■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
和風ファンタジーTRPGスレ
- 1 :正宗:2015/12/19(土) 18:57:49.51 0.net
- 日本風の世界観でファンタジーだ
侍や忍者や妖怪が大活躍
- 2 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 18:58:05.19 0.net
- ふうん
- 3 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 19:18:08.38 0.net
- テンプレ忘れてるぞアホ
- 4 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 19:43:37.63 0.net
- テンプラ
名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
職業:
出自:
性格:
流派:
特技:
長所:
短所:
武器:
服装:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
趣味:
好物:
最近気になること:
将来の夢(目標):
簡単なキャラ解説:
- 5 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 19:48:07.13 0.net
- まーた放置か
前も似たようなのなかったっけ?東とか
- 6 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 19:49:57.21 0.net
- 盛り上げたきゃスレ立てた奴がキャラ投下して少しロール回す位しろよ
まぁどうせ他力本願の放置スレなんだろうけど
- 7 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 20:31:33.94 0.net
- 正宗て何だよ
- 8 :真里志 ◆wPegxK/f02 :2015/12/19(土) 22:53:12.00 0.net
- 名前:比謝 真里志(ひじゃ まりし)
年齢:18
性別:男子
身長:167
体重:57
職業:浪人
出自:内納(ウチナー)島
性格:陽気でナルシスト
流派:内納古武術
特技:自然のもので武器を作る
長所:陽気
短所:ナルシストでプライド高い
武器:ヌンチャク
服装:南国風の服と肩にヌンチャク
所持品:ポケットサイズのマリシテン神の像
容姿の特徴・風貌:南国風の青年。
趣味:料理
好物:あしてぃびち
最近気になること:西国の動き
将来の夢(目標):師範になる
簡単なキャラ解説:ウチナー王国ウチナー島出身の青年。
比謝、古謝、安謝とある王国の三守護の一つである比謝家の出身。
既に一族を謎の暗殺者によって殺されており、放蕩する唯一の末裔。
血筋には全く興味がないが、プライドだけは高い。
自分がマリシテン神の化身であると思っている。
よろしく頼むさぁ!
エイヤーソーソー!
- 9 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 23:17:49.22 0.net
- ヌンチャクとトンファーを合体させたヌンファーなる武器をお前にやろう
これで精進せい
- 10 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 23:52:51.32 0.net
- 和風ファンタジーで大陸色強い沖縄をぶち込むとか無能かな?
- 11 :名無しになりきれ:2015/12/19(土) 23:56:29.00 0.net
- サムライチャンプルー的なものを想定してたんじゃね
- 12 :名無しになりきれ:2015/12/20(日) 00:03:42.88 0.net
- やる気無いんだと思うゾ
- 13 :名無しになりきれ:2015/12/20(日) 00:45:01.05 0.net
- >>4
テンプラって所が和風っぽくていいね
- 14 :名無しになりきれ:2015/12/20(日) 11:45:49.41 0.net
- そこかよw
新キャラ&冒頭部分はよ
- 15 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/20(日) 21:05:51.94 0.net
- 名前:天 神月(アメノ カンゲツ)
年齢:13
性別:男
身長:152cm
体重:41kg
職業:覡
出自:出雲国
性格:正義感と好奇心の塊
流派:自然信仰
特技:神の力の一部を扱える
長所:困ってる人は誰でも助ける
短所:結構な頻度でやらかす
武器:大幣
服装:白い道着に黒袴
所持品:魔を祓う札、清めの塩
容姿の特徴・風貌:アホ毛の目立つ小柄な少年
趣味:散策
好物:桜餅
最近気になること:妖怪や悪人の噂
将来の夢(目標):人を守れる力を手に入れること
簡単なキャラ解説:出雲の社にて巫覡、もしくは神の依代として仕えていた少年
持ち前の正義感の強さから出雲を抜け出し、全国を巡って妖怪退治の真っ只中
自らの大切な人を妖怪に殺された経歴があり、危機から人を守れる力を欲している
…………よし、自己紹介はこれで良いかな
まぁ、何だ……不束者だが宜しく頼むぞ!
