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極低温冷却材を開発 ヘリウム使わず磁性体で―原子力機構 [ひよこ★]

1 :ひよこ ★ :2021/04/12(月) 20:24:08.91 ID:RF4clomG9.net
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041200981
2021年04月12日19時16分




 日本原子力研究開発機構は12日、供給が不安定な「ヘリウム3」を使わずに、絶対温度で0度(セ氏零下273.15度)近くまで冷却できる材料を開発したと発表した。この材料は、レーザー光源の結晶への添加物やガラス着色料などとして使われる希土類元素「イッテルビウム」の磁性体。


 ドイツのアウクスブルク大との共同研究で、同国の企業が実用化を目指しているという。現在のコンピューターより飛躍的に計算能力が高い量子コンピューターの冷却などに需要があると期待される。論文は英科学誌コミュニケーションズ・マテリアルズに掲載される。
 原子力機構の常盤欣文研究副主幹によると、磁性体は微小な磁石の集合体で、それぞれの磁石が揺れる運動エネルギーにより周囲の熱を吸収して冷却する。通常は極低温に近づくと、微小磁石が整列して揺れが止まってしまうが、イッテルビウムの磁性体は粒子よりも波の性質が表れる量子効果から、微小磁石が整列しない。試作装置では絶対温度で0.04度まで冷却できた。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。 [US]:2021/04/12(月) 20:38:06.82 ID:lxjqG06g0.net
ヘリウム3を木星に採取しに行くプロジェクトはよ

3 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2021/04/12(月) 21:04:13.51 ID:F6DP8N8b0.net
 スウェーデンのストックホルムの近郊に、イッテルビー(Ytterby)という町がある。
1787年、鉱物が大好きだった(これがほんとの「大鉱物」?)スウェーデンの陸軍中尉カール・
アレニウスが、ここで黒い鉱石を採取する。それが、フィンランドのガドリンの手に渡り、
1794年、彼はその鉱物から新しい酸化物を発見した。
 この酸化物は、産地の名前にちなんで「イッテルビア」と呼ばれていたが、後に「イットリウム
(yttrium)の酸化物」という意味の「イットリア」と呼ばれるようになった。つまり、
ガドリンは、新しい元素イットリウムを発見したつもりだったのだ。
 発見から50年以上たった1843年、スウェーデンのモサンデルは、イットリアを3つの成分に
分けることに成功、イットリア、テルビア、エルビアと名付けた。何のことはない、村の名前
「イッテルビー」を3つに分解して名前にしたのだ。3つ揃うと「イッテルビー」が現れるという
仕掛けだ。いいネーミングだと思う。「小岩井農場」のネーミングの逆パターンだ。
 さて、イットリアから得られた元素には、旧名の
イットリウムが与えられ、あとの2つから得られた2つの元素には、それぞれテルビウム(terbium)、
エルビウム(erbium)の名がつけられた。
 話は、まだ続く。1878年、スイスのマリニャックは、エルビアから4つ目の新元素を発見した。
で、新元素の名前だが、発見者の名前から「マリニャッキウム」でもよかったのだけど、彼は
そうしなかった。やはり、地名から命名することにこだわった。しかし、「イットリウム」という
名前も、「テルビウム」も「エルビウム」も既に使われている。仕方がないので、この元素には、
ズバリ、「イッテルビウム(ytterbium)」と名が与えられた。
 だが、実は、イッテルビウムも単一の元素ではなかった。
1907年、フランスのユルバンは、イッテルビウムが2つの元素からなることを発見した。そのうちの
一つの名前は、そのまま「イッテルビウム」。もう一つは、さすがにイッテルビー町関連の名前は
付けられなかった。ユルバンの生地であるパリの古称「ルテチア」から「ルテチウム」と
名付けられたのだった。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。 [CN]:2021/04/12(月) 21:12:28.87 ID:pPL8Rvd60.net
百年ぐらいしたら、核融合炉内の高温に耐えられる壁材とか開発されるんだろうか。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。 [US]:2021/04/13(火) 06:05:23.73 ID:FFZozQVU0.net
これ地味に大発明じゃね
ヘリウムほぼ握ってるアメリカから解放されるし

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