訳じゃない様子なので須磨行きが逆だったら慰問に行くのは親友のどころじゃなくて嫁の家だったな

725 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 08:02:04.53 ID:aoLS8bhj0.net
>>724
ほんとそれ
右大臣家の四の君は美しいらしいって聞いてたし、無駄に念入りに服選んで香も焚きしめて訪問しそう

726 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 08:29:15.78 ID:NTCaLIGsr.net
あさき版独自の描写で好きなのは朱雀を裏切った朧月夜を朱雀が優しく許してくれるところ
あさき読んでなかったら帝のくせに男としてどうなの?て思ってたと思う

727 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 11:56:51.14 ID:jpjRFtxS0.net
あさきの朱雀帝は弱々しく自分は能力も容姿も恵まれず女にもてないのも仕方がない
明るく美しく太陽のような朧月夜が手に入ったことだけが本望だったって感じだからね
でも朱雀帝には大勢の女御更衣たちがいて秋好にも求婚したりしてて
別に好きなのは朧月夜一人だけではないというw
自分の外戚であり後見人でもある右大臣家の姫なので
たとえ密通を知っても悪い扱いにはできないし
女御や中宮になれずに尚侍止まりであることへの同情もあるかも

728 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 12:12:32.91 ID:pelGYSdE0.net
不義を犯した女三宮をいじめぬいた源氏、
男としての器で朱雀に及ばなかったな

729 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 13:14:39.67 ID:3qItTGq90.net
朱雀といえば秋好も先に出会って気に入ってたのに後で冷泉の妃にされてしまったよね
中宮にまでなれたし秋好は冷泉の方が結果も良かったけど
源氏は空蝉みたいに特に美人じゃ無くても気に入るけど、朱雀はとにかく美人が好きなイメージだ

730 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 13:34:22.33 ID:aoLS8bhj0.net
>>729
朱雀は立場上自由にできないし、入内してきたら拒否できないから「なるべく美人を所望」って感じなのかも

源氏の女遍歴の噂を聞きながらどう思ってたんだろうね

731 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 15:10:41.31 ID:NTCaLIGsr.net
>>729
落葉ママは美貌というより才知を評価されて寵愛受けてた女性みたいなので特に美人だったら誰でもウェルカムてわけでもないと思う

732 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 15:28:44.55 ID:16k0NZwY0.net
朱雀は朧月夜が源氏の女だったから余計に気に入った感じを受ける
秘蔵の愛娘まで正妻に押し込んでくるしコンプが一周回って憧れになってしまってる

733 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 15:40:07.91 ID:h3XIblB40.net
あなたは私を思っては源氏の君を思うほどには泣いてくれないだろうね(←うろ覚え)、とか
私の弟があんなに魅力的なのを誰が責められようか、とか
朱雀はコンプレックス拗らせてるよね
母の大后に「東宮らしさ」を強烈に求められながら育ったせいで、
臣下の立場になったとはいえ父に溺愛されてる帝の皇子で世界の全てを手中にしたかのような源氏に憧れてたんだろうね

734 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 17:10:00.23 ID:16k0NZwY0.net
朱雀と源氏の女性を巡る葛藤は葵上の入内の成否から始まってるから古いね
その後朧月夜秋好と続いている
最後は愛娘の女の子三宮
リアルなら若い嫁が来てスケベ親父はウハウハで時々実権を持つ妻にたしなめられるってとこで朱雀父上の念願成就なんだろけど

735 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 18:43:55.89 ID:jpjRFtxS0.net
>>731
帝は妃を選べるわけでなく家運をかけて入内したからには
帝として妃たちに恨まれるようなことは避けるべきで
落葉母の一条御息所や今上母の麗景殿女御たちも
まったくお召しがないわけではなく子供一人に恵まれたけど
取り立てて寵愛は受けてなかったような
朱雀帝が寵愛していたのは美女の名高い朧月夜と藤壺女御で
女三宮ほどには他の皇女たちのことを気にかけてないしね

