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【奈良・三郷】「廃線から37年、ただいま」近鉄のケーブルカーが信貴山下駅前に帰還

1 :ひよこ ★ :2020/03/16(月) 18:25:01.46 ID:CAP_USER9.net
https://mainichi.jp/articles/20200316/k00/00m/040/093000c
毎日新聞2020年3月16日 16時42分(最終更新 3月16日 16時47分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/03/16/20200316k0000m040095000p/9.jpg
ケーブルカー公開に向けた準備が進む=奈良県三郷町で2020年3月15日午前10時44分、熊谷仁志撮影


 奈良県三郷町で1983年まで運行されていた近鉄東信貴鋼索線のケーブルカーが14日、廃線から約37年ぶりに、起点だった近鉄生駒線・信貴山下駅に帰還した。鉄道ファンや地元住民ら多くの人が作業を見守った。

 東信貴鋼索線は信貴山・朝護孫子寺(同県平群町)への参詣客を見込み、22年5月16日に開業した。利用者減で83年8月に廃線後、33年製造の「コ9」形車両(全長約10メートル、約10トン、定員116人)が近鉄から町に無償譲渡され、町立三郷北小で保管・展示されていた。

 車両は14日午前、同小校庭からクレーンで搬出され、隣接する駐車場のトレーラーに乗せられた。移設作業は交通量の少ない同日深夜に始まり、トレーラーがケーブルカーの線路跡にできた直線道路をゆっくりと下りながら、信貴山下駅前に運んだ。クレーンで再びつり上げられ、傾斜が付いた線路の上に慎重に据え付けられた。

 駅前で半世紀以上、たばこなどを販売する店を続ける坂田弘子さん(82)は自宅2階から作業を見守った。夫の故泰治さんは写真が趣味で、東信貴ケーブルの写真も多く残した。弘子さんは「やっと戻ってきてくれました。感動しました。夫が生きていれば、走り回って写真を撮っていたと思います」と感慨深そうに語った。


https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/03/16/20200316k0000m040091000p/9.jpg
町立三郷北小校庭からクレーンで搬出されるケーブルカー=奈良県三郷町で2020年3月14日午前10時12分、熊谷仁志撮影

 作業を見守った森宏範町長(60)の父饗一さん(2010年に81歳で死去)は、廃線時の町長だった。当時の新聞には饗一さんが「観光客だけの足ではなかった。平素も住民の足として学童の搬送にも努めてくれた」と式典であいさつしたと記されており、森町長自身も小、中学校はケーブルカーで通学していたという。

 町は駅前に移したケーブルカーを地域おこしのシンボルとして活用していく意向で、森町長は「本当に良かった。国などの補助金メニューが増え、助けられた。関係者に心から感謝したい」と話した。公開は28日から始まる予定。【熊谷仁志】

2 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2020/03/17(火) 12:37:22.94 ID:h4Boypu+0.net
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