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ウインバリアシオンとオルフェーヴル32
- 800 :こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2022/08/19(金) 19:18:57.10 ID:G93CXbU60.net
- >>782
テンノーヘーカー バンザーイ
クリフジ「やだねえ……戦で人どころか馬も駆り出されていっちまう。残る牝は牡の分まで働かにゃならないし、産めよ殖やせよと叱咤されるときた」
セントライト「……馬が嘆いても戦争は終わらないだろう?」
クリフジ「そうだろうけどさ、だからって済ましたツラで眺める光景でもないさね」フン
セントライト「そんな中で、僕と君はこうして出逢えた。この巡り合わせを運命と考えて、だ。その、産めよ殖やせよを、君と……」オホン
クリフジ「なっ、よしとくれよ。アンタもアタシも疎開してきてる身なんだし、そういう目的じゃないだろっ」ペチッ
セントライト「しかしっ、君は下総御料、僕は小岩井の出自。僕らはそれぞれの牧場の、いわば最高傑作同士じゃあないか。二頭が結ばれて、産まれてくる仔は僕らの、いいや日本競馬の結晶となるはずだっっ」ズイッ
クリフジ「ちょ……そんなに荒く迫らないでおくれっ……///」
セントライト「はっ、あ、ああ……すまない///」
クリフジ「牝馬だてらに三冠を獲ったアタシだけれども……繁殖は畑が違う、初(ウブ)な身だから……ねえ?///」
セントライト「……!」ガバッ
チュンチュン
クリフジ「……いけないことしちまったねえ……」
セントライト「……」
クリフジ「受胎したら言い訳しようがないよ……まあ、どうなろうが構いやしないけど」
セントライト「……」
クリフジ「どうせアンタにゃ毎年お相手する牝馬数十頭の中の一頭なんだし……そのまま素知らぬ顔して帰りなよ」フフッ
セントライト「っ……」
クリフジ「アタシゃ産まれてくる仔は大切にするつもりだよ……こんなご時世なんだ、命は大切にしなきゃあ、ね」
セントライト「クリフジっ、僕は君を!」
クリフジ「もう帰んなっ!……一生に一度の逢瀬じゃないか、これ以上ゴチャゴチャさせないどくれよ」
セントライト「……くうっ!」ドドドドド
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