【栃木】ソース味の佐野黒から揚げが給食に初登場「お母さんのとは違うけどおいしい」 [ひよこ★]

ひよこ ★

https://mainichi.jp/articles/20200615/k00/00m/040/120000c
毎日新聞2020年6月15日 18時22分(最終更新 6月15日 18時22分)

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黒から揚げを味わう子どもたち＝栃木県佐野市の市立天明小学校で2020年6月15日午後0時47分、太田穣撮影

　ソース味の「黒から揚げ」を佐野ラーメン、いもフライに続く第3のご当地グルメとしてアピールしている栃木県佐野市で15日、黒から揚げが11小中学校の給食に初登場した。「新しい生活様式」でおしゃべり禁止の児童たちは、ひと味違う佐野の味覚を黙々と堪能していた。

　調理したのは、同市南部学校給食センター。黒から揚げを生み出した地元の父親グループ「パパプロe街佐野奉行所」の基本レシピにアレルギー対応など独自のアレンジを加えた。低学年の児童も食べるためスパイシーな辛さは若干抑えめながら、ソース味、ガリッとしたクリスピー食感、黒色といった基本を押さえ、同奉行所の認定を受けた。

　同市大祝町の天明小（渋江隆夫校長、児童444人）では、15日の「県民の日」に合わせ特別メニューとしてかんぴょう入りのみそ汁などと共に真っ黒なから揚げが登場した。6年生の男児は「お母さんのから揚げとは違うがおいしい。ソース味でご飯が進む」と話した。

　給食を視察した同奉行所の堀川悦郎代官（44）は「給食に採用してもらえるまで認知されてうれしい。児童生徒の感想をいただき、栄養士さんたちと一緒にさらにおいしい『給食版黒から揚げ』を追求したい」と話した。北部学校給食センター管内の19校には7月2日に提供される。【太田穣】