- 16 :名無しになりきれ:2015/12/20(日) 21:26:36.57 0.net
- これは時代背景はいつ頃なんだろうか
江戸時代みたいな感じなのかな
- 17 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/20(日) 21:56:58.17 0.net
- ━━━━━━ここは日出づる国、太陽疾く登る和の大国。
外界の文化から遥か離れ、唯一つの国として世界に存在したその国は、他の場所とは一線を引く特異な文化によって形作られている。
袴と呼ばれる一枚の布を身に纏い、腰に玉鋼の矜持を鬻ぐ『侍』と呼ばれる戦士。
また、華々しき幾重の着物を着て、静かに男達の姿を支える『撫子』と呼ばれる婦女。
そのどれもが外界にとっては特異で、しかしこの世界の者達にとっては普通のもの。
望めば誰もが認められ、望めば誰もが受け入れられる、それが日出づる国の道理である。
…………生死の区別はさておいて。
大街道、快く晴れた昼間のそこは人通りも甚だしく。
色も形も身分も雑多な人々が、忙しそうに往来する表通り。
平和、もしくは調和を体現したと言って過言ではない、何の憂いもない平和な世界。
それがこの国の道理、人を受け入れるその常識を体現した姿。
即ち生、即ち死の裏側、誰とて思いたくはないだろう。
この平和の裏に、死と血飛沫の世界があるなどとは。
平和の世界に居て尚、死の世界に目を向けるのは恐らくよっぽどの狂人か、勇者か愚者に違いない。
例えば…………そこの茶屋などで呑気にお茶を啜る、一人の少年のような。
「……無常なものだ、どうもゆるりとしているのが申し訳なくなってくる」
熱いお茶を飲んでは舌を火傷しながら、溜息とともに少年はそんな言葉を零す。
その瞳は群衆を、その更に奥を映す、平和の裏に見え隠れする血腥い噂を。
天神月、覡見習いの少年、平和の世に居て尚、殺伐の世の犠牲者を憂い自ら其方に身を踊らせた少年。
幾度の血を見たその少年の瞳は、幼さを純粋な光によって体現しながら、しかし厳しく深く。
それは決意、十にも満たぬ時から抱く勧善懲悪の心。
この世界で如何様な悪事が行われようとも、彼は其処に手を出さんとする事だろう。
もう一つ、茶を飲み干して、少年は束の間の平和に微かに溜息をついた。
- 18 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/20(日) 22:04:49.31 0.net
- >>16
う、うーむ……何も考えずに居った我にはなんとも言えん……
だからまぁ、こう、何となくいつの時代でも大丈夫そうなふわっとした感じにしとるつもりなのだが……
一応、我の考えでは主の言うような、江戸時代辺りの鎖国真っ只中な時期をイメージしておったぞ!
その中に色んな文化がごった煮になってるような……そんな感じだな
……うむ、押しなべて適当である!考えを修正する準備もできておる!
