2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ジョジョの奇妙な冒険 連載中@2周目 第4部

1 :奇妙な粗筋書き:2023/01/24(火) 19:12:12.24 ID:4C7V3KG4.net
週刊少年ジャンプ 1989年16号より「ジョジョの奇妙な冒険第3部 空条承太郎 −未来への遺産−」という漫画がスタートした
この漫画について思う存分語ってください

尚、この漫画は粗筋書きが自らのスタンドに粗筋を書かせることで1日1話のペースで掲載されるらしい
たまにスタンドが害になって変な時期に合併号になったりするが気にしないでくれ

※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!
関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第35幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/

前スレ
ジョジョの奇妙な冒険 連載中@2周目 第3部
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1669554247/

2 :奇妙な粗筋書き:2023/01/24(火) 19:12:38.19 ID:4C7V3KG4.net
【連載中スレに参加したい人へ】
・連載中スレとは?
 すでに連載終了した漫画を第1話~最終話まで順々に『連載されている当時に戻って』語り合うスレです。
 過去の作品を現在進行形で楽しめ、1話ずつ掘り下げてじっくり語り合えるので、
 今までと違った面白さが見つかるかもしれません。
 基本的に1日1話、定時に更新します。月刊漫画などページの多い漫画は2日に1話といった場合もあります。
 時折何らかの都合で更新出来ない日や、時間が早まったり遅れたりする事もあります。

・連載中スレに参加する上での注意。
 漫画が連載されているものとして語り合うのですから、当然先の展開など知りません。
 「主人公の過去にはこんな秘密が!」「このキャラの正体は○○だ!」「こいつ後で裏切る」
 などといったネタバレ発言はご法度。
 まあ現在連載されているまでの情報で予想・推測可能な場合は、それを明記して書き込むといいかと。
 連載当時に先の展開を読めた人もいるんだしね。
 でも容易に先が読める時はともかく、安易なネタバレは空気を壊すだけ。
 「俺の勘だけど孫○空とピッ○ロって宇宙人じゃね!?」とか客観的に見てどう思う?
 それとメル欄会話も出来るだけ避けましょう。

・連載中スレの時空間。
 連載中スレは基本的に『連載当時に戻って』語り合います。『現実時間』でやる形式もあるけど基本は『連載当時』ね。
 よって、現実で起きた出来事、発売されたゲーム、話題等も当時に戻って語り合いましょう。
 故に時事ネタは注意しましょう。
 『時事ネタは極力控える』『未来の固有名詞、AAは出さない』『時事ネタを振る時は結果を覚悟してから!』
 なんか怪しいなと思ったら楽屋裏にどうぞ。
 ちなみにリアルタイムで1日経っても、スレの中で週刊漫画なら1週間、月刊漫画なら1ヶ月経ってます。

・次スレが立ったら。
 次スレが立ち、誘導するためのリンクが貼られたら、そのスレの残りは楽屋裏となります。
 連載中スレに関する感想、話題など、好きな事を語り合いましょう。
 次スレが立つのはたいてい950前後ですので、あまり多くを語り合う事は出来ません。
 だからこそ濃縮した話を出来るのです。これも連載中スレの華。

3 :奇妙な粗筋書き:2023/01/24(火) 19:13:34.64 ID:4C7V3KG4.net
 第197話
 押し込めば死

アヌビスの刀が脇腹に突き刺さり、承太郎の口端から血反吐が溢れ出る…
もはやアヌビスの刀の力は、すでにスタープラチナの力を上回っており
このまま刀を押し込んでトドメを刺さんとする『アヌビス神』のスタンド
もはや承太郎も血反吐と共に、これ以上押し込んだら死んじまう、と弱音のような声が洩れ出てしまうが
そんな泣き言で止めるはずもない!そのまま内臓をバラバラにブチまけ―――

「 オ ラ ア ッ 」 次の瞬間!スタープラチナの拳が脇腹に突き刺さるアヌビスの刀を叩き折る!
「オラア」 さらにもう一撃!もう一撃!押し込まれる刀に合わせて振るう拳が、どんどんその刀身を削り取っていく!!
「オラオラオラ オラオラオラ オラオラオラオラ オラオラオラ」
「ヒエーッ!! やめてくれ〜」 もはやその刀身全てがへし折られ、逆にアヌビスの方が悲鳴を上げてしまう

「ところで バラバラにブチまけるとかいってたな?   オラァ」そしてトドメの一撃が、剣の柄を粉々に砕き割るのだった
「まさにそのとおりだ だから押し込むと死んじまうといったんだ 刀も止まっていたからねらいがつけやすかったぜ」

こうしてアヌビスとの闘いも決着、承太郎の勝利で終わるが―――
だが承太郎も満身創痍、荒い息と共に思わず膝をついてしまう

「しかし強敵だった… 今のおれの最期の連打は全身全霊をふりしぼったものだが…
 ヤツにこれを覚えられないうちにたおせてよかったぜ ハァ ハァ 初めてだ こんなに疲れるとは…
 は…早くじじいとアブドゥルに落ち合おう」

アヌビスの魔力を失ったことで、ポルナレフも正気を取り戻し
もはや立ち上がることもできない承太郎はポルナレフにジョセフを呼んできてほしいと願う
…だが、先ほどスタープラチナが白刃取りでへし折った白刃は、そのままで残されており
近くにいた、あめちゃん手にした子供に呼びかけるように光り輝き…
それを手にした子供もまた、アヌビスの魔力に取りつかれてしまう!!

【………覚えたぜ…… この『アヌビス神』の本体は500年前 この剣を作った刀鍛冶…そのスタンドだけが生きている
 つまり本体のいないスタンド……… DIO様が博物館の倉庫の暗闇からひっぱり出してくれた……
 DIO様のスタンド『世界<ワールド>21』はあまりにも強く おれにはとてもかなわぬスタンド
 だから忠誠を誓った……… 承太郎 テメエを絶っ………………………対にぶっ殺すッ】 

二人とも、背後で刀を振りかぶるアヌビスに気づいておらず 
そして渾身の力で、その白刃を承太郎の背中へと投げつけ―――――

ヒョイ 「アギ」 パク
その足元でイギーが子供の落としたあめちゃんに食いついて、投げ飛ばそうとした子供がそれにつまづいちゃう
狙いの外れたアヌビス剣の投擲は、しゃがみ込む承太郎の頭上をすっ飛んでしまうのだった

4 :奇妙な粗筋書き:2023/01/24(火) 19:14:31.83 ID:4C7V3KG4.net
そのまま渾身の力で投げつけられ、空をかっとぶアヌビスの刃 その先にはナイル河が!
スタンドを宿す刀も所詮は金属、河に落ちれば錆びてオダブツ!思わず悲鳴が出てしまうが
そこに川岸に石壁を見つけ安堵の声がd――― スカッと壁を通り抜けた

【ニヤニィ―――ッ しまった!あんまりアワてているのでカベを通り抜ける能力をうっかり使ってしまった!
 落ちる!!ウウウウウ ヒイイイイイイイーッ】

だがそこへ、さらに河に浮かぶ船を発見 今度こそ安堵の声をもらす
船に突き刺さればだれかが抜いてくれるはず そのあと改めて逆襲開始、との算段で行くが
突き刺さったのはよりによって船に乗っていたうしさん! 尻に刺さる刀に牛も暴れ回ってしまう
立て続けに起こる予想外の展開続きにアヌビスもパニック状態 
そこでようやく牛の心を乗っ取って、船の上で暴れる牛を止めようとするが
一足遅く船は完全に暴れる牛に破壊されてしまうのだった

そして河に落ちたうしのお尻から刀が抜け、アヌビスの刃はあわれ川底へと真っ逆さま
悲鳴をもらしながら、魚やカニに助けを求めるが さかなプイッとそっぽむき かにシャカシャカと走り去り

【まっ まて 見捨てないでカニさん! 2…3日でサビてしまうんだ たっ……助けてくれーっ
 見捨てないでーッ ヒィィィィィ 孤独だよーっ】


[アヌビス神]

 リタイヤ
 再起不能


こうしてアヌビス神は人知れず脱落 そのまま一行は次の街、ルクソールを目指すのであった

<続く>

5 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 19:57:13.73 ID:???.net
新スレ乙
なんか一気に〆にはいったなw あんだけかっこよかったアヌビスがこんな最期でええんかw

6 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:42:57.09 ID:???.net
そういえばポルナレフが
銀の戦車に刀を構えさせて二刀流!となるコマ
刀の鍔に対して刀身が垂直に生えてる

7 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:45:10.46 ID:???.net
全身全霊を振り絞ったもの…なんだろうが
いつもの奴とさほど代わり映えしないように見えるのがオラオラって絵の表現の限界なんだろうな

8 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:49:09.51 ID:???.net
刀鍛冶の作ったアイテムに作者の幽霊がくっついたスタンドとか
急激な拡大解釈だな
これだけでも「呪いの○○ 」は実はスタンド!で無限に話を転がせる

9 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:51:25.24 ID:???.net
加えてジョジョの世界で
「霊魂」や「死者の亡霊」ってアリなのか
「死後の世界 」「天国・地獄」はどうかわからないが

10 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:52:43.71 ID:???.net
覚えたからってすげー勢いで
後ろから刃物投げつけるって行為に
これまでのどういう経験を活かすというのか

11 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:54:52.13 ID:???.net
イギーが毎回「偶然」という形で
一行に幸運をもたらすファインプレイヤーとして確立してるが
同時にこのポジションは別にスタンド使いでなくてもできるんだよな

そろそろフルスロットルで戦う
愚者が見たい

12 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 20:56:41.04 ID:???.net
>>5
本当にシリアスが持続しないよなー第3部
ンドゥールだけが異質でそこから3タテ
マヌケばっかりじゃねーか九栄神

13 :マロン名無しさん:2023/01/24(火) 22:10:50.19 ID:???.net
ようするに付喪神とか、意思を持った妖刀とかそんな奴だったのか、アヌビス
・・・ただそれはそれで「9人の男女」から早くも外れた例外が出てきた気がする件
いちおうアヌビスの前の使い手、という可能性もあるけどそれはそれで何故手放すことになったのかも気になるし
実力こそかなりの物だったけど、あくまで対戦相手の力を学習して強くなるだけで
戦えば戦うほど強くなる、というにはちょっと語彙があった感じもあるしどうもイマイチ調理しきれなかった感あるわ

14 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 05:07:48.58 ID:???.net
結局エスカレートバトルはこの作者に合ってなかったな

過程でのインフレこそが一番の見せ場だったというのは
やっぱストーリー性や駆け引きやスペック比較なんかより
その場の雰囲気味わわせてナンボな漫画ってことだな

15 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 05:16:07.70 ID:???.net
>>12
やりたいことが済んだらあとはそっけないのがこの漫画

むしろ出番が済んだアヌビスが今後関わってこない保証と
承太郎があれほど追い込まれた緊張に対し
末路はコミカルなアヌビスの緩和でうまく緩急つけてる

>>11
猿や赤ん坊でかなり攻めた本体設定はすでにやってたが
今度はそれでいいのかというレベルの原則崩し「本体不在」とはな
ここまでやったなら植物とか
エジプトだけにピラミッドかスフィンクス像そのものが本体でももう驚かないな

そもそも第一部で数百年前の歴史上()の存在をゾンビで使役してるし
いくら火葬じゃなくてもとっくに朽ちてるはずの肉体が復活し
生前の精神も健在だったりする漫画なんだよな

これだけ原則崩してきたら
今度はスタンド自体を奪ったり移したりと本体から切替可能タイプとか
複数人協力型スタンドとかも出てくるかもな

16 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 05:17:06.39 ID:???.net
>>13
語彙と語弊はかなり違うのではw?

17 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 06:13:33.03 ID:???.net
そもそも蔵の中から引っ張り出したDIOを乗っ取らなかったのはなんでだ?
「かなわぬスタンド」って別にスタンド使って真っ向勝負しないんだから
そんなこと関係ないだろって

吸血鬼の脳味噌には催眠術がうまく効いてくれないってことなのか

18 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 06:18:58.86 ID:???.net
「ヒエーッ」とか「ニャニーッ」とか言わせすぎ
人の身体乗っ取って刃傷沙汰繰り返す猟奇殺人鬼を
そういう風に持ってこられても困る

19 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:01:31.31 ID:???.net
現状バトル漫画としては
VS吊られた男がピークって印象

20 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:03:51.65 ID:???.net
>>13
オインゴ・ボインゴ兄弟は
存在すら認知されてないしな
どう帳尻合わせるんだ

21 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:17:51.20 ID:???.net
帳尻合わせなんて気にしない

妻子なきツェペリさんに孫だっているさ

大人はウソつきじゃないんだ
間違いをするだけなんだ
積極的に間違っていくぜ

22 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:25:20.33 ID:???.net
>ワールド21

21番目のタロットだからだろうけど
なんか来たる21世紀に向けての世間にありがちなネーミングみたいで逆にかっこわるい

数字つきはデス13以来か

DIOがワールドだという推測はあったけど確定情報はこれが初?

23 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:27:37.12 ID:???.net
マジシャン・ワン
ハイエロファント・ファイブ
チャリオット・セブン
ハーミット・ナイン
スター・セブンティーン
フール・ゼロ

どれもいまいちか

24 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 07:58:49.64 ID:???.net
>>22
ワールド・トゥエンティワンか
何かの大会みたいなネーミングだな

25 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 15:43:53.19 ID:???.net
>>12
アヌビスバトルは最後までほぼシリアスだったと思うが、あれだけの恐ろしい敵でも死ぬ?時は惨めにコミカルにってのは良いと思いました。
DIOがそんな最期だと駄目だろうけど、手下だし。

26 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 16:19:06.46 ID:???.net
>>8
これがアリならトイレの花子さんも動く人体模型も勝手に鳴るピアノも
過去のスタンド使いのスタンドということで行けそうだな
死後もスタンドが継続するなら物体を透明にするスタンド使いが死亡したので
最期に透明にされた男がずっと透明人間になったままなんてのもアリになりそう

27 :奇妙な粗筋書き:2023/01/25(水) 19:05:39.35 ID:XQmwYZ3d.net
 第198話
 触れてはいけない物

[日の沈む方額は 『死者の都<ネクロポリス>』―――
 かつてファラオ(王様の意)たちは墓泥棒たちからの盗掘を防ぐために
 ナイル中流の奥深い険しい谷に死後の安住の地を求めた これが王家の谷である
 しかしそれでも何十とある王墓はことごとく盗掘にあった
 そしてたったひとつ盗掘をまぬがれて近代まで残ったのが 有名なツタンカーメン王の墓であるのだ]

今ジョースター一行がいる村こそが、その箱泥棒たちの子孫の村だと解説するアブドゥル
いまだにどこかの家の地下ではまだ見ぬ金銀財宝を求めて内緒で洞窟をほるものもいるとのこと
ちなみにジョセフは現在トイレ中、イギーといっしょなので異常があればすぐにわかるであろう

「おまえもいくか?」
「……… "まともな しくみならな"………」
アブドゥルの言葉に、ポルナレフも露骨に顔をしかめて返すのだった

\OH! MY! GOD!/ 
一方トイレに入ったジョセフはなんだか悲鳴が出ちゃってた
目の前には前の人の出したてうんちょが、風化して塵になって飛んでいく さながら『風』洗式トイレ

\OH MY GOD!/
更にお尻洗うのは、傍に溜めてあった 砂 ! 砂漠の砂は無菌なのだ
ポルナレフじゃあないが、これにはジョセフもあんぐり 悲鳴でながらホテルまで我慢することにしました
「これならワザワザトイレじゃなくても岩かげでしてもかわらんと思うが…」
(エジプトでも超珍しいわい)

28 :奇妙な粗筋書き:2023/01/25(水) 19:06:17.89 ID:XQmwYZ3d.net
…ふとそこに、なにやら荒野においてあった岩になぜかコンセントの差込口があった
首を傾げながらも、それに手を伸ばし――― 触れた瞬間電撃が走る!?
しびれながら勢いよくブッ飛ばされるジョセフ ジョセフとコンセントから白煙が洩れ出ていた
そこにアブドゥルがジョセフを迎えに来つつ、そろそろ出発すると声をかける
ジョセフも珍しい経験に目を丸くしながらも、ひとまずは一向に合流 その出来事は忘れるが

そんなジョセフの様子を物陰で観察する、新たな敵―――バステト女神の暗示を持つ女性の姿があった…!

タバコの煙をふかしながら、褐色のナイスバディな女性…マライアはひとり呟く
「触れてはいけない物というのは 触れてしまうたくなるものね」
それと共に指を鳴らすと、岩に設置されたコンセントの差込口が掻き消えるのであった

ジョースター達は、オープンカフェにてコーラを一杯いただいていた所
だが何やら、ジョセフの義手の調子が悪い様子 SPW財団からもらったばかりの新品なのだが…?
更に横ではラジオが雑音を流すばかりで、店主も首をかしげていた

…ふと、ジョセフの手になぜかコーラのコルクが張り付いていたのに気づく
ジョセフも首を傾げながらコルクをぺりと剥がしつつ、今後の旅路に関しての予定を思案
二日あればカイロまではいけるが、全員が怪我をしており疲労もたまっている
そこで今夜と明日はここ、ルクソールに滞在して休息をとる事を提案するアブドゥル

「そうしようぜ エジプトに入ってから特に敵スタンドが強くなってきている
 ギリギリで勝っているという感じだぜ」
「カイロに入った時のためにそうするのがいいな……ただし油断は禁物だ ホテルを探そう」

29 :奇妙な粗筋書き:2023/01/25(水) 19:06:44.61 ID:XQmwYZ3d.net
ひとまずは話はまとまり、席を立つ一行 ―――その背中に張り付いたコルクにジョセフは気づくことなく…
さらには栓抜きが、なぜかジョセフに引っ張られるようにひとりでに動き
ジョセフが立ち去ったとたん、雑音ばかりのラジオも軽快な音楽が流れ始めるのだった

ジョースター一行がホテルを探して通りを歩いていると、釘を咥えながら箱を作っている大工の姿があったが
打ちかけの釘が、何かに引っ張られるように震えている!? さらに咥えていた釘が、大工の頬を貫いてしまう!!
激痛にうずくまる大工の手から、金槌が離れ その金槌がジョセフへと――― 
寸前!アブドゥルがその金槌を掴み、ジョセフの脳天への激突を防ぐ

うずくまる大工の姿に一行も気づき、呆れた声をもらすポルナレフ
だが、すでに新たな敵の攻撃は始まっていることには、まだ誰も気づいてはいなかった……

<続く>

30 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 19:43:25.88 ID:???.net
マグネット・パワーON?

31 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 19:59:44.70 ID:???.net
真っ当美人の敵は初めてであるか?
いや、マライアも中に醜女が入ってたり、スタンドで変身してる可能性もあるな…

32 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 20:46:22.89 ID:???.net
風化するウンコの造形がスゴくリアル
シモネタのように見えて外国の文化が特に色濃く出るのが便所だと思う

33 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 20:49:14.47 ID:???.net
なんかいかにも「好奇心は絶対従ってしまう人の性分」みたいに言ってるが
あまりにも消極的すぎないか?興味持たずにスルーする奴も普通にいるだろ
あんなもん…

34 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 20:50:51.35 ID:???.net
コーラの瓶のフタのことも「コルク」っていうのか?
コルクはワインの栓に使う木材の名前だと思う

35 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 21:01:18.03 ID:???.net
前々からあんまり記号付けが上手くない漫画だが
ジジイの口癖はアメコミみたいで良い感じに定着しそう

36 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 21:03:22.08 ID:???.net
休息どころか切腹未遂やらかした承太郎は入院した方がいいと思う…
しかしこういう提案をサッと出すアヴドゥルは実にカッコいい
炎使いというバトル方面の面倒くささを差っ引いて
単純に魅力的な仲間という方面で個性出すのに舵切った感がする

37 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 21:06:31.85 ID:???.net
待ち伏せトラップ的なだけに長期にわたって持続し
本体から遠く離れても一向にスタンドの効果が減衰しないタイプって感じだな
これからずっと金属の傍に迂闊に近づけないマグネモジジイと化してしまうのか…?

38 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 21:33:23.21 ID:???.net
ジョセフさん、ついこの間「飲み物にも気を付けよう」なんて言ってたじゃないですか
なんであんなワケわからんものに不用意に触るんですか

39 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 22:19:06.83 ID:p8aPa0y+.net
ワンピに勝ってる部分あるん?

このゴミ。

ぜーんぶ売上負けてるやろ雑魚が

40 :マロン名無しさん:2023/01/25(水) 23:41:56.77 ID:???.net
>>39
は無視で

41 :マロン名無しさん:2023/01/26(木) 03:41:02.97 ID:???.net
>>33
そこは本質じゃないだろ

まだバトルが始まってない導入時なら普通だし
シュールさも作者の好みに合ってるというそれだけだろう

仮にこのあとジョセフ以外も磁力の影響に巻き込まれるのなら
一旦コンセントがやばいとジョセフらが意識したあとに
今度は避けられない足場かなにかに出現させて
接触を避けたかったのに術中ににという使い方もできるし

42 :マロン名無しさん:2023/01/26(木) 12:12:31.79 ID:???.net
あのコンセントがスタンドか単なる変な物か見分けられないってことか
つけたり消したり自由にできる以上
実体化タイプとは違うと思われるが

43 :奇妙な粗筋書き:2023/01/26(木) 19:11:43.95 ID:u/vUprEl.net
 第199話
 人間磁石!?

無事ホテルでの一夜を明かしたジョースター一行
同室のアブドゥルがジョセフを起こしつつ ホテル外ではポルナレフが早く朝飯にしようと騒いでました
これにはジョセフも苦い顔になりつつ、一方でジョセフの凄まじい寝相にはアブドゥルも微笑まし気に笑みが浮かぶ
なにせ南を向いて寝てたはずが、180度回転して北枕になっているほど これも若い証拠ですかな、なんて言ってたり
…なのだがジョセフの方は何やら自身への違和感がうかぶ 義手の調子もイマイチのようで

ひとまずは着替えを済ませて立ち上がるが…何故か備え付けの椅子がひとりでに滑りジョセフへと引っ付く
更にドアの金具がジョセフの頭に直撃 …このホテル全体的に傾いてるのか、なんてジョセフも困惑の声が洩れるが
廊下に出ると談笑している女性とすれ違い――― 女性のスカートがまるでめくられたようにジョセフへと張り付く!?

「きゃあああああなにさらすんじゃッ!この変態じじいッ!」
これには女性もおにの形相で大激怒 ジョセフの顔面に強烈パンチぶち込みました
ジョセフも何がなんだかまるでわけが分からないが・・・ そこへ新たによたよた歩きのおばあちゃんとすれ違うが
今度はおばあちゃんのスカート…その金具がジョセフの体へと張り付くように引っ張られてしまう
・・・これにはジョセフも、いろんな意味で表情が引きつっちゃう

「あ〜〜〜ら ニコーッ ズイブン情熱的ではげしいアプローチの仕方をするお人ねウフフ
 あ・た・し・ご・の・み・の・お・か・た v」 チュッ

\OH MY GOooOooD/ ドヒャアアア そのおぞましさには悲鳴上げて逃げ出しちゃうジョセフ
―――さらに、カートに運ばれていたナイフやフォークなどの食器が、一斉にジョセフへと襲い掛かる!?
とっさにその腕で払い落とすが、そのナイフやフォークはジョセフの手にぴったりと張り付いてしまっていた

「ひょっ……… ひょっとして て…鉄製のものがくっついて来る……
 わ…わしの体にスティールが飛んでひっついてしまう! ま…まさかわしの体はッ!」
次の瞬間!カートに残っていたすべてのナイフとフォークが、ミサイルがごとく一斉にジョセフへと飛び掛かる!!

「うおおおおお―――ッ わしの体はッ! 磁石になっているのかァーッ」

44 :奇妙な粗筋書き:2023/01/26(木) 19:12:23.49 ID:u/vUprEl.net
勢いよく襲い掛かる鉄製の食器に、ジョセフも悲鳴を上げて全力ダッシュ 逃げるんだよォ〜〜〜!
どうにか廊下の曲がり角で振り切るが、いくつかはその背中に突き刺さってしまう
背中の痛みに悶絶しながらも、一体どこで攻撃を受けたのかを思案し・・・
そこでジョセフは、先日ふれた岩のコンセントを思い出す あの感電が原因か…!

さらにはジョセフがホテルのエントランスで乗ったエスカレーターも、そのタラップ部分はスチール製
両脚が張り付き立つのもやっと 時間と共にその磁器の力が増している・・・

―――そこへ、前に乗っていた女性のチェーンアクセが、ジョセフへと絡みつき!
更にチェーンはエスカレーターのタラップすき間へと入り込み、完全に身動きが取れなくなってしまう!!
このままでは鎖ごと引き込まれて手足が引きちぎられる…!ジョセフも必死に前の女性へと呼びかけるが

「ウフフフフフフフフフ」 ジョセフの叫びに、その褐色の女性…マライアは怪しい笑みで返す…!
「ウフフフフ ごゆっくりジョセフ・ジョースター」
「まっ まさかッ!き…きさまッ!きさまがスタンド使いかッ!」

そう、彼女こそが新たな刺客…!それに気づいた時にはすでにジョセフの義手がタラップに巻き込まれ鈍い音で分解されつつある!!
―――外ではそんなジョセフのピンチなど知る由もなく、ポルナレフが呑気にタバコをふかしていたのだった

<続く>

 

45 :マロン名無しさん:2023/01/26(木) 19:22:31.55 ID:turZ+hM5.net
だから全てにおいが売上でワンピには負けたんでしょ?敗北者ジョジョ

雑魚(^^)

46 :マロン名無しさん:2023/01/26(木) 20:20:21.88 ID:???.net
なんだろう、エジプト編は一応敵の本拠地なのにギャグ回が多いなw

47 :マロン名無しさん:2023/01/26(木) 22:00:01.80 ID:???.net
いろんな女性からアプローチをかけられて、老いてなおますます盛んですなあジョセフおじいちゃん
というか年齢的には似たようなもんだろうけど、ババアはあかんのかジョセフ

48 :マロン名無しさん:2023/01/27(金) 03:37:25.80 ID:???.net
× 本拠地なのにギャグが多い

○ 3部描いてるうちにギャグを入れ慣れた

49 :マロン名無しさん:2023/01/27(金) 06:18:57.83 ID:???.net
シンプルだけど磁石になるというのは丁寧に描くとかなりのホラーだな
カトラリーが襲いかかってくる見せ方も上手い

あと厄介ではあるけどそこまでヤバくはないエスカレーターを
アクセサリー一つで致命的なものに変えるのがスマート
スタンド能力を本体がうまくサポートしてるな

磁力は
・持続は永続なのか一定時間なのか
・威力は一定なのか漸増なのか次第に弱るのか
・スタンドの原則で本体の近さに威力が比例するのか
いろいろ気になるな

次第に弱るのはこういうホラーシチュに似合わない
次第に威力が増してでっかい鉄塊を引き寄せて衝突しそうになったり
ジョセフより重い物にジョセフのほうが引き寄せられたりするかも
車とかだとやばそうだな
あるいは次第に弱るものの、やっと解放されたと安心したところにまたコンセントで
悪夢再開とかならお似合い

50 :マロン名無しさん:2023/01/27(金) 06:25:42.38 ID:???.net
ジョセフメインはエンプレス以来か

また勝ち誇って調子こいた女に年季の違いを見せつけてくれるかな

くっつく波紋とはじく波紋とかあったけど
今回も波紋はスタンドバトルでは役にたたないんだろうな

オインゴボインゴのときに無駄にカツアゲしてたのがあとで効いてきたり
恋人のときは値切り交渉の相手がスタンド使いだったりしたことを思うと
今回の戦いの決め手になるのは
ギャグ要員にしか見えないあの婆さんの可能性が非常に高いと思う

51 :奇妙な粗筋書き:2023/01/27(金) 19:14:15.29 ID:HK2Kn+gP.net
 第200話
 脚がグンパツの女

「わたしのスタンド……… 『バステト女神<じょしん>』の磁力にはまったら
 もう決して術をやぶる方法はない……」

エスカレーターのタラップに両手を巻き込まれつつあるジョセフにむけ
そう言い放ちながらその場を去る新たな敵、マライア…
もはや両手がバキバキにへし折れ、悲鳴が溢れ出るジョセフは
『ハーミットパープル』を伸ばしてエスカレーターの緊急停止ボタンを押す作戦に出るが
だがハーミットの茨を伸ばした先に、停止ボタンがない!? 
…実は停止ボタン事態はもう少し先にあったのだが、死角になっているジョセフからは知る術はなく

「ひィィィィィィィィィィ首がッ!首がッ!ああああ―――ッ」
もはや悲鳴と共にジタバタと空しい抵抗と共に、腕も首も引きちぎられるのみ―――
・・・その寸前でアブドゥルが停止ボタンを押すことに成功していたのだが、ささやかな抵抗に手いっぱいで気づいてないジョセフ

「おとされてしまううううううう――――っ(バタバタ) もうだめじゃあーっ あああああああああ―――ッ!!
 死ぬう〜うううううううヒィィィィィィ―――――ッ(バタバタバタ)」
「オホン ンッ!ンッ! もしもしジョースターさん ン!ン!オホーン」
「ちょん切れるゥウウウウウ(バタバタ) バッサリとおお・・・・・・・・・   !」

そこでよーやくエスカレーターが止まってたことに気付いたジョセフ 周囲の人たちの変な人見るような眼差しが突き刺さってました
・・・ジョセフも顔まっ赤にしつつ、エスカレーターの点検は異常なし、という事にしといてごまかした
それと共に、合流したアブドゥルには敵の攻撃を受けており、自分の体は磁石にされていることを
解説…するよりも早く、テーブルの灰皿がジョセフのどたまに飛んできた 頭から煙草の灰かぶってジョセフもうんざりげ

―――そこに柱の陰に、自分に攻撃を仕掛けた女がいる事に気付く!
その場を去ろうとする女を追いかけようとするジョセフ はやくこの磁力を消さなければ動くこともままならなくなる…!
アブドゥルは先に丈太郎達を呼ぶべきとも提案するが、とてもそんな余裕はない せめてその顔だけでも確認したいところだが
・・・その女が曲がり角で消えた先は、よりによって婦人用トイレであった これは色んな意味で入りにくいが―――

「わしゃ入るぞッ!命がかかっているんじゃ! 絶対あの女をつかまえるんじゃッ!」(;
「ジョ…ジョースターさんッ!」(;

52 :奇妙な粗筋書き:2023/01/27(金) 19:15:18.87 ID:HK2Kn+gP.net
二人も顔を引きつらせながらも、覚悟を決めて婦人トイレに入室
どうやら全室使用中のようで、出入りした女性との鉢合わせはなかったが
先ほどの敵がどこに入ったかもわからない… そこでジョセフは、その手掛かりとして彼女の脚に言及

「脚がグンパツの女だ 脚をさがせ 脚を見ればすぐわかる」
「あ・・・あし? の…のぞくんですか?」 

アブドゥルも表情引きつらせながら、そーっとドア下のすき間から足をのぞく
1:ぶっとい脚 明らかに違う
2:足を揺らす網タイツ グンパツとはいいがたい
3:スニーカーを履いた足 これも違うだろう
4:セクシーなストッキングに包まれた脚! この人物では!?
それを聞いたジョセフもすぐさまそのトイレへと駆けつけようとするが

[engaged](使用中) → [vacancy](あき)

ジョセフの磁力に引っ張られるように、一斉にトイレのカギが開いた
で、中の女性陣と一斉にご対面 …そのご容姿に関しては言及は控えておきます
さらにアブドゥルが目星をつけた女性は、よりによってさっき二階であったおばあちゃんでした

「あーらさっきのステキなお方 今度は…こんな所まで…なんて大胆なアプローチなんでしょうっっ」 ムチュッv
「 H O L Y  S H I T ! あのババァだァ!二階にいたのにィィィィ」;;
「い…いかんひとちがいだ す すっごくまずい!この状況」

で、婦人トイレの悲鳴と共にジョセフもアブドゥルも窓から追い出される
「あああーっ これはわたしのイメージじゃあない…… トイレでの災難はポルナレフの役だ!」
そんなひどい状況に追い込まれて、アブドゥルもそんな嘆く声が出てしまってました

53 :奇妙な粗筋書き:2023/01/27(金) 19:16:27.42 ID:HK2Kn+gP.net
…すると丁度、窓から逃げ出した通りであの女性の姿を発見 すぐに二人もそのあとを追いかけつつ
アブドゥルにはコンセントのようなものには決して触れないように、との注意を促すが
・・・アブドゥルは苦い顔で、すでに触ってしまったと返す
先ほどジョセフを助けるためにエスカレーターの停止ボタンを押した際、隣のコンセントからびりっとした電気が走ったという
その言葉通り、アブドゥルの背中にもガビョウやクリップ、コルクなどの鉄製の物が張り付いていた
そして、強烈に張り付けられるのは周りの鉄製品だけではない…!!

「あ…あの女」
「ジ…ジョースターさん 少し離れて走ってくださいッ!
 くっついていると走りにくいですッ!」
「お…おまえこそ離れろアブドゥル」
「な…なにいってるんです あ…あ あなたが寄って来るんですよッ!」

「じっ……磁石と磁石は」「"すいつく"! うああ こ…この敵は! つ………強いッ!」
そのまま二人は、お互いの磁力に引っ付かれて走るのもままならなくなってしまう
ついには転倒する二人、そんな二人の無様を敵はただ怪しい笑みを浮かべて離れるのみであった

<続く>

54 :マロン名無しさん:2023/01/27(金) 19:41:11.57 ID:???.net
今回はトイレ回かw
この分だともう一回くらいトイレ関連でなにかしらある気がするw

55 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 00:39:27.40 ID:???.net
地味ながらかなり厄介だな、磁石化の力
この手の磁石パワーを状態異常オンリーで戦う相手もなかなか珍しい気もするけど
肝心のマライアも磁石化した二人に追撃しないでその無様を笑う舐めプしかしてないし

56 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 01:28:41.53 ID:???.net
最初にコンセントさわらせないと何もできないあたり、この子9栄神の中でも最弱なんじゃ…。
と思ったけど、顔変えるくらいしか芸がない兄ちゃんがいたな。

57 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 05:18:50.44 ID:???.net
>「じっ……磁石と磁石は」「"すいつく"!

磁石同士なら反発もあるわけだけど
このスタンドの磁力はどうなんだろう

あと磁石は熱でダメになるが
せっかく炎使いがいるのに試してみないのかな
元々現実の磁力とは別の「スタンド磁力」だから無効か
はたまた本体を高温に晒すのはリスキーすぎるからか

>脚がグンパツの女

ジョセフ(作者)急にスラングを

そういえば究極生物になった脚フェチがいたなあ…
ウィンウィンウィン

58 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 05:30:37.25 ID:???.net
>>55
バトルものとしてみればいろいろケチがつきそうなのは3部の仕様みたいなもんだけど
状況の描き方や面白さはなかなかのものだな

まさか磁力をトイレのロック解除に使うとはw

>>54
ポルナレフ…定番の担当要員
ジョセフ…今回(そういえばバステト編序盤からジョセフがトイレネタ担当だった)

あとは

アヴドゥル…審判のときの連れションで
クソ真面目以外の使い方もできるキャラに
(ある意味あの連れションがトイレネタか)

犬はおいといて残るは学生2人
花京院はベビーフードでちょっとスカトロやってるから
残るは承太郎か
(承太郎の姿のオインゴが野糞騒ぎしてたが…)

残り3人だれがいってもおかしくないな

59 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 17:41:26.21 ID:???.net
自身の漫画の主人公がスタンド像になるってことは
ネトゲの自キャラ等がスタンド像になるのともあり得るだろうか

60 :奇妙な粗筋書き:2023/01/28(土) 19:23:43.19 ID:XWgYV18G.net
 第201話
 マライヤのワナ

磁力をあやつるスタンド使い、マライアの罠にアブドゥルもはまってしまい
同じく磁石ボディとなったジョセフと共に、その顔面同士がひっついてしまっていた
いや、顔面だけでなくその体、四肢すらも張り付いてしまいもはや満足に動くこともできない
嘆くアブドゥルを抑えつつ、今はこのスタンドと戦って勝つ方法を考えるべきとするジョセフ
そのためにもまずは、お互いの体を引きはがすことにチャレンジ 
手近な策に目をつけ、アレを支えにすることでお互いを引きはがす作戦で行くことに

「行くぞアブドゥル!下腹に気合をいれろッ!リズムをとれ」
「はい ジョースターさん」

「いちに」ヒョコ 「いちに」ヒョコ 「いち!に!」ヒョコ 「いちに」ヒョコ 「いちに」ヒョコ 「いちに」ヒョコ
呼吸を合わせてどうにか、お互いにくっつきながら柵の方へと向かう二人
…そんな姿が近所の子供に見られてました アブドゥルすっごくはずかしそう
ジョセフもダンスの練習という事にしといて、ガキども追い返しといた

なんだかんだでどうにか柵までたどり着くことに成功 
このまま少しずつ、頭から足の方へと体をずらして磁力の反発させる力で脱出を試みる、のだが……
アブドゥルの顔面がジョセフのお腹まできたあたりで・・・ふと、アブドゥルが気づく

「な………なんかこの姿勢が……… "すっごくやばいんじゃあないですか!?"
 人に見られたら誤解されるというか………」(;
はたから見たらジョセフの股間に顔を埋めるアブドゥルという、すっごくいかがわしい構図になってました

「だ…誰も見てやせんから早くひき離れるん……」
周りにはいつのまにか子供たちがいっぱい集まってました \ど ワ あ あ あ あ あ あ あ /
さっき追い返した子供が友だちつれて戻ってきたようです これにはジョセフもアブドゥルも盛大な悲鳴が出ちゃう
さらにそこに、ホテルであった老婆と3度ご対面 その色んな意味で誤解必至の姿にはおばあちゃんも怒りにその身を震わせる…!

「すてきなお方と思って追ってきたのにこんな趣味があったなんて…
 乙女心をもてあそんだわねーこの浮気者ォォォ―――ッ!!」 オゴォ〜ッ
「早くッ!早くしてェェェ〜〜〜 アブドゥルわしゃもう涙が出て来たァ―――ッ」 ウヘヘヘヘ;;

61 :奇妙な粗筋書き:2023/01/28(土) 19:24:32.89 ID:XWgYV18G.net
おばあちゃんから奇声と共に背中バシバシたたかれるジョセフとアブドゥル
そのまま坂から転がり落ちる形で、どうにかお互いの体が離れる事には成功したようで
うしろでおばあちゃんの罵声が響きながらも、坂を転がりアブドゥルには互いに離れるよう指示
……そんな彼らを前に、敵スタンド使いマライアは石レンガの上に座って余裕気にタバコをふかしていた

二人も警戒しながら、挟み撃ちにして対抗する形をとらんとするジョセフ
だがしたたかな敵、何かしら罠を張って待ち構えているかもしれない、が…

「! い…いえジョースターさん
 もうすでに罠にはまってしまっていたようです」
アブドゥルが表情を強張らせながら、視線の下を指す そこには鉄道の線路があり、二人の脚が鉄製の線路に張り付き!
そしてそのまま鉄道を起点に、二人の体が互いに引き寄せられまたもくっついてしまう!!

―――さらに、転倒する二人は、線路の振動音から列車が近づいていることを感じ取る…!!
アブドゥルに『マジシャンズレッド』で線路を焼き切るよう叫ぶジョセフだが
線路を焼き切れば列車は脱線事故!大事故になってしまう…!! そのたくらみにジョセフも苦々しい表情が浮かぶ
そこでジョセフは第二の手として、傍にあった木の杭にハーミットパープルを伸ばし、その身を引きずって脱出を試みるが
その寸前、木の杭は根元からへし折れてしまう! 驚愕の叫びをあげた時には、すでに列車は目の前…!!

その光景を前に勝利の高笑いを上げるマライア 次の狙いは承太郎とポルナレフ・・・と、思われたが―――

「おいアブドゥル まくら木を焼き切って土を掘るなんてよくぞ思いついた!」
「これですよこれ! これこそこのモハメド・アブドゥルのイメージ!
 こういう役こそわたしのキャラクターです! ハハハハハハ」

ギリギリのところで線路の下にもぐりこむことで、ジョセフとアブドゥルの二人は無事で済んでおり
「こっ このビチグソがあ〜〜〜〜っ」
その姿にマライアも顔面のデザイン崩れるほどにブチギレで罵声を上げるのだった

<続く>

62 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 19:41:54.86 ID:???.net
今回のターゲットが丈太郎と花京院ならイケメン同士のBLな構図だったのに ´・ω・`)

63 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 20:16:55.26 ID:???.net
今回ラストを見るにマライアも中身ブスっぽい?
つっても磁力パワーで姿変えられんだろうし、外見そのものはグンパツだと思いたい

64 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 20:38:27.96 ID:???.net
そういえばジョセフとアヴドゥルって、一応3部がはじまる前からの付き合いなはずよな。
今まではアヴドゥルの離脱期間も長かったせいでタッグ組む機会はなかったけど、この息の合い具合はさすがと言うところか。
そしてアヴドゥルがメインに来たことで改めて感じる、こいつのスタンドの超高性能ぶりよ。やろうと思えば迫り来る電車も炎で両断できそうだなこいつ。

65 :マロン名無しさん:2023/01/28(土) 20:48:06.43 ID:???.net
至近距離で投げられた鉄棒を自分に届く前に燃やし尽くすとか他のマンガの炎使いでも稀な火力だよ

66 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 09:13:07.70 ID:???.net
マライアって誰がモデル?歌手?今ならMCハマーやろ

67 :奇妙な粗筋書き:2023/01/29(日) 19:48:27.22 ID:qrHOQOMi.net
 第202話
 追い詰められた!?

「味な真似をしおって このっ! ビチグソどもがアア―ッ」
マライアの罠にはまり、無残な死を遂げたジョセフとアヴドゥル、のはずだったが
二人はとっさに機転を利かせ、その窮地を逃れる事に成功
これにはマライアも顔面の形が崩れるほどに大激怒 美人が台無しである

そして二人は列車が通り過ぎたことで、遠慮なく線路を焼き切り
マライアの首にハーミットパープルの茨を伸ばす!このまま彼女の首を絞め落とさんとするジョセフだが…
それを前にマライアは口端を吊り上げた笑みを浮かべると 突然彼女のオッパイがボン!と膨れ上がる!?
これには思わず二人も目が釘付けになってしまうが―――

「なに想像してんのさ! あたしの胸がでっかくなったんじゃあないわよ……
 てめーたちの磁力がどんどん強力になってきているのさッ!
 これはあたしのポケットの中身よ ポケットの中の武器さ! フフフ ウフフフフフフフフ」
マライアの怪しい笑みと共に…その膨らんだ胸元からは、大量のボルトとナットがその顔を覗かせる…!
そして二人の磁力に引っ張られて、無数のボルト、ナットが散弾のごとく二人に襲い掛かる!!

ジョセフが手傷を追いつつも、アヴドゥルのマジシャンズレッドが襲い掛かる鉄散弾を焼き溶かすが
自らの攻撃を凌がれながらも、マライアは余裕の笑みと共に宣告する(胸元プシューとしぼめつつ

「フフフフフフフ どんどん磁力は強くなる………おまえらの肉体をぐちゃぐちゃに押しつぶすまでな………」
その言葉と共に、マライアは再び二人から背を向け歩き去る
ジョセフはその姿に、彼女が逃げているのではなく、一定の距離を保つように誘っているのだと見る
スタンドのルール通りなら、離れすぎれば『磁力』は消える だが近づきすぎれば二人に捕まる
付かず離れず、一定の距離を保ちじわじわと消耗させていくのが彼女の戦い方なのだ

68 :奇妙な粗筋書き:2023/01/29(日) 19:49:03.36 ID:qrHOQOMi.net
「どうします?このままだと…どんどん磁力が強くなるといっています
『磁力』がきかなくなる所までこっちが逃げますか?」
「いや…磁石からのがれられたとしてもこの『スタンド』を倒したことにはならん
 このジョセフ・ジョースター 若いころから作戦上逃げる事はあっても
 戦いその物を途中で放棄したことは決してない このまま……… ガンガン闘うッ!」

ジョセフがそう声を上げると共に、その手にハーミットパープルの茨を展開、土を念写し周辺の地図を作り上げる 
マライアは町の地理には詳しくないようで、向かっている先は袋小路の回りもどる道
ここで二手に分かれて彼女を捕える作戦に出る!

「もう女とは思わん! 必ずブチのめすッ!」
石柱にしがみつき、くっついた体を引っぺがして作戦開始!
マライアを追うジョセフは、落ちていた空き缶が体に引っ付いても
プロポーズ中の結婚指輪がくっついても、一心不乱にその後を追いかける!!

「……… ガムシャラに追ってきているな つ…つかまえられるものか」

凄まじい勢いで追ってくる二人の姿に、マライアもその顔にいやな汗が浮かぶ
そこにジョセフはアヴドゥルに横道に入るよう指示 二手に分かれジョセフはこのまま正面からマライアを追う
その道中、磁力を帯びたジョセフは道行く人の自転車が張り付き
オイル缶、ナンバープレート、さらには店員の作るピラミッド缶詰、入れ歯、犬えさの器
ありとあらゆる鉄製品がジョセフへとすっ飛びながらも、ただひたすらにマライアを追わんとする…!
だがついに限界が来たか、マライアの前で膝をつくジョセフ… その姿にマライアも勝ち誇る笑みを浮かべるが
彼女の背後にはアヴドゥルの姿! 完全にマライアを追いつめるが…この状況を前に高笑いで返すマライア

「はさみうちですって…? まだまだわかってないわねェ
 追い詰めたつもりが追い詰められてたのに気づかなかったようね」
それと共にマライアは電線に向け投げナイフを放ち、切断された電線が磁力を帯びたジョセフへと襲い掛かる!!

「フハハハ電線は磁力の方にひっぱられるッ まずはジョースターから黒焦げになりやがれ―――っ」

<続く>

69 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 19:54:54.81 ID:???.net
しかし難儀な戦闘スタイルだな
一旦罠にはめたら放置して自滅を待つわけにめいかないのか

70 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 19:55:24.08 ID:???.net
のびのびと描いてる感じがする

71 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 19:56:43.72 ID:???.net
戦いそのものを放棄したことはない

相対的に勝つという視点を持てる
稀有なジャンプヒーローだ

72 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 20:21:03.28 ID:???.net
>「なに想像してんのさ! あたしの胸がでっかくなったんじゃあないわよ……

ジョセフはともかく、堅物イメージの強いアヴドゥルがこういうのに釣られるとは思わなかった
なんだかんだでアブさんも男子ですねw

73 :マロン名無しさん:2023/01/29(日) 23:51:25.34 ID:???.net
>一定の距離を保つように誘っているのだと見る
>スタンドのルール通りなら、離れすぎれば『磁力』は消える だが近づきすぎれば二人に捕まる

やっぱ制約あったか
エスカレーターで本体が来たのは
チェーン仕込むため以外に
接近して磁力を強化する意味もあったんだな

74 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 02:24:56.20 ID:???.net
しかしマライアの顔をあんなに崩す必要あったか?
作者の趣味かねェ

75 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 18:53:06.94 ID:???.net
照れ隠しかもな
節々からお坊ちゃん臭さが感じられる漫画だし
直球で美女とかエロい女体を描いて
動じない境地には立ってない気がする

76 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 18:55:03.90 ID:???.net
しかしあんなところに大容量のポケットがある婦人服ってあるんだろうか?
シーザーのシャボン玉発生ギミックつきのコスチュームみたいな特注品かも

77 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 18:57:13.96 ID:???.net
ばかにならない重力のボルトやナットを
じゃらじゃらぶら下げて
追い付かれないよう付かず離れずの間合いをキープして
ランニングするマライアって
気だるげな雰囲気とは裏腹に凄く
健康的でスポーティな人だな

78 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 18:59:37.37 ID:???.net
身体中に鉄製品くっついたまま
ど根性でがむしゃらに追いすがるジョセフのノリが完全にこち亀の両さんだな

79 :奇妙な粗筋書き:2023/01/30(月) 19:20:28.42 ID:Hyu7NnrZ.net
 第203話
 はさみうちッ!

マライアを挟み撃ちにし、彼女を追いつめたはずのジョセフとアヴドゥルだったが
それを前にマライアは、電線を切断し磁力を帯びた二人へと襲い掛からせる
とっさに二人は自身のスタンドを展開し、その電線を防ぐが―――

「アヴドゥルは炎でかろうじて防御できるが ジョースター おまえはもう無理だ
 わが『バステト女神』の威力は もうおまえの『ハーミットパープル』のパワーを………
 "圧倒的にうわまわっているッ!!"」

そこへ更に電線を追加投入!もはやジョセフも耐えきれない…!!
高圧電流を帯びた電線の束が、茨で押さえられながらじわじわと自身へ伸びてきて、ジョセフも思わずか細い悲鳴が洩れ出る
そこへアヴドゥルがマジシャンズレッドでマライア本体を仕留めんとするが、そこにアヴドゥル自身の体も何かに引っ張られる
次の瞬間、アヴドゥルへと襲い掛かるのは後ろに止めてあった車! 勢いよくすっ飛ぶ車がアヴドゥルの体を押しつぶす…!!
もはや絶体絶命の窮地に陥る二人、そんな彼ら…ジョセフに向けて最後の言葉を送るかのように、微笑と共に告げる

「ジョセフ・ジョースター 最後に言うけどあなたなかなか"ステキ"だったわよ
 ほんの10数分の出会いだったけどその行動ぶりから知的でユーモアがあって
 若い人にはない 経験から来る判断力があるということをあたしは感じたわ
 そのお顔もチャーミングだしね 年齢はかなり離れてるけど恋人になってもいいなんて思ったりして ウフフフ」
「そ…そいつはうれしい…な だったら助けてくれ」
「た…たしかにわしの『ハーミットパープル』より圧倒的にパワーが強い もうささえきれん
 この磁力を止めてくれ た…たのむ」
「う〜ん でもだめよ だってあんたDIO様の魅力には遠く及ばないもの」
「ど・・・どうしても この磁力を止めてくれないのか?」
「ダメダメ! 残念だけど死んでもらうわ」

「これほどたのんでも?」「しつこいね!バカ」
ジョセフの弱弱しい懇願を、切って捨てるマライアだが――― 
そんな彼女にジョセフは、得意げな笑みと共に返す

「それじゃああんたの負けだ お若いレディ」
 
それと共に、ジョセフは地面を掴んでいた手を放し マライアの磁力で浮き上がるジョセフ
そして背後のアヴドゥルも同様に浮き上がり、ありとあらゆる鉄製品がくっついた二人の体が、三たび互いに引きつけられ!
二人の間にいたマライアが、その鉄球と化した二人に挟み潰される…!!

「だから言っただろう はさみうちにするとな
 磁石と磁石はひきあう…我々を結ぶ直線上に入ったのが運のつきというところかな……」
「聞こえてませんよジョースターさん 気を失ったみたいです
 この重量 この磁力同士にはさまれたんだ 骨折の1,2本じゃあすみませんな」

80 :奇妙な粗筋書き:2023/01/30(月) 19:21:07.51 ID:Hyu7NnrZ.net
こうしてマライアを打倒し、彼女の磁力が失われる
砂鉄を払い、髪形を整え、ホテルへの帰路に就く二人であった
…町の一角では、攻撃を受けている二人のことなど知る由もなく
身支度の遅い二人に呆れた声がでるポルナレフと承太郎の姿があるのでした イギーもお座りしていい子で待ってます


[マライア] 『バステト女神』
全身骨折による入院

『再起不能(リタイヤ)』


…戦いは終わったが、承太郎とポルナレフの方に視点を移しつつもう少しだけ続きます
近くで泥遊びしてる子供たち、そんな微笑ましい光景にポルナレフも優しい笑顔が浮かぶ
一方で承太郎の方は、二人が出てくるのが遅すぎると、敵の攻撃を受けている可能性が浮かび上がる
ここは一度、迎えに行くのもかねてホテルの方へ戻ることに イギーもつれてその場を立ち去ると―――

泥遊びの子供に仲間に入れてと新しく子供が駆け寄るが、うっかり通行人にぶつかってバケツの水を足にぶちまけちゃう
特徴的なサングラスを身につけた、タレ目の陰湿そーなその男…だが彼はぶつかって水をかけた子供を叱ることなく
しゃがみ込んで子供と同じ目線に立ち、男は子供にやさしく声をかける

「ボーヤ泣かなかったね えらいねー けがはない?
 ぼうや君いくつ? (子供ゆび四本立て) 4さい フーン
 えらいねー君のパパは今何してるの?」「お仕事」
「パパはお仕事行っていないの?えらいねェ――― じゃあママは?」
「お家でおせんたくしている」「ひとりであそびにきてるの?」

男の優しい言葉に、子供も笑顔でうなずくと・・・次の瞬間、男が豹変!? 
突然タレ目を見開き、血走った眼で激昂の声を上げる!
「そんじゃあぶん殴ってもいいなあッ! ズボンにドロをつけやがって
 手めーが弁償すんのかよ働いて弁償するったっててめーが働けるようになるまでオレは何十年マちゃあいいんだよッ!
 困ったガキだぜッ!」

男の怒りの声と共に、青空に子供をぶん殴る音と子供の泣き叫ぶ声が響くのだった
そしてこの男こそが、承太郎とポルナレフを狙う新たな刺客 マライアとの同時攻撃で分断された二人を狙っていた…!

[この男の名はアレッシー
 嵐と暴力の神 セト神の暗示のスタンド
 口ぐせは「えらいネエ〜〜〜」]

<続く>

81 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 21:07:31.15 ID:???.net
なんか次の奴はキャラメイク楽しんでやってる感じ

82 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 21:07:59.41 ID:???.net
マライア死んでるだろこれはwww

83 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 21:08:42.22 ID:???.net
荒木流クロスボンバー、しかと見せてもらった

84 :マロン名無しさん:2023/01/30(月) 21:10:21.64 ID:???.net
マライアはDIOの愛人ってことか
しかしあの清廉なジョナサンの胴体で
100年後の世界で女喰いまくってるって
ゲスい死体蹴りだな

85 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 05:06:03.53 ID:???.net
>二人の間にいたマライアが、その鉄球と化した二人に挟み潰される…!!
>>83
荒木流クロスボンバーワロタ

読者から見ればちょっとしたカタルシスはあったけど
磁力バトルが専門のマライアがこれ気づかないなんてちょっとアホすぎるな
まあそういったバトルものとしてのアラは
この漫画の仕様みたいなもんだけど

>…戦いは終わったが、承太郎とポルナレフの方に視点を移しつつもう少しだけ続きます
>近くで泥遊びしてる子供たち

ちょっと新しい見せ方だな
なんか期待

>>81
>なんか次の奴はキャラメイク楽しんでやってる感じ
卑屈なくせに大人がいないと分かると急に態度デカくなる性格を
やたら丁寧に描いたな
ポルナレフとエンヤ婆の例もあるし、この裏表はっきりした性格と
ポルナレフや承太郎との絡みが見せ場になるってことかな

しかしこいつモデルいるのかな
このタイプのヲタタイプって
オインゴボインゴにカツアゲされたヲタもそうだったし
ヲタじゃないけど女子トイレのあまり綺麗でない女性陣の中にも
似たタイプのメガネがいたし
作者の身近にモデルいると思えてならない

86 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 05:07:11.62 ID:???.net
>>76
この漫画の服装はかなり独特だから
気にしても仕方ないだろう

87 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 09:21:40.97 ID:???.net
>>84
エリナさんが地味に可哀想

88 :奇妙な粗筋書き:2023/01/31(火) 19:20:16.04 ID:xd3P82h0.net
 第204話
 若がえりはゴメン

ジョセフ、アヴドゥルのもとへ合流しようする承太郎とポルナレフペア
だが彼らの背後から、新たな刺客、アレッシーが彼らの後をつけ、鋭い眼差しで二人の隙を伺う…
が、ポルナレフもその怪しい存在に気づき、振り返り鋭い眼差しを向ける
アレッシーも露骨に顔を背けてごまかそうとするが…そんなことではポルナレフの目は欺けない

「おい……何……ガン飛ばしながらおれたちを尾行してんだよ!
 てめー……殺気があるな」
険しい形相を向けて、一歩、アレッシーへと足を向けるポルナレフ
そしてごまかそうとするアレッシーに向け、問答無用でシルバーチャリオッツを展開
その細剣を向けられ、アレッシーも平静を装いながらもその顔に滝のような汗を浮かべ―――

次の瞬間!アレッシーの影からまぶたが展開!それと同時にその影がポルナレフへと伸びる!
だが寸前でポルナレフも伸びる陰に気付き、飛び上がってその攻撃を回避することに成功
それと共にやはり目の前の存在が敵であることを確信するポルナレフ
丈太郎に敵だと叫び、その声に丈太郎も振り返るが 逃げるアレッシーを追ったのかポルナレフの姿を見つけられず…

だが逃げるアレッシーの背を追うポルナレフは、意外な足の速さを見せる彼にみるみる引き離されてしまう
すると勢い余って通行人にぶつかってしまう 強烈にその脚にぶつかって、すっころんでしまうが
…なにか、じぶんの体にいわかんを感じる…? いつの間にか自分のはいていたクツが みょうにブカブカで・・・

「おい……あぶねーぞ 道路でチョコマカ走ってると交通事故に逢うぞ おれが自動車じゃあなくてよかったな」
「うるせーこのウスラ野郎ッ! でかい口でオレに説教するなどけッ!トンチキ おれは人を追ってるんだッ!」

ぶつかった人に声をあらげて返すポルナレフだが…怒りの通行人のうでが、ポルナレフの体をもちあげる!?
しかも片手で持ち上げられ、ポルナレフもうろたえる声が出てしまうが―――

「おい! 生いきな口をたたくヤツだ 大人をなめるとどうなるか少し教えといてやるか」
そこへ怒りの平手打ちに、ポルナレフも思いっきりぶっ飛ばされてしまう
地面にたおれたポルナレフのがんめんに、わんこがはないきカフカフ鳴らしてその顔をべろべろなめまわし
さらにでっかい自転車にひかれそうになり…気づけばいつの間にか、人も、野良犬も、大きくなったかのようで…

「はっ! なにっ   なっ!?なんだ―――っ」
・・・そこで、ポルナレフは店頭のガラスに映った子供の姿に…

「子供だァァァァ―――っ!! ま…まさかッ!こいつがッ! このガキがッまさかッ!
 おれかあ―――― こっこっ子供だァ―――子供になっちまってるウウウハハハハ ウソ!ウソウソおっ!」
じぶんじしんの変わってしまった姿に気付く…!!

89 :奇みょうなあらすじ書き:2023/01/31(火) 19:20:57.77 ID:xd3P82h0.net
そこでポルナレフは、今の自分のいへんの原因に気付く
おそらくはさっきの敵スタンド、影が伸びた時に一瞬自分の影とかさなったのがりゆうだろうか…!?
そこへ承太郎と合流、ポルナレフも助けを求める声をあげようとする、が―――
…なぜか、承太郎の名まえがうまく思い出せない……?知っているはずなのに、なぜか思い出せない…
すると承太郎の方から、ちびポルナレフへ声をかけるが

「おいぼうや…今…この辺でフランス人の男を見なかったか?
 身長はこのぐらいで君にちょっと似た髪形をしているんだが………」
「そっ それはぼくだッ! ぼくっぼくっ」

…まさか本当に彼がポルナレフ本人だとは、承太郎も思っておらず
これには承太郎も呆れ顔が浮かび、子供にきいたのがまちがいだったと背を向けてしまう
ちびポルナレフも承太郎の後をおいかけようとするが…そこに敵スタンド使い、アレッシーがたちはだかる!!

「フフフフ 肉体が子供になるってことはすなわち脳も子供になっていくってことだから
 記憶もだんだん子供までもどるってことよ フフフフフフフ そろそろいいかな?
 弱い者いじめ…… 大ィィィー好きッv オレってえらいネェ―――」

<続く>

90 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 19:31:07.25 ID:???.net
フランス人の男じゃわかんねーだろ…
電信柱みたいに銀髪おったてた
眉毛のないマッチョな白人男って訊け

91 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 19:32:25.82 ID:???.net
若がえりか。ギャグ漫画のネタなら既視感あるが
バトルだとあんまり見たことないな

92 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 19:33:59.38 ID:???.net
影がスタンドっていうのは
ビジュアル的にユニークなデザインだし
漫画という媒体的にも面白そう

93 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 20:00:59.26 ID:???.net
しかしまたポルナレフの話か
前回やっとジジイとアブさんの話だと思ったのに
正直出番片寄りすぎじゃないか
(ポルナレフが能力的にもキャラクター的にも使いやすいのはわかるが)

94 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 20:19:27.17 ID:???.net
>>90
まあどのみちちびポルはぼくだって答える以上結果は同じだろうけどね
・・・しかし若がえりか、これはポルナレフ&丈太郎がその毒牙にかかった所でジョセフが合流して
ジョセフにも若返り攻撃したら、2部ジョセフ 復 活 !!の大逆転!となるわけだな 今から夢が膨らみんぐ

95 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 22:38:00.95 ID:???.net
>>92
板塀一枚挟むだけで接触できなくなりそうだし
スタンドだからといって普通に透過してきたら
影である意味がなくなる

96 :マロン名無しさん:2023/01/31(火) 22:39:29.65 ID:???.net
歳で人相変わるっていうが
ガキ時代のポルナレフかわいくねえなあ…

97 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 01:27:38.59 ID:???.net
一瞬ザ・カゲスターかと期待させられたが
影自体が戦うんじゃないのか?

『カゲの魔神だカゲスター♪』
水木一郎アニキは永遠に不滅だぜ!

98 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 03:17:17.23 ID:???.net
知らずに影踏ませて無力な子供となった相手にやりたい放題
…って初見殺しに特化しているだけで
本体のアレッシーは単なるカスだろうな

99 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 07:40:41.96 ID:???.net
なるほどなあ

前回珍しく新キャラの性格描写だけのためにやたらページさいて
弱いものにだけ威勢がいい性格を印象付けてたのは
相手を無抵抗なガキにする能力だったからか

>>98
やりたい放題なんかしなくても
乳児まで戻せばすぐお陀仏だろうけど

そこはカス野郎だけにわざといじめがいのある年齢で止めて
やりたい放題いたぶりまくりたいんだろうな

たぶんこいつスティーリー・ダンクラスの
オラオラ案件だな

100 :奇みょうなあらすじ書き:2023/02/01(水) 19:20:14.90 ID:ZPOhzb7u.net
 第205話
 少年チャリオッツ

アレッシーのスタンド、『セト神』のえいきょうにより、子供へと退化してしまったポルナレフ
ガラスにうつる自分の姿は、ゆめでもまぼろしでもない 正真正銘自分自身…!!
しかも子供になった影響で、大人でいたきおくもだんだんとおぼろげになっていく…
それでも何とか、承太郎に助けをもとめようとするが…目の前の敵、アレッシーがそれを許さない…!!

「ウクックックックックッ 大きい声じゃあいえねーがな………(ヒソヒソ
 おれは弱い者をイジめるとスカッとする性格なんだ… フヘヘヘヘ 自分でも変態な性格かなァと思うんだがね…
 でもよく言うだろ?自分で変と思う人は変じゃあないってな… だからおれは変じゃあないよな……
 子供には絶対負けないという安心感もあるしよ…」

「名も知らぬお兄ちゃん助け・・・ッ」 次の瞬間アレッシーの蹴りがちびポルナレフをブッ飛ばす!
丈太郎が振り返った時には、二人の姿はすでに路地裏へと消えてしまっていた

「…ということであるが おれの使命はあくまでおめーらの命を始末すること
 残念だがイジめているヒマはないぜ」

木造のテラスに体が突き刺さり、身動きが取れないちびポルナレフにむけ銃を取り出すアレッシー
そして問答無用で発砲!!ちびポルナレフを仕留めんとする、が―――
その銃弾を、ちびポルナレフの展開した『シルバーチャリオッツ』の細剣が弾き落とす!!
どうやらポルナレフのシルバーチャリオッツは、子供の頃から展開できたスタンドの様、だが…
気づけばチャリオッツまで、自分に合わせて小っちゃくなってしまっている!! 
〔パミーッ〕ちびチャリオッツの鳴き声?が響き しかも力も弱いのか銃弾をはじいた程度で細剣も折れ曲がってしまっていた

セト神の影響は肉体だけではない、その精神力も子どもに戻ったという事
つまりは『スタンド』も未発達の子供時代に戻ったという事でもあるのだ…!

