【岐阜】カメラにはためらいの様子も見せず‥無人販売所から柿を盗む瞬間　本巣市

ひひひめ ★

白昼に行われた大胆な「柿泥棒」。
一部始終を防犯カメラが見ていました。

事件があったのは、１２月１９日の午後３時すぎで、
岐阜県本巣市にある柿の無人販売所に乗り付けた白い車から降りてきたのはひとりの女。
無人販売所まで歩いて向かうと、袋に入れて売られていた柿を素早く、次々と手に取り、
お金を払うことなく、すぐに車に向かって歩き始めました。

映像を見る限り、隠れるそぶりもためらいも感じさせない、むしろ堂々と行われた柿泥棒。
車が走り去るまでわずか１分足らずの犯行でした。

「こちらにある柿の無人販売所では、防犯カメラ作動中と掲示されていますが、
　隣にある直売所には、犯行当時、人はおらず、あたりを見ても人の気配はあまりない状態となっています」（木藤記者）

無人販売所を設置する西垣農園は、ブランド柿で知られる「富有柿（ふゆうがき）」を８０年にわたって専門に作っています。
こちらの農園で、高いもので１個５５０円で販売している「富有柿」は、甘味が強くジューシーな味わいで人気があります。
女が盗んだのは、傷が付いてしまったため、１袋４個入り１００円で売っていた富有柿５袋で、被害額は５００円。
傷が付いているとは言え、味に影響はなく、真心込めて作った柿であることにも変わりありません。

「傷がひどかったりする柿を格安で食べていただく意味も込めて、手に取っていただきやすい１００円で昔からやらせていただいている。
　今シーズンに関しては、少なく見積もっても１００袋以上盗まれてしまっている」（西垣農園　西垣誠さん）

今回の柿泥棒は「氷山の一角だ」と話す西垣さん。
実は同じような被害は他にも報告されているのです。

「富有柿の産地である本巣市には、このように柿などを扱う無人の販売所が沢山あります」（木藤記者）

警察によりますと、本巣市に近い岐阜市北部では、１１月から無人販売所で柿などが盗まれる被害が６件報告されています。
しかし、実際の被害はもっと多い可能性があります。

生産者と客との信頼関係で成り立つ無人販売の根幹を揺るがす柿泥棒。
西垣さんは、被害届とともに、防犯カメラの映像を警察に提出していて、警察が詳しく調べています。
https://hicbc.com/news/pict/0004C913_1226170839.jpg

以下ソース：CBC　2019/12/26 16:02
https://hicbc.com/news/article/?id=0004C913

【岐阜】カメラにはためらいの様子も見せず‥無人販売所から柿を盗む瞬間 本巣市

【岐阜】カメラにはためらいの様子も見せず‥無人販売所から柿を盗む瞬間　本巣市