- 19 : ◆rRr95jkpV6 :2015/12/20(日) 23:59:44.46 0.net
- 澄み渡る空に燦々と輝く太陽は、遍く世界を温め照らす。
その光は闇を恐れる人間という生物にとって恵みであり――――けれど、過ぎれば毒ともなる
「……今日もまた、雨は降らねぇべか」
都から遠く離れた片田舎の田んぼで、男は雲一つない空を見上げて疲れた様子でそう呟いた
羽織る仕事着と担ぐ鍬から農民であろう事が見て取れるその男は手拭いで額に浮かんだ汗を拭うと恨めしげに自分の田を眺め見る
乾いてひび割れが始まった地面。くたりと弱った緑の稲
半月を越える日照りは、既に村の井戸だけでは対処しきれない渇きを農産物に与え始めている
このまま雨が降らないのであれば、そう遠くない内に稲は枯れ果て……村は、飢える。越えられない冬が始まってしまう
「生まれてこの方、こんなに酷い日照りは無かったべ。しかも『この村だけ』が雨が降らないなんて……
やっぱしこれは、奥の森の『コドク様』の祟りなんだべか……?」
男は『奥の森』と呼ばれる男の田からも眺め見る事が叶うその森へと視線を動かす。
何百年もそこに在ると聞かされているその森は日照り続きにも関わらず、男の田と違い濃密な生命の気配を放っている。
そして思い返すのは、その森の中程に在る古びた祠の存在。
長老から決して近寄ってはいけないと言い聞かされているその祠には、『コドク様』という良くないモノが封じられているとされている
祟りを恐れて5年に一度の鎮魂の祭の時以外誰も近づかないその祠が壊れたのは、つい先日の事
大規模な地震が起きた事で、老朽化した祠の半分が崩れてしまったのだ
「祠が崩れて以来、何人か村の連中も行方不明になってるし……もし本当に祟りならどうすればいいんだべ」
そうしてため息を付いて暫くの後……男は鍬を持ち立ち上がる
何にせよ、とりあえずは出来る事をしなくては。そう思ったのだろう。男は井戸へと水を汲みに行く為に歩き出した
――――男が行方不明になった事が判明するのは、その日の夜の事
男の畑の近くには空の水桶と、赤黒い大量の血液の染み……そして、ドロドロに溶けた鉄の鍬と男の着物だけが見つかった
この日を境に、村では日照りと行方不明事件は『コドク様』の仕業なのだという噂が流れ始める
そしてそれは、遠からず化物退治を生業にする者達の耳に入る事になるだろう
- 20 : ◆rRr95jkpV6 :2015/12/21(月) 00:03:16.40 0.net
- 名前:××
年齢:××
性別:×
身長:×cm
体重:×kg
職業:×
出自:××
性格:××
流派:××
特技:××
長所:××
短所:××
武器:××
服装:××
所持品:××
容姿の特徴・風貌:××
趣味:××
好物:××
最近気になること:××
将来の夢(目標):××
簡単なキャラ解説:××
PLとして参加希望!だが故合って名前はまだ明かせぬ!
- 21 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/21(月) 22:57:08.87 0.net
- 「……コドク様ぁ?」
どうも、鸚鵡返しにしてみたところで何が変わるわけでもないようだ。
時は正午、照り付ける太陽が地面に影を刻むからりとした晴れ模様。
悪事千里を走る、辺境の噂も興に乗れば直ぐに都市へと届くもの。
其れが祟り……即ち怪力乱神、超常現象の類であるならば尚更。
事実、その噂の外形が少年の耳に入ったのは件の災いからほんの数日。
何でもない茶屋の唐傘の下、一期一会の飛脚の口からその言葉を聞く。
軽く眉を顰めるも宜なるかな、そのような名前の祟り神は少年の知識に無い。
『応、どうも良くねえもんを祠に祀ってたみたいでな、先の地震でぶっ壊れちまったらしいんだよ』
「……ふむ、その良くないもんというのがコドク様?」
少年持ちの団子などを頬張りながら、自らの知る情報を吐くその飛脚。
全国を巡るその性質上、情報に関しては他の職業より一定のアドバンテージがあるようで。
少なくとも噂としての話は十分に聞けると、少年はそう判断したらしい。
事実、その飛脚は村の怪異について知っている範囲のことを教えてくれた。
