【IT】 Windows 10 Insider Preview。 14926 以降のビルドへ更新ができないと 10月15日以降に起動しなくなる恐れが

スケボー＃湯 ★ [FR]

　　
【IT】 Windows 10 Insider Preview。 14926 以降のビルドへ更新ができないと 10月15日以降に起動しなくなる恐れが

Windows 10 Pro とHomeにはInsider Program（インサイダープログラム）が設定されています。
　
Microsoft アカウントを所有し、14歳以上であれば誰でも無料で参加することができましたが、このプログラムで配布されるWindowsは正式版ではなく、あくまでプレビュー（評価）版であるために、PCに関するある程度の知識を持ち、いかなる不具合が発生しても対処できる者を対象としています。

しかしながら、タダほど高いものはない場合もあります。

9月15日以来、Insider Preview で14926以前の古いbuildで実行しているPCは一日一回「このWindowsビルドは間もなく期限切れになります」という有効期限の警告が出ていました。

【警告通知画面の一例】　http://imgur.com/OC59pDl

この警告に従わなかった場合。
　本日から「10月１日以降からこれらのPCは、数時間ごとに再起動を開始し、その後10月15日以降に起動しなくなります」
といった内容で現時点で対象となるユーザーには起動時に更なる警告通知画面も表示されています。

https://blogs.windows.com/windowsexperience/2016/09/21/announcing-windows-10-insider-preview-build-14931-for-pc/#7zfQWVE72i0xop1a.97
（上記短縮URL）http://9ch.net/kv

つまり、Windows 10 ProかHomeのInsider Previewでは、14926以降の新しいbuildで更新プログラムがインストールされていなければ
警告通知に該当しているＰＣとして、本日から３時間毎に順次再起動を繰り返し始めています。

有効期限が超過しているＰＣに対しての基本的な回避手法としては。
手動でWindowsスタート＞設定＞更新とセキュリティ Windows Update、回復＞更新プログラムのチェック　のステップをたどると更新プログラムのインストールは完了するので回避できますが、ダウンロードに係る容量が大きいために1時間以上のダウンロード時間がかかったユーザーもいたのではないのでしょうか。
　
しかしながら各種PCトラブルなどを抱えながら運用している場合に3時間毎に再起動してしまう場合は。更新プログラムのインストールにタイムアウトで間に合わない可能性が考慮される理由から、ユーザーは短時間でダウンロードが可能なエリアへの移動などを含めた不具合に対するちょっとした工夫や検索力を発揮して最悪な状況を回避しなければいけない努力が必要かもしれません。

最悪の場合はOSが通常起動できないリスクを秘めているInsider Program（インサイダープログラム）。
　有効期限超過の特徴というより問題ですが、次回の有効期限は検索ボックスに「winver」と打ち込むとバージョン情報や評価版の表記の有無などがダイアログから確認することも可能です。

また現時点でのbuild 14926以降のバージョンでは有効期限は2017年5月1日まで延長されている様子です。
ただし現在Slow / Release PreviewリングでWindows 10 Anniversary Updateを使用している場合は警告通知画面などが表示されないのも仕様らしいです。

Windowsの動作もVista以降でかなり安定しましたが、Xpなど従来のWindowsでは緊急プログラムなどの名目で手動での対応を求められた事が恒例だったついこの前を思い出すと。相変わらずMicrosoft社からのアナウンスには気を抜けないような状況が続くかもしれません。

スケボー　http://ozma.beer/skeatboard
　　