「理解できたようだね…えらいね〜〜〜〜〜
 しかし弱い力ながらも『スタンド』を使えるという事は……… 『スタンド』で殺さねばならないということ!」

すると今度は懐に隠していた斧を手に取ると共に、アレッシーの影がセト神のスタンドとして展開され
斧を持っていた影の手が実体化! ポルナレフへとその斧を伸ばす…!!
そして、振りかぶる斧をチャリオッツの剣がとっさに受け止めるが
やはり大きさからくるパワーの差はどうしようもなく、なすすべなく剣がへし折れてしまう
その姿に下卑た笑い声を上げるアレッシーだが…折れた剣の切っ先はアレッシーの首へと突き刺さっていた!!

「ざ・・・ ざまあみろ ねらってやったぜ!」

101 :奇みょうなあらすじ書き:2023/02/01(水) 19:21:44.40 ID:ZPOhzb7u.net
首に刺さった剣に悲鳴の絶叫を上げるアレッシー その隙にちびポルナレフもどうにか逃げ出そうとするが
そこへ通りすがりの女性と出会うちびポルナレフ 振り返るといつのまにかアレッシーの姿は消えてしまっていた

(い…いない!あの男 大人が来るとすぐ逃げるヤツだ…
 助かったけどあの男の"そこ"が恐ろしい………)

なんであれ逃げるチャンス・・・が、それをとおりすがりのお姉さんが引き留める
ケガをしているちびポルナレフを心配してか、おうちで応急手当てをしてくれるとの事だが
・・・ちびポルナレフもしばし悩みつつ、ここはお姉さんのご厚意に甘えておきます
相手は大人といっしょなら襲ってこないヤツ、この間にヤツを倒す手を考える事にするのだった

「う…うええ いてえよお〜 ちっ…ちくしょう…ガキになめられて だ だまっていられるか…
 大人のメンツにかけてなぶり殺してやるゥ〜〜〜っ」
…ちびポルナレフがお姉さんに連れられる傍の物影では、首の痛みに悶絶するアレッシーがいまいまし気に声を上げる…

ひとまずお姉さんのおうちに招待されたちびポルナレフ、外を見る限り追手は来てないようだが…
するとお姉さんはおふろにお湯を張り、いっしょにふくをぬいでお風呂に入るよう声をかける
まずは怪我したところと泥まみれの体を洗った後、お薬を塗ってくれるようです

服をはだけさせて見えるお姉さんのふくよかなな胸元、湯気をまとうせくしーなうなじ
これにはなんだかわかんないけど、ちびポルナレフもにんまりにやけ顔になっちゃう
さらにお姉さんに服を脱がしてもらうポルナレフ、これにはちょっといろいろと抵抗感もあるけど
それに…何とは言わないけど、すごく"ちいさい"自分のアレになんだか悲しくなっちゃうポルナレフでした

そこへお姉さんがちびポルナレフを抱き寄せ、その体を洗ってあげる事に
そのおかげで顔がお姉さんのおむねに埋まっちゃい、なんかわかんないけどよろこびのこえが出ちゃう

「おおおおおおおッ!! しっしっしっ幸せ――――― ほんとに!ほんとに!こんなことしていいの―――?」
「こんなこと?当然でしょう ちゃんとしないとバイキンが入るわよ あらおtntnにもドロがついてるわ」
「おおおおおあ―――――っ!! なんだか!なんだか!
 すっごく楽しいことをしている気がするけど子供だからわからないッ………ケハハハハハハ」

その子供ならではの役得タイム、至福のひと時にちびポルナレフもすっかり浮かれちゃうのでした
―――だが、その背後、ドアのすき間からアレッシーの影が斧を手に部屋へと伸びてくる…!!

<続く>

102 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 19:42:31.22 ID:???.net
子供のころのスタンドが子供サイズって
本当かよ?
ボインゴのトト神もおっさんになったら
重厚な劇画タッチになるのか

103 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 20:57:58.29 ID:???.net
>>102
「劇画タッチ」wその発想はなかったwww
もしかして将来死神が最強になる?

104 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 21:17:25.57 ID:???.net
若いうちから万能感こじらせるような
便利なスタンド持っていたら精神の成長を阻害されて
社会不適格な変態か犯罪者にしかなれなさそう

105 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 22:17:23.93 ID:???.net
なんというか・・・
ジョセフの方はババアに言い寄られてひどい目にあっていたのに
ポルポルの方はお姉さんに体洗われてウハウハなのは
まあ、うん ちょっとはおめーも女性関連でひどい目にあえって思っちゃう汚れた自分がいるわw

106 :マロン名無しさん:2023/02/01(水) 22:47:06.78 ID:???.net
ポルナレフってトルコ風呂愛好家なのかな
懐かしい喜びなんて顧客じゃなきゃ感じないと思うが

107 :マロン名無しさん:2023/02/02(木) 05:16:40.31 ID:???.net
若ジョセフはのぞき失敗してたが
幼ポルナレフはいっしょに入浴か

スケベ満喫度は作中ベストだな今回のポル

ところでセト神の若返りって同時に複数可能なのかな
不意打ちしたら無敵な初見殺しっぽいスタンドは多いが
複数いけるならこいつ特にやばいんじゃないか?
例によってこの漫画だと誰もそういうヤバい使い方しないけど

DIOにも勝てそう…と思ったがこっちは肉体年齢100歳以上という
思いがけないトラップがある
調子こいてハメたつもりが思ったように若返らずパニクりそう

108 :マロン名無しさん:2023/02/02(木) 16:50:52.18 ID:???.net
一行をまとめて狙わないのは小心者ゆえの保身センス
もしもを考えると全員一度はリスクがでかすぎる
マライアとの分断作戦を前提にしてるようだし

109 :マロン名無しさん:2023/02/02(木) 16:53:10.39 ID:???.net
サイボーグ009の加速装置的なロジックのとぼけがあるというか
ポルナレフは肉体年齢を逆行させての子供化だが
銀の戦車のアレは「標的をSDキャラに変えて無力化する」って
別の効果に見える

それに記憶が若返るならポルナレフはフランスの子供なわけで
「おうちに帰って家族に会いたい」って思いでいっぱいになってしまいそうだ

110 :奇みょうなあらすじ書き:2023/02/02(木) 19:58:02.25 ID:V3uJ5HOQ.net
 第206話
 お姉ちゃんがいない!?

おねえさんとのお風呂タイムにうかれるちびポルナレフ
だが浮かれ切ったポルナレフは、ドアのすき間から延びるアレッシーの影に気付いていない…!
そしてその影の斧が二人へと振り上げられ――― その寸前、お姉さんが振り返るが
その一瞬でアレッシーの影は、完全に部屋から消えてしまっていた・・・

その胸元ではちびポルナレフがにやけた笑みでおむねをウニウニ
そんな甘え切ったちびポルナレフに、お姉さんも微笑ましそうに笑顔を浮かべつつ
お顔を洗うためにシャンプータイム、なんだけどちびポルナレフもシャンプーは目にしみるからヤダとダダこねちゃう
そこへお姉さんはチビナレフにじゃーんけーん ホイ
ポルナレフグー、お姉さんチョキ ポルナレフの勝利、と思ったら

「モ―――ンキモンキーモンキー」 続けてのお姉さんのお歌と共に
「「モンキィドゥ!」」 ポルナレフお目目隠し、お姉さん耳隠し
「「モンキイドゥ!」」 ポルナレフお口隠し、お姉さんお口隠し

\ムキイーッ/ 「うわーっ負けたア!ヒクヒク」 これにはちびポルナレフも観念してひっくり返っちゃうのでした

と言う訳でシャンプータイム、ちびポルナレフも目が染みるので目を閉じて我慢
そんなちびポルナレフにお姉さんが優しく声をかける…と、思われたが―――――

「しみるのかい?」「うん――― 目にしみるよお―――」
「じゃあひとりで洗えるかい?」「うん洗えるよォ」

「ふーん えらいねェ〜」

「………! ?」 その言葉にいわかんを感じたちびポルナレフが、目を開けると……
いつの間にか背後でポルナレフの頭を洗っていたのは、敵スタンド使い、アレッシー!?

「うけけけけけけ もう一回言うぜ  え ら い ネ ェ 〜〜〜〜〜」
「げェ―――ッ バ…バカな! きっきっきさまッ!」
驚愕する暇もなく、ポルナレフの眼前にふりあげられるかげの斧―――!!
それに気づいたポルナレフもとっさにチャリオッツで受け止めるが
チャリオッツの受け止めた腕ごと叩き切られ、壁にたたきつけられる!!

111 :奇みょうなあらすじ書き:2023/02/02(木) 19:58:42.02 ID:V3uJ5HOQ.net
チャリオッツが傷ついたえいきょうでポルナレフの腕からも血が溢れ出る
ポルナレフの悲鳴が響く中、いつのまにかさっきまでいたはずのお姉さんの姿がどこにもないことに気付く
いったいおねえちゃんはどこに・・・ だが状況はそんなことを考えている余裕などない

「ポルナレフ シャンプーで目がしみるっていってたなあ? そんなに目にしみるのなら………
 たっぷり洗いながしなッ よお〜 く ね」

影の斧でチャリオッツの体を取り押さえながら、ポルナレフの体を風呂の水へと沈めるアレッシー
反撃しようにも子供の腕ではアレッシーまでとどかない…!
そこでお風呂の栓をぬいて水を抜くことでこのピンチから逃れようとするも
アレッシーはポルナレフ自身でおふろの栓をしてしまう…!
これではお湯が抜けきるまで5〜10分はかかる 子供のポルナレフでは到底そこまで持ちこたえられない…!!
そのまま高笑いを上げ、トドメを刺しにかかるアレッシー 手も足も出ないポルナレフをあざ笑うが―――

・・・・・・そこで、なにか…窒息寸前のはずのポルナレフがお湯の中でうっとりした表情をうかべながら
お風呂の水に、なにかがうかびあがってくる……? アレッシーの腕にピトッと張り付いた、それは…まさか!
そしてポルナレフがそれを蹴り上げ、アレッシーの顔面に張り付き これにはアレッシーも悲鳴出ちゃう

「でえええええ〜〜〜〜〜っ!! "このにおいわ"ッ!! !! やっぱりッ
 バッチィィィ―――っ "しやがったああーっ"」
そう、ポルナレフはお風呂の中でウンチだしたのです アレッシーも思わずとびのき、どうにかポルナレフも脱出成功

「ハァ ハァハァハァ 手も足も出なかったけど出してやったぜ!ざまあみろ!」
「な…なんてことしやがる―――ッ て…てめえ人間の基本道徳というものがないのか?
 主人公なら絶対に考えもしねえ行為だぜ… ぜんぜんエラくないッ!エラくないッ!」

水から出たポルナレフは、おねえちゃんをどおしたとアレッシーを問い詰めようとするが 
それを前にアレッシーも余裕をとりもどし・・・ 淡々と、するどいまなざしを浮かべてポルナレフに告げる

「おっと!お互い足元に気を付けようぜポルナレフ "ふんづけて彼女を殺しちまうかもしれねえからよ"」

112 :きみょうなあらすじかき:2023/02/02(木) 19:59:58.42 ID:V3uJ5HOQ.net
そこでポルナレフも、風呂場に残っていたお姉さんの服
そのなかでモゾモゾとうごめく、小さな何かに気付く…
…そう、それこそがお姉さんだったもの! アレッシーの『セト神』により、胎児にまで若返ってしまったのだ!!
ポルナレフの方は一瞬だったため、7〜8歳で済んだがお姉さんは数十秒交わった結果がその姿
そして胎児は母親の母体内でしか生きられない存在、このまま放っておけま胎児はじきに死ぬ…!

「この女…おめえにおせっかい焼くからこんな目に逢うのよッ! バカよのォ〜〜〜」
「 う わ あ あ あ あ あ あ  こ………こ……この外道がッ!」

あまりにも悪らつなアレッシーのやり方に、ちびナレフも悲鳴と怒りをあげるが
その瞬間!またもアレッシーは影のスタンドを展開!とっさに飛び上がってよけようとするが

―――またもいっしゅん、アレッシーの影とちびナレフの影がまじわり、さらに4歳くらいまで小さくなっていく…!
こいつをはやくたおさないと、おねえちゃんは死ぬ…!けど、ここまでちいさくなったポルナレフに、かちめはあるの!?

<つづく>

113 :マロン名無しさん:2023/02/02(木) 22:54:50.83 ID:???.net
承太郎にこういうことをさせないあたり
守られてんな~

114 :マロン名無しさん:2023/02/02(木) 23:52:21.49 ID:???.net
お風呂でしっこしたりは子供あるあるだよね

115 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 02:19:43.91 ID:???.net
うんこするガキは多分そんなにいない

116 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 03:34:20.86 ID:???.net
胎児に戻るって能力解除しようと
なんか記憶障害残りそう
人間の成長はゲームのパラメーターと違う

117 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 03:35:12.36 ID:???.net
早い話、手塚治虫の「ふしぎなメルモ」だな

118 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 03:37:47.50 ID:???.net
影のスタンドに本体の持った武器を
トレースさせるって絵は面白いが
銃を持って撃てばセト神も地を這う
シャドウバレットを発射できるのでは?

119 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 03:41:51.75 ID:???.net
ノリノリでホラー演出を満喫中の荒木とアレッシー

こんな無駄なことにかまけて
殺るべきことを殺らないから
お前は特殊能力持ちの雑魚キャラどまりなんだと言いたいが
こんなしょうもない奴だからこそ
このスタンドを持つに至ったんだという
説得力が最強すぎる
マジでいい発明だな

120 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 05:57:10.41 ID:???.net
>>118
同じく面白いアイデアだと思った

しかしそういうことならあのスタンド
光源なくて影なかったら発動できないのかな

121 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 06:00:02.82 ID:???.net
しかし面白いな
エピソード(敵スタンド)ごとに趣向がそれぞれ違ってて
どれも面白い

バトル漫画としては相変わらず能力生かしきってないなど
詰めの甘いものに見えてしまうものの
サスペンスものとしてはよくこれだけいろんな方向性で
面白いもの見せてくれるわ

122 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 09:03:38.60 ID:???.net
じゃんけん後のおさるさんごっこがまったくルールわからんw 勝ち負けどこで決めるんだよw

123 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 17:56:50.01 ID:???.net
あっち向いてホイみたく相手と同じ
ポーズとったら負けなのか
じゃんけんみたいな三竦み関係なのか
そもそも「見ざる言わざる聞かざる」って
西洋にもある概念なのか
すべてが意味不明

124 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 17:59:39.59 ID:???.net
>>121
バラエティ豊かなのびやかなマンガになったと思う
1部は北斗、2部は男塾みたいな
バトル漫画としてのお手本がちらついてた雰囲気があったが
インド抜けた辺りから自由な自分だけの
やりたいことを見つけて描いてる感じが伝わってくる

125 :きみょうなあらすじかき:2023/02/03(金) 18:59:36.56 ID:7nxOZ5/G.net
 第207話
 密室で消失

アレッシーの影攻撃により、胎児にまでわかがえったおねえちゃん
お母さんのお腹の中じゃないから、このままでは数分足らずでおねえちゃんはしんじゃう運命
はやくあの変態おやじ、アレッシーを倒しておねえちゃんを助けないと・・・
服に包まれてちいさくなった胎児のおねえちゃんを抱きかかえ
ちびナレフもなんとかしなくちゃ、と悲し気にうつむきながらも、逃げるちびナレフをアレッシーがおいかける!

「ホレホレホレエーッ なにを大切に死にかけの胎児なんぞ抱いて逃げ回っているんだよォ……
 おめ―――も今!そーしてやるぜ―――ッ」

さらにポルナレフへと影をのばすアレッシー、これでもっともっとポルナレフのからだがちぢんじゃう!!
もうポルナレフの歳は3歳児ていどにまでなってしまい、アレッシーもじぶんの勝ちを確信したこえをあげるが
ひめいを上げて逃げまわるポルナレフは、へやのひとつににげこみ中からカギをかけることでどうにか一息つくが
にげこんだのは逃げ場のない密室、カギ穴からうろたえるちびナレフの姿をのぞきこみ、無駄なことを、とニヤニヤ

まどから逃げ出そうとするけど、感覚のせまい格子窓 いくら子供のからだでもその隙間をすりぬけて逃げる事は出来ない
チャリオッツの剣で鉄格子を切り落とそうとするけど、3歳児のスタンドパワーではそれすらきりさけない…!!

―――そこにアレッシーが、ついにもっていた斧で扉ごとたたきこわそうとする…!
ちかづいてくる 恐怖 を前に、ポルナレフもただ目を見開くことしかできなかった
……そして、斧で切り裂かれたドアのすき間から、アレッシーがその顔をのぞかせる・・・!

「ペロロロロペペロロペロ〜〜〜ン 入るよおお〜〜〜〜〜ん ポ ル ナ レ フ〜〜〜っ」

126 :きみょうなあらすじかき:2023/02/03(金) 19:00:23.50 ID:7nxOZ5/G.net
……けど、部屋にはいろうとしたアレッシーが気づく 
いつのまにか逃げ場がないはずのポルナレフの姿が、部屋のどこにもいない!?
アレッシーも戸惑いながら、へやの中を見渡すが、だがやはりポルナレフはどこにもいない・・・
そこでアレッシーも気づく、部屋の中はかんたんなものばかりだけど、子供が隠れるには十分なものがいくつかある
隠れてやり過ごすつもりだろう、アレッシーもガキにしては抜け目ない思考力、とニヤついた笑みを浮かべながらへやのなかを物色

(フフフフ あのチビの体ならあのひき出しの中にも入るぞ 隠れそうなのはバケツか引き出しか!
 いや 意外にぬいぐるみの中というのもいうのもあるぞ ヒヒヒヒ
 どの中かな…確率は三分の一だ…… 一撃で当ててみせるぜ 一撃目でこのオノを脳天に食い込ませてやるぞォ!)

そしてアレッシーが選んだのはぬいぐるみの中――― と見せかけて実はどれでもない柱時計だ―――ッ!!   ハズレ
「ム! ち……ちがっちゃったあああ〜〜〜!! シンプルにバケツかッ!?」   ハズレ 「アレ」
「やっぱりぬいぐるみの中かァーッ」 ハズレ 
「ひっひっひっ引き出しの中かァッ!」 ハズレ
「い…!いねえ いねえ!いねえ!いねえ!」

引き出しに斧をドコドコ叩きつけてもいないものはいない
バケツのなかも、つくえのなかも、さがしたけれどみつからない アレッシーもとまどいの声が出ちゃうが・・・

「ウフフフフ 子供と知恵比べで負けるのかい?アレッシーのおじさんよォ?」
そこへどこからともなく、ポルナレフの声が聞こえてくる その声にアレッシーも一瞬心臓がドキリとしてしまい
へやをみわたすと、まるで水槽の中から声が聞こえてくるようで、中の金魚もウフフフフ、と笑い声をあげ―――
その中の一匹が、いきなり水槽のなかからきえる!? すると水槽に浮いてたボールがぷかぷかと揺れ動き…その中からポルナレフの瞳がギョロン!
気づいたしゅんかん!シルバーチャリオッツの細剣がアレッシーの鼻に突き刺さる!!
ポルナレフも満面のえがおで水槽の中から飛び出しながら、隠れていた答え合わせ
実はポルナレフは金魚ばちの水槽内部で、斜めにした鏡を使ってその中に隠れていたのです

「いくら2歳のチャリオッツでも 顔を切り刻むことぐらいできるよお〜〜〜ん でへへへでへへへへ―――ッ」
そのままもっともっと、アレッシーの顔面を切りつけるシルバーチャリオッツ アレッシーも顔面血まみれで悲鳴を上げながら逃げ出そうとするが
窓をぶち割り家の外に出たアレッシー だがその目の前には、よりによって承太郎がそこに立っていた…!!

<つづく>

127 :マロン名無しさん:2023/02/03(金) 21:12:50.40 ID:???.net
お仕置き準備が整ってきましたね、アレッシー
とはいえ条太郎はアレッシーが敵とは知らんはずだし、切り抜けるにはそこを突くしかなさそうだが果たして生き残れるかな

128 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 03:22:31.71 ID:???.net
もはや荒木マンガ定番のミラートリック万能説

部屋とそのインテリアが
このトリックのため「だけ」に設えられた空間にしか見えんのは吹く

129 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 03:23:52.01 ID:???.net
シャイニングパロは一体どのくらいの読者に気付いてもらえるのか疑問

130 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 03:27:19.27 ID:???.net
アレッシー、徹頭徹尾卑怯なクズでしかないんだが
きちっと恐ろしい追跡者としても成立しているのが技あり

セト神のギョロッとした目玉にとんがり頭の斧持った影ってデザインもいい
原初的な暴力性の発露というか

131 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 03:28:56.70 ID:???.net
シンプルにバケツかッ

何がシンプルなんだかわからんのが
やけに可笑しくてツボ

132 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 03:31:50.78 ID:???.net
と見せかけて柱時計の中だろォーッ

多分描いてる荒木も同じ顔とポーズとテンション
描きたいもん描いて楽しんでるのが伝わってくる
緊迫感漂う回なのにストレスがない

133 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 06:09:01.36 ID:???.net
>>132
正体バレる前のエンヤ婆やオインゴなど
敵側視点の時は
そいつがどういう笑える状況やマヌケな状況に置かれるかを
楽しむようなもんだからな

敵視点でのシリアスがあってもいいとは思うが
作者の趣味なのかねえ

でもそのコミカルさのおかげで
「一般人を巻き込み胎児に戻して生命の危機に晒す」最低のクズ展開から
雰囲気をごまかせてるというのは大きいな

134 :きみょうなあらすじかき:2023/02/04(土) 19:01:27.19 ID:mkmlt0Rh.net
 第208話
 子供の承太郎

ちびポルナレフのおもわぬ反撃にやられ、逃げ出したアレッシー
だが家の窓をぶち割り、外に逃げたところで目の前に立っていたのは承太郎
アレッシーもうろたえちゃうが・・・当の承太郎は、目の前で窓をぶち割り落ちて来た血まみれのアレッシーを怪訝そうな顔で見ていたが
目の前のアレッシーが『敵』であることを知らない……そこにつけこむ作戦に出る

(落ち着け……落ち着くんだ…… こういう時こそ冷静なヤツが勝利する………
 考えてみれば承太郎は今…成人姿のポルナレフを探している途中……おれのことは知らない……
 いつもやっているように すっとぼけ通してスキを突いて攻撃してやるッ!)

―――そこにちびナレフがアレッシーを追い窓から飛び出すと、思わず承太郎も視線が上に行く
ちびナレフのほうも承太郎のことをあたまのどこかで覚えているのか、その姿に戸惑う声が出てしまい
そしてその一瞬を、アレッシーは見逃さない!セト神のスタンドを展開し影をのばす!
とっさにジャンプしよけようとするが、その影が重なり承太郎もアレッシーの魔の手に落ちてしまう・・・!!

「こ…こいつ な う…… ………これはッ!………」
「た…たいへんだッ!あのおにィちゃんも子供になる………」
「承太郎ォ〜〜〜 おまえがスタンド『スタープラチナ』を使えるようになったのはつい最近と聞く!
 つまりィ 子供の時はスタンドを使えなかったということだアッ!
 ただのガキになるのだッ!うは!うは!うはははははははははははは おれの勝ちだッ!
 DIO様!おれが承太郎を殺すのですッ! 礼金をたんまりはずんでもらいまっせェーッ」

7さいくらいまでちっちゃくなったちび承太郎のすがたに、アレッシーもごきげんな高笑いをあげながら
手にした斧をふりあげ、承太郎にトドメを―――

・・・斧をふり上げたところで、ちび承太郎のパンチがアレッシーの顔面につきささる!?
「やれやれ 子供だからってなめんなよ」
だぼだぼになった学ランからその腕をだしながら、ちび承太郎のボカボカラッシュがアレッシーの顔面をめったうち!!

「じょ…… 承太郎は…… 子供の時から"やるときはやる"……」
「性格の………人だったのか 強い…」
ちび承太郎のラッシュにふっとばされ、大の大人が子供に負けちゃうのでした
倒れたアレッシーがその辺の小石に頭ぶつけ、そのままきぜつしちゃった

135 :奇妙な粗筋書き:2023/02/04(土) 19:02:59.96 ID:mkmlt0Rh.net
・・・・・・おほしさまがちかちか光る闇の中
そのまどろみから少しずつ、意識を覚醒させるアレッシー……
―――だが、目を覚ましたアレッシーの目の前には、『セト神』の呪縛から解放された承太郎とポルナレフの姿!!

「ニヒヒ なまぬるいぜ いくぜダメ押し」
「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオ―――――!!」」


[『破壊と嵐のセト神』のスタンド
 アレッシー38歳 独身 はるかかなたにフッ飛ばされて 再起不能<リタイヤ>]


…アレッシーとの闘いに決着がつくと、セト神の呪縛から解放されたもう一人、ちびナレフを家に入れたお姉さんも目を覚ます
何故か裸で、部屋で寝ていた自分自身の姿に戸惑うお姉さん 夢だったのだろうか・・・
だがそこで、窓辺に光る、ちびナレフのつけていた耳飾りに気付く……
なぜか突然、自分の体が動かなくなったような感覚も、お姉さんはしっかりと覚えている
その時に自分を守ってくれた、小さくてけなげで、勇敢な騎士 その子を探すためにも、お姉さんは家の外へと飛び出すと
そこで彼女は一人の青年、ポルナレフと顔を合わせる ポルナレフ自身も彼女の身を案じており、無事だった姿に笑顔が浮かぶが―――

「あ…あのお尋ねしますけど わたしの家から男の子が出ていくのを見ませんでしたでしょうか?
 あなた方と同じ…… ………外国人の 子供なのですけれど………」

…そう、お姉さんは目の前のポルナレフがあの子供と同一人物などとは夢にも思ってはいない
ポルナレフとて、先ほどのような子供ではない 自分があの子供だと言えるはずもなく、その表情が曇ってしまう
―――だが、お姉さんはポルナレフの顔に、あの子供の面影がある事に気付くが…
ポルナレフはお姉さんからその目を背け、子供なんて見なかったと返し、足早に彼女の元を立ち去ろうとすると
背を向けたポルナレフの耳にある、あの子供がつけていたチューリップの耳飾りに気付く…!

「まっ 待ってッ!まさか!」
「一度も会ったことがないぜ…… 会うはずがない……
 おれたちは旅人なんだ…始めてきた場所だしもう出発しなくてはならない……… 次の街ヘな……」

その言葉と共にお姉さんに横顔を向け、ポルナレフは承太郎と共にその場を後にするのだった
・・・ふと、承太郎の視線に気づいたポルナレフは 何も言うな、としとく 
承太郎も何も言わず、ポルナレフの肩に手を添え、微笑を向けるのだった

と、そこに無事ジョセフ&アヴドゥルと合流 お互いにどこ行ってたんだと返すのでしたとさ

<続く>

136 :マロン名無しさん:2023/02/04(土) 20:31:25.79 ID:???.net
二部ジョセフ復活はなかったか…ちょと残念
そもそもがマライアとの分断作戦な都合上、どうしてもジョセフの出番は前回で終わってたんだろうけど
それでもファンサービス的な意味でも披露してくれてもよかったのになーと思っちゃうわ

137 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 03:12:42.66 ID:???.net
7歳の承太郎が描かれなかったのは残念
聖闘士聖矢はファンの要望に応えて少年時代の黄金聖闘士を描いたというのに

…ところで、おまえらは有馬記念何買うか決めてる?
オグリキャップの引退レースなので記念馬券買う奴が大量に出ると思われるが
勝つはずはないので配当が結構おいしいことになりそう

138 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 06:39:01.92 ID:???.net
>「まっ 待ってッ!まさか!」
>「一度も会ったことがないぜ…… 会うはずがない……
> おれたちは旅人なんだ…始めてきた場所だしもう出発しなくてはならない……… 次の街ヘな……」

なんかいつになくかっこつけてるというか
作者こういうかっこつけかたもやりたかったのかな

ある意味2部カップルのジョセフとスージーQ以上のムーディー描写だな

この調子だともう承太郎はカップル成立なさそうだし
あの家出少女の再登場もなさそう

4部に向けて承太郎にも配偶者が必要で
それを3部のストーリー内で調達するなら
DIOに洗脳されたみどころある女(DIO側の幹部的存在)を
その人生ごと救うような、ある意味承太郎とDIOの影響力対決みたいな形かな

そういえば3部自体のサブタイトルって『未来への遺産』だっけ
1部が『その青春』→たしかにジョナサンとジョセフの青春時代が描かれてた
2部は『その誇り高き血統』→これも2部序盤のジョセフの性格や大事にしてるもの、
後半のジョージやリサリサの話など血統要素はけっこうあった

承太郎はこの部を通して未来に何を残すのか
ひいひいじいさんの肉体をもう100年密閉保存で未来送り?

139 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:25:48.51 ID:???.net
確かに冷静になれなきゃ勝ちもないが
お前ら軒並みそれができてねーんだよ!

一手目が上手く行ってもそこで浮かれちゃ
最初から油断しているのと一緒だ

140 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:27:41.14 ID:???.net
咄嗟に反応して跳び上がる承太郎が
キュウリ見てビビるネコみたいで面白い

141 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:30:28.00 ID:???.net
ポルナレフで遊んで飽きたからいいや
…って作者の関心の冷めっぷりが凄い
承太郎が生身でぶん殴ってノックアウトって
もう本当どうでもよさが迸ってる

142 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:31:31.86 ID:???.net
オラオラはまあいいが
銀の戦車が加担したら死ぬだろw

143 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:33:23.81 ID:???.net
>>136
そう思う読者も大量にいるのはわかるが
個人的にはそれをやらなかったことで
作者のセンスにかなり信頼感が高まった

144 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:36:15.07 ID:???.net
最後の時代劇みたいなこれでいいんだ感と
ジョセフ・アヴドゥル組との合流の安心感がいい
この分岐構成は楽しかった

145 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 08:40:21.84 ID:???.net
>>138
遺産という言い回しだと
何か実のあるものを用意するっぽく聞こえるが
多分承太郎の未来への遺産というのは
DIOとジョースターの因縁を絶ち切って
子孫に過酷な宿命を負わずにすむ
自由をもたらすことを指してるんじゃないかと思う

146 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 11:51:04.67 ID:???.net
9栄神もこれで6人脱落か
半分越えたあたりだがここまではギャグとガチ戦で半々って感じかなー

〇 熱いガチ戦

|・ンドゥール(1番手の強敵)
|・アヌビス(スタープラチナを正面から押し切る寸前まで追い詰める)
|・アレッシー(サスペンスホラー寄り)
|・マライア(だいたいババアのせい)
|・オインゴボインゴ(そもそも存在を認識してもらえてない)

● ネタなギャグ戦

ここまでのバトル展開並べてみるとだいたいこんな具合な印象

147 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 12:17:03.82 ID:???.net
てか3部一話のホリイさん回想と全然違うな

148 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 15:38:18.79 ID:???.net
>>141
どうでもよさかな?
投げっぱなすのとは違うような

アヌビスと同じで
見せたいことは一通りやったから
ちょっとテイストの違う
結末パートに入っただけでは

子供を見くびり
しかもスタンド攻撃もないと甘く見たアレッシーを
子供でスタンドなしの承太郎がぶちのめすってのは
登場時にアレッシーの性格描写を
丁寧にやってたのと同じで
キャラに一番合った報いの形をよく考えてある

149 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 15:46:20.95 ID:???.net
>>136
そういうのは二次創作でいいのでは

コミックスの空きページで設定や雑感、オマケ要素などを入れるタイプの作者なら
余興として若返った老ジョセフを描いたかもな

第三部の間に画風が大きく変わってるから
今の作者が若ジョセフ描いたら別人に見えるかも

150 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 16:13:46.84 ID:???.net
>>146
2/3が済んだとも言える

あと3人(匹や個かもしれないが)
今まではジョースター一行に向けられた刺客という形だったが
そろそろ敵側は本拠地を守る防衛戦の形になるのかな

DIOが拠点の建物かなにかにこもってるなら
側近1・番人1くらいは必要だし
残りの駒の少なさを考えるともう敵側連携バトルは無理だな

・エジプト9栄神以外にもさらに追加を入れる
・連携で思い出したがホル・ホースを再々利用
・花京院がまさかの敵に
・リタイア済みの敵のスタンドだけ再利用
 (スタンドを奪ったり与えたりできる能力)

最後のは能力バトルの集大成としては盛り上がるかも
「世界」っぽくもある

敵ぶんなぐったらポルナレフが同じようにふっとんで
ラバーズ?なぐった本体はダンじゃないのに?で疑念
鏡の中にでもハングドマンを出して
確実に死んだ奴のスタンドがあることで確信
あとは屋内でサンみたいな使い方とか

与奪の制約を厳しくして戦闘中には奪えないことにでもしないと
収拾がつかなくなりそうだけど

151 :奇妙な粗筋書き:2023/02/05(日) 19:06:15.17 ID:1VbSuogG.net
 第209話
 DIOを撃つ!?

ディオの潜む町、カイロにて…闇の中を進む何者かの姿
昼間でありながら明りひとつないその場所にぼやく声をもらしながら、ライターの火で明かりをともす
その火に照らされ姿を現したのは、ディオの刺客が一人 ホル・ホースであった

タバコの火をつけつつ、DIOの部屋へと足を向けると…その足先が何かにぶつかる
そこにあったのは、血を吸われて死んだ女性たちの死体・・・DIOの『食事の跡』であった
流石にその死体たちにはホル・ホースもその表情が強張る…

(この女たちはイヤイヤじゃあなく自ら喜んでヤツに血を吸われる…とんとわからねえ心理だぜ!
 悪魔の人望というヤツか…恐ろしい男だ DIOというやつはよ…
 それにこの財宝と美術品………いったいどこからてにいれたんだ? あいつにできないことはないという感じだぜ……)
そんな自身の思考に沈みそうになるホル・ホースだが―――

「何か・・・・・・」 突如どこからともなく声をかけられ、ホル・ホースの心臓が跳ね上がる!
「用か?」 その声に視線を上に向けると…本棚を登り中の本を物色中のDIOの姿があった

「DIO! ・・・・・・様・・・・・・」 ハア――― ハア――― ハア――― ハア―――
(ち…ちくしょう…こ…こいつの前に来るだけで背骨に氷をつめられた気分になる………
 落ち着け……ホル・ホース 圧倒されるな…なんてこたあねえ! おれよりほんの少し強い"かもしれない"ってだけだぜ!)

……対峙するだけで、ホル・ホースの顔からは滝のような汗が溢れ出ながらも、必死に平静を取り戻さんと自分に言い聞かせる……
と、改めてDIOに要件を問われホル・ホースも本題に入る 『9栄神』の刺客、5人目と6人目に当たるマライアとアレッシーが倒されたとの報告である

「………それで?」 フッ と本のほこりをひと吹きして払いつつ
「………そ…それで… それが報告です …ジョースター達は明日にはカイロへ到着しますぜ 『9栄神』の残りは3人」
「それで・・・といったのはおまえのことだよ ホル・ホース」「え!?」
「おまえはいつわたしのためにやつらを倒しに行ってくれるのだ………? ホル・ホース
 わたしに忠誠を誓うと言っておいて…まったく闘いに行かないじゃあないか…
 情報連絡員なら誰にでもできるぞ 2度も失敗して… 逃げ帰ってきたな…」

そう告げながら、DIOはゆっくりと・・・ゆっくりとその手をホル・ホースへと伸ばす……
そのまま両手でホル・ホースの頭を―――

152 :奇妙な粗筋書き:2023/02/05(日) 19:07:18.38 ID:1VbSuogG.net
―――咥えていたタバコをホル・ホースから取り上げると、その先端を自らの両指へと押し当てる
すると吸血鬼としての再生力が見る見るうちにその焦げ跡を癒していくが…
右指の跡は瞬時に消えながらも、左指の方はいまだに焦げ跡が残っていた

「おれの首から下はジョナサン・ジョースターという男の肉体<ボディ>でな…… ジョセフ・ジョースターの祖父だった男よ
 見ろ この両指を………左の方が傷の治癒力が遅いだろう……?
 体の左半身が弱いのだ……まだ完全におれになじんでおらん証拠 不死身ではない…
 やつらと闘うにはまだ準備不足というところなんだ」

そう、自身の肉体の解説を終え…荒い息を吐くホル・ホースから離れて近くの椅子へと腰掛けるDIO
手にした本を広げながら、今度こそジョースター達を殺すように願う "わたしのために"・・・ さもなけばお前を殺す、と…

ホル・ホースも目の前のDIOへの恐怖に震え…屈辱に震え…そして怒りに震え上がる!
心の底までDIOに忠誠を誓ってはいない…! 震えるその手をDIOへと向け、隙だらけのDIOの背後に『エンペラー』を展開!!
ジョースターら4人を相手取るより、ここでDIOを倒せば丸儲け さらに背後を向いたままで『エンペラー』にも気づいていない
今ならやれる…!その脳天に向けて引き金を少し引けば、それで終わる!! 
そのまま撃鉄を起こし、DIOへと 「本当にオレを撃とうとしているのか?」 撃とうとした瞬間、DIOの言葉にホル・ホースの動きが一瞬止まり

―――次の瞬間、突然DIOの姿が目の前から消える!?

「!? えっ!? いな……… !」
「気に入った…殺そうとする一瞬……… 汗もかいていないし呼吸も乱れていないな 冷静だ………さすがホル・ホース」

一瞬で、ホル・ホースの背後へと回り 余裕の微笑を浮かべながら、ホル・ホースに称賛の声を向けるDIO
そしてDIOはその場を後にするが…… DIOがいなくなってもホル・ホースは
まるで彼ひとり、時間が止まったように…しばしその場を動くことが出来なかった……

「う…動きが見えなかった……… 見えなかったとしてもここらの蜘蛛の巣をちっともやぶらずにおれの背後に回れるはずがない!
 スピードじゃあねえ どうやって!?どうやっておれの背後へ………?
 わからん…今のが…DIOの『スタンド』

 ワールド
 『世界』なのか! ジョースター達と戦うには準備不足だと………?ウソつけッ!」

底知れぬディオの力、その一端に触れたホル・ホース…
それは、魂までは売らないと誓ったはずの彼の心が、完全にDIOへと屈服した瞬間でもあった・・・

ジョースター達の旅路に視点を戻すが…日本に電話をしてみたところ、ホリィの容態がさらに悪化したらしい
もってあと4〜5日の命・・・旅を急ぐためにも一行はルクソールからカイロ直行の列車で向かうことを決めるのだった

<続く>

153 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 20:07:12.99 ID:???.net
                   _,,:-ー''''''''ー-,,,,
                 /   ノニニ7  " 、
               ./    ヽ  //    丶、
              ./: ./ ____,,,,,,ニ/,,,,,__
             〈:: / . ,,,,:-ー'''''''''''''''、,-,"''
              ヽ、/ ,,,,,,,,,,,,、、  ;ミミミ丶
                  〉 .ィ_r。ァ''",,   ノミミミミ丶
              /.;; _      ;; ;ミ冫"~')ミ;
              7,,;;;;;;;;ミ彡冫'" .y,,ノ/ミ;|
               "'7.フ / ./:   レ';ヘミミミ;,-.
            ,,:-,,,rー''"./ '  ,,:-、; :: ''、ヘミミ〉
           /丶-|~`"''   / /;; ::   ` ノン
           ゝ 、_ `"'''-、_,/  ノ ;;  :: _,,:-' ./
           〉、     /   |__,,:-''"  /
    /"'7ー'''' ̄.〉 .` 丶      |     ./
  __〈  ./_____,,,, 、    ヽ_l :  /|三Ξ|/
/   /      \      ノ-ー''''"     ./

【ジェネラル】
山岸由花子のようなやんちゃな女性に感心しない
カイザーナックル出身のチートキャラのおっさん
このスレ最強 !!

154 :マロン名無しさん:2023/02/05(日) 22:25:10.51 ID:???.net
ホルホース…今回で和解ルートは完全に消えたな
前部が吸血鬼を越えた柱の男をメイン敵にしてたから一段落ちるイメージついた感もあったけど
今回のDIOは、人間を越えた存在というのがどれだけの脅威的な代物かを改めて書いた感じあるわ
スタンドの力があっても、決定的なフィジカルのスペック差はどうやっても覆せんしな、それこそ波紋みたいな吸血鬼特化の能力でもない限りはなに持ってこようが決定打にならんと言うか

155 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 01:56:08.98 ID:???.net
敵だけの事情描写に終始する回というのも面白い
DIOがこうして出て来て喋ったのは久々だな

156 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 01:57:56.35 ID:???.net
パワハラ気質全開のDIO
バカや無能はいても忠誠心は基本的に
カンストだった屍生人どもと違って
人間の殺し屋は飴と鞭を使い分けなきゃいけないのが面倒なところ

157 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:00:18.31 ID:???.net
勝手な裏切りや逃亡を食い止めるための
肉の芽だったはずだが、最序盤から早くも使われなくなったな
やっぱり放っておいても脳ミソが食い荒らされて死ぬというデメリットが
大きすぎたのか

158 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:02:25.37 ID:???.net
死体転がってる屋敷内、腐敗臭MAXだな
1部でも腐った亡者どもに囲まれて平気だったし
ひょっとして吸血鬼には死臭は苦痛じゃないのか

159 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:03:25.19 ID:???.net
銃弾の軌道変えられるんだから
別に銃口向けて狙い定める必要ないよな

160 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:06:45.80 ID:???.net
背後を取るのは文字通り
サルのマウンティングにも通じる
格上アピールだが、クモの巣破らずっていうのはわからんな
吸血鬼は霧になれるっていうが
瞬間的に無敵状態になって
相手にも感知されなくなる能力?

161 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:08:53.98 ID:???.net
そもそもきっかり余命50日って断言してたのが荒木定番のとぼけだったわけで
1週間や10日の誤差が前後に出ても全くおかしくはない

162 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:10:30.23 ID:???.net
ひょっとしたら
ホル・ホースを返り討ちにした上で
DIOの隠れ家への水先案内人にする展開かもしれんな
これなら擬似的な呉越同舟にもなる

163 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:28:29.58 ID:???.net
>>160
今回の話でDIOのスタンド能力が空間操作系であることは確定した
本を閉じるとか三味線を鳴らすとか何らかの合図で任意の空間を入れ替えるのではないか
そうでもないとクモの巣を破らずに移動したことが説明できない

164 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:41:50.89 ID:???.net
>ルクソールからカイロ直行の列車で向かうことを決めるのだった
いろんな乗り物でのバトルはあったし
電車といえば近い例ではマライアのときにも出てきたが
今度は電車バトルくるか?(難しそう)


>>155
そろそろDIOの出番も近づいてるだろうから
作者としても構想固めるためにも
第三部DIOとしてキャラを動かしてみる必要はあったんだろうな

しかしこういう回は特別感があっていい感じ

そしてホル・ホース
登場時もなんか特別な扱いだったが
やっぱ作者のお気に入りキャラなんだろうな

165 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 02:47:38.96 ID:???.net
本来の9柱神     この漫画でのエジプト9栄神

 アトゥム        ゲブ
 シュー         クヌム
 テフヌト        トト
○ゲブ          アヌビス
 ヌト           バステト
 オシリス        セト
 イシス         ???
○セト          ???
 ネフティス       ???

○…9栄神に登場

知名度優先っぽいから
残りはホルス・アメン・ラー・オシリス・イシスあたりかな
自他の体をバラバラにして操れるオシリス神とか面白そう

166 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 17:10:36.34 ID:???.net
どうも今回のDIOは単なる悪ではないかも改心の予感がプンプンするんだよなぁ

167 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 17:53:48.80 ID:???.net
ホル・ホースに「2回も失敗して逃げ帰った」って言うのはパワハラ過ぎだろ
少なくとも2回目は仲間のはずのエンヤ婆に裏切られてやられたわけだし
1回目も失敗の責任はバディを置いて独断専行したJガイルにあると思う

168 :奇妙な粗筋書き:2023/02/06(月) 19:45:46.67 ID:yt7lXK8s.net
 第210話
 魂を奪うギャンブル

[『朝は4本足 昼は2本足 夕方は3本足 それは何だ?』
 ピラミッドを守り続けるスフィンクスは旅人にそう質問した 『答えは人間…』
 答えが出来ない人間はスフィンクスに食い殺されたと伝説に言う

 ジョセフ・ジョースターたちは日本からはるか三万キロ ついにカイロに到着した…
 しかしDIOというピラミッドに着く前には あと数人のスフィンクスが立ちはだかっているのだ]

カイロ入りしたジョースター一行は、まずは茶店にてDIOの館に関する情報収集
DIOの館を写した写真はジョセフが念写した物 どうやらアジトを変えSPW財団の調査から行方をくらましたようで
一日中、その舘に関する聞き込みをしていたのだが成果は芳しくない様子… 
ホリィの命もあと数日が限界 一行もその表情に焦りが浮かぶ

(う〜〜〜〜〜〜)
(カイロの人口が600万人 建物だけでも2〜300万ある みつかるのだろうか)
(必ずいる… 知っている者がいるはずだ……)
(………)
ひとまず茶店での一杯を終え、一行も次の聞き込みへ―――

「その建物なら………知ってますよ まちがいないあの建物だ」
そこへ客の一人の、その言葉に一行も振り返ると
そこにいたのはトランプのカードをシャッフルし、詰まれたカードを器用に円状に広げる男の姿があった
一行も引き返し、彼から詳しい話を聞こうとするが…男は円状に広がったカードを軽く指ではじくと
伏せられたカードが自然に△△△と立ち上がるカードトリックを披露しながら、どこか白い目を向けていう

「無料<タダ>で教えろというんですか?」 
ハッキリと言うその男には、一行も少々渋い顔だが、ジョセフもここは素直に情報量を―――

「ウフフフフフフ わたしは賭け事が大好きでね くだらないスリルに目がなくってやみつきってやつでして……
 ま…大かたはギャンブルで生活費をかせいでいるんですよ あなた賭け事は好きですか?」
「………? 何を言いたいのかわからんが」
「賭けがきらいならきらいとハッキリ言ってください だからね…わたしとチョッとしたつまらない賭けをしてくれませんか?
 あなたが勝ったらタダで教えますよ そこの場所をね」

169 :奇妙な粗筋書き:2023/02/06(月) 19:46:39.60 ID:yt7lXK8s.net
これにはジョセフも苦笑が浮かぶ、賭けは得意だけどそんな暇はない、と突っぱねるが
男も賭けというものは時間のかからないようなものも何でもできる、と返しながら
へいの上をのんびり歩くねこを指し、そのねこから少し離れたところにむけ魚の燻製を二つ、放り投げる
とはいえねこもポケーっとしててまだおさかなに気付いていない
そこで今投げた二つのうち、どちらを先に食べるか、というのが賭けの内容である
・・・なんとも色んな意味でマイペースなその男には、ポルナレフもさすがに苛立ちの声が出てしまう

「おい!メンドくせえ野郎だゼ!!さっさと30ポンド受け取ってさっさと教えろよッてめ―――ッ!!」
「ポルナレフ 教えてもらうのにそんな口をきくんじゃあない」
「OK! おれが賭けてやるよ! 右の肉だよ右ィ!」
「グッド! 楽しくなって来た じゃあ私は左に賭けましょう」

こうしてポルナレフと男との賭けが成立、勝手に初めてジョセフも少々呆れたため息が出てたけど
……一方で承太郎とアヴドゥルは、彼が敵である可能性も考える 
とはいえ今のところは単なるギャンブルクレイジーにしか見えず
少しでも怪しい動きを見せれば迷わず攻撃に入るが、ここは相手の出方を待つしかない…

「ところで おれが負けたらおめーに何を払うのかね?100ポンドぐらいかよ?」
「金はいりません……… 魂なんてのはどうです?魂で…フフフ」

そんなキザったらしい男の言葉にはポルナレフもしかめ面、さっさと終わらせておいとましたいところ
ねこが塀から降りて燻製の前にたって、一直線にポルナレフが選んだ右側の燻製の方へとトコトコ走っていく
その光景にポルナレフも自分の勝利を確信するが――― 次の瞬間、ねこは急激に方向転換!男の選んだ左の肉を先に咥えてしまう!
…賭けに負けてしまったことで、話がややこしくなってしまった感が出てきてしまうが…そこへ男が、ポルナレフに告げる

「さあ…約束でしたね "払っていただきましょうか"!
『魂』ですよ あなた賭けましたよ さっきたしかに
『魂』! わたしは『魂』をうばう『スタンド使い』! 賭けというのは人間の魂を肉体から出やすくする!
 そこをうばいとるのがわたしのスタンドの能力!」

 ! !?

次の瞬間、ポルナレフの体からもう一人のポルナレフ…その『魂』が男のスタンドに捕まえられてしまう!!

「おっと!わたしを殺すなよ もう遅いッ!
 わたしが死ねばわたしのスタンドがつかんだポルナレフの魂も死ぬ! 助けたければ賭けをつづけるしかない!

 ところでこいつはわたしの猫さ」

<続く>

170 :マロン名無しさん:2023/02/06(月) 20:53:00.02 ID:???.net
こ、これは魔少年ビーティー!?
荒木先生、ジョジョが好調なのに便乗して魔少年ビーティーをリメイクしちゃうんですかぁーッ!?

171 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:02:04.80 ID:???.net
その顔のシマシマはなんだ……
ストレートにダサいぞ

172 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:03:19.58 ID:???.net
ホル・ホースが前回ああなって
すぐには仕掛けてこないこの配分いいな

173 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:04:21.78 ID:???.net
伝説にいう…ただしギリシャのな
なぞなぞスフィンクスはエジプトのとは別物

174 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:06:51.54 ID:???.net
DIOのやつ一貫して同じアジトにいたんじゃなく
最近引っ越したのか
本やら家具やら物が多そうだが
引っ越し業者に手配して絞り込めないのだろうか

175 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:08:21.98 ID:???.net
単に強い敵に襲われたとかより
こういう甲斐がない地味な捜査で
時間と体力と集中力がジリジリ減っていく方が余程キツイ

176 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:09:28.94 ID:???.net
魚の燻製…鮭のトバみたいなもんか?

177 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 04:12:44.31 ID:???.net
悪魔と賭博で魂をやり取りするっていうのは
ヨーロッパの民話によくあるパターン
エジプトのオープンカフェでそれをやるっていうのが面白い

178 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 06:19:44.38 ID:???.net
ポルナレフを人質に自分の得意分野に持ち込んだのは上手いな、コイツはなかなかの曲者の予感
…しかしねこもうまいこと二択から男の選んだ方ひいたからよかったけど、ねこの気まぐれで負けてたらどうする気だったんだろこの人w

179 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 07:00:17.30 ID:???.net
>>178

>ところでこいつはわたしの猫さ

この発言に意味があるのなら
「この猫は私の密かな合図か何かでコントロールできる」ということだろう
2きれの燻製を投げたあとでポルナレフが先に決めたわけだから
2きれ投げた段階では仕込みをすることはできないし

しかしこいつ
冗談めかして「魂はどうです?」と言っただけで
ポルナレフは賭けには乗ったけど魂を賭けることに了承はしてないんだよな
ポルナレフの今回の様子ならもうひと煽りするだけで
「魂でも何でも賭けてやるからさっさとしな!」などと反射的に答えただろうけど
実際はそこまで行ってない
ポルナレフの内心の描写で分かるようにキザったらしいと思ってるだけで
本当に魂を賭けるような気は全く無いし、言質もとってない
なのに事後に「あなた賭けましたよ さっきたしかに」と押し切ってしまってるから
猫が仕込みだったことを除いてもかなりの詐欺師

ポルナレフはこいつのペース(・わたしを殺すなよ・賭けをつづけるしかない)に持ち込むために
本当に魂が取られるなどとは思ってない相手に初見殺しでハメられたようなもの

180 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 07:13:03.23 ID:???.net
しかし「飲み物にも気を付ける」と言ってたように
どんな場面でも敵の不意打ちを警戒すべきなんだよな
極端な話「あつい」と言ったら魂取られるスタンド使いがいるかもしれないので
ギャンブル持ち掛けてきて「魂を賭ける」なんて言う相手は問答無用でボコっても良かったのでは

…もしもこの敵の能力が「ギャンブルで負けた相手から魂を奪う」だけだとしたら
ポルナレフが引っかかってなかったら無抵抗でやられるしかなかったのだろうか?

181 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 07:19:44.15 ID:???.net
>>170
3部でスタンドという便利な設定を導入したことで
一見少年漫画・バトル漫画のふりをして
作者の好きなホラーやトリックなどを見せる形を確立できて
それがエジプトに入ってより円熟して
いろんな趣向で楽しませてくれてるけど

ビーティーやデビュー作武装ポーカーなど作者のルーツっぽい「ギャンブルもの」となると
いよいよエジプト編大詰めということで濃いものをぶつけてきそう

花京院はいないけど
・第二部ではあれだけトリッキーな奇術じみたバトルをくりひろげた上に
さらに年季を重ねてエンプレスやバステト戦でも相手を慢心させてからのハメを思い知らせてるジョセフ
・ポーカーフェースでジョセフ以上に抜け目がなく
タバコのケムリやQ太郎の件のように違和感に気づいたり相手をひっかけることに長けてる承太郎
・不器用愚直なクソ真面目かとおもいきや実ははっちゃけた一面も持ってることが判明で演技力もあり
「魔術師」のスタンドでもあり(これは関係ない)
職業が占い師でハッタリや小道具扱いには実は慣れてそうなアヴドゥル
(実は第三部序盤では承太郎をハメたこともある)

カモにされやすそうな三枚目ポルナレフがさっさと消えて
イカサマ含みのギャンブルバトルにはこの上ないメンバーが残ってるのはたのもしい

裏を返すとこれだけ戦力が揃ってるということは
そのツワモノ相手にダービー側が最大あと2勝することも考えられる

多分ホル・ホース、残り2栄神、ディオなどはもっと破壊的、バイオレンス的な戦いになるだろうから
その前に静的な戦いの最高峰を見せてくれそう

182 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 16:25:12.20 ID:???.net
最近掲載順がちょっと危ない
9栄神もあと3人でホル・ホースはそのうち1人と組んで登場するだろうから
DIOを合わせてもあと4戦
そろそろ締め方を考える必要があるのだろうか?

しかし聖闘士星矢を終わらせてはじまった新連載
「珍遊記」「てんぎゃん」「幽遊白書」がどれもこれもぱっとしなくて
キックボクサーマモルも打切り直前なのでまだしばらくは安泰といえるか

183 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 18:01:20.18 ID:???.net
ゆでたまごはキン肉マンだけの一発屋だな
まあアレばっかり長くやっていて
そのメソッドから外れたもんを描く能力が退化してしまったんだろう

荒木にも同じことが言える
もうここからはジョジョでスタンドな漫画しか描けなくなるかもしれない

184 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 18:12:46.87 ID:???.net
言葉尻掴んで言った言わないの
水掛け論でやり過ごせるほどスタンドは
甘いもんじゃないんだろうな

根元的には「博打を受けて、負けた」
「だから魂を奪われる」という太いシステムがあって
多少の差異があろうと引っ掛かったら
問答無用で発動するし邪魔は誰にもできない

185 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 18:16:26.58 ID:???.net
>>180
無視するかぶちのめせばっていうのは
ある意味最適解

ただ前者をさせないマインドスキルが
「スタンドに依存しきった雑魚」とは
別格という証明でもあるし
後者を実践すると目の前の敵は片付くが
大手を振ってDIOを探すのが困難になる

186 :奇妙な粗筋書き:2023/02/07(火) 19:20:36.11 ID:06Wvntnz.net
「わたしの名はダービー D’.A.R.B.Y Dの上にダッシュがつく…
 ポルナレフは賭けに敗北した… したがって『魂』はいただく!」
[博打に負けた人間の魂を奪うスタンド 『オシリス神』の暗示 彼の名はダービー]


 第211話
 ジョセフの賭け


彼のスタンド『オシリス神』の力により魂を奪われるポルナレフ
するとポルナレフの魂がそのスタンドの両手で粘土細工のごとくぐしゃぐしゃに潰され、トドメに両手で挟み潰す!!
それと共にその両手からは一枚のコイン…ポルナレフの顔が刻まれたコインが零れ落ちる

「これがポルナレフの『魂』だ………
 早くも一人DIO様のじゃま者を消してやったことになる…… 間抜けなヤツだったがな……」

だがそこにアヴドゥルが声を荒げてダービーの胸倉を掴み上げる!
そもそも賭けに使ったねこはもともとダービーの飼い猫、そのイカサマを責め立てるが当のダービーは涼しい顔で返す

「イカサマ?いいですか? イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北なのです
 わたしはね 賭けとは人間関係と同じ……だまし合いの関係と考えています 泣いた人間の敗北なのですよ
 その腕でそのままわたしを殺すのですか? いいでしょうおやんなさい…この『魂』も死んでいいのならね……」

したり顔で返すダービーに、一行も表情を険しくさせる… 
アヴドゥルは胸倉を掴み上げながら、きさまは無事で帰ることはできないとするが

「1984年の9月22日 夜11時15分 あなたは何をしていたか覚えていますか?
 わたしは覚えている カリフォルニアでその時刻 S・ムーアというアメリカ人がわたしと賭けをして
 "あなたの今のセリフと同じセリフをわたしに言ったのです" "その男がこいつです"」

その言葉と共にダービーは手持ちのコレクション・ブックを開き、その『コインのひとつ』を指す
それは彼が、敗北者の『魂』をコインに収めた、ダービーの幾多もの勝利の記録である・・・

「その下のやつがムーアの父親でとなりが女房です
 ポルナレフの『魂』を取り戻したければ 続けるしかないんですよ わたしとの賭けをね」

(………)
(あ……悪魔だ…この男………)
(……こいつ……ひとりひとりおれたちを………)
微笑を浮かべてそう語るダービーに、一行も戦慄が浮かぶ……

187 :奇妙な粗筋書き:2023/02/07(火) 19:21:34.01 ID:06Wvntnz.net
するとジョセフがテーブルの上に載っているものを腕でまとめて払いのけると
手にしたウィスキーをグラスになみなみ注ぎ、グラスから零れそうなところで止め…

「『表面張力』(ひょうめんちょうりょく)というのを知っているかね?バービーくん」
「ダービーです… わたしの名はダービー
 その酒の表面が盛り上がってあふれるようであふれない力のことだろう?……何をしようというのかね」

「ルールは簡単 このグラスの中にコインを交代で入れていく 酒があふれた方が負けじゃ
 賭けよう わしの『魂』を!」

そう、ジョセフは彼との賭けに挑むことを承諾! だがアヴドゥルもそれを止めようとするがジョセフの意思は固い
賭けの方法も自分で決めた、彼にイカサマはさせんとして、承太郎にもダービーを見張るよう告げる
…勝負の前にまずはダービーがコイン、酒、グラスに不審な点がないかを確認 
彼にも相手のいかさまを調べる権利は当然あるとするジョセフは、同時にダービーが負ければポルナレフを返す保証を問う

「わたしはバクチ打ちだ……… 『誇り』がある 負けたものは必ず払います 負けんがね」
「いいだろう 君からだ コインを入れたまえ」

…この勝負方法、『グラスとコイン』を持ち掛けただけあって、ジョセフにとっては慣れ親しんだ得意ルール
自分の見立てではグラスギリギリにありながら、あとコイン8〜9枚分、余裕はあると見る
もちろん自分の動揺で指が震えなければ、の話ではあるが……

188 :奇妙な粗筋書き:2023/02/07(火) 19:21:52.99 ID:06Wvntnz.net
「コインは一回に何枚入れてもかまいませんかね?」
「どうぞ…一回で入れるならね」

するとダービーは、一度に5枚ものコインをグラスに投入せんとする!?
ゆっくりと…波立たないようにそっと、水面にコインを当て、グラス内部へと一気に落とす!
水面がユラユラと揺らめきながらも…グラスから零れることなく維持

「フフフ あなたの番だ」 ニヤリ
「すごい心臓だ 5枚同時に入れるとは……… わしは一枚にしとこうあぶないあぶない…」

ジョセフの手番となるが…コインを投入しようとするところで
それを横から見ていた承太郎がふと、コインと指の間にあるものに気付く

(じじいのやつ…指とコインの間に脱脂綿を… 液体がしたたり出ている………
 しぼり出して酒をふやしていやがる! オレにイカサマを見張ってろだと?この悪党め…やりやがるぜ!)

ジョセフの方も無事、投入に成功 思わずうなり声をもらすダービー
ジョセフももうこれ以上は入らない、と自身の勝利を確信するが 
むろんそんな様子は一切表には出さずクールにポーカーフェイスを維持

「フー心臓に悪いわい!こぼれるかと思ったわい さ…君の番だオービーくん」
安堵の息をもらしながら、次の手番を示すジョセフだが そんな彼にダービーも苛立ちの形相でジョセフの腕を掴み上げる

「"ダービー"だ…二度と間違えるな! わたしの名は"ダービー"というんだ! オービーでもバービーでもない!」
(ニヤリ! さらにわざと名前を間違えて怒りをさそってやがるぜ このじじい……根っからのギャンブラーだぜ)

涼しい顔で自身の優位に立ちまわる、なんともしたたかなジョセフ
だが今はそのしたたかさがこの上なく頼もしいものであった

<続く>

189 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 19:54:51.84 ID:???.net
いかさまはいいが
その脱脂綿をどう処分する気でいるんだ

190 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 20:04:45.81 ID:???.net
これジョセフ負けそうだな…
優位に立ち回ってる側が負けるのが定番の流れ、というのもあるんだが
なによりジョセフの勝ち筋、「相手が勝ち誇ったとき、そいつは既に敗北している」をジョセフ自身でやらかしてるのがなー…

191 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 21:13:30.71 ID:???.net
>>190
あまで表に感情をだすからで、ジョセフ自身はポーカーフェイス貫いてるけど負けそうだよな

192 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 21:39:06.05 ID:???.net
まあまだ来週で決着はつかんだろ
来週ダービーが巻き返してジョセフがピンチになったところで引き
ジョセフの本当の仕掛けは再来週に披露されると見た

193 :マロン名無しさん:2023/02/07(火) 23:08:40.83 ID:???.net
でも承太郎が美味しいところ持ってくにせよ
それじゃあまり面白いオチになる予感がない

頭の回転が早いのは承知してるが
プロのギャンブラーを悪知恵や技巧で出し抜くような方向性のクレバーさとは別物だし
ポーカーフェイスとクソ度胸で
ごり押しするしかないんじゃないのと

194 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 05:53:06.20 ID:???.net
>>184
いや、答えは出てるよ

>賭けというのは人間の魂を肉体から出やすくする!

