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【台湾にゅ〜す( ´〜)◇y】総統就任記念ウイスキーを生んだ樽の守り人 陳慶昇さん [ひよこ★]

1 :ひよこ ★ :2020/05/08(金) 17:16:07.11 ID:CAP_USER9.net
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005080003.aspx
2020/05/08 13:12

https://imgcdn.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/202005/20200508132811.jpg
樽職人の陳慶昇さん=中華文化総会提供

(台北中央社)台湾では、20日の中華民国総統・副総統の就任式に合わせ、5種類の記念酒が発売された。このうちの1つは、熱帯フルーツの香りを特徴とする国産「OMARシングルモルトウイスキー」。このウイスキーを醸造する樽(たる)の修理やメンテナンスを40年以上手掛けてきたのが、樽職人の陳慶昇さんだ。

台湾の非政府組織(NGO)「中華文化総会」が台湾の職人を紹介する映像シリーズ「匠人魂」の第22作で、陳さんの物語が取り上げられた。

陳さんは1955年、中部・南投県生まれ。77年に地元に開業した南投酒廠(酒造工場)に樽職人として入社したのは24歳の時。同工場では当時、ワインやブランデーなどを醸造しており、陳さんの仕事は、醸造や熟成を終えた樽を隅々まで検査した上で、穴の補填やカビ除去などの必要性をチェックし、修理やメンテナンス、清掃などを行うというものだった。

当初、洋酒の醸造や樽の修理に関する技術は台湾になく、陳さんら初代の職人たちは手探りで知識を学び、時には独自のアイデアで問題を解決してきた。木材の隙間を埋めるのに使うイネ科の植物「ヨシ」は輸入に頼っており、高価で入手しづらかったため、ガマの仲間の多年生植物を代替品にした。虫食い穴を埋めるためには、廃棄される樽から木製の釘を作って対応したという。

陳さんは、「樽も人と同じように呼吸をしている。樽が呼吸を止めれば、中の酒も命を失ってしまう」と考え、情熱を持って仕事を続けてきた。「どんないい酒を入れたとしても、手入れを怠って酒が漏れ出てしまうような樽は魂のない空洞だ」と言い切る。

中華文化総会の李厚慶副秘書長は、多くの人は台湾にもウイスキー醸造技術があることを知らない。樽についてはもっと知らないと話し、樽職人はウイスキーの品質を維持する守護者だということを映像を通して知ってもらえればと期待を寄せている。

(鄭景ブン/編集:塚越西穂)

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