736 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 19:13:53.33 ID:4oOrTdIq0.net
一応落葉は女三宮の次に朱雀が愛している娘ということになっている
だけど女三宮への愛情ぶりから比べたら格段に落ちる面は否めないので、たぶん女三宮への愛情スカウターが100だとしたら落葉は35くらいてとこだと思う

737 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 19:33:53.51 ID:4oOrTdIq0.net
つまりなにが言いたいかというと子供への愛情てだいたいはその実の親への愛情度によって決まるところがある(もちろん違うケースもある)
朱雀的に落葉は女三宮の次に愛してた娘だからその母親の更衣のことも朧月夜、女三宮母ほどじゃないがまあまあ寵愛してたかと思う
源氏でいったら紫明石ほどじゃなくても花散里くらい大事な女性みたいな

738 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 20:04:59.21 ID:jpjRFtxS0.net
落葉宮は柏木の好みではなかったけど
夕霧にとってはドストライクな美女なので
一条御息所も美女ではあるのだろうと思う
花散里は夏の町の女主人で夕霧の養母で紫に匹敵するほど重んじられており
例え的には違うかな

739 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 20:11:51.70 ID:4oOrTdIq0.net
うんそうだね
あと落葉母は更衣で実家の勢力も朱雀の他の妃たちの実家に比べたら格下感あるぽいから逆に彼女本人への愛情は本物だったんじゃないかなと思う
実家が皇族とか大貴族とかの女御だったらやっぱり相手の実家重んじて通いも増えてくだろうし、たかが更衣の身分なのにタイミングもあったかもしれないが朱雀の数少ない子を儲けて
才女ぶりが伝えられている落葉母への愛情は朧月夜女三宮母への愛情に比べたらとるにたらないかもしれないが他の女人たちよりは抜けてた寵愛だったんじゃないかしらと思う

740 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 20:35:38.71 ID:3qItTGq90.net
柏木が亡くなった時に朱雀は何か助けてくれたっけ?
あまりにも女三宮への愛情ばかり強くて落葉に対して愛が薄く感じるよ原作では違うのかもだけど

>>738
夕霧って落葉を美女とは言ってなくない?容姿は特別良くもないけど気品があるから好ましいんだと思ってたよ

741 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 20:41:14.84 ID:4oOrTdIq0.net
>>740
朱雀は出家してるし内親王は母方が面倒見るのが普通だから柏木死んだ時点では立派な母親がまだ健在だったのだし
幼い頃に母を亡くした女三宮の事をあれこれ心配するのとは状況が違うよ

742 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 20:51:01.95 ID:3qItTGq90.net
>>741
でも身分が更衣って事は実家もそんなに強くないって事だよね
その母親が亡くなった後は夕霧が仕切ってたけど、朱雀は何してたんだろ?一人残された落葉の事どう思ってたのか
可愛い娘だけど後は知らない親戚に任せようで終わっちゃうものなのか

743 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 21:02:24.22 ID:4oOrTdIq0.net
>>742
落葉母実家の後見人はイトコにあたる受領で身分は低いけど経済力だけはある
でもやっぱり身分が低い貴族が内親王の後見なんてそれはそれで世間体が悪いしイトコにとっても名誉あることだけどやっぱり重荷だったみたいだし
夕霧と再婚するのも外聞が悪いがそれでも将来大臣になるであろう夕霧が夫として後見人になってくれたほうが朱雀的にはマシな選択肢だったんじゃないかなと思うんだ

744 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 21:18:34.02 ID:gh1rgBUH0.net
落葉親子の後見してもあんまり得にはならないからのる気じゃなくて屋敷は少し荒れているぐらいだったよ
朱雀も出家していても女三宮のためならいろいろ手を尽くしているのと比べると助けをもとめているのにたいしたことやっていないしね