最初は能力やリスクを明かさずこれでハメられる
まあスタンド能力と直結してるであろうダービーのメンタルやプライドから考えて
ギャンブルに負けた形でありながら肉体から出やすくなった魂を奪ったりはしないだろうが

いったん仲間や家族の魂を人質にとられた者は
魂を奪われるリスクを知っても勝負を降りられない

猫まで仕込んでおくほどの根っからのイカサマ師だから
人質がどの程度効くかなども含めての駆け引きをしてるんだろうな

>>185
前者をさせないなら後者もさせないだろう

195 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 06:08:09.02 ID:???.net
>>192
ポルナレフをハメたり
他にも今までにおそらくスタンド使いではない富豪やその家族の魂や財産を奪ってることを思えば
テンパランスやダン並にボコボコにされてもいいキャラではあるが

相手をナメてるわけじゃなく
「イカサマまで含めてギャンブル」という自分のスタイルには忠実で
そのスタイルの中ではフェアだから
ボコボコにされるようなカタルシスのはけ口キャラにはならなさそう

>>192
第三部はテンポがいいというか
作者が見せたいことが済んだらあとは実にそっけない
ジョセフのイカサマをさらに上回る何らかのイカサマで
ジョセフが負けて終わりじゃないかな
そんな何ターンもイカサマ合戦するほどタネもないだろうし

「イカサマが得意だと読者もおなじみのジョセフをも手玉にとった」ダービーに
承太郎がどう対抗できるのかが次の見せ場だろう

どうやらアヴドゥルは今回の様子では戦力外っぽいし
(すぐカッカさせられたりとカモにされそうな様子が
実はダービーを油断させる長いスパンの仕込みだったら策士だが…)

196 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 19:06:38.58 ID:???.net
>>194
具体的には?
離れた位置からいきなりアヴドゥルが
鉄も蒸発させる温度の火炎をドバッと撃ってきたら座ってるダービーに処置なしだろ

197 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 19:14:28.62 ID:???.net
スタンドとは別に魂って架空概念が入って
多層的な能力になってるな

魂なんて現実にはないから
こういうもんだと言ったらそうですか
としか言えない
ある意味なんでもありの二重構造だ

198 :奇妙な粗筋書き:2023/02/08(水) 19:36:22.04 ID:IExe78EH.net
*前回までのあらすじ
[ルールは簡単! 酒をなみなみとついだグラスに交代でコインを入れていく! 酒をあふれさせた方が負けだ!
 しかしジョセフはポルナレフを助けるために自分の『魂』をかけているのだ!
 敵は『魂』を奪うスタンド使いなのだ!]


 第212話
 最も危険なポーカー


自らの『魂』をチップにして行われる、ジョセフとダービーの賭け勝負
その勝負は現在、ジョセフの優位で立ちまわっておりダービーも苦々し気に表情を浮かべながら板チョコにかじりつく
今の自分の位置からだと影になってやりにくい、として投入場所を移すが、そんな無駄な努力にほくそえむジョセフ
彼のイカサマにより酒の量はすでにこぼれる限界ギリギリ 表面に触るだけでも溢れてしまうが―――

「『もう酒の表面張力は限界だ…』 『無理だ』と考えているのだろう………?
 "ちがうんだな" それが・・・・・・・・・」

コインを掴む指の間から、ダービーの不敵な笑みが浮かび…それと共にグラスにコインを投入!
もはや表面張力はグラスの上を越えるほどだが……揺らめきながらも、零れることなく維持されてしまう!?
思わずジョセフも驚愕に声を荒げてしまうが、涼しい顔で返すダービー

「イカサマをするような妙な動きはしていない…『スタープラチナ』で見ていたのだ…
 今………こいつは正々堂々とコインを入れた…まちがいなく…」
思わず承太郎の方に目を向けるジョセフだが、確実にイカサマはしていない…
ジョセフも自身のイカサマで、絶対にあと一枚で零れ落ちるように仕向けた 
仕込みは間違いなく完璧、だというのになぜ…!? 狼狽えるジョセフに向け、ダービーが彼の手番を急かす
・・・もはやその動揺から息も荒く、手先も震え――― 次の瞬間、コイン投入と同時にダービーのスタンドがジョセフの魂を奪い取る!?

「ジョースターは賭けに負けたのを自らの心の中で認めたのだッ!!
 だから魂が外に出たッ! ギャンブルはこのダービーの勝ちだ!」

199 :奇妙な粗筋書き:2023/02/08(水) 19:37:10.30 ID:IExe78EH.net
「ポルナレフ………すまない… わしの娘ホリィ………わしはおまえを救えないのか………」

ダービーの言葉を示す様に、表面張力の限界を超えたグラスからはその中身が零れ落ちる
そして『オシリス神』に魂を奪われたジョセフは、その目尻に涙を浮かべて嘆き…
ポルナレフ同様に、ジョセフの魂も一枚のコインとなり果てる―――

「2個だ! さて!ギャンブルを続けよう!
 君らがこの2人をあきらめて しっぽをまいてわたしとの勝負から逃げ出さんかぎりね」

淡々と行われる、ダービーの悪魔のごとき所業に
思わずアヴドゥルも声を荒げて胸倉を掴み上げるが当のダービーは涼しい顔
…すると承太郎は、グラスの底に張り付いた何かに気付く・・・!

「フフフ 気づくのが遅かったな承太郎」
「! そのグラスになにかあるのか?承太郎!」

丈太郎が見つけたのは、グラス底に張り付いた、溶けたチョコの欠片 おそらくはこれがあと一枚コインが入った理由と見る
今は溶けた状態だが、先ほどまでは固体で張り付けられていたであろうチョコ片、ほんのわずかだがグラスを傾けるためのものであり
このチョコが解ければわずかな傾きが平面に戻り、表面張力も力が均一化されコイン一個分程度の余裕が生まれる、というわけだ
さらに言えば、チョコ片が解けるタイミングも太陽の熱で操作し、自分の体で日陰を作り、しかるべき時に直射日光を当てることで溶かすという手を使ったのだ

だがそのイカサマを見破ろうとも、勝負が終われば後の祭り… 二人に向け見下した笑みで返すダービー
そこに丈太郎が、彼の新たな対戦相手として名乗り出る! だが承太郎の指定した『ポーカー』勝負はダービーの最も得意とするルール
アヴドゥルも危険だと承太郎を止めようとする、承太郎自身も目の前の相手が今までのどの相手よりも危険なヤツだといやな汗を滲ませるが
どちらにせよ、二人を助けるためにも勝負のテーブルにつくしかない…

すると承太郎、勝負の前に一つ試したい事が有るとして、ダービーにカードのシャッフルを頼んでみる
カードのシャッフルを終えると、承太郎はそこから一枚、好きな所のカードをめくるように言う

「当ててみよう ハートの6 カードの一番上から順番に言うぞ
 スペードの5、ダイヤのQ、スペードのJ、ハートのA、ダイヤの7、クラブの6、クラブのK、ダイヤの2」

承太郎の宣言は、寸分違わずカードの数字を当ててみせる!? カードを混ぜたのはダービーなのに…!

「カードの一番上から下まで全部言える……
 おれの『スタープラチナ』の目がシャッフルする瞬間のカードのならびを全部見る事ができたからだ…」
「なかなかおもしろいな… だがそんなのはカードを切る時に見えないように気を付ければいいだけのこと………」
「わからんのか? これからおまえがイカサマするのが容易じゃなくなったってことよ それを断っておきたくてな」
「………グッド」

どうやら目の前の相手は、決して楽に勝てる相手ではない…そう、認識を改めるように
ダービーは表情を引き締め、承太郎とのポーカー勝負に臨むのだった

<続く>

200 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 22:01:27.11 ID:???.net
図解を挟んでのトリックは恒例だが
絵柄が洗練されたから見易くなった

201 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 22:05:21.87 ID:???.net
ダービーのスタンドは
あくまでも負けた相手から魂を取るだけ
負かすのは自分の手並みひとつにかかってる

これまでの大部分の刺客の
スタンド能力がヤバいだけで
本体はそれに依存しきったボンクラってパターンのネガ像のようなコンセプトを感じる

202 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 22:07:19.50 ID:???.net
ゲームの達人も勝てなかったか・・・

203 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 22:23:18.80 ID:???.net
頭脳戦でジョセフを出し抜ける奴は今までいなかったからな
ハッキリ言ってこいつ間違いなく今まででトップクラスの強敵だぞ
強さが腕っぷしだけ、スタンドの性能だけでで決まるわけではない、というのも示しているかのようだ

204 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 23:00:24.04 ID:???.net
以前スレで言われてたけど、ジョセフ自身は相手のトリックを見破るのはあんまり得意じゃないんだよな

205 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 23:05:16.55 ID:???.net
騙すのは得意だが騙されるのは苦手なようだな
ってカーズに言った台詞がジョセフ自身にも当てはまるのよね

206 :マロン名無しさん:2023/02/08(水) 23:06:31.65 ID:???.net
>>201
ンドゥールも本体達人だっただろう

207 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 00:50:38.12 ID:???.net
>>197
それも今更すぎるツッコミな気がする

夢の中で戦うスタンドもいるし

個人の頭の中にしかない想像・願望を
現実世界に投影して物質化できるスタンドもいるんだから

208 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 01:01:56.58 ID:???.net
>>201
そんなコンセプトなんてないだろう

逆のように見えて根は同じ

この漫画は一見
特殊能力をどう生かして戦うかという能力バトルのように見えて
実は大部分がそうではなく
作者がやりたいシチュエーションやシーンがまずあって
それを実現するために必要なら特殊能力を導入するという順

能力バトル漫画だと勘違いしている読者からすると
「こんな有利な能力を持ってるのに
使い手が馬鹿すぎて有利さを全然生かさない
むしろ有利さを自ら台無しにしてしまうほど馬鹿」
に見えてしまうことが多いが
ただ作者がやりたいことやってるだけで
能力バトルを期待する読者は勝手に期待して勝手に失望する構図になっている

今回も作者がやりたいギャンブルシーンをやってるだけ
魂を奪うという要素が欲しかったからそこをスタンドに割り振って
戦いに関わる部分はギャンブルという性質上
本体の技量に割り振られたというだけのこと

209 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 02:06:19.74 ID:???.net
>>206
最も異質なやつが約1名ってだけだ
エジプト上陸の刺客第1号ってことで
ちょっと神妙にあらたまってみた感

210 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 02:14:47.95 ID:???.net
>>208
つまり「ジョジョって能力バトル漫画としてはザルだよな」
って批判をかわすために
「最初からそんなもん描こうと思ってねーし!」
と言いたいんだな

211 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 05:37:07.48 ID:???.net
>ダービーは表情を引き締め
警戒させて、よりボロが出にくくするマイナスもあるが
相手のイカサマ選択肢を狭めたり、こっちの能力の高さを見せることで
ハッタリをききやすくするプラスをとったか

しかしこれだけの精度と抜け目無さの承太郎&スタープラチナに
チョコによる傾きを気づかせなかったわけだから
それはダービーの腕前というところか

212 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 05:48:45.60 ID:???.net
>>196
そもそも仮定がありえなさすぎる

人質とられてないのにそんなことをするのは意味がなさすぎるし
人質とられてそんなリスクは冒さないし


>>203
ジョセフはトリックを多用してたものの
局所的に見れば見透かされたり上を行かれてたことはある
ワムウにもエシディシにも

どっちかというと頭脳戦でジョセフを上回る奴がいないというよりは
いざ策がはずれてもさらなる仕込みをしたり発想の転換をしたり
口八丁でごまかしたりすることも含めた粘り強さのほうが
2部ジョセフの強さだろう

今回は主役が承太郎だから(このエピソードでも部でも)
話の都合で粘らせてもらえなかった
もしくは3部ジョセフの老いと見るか

213 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 05:53:08.48 ID:???.net
>>210
別に批判をかわす必要はないのでは?
「能力バトル漫画としてザル」な部分があるのは事実だし

でもそのザルの部分やご都合主義な部分で興ざめになる人は少数派だから
三部が過去の部と比べ物にならない人気が出てるんだろう

214 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 09:11:13.40 ID:???.net
今回の敗因はジョセフ自身の衰えも間違いなくあるだろうが
なにより今回で「前主人公が敗北」と言うのは、もうジョセフがでしゃばる時代ではないというのも感じられたな、戦力的にもメタ的にも

215 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 11:49:38.72 ID:???.net
NOと言えるなんとかというタイトルの話が出てくると予言しておこう

216 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 17:27:18.20 ID:???.net
4部があったら承太郎も噛ませにされるかもな

217 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 17:32:33.58 ID:???.net
ジョセフさん波紋で水をプリンみたいに固められるんじゃなかったのかよ
手に持ってる脱脂綿でこっそり吸い取るとかできなかったのかよ
なりふり構わずできることはあったんじゃないか?

…なんて言うのは映画ドラえもんに「どこでもドアで脱出しろ」とか言うようなものなんだろうな

218 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 17:39:12.76 ID:???.net
ザルじゃない能力バトル漫画って何よ
そもそも能力バトル漫画なんて単語自体聞き馴染みそんなないんだが例えばジョジョの他に何があるんだ
(超能力で戦ってるのは同じだけどドラゴンボールは明らかに別種だよな)

219 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 17:54:14.00 ID:???.net
>>217
波紋法はなかったことにしてくださいの一語に尽きる

220 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 18:01:01.42 ID:???.net
>>218
超能力モノの方が馴染み深いかな
バビル2世とか超人ロックみたいな

固有の一発芸で丁々発止ってノリなら
忍者の出てくる小説あたりまでさかのぼる
そういえば相原コージが忍者漫画の
泥臭さをオシャレな現代風に変えたのが
超能力モノの実態と分析してたな

221 :奇妙な粗筋書き:2023/02/09(木) 19:12:36.24 ID:???.net
 第213話
 イカサマの罰

[SECURITY SEAL<セキュリティー シール>
 製造元の品質保証シール このシールがやぶられていないということは
 カードに触った者はだれもいない という事である]

セキュリティーシールの封を切り、まずはトランプにイカサマの仕込みがないかを確認する承太郎
ダービーはその様子を見ながら、傍にあった辞典をパラパラとめくっており…

(ページ数は…538…540… いや…556ページ) 指を止めたページは、見ていないにもかかわらず正確にその数字を当ててみせる!
(ニヤリ!今日も絶好調だ… 触れているだけで上から何ページ目かわかる…
 承太郎のスタープラチナはたしかに目はいいかもしれない しかしこのダービーは指で覚える事ができる!
 シャッフルしても何番目にどのカードが行くかわかるのだ!)

    オープン ザ ゲーム
「OK! OPEN THA GAME!!」
    ゲームを始めよう!

カードの確認を終え、ここにダービーと承太郎のポーカー勝負が幕を開ける!!
まずは互いにカードを一枚引き、ディーラーを決める ここはダービーが取りディーラーの権利を獲得
シャッフルを終え、互いにカードを配るダービー 
承太郎に一枚、自分に一枚、承太郎に一枚、自分に一枚、承――― その指をスタープラチナの腕がへし折る!?

横で見ていたアヴドゥルも突然の承太郎の凶行に困惑 指をへし折られたダービーも苦悶の声が洩れ出る中、承太郎が告げる
「言ったはずだ これからの"イカサマ"は見逃さねえとな」
承太郎の指摘と共に、配っていたカードに目を向けると、カードの山の二番目のカードが山からずれているのが確認できた

「この2番目から出ているカードは…… 今おれにくばろうとしたカードだ
 上から1枚ずつくばるように見せていて 実は上から『2番目』のカードをくばろうとしたのだ
 つまり一番上のカードは自分のところに来る   一番上のカードで10のスリーカードが出来ているじゃあねーか」

*セカンド・ディール
[このテクニックを『セカンド・ディール』という
 カードは上から順にくばるものという心理的盲点をついて 実は2番目のカードを配る高等テクニックだ
 熟練者によるなめらかな指の動きでくばられると 人間の目ではセカンド・ディールをとらえることは不可能
 しかもこの男 ダービーはどのカードがどこにあるか記憶できるのだ]

222 :奇妙な粗筋書き:2023/02/09(木) 19:13:12.25 ID:+3xW452t.net
平然とイカサマを仕掛けようとしたダービーには承太郎もやれやれと漏らしつつ
これではディーラーを彼に任せるわけにはいかないとして、無関係の第三者を使うことに
…指をへし折られたダービーも表情をゆがめながらも、自分のイカサマを見破った承太郎に称賛の声を上げる
同時にそれは、どこか心の中で承太郎への侮りがあったダービーを完全に本気にさせたことも意味していたが―――

「1986年5月17日以来の大勝負だ…あの時は真山祥造という日本人から 東京にある8つの不動産とやつの『魂』を奪い取った
 やつは金持ちだったが本当に強い男だった・・・

 わたしはDIO様のために闘いに来たのではないッ!
 生まれついての『賭け師』<ギャンブラー>だから闘いに来たのだッ!」

するとダービーはポルナレフ、ジョセフのコインを宙へと放り投げると
そのコインを彼のスタンド『オシリス神』が切り刻み6つのコインへと分割させる!

「『魂』をそれぞれ6個のチップに分けた…!
『ポーカー』とは自分のカードが相手に負けるかもしれないと判断したらゲームを降りてもいい賭けだ………
 つまり一回ごとに参加料を払うからチップが2枚では勝負にならないのだ…
 チップを6個とりもどして はじめて『魂』をひとつ取り戻すことにする!いいね………
 さて!承太郎 賭けをするなら君の方にもチップを渡したいと思うが "まだ例の言葉を聞いてなかったな"」
「……… いいだろう………おれの『魂』を賭けるぜ」「グッド!」

こうして承太郎とダービーのポーカー勝負が本格的に幕を開ける 果たしてその勝負の行方や如何に…!

<続く>

223 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 19:20:59.00 ID:???.net
さあ始まった

224 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 19:22:11.43 ID:???.net
非スタンド使いでも
「手強かった」と評することができる
下地がある
フェアというのとは違うが

225 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 19:50:44.46 ID:???.net
ダービーは日本に不動産持ってる
大金持ちなんだな
純粋な資産でいったらDIOより上かもしれない
それでいて刺客やってるのはなんでだろう
スリルのある博打を楽しみたいなら
別に名うてのギャンブラーでもない
ジョースターを特別視する必要もない

下手したらスタンドでボコられるかも
ってペナルティにシビれるっていうなら
マゾの変態だな

226 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 19:53:12.04 ID:???.net
確実にDIOとも勝負してそうだが
そっちに勝ちに行かないで言いなりになってるあたり
退屈している戦闘狂を気取ってるが
ヒョウやカイオウには挑戦してない
羅将ハンみたいな違和感がある

227 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 20:00:58.85 ID:???.net
>>225
実際ポルナレフなんか知ったことか
って3人がかりで武力行使に来られたら終わりだったからな
いや、それどころかここで承太郎に勝っても
ギャンブルじゃ絶対勝てないと悟って開き直られたアヴドゥル一人相手でも十分やばいんだわ

228 :マロン名無しさん:2023/02/09(木) 21:36:58.27 ID:???.net
そういう点でジョースターのモラルを
信頼しての人質作戦というのもある
DIOみたいな奴には通用しない前提

229 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 01:50:25.01 ID:???.net
指どころか首をへし折られても
「イカサマを見破った」という正当な根拠がある限り文句は言えないわな

ただ何にせよ魂を戻さなきゃポルナレフやジョセフはそのまま死ぬし
戻せるのはダービーだけだから
どこまで行っても最低限のセイフティはかかってる

230 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 01:54:30.81 ID:???.net
「イカサマを見破ったから俺の勝ちだ!
 ギャンブラーの誇りがあるなら負けを認めろ!」
って言い張ってたらどうなってたんだろうな

231 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 01:55:29.42 ID:???.net
指の感覚でページを当てるとか
セカンド・ディールとか人間業の範疇で
凄みを見せるのは
何かにつけてその手の演出に
人外の化け物の体質やら超能力を持ってくる
ジョジョのカラーにしては異質な具合で新味がある

232 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 01:57:23.79 ID:???.net
実際これがヤクザの賭場なら
問答無用でゲームセットからの処刑ルートだな
本当に慈悲深い承太郎

233 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 06:20:11.29 ID:???.net
言い張るまでもなくヤクザじゃなくても
イカサマ見破ったらその時点で勝ちが当たり前だよな

最低でもジョセフかポルナレフのどっちかの魂戻らなきゃフェアじゃないよな

234 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 06:28:17.41 ID:???.net
>SECURITY SEAL
>セカンド・ディール

こういう描写がもっともらしさを増すいい演出だな
かといってドップリとギャンブルにまつわる道具立てを解説していくわけでもなく
やりたいことを引き立てる程度にとどめてるのがこの作者らしい

>自分のイカサマを見破った承太郎に称賛の声を上げる
恨みより相手への公正な評価と自身の驕りの反省が先立つのは
キャラが立ってるな
意地悪く言えばこのダービーのギャンブラー根性を描くために
話の都合でイカサマ見つかった展開にされてしまったとも言えるが

>つまり一回ごとに参加料を払うからチップが2枚では勝負にならないのだ…
しかし指を折られる前にもうポーカーは始まってたわけだが…
事前にチップを増やしてなかったな
どうするつもりだったのか

まあこういうところもこの漫画の良さというか
ストーリーや場面の流れの自然さよりも
読者が受け取る読みやすい情報提示の順序のほうを優先させてるな

235 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 06:47:14.99 ID:???.net
>>231
今回は実際のギャンブルを題材にしたかったから
その制約上そうならざるを得なかったせいだろう

スタンド能力のおかげでギャンブル強くても全く面白みないわけで

>>230,232
それで終わると漫画にならんしなw

とはいっても2部ジョセフのように口八丁で状況を有利にするのもまた
ダービーにとってのギャンブラーとしての強さに含まれてるだろうし
むしろイカサマ1回バレただけで全面降伏してしまう方が
ギャンブラーとしての誇りも資質も欠けてるんじゃないかな

>>227
人質が効くかどうか
人間を見る目も含めてのギャンブラーだろう

>>225
>別に名うてのギャンブラーでもない
いわゆる定番のギャンブルに長けて慣れてるかどうかは問題にしてないだろう
猫がどっちのエサを先に食うかという即興でも成り立つようなものにも
スリルを感じてるわけだし
承太郎への今回の評価からしてもギャンブルスキルよりは
もっと根本的な意志の力や対応力などの総合力を問題にしてるわけだし

236 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 07:04:00.69 ID:???.net
>>226
詭弁もダービー的なギャンブラーには必須のスキルだからな

本心は怖気づくなり圧倒されるなりで勝負避けてたり
実はすでに負けてるが再戦せずにいるかもしれないが
うまく自分をごまかしてる可能性はある

>>217
劇場版ドラは便利な道具が使えない理由を用意してあることもある
空き地に老いてたどこでもドアが燃やされてたり

それになりふり構わなきゃいいってものでもない
イカサマしてもバレたら当然駄目なわけで

>>218
特殊能力がらみのバトルは昔からないわけじゃないだろう
山田風太郎の忍法帖もの(小説)から派生したっぽい忍者モノとか
ジャンプだとブラック・エンジェルズなんかは当初は仕事人風だったのが
超能力バトルものになってたし

>ザルじゃない
そもそもザル扱いしてるのはただ狭量なだけのケースが
このスレではほとんどだからなあ…
ツッコミとしてただ無粋なだけというか

237 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 07:33:01.37 ID:???.net
>これではディーラーを彼に任せるわけにはいかないとして、無関係の第三者を使うことに

ダービー「ところでコイツは私の息子さ」
ダービーの周到さからこれくらいは仕込んでてもおかしくないかも
と言うか店事態ダービーの手の物で、負けそうになったら客が総出で条太郎達に襲いかかって…
あ、ダメだ。暴れん坊将軍にしかならんw

238 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 08:23:10.15 ID:???.net
さすがにそれは…

と思ったが自分の猫が近所をうろついてるわけだから
この場自体への仕込みは普通にありえる

しかしもし誰を選んでも大丈夫なくらい人員を配置してて
しかもダービーに有利にカードを配れる(=承太郎に気づかれない、かなりの技術力が必要)のだとすると
ダービーの印象がずいぶん変わってしまう

孤高のギャンブラーのイメージが
高度に訓練されたメンバーを多数抱えたイカサマ団のボスになってしまう

239 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 18:12:17.41 ID:???.net
ポーカー勝負なら毎度のミラートリックも来そうだな今回
ダービー側が鏡越しに合図を送る取り巻きの手で優位に、と言うのはこの手の賭け勝負では定番のところだろうし
スタープラチナ自慢の観察力なら、ダービーの瞳に写った手札をも読み取れる!とかやれても不思議はなさそう

240 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 18:35:48.32 ID:???.net
最低でもバブル時代の東京の不動産8個(多分それぞれが億単位しそうだ)持ってる大金持ちなら
周囲の人間全員グルぐらいやってもおかしくないかも

241 :奇妙な粗筋書き:2023/02/10(金) 19:17:47.16 ID:???.net
 第214話
 イカサマとハッタリ

[『ポーカー』!
 くばられた5枚のカードを一度だけ交換して 相手よりいい役をそろえようとするゲーム
 しかしゲームに『賭け』の魅力が加わると 一変して複雑な心理戦が始まるゲームでもある!
 ポーカーフェイスとは 相手に気持ちを読まれないための表情なのだ!!」]

「承太郎 おまえのその白いチップはたったの6個でおまえの『魂』だ
 よおーく思案して勝負にきてくれよ」

・・・ディーラーに選ばれた現地の少年も、ダービーの言葉と二人のただならぬ雰囲気に戸惑いが浮かぶが
不安がる少年の様子に気付いたアヴドゥルが少年の肩に手を添えて心配はないとフォローしてくれた
ひとまずダービーは二枚、承太郎は三枚手札をチェンジにチップを一枚 
ダービーも承太郎への揺さぶりのような言葉を投げかけ、様子見としてさらにもう一枚

(降りなければワンゲーム最低3コ必要なのか・・・・・・)

勝負が成立し、互いの手札を開く二人 
その結果承太郎は8、9のツーペア ダービーはJ,Qのツーペア 
ダービーが勝利をおさめ、得意げなニヤケ顔でテーブルのチップを総取りしてしまう
承太郎のチップは残り三個、早くも追い詰められる承太郎だが… 動じることなく次の勝負に挑む承太郎

[NEXT GAME<ネクストゲーム>だ くばってくれ」
「フフ ネクスト・ゲームではなくてひょっとするとこのゲームが最終<ラストゲーム>かもな」

そう返しながらダービーが配られた手札を覗くと…すでにKのスリーカードが出来上がっている!
早くも圧倒的な優位に立つダービーだが、むろんそれを表に出すことなくここは一枚チェンジのチップを支払い……
ふと、そこで承太郎の方が配られたカードに手を付けていない、伏せられたままのカードに気付く

242 :奇妙な粗筋書き:2023/02/10(金) 19:19:10.00 ID:???.net
「どうした?承太郎 早くそのカードを見てチェンジするか降りるか決断してほしいな」
「……… カードは……… "このままでいい"」

そう返す承太郎には、さすがにその場の一同も面食らってしまう
伏せられたままのカードで勝負をしようという承太郎には、ダービーも声を荒げるが
ダービーの問いには一切応えず、ただこのままでいい、と返すのみの承太郎・・・ するとさらに承太郎は―――!

「残り三個に加えて アヴドゥルの……… 『魂』を全部賭ける!」
中身を見てもいないカードを勝負手に、承太郎はアヴドゥルの魂まで全賭け!? 

「ダービー…君は冷静<クール>な男だ 実に計算された行動をとる パワーは使わないが真に強い男だ…
 わたしは賭け事向きの性格をしていない…けっこう熱くなるタイプだからな 勝負すればわたしは負けるだろう
 しかしこの承太郎を信じている… この伏せてあるカードにどういう意味があるのかは知らないが
 承太郎に賭けてくれと頼まれれば信じて賭けよう… わたしの『魂』だろうと何だろうと」

アヴドゥル自身、承太郎に戸惑いが浮かびながらも、彼を信じその勝負を見守ることとする…
流石にその姿にはダービーも少々困惑気味の苦笑いを浮かべながらも、ディーラーの少年にチェンジの一枚を急かすが
・・・引いたカードはK、これでダービーの手札はKのフォーカードが完成してしまう!?

(……… ダービーさん あなたの言いつけ通りくばりました…
 この日本人のお兄さんにはなにもそろってないブタ<役無し>のカードをくばりました
 ぼくの腕は絶対です あなたの勝ちです まちがいありません)

そう、承太郎らが無作為に選んだと思われた少年もまたダービーの手のものであった!
正確に言えば、この店その物、ここから視界に入る全員がダービーの仲間である、誰を選ぼうが承太郎の負けは確定…
カードを見もしないという承太郎の行動にはダービーも一瞬面食らうモノのすぐに冷静さを取り戻し
その行動をブラフ(ハッタリ)と断じ、その化けの皮を剥がすためにも手持ちのポルナレフのチップに加え
さらにジョセフの六枚をレイズ<上乗せ>! 計十五枚ものチップを場にその場に展開する
だがそれにはアヴドゥルも狼狽の声が洩れる、なにせ承太郎の方はもうその勝負を受けるだけの上乗せするチップがないが…

「"ない"だって? "あるじゃあないか"?
 ま…ちょっとした証明のために一筆かいてくれればいいのさ それで私のスタンドは動くことができる
 入院している花京院の 『魂』があるじゃあないか!」
「何!………」

243 :奇妙な粗筋書き:2023/02/10(金) 19:19:52.71 ID:???.net
(さあ!ビビるぞ どんどん自信を失うぞ! その冷静な態度がくずれていくのが見える!
 このダービーにハッタリなどかましやがって
 そのポーカーフェイスをゲドゲドの恐怖づらに変えてから敗北させなきゃあ気がすまん!)

―――が、そんなダービーの目論見と裏腹に
承太郎は迷いなく花京院の『魂』も上乗せ!? 逆にダービーの方が驚愕にその目を見開く…!

「おい承太郎 今何をしたんだ!?」 さらに承太郎は、いつの間にかその口にたばこを咥えている…!?
「……… 何をしたって……… なんのことかな………」 声を荒げるダービーに向け、承太郎は涼しい顔で返して見せる
「いまたば……… うう!う…」「どうかしたのか?気分でも悪いのか………」

ダービーにすら気づかない一瞬で、たばこを咥えてみせた承太郎の姿
まさかそのスピードをもって、伏せたカードにも何か細工をしたのか…!?

<続く>

244 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 20:48:47.25 ID:???.net
サブタイトルで承太郎の策がハッタリでしかないというネタばれになっている罠w

245 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 23:54:27.21 ID:???.net
承太郎、久々の喫煙シーン

246 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 23:55:54.91 ID:???.net
荒木飛呂彦はデビュー作がポーカー勝負だったな
雰囲気優先でイカサマのギミックとかは
全然掘り下げてなかったが

247 :マロン名無しさん:2023/02/10(金) 23:57:42.77 ID:???.net
これが福本マンガなら延々と心理戦描写が続く

248 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 00:00:13.70 ID:???.net
ジョースターが通りかかって尋ねてくるとも限らないのに
随分な力業だがダービーは金持ちだから
別に人件費は気にせんでいいのか

249 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 00:02:02.29 ID:???.net
負けたら終わりなんだから
なんだってやる腹は決まってるな
アヴドゥルも自分がやってやると言わずに
承太郎の作戦に命を賭けるとは見上げたもんだ

250 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 04:27:23.31 ID:???.net
>>244
問題ない
ハッタリが見せ場なんだから

ハッタリは底が割れてては成り立たないが
スタープラチナの性能をチラつかせることで
100%無策のハッタリオンリーでない可能性が残るところまで含めて
ハッタリが上手い

251 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 06:04:44.24 ID:???.net
知らんところで命の危機に晒されてる花京院かわいそう

252 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 06:31:10.77 ID:???.net
>わたしは賭け事向きの性格をしていない…けっこう熱くなるタイプだからな 勝負すればわたしは負けるだろう
>しかしこの承太郎を信じている… この伏せてあるカードにどういう意味があるのかは知らないが
>承太郎に賭けてくれと頼まれれば信じて賭けよう… わたしの『魂』だろうと何だろうと

99%ないだろうけど
こうやってギャンブルも不向き、イカサマをするのも見抜くのも不向きっぽいことを表明し
態度でも表してるアヴドゥルが
実は承太郎のカードに何かイカサマ仕込んだ張本人だったらスゴい演技力だな

>さあ!ビビるぞ どんどん自信を失うぞ! その冷静な態度がくずれていくのが見える!
>このダービーにハッタリなどかましやがって

あれだけ油断や軽視を捨てて本気になったようなこと言ってたのにこのメンタリティとは安っぽいな…
まあこれも敵側の策が効かなかったことをしっかり印象付ける話の都合だから仕方ないが

ジョセフ自身も該当してしまった「勝ち誇ったやつはもう負けている」ってのに
早くもダービーが該当してしまった

ここであともうひと踏ん張り、ダービーらしい誇りや粘りを見せることができるかどうか

253 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 06:42:56.73 ID:???.net
>知らんところで命の危機に晒されてる花京院かわいそう

勝手に第三者の魂を賭けさせても勝てば魂を無抵抗で奪えるのなら
悪用すればとんでもないチートだな

ダービーの場合魂奪うことよりギャンブルのほうに重点を置いてるから
無力な関係者を罠にかけてチート勝ちみたいなことは
ギャンブラーのプライドにかけてしないだろうけど
たとえばミュージシャン貞夫氏をハメて承太郎の魂を奪うということも
能力的にはできてしまう

254 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 06:49:54.54 ID:???.net
>ここから視界に入る全員がダービーの仲間である、誰を選ぼうが承太郎の負けは確定…

危惧はしてたがやっぱ
孤高のギャンブラータイプじゃなく
イカサマ団を率いるボスタイプになってしまったか

でもルパンや20面相も部下を有効利用して事を成し遂げたり危機を脱出してるから…

255 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 07:48:58.98 ID:???.net
>>253
DIOの魂をダービーに賭けさせて勝てば
第3部 完!!

256 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 10:54:48.22 ID:???.net
その場にいない人間の魂も賭けさせられるって一見チートのようで諸刃の剣だな
逆に言えば相手のチップとして認めなければいけないってことなんだから

257 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 14:35:43.61 ID:???.net
ダービーさんここまでイカサマしかしてないのだけど
本当にギャンブラーの誇りがあるのだろうか

258 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 15:15:30.53 ID:???.net
一応五枚入れの時は間違いなくガチだろうし…
あのシーンだけ見てもサマ頼りじゃなく、しっかりと度胸もあるギャンブラーとしての顔も書けてるとは思う

259 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 17:04:41.00 ID:???.net
>>256
ダービーはイカサマも含めてギャンブルの強さだと考えてるわけだから
自分なりの誇りは貫いてるだろ

イカサマのための自身のスキルも高めているし
視界全部自分の息がかかった者で埋めるという
桁違いの仕込みのコストも惜しまない

それに加えて>>258の言ういざというときの度胸や勝負勘もある
アヴドゥルのコインまで賭けたから勝ち切るにはそれで充分なのに
プレッシャーかけるためだけに
花京院にまで話を広げる発想力というか引き出しもある

今回は承太郎に全然効かなかったから
ただの引き立て役にしかならなかったけど

260 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 17:29:55.18 ID:???.net
今回花京院までコールしてその決着を次回に先送りしたということは
次回ただ結果発表じゃなくもうひと波乱あるはずだが
今回

承太郎がアヴドゥルまで賭けるハッタリ(承太郎の攻勢)

ダービーが花京院まで賭けざるを得ないレイズで脅す(ダービーの攻勢)

承太郎が平然とコール(承太郎の攻勢)

次またダービーが何かするターンか

ハッタリにしか見えない承太郎の心理を
ギャンブルとイカサマのプロとしての年季で切り崩していくのを見せるか
はたまた承太郎のハンドを読者に明かして
承太郎側がどうしのぐかを見せる倒叙パターンを今更やるか
(これだと承太郎が追いつめられるれる側の見せ方になる)

どっちにしてもダービーに何かもう一段階見せ場がないと
承太郎のブラフひとつで負けてしまうようなら
それで不動産をいくつもかっさらったり
富豪を家族を含めゴッソリ魂奪ったりした今までのギャンブル歴が
どれだけ生ぬるかったんだということになってしまう

おそらく無いだろうけど
承太郎がいまの状態からイカサマをしてそれをダービーが見抜いた場合
見抜かれた承太郎側のチップは全部奪われるのか
それともいったんベットが無効になるだけで済むのか

ダービーのイカサマ見抜いたときにはそもそも賭け描写がいいかげんだったが
あのときダービー側のものを奪ってないから無効になるだけで済みそう

261 :奇妙な粗筋書き:2023/02/11(土) 19:39:58.70 ID:nX+LL1sk.net
 第215話

 コール  ドロップ
 賭けるか 降りるか

丈太郎とダービーのポーカー勝負は互いに手持ちのチップを全賭けの大勝負の様相となる
承太郎の方は自分の魂に加え、アヴドゥル、花京院の魂まで賭けの対象となり、後がなく追い詰められた承太郎だが
逆にダービーの方が追い詰められたかのように、狼狽える表情が浮かんでしまう

ディーラーを任された少年(実はダービーの手先)も、思わず不安げな眼差しをダービーに送ってしまう
そんな少年にダービーも心の中で罵声を浴びせつつ、状況を整理させるためにも自分の手札を確認
現在ダービーの手札はKのフォーカード これに勝てる手札は数えるほどしかない、トップクラスの強役
承太郎の伏せられたカードがブタ<役無し>なら、これを全部すり替えなくてはならないが…

(いくらスタープラチナがとてつもなく素早い動きができるとしても 1枚ならともかく5枚とも全部を……
 このわたしにまったく気づかれずにすり替えられるだろうか? ズバリ!"できるわけがない"ッ!
 5枚全部をこの百戦錬磨のダービーの目にふれずにスリ変えられるわけがないッ!

 よお〜〜〜し承太郎!勝負に出てやろうじゃないかッ! タバコに火をつけるなどと無駄なハッタリをしおって……)

ダービーが勝負を決断しようとした矢先――― いつの間にか承太郎の傍にはジュースまで置かれている!?
一度ならず二度までも自分の目を欺いた小細工をして見せる承太郎には
ダービーも怒りの声を上げながら、勝負に―――

「待ちな……おれの『レイズ』<上乗せ>の権利がまだすんでないぜ……」
「 え っ !? レレレ レレレ レレレレ 『レイズ』だとッ!もう賭けるものがな…!?」
「『レイズ』するのは おれの母親の『魂』だ」

「 な に ィ イ ー ッ ! !」

母親の魂を賭けの対象とする承太郎には、ダービーもアヴドゥルも驚愕の声を上げてしまう
狼狽えるダービーに向け、立ち上がる承太郎はさらにこう続ける

「おれはおふくろを助けるためにこのエジプトに来た だからお袋は自分の魂を賭けられてもおれに文句は言わない!
 だがダービー… おまえにもおふくろの魂に見合った"もの"を賭けてもらうぜ
 それはッ! てめーに DIOのスタンドの秘密をしゃべってもらう………」

承太郎の要求するその『対価』に、ダービーも目を見開き恐怖にその身を震わせる…
その態度からアヴドゥルも、彼がDIOの秘密を知っていると確信するが
だからこそ承太郎が伏せているカードの中身にも不安げな様子が浮かぶ アヴドゥルにはそのカードが強役であると信じる他ないが…

262 :奇妙な粗筋書き:2023/02/11(土) 19:40:32.75 ID:???.net
一瞬にして、追い詰める側と追い詰められる側が逆転したポーカー勝負
恐怖の脂汗をにじませるダービーに向け、承太郎は堂々と言い放つ!

「さあ!賭ける<コール>か! 賭けない<ドロップ>のか! ハッキリ言葉に出して言ってもらおうッ! ダービィー」

思わずダービーも手札をあらん限りの力で握りしめる
嗚咽まじりの唸る声で、その身を震わせるダービーの次の言葉を、少年もアヴドゥルも緊張の面持ちで待ち構え―――


 ヒイイイイイイイイ言ってやるゥゥゥゥおれは最強のバクチ打ちだァァァァァァ
 受けてやるゥゥゥコールしてやるうゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
 コール!コール! コール!コール! コール!コール!

 コール      コール  コール
   コール  コール     コール
  コール   コール   コール   コール

 コールと言うぞォォ〜〜〜っ


「コ・・・ う う・・・ コ・・・・・・・・・ う・・・ううう・・・・・・・・・」
手札をあらん限りの力で握りしめながらも…ダービーはコールの宣言を絞り出すことが、どうしてもできなかった―――
その極限状態のプレッシャーにより、ついには白目を向いて立ったまま気を失ってしまうダービー
そしてダービーが倒れると同時に、ポルナレフ、ジョセフの『魂』が解放!無事その魂が肉体へと戻る!!

「あまりの緊張で気を失ったな…そして心の中でこいつは賭けを降りた!
 負けを認めたから皆の魂が解放されたというわけか…」

倒れたダービーの傍らに落ちていた手札から、彼のカードがKのフォーカードであることに気付いたアヴドゥル
勝負も付いたことでアヴドゥルは承太郎の伏せられたカードを確認し・・・
その中身にアヴドゥルもディーラーの少年もあ然、二人とも思わず腰が砕けちゃう というのも―――

「や…やっぱり くばられていたのは ブタだァ〜〜〜ッ」
「いくらスタープラチナでもダービーほどの男の目を盗んでイカサマは不可能だ
 ビビらせておろす作戦は成功したようだがブタだったとは… やれやれ もし知ってたらゾッとしたゼ」
「……ゾ…ゾッとしただと? 承太郎きさま…ブタのカードにあそこまで賭けたのか・・・・・・ウグッウグッ」

263 :奇妙な粗筋書き:2023/02/11(土) 19:41:20.95 ID:???.net
……倒れたダービーは気がふれてしまったかのように笑い声を上げながら
自身のコインコレクションから全ての魂が解放 頭上を飛び交う魂たちにダービーも狂った高笑いを上げる

「イヒヒヒヒ ヒヒヒヒヒヒヒ ヒヒヒヒヒ
 そおーれッ!みんな〜〜〜〜いっしょにマージャンやろーよおー
 バックギャモンも楽しいしサイコロもスリルあるよ〜 ぼくが一番だろーけどさぁー」
「やつのコレクションもあの世に放されたようだ
 承太郎 どうやらこの様子ではヤツからはもうDIOの秘密は聞き出せないな…」
「……… しかし強敵だった………
 たったひとりでおれたち4人を一度に倒そうとしたんだからたいしたヤツだぜ…」

どうにかこの危機を切り抜ける事が出来たジョースター一行
自分たちを全滅寸前のところまで追い詰めた強敵、ダービーの手腕には承太郎も感嘆の声をもらすのであった


[ダービー・オシリス神・再起不能<リタイヤ>]
←TO BE CONTINUED・・・

264 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 20:05:00.49 ID:???.net
花京院の名前が出たことで
実は花京院はもう復活していて裏から承太郎の勝利に噛んでいる(遠距離から不定形で動けるハイエロファントはイカサマに向いてそうだし)
展開もあるかと思ったが本当に名前だけだったか……

265 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 20:05:41.75 ID:???.net
アホになったか
プライドが好きだったから残念

266 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 20:13:06.47 ID:???.net
結局オシリス神の能力は人間の魂をチップにするだけだったのか
ダービーがギャンブラーだからこんなスタンドが宿ったのだろうか
オインゴボインゴにオシリス神が宿っても使い道がないよな

267 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 20:17:26.79 ID:???.net
オインゴ兄貴は結構芸達者だから
オシリス神実現したらギャンブルやイカサマの腕を磨くだろ

268 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 21:10:08.94 ID:???.net
ダービーは命くらい賭けそうなイメージがあったが…
DIOのスタンドの秘密だけで精神崩壊するほど追い詰められるとは、死よりも恐ろしい秘密ってことなのか。
それとも命を賭けるほどの狂気を持っていなかっただけなのか…
まあでもDIOのスタンドの秘密を知る程度には信用されてたから、エンヤ婆くらいにDIOに近しい存在だったってことかな。

269 :マロン名無しさん:2023/02/11(土) 22:48:07.90 ID:???.net
それだけDIOが恐ろしいって表現だろうな

上でも言われていたがそもそも
いつ仲間を犠牲にしてもやむをえんって武力行使に出られる可能性がある以上
ギャンブルなら100%勝てる自信があるにしても命がけなんだ

270 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 00:59:40.78 ID:???.net
>>269
>武力行使に出られる可能性がある以上

大負けしてもう失うもののない相手の自暴自棄は
ギャンブル勝者にはつきもの

富豪や資産持ちから財産や魂を巻き上げまくってるのに
暴力団やマフィアからの報復を受けた様子もないようだから
そういったリスクを極力減らせる能力も含めて
ギャンブラーとしての強さなんだろう

今回で言えばギャンブルに不向きなアヴドゥルだけが残されれば
ギャンブルでみすみすカモにされるよりは実力行使を試みるだろうけど
先にアヴドゥルの魂まで賭けさせてるからそのリスクはなくなっている

271 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 01:06:25.99 ID:???.net
漫画としては面白かったから全く問題ないけど
冷静に考えると
いくらDIOの秘密バラすことが恐ろしいとはいっても
承太郎のレイズで潰れてしまうというのは凄腕ギャンブラーとしてあまりにマヌケだな…

形としては
持ちチップが多い有利さにあぐらをかいてレイズでプレッシャーかけたのを
同じことやり返されただけでこのざまだからな
同じことをされるという想定すらないのも甘すぎるし
なんならお得意の「本来の勝負以外の部分で有利に立つ」イカサマ的なあがき方だって
いくらでもあっただろうに

しかもその場にいない奴の魂もありという選択肢を広げてしまったのはダービー自身

272 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 03:10:07.23 ID:???.net
シリアス持続させて逃げ切ったのは
ンドゥールだけか

まあクワガタじじいとか呪いのデーボも
落ち着きがないだけでキャラ崩壊はしちゃいないが…

273 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 03:14:06.92 ID:???.net
DIOがスタンドの秘密を雇われ者の子分に 語って聞かせるとも思えないし
ダービーはホル・ホースのような体験をして
独自に正解を求めていたといったところか

だが別にそれを語ろうが
DIOにバレるかは別問題だな
ネタバレしてようがジョースターたちは全滅し
さてはダービーがと目星をつけられて
報復されるとでも考えたか?心配性がすぎる

274 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 03:17:24.56 ID:???.net
承太郎からは強敵と認定されているし
事実直接的に暴力を用いず王手をかけてきた手並みは斬新かつ有効だった

キャラ描写でシリアスが続かない
性分というか染み付いてしまった手癖で
だいぶ損してる印象

275 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 04:52:40.49 ID:???.net
手癖や性分というよりは
人気漫画にするための雰囲気コントロールの部類だろう
2部まではシリアスが続かないなんてことはなく
特に決着時はこちらがわの勝ちにせよ負けにせよシリアスさはあった
3部は編集者に陰鬱になりすぎないようにとでも言われてるんじゃないの?

やろうと思えばンドゥールみたいなのは描ける作者だが
他にDIOへの心酔を感じさせるキャラは
これだけ「DIO様のため」とか言ってるキャラが多い中で
他にエンヤ婆くらいしかいないというのは逆にすごいことだな

そのエンヤ婆も
DIOに殉じるしおらしさより
死に様のグロさと新しい敵の能力の脅威を見せる方が先立ってたし

276 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 06:10:53.01 ID:???.net
>たったひとりでおれたち4人を

そういえばイギーは?

277 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 09:30:00.20 ID:???.net
おれの膝の上でねてるよ

278 :奇妙な粗筋書き:2023/02/12(日) 19:02:11.22 ID:???.net
 第216話 
 新コンビ誕生

アスワンからカイロへと到着した一機の飛行機
カイロに降りた乗客の一人…どこか見覚えのある後姿の男がスーツケースを手にタクシー乗り場へ直行するが
マナーの悪いチンピラたちに横入りされ、下卑た笑みを返すが… 男は問答無用でチンピラの耳に発砲!
悲鳴を上げるチンピラを無視してタクシーに乗り込むその男は、DIOの刺客の一人、ホル・ホースであった
タクシーが走ってからしばらくして…ホル・ホースは何やら手持ちのスーツケースに向け声をかける

「……… 今からトランクのフタを開けるが…… まぶしくて目を傷めねーように気をつけな…いいな?」
「え?何か言いました?お客さん」
「おめーに言ったんじゃあね―――っ…… 黙って前見て運転しな………」

そして中を開けると…そこには口元を塞がれ両手を縛られた少年
予知のスタンド能力『トト神』の使い手、ボインゴが収められていた!

「ボインゴ おめーがあまりにもいやがるから無理やりこーやって飛行機に乗せるしかなかったんだぜ……」
「ウォォォォンンン ウグオウゴ…ウゴゴ ウゴゴゴゴ」ボインゴ涙目
「甘ったれんなよボインゴ………バクダンで吹っ飛んだおめーの兄キはあと一か月は退院できねえ
 これからはこのホル・ホースとコンビを組むんだ…
 おめーの『予知の本』とおれの『暗殺銃』の能力を合わせてジョースター達をブッ殺すんだ いいな?ボインゴ」

しかしホル・ホースの言葉をボインゴは拒絶するかのように弱弱しく震えるばかりだが
アニキの仇を討ちたくないのか…その言葉にはボインゴも思うところがあるのか、うめく声が止まる
ひとまずはさるぐつわをとる前に、泣きわめいたり叫んだりしないかを本人に確認
ボインゴがうなずいたところでホル・ホースも彼の身柄を解放し、お口をふさぐガムテープをとってあげたところで
盛大にゲーしてホル・ホースの一張羅がげろまみれになっちゃうのでした

「………なんだ飛行機酔いだったのか… しかし ま…仲良くやろーぜボインゴ」(;

それから二人は、カイロ郊外の荒野にて まずはボインゴの能力確認から行うこととするホル・ホース
肝心のボインゴは木陰に隠れてホル・ホースに近づくことなくオドオドするばかりだが
それでも彼なりに勇気を出しているものと見つつ 彼の『予知能力』が本当に絶対なのか、その精度を問うが
するとそれに答えるように、ホル・ホースの手にしていた『トト神』の本から新たなページが浮かび上がる、のだが・・・

279 :奇妙な粗筋書き:2023/02/12(日) 19:03:17.17 ID:???.net
―――――(ボインゴとホル・ホース 大冒険)―――

ボインゴとホル・ホースがカイロの郊外を歩いていると
とってもきれいな女の人と出会いました…… その女の人にイキなりとび蹴りだーッ

エンズイ蹴りをくらった女の人は大喜びでホル・ホースに宝石をくれました やったァ〜〜ッ大もーけッ!!

―――――\バンザーイ/―――――

「にゃんじゃああ〜〜〜〜ッこれは!?」
これにはさすがにホル・ホースもオッタマゲ
いくら何でも無茶苦茶すぎるその予知の内容にはホル・ホースも声を荒げるが
木陰で震えながらも、ボインゴは自分の『トト神』の予知は 絶!!対…!100%だと断言するが…
そこに、その予知の対称と思わしき女性とその付き人が姿を見せるが
ホル・ホースも自身のプライドに賭けて、その予知を拒絶せんとする

「いいかボインゴ おれは世界一女にはやさしい男なんだ 世界中にガールフレンドがいる
 女にウソはつくが女だけは殴ったことはねえ! ブスだろうが美人だろうが 女を尊敬しているからだ!
 この予知は絶対に当たらねえ なぜなら誓って俺は女を殴ったりしない!大金をもらったって絶対に蹴りなど入れるもんかだぜ!」

声を荒げるホル・ホースに対して、ボインゴはただ淡々と、100%ですと返す
そうしているうちにその女性と付き人は二人のもとを通り過ぎていく、これで予言はハズレとなるはずだが・・・

―――その目を見開きながら、雄叫びを上げをホル・ホースは
歩き去ろうとする女性の後ろから延髄蹴りを浴びせる!
すると蹴られた彼女の肩のところには、ホル・ホースの蹴りでつぶされたサソリがあった!!
そのサソリは猛毒の種類、おそらくは蹴り潰さなければ刺されて危ういところだっただろう
命の恩人とする女性は、礼としてきらびやかな宝石で飾った首飾りを差し出すのだった

「おれたちは無敵だッ! ボインゴとこのホル・ホースは無敵のコンビだぜーッ!!」
まさに100%の予知の力を、自らをもって思い知ったホル・ホース その無敵の力にホル・ホースも高らかに声を上げる…!!

<続く>

280 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 19:35:16.58 ID:???.net
なんで女に絶対暴力振るわないと言ったホルホースが結局蹴り入れてるのか理由がわからんのだが
ホルホースにはサソリが見えたってこと?

281 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 19:55:14.29 ID:???.net
ほぼ初対面のボインゴの能力を一か八か信じてみて、というのもちょっと苦しいものがあるよな
100%絶対、と断言されてもオレなら信じきれんと思う

282 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 20:04:26.93 ID:???.net
信じる信じない以前に
ポリシーとして俺は女に暴力振るわないって言ってるんだしねぇ

283 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 20:52:20.28 ID:???.net
ボインゴの能力はコントロールできないので
「ボコられました」と出たらそれまで
ということは既に学習したはずなのだが

ホル・ホースは絶対組む相手間違ってるだろ
キャラの使い方がもったいない気がする

284 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:15:53.44 ID:???.net
これ耳吹っ飛ばした奴に
最後ホルホースとボインゴがボコられるオチだなw

285 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:22:58.56 ID:???.net
漫画のホルホースの絵いいなw

286 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:28:14.78 ID:???.net
一話挟んでのホル・ホースの逆襲
しかも同じく一遍負けたボインゴとの
コンビプレイって構成自体は面白い

287 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:30:57.59 ID:???.net
どんなむちゃくちゃな内容が予知に出ても
人間は当人の意思とは無関係に
それをやってしまう
不可抗力の運命というべき何かがあるんだろうな

これを認めたら主人公が勝つことさえ
単なる予定調和ってことになるが

288 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:32:44.83 ID:???.net
延髄「切り」だよな、プロレスのキック技は

289 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:33:45.33 ID:???.net
むしろ「漫画では予定調和で運命的に主人公が勝つことになってるんだよ」
っていうその皮肉を描きたいのかもしれないな

290 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:34:11.88 ID:???.net
トイレも行けずにあの状態でトランクにぶちこまれて空輸とか
死んでいてもおかしくない虐待

291 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:34:39.63 ID:???.net
さては荒木先生
賭けポーカーとか賭け将棋とかに負けて
ボインゴの漫画を登場させる約束しちゃったんでしょ

292 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:37:05.89 ID:???.net
顔面が真っ二つになった上にダメ押しで
袋叩きにされたのに全治一ヶ月でいいのか
こりゃ毎度の再起不能も王大人の死亡確認並に信用できないな

293 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:39:05.10 ID:???.net
ポルナレフなんかわりとしょっちゅう全治一ヵ月はくらいはありそうな怪我して
次の敵の時には治ってないか

294 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:42:02.77 ID:???.net
よくふくらはぎを切り裂かれる

295 :マロン名無しさん:2023/02/12(日) 21:43:34.68 ID:???.net
正義戦でベロに穴開けられた時は
しばらく絆創膏貼ってたが
あれだってすぐ完治してた

296 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 01:53:11.81 ID:???.net
>>290
砂漠でもない国内の空路移動なら
トイレや飲食は短時間なら生命には関わらないが
今回描かれてた嘔吐物は
ああやって口塞いでたら普通に窒息がありえる

>>292-295
さすがに翌日治ってたのを見たことがあるとか言い訳はつけてたけど
目を切り裂かれた花京院がわずか数日で戦列復帰できる予定にしてる漫画だからな

ぺしゃんこに潰されても次のコマでは治ってるギャグ漫画じゃないが
第三部はスタンドバトルごとで話が区切られてて
基本的には次のバトルに切り替わったらそれまでのダメージはなかったことにする構造なんだろう
そのバトル内でもたとえば手首の骨がなくなるほどの大穴があいたあホル・ホースが
普通に手首を動かせてたりすることもある

297 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 01:58:15.70 ID:???.net
>>284
わかる

オインゴと組んでたときのカツアゲがあまりに唐突すぎて不自然だったのに比べると
今回は比較的自然に盛り込めてるけど
読者も前例は覚えてるもんだからな

>>280
読者にどう見せたかったのか謎だな
サソリに気づき従者が言ってるように手で払ってる余裕がないことまで判断して
女を守るためにホル・ホース自身が決めて行動した感じでもないし

298 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 11:38:48.58 ID:???.net
攻めの決め手にかけるオインゴは
顔を別人にしての毒やら爆薬といった
スタンド以外の多様な手段を使ったが
ホル・ホースの場合は撃つだけだ

つまり相手に気づかれないよう
場所とタイミングを指示する方向性になると考えられるが
当たれば致命傷の弾丸の場合
毒や爆弾のようなひきつけてひきつけて
ああ駄目だ惜しかったという演出には不向きな気もする

299 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 13:59:33.39 ID:???.net
予言は100%当たるのだから
「銃弾が当たった」と表示されれば撃つ気がなくてもタイミング悪くても銃弾は放たれ命中する
オインゴは本来不要な存在で変身能力で予言の効果を逸らす意味しかなかった
今回もホル・ホースがボインゴと組む意味はない

読者がとっくに気付いていることを作中人物が気付いてないのでもどかしい

トト神の正しい活用方法としては
「バスが事故をする」という予言を見て敵をそのバスに乗せるために交渉する
というようなものなのだろうが
前回の話を見る限り作者はそのような使い方はせず
「提示された結果がいかに裏切られるか」という見せ方に終始すると思われる

300 :奇妙な粗筋書き:2023/02/13(月) 19:12:27.29 ID:???.net
 第217話
 鼻に指をつっこめ

ジョースター一行は現在、カイロ市街にてDIOの館に関して現地の人々に聞き込み中
有力な情報として、館の雰囲気から100年以上前の建物であるとの証言を得る
カイロでは南の方ほど古い建物が多い、南の方を重点的に探せばいずれ見つかるであろう、とのこと

「……… 何か感じるんじゃ この近くじゃ…近いぞ…
 この近くにヤツがひそんでいる感覚がする 絶対いる この近くに」

ジョセフの核心を示す様に、件のDIO館はジョースター一行の今いる場所から2、3件隔てたところにあった
DIOの本拠地に乗り込む時は近いが…そんな彼らへの刺客として、物陰に隠れるホル・ホースの姿があった
ここまで近くまで来ていた一行にはホル・ホースも苦い顔を浮かべつつ
隠れてるボインゴの木箱蹴り飛ばしながら、今回出てきた予言に関して問う 今回のもいつにもましてひどい代物のようで…


―――――(ホル・ホースとボインゴ 大冒険)―――――

ついに見つけたぞ ジョースター!承太郎!ポルナレフ!アヴドゥル!
チクショー!DIO様の館にどんどんせまっているじゃあねーか!スカタンどもメ―――ッ
早いとここの弾丸をブチ込んでやるぞ! ホル・ホースはドロドロに思いました (ドロドロ両腕上げ下げ

兄ちゃんのカタキだ―――ッ ボインゴもブリブリ思いました(ブリブリ両腕上げ下げ
でもホル・ホース 商店街で『エンペラー』の拳銃を使うことを考えてはいけません

さあ!ホル・ホース ポルナレフの鼻の穴に指をつっこみーの! アーンド! くすぐりーの
するとォ! やったーッ血を流して気絶だッ! ラッキーホル・ホース!みな殺しのチャンス到来だ―――ッ

―――――\ヤッター(ブイサイン)/―――――

301 :奇妙な粗筋書き:2023/02/13(月) 19:13:19.98 ID:???.net
みな殺しのチャンス到来・・・というのは良いが、問題はその手前 ポルナレフのハナに指を突っ込めば、の部分である
そもそも仮に、接近戦の実力ならトップクラスのポルナレフの鼻に指突っ込むほど接近できるなら
『エンペラー』の弾丸をぶち込んだ方が早いはずだが… ボインゴもたどたどしくどもりながらも反論

「だ…だ…だ…弾丸は……… う…う…う…撃てないです…ハイ
 う…う…う 撃とうと思っても運命がそう…させる…からです ハイ
 し…し…し…信じるんです ハイ こ…このマンガにかかれていることに…逆ら…おうとすると
 く…く…く…く… く 苦しむ……だけです ハイ う…う…運命なんですハイ ひゃくパーセントなんです ハイ」
「しかしおめーの兄キは失敗した」
「に…に…兄ちゃんは 身を守るためつい…ウッカリ承太郎に変身してしまったんです ハイ
 マンガを信じて変身しなければ……爆発したのは本物の承太郎なんです ハイ
 予知はまちがっていないのです ハイ」

ボインゴとの問答の最中・・・ホル・ホースはいつの間にか一行からポルナレフの姿が消えていることに気付く
いったいどこに…だがボインゴはそれに答えず、一人木箱の中へと隠れてしまう まさか―――そう予感した瞬間!

「動くな! ブスリといくぜ」 背後にはいつのまにか、ポルナレフが回り込んでいた!
とっさにホル・ホースは『エンペラー』を展開しようとするが、チャリオッツの一撃がホル・ホースの背中を強打!!
壁に磔にされ、両腕も取り押さえられてしまうホル・ホース

「ハイエナのように尾行するヤツがいるなと思ったら 逆尾行してみればこれはこれはおなつかしい
 ホル・ホースのだんなじゃあねーか? まだこりねえでおれたちを殺そうと…ねらってやがったな
 インドでは 世話になったな アヴドゥルが生きてたからよかったが じゃなきゃあここで今 即ブッ殺してたところだぜ」

ホル・ホースを取り押さえ、笑みを向けながらそう語るポルナレフは、さらに彼がひとりかどうかを追及する
だがポルナレフも彼のやり口は知っているだけに一人でくるとは思えない…
そう問いただすポルナレフにホル・ホースもギグリ さらにボインゴの隠れてる木箱には彼の本と指がはみ出てました

「おめーはひとりではこわくねーが おめーには人の才能をみぬく才能がある
 才能があるやつと組んだら恐ろしい力を発揮する どこにいるんだよぉ〜〜〜その相棒のスタンド使いはよお?」

(指を引っ込めろォ〜〜〜っボインゴ… てめーが見つかったら元も子もねえ)
(し…信じるんですハイ 殴られたのはあなたが拳銃を使おうとしたからなんです!
 運命を信じるんです ……そ……そうすればぼくたちの勝利は確実なんです!ハイ)

そこにポルナレフも、箱に隠れている存在に気づき さらにアヴドゥルも近づいてきている…!
もはやホル・ホースもやけっぱちながらその予言を信じるしかない
箱の方に気をとられた一瞬の隙を突き、ホル・ホースはポルナレフの鼻の穴へと勢いよく指を突っ込む!!

<続く>

302 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 20:57:54.49 ID:???.net
マンガに描いてないことをしたら失敗するというが
そうなると何もかも運命通りというわけでもないのか

喜ばしくない方向性ではあるが
きちんと本来の運命とは別の未来を作り出せた結果が
オインゴ爆発エンド

303 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 20:58:50.22 ID:???.net
DIOの家本当にむちゃくちゃ近所で変な笑い出る

304 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 21:00:14.82 ID:???.net
やってることがドラえもんなんだよなあ

「しずちゃんがのび太にチューをする」というので
しずちゃんが手にした万年筆からのび太の顔めがけてインクがチューと飛び出すとか

305 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 21:01:24.98 ID:???.net
ポルナレフも貫目がでてきたな
間合いの内に入れたら大体こうなるくらい強いから
いつも変則的な攻撃ばかりもらうわけだ

306 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 21:04:23.51 ID:???.net
何が原因で血を流して気絶なのかを
ふせるんじゃねーよwwwwwwwww

307 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 21:05:56.90 ID:???.net
>>303
近いのもそうだけど
世界中を大冒険してたどり着く果てのラスボスのいる場所が
思いっきり普通の街中の家の一つってのがリアルとシュールが逆転した笑いが出る

308 :マロン名無しさん:2023/02/13(月) 21:29:16.24 ID:???.net
一戦目の時は「銃は剣より強し」とポルポルの実力を見下してたホルホースが
何度もやりあってたからこそか、ポルナレフをスゴ腕と表現するの、なんか良いよね

309 :マロン名無しさん:2023/02/14(火) 07:11:48.73 ID:???.net
>何か感じるんじゃ この近くじゃ
じいちゃんハーミットパープルはどうした
もう精度限界なのかね

>ポルナレフの鼻の穴に指をつっこみーの! アーンド! くすぐりーの
オインゴボインゴのときのカツアゲは
先の展開を考えた上での話だと想像できたけど
今回のは作者ちゃんと先のこと考えてるのか?

