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前田家ゆかりの菊桜もう一花 淡いピンクの加賀友禅、花びらを染料に [ひよこ★]

1 :ひよこ ★ [GB]:2020/06/16(火) 10:28:49 ID:CAP_USER9.net
https://mainichi.jp/articles/20200615/k00/00m/040/233000c
毎日新聞2020年6月16日 08時00分(最終更新 6月16日 08時00分)


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着物を制作した加賀友禅作家の久恒俊治さん=金沢市御所町で2020年6月15日午後2時10分、近藤幸子撮影


 金沢市の尾山神社に咲く、加賀・前田家ゆかりの菊桜の花を染料にした加賀友禅が誕生した。着想から5年がかりで完成させた同市の加賀友禅作家、久恒俊治さん(70)は、淡いピンクの着物を前に、「金沢の土地が生み出した色。来年の春にはこの着物を着て、桜を見に行ってほしい」と楽しみにしている。


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菊桜の染料で染め上げた加賀友禅。菊桜とかすみの模様が描かれている=金沢市東山で2020年6月10日午後2時3分、近藤幸子撮影

 作家歴47年の久恒さんが加賀友禅の原点ともいえる草木染に挑戦しようとしたのは2015年ごろ。需要が減り続けている友禅の世界を広げたい、との思いからだった。染料の素材を探す中で、知人の池内信彦さん(74)=金沢市=に「菊桜を使ってみてはどうか」と勧められた。


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尾山神社に咲く菊桜=金沢市尾山町で2018年4月23日午後0時18分、近藤幸子撮影

 尾山神社にある菊桜は、江戸後期に前田家が朝廷から授かったとされ、兼六園にあった国の天然記念物「ケンロクエンキクザクラ」の子孫。親木は1935年ごろ、積雪で折れ、その後枯れたが、一部の枝は別の桜に接ぎ木された。池内さんはこの木を知人から譲り受け、自身が働くブドウ畑で大きく育てたのち、03年に尾山神社に植樹した。


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乾燥させた菊桜とできあがった染料=金沢市御所町で2020年6月15日午後2時13分、近藤幸子撮影

 菊桜はソメイヨシノなどと違い、花びらが散らず、花ごと落下する。花びらを使う菊桜の染料は、木の皮を使う桜染めより、色素が強く、発色が良いという。久恒さんは落ちた花に傷がつかないように丁寧に手で拾い、日差しが強い日に5日間ほど天日にさらす。乾燥の仕方を失敗し、すべてだめにしてしまった年もあった。

 17年には染色に詳しい北陸先端科学技術大学院大の増田貴史講師に協力を仰ぎ、天然染料が完成。スカーフなどの小物を染めて販売した後、今年1月から着物の制作を始めた。地染めは市内の職人に依頼し、はけを使って染料を塗る伝統的な「引き染め」を採用。完成した着物は、淡いピンクに染め上がり、人工染料には出せない深みと趣のある色になった。

 着物は伝統工芸のセレクトショップ「美かざりあさの」(金沢市東山1)で展示されている。購入希望があれば、久恒さんが交渉に応じるという。

 今も週1回、尾山神社を訪れ、菊桜の世話をする池内さんは「菊桜は今年も見事な花を咲かせたが、新型コロナウイルスの影響で見物客は少なかった。違う形でみなさんに見てもらえるのはうれしい」と話した。【近藤幸子】

2 :名無しさん@お腹いっぱい。 [FR]:2020/06/16(火) 12:16:20.25 ID:YVAfomLl0.net
コロナに乗じて町内会の属人業務を改善しまくった一人のおばあちゃんの話
http://lopk.mea-i.org/gx?oqj8h4kwdyx/b3f2y4bk5q7.html

天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。

http://lopk.mea-i.org/hb?lht688ibq93/24ch1yq2abw.html

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