745 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 21:59:36.75 ID:4oOrTdIq0.net
朧月夜源氏朱雀の三角関係は浮舟匂宮桙フ関係と似ている
朧月夜(浮舟)<主上(栫jは優しくて尊敬できる方だけど本気の恋をしたのは源氏(匂宮)で身体の相性がいいのも源氏(匂宮)
違うのはNTRされたときの反応だけど桙ェ内心浮舟の事も匂宮のことも憎んだのは、ある意味桙ヘ正常でしごくもっともな反応してるけど
朱雀は朧月夜を責めるどころか逆に慰めてたくらいだから現代人的には朱雀のほうが思考回路おかしくて実はこっちのほうが怖い人間性て感想だと思う

746 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 22:10:46.39 ID:aoLS8bhj0.net
大和守からしたら落葉の後見をしたところで失礼ながらあまり旨味がないだろうね、朱雀はもう譲位&出家してるし

そこに夕霧が落葉に求婚してきたから、渡りに船とばかりに「私は領地の運営がありますので」って感じだった
再婚してくれたら自分は後見せずにすむし将来大臣間違いなしの夕霧とのコネができるかも、って思ったかもね

747 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 22:33:18.57 ID:5ZXEXzle0.net
浮舟といい紫といい父親の愛情の差が残酷だよね
寂しいだけじゃなく周りの態度も寵愛の娘とは違うだろうし

748 :愛蔵版名無しさん :2021/06/05(土) 22:36:11.82 ID:5ZXEXzle0.net
>>741
女三宮って母方の親戚の後見はどうだったんだろう
藤壺の妹ってことは桐壺帝の先帝の?皇女だよね
母方の祖母の親族まで遡ることになるのかな

749 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 00:35:24.90 ID:oz2ZtlaM0.net
>>740
あさきでは直に会った時美しい人だと言ってた記憶がある
モブ顔よりややマシ程度のキャラで綺麗には見えなかったけど

750 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 04:56:48.75 ID:QeZHqXx/r.net
>>748
女三の宮の母親は更衣だよ。だから、入内した時の呼び名は源氏女御。母親が更衣だから、内親王じゃなくて女源氏を賜ったんだと思う。
母親が中宮で最高位の内親王だった藤壺は、原作では藤壺の宮、で、女御呼ばわりされてないよね。

751 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 05:05:18.27 ID:QeZHqXx/r.net
>>750
女三の宮の母親の母親、お祖母さんが更衣だった、てことね。
女三の宮のお祖母さんは更衣だったから、女三の宮の母親は内親王にはなれず女源氏だった(源氏女御)、てことだね。

752 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 05:14:18.78 ID:QeZHqXx/r.net
>>743
あの受領のイトコは上手く立ち回ってたと思うよ。あさきでは落葉に、夕霧に頼るように勧めてたじゃん。
従兄弟は、受領やってるならお金はあるだろうけど、地位階級はそうそう買えないからね。

753 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 05:22:41.01 ID:QeZHqXx/r.net
>>740
朱雀って、強力な実家を持つ妻がいないよね。本当なら右大臣家の朧月夜が、女御→中宮だったんだろうけど、源氏との醜聞で、尚侍→皇子を産む→中宮、にしたかったけど子供産まれなかったしね。

754 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 05:32:53.45 ID:HdkEmOpz0.net
ここは時々、原作しか知らなくてあさきをきちんと読んだ事ないのかな?という人が紛れ込んでる気がする

755 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 06:11:29.26 ID:LLWY+fbc0.net
>>753
一応、今上母の承香殿女御の実家も左大臣右大臣家ほどじゃないが大貴族だよ
承香殿女御が東宮母になった事で兄弟の髭黒が一気に出世街道を登りつめる事になった
あと原典ネタは嫌がられるからさっと述べるだけにするが巣守という正式に54帖入りされてない話では朱雀の女四の宮が冷泉の元に女御として入内したが
寵愛を受けられず落胆して早々出家したと書かれてるらしいので、身分高い女三宮でさえ冷泉に出すのをはばかったのに女四の宮は入内させたと言うことは
入内時には母が存命で実家の勢力もかなりのものだったと言っていいんじゃないだろか

