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熊本城天守閣が完全復旧 最新の制震技術駆使―「復興のシンボル」 [ひよこ★]

1 :ひよこ ★ :2021/04/15(木) 15:28:10.29 ID:5vFgcS/79.net
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041500187
2021年04月15日13時05分

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202104/20210415at03S_p.jpg
地震で被害を受けた天守閣の復旧工事が完了した熊本城=6日、熊本市中央区

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202104/20210415at02S_p.jpg
2016年の熊本地震で屋根瓦や石垣が崩落した熊本城の天守閣(写真左、2016年撮影)。写真右は修復後=11日、熊本市中央区(小型無人機で撮影)

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202104/20210415at04S_p.jpg
熊本城小天守の地階部分「穴蔵」に設置された制震装置「クロスダンパー」=6日、熊本市中央区




 2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城(熊本市中央区)の天守閣が5年の歳月を経て完全復旧した。耐震性を高めるため、最新技術を駆使した補強工事を実施。「復興のシンボル」と位置付けられた天守閣は、より安全で強い姿に生まれ変わった。

〔写真特集〕熊本城も地震で被害

 大小の天守は被災前の診断で、耐震基準を満たしていないことが判明。補強工事の検討中に地震が発生し、大天守最上階の瓦は大半が剥がれ落ち、しゃちほこも落下した。
 復旧に当たり、耐震性も向上させることになったが、国の特別史跡に指定されているため、地面を掘ってくいを補強することができない。そこで制震装置を組み込む方法が採用され、地震による振動を抑える「クロスダンパー」やゴムで揺れを吸収する「粘弾性ダンパー」などを大小天守の計48カ所に設置した。
 瓦の下地には、土ではなく木材を用い、屋根全体を軽量化。瓦は落下を防止するため、くぎと銅線で下地に固定された。
 「穴蔵」と呼ばれる地階部分の石垣には金属製の支柱と金網を設置し、「万が一、地震などで石垣が崩れても来訪者に影響がない」(熊本城総合事務所)ように対策を施した。見学者が近くを通る小天守入り口の石垣は、網目状の補強材を内部に組み込んだ。
 地震当時、熊本城の無残な姿に県民から悲しむ声が多く上がった。熊本城総合事務所の田代純一さん(39)は「もう悲しませるようなことはしたくない。5年前と同じ規模の地震が来ても倒壊しない」と胸を張った。

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