「ホル・ホースが女を蹴る」にしても
予言に強制されたのかホルホールの判断でやったのか
よくわからんような描き方だったし
鼻の穴に指とかくすぐりってのは「一見ふざけすぎてるような光景」を
とりあえずやっときたかったから後先考えずに予言作って
来週の作者自身に無茶振りしただけなんじゃないかと思える

>>303
エンプレス戦でジョセフとポルナレフがニアミスしてたようなもんだろう

310 :マロン名無しさん:2023/02/14(火) 08:23:48.23 ID:???.net
なんつーかそこに至る過程をスッ飛ばして結果だけ見せるからワケわからんことになってんだよなトト神w
ただある意味、現代っ子(ボインゴ)は結果だけを求めてその道程を楽しもうとしない、とか言う荒木の風刺もあるんかな

311 :奇妙な粗筋書き:2023/02/14(火) 19:31:12.55 ID:???.net
 第218話
 予知は絶対

『トト神』の予言に従い、ポルナレフの鼻の穴へ勢いよく指を突っ込むホル・ホース
・・・それはいいがこの後いったいどうすればいいのか・・・ 周囲の人たちの白い目がイタイ
さらにはジョースター一行も近づいてきており、完全に追い詰められるホル・ホース
だがとっさに、ポルナレフがハナから指を抜き、チャリオッツを展開する寸前で『エンペラー』を突き付ける事に成功!

「う う………しまった!」
「やっ…やった!おれの方が早い…… う…動くなッ!撃つぞッ」

・・・そして、アヴドゥルらと合流するポルナレフだが、その場にいたのはポルナレフひとり
もちろんホル・ホースはポルナレフ背後、建物の影に隠れて後頭部にエンペラーを突き付け脅しをかけていたのだが

(チクショオ〜〜〜ッ お…お…おいつめられちまったぜ
 ポルナレフの鼻に指を突っ込んだら全員をやっつけられるラッキーチャンスがくるだとおーっ
 その逆だァーッ このザマはよお〜〜〜ッ

 今ここでもし!アヴドゥルに見つかったらおれはブチ殺されてしまうぜ―――ッ
 あ〜〜〜ッ泣きたくなってきた!! こんな事なら最初からこの銃で狙撃すりゃあよかったぜ!!
 ボインゴの野郎〜〜〜 少なくとも今!おれの銃の方がポルナレフの剣より早かったのにッ!チクショーッ)

この状況下ではポルナレフも尾行者はいなかったと、ホル・ホースの存在は隠してごまかすしかないが
なのだがこんなすみっこでなにしてるのかとアヴドゥルに言われると…ポルナレフも言葉に詰まるが
エンペラーを後頭部にゴリゴリして小便したくなったことにするよう脅しかけるホル・ホース

だがポルナレフもただで言いなりになるわけではない
どうにか一向に合図を送り背後のホル・ホースの存在を悟らせたいが

 ペロ〜〜ン ベロン ベロ↑
 グガガ ベロベロ〜〜〜ッ グギッ デベロロン

舌で後ろを指そうとするポルナレフの姿はどーみてもただの変顔にしかなってませんでした
これには一行もちょっと声かけにくそうだが… そこでジョセフとアヴドゥルが、その意図に感づく

312 :奇妙な粗筋書き:2023/02/14(火) 19:31:27.08 ID:???.net
「どうかしたか?顔を引きつらせて ベロが痛いのか?」
「いや うしろの物影に何かあるという……… ハッ!」
「!」バカイウナ 「!」まさか  「!」

アヴドゥルが余計なこと言うもんで、背後のホル・ホースもポルナレフの合図に気付き
激昂のホル・ホースが背後からポルナレフをブチ殺さんとするが―――
その瞬間!ハナを刺激されたポルナレフの盛大なくしゃみで、のけぞった矢先に勢い余ってホル・ホースが前に出てしまう
そしてポルナレフもその瞬間を見逃さず、チャリオッツの一撃でホル・ホースを背中からブッ飛ばす!
勢いよくふっとばされたホル・ホースが油の瓶を破壊しながらその場に倒れ
完全にホル・ホースの目論見は失敗に終わり、その表情が後悔に歪む… もはやホル・ホースの状況は絶望的…と思われたが

「あっ兄キ!見て下せえ!あの野郎があんな所にいますぜッ!」
「うぬぬぬぬ〜〜〜ッ まちがいねえ! 空港でいきなりオレ様の耳をフッ飛ばした野郎だッ!
 ひき殺してくれるぜッ!」

そこへ新たに参戦したのは、空港でホル・ホースのタクシーに横入りしようとしたチンピラ
返り討ちにあったチンピラの逆恨みが、倒れるホル・ホースを後ろから車でひき殺さんとするが
その瞬間!ホル・ホースが地面にぶちまけた油にタイヤが滑り、勢いよく横転!
滑り込んだ軽トラが、ジョースター一行をまとめて巻き込んでしまう!?
・・・・・・その光景にホル・ホースもあ然 ボインゴも木箱の中でニヤリと笑みが浮かんでいた

「こ…これは………いくらやつらでも と…突然すぎて…
 ス…スタンドでトラックを防ぐひまはなかったか……
 ハナに指をつっこんだら予知通りになった! 信じられねえ一度に4人を!」
「運命なんですハイ 予知は絶対です でもとどめを刺すのはまだ早い
 つぎの予知を見てからにするんです ハイ」「OK!」

『トト神』の予言の力で、波乱はあったが一気にジョースター達を仕留めるチャンス到来!
だがここで焦りは禁物、ホル・ホースもほくそ笑みながら一行を仕留める次の予言を待つのだった

<続く>

313 :マロン名無しさん:2023/02/14(火) 19:39:09.51 ID:???.net
いや、予言などに頼らずさっさと止め刺すのがいいと思います

314 :マロン名無しさん:2023/02/14(火) 22:40:21.73 ID:???.net
最終決戦も近いのにこんなギャグ回挟むんかw

315 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 05:37:55.80 ID:???.net
くすぐりはどうした

おとなはウソつきじゃない、間違いをするだけですか

316 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 06:53:31.95 ID:???.net
ホルホースたばこやめたの?

私はコレで会社をやめましたw

317 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 08:15:12.38 ID:???.net
この後どう失敗しようが
「くすぐるのを忘れたから」で話は終わりだ!

318 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 08:16:49.91 ID:???.net
もしそうするべきでないタイミングで発砲したら
ボトムズのOVAでキリコにぶっぱなした弾丸が
ありえない位置に着弾するみたいなホラーな現象が起こるかも

319 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 08:18:27.34 ID:???.net
劇画寄りのタッチでギャグ描写やると
顔やベロが本当にそう変形してるみたいでシュールな絵になるな
ジョジョだとそれこそオインゴが粘土みたく顔をいじれる能力者だったし

320 :マロン名無しさん:2023/02/15(水) 08:19:29.41 ID:???.net
しかし空港に降りてすぐトラックを運転しているあのチンピラどもは
いったい何をするためにエジプトに来たんだろうか?
そっちの方が気になる

321 :奇妙な粗筋書き:2023/02/15(水) 20:23:51.53 ID:/Kxgyw+V.net
 第219話
 正午キッカリに命中

 やったァーッ ヤツらを皆殺しのチャンス到来だッ!
 しかし気をつけろ 隠れて様子を見るんだ―――ッ
 
 ヤツらに近づくのはまだ早い!
 ほかの3人は気を失ったが承太郎は気を失っていない!立ち上がるぞ―――ッ


―――トト神の予知の通り、スリップしたトラックに巻き込まれたジョースター一行だが
承太郎は一瞬早く身をかわしていたか、よろめきながらも立ち上がる姿が確認できた
ホル・ホースとボインゴは物陰に隠れて承太郎の様子を伺っていた 不用意に近づいていたら反撃されていた所だ
だが辺りにはホル・ホースの姿が見えず、トドメを刺さずに姿を消したことに疑問を持った様子が浮かぶ承太郎…

「やつらに勝ちてえよなあボインゴ ここまで苦労したんだ…なんとしても勝ちたいぜ… え…そうだろ?ボインゴ
 あと一歩で勝利だ…ボインゴ!次はどうすりゃあやつらにとどめが刺せるんだ!?
 おめーの漫画の予知は100%完璧だ! し…信じよう…予知どおりおれはなんだってやるぜ!
 指をつめろと出たならつめる!クソを食えと出たな らまよわず食うぜ! 勝ちてえんだよ オレは」

ホル・ホースの願いに応えるように、トト神の予言が新たなページを映し出す…!!

―――――(ホルホースとボインゴ 大冒険)―――――

 さあ!次なるホル・ホースの攻撃はクライマックスだーッ
 ホル・ホースは下水管工事の男たちを見つけたぞ―――っ
 そしてカネを払って下水パイプを一か所あけてもらうんだーッ

 ホル・ホースは! そのパイプの中に弾丸をありったけブチ込めば………

そのページに目を通したホル・ホースは、近くにいたパイプ工事の人たちと
そこからちょうど、事後のおこった承太郎たちへと伸びたパイプに気付く
そのパイプ先端はちょうど承太郎の目の前で開かれており… 
二人も次のページを開くと、そこに書かれていたのは―――

 ドバッと弾丸が道向こうのパイプから飛び出て!
 ウオオン!正午キッカリにホル・ホースの弾丸が脳天をブチ抜いたゾ―――ッ
 額のド真ん中に命中だ―――ッ

―――――(勝ったッ! 第三部完!!)―――――

322 :奇妙な粗筋書き:2023/02/15(水) 20:25:17.55 ID:???.net
ついに出た承太郎の運命を決定づける予言! ボインゴもニワトリの笑い声が出るが
それにホル・ホースが待ったをかける 『トト神』の予言は強力なだけに本の解釈違いがあるとこちらが危険
なにせ以前、ボインゴの兄、オインゴは承太郎に変身した際にその予知通り、『承太郎』に変化した兄がやられてしまったが

だが今回は兄のような変身能力を持つスタンド使いはいない
つまりはこの予知通り、パイプに弾丸をぶち込めば承太郎は死ぬ!その運命はもう決定されている…!!
・・・が、そこでふとホル・ホースが気づく 本に書かれているのは『正午キッカリ』という時間指定
自分の時計を見てみたホル・ホースは思わずその目を見開く 正午まであと2分足らず!?

「あ…あわてないで! パ…パイプに弾丸を撃ちこむだけです ハイ
 十分に間に合います!ハイ う…運命なんです 必ずおきます」
「わ…わかっている…100%だ!信じている… 信じているが
 じ…じ…時間を指定されると………」(アセるぜェ〜〜〜ッ)

すぐそばの工事の人に向かうだけなのだが、思わず駆け足になっちゃうホル・ホース
しかも焦りのせいからか工事の人への声掛けが完全にケンカ腰 これには工事の人も難色を示すが
そんな彼らにホル・ホースは『スタンド』が一般人には見えないという事も忘れてエンペラーで脅しをかける 完全にてんぱってます

そうこうしているうちにタイムリミットまでのこり1分10秒! 
やむなくボインゴの指示に従い、お金で釣る作戦でパイプを開けてもらうよう頼む、が
懐を探すもサイフがない!なんとホテルに忘れてきてしまったのだ!!
やむなく迷子対策のためにボインゴに預けていた小銭入れを差し出すことで条件をクリアしようとするが―――
なんとボインゴ、木箱につまづいて盛大に小銭を辺り一面にぶちまけてしまう!!

あたりにぶちまけられた小銭をのんきに拾い集める工事の人 これにはホル・ホースも悲鳴が出ちゃう
さらに近所のおばちゃんからお茶の差し入れ どんどん現れるお邪魔虫と迫りくるタイムリミット
もうホル・ホースもいろいろと我慢の限界、レンガ持ち上げて工事の人に脅しをかける
承太郎は事故に巻き込まれた一行を助けるために、いまだパイプの前にいるがタイムリミットはすでに五秒を切る!

「ウオオオオ―――――ッ くたばれ承太郎―――ッ」
ホル・ホースもパイプを開けたのを確認すると、工事の人を押しのけエンペラーの弾丸をありったけぶっ放す!!

<続く>

323 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 03:58:57.74 ID:???.net
ホル・ホースは準レギュラーって感じだから
コントやっても馴染むな

324 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 04:00:53.77 ID:???.net
ホル・ホースってポルナレフとは
そこそこやりとりあるけど
承太郎とはほとんど会話ないんだよな

だからラストのくたばれ承太郎!!
って名指しで絶叫するのは絵の迫力が
ちょっと空回り気味

325 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 04:03:19.53 ID:???.net
時間指定の焦りとか俗っぽい共感を煽ってくる流れだな
これまでの洋画のパロディとか
ちょっと自己満気味な遠目のネタ振ってきたのよりハードルが低い

326 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 04:05:52.87 ID:???.net
いい加減野郎のホル・ホースにしては
勝ちてえんだよのコマには凄みを感じる

DIOに脅されて仕方なく
って保身的な動機から始まったリベンジだが
それとは別にやる気に火がついてる印象

327 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 04:08:02.74 ID:???.net
「金を払え 」とか細かい指示があるくせに
中途半端なぼかしが入っていて
解像度がちぐはぐなのはボインゴが精神的に成長することで将来改善されていくんだろうか?

328 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 04:09:26.73 ID:???.net
アニメみたいな音声つきメディアで見たい回

329 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 06:30:38.91 ID:???.net
予言にある程度信頼感があるから
時間指定に振り回されてるけど
予知漫画の内容を守ろうとしなかったらどうなるかの描写がいいかげんで
リスクがわからんのは(漫画として)大きなネックだな

女の首を蹴ったのも
ホルホースの意思に反してなのか
ホルホースが漫画の内容を信じようとしたのか
サソリを見つけて蹴り潰すために蹴ったのか
はっきりさせてない

330 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 06:34:05.18 ID:???.net
話はギャグだがかなりの大ピンチだな
実際今回はどう生き残るのか…やっぱりカギは正午キッカリの時間指定かな
ホルホースは「正午キッカリ」にパイプに撃ったけど
予言では「正午キッカリ」に条太郎を貫く、と出てるからその辺の解釈のずれ、ホルホースとボインゴ間での時間の認識のズレが生き残るカギか

331 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 09:13:38.07 ID:???.net
俺には読めてる
このオチは『鏡』だ
鏡に映った承太郎に弾丸が命中するんだ

332 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 10:37:21.03 ID:???.net
ポルナレフの鼻の穴はどう結果に影響するんだ…

333 :奇妙な粗筋書き:2023/02/16(木) 19:32:50.39 ID:???.net
 第220話
 予知にまちがいはなかった

『トト神』の予言により、正午キッカリをねらって水道パイプにエンペラーの弾丸を乱射するホル・ホース
予言が確かなら正午ぴったりにパイプから撃たれた弾は、承太郎の額ど真ん中をブチ抜くこととなる!

承太郎の方は一行をだいたい助け起こし、あとは瓦礫に潰されて動けないポルナレフを助けるのみ
だがポルナレフの前には、エンペラーを撃ち込んだパイプがあり―――
トト神の予言の通り、パイプ内を駆け抜けるエンペラーの銃弾に歓声を上げるホル・ホース
そしてポルナレフの前に立つ承太郎、その顔面ど真ん中を通る様に穴をあけたパイプから放たれたエンペラーの銃弾が
承太郎の顔面を―――――

「 ハ ァ ク シ ョ イ 」

その瞬間、ポルナレフの盛大なくしゃみでのけぞった承太郎の顔面 
それと同時に飛び出したエンペラーの銃弾が二人の間を通り過ぎてしまう!?
そのまま彼方へとすっ飛ぶエンペラーの銃弾 これには二人も思わず驚愕の叫びがでてしまう

「おいおい」
「グション… 失礼承太郎 ホル・ホースの野郎がさっき…なにを思ったのかオレの鼻に指をつっこみやがってよ
 キモチ悪ィ〜〜〜っ いまだにムズムズするぜ 悪ィ悪ィ」

当然、ポルナレフはもとより承太郎には傷一つない…
これにはホル・ホースも声を荒げてボインゴの胸倉を持ち上げる だがボインゴにもいったいぜんたいどういうことなのかサッパリ
なにせ自分の予知が外れたことは一度もない だが現に予知通り動いたというのに承太郎には弾丸は一発も当たっておらず…

≪それではまたあすのこの番組でお会いしましょう 続いて正午の時報です≫「え?」
そこに二人の前を横切ったカーステレオのラジオから、そんな声が聞こえて来た
街にあった時計台を見ると、たった今正午! そう、実はホル・ホースの時計は僅かに進んでおり、正確ではなかったのだ

「すっ…すると オ…おれは正午前に弾丸を撃って"いたことになる"ッ!
 い…今から!正午だッ!何が起こるんだッ! いったいッ次に何が起こるんだよぉーッ」

334 :奇妙な粗筋書き:2023/02/16(木) 19:34:12.51 ID:???.net
……すると彼方へとすっ飛んでいったエンペラーの銃弾が、Uターンする様子にボインゴが気づく
だが肝心のホル・ホースは『トト神』の次の予言に食い入るように本を広げるのみで、エンペラーの操作は完全に手付かず
そして次の瞬間! 額を貫かれる承太郎のページを、エンペラーの銃弾が貫き!ホル・ホース自身の顔面を貫いてしまう…!!

\ぎにゃああ/ そんなホル・ホースの悲鳴が、承太郎たちのいる通りの向こうから響くのであった
ひとまず一行は事故に巻き込まれた立場の為、警察やらが来ると面倒との事でここはさっさと立ち去るべきと判断

―――そこへ、承太郎の額に 一滴の泥水が降りかかる 
それは本来なら、承太郎の額を貫くエンペラーの銃弾であったが 一行がそれを知る余地はないのであった

ホル・ホースのほうは救急車が駆けつけ どうやら一命はとりとめた模様
奇しくもそれは自分が仕留め損ねたアヴドゥル同様に、額の傷が一センチズレで生き延びており
走り去る救急車を見つめるボインゴは、『承太郎の額』を正確に貫いたトト神の本を手に、ひとり呟く

「ぼくの予知にまちがいはなかった… そしてホル・ホースはこうなる運命だったんだ
 しかし…あの承太郎………なんて運の強い奴なんだろう………
 お兄ちゃんもホル・ホースも運命に敗れた…… あんな運の強い奴に対抗できるのはDIO様のような人だけだろう……」

……承太郎に二度も破れながらも、ボインゴの顔にはどこか吹っ切れたような、晴れやかな笑顔が浮かんでいた
復讐なんてバカバカしくなってきた、と空を見上げ…自分の能力は攻撃の為ではなく、困っている人たちを助けるために使う方が
もっといい運命がやってくる気がする… そう呟きながら隠れていた木箱を蹴り飛ばすボインゴ

「あんな箱の下で他人をこわがってオドオド生きる人生なんてまっぴらです
 ぼくはこの闘いで大きく成長しました 帰りますお兄ちゃん!お兄ちゃんのいるアスワンへ」
丈太郎との闘いを経て、一回り成長したボインゴは見上げた青空のように晴れ晴れとした気持ちで帰路へ―――
と思っていた矢先、ボインゴの蹴り飛ばした木箱が近くにいた子犬に激突しました
たんこぶプクーと膨らませて牙をむき出しにして睨むその子犬は、まさか…!!

そしてその子犬、イギーのお怒りラッシュにボインゴも悲鳴上げちゃうのでした
後に残された『トト神』のページには、イギーにけつかじられるボインゴの姿が描かれておりましたとさ


 人の性格がそんなに簡単に変えられ 成長できるなら誰も苦労はしません
 ボインゴは前以上に暗ーい性格のままホル・ホースと仲良く入院したのでした…!


[ホルホースとボインゴ 再起不能<リタイヤ>]
← To Be continued...

335 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 20:36:25.71 ID:???.net
さすがにこれはボインゴかわいそう
ひと回り成長したと思ったら不幸な事故でそれを奪われるとか正義側のやるこっちゃないぞ(いちおう不可抗力だけど)

336 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 21:42:44.12 ID:???.net
ホル・ホースも扱いに困った結果こんなギャグ回で処理されるとは…
ドルド中佐と違って死ななかっただけ良かったというべきだろうか

337 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 22:49:06.82 ID:???.net
今の荒木に笑いの要素抜きで
冷厳に人を死なせる流れって描けるか疑問だ
ホラーの惨殺シーンだって
はっきり言って過激で悪趣味な笑いの要素の延長だし

338 :マロン名無しさん:2023/02/16(木) 23:02:57.18 ID:???.net
「承太郎!うぬとジョースター家の歴史を葬るのはこの場をおいて他にない」

339 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:18:42.16 ID:???.net
本体の意思によって弾道変えるというのと
パイプに沿って行け―っ!ってぶっぱなして後は放置してたらオートで弾も曲がるのはだいぶニュアンス違うな

340 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:21:45.97 ID:???.net
時計のズレが原因で失敗したなら
くすぐらなかったからどーのこーの関係ねーし…
他の条件完璧でも撃つタイミングがフライングしてたらNG

341 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:23:47.16 ID:???.net
しかし皇帝の弾丸って撃った後どこを飛んでて何かに当たった外れたって
ホル・ホースは一切感知できんのか
弾丸だってスタンドなんじゃなかったのか

342 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:26:48.04 ID:???.net
マンガでスーパーマリオのキラーみたく
シャークマウス付いた皇帝の弾丸がツボ

銃のスタンドっていうなら
ああいうキャラクター性があった方が
便利かもしれない
勝手に相手を追尾してくれるとか

343 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:29:33.52 ID:???.net
誰も苦労しませんって底意地悪い正論だな
これひいてはテンポ優先で改心したり
反省して成長するマンガのキャラクター全般をコケにしてるよな
1部のスピードワゴンとか

344 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:36:47.68 ID:???.net
>額を貫かれる承太郎のページを、エンペラーの銃弾が貫き!ホル・ホース自身の顔面を貫いてしまう…!!

>承太郎の額に 一滴の泥水が降りかかる 

さすがにこのこじつけは苦しすぎるな

ロジックがまともかどうかを期待する漫画じゃないのはわかって読んでるけど
今回は「予言はどう実現しどう回避されるのか」という部分が一番の核心だから
そこをいいかげんな答えで済ませちゃ駄目だろう

345 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:40:19.95 ID:???.net
>>341
作者は素で忘れてそう

346 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 06:56:28.15 ID:???.net
>>337
それはない

やろうとおもえばンドゥールみたいなのは描けるし
もしあれすら悪趣味な笑いと言ってしまうのであれば
337にとっては何をもってきても悪趣味な笑いになるだろう

アヴドゥルも実は生きてました
目玉を斬られた花京院も数日で戦列復帰予定です、で
舌に穴があいたポルナレフや下手したら内臓が出かねないほど刺された承太郎も
何の後遺症もひきずらずハードスケジュールの旅をこなしてる
定番メンバーで新手とのバトルをこなすのが完全にパターン化してて
ツェペリさんやその孫みたいな「深刻な仲間の喪失」はもはや無縁な状態

思えばアヴドゥルが死んだ(と思われてた)時でも
その責任がのしかかってるポルナレフがすぐ女口説いてたり
仇敵のはずのホルホースに対しわりと和やかな態度だったりと
喪失の重みは感じさせずにここまで来てるが

逆にもうこれでシリーズ終わりの大詰めのDIO戦だと
DIOの悪を引き立てるためにも
5人+1匹いるんだから一人くらいシリアスに死にそう
ムードメーカーのポルナレフなんか特にあぶないな
アヴドゥルや花京院みたいに一時的リタイアもないだけに

ただ、まだパターンバトルの次がある状態だと
前までの流れをリセットしてはじめる形式だから
シリアスをひきずることはほとんどしないだろうから
あと1戦くらいはまだ大丈夫だろう
(残り2栄神+DIOで少なくともあと3戦はある)

347 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 12:34:46.09 ID:???.net
>ホル・ホースはこうなる運命だったんだ

こう言っちゃうとトト神の存在意義皆無のような
結局未来を見るだけで予言内容の操作はできないので
「負けましたチャンチャン」とか出たらどうにもならない

しかも「100%実現する」というのにオインゴやホル・ホースは「予言通りにしなきゃ」と慌てるという
読者から見て違和感しかない描写が繰り返される
(本当に100%実現するなら予言通りにする意思がなくても実現するはず)

2回も登場したので作者的にはお気に入りなのだろうが
強い弱い以前に敵の資格があるかどうかもよくわからず終わった感じがする
1回目ボコられて再起不能でなかったのなら今回も再起可能な気もするが…もう出てこないよな?

348 :奇妙な粗筋書き:2023/02/17(金) 19:15:52.15 ID:???.net
 第221話
 氷の鳥
*扉絵はカイロ市内地図の見取り図

冒頭、日中のカイロの暑さにはポルナレフもうだる声が出ながら日陰にしゃがみ込んでいた所
…そこになにやら、一人の男が無言でポルナレフの隣に座り込む
目の前で手をひらひらさせても無反応なその男に、ポルナレフも距離をとろうとするが
何故かその男は離れたポルナレフに近付きなおし それを何度か繰り返し
もうその場から逃げようとするポルナレフとそれを追う男の構図になってました 

「なんだってんだよーッ てめーおれに何か用かッ!」
「にぶい野郎だなッ!どけっ!という合図だよッ! 外国人のくせにこの場所にこじきみたいにすわるんじゃあねえ!
 誰に断ったんだァ―――ッ!?」

声を荒げる男に目を丸くするポルナレフ
するとそこにエジプトの富裕層がポルナレフを異国の乞食と勘違いし、わずかばかりのお恵みを差し出してきた
これには男も声を荒げ、騒ぎを聞きつけたアヴドゥルも仲裁に入りながら事情を解説
そこでようやくポルナレフも、彼が乞食であることに気付いたのでした

「このカイロには乞食の組合があってキチッと縄張りが決められ 給料をもらって仕事をしているんだよ…
 イスラムの教えでは『貧しい者に材を分け与える者は天国へ行ける』というのがある
 ……だから奇妙だが乞食にもこういうルールがないと混乱が起きるのだよ」
「チェッ!それよりプライドが傷ついたぜ 貧乏そうな外国人に変装した方が儲かるのかな…これからそーするかな」

そんな男の言葉にはポルナレフもちょっと白い目だったのは置いといて
どうやら男はアヴドゥルと顔見知りのようで…彼にDIOの館の手掛かりを調べてほしいとする
その写真を見た男は、乞食の身なりを投げ捨て一瞬でスーツ姿の探偵を思わせる姿と化す

「今日は仕事はやめだ……… 写真の館は3時間で探せるぜ…そこで待ってな」
その一瞬の変わりようには一行も目を丸くしつつ、ひとまずは彼の報告を待つことにするが
ふと、イギーの姿がいなくなっていることに気付く…

・・・その頃イギーの方は、気ままにカイロ市内をトコトコおさんぽ中 
その近くには、件のDIOの屋敷があったが イギーにとっては知らん事 トコトコ素通りしてしまう
そこへ見るからに凶暴な犬が下卑た笑みを浮かべながらイギーに絡んでこようとするが
―――イギーの眼光が鋭く輝き、その眼光にイギーの何倍もある大型犬二匹がへこへこと怯えちゃう
で、みっともなくイギーのもとを逃げるようにその場を後にする犬二匹 イギーはいっぴき呑気にあくび

349 :奇妙な粗筋書き:2023/02/17(金) 19:16:32.91 ID:???.net
するとその二匹は、重い鉄門の向こうにある鳥の影に気付き
その鳥に狙いを定めた二匹は、よだれを垂らした凶暴な笑みを浮かべながら
門向こうの鳥をいただこうと門のすき間へと顔を突っ込んだ犬二匹だが―――

次の瞬間、犬の悲鳴と何か重いものが落ちるような音…その音にイギーが振り返ると
門の上から飛び出したのは、鋭い棘のようなものに突き刺さった、犬二匹の生首!?
さらに犬の胴体も、全身の骨がへし折れる音を響かせながら門の中へと引きずり込まれてしまう…!!
・・・その光景にさしものイギーもあ然 すると門の上に、一匹の鷹が止まっていることに気付く
その鷹はイギーに鋭い眼光を向けていたが…… ふと、鷹は視線を移す 
その眼光が睨む先には、先ほどジョースター一行がDIOの館の調査依頼を出した乞食探偵の姿があった

「まちがいないぜ…この舘だ フフフ
 2時間でつきとめたぜ この街でこのオレ様に調べられない事はない」
得意げな笑みを浮かべて、写真に写されたDIOの館を見つけ出すのだが―――

次の瞬間、その目の前に巨大な氷の塊が降りそそぐ!?
悲鳴を上げる間もなく、男は車ごとその氷塊に潰されてしまう…!
そして男の手から離れた写真を鷹が掴み、その写真をバリバリに破いてしまうのだった


 イギーは思った…… この鳥は自分と同じスタンド使いだ……
 落としたのは『氷』のスタンドだ! そしてこの舘を守っている…
 この舘に入ろうとする者を消したのだ………

 す…するとこの鳥は 次に! おれを! ねらってくるッ!


[この鳥の名は 『ペット・ショップ』
 スタンドは天空の神 『ホルス』の暗示]

<続く>

350 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 19:41:49.48 ID:???.net
乞食が立派な職業というのはひさびさのカルチャーショックだ
エジプト入ってからこういう他国の異文化出るの久々だからちょっとうれしい

351 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 19:56:14.60 ID:???.net
ペットショップは遠距離型なのか近接型なのか…
遠距離型にしてはパワーが強すぎる気がする。
近距離型と言うのもなんか違和感が。
猛禽は本体も強いだろうから、かなりヤバめの敵だな。

352 :マロン名無しさん:2023/02/17(金) 20:42:43.05 ID:???.net
イギー、メインの出番になって顔変わってない?w
前はもっとブサイクだった気がするw

353 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 01:53:11.25 ID:???.net
擬人化して表情をわかりやすくする意図が感じられる
前々から犬は目だけは感情たっぷりな
手塚治虫みたいなノリだったし
むしろ登場時の完全に犬って感じのイギーが異質だった

354 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 01:54:37.79 ID:???.net
本体が飛べるって時点で塩だからな
花京院みたいなのが味方にいても
シューティングゲームになる

355 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 01:55:39.99 ID:???.net
太陽の神の暗示なのに氷のスタンドっていうのがふるってるな

356 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 01:57:49.53 ID:???.net
車を潰すような氷塊をドンって
久々に露骨なパワー表現来たな
承太郎なら真っ向からぶん殴って
粉微塵にできそうだが愚者が直接攻撃で
どのくらいまで力業が使えるかで
難易度変わってきそう

357 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 05:44:35.39 ID:???.net
猿、犬ときて次は鳥か
空条桃太郎の出番か?

>次の瞬間、その目の前に巨大な氷の塊が
>>351>>356
ただの氷結とか低温能力じゃなく
これだけ巨大な氷を瞬時に生み出せるのは
スタンドバトルならではだな

これだけのスケールの能力なら
能力が大味すぎて干されかけてるアヴドゥルさんとやっと釣り合うな
しかも氷と炎という対決が鉄板の組み合わせ

でも今回
犬の内心の思考を人間みたいに設定して
わざわざイギーをメインキャラにしたということは
アヴドゥルの能力を持て余さずに住むものすごく貴重な機会なのに
アヴドゥルには出番回ってこなさそうだな
DIOを除けば多分アヴドゥルにとっては唯一といっていいくらいの機会だっただろうけど
ぶっちゃけこの漫画、能力バトルのようで実はそれは添え物
作者が描きたいのはシチュエーションとかの方だから仕方ないな

358 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:09:15.53 ID:???.net
>>347
予言モノを使っての倒叙風サスペンスをやりたかったんだろうけど
オインゴのときには
毒を仕込んで飲むところまでいったのにどうやって助かるかとか
苦し紛れに承太郎に化けてしまったオインゴが危機をどう乗り切るかとか
予言という道具立てをそこそこ上手く使えてたけど
今回は失敗だな

ロジカルではない作者らしく
予言の束縛がどう影響するかをうまく設定しきれてないのに
今回は予言の束縛を前面に出してしまったから
本格的な対決前の女蹴りの時点でもう違和感だらけだった
承太郎に化けたオインゴ同様
ホルホースが窮地をどう逃れるかというパターンは作ったものの
なんか予言に囚われて他の選択肢なくなってるわオチも強引すぎて苦しいわで
結果だけ見れば相方がいないと使えないキャラ2人を抱き合わせ処分しただけというような…

359 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:13:12.80 ID:???.net
>結局未来を見るだけで予言内容の操作はできないので

いや、オインゴの時の様子だと
オインゴが承太郎に化けるのを早く解除してれば承太郎が爆破されてたっぽいし
予言漫画ゆえの曖昧さや行間(コマ間)の自由度で
かなりの程度結果を左右できるのは確かだろうし
そこをうまくやること=この能力を使いこなすということだろう

作者がこの内容を描くための最低限のロジカルさを持ってれば
今回のエピソードの最初にちゃんと「漫画に出たことは100%実現しどうあがいても回避不能なこと」と
「ただし漫画の描写は曖昧で、『承太郎の顔が爆破される』といっても
オインゴが化けた承太郎が爆破されるようなケースもあること」という2件を再度はっきりさせてから
ホルホースが脅しをかけてまで予言にこだわる必然性をちゃんと描いてただろう

あの女の首を蹴ったシーンなんかはむしろそれら原則を曖昧にしてしまってるし
原則をはっきりさせておかないから347のようなツッコミや違和感を生んでしまってる

360 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:17:16.27 ID:???.net
前の予言でもマンガで爆死する承太郎は
学ラン着てるんだからそうじゃないオインゴが爆破されたってオチは
アンフェアそのもの
せめて顔のアップで首から下はコマに写ってないくらいの工夫はしてもらいたい

361 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:20:20.15 ID:???.net
>>356
よくアニメやらゲームでツッコミ入るが
単純な質量で押し潰したりツララで貫通するなら岩や刃物で充分だし
「氷」という属性推す意味はないんだよな

何もない場所からパッとでかくて危険な
オブジェクトが出現して飛んでくるって
方向性のヤバさが主体になる

362 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:22:33.38 ID:???.net
その点では純粋に対象を凍結させるという
危険性を主眼において主人公のアドバンテージを完封した
第1部ディオの使う気化冷凍法が
用法・演出・効能全方位において完璧すぎた

363 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:22:54.10 ID:???.net
ゲブ神 ンドゥール
クヌム神 オインゴ
トト神 ボインゴ
アヌビス神 刀
バステト神 マライア
セト神 アレッシー
オシリス神 ダービー
ホルス神 ペットショップ
??神 ???

さてDIOの館はみつかって
門番役の鳥も今回のバトルが済めばリタイアだろうけど
あとDIOともう1人(もしくは一匹、一個)だけで済むものか
ドゥービーやワイアードベックみたいな感じで
非スタンド使いのザコを有効利用するか
はたまた死亡が確定してるキャラ(デーボやJガイル、エンヤ婆など)を
DIOがゾンビ化させて再利用するか

思えばジャスティスなんかは無駄に個性的すぎる攻撃(血の出ない大穴があく)だったから
数十話ぶりに説明無しでその攻撃だけ出しても
すぐ「これはジャスティスだ!」と読者に伝わるメリットはある

364 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 06:35:23.30 ID:???.net
>>361
氷を生み出すには本当はその元になる水分を供給する必要があるんだよな
物理無視のスタンド能力だから気にしなくていいけど

>何もない場所からパッとでかくて危険なオブジェクトが出現して飛んでくる

変化速度にもよるが
実は今回の対戦相手イギーの能力がまさにそれが可能だからな
砂(形状変化自在)で体積もかなりでかい

>「氷」という属性推す意味
あとはくっついていく厄介さとか
地形レベルで凍らせないと使い所が少ないが「滑る」とか
アヴドゥルみたいなのがいれば熱との対決とか
エセ生物学方向に行くなら体温が奪われたらどうとか

ああそういえばこの漫画
気化冷凍法なんてのがあったな
DIOが一般の吸血鬼に比べて血管細胞レベルで肉体をコントロールできるとしても
自身の肉体の気化熱コントロールで相手の体を瞬時に芯まで凍結破砕できるほどの冷気は
生み出せそうにないが
そこらはファンタジーなんだろう

365 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 08:34:28.24 ID:???.net
>>361
敗北したスタンドのリベンジは面白そうだな、ホルホース&ボインゴで前例も出来たし
問題はその手の再生怪人は一蹴されるザコと言うのがお約束なんだよなーw

366 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 09:04:21.41 ID:???.net
>>363だった、申し訳ない
しかしイギー、一番手のンドゥールから出番始まって八神目でようやく本格バトル開始とはずいぶん寝かせたなー
ここまでオチ担当みたいなとこあったし、マジメにやればどれだけの実力を見せてくれるか今から期待

367 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 15:34:02.64 ID:???.net
>>363
そういえば「DIOの館に集まった9人の男女」って何だったんだ?
ここまで九栄神の中に刀と鳥がいるのだが…
・刀は前宿主、鳥は飼い主
・ホル・ホースが混じってた
・九栄神は11人いる!
・大人も間違えることはある
どれだ?

368 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 15:39:19.75 ID:???.net
鳥はそもそも集まったというより
ずっとDIOの館守り続けてそうだしな

369 :奇妙な粗筋書き:2023/02/18(土) 19:10:11.64 ID:???.net
[ナイルの谷間を悠然と滑空するハヤブサを 古代エジプト人ははやくから狩りにもちいた
 ハヤブサ(ホルス)は古代エジプトの王族の守護神として最高にあがめられ…
 数km先の虫をも確認できるその目は『ホルスの眼』(エジプト名 ウジャト)と呼ばれる
『ホルスの眼』は 幸福と栄光の象徴としてデザインされている!]


 第222話
 犬好きの子供


そして今、イギーはハヤブサのスタンド使い ―ペット・ショップ― と対峙していた
イギーが偶然にも通りかかったここが、DIOの館と気づき 
さながら目の前のハヤブサは、館に近付く者を排除する『番犬』ならぬ『番鳥』というところか…
そしてペット・ショップはイギーにも狙いを定めるように、目の前に降り鋭い眼差しを向ける…!

(く・・・くう! し…しかしじょうたんじゃあないぜッ! おれはDIOとかいう男とは無関係なんだぜ‥
 むりやりエジプトに連れてこられてたまたまジョースター達といっしょになっただけなんだ!闘うのなんてごめんだぜ!
 おれは気ままにちょっとゼイタクしてイイ女と恋をして なんのトラブルもねえ平和な一生をおくりたいだけだ
 こんな凶暴なやつと一文の得にもならねえ闘いをして 危険な目にあう気はさらさらねえぜッ!)

……そうはいってもペット・ショップの鋭い眼光は、イギーを見逃してくれるとはとても思えず…
そこでイギーは自分が『無関係』であることを示すために、バカ犬のふりをして凌ぐ作戦に出る

で、道路にヌタっとねそべったりアホヅラかまして首かいたり、自分のしっぽ追っかけて目が回ってみたりと
さんざんにアホ晒していたイギーだが…ペット・ショップの眼差しはイギーへの警戒を解いたようには見えず…
するとそこに、一台の道路を走る車が道の真ん中にたつペット・ショップに気付き、けたたましくクラクションを鳴らすが
ペット・ショップはイギーを睨みつけたままで、全く動く気配がない!? 
これには車を運転していた男もとまどいの声が出るが、もう間に合わない!そのままペット・ショップはその車に轢かれ―――

そう思われた次の瞬間!ペット・ショップは車の下を一瞬で滑空し潜り抜けてみせる!!
そのまま空へと急上昇し、ペット・ショップはDIOの館へと戻っていくのだった

「な…なんなんだ?今の鳥は? こ…こんな低い車高を潜り抜けてったのか?
 向かっていく車をよけようともせずに 逆に突っ込んでくる鳥なんて…」

370 :奇妙な粗筋書き:2023/02/18(土) 19:10:54.67 ID:???.net
・・・なんともクレイジーな存在だが、ひとまずはイギーへの興味はなくしてくれたようで一安心
どうやら轢きかけた車には攻撃を仕掛けなかったあたり、やはり攻撃対象は館に入ろうとする者のみのようだ
とはいえあんなのが守っているあたり、ジョースター達が館を見つけても侵入は骨が折れるであろう
まあイギーには関係のないこと…その場を立ち去ろうとするが、そこになんだか犬を探す声を上げる少年の姿があった
少年はイギーにぼくの犬二匹知らないか尋ねるが、犬に聞いてわかるわけないだろとイギーも露骨に顔しかめちゃう

…すると少年は、館の門前に落ちていた首輪に気付く それは自分の飼い犬の首輪…!
少年の反応から彼が探しているのが、先ほど見かけたチンピラ大型犬二匹のことだと気づく
しかも血がついているその首輪に狼狽える声を上げながら、門の下をくぐろうとする少年
だがその先には先程の凶悪な番鳥がいる、中に入れば間違いなく殺されるが……

(おれには無関係のことだ… 人間の子供が死んじまおうと知ったことではないぜ
 弱肉強食は自然界の掟! ……バカは死ぬ 不用心なヤツは死ぬんだぜ…
 トラブルは まっぴらだぜ……アバヨ!)

そんな少年の危機にイギーは冷めた目で、その場を走り去るのであった
少年の方は門をくぐり、自分の飼い犬を探す声を上げるが…
目の前には犬の生首から、目玉をちぎり貪るペット・ショップの姿!!

「食っているゥ ヒィィィ!」
そこからペット・ショップは悲鳴を上げる少年も排除するため、そのかぎ爪を少年へと―――
その寸前!上空から降ってきたイギーが襲い掛かろうとするペット・ショップを叩き落す!!

(やれやれ…犬好きの子供を見殺しには…… できねーぜ!)
そしてイギーは、ペット・ショップとの闘いを決意 
ザ・フールを展開しながらふてぶてしい顔つきで、目の前のハヤブサを睨むのであった

<続く>

371 :マロン名無しさん:2023/02/18(土) 21:00:20.02 ID:???.net
これはイケメン野良犬番長ですわ

372 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 04:43:21.53 ID:???.net
今回の鳥は
理屈や駆け引きが通用しない
ホラー的に畳み掛ける脅威としての敵だな

そのタイプにヒーロー的に立ち向かうモードでイギー大丈夫か?

あっさり死にはせんだろうし勝つ展開だろうけど
ストーリー的に
そろそろギャグ的に茶化した終わり方の似合わない
緊迫感をンドゥールの時以来もう一段階高めるタイミングだろうし

373 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:13:20.96 ID:???.net
 イギー同様に擬人化のためだろうが
ペット・ショップが全然リアルのハヤブサに似てないのが面白くない
眼付とか完全に三白眼の人間のソレだしね
イヌから見たってトリは理解不能な生き物なんだから
それこそ人間がエイリアンに遭遇したみたいな異質感を押し出していく方が自然

374 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:14:29.52 ID:???.net
スタンドで会話ができるっていうが
流石に種族間の意思疎通はムリってカベはありそう
できるなら顔合わせの時点でポルナレフに「なめんなタコ」って
イギーが言い返してるだろうし

375 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:16:16.10 ID:???.net
ヤバいことにはかかわらない
ことなかれ主義のホームレスって感じのイギーのメンタリティ
少年漫画のキャラにしては異質化もしれないが
割と現実的に共感できてる読者って多いかもしれない
未知の票数を稼げる可能性があるかも

376 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:18:07.36 ID:???.net
鳥の打たれ強さなんて知れたもんだろうし
再起不能じゃなく序盤の刺客でいたオランウータンみたいに
がっつり「死んだな!」って絵で〆る可能性あるな
イギーに噛みつかれて喰い殺されるみたいな生々しい展開じゃないにせよ
これは確実に血を見る展開

377 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:19:46.85 ID:???.net
―バカは死ぬ 不用心なヤツは死ぬんだぜ

イギーの感覚からいうとダイアーさんとかシーザーもそういう部類に入りそう
合理性を乗り越えてでも無謀なことに踏み出すのは人間だけだが
それを素晴らしいと評せるのもまた人間だけなんだな

378 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:26:46.51 ID:???.net
ンドゥールが死に際の語った「スタンドがあるから何も怖くない」という
心理状態にペット・ショップもあるようだな

スタンドがあろうがなかろうが自らの保身が最優先で
面倒なことや意味のないことは絶対したくないってイギーは
スタンド使いとしては結構異質なタイプなのかもしれない

379 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 06:29:19.20 ID:???.net
ホラーとかで人間の眼には見えない悪魔とか悪霊みたいな
「よくないもの」を犬だけは見えてて急に騒ぎ出す…みたいな場面がよくあるけど

スタンド使いのイギーの放つオーラが別格だってことを
他の犬もなんとなく感知してるんだろうか?ライフルでも殺せない
ライオンくらいのサイズの猛獣が常に脇に控えてるようなもんだから
どこの生態系でも他の生き物に喰われるってリスクだけはないな
暑さ寒さや空腹・水不足みたいな危険は平等だが

エジプトの砂漠に連れてこられてよく体調壊さなかったと思う

380 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 09:49:59.63 ID:???.net
> トラブルは まっぴらだぜ……アバヨ!)
なんだこの突然の柳沢慎吾w

381 :奇妙な粗筋書き:2023/02/19(日) 20:13:45.69 ID:???.net
*プロフィール・オブ・イギー

★イギー★

・出生地…USAニューヨーク生まれ ・生年月日、血液型…不明
・体高…33.3cm ・種族…犬、品種はボストン・テリア ・職業…ルンペン
・好きな食べ物…コーヒー味のチューインガム ・好きな人…無し 家族…独身
・趣味…くつ集め ・性格… 最 悪  ・知能指数…高いようである

・生い立ち…
 由緒正しい血統書付きボストン・テリアとして生まれ、大金持ちの人間に子犬の時、買われるが
 成長するにつれて人間のことをあまりにも大マヌケだと思うようになり、家出。
 ノラ犬の帝王として君臨していたのを、アヴドゥルが発見した。

・スタンドの名前、特徴…
 愚者<ザ・フール> 愚者は、砂のスタンドである。
 変幻自在で、風に乗れば、飛行できる。単純なパワーだけでは、たおす事は不可能。
 欠点としては、俊敏な動作やスピードある攻撃が苦手な事。
 イギー自身は、承太郎のスタープラチナと互角だと思っている。

382 :奇妙な粗筋書き:2023/02/19(日) 20:14:34.93 ID:???.net
 第223話
 ペット・ショップの笑い

自分の飼い犬が惨殺され食われる光景に悲鳴を上げる飼い主の少年
そんな少年の顔面にイギーが体ごと体当たりして、少年に逃げるよう促す
内心、後悔の愚痴が洩れながらも少年を守るためにも、DIOの館を守る番鳥ペット・ショップへと立ち向かうイギー
するとイギーの展開したスタンド、ザ・フールに気付くように首をふりながら、その鋭い眼光がイギーとザ・フールを射抜く…!

[ここではじめてこのペット・ショップは イギーが自分と同じスタンド使いであることに気が付いたようである
 一般にハヤブサの最大降下速度は時速300キロ]を越し このスピードより速く動ける生物は他にいない
(チーター 101キロ カール・ルイス 36,4キロ)
 ハヤブサはナイフのようなうしろ指の爪で獲物の急所をひきさきハンティングするわけであるが
 300キロの最中にも獲物の急所に目の照準はピタリあっているわけである]

身構えるイギーとザ・フールに対して、ペット・ショップはまるでニヤリと笑みを浮かべるようにくちばしの端をゆがめる
鳥が笑みを浮かべるその姿に、イギーも目を丸くするが…そこに何か、周囲の冷たい空気を感じ―――
そこでイギーは地面に氷が根を張るように伸び、イギーの脚を張り付けていたことに気付くが
それと同時にペット・ショップは氷をつららのミサイルとしてイギーに飛ばす!!
とっさにイギーはザ・フールの砂ボディでつらら攻撃を防ぎ、それと共に砂に紛れる形で門下からペット・ショップの元を逃げ出すことに成功するが

イギーの姿が消えた事を確認したペット・ショップは即座に上空へと急上昇!
空から猛禽の眼で町中をくまなく見渡し… 物陰に隠れていたイギーからも空から自分を探すペット・ショップの姿を確認
どうにか逃げられたとしつつ、ヤツの氷で足裏の皮がはがれてしまい、肉球のところから血が流れ出てしまう
僅かに対峙しただけだが、ヤツの『スタンド』はかなりヤバイ代物と見て、ここは早いところ遠くへ逃げたいところだが…

その瞬間!イギーを見つけたペット・ショップがその目の前にすっ飛び!
即座にイギーに向け氷ミサイル発射!! イギーも悲鳴を上げながらもザ・フールのボディで氷弾を防御しようとするが
その凄まじい氷弾の弾幕は、ザ・フールの砂ボディを少しずつ削り取っていってしまう…!!
そして砂の防御を抜けた弾幕がイギーに直撃!! …と思われたが、いつの間にかイギーは僅かな血痕を残し姿を消していた…?

383 :奇妙な粗筋書き:2023/02/19(日) 20:15:11.42 ID:???.net
実はイギーはいつの間にか、マンホールから下水道へと逃げ込んでいたのだ
その手加減ナシの相手にはイギーもぼやきながら傷口を毛づくろい
とはいえ所詮は鳥、さすがにこの中まで追っては――― 振り返った瞬間、いつの間にかペット・ショップがそこに!?

「デッ なッ!なんだ!?こ…この鳥はァ―――ッ うわあああああああ―――――ッ」
驚愕する暇もなく、問答無用の氷弾がイギーに直撃!! その小さな体がバラバラに引き裂かれてしまう…!!
首を落とされたイギーの姿に、ペット・ショップもニヤリと笑みを浮かべ、任務完了の帰路へと―――

「おい」 その瞬間、マンホールの縦穴から声をかけるのは先程首を飛ばされたはずのイギー!?
「甘いぜッ! 殺したと思ったのは変幻自在の砂の『フール』だぜッ!」

得意げに告げると共に、下水に飛び散ったイギーの残骸が、ザ・フールのものへと戻っていく
そしてその一撃がペット・ショップの腹を横一閃に切り裂く!!
はげしいぶつかり合いの中、みごと先制の一撃を浴びせる事に成功するイギー このまま押し切れるか!?

<続く>

384 :マロン名無しさん:2023/02/19(日) 22:05:47.88 ID:???.net
ボストンテリアは初めて知った 初めて出た時はブルドッグだとばっかり思ってたわ
しかしザ・フールはまじで高性能だな、砂になれば物理攻撃はほぼ通さんし
さらには自分のニセモノも作ることができるという搦め手の性能も高い
それでもペット・ショップの弾幕には砂防御でも持たないあたり、どっちもかなりメチャクチャなスタンドだな

構図としては防御全振りのザ・フールと攻撃全振りのホルス神という具合でなかなかの名勝負になりそうな気配

385 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 01:53:10.69 ID:???.net
>>367
99%いつもの「大人はウソつきじゃない間違いをするだけ」
でも人間男女以外を2入れたせいで
ういた2人を残存勢力として出すことはできそう

386 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 07:09:47.04 ID:???.net
ボインゴを「男女」とカウントするのも
間違いではないが限りなくアウトに近い
人数を正確にカウントできたなら
明確に「そのうちひとりは子供」と伝えられただろう

387 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 07:40:02.08 ID:???.net
館の持ち主や不動産屋

388 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 14:26:24.92 ID:???.net
1部の頃から住み処に関しては
きちんと経済的に処理してそうなんだよな
棺桶も特注品らしいし
踏み倒して死人出したら騒ぎになるから
ケガが完治するまでは穏便にいきたい

389 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 14:28:22.10 ID:???.net
人間の髪をむしって屁をたれるのは
趣味じゃなかったのか荒木!
プロフィールがプロフィールとして仕事してないマンガ

390 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 14:57:54.32 ID:???.net
>>367
ペットショップのお世話をしてる女、
刀を管理してる女、
登場はしないけど、これでどうよ!?

391 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 19:05:42.68 ID:???.net
男女って言ったらマライア以外にももう一人ぐらい女がいそうだよな
(ボインゴ同様、わかる範囲で少しでも詳しい情報届けた方がいいわけだし)

まぁ遠目には男か女かわからない奴もいたけど
少なくともマライアだけは明らかに女に見えたからそう言ったのかもしれんが

392 :奇妙な粗筋書き:2023/02/20(月) 19:31:33.75 ID:???.net
 第224話
 氷のミサイル

ザ・フールの一撃によりペット・ショップの腹に一撃を浴びせる事に成功するイギー
はげしく血を噴き出すその姿に、イギーも得意げな笑みでもう動かない方が良いとする
元々イギーは彼やDIOなんぞには興味ない 
とはいえこちらも攻撃を受けたし、ここは引き分けで手打ちとしようと持ち掛ける、のだが
腹部から出血しながらも…ペット・ショップはその血を自身の翼につけ、自らの舌でその血を舐めとる…

「な……なんだこいつ ブルース・リーにでもなったつもりか
 お…おい おれはあの館にはもう近づかねーといってるんだ……… "やめ"にしようぜ な!な!」

―――するとペット・ショップの背後から、氷の鳥を模した彫像…彼のスタンド像『ホルス神』が展開される
それと共に周囲に氷が蜘蛛の巣状に張り巡らされ、ペット・ショップの傷口にも氷が覆い、止血をしてしまう
今だにやる気十分な様子のペットショップ、その光景にはイギーも苦々しい表情が浮かぶが
そこでイギーは下水道の通路にも氷を張り巡らし、出口を塞いでいくのに気づく…!
このままでは逃げられなくなる、早くトンネル内を脱出するべく後ろにダッシュしようとするイギーだが
それに対し、ペット・ショップは奇声を上げると共にスタンド像から氷のミサイルを発射
イギーもとっさに回避するが、その一撃でトンネル穴も氷で塞がれ逃げられなくなってしまう…!
そこへさらに氷ミサイルの弾幕を張り、逃げ場を失ったイギーを追いつめていく!!

「こ…こいつとことんオレを仕留める気だッ! 異常な野郎だッ!執念深いなんてもんじゃあねーッ!
『殺りく追跡機械<マシン>』だゼ!! そ…それにッ!こいつにつかまったら喰われながら殺されてしまう」
「グガガガガガッ グガガガッ」

ペット・ショップにあるのは、DIOの館に近付いたものを殺すのみ そこに一切の例外はない…!
その弾幕に追い立てられるイギーは、さらにトンネル内に張り巡らされた氷に足を取られ身動きが取れなくなってしまう!
動けなくなったイギーに、トドメの一撃が放たれる…!!

手ごたえありとその眼光を輝かせるペット・ショップだが
土煙が晴れたその場には、またもイギーが忽然と姿を消していた
だが、氷にはイギーの前足が残されており…それと共に泡立つ下水道、浮かび上がる血の色…
それを前にペット・ショップはニタリとくちばしを歪めた笑みを浮かべるのだった・・・

393 :奇妙な粗筋書き:2023/02/20(月) 19:32:44.94 ID:???.net
ジョースター一行の方は、DIOの館の場所を探る乞食探偵の帰りを待っていた所
しかしもう日が暮れる時間、どうやら見つけられなかったようだと見るポルナレフだが
その一方、アヴドゥルの懸念は別のところにあった

「今思ったのだが… 見つけられなかったならそれでいいのかもしれない……
 ひょっとして "見つけたからこそ"帰ってこないとしたら……
 館に近付く者を阻止する役目のスタンド使いがいてもおかしくない
 あの乞食に館探しを頼んだのは危険すぎたかもしれん………」

・・・場面変わり下水道の出口、川辺の一角…
その川底にはイギーがザ・フールでシェルターを作り、ペット・ショップの追撃から身を隠していた所
空気穴の管は水草に紛れてごまかしつつ…逃げるために自身の脚を切り落としたイギーは嘆く声が洩れ出ていた

「うげげ うがが お…おれの足が おれの…足が あのつららにちょん切られてしまった………
 足をすてなければやられていた……… し…しばらくここに隠れていよう…… ここに隠れて"やつをまかなければ"!
 この足はSPW財団にたのんでギ足を作ってもらうとして… 頭に来たぞッあの鳥公!もうゆるさんからなッ!
 この借りはかならずかえしてやるぜ!チクショウッ!」

自分をこんな目にあわせたペット・ショップに向け怨嗟の声をもらすイギーだが
その瞬間、何かが川に飛び込む音をイギーの耳が捉え、イギーも思わずその身が強張る…!!

[鳥が水中に潜るのは不可能ではない…… 鳥類は人や犬と同様に1つの肺で呼吸するわけだが
 そのほかに鳥類には『気嚢』(きのう)と呼ばれる空気をためた袋が胸と腹に5〜6か所ある この『気嚢』を持っているために
 鳥類は人間では昏睡に落ちてしまう高度6000〜7000mでの飛行が可能であるし
 たとえ首をしめられても子の体内酸素ボンベのおかげで数分は生きていられる
 つまり 圧倒的に犬よりは長く潜っていられるのだ!]

<続く>

394 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 21:34:26.01 ID:???.net
ブルースリーと言うよりプレデターを彷彿とさせるな、この狙った獲物は絶対に逃さない感じ
と言うかコレ、まさかイギー初の犠牲者になるんじゃないか…?という位には今回の敵は遊びが一切ない

395 :マロン名無しさん:2023/02/20(月) 21:50:40.96 ID:???.net
以前SW財団の男がDIOの館について「遠くから写真を撮るだけで危険」とか言ってたのに
探偵に護衛を付けなかったのは見殺しに等しい行為だと思う

396 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 06:14:28.87 ID:???.net
>今回の敵は遊びが一切ない

元々「理屈が通じない、執拗に追ってくる脅威」系っぽかったが
前回の
・地下に隠れてさえ見つけ出し追跡してくる に加えて
今回
・氷で傷を塞ぎダメージも意に介しない
・氷で逃げ場を潰した上での乱射攻撃
・足を失って命からがら逃げられた…と思いきや
 水中に隠れていてさえ追ってくる

徹底してるな
脅威の畳み掛け方でいえば三部トップクラス
ゲブ神やジャスティスでもこうはいかない
(ジャスティスの方が脅威たりえただろうけど
承太郎の吸い込みだけでKOなのが残念すぎた)

とはいえ別の意味で遊びはあるな
>ペット・ショップはその血を自身の翼につけ、自らの舌でその血を舐めとる

こういうホラー系パターンは脅威に理屈が通じない隔絶感が大事だから
人間じみた挑発モーションはいらんかったというか
そこだけチグハグ

しかし最終決戦に向けて緊迫感一気にあげてきてるな

397 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 06:19:57.24 ID:???.net
>ペット・ショップの傷口にも氷が覆い、止血をしてしまう
サイズ小さい恒温動物にこの氷はまずいんじゃないかと思うが
そこは漫画だから気にしちゃいかんのだろうな
スタンド本体特典で本体に低温レジスト効果でもあるかな
(アヴドゥルが焼けるかどうかも作者の考え次第だな)

>SPW財団にたのんでギ足を作ってもらうとして
頼むってのが意外と可愛気あるな
「SPW財団にギ足を作らせるとして」のほうが今までのキャラ設定っぽい

398 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 06:57:31.31 ID:???.net
イギーの犬語は人の言葉に翻訳されてるけどペットショップのは翻訳されてないあたり
言葉の通じないバケモノ相手にしてる感じあるな。
まあ犬と鳥だから話がお互いに通じないのは当たり前ではあるんだけど、漫画的な手法としてペットショップのほうは翻訳しなくて正解だと思う。

399 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 11:26:31.26 ID:???.net
だからこそブルース・リーごっこは
滑ってると感じる
見せたいネタとキャラクターのコンセプトが不一致起こしてる

映画見すぎ&好き過ぎなんだよな
自分があるあるめっちゃわかるあれだよなって
頷いちゃうネタを他人も大体そうだろうと勘違いしてしまう
共感性の低いオタクがよくやらかして
場が白ける流れ

400 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 13:31:43.75 ID:???.net
しかし執拗な追跡と抹殺を旨とするのはいいが
門番としての役割と相性よくないな
捨て石を囮にして鳥がそいつを追っかけて行った後に
悠々と本命を送り込んだらとりあえず
第一関門は無傷で素通りできる

401 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 13:34:31.43 ID:???.net
脚切断とかヘビーなダメージ表現来たな
ちっこい犬でも扱いは戦士
容赦はしないという意志を感じる
普通にイギーも死ぬ可能性が出てきた

402 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 13:44:31.77 ID:???.net
愚者の低火力にやきもきする
トラでもグリズリーでも
肉食の猛獣が前足でバシッとやったら
獲物の顔がぶっ飛ぶような殺傷力なのに
こんな鳥一羽ちょっと切り裂いただけで
仕留め損なうのは残念すぎ
本来なら前回の逆転劇で即決着の方が自然だ

403 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 13:46:07.13 ID:???.net
鳥の潜水の原理解説は
久々に1~2部のテイストを感じた

404 :奇妙な粗筋書き:2023/02/21(火) 19:00:14.23 ID:???.net
 第225話
 イギー、犬死に!?

ペット・ショップの追撃は川底に隠れていたイギーをも正確に捉え
河へ飛び込んだペットショップは即座にザ・フールのシェルターを発見し
氷の一撃がそのシェルターを貫き、イギーの目の前をかすめる!!
貫かれた穴から川の水が漏れだすと共に、氷を通してペット・ショップと目が合うイギー…

「ニギギイイイ」 ニタリ イギーの姿を見つけ、鋭い笑みを浮かべるペット・ショップ
そしてさらに三発、氷弾をザ・フールに放つがイギーもただではやられない
ザ・フールの腕を振るい、氷弾を弾き飛ばすことに成功 その一発はペット・ショップ自身にはね返す!!
翼に大穴を開けられ、ペット・ショップも悲鳴を上げながらその場を逃げ出す

…静寂の戻った川底に、これで決着と思われたが… 不意に、つららが開けた穴から浸水が止まりその周囲が凍り始める!?
さらに突如、ひび割れるシェルターにイギーはその異変の理由に気付く 周囲の水を全て凍り付かせてシェルターを包み込んでいるのだ!
その氷に空気穴も切断されるが、敵の狙いは窒息ではなくこのまま押しつぶす気だ
崩れるシェルター破片の瓦礫がイギー自身に降り注ぎ、隠れたつもりが追い詰められたこの状況にイギーも苦悶の声が出てしまう
ここは地面を掘って逃げ道を作るしかなく、慌てて全力で足元の地面を掘り起こしながらぼやく声が出るイギー

「ぐああ! な…なんて日だ……まったく今日はやく日だぜッ!
 前足は切断されるし強すぎる!あの鳥はよォーッ!!」

そうこうしているうちにシェルターももう限界…
すると何故か、ある程度地面を掘ったところで手ごたえがなくなる どうやら空洞に当たったようだが
その中を覗き込んだ瞬間…イギーが悲鳴を上げる!! そこにはすでにイギーを待ち構えていたペット・ショップの姿…!!

「鳥公だァ―――――ッ」
イギーの絶叫と共に、くちばしを開くペット・ショップ その喉奥から氷のミサイルが形成される…!
防御しようにもザ・フールは真後ろ 防御する暇も逃げ道もない、もはや絶体絶命のイギーだが
その瞬間、イギーはその大ピンチを前に逆転の一手を思いつく!

405 :奇妙な粗筋書き:2023/02/21(火) 19:01:15.91 ID:???.net
(! そうだッ! こ…"これをやるしかない"ッ! "やらなきゃやられる"ッ!)

ザ・フールのシェルターが氷に耐えきれず、潰れ切った所で
その空気圧を利用し、イギーは弾丸のごとく目の前のペット・ショップへとぶっ飛び!

そして、大口を開いたイギーの牙が ペット・ショップの氷弾ごとそのくちばしをかみ砕く!! 

自身のくちばしの中で、氷弾が破裂し中と外からひび割れるペット・ショップのくちばし
そして悲鳴と共にペット・ショップの氷が破裂 川の中がその爆発で水柱が上がる

「や…やった… やっつけたぞ鳥公め… ざまあみろ…
 ハァハァ ハァハァ し… しかし ハァハァ も… もうだめだ……
 出血もひどいし き…きしまで泳ぐ…気力も…ない…ぜ… お…おぼれる……

 なんのトラブルもない・・・人生を送るはずだったのに・・・・・・
 ちくしょう・・・ ミスったぜ・・・」

その言葉を最後に力尽き、川底へと沈んでいくイギー…… 
だがそんなイギーを寸前ですくったのは、飼い犬をペット・ショップに殺された少年であった

「なんてこった…偶然通りかかったら君が河を流されているなんて……
 あの鳥にやられたんだね…僕の犬と同じように…… (キョロキョロ
 大丈夫だ… あの鳥 近くにはいないみたいだ 死んじゃだめだよガンバルんだよ!
 すぐに手当てしてやるからね………」

虚ろな瞳を浮かべながら少年に抱き上げられるイギー
こうしてイギーは、強敵ペット・ショップを打倒し辛くも生き延びる事が出来たのだった


[鳥野郎
 ペット・ショップ ―ホルス神のスタンド―]
         死 亡


←To Be Continued...