756 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 06:17:35.63 ID:LLWY+fbc0.net
>>747
紫は一応認知されてるし祖母が亡くなった時は一応正妻の家に引き取るつもりはあったくらいの態度は見せてたよ
源氏と結婚してちょっとの間くらいは仲いい関係だったし、源氏が須磨行きの時冷たかったせいでそのせいでギクシャクしてはいたが
それでも六条院完成前に式部卿の五十の賀を紫がやってあげたし親子関係は一応はちゃんとしてた
でも浮舟はお前なんか娘と認めねーからて態度を取られてたので扱いの差は紫よりはるかに残酷な関係だよ

757 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 08:27:16.21 ID:Fqo/deOo0.net
朱雀の周囲の女君関連であさきにあまり出てこない人の話の続きはこっちでやろう↓
疑問に思ってること書いとくから来てね

紫式部、源氏物語スレ 二帖
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/

758 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 15:27:32.11 ID:MnRr8L+X0.net
作中で聖人扱いされてる八の宮が浮舟を認知せず性格的な欠点が多かった髭黒が前妻の子供にも愛情深いのはどんな人間にも長所短所あるってことだよね

759 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 17:14:07.13 ID:oz2ZtlaM0.net
髭黒のは家柄のいい正妻の子供たちだが
八の宮の場合は使用人である女房の子供

760 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 17:54:10.02 ID:ZFcdFaho0.net
八の宮は、北の方の死後一時の気の迷いで女房に手をつけたら予想外に子どもができてしまった→なかったことにしよう って感じだよね
中将の君も浮舟のこともまともに人扱いしてない

761 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 20:07:50.90 ID:QeZHqXx/r.net
>>760
八の宮の場合、経済的にも面倒見きれない、ていうのもあったんじゃないかな。

762 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 21:19:43.94 ID:UGsMcuSf0.net
中の君も結構浮舟に対してひどいよね
自分の身代わりに薫に浮舟あっせんとか

763 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 21:26:20.99 ID:hUPWHAcT0.net
浮舟を認知しなかったのって、浮舟の母が中途半端な身分だったからなんじゃないかな〜
浮舟を娘扱いするとなると、母の方もそれなりの扱いしなきゃいけなくて、
結局妻にしなきゃいけなくなるのが
嫌だったんじゃないかな
完全な召人・家女房扱いするには身分が高く(北の方の姪だし)、後添えとして
宮家の北の方にするにはちょっと…みたいな

764 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 22:44:22.13 ID:eNauN0fz0.net
>>762
既に匂宮の妻になってる自分が不倫する訳にいかんし
浮船にとっても良い話だから酷くはない

765 :愛蔵版名無しさん :2021/06/06(日) 22:56:14.13 ID:oz2ZtlaM0.net
皇族と変わらない高貴さで将来有望で誠実な薫の妻なら正室でなくとも浮舟の身分では玉の輿だろうね

766 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 00:26:42.57 ID:vWBxnOgHr.net
思うんだけど、浮舟が登場するまでは、中の君、って呼び方、おかしくない?

767 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 01:16:22.95 ID:PbA16c5w0.net
>>766
中の君は真ん中の姫って意味じゃなくて2番目の姫って意味だったはず
だからおかしくないと思う

768 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 02:18:34.03 ID:hcE3IRef0.net
姉妹が二人しかいなくても「大い君」(か「姫君」)、「中の君」だよね、常に。
三番目以下は「三の君」「四の君」って数字になってくけど。

769 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 02:44:18.72 ID:weEnrVjc0.net
>>761
どうだろ、肉欲に負けて自分自身と妻を裏切ってしまった、そんな気持ちにさせた女の子供はやっぱり見たくないて気持ちじゃないかな
もし経済的に余裕があって引き取ったとしても落窪姫みたいに目立たない部屋に隔離させたとかしてそうだ

770 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 06:47:05.59 ID:vWBxnOgHr.net
>>767
中の君、て二番目の姫、て意味もあるんだ。
原作でも、中の君、て呼ばれてるのかな?

