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いつでも買えるだけの金があると欲しくなくなる

294 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:2024/01/22(月) 19:41:32.54 ID:6KAOKiYl0.net
今世の中にあふれているのは、「新しい」必要でないものを生み出し、それを消費者に「欲しい」と思わせることである。
次々と新しい「ぜいたく品」、要は余計なものを欲しいと思わせ、売りつけ、それにより人々は「造られた欲望」を満たし、幸せになった気でいるのだ。

しかし、これらは不必要なエンターテイメント物だから、すぐに飽きる。
だから、作る側は次の「新しい」ぜいたく品を売りつけるのであり、それがやりやすい。
それを繰り返していくのが、生活必需品が満たされた後の豊満経済であり、現代なのである。
飽食により生活習慣病になるのと同じく、豊満で飽食で食傷気味になりつつあるのが現代経済なのである。

これらは、人々がすぐ飽きる、よく考えると無駄なぜいたく品、流行物であるから、まだいい。
害は無駄というだけにすぎない。現在のイノベーションの大半、特にビジネスとして大成功しているものは、「麻薬」を生み出している企業である。

つまり、本来は不必要なものを必要だと人々に思わせ、そしてみんなで使っているうちに、なくてはならないものにしてしまっている「必需な」ぜいたく品である。
そして、その多くは、必需と思わせるために、中毒になりやすい、嗜好を刺激するものになっている。

しかし、この時代は終わりつつある。なぜ、いま、インフレになっているか。
ぜいたく品と「麻薬」を作りすぎて、必需品の生産に手が回らなくなったからである。

優秀な大学を卒業し(またはしなくても)、金を稼ごうとする人々は、みなぜいたく品を作る側に回る。
ブランド企業、独占力のある企業、他にない余計なものを作る企業に就職する。
象徴的なのは、広告産業である。いらないものを欲しいと思わせる。それで稼ぐのである。

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