406 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 21:39:12.77 ID:???.net
少年に助けられて良かったー
人助けも旅行客に対する理不尽な暴力も巡り巡るもんだね

407 :マロン名無しさん:2023/02/21(火) 23:10:37.56 ID:???.net
地味にはっきり「 死 亡 」って出たの今回が初めてな気がする
まあその前からエンヤ婆、ンドゥールと死人は出てたけど…つまり今後ジョジョ達が何人かやられるとなれば
「再起不能」ではなくはっきりと「死亡」とされる可能性もあるという事か… 
逆に「再起不能」ならいちおう生き残れるチャンスはあるって事でもあろうが

408 :マロン名無しさん:2023/02/22(水) 01:32:29.16 ID:???.net
>>400
たしかにw

・普段ならほとんどが瞬殺なので門を長くあけることがない
・生物最高速級の移動速度もある
・門番は出撃役と現場死守役で分担してるので大丈夫

など考えられるが
シチュエーション重視の作者は門がお留守なことを100%考えてなさそう

409 :奇妙な粗筋書き:2023/02/22(水) 19:14:31.93 ID:???.net
 第226話
 果てしない館

カイロでの一夜を終えた翌日 PM1:00頃
今日もDIOの館の手掛かりを探しに街中を歩くジョースター一行だが
ふと、承太郎が足を止めて背後を注視する 誰かつけてきているのか…?

「いや…何者かが我々を… 呼んだような声がした」

…すると、街角の一角にて姿を見せたのは ボロボロのイギー!?
一行も慌ててイギーの元に駆け寄り…その姿からアヴドゥルはイギーが"敵"に襲われたと見る
だがボロボロながら、切られた前足は誰かに手当してもらった跡がある それも見事な施術のようで
しかし呼びかけたのはイギーではない 確かに人間の言葉で自分たちに呼びかけたものがいるはずだが…?

「イギーは敵と遭遇したようです………
 死にかけて少年につれられているのを手当てしたのは SPW財団の医師です………」

その言葉に振り返った一行は、さらに驚愕にその目を見開く 
「ぼくの眼と同じように…」「ああ!! お…おめーはッ!」

そう、そこにいたのは帰ってきた花京院!!  サングラスを外し、自身の治った両目を見せる
戻ってきた仲間の姿に一行も歓声を上げてお出迎え 承太郎とも固い握手を交わす

…するとジョセフに抱き上げられていたイギーは、どこかいまいまし気な表情を浮かべながらジョセフの手から降りる
その姿に花京院は、イギーがどこかへ案内したい様子と見る

「人間やスタンドにまったく無関心だったイギーが………
 敵スタンドと戦って何があったのかは知らないですが かなり痛めつけられて怒っているようです」
「・・・・・・・・・ フン!」

……街を歩くうちに、一行はレッカーに運ばれる破壊された高級車を見つける
血の跡がくっきりついた車は、あの乞食探偵が乗っていたもの…
さらに一歩、一歩…その場所へと近づくごとに冷や汗が溢れ出て、どこか精神に食い込む圧迫感を覚える
そして、イギーの先導のもと、見えてきたその建物は・・・・・・!!

「わしにはもう…わかった… この雰囲気はッ! このドス黒い感覚はッ!」
そう、そこは彼らが探し求めていた最終目的地、DIOの館である…!!

410 :奇妙な粗筋書き:2023/02/22(水) 19:15:50.49 ID:???.net
「………」
 その舘を前に、イギーも思わず表情が強張る

「いる… この感覚はまちがいなくヤツだッ!やつは今この舘の中にいるッ!」
 自身にまとわりつくどす黒い感覚に、DIOの存在を確信するジョセフ

「………」
 承太郎はただ静かに、DIOの館を見据え

「我々の旅は…」 「………」
 アヴドゥル、花京院の二人もその顔に冷や汗交じりの緊張の面持ちで

「ついに終点を迎えたわけだ」
 とうとうたどり着いた最終目標に、ポルナレフも感慨深げにそう呟くのだった

ジョセフにDIOの存在が感じ取れるように、DIOのほうもジョセフの到着は気づいているだろう
うかつに中に入るのは、敵の胃袋に呑みこまれるも同然だが、はたしてどう動くべきか…
…そんな一行を出迎えるように、館の扉がひとりでに開かれる 
一同も警戒しながらその開かれた扉に近付き、中を覗くと…内部には端が見えないほど長い廊下が見える

「ポルナレフ……ドアの中に飛び込むなよ……
 DIOの前にスタンド使いがひとりやふたりいるはずだ」

―――すると廊下の向こう側から、何者かが高速でこちらに近付いて来る!?
腕を組み直立の姿勢で、宙を滑空するその存在の姿に一同も身構えるが
その男は一同の目の前で急停止 そしてDIOの館を訪れた一同を出迎えるように声をかける

何者かは知らないがDIOの館にいる以上敵であるのは確実、ジョセフが止めるのも聞かずポルナレフが攻撃を―――
寸前!男が投げたトランプがポルナレフに向けて放たれる、がポルナレフもこれをシルバーチャリオッツの細剣で真っ二つに両断
ポルナレフの出足を止めたところで、男は改めて深々と頭を下げて自己紹介

「ダービーと申します テレンス・T・ダービー あなた方に再起不能にされたダービーの…弟です
 さ・・・どうぞ中へ 上着などおとりしましょう」

DIOに与する側のはずが、腰の低い対応で一同を出迎えるテレンス 果たしてその意図や如何に…?

<続く>

411 :マロン名無しさん:2023/02/22(水) 20:06:55.65 ID:???.net
いよいよラストダンジョン突入か
一番手がダービーの身内とは予想外なとこ来たな、あの博打勝負、好評だったんかな

412 :マロン名無しさん:2023/02/22(水) 21:44:13.00 ID:???.net
>戻ってきた仲間の姿に一行も歓声を上げてお出迎え 承太郎とも固い握手を交わす

久々の承太郎x花京院成分が補給できてうれしい ありがとう荒木先生^^

413 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 05:12:42.12 ID:???.net
兄は顔の左右に縞模様
弟は顔の上下(デコとアゴ)に縞模様

顔のド真ん中に縞模様のダービー姉でも残ってるかな

しかし九栄神の9つめがダービー弟で
タロットの世界がDIO(これは確定っぽい)となると
それで打ち止めじゃないとするとどうするのかね
タロットの小アルカナ全部じゃ多いから小アルカナの4種類に絞って
あと4スタンドくらいくるかな

414 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 08:25:10.68 ID:???.net
今まで町中に自然に紛れ込んでたのに
見つかった瞬間これまでにないどす黒いプレッシャーを
全方位に発散してるDIOんちに大爆笑
「気のせい」とはこういうことをいう

415 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 08:27:28.29 ID:???.net
自爆して平然と復帰するシュトロハイムほどじゃないが
あの状況から何も知らない子供がSPW財団の医師に遭遇して
犬のイギーの手当が間に合った!って奇跡どころじゃすまんな
犬の輸血ってどうやるんだ?

416 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 08:54:20.10 ID:???.net
スイーと飛んでくるのはスタンド使いなら
能力関係なく大体できそうではある
ポルナレフも自分の身体をスタンドに持ち上げさせてブラボーブラボーいってたし

無限に続く廊下はテレンスか別の誰かかはしらんがとにかくスタンドとして
ボロ船がきちんと中を歩けるタンカーに化けたストレングスのように
屋敷の間取りが本当に実体を伴ってこうなってるのか
単なるめくらましでかまわず直進したらいつかカベに激突するのか
どっちなのかが気になる

…後者だったらショボくてがっかりだな

417 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 08:58:56.14 ID:???.net
ここから先は完全に敵地だから
出てきた奴はなんであれブッ殺すってポルナレフの判断は適切
スタンド使いの場合様子を悠長に伺ってる間に術中にはまるリスクの方が高い

ジョースター一行は直接攻撃力高いから敵とわかった相手は
見つけたら最後問答無用で倒すのが一番合理的
こういう廊下みたいに逃げ場のない場所なら
花京院とアウドゥルが一斉に正面に向けて弾幕張ったら大体の相手は死ぬ

418 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 09:17:07.24 ID:???.net
言われてみれば確かにそうよな
どこぞの女神転生じゃないんだから敵地で悠長に交渉する必要なんてない
そういう意味では出足を止められて口を開かせた時点でここはダービー弟のペースにハマってると思う

419 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 13:00:59.43 ID:???.net
>>417
ポルナレフはダービー兄に不用意に対応して足引っ張った経験が生きてるな

420 :奇妙な粗筋書き:2023/02/23(木) 19:13:08.86 ID:???.net
 第227話
 とっておきの世界

目の前に姿を現した相手が、かつて承太郎に負けた博打打ち、ダービーの弟と聞き驚きの声を上げる一行
だが微笑を浮かべるダービー弟…テレンスの様子からは敗北した兄の弔い合戦をしようという雰囲気ではないようで
テレンスも兄の言っていた、『勝負とは騙されて負けた方が悪いのだ』との言葉を拝借し
彼自身もその通りだとして、テレンスはさらにこう続ける

「兄はあなた方と戦って敗北しました 敗北した兄が『悪』なのです
 恨みなんかこれっぽっちもありません 兄は兄 私は私 DIO様をお守りするだけでございます
 それに 兄とは年齢が10歳離れています
 ま……それなりに兄を尊敬しておりましたが 兄とは世代が違うのでございます

 兄はイカサマとかペテンで勝つという 古いタイプの物の考え方をしておりました
 彼が勝てるのは 古いタイプの人間 もしくは素人だけでございます
 DIO様もそれにお気づきだったようで 私の方を執事としてそばにおいてくださったのです」

淡々と微笑を浮かべ、兄を負けて同然とするテレンスの姿には一行も困惑が浮かぶ…

「いかがなされました? 私との勝負を……お望みですなら……… さ……館の中へ………」
そしてうやうやしく一礼をしながら、そう告げるテレンスの目端が一瞬、鋭さを帯びる
だがここは敵の本拠地、そう言われて簡単に誘いに乗るほど一行もバカではない

「おれたちは魂のうばいっこしているヒマはねえ……… とっととDIOにあわせな」
頭を下げるテレンスに、承太郎もそう返すと…テレンスは自身のスタンド体を静かに展開させる

「失礼ですがわたしのスタンドは… 兄のスタンドとはタイプが違います」 [スタンドの名はアトゥム]
「おいおい…こいつスタンドを出したぞ!」
「最近珍しいな」「まともにスタンドを出すタイプはひさしぶりだな………」

相手もスタンドを展開し互いに臨戦態勢
まずは承太郎がスタープラチナを展開し、テレンスのスタンドに攻撃を仕掛け―――

421 :奇妙な粗筋書き:2023/02/23(木) 19:13:40.00 ID:???.net
「賭けよう……… スタープラチナの私への第一撃は まず『左腕』をくり出す 「!」
 第一攻撃はまず左腕のパンチ 賭けよう<ビット>」
「承太郎! なんでもいいッ!おまえのパワーで殴れば同じことだッ!やっちまえ!」

そして対峙するアトゥム神が、かすかにその身を揺らめかせると…
スタープラチナは即座に 右腕 で攻撃! ―――だがその一撃をアトゥムは容易く回避して見せる!?
スタープラチナのスピードを見切るその相手に、一同も驚愕が浮かぶが…

(ちがう 今のはスピードじゃあない…こいつの今の動きはスピードで見切ったのではない
 こいつ……殴る前によけていた…つまり!! 『右腕の』攻撃を知っていた
 おれはやつが賭けた『左腕』の逆の右腕でうった しかし『右腕』の攻撃をよまれていた!いったい!なぜ……!?)

「残念残念…今の賭けはわたしの負けでございましたな わたしも兄と同じで賭けは好きなのですがどうも弱くて フフフ
 おわびに とっておきの世界へお連れしましょう」
するとアトゥムが、振り抜いたスタープラチナの右腕を掴み…突然二人の足元に大穴が空く!?
やはりこの廊下は敵のワナ!そのままスタープラチナごと承太郎もその穴へと引きずり込まれていく
とっさにジョセフと花京院が互いのスタンドを伸ばして、承太郎を助け出そうとするが―――

「しょうがない…あなた方もお入りください」
次の瞬間、穴からテレンスが顔を出すとジョセフ、花京院ももろともにその腕で引っ張り込んでしまう…!!
ポルナレフもその腕をのばそうとするが、彼らも引き込まれては全滅の危険もある アヴドゥルがそれを止めると
穴の中からアヴドゥルへと呼びかける、ジョセフの叫び声が聞こえてくる

「アヴドゥルゥゥゥ きこえるかァァァ アヴドゥルゥゥゥ」
「! ジョースターさんの声だ!落ちながらしゃべっているッ!」
「10分たってわしらからなんの合図もなければァァ…… 館に火を放てッ!
 いいな…… アヴドゥル… …uu

422 :奇妙な粗筋書き:2023/02/23(木) 19:14:58.17 ID:???.net
その言葉を最後に、一行が吸い込まれた穴が塞がれ、承太郎たちは敵の手中に落ちてしまうのだった・・・
―――――そして、一行が連れられたのは海に浮かぶ小さな小島 
そこには四人掛けのテーブルとテレビ 傍らにワインボトルを置いたサイドテーブル
そして何もない空間に立てられたドアが一つあるのみの空間で… 
テレンス傍のテレビにはわずかな電子音と[GAME START]の文字が書かれており…

いったい何をやらかそうというのか…ジョセフもぼやく声がでる中、ふと承太郎が二人に問う
「じじい 花京院……… ひとつ謎を考えてくれや
 やつのスタンド……… おれが右のパンチを出すのを完璧に知っていた…なぜだと思う?
 ………この謎が解けねーと 負けるぜ……ヤツに…」

<続く>

423 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 20:42:19.40 ID:???.net
なんか嫌味なやっちゃなーテレンス
第一印象だけでコイツはオラオラの刑に処される気配ビンビンだわ

424 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 21:59:59.52 ID:???.net
>やつのスタンド……… おれが右のパンチを出すのを完璧に知っていた…なぜだと思う?

逆に
これだけさんざんスタンドバトル続けてきて
「そういう能力の持ち主だから」だと思わない承太郎が謎すぎる

425 :マロン名無しさん:2023/02/23(木) 23:01:26.44 ID:???.net
だからまさに「どういう能力なんだ?」っていう台詞でしょ

426 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 01:27:40.43 ID:???.net
>館に火を放てッ!

これがアリなら何で初めから実行しなかったのかということになるのだが…

2部でワムウとカーズが潜伏する館に突入する時にも思ったが
敵は太陽が弱点なのだから昼間のうちに燃やすなり爆破するなりした方がいいに決まっている
やらないのは「当然敵が備えているからやっても無意味(むしろ危険)」
という暗黙の了解があると思われたが

427 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 03:21:46.53 ID:???.net
ゲブ神 ンドゥール
クヌム神 オインゴ
トト神 ボインゴ
アヌビス神 刀
バステト神 マライア
セト神 アレッシー
オシリス神 ダービー(兄)
ホルス神 ペットショップ
アトゥム神 ダービー(弟)

九栄神出揃っちゃったか

無限廊下や屋内の島はDIOの「世界」の能力かね
確かに地形・環境を変化させるっぽいのは「世界」らしくはあるが…
ホル・ホースの暗殺をかわしたのも「現実と数十センチだけずれた光景を見せていた」とか
「DIOだけを残して世界が数十センチずれた」現象だったのかもしれない

しかしたかが番人のバトルのためにタイミングや趣向を合わせて
あの場を演出してあげてるのがDIOというのはどうもDIOらしくないな

霧は無いからエンヤ婆ゾンビのジャスティスの幻覚でもないし

エジプトだと今回の九栄神の元ネタであるヘリオポリス九柱神の他に
ヘルモポリス八柱神というのもいるが
なんなら今からもう8スタンド出すか?
今回のダービー弟は味方に犠牲が出るほどシリアスになる気がしない
多分兄よりスカしてる分兄よりひどい目に合いそう
DIOを前にして犠牲を出すなら館内に8は多すぎるにしても
一行5人+1匹と同じ6人くらいは控えててもおかしくない

428 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 03:31:59.11 ID:???.net
>>424>>425
「どういう能力」ねえ…

この作者がそんな回りくどいメカニズムなんて考えるかな
特に3部でスタンドを導入して
やりたい内容はかなり無理があってもスタンドのせいにできる今
それが「心を読める」であれ「未来をボインゴの予言とは違う形で見れる」であれ
「自分で決定したように錯覚させて行動を誘導する」であれ
大差はないけど

承太郎が「なぜだと思う」「この謎を解かないと」と発言してしまってるところに
作者の手の内が見えてしまってるな
今回は「そういう能力」で済ませず
謎解きを見せ場にするか
あるいは途中で読者に明かした後は
かえって情報が多くて有利な側が振り回されるエンヤ婆やオインゴのときのような
倒叙パターンで見せるかなんだろうな

429 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 03:45:08.64 ID:???.net
>敵は太陽が弱点なのだから

そういえば前回珍しく時刻を出してたが
>カイロでの一夜を終えた翌日 PM1:00頃

まだ日光があるうちにDIOに光を浴びせるかどうかの駆け引きをやる予定かな

でもその場合、カーズに紫外線照射した時じゃないけど
DIOにいよいよトドメ、というところでドンデン返しありそう
太陽を限定条件下であれスタンド能力であれ克服してて
効くと思って勝ち誇った隙にこっちが致命的攻撃食らってしまうとか
ラナルータ的な能力で夜バトルになってしまうとか

>10分たってわしらからなんの合図もなければァァ…… 館に火を放てッ!

しかしバトルになりそうなのに10分でケリつけられると思ってんのかな
バトルになってしまうと合図のことなんてジョセフがというより作者がおぼえてないだろう
一番現実的なのはダービー弟やその他館内の奴らに聞かせるためのブラフ・牽制としてだが
それもそんなに効果的とも思えないしな

430 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 07:17:00.59 ID:???.net
1部も結局ディオとの決戦で
日光という要素はなかったし
カーズのように日光を逆手にとれたりもしない以上
今回もDIOが日光浴びて死ぬ系の結末は無さそう

431 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 07:18:20.59 ID:???.net
石造りの建造物って綺麗に燃えてくれるんだろうか

432 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 07:23:55.45 ID:???.net
一発じゃなくページを埋め尽くすようなオラオラで殴らないのがご都合主義

「かわす 」だけで「透ける」とか「跳ね返す」じゃないなら
「当たればまずい」ってことだし
反応できない速さで面制圧すれば当たる
すばしっこい奴でもどしゃ降りの雨の下を濡れずに歩けないのと一緒

いい勝負させるには味方が強すぎるんだな
真っ向勝負の出だしが一番難しくなってる

433 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 07:29:27.10 ID:???.net
>>432
実はシンプルなごり押しが最もスマートで効果的だし
敵としてもやって欲しくないこと

時間が押してるのに
わざわざ立ち止まって「待てよ?」
とシンキングタイムに入ってしまうのが一番の悪手

434 :奇妙な粗筋書き:2023/02/24(金) 19:03:38.51 ID:???.net
*プロフィール・オブ・テレンス

本名 テレンス・T・ダービー

国籍 USA 21歳
ダニエル・J・ダービーの実弟。
DIOに気に入られ、執事をしている。
スタンド名は『アトゥム神』。 その能力は いままでのところ謎。
真の能力は これからにある。

435 :奇妙な粗筋書き:2023/02/24(金) 19:04:09.90 ID:???.net
 第228話
 魂のTVゲーム

敵の術中にはまり、海上に浮かぶ小島に捕らわれの身となった承太郎たち三人
かれらが感じる潮風、足元を濡らす海水 幻覚にしてはリアルすぎるその空間にジョセフも困惑の声をもらす

「何かお飲みになりますか? もちろんこの飲み物類は本物です 毒も入っておりません」
「館の中か?ここは?」「そうです」
「……… 館のどこだ?」「それはいえません」
「地下か?」「そうかも………」

テレンスを問い詰めながら、小島にあるドアを開けるが…開いてみてもどこかに繋がっている様子はなく
「『スタンド』か?この幻覚は?」「そうです」
「きさまのスタンド能力か?」「ちがいます」 「DIOのか」「ちがいます」
「誰のだ?」「いう必要はありません」
「SPW財団の情報によると あと2〜3人スタンド使いがいるらしいが そうか?」「言う必要はありません」

「『言えない』という答えが多いな」
「ウソをついてもかまわないのですよ しかし私は兄のようにウソをついたりだましたりしないからです」
……そんなテレンスの言葉をどこか鼻で笑う承太郎 その様子にテレンスもわずかに反応を示すが…

「つまりこういうことか? 『我々はおまえを倒さない限り 先には進めない………』」

 イグザクトリー
「Exactly」
(そのとおりでございます)

テレンスはそう返し、深々と一同に頭を下げる …その態度に一同も癪に障るものを感じながら
こちらも先を急ぐ立場、遠慮なく三人がかりでテレンスをぶちのめさんとするが
兄同様、テレンスもどうにもマイペースな対応で返しながら… 
兄と同じく自分のコレクションを披露するべく、テレンスが傍らにあった戸棚を開くと
そこには無数の不気味な人形たちが収められていた…!!

436 :奇妙な粗筋書き:2023/02/24(金) 19:04:40.84 ID:???.net
その『コレクション』を初めて見た花京院も僅かにとまどいが浮かぶが
…その瞬間、人形が動きをみせるのに花京院が気づく…!

〔ダービィィ〜ウウウウ わたしに話しかけて・・・ テレンスダービーィィィ ウウウ
 さびしいの? わたしと話をしてちょうだい… おねがいお話を!話をヲヲヲヲ〜〜〜〕
〔ダービィ〜〜〜〜ウウウウ〕〔さびしい〜〜〜〕〔オオオオオオ〕〔ウウウウウウウウ〕
〔助けて〜〜〜〕〔助けてくれェ〜〜〜〕〔オオオオオ〜〕〔オオオオダービー様ァァァァァァ〕

「OH MY GOD………」
「生きている……… こ…この人形らは生きている」
「て…てめー……… 魂を」
兄同様、まさに悪魔のごとき所業を見せつけるそのコレクションに、一同もドン引き
それと共にテレンスも、兄同様に相手の魂を奪い人形に収めるのが自分の『スタンド能力』であることを明かす

「兄のコレクションはつまらなかった ただ魂のコインを並べて楽しむだけで単純で底が浅い
 わたしのは着せ替えをしたり話をして楽しめる たとえば彼女の名前はソニア
 華麗なる恋の体験談が楽しい女だ 〔ダービィ〜〜 ああ〜〜ダービィー〕
 ハダがきれいでしょう シャネルの服が好きというんだが
 今はジャンニ・ヴェルサーチのデザインを 私が小さく作り上げたものを着ている
 どこへ出しても恥ずかしくない美人だ エリオット医師は殺人鬼だ………8人殺している 〔アアアウ〕
 殺した患者の話が楽しめる この眼鏡も聴診器もわたしが作った
 この日本の少年 タツヒコはIQが190もあるヤツでかなりてごわい 〔ママア〜〜〜 ママア〜〜〜〕
 こいつはTVゲームの達人だったので 負かして魂を奪い取るのには苦労しました」

…その悪趣味としか言いようがない所業を見せつけるテレンスの姿に一同も不快さに表情を歪める
それはさておき、兄との勝負での体験で『魂』を奪われる経験をしたであろう一向に対し
『敗北』と『魂』のつながりを一同に説明するテレンス

「『敗北』する時 自分の『敗北』を自分で認めた瞬間 魂のエネルギーは限りなく0に近くなる………
 その一瞬をねらって相手の魂を引きずりだすッ! それがわたしや兄のスタンドの原理!」
「もういいッ!話はいいッ! きさまの『スタンド』の話などムカツクだけだッ!
 早いとこ貴様をたたきのめして先へ進むだけだッ!」

もはや一行もテレンスの言葉に耳を貸さず、スタンドを展開し攻撃を―――

437 :奇妙な粗筋書き:2023/02/24(金) 19:05:32.95 ID:???.net
「話は聞かなくてはならないッ! 少なくとも丈太郎!あなたはわたしのペースにすでにはまっているッ!」

得意げにそう告げるテレンスの言葉に、一同も一瞬その動きが止まってしまう…
それと共にテレンスが、出会いがしらでの『右腕か左腕か』の攻撃を読まれた件について告げる
そしてまだ、その『謎』は解けていない… 敗北こそ認めていないが精神的なショックは大きい
それは承太郎の『魂』に付けこむには十分な隙 そして…その隙をついたテレンスは
自らのスタンド『アトゥム神』の腕を、承太郎の腕に食い込ませていたのだ!!

「このままあなたの右腕をつぶせば DIO様はさぞ喜ばれるでしょう……?
 しかし承太郎の右腕をつぶした瞬間 わたしもすかさず花京院とジョースターさんのふたりの攻撃を食らい
 ひとたまりもなくやられてしまうでしょう…… そいつはごめんです

 そこでひとつどうです みなさん『魂』を賭けてゲームをしませんか?
 わたしが完全なる負けを認めれば 腕をはなしましょう」
「やれやれ…もうすでにてめーのペースにはまっている…か…
 たしかに…… しかしオレをはめたことを後悔しねーようにな……ダービー」

否応なく、テレンスとの勝負のテーブルに上がるしかない一行 果たしてその勝負の内容とは…?

<続く>

438 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 20:18:16.22 ID:???.net
兄はゲスでもハードボイルドなかっこよさがあったのになんだこの弟のキモさは…

439 :マロン名無しさん:2023/02/24(金) 21:06:49.29 ID:???.net
兄貴は好きだったがこいつは嫌い

440 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 04:17:39.65 ID:???.net
腕をつぶされる前にオラオラで倒せるんじゃないのか

441 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 05:34:20.91 ID:???.net
しかし話と小道具を見るに、今回のバクチ勝負はいわゆるTVゲーム系なんかね
ジャンプでゲームネタと言うとキン肉マンの魔法陣リングとかいう最ワースト試合が浮かぶがどうなるやら

442 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 06:32:41.96 ID:???.net
>>434
敵なのにプロフィールとは

作者の気に入りっぽいホル・ホースでさえプロフィールはなかったような
(登場前の扉絵でいきなり名前紹介はあったけど)
しかもほとんど情報明かしてないのにわざわざプロフィールつけるとは
こんなクソサイコが対戦後には味方化するのか??

いや、そういえばワムウとかもプロフィールあったか
よかった

>SPW財団の情報によると あと2~3人スタンド使いがいるらしいが
そんな話あったっけ?
それともジョースター一行がオインゴ・ボインゴやペットショップを認識してないだけか

でも幻覚スタンド使いが別にいるなら「タロット大アルカナ」「9栄神」以外のネタを
作者は用意してるわけだな

443 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 06:49:27.59 ID:???.net
>>438-440
ダービーが奴なりにプライドやこだわりをもってたから
兄を軽視してるだけでも印象良くなかったが
慇懃で逆撫でしてくる態度は読者のみならず作中キャラもイラつかせてるし
同じ魂を奪うにしても異常さが目立つ趣味をしてるし
こいつスティーリーダン以来の
「反感を溜めに溜めてオラオラ」パターンありそう

>>441
ゆでたまごとは方向性がぜんぜん違うだろう
「今流行りのファミコン」を題材にしたつもりでもそれっぽさはせいぜいコントローラーのデザインくらい
タイガーマスクのリングやゲームセンターあらし風プレイ、聖闘士のクロスなど
気になる断片を寄せ集めてなんとかしようとしたもののなんとかならなかったのがあのワースト試合

この作者の場合はやりたいシチュエーションがいろいろあってそれをやるだけ
第三部のスタンドという発明のおかげで
やりたい内容をかなり無茶があっても実現できるようになった
オインゴ・ボインゴみたいにバトルにすらなってなくても成り立ってしまう

444 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 06:56:54.04 ID:???.net
>>432
作者&ダービー弟に好意的に解釈するなら

オラオララッシュでいってればダービー弟はやられてたけど
>賭けよう……… スタープラチナの私への第一撃は まず『左腕』をくり出す
この一言のせいで承太郎の思考がラッシュから「右か左か」に狭められてしまった
つまりオラオララッシュを回避する誘導になってた、ということかも

445 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 07:44:48.77 ID:???.net
弟の能力が兄と同じく魂を奪うものなら
承太郎の攻撃を読んだのはまた別の能力なのか
スタンドとは関係ないところにあるのか

446 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 09:53:23.55 ID:???.net
ゲーム対戦といえばハイパーオリンピックだな
オラオラ連打で高橋名人の16連射も越える大記録がうち上がること間違いなしだぜw

447 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 10:55:23.84 ID:???.net
そりゃ兄はこんな気持ち悪い人形遊びしなくても
視界全部を信頼できる自分の味方で固められるほどの人脈あるからなぁ……

448 :奇妙な粗筋書き:2023/02/25(土) 19:38:56.47 ID:???.net
 第229話
 F−MEGA魂のレース

テレンスのスタンド『アトゥム神』の力により、承太郎の『右腕』を人質とされてしまう
その腕を失いたくなければ、テレンスの提示する魂を賭けたゲームに参加するしかない
…テーブルに置いてあるテレビと、傍らにおいてあるカセット、コントローラー等から
その勝負の内容がいわゆるTVゲームの系統であると見る承太郎

「どれだけおまえがゲームをやり込んでいるか知らねーが
 おまえには兄キのダービーにはない…隠された賭けの秘密がある…
 オレのパンチの『右か左か』がなぜかわかっていた
 とはいってもキサマごときのために右腕を失うのもごめんだぜ… しかたがないようだ……
 TVゲームで命をはるたあくだらねーがてめーの提案通り ゲームで勝負するしかないな………」

こうしてテレンスと承太郎との対決が―――
「ひとつ言っておきます 最初に私と勝負するのは 花京院…あなたを希望します!」
始まると思った矢先、テレンスの方から直々に花京院を勝負の相手に指名
だがそれには承太郎も異を唱える
自分の右腕が人質に取られている以上、自分が出るのがスジのはずだが…

「ジョースターとあなたは肉親だが 花京院には血のつながりがない……
 あなた方ふたりの魂を奪ったあと 急に『魂』を賭けるのはいやだとスタンド攻撃にはいられるとやっかいですので……」

早くも自分たちに勝ったつもりのテレンスの言葉 何ともうぬぼれの強い男だとジョセフも呆れた声が出る
…すると花京院は、テレンスとの対決を承諾 彼自身もTVゲームには詳しいほう 
それにおいてあるゲームは、日本の若者なら「もう飽きた」と言われるような少々古めの物ばかりのようで

「ゲームはこの『F−MEGA』で……対戦を希望したいが…」「………」
「『魂』を! 賭けよう!」「グッド」ニヤリ

花京院としても、腕にアトゥムの手を付けられている承太郎では操作ミスの危険があるため、参戦させたくない様子
ゲームが始まる前に花京院は、彼が負ければ本当に承太郎から手が外れる保証を問うが
返答しないテレンスに代わり、ジョセフが兄ダービーと同様に彼自身が敗北を認めれば手は外れると返す

…するとテレンスは、戸棚から一体の人形を取り出す 
花京院を模したその不気味な人形…彼の運命を示唆するかのように、その人形を手に得意げな笑みを浮かべるテレンスであった

449 :奇妙な粗筋書き:2023/02/25(土) 19:39:56.85 ID:???.net
勝負の開始前に、まずはジョセフチェック 
ハーミットパープルでテレビ、ゲーム機、ソフトなどを調べてみたがイカサマの仕込みはない様子

「兄とはちがう イカサマはしませんよ」
テレンスと花京院が共にテーブルにつき、コントローラーを手に闘いの準備が整う

 エフッ! メガァッ!
≪F−MEGA!! 『F−MEGA』ハ一対一ノ対戦型カーレースバトルゲームッ!≫

まずはマシン選択、二人は共にA車を選ぶ

 エイ カァァッ!
≪A−CAR! 最高時速<マックススピード>425キロニ達スルマデ フルスロットルデ17秒カカル≫

 MAX SPEED
     425km/h
 MAX POWER
 1,520ps/12,000rpm
 7,500cc

自分の操作カーの番号を選び、さらにコース選択 花京院はコース1を選ぶ
≪コースNo,1! 
 スタート後200メートルの直線コースガアリ ソシテ6ツノカーブ!
 ソノアト『加速トンネル』ガアル! 『加速トンネル』ニ入ルコトガデキレバ最大850キロマデ加速可能ニナル!!
 コースアウトハ爆裂! 4周シテ タイムノ早イ方ガ勝利者ダッ!!≫

「用意はいいですか?」
「紳士ぶってないでさっさとやればいい!!」

両車スタート位置につき、レーススタートの合図を待つ二人
…その最中、花京院はレース開始前にテレンスがボタンを小刻みに連打している様子に気付く
この技はスタートダッシュで急加速を仕掛ける技
だがそれに気づいた時には、花京院の方はすでに同じ手段で対抗する時間はない!

そしてスタートと同時にテレンスの操作カーがロケットスタートに成功、花京院の前に出ると
即座にテレンスは花京院の車の前に陣取り、その進行をブロックしてしまう!!

450 :奇妙な粗筋書き:2023/02/25(土) 19:40:43.97 ID:???.net
(ここさえ決めればもうわたしの勝利です なぜなら同じ能力の車が同じスピードで走ったら
 この状態では追い越すことは不可能ッ! そして残念ながらこのダービーにはレース中の操作ミスは絶対にないッ!)

しかし花京院も、テレンスにいいようにやられてばかりではない!
前方をブロックさせながらも、花京院はハイエロファントグリーンの手で方向キーを回転させるように操作!
これにより花京院の操作カーは強烈にスピン!前を塞ぐテレンスの操作カーを弾き飛ばす!!

「花京院 きさまこのゲームやり込んでいるなッ!」
「答える必要はない」

声を荒げるテレンスに得意げな笑みで返す花京院
テレンスの企みを阻止することに成功し、ダブルクラッシュでコース脇に止まる両者 勝負はまだまだこれから…!

<続く>

451 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:04:46.85 ID:???.net
エフゼロwwwww

452 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:18:59.14 ID:???.net
ダービーのいうことは正しい
実際のスポーツと違ってTVゲームは所詮デジタルで
できる/できない ありえる/ありえないの線引きは絶対的だからな

なんか頓知でとぼけたりごまかしたりを真骨頂とする
タヌキ系バトル漫画のジョジョとは致命的に相性悪そうな題材だが
どう盛り上げるんだろうか

453 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:20:36.08 ID:???.net
レースゲーなんてこれまでの人生で10分もプレイしたことないんだが
スタート前の操作でロケットスタートって「あるある」なテクニックなのか?

454 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:23:41.87 ID:???.net
現実にはないゲーム機の
コントローラーとかのデザイン見てるのが地味に面白い

潜水艦の内装とか皇帝とかメカ?というか無機的な道具をオリジナリティ混ぜつつ
描くのが本当に上手くなったと感じる
シュトロハイムのボディなんか毎度わちゃわちゃーっと情報量増やして
はぐらかしてる感あったが、輪郭線がくっきりしてどこがどう繋がってるかが
一目でわかりやすくなった

455 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:26:21.82 ID:???.net
思えば兄弟だから似たようなスタンドだろうって
目のつけかたは結果オーライではあったが
根拠としては怪しい限りだな

ジョースターの血縁であるジョセフと承太郎でも
スタンドの性質は全く似てない
血縁とか親類というよりも個人的な性向や精神性の方が
影響でかいと思う

456 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:28:48.77 ID:???.net
>>453
アウトランがスタート前にシフトレバーがちゃがちゃやってると急加速できる、って裏技あったはず うろ覚えなんで違ってたらゴメン
イカサマはしないけど裏技、バグ技は使いこなす的な方向で行くならゲーマーテレンスの実力も示せるはず

というかタイトルコールのノリがなんだかSEGA系だなエフメガw

457 :マロン名無しさん:2023/02/25(土) 20:35:23.10 ID:???.net
オインゴボインゴなんかスタンドに共通点ないしなw

458 :マロン名無しさん:2023/02/26(日) 02:04:03.54 ID:???.net
> キサマごときのために右腕を失うのもごめんだぜ…

ジョナサンは「指4本失ってもいい理由がある!」とか熱血だったのだが
こういうところは承太郎は現代っ子だな

459 :マロン名無しさん:2023/02/26(日) 11:38:53.60 ID:???.net
エフメガァッ!

エイカァァッ!

ナチスノカガクリョクハァァッ!

セカイイチィィィィィィィィ!!!

460 :マロン名無しさん:2023/02/26(日) 12:07:20.91 ID:???.net
>>452
>なんか頓知でとぼけたりごまかしたりを真骨頂とする
>タヌキ系バトル漫画のジョジョ

的確すぎてワロタ


>実際のスポーツと違ってTVゲームは所詮デジタルで
>できる/できない ありえる/ありえないの線引きは絶対的だからな

有限のプログラム内のことしかありえないからな(バグ含めて)
とはいえ実際漫画を見てみれば

>この技はスタートダッシュで急加速を仕掛ける技
>これにより花京院の操作カーは強烈にスピン!前を塞ぐテレンスの操作カーを弾き飛ばす!!

勝負にかかわる見せ場がどちらも読者に示されてない新情報

今回はこんなゲームだといちから描写する回だから新情報なのは当たり前だが
こんな調子で「実はここにはこんなトラップが」「実はこんなバグがありそれを利用したこんな裏技が」と
好き勝手あとづけ放題で見せ場を作る形だろうな

もちろん今後
>『加速トンネル』ニ入ルコトガデキレバ最大850キロマデ加速可能ニナル!!
は当然見せ場の1つに使うだろうし
今回見せたスタートダッシュやスピンを一味違った形で使って読者を感心させるパターンも考えられるが
TVゲームものにしては後出しだらけの見せ方になるのは必然だし
もともとロジックより感性雰囲気重視しがちな作者だから
読者感覚での「できる/できない ありえる/ありえないの線引き」と作者の線引きにはズレが大きいと思われるし
合わない人には絶望的に合わないバトルになりそう

461 :奇妙な粗筋書き:2023/02/26(日) 19:02:53.49 ID:den8/5lL.net
 第230話
 加速トンネルへGO

レース開幕、スタートダッシュに成功し優位に立ったはずのテレンスだが
花京院も自分の操作カーをスピンさせ、テレンスを巻き込むクラッシュで強引に仕切りなおす
そのやり込み技術と大胆さには、テレンスも感嘆の声をもらす
そして両者、同時に機体を立て直し再スタート! ともに横並びでコースを突っ走る!

だがその位置取りは花京院の方が不利と見る承太郎 
アウト側に位置している花京院はコーナーでは外側に位置しており、大回りになってしまうが
花京院も冷静にフルスロットルでのコーナリング可能なスピードを維持し、ほぼ同時の速度で曲がることに成功

「気に入りました 花京院ッ! 魂を賭けているというのに少しもビビらない恐怖をのり越えたゲーム操作!
 あなたのように手ごたえのある相手じゃあないとわたしの人形コレクションに加える価値がない…」

その手ごたえある強敵、花京院の実力にテレンスも不敵な笑みで返す中
はげしいレースの最中に花京院は自らの心の中で、自身の胸の内を吐露するように返す

『このぼくが恐怖をのりこえているだって……?』
『フフフ…ありがとうよ 鍛えられたからな 6カ月ほど前おまえの主人DIOと出会って
 脳ミソに「肉の芽」を植え付けられた時に恐怖に対して鍛えられたからな……』

『あの時………DIOに出会った時正直いってDIOという怪物にぼくはビビッた…
 足がすくんで 体中の毛が逆立ち全身が凍り付いた………
 DIOを見て動けない自分に気付き「金縛りにあっているんだな」と思うとますます毛が逆立つのがわかった…
 胃がケイレンし 胃液が逆流した ヘドを吐く一歩手前さ!
 DIOはそんなぼくを見ながらこう言った… しかも やさしく子供に言い聞かせるように

「花京院くん 恐れることは無いんだよ 友だちになろう」

『ぼくは自分を呪う!
 それを聞いてぼくはホッとしたんだ… 正直言って心の底から安心したんだ………
 まだまだ生きれるんだ! そう思った しかし………屈辱だ…ゆるせない!これ以上の屈辱はない……
 自分がゆるせなかった……ヤツに精神的に屈した自分を呪った! 承太郎に助けられこの旅に出た理由もそれだ!
 二度とあの時のみじめな花京院には絶対に戻らないッ! ダービーおまえと魂を賭けて5戦うのもそれが動機さ!

 だからこのゲームで この花京院典明に精神的動揺によるコントロールミスは決してない!と思っていただこうッ!』

462 :奇妙な粗筋書き:2023/02/26(日) 19:03:29.84 ID:???.net
DIOへの恐怖を乗り越えるべく、その難敵に挑む花京院 今の彼に一切の揺らぎはない!
それを証明するように、全てのコーナーを最適なスピードで突破する花京院
流石にテレンスも、完全に横にぴったり張り付く花京院に苦々しい表情が浮かび始めるが…

次の第六コーナーを抜ければ加速トンネルが待っており、ここで急加速を得れば勝負は決したも同然だが
トンネルの幅が通れるのは一台のみ、このまま並走して走ればどちらかがトンネルから外れる事になる
そして第六コーナーを抜けた二台が、加速トンネルへと入るべく互いに押し合いの勝負となる! が…!

「気づいてないようですね花京院! わたしに押し勝つつもりですか?
 君の28番のパワー残量数値を見てごらんなさい…」「!!!」

15 ●●●●●●〇
28 ●●●●●〇〇

「か…花京院の方が少ないッ!」
「スタートの時スピンしてわたしのブロックを弾き飛ばした分
 エネルギーが少なくなったのに気が付かなかったのかッ!」

そしてテレンスの一押しで花京院の車が押し負けてしまう! このまま張り合ってもトンネルのふちに激突してしまうが
ここで妥協してテレンスの後にトンネルに入れば、もう自分に勝つ見込みがなくなると確信する花京院
…すると花京院は、テレンスの車に押されたままで操作キーの右を思い切り押し込むと
なんと花京院の車は勢いそのままに、縦に立ち上がる!! 
そのままの勢いで、トンネルの壁を利用して走行、加速トンネルへの侵入に成功する!

「ぬぬう!トンネルの壁に突っ込ませるとはッ!」
「依然同時か……… 気の抜けないレースだな」
今だ五分五分の張り合いを見せる両者、果たして先に決定的な優位をとれるのはどちらの車か・・・?

<続く>

463 :マロン名無しさん:2023/02/26(日) 22:14:54.78 ID:???.net
花京院くんの迫真の独り言

464 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 07:53:52.90 ID:???.net
他人に本心を見せたがらないが
言いたいことは山ほどあるタイプ

465 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 08:07:30.18 ID:???.net
しかし花京院は元から自分のプライドのために
同行しているのはわかっていたが
ここまで思い詰めてるともう死ぬよりないんじゃないかと思う
承太郎やジョセフはホリィが元気になったのを
確かめるまでが使命だが
花京院はDIOを倒すこと自体をゴールにしてる
こういう花火みたいな人生設計してる奴は
一番高いところでドカンと散ってナンボ

466 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 08:09:08.92 ID:???.net
壁を走れるようにデザインしてあるいかしたゲーム

体感的操作のできるゲーセンの筐体向きだな

467 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 08:12:12.63 ID:???.net
しかしアヴドゥルさんはDIOに話しかけられると
気持ちが安らぐ→そこが恐ろしい
と説明してたが、終始金玉縮み上がっていた花京院のレスポンスはなんなんだろうな
DIOが「こいつはビビらせた方が言うこと聞かせやすい」と判断して演技変えてみたんだろうか

468 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 08:15:15.75 ID:???.net
結局カネか肉の芽が最も効果的っていう現実

ダービー兄はギャンブラーとしての
魂を煽って手先にしたみたいだが
案外弟を先に引き込んだついでって流れもありうる

469 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 11:49:33.36 ID:???.net
エフッ!ゼロォォ!!
F-ZERO
は当時スーファミなくて、ついに今に至るまでプレイしなかったゲームよッッ!

>>453
ファミコンのF1でもロケットスタートの裏技があったかな。
そこら辺知ってると、レースゲームする時はロケットスタートの方法を探してしまうッ!

470 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 12:23:24.53 ID:???.net
>>467
いや

恐怖→安堵(→屈辱)
終始ビビってたわけじゃなく
DIOに話しかけられると安らいでる
アヴドゥルと同じ

ただしこれもアヴドゥルと同じで
魅了されかけてまずいと感じる精神性は持ち合わせてたから
DIOは花京院を取り込むのに肉の芽まで使う必要があった

471 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 12:39:40.66 ID:???.net
>>466
揺らしたり傾けたりくらいなら実現できても
90°以上に傾けるのはコスト的にも安全面でも難しそう>体感

しかし壁を走れる仕様とはこの作者らしい自由さだな

>実際のスポーツと違ってTVゲームは所詮デジタルで
>できる/できない ありえる/ありえないの線引きは絶対的だからな

この調子だと線引きが絶対的だろうと
作者が「こういう線引きのゲームです」「これも仕様です」と定義してしまえばだいたいなんとかなるな

わざとクラッシュしてその破片を意図的にぶちあてて相手もクラッシュさせるとかも
このゲームだとありえちゃうんだろうな
4周ルールだが前周クラッシュ時にこぼれたオイルでスリップとかもやりかねない

472 :奇妙な粗筋書き:2023/02/27(月) 18:57:23.43 ID:???.net
 第231話
 勝利への加速

一台しか通れない加速トンネルに、花京院は機体を傾けることで同時侵入に成功
現在車は共にトップスピードの425km/h だが精神的な優位をとってる花京院の方が有利と声を上げるジョセフ
同時にその声援はテレンスの集中を乱す意図もある 苦々しく声を上げるテレンスにジョセフもにんまり
…しかしテレンスはそこで、トンネルの壁を走る花京院の車に向け、何度も体当たりを仕掛ける!!

(パワー残量が少なくなってもかまわん…
 ここは花京院より100分の一秒でも早くコーナーを曲がり
 1000分の一ミリでも最短コースを通り 一瞬でも早くトンネルを出る事だ…)
「なぜなら!この加速トンネルを出た瞬間に速度は2倍の850km/hまで先に加速できるから
 車間距離もその時広げられる!先に出た方が相手をブロックできるッ!  この勝負はトンネルの出口で確実に決まるッ!」

少しでも優位をとるためにも、何度も体当たりを仕掛けるテレンスの車
すると次の瞬間、突然画面が真っ暗になり何も見えなくなり、体当たりの音だけが画面に響く

「ここから先は闇のトンネルをつき進まなくてはならない……
 しかも8カ所のカーブと地雷原が一カ所 キャノン砲が一カ所あり闇を抜けるとすぐ出口を飛び出る!」
「なにィ―――ッ!?見えないのにどうやって425km/hのスピードで突き進むんじゃーッ!?」
「ミスると壁に激突する!しかし体でコーナーを曲がるタイミングを覚えているッ! ダービーもな」

花京院の言葉通り、暗闇の加速トンネルの中、コーナーを曲がる音が幾度も響く
はたしてどちらが前を走っているのか、暗闇の中では状況がわからないが・・・
するとそこへトンネル内にキャノン砲発射! 二機も即座に壁際を走り砲撃を避けるが
その一瞬、キャノン砲の光がトンネル内の二機を照らす 前方は僅かだがテレンスの車が先行しているのが確認できた

「体当たりが功を奏したようだなッ! パワーは少なくなったがやったかいがあったぞ!」
―――そして加速トンネルを抜けた瞬間、テレンスの車が一瞬だが先に抜け出すことに成功!
速度が二倍になり、もはやテレンスの勝利は確定…そう思われた次の瞬間!!

「いいや!パワー残量はおまえの方が少ないぞダービー ということはッ!」
飛び出した両者がコースに着地する寸前!花京院は再び回転攻撃!
パワーを消耗したテレンスの車が勢いよくコース外へと弾き飛ばされる!!

473 :奇妙な粗筋書き:2023/02/27(月) 18:58:17.13 ID:???.net
成すすべなくコースアウトするテレンスの操作カー、花京院の車は無事着地成功
同型の車である以上、パワーが少ないほうが吹き飛ばされる
だからこそ花京院はわざと遅れて、テレンスの車を吹き飛ばす狙いだったのだ
その光景に誰もが花京院の勝利を確信するが…吹き飛ばされたテレンスは不敵な笑みで返す

「そうかな…気づいていないのは君の方だ……
 パワーを減らしたのは計算なのです…ワザと減らしたのだッ!
 君に私の車をコースの外へ押し出してもらうためだッ!」「!?」

わざと吹き飛ばされたとするテレンスの車、だがそのままコース外へ墜落していくことに変わりは―――
いや!その方向には加速コーナーを抜けたU字コーナーの向こう側!そのままテレンスの車もコースに復帰してしまう!!

「と…とはりへ飛び越えコースの先へ」
「ば…ばかなッ!コースを飛び越えるなんてッ!」
「そう 普通はできん たとえ850km/hの加速をつけてもコースアウトすれば地面に激突だ…
 とても隣のコースまではとどかない… しかし…花京院!君に弾き飛ばしてもらえばできる…
 "はじき飛ばしてもらえばな!" ワザとパワーを減らして君にヒットさせたのはこの私の作戦だよ

 さてと! レースを続行するかな花京院…」

ここまで互角の勝負だったのを、テレンスの奇策にしてやられる花京院はその目を見開き……
次の瞬間!テレンスの『アトゥム神』が敗北を認めてしまった花京院の『魂』を掴み上げる!!

「つかんだ…『魂』を… 今…負けを自分で認めたのだ…
 フフフ もうレースをしてもムダと心の中で認めたのだ
 しかし花京院 ここまで私に冷や汗をかかせたのはおまえが初めてだ………」

こうして『F−MEGA』対決を制するテレンス、荒い息をつきながらも勝ち誇る笑みを浮かべるのだった・・・

<続く>

474 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:24:54.93 ID:???.net
コース1って要するに一面だよな
それでこんな加速トンネルのひどいギミック入れるとかクソゲなんじゃなかろうかエフメガ
初心者は大人しく加速トンネル使わずにフツーに回ってろって事だろうか…それはそれでプレイヤーを突っ放しててどうかと思うわこのゲーム

475 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:27:31.04 ID:???.net
まあ結局ここまで全部「仕様」というわけだが
ここまでこのゲームの中で「できる」と確信してプレイ可能なダービーって
やりこんでるどまりじゃないよな

プレイ中偶然敵にふっとばされたけど向こう側に着地とか
「うおおおなにこれおもしれー!」みたいな経験ありきでこうなったというより
もう兄貴の「こいつは私のネコさ」みたく
「このゲームのプログラマーは私なのだよ」ってオチの方が自然に思える

476 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:28:48.56 ID:???.net
難易度EASYやNORMALだともっと簡単なコースになるのかも
加速トンネルがないとか、トンネル内が明るいとかキャノン砲撃ってこないとか

477 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:31:36.45 ID:???.net
なんとなくだが、このいかにも南の島って感じの
箱庭的空間でやりあうって「審判」の時にも重なるし
もっとたぐりよせると鳥山明のマンガに影響受けてるんじゃないかと思う
亀仙人のじっちゃんの自宅とか界王星みたいな雰囲気がある

478 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:33:50.72 ID:???.net
ということは!と強引に流されちまったが
レースゲームの「パワー」ってそういうもんなのか?

格ゲーでいったら本来同士討ちでどっちもダウンする状況でも
体力バー高い方と低い方がぶつかったら
低い方が押し負けてぶっとばされるみたいなフシギな仕様に思える

479 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:46:36.51 ID:???.net
押し出してもらうためだッ!ってダービー弟の
殺気と勝利の確信に満ちた捕食獣みたいな表情が好き

サイコな変態野郎で慇懃無礼なエセ紳士ではあるが
そういう前置きを除いて勝負を振り返れば
ここまでは特にイカサマ抜きの正々堂々の差し合いの果てに
ゲームの枠組みの中で完全勝利しているわけで、そこらへんは好感が持てる

480 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 19:48:25.59 ID:???.net
100分の一秒でも早くコーナーを曲がり
1000分の一ミリでも最短コースを通り 一瞬でも早くトンネルを出る

↑絶対ここまで細かい差分の設定されたゲームじゃないよな…
気持ちの上でのセリフというのを考慮に入れてもやっぱり文系って感じ

481 :マロン名無しさん:2023/02/27(月) 21:03:45.87 ID:???.net
ああ、1/100秒ってとこだな…

482 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 00:58:13.77 ID:???.net
ああ…花京院
復帰初戦で負ける奴があるか
9栄神最後の一人だから展開的にもここが最後の勝ち目だったのに

483 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 05:57:37.90 ID:???.net
>>482
今回の戦いで花京院の内面が描かれた

ただでさえ打倒DIOのためなら命でも平気で犠牲にしそうなメンタルなのに
ここで負けて承太郎やジョセフに救われたらもっと思い詰めそう

今後の敵幹部(あと2~3人いるらしい)やDIOとの戦いで
死なないまでも「DIO打倒に有利になるならせっかく治った目を自らえぐる」とか
四肢の一本や二本平気で犠牲にしそうだな…

484 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 06:13:27.15 ID:???.net
>>475
仕様にしてもバグにしてもゲームバトル漫画としてアンフェアだな

>タヌキ系バトル漫画のジョジョとは致命的に相性悪そうな題材だが
やっぱり相性悪かったな

裏技的攻略が盛り上がりではなく「そうじゃないだろ」感を出してしまってるのは
方向性は違うがキン肉マンの魔法陣バトルの二の舞い

逆にスパルタンXのシルビアが敵とか
高速回転することで空気中の水蒸気からレンズを作って
そのレンズで生み出した虹でコントローラーを、とかのトンデモが当たり前なゲームバトルものなら
許されてただろうけど
ロジックより感性に流される作者だけに
序盤とオチとでゲーム描写のリアリティの度合いが違ってしまったのがまずかった

しかし左右どっちで殴るかを読めてたことは全然関係なかったな
それが出なかったことからも花京院の負けは既定路線だったか

485 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 18:25:44.37 ID:???.net
作者がそこまでゲーム好きじゃないんだな、やらないんだなっていうのがわかる
あくまで基準になってるのは
自分の流儀で今回はTVゲーム味ってだけ

これがホラー映画なら話の本筋そっちのけで
シチュエーションを描くためだけの
シチュエーションに1話使っちゃうんだから好きって怖い

486 :奇妙な粗筋書き:2023/02/28(火) 19:00:00.23 ID:???.net
テレンスの勝負に敗北した花京院、その『魂』が奪われ花京院の人形へと押し込まれる
その強敵との対決を制したテレンスも、花京院の人形を手に満足げな笑みを浮かべる…

「この人形はわたくしのコレクションの中でも特に価値あるものとなった
 この男は恐怖を克服した精神力の持ち主で……
 精神力の弱さによるミスを犯さなかったはじめての対戦相手だった
 大切に保管して楽しむとしよう………」


  第232話
  ルールは知っている


そして魂を押し込まれた花京院の人形から呻く声が発せられる
その光景にジョセフ、承太郎の二人も苦悶の表情が浮かんでしまう…

「おっと…何度も言うが激昂してわたしの生命への攻撃は止めろと忠告したい……
 いや攻撃だけではない…もしこの私がバナナの皮ですべって頭をうったり
 チューインガムをのどにつまらせたり
 ポップコーンのあき袋のパン!とわれる音で心臓マヒで死んだとしても………
 この花京院の魂はあの世へ飛んでいく」

…すると承太郎は、いつの間にか自分の腕を握り込んでいた『アトゥム神』の手が無いことに気付く
花京院の魂を手に入れた以上、承太郎の腕を人質にする必要はなくなったし
スタープラチナの超精密動作を相手に、自分のスタンドが片腕一本では不利と判断したようだ

・・・そして承太郎は、何も言わず、次の相手を務めるように勝負のテーブルにつく
だがそれを止めるジョセフ、次は自分が出ると声を上げるが

「じじい てめーはこの中のTVゲームをひとつでも花京院以上にやったことがあるのか?
 ひっこんでなじじい… トランプや花札とはワケがちがうゼ」

承太郎の言葉に、言い返すことができないジョセフ 承太郎は次の対戦ゲームとして野球モノを選択
それと共にしばし、にらみ合う両者… そして承太郎の、魂を賭ける宣言とともに勝負が成立するのだった

「グッド! わたしは花京院の魂だ それにしてもこの野球ゲームを選ぶとは…フフフフフ
 このゲームはわたしの最もとくいなゲーム」
「ダービー!おまえが承太郎に敗北した瞬間…わしがおまえをたたきのめしてやる 忘れるなよ」

487 :奇妙な粗筋書き:2023/02/28(火) 19:00:47.25 ID:???.net
[OH that's A
 BASEBALL !!] ドヒューン

≪『OH!THAT'S A BASEBALL』ハ 対戦型本格野球ゲーム!
 ルールハ実際ノ野球ト同ジ!9イニングデ得点数ノ多イチームガ勝利!
 タダシ得点差ガ11点以上開イタ場合ハコールドゲームトサセテモラウ!
 球場ハブルースカイスタジアム! センター・両翼マデノ距離(120・95m)≫

ジョセフチェックによりこのゲームにもイカサマは無いことを確認し、まずはチーム選択
承太郎はジャガーズを選択、4割打者が二人いる攻撃的チームである
テレンスはレッドドラゴンズを選択、ジャガーズと五分の戦いを繰り広げる最大のライバルチーム

次に先発ピッチャー、先攻後攻を決めると、テレンスは何やら画面にペンを走らせ何かを書いていく
それはお互いのスタンド顔を描いたもの、お互いのチーム選手の顔を自由に作ることもできるのがこのゲームの魅力です
全ての準備が整い、いよいよ試合開始!プレイボールの掛け声が高らかに響く!!

 / ド オ オ オ ン \

|S   |      |1回表| 
|B   |      |J 0|
|O   |      |D 0|


まずは先行ジャガーズ、スタープラチナがバッターボックスに立ち アトゥム神の投球を待ち構える
そして第一球・・・を投げる前にスタープラチナが勢いよくバットを振り抜く!?
これにはジョセフ、テレンスも困惑 当然ボールはかすりもせずワンストライク
…さらに承太郎は、まるでバットを試し振りするように何度もボタンを押し続ける

「お…おい承太郎……なにを試し振りばかりしているんだ?
 ………おまえ……まさか……その ひょっとして…… この野球ゲーム……
 いや…TVゲーム自体操作したことがあるのか?」
「なあーに 野球のルールは知っている… ゲーム操作はやりながらおぼえるぜ!」

・・・まさか承太郎、ゲーム操作はド素人!?
なんとも不安を感じる開幕となるが、承太郎に勝算はあるのか…?

<続く>

488 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 20:06:58.51 ID:???.net
かっとばせースタプラー

489 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 21:39:11.93 ID:???.net
野球のユニフォーム姿のスタンドとか
絵がユーモラスだよね
残虐でスプラッタな場面と交互に
笑いのエッセンスが入ってくる

490 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 21:40:21.93 ID:???.net
ド素人のジョセフを止めておいて
同じくド素人の自分がやるって以上
何かしら策はあるんだろうな

491 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 21:44:05.65 ID:???.net
野球はレース以上にその場で可能な
行動が限られる自由度の低いゲーム
それが最も得意&スタンドの謎が未解明ということは多分ダービーのスタンドは
狭い選択肢を支配下に置く能力なんじゃないかと思う
右か左かと口に出したら聞いた相手は
無意識にどっちかしか選べなくなるとか
きっとコイントスとかめちゃくちゃ強い

492 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 21:58:00.09 ID:???.net
ダービーの煽りが完全に鋼入りのダン
作者にとって優男は薄っぺらなメッキでかっこつけてるクズのシンボルなんだな

493 :マロン名無しさん:2023/02/28(火) 22:40:21.72 ID:???.net
そこは出たばかりのスーパーフォーメーションサッカーやろが
本当サッカーに冷たいなこの作者

494 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 00:33:23.39 ID:???.net
正直遊び人なジョセフならテレビゲーム系統にも通じていても可笑しくはないと思うがな
ジジイになってもコーラ片手にパックマンあたりやってる様子は容易に浮かび上がるわw

495 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 00:45:14.48 ID:???.net
逆に承太郎は不良とはいうが
ゲーセン行ったり自宅で座り込んで
ファミコンカタカタ操作している絵が全然似合わない
完全に笑かしにかかってるビジュアル

496 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 01:30:00.87 ID:???.net
野球チームのエンブレムが
なにげに凝っていてカッコいい

497 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 01:32:24.84 ID:???.net
タッチペンで選手の顔描いて設定できるとか
フリーダムなテイストだな

498 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 02:27:39.58 ID:???.net
>>493
友達がガチでうまい
キーパーマニュアルにしてたらコース読めなくて絶対シュート止められないし
かといってオートにしたら
「オートのキーパーには絶対取れないコースがある」
ってこれまた100%決めてくる

499 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 06:35:06.15 ID:???.net
>ジョセフチェックによりこのゲームにもイカサマは無いことを確認し、

ダービー兄はグラスのイカサマチェックのときにイカサマを仕込んでたが
今回ジョセフがイカサマチェックしながらイカサマ仕込んでるかなと思ってじっくり見てみたが
それっぽい様子はなさそうだった

そもそもゲーム素人なら有効なイカサマが思いつかないか…?

しかしどっちで殴るか当てた謎はまだ放置のままか

500 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 09:23:20.08 ID:???.net
何気にチーム名の頭文字がJ(承太郎)とD(ダービー)なのもポイント高いな

501 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 10:53:37.09 ID:???.net
>>493
サッカーに冷たいシーンなんてあったっけ?

502 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 18:09:19.59 ID:???.net
いつのまにやらメカ方面に強いスタンドになってた隠者の紫だが
そもそも「イカサマが仕掛けられた異常なゲーム機/ソフト」というのが
具体的にどんな感じなのかわからなきゃ
気付けないのでは?
ジョセフがゲーム関連には明るくないと
明言した上でこの描写というのは
すっきりしない

503 :奇妙な粗筋書き:2023/03/01(水) 19:30:51.92 ID:???.net
 第233話
 バッティングはおぼえた

丈太郎とテレンスとの第二勝負、二人の野球対決が幕を開けるが
肝心の承太郎はまさかのゲーム操作はド素人…? 不安げに狼狽える声が出てしまうジョセフ
テレンスの方は冷静に、表情を変えることなく第二球…今度はミットに収まってからバットを振ってしまう!?
もはやその姿にジョセフも、承太郎がTVゲームそのものが未経験であると確信してしまう
そして成すすべなく一人目は三球三振に打ち取られてしまい
ジョセフも声を荒げながら承太郎の胸倉を掴み上げるのだが、当の承太郎は涼しい顔で返す

「やれやれ こういう時はハゲますもんだぜ…『一回のオモテだ…まだ始まったばかりだガンバレ承太郎』ってな」
「何を考えているんだ…?いくらおまえの『スタープラチナ』が超精密な動きができるといっても
 TVゲームに無知の人間が奴に勝てると思っているのか?
 何を考えている!?承太郎ッ! いったいなにを考えているんだッ!」
「………承太郎 仮に…ド素人を装ってこのわたしを油断させるって作戦なら無駄だと忠告しておこう!
 わたしはいかなる時も油断はしない 赤子であろうと『魂』を賭けた相手は全力でやっつける!

