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☆竹ちゃん引退ラリー支援金ボッケナイナイ@チャンゲ国沢915★

7 :移行用なんちゃら :2022/06/02(木) 10:41:28.15 ID:vLSvN1/80.net
欧州、2027年施行の『EU6e』でPHVも存続困難な数字を出してくるようだ。最適解はハイブリッド?
2022年6月2日 [最新情報] https://kunisawa.net/?p=57047

御存知の通り現在欧州では95g/km(大雑把に言えばJC08で20km/L)という燃費規制が
適用されている。そいつを大排気量&高性能車でクリアするために考えられたのがPHVだ。
現在日本で販売されている輸入PHVの大半は、純粋に燃費追求するというより欧州燃費
規制達成を目的としたもの。実際、電気自動車としての走行距離が30km/以下だと大半は
エンジンで走ってます。
https://kunisawa.net/wp-content/uploads/2018/04/4054.jpg
BMWのPHVもCAFE対策

そいつを「ダメですよ」としたのが『EU6e』の新しい解釈。以下、数字が並びます。現在
50g/kmとされているようなPHVは新しい解釈だと125g/km程度になるという。95g/km
以上は1g/kmあたり1万3千円という厳しい罰則。125g/kmだと罰則金39万円だ。これは
表面上の話であり、50g/kmのPHVを1台売れば140g/kmの高出力車を販売しても平均95g
/kmで罰則金無しになる。

新しい解釈だとPHVの罰則金が39万円。140g/kmの高出力車に対する罰則金59万円も加算
され、2台売ってチャラだった罰則金が98万円に! こうなると価格競争力を失って
しまう。ということで電池搭載量20km/kWhを下回るような輸入PHVは絶版が決まったよう
なもの。走行用電池のコストダウンは進まず保証期間の8年経って走行用電池がトラブッ
た時点でゴミになるということです。

輸入車のPHVを買う時は、保証のある期間(メーカーによって違う)を確認し、そこを
寿命だと割り切ること。保証期間内に手放すのなか問題無いです。ただリセールバリュー
に大きく関わってくるし、そもそも8年でゴミになる可能性あるクルマを買うなんてECO
じゃありませんワな。こうなると気になってくるのはPHVで欧州戦略を組み立てようとし
ていたマツダです。
https://kunisawa.net/wp-content/uploads/2022/04/34103.jpg

『EU6e』の新しい解釈をロビー活動で事前に入手出来ていれば問題無し。新しい解釈を
見て驚いているようだと厳しいかもしれない。仮に新解釈でCX-60のPHVが95gを切ってい
ても、PHVで稼ごうとしていた平均燃費向上分は期待出来なくなってしまう。やはり
マツダも少なからぬ台数の電気自動車を作らないと欧州でのビジネスは厳しくなると思う。
出遅れを取り戻せるか? 

参考までに書いておくと95gを下回るハイブリッドは超安泰! 直近10年の最適解は燃費
の良いハイブリッドだと思う。

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