771 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 08:07:34.38 ID:PbA16c5w0.net
>>770
ここ、あさきスレだからね
原作での呼称が知りたければググるなり>>757のスレで聞くなりしたらわかるよ

772 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 08:26:22.25 ID:lwNIj3fx0.net
>>765
薫は浮舟を妻扱いしなかったからね…
中の君は匂宮の最初の妻として本邸(二条院)に迎え取られて北の方と呼ばれ
後から匂宮は六の君と結婚するも六の君の自宅(六条院夏の町)に通い婚なのに対して
薫はすでに本邸(三条宮)に正室女二宮がいて
浮舟は体の関係持っても当分結婚せずに宇治にほうっておくわで
薫は浮舟に自分の着替えを手伝わせてあくまでも女房扱いなのよね
匂宮に姫扱いされたことでそのギャップが大きすぎた
薫はそのうちに正室にも説明して都に呼ぶつもりだった、といっても
本邸ではなく別宅に匿う予定だったしどの程度大事にするつもりだったのか
浮舟が薫から大事にされていないと思うのも仕方がない

773 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 11:09:28.64 ID:vWBxnOgHr.net
>>772 匂宮に姫扱いされたことでそのギャップが大きすぎた

なるほど、あの辺りの匂宮の言動がそういうことになるのね!

774 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 11:24:42.77 ID:nK3/X9Ab0.net
匂宮にドラマチックに求愛されたらそりゃ舞い上がるよね、その時は
冷静になって考えてみたら、匂宮には妻が2人もいて(しかも1人は自分の異母姉で世話になってる存在)自分は受領の継娘でしかない
自分は一時の冒険の相手でしかないと気付くよね

川の向こうの秘密の別荘?に連れ出されての情事も身分高い姫相手には絶対できない内容だよね

775 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 11:34:44.91 ID:lwNIj3fx0.net
だから匂宮に都へ呼ぶから出ておいでと約束されても
異母姉の夫である以上応じるわけにはいかないことは浮舟も分かっていた
だからと言って自分を軽んじる薫への愛情も冷めている
愛などなくても食い扶持くれるならいいじゃない、薫の愛人になるべきというのは一般論で
事あるごとに大い君と比べて浮舟を馬鹿にする薫はDV男で一緒にいるのは死ぬほどつらいだろう

776 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 11:51:25.79 ID:hcE3IRef0.net
>>772
おかしいなと思って「あさき」の宇治十帖読み返してみたけど、薫が浮舟に自分の着替えを
手伝わせる場面なんてなかったよ

ちなみに原典にもそんな場面はなくて、あるのは匂宮が浮舟に女房の格好をさせて
洗面の世話をさせている場面ぐらい
そんなことさせながら、姉宮に浮舟を出仕させてみたらどうだろうか、なんて考えてて
どちらかというと女房扱いしてるのは匂宮の方なんだけど…

薫は、女房の中に入れてしまうのは可哀想だから、といって、わざわざ宇治に浮舟を
連れて行ったし、一度も浮舟を女房扱いしたことはないよ

なんか、こうやって、あさきにはない話を原典由来みたいに混ぜてきて、しかもそれが
捏造だったりするってパターン多くない?

777 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 12:12:26.46 ID:lwNIj3fx0.net
>>776
あなたが違っている
匂宮が「匂宮が浮舟に女房の格好をさせて洗面の世話をさせている」
なんて場面はあさきにも原典にもない
あるのは女房の右近に盥に水を汲んできてなんでも右近一人でやらせるのは可哀そうだと
匂宮が自分よりも先に浮舟に顔を洗うように言い浮舟が感動するシーン
匂宮が浮舟を女房扱いなんてしていないのにすぐ創作するよね
薫の着替えは原典にある

778 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 12:44:45.14 ID:hcE3IRef0.net
>>777
何でそんな自信満々に嘘ばっかり…
私が言っているのは、「浮舟」巻で匂宮が浮舟を船で連れ出した翌朝の場面で、