「……… じじい おれはなにも考えてないぜ
 ただ……あそこにすわっている『このゲームだけは誰にも負けない』と
 確固たる自信を持っているゲス野郎の鼻骨をブチ折ってやることだけを考えている
 花京院の魂を取り戻す事だけは マジに考えている…」

・・・何はともあれまだ一回表のワンアウト、試合は始まったばかり
テレンスも11点差がつけばコールドゲームで試合終了、ということは警告しつつ試合再開
二番バッターが打席に立つが、今度はタイミングはあっているものの
ボールとバットの差が上下40センチは離れておりかすりもしない 成すすべなく2番打者も討ち取られてしまう

(だめだ……実力の差がはっきりりすぎている……
 これじゃあ…甲子園優勝チームにバットももったことがない茶道部か何かが挑戦するようなもの… みじめ…すぎる……)
(どうやら…マジにド素人のようだ…弱すぎる!
 柔道の達人が相手の柔道着の着方を見ただけで実力を見分けるように 手ごたえで感じてわかった………
 承太郎はTVゲームに関してはマジにド素人だ!)

その圧倒的な実力差に、見ているジョセフも絶望的な表情が浮かんでしまう
そしてテレンスも、たとえ相手がド素人でも決して手は抜かない DIOに仇名す相手である以上油断は決してない
三番打者も2ストライクに追い込んだところで、相手の苦手球で決めにかかろうとするが……

504 :奇妙な粗筋書き:2023/03/01(水) 19:31:34.05 ID:???.net
「一回表2アウト 2ストライクノーボール 続いて投げます………」
「いいだろう もうバッティングのほうはだいたいおぼえた」

球種を決定した直後、その承太郎の言葉に引っかかるものを感じるが
だがすでに投球モーションに入った後、困惑しながらも放たれたその球を
スタープラチナが打ち返し、打球はライトスタンドへとすっとんでいく!?

「なァにいィ〜〜〜っ!」 これには思わずテレンスも声を荒げ席から飛び上がってしまう
「グッド なかなかおもしろいゲームだ・・・」 そして承太郎も、打ち返した球がすっ飛ぶ光景を前にそう呟く

そのまま打球はジョセフの実況のもとさらにぐんぐん伸び――― そのまま打球はまさか、まさかの!!

        ホームランッ!
      \HOME RUN!/

ド素人とゲームプロとの絶望的な戦力差のはずが、先制点を入れたのはまさかの承太郎!これにはジョセフも大笑い

「承太郎ッ!きさまさっきなんと言ったッ!
『おぼえた!』 『バッティングはだいたいおぼえた』と言ったのか!?」
「2度言う必要はねえぜ」 

問い詰めるテレンスにただそれだけ返す承太郎
…先ほどまでは確かに、間違いなくTVゲームそのものも初めて触ったような初心者であった
それがたった8球ばかりの間に、おおよその操作の仕方を覚えたというのか・・・
その事実にDIOが承太郎を問題視し、兄が負けた理由を、自らの実感を持って理解するテレンス
微かな苦悶の表情を浮かべながらも…予想以上の好敵手となった承太郎に、テレンスは不敵な笑みを向ける

(フフフ…おもしろい…わたしの敵はこうでなくてはな… しかし…
 おまえのその恐るべき本領を一回のオモテという始まったばかりのところで
 わたしの前にさらけ出したことはのちのち後悔することになるだろう………フフ)

そう、試合はまだ一回のオモテが始まったばかり 本当の勝負はここからが本番である…!

<続く>

505 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 20:58:47.75 ID:???.net
承太郎の天才性が直球で押してくる展開だな

506 :マロン名無しさん:2023/03/01(水) 23:43:04.16 ID:???.net
野球というジャンルを選んだのにも
承太郎の強かな計算と勝負論を感じる

レースは一旦スタートしたら常にプレイに集中していなくてはいけないし
もしも大差がついてしまったら最期
どう頑張っても逆転はありえないが
野球なら先攻後攻がはっきりしていて
何もせずちょっと考えたり息つぎをする間もあり
不利な状況でも粘るなり足掻くなりして諦めずに繋いで行ける余地が
レースに比べれば幾分かはある

507 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 00:25:55.14 ID:???.net
野球ゲームって
バットに当たるかはボールとバットが合うかのあっち向いてホイ
打球がどれだけ飛ぶかはタイミングもあるけどキャラ性能が大きいんじゃないのか
いきなり2番バッターがホームランってどんだけ操作による介入の余地が大きいんだ

508 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 06:18:40.17 ID:???.net
>>506
全然そんなこと考えずに読んでたが
言われてみればなんか納得

スポーツゲームでも終始動くサッカーやテニスより
落ち着けるタイミングが多い

509 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 06:29:32.13 ID:???.net
しかしレースゲームでトンネルの壁を走ったり
ふっとばされて大幅ショートカットしても反則にもならず成り立ってしまうような
思いつきを盛り込みまくる作者なら
野球ゲームは攻撃側に限っても盗塁やバントなどいろんな選択肢がありえるはず

承太郎のこの素人っぷりではそれらの操作法を知ってるかどうかすらあやしいのに
この先野球ゲームとしての様々なプレイについてこの調子で話を作れるのかねえ

510 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 13:23:27.68 ID:???.net
長いプレイ時間が必要なRPGや
対戦の要素がないアクションやシューティングは選べないし
ゲームっていうのは大なり小なり「物語性」ってものがあって
それを考えるのも面倒かつ、ジョジョ本編の物語とぶつかるとノイズになる
だからとりあえず車が並んで走ってるとか
2チームが試合してるスポーツものになるのは当然の流れ

でも個人j的にまったく興味のないジャンルだから
冷静に勝負の行方を追って分析するぶんには面白いが
「ジョジョがTVゲームで闘ってるゥゥゥゥゥ!!」みたいな
のめりこむような高揚感はまったくない

511 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 14:26:55.47 ID:???.net
対戦要素がなくてもスコア勝負で済むけどな

荒木がスコア勝負をJOJO風に料理できないだろうけど

512 :奇妙な粗筋書き:2023/03/02(木) 19:12:08.28 ID:???.net
丈太郎とテレンスの野球ゲーム勝負は、承太郎のソロホームランに始まり
さらに続けてスリーランホームランによる追加点で4対0となる うしろでジョセフも大はしゃぎ

「おいダービー 聞く気はないと思うが 一応やさしさで言ってやる…
 今すぐ花京院の魂を戻し… わしらをDIOの所へ案内するのなら………
 命だけは………助けて……やるぞ……」
ニヤリと笑みを浮かべて告げるジョセフだが、その脅しにテレンスは表情を変えることなく…


 第234話
 ダービー謎の能力


「………わたしの兄は…ギャンブルの天才だった………そしてイカサマの天才だった……」
すると不意に、重いプレッシャーが辺りを包む中、テレンスがそう口を開く

「兄はスリルあるギャンブルをもとめて世界中を旅し大金を稼ぎ
 魂をコレクションしては自分の生きがいこそギャンブルにあると思っていた
 しかしこの私に対して生まれてこの方一度として
『おい弟よ…いっちょ…ポーカー勝負をしてみようぜ』と…言ってきたことはなかった
 普通兄弟ならゲームくらいするだろう? 格好の勝負相手がいるのに一度としてないんだ 一度としてね
 "なぜだとおもうね?"

 わたしが15歳の時 私のガールフレンドに兄がちょっかいを出した事があった……
 10歳年上の兄をしこたまブチのめしてやった!アバラをへし折り血反吐を吐くまで蹴りを入れてやった
 その時も兄は『おれは悪かった』と言ったきりさ "なぜだと思うね?"」
「なにが言いたいのだ…きさま」

もったいつけたテレンスの口ぶりにジョセフも露骨に顔をしかめるが、テレンスはその真意をこう語る

「兄はわたしに決して勝てないという事を子供の時から知っていたという事だ……… 兄には勝てない理由があるということさ
 そして今 承太郎は一見調子づいてカッ飛ばしているかに見える
 しかし…子供の時の兄とおなじようにとても不安がっている…… 私の能力に不安を抱いている…
『まさかな!』『いや…ひょっとして』とさっきから思っているッ!だろ?承太郎…」

承太郎への揺さぶりの言葉を投げかけるテレンスは、さらにピッチャー交代 15番から77番の選手に
165km/hの剛速球が自慢だが持ち球はストレートとフォークのみの投手へと変更し―――
「そして『投球予告』をするッ! これからこの77番は! "ド真ん中へフォークボールを投げる"っ!」

513 :奇妙な粗筋書き:2023/03/02(木) 19:13:00.92 ID:???.net
テレンスはそう高らかに宣言!? 突然のその予告の仰天の声を上げるジョセフ
承太郎は動揺を表に出すことなく、ただ静かにテレンスを睨むが……

「……… 投げな………ダービー」
「信じるか?信じないか? ………フフフフ!」

含み笑いと共に次の球を決め、投球モーションに入り そしてど真ん中への豪送球が放たれる!
問題はこの球が予告通りフォークなのか?ストレートなのか…!?
承太郎はフォークに賭け、バットを振るが―――球は落ちない!直球のまま!!
辛うじてあてる事は出来たが、力無い打球 内野フライに終わってしまう

こうしてスリーアウト、承太郎の攻撃が終わる 結果だけで見れば1回に4点、最高の立ち上がりではあるが…
テレンスの口車に惑わされ、フォークの宣言を信じた承太郎にジョセフも思わず声を荒げてしまうが

「いや…こいつはすでに知っていた…おれが『フォーク』を振るという決心を………
 投げる瞬間から知っていた そして直球に変えたのだ
 やつのいうとおりおれはこの舘に入った時から不安をいだいていた……
 こいつはスタープラチナの『左のパンチ』が出るのをなぜか読んでいたのだッ!
 おれが『直球』を振ると決めてれば フォークを投げたろう!
「バ…ば…かな! するとおまえはこういいたいのか!? 『こいつはおまえの心の中を読んでいる』…と!」

何はともあれ承太郎の攻撃が終わり、一回ウラ、テレンスの攻撃に移る
…するとテレンスが操作する一番打者は、レフトスタンドへ向け予告ホームランを宣言!?
不敵な笑みを向けるテレンスの姿に、承太郎はジョセフにイカサマの存在を問うが それは絶対にないとジョセフも返す

「ならば秘密はこいつの『スタンド』にあるッ!
 こいつのスタンドは『魂』をとるだけではない………なにか謎の能力があるッ!」

その謎を探るためにも…承太郎の第一球は打者へのデッドボール狙い!
かなり大胆な手だがこれで何かわかるはず・・・ そして第一球を投げた瞬間
それと同時に一番打者は、思い切り後退!バッターボックスの後ろ目いっぱいまで身を引き
そして狙いすました一撃が、承太郎の投げた球をレフトスタンドへと打ち返す!!

「よ…読んでいたッ! 今!完全に読んでいたッ!
 こいつッ!承太郎の心を読まなければこんなことができるわけがないッ!」

心を読むというその相手に、ジョセフも戦慄が浮かぶ… 心を読まれれば、どんな知能もパワーも通用しない
自分の考えていることが筒抜けにされた状況で、承太郎はどう立ち向かえばいいのか…!?

<続く>

514 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 20:46:00.17 ID:???.net
エモやんの10倍プロ野球や水島新司の大甲子園みたいに
カーソルでコースを指定して投げるゲームシステムか
このシステムでは対戦プレーができないという大きな欠点があったが
(そのままではコースが相手にまるわかりになる)
モニターを2台用意することで対戦を実現するとは…
家にテレビが2台ある人しか対戦できないのだが、売れてるんだろうか?

515 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 23:22:54.68 ID:???.net
これ弟のスタンド、魂をうばうの以外に心も読む能力も備えてるって事か?
いくらなんでもそれは反則では・・・と思ったけど
すぐ身近に茨から念写、イカサマ仕込みの不審物チェック、更に他人の頭の中も念写の要領で覗けるヤツがいたな…w

516 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 23:53:12.34 ID:???.net
兄貴が魂取り出すのみだったから
それにプラスアルファの上位互換出しちゃうのは
スタンドらしくないな

517 :マロン名無しさん:2023/03/02(木) 23:57:20.69 ID:???.net
>>511
料理云々じゃなく普通に成立しない

順番こでゲームやってる相手を
じーっと見守ってるのか
加えて理論上得点の最大値が決まっているから
散々長引かせて引き分けオチっていうことも起こりうる

518 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 01:16:11.04 ID:???.net
大胆不敵なギャンブラーに見えた
ダニエル兄貴の切なすぎる青春…
年下の弟に頭が上がらず卑屈にびくびくし続け実家で安らぐこともなかったんだな…

519 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 01:19:42.46 ID:???.net
実は隠者の紫の能力は「念写」ではなく
「隠された情報を探り当てる」
一種のダウジングってことなのかもしれない
セスナの「正しい操縦法」を見つけて実践する
ゲームの「おかしな部分」が見つからないか精査する

520 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 07:54:07.62 ID:???.net
>それは絶対にないとジョセフも返す

なぜ言い切れるのか
話の都合とはいえ…

>のデッドボール狙い!かなり大胆な手だがこれで何かわかるはず・・・ 
>それと同時に一番打者は、思い切り後退!バッターボックスの後ろ目いっぱいまで身を引き

・心を読む
・未来を読むor自分だけ記憶を残して時間を戻す
・承太郎が自分で決めたと思っていることがダービー(のスタンド)による誘導
・ジョセフがマヌケなだけで承太郎側の操作が何らかの形でダービーに伝わる(=イカサマ)
 ・ゲーム機やプログラムなどデジタル的なイカサマ
 ・幻覚を作ってるスタンドなど協力者や器具などによるイカサマ

などなど可能性はいくつかあるな
これがゲームじゃなければ「通常やらなさそうなイレギュラーまで読む」のは
心を読むなど上記選択肢の上3つの可能性がかなり高くなるが
今回はデッドボール狙いのためにカーソルを動かすなどワンクッションあるせいで
一瞬とはいえそこを読む手段があるならイカサマ系の選択肢も十分ありえる

でもどうせ作者が誘導したがってるように「心を読む」系なんだろうな

521 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 08:11:58.65 ID:???.net
>>517
なぜ呑気にかわりばんこで相手を見守りながら対戦することにするのか分からんが…

>>518
テレンスの方は対戦前から兄を見下してたし
こういうやつは勝ち誇って上からしか物事を見れない分
逆境や自分のペースにならない時には脆そう

兄の方も
指折られても反省して立て直すしぶとさがあるとはいえ
反省し油断を捨てたはずのその後も
チップの多さにあぐらをかいてレイズでビビらせようと甘い考えで
もう驕りが出てしまってるし
逆にレイズされて自分がリスクを負うことになったらあのざまだから
いくら本体がスキルを磨き勝負勘も鍛えてるとはいえ
魂を左右できる能力のアドバンテージゆえに
相手をナメたり油断する甘さは抜けきってない

まして弟はその兄さえ軽視してるほどだし
兄以上に挫折を知らずに来てるだろうから
兄以上に「自分の勝ちパターン・有利さ」が揺らいだときには脆そう

522 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 13:21:58.04 ID:???.net
>>521
一人用のゲームならモニタがいくつあろうが
ひとつのハードに一本のソフトを挿して遊べるのは一人だけだろ…
そういうゲームでスコアを比べればいいからって食い下がるのはそういうことと違うのか

523 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 14:49:08.93 ID:???.net
10歳年上の兄の肋をへし折って、血反吐吐くまで打擲するとか…
パワー系ゲーマーか!
つまらないことでプッツンしてゲーム機破壊しそう。

524 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 17:26:17.82 ID:???.net
他の家族がどうだったかが気になるな

525 :奇妙な粗筋書き:2023/03/03(金) 19:04:17.30 ID:???.net
 第235話
 承太郎の投球予告

テレンスの戦いが進む中、彼が心を読むスタンドを使う敵だと知る承太郎
だが心を読んでくる相手にどう立ち向かえばいいのか…
そんな二人の動揺をあざ笑うように、テレンスの二番打者も予告ホームランを宣言
嘲りの笑みを見せつけるテレンス…そして二番打者も成すすべなく、打ち返されホームランを取られてしまい
これで4対2…どんどん追い上げてくるテレンスの勢いに、ジョセフも青ざめた表情が浮かんでしまう… 
そうしてるうちにさらに追加点、4対3となってしまう…!

(ゾオ〜〜〜〜〜ッ! その場の状況やいくつかのデータを見てある程度の心理分析はできるッ!
 しかし…! こいつのスタンドは 正確に!どのコースにボールがくるかということを読んでいるッ!
 しかも "イカサマではない"ッ! どうやって読まれんようにすればいいんじゃッ!? どうやってッ!?)

―――すると承太郎は、その目で静かにゲーム画面を見据え
自らの瞳にうつるゲーム画面を隠す様に、学帽を脱ぎテレビの上へと置くが…
だが彼がそんな小手先の技で自分の手の内を読んでいるわけではないのは明らか
そういうイカサマをしているならジョセフが感知している 相手は本気で承太郎の心を読んでいるのだ

「ひさしぶりにちと汗をかいたんでね… ぬいだだけさ
 ……… ……… ……… しかし…もう汗はかかないですみそうだぜ
 投球予告をする! 外角高めへストレート」「!」「!!」

だが突然のその予告にはジョセフも驚愕の声が出てしまい、テレンスも思わず目を見開く
そんな横のジョセフに、鋭い眼差しを向けながら、先ほどの言葉を反芻する承太郎

「言葉どおりだ… 老いぼれて耳が遠くなったかジジイ
 投球予告をすると言ったのさ… おれは外角高めへストレートを投げる 信じるか?それとも信じないか?」
「フン まぬけか………きさま…」

承太郎の宣言をあざ笑いながら、テレンス横のスタンド『アトゥム神』の眼差しがキラリと輝き―――
アトゥム神を通したその目に映る承太郎は、さながらサーモグラフィーに通したような姿で映されていた

526 :奇妙な粗筋書き:2023/03/03(金) 19:05:48.60 ID:???.net
彼のスタンドは相手の『魂』の状態を暗視装置のような形で見ることができる
魂はウソをつかない、YESかNOか、右か左か、問いかけによりその真実を判別できるのだ

「外角高めへストレートだと?」(YESかNOか?)
【YES! YES! YES! YES! YES! YES!】
承太郎の『魂』は、テレンスの問いかけに肯定の反応を示す その言葉は本気のようで

(どういうつもりだ? 私の兄にハッタリで勝ったらしいが……
 それでこのわたしも動揺するとでも思ったか…… このバカがッ!)

そんな承太郎の考えをあざ笑うテレンスが、その投球を待ち構えるが―――
承太郎の投げた球は外角高めから内角へと切り込む変化球!?
辛うじてバットに当てるも、三遊間のゴロに打ち取られてワンナウトに終わる
・・・結果だけを見れば単なる凡打だが、承太郎の先ほどの『魂』は確かに肯定を示していた
ブッダのような聖人でも、ダービー兄のような天才詐欺師でも、魂のコントロールは絶対に不可能…!
鋭い眼差しを向ける承太郎に、テレンスも滝のような汗が溢れ出る

そして承太郎は再び、外角高めへストレートを宣言 今度も魂は肯定をしてしており
そんな承太郎にテレンスは 「承太郎… まさか…"イカサマはしていないよな?"」 と問いかけるが

【I DO! I DO! いる! いる!】
承太郎の魂がイカサマを肯定! それと共に投げた球はまたも宣言と異なり、ピッチャーフライに打ち取られる

「イカサマをッ!承太郎!きさま!機械に何か細工したな!?」
【NO! NO! NO! NO! NO!】
「!? え! !? 細工ではないのか  イカサマをしているのはわかっているッ! どんなイカサマをしているのだ!」
【・・・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・・】
(は…反応なしだ…く…くそッ! 質問はYES NOで答えられるものでなくてはならないのだった………!)

自らの精神的動揺から『アトゥム神』の答えにならない問をしてしまい、表情をゆがめて荒い息をつくテレンス
そしてその様子に丈太郎からも、彼の読心がYES NOの二択のみによるものということも悟られてしまう

「きさまの兄貴はいっていたぜ……… バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ………」

動揺するテレンスにしたり顔でそう告げる承太郎 さらに続けて、またも外角高めへストレートを宣言
テレンスからはそのイカサマの正体が掴めず狼狽えるばかり はたして承太郎の仕掛けたイカサマの正体とは…!?

<続く>

527 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 19:40:10.23 ID:???.net
一話にしてダービー弟株大暴落w
相手はド素人なんだから心が読めなくてもゲームの実力で勝てそうなものなのに
本当はこいつゲーマーじゃないだろ?
F-MEGAやってた者と同一人物とは思えん

528 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 19:52:04.15 ID:???.net
F-MEGAがスタンド関係なさすぎたんだな
構成とちくるった感じがする

あと承太郎が男塾の伊達みたい
強さを際だたせるために
高確率で相手がピエロ化する嫌な奴

529 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 21:11:24.48 ID:???.net
F-MEGAはウルテク?裏技?込みとは言え、ガチンコで勝ったからな。
花京院が吹っ飛ばされワープ知ってたら逆に利用されて負けてた可能性もある。
ガチで勝負してもゲームは真っ当に強く、最初のF-MEGAは心の二択にも全く関係ない。
素人相手には野球ゲームで心を読もうとする。
なんともチグハグなのよね。

530 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 21:53:07.67 ID:???.net
3部も終盤だからもうこの辺で
総評入ってもいいと思うから言うが
端的に言ってバトルが竜頭蛇尾
敵の凄みがとにかく持続してくれない

アホみたく取り乱してブッギャアーッ
みたいな無様演じずに退場できた
2部のエシディシとかワムウって
かなり果報者だったんだな

531 :マロン名無しさん:2023/03/03(金) 23:07:24.76 ID:???.net
しかし読心ビジョンの構成から見るに
ダービーの能力、サシの状態で質問をして
なおかつ YES/NOいずれかで説明がつかないとわからないようだな
多人数の敵が一斉攻撃してきたらなすすべなくぶちのめされるだけだろう

今ジジイが過大評価してビビってるように
制約だらけの読心術をいかに強大に見せるかの演技力と演出力が大事な使い勝手悪いスタンドなんだな

532 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 01:11:30.16 ID:???.net
このスタンドのビジュアルは投稿職人に格好のネタを与えそうだ

(ジャンプ放送局)
「3点もらえるか?」→(さくまのシルエットで)【YES!YES!YES!YES!YES!YES!】
(ファンロード)
「この葉書はクリニックの右上に載るか?」→(K氏のシルエットで)【NO!NO!NO!NO!NO!NO!】

みたいな感じでいくらでもネタを作れそう

533 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 01:58:56.73 ID:???.net
バカにしてた兄の戦い方をブーメラン返されてるの草生える
条太郎もダービー兄の手腕には一定の敬意を現してたし、ちょっと兄の名誉を取り戻す形にもなってきてんな
実際兄なら容易に見抜ける程度には、単純なイカサマだと思うし

534 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 05:21:32.91 ID:???.net
またいつもの荒木ポカか
>彼の読心がYES NOの二択のみによるものということも悟られてしまう

序盤の「右で殴るか左で殴るか」だけなら矛盾はないが
YesNo2択どころか
そんな考えを持ってるかどうかすら知りようがないデッドボール狙いを
問いかけなしで読んでしまってるからなぁ…

対戦前から決めてある設定っぽい、しかも特に複雑でもない条件なのに
能力の核心部分で思いっきり矛盾とはいかんなぁ

ボインゴ予言でくすぐりがどっかいってしまったのと比べても
今回のはひどすぎる

535 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 05:32:05.61 ID:???.net
>>533
>ダービー兄の手腕には一定の敬意を現してたし、
逆に兄の方も「目がいいだけではイカサマは気づけない」と
承太郎の抜け目のなさを評価してたな

弟にはこの両者の感覚はわからんのだろうな
チート臭い能力のアドバンテージで有利なだけで(ゲームの腕前はあるが)
逆境では駄目駄目っぽいな

元々兄を小馬鹿にしたり慇懃無礼気味な態度だったのも
駄目エンドへの落差をより大きくするためだったんだろうな

>>530
弟が残念な終わり方なのは多分既定路線だろう

そこはいいとして
肝心の読心能力設定で大ポカやらかしてる雑さはいただけない

>>522
モニター複数用意するならハードや同じソフトを複数用意くらいできるだろう
ゲーム対戦で魂奪いつづけてるほどゲーム対戦特化人生なんだから

一昔前のゲーム対戦漫画だと
(アーケードやPCだが)非対戦型のものを同時にプレイでスコア競うスタイルは
ごく普通だったが
そういう感覚はないのかねえ

536 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 07:28:37.43 ID:???.net
>>534
ゲームの腕は確かだから、素人のプレイには普通に対応できる。
心を読む+ゲームの実力+経験値がテレンスの能力だろう。
デッドポール狙いは分かってた風に超然としてれば良い。
一種のブラフ。

ダービー兄がスタプラに指折られた時怯まずにいられたのは、弟から骨が折れるまでボコられる日常があったからかも。
テレンス「兄は私が育てた!」

537 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:14:03.42 ID:???.net
そもそも「兄(弟)より自分の方が凄いんです」アピールする奴って
その時点でむしろ兄弟にコンプレックスあるだろ
本当に自分の方が優れてて、そう思ってる奴は逆に言わないよそんなダサいこと

実際、判明してるだけでも東京に不動産8個持ってて
周囲全部信頼できる仲間で埋められる兄と
単にDIOの執事で(DIOのことだから本心から寵愛なんかしてやってるわけない)人形遊びとテレビゲームが趣味の弟

公平に見てどっちが成功者だよw

538 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:21:51.41 ID:???.net
やり過ぎるほど兄を痛めつけたのもコンプレックスからなのかもな。
兄は弟を可愛がってたのでマジな勝負事はしなかったし、怒りも受け止めてみせた…
とかだと株が上がるかな?
妹の彼女にちょっかいかけてるからダメか。

539 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:21:57.93 ID:???.net
>>535
週刊連載漫画の途中で挟む
ゲームバトルの描写としては全くない
不自然かつ無理にクリアしたところで
労多くして益少なしの意味不明な工夫

540 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:40:00.00 ID:???.net
>>538
っていうか「俺の女にちょっかい出した兄貴をボコってやったぜ!」とか
まるでイキった高校生とかが友達相手に自慢しそうな内容を

命のやりとりをしているはずの敵に話してるっていう行為自体が正直クソダサくないか

541 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:43:43.90 ID:???.net
まあダサい武勇伝だが、(お前たちを追い詰めた)兄貴は俺に勝てないんだぜ!?
って話だから、イキるのも仕方ないのかも…

542 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 11:51:00.47 ID:???.net
その辺もなぁ……
兄はそもそも単純な戦闘力が高いタイプではなく、武力行使に出られたらいつでも承太郎たちにやられる立場だった
(それこそアヴドゥルが一人残って開き直られても)
その上で承太郎たちを追い詰めた度胸や計算高さも含めて恐ろしい奴だと読者も承太郎たちも感じたはずだが

それを感情に任せてボコりましたってのは、逆にある意味負けているも同じじゃないか?
(実際彼女にちょっかいかけられる=寝取られてただったら別の意味でも負けたようなもんだしな)

543 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 12:26:29.80 ID:???.net
10歳年下の弟の彼女にコナかけてやろうとするダニエル兄貴のチャレンジャーっぷりがまた反応に困る
卑屈なのか弟以外に対しては
自信満々なナンパ師なのか
実はロリコンなのは確かだ

544 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 14:58:28.59 ID:???.net
細かい話だが一か所だけ回答が(yes/no)ではなくて
【I DO! I DO! いる! いる!】
となっているのはその直前の問いが
「承太郎… まさか…"イカサマはしていないよな?"」
(”You don't cheat,do you?")
という否定の付加疑問文で回答としては
"Yes,I do."で日本語訳すると「いいえ,しています」となるところ
"yes""no"のニュアンスが日本語と異なるのであえて"I do"にしたということか?

より正確には現在進行形で
"You're not cheating, are you?" "Yes,I am."
という方が正しい気もするが"I am"より"I do"の方が「やってる」感が出るという判断だろうか

545 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 17:36:13.17 ID:???.net
荒木は単純に英語の成績悪いが
洋画や洋楽は大好きでそのテイストに
憧れている系というのが濃厚

546 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 18:31:40.30 ID:???.net
条太郎のイカサマとして、浮かぶネタとしてはこのへんかなー

1.コントローラーを上下逆にして操作してる
単純ながら効果絶大、上下逆にして外角高めストレートに行くように操作してるだけ(画面は見ない)
当然コースはめちゃくちゃになるがそもそもゲーム初心者の条太郎だからこそ出来る手口かも

2.条太郎ではなくスタープラチナが操作してる
最初期の勝手にいろいろ持ってくるモードまさかの復活
スタンドがもう一人の自分なら、自分の意思に反して動かす、スタンド自身の意思で動かすと言うことも出来るのではないか?

3.左と思い、右へと動く! 上へと念じ、下へと動く!
心は読めても、動きは読めまい!

547 :奇妙な粗筋書き:2023/03/04(土) 19:20:13.01 ID:???.net
承太郎の挑発交じりの言葉、『バレなきゃイカサマではない』との言葉に、激昂の声を上げるテレンス
その目を見開き叫び声をあげ、承太郎の次の投球を待ち構える
そして承太郎の投球は、またも外角高めのストレートを宣言するのだった


  第236話
  YESかNOか!?


(承太郎の魂はウソをついていない… 外角高めのストレートというのは本気だ……
 あばいてやる!あばいてやる! イカサマをヲヲヲ あぶぁいてぇやぁるゥゥゥーッ)

『アトゥム神』が見抜く承太郎の魂の意志に変化はない 本気で直球を投げ込むはず―――
が、その球はフォークボールに変化!?だというのになおも承太郎の魂の声は変わらない…!!
振られたバットはフォークボールをかすめるだけに終わり、三球三振に打ち取られる
こうしてテレンスの攻撃はスリーアウトに終わり、横でジョセフも安堵のため息を漏らす
……完全に承太郎のイカサマの正体が掴めず、もはや荒い息と共に狼狽するしかないテレンス
承太郎はそんな彼を指差し、テレンスに向けて堂々と宣言する

「やっつけてやるぜ……… ダービー」

そんな承太郎にテレンスも声を荒げながらテレビ上に乗せた学帽を払い落としながら
いったん承太郎がわの座席とコントローラーを改める事に …だがそこに不審な点は見つけられず…
そんなテレンスに丈太郎は涼しい顔で、学帽についた砂を落としながら被りなおすのだった

「ぐっ…くっそぉ〜〜〜 ハァハァハァ ハァーハァー ハァハァハァ わ…わからん わからんが………
 その学帽がイカサマの正体だッ!そうだろお―――ッ? うわはははははははーッ」
【NO! NO! NO! NO!】

「イカサマをしているのはこの辺だなッ!(TVのブラウン管あたり) このあたりかッ!」
【NO! NO! NO! NO!】

「スタープラチナをイカサマに使っているな―――ッ 素早いからなーッ」
【NO! NO! NO! NO!】

「イカサマをしているのはわかったいるんだッ!しこんだろオーッ承太郎―――ッ」
【YES! YES! YES! YES!】

548 :奇妙な粗筋書き:2023/03/04(土) 19:21:17.08 ID:???.net
心は読めても、イカサマの正体はまったく掴めないテレンス…
その正体不明のイカサマに苦しめられるストレスからか
疲弊しきったテレンスの顔は老人のようなものになってしまっていた

「ブツブツ ブツ ブツブツ 4対……3 1点くらいすぐに逆転してやる」
(オレはゲームの天才だ…負けるハズがない オレはゲームの天才だ…… 負けるハズはない……
 精神力だって! 百戦錬磨の無敵だッ!! ゲームの達人は人生の達人だ…これしきでダメージを受けてたまるか………)

自分にそう言い聞かせながら、テレンスの操作ピッチャー 第一球投げた!
\カッキィィーン/ 打ったーっ!ホームラーン!! 承太郎操作チームのジャガーズ、さらに追加点ー!!

ダメ押しの追加点を入れられ、もはやボー然とするばかりのテレンス…
その瞬間!花京院の人形からその魂が飛び出す!! 精神に大ダメージを負ったテレンスがうっかり魂を放してしまったのだ!

「魂が解放されたという事はおめーの『心』が…… 負けを認めたという事だぜ」

―――そこでテレンスは、コントローラーに伸びる『ハーミットパープル』の茨に気付く
そう、そのイカサマの正体は実に単純 操作していたのは承太郎ではなく、ジョセフだっただけなのだ

「そうダービー おまえの兄貴ならこんなイカサマなんなく見破っていただろうな…
 ところでじじい……おれのアイデアがなんの合図もなしに通じてくれてうれしかったぜ」
「おまえの考えぐらいすぐに読めるわい! わしの孫じゃもんな」

「く くそお〜 う 後ろから………」
花京院の魂が戻ったことで…テレンスもそちらに注意が向いているスキに―――!

「さてと!あとはこいつの始末だけだな」
とは当然ならず、テレンスに向き直るジョセフと承太郎 人質も取り戻してお待ちかねのお仕置きタイムです

「ゆ…ゆるしてくれ!花京院の魂だってもどしただろっ!
 これで元に戻ったじゃあねーか! ゆるして ねっねっねっ」
「ゆるすかゆるさねえか 心の中を読んでみりゃあいいじゃあねーか」
…当然、承太郎の心は【NO】を示す これにはテレンスも悲鳴が出ちゃう

「質問だ……… 右の拳で殴るか? 左の拳で殴るか? あててみな」

549 :奇妙な粗筋書き:2023/03/04(土) 19:21:41.41 ID:???.net
「ひ…ひと思いに右で…やってくれ」
【NO! NO! NO! NO!】

「ひ・・・左?」
【NO! NO! NO! NO!】

「り・・・りょーほーですかあああ〜」
【YES! YES! YES! YES! YES!】

「 も し か し て オ ラ オ ラ で す か ー ッ ! ?」

「YES!YES!YES!」"OH MY GOD"
そんなテレンスの哀れな末路に、横でジョセフも頭抱えながらそう呟くのでした


[テレンス・T・ダービー 再起不能(リタイヤ)]
← To Be continued... 「やれやれ」

550 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 19:44:01.91 ID:???.net
正直こんな長々とやるほどの敵だったかこいつ……?

551 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 19:56:53.03 ID:???.net
なんか急にCV若本になった件

552 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 20:21:19.23 ID:???.net
だから館の入り口で最初に遭った時にオラオラしておけと…

553 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 21:00:18.57 ID:???.net
スタンドに頼らず普通にゲームしてたら勝ってたろうにな…
未熟が過ぎたわッ!

554 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 21:27:13.27 ID:???.net
しかしこれもう10分は平気で越えてるよな
とはいえアヴドゥル、ポルナレフが条太郎達を犠牲にして火を放つはずが無いから次は外待ち組のジョジョ達救出作戦に移行しそう
テレンスはブッ飛ばしたけど結局孤島からの脱出方法わかんないままだし

555 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 22:47:57.48 ID:???.net
圧倒的な強さを誇る負け知らず=苦境・ストレスに弱い
これ少年漫画の王道
みんな居丈高な天才がみっともなく取り乱してボコボコにされるのを
待ち望んでるんだよね

556 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 22:51:48.89 ID:???.net
ガチで花京院に勝ったように
純粋なゲーマーとして承太郎に挑んでいれば充分勝てたな

イカサマ対策は万全だったがハッタリに負けた兄貴に対し
ハッタリは通じないがカンタンなイカサマにもあっさり陥れられてしまう弟と
きれいに弱点が反転してたから承太郎もそこにつけこんで勝ったわけだ
随分と危なげなく…

557 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 22:52:56.62 ID:???.net
そしてやっぱり最初からオラオラぶちこまれたら
なすすべなくやられて終了だったなダービー弟
ごり押しこそが最適解

558 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 22:59:21.12 ID:???.net
忍者の教えでは
①過度に敵を恐れる
②過度に敵をあなどる
③取り越し苦労をする

の三つは致命的な弱点になるという

ジョジョの場合スタンドは闘争本能で使役するものという原則があるから
①はあまり該当するケースがないが
大体の敵スタンド使いとかポルナレフは②で大体墓穴を掘る
そして3部に入ってのジョセフは③が多いって印象

まさに策士策に溺れるというか、あれこれ用心して考えを巡らせるのが
プラスにならず単なる「そういうクセ」で終わってることが増えた
「ばればれの尾行を見破って石ぶつけるだけで終了」なのに
ひとりだけ最後まであれこれ考えてる太陽の回は特に象徴的

559 :マロン名無しさん:2023/03/04(土) 23:45:58.53 ID:???.net
どんな能力かわからないから初手オラオラは軽率かもしれないが

離れた位置から花京院のエメラルドスプラッシュとかアヴドゥルの炎ならスタプラでも何かぶん投げて攻撃で
ほぼノーリスクでけん制出来て、けん制のつもりがそのまま倒せてしまいましたって敵だったな

話の都合と言えばそれまでだが
スタプラが近づいて一発だけパンチなんて
はっきり言って考えられる限り最悪手に近い

560 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 07:22:27.33 ID:???.net
>>552
そういう漫画じゃないからなぁ…

作者のやりたい駆け引きやシーンが実現できるように
敵も味方も能力の持ち腐れのような戦い方をする漫画なのは
もう分かってるだろう

561 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 07:30:39.11 ID:???.net
>「ゆるすかゆるさねえか 心の中を読んでみりゃあいいじゃあねーか」
読心も花京院には使わず承太郎にも途中から

この能力の本来の見せ場
『心を読めるアドバンテージはあっても
イカサマを見破るしたたかさがないせいでしてやられる』より
この承太郎のセリフや「答える必要はない」などのように
相手の発言を利用した会話の応酬に役立てるための役割のほうが大きいかもしれない


>>555
そうでもない
DIOは汚らしい阿呆がァとかキレてた最初くらいだろう

今回はダービー弟は能力や対戦形式明かす前から
承太郎にボコられるのが既定路線だろうと想像できるキャラだったのが
その通りになっただけ、という感じ

562 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 07:35:15.26 ID:???.net
しかしこいつ九栄神のラストだったのに
こんなのでいいのかねえ…

それとも番外でイシス神とかラー神とか出すかね
ダービー弟の発言からすると
確実にこいつとDIO以外のスタンド使いはいるわけだし

563 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 08:30:28.79 ID:???.net
>>562
そういや一行はオインゴの事は気づかないままここまで来ちゃったのか
ボインゴはホル・ホースと一緒に誰かいたっぽいのは確認してるからギリカウントされてるかもだけど

564 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 13:37:42.36 ID:???.net
タロットの起源とされるエジプト九栄神の暗示!
本拠地上陸でさらに強い敵!

…っていかにも少年漫画の王道的な演出に貢献してたのは
ンドゥールだけだったな

そういういかにもなことぶちあげたけど
作者のやりたいのはそれじゃないからあっさりとりやめてしまった結果
半分既定路線で竜頭蛇尾な集まりになってしまった

フルコースの前菜食べ終わったら次におでんが運ばれてきた感じ
まずくはないけど、さっきのアレはなんだったの?って戸惑いはある

565 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 14:09:57.21 ID:???.net
まあミケーネ帝国も巨烈獣もデルザー軍団も強いのは最初だけだったし

566 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 14:43:01.79 ID:???.net
二軍と言われた
リンかけギリシャチーム→全員相討ち
七人の悪魔超人→アイドル超人を圧倒

その後に出た本命
ギリシャ十二神→普通に全敗
悪魔六騎士→アイドル超人(人間含む)にボコられる

強さのデフレはジャンプ漫画の定番だな
ドラゴンボールもそろそろヤムチャや天津飯に活躍させてほしい

567 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 15:45:22.29 ID:???.net
>>564
脅威・窮地という点では
そこらのバトル漫画よりかなり豊富なアイデア・趣向を用意してたと思う

ただ、この漫画を特殊能力でのバトル漫画だととらえると
手の内明かしてのスポーツライクなフェアプレイバトルが目的じゃなく
刺客として来てるのに
確実なハメ手や初見殺しが簡単に成り立つ能力でも
何故かそれをやろうとしないアホすぎるバトルに思えてしまうように

敵の本拠地が近づき、今までのくくりとは別のグループの登場に伴い
一味違う覚悟を見せる敵キャラが出たからといって
そこからそのグループが敵の本拠地らしいシリアスさを増した展開を期待すると
竜頭蛇尾に見えてしまう

>作者のやりたいのはそれじゃないからあっさりとりやめてしまった結果
やめたんじゃなく元々一貫させるつもりがない、が正しいだろうな

568 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 15:46:48.11 ID:???.net
読者が作者のやり方とは違ったものをつい期待してしまうのは
エジプト九栄神という集団の見せ方もだし
個々のバトル(の戦い方)もそうだけど
個々のバトルのしめくくりにも言えるかもな

ホイルオブフォーチュンからジャスティスあたりで
やっと仲間キャラの色の出し方や敵を含めたかけあいなど
キャラ同士を関わらせる楽しさに作者がやっと到達したのか
作風が全体的にユーモア寄りに戻ってきて
それ以降のほうが敵の末路が(悲惨だとしても)緊張感ないものが多い

アヌビスはあれだけ承太郎を追い込んだものの末路はマヌケなギャグテイストだったし
ダービー兄も最後はポヘェーだし
塔じじいや頭スライスのニセ船長、デーボなどを思えば
ずいぶん後味がマイルドになってる

569 :奇妙な粗筋書き:2023/03/05(日) 19:38:35.48 ID:???.net
 第237話
 死の覚悟

承太郎のオラオララッシュを浴びせられ、空の彼方へとぶっ飛ばされるテレンス
するとその空の空間に大穴が空けられる どうやらやはりこの空間は幻覚でできた部屋だったようで
早速一行はその穴から外への脱出を試みるのであった

・・・場面変わり、屋敷の奥にて…DIOの部屋の前に、座する一人の男の姿があった
男は部屋内のDIOに、ジョースター達が侵入した旨とテレンス敗北の報を伝える
しばしその場に時計の針が時を刻む音だけが響く中――― 部屋の中からDIOがその声に応える

「ダービーは……… 天才だった… 勝てる実力を持っていながらダービーはなぜ負けたと思うね?
 中へ入れ ヴァニラ・アイス」

DIOからの許しを経て、鋭い眼差しのその男、ヴァニラ・アイスが部屋の扉を開ける
部屋内ではDIOがベッドに寝そべりながら、DIOの上半身ほどある大きな本を開いていた所で
ワイングラスを手に取りながら、DIOはダービーの敗因を、ジョースター達の使命とあわせてこう分析する
彼らは自分の娘…母の命、友の大切な存在を救うためなら自分の命を捨ててもいいと本気で考えている
それは同時に、DIOから逃げる事は自分の人生から逃げる事、とも思いこんでいると、それをバカげた事と断ずるが…

「しかしそのバカげたことがけっこう重要なのだな
 ダービーの奴は忠誠を誓うといっておきながらこのDIOのために死んでもいいという覚悟ができなかったということだ…
 だからあとほんのチョットというところで勝利が掴めない… ダービーには負けた理由が永久にわからんのだ……」

するとDIOは、自らの首の傷跡を指し…
この傷も"あとひとり"の生き血を吸えば、"なじまなかった"ジョナサンの肉体を完全に自分のものにできるとして
彼の生き血を望むDIOに、ヴァニラ・アイスも喜んで、と返し…自身のスタンドを展開
自分の傍に壺を置くと、自身のスタンドで自分自身の首をはねる……!!

切り落とした首からあふれ出る血が壺へと注がれ、自ら命を捧げる彼の姿に…
DIOはワインを一口、傾けると 彼の元へと歩み寄る

「自ら首をはねるとは…… うれしいぞ ……
 しかしヴァニラ・アイス おまえほどの者の生き血は受け取れんな…
 誰かほかのヤツのでわたしのキズは完治させるとするよ
 死ぬ必要はない……わたしの血で 蘇るがいい………」

そして床に落ちた彼の首を拾うと共に、DIOは自分の手首に傷をつけ その血を倒れたヴァニラ・アイスの首へと注ぐ
DIOの血を受け、首を切り落としたヴァニラ・アイスが蘇生するのだった

「……… DIO………様」
「やはり肉体は自分のが一番だな…… "あっというまになじむ"… ヤツらはまかせたぞ ヴァニラ・アイスよ」
「……… DIO……様 あなたの期待は 満たされるでしょう………
 必ずや仕留めて……… ごらんに………いれます」

570 :奇妙な粗筋書き:2023/03/05(日) 19:39:11.08 ID:???.net
そしてDIOに仇名すジョースター達を倒すため、DIOの従者、ヴァニラ・アイスが出撃するが
次の瞬間、彼が展開したスタンドがヴァニラ・アイス本体にかじりつきその身を飲み込んでしまう!?

〔ウシャーッ〕
獰猛な奇声を発しながら、さらに続けて自らの足を、腕を、自分自身をもその口へと飲み込んでいく…!
そしてその姿が完全に消滅すると共に… 周囲にあった壺や柱、壁を球状に削り取るのだった

 ガ オ ン !

「ドアぐらい開けて出ていけ……… この世界の空間から姿をまったく消すスタンドよ」


―――DIO館の入り口では、ジョースター達が消える前に言った10分が経過し
アヴドゥル、ポルナレフの二人も息を呑みながら、DIOの館へ突入する覚悟を決めるのであった…

<続く>

571 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 20:41:23.44 ID:???.net
これ、予告なしで
姿が見えない触れたら消滅する直径1メーターくらいの
球体が結構な速さで飛んでくるということか?

誰か死ぬだろうな
これで全員運良く無事でしたなんて
生ぬるい展開はありえない

572 :マロン名無しさん:2023/03/05(日) 21:06:05.46 ID:???.net
【速報】ヴァニラ・アイス来日早々にスタンド使いとなる

まかり間違ってジョジョが世界的に大ヒットしたら
ジョジョに出演することがアーティストのステータスになったりするのだろうか

573 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 01:05:04.00 ID:???.net
宗教でラリってる
自爆テロリストみたいな心理だな
DIOが死ねっていったら死ぬのが正しい
それができなかったダービーはダメな奴

むちゃくちゃな理屈だ
自分以外の人間を道具としか見てない

574 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 02:10:46.72 ID:???.net
>>571
ただの削りじゃなく「この世界の空間から消える」=異次元がからんでるっぽいから
死んだと思ったら異次元解除されると生還とかありそう

ラストバトルが近づいて
作者が仲間死亡系の悲壮感を必要とするなら話は別だが

ポルナレフあたりが片足一本まるごと欠損とかあるかもな

575 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 03:44:29.14 ID:???.net
うっかりDIOをガオンしたらどうするのか

頭部が無事ならまた肉体奪ってなじませれば良いのか

576 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 06:05:53.57 ID:???.net
久々のDIO様狂信者タイプだな、ヴァニラアイス
思えばDIOには人を惹き付ける、従わせるカリスマ持ちというのがさんざん明言されてたけど
心の底から心酔してたのってエンヤ婆、ンドゥールくらいだった気がする

577 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 07:36:01.13 ID:???.net
クワガタのジジイも肉の芽要らずの
DIO信者だった
最序盤の小物だからあまり注目されないが
結構レアなタイプ

578 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 14:25:52.57 ID:???.net
あのジジイが心酔タイプかねえ

イカレた大量殺人常習者がちょっとDIOに染まった程度に見える
エンヤ婆やンドゥールのような深みを持ってないというか

579 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 14:46:30.35 ID:???.net
切り裂きジャック系かね。
一応あっちは忠誠誓ってたけど、タワーオブグレイは金寄りな気がするw

580 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 16:05:50.55 ID:???.net
>>578
小物だから評価してもらえないっていうのはそういうとこだぞ
描き手がカロリー割いてないから
言ってることの内容には大した差異はないのに軽い薄っぺらいとスルーされる

581 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 16:08:30.10 ID:???.net
屍生人の忠誠は吸血鬼の「そういう能力」だからな
肉の芽の支配と同じで
もし使っても
DIO本人のカリスマ性の高さをアピールするのに役立たないばかりか
むしろ力業しか使ってないのでは?とツッコミ入る余地になる

582 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 16:17:31.52 ID:???.net
あるいはクワガタジジイは
DIOの強さばっかり強調してたから
アヌビスやホル・ホースみたく
恐怖と諦めに支配されてたのかもわからない

583 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 18:40:28.32 ID:???.net
3部はこれまでなんだかんだでお気楽ジャーニームードではあったが
振り返ればジョジョって過去の部でも確実に仲間が誰か死んでるんだよな

インドでのアヴドゥルの退場とか男塾ばりの死亡詐欺だったが
だからもうアヴドゥルは死なないと保証されたのとも違う
むしろここで何度も論じられてるように強すぎるからこそ
優先的に始末されるリスクがつきまとう

あるいはDIOを火だるまにするけど
そこから空裂眼刺驚で急所を貫かれて死ぬとか
首だけになっても使える特技、胴体がなじむなじまないに関係なく
普通に使えるはず

584 :奇妙な粗筋書き:2023/03/06(月) 19:41:09.30 ID:???.net
 第238話
 探知不能

アヴドゥルたちがDIOの館へと突入する、前に…
ひとつ、ポルナレフ達に言っておきたい事が有るとするアヴドゥル

「わたしは もしこの館の中でお前が行方不明になったり負傷しても "助けないつもりでいる"…
 イギーおまえもだ おまえたちの方ももしわたしがやられたり…… おまえたちとはぐれても……
 わたしを助けようとしないことを約束白 自分の安全を第一に考えるのだ……
 ひとりを助けようとして全滅してしまうのはさけなくてはならない」

アヴドゥルの言葉と共に、三人は表情を鋭く引き締め―――

「ああ わかったぜ………アヴドゥル」
ポルナレフもそう返しながら、アヴドゥルとポルナレフ、二人は固い握手を交わし共に微笑を返す

「生きて出てこれたら豪勢な夕飯をおごれよ」
「イギーにもな」

そして三人が改めて、DIOの館への突入を開始! 
まずはポルナレフがシルバーチャリオッツを展開、警戒しながら通路の一番近くの横道へと近づく
…壁際に張り付き、横穴を覗き込むと…そこには複雑で広い迷路が、端も見えないほど延々と続く光景があった
ジョセフは戻ってこないようなら館に火を放つよう指示したが、この遠大な迷路で火を放つのかこちらが危険、としつつ
アヴドゥルもマジシャンズレッドを展開 上下左右、十字を描いた6つの炎を作り出す

「この炎は生物探知機だ……… 人間 動物の呼吸や皮膚呼吸……物体の動く気配を感じ取る………
『スタンド』のエネルギーの動きもわかる…… これを見てこの迷路を進もう」
「なぜ炎が6つかたまっている?」
「それぞれが前後・左右・上下の方向を示す
 半径15m以内にいるものなら どの方向にどんな大きさの物が隠れているかわかる!」

ジョセフ達は地下に連れていかれたはず、まずは下方向を重点的に探る方向性で行くと
早速炎が反応、左前方に何者かの気配を示す すると同時にイギーの鼻も何者かの気配を捉え
ザ・フールを展開! その鋭いツメが柱の一つを引き裂くと、崩れた柱から悲鳴と共に小男が飛び出してくる!!

すると次の瞬間、広大な迷路が消失 どうやら彼が迷路の幻覚を作っていたスタンド使いと見る
アヴドゥルとイギー、二人の活躍であっという間にひとり撃破 幸先のいいスタートを切る一行

[男の名はケニーG
 幻覚のスタンド使い 戦いもせず再起不能<リタイヤ>]

585 :奇妙な粗筋書き:2023/03/06(月) 19:41:50.29 ID:???.net
舘の間取りも普通に戻り、炎も生物反応なし 一息つくアヴドゥルが壁に手をかけるが
―――ふと、手をかけた壁に何か書かれていることに気付く・・・?


[このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえらは つ 
その一部分がアヴドゥルの指で塞がっており 指をどけるとそこに書かれていたのは…

[おまえらは つ))) 死ぬ ]

―――その宣告に一気にその場の空気に重いプレッシャーが張り詰める
だが炎の生物探知機には反応なし、イギーの鼻も怪しい気配は感じていないようだが…

・・・アヴドゥルが視線だけ後ろを向けた その瞬間! 
丸のみにした口から自身のスタンド体を吐き出し展開する、ヴァニラ・アイスのスタンドが…!

(い・・・いったいなんだこいつは〜〜〜ッ!
 バカ・・・な イギーの鼻にもわたしの炎にも反応していないのにいきなりあらわれた!!)
「ポルナレフッ!!イギーッ!あぶないッ!」
とっさにアヴドゥルがポルナレフとイギーの二人を殴り飛ばし―――

 ガ オ ン !

次の瞬間、アヴドゥルは二人を殴り飛ばした腕だけを残して消えてしまう…!?
ふっとばされたポルナレフも消えてしまったアヴドゥル…そして残されたその腕に気付き
悲鳴のごとき叫び声でアヴドゥルの名を叫ぶポルナレフ だがその声に応えるものはいなかった・・・

<続く>

586 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 20:14:11.23 ID:???.net
どう考えても負けた理由は
読心能力なんか使ってそれを逆手に取られた自滅のせいで
普通にゲームやれば負けるわけなかったのになぁ

587 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 20:39:05.70 ID:???.net
イギーと合流したのが午後1時くらいで
館に突入してダービー弟を倒し、それをヴァニラ・アイスがDIOに報告した時までで
大体10分経過・・・柱時計2時半回ってんだけど
館につくまでに1時間以上かかったのかこれw

588 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 20:40:00.27 ID:???.net
アヴドゥル逝ったーー!?
高火力なだけでなく、超高性能レーダーまで出したのがある意味死亡フラグだったのか。
全身一気なら逆に生きてると思えたが、腕だけ残して消えちゃうってのが嫌な感じ。
ヴァニラアイスもスタンドの中にいるし、まだ死んでないとは思うが…

589 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 20:40:50.10 ID:???.net
すっげー気分悪い
ラクガキのホラーやりたいだけのご都合主義も
いったんあっけなく殺したアヴドゥルをもう一遍無為に死なせるのも
雑すぎる。結果がどうあれ雑

590 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 20:42:13.16 ID:???.net
炎とどう関係あるんだそのレーダー・・・
もうメラメラした媒体をいじって好きな効果を発現させる能力と化してたな

591 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 22:20:18.69 ID:???.net
「助けない」と言っておきながら思わずそっちに身体が動いてしまったか、アヴドゥル…何処までも不器用な男だ
万一生きてても両腕奪われた以上、再起不能(リタイア)確定だしなあ…それでもヴァニラを倒せれば呑み込んだ異空間?から救助できると信じたい

592 :マロン名無しさん:2023/03/06(月) 22:28:54.21 ID:???.net
アヴドゥルの「助けない」の真意は明らかに

「だからお前も俺を助けるために危険なことするなよ」
「助けられる保証ないんだから命を粗末にするなよ」

っていうポルナレフの生存率を少しでも上げるために言ってることだからな

593 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 05:28:12.10 ID:???.net
>>579
テンパランスとかに近い印象だな>塔じじい

594 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 05:40:20.92 ID:???.net
>>588,589
これでこのままアヴドゥルが死んでるような展開の漫画ってほとんどないだろう

最悪でも「両腕切断されて致命傷だが生存」だろうけど
ましてこの漫画の場合スタンドというファンタジー設定でダメージや深刻さがご都合主義になってるから
両腕切断されてるもののジャスティスの傷口みたいに出血なしで無事くらいのことは当たり前

これが原因で死ぬにしても
シーザーのシャボンじゃないが
ポルナレフやイギーの窮地を救うなど死に際になにか役割果たしてからでないと
このタイプの漫画としてありえん

逆に万が一これでアヴドゥルが死んでた場合(まずないが)
>>589とはまた違う意味で雑すぎると思う

595 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 05:56:27.22 ID:???.net
ところでケニーGとやらのスタンド名は何だ?
ヴァニラアイスのガオンのスタンド名も何だ?

聖闘士の星座とか
他にも干支とか108魔星とか定数ユニットはかっこいいけど

スタンドのタロットおよび九栄神ってのは結局必然性がないのに
なんか共通認識が成立してるという珍設定だったな
作者はそろそろそこらを取り繕うのがどうでもよくなってきたか

596 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 07:29:33.60 ID:???.net
なんかドラゴンボールっぽくない?
ケニーGのプロテクターとか
ヴァニラがザーボンさんとか

597 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 07:31:35.84 ID:???.net
>>593
金の話なんか全然してないのに
本人の態度より「金に目がくらんだんだろ」って
アヴドゥルの偏見が通るんだよな

598 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 07:39:30.17 ID:???.net
魂という形而上的な概念をあれこれする
ダービー兄弟ならともかく
これは倒しても戻らんと思う
どういう能力であれ
それで壊したり死なせたりしたものは
スタンドが解除されてもそのまま

落書きに「死ぬ」って明記されてるのは
メタ的な意味で「助からないからな」って作者の死の宣告

599 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 07:48:17.05 ID:???.net
>>595
スタンドって
三々五々まとまりなくあちこちに
能力者が発生するもんだから
ひとつの集まりに所属して
メンバーにコードネーム割り振りするようなシステムとは相性悪い
「スタンド?いや、これガーディアンだし」
「ファントゥームだろ?」
「ひょっとして私の護心霊(モリダマ)を言ってるんですか?」
みたいなバラつきが出ないと変

DIO一味は契約時にスタンド名もらえるんだよって設定にすると
敵対するアヴドゥルが命名したタロット由来のネーミングがノイズになる
いっそ「DIOの側の星/隠者/魔術師」の暗示の敵とか出した方が自然かもしれない

600 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 09:52:38.72 ID:???.net
あー、生物探知機ってことは、異空間に入ったの抜きにしても
ディオの血で蘇ってゾンビになったヴァニラには反応しないってことでもあるのか
そして地味に、ゾンビ戦となると波紋が使えないポルポル、イギーだと決定打がなさそう… 
つくづくここでアヴドゥルの火力を失ったのが痛いな もしくはそれもヴァニラの作戦のうちか

601 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 09:57:03.56 ID:???.net
ワインの波紋で切り裂きジャック探知したみたいなテクニックなんだろう。
炎は命を司る!みたいな。

602 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 10:16:07.95 ID:???.net
>>598
中国の戦国時代から
?涓という武将が木の幹に何か書いてあるのを見つけて近くで見てみたら
「?涓この木の下で死す」と書いてあってその直後に一斉に矢を射かけられて死んだ
という話があるくらいだからな

603 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 10:17:04.10 ID:???.net
あらら「ホウケン」表示できないのか

604 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 11:03:22.22 ID:???.net
ゾンビって言ってもジョジョという作品の中に限っては
「そういう生命体」だから
波紋探知機で生体反応をキャッチできるんじゃないだろうか

605 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 13:55:48.51 ID:???.net
ゾンビなんて初殺人?ジョナサンがたかが槍で一撃で倒したやん

606 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 14:37:59.98 ID:???.net
ジョナサンといえばワンチェンにズームパンチ顔面に叩き込んだのに、なんであいつ溶けなかったんだろう?
今更だがw

607 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 15:47:46.04 ID:???.net
波紋の効果って場面ごとに違うんだ
・一発でヘドロと化す
・火傷になるが進行はしない
・即死はしないがじわじわ溶かしてパワーダウンさせる
みたいな差異がある
純粋な使い手の実力差っていうのもあるがそれだけじゃ説明不足

608 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 16:08:17.70 ID:???.net
VSエシディシなんて
「なんでそこでダメージ止まってんの?」
ってツッコミどころだらけ
指で掌貫通したらそこからとろけるチーズみたいにならなきゃ変だし
波紋を流した糸で腕を切断したら
そこを起点にダメージ箇所広がってくはず

あるいはワムウは波紋防御力が
障子紙レベルの超虚弱体質か

609 :奇妙な粗筋書き:2023/03/07(火) 19:02:39.38 ID:???.net
 第239話
 姿なきスタンド

腕だけを残して消えたアヴドゥル ポルナレフも血相を変えた形相でアヴドゥルの名を叫ぶが
―――それに応えるように現れたのは、球状の空間のようなものを形成しながら
グロテスクな音と共に、口から自身の体を吐き出すヴァニラ・アイスのスタンドであった
…対峙しただけでその圧倒的なおぞましさを感じたイギー、その身が怯えたように震えてしまう…
「アヴドゥルは………」 アヴドゥルを探し叫び声を上げ続けるポルナレフに向け、そのスタンドがこう応える

「"こなみじんになって死んだ"

 わたしの口の中はどこに通じているのか自分でも知らぬが暗黒の空間になっている………
 吹っ飛ばしてやったのだ 次はおまえらだ………
 DIO様を倒そうなどと思い上がった考えは……… 正さねばならんからな………」

そして残されたアヴドゥルの腕も、その暗黒の口に呑みこみ欠片も残らず消滅してしまう…!
「ひとりひとり 順番に順番に このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」
それと同時にその口から、スタンドの本体ヴァニラ・アイスがその顔をのぞかせそう宣告する―――

「うそだ…… アヴドゥルを……… 殺したなどと………
 ウソをつくなああああああ―――――ッ!!」

次の瞬間!ポルナレフの激昂の叫び声と共に
シルバーチャリオッツがヴァニラ・アイスのスタンドの背後に一瞬で回り込んでみせる!
そして再び口の中へと自信を飲み込もうとするスタンド体に向け、チャリオッツの細剣によるメッタ突きが放たれる!!
怒りの雄叫びで放たれるポルナレフの猛攻、その凄まじさは館の壁をも崩れ落とすほどのものであった……!!

610 :奇妙な粗筋書き:2023/03/07(火) 19:03:01.05 ID:???.net
一方、テレンスの地下から脱出したジョセフ一行もその壁が崩れる音に気付く
現在ジョセフ達とポルナレフ達は、通路を隔てて邸の端と端部分に位置している 
ポルナレフの救援にはたしてジョセフ達は間に合うことができるか…!?

ポルナレフの方に視点を戻すが
手ごたえはあったが異空間に逃げられ、仕留め切れてはいないと感じ取るポルナレフ…

(うっうっ…うううう アヴドゥル… チクショーアヴドゥル…てめーが!てめーの方から言ったくせに…
 何かあったら『自分の身を第一に考えろ』『おれを助けない』といったくせに…うそつきめ…
 インドの時から てめーはよけいなことばかりしてんだよォォ!)
「アヴドゥル!てめーは!おれの事なんか! ほうっておけばよかったんだよぉ―――ッ」

目の前で 二度も 大切な仲間を殺された無念、屈辱、後悔…
色々なものがごちゃ混ぜになりながら、嘆きの声と共にその場にしゃがみ込むが

次の瞬間! その頭上が  ガ オ ン !  と鈍い音と共に立っていた石柱が削り取られる!?

