【ドラゴンズニュース】ビシ、新外国人３選手の兄貴分に。　「感じたこと伝える」

https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201912/CK2019122202000089.html
ビシ、新外国人３選手の兄貴分に。　「感じたこと伝える」

迷える新助っ人はオレに任せろ！！　中日のダヤン・ビシエド内野手（３０）が２１日、中部国際空港から自宅のある米国・マイアミへ向かって出発した。来季、５年目を迎えるビシ砲は新加入する３人の新外国人の兄貴分になると宣言した。

　初めての異国での生活は不安だらけ。少しでも軽減するために名古屋を愛する背番号６６が一肌脱ぐ。「僕が感じたことや日本でのシステムとかを伝えていければと思う」。ビシエドの言葉には自覚がこもっていた。

　来季５年目を迎える助っ人も１年目の２０１６年は文化の違いに戸惑った。例えば春季キャンプ。「練習量の多さに驚いた」。メジャーとは明らかに違うスタイル。さらに湿度が高い夏場への対応にも苦しんだ。「少しでも知っていれば…」。その思いが兄貴分宣言へとつながった。

　今季は来日初の全試合出場。セ・リーグ２位の打率３割１分５厘をマークするなど打線を引っ張り、２年連続で一塁手のベストナインを獲得。チームは５位に終わったが「来年はいい年になると思う。そのために自分もできることを頑張らないと」と闘志を燃やす。

　この時期まで日本で過ごすのは外国人としては異例。「子どもの送り迎えとか普段できないこともできた」。来年も１月上旬には再来日する予定。充電ばっちりのビシエドが大所帯の助っ人集団をまとめあげる。　（長森謙介）

2019年12月22日

【ドラゴンズニュース】ビシ、新外国人３選手の兄貴分に。 「感じたこと伝える」

【ドラゴンズニュース】ビシ、新外国人３選手の兄貴分に。　「感じたこと伝える」