>侍従も、あやしき褶着たりしをあざやぎたれば、 その裳を取りたまひて君に着せたまひて、
>御手水参らせたまふ。「姫宮にこれをたてまつりたらば、いみじきものにしたまひてむかし。
>いとやむごとなき際の人多かれど、かばかりのさましたるは難くや」と見たまふ。

ってあるところだよ。

侍従が着替えた裳を匂宮が取って浮舟の君に着せて女房の格好をさせて、洗面の世話を
させて、姉宮にこの人を仕えさせたら…とか考えてる場面。

あなたが言ってるのはもしかしたら、最初に匂宮が浮舟の元に忍び込んだ時に、
「御手水など参りたるさまは、例のやうなれど、 まかなひめざましう思されて」ってある
場面のことなんじゃないかと思うけれど、そこは解釈は色々あるものの、匂宮が
薫の洗面道具が出てきたので嫉妬を覚えて…という解釈もあるし、浮舟がいつも薫に
しているように洗面の世話をしようとしたのを断って、という解釈もある。

いずれにせよ、匂宮が浮舟に女房の格好をさせて奉仕させたのはその場面より後だよ
でも薫は浮舟に裳を着せたりとかしてないし、女房として仕えさせることについては
東屋の巻で「これかれある列にて、おほぞうに交じらはせむは本意なからむ」って
はっきり否定的に考えてる。

それに対して、匂宮は浮舟の身分が分からなかった最初はまだしも、次の逢瀬になったら
あっさり女房の格好させて奉仕させて、いつものように?かどうか、姉宮の女房にしようか
とか考えてる始末。

779 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 13:22:26.01 ID:PbA16c5w0.net
原典にある!ない!
あさきと全く関係なくて草

780 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 13:23:03.03 ID:bIPG/E9lr.net
>>762
現代人が読んだら上から目線で扱って嫌な女みたいな感じだけど当時の貴族の身分差考えたら
中の君は初めて会った身分低い異母妹にかなり良い事をしてやってるんだよ
中級下級貴族の方達が中の君の行いを知ったら妹とはいえ自分よりはるかに落ちる卑しい腹から生まれた女人に
そこまでしてやるなんて中の君様てなんてお優しいの、聖人だわと言われるレベル
>>765
最初の結婚相手候補の正妻より断然薫の愛人の方が世間的評価が上
匂宮みたいに薄情な男だったら捨てられるリスクもあるけど誠実な男で運よく子供産んだら生涯安泰

781 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 13:44:48.96 ID:bGDx2vDn0.net
父親が浮気した相手の子なんて嫌う人多いだろうに中の君心広いな思ってたけど
平安時代は異母腹兄弟でも仲良いから現代と感覚違うんだろうね
でも新弘徽殿の母とか紫の母みたいに継娘を嫌う事はあっても、その子供同士だとそこまで気にしないのかな

782 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 13:55:47.59 ID:bIPG/E9lr.net
>>781
いや、やっぱし異母ともなると仲いい兄弟姉妹て少数じゃない?下手したら会ったどころか手紙のやりとりすらしてないかと
同母同士の兄弟でも敵対関係になったりする時代だったし
まだ昔から親密に交流してたとかならともかく中の君と浮船親子は存在くらい知ってたレベルで初対面の関係だった
それなのに浮船母は娘の進退を任せようとしたあたり、おそらく親戚だった宇治姉妹の実母が大変性格良い人柄だったので
そのお嬢様たちならお母様と同じく信頼できるお優しい方に違いないて確信してたんだと思う
互いの女房たちの情報で宇治姉妹が美しいだけでなく性格もいい噂くらい知ってたろうしね

783 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 15:17:21.44 ID:bGDx2vDn0.net
>>782
真木柱みたいな母親が浮気に苦しんでる姿を見てたら子供も複雑だろうね

夕霧とちい姫とか今上と女三宮とか、左大臣家の新弘徽殿と雲居雁とかも異母兄弟で仲良いけど
片方の母親が亡くなってたり戦線離脱?して離婚して去ってたり側にいないのもあるかな
中の君の場合も浮舟は母の死後の関係でできた妹だから憎しみより血のつながりの親しみが勝ってるのかも知れない