『そういうこった、何でも行方不明者が出るとか、血の雨が降るとか……巷じゃこの噂で持ちきりさ』
「確かに祟りっぽく聞こえるのぅ……鎮めてどうにかなるような存在かは怪しいが」
多少の情報の錯綜はあるようだが、少なくとも人が居なくなっていること、それが少年の意識に残る。
人間に対する実害がある、それは少年が動くに十分な理由だ。
腕を組み空を見上げる、雲ひとつ見えぬ青空には血の雨など望むべくもない。
『お前さん、格好からして神社の奴だろ?ちゃちゃっと解決しに行ってやれよ』
「む、無茶なことをサラッと言うでないわ!努力は無論するが!」
幼い少年の容姿を揶揄するようなそんな台詞と、本気に受け取った少年の狼狽。
そんな微笑ましき交流を最後に、飛脚はその場から足早に立ち去る。
情報の対価は団子と茶、子供を騙してかかるような悪人でなくて良かったと一つ嘆息。
せめて少しでも可愛げがあれば、このような情報収集でも得なのだろうかと無いものが無性に欲しくなる。
それはさておき、その村で何かが起きている、その情報を手に入れることは出来たわけだ。
それならば無論、やるべき事もやりたい事も定まってくれるというもの。
勘定を済ませて立ち上がる、ここから向かうには少し遠いだろうか。
まあ良い、手に持った大幣を小さく握り締める。
いずれにしろ、見捨てるなんて選択肢は、今の少年には存在しないのだ。
━━━━暫し後。
少年は件の村に足を踏み入れる、長い道のりだったと言えようか。
乾いた土地が、田畑が初めに目に入る、この干ばつも祟りが故なのだろうか。
働き手は消え、田畑は枯れる、どうも事態は少年の想像以上に逼迫しているようだ。
多少の焦りと不安を胸に抱きながら、少年は一先ず村を見て回ることにする。
噂に違う不自然な点が無ければ、一度村長辺りの人に話を聴きに行くこととしよう。
まずは、コドク様なるこの村の超常的存在の事についての情報を集めねば。
【こんな感じで良ければ、宜しくお願いします】
- 22 :真里志 ◆wPegxK/f02 :2015/12/23(水) 14:59:14.91 0.net
- エイヤーソーソー!
エイヤーソーソー!
ありぃ?ここはどこかねー?
>>9
おぉ、これ使えるかねー?
とりあえず貰っとくさ。
(ヒュンヒュンヒュンヒュン!)
これ良いね〜 凄く伸びるね〜
(ヌンチャクを投げ捨て、ヌンファーを装備)
>>16>>18
大体戦国ぐらいを想定してるさ。
戦国ぐらいなら無難かね〜
- 23 :真里志 ◆wPegxK/f02 :2015/12/23(水) 15:13:21.62 0.net
- 照りつける太陽。しかし、真里志の生まれ育ったウチナーに比べれば涼しく、
日差しも心なしか弱い。
マツの木の並ぶ海岸を少し入ると、獣道から徐々に大きな道も見え、
近くに集落があることが分かる。
黒い瓦の家。ここは間違いなく侍のいる和の国、「大和の国」に上陸したということ。
グォ〜
「お腹ぁ空いたさぁ。どっかにアグーでもいないかね〜
ま、いなかったらそれはそれで釣りでもして生きるさ」
さっき謎の男に貰ったヌンファーをヒュンヒュンと振り回す。
島でも見た竹林だが、ここの竹はウチナーの竹よりもしっかりしている。
ましてやサトウキビのように柔ではない。
ヒュンヒュンとヌンファーを振り回すも、竹は全く揺るがず、カンカンと軽快な音をしてそれに呼応する。
「なんか、楽しくなってきたよ〜」
ヒュンヒュン、カンカン、ヒュンヒュン
ヌンファーに付いている鍵爪が竹に食い込み、竹に傷をつけていく。
この武器は殺傷能力もあるはずだ。となるとさっきの男は…
島で命を狙われ、必死で丸太を漕いで逃げ出してきたことを思い出す。
「はぁ〜、さっきの奴は何だったのかね?」
ヒュンヒュン、カンカン、ヒュンヒュン
ポキッ
「あっ、がぁー! ワーのヌンファーがー!」
もう少しで竹が倒れるか、というところでヌンファーの鍵爪が剥がれ落ちた。
とんだ安物だったのかもしれない。
>>21
ヒュンヒュンヒュン
「あっ!」
真里志が壊れたヌンファーを振り回していると、集落の方から出てきた少年にぶち当たった。
大した怪我はしてないようだ。
「ハイサイ!大丈夫? 怪我してないね
あ、ワーは真里志っていうんだけど、このへん食べるものある?