(臭いもなく音もなく いきなり空間からあらわれやがる… 今、偶然……しゃがまなかったらやられていた……
 運命が生き延びろといっているのか?アヴドゥルの意志が戦えといっているのか?)
ひとまずこの場は気持ちを切り替え、まずこの場を脱出、ドアを閉めて簡単なバリケートで塞ごうとするが
空間ごとあらゆるものを削り取るその一撃には、バリケートもまるで時間稼ぎにならない!
やむなくポルナレフはイギーと共に階段を上り上の階へと向かう
飛び上がったと同時に、足元の階段が  ガ オ ン  と削り取られながらもどうにか上へ逃げる事には成功するのだった

それと共に異空間から血を流すスタンドと共に、ヴァニラ・アイスが姿を現し
鋭い形相を浮かべながら、ポルナレフのその卓越した実力を冷静に分析する…

「このヴァニラ・アイスにキズを負わすとは たしかにDIO様のいったとおりだ…
 ポルナレフ…は自分の生命危機や恐怖を克服した精神力を持っている………
 確実に追い詰めて倒す………確実に……… わたしのスタンドは圧倒的にやつより勝っているのだ………」

そして再び異空間に入り、地下の天井部分ごと ガ オ ン ッ と削り上に逃げたポルナレフを追うのだった

<続く>

611 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 22:17:31.86 ID:???.net
完全消滅確定。死の暗黒空間が顎を開く…

612 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 22:19:05.93 ID:???.net
ポルナレフの突っ立った髪型がほんのちょっとだけ削れるのがスリリング
別に直撃でなくても脚をやられたら逃げられないから詰むな

613 :マロン名無しさん:2023/03/07(火) 22:22:34.48 ID:???.net
精神力の具現化したものだから
極限の怒りはスタンドを強くするんだな
銀の戦車は本来ここまで遠くへは行けないし
切れ味はあるが石造りの建築をこうもあっさり切り裂いて
崩壊させるような豪快な力業はできないスタンドだった

でも怒りでパワーアップしたからって
その勢いでごり押しして勝てそうな相手でもないから
これはかなりの泥仕合になる予感
生き残るけど重傷を負ってほぼ刺し違えて退場のような
着地になるかもしれない

614 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 06:25:11.56 ID:???.net
>>600,601
切り裂きジャックや波紋がゾンビや吸血鬼を倒す原理からすれば
この漫画のゾンビは探知できてしまうな

615 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 06:37:50.93 ID:???.net
>「アヴドゥルは………」 
>「"こなみじんになって死んだ"

>>611 >完全消滅確定。

大丈夫だろう
仲間を容赦なく死なせる第一部第二部でさえ
重要キャラは明確に役割を果たして死ぬし
死に際して直接ではないにせよ最後の心の交流も描いてる

ましてここまで過保護に(死んだと思わせて生きてたり
目玉切り裂かれても数日後に戦列復帰したり)
仲間キャラをひっぱってきた第三部で
これで終わりというのはありえんからな

残酷さ無情さを際立たせるためのあえてだとしても
「これで本当に終わり」なら漫画のパターンを投げっぱなしすぎてる


まあアヴドゥルを安直にゾンビにする悪趣味よりはマシだが
「怒りのせいで一見超パワーアップしたように見えるものの
怒り任せでは隙も多いし乗じられやすい」というありがち欠点を
アヴドゥルの残した何かのおかげで危ういところで冷静さを取り戻す、くらいのことは必要だろうな

ポルナレフが自分でその境地に至れてこそ
アヴドゥルが死ぬにしても死に甲斐がある

616 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 06:43:53.65 ID:???.net
しかし一部二部の館と比べて(ジョースター邸やサンモリッツの廃ホテル)
あるいは3部でもエンヤ婆の宿屋と比べて
屋内描写のクオリティが何段階か上がってるな

女教皇のときの潜水艦&スキューバ描写のように
現実のものを取材し消化して漫画にいかす楽しさを覚えたからか

617 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 07:30:39.62 ID:???.net
油断、慢心のないイエローテンパランスだと考えるとかなり凶悪だなこいつ
光も斬れるポルナレフも流石に全て呑み込む暗黒空間相手ではかなりの苦戦を強いられそうだ
これでアヴドゥルがいれば炎を壁にしてわざと呑み込ませることで軌道を読みやすくも出来ただろうが…ホント初手で大金星上げたわヴァニラアイス

618 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 09:36:21.89 ID:???.net
イエローテンパランスどころか本体多分不死身だよな。
どうやって倒すんだこいつ。
ディオのスタンドがどんな能力か知らないけど、今の段階のイメージではディオよりヤバそう。

619 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 11:40:09.82 ID:???.net
刃物だろうが触れたら消滅させる空間には
文字通り太刀打ちできないし
下手したら武器を破壊されて素手にされる

620 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 11:41:25.89 ID:???.net
>>616
本当にエジプト上陸してから
画力がさらにアップした
巧い上に漫画として読みやすい

621 :奇妙な粗筋書き:2023/03/08(水) 19:28:34.65 ID:xxFAd5eS.net
 第240話
 背後を見張れッ!!

空間を削り取る相手、ヴァニラ・アイスの魔の手から辛うじて逃れるポルナレフとイギー
一階に戻ったことで出口も見えるが…だが自分はあそこから出ていくわけにはいかない、とするポルナレフ

(今おれは逃げているんじゃねえ……)
「DIOの野郎に近付くために走っているんだッ!」

そのままの勢いでポルナレフはさらに上の階を目指し駆け抜ける!
・・・実は出口ではヴァニラ・アイスが異空間に身を潜め待ち構えており
この判断はギリギリの所で正解を引いたポルナレフ、そのまま再びヴァニラ・アイスのスタンドは姿を消すのだった

(やつのスタンドの口の中が暗黒空間に"なっている"だとッ!?
 どんな空間か想像もつかねえがとにかく音も臭いも生命反応もなく近づきやがるッ!
 しかしどうやって!? どうやってヤツをブッ倒せばいいんだッ!)

―――だが二階に上がった所でイギーが急ブレーキ 
目の前にはすでに大穴が空いて、二人の行き先に先回りされている…!!
二人も即座に、互いに背後を守るよう陣取りヴァニラ・アイスのスタンドが襲い掛かるのを身構える
相手は姿を消すスタンド…どこにいるのかわからないが、ここまでの対峙でわかったことが一つある

(やつは! "壁に穴をあけなければ"通貨してこれないらしい!
 そしてわかっているのは暗黒空間からやつが姿を現した時なら やつを殺すチャンスがあるということだッ!)
「どっからでもこい!チクショオオオ―――――ッ!! ブッた切ってやるッ!
 今のオレのチャリオッツは素早いぜッ!アヴドゥルを失った怒りでグツグツ煮えたぎっているからよォ―――ッ」

自らを鼓舞するように声を上げるポルナレフ …だがヴァニラ・アイスのスタンドは、そのポルナレフの足元に潜んでいた!
ポルナレフもその存在に気づくが一足遅く、足先がその一撃にえぐり取られてしまう…!!

「まず足を奪った!チョコマカと動いたり逃げたりできなくするためにな!」
倒れたポルナレフに、さらに追撃せんと勢いをつけて突撃を―――
だがポルナレフも細剣の乱撃で対抗するも、ヴァニラ・アイスも瞬時に暗黒空間に逃れてその攻撃を容易く回避してしまう
それでも凄まじい勢いのついたその乱撃は、そのまま部屋の彫刻や柱、あらゆるものをバラバラに切り裂いていく!!

その凄まじい衝撃の余波が邸全体を揺らし…屋敷奥のDIO、地下のジョセフ達もその振動と破壊音を感じ取る
ジョセフ達も突入したアヴドゥル達が戦っているのだと気づき、一刻も早く助けに向かうべく、先を急ぐジョセフ達であった

622 :奇妙な粗筋書き:2023/03/08(水) 19:29:33.48 ID:xxFAd5eS.net
チャリオッツの破壊の余波で、瓦礫まみれとなったその部屋
ヴァニラ・アイスもその瓦礫に隠れて、ポルナレフとイギーが姿を消したことに気付く
だが負傷した足で遠くに行けるはずがないと見るが……

〔さわがしいな……………… ヴァニラ・アイス………〕

するとその場に、上の階から降りて来たのはDIO!?
ヴァニラ・アイスもとっさに降りて来たDIOの傍に駆け寄り、この場に敵が隠れている旨を伝え
DIO様が降りてくるほどのことではない、ここは自分に任せてほしいとするヴァニラ・アイス
……DIOに背を向け彼を守るヴァニラ・アイスは、その暗がりもあってか彼の体の端から零れ落ちる砂に気付いてはいなかった

(『ザ・フール』で作ったニセのDIO…!! だませたッ!やれッイギーッ!!)
ポルナレフとイギーの二人は、階段をザ・フールの砂で偽装してその場に隠れており
そして背を向けたヴァニラ・アイスの脳天に向け、ニセDIOの鋭いチョップが放たれる…!!

<続く>

623 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 21:11:01.23 ID:???.net
ちょっとご都合主義がきつすぎ
DIOの外見どころか声まで再現できる
愚者の擬態能力はなんなんだよ

624 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 21:12:10.91 ID:???.net
足元の爪先から地雷のようにアタック

…これ回避できるやつおらんだろ

625 :マロン名無しさん:2023/03/08(水) 21:54:45.02 ID:???.net
イギーはDIOの外見知らんだろw

それにしてもアブドゥルの生死も敵スタンド名もスルーして突っ走るな
ちょっと前までのんきに野球ゲームしてた漫画とは思えない緊迫感

626 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 06:05:04.57 ID:???.net
ガオン(削り)モードのヴァニラアイスは外を確認できないのか?

動けるんだし外の様子が分かるなら
待ち伏せしてポルナレフが近くに来たらぶつかればいいのに
それをしないということは分からんのだろうな

でも邸内の間取りなどはよく知ってるだろうから
盲滅法ない移動といっても
うっかりDIOの居室につっこんでしまってDIOをガオンしてしまうことはないんだろう

今回はイギーのニセDIOのようだが
本物DIOにぶつける形はけっこう有効な戦略かもな(見つけられればだが)
ハーミットパープルとの合流・共闘はあるかな

>足元の爪先から地雷のようにアタック
消えてる状態でも
ガオンモードと非ガオンモードを切り替え可能なのか?
今までも能力の整合性や理にかなった使い方よりやりたいシーン重視の漫画だから
今回も地雷まがいの演出がしたかっただけなんだろうけど
床を削り取ることなく潜んでる状態ってのはご都合主義だな…

627 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 06:57:05.64 ID:???.net
>・・・実は出口ではヴァニラ・アイスが異空間に身を潜め待ち構えており
ここ思いっきり外出てるけど、さすがにこれはやらかしたんじゃないか荒木センセ
もしくは亜空間、スタンドの顔だけしか出てないからセーフって事だろうか… だいぶ苦しいと思うけど

628 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 09:27:33.11 ID:???.net
こないなあいつら…と外に出て様子伺った一コマでは

629 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 11:40:00.47 ID:???.net
ゾンビなら日が高いうちに外出たら死ぬやろって事ね
まさかアレでまだ普通の人間のままって事はありえんだろうし

630 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 14:35:10.35 ID:???.net
ひょっとして自分がゾンビになったって事実
もっと言うとゾンビってどういう存在なのかさえ知らないんじゃないかこいつ?

ポルナレフが壁を散々ぶっ壊してたし
うっかり日光の下に身をさらしてしまってのブービー逆転負けってオチもありえる

631 :奇妙な粗筋書き:2023/03/09(木) 19:04:08.62 ID:???.net
(普通なら背後から攻撃するのは卑怯という罪悪感が伴うが
 背中からアヴドゥルを殺したてめーにゃあ一片の憐れみもねーぜ! 当然の『死に方』だッ!)
(やった!だませた!!)
(イギーの『ザ・フール』の作ったDIOを本物と思い込んで油断しやがったッ!
 肩甲骨をブチ割って!上半身を腰間骨までアジの開きのように裂いてやれッ!)

『ザ・フール』の砂が作ったニセのDIOに気付かず、彼を守るためその前に立つヴァニラ・アイス
そのまま背後からニセDIOのチョップが放たれるが―――
寸前!ヴァニラ・アイスが振り返り 表情一つ変えずにニセDIOの右腕を砕き落とす!!


  第241話
  暗黒空間の軌跡


「この部屋は窓から太陽の光がさし込んでいる………
 本物のDIO様がご自分の部屋からここへ降りてこられるはずがない」

―――いや、やはりイギーのそのだまし討ちにはヴァニラ・アイスも怒り心頭なのか
その顔面に怒りの青筋が浮き上がり、険しい形相でニセDIO背後の二人を睨む
そのまま左腕での攻撃を仕掛けるニセDIOの一撃を、暗黒空間に入りその胴体を丸ごとえぐり取る!
それと同時にポルナレフ、イギーの二人を分断 そのままヴァニラ・アイスはニセDIOを作ったイギーに狙いを定める…!!

「本物のDIO様はこのわたしを信頼されて『まかせる』とおっしゃったのだ!!
 だから!なにがあろうとこの2階へ降りてこられるはずがないッ!」
そのままイギーも、暗黒空間の犠牲に―――

「よくも!このクソ犬がッ! "わたしにDIO様の『姿』を破壊させたな"ァああっ―――ッ!」

…いや、ヴァニラ・アイスは嘆きの声を上げながら悲痛な形相でイギーの体を殴り飛ばす!?
その光景にはポルナレフも困惑が浮かぶ 暗黒空間に吞みこめば一瞬で決着がつくはずなのに
ポルナレフのそんな疑問に応えるように、ヴァニラ・アイスは憤怒の形相で声を荒げ吹っ飛んだイギーを追う!

「"よりによってこのわたしに!" "よくもッ!"
 "砂のニセ者だろうとDIO様によくも わたしに攻撃させたな"ァ―――――ッ!!
 蹴り殺してやるッ!このド畜生がァ―――――ッ」

その叫びと共に、ヴァニラ・アイスの理性のタガが プッツン と切れる音がし
そして倒れるイギーに対し、さらに猛烈な蹴りの乱打で執拗にイギーを痛めつける…!

632 :奇妙な粗筋書き:2023/03/09(木) 19:05:04.43 ID:???.net
「暗黒空間にのみ込むのは一瞬だッ!それではわたしの怒りがおさまらんッ!
 キサマが悪いんだ!キサマがッ! わたしを怒らせたのはキサマだッ!キサマが悪いんだ!
 思い知れッ!どうだッ!思い知れっ!どうだッ!どうだッ!」

その異常な姿にポルナレフも、彼の心、その精神こそが暗黒空間そのものだと思い知らされる
まさしくDIOへの狂信が彼のすべて、その心はドス黒いクレバスその物…!

「やめろォォ―――――っ ヴァニラ・アイス!」
「ハァァァ―――――ッ "けりをつけてやる"! ポルナレフ!」

その凶行を止める声を上げながら、チャリオッツを展開するポルナレフ
ヴァニラ・アイスも血走った形相で向き直り、自身のスタンド内に自身を収容
またしてもその場から姿を消し、ポルナレフの攻撃から逃れるが…
ポルナレフはイギーの砂をヒントに、消えたヴァニラ・アイスの動きを読む策を思いつく

細剣を円状に回して、その場に砂ぼこりをまき散らすと…
舞い散る砂を球状に消し飛ばすヴァニラ・アイスの動きの軌跡が明らかになっていた!

(わかるぞ!どう動いているか軌跡がわかるぞッ!ザマァミロ!やった!チクショーめッ!
 てめーは空間を移動するとき『障害物』を呑みこみながらでないと移動できない!
 のみ込め!砂をのみ込んで移動してこいッ!クソタレがッ!
 そしてその! その歯クソくせえ口を出した時が!)
「てめ−が崩れ落ちる時だァーッ!!」

そしてヴァニラ・アイスが暗黒空間から姿を見せた瞬間!
チャリオッツの細剣がヴァニラ・アイスの口から顔面を貫く!!

―――が、顔面を貫かれながらもヴァニラ・アイスはチャリオッツの首をへし折ろうとその首を掴み上げる!?
顔面を貫かれながらどこにそんな力が… 首を締め上げられるポルナレフも血反吐と共に困惑が浮かぶ

<続く>

633 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 19:59:32.17 ID:???.net
DIO様ガチ勢こわい…
ここまでいくとまじでカルトの教祖そのものだな

634 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 21:30:42.85 ID:???.net
この漫画ホント、いぬとかねことか鳥とか動物系がひどい目に逢うな。
ヴァニラのイギー蹴りは本当に見てられん、ダニーよりエグい。

635 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 23:25:05.83 ID:???.net
ある意味イギーが本当に戦士として
事に臨んでいる証とも思う

636 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 23:26:28.30 ID:???.net
ヴァニラはDIOに不遜な口利いた雇われの殺し屋とか
裏切ってはいないが役立たずの敗北者にも殺意抱いてそうで怖い

637 :マロン名無しさん:2023/03/09(木) 23:28:40.52 ID:???.net
暗黒空間破りは
透明人間に色つける攻略法と似てるな
何もない空間に何か撒いて
何かに着いたらそこにいる

638 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 07:21:24.48 ID:???.net
ポルナレフの「仲間やられた怒りでパワーアップ」状態は
ジャンプ漫画としては正当かもしれんが
冷静な判断を欠いたり欠点も多い
単純な漫画なら欠点が目立つ前に押し切るんだろうけど

今回は狂信者の怒りの前には
同じベクトルで勝負するのは駄目っぽい

>その場に砂ぼこりをまき散らすと…
>舞い散る砂を球状に消し飛ばすヴァニラ・アイスの動きの軌跡が明らかになっていた!

なぜ最初からしなかったんだろう
そんなにひねらなくても出てくる発想の上
どんな工夫をしてでも回避すべき問答無用の消滅攻撃なのに

まあ作者が最初から対策考えてたとしても
それを馬鹿正直に最初から見せてたらネタがもたないか

>そしてヴァニラ・アイスが暗黒空間から姿を見せた瞬間!
これが一番謎
姿消した状態でこそ消滅攻撃=脅威なのに
相手の位置確認でもなく攻撃フェーズで
なぜわざわざ攻撃力ない状態に戻るのか

説明はないが水泳の息継ぎみたいに中断が必須なのか?

639 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 07:42:01.82 ID:???.net
壁を壊して部屋に入ってきたから気付けたことであって、初手からホコリで進路見極めるなんて発想は出ないし、それが間違ってたら(ワープしてたりしたら)即死なんだぜ?

640 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 12:39:32.79 ID:???.net
岡目八目とはこのことだな

641 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 19:11:22.57 ID:???.net
アジの開きなんてポルナレフ知ってるんだね
フレンチには無さそうな調理法なのに

642 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 19:14:43.21 ID:???.net
キリシタンの踏み絵みたいなもんで
DIOの偶像を汚したり壊したりするのが
既に精神的苦痛であり許しがたい冒涜というわけだ
出来上がってんなヴァニラ・アイス
ゾンビになるならない関係なく
元からこういう奴なんだ

643 :マロン名無しさん:2023/03/10(金) 19:16:57.76 ID:???.net
ホル・ホースの暗殺未遂の時なんかも
実はかなりヤバかったといえる
もしあの状況でヴァニラ・アイスが
書斎に通りかかったら殴り殺されていたかもしれない

644 :奇妙な粗筋書き:2023/03/10(金) 19:28:15.60 ID:???.net
 第242話
 数撃ちゃ当たる!?

「やったぜクソッタレッ! おめーの弱点はな………ヴァニラ・アイスッ!
 おれがどこにいるのかを確認しようとする時!
 てめーはその暗黒空間から姿を現さないと外が見えないということさッ!」

チャリオッツの剣の切っ先が口ごとヴァニラ・アイスの顔面を貫くが
血走った形相のヴァニラ・アイスは顔面を貫かれながら、チャリオッツの首をへし折りにかかる!?

「こ…こいつ! のどを通して脳幹を串刺しにしてんだぞッ!チクショーッ早くくたばれ!
 致命傷だぜッ!さっさと死にやがれッ〜〜〜! くたばりやがれッ!ヴァニラ・アイスーッ」
そのまま細剣をグリグリ回してさらに傷口をえぐるが、それでもなおヴァニラ・アイスは止まらない…!!

「おれは死なん……苦痛を意に介しているヒマもない………
 必ずきさまを仕留めるッ! 必ずイギーを飲み込みジョースターどもを殺すッ!
 わたしが死ぬのはその後でいいッ!」

ヴァニラ・アイスの口内が血反吐まみれになりながらも、彼のスタンドがチャリオッツの左腕を掴み
手首をひねり上げるとその指先を暗黒空間へと引きずり込み、左手の半分が暗黒空間でバラバラに分解されてしまう…!!
チャリオッツも一旦剣を引き抜き 体勢を立て直して再度突く剣の一撃を、ヴァニラ・アイスは自身のスタンドの腕で切っ先を強引に止め

「この腕がおれを刺した悪い腕かッ!」
そのまま掴んだ右腕にチョップの乱打!!チャリオッツの腕をへし折りにかかる
これにはポルナレフも蹴りを入れて、突き飛ばす他ないが…苦い顔が浮かぶポルナレフ
なにせ距離を取らせるのは向こうの思うつぼ、また暗黒空間に姿を消そうとするヴァニラ・アイス
そうはさせまいとチャリオッツの突撃で斬りかかるが ギリギリの所で一撃は浴びせるも、やはり姿を消してしまう
そして次の瞬間!チャリオッツの左太ももが暗黒空間に抉られてしまう……!!

(くそッ!足をやられた…く 動けねえ… だがオレの方も痛みを気にしているヒマはねえ!………
 あともう少しで"とどめ"を刺せるところまで行ったのに………
 奴はなんていうか…執念を持っている! クレイジーだがDIOに仕えるという執念を持っている!……
 その執念に圧倒されるなッ!おれの方だっててめーをブッ殺すまでは死ねね―――ぜッ!)

645 :奇妙な粗筋書き:2023/03/10(金) 19:29:16.12 ID:???.net
暗黒空間に姿を消したヴァニラ・アイスに対抗するため、再び砂を舞い上げてその軌道を見切るポルナレフ
だが暗黒空間に隠れたままの状態で斬りつけようとするも、その切っ先がえぐり取られてしまう
やはり暗黒空間に隠れている状態での攻撃は不可能、対抗手段はヤツが出てくるまで耐えるしかないが・・・

―――すると一気に、その攻撃が激しさを増しめったやたらに建物の壁をえぐり始める!
姿を見せれば攻撃される危険があるとして、『数撃ちゃ当たる』作戦に出たと見るポルナレフ
チャリオッツもその攻撃を寸前で避け続けるが、このままではジリ貧
壁際のイギーを抱えて、一旦ポルナレフの所へ戻るチャリオッツだが―――
・・・次第に、らせん状に部屋をえぐるようなその軌跡に、ポルナレフは自身の推理が間違いであったことを悟る

「だいたいの見当をつけて『数撃ちゃ当たる作戦』をするつもり……というのはオレの考え違いだ!
 奴の動きは計画的だッ! 奴は円の軌跡を描いて動いているッ! その円はッ!
 おれを中心に "しだいに小さくなってきているッ"!
 軌跡は渦巻きのようにッ!蚊取り線香のようにッ!おれに迫っているッ!!
 そしておれがどこにいるか奴が姿をあらわして見なくとも いずれブチ当たるッ!
 
 やつの策にはまっちまったッ! こ…この足で奴の動きから身をかわせるだろうかッ!」

床をくりぬいて階下に逃れようにも、切っ先を失った剣では床を切るのもままならない
そしてポルナレフの眼前にヴァニラ・アイスのすべてを飲み込む  死  が迫る…!!

<続く>

646 :マロン名無しさん:2023/03/11(土) 01:49:04.31 ID:???.net
承太郎がいないだけで緊迫感が段違いだな
ポルナレフとイギ―は下手するとここで全滅してもおかしくない
実はかろうじて生きていたアブドゥルが最後の力を振り絞って…というのが定番だが、果たして

647 :マロン名無しさん:2023/03/11(土) 05:51:31.43 ID:???.net
狂信者の妄執が死すらも超越してるなら
ポルナレフの怒りのパワーアップを数倍したような方向性でもあり
作者の好きなホラーでもあるけど

これがDIOの血ゆえのゾンビ化なら
題材はホラーでも
精神的にはホラーと程遠いな

> やつの策にはまっちまったッ! こ…この足で奴の動きから身をかわせるだろうかッ!
まだ回転半径がでかい今のうちになら1周やりすごして蚊取り線香の外に出るのは余裕だろうけど
それを言うのは無粋だな

648 :マロン名無しさん:2023/03/11(土) 05:54:08.19 ID:???.net
ポルナレフは今までもギリギリの所で生き延びることはできたし
今回もなんとかしてくれると信じたいが…
というかコイツ自由にさせるとマジで全滅の危機も見えるわ、とにかく空間削りが極悪すぎる

649 :マロン名無しさん:2023/03/11(土) 06:19:55.36 ID:???.net
しかしこいつのえげつない能力でも
これが九栄神の数番目あたりだと
自分が削った建物の天井がおちてきて自滅みたいな
マヌケ結末たった可能性あるのがこの漫画

650 :奇妙な粗筋書き:2023/03/11(土) 19:27:58.29 ID:???.net
 第243話
 答えは(3)

先に進んだ地下室のジョセフ達は、周囲の異様な破壊跡を見やり、困惑の声が洩れる
さらにこの破壊は部屋から奥に進んでいると見て、間違いなく外で待っていたアヴドゥル達が攻撃された跡と気づくジョセフ
一行の後を追うためにも、まずは承太郎がバリケートで塞がれた扉をスタープラチナでこじ開ける

……一方でポルナレフはその敵、ヴァニラ・アイスの策にはまり絶体絶命の窮地に陥っていた
何度も蹴り飛ばされたイギーも重症 へし折れた骨が肺に刺さっており動くこともままならない
ポルナレフを中心にレコード盤上の針のように、らせん状に円を刻み あと5回転辺りで自身を飲み込むと見て…


 そこで問題だ! このえぐられた足でどうやってあの攻撃をかわすか?
 3択−ひとつだけ選びなさい 

(1)
 ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく

(2)
 仲間が来て助けてくれる

(3)
 かわせない。現実は非情である。

 おれが〇をつけたいのは答え(2)だが期待はできない…
 10分前に館に入ったジョースターさん達があと数秒の間にここに都合よくあらわれて
 アメリカンコミック・ヒーローのようにジャジャーンと登場して『まってました!』と
 間一髪助けてくれるってわけにはいかねーゼ
 逆にジョースターさん達もすでに苦戦しているかもしれねえ
「やはり答えは……… (1)しかねえようだ!」

そして脱出のために動き出すポルナレフ、シルバーチャリオッツを展開するとまずはイギーを螺旋の外へと脱出させ
そのままチャリオッツと手をつなぎ、円の外へと引っ張り上げることでそこから抜け出そうとするが
ヴァニラ・アイスの螺旋突撃の方が早い…!その突撃にポルナレフとチャリオッツも引き離されてしまう…!!


     答え−(3)  答え(3)   答 え ( 3 )


もはやポルナレフも、自身の絶望的な状況に、決定的な死を想起してしまう・・・
   

651 :奇妙な粗筋書き:2023/03/11(土) 19:28:43.82 ID:???.net
…だがそこで、ボロボロの状態にありながら立ち上がり、『ザ・フール』を展開するイギーの姿に気付くが
立つこともままならないイギーを止める声を上げるポルナレフ 
それ以上動けばイギーも間違いなく死ぬ…が、それでもなお、イギーはよろめく体でポルナレフを助けようとする動きを見せる…!

「おい 何を気取ってんだバカ! てめーカッコよくおれを助けようとしておれもろとも死ぬ気かッ!
 カッコよくおめーを助けるのはこのオレだぜ! おめーは生き残ってこいつのことをジョースターさん達に教えろ!
 こいつを倒すことが大切なんだッ!DIOを倒すことが大切なんだ
 アヴドゥルはオレを助けたがおめーはおれを助けるな! みんな死んじまったらおしまいだからなッ!

 チッ!あと1回転でここに突っ込んでくる 答えは(3)だ………現実はあまくねーぜ
 やつの執念の・・・・・・・・・ 勝ちってことか」

そしてイギーに別れを告げるポルナレフ… それと同時に、その体がヴァニラ・アイスの一撃に飲み込まれる……!!
残されたチューリップのイヤリングも、ダメ押しの隙間なく巻き付く軌道により、ポルナレフの存在は欠片も残さず消し飛ばされ
辺り一面えぐられた部屋に残ったのは、暗黒空間から姿を現したヴァニラ・アイスと、砂に隠れ彼のスキをうかがうイギーのみであった

「ポルナレフ……この血はおまえの手柄ではない…アヴドゥルの手柄だ 
 あの時わたしはアヴドゥルとおまえと同時に消し去るつもりでいたが アヴドゥルのやつはおまえを突き飛ばした
 あの時のアヴドゥルの状況なら反射的に自分の身を守ろうとするのが当然なのにだ………
 そのことがまねいた手柄だ……… しかし傷を負ったがわたしが死ぬにはまだ時間がかかる………
 ジョースターども3人をこれから殺るッ! 必ず仕留めてくれよう」

血まみれの状態で荒い息をつきながらも、なおもジョースター達への禍々しい殺意を露にするヴァニラ・アイス
―――だが、そこへ 不意に天井から滴る血に気付き 見上げるとそこには
イギーの『ザ・フール』に助け出されていたポルナレフの姿があった!!

「イギー スタンドを使うなとあれほど言ったのに……カッコつけやがって あれほど言ったのに」
「ガ・・・ガハッ (ニヤリ) グッ」 ガクッ

目尻に涙をためるポルナレフに笑みを返しながら、次の瞬間その身がくずおれるイギー
そしてポルナレフを支えていたザ・フールが力を失い、ただの砂と化す……
[イギー 死亡]

「イッ イギィーイイイイ―――!!」
「ぬうううううううう!!」

涙の叫びと共に、ヴァニラ・アイスの元へと落ちるポルナレフは その脳天を細剣の切っ先で貫いた―――!

「のろいぜヴァニラ・アイス そしておめーの言うとおりだ………
 おれには悲しい友情運があるぜ 助けるはずのイギーに助けてもらったぜ……」

<続く> 

652 :マロン名無しさん:2023/03/11(土) 20:14:29.60 ID:???.net
アヴドゥルに続いてイギーまで犠牲になるとは…ポルナレフ組がハードすぎる
条太郎組はエフゼロと燃えプロで遊んでたって言うのに

653 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 00:19:03.65 ID:???.net
初めて仲間に「死亡」が出た…ということはアブドゥルはまだ死亡していないということか?
術者でもわからん暗黒空間に吸い込まれるってのは
車田正美だったら絶対生存フラグなのだが

654 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:17:40.96 ID:???.net
あんな死ぬ死ぬ詐欺で
人気キャラを使い潰す作風じゃない
ジョジョは昔からキャラの退場に関しちゃドライだった
アヴドゥルだって普通に死んでる

655 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:19:15.67 ID:???.net
あんな死ぬ死ぬ詐欺で
人気キャラを使い潰す作風じゃない
ジョジョは昔からキャラの退場に関しちゃドライだった
アヴドゥルだって普通に死んでる

656 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:25:56.91 ID:???.net
あんな死ぬ死ぬ詐欺で
人気キャラを使い潰す作風じゃない
ジョジョは昔からキャラの退場に関しちゃドライだった
アヴドゥルだって普通に死んでる

657 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:27:44.16 ID:???.net
回線の繋がり悪い
とにかくアヴドゥルは死んだ

メタ的な角度でも
既にインドでいっぺんやった死んだフリを
この最終盤にわざわざもう一度やる理由もメリットもない

658 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:29:31.85 ID:???.net
無理しようがすまいが
あんなズタボロになったらもう致命傷だ
子犬なんだからポルナレフばりの生命力なんか期待するのが酷ってもの

659 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:31:00.21 ID:???.net
温度差がでかすぎて風邪引きそうな展開だな
エジプト上陸してからのお笑い芸人ラッシュがウソのような殺伐バトルだ

660 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:39:06.56 ID:???.net
DIOの偽物作ったり今回本体が死んでも砂は残ったり
愚者って本物のその辺の砂を媒体にした実体のあるスタンドなんだな
これは確かにいよいよ出番を作りづらい
その辺の雑踏でスタンド出したらすぐに怪獣騒動になる

661 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 01:45:03.43 ID:???.net
この闘いのアヴドゥルやイギーの最期は凄くいい
後者は喋れない犬ってことも幸いしたと思うが
これまでのジョジョって「主要キャラの死は感動的にデコレーションしないとNG」
って少年漫画のセオリーに縛られてるところが大きかった

身体が半分になって生命力を全部託したとか言いつつ
原稿用紙半分くらいの長台詞で別れを惜しむツェペリさんとか
瀕死のくせにベラベラやりすぎで感動の質がわざとらしい
今回みたいなあっけなく即死とか
蹴られた傷が悪化して敵にダメ押しされるでもなく力尽きるとか
話のテンポを崩さずリアリティを優先した演出の方が個人的には悲しいというか
より深い共感を覚える

662 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 06:32:52.30 ID:???.net
>>654
ドライとか以前に
この漫画における仲間・味方の死には
それ相応の感情を伴ったリアクションがあるからなあ

イギーは今回のでそれがある程度果たせてるが
アヴドゥルの場合はそれがない

スタンドをもちこんだことで
やりたいシチュエーションを優先してしまう傾向に拍車がかかった結果がこれだとすると
さて作者は
これでアヴドゥルが死んでたとして
帳尻をどうやって合わせるかちょっと見ものだな

ここまでシリアスにして変な生き残り方だとかなり微妙というか
なまじイギーが死亡確定したせいで退路経ってしまったところはある

663 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 06:35:56.95 ID:???.net
>>661
それを言うならここ何回かのポルナレフのモノローグは
死ぬ側じゃなく残される側の演出ではあるが
あっけなさとは程遠いベラベラ感デコレーション感はあるけどな

664 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 08:40:27.77 ID:???.net
アヴドゥルは正直インドでも一度殺したせいで

普通にこのままポルナレフ庇って死んでますでも
実は生きてて助けに来ますでも

またかよ感が凄いんだよなぁ

665 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 13:31:07.16 ID:???.net
>>663
時間も健康もある遺された側はいい
死ぬ側が死ぬべき状況にあって土俵際に踏み留まって…という描写が余計という判断

666 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 13:35:05.54 ID:???.net
>>662
アヴドゥルの場合はそれがない

…?




どんな漫画読んでそう思ったんだ…?

667 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 18:23:36.03 ID:???.net
>>666
作品の連載の話をするスレに
違う作品を読んでる人間が混じってるようだ

668 :奇妙な粗筋書き:2023/03/12(日) 19:25:46.56 ID:???.net
 こ…この砂から感じる感覚は! ああ・・・なんてこった・・・くそッ!
『"ぬけがら"』
『スタンドの"ぬけがら"』
『冷たい消滅』
『命の消滅』…
 ちくしょう・・・おれの方が生き残っちまった!!


  第244話
  DIOの吸血鬼


自らを包むザ・フール砂が、ただの砂へと戻る感覚をはっきりと感じ取り
砂に埋まり息絶えたイギーの姿に、嘆きの声を上げるポルナレフ
それと同時に脳天を突き刺したヴァニラ・アイスに対し、ダメ押しにその首をへし折る!

今度こそその戦いに決着がつき…動かなくなったイギーの姿に
ポルナレフも無念の表情でその手をイギーの亡骸へと伸ばす・・・


 ちくしょう…… なんてこった……
 おれはこいつのことが好きだってことが 今わかった……
 おれっていつもそうだ…… いなくなって "はじめてわかるんだ"

 ひねくれたクソ犬と思ってたけれど どんな人間にもなつかないつっぱったおめーが好きだった………
 いっぺんも愛想をふりまかねえその性格は 本当に誇り高い奴だったってことが今になってわかった
 おれを助けるなといったのに…く…くそ! そのつっぱった性格のために……… ………く……くく………


―――だが、脳天を貫かれ、首をへし折られてもなお、ヴァニラ・アイスが立ち上がる…!?
そしてイギーの死を前に、悲しみに暮れるポルナレフの背後から………

「……… "やはりな" …ヴァニラ・アイス てめー」
が…その異常すぎる彼のタフさに、ポルナレフは彼の正体を悟ると共に
背後のヴァニラ・アイスのスタンドに細剣の乱れ突きによる針串刺しの刑を浴びせるが
体中を穴まみれにされながらも、意に介さずポルナレフに突撃してくるヴァニラ・アイス

「………どうりで妙だと思ったぜ……この不死身…… "DIOになにかされたってわけか"」

669 :奇妙な粗筋書き:2023/03/12(日) 19:26:42.56 ID:???.net
するとチャリオッツの細剣は、突っ込んでくるヴァニラ・アイスではなく近くのドアを切り裂くと
そこから開かれた部屋から差し込む陽の光が、ヴァニラ・アイスの腕を消し飛ばす!?
そう、ヴァニラ・アイスはDIOへ命を捧げた際に彼の血で復活し、その影響で吸血鬼と同じ体になっていたのだ
日差しの差し込むところからヴァニラ・アイスを挑発するポルナレフ 
ヴァニラ・アイスもそれ以上踏み込むことができず、激昂の叫び声を上げるが―――

「地獄でやってろ」
ただ一言、そう言い放つと共にチャリオッツがその体を殴り飛ばし
日光へとよろめいたヴァニラ・アイスの体は、そのまま粉々に砕け、その身が塵となり果てるのだった
・・・・・・塵となって粉々に砕け、風に乗ってヴァニラ・アイスのあけた穴から外へと舞い上がるその土煙


瞬間、その土煙がアヴドゥルとイギーの姿を作り出す まるでポルナレフに、別れを告げるように――――――


その姿にポルナレフも思わず駆け寄ろうとするが、足がもつれ転倒 顔を上げた時には二人の姿はすでにどこにもなかった

「……… げ…幻覚………だったのか… それとも………
 ……… とにかくこれからおれは階段をのぼってDIOの所へ行かなくてはならない………
 今のおれには悲しみで泣いている時間なんかないぜ」

よろめく体で立ちあがり、その身を引きずりながらも先を急ごうとするポルナレフ
………だがポルナレフの眼から溢れ出す、大切な友を失った悲しみの涙は止めることができず
立ち上がろうと膝を支えるその手に、ポルナレフの涙の雫が零れ落ちるのだった……


 アヴドゥル死亡
 イギー死亡

←To Be Continued...(つづく)

670 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:01:48.72 ID:???.net
まじでどっちも死んだのか・・・2人の幽霊?がポルナレフに別れを告げるのがつらい

671 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:37:36.17 ID:???.net
霊魂の「ある」漫画だから
ポルナレフの見たのもおそらく幻覚ではないのだろうな
こういう形で別れることができたというのに微かな救いを感じる

672 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:39:54.81 ID:???.net
自分の意志でこの決戦に臨んだとはいえ
悠々自適な野良犬の帝王が拉致されてこんな最期を遂げるって
かなり悲惨ではある

これ人間で言ったら他所の星のナントカ星人に連れ去られて
私の国の王女様を助けるために貴方のお力を貸してください
命がけの殺し合いになるしクリアするまでは絶対故郷の星には
帰れませんっていうのと一緒だよ

673 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:41:36.54 ID:???.net
いなくなったら寂しい悲しいって実際あるけど
半分は生理的な錯覚でもある
ポルナレフ、良くも悪くもそこまでイギーと一緒に行動していた
わけでもないからな…
イギーはもうちょい他キャラとつるんでのイベント
水増ししておいてもよかったかもしれない

674 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:47:23.83 ID:???.net
屍生人と吸血鬼のカテゴライズがセルフでぐちゃぐちゃになってるな

◎石仮面を被った人間が脳を覚醒させて変化した怪物が吸血鬼
・不老不死/死人は石仮面を被せても吸血鬼にはなれない
・自己再生能力持ち
・日光や波紋に弱い
・肉体的には生者

◎吸血鬼にエキスを送り込まれることで肉体を作り変えられた怪物が屍生人
・不老不死/死んでいても発生する
・タフだが損壊した肉体はそのままで治らない
・日光や波紋に弱い
・肉体的には腐っているのでどんどん脆くなる

まあ今更こんな差異を強調しても3部からの新規読者を混乱させるばかりだから
ざっくり省略してDIOは不死身の吸血鬼で日光ダメ
輸血した相手を同じ身の上のバケモノに変えちゃうぜ!ってした方が
わかりやすいって事実はすげーわかる。でもむちゃくちゃ引っ掛かる

675 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:51:06.10 ID:???.net
ゾンビってどいつもこいつも凄いバカだったが
自分の能力の性質を把握したうえで
どのくらい上手に応用して相手の意表を衝けるかが
勝負の分かれ目のスタンド使いをゾンビに変えてしまうのは
悪手だったな
もっともそうしてなかったら最初のワンミスで即死して終わってたのも事実だが

676 :マロン名無しさん:2023/03/12(日) 22:52:35.23 ID:???.net
戦友2人の命を貰ってここまで繋いだわけだから
ポルナレフはもうズタボロで戦力としては限界とはいえ
死亡退場だけはなくなったと思う

677 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 00:47:57.28 ID:???.net
>>675
ヴァニラ・アイスはゾンビ化ゆえに知能が大幅に低下してるような描かれ方ではないだろ
それにジョージ・ジョースター2世の死の原因になった慎重なやつもいるし

悪手と判断する基準がおかしいな

678 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 02:40:12.69 ID:???.net
>>676
ポルナレフは十分やったからDIO戦は休場しても文句ない
あとはゲームやってた3人にがんばってもらおう

679 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 05:25:12.13 ID:???.net
>日光へとよろめいたヴァニラ・アイスの体は、そのまま粉々に砕け、その身が塵となり果てるのだった

日中でよかったな
しかしこの漫画らしいというか
相手の脅威を真っ向から攻略して勝つんじゃなく
相手の脅威攻略とは全然関係ないところに弱点があって
それで決着とは…

まあ元々能力のかけひきによるバトル漫画じゃないのは早い段階でみんな分かってるし
部の終盤を思わせる緊迫感絶望感はしっかり出せてるわけで
文句はないんだけど

>瞬間、その土煙がアヴドゥルとイギーの姿を作り出す まるでポルナレフに、別れを告げるように

イギーはともかくアヴドゥルがあのままだと漫画的にケリがついてないからな
しかしとうとうこういう演出に走ったか
もっとも回想とかなしだとこれくらいしか手段はないが

誰かが言ってたが
ダービー兄弟で魂を扱ってたことでハードルが下がったてるな

680 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 07:35:03.61 ID:???.net
アブドゥルが付けていた傷が勝敗を分けるとか
アブドゥルの言葉を思い出して大逆転するとか
アブドゥルの遺品が攻略の鍵になるとか
何か絶対あるだろうと思ってたら何も無くて「死亡」とは、ひどくありませんか荒木先生?

681 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 09:22:29.49 ID:???.net
>>679
能力バトルでは2対1だけど完勝じゃん。
ヴァニラが頑張れたのはゾンビの不死性故で、生身ならとっくにリタイヤだった。
日光はゾンビの処理でもあるし、ポルポルの知性を見せたシーンでもある。

682 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 09:49:05.53 ID:???.net
>>677
いや、明らかに剣が自分の脳髄貫通射して
首まで180度折られてるのにそれを意に介さず
うおーと真っ向から突っ込んじゃうのはアホの所業だし
人間の知性が残ってんならはたと気づくだろ
元から頭に血が上るとダメなタイプというならああそうですかって感じだが

2部の空軍ゾンビはご都合主義の化身なので語るつもりなし
軍隊に入るにおいて身体検査もせんとかありえん

683 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 15:39:20.12 ID:???.net
>>680
最初の最期に突き飛ばしたあれだけで
値千金と思うが
どれだけ伝わってるのか不安でもある
もっとどぎつく
「ア ヴ ド ゥ ル の お か げ!!」
って描写入れないと復活イベントもらったのにまた同じような経緯で瞬殺された
能力は派手だがろくな白星のないあの人みたいな印象しか持ってもらえないかもな

684 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 15:55:28.22 ID:???.net
最終決戦前にキャラを整理した
って印象が残る

685 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 18:31:48.57 ID:???.net
Zガンダム並みに最終決戦に備えて処分しとくか感

686 :奇妙な粗筋書き:2023/03/13(月) 19:17:49.22 ID:???.net
 第245話
 スージーQ来日

[日本―――
 ジョースターたちが出発して以来 43日目]

今回はエジプトで闘っているジョースター一行から一旦視点を移し
日本を訪れたジョセフ・ジョースター夫人 スージー・Q・ジョースターのとある一日に密着
大通りの街中を走るスージーQを乗せた車は、不意に運転手に車を止めるよう頼むスージーQ

どうも街中で見つけた立ち食い蕎麦屋に興味をひかれた様子 久々の日本をエンジョイ中です
なんだけど車を運転している執事のおじさんもそれを止める声を上げるが
スージーQはどこ吹く風で店前とホームレスのおじさん、注意書き無視して汚れた電柱を記念撮影中
…そんな彼女は置いといて、彼女の飼いカメを抱きかかえるSPW財団の男が執事のおじさん、ローゼスに問う

「夫人には娘のホリィさんの病状のことは言ってないのですか?」
「……… ま…まだ言っておりません この日本へ来たのも軽い肺炎の見舞いと思っておられます
 わたしはジョースター家に30年お仕えしております ホリィおお嬢様が小学校に言ってたころからでございます
 本当のことをお教えしなくてはならないのですが とても…その…勇気が無くて……
 言い出せないまま…日本に着いてしまいました」
「ホリィさんの体力はもう限界です もってあと数日の命です
 これから……夫人がホリィさんに会う前に知っておいた方がいいと思います…
 わたしからお伝えしてもいいのですが……?」
「い…いいえ ホリィお嬢様に関してわたしはずっと奥様にウソをついてきました このわたしから話します…」

二人も苦々しい表情を浮かべながら、今も苦しむホリィの様子を思い返す…
もはやホリィから延びるスタンドのイバラは、彼女の全身を覆いその身を締め上げるまでになっていた…!

「でも…本当に…DIOという男を倒せば治る可能性はあるのですか?」
「はい…その男を倒せたらですが… 詳しい話ははぶきますが『スタンド』という
 見える者だけに見えるエネルギーにホリィさんの肉体は反応し圧倒されているのです
 それもDIOという男の邪悪なエネルギーに………
 夫人にスタンドは見えません しかし『死相』というのは会った瞬間感じるものです
 ここで…今……ジョースター夫人に話しなさい……」

687 :奇妙な粗筋書き:2023/03/13(月) 19:18:20.32 ID:???.net
なのだが暗い雰囲気な野郎どもとは対照的にスージーQはやりたい放題 カレーうどん食べてました
さらには家族計画と書かれたアレの自販機もドリンク剤のものと勘違いしてたり

「き‥‥聞いてください奥様ッ!!」「え?なにを?」
「じ 実は…… お嬢……」
「あッ!この日本人変わっててカッコイイわッ!グーよグー! ハローハロー ギブミースマァー〜イルゥ〜」

さらにさらに苦悶の表情でホリィの今の状態を語ろうとするローゼスそっちのけで
道行く人にもビデオカメラを回すスージーQだが、カメラを向けたのはどうみてもそのスジの人
これにはそのスジのこわもてオヤジも声を荒げてズンズンとスージーQの胸倉を掴み上げようとするが

「おい……そこまでだ 奥様の体に触れるんじゃあない……」
次の瞬間、ローゼスが鋭い眼差しで睨みながらの強烈キックで返り討ち!!
・・・だが結局、スージーQにはホリィが数日の命と、告白することはどうしてもできなかった
そうしているうちに刻一刻と近づいていく空条家、今ここで告白せねば…思い悩むローゼスだが

「ローゼス………わたしに言いたい事があるのね…
 あなたが悩んでいることは……もうわたしにはわかっています わたしの娘の命が危ないのね?」

不意に発したスージーQの言葉に二人も目を見開く …実はスージーQは来日前に娘に電話での連絡を取っており
その時はホリィは『風邪をこじらせただけ』と気丈に振舞い、夫ジョセフも旅先から何度も連絡をくれていたが
女のカンか、親子の絆か、スージーQには二人に大変なことが起こっていることに気付いていたのだ

「50年もいっしょに生活した夫だし……わたしが産んだ娘ですもの
 わたしもこわかったのです 確認するのがこわかった……
 娘に会いたいとしきりに思う一方 会いに日本に来るのが怖かった」

…スージーQの言葉に、二人もホリィがあと数日が勝負と、彼女に直面している現実を告げる
ローゼスも無念の表情で、スージーQに詫びる 自分たちにできる事は何もなく、それがつらく残酷で…
だがそんな彼に、スージーQはその背筋を正し、真剣なまなざしで、彼女にしてやれることが一つだけあるという

・・・そして空条邸に到着するスージーQ 
部屋に入ると、横たわる娘ホリィが母スージーQに弱弱しくも笑顔を見せ

「ホリィ」「おかあ・・・さん」
その目に涙を浮かべながら、ホリィとスージーQは互いにその体を抱きしめあうのだった・・・

688 :奇妙な粗筋書き:2023/03/13(月) 19:18:52.00 ID:???.net
(ローゼス………いいですか 娘のためにできること……… それは信じる事です
 わたしには詳しいことはわかりません でも信じます……
 わたしのジョセフと孫の承太郎が わたしの娘のために何かをしようとしているのなら そのことを信じます)
「50年昔 イタリアであの人と知り合って以来 期待を裏切られたことはただの一度としてありません……
 あの人は一度やると決心したら必ずやりとげる人です」

「丈太郎とジョセフを信じるのよ
 必ず元気になって そして家族がまたいっしょになれるわ………」
そう、慈愛のこもった声をかけながら、母は娘の頭を優しくなでる
その姿にローゼスも思わず大粒の涙がボロボロと溢れ出るのだった

ジョースター達のDIOのと最終決戦も近づく中で、女たちもまた闘っていた
自分たちの信じる男たちの勝利と、そして彼らが無事で戻って来ることを信じて…!

<続く>

689 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 21:07:54.88 ID:???.net
2部ジョセフがまさにそれだが
わかりやすいザコキャラはっ倒すの好きだよなあこの漫画…
この程度のイザコザで蹴ったらダメだろローゼス

690 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 21:09:46.30 ID:???.net
>>689
まあまあスージーQの方が悪いよな

691 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 21:11:20.92 ID:???.net
アニメの原作に追い付いたから挟む引き延ばし回みたいな印象
もしジョジョが早期にアニメ化してたら
ちょくちょくホリィさんの闘病生活シーンが挟まる辛気くさい作品になっていたかもしれない

692 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 21:13:42.14 ID:???.net
拳闘王ゴッドフェニックス

693 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 21:15:34.45 ID:???.net
>>688
> ジョースター達のDIOのと最終決戦も近づく中で、女たちもまた闘っていた
>自分たちの信じる男たちの勝利と、そして彼らが無事で戻って来ることを信じて…!

まるでガンダムの「哀戦士」のようだ

694 :マロン名無しさん:2023/03/13(月) 22:32:32.81 ID:???.net
>>692
GAGキングはジャンプ史上最大のとちくるった企画だと思う
漫☆画太郎を世に出した責任を取っていただきたい
うすた京介はその後の読切「UFOマン」も面白かったので許す

695 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 06:15:35.34 ID:???.net
しかし今回でジョセフにはあかんフラグが出てきた気がしないでもない
若い条太郎に未来を託すために、ジョセフが犠牲になって…てのはわりと定番どこでもあるし

696 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 07:17:06.79 ID:???.net
三部の間にずいぶん画風変わったなぁ…

ホリィさん久々だからギャップがすごい

697 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 07:28:08.78 ID:???.net
>>682
>うおーと真っ向から突っ込んじゃうのはアホの所業だし

冗談で言ってると思いたいが
随分前から変な飛躍しては
作者やキャラを結果的におかしな叩き方してしまってるのがいたから
これも素の感想なんだろうなぁ…

698 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 07:31:55.73 ID:???.net
ホリィママ、最初の頃はもっと美人ママだけどなんつーかおばさん顔になってきてるよね
スタンドに苦しめられて憔悴しきってる、って表現でもあるだろうけど

今回はスージーおばあちゃんにほっこりした回でしたわ
普段はオトボケさんだけど決めるときはキッチリ決める、まさしくジョセフの奥さんだ

699 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 08:51:33.31 ID:???.net
登場させた価値があった

>>695
逆にジョセフ生き残りそうに思えてきた

ただ、ジョースター家のジョセフと承太郎は無事生き残って
犬とアヴドゥルが死んで、だと
なんかジョースター家のためにその他が犠牲という構図が際立つ
心情的にはジョースター家にも大きな犠牲があったほうがバランスは取れる

あと問題は花京院だな
こいつめちゃプライド高いのに
一度DIOに精神的に屈したりそのあと肉の芽で操られたりしてるから
そっから承太郎に救われたことでジョースター家のために命を捨てられる感が溢れてるし
ダービー弟戦でのモノローグでそれがより深刻に描かれてた

花京院は死にそびれたら
第三部がDIO滅ぼしてバッドエンドにならずに済んでも
第四部があったら第二部ストレイツォじゃないけどどこか屈折してそう

それくらい現状では死が似合ってしまうし
作者公認で心通い合ってるっぽい承太郎のマジギレを引き出しそうだけど
こいつまで死んでしまうとさらに「ジョースター家のために他人が死ぬ」になってしまう

イギー含めて6人パーティだとして、ここにきて4人になってしまったが
第三部完までに さすがに1人になることはないと思うが
2人 3人 4人のどれだろうな
死亡可能性は 花京院>ジョセフ≧ポルナレフ>>承太郎といったところか

700 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 17:44:46.96 ID:???.net
>>697
首折られてから亜空間突進使ってないからな
イギーは死にポルナレフは依然として
脚に重傷を負ってすぐには動けない
もう一回蚊取り線香殺法使えない理由はないし
やらないのは話の都合か頭の劣化だろ

701 :奇妙な粗筋書き:2023/03/14(火) 19:13:08.31 ID:???.net
 第246話
 不死身!?のヌケサク

冒頭、DIOの舘の中にて一人の小男が通路の床に耳を当て、今の状況を伺うような姿があった
どうやらヴァニラ・アイス、ケニーG、テレンスの敗北を悟り、負けた彼らに罵声を上げる小男は
俊敏な動きで柱の立つ天井に張り付くと、さらに彼らの敗北ににやけた笑いが溢れ出る

「くく くくくくくく くくくくくくく………くけっ
 腹の底から『ザマミロ&スカッとサワヤカ』の笑いが出てしょうがねーぜッ!
 このオレをヌケサクだなんて呼びやがって……逆にやられちまったのはヴァニラ・アイス!てめーたちだぜッ!」

どうやらその小男、ヌケサク(仮)はDIO一味の中では冷遇をされていたようで
彼ら三人からは黙って引っ込んでろと冷たく突き放されており
その時のことを思い出すとあざわらうニヤケ顔が怒りの形相に染まり
丈太郎をやるのはこのオレ様、と険しい形相でヌケサク(仮)も彼らへの攻撃を仕掛けんとするのだった

階段を登るジョースター一行に視点を戻し…不意に何者かの気配に気づいた花京院が声を上げる
すると開かれた大扉から…一人の女性がその姿を現し、怯えた様子で涙ながらに懇願する
その様子から彼女がDIOに捉えられた吸血鬼の『食事』であると気づいた様子のジョセフ
怯える彼女に優しく声をかけ、自分たちは味方であるとするジョセフ

「……味方…… ハァハァハァ 味方?ほ…本当に味方なのですか?
 本当に助けてくれるのですか?」
「そうだ 味方だぜ」「v」
承太郎もその女性にそう言って――― 次の瞬間スタープラチナの顔面パンチ!?

「ただし正義の……味方だ…」
その一撃に女性の顔面が潰れ勢いよく吹き飛ばされるが

「そのとおり 助けてやるともじゃ!………おまえが地獄へ落ちるのを助けてやる………なあ花京院」
突然の承太郎の凶行を止めるどころか、ジョセフまでも助けを求めていた女性に冷たい眼差しでそう言い放つ
するとその女性が正体を現す 実は彼女は敵吸血鬼、ヌケサクの変装、自分の頭の後ろに女の顔があるのが彼の能力なのであった
だがなぜ見破られたのか…実は両手を逆にするのをうっかり忘れてただけでした 前後ろクルッ 手の向きクルッ

「おいヌケサク………DIOの部屋はどこだ?教えな」「承太郎 再起不能にするなよ 案内させよう」
「ぐ…うう こ…この て…てめーヌケサクと呼んだな… ―(なんで知ってんだ?)― なめるなよ〜〜〜
 ブッ殺すッ!このオレ様はすでにDIO様の血が体内に入って不死身になっているのだァーッ」」

怒りの声を上げながら、ヌケサクが承太郎へと飛び掛かる! 
が、そのかみつき攻撃はスタープラチナの腕に容易く止められてしまい…

「ほう 今不死身と言ったのか てめーはDIOと同じ吸血鬼なわけか…
 それじゃあちとその不死身度を参考のため おもいっきり試してみるかな………」 \オー!マイゴッド/

702 :奇妙な粗筋書き:2023/03/14(火) 19:14:12.62 ID:???.net
そして承太郎の本気100%オラオララッシュをぶち込まれ、再び悲鳴上げてブッ飛ばされるヌケサクなのでした
とりあえずヌケサクの無事?を確認し、胸倉を掴み上げてDIOの所へ案内するように言う承太郎

「は…はい(ヒクヒク) でもひとつ聞いてもいいですか? どうしてわたしのあだ名が『ヌケサク』ってわかったんですか?」
……これには承太郎も心底呆れたような顔で「やれやれだぜ」とぼやくのであった

―――三階に登ったポルナレフの方は、カーテン生地を使い包帯代わりにして傷口を縛る
これでさっきよりは動けるようになる…痛みはあるがへこたれてるヒマはないと戦意は十分、不敵に笑みを浮かべるが
…すると、階段の上に何者かの気配を感じる 見上げると、そこにいたのは―――!!

「フン ポルナレフか ひさしぶりだな」
「DIO……… お出ましかい………」

ついにその姿を現した彼らの宿敵、DIOであった…!!

<続く>

703 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:14:57.87 ID:???.net
DIOを倒してホリィの呪縛を解除するだけでなく
そこに健在な父と息子がいないといけない
そうでないと病み上がりに訃報持ってきてなんのための過去最長のパートだって話になる
ジョナサンは死んだがそれは続く後があるからで
この3部でDIOとジョースターの因縁が完結するという着地を考えたなら
ビターエンドなんか気取る余地はない

704 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:17:07.36 ID:???.net
このヌケサクも厳密には吸血鬼じゃなく屍生人だから
ボコボコに殴られたらそのまんまのはずだが…

705 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:18:10.63 ID:???.net
思ったよりDIOの面相が1部の原型残してるw

706 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:20:33.60 ID:???.net
カーテンで傷縛っただけじゃ出血止まらないぞ
血管の元から圧迫せんと…
息してるだけで大体治る波紋法の便利さが身に沁みる

707 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:21:47.78 ID:???.net
ヌケサクの特技ってスタンドとは違うよな
承太郎の星の白金もわかんなかったんじゃないだろうか

708 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:23:54.93 ID:???.net
花京院がノーコメントなのは
「地獄に落ちるのを助ける」なら
普通に「地獄に落ちそうな奴を救助する」という「日本語って難しい」問題が
脳裏によぎったからだろうか

709 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 19:27:34.47 ID:???.net
スタンド使い以外は戦力外というのは
波紋法同様過去の遺産に依存できない
メタ的な志向も無関係ではなさげ

710 :マロン名無しさん:2023/03/14(火) 22:57:37.18 ID:???.net
日常回の次はザコ狩り回か… さては先生まだザワールドの能力決めてないな(何)

711 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 05:47:29.90 ID:???.net
>>703
あたまでっかちだのう

まあでも同感ではあるが

712 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 05:54:18.13 ID:???.net
>>707
ケニーGから
スタンド名設定してないのをごまかすようになり
ヴァニラアイス・ヌケサクと
ゾンビと吸血鬼の区別もいい加減になった

ケニーGもヌケサクも
3部らしく「そいつ専用の見せ場として話数割いて」バトル描いてもらえなかったし
スタンド導入以降のやりたいこと優先・辻褄合わせは気にしない傾向が
より進んでしまったんだろうな

作者も考えてなさそうだが
聞かれれば作者のその時の虫の居所次第で
あれがスタンドということになったり
あれはスタンドじゃないことになったり答えが変わりそう

713 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 08:57:31.04 ID:???.net
ジョースター組と違って血まみれの激戦続きのポルナレフ組(残り一名)の明日はどっちだ!?
ポルナレフは今度こそ三途の川を渡りそう。

714 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 09:12:05.72 ID:???.net
ケニーGは確かにヌケサクよりは格上であろうが
よくもまあヴァニラ・アイスやダービー弟と同格ヅラできたもんだ
幻覚能力上手く使えばもっと翻弄できたのではあろうけれども

715 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 12:01:36.42 ID:???.net
まあケニーGは相手が悪すぎたな
まさかマジシャンズレッドがそんな生体探知機なんて搦め手も使えるとか思わんし
仮にアヴドゥルがいなくてもイギーの鼻に感知されて結局アカンし…

716 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 16:10:52.73 ID:???.net
ケニーGは相手が悪かったというより
作者が使う気ないのが不運だった

オインゴ程度の能力でも
作者がやりたい内容なら数話かけて描いてもらえる反面
作者のやりたいことが済めば
どんなに使い甲斐のある能力、バトル漫画として見せ場の多い能力でも
使いこなせない持ち腐れで終わることも多い
作者のやりたいことが正義の漫画なんだな

作者がこの能力使って見せたいことがあれば
現状よりもっと欠点が多くても
数話はかけて描いてもらえてたろうに

717 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 17:23:15.14 ID:???.net
>>713
むしろポルナレフはヴァニラアイス戦を生き残ったことで漫画的には不死を手に入れたと思う
万が一承太郎が死ぬことがあってもポルナレフだけは死なず生きて帰って報告する役割を担うのでは

718 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:00:55.70 ID:???.net
>>716
大体のマンガはそんな感じだが
ジョジョは3部の中盤過ぎた後から
大きくブレイクスルーを果たした気がする
よくも悪くも奔放になった
何が流行ってるかとかに脇目をふらず
純粋に描いてて楽しい好きなことに集中して作品を創ってるというか

719 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:04:47.87 ID:???.net
イギーの一行との関係が薄いことをきっかけに振り返ったが
仲間なのはわかるが○○と××みたいな
組み合わせ単位で考えると
やっぱりムラはあるな

アヴドゥルや花京院の場合長期離脱もあったせいもあるが
承太郎とアヴドゥルなんて最序盤から先
二人で話したり共闘してないし

720 :奇妙な粗筋書き:2023/03/15(水) 19:10:18.58 ID:???.net
 第247話
 階段を登れ!

とうとうその姿を見せた宿敵、DIOと対峙するポルナレフ
階段上からポルナレフを見下ろすDIOは、彼の健闘に拍手を送る

「おめでとうポルナレフ 妹のかたきは討てたし極東からの旅もまた無事ここまでたどり着けたというわけだ………」
「ケッ 祝いになんかくれるっつーならテメーの命をもらってやるぜ」

DIOの祝福に、血反吐をカーテンに吐き捨てながらそう返すポルナレフ 
するとDIOは彼に一つチャンスをやろう、と持ち掛ける
ポルナレフが今いる階段を、二段降りれば自分の仲間にしてやろう、として
逆に死にたければ、階段を登って来いと…… 
その言葉にポルナレフはハッキリと、自身の意志をこう語る

「おれは前におまえに会った時 心の奥底までおまえの恐怖の呪縛と巨大な悪に屈服した
 あの時おれは『負け犬』としての人生を歩み始めたわけだ
 死よりも恐ろしいぜ!!てめーに利用されることへの欲求だけの人生なんてな (ブゥーっと鼻血をカーテンでかみつつ
 だが今……恐怖はこれっぽっちも感じない おれにあるのは闘志だけだ
 ジョースターさん達に会い… この45日あまりの旅と仲間の死が オレの中からおまえへの恐れを吹き飛ばした」

ハッキリとDIOを拒絶する、ポルナレフの言葉に… DIOは妖しい笑みを浮かべながら舌なめずりと共に告げる

「本当に そうかな? ならば………階段を登るがいい」
DIOの言葉に、ポルナレフは自身の意志を見せつけるように、力強く階段を一段登り―――

「そうかそうかポルナレフ フフフ " 階 段 を 降 り た な " 
 "このDIOの仲間になりたいというわけだな"」

登ったはずの階段を、ポルナレフはいつの間にか降りている…!?その目を見開きながら、改めてもう一度階段を登ろうとするが
階段真ん中の踊り場に足を賭けたところで、またも階段を降りた位置にポルナレフが立っている…!

721 :奇妙な粗筋書き:2023/03/15(水) 19:11:29.45 ID:???.net
「な…なんだ………!? おれは…!階段を…一歩!たしかに!」
「どうした?動揺しているぞポルナレフ 『動揺する』 それは『恐怖』しているということではないのかね
 それとも『登らなくてはならない』と心では思ってはいるが あまりに恐ろしいので無意識のうちに逆に体は降りていたといったところかな………」
「……… バカなッ!おれは今たしかに階段をのぼったッ!」
叫び声を上げながら階段を駆け上ろうとするポルナレフだが、やはりその階段を登りきることができず、いつの間にか階段下に戻されてしまう…!