784 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:07:59.71 ID:yvNWE5UF0.net
朱雀はさんざん源氏とその母親の悪口を吹き込まれているであろうに
(直接口に出さないまでも匂わせあるかも)
なんで源氏が大好きなんだろう

785 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:12:30.13 ID:wKkjq2VQM.net
あさきにもないことを、原典にこうあるからこうだ!という独自解釈を
断定的に語る人が現れて、原典ファンがキレて色々引用し始め、論破されて
黙ったところに「また原典の話ばっかり」とキレる人が現れるまで
全部このスレのお約束パターン。

786 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:24:14.85 ID:Y/8dbss/0.net
>>780
なるほど中の君は聖人レベルのやさしさだったんだ
でも私は浮舟に肩入れしちゃってるから
中の君が紹介しなかったら浮舟もこんな目に合わなかったろうにっておもっちゃう
中の君あざとくてあまり好きじゃないなー
薫も匂宮も浮舟にはひどい男だし
やはり第一部の源氏のほうが身分低い女性に対してだってちゃんとしてるっておもっちゃった
一回限りの空蝉とか最後まで面倒見たわけですよね?
あさきゆめみししか読んでないから知らないけど

787 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:37:04.44 ID:bIPG/E9lr.net
>>784
たぶん源氏があまりにも神がかった美貌と才知の貴公子で弟ながらまぶしい存在だったからとかじゃない?
確か原作では若菜の序盤で弟だけど妙に艶めかしい気持ちになったとかアブない発言してたような
普通の異母兄弟だったらまず母方の実家連中に悪口を吹き込まれ
父の桐壺帝が源氏を圧倒的寵愛、下手したら東宮位も奪われて、その時点でにっくき弟て気持ちになる
それでも大変なお人好しで弟に好意をもつ兄もちょっとはいるかもしれないが自分の寵姫と知っていて
朧月夜と関係を持ち続けたと知ったら弟への好意なんか吹っ飛んで激怒して無理矢理出家に追い込むとかするよ
なのに朱雀はむしろ源氏と女を共有できたのが嬉しいみたいなちょっとマゾチックな歪んだ恋愛感情みたいの源氏に抱いてるふしがあるから谷崎の小説のキャラみたいなところある
夕霧に涙ながらに昔冷たくした兄なのに未だに優しくしてくださる六条院はと感激してた場面を読んだ時は
いやアンタちょっとお人好しすぎるだろ!と内心ツッコんだわw

788 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:42:52.12 ID:4KcCs7gM0.net
>>785
ここはあさきスレだから、原典に基づいた考察は原作スレで存分にできるはずなんだけど、
誘導しても絶対に来ないのよ…あっちはワッチョイも無いのに
どうしてもここで原典の知識を披露したくてしょうがないみたいね

789 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:45:31.61 ID:nK3/X9Ab0.net
朱雀はちょっと、いやかなりMじゃない?
幼少期から強烈な母親がいたからかな
源氏にあんなに振り回された人生だったのに「六条院はいまだに優しくしてくれる(涙)」だし愛娘を嫁がせるし

しかしそんなMっ気ある朱雀も、子どもが産まれて幸せいっぱいなはずの娘が出家したい程思い詰めてるのを知ってついにキレてたね
あの時の朱雀は怖かった

790 :愛蔵版名無しさん :2021/06/07(月) 16:46:48.72 ID:bIPG/E9lr.net
中の君は優しいと思うよ、匂宮が浮船と初めて会ったとき、もう少しで関係をもつとこだった事を知った時
浮船に嫉妬せず、むしろ可哀想にどんなに怯えていたことでしょうと同情してたしね
これが頭中将の正妻だったら相手の女が悪いわ!許せない出て行けて感じだろうし
雲居の狩とかも夫がそういう事件おこしたら夫が悪いと理屈ではわかっても無意識に誘惑する女の方が悪いような気がするて疑心暗鬼になってすごい嫉妬してたと思うから
空蝉の事はちゃんと老後の生活を保障してあげてたよ

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