アグーとかいたら、潰すの手伝うよ?
ところで、ここはどのへんかね〜?」
そう言い、真里志は神月に挨拶した。
- 24 : ◆rRr95jkpV6 :2015/12/23(水) 20:22:20.88 0.net
- >>17
>>23
そこは一見すると、災いとは無縁の豊かで平穏な農村であった。
今でこそ日照りにより田畑は乾き始めてしまっているが、道は整備されており、家屋や家畜小屋といった建物も、
余所の村と比べても立派な物がそこかしこに鎮座している
それは、税を取られても尚、生活に余裕を産み出せる程に村全体の農作物の収穫が安定していた事を示している。
だが――そうであるにも関わらず、少年と青年はそれぞれが村に立ち入った瞬間に違和感を覚える事であろう
その違和感は具体的に言い表せる物ではないが、それでも敢えて言うのであれば……その村は、空気が『濁って』いた。
作物が干上がる様な日照りであるというのに、漂っているのは近くに腐った沼でもあるかのようなじっとりとした不快感。
……もしも霊力がある者であれば、それは村の奥に在る鬱蒼とした森へ近づくにつれて濃くなっている事が判るだろう。
けれども、二人にはそれを率先して調査する機会はなかった。
村に入った瞬間に青年と少年が出会い、互いに互いを紹介しなければいけない状況になってしまったのが理由の一つ。
そしてもう一つが
「おい!オメェら誰だ!オラ達の村で何してる!」
「だ、だめだよ太助ちゃん、知らない人に声かけたら危ないよ……」
恐らくはこの村の住人であろう、年の頃は十つ程の子供達に絡まれてしまったからだ。
「花は黙ってろ!ひょっとしたら、こいつらがこの神隠しの犯人かもしれねぇんだぞ!」
手に木の枝を持ち髷の様に髪を結んだ少年は、鼻息荒く青年と少年に枝の切っ先を向け、二人を睨みつける
「太郎ちゃん違うよぅ、だって母ちゃんも父ちゃんもこれは『コドク様』の仕業だっていってるもん……」
そんな少年に対し、涙目で服の裾を掴み引き留めようとしているのは、おかっぱ頭の少女。
二人の子供たちは暫く問答を繰り返していたが、やがて少年が痺れを切らし、少女の手を振り解いた。
「コドク様は祟るなんてそんな事しねぇ!だから犯人はこいつらに違いねぇんだ!でりゃああああ!!!」
そうして気合だけは一人前に、勢いに任せて振り回される太めの木の枝
非力な少年が振るう物とは言え、当り所が悪ければ打撲くらいはするかもしれない攻撃が二人を襲う
【村人の少年少女と遭遇 少年:木の棒で襲撃 少女:振り解かれた勢いで尻餅を付く】
- 25 : ◆rRr95jkpV6 :2015/12/23(水) 20:24:32.80 0.net
- ※お二人とも宜しくお願いします
【訂正】少女の台詞
太郎→太助
- 26 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/23(水) 22:42:22.87 0.net
- >>23,24
空気が悪い。
そう一言で片付けるには余りに異様な、不気味な、そんな雰囲気が白陽の元に満ちている。
それは目前の光景、即ち何の変哲もない平和な村の景色とあまりに乖離した嫌な空気だ。
何があるでもないのに思わず顔を顰める、どうにも嫌な予感がしてならない。
何か、途轍もなく悪い運命が自分に待ち構えているかのような、そんな予感が…………
「……あだっ!」
途轍もなく悪いとは言わないまでも、ほんの少しの不運の予感は的中した。
ガツッ、そんな鈍い音と痛みが、自身の額のあたりから響く。
くらりと後ろにふらつきかけた、眼の裏には星が舞う。