 な・・・なにをしたんだ!?『スタンド』!? ま まさか『DIOのスタンド−世界<ザ・ワールド>』!?
 い・・・いったいこれはッ!?


登ったはずの階段を降りている、正体不明の現象に狼狽えるポルナレフ 
そこにDIOの…悪魔の囁きが、ポルナレフの心の中へと侵食するかのごとく、甘く、優しく、笑顔を向けて語り掛ける…

「ポルナレフ 人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?
『人間は誰でも不安や交付を克服して安心を得るために生きる』
 名声を手に入れたり 人を支配したり 金もうけをするのも安心するするためだ
 結婚したり 友人をつくったりするのも安心するためだ 
 人のために役立つだとか 愛と平和のためにだとか すべて自分を安心させるためだ 安心を求める事こそが人間の目的だ

 そこでだ………わたしに仕えることに何の不安感があるのだ? わたしに仕えるだけで他の全ての安心が簡単に手に入るぞ
 今のおまえのように死を覚悟してまでわたしに挑戦することの方が不安ではないかね?
 おまえはすぐれたスタンド使いだ… 殺すのは惜しい
 ジョースター達の仲間をやめてわたしに永遠に仕えないか? 永遠の安心感を与えてやろう」

…まさか、DIOの言う通り自分は無意識のうちにDIOに屈服しているというのか…!?
いつの間にかDIOのペースに嵌ろうとするポルナレフだが
アヴドゥルとイギーへ、自分への勇気を願うと共にDIOに拒絶の鋭い眼差しを向け

「く…くどいぜDIO! おれはもともと死んだ身!
 てめーのスタンドの正体を見極めてから死んでやるぜッ!」
そしてDIOに向けシルバーチャリオッツを展開!DIOに立ち向かう決意を固める!!

「フン!ならばしょうがない……… 死ぬしかないな ポルナレフッ!」
それを見たDIOも、口端を吊り上げた笑みを浮かべながら 自身のスタンド『ザ・ワールド』を展開する!!

「それが『ザ・ワールド』かッ!」 こい―――っ」
「無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄」
そしてポルナレフとDIO、二人の闘いが―――

いや!その寸前! 壁を破壊し、日光の光と共に承太郎たちが姿を現す!!

「安心するんじゃ……ポルナレフ」
彼らに結ばれた硬い絆が、ポルナレフをたった一人で闘わせはしない
ジョセフの不敵な笑みをポルナレフに向けながら、三人が最後の時を宣告するようにDIOを指指すのだった

<続く>

722 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:19:01.57 ID:???.net
邪悪なラスボスのスタンドにしては
白っぽくてレトロなロボットとアメコミヒーローが折衷したような
毒気のないデザインだな世界

723 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:21:28.02 ID:???.net
階段を上るか下りるかの二者択一で
ポルナレフを手玉にとるのが
典型的な嘘つきで不誠実な利己主義者の
話の転がしかたって感じ
詐欺師とかカルトとかの常套手段

724 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:22:25.71 ID:???.net
なぜ逃げる?

725 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 19:26:01.16 ID:???.net
人間の生きる目的はなるべく安心してハッピーな状態になることっていうのは
一面の真理ではあるが
DIOに仕えれば安心できるというのは大嘘だろ
打ち込まれたら早晩死ぬ肉の芽を出会い頭に放ったり
用済みの忠臣エンヤ婆をあっさり殺すようなやつに
生殺与奪権を預けるバカがいるかと

726 :マロン名無しさん:2023/03/15(水) 22:20:30.72 ID:???.net
しかしこれDIOのザワールドはどういう能力だろう
ワープか何かで別々の空間を繋げてるとしか解釈できない感じだが・・・
言うなれば別々の『世界』を繋ぎ合わせる、まさしく世界を支配する能力って事か

727 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 01:46:02.19 ID:???.net
なんかでかくてマッチョで人型でと
承太郎の星の白金に近い感じなんだよな

当然オラオラVS無駄無駄と殴り合わせるためのデザインなんだろうが
それで終わらぬプラスアルファの特殊能力って一体なんだか見当がつかない
攻撃手段としてぶん殴る以上の何かがあるなら
素手の承太郎ときれいに噛み合わなくなる
だから直接の殺傷力はない何か補助的な能力と思われるが
ヴァニラ・アイスの後でそれってなんか地味じゃないかなと

728 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 06:35:51.32 ID:???.net
・ホル・ホースの場合
暗殺しようとしたらいつのまにかホル・ホースの後ろにいた
途中の蜘蛛の巣が破れていないので
時を飛ばしたりホル・ホースの意識や感覚を飛ばしたわけではなさそう

・ポルナレフの場合
階段を上がろうとしてそう動いたはずなのに下がっていた
ただ元の段に戻ったわけではなく下がっているから
巻き戻しやリセットの能力でもなさそう

「世界」の名を踏まえて考えると
ヴァニラアイスのスタンド以上にこの「世界」から一時的に消え
再びこの「世界」に戻ってくる間はこの世界(途中の蜘蛛の巣など)と干渉しない?
ポルナレフの場合はその能力をDIO自身じゃなくポルナレフに応用?

>>726
ワープが上記2件を一番シンプルに説明できそうだな
途中の蜘蛛の巣に触れずに移動するのも
ポルナレフの場合
ポルナレフの30cmくらい前にワープ入り口、1mくらい後ろにワープ出口

しかし予言のくすぐりがどっかにいってしまったり
YesNo2択で問いかけた内容しかわからないのにデッドボール読めたりする漫画だから
上記2件と辻褄あってない能力の可能性もかなりあるんだよな

729 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 10:12:32.08 ID:???.net
デッドボールはそういう球を投げるか?って質問にすればわかる
たぶんまともな投球での問いにどっちも
「NO」と出て消去法でなら死球かなと
アタリをつけただけ
プロセスとしてはそこまで複雑なものじゃないし時間もかからない

730 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 10:15:58.01 ID:???.net
しかしDIOのハートマークヘアバンドは一体なんなんだ
部下の衣装にも入ってるしDIO一味に
遅れてやってきたトレンドなのかそれは
悪者やラスボスにハート持ってくるって
攻めてるな

731 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 14:46:50.35 ID:???.net
>>729


そもそも質問してないだろう

732 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 17:15:18.04 ID:???.net
OK
俺も次から頼みもしないのにウザい安価つけられたらそう返すわ

733 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 18:53:01.11 ID:???.net
ハートは作者のマイブームっぽい
基本気に入ったもんは作品の流れや背景に関係なくダイレクトにつっこむタイプだし

ジョジョはこの3部で堂々完結だろうが
次回作にも引っ張ってハートくっつけたキャラクターは出てきそう
世界観に繋がりがないビーティー・バオー・アイリンあたりも
共通したデザインはちらほらあったはず

734 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 18:59:00.33 ID:???.net
後は今後そういう手癖が
吉と出るか凶と出るかだな

宮下あきらが学ラン着た老け顔マッチョ描いたら作品に関係なく男塾の出涸らし扱いは避けられないし
ゆでたまごが器物を擬人化したキャラクターをデザインして
「妖怪です」って紹介してもたぶん読者の9割は「超人やん」とつっこむ

荒木作品もジョジョだけ際立ってヒットしてるから
関係ない新作で変な衣装で変な擬音で変なポーズとった奴が出てきたら劣化ジョジョ認定されてしまうかもしれない

735 :奇妙な粗筋書き:2023/03/16(木) 19:02:23.91 ID:???.net
 第248話
 棺桶の中に!?

壁を破壊しその場に差し込まれた吸血鬼の弱点、陽の光を前に
DIOはニヤリと笑みを浮かべながらここは一度館の奥、その暗闇へと退く
それと共にポルナレフと合流した承太郎たちは、DIOの存在を確認しその後を追おうとするが

「やつを追う前に言っておくッ! おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
 い…いや…体験したというよりはまったく理解を越えていたのだが………
 あ…ありのまま 今起こったことを放すぜ!

『おれは 奴の前で階段を登っていたと思ったら いつのまにか降りていた』

 "な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのか分からなかった…"
 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」

DIOとの僅かなやり取りで受けた、その恐ろしさにポルナレフもその表情を強張らせる
…ふと、アヴドゥルとイギーの姿が周囲に見えないことに気付いた承太郎 その行方を問うが
ポルナレフも苦悶の声で、ここまでは来れなかった…と返す 一行もそれ以上は何も聞かず……

「………ジョースターさん 陽が沈みかけています……… 急がないと………」
「とにかく今言える事は DIOが太陽の光には弱いってことだけじゃ………」

ひとまず一行は袋に詰め込んだ敵吸血鬼、ヌケサクさんにこの先がどうなっているかを問う
それによるとこの先は塔の上にある部屋が一つのみ、出入りするところも目の前の階段ひとつだけのようだ
早速ヌケサクに案内するよう言いながら階段の方へ勢いよく投げつける花京院であった

一同が見上げる階段上の闇の中……重く苦しいプレッシャーが辺りを包む……

まずはスタープラチナで窓を塞ぐ木板を破壊し部屋に陽の光を入れ
あたりを警戒しながら、DIOが入っていると思われる棺桶を見据える一行…

「これから会う男は 初めて会うのにずっと昔から知っている男…
 そう…わしは…ずっと知っていた…… わしはこいつのことを生まれた時からずっと知っていた………」
「…この承太郎も……… なつかしい相手ではない…生まれた時から倒す相手として……
 わしらジョースターの血は こいつといつか会うことを知っていた………」
「後悔はない…… 今までの旅に…… これから起こる事柄に…… ぼくは後悔はない……」
「今…感じる感覚は…おれは『白』の中にいるということだ… DIOは『黒』! ジョースターさんたちは『白』!
『黒』と『白』がはっきり別れて感じられるぜ! 傷ついた体でも勇気が湧いてくる『正しいことの白』の中におれはいるッ!」

736 :奇妙な粗筋書き:2023/03/16(木) 19:03:04.66 ID:???.net
一同は周囲の警戒と共に、DIOの入っていると思われる棺桶を四方から取り囲み
出てきたところを攻撃する作戦で生き、棺桶を開ける役はヌケサクにやらせることに
ヌケサクも悲鳴交じりに、DIOへの助けを懇願するように中のDIOへおべっかふりまき
そしてヌケサクが棺桶の蓋に手をかけ、ゆっくりと、ゆっくりとその棺桶を開いていく
一同もDIOの出現を身構え―――そして、完全に開かれた棺桶 そこに入っていたのは


たった今棺桶を開けたはずの、輪切りに切り刻まれたヌケサクの姿!?


「え!?……… ………オレ?」
「!?」「え!?」「え!?」「!?」
「な………中にいたのは……… おれだったァ――― 今フタを開けていたのにィ〜〜〜」

だが一同も棺桶からは一瞬たりとも目を離してはいなかった、確実に注視していた だというのに…!
その光景にポルナレフも、先ほどのDIOとのやり取りを思い返し
花京院もそれがDIOのスタンド『ザ・ワールド』の力によるものとの考えが浮かぶ
一行もその理解不能な光景に困惑する中、承太郎は表情を吊り上げた険しい形相でその闘志を燃やすのだった

「野郎…おもしろくなってきたぜ…」

<続く>

737 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 19:09:01.00 ID:???.net
一瞬で殺してるのはわかるが
輪切りって不可解だな
吸血鬼のパワーで引きちぎるならあんな
鋭利な傷にならないし
スタンドのチョップとか星の白金の伸びる指みたく
切断系の攻撃手段があるのか?

738 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 19:11:52.09 ID:???.net
> "な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのか分からなかった…"

これは流行るw ポルナレフは本当に名言製造マシーンやな
色んな意味でわけわからん状況入ったらこれ行っとけば良さそうw

739 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 20:11:53.13 ID:???.net
>>738
「ハンサムのポルナレフは~」とか
「助からない。現実は非常である」とか
汎用性高いよな

ところでもしかしてヌケサクって「ついでにとんちんかん」リスペクト?
ジョジョ第1部の頃に散々「とんちんかん」でジョジョネタを披露してくれて
知名度アップに大きな貢献をしてくれたよな

740 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 20:57:06.30 ID:???.net
ディオの能力はホル・ホースの背後に回ったときに時間停止かと思ったけど
先週今週を見ると違うっぽいな
時間停止してこれでは能力の無駄遣いで間抜けすぎる

741 :マロン名無しさん:2023/03/16(木) 21:22:48.47 ID:???.net
時間止めて蜘蛛の巣破らないように慎重に後ろに回りました
も間抜けすぎるだろw

742 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 01:28:05.54 ID:???.net
DIOって本読んでるか
ベッドでゴロゴロしながら
酒飲んでるイメージしかないが
寝る時はわざわざあんな窮屈で寝心地悪そうな棺桶の中に入るのか

743 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 01:34:49.51 ID:???.net
日が沈みかけています

ざっけんなwwwwwwwwwwww
ヴァニラ・アイスとの闘いが大体昼下がりだぞ
何時間館ん中うろうろしとんねん

744 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 01:41:57.71 ID:???.net
ポルナレフの白と黒という述懐には
文字通り正義の黄昏を感じる
DIOはどういう視点から切っても害しかない
絶対悪の大魔王みたいなキャラだが
もし3部より先に舞台が移ったとして
ここまで味方が正義で敵は悪とはっきり線引きされた内容を維持できるかは怪しい

正義一徹な言動はかえって胡散臭いと
揚げ足を取られ、悪にもそうなった経緯次第では同情票が入る
簡潔に勧善懲悪の構図が見られる創作は減っていくのかもしれない

745 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 06:31:06.57 ID:???.net
>「今…感じる感覚は…おれは『白』の中にいるということだ… DIOは『黒』! ジョースターさんたちは『白』!
>『黒』と『白』がはっきり別れて感じられるぜ! 傷ついた体でも勇気が湧いてくる『正しいことの白』の中におれはいるッ!」

もともと主張の仕方にはクセのある作者だったが
この前のアヴドゥルとイギーの魂の演出といい
なんとなく教祖(≠宗教)がかってきたな

ラスボス戦を迎えるにあたって読者を染めるにはいい演出だな

自分はそれに乗っかれたからいいけど
合わん人にはキツいかもな

746 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 06:50:55.38 ID:???.net
>>744
>ここまで味方が正義で敵は悪とはっきり線引きされた内容を維持できるかは怪しい

3部は読者受け(もしくは週刊少年ジャンプ受け)を狙ったのか
大幅に割り切ってる部分が多いからなあ
敵1人にスポットをあててそいつとの遭遇から倒すまでで一区切り
このユニットを淡々と繰り返すパターンに大きく舵を切り替えたりしてるし
一部DIOや二部の柱の男のような敵側の事情なんかもほとんど見せず
DIOはただの「倒されるべきラスボス」という抽象的な存在になってるし
敵側の事情は具体的なものがいらないから
「生の目的とは」みたいな演出重視の語りなんかも挟める

>DIOはどういう視点から切っても害しかない
というより
「どういう視点から切っても」といえるほどとるべき視点も中身もないからなあ

単純化の功だろうね
バオーや一部二部を描いてた作者だと思うと
よく単純化を割り切れたとは思う
で、結果を伴ってるからな
担当も相当有能なんだろう

>簡潔に勧善懲悪の構図が見られる創作は減っていくのかもしれない
3部ほどの単純化は作者にとっても苦しいだろうな
日本にいてもインドにいてもエジプトにいても
実にシンプルに「ジョースター一行を狙ったDIOの刺客」が来るパターンが延々と続くだけ
たまにエンヤ婆やンドゥールみたいなのもいるが
DIOとの関係性も重視されない

DIOは一部キャラだから説明があまり要らなかったが
新しい悪役を作ればそいつの描写は必要になるだろうから
いろいろ個性とか出したくなるだろうし

747 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 06:57:16.70 ID:???.net
>>732
会話が成り立ってないな

自意識過剰だったり僻み根性や後ろめたい部分があると
「こういう方向に」ズレた受け取り方をしてしまうんだろうというのは
想像がつくが

漫画の内容の話をしていて
その内容で出てくる、やりとりの双方が使ってる単語があってなおこのざまだから
メンタリティが推して知れるな

748 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 08:18:29.68 ID:???.net
>>742
まあ寝てるときにうっかりどこからか陽の光が漏れてきたら生命に関わるからな

749 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 10:34:40.40 ID:???.net
DIOはキャラの濃さや重要度という点では
ダブル主人公の片割れだった1部に比べて希薄
すごろく形式のストーリーである以上目先の出来事より
ゴールのラスボスに目が行くのは避けたいというのは当然だが
ここから先それを巻き返すだけの3部DIOのインパクトを提示できるかが勝負どころ

750 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 13:31:37.36 ID:???.net
>>747
さもしさが見て取れる文章というならお前も大概だ

751 :奇妙な粗筋書き:2023/03/17(金) 19:20:50.58 ID:???.net
 第249話
 ヤツの時間がきた!

「だれか今…ふたを開けていたはずのヌケサクが棺に"入った"瞬間―――いや 入れられた瞬間を見た者がいるか?」
「い…いや 見えなかった "しっかりみていたが"気が付いた時はすでに中に入っていた」
「ポルナレフのいうとおり これは超スピードだとかトリックだとかでは…決してない」

―――そこへなにか、尋常ではない危険な気配を感じる承太郎
一同もその強烈な殺意を感じ、開いた窓からその場を逃げ出そうとする!
だがポルナレフは苦々しい表情でその場にとどまろうとするが、その首をジョセフのイバラが無理矢理に引っ張り上げる

「わしも感じたぞ承太郎! 凄まじい殺気ってやつだッ!
 ケツの穴にツララを突っ込まれた気分だ… 今…あのままあそこにいたら確実に一人ずつやられていた!!」
「いったい何だったんだ今のは? 初めて出会うタイプのスタンドだ!
 実際見てはいないが今まで出会ったどのスタンドをも超えている凄みを感じたッ!
 エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと認識できるように分かった!」

…ひとまず一行はDIOの魔の手からは逃れる事には成功したが、状況は最悪に近い
すでに太陽はほぼ沈み、吸血鬼の時間が始まろうとしていた―――
だがこのままおめおめ逃げ出すというのは…ポルナレフも花京院も一時撤退の作戦には拒絶する声を上げるが、ジョセフも苦々しい表情で…

「わしだっておまえらと同じ気持ちだ しかし状況が変わった!
 やつのスタンド『ザ・ワールド』に出会ったのにどんな能力なのかカケラも見えない………
『山を登る時 ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ!』
 確実! そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!
 DIOはこれから必ずわしらを追ってくるッ!日の出前に仕留めようとするじゃろう!
 その間に必ずヤツのスタンドの正体をあばくチャンスがあるッ! そのチャンスを待つんじゃッ!」
「いやだッ!オレは逃げる事はできねえッ! アヴドゥルとイギーはおれのために死んだッ!
 ジョースターさん あんたを尊敬しているが逃げるって案だけは従えないッ!なんのためにここまできたんだ!?
 卑怯な手も使おう 地獄におちることもしよう だが逃げるってことだけは… しねーぜッ!」

ジョセフのその逃げ腰すぎる作戦を拒絶し、ポルナレフは一人、その場を走り出してしまう…!
ひき止めようと声を上げるジョセフに、承太郎は止めても無駄だと返しながら
承太郎は決戦の熱に浮かされることなく、正体不明の恐怖に怯えることなく…冷静に、今の状況をこう見ていた

「………
『ポルナレフは追いながらヤツと闘う』………
『おれたちは逃げながらヤツと闘う』 つまり ハサミ討ちの形になるな…」

752 :奇妙な粗筋書き:2023/03/17(金) 19:22:51.67 ID:???.net
まずはDIOへの囮として、逃げる役を引き受けたジョセフと花京院 
まずは通りの通行人から軽トラを直に買い取り、それを使いDIOの元を離れることに
…そして月の上がる夜空の下、その様子を館の屋上から見据えるDIO……

近くの茂みに隠れ、DIOが天井から飛び出したのを確認したポルナレフ
逃げを選択したジョセフ達にはポルナレフも失望の声を上げながら、たった一人でもその巨悪に立ち向かう決意を―――

「早まるなよポルナレフッ!」 その肩を掴み、声をかけたのはポルナレフと合流した承太郎であった!
「おれはおめーのような直情タイプの野郎は"ほっとけ"と言ったんだがな………
 じじいと花京院がどうしてもくっついてやれっていうんでな…… きてやったぜ」
その姿にポルナレフも満面の笑み、承太郎も「やれやれだぜ」と口端を緩めた笑みが浮かぶのだった

ジョセフ達を追い、夜のカイロ市街、その喧噪の中にたたずむDIO・・・
「自動車か……… なかなかのパワーとスピードだ このDIOが生まれた時代は馬車しか走っていなかった」
するとDIOは道路脇に止めてあった一台の車に目をつける 


が、それを屈強な男が声を荒げてDIOの胸倉をつかみ上げようとするが 
DIOがその手を軽く捻ると男の腕は肩からズタズタにねじ切られる! そのままDIOは後部座席の扉を開ける
そんなDIOの血気盛んな姿に、乗車していたウィルソン・フィリップス上院議員もにこやかに笑顔を浮かべるが
DIOは笑顔を向けるウィルソン・フィリップス上院議員の前歯を掴み、問答無用でその前歯をへし折り、彼に向けて告げる

「ブツブツ言ってないで前座席へ行け 運転してもらおう……!」

<続く>

753 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 20:07:58.00 ID:???.net
DIOを倒すためにここまで来たのに、DIOの能力の正体を見極めるためにも逃げることになるってのは皮肉だなあ
元々ジョセフは逃げる事は抵抗ないタイプだけど、ここでポルナレフの死んだ高間のために闘う騎士道精神が足かせになるのも面白い対比ではある
その一方、この状況で冷静に挟み撃ちに気づける承太郎よ コイツホントに高校生か、ってくらい修羅場慣れしてんぞ

754 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 20:18:52.44 ID:???.net
ジョセフが動揺のせいかいつにもまして饒舌だな
短いやり取りのなかで何でこう4つも例えがスラスラ出てくるんだ

755 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 20:20:39.12 ID:???.net
2部だと全く同じようなシチュエーションで
シーザーは独断専行して勝手に死んでしまったが
今回は主人公の承太郎がポルナレフのおさえについたからひと安心

756 :マロン名無しさん:2023/03/17(金) 20:23:55.07 ID:???.net
VSヴァニラ戦のアジの開きやら蚊取り線香
ヌケサクのションベンズボン
バトル漫画っぽくない卑近な比喩表現を
いよいよ必殺技として
作品に盛り込み始めたな

757 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 05:59:26.53 ID:???.net
>卑怯な手も使おう 地獄におちることもしよう だが逃げるってことだけは… しねーぜッ!
もはや感情論だから理屈は通じなくて当然っちゃ当然だが
「卑怯な手」なり「DIOを仕留めるための策」からなぜ一時撤退だけを分けて考えるのか

緊迫感の面でも別行動の理由付けとしても
決裂気味になるほうが漫画としてはるかに都合はいいが
ジョセフなら言い方で丸め込んだりゆうどうしたりできんものか

まあ主人公は承太郎で
>この状況で冷静に挟み撃ちに気づける承太郎よ コイツホントに高校生か、ってくらい修羅場慣れしてんぞ
こういう見せ場は譲ることになるわけだが


>>756
というかここにきて急に比喩の頻度があまりに上がりすぎ

今回の「作者のやりたいこと」だっただけなのか
はたまたこれを期にこれからの作風にするのか

758 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 06:02:24.77 ID:???.net
>>750
「というなら」の前提がまず大外れだが
そもそもの>>732でのやらかしと同じズレ方を繰り返してしまう人間なんだろうということは分かる

759 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 07:02:03.47 ID:???.net
>>758
分かるっていったって
人と自分の感想の区別もつかずに毎度せっせと安価つけて
「というよりというより」さえずってる奴の理解力なんてお察しだろう

760 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 08:38:12.95 ID:???.net
>>731>>729に対して漫画の中の話をしているのに、>>732はレスの応酬と勘違いしてるから拗れるのでは?

761 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 09:27:25.46 ID:???.net
>>760
流れは普通にひと繋ぎ
抜けたこと言ってるのを指摘されて「うっさいだまれ」って逃げ口上吐いたから
それで一方的に終わらせられるなら便利だねって返した

漫画の話続けようっていうならデッドボールの話すればいいだろ
「いや俺はお前のようには思わない、こう考えてる」って

762 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 09:42:25.73 ID:???.net
ケンカやめれヌケサクどもDIO様呼ぶぞ

763 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 09:47:32.15 ID:???.net
連載中スレで喧嘩ってなんかみっともないな……

764 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 09:49:20.90 ID:???.net
ん、待って?
>>729→デッドボールを投げるかは質問すればわかる、
>>731→(ダービーは)質問してないだろう
>>732→(お前と話してないんだよ)ウザい安価つけやがって
という流れじゃないの?

ダービーが質問した、してないの話を
なんか自分がなじられように受け取ったのが>>732と思っていたわ。
>>761がどのレスしてるのかわからんけど。

765 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 11:23:03.82 ID:???.net
>>759
人と自分の感想どころか
自分についてか漫画についてかも分からず
見苦しい逆ギレしてる人間が
理解力を語るとは

自虐?

766 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 17:02:49.55 ID:???.net
性格なんで仕方ないけどポルナレフはホント直情イノシシマンやな
つーか一回お前の仲たがいでアヴドゥル死なせる失態(生きてたが)したんだから学習しろやといいたいが
そこで引くような物わかりのいい奴なら、ある意味ポルナレフの魅力半減だしな…悩ましいとこだ

>その姿にポルナレフも満面の笑み、承太郎も「やれやれだぜ」と口端を緩めた笑みが浮かぶのだった
でもここのポルポルはちょろいw なんだかんだで互いに信頼してる仲の良さが伺えるわw

767 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 18:11:54.96 ID:???.net
ポルナレフはこういうやつって決まったなら
後は善きも悪きも一貫性を重視しないとキャラがブレるからな
「最短距離をどこまでも追求する」
「侵略と勝利を暗示する戦車のスタンド使い」
ならここで聞き分けよくしてはNG

768 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 18:15:43.11 ID:???.net
↑で卑怯な手も我慢するなら逃げもアリじゃないのというのがあったが
それはジョセフならそうかもしれないが
ポルナレフの感覚ではない

攻める/逃げるの大きな線引きがあり
後者は卑怯な戦術の中にさえ含まれない論外の領域ということ
逃げても相対的に勝てるならそれはプラスという発想はない

769 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 18:21:15.39 ID:???.net
突入前の白と黒の述懐や
DIOの前で切った「俺にあるのは闘志だけ」という啖呵にもかかってる良い流れと思う
眼前にある明確な回答に全力で直進する以外の選択肢は無用なのがポルナレフという人物のスタイルなのがここにきて
いっそう強調されている

770 :奇妙な粗筋書き:2023/03/18(土) 18:59:58.07 ID:M13Y/eqC.net
 第250話
 上院議員の災難

「イイデエーッ(前歯の歯ぐきから血しぶきピュー
 き…きさま何者だァ―――ッ わしにこ…こんなことして 許されると思っちょるのかあ―――ッ!?」
(そうじゃ…ゆるされるわけがない…誰だろうとこのわしに対してこんなことをしていいはずがない………
 高校・大学と成績は一番で卒業した 大学ではレスリング部のキャプテンを務め…
 社会に出てからもみんなから慕われ 尊敬されたからこそ政治家になれた…
 ハワイに1000坪の別荘も持っている… 25歳年下の美人モデルを妻にした…税金だって他人の50倍は払っている!
 どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた…いずれ大統領にもなれる! わしは…ウィルソン・フィリップス上院議員だぞ―――ッ) 

突然車の中へと乗り込んで、前歯をへし折るDIOの暴挙に巻き込まれたウィルソン・フィリップス上院議員
これには当然、その暴挙を働いたDIOに向け声を荒げるがDIOは涼しい顔で

「もう一度言う…… 運転しろ」そう告げると共に、ウィルソン・フィリップス上院議員の鼻を掴み、摘み上げる動作でその鼻をへし折る!
・・・さすがのウィルソン・フィリップス上院議員も、目の前の存在が自分の理解を越えた怪物と理解したか
悲鳴を上げながら、車から逃げ出そうとするが 車から飛び出した瞬間、いつの間にか助手席へ乗り込んでしまっている!?
困惑の声を上げながら、もう一度逃げ出そうとするが やはり今度は逆側…運転席側にまるで瞬間移動するように飛び出してしまっていた
もはや完全に自分の理解を越えた状況に、完全に発狂した笑い声をあげてしまうウィルソン・フィリップス上院議員
こうしてウィルソン・フィリップス上院議員のエスコートにより、ジョセフたちの乗り込んだ軽トラを追い始めるDIOであった

…一方のジョセフも、DIOの発するドス黒い雰囲気が遠ざかる気配が無いことを感じ取っていたが
そんなジョセフの感じ方に、花京院はDIOからはジョセフの位置が正確にわかるのかを問うが
正確にはDIOの肉体、祖父であるジョナサン・ジョースターの体と通じ合う波長のようなものを感じ取っているだけで
漠然と『近く』とは感じられても正確な場所は掴めてはいないはずとする 自分がDIOの館で、正確なDIOの位置がわからなかったのと同様である

「やつが感じているのはなんとなく『ジョースターが近くにいる』というだけで
 "わしと承太郎の区別もついていない"… 承太郎とわしが二手にわかれたことも気づいていないはず………」

771 :奇妙な粗筋書き:2023/03/18(土) 19:00:50.62 ID:???.net
一方DIOを追う側の承太郎、ポルナレフの二人はDIOが車に乗ったと見て、追う足が必要だが二人とも手持ちがなく
仕方ないのでその辺のバイクを拝借することに…バイクのエンジンを横から思いっきり蹴り飛ばして無理やりエンジンをかける承太郎
バイクにつなげてる鎖も千切って、二人もDIOを追い始めるのであった

さらにDIOの側へと視点を移すが…どうやら渋滞に捕まったようで身動きが取れずにいたところ
DIOはただ一言 「行け」と命ずるもこれでは前にも後ろにも動きようがないが―――

「歩道が広いではないか…行け」
「ほ 歩道〜〜〜?仕事帰りの人があふれていますよォォォ」
「関係ない 行け」

従わなければ間違いなく殺される… その命に従うしかないウィルソン・フィリップス上院議員
そして歩道に乗り上げた暴走車が、道行く人たちを跳ね飛ばしていく…!!

「ワハハハハ ハハハハハハハハハハハ―――ッ
 こ…ここまでやったんです! わたしの命はッ!この上院議員のわたしの命だけは助けてくれますよねェェェェ〜〜〜ッ」
「だめだ」
「わははははははははははは―――ッ!!」
(そ…そうか!これは夢だッ!この上院議員のわしが死ぬわけがないッ!夢だ!夢だ!バンザイーッ!)

もはや目の前の絶望を前に、ウィルソン・フィリップス上院議員も発狂した高笑いを上げ現実逃避するしかないのであった
そしてついにジョセフの乗った軽トラを確認するDIO、『ザ・ワールド』の射程に入れるためにももっと近づくよう命ずるが

―――その瞬間、DIOの目の前には花京院の『ハイエロファントグリーン』の姿!
そしてその姿に気付くと同時に、先制攻撃のエメラルドスプラッシュがDIOに向け放たれる!!

<続く>

772 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:28:12.33 ID:???.net
議員のかわいそうな被害者というより
金持ちの権力者で余裕があるから鷹揚に構えてるが
結局本性はこんなもんって描かれ方にゲスな加害妄想を感じる
いかにも洋物のホラーって感じだ

773 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:29:26.11 ID:???.net
DIOは出不精なんだろうか
割とあっちこっち出向いて自分でスカウトとかやってるのに
自家用車の類は持ってないんだな

774 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:31:41.97 ID:???.net
RPGのワールドマップとかでよくある
画面の両側の端のループ構造みたいだ
空間座標AとBを相手に認識させずにつなげる能力なのか?

775 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:32:55.12 ID:???.net
古いテレビを叩いて直す昭和ムーブでバイクもばっちり稼働
最終決戦にむけて承太郎の主役補正もまさにピークだな
むかうところ敵なし、とにかく勢いに乗ってる

776 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:34:25.79 ID:???.net
轢いてもいいから歩道行け!って確か永井豪のマンガにあったような

777 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:38:03.09 ID:???.net
ここまでハデにやらかしたのは100年越しのジョースターとの決着に
DIOもDIOなりの高揚感というか
何か特別な儀式的感傷を覚えてるからじゃないかと思わなくもない

778 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:39:15.08 ID:???.net
本体同士互いには車に乗ってチェイスしながら
スタンドだけふわっと行かせて疑似的な空中戦って面白い構造

779 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 20:40:32.47 ID:???.net
復帰後の花京院が直接スタンドを駆使して戦うのはこれが最初で最期になるのか

780 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 21:17:25.37 ID:???.net
だって1部見てないとDIOって言うほど悪党か?になっちゃうから極悪非道なとこ見せとかないと

781 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 21:20:21.87 ID:???.net
上院議員可哀想過ぎるw
言うこと聞いても殺す宣言されてるんだから逆らっても良かったな…

782 :マロン名無しさん:2023/03/18(土) 22:51:45.87 ID:???.net
エジプトって議員制なんだろうか
なんかの旅行とかで巻き込まれたならホントに可哀想だな上院議員、と言うか死んだら国際問題になりそう(DIOには知ったこっちゃないが)

783 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 01:38:08.89 ID:???.net
名前はアメリカのミュージシャンからとってるから
たぶんアメリカの上院議員なんだと思う

784 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 06:17:56.79 ID:???.net
>わしは…ウィルソン・フィリップス上院議員だぞ―――ッ

とんだコメディだな
権力を誇示すれば誇示するほど
それを全く顧みないDIOにあしらわれる滑稽さが増す

読者もこいつの権力になにか期待することはまずない
予定調和の落とすための上げw
エンヤ婆とポルナレフのやりとりといいベタなお約束が好きだな

小出しだったホル・ホースやポルナレフとのやりとりじゃなく
これから本格的な描写が始まるDIOの帝王っぷりを端的に印象付けるには
これくらいコミカルなドタバタ要員のほうがいいのかもな

785 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 06:32:44.40 ID:???.net
>>774
今のところそれが一番合ってるな

・ホル・ホースに狙われた状態から気づかれず背後に回る
 (蜘蛛の巣などにも触れずに)
・ポルナレフが段を上がったのに下がっていた
 (ただ戻っただけではないので巻き戻しではない)
・左右ドアの一方から出たと思ったら他方から入っている

空間操作かワープゲート系が苦しい言い訳なしで今までの描写に一番合うし
「世界」という名にもふさわしい
オラオララッシュなんかも思いがけずそれが空間ずらしてジョセフや承太郎自身に炸裂してしまったりすれば
一行にとって物理的以上にダメージは大きいし
ちょっとした応用でやれることが多い汎用性も強みだな

ただそれだけだと街規模で幻や死体を操ってたジャスティスとか
夢のデス、ガオンのヴァニラアイスなどの脅威と比べてインパクトに欠けるのがネックか

・棺のフタをあけ、中にいる人影を確認したヌケサクが
 実は棺の中にいた

こっちはワープ系と少し違う
DIOの魅了と関連付けた精神操作系・錯覚系もありえるか

はたまたくすぐり予言がどっかいっちゃう作者の描写をあまり気にするのは間違いか

786 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 17:59:58.52 ID:???.net
街中バトルかな

カイロといっても
写真見せて館探ししてたときや
ペットショップ戦のときと比べると
先進国的な都会市街の雰囲気だな

今までだと女帝や恋人、バステト、セトなどは
町での(屋内ではない)戦いがあったが
雰囲気は現代的都会的ではなかった

節制のシンガポールは現代的都会ではあったが
ケーブルカー内や水辺で
都市を巻き込む感じではなかった

いろんな趣向のバトルを見せてきた三部だが
ラスボス戦に都会の市街バトルというのはなかなかいいチョイスだな

787 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 18:06:11.75 ID:???.net
今までは基本的にはどのメンバーが敵と戦うかはだいたい固定
(吊るされた男や恋人のように共闘や、アヌビスやダービー兄弟のように二番手にバトンタッチもあるし
 バトルというより危機に遭遇→最後にケリをつける要員1~2名タイプも多いが
 A→B→Aのように1人の敵に対し何度もバトル担当要員がスイッチする形はとっていない)
今回はラスボスだけに2手に分かれた4人を駆使した多元バトルくるか?

「挟み撃ちの形になるな」と言ってたが
読者が他方のことを忘れるくらい一方のバトルが白熱するときに
うまく「②――仲間が来て助けてくれる」がハマったらこの上なくかっこいいだろうな

あえて乱戦を避けて回ごとのバトルメンバーを固定にした対戦を形式化してきた部だけに
下手に使うと対戦に水を差す悪印象になるリスクはあるが

それともラスボスバトルといえども単純に
先陣はジョセフ・花京院組(こっちは敗北)→承太郎・ポルナレフ組にバトンタッチという
今までの連戦形式かな

788 :奇妙な粗筋書き:2023/03/19(日) 18:12:52.05 ID:???.net
 第251話
 世界<ザ・ワールド>の脅威

ジョセフを追うDIOに向け、その射程に入る前に先制攻撃を仕掛ける花京院のハイエロファントグリーン
だが放たれたエメラルドスプラッシュの弾幕に対し、DIOはその指一本で弾丸の一つをはじき落とすと
弾いたエメラルドスプラッシュの弾が別の弾を、さらに別の弾を連鎖的に弾いていきその弾道を反らす
弾幕の軌道を指一本で見切り、かすり傷ひとつ追わないDIO…!
ならば今度は弾幕を一点に集中して放つも、DIOの圧倒的な力の前にはその腕一本すら超えることができない…!!
自分の技が全く通用せず、苦悶の声が洩れ出るハイエロファントグリーン ―――次の瞬間いつの間にかDIOのザ・ワールドが目の前に!?

「な…なんだ!?いつ…『スタンド』を出したのだ!? いつのまに目の前に!?
 バカな………!?気づかないなんて………」

困惑する花京院のハイエロファントグリーンは、そのままザ・ワールドに勢いよく殴り飛ばされてしまう
が…不幸中の幸いか、勢いよくブッ飛ばされたハイエロファントグリーンは、すでにザ・ワールドの射程外
そしていつの間にか車の後ろがエメラルドスプラッシュでブッ飛ばされ、狼狽えるウィルソン・フィリップス上院議員
そんな彼にDIOもちゃんと前見て運転しろ、としつつ…ジョースター達の抵抗に、DIOは不敵な笑みが浮かぶのだった

辛うじてDIOの攻撃からは逃れることができた花京院、無事ではすんだがジョセフも彼の迂闊さを𠮟りつける
……額から血を流す花京院の胸の内には、かつてDIOに屈服した自身への、苦い思いが浮かんでいた…

 数か月前 やつは言った………
『ゲロを吐くぐらいこわがらなくてもいいじゃあないか… 安心しろ…安心しろよ…花京院』

 ―――くそ…… 二度と!二度と……負けるものか……

とはいえ今の僅かな攻防で見えたものもある 
まずザ・ワールドは承太郎のスタープラチナ同様『接近パワー型』の性質を持ったスタンドであること
まだ隠している恐ろしい秘密があるのは間違いないが…射程の短さと、スタンドの拳で攻撃したことから
ホル・ホースのエンペラーのような、『弾丸』などの飛び道具の類は持っていないことがほぼ確定
DIOに気付かれず、その射程、10m圏内に忍びよることができれば倒すチャンスもあるはずだが…

「…… 注意深く探るのだ……やつとの場合 石橋をたたきすぎるということは決してないからな……」

789 :奇妙な粗筋書き:2023/03/19(日) 18:13:23.80 ID:???.net
…すると、追っていた車が停止した様子に気付くジョセフ
その様子に首を傾げた声がでるジョセフ ―――すると二人の車に向けて、"なにか"が飛んでくるのに気づく花京院だが
次の瞬間!車の後部ガラスを突き破り飛んできたのは、ウィルソン・フィリップス上院議員の死体!!

突然のその襲撃に、ジョセフもハンドルを取られ乗っていた車は勢いよく通りの壁に激突!軽トラが大破炎上してしまう…!
そして炎上の煙を上げる軽トラに、ゆっくりと近づき二人にトドメを刺しにかかるDIO…

・・・が、車の中にあったのはウィルソン・フィリップス上院議員の死体のみ
あたりを見渡すと、ビル上にスタンドを伸ばし登っていくジョセフと花京院の姿が確認できた
追うDIOと逃げるジョセフの攻防はまだまだ続く――― と思われたが、ビル上の花京院がDIOを見下ろし…
ジョセフに向け、花京院自らのサングラスを外しながらこう切り出す

「思いつきました DIOのスタンドの正体をあばく方法を…」

そして承太郎とポルナレフも、バイクで爆走しDIOの後を追っていたのだった

<続く>

790 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 18:35:52.01 ID:???.net
最後だから現代社会をステージに
ジャンジャン周囲を巻き込んだ死闘を描ける

791 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 19:07:14.50 ID:???.net
DIOは倒すとして
DIO側が一方的悪で
ジョースター側がそれを倒す正義の味方だとは
社会は思ってくれない

今後も続く市街での破壊や殺人は
目撃者多そうなここではごまかしにくい
ジョースター側は国際指名手配ものだが
スピードワゴン財団がうまくやってくれるのかな

792 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 20:39:24.14 ID:???.net
やめろやめろ黙って逃げてろ花京院マジで死ぬぞ(震え

793 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 20:50:32.46 ID:???.net
スタプラと似た性能なら、ハイエロは完敗した実績があるからな…
DIOは殺しにきてるから、承太郎組が追いつくまで逃げ延びてほしい。

794 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 23:36:37.89 ID:???.net
ディオが強すぎて萎える
指先一つで弾くってなんなん
スタンド使わんでできてるし

795 :マロン名無しさん:2023/03/19(日) 23:50:44.43 ID:???.net
しかし花京院

なんかどう見ても死んでこそサマになるキャラ付け

こっから漫画的に変でない花京院生存ルートは見いだせるだろうか

796 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 01:55:16.70 ID:???.net
エメラルドスプラッシュは対象に着弾して物理的破壊をもたらす
パキスタンで法王の緑が車を支えようとした際に
ジョセフは「身体がちぎれるぞ」と注意していた

たぶんスタンドは無敵状態っていうのは単にそこにある時は透明ですってことで
自分から殴ったり掴みかかったりすると対象次第では硬い物殴って逆にケガしたり
綱引き状態になった向こうの力に負けて引っ張られたりといった
物理干渉ももらうってことなんだろうな
だからスタンドが見えて・指の力がスプラッシュ一発の着弾より強力なDIOなら
指で弾き飛ばして跳ね返す、みたいなこともできると

個人的には弾いた先の弾道計算して全弾回避する
人間コンピューターっぽいDIOの強さ表現の方が引っ掛かる
そういうのは柱の男の本領というか

797 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 01:58:49.28 ID:???.net
エメラルドスプラッシュって必殺技っぽいが
直撃ッ!炸裂ッ!完全に敵を吹っ飛ばして再起不能にしたッ!
…って描写が実は過去1度もないんだよな
たまに当てたかと思うとゴン!と石ぶっつけたような効果で
そんなショボいんかいと
車のドアを剥がし飛ばすとなるとショットガンの至近射撃より凄そうなんだが

798 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 02:00:42.36 ID:???.net
ぶん殴った弾みで自分の得意レンジの外に相手が出ちゃって
ガシガシコンボ繋ぐつもりが単発で仕切り直しになるってゲーム的ジレンマ
掴んで頭突きや膝蹴り入れる系の攻撃ならここで決着だった

799 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 02:21:02.92 ID:???.net
>だが放たれたエメラルドスプラッシュの弾幕に対し、DIOはその指一本で弾丸の一つをはじき落とすと
>弾いたエメラルドスプラッシュの弾が別の弾を、さらに別の弾を連鎖的に弾いていきその弾道を反らす
>弾幕の軌道を指一本で見切り、かすり傷ひとつ追わないDIO…!

面白いけど計算してやったにしては出来すぎ

でもこれはDIOの能力のせいとかじゃなく
作者的にはDIOの計算ということで今回限りなんだろうな


あとエメラルドスプラッシュ、スプラッシュというわりにはただの散弾風の攻撃でしかなかったんだな
エンペラー戦ではスプラッシュの効果範囲を通った弾丸が影響を受けてた描写があった気がしたが

800 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 03:09:37.52 ID:???.net
接近パワー型
地味にカテゴライズワードが出てきたな
まあ遠くにいけないがパワーのでかいタイプって
ふりかえればほとんどおらんのだが

801 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 03:11:06.33 ID:???.net
太陽みたいに上空高く浮かんでるのにエネルギー総量がハンパないやつや
女教皇みたく射程はかなり長くて近くにいる時だけ凄いパワー出せるやつは何型なんだ

802 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 03:16:24.97 ID:???.net
高い建造物が並ぶ市街地で
アメコミのスパイダーマンみたくスタンドを命綱にして
飛び回るって絵が立体的で新鮮に感じる

803 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 12:22:10.26 ID:???.net
ジョセフと花京院だからこそ出来るDIOへの対抗策…なるほどつまりこうだな

1、花京院のハイエロファントグリーンにジョセフのハーミットパープルを絡み付かせる
2、絡み付かせたハーミットパープルに波紋エネルギーを流し込む
3、そこからエメラルドスプラッシュを放てば、波紋エネルギーを纏った弾幕がDIOに襲いかかる!

最終決戦だからこそできる合体攻撃、名付けてエメラルドグリーン・オーバードライブ これに間違いない、花京院の魂を賭けてもいいわ

804 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 13:33:45.95 ID:???.net
仮にエメラルドグリーンオーパドライブが実現できたとして、DIO本体じゃなくてザ・ワールドが防御するなり弾くなりした時、スタンドにも波紋は流れるんだろうか?
そんなわかりやすいことするより、大きな水たまり探すか作って、水溜りの中に波紋入りハーミットパープル敷き詰めとけばDIO即死しそう。

805 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 14:09:18.31 ID:???.net
>>800,801
単にハイエロファントやラバーズみたいなタイプじゃないということでは?

806 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 14:35:49.56 ID:???.net
>>804
>スタンドにも波紋は流れるんだろうか?

作者がやりたい演出に必要ならスタンドに波紋を流せるし
逆に「スタンドには波紋は流せない」ことが演出に必要なら流せない
そういう漫画

もともとスタンド自体
物質を透過するか干渉するか作者次第でやってるし
波紋も非生物にまとわせられるかどうか作者次第

807 :奇妙な粗筋書き:2023/03/20(月) 19:01:08.78 ID:???.net
DIOに追われ、ビルの上にスタンドをのばすジョセフと花京院
だがその最中、花京院はDIOのスタンドの正体を暴く方法を思いついたという
果たして花京院が思いついたその方法とは…?


  第252話
  世界を支配するスタンド


DIOと花京院の、運命の決戦がはじまろうとする最中…
花京院はふと、自らの『ハイエロファントグリーン』を通じて、自身の子供時代のことを思い返す―――

小学校時代、花京院は全く友達を作ろうとしない子として、教師からも母からも心配されており
その理由は自分のスタンド…自分だけに見える存在『ハイエロファントグリーン』にある 

 子供の時から思っていた。 街に住んでいるとそれはたくさんの人と出会う。
 しかし普通の人たちは一生で 真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか・・・?
 小学校のクラスの○○くんのアドレス帳は友人の名前と電話番号でいっぱいだ 
 50人はぐらいはいるのだろうか?100人くらいだろうか?
 母には父がいる。 父には母がいる。 自分はちがう。
 TVに出ている人とかロックスターはきっと何万人といるんだろうな。

 自分はちがう。

『自分にはきっと一生 誰ひとりとしてあらわれないだろう。』
『なぜならこの『ハイエロファントグリーン』が見える友だちは誰もいないのだから・・・
 見えない人間と真に気持ちがかようはずがない。』

 ジョースターさん 承太郎 ポルナレフ アヴドゥルに出会うまでずっとそう思っていた。
 アヴドゥルとイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
 それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。 DIOを倒すという この旅!
 数十日の間だったが 気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。

 花京院は『ハイエロファントグリーン』を見て考える!
 こいつを昔のように誰にも気づかせなくしてやる そう!DIOの正体をあばき倒すため 完璧に気配を消してやろう

街の建物を吸血鬼の身体能力で軽々と駆け上り、二人の後を追うDIO
その最中、前にいるのがジョセフと花京院の身であることに気付き、一行の挟み撃ちの策を見抜く
それを鼻で笑いながら、建物の一つに飛び移った所で――― 突然、屋上の床からエメラルドスプラッシュが放たれる

だが突然の奇襲にもDIOは動じることなく、容易くその弾幕を払い落とし、飛び上がってその場から逃れようとするが
飛び上がった瞬間、さらにハイエロファントグリーンの触手に肩が触れ、そこからまたもエメラルドスプラッシュが飛ぶ!

808 :奇妙な粗筋書き:2023/03/20(月) 19:01:40.93 ID:???.net
とっさにその弾幕に蹴りを入れるDIO その流れ弾が傍にあった塔の一つを破壊する
だが、ついに捌ききれず肩に一撃もらってしまい、DIOも忌々し気に舌打ちしながら石塔の上に着地するが……
あたりを見渡すと、ハイエロファントグリーンの触手、その結界はDIOを取り囲むように無数に展開されていた!!

「触れれば発射される『ハイエロファント』の『結界』はッ!
 すでにおまえの回り 半径20m! おまえの動きも『ザ・ワールド』の動きも手に取る様に探知できるッ!
 くらえッ!DIOッ! 半径20m エメラルド・スプラッシュを―――ッ!」

花京院の宣言と共に、DIOの四方を取り囲むエメラルドスプラッシュが放たれる!が―――
「マヌケが…… 知るが良い……… 『ザ・ワールド』の真の能力は…まさに!『世界を支配する』能力だという事を!」


     ザ・ワールド
    『 世 界 』!!


 
 |<< >>| [ ■ ] > 〇 ―――停止



―――――降りそそぐエメラルドスプラッシュ 崩れ落ちる石塔 鉄塔の上に立つ花京院 エジプトの時を刻む大時計
すべてが停止した その『世界』を ただひとり、進むDIO 結界の触手を切り裂き、宙に静止した瓦礫を押しのけ花京院の元へと進み―――

「これが… 『ザ・ワールド』だ もっとも『時間の止まっている』おまえには 見えもせず感じもしないだろうがな…
 死ねい!花京院ッ!」

そしてザ・ワールドの拳が、花京院の胴体を貫く……!!

<続く>

809 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 19:45:51.88 ID:???.net
ああ、花京院…やはりダメだったか
そしてディオの能力極悪すぎるが、ホントにこんなんに勝てるのか条太郎たち

810 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 20:00:48.63 ID:???.net
でも時間停止ってことは、ホル・ホースの時は蜘蛛の巣壊さないようにしてたと思うと受ける

811 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 20:22:20.33 ID:???.net
そこだよな
応用力は高いが自分がちょこまか実働しなきゃならん煩わしさは解消しない

812 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 20:40:54.32 ID:???.net
自分に特殊な効果を付与するんじゃなく
自分以外の全ての足を引っ張る能力
性格出てるな

813 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 22:52:51.69 ID:???.net
>>810
ポルナレフは殺せたのにわざわざ下に運び、
ヌケサクの時はジョースター一行を倒すよりもヌケサクを刻んで棺桶に入れることを優先し、
ウィルソンフィリップス上院議員の時は車を降りて議員を助手席側に運んでドアを開け、また乗り込んで足を組む。
パフォーマンスも大変だぜ…

814 :マロン名無しさん:2023/03/20(月) 23:24:11.29 ID:???.net
演出的にアホらしいから無いかと思ったが
マジに時間停止だったとは

815 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 00:39:40.48 ID:???.net
スタンドに首根っこ掴ませて
置き換えればDIOが動きまわる必要はない
必要はないが…

816 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 01:08:19.67 ID:???.net
花京院…連載5周年巻頭カラーで逝ったか
しかし長尺モノローグの中で繰り返される

 自分はちがう
 ハイエロファントグリーン

という語句だけが赤字にされて花京院の心情を際立たせており
カラーの使い方があまりにも斬新だった
これをやるためにスージーQやヌケサクを出して話数調整をしたのかと思うくらい

単行本になると白黒になっちゃうのがあまりに惜しい

817 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 01:43:27.15 ID:???.net
赤といえばDIOって髪も服も赤いんだな
指定カラーの概念が希薄な作品だから
別にこれで確定というわけじゃないが

818 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 06:11:36.92 ID:???.net
>>810
ホル・ホースの場合はめちゃ気を使って蜘蛛の巣避けるだけで済むが
(それはそれで帝王とは程遠いいじましさだが)

ポルナレフ、ヌケサク、上院議員
どれもただ時間停止だけで成り立つわけじゃなく
DIOが相当気を使って動かして位置を合わせてやらないと成り立たないからもっと笑える

>>813
さすがに本体がやらなくても近ければ近距離型とはいえスタンドにやらせればいいと思うが
スタンドは時間停止能力を発揮する分、実働は本体がしなきゃならんとすると

座席にふんぞりかえってたところから議員を動かしたりドアを開けたりしたあと
また自分が動いたことがバレないよう元通りふんぞりかえって時間停止解除…
イタすぎる…

「大人はウソつきではなく間違いをする」作者だけに
種明かし直前の前回の議員の段階でもまだ
時間停止能力にするかどうか固めてなかったか
あるいは描いた内容を時間停止で説明するとどれだけマヌケなことになるかは
考えないままだったかだろうな


せっかく今まで以上のモノローグとヒキの致命傷で
重大な見せ場回だったのに
変な方ばかり気にしてしまってごめんなさい花京院

819 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 10:21:28.63 ID:???.net
世界は近距離型にしては射程が半径10mとかなり長い
それくらいの範囲におさまる対象なら
スタンドを飛ばして動かしたり運んだりは普通にできると思われる
時間停止した後にも普通にスタンドでぶん殴って花京院を始末しているので
時間止めてる間はスタンド踏ん張って動けないなんてことはない

820 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 12:49:34.52 ID:???.net
いずれにせよ
人間離れした身体能力を持つDIOが本体だからこそ活用できるとも言い変えられる

821 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 14:25:20.70 ID:???.net
時間停止ものでたまにある
時止めすぎたせいで自分だけ早く歳取るってのも
吸血鬼だから関係ないしな

822 :奇妙な粗筋書き:2023/03/21(火) 19:10:22.60 ID:???.net
「これが………『ザ・ワールド』だ……花京院」
ザ・ワールドの力で停止した『世界』の中、一撃で花京院のどてっぱらを貫きながら
口端をゆがめた笑みを浮かべながら、そう言い放つDIO…


  第253話
  命をふりしぼったメッセージ!!


「おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない 何が起こったのかもわかるはずがない……」


 << >> ■ [ > ] 〇


―――――ハイエロファントの結界で取り囲んだはずが、突然DIOの一撃に花京院が吹っ飛ばされる!?
「!? え!? こ…これはッ!ばかなッ! い…いきなり…吹っ飛ばされている!ばかなッ!」
突然の事態に思わず困惑の声が洩れ出るジョセフ そのままフッ飛ばされた花京院の体は屋上の貯水タンクへと叩き付けられてしまう
そしてDIOのの一撃にやられた花京院も、いつの間にか致命傷を受けている自分自身に戸惑いが浮かびながらも
腹を貫かれもはや指一本動かせず、声も出ない… そんな瀕死の花京院の脳裏に浮かぶのは、日本にいる両親のこと・・・ではなかった
両親のことを深く思いながらも、最後に浮かび上がる『奇妙な疑問』、その正体を思案する花京院……

 ぼくの『ハイエロファント』の『結界』は触れたものが手に取るように分かる…
 だが…今…『結界』はディオに全部一度に 同時に切断された…!? なぜ!?
 なぜ一本一本ではなく…少しの時間差もなく 一万分の一秒の差もなく 半径20mの結界は『同時』に切断されたのか? なぜ…?
 少しの時間差もなく… 時間差 時間… 時間 『 時 』

 わ……… わかった……ぞ… な…なんてことだ………
 それしか考えられない……… 『時間』だ…… やつ…は…『時』を止められるのだ……
 つ…伝えなくては このことをッ! この恐ろしい事実を何とかして…
 なんとかしてジョースターさんに伝えなくては……っ このままだと……みんなが負けてしまう……

823 :奇妙な粗筋書き:2023/03/21(火) 19:10:57.72 ID:???.net
だが、もはや死を待つのみの花京院にそれを伝えるすべがなく
更にDIOは、ジョセフの命をも摘み取ろうとその前に迫る…!!

「このジョナサンの肉体が… 完璧になじむには"やはり"ジョースターの血が一番しっくりいくと思わんか?
 おまえは 血を吸って殺すと予告しよう」
そしてDIOとジョセフ、二人の激突が――― 寸前!エメラルドスプラッシュが時計台へと放たれる!?

「さ・・・・・・・・・ 最後の・・・・・・エメラルドスプラッシュ・・・」
 メ・・・ッセージ・・・で・・・す・・・
 これが・・・せい・・・いっぱい・・・です ジョースター・・・さん
 受け取って・・・ください・・・ 伝わって・・・・・・・・・ ください・・・・・・

その最後の一撃を、自分ではなくまるで見当違いの所に放つ姿に、断末魔のあがきとDIOも鼻で笑うが
花京院は無意味なことをする男ではない、その行動にジョセフも何か意味があるはずと見るが―――


[……… ……… ………   花京院典明 ―死亡― ]
それを最後に、完全に燃え尽きた花京院の命に、ジョセフも目尻に涙をためた悲痛な表情が浮かぶ・・・

そして襲い掛かるDIOに向け『ハーミットパープル』を展開!
DIOの体へと絡みつかせると共に、吸血鬼の弱点、波紋エネルギーを流し込もうとするが

「おいぼれが…!キサマのスタンドが一番…なまっちょろいぞッ!」
波紋エネルギーが流れる前に、DIOはその拘束をいとも簡単に引き裂く!!
その強大すぎるDIOの力に、ジョセフもここは再び逃げを再会 
DIOに追われるジョセフの姿を、追いついたポルナレフ、承太郎も確認
それと共に花京院の残した最後のメッセージ、その正体を思案する……

(何か大切な意味があるはずだ!花京院! おまえは時計台を撃ったことで"何を言いたかったのだ"!?
 なぜエメラルドスプラッシュで時計台を!時計台を破壊したことにどんな意味があるのだ!?
 いったい何を伝えようというのだ!?

 まさか…花京院……おまえの伝えたいことというのは… DIOのスタンドの謎をおまえは解いたのか?
『時計を破壊…』 『時計の針を破壊』……… 『時計をとめる』・・・・・・・・?)
「ま…まさかッ!そんなことが! DIOの『ザ・ワールド』の正体というのはッ! 『時』を止める能力だったのかッ!
 わ…わかったぞ花京院! おまえの命を振り絞ったメッセージッ!たしかに受け取ったぞッ!」

命を賭した花京院のメッセージは、確かにジョセフに伝わった! そのバトンをつなぎ、DIOに立ち向かう…!!

<続く>

824 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 20:22:23.81 ID:???.net
DIO様「お前はもう死んでいる」

825 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 20:57:59.29 ID:???.net
えーとここまで見てる限りたとえ時を止められなくても勝てなさそうなんだが
柱の男とはなんだったのか

826 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 21:31:17.31 ID:???.net
>「おいぼれが…!キサマのスタンドが一番…なまっちょろいぞッ!」
ここ内心けっこう焦ってそうw いくらジョセフのスタンドが貧弱貧弱ゥでも波紋流し込まれたら吸血鬼である以上イッパツKOだしな

827 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:33:15.83 ID:???.net
スタンドに波紋ダメージが通じるかに関しては未だに「不明」で据え置きだな
ジョセフは「効く」と思ってスタンドに波紋を流して攻撃する
DIOも「効く」とは思っているから振れずに攻略する工夫をする
お互い思い込んでるが実際どうなのかという決定的な絵は未だにない

828 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:35:17.13 ID:???.net
なんのかんので「スゲーパンチ」しか攻撃手段のない世界じゃ
時間を停止しようが柱の男は殺しきれないってバランスが面白い
ミンチになるまで細かく刻めば生命活動停止するようだが
そこまで一方的に攻撃できるほど長くは止めていられないようだし

829 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:37:15.84 ID:???.net
DIOは「時間」でナンバー2のヴァニラ・アイスは「空間」と
綺麗に性質が分かれた形になるが
一瞬でガオンと消滅させてしまう破壊力の絶対性においては後者の方が↑なんだな
なにがなんでも攻撃力だけはラスボスがてっぺんじゃないとダメってノリの多い
少年漫画の中ではかなり珍しい構成

830 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:39:52.63 ID:???.net
花京院のダイイングメッセージを断末魔のあがきとしか思わないDIOが
無条件に他人を過小評価する悪癖全開でほほえましい
確かにお前は1部で眼から無意味にビーム出した後に
バルコニーからおっこちて床に落としたアイスみたいになってたからな

831 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:46:22.86 ID:???.net
隠者の紫AND波紋って
伸縮自在の触れたら一発で相手を失神させる無数のワイヤーで
実質必殺性の高さ・使い勝手の良さともに星の白金や銀の戦車の
完全上位互換だよな
しかも今回バラバラにぶっちぎられてるのにダメージのフィードバックが
一切起こらないというのが判明した

832 :マロン名無しさん:2023/03/21(火) 22:49:07.14 ID:???.net
両親への感傷なんかよりも仲間にプラスになる情報を送ることを
選択できる妥協のない効率優先思考
承太郎のどう考えても高校生じゃない度胸と同じく
花京院もメンタルはソルジャーなのがわかる
作者がシャバいセンチメンタル修羅場に持ち込むのがキライなのかも

833 :マロン名無しさん:2023/03/22(水) 07:15:07.60 ID:???.net
時を止める能力だと判断する経過には説得力あっていい感じ

>…少しの時間差もなく 一万分の一秒の差もなく 半径20mの結界は『同時』に切断されたのか? なぜ…?
> 少しの時間差もなく… 時間差 時間… 時間 『 時 』

今までの怪奇現象が時止めで説明するには無理が多いのとは対照的だな

834 :マロン名無しさん:2023/03/22(水) 07:16:09.25 ID:???.net
>>832
あれだけさんざん繰り返されてたモノローグを無視とは
花京院も作者も浮かばれまい

835 :マロン名無しさん:2023/05/24(水) 14:51:03.41 ID:ERPJt/IBa
最近地球破壞テ□リス├税金泥棒自閉隊が都心付近まて゛クソへリやらC-130やらクソ爆音航空機飛ばしまくって低周波騷音引き起こしてるな
自閉隊とは,国民の生命と財産を守る存在ではなく、税金泥棒しなか゛ら,ヱネ価格に物価にと暴騰させて,住民の権利を強奪して破壞して
気侯変動させて災害連発させて国土まて゛破壞しながら私腹を肥やすテ囗リストの典型だと理解しよう!
ウクライナの軍事予算はGDρ比4%以上あったわけだし.軍のク−テ゛タ‐によって政権掌握されたミャンマ一はGDР比2%台、
徴兵して拒否すれは゛犬コ囗公務員に制圧させて殺害可能な社会にしようとしてるのか゛防衛予算のために増税まて゛計画している岸田増税文雄
ちなみに,2014年にマレ━シア地球破壞テ□リスト機MH17を地対空ミサイル9K37ブ−クで見事に撃墜したのは、戰闘民族ウクライナ人な
真の防衛として、利権を貪って税金泥棒して地球破壞して私権侵害して私腹を肥やすた゛けの人類に湧いた害虫クソ公務員を全滅させて、
新≡種の神器.拳銃.スティンカ゛−,手榴弾をー刻も早く全家庭に普及させないとお前ら間違いなく囗シア逃亡民みたいな目に合うぞ

創価学會員は.何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まて゛出てる世界最惡の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ―か゛口をきけて容認するとか本気て゛思ってるとしたら侮辱にもほと゛か゛あるぞ!
htтρs://i,imgur.cоm/hnli1ga.jpeg

総レス数 835
473 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★