どうやら鈍器での一撃を受けたらしい、本気ではなく、あくまで遊びに近い威力のようだが。
行動を阻害される訳ではないし、大した傷でも無いだろうが如何せん痛いものは痛い。
一度、肌を這う不快感もなおざりに立ち止まった、額の傷跡を押さえながら件の方向を確認する。
確認できたのは一人の青年の姿だ、立ち振る舞いや肌の色はこの辺りでは見ない特異なもの。
そう言えば、南の何処かにかような人々が暮らしていると聞いたことがあるような、ないような。
「う、うむ、大丈夫だ、この程度の傷ならすぐに治る」
ぼーっとしていて済まなかった、と額をさする手もそのままに頭を下げる。
真里志と言うらしいその青年、所々に見え隠れする単語からして少年の知らぬ場所出身であるのは疑いようもない。
もう少し文化についての知識を深めておけば良かった、そんな後悔は一先ず置いておいて。
「真里志というのだな、我は神月、天神月と申す
む、その『あぐー』とやらは我は知らぬが……恐らく食事の場所はあるはずだ
とはいっても、我も今来たところでな!詳しいことは知らんのだ!」
あっけらかんと笑い、そうぶっちゃける。
実際、知らない場所を案内することは出来ない訳で、境遇は同じと言うことは言っておかねばならぬだろう。
出来ることと出来ないことははっきりさせておかねば、そう思った末のそんな反応である。
- 27 :天神月 ◆BQchSv.XyXm9 :2015/12/23(水) 22:42:31.29 0.net
- 「しかし、お主も大変な時にここに来たものだな
何せ、今この村は……っと」
祟りに見舞われている。
そんな警告も含む言葉は、しかし叫び声により中断する。
見れば、自分よりも幾つか年下だろうか、少年と少女が一人ずつ。
当然抱くべき感情、つまりよそ者に対する敵愾心によって突き動かされた少年の勇気ある行動。
そうだ、身内を信じる村の者達にとっては自分は格好の疑いの的だ……身内に悪が居なければ。
「コドク様は、祟らない……?お主、少し話を……」
花というのだろうか、その少女の言った通り、今は「コドク様」なる要因が一つ存在する。
もし、コドク様が良くないものだと仮定するのであれば、よそ者よりもそちらを疑う方が自然なのだ。
もしかしたら、目の前の少年は何かを知っているのかもしれない、そうなれば、まずは落ち着いてもらわねば。
打ち合いの音、振り回されたその木の枝を自らの大幣で受け止める。
年は近いといえど、神月には妖怪退治の経験がある、素の力でもアドバンテージはこちらにあるようだ。
一瞬の膠着の後、相手の木の棒を弾き飛ばす、空に飛んだ自らの得物を見て少年は何を思うだろう。
「……お主の言うコドク様が、祟らぬと言うのならば
我にはその証明が出来る、村人の疑いを晴らす事が出来る
それが巫覡の、八百万の神々と交わる者の役目であろう」
ぴたり、牽制でもするかのように少年の鼻先に大幣を構え、少年は静かに言葉を紡ぐ。
気のせいだろうか、凛として相手を見据える神月のその姿に、神々しき光が纏われているように見えるのは。
「外様の事など信用出来るかと思うやもしれぬが……
ほんの少しでも良い、信じてみてはくれぬか?」
構えていた大幣をだらりと下げ、そう相好を崩す。
それと同時に、少年を覆っていた凛とした雰囲気も消え、ただ年相応の姿が現れた。
信用を得るとは言わないまでも、敵ではない事を知らせる為の笑顔。
この行動が、現状にどんな影響を与えようとも問題はないはずだ。
どちらにせよ、コドク様自身の正体を見極めることは必要になるだろうから。
- 28 :赤口 ◆OoxxgDEoI2hB :2015/12/24(木) 20:53:21.41 0.net
- 名前:赤口(しゃっく)
年齢:40代
性別:男
身長:190cm
体重:125kg
職業:狸妖怪
出自:名もなき森
性格:皮肉屋
流派:妖術
特技:大食い
長所:知恵が回る
短所:面倒事を嫌う
武器:尻尾
服装:腹掛けに褌
所持品:酒瓶
容姿の特徴・風貌:太鼓腹/でっぷりと肥えている
趣味:飲む食う寝る
好物:酒/肉/魚/野菜/果物/菓子
最近気になること:最近痩せてきたこと
将来の夢(目標):食うに困らずそこそこ退屈しない暮らし
簡単なキャラ解説:森の奥に住んでいる狸の妖怪
村に下りては盗みを働いたり、たまに人間に化けて平和的に買い物を楽しんでいる
種族間の諍いには興味がなく自分さえ五体満足無事に生活出来ればそれで良い
【ひとまずテンプレのみで後ほど導入投下、頃合を見て参加させて頂きたいと思います】
【よろしくおねがいします】
- 29 :名無しになりきれ:2015/12/25(金) 00:44:53.83 0.net
- 今夜はたぬき汁だぞ!
- 30 :名無しになりきれ:2015/12/25(金) 19:56:11.66 0.net
- 男しかいねぇw
- 31 :真里志 ◆wPegxK/f02 :2015/12/26(土) 20:42:24.94 0.net
- >>26
神月
「それは良かったね〜、びっくりしたさ。
まー食べ物は後にするかねー、ところで」
曲がり角を曲がると、再び衝突した。
「おぉぅ!」
真里志はうっかり反応して少年の木の棒をヌンファーで吹っ飛ばしてしまう。
「ぬぉ!ヤーらは何しとぅるば! おう! この辺子供多いね!」
少年と少女に驚いて慌てて謝る。
「悪かったさ、怪我はない?」
同時に神月も動き、真里志の飛ばした棒をさらに遠くへ飛ばす。
>「……お主の言うコドク様が、祟らぬと言うのならば
我にはその証明が出来る、村人の疑いを晴らす事が出来る
それが巫覡の、八百万の神々と交わる者の役目であろう」
目の前で起こっていることに驚いた。
まるでこれは神、マリシテン神のようじゃないか、と。
「か、神月、ヤーは一体…?」
その時、後ろで巨大な何者かの気配がしたような気がした。
- 32 :名無しになりきれ:2016/01/08(金) 01:53:39.19 0.net
- マリシのチンコをしゃぶる
- 33 :名無しになりきれ:2016/01/10(日) 19:59:28.83 0.net
- マリシチンコ見せろ
- 34 :真里志 ◆wPegxK/f02 :2016/01/25(月) 18:33:42.96 0.net
- 「あり〜、気がついたら誰もいなくなったさ」
真里志はとうとう奥の手を使うときが来た。
マリシテン神の力を借り、このクソヤマトから脱出してウチナーに帰る!
それだけが望みだった。
マリシテン神を掲げる
「マリス!!」
その瞬間、大爆発が起きた。
集落一つ巻き込んだその爆発は呆気なく真里志を粉々に吹き飛ばし、
これにて比謝家は滅亡した。
ウチナーではその後、安謝家と古謝家が隆盛を極め、
そして王国は反映したとさ。
【真里志 死亡です】
- 35 :名無しになりきれ:2016/01/25(月) 18:48:55.74 0.net
- 死ぬ前にチンコ見せて欲しかった
- 36 :名無しになりきれ:2016/01/25(月) 19:32:40.39 0.net
- わろた
総